JP5630921B2 - 無線通信システムにおけるフェムト基地局を検出するための装置及び方法 - Google Patents

無線通信システムにおけるフェムト基地局を検出するための装置及び方法 Download PDF

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Description

本発明は、無線通信システムにおけるフェムト基地局を検出するための装置及び方法に関するものである。特に、本発明は、マクロ基地局とフェムト基地局が混在する無線通信システムにおける端末に対するフェムト基地局のアップリンク(Uplink:UL)モニタリングを介して、端末が周辺に位置するフェムト基地局を検出するための装置及び方法に関するものである。
近来、高速の移動通信のために多くの無線通信技術らが候補として提案されており、その中で直交周波数分割多重(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:OFDM)技術は、現在最も有力な次世代無線通信技術として認められている。今後、殆どの無線通信技術では前記OFDM技術が採用されると見越され、現在3.5世代技術とも呼ばれるIEEE 802.16系のWMAN(Wireless Metropolitan Area Network)でも前記OFDM技術を標準規格として採択している。
前記OFDM方式は、多重搬送波(Multi−Carrier)を用いてデータを送信する方式である。すなわち、直列に入力されるシンボル(Symbol)列を並列変換してこれらの各々を相互直交性を有する複数の副搬送波(sub−carrier)、すなわち複数の副チャンネル(sub−channel)に変調して送信する多重搬送波変調(Multi Carrier Modulation:MCM)方式の一種である。
セルラー(cellular)方式の無線通信システムの場合、セル内の地理的要件または端末と基地局間の距離または端末の移動に従ってチャンネル状態が劣化してしまい端末と基地局間の通信が円滑に行われない現象が発生する。例えば、基地局のサービス領域内であってもオフィスまたは家屋のような密閉された建物によって電波陰影地域が形成される。もし、端末が前記電波陰影地域に位置する場合、前記基地局は前記端末とのチャンネル状態が劣化して円滑な通信ができない恐れがある。
これによって前記無線通信システムは、電波陰影地域のサービス問題を解決しつつ高速のデータサービスを提供するためのフェムトセル(Femto−cell)サービスを提供する。前記フェムトセルは、オフィスまたは家屋などのような屋内に設けられた、広大域網を介して移動通信コアネットワークに接続する、小型(compact)基地局により形成される小さなセル領域を意味する。前記小型基地局は、使用者が直接設ける小出力の基地局として、マイクロ(micro)基地局、自己構成可能(self configurable)基地局、室内(indoor)基地局、ホーム(home)基地局、フェムト(femto)基地局などと呼ばれることがあり、以下の説明では前記小型基地局をフェムト基地局と称する。
一方、端末がサービスが提供されるサービング基地局から周辺の他の基地局のカバレッジ内に進入する場合、端末は連続的なサービスが提供されるためにハンドオーバを行う。この際、ハンドオーバ対象基地局の選択が要求され、IEEE 802.16eシステムにおいては端末がサービング基地局からブロードキャスト情報を介して隣接基地局のリストを受信して、前記隣接基地局のリストを用いて周辺基地局を探索することでハンドオーバ対象基地局を選択する技法を考慮している。3GPP LTE(Long Term Evolution)システムにおいては、端末が別途の隣接基地局のリストなしに全体プリアンブルに対してスキャニング(scanning)を実施してハンドオーバ対象基地局を選択する技法を考慮している。
マクロ基地局とフェムト基地局が混在する場合、一般的にマクロ基地局のみで構成された場合に比べ単位面積当り基地局の数が急激に増加することがある。よって、マクロ基地局が端末に周辺フェムト基地局に対する情報を提供するためにマクロセル内に位置するすべてのフェムト基地局に対する隣接基地局のリストをブロードキャストすると、これは過度な無線資源の浪費を誘発する恐れがある。しかし、端末に周辺フェムト基地局に対する隣接基地局のリストを提供しないと、端末はすべての周波数割当(Frequency Allocation:FA)ですべてのプリアンブル(preamble)に対してスキャニングを行って周辺フェムト基地局を検出しなければならない。この方法は、大量の演算を要求し、スキャニングに過度な時間がかかることになって、全FAにおいて全プリアンブルに対してスキャニングを行う間に発生するデータ送信の遅延によってリアルタイムサービスを提供することが困難であるという問題がある。
よって、端末が周辺フェムト基地局を検出するためのスキャニングを行うことにおいて、不要なスキャニングを最小化できる技法が必要である。
本発明の目的は、上述の問題及び短所を解決するためのものであって、以下のような利点のうち少なくとも一つを提供する。これによって、本発明の目的は、マクロ基地局とフェムト基地局が混在する無線通信システムにおける端末が周辺に位置するフェムト基地局を検出するための装置及び方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、マクロ基地局とフェムト基地局が混在する無線通信システムにおける端末に対するフェムト基地局のアップリンク(Uplink:UL)モニタリングを介して、端末が周辺に位置するフェムト基地局を検出するための装置及び方法を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、マクロ基地局とフェムト基地局が混在する無線通信システムにおけるマクロ基地局がフェムト基地局のULモニタリングを制御して、前記制御に応じてフェムト基地局が端末のUL信号をモニタリングしてULモニタリング実行結果をマクロ基地局に報告し、前記報告に応じてマクロ基地局が端末にスキャニングを要請して、前記要請に応じて端末がフェムト基地局に対するスキャニングを行って周辺に位置するフェムト基地局を検出するための装置及び方法を提供することにある。
本発明のまた他の目的は、マクロ基地局とフェムト基地局が混在する無線通信システムにおけるマクロ基地局がフェムト基地局にULモニタリングを要請して、前記要請に応じてフェムト基地局が端末のUL信号をモニタリングしてULモニタリング実行結果をマクロ基地局に報告し、前記報告に応じてマクロ基地局が端末にスキャニングを要請して、前記要請に応じて端末が有効な時点にスキャニングを行うことで、端末が周辺に位置するフェムト基地局を検出するための装置及び方法を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、マクロ基地局とフェムト基地局が混在する無線通信システムにおけるマクロ基地局が下位のすべてのフェムト基地局にULモニタリング構成情報を送信して、フェムト基地局がULモニタリング構成情報を用いてULモニタリング区間で自身が接続を許容できるすべての端末のULモニタリングヘッダをモニタリングしてULモニタリング実行結果をマクロ基地局に報告し、前記報告に応じてマクロ基地局がマクロセル内の端末にスキャニングを要請して、前記要請に応じて端末が有効な時点にスキャニングを行うことで、マクロセル内の端末が周辺に位置するフェムト基地局を検出するための装置及び方法を提供することにある。
前記目的を達成するための本発明の一態様によると、マクロ基地局とフェムト基地局が混在する無線通信システムにおける端末のフェムト基地局の検出を支援するためのフェムト基地局の動作方法は、マクロ基地局からフェムト基地局によって接続許容可能な端末に対するアップリンク(Uplink:UL)信号モニタリングが要請される過程と、前記接続許容可能な端末のUL信号をモニタリングする過程と、を含むことを特徴とする。
前記目的を達成するための本発明の一態様によると、マクロ基地局とフェムト基地局が混在する無線通信システムにおける端末のフェムト基地局の検出を支援するためのマクロ基地局の動作方法は、フェムト基地局に前記フェムト基地局によって接続許容可能な端末に対するアップリンク(Uplink:UL)信号モニタリングを要請する過程と、前記フェムト基地局から前記端末に対するモニタリングの成功の有無を報告するULモニタリング報告メッセージを受信する過程と、を含むことを特徴とする。
前記目的を達成するための本発明の一態様によると、マクロ基地局とフェムト基地局が混在する無線通信システムにおける端末のフェムト基地局の検出を支援するための装置は、フェムト基地局に前記フェムト基地局によって接続許容可能な端末に対するアップリンク(Uplink:UL)信号モニタリングを要請するマクロ基地局と、前記接続許容可能な端末のUL信号をモニタリングするフェムト基地局と、を含むことを特徴とする。
本発明の他の態様、利益、主要な特徴は、以下の本発明の実施の形態及び添付の図面と共に説明される詳細な説明により当業者に明白に認識される。
本発明で考慮するマクロ基地局とフェムト基地局が混在する無線通信システムを示す図である。 本発明の第1実施形態によるマクロ基地局とフェムト基地局が混在する無線通信システムにおける端末が周辺に位置するフェムト基地局を検出するための方法を示す全体信号図である。 本発明の第1実施形態によるマクロ基地局とフェムト基地局が混在する無線通信システムにおける周辺に位置するフェムト基地局を検出するための端末の動作方法を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態によるマクロ基地局とフェムト基地局が混在する無線通信システムにおける端末が周辺に位置するフェムト基地局を検出するためのマクロ基地局の動作方法を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態によるマクロ基地局とフェムト基地局が混在する無線通信システムにおける端末が周辺に位置するフェムト基地局を検出するためのフェムト基地局の動作方法を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態によるマクロ基地局とフェムト基地局が混在する無線通信システムにおけるULモニタリングフレームの構造を示す図である。 本発明の第2実施形態によるマクロ基地局とフェムト基地局が混在する無線通信システムにおける端末が周辺に位置するフェムト基地局を検出するための方法を示す全体信号図である。 本発明の第2実施形態によるマクロ基地局とフェムト基地局が混在する無線通信システムにおける周辺に位置するフェムト基地局を検出するための端末の動作方法を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態によるマクロ基地局とフェムト基地局が混在する無線通信システムにおける端末が周辺に位置するフェムト基地局を検出するためのマクロ基地局の動作方法を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態によるマクロ基地局とフェムト基地局が混在する無線通信システムにおける端末が周辺に位置するフェムト基地局を検出するためのフェムト基地局の動作方法を示すフローチャートである。
以下、図面を参照した説明は、特許請求の範囲及びその均等物により定義される本発明の実施形態の包括的な理解を助けるために提供される。以下の説明は、理解を助けるために多様な具体的な細部事項を含むが、これらは例示に過ぎない。よって、本発明の思想や範囲を逸脱しない範囲内で実施形態の多様な変更及び修正が可能であることは勿論である。また、公知の機能及び構造の説明は明瞭化のために省略される。
以下の説明及び請求範囲で使用される用語及び単語は書誌的な意味に制限されず、単に発明の明瞭化及び理解を助けるために使用されるものである。従って、当業者に対して以下に記載される本発明の実施形態は、説明のみを目的とするのであって、特許請求の範囲及びその均等物により定義される発明の限定を意図しない。
以下、本発明は、マクロ基地局とフェムト基地局が混在する無線通信システムにおける端末が周辺に位置するフェムト基地局を検出するための装置及び方法に関して説明する。本発明における端末のフェムト基地局検出は、端末に対するフェムト基地局のアップリンク(Uplink:UL)モニタリングを介して行う。特に、本発明は、端末が周辺フェムト基地局を検出するためのスキャニングを行うことにおいて、マクロ基地局がフェムト基地局のULモニタリングを制御する過程、フェムト基地局が端末のUL信号をモニタリングする過程、フェムト基地局がULモニタリング実行結果をマクロ基地局に報告する過程、マクロ基地局が端末にスキャニングを要請する過程、端末がフェムト基地局に対するスキャニングを行う過程を介して、不要なスキャニングを最小化できる周辺フェムト基地局検出装置及び方法に関して説明する。
以下の説明において、前記無線通信システムは、例えば、直交周波数分割多重(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:OFDM)方式または直交周波数分割多元接続(Orthogonal Frequency Division Multiple Access:OFDMA)方式を採用する通信システムである。すなわち、以下の説明は、多重搬送波を用いる広大域無線接続通信システムを例として説明するが、本発明は小型基地局(フェムト基地局)が設置される他の無線通信システムにも同様に適用できる。
図1は、本発明で考慮するマクロ基地局とフェムト異基地局が混在する無線通信システムを示す図である。
前記図1を参照すると、本発明で考慮する無線通信システムは、端末100−1,100−2,100−3、マクロ基地局110、フェムト基地局120から構成され、追加的に前記フェムト基地局120を管理する上位エンティティ(entity)を含めてもよい。説明の便宜のために以下の本発明において、マクロ基地局110はFA1で動作して、すなわちFA1を用いて通信を行い、フェムト基地局120はFA2で動作することとする。そして、前記フェムト基地局120は、マクロ基地局110に対して階層的(hierarchial)に従属していることとする。ここで、前記フェムト基地局120は、フェムトセル内に進入するすべての端末に対して接続を許容するOSG(Open Subscriber Group)フェムト基地局または加入者端末に対してのみに接続を許容するCSG(Closed Subscriber Group)フェムト基地局であってもよい。
前記マクロ基地局110は、フェムト基地局120のULモニタリングを制御する。また、前記制御に応じてフェムト基地局120が端末100−1,100−2,100−3に対するULモニタリング実行結果を報告すると、前記マクロ基地局110は端末100−1,100−2,100−3に、ULモニタリングの成功を報告したフェムト基地局120に対するスキャニングを要請する。
前記フェムト基地局120は、マクロ基地局110の制御に応じて端末100−1,100−2,100−3に対するUL信号をモニタリングし、ULモニタリング実行結果を前記マクロ基地局110に報告する。ここで、前記マクロ基地局110に報告されるULモニタリング実行結果は、ULモニタリングの成功/失敗を意味し、前記フェムト基地局120は、UL信号の受信品質(例えば、RSSI(Receive Signal Strength Indicator)、CINR(Carrier to Interference and Noise Ratio)など)またはUL信号の受信成功の有無またはUL信号の減衰度合いで前記ULモニタリングの成功/失敗を決められる。
前記端末100−1,100−2,100−3は、マクロ基地局110のスキャニング要請に応じて有効な時点にフェムト基地局120に対するスキャニングを行って周辺フェムト基地局を検出する。前記検出を介して獲得した周辺フェムト基地局に対する情報は、ハンドオーバなどの一連の動作実行に用い得る。
一方、一般的に端末のUL信号に対する送信電力(transmission power)は、サービング基地局との電極制御を介して決定される。すなわち、端末とサービング基地局とのリンク状態が良ければ低信号強度の送信電力が決定され、端末とサービング基地局とのリンク状態が悪いと高信号強度の送信電力が決定される。そして、UL信号の変調及びコーディング方式、サービング基地局から受信された干渉ノイズレベル(Noise and Interference level)に従って前記UL信号に対する送信電力が決定されることになる。
従って、前記図1に示すようにマクロ基地局110とフェムト基地局120が混在する無全通信システムにおけるマクロセル内の各端末100−1,100−2,100−3は、該当端末によってそれそれ異なる信号強度にUL信号を送信する。この際、前記マクロセル内の端末100−1,100−2,100−3のうちマクロセルの境界に位置するなどの理由でマクロ基地局110とのリンク状態が良くない端末100−2,100−3は、相対的に高信号強度でUL信号を送信するため、前記フェムト基地局120が測定した前記端末100−2,100−3のUL信号受信品質は良くなる。
それから、前記フェムト基地局120がUL信号の受信品質またはUL信号の受信成功の有無だけでULモニタリングの成功/失敗を決定すると、前記フェムト基地局120はフェムトセル内に進入してない端末100−2,100−3に対してもULモニタリング実行結果を成功だと判断する確率が高くなる。これによって、前記端末100−2,100−3は、フェムトセルの外に位置しつつ、他のFAに対するスキャニングを行うことになり、これは前記端末100−2,100−3に不要なスキャニング負荷になる。
これと同様に、単にUL信号の受信品質またはUL信号の受信成功の有無だけでULモニタリングの成功/失敗を決定することは精度が落ちる恐れがある。よって、本発明ではULモニタリングの成功/失敗決定の精度を高めるため、端末100−1,100−2,100−3とフェムト基地局120間の信号減衰(Path loss、Propagation lossなど)度合いを推定してこれを用いる方法を提案する。ここで、前記信号減衰度合いは、端末100−1,100−2,100−3が送信する信号強度とフェムト基地局120が受信する信号強度を用いて容易に推定することができ、前記端末100−1,100−2,100−3が送信する信号強度に対する情報はマクロ基地局110から受信できる。すなわち、前記フェムト基地局120は、マクロ基地局110から端末100−1,100−2,100−3の送信電力値(またはこれに相応する情報)を受信して、前記端末100−1,100−2,100−3に対するULモニタリングを介して受信信号強度を測定し、各端末100−1,100−2,100−3別に前記受信された送信電力値と受信信号強度の差で該当端末100−1,100−2,100−3のUL信号減衰度合いを計算してULモニタリングの成功/失敗の決定に用いることができる。
これと同様に、フェムト基地局120がUL信号の減衰度合いを用いてULモニタリングの成功/失敗を決定することで、端末100−2,100−3の不要なスキャニング負荷を減らすことができ、ULモニタリング決定の精度を高めることができる。以下、本発明ではUL信号の受信成功の有無とUL信号の減衰度合いで前記ULモニタリングの成功/失敗を決定することを例に挙げて説明するが、UL信号の受信品質、UL信号の受信成功の有無、UL信号の減衰度合いのうちの一つで、または二つ以上の組合せで前記ULモニタリングの成功/失敗を決定することができることは勿論である。
後述される図2〜図5は、本発明の第1実施形態による端末のフェムト基地局検出方法に対する全体信号図と端末、マクロ基地局、フェムト基地局の動作方法を示している。さらに詳しく説明すると、マクロ基地局がフェムト基地局にULモニタリングを要請して、前記要請に応じてフェムト基地局が端末のUL信号をモニタリングしてULモニタリング実行結果をマクロ基地局に報告し、前記報告に応じてマクロ基地局が端末にスキャニングを要請して、前記要請に応じて端末が有効な時点にスキャニングを行うことで、端末が周辺に位置するフェムト基地局を検出するための方法を示している。
図2は、本発明の第1実施形態によるマクロ基地局とフェムト基地局が混在する無線通信システムにおける端末が周辺に位置するフェムト基地局を検出するための方法を示す全体信号図である。
前記図2を参照すると、マクロ基地局210は、ステップ210でマクロセル内に端末200の初期接続または再接続が感知される場合、前記端末200と網進入(network entry)または網再進入(re−entry)手順を行う。前記網進入手順には、例えば、レンジング(ranging)手順、基本能力(Basic Capability)折衝手順、認証(authorization)手順、登録(registration)手順などが含まれてもよく、前記網再進入手順には前記網進入手順に含まれる手順の一部もしくは全体が含まれてもよい。これで前記端末200は、前記マクロ基地局210の動作FAであるFA1を介して前記マクロ基地局210と通信を行なうことができ、この際前記端末200の動作FAもFA1になる。
次いで、前記マクロ基地局210は、ステップ203で下位のフェムト基地局220のうち前記端末200に対して接続を許容するフェムト基地局リストを検索する。ここで、前記フェムト基地局リストに含まれるフェムト基地局220は、前記端末200を含めてフェムトセル内に進入するすべての端末に対して接続を許容するOSGフェムト基地局または前記端末200を加入者端末に持つCSGフェムト基地局を含めてもよい。前記フェムト基地局リスト検索は、前記マクロ基地局210がフェムト基地局220を管理する上位のエンティティとのメッセージ送受信を介して行ってもよく、他の実施形態によると、前記マクロ基地局210が下位のフェムト基地局220とのメッセージ送受信を介して行ってもよい。
次いで、前記マクロ基地局210は、ステップ205でスケジューリングに従って前記端末200に対してUL資源割当が発生する場合、バックボーンネットワークを介して前記検索されたフェムト基地局リスト内のフェムト基地局220にULモニタリング要請(UL monitoring request)メッセージを送信する。他の実施形態によると、前記端末200に対してUL資源割当が発生する場合、前記マクロ基地局210は別途の送信時点決定アルゴリズムに従って前記ULモニタリング要請メッセージ送信時点を決定して送信することがある。ここで、前記ULモニタリング要請メッセージは、前記端末200の情報を含む。一実施形態において、前記端末200の情報は、端末識別子(MS ID)、端末の動作FA、端末に対するUL資源割当情報(UL resource allocation information)、端末の送信電力(transmission power)値などを含むことがある。図示していないが、前記マクロ基地局210は、前記端末200に対してUL資源割当が発生する場合、前記端末200にUL資源割当情報を送信する。
次いで、前記端末200に対する前記マクロ基地局210のUL資源割当に応じて、前記端末200はステップ207で割当されたUL資源を介して該当ULトラフィック送信区間で前記マクロ基地局210にULトラフィックを送信する。
一方、前記ULモニタリング要請メッセージを受信したフェムト基地局220はステップ209で前記端末200のULトラフィック送信区間で前記端末200の動作FA FA1で前記端末200に対するULモニタリングを行う。すなわち、前記端末200に対するUL信号受信を試みる。他の実施形態によると、前記ULモニタリング要請メッセージを受信したフェムト基地局220は、別途のULモニタリング実行の有無決定アルゴリズムに従ってULモニタリング実行の有無を決定して前記端末200に対するULモニタリングを行うことがある。ここで、前記端末200のULトラフィック送信区間が終了すると、前記フェムト基地局220は、自己の動作FA FA2で正常動作を行う。
次いで、前記フェムト基地局220は、ステップ211で前記ULモニタリングの成功/失敗を決定して、前記決定によるULモニタリング実行結果を含むULモニタリング報告(UL monitoring report)メッセージをバックボーンネットワークを介して前記マクロ基地局210に送信する。他の実施形態によると、前記ULモニタリングの失敗が決定される場合、別途のメッセージを送信しないこともある。前記ULモニタリングの成功/失敗は、UL信号の受信品質、UL信号の受信成功の有無、UL信号の減衰度合いのうちの一つから、または二つ以上の組合せから決定されてもよい。ここで、前記UL信号の減衰度合いは、前記フェムト基地局220が前記端末200に対するULモニタリングを介して受信信号強度を測定して、前記測定された受信信号強度と前記マクロ基地局210から受信した前記端末200の送信電力値の差で計算できる。次いで、ULモニタリング報告メッセージは、端末識別子(MS ID)、ULモニタリング指示子(UL monitoring indicator)などを含めてもよく、この際前記ULモニタリング指示子は前記フェムト基地局220の前記端末UL信号に対するULモニタリング成功/失敗の有無を表す指示子である。
次いで、前記ULモニタリング報告メッセージを受信したマクロ基地局210は、ステップ213で前記UL報告メッセージ内のULモニタリング指示子を検査し、前記ULモニタリング指示子がULモニタリングの成功(success)を表す場合、前記フェムト基地局220に対するスキャニングを要請するスキャニング要請(Mobile Scanning Interval Allocation Request:MOB_SCN−REQ)メッセージを動作FA FA1を介して前記端末200に送信する。もし、前記ULモニタリング指示子がULモニタリングの失敗(failure)を表す場合、前記マクロ基地局210はULモニタリング要請メッセージ送信からULモニタリング報告メッセージ受信までの一連の過程を繰り返す。ここで、前記スキャニング要請メッセージは、前記端末200のスキャニング実行関連情報とULモニタリングの成功を報告したフェムト基地局220に対する情報を含む。前記端末200のスキャニング実行関連情報は、スキャニング開始フレーム(scanning start frame)、スキャニング実行区間(scanning duration)などを含むことがある。前記フェムト基地局220に対する情報は、フェムト基地局識別子(femto BS ID)、フェムト基地局の動作FA、フェムト基地局のプリアンブルインデックス(preamble index)などを含むことがある。
次いで、前記スキャニング要請メッセージを受信した端末200は、ステップ215で前記マクロ基地局210にスキャニング応答(Mobile Scanning Interval Allocation Response:MOB_SCN−RSP)メッセージを送信して、ステップ217で前記フェムト基地局220の動作FA FA2において前記スキャニング実行関連情報に応じて有効な時点に前記フェムト基地局220のプリアンブルに対するスキャニング手順を行う。ここで、前記スキャニング実行関連情報に応じる有効な時点は、スキャニング開始フレームからスキャニング実行区間の間を意味する。これによって、前記端末200は、周辺フェムト基地局を検出することができ、前記検出を介して獲得した周辺フェムト基地局に対する情報をハンドオーバなどの一連の動作実行に用い得る。もし、前記スキャニング要請メッセージを受信できない場合、前記端末200は前記マクロ基地局210と正常的なデータ送受信手順を繰り返して行う。
図3は、本発明の第1実施形態によるマクロ基地局とフェムト基地局が混在する無線通信システムにおける周辺に位置するフェムト基地局を検出するための端末の動作方法を示すフローチャートである。
前記図3を参照すると、端末はステップ301でマクロ基地局と網進入または網再進入手順を行う。前記端末は、パワーオンが感知される際、接続する基地局を検索して、これによってマクロ基地局が検索される場合、前記検索されたマクロ基地局と網進入または網再進入手順を行なうことができる。前記網進入手順には、例えば、レンジング手順、基本能力折衝手順、認証手順、登録手順などが含まれてもよく、前記網再進入手順には前記網進入手順に含まれる手順の一部もしくは全体が含まれてもよい。これで前記端末は、前記マクロ基地局の動作FAであるFA1を介して前記マクロ基地局と通信を行なうことができ、この際前記端末の動作FAもFA1になる。
次いで、前記端末はステップ303で自身に対する前記マクロ基地局のUL資源割当に応じて、割当されたUL資源を介して該当ULトラフィック送信区間で前記マクロ基地局にULトラフィックを送信する。
次いで、前記端末はステップ305で前記マクロ基地局から動作FA FA1を介してフェムト基地局に対するスキャニングを要請するスキャニング要請メッセージが受信されるか否かを検査する。ここで、前記スキャニング要請メッセージは、前記端末のスキャニング実行関連情報とフェムト基地局に対する情報を含む。前記端末のスキャニング実行関連情報は、スキャニング開始フレーム、スキャニング実行区間などを含むことがある。前記フェムト基地局に対する情報は、前記マクロ基地局に前記端末UL信号のULモニタリングに対する成功を報告したフェムト基地局に対する情報として、フェムト基地局識別子(femto BS ID)、フェムト基地局の動作FA、フェムト基地局のプリアンブルインデックス(preamble index)などを含むことがある。
前記ステップ305で、前記スキャニング要請メッセージが受信されない場合、前記端末は前記ステップ303に戻って以下のステップを繰り返して行う。
一方、前記ステップ305で、前記スキャニング要請メッセージが受信される場合、前記端末はステップ307に進んで前記マクロ基地局にスキャニング応答メッセージを送信して、ステップ309で前記端末のスキャニング実行関連情報とフェムト基地局に対する情報を用いて前記フェムト基地局に対するスキャニングを行う。すなわち、前記端末はスキャニング開始フレームからスキャニング実行区間の間、前記フェムト基地局の動作FA FA2で前記フェムト基地局のプリアンブルに対するスキャニング手順を行う。これによって、前記端末は周辺フェムト基地局を検出することができる。
次いで、前記端末は本発明によるアルゴリズムを終了する。
図4は、本発明の第1実施形態によるマクロ基地局とフェムト基地局が混在する無線通信システムにおける端末が周辺に位置するフェムト基地局を検出するためのマクロ基地局の動作方法を示すフローチャートである。
前記図4を参照すると、マクロ基地局は、ステップ401でマクロセル内に端末の初期接続または再接続が感知される場合、前記端末と網進入または網再進入手順を行う。前記網進入手順には、例えば、レンジング手順、基本能力折衝手順、認証手順、登録手順などが含まれてもよく、前記網再進入手順には前記網進入手順に含まれる手順の一部もしくは全体が含まれてもよい。これで前記端末は、前記マクロ基地局の動作FAであるFA1を介して前記マクロ基地局と通信を行なうことができ、この際前記端末の動作FAもFA1になる。
次いで、前記マクロ基地局は、ステップ403で下位のフェムト基地局のうち前記端末に対して接続を許容するフェムト基地局リストを検索する。ここで、前記フェムト基地局リストに含まれるフェムト基地局は、前記端末を含めてフェムトセル内に進入するすべての端末に対して接続を許容するOSGフェムト基地局または前記端末を加入者端末に持つCSGフェムト基地局を含めてもよい。前記フェムト基地局リスト検索は、前記マクロ基地局がフェムト基地局を管理する上位のエンティティとのメッセージ送受信を介して行ってもよく、他の実施形態によると、前記マクロ基地局が下位のフェムト基地局とのメッセージ送受信を介して行ってもよい。
次いで、前記マクロ基地局は、ステップ405でスケジューリングに従って前記端末に対してUL資源割当が発生するか否かを検査する。
前記ステップ405で、前記端末に対してUL資源割当が発生しない場合、前記マクロ基地局は本発明によるアルゴリズムを終了する。
一方、前記ステップ405で、前記端末に対してUL資源割当が発生する場合、前記マクロ基地局はステップ407に進んでバックボーンネットワークを介して前記検索されたフェムト基地局リスト内のフェムト基地局にULモニタリング要請メッセージを送信する。ここで、前記ULモニタリング要請メッセージは、前記端末の情報を含む。一実施形態において、前記端末の情報は、端末識別子(MS ID)、端末の動作FA、端末に対するUL資源割当情報、端末の送信電力値などを含むことがある。
次いで、前記マクロ基地局はステップ409でバックボーンネットワークを介して前記フェムト基地局から前記端末に対するULモニタリングの成功/失敗を知らせるULモニタリング報告メッセージが受信されるか否かを検査する。前記ULモニタリング報告メッセージは、端末識別子(MS ID)、ULモニタリング指示子などを含めてもよく、この際前記ULモニタリング指示子は該当フェムト基地局の前記端末UL信号に対するULモニタリング成功/失敗の有無を表す指示子である。
前記ステップ409で、前記ULモニタリング報告メッセージが受信される場合、前記マクロ基地局はステップ411で前記ULモニタリング報告メッセージ内のULモニタリング指示子を検査し、前記端末UL信号に対するULモニタリングに成功したフェムト基地局を検索して、これによって検索されたフェムト基地局に対するスキャニングを要請するスキャニング要請メッセージを動作FA FA1を介して前記端末に送信する。ここで、前記スキャニング要請メッセージは、前記端末のスキャニング実行関連情報とULモニタリングの成功を報告したフェムト基地局に対する情報を含む。前記端末のスキャニング実行関連情報は、スキャニング開始フレーム、スキャニング実行区間などを含むことがある。前記フェムト基地局に対する情報は、フェムト基地局識別子(femto BS ID)、フェムト基地局の動作FA、フェムト基地局のプリアンブルインデックスなどを含むことがある。
次いで、前記マクロ基地局はステップ413で前記端末からスキャニング応答メッセージを受信する。
次いで、前記マクロ基地局は本発明によるアルゴリズムを終了する。
図5は、本発明の第1実施形態によるマクロ基地局とフェムト基地局が混在する無線通信システムにおける端末が周辺に位置するフェムト基地局を検出するためのフェムト基地局の動作方法を示すフローチャートである。
前記図5を参照すると、フェムト基地局はステップ501でバックボーンネットワークを介してマクロ基地局からULモニタリング要請メッセージが受信されるか否かを検査する。ここで、前記ULモニタリング要請メッセージは、ULモニタリングの対象になる端末の情報を含む。一実施形態で、前記端末の情報は、端末識別子(MS ID)、端末の動作FA、端末に対するUL資源割当情報、端末の送信電力値などを含むことがある。
前記ステップ501で、前記ULモニタリング要請メッセージが受信される場合、前記フェムト基地局はステップ503で前記受信されたULモニタリング要請メッセージから前記端末の情報、すなわち端末識別子(MS ID)、端末の動作FA、端末に対するUL資源割当情報、端末の送信電力値などを検出する。
次いで、前記フェムト基地局は、ステップ505で前記UL資源割当情報を用いて前記端末のULトラフィック送信区間であるか否かを検査する。すなわち、現在時点が、前記マクロ基地局のUL資源割当に応じて、前記端末が割当されたUL資源を介して前記マクロ基地局にULトラフィックを送信するULトラフィック送信区間の開始時点であるか否かを検査する。
前記ステップ505で、前記端末のULトラフィック送信区間である際、前記フェムト基地局はステップ507で前記端末のULトラフィック送信区間の間に前記端末の動作FA FA1で前記端末に対するULモニタリングを行う。すなわち、前記端末に対するUL信号受信を試みる。
次いで、前記フェムト基地局は、ステップ509で前記端末に対するUL信号受信に成功したか否かを検査する。一実施形態において、前記UL信号受信の成功の有無は、前記UL信号の品質(例えば、RSSI、CINRなど)が基準値以上であるか否かで判断することがある。
前記ステップ509で、前記端末に対するUL信号受信に成功した際、前記フェムト基地局はステップ511で前記端末のUL信号に対する受信信号強度を測定して、前記測定された受信信号強度と前記マクロ基地局からULモニタリング要請メッセージを介して受信した前記端末の送信電力値を用いて前記UL信号の減衰度合いを計算する。ここで、前記UL信号の減衰度合いは、前記端末の送信電力値と受信信号強度の差で計算できる。
次いで、前記フェムト基地局は、ステップ513で前記計算されたUL信号の減衰度合いが基準値より小さいか否かを検査する。
前記ステップ513で、前記計算されたUL信号の減衰度合いが基準値より小さい場合、前記フェムト基地局はステップ515で前記ULモニタリングの成功を決定して、バックボーンネットワークを介して前記マクロ基地局にULモニタリングの成功を知らせるULモニタリング報告メッセージを送信する。前記ULモニタリング報告メッセージは、端末識別子(MS ID)、ULモニタリング指示子などを含めてもよく、この際前記ULモニタリング指示子は前記フェムト基地局の前記端末UL信号に対するULモニタリング成功/失敗の有無を表す指示子である。
一方、前記ステップ509で、前記端末に対するUL信号受信に成功してない場合、または前記ステップ513で、前記計算されたUL信号の減衰度合いが基準値より小さくない場合、前記フェムト基地局はステップ517で前記ULモニタリングの失敗を決定して、バックボーンネットワークを介して前記マクロ基地局にULモニタリングの失敗を知らせるULモニタリング報告メッセージを送信する。
次いで、前記フェムト基地局は本発明によるアルゴリズムを終了する。
これと同様に、本発明の第1実施形態によるフェムト基地局は、自身が接続を許容できる端末に対して該当端末のUL資源割当が生成される度にULモニタリング機能を行ない、これによって端末が周辺フェムト基地局を検出することができるように支援する。
一方、本発明によるフェムト基地局のULモニタリング機能は、UL区間の間に行われるので、前記ULモニタリングが行われる間に前記フェムト基地局からサービスが提供される端末のULデータ送信は一時的に中断されなければならない。一般的に、少数の加入者端末に対してのみに接続を許容するCSGフェムト基地局の場合にはULモニタリング要請の発生頻度が相対的に低い。しかし、多数の加入者端末に対して接続を許容するCSGフェムト基地局またはフェムトセル内に進入するすべての端末に対して接続を許容するOSGフェムト基地局の場合には、ULモニタリング要請が頻繁に生成されることがあり、これは前記フェムト基地局からサービスが提供される端末のULデータ送信に過度な制約として作用する恐れがある。
従って、本発明の第2実施形態として、マクロ基地局の下位のすべてのフェムト基地局が自身が接続を許容できるすべての端末に対してULモニタリング区間の間にULモニタリング機能を共に行ない、端末の周辺フェムト基地局の検出を支援できる方法を提案する。
後述される図6〜図10は、本発明の第2実施形態による端末のフェムト基地局検出方法に対するULモニタリングフレームの構造と全体信号図、端末、マクロ基地局、フェムト基地局の動作方法を示している。更に詳しく記述すると、マクロ基地局が下位のすべてのフェムト基地局にULモニタリング構成情報を送信して、フェムト基地局がULモニタリング構成情報を用いてULモニタリング区間で自身が接続を許容できるすべての端末のULモニタリングヘッダをモニタリングしてULモニタリング実行結果をマクロ基地局に報告し、前記報告に応じてマクロ基地局がマクロセル内の端末にスキャニングを要請して、前記要請に応じて端末が有効な時点にスキャニングを行うことで、マクロセル内の端末が周辺に位置するフェムト基地局を検出するための方法を示している。
図6は、本発明の第2実施形態によるマクロ基地局とフェムト基地局が混在する無線通信システムにおけるULモニタリングフレームの構造を示す図である。本発明による実施形態においてはIEEE 802.16mシステムのフレーム構造を基に説明するが、他のシステムにおいても拡張適用可能であることは勿論である。
前記図6を参照すると、IEEE 802.16mフレーム構造におけるスーパーフレーム(Superframe)600は、4つのフレーム(frame)602で構成され、一つのフレーム602は8つのサブフレーム(subframe)604とTTG(transmit/receive transition gap)及びRTG(receive/transmit transition gap)で構成される。この際、一つのサブフレーム604は、6つのOFDMシンボル606と6つのサイクリックプレフィックス(Cyclic Prefix:CP)で構成される。
本発明の実施形態によるULモニタリングフレームは、ULモニタリングサブフレームを含むフレームとして、周期的に送信されることができる。例えば、ULモニタリングフレームを含むスーパーフレーム内の4つのフレーム602のうち2番目と3番目のフレームが前記ULモニタリングフレームとして使用されることがある。前記ULモニタリングサブフレームは、フェムト基地局が端末に対するULモニタリングを行うULサブフレーム区間であって、単数または複数のULサブフレームが連続的に接続されて前記ULモニタリングサブフレームとして使用されることがある。
図7は、本発明の第2実施形態によるマクロ基地局とフェムト基地局が混在する無線通信システムにおける端末が周辺に位置するフェムト基地局を検出するための方法を示す全体信号図である。
前記図7を参照すると、マクロ基地局710は、ステップ701でマクロセル内に端末700の初期接続または再接続が感知される場合、前記端末700と網進入または網再進入手順を行う。前記網進入手順には、例えば、レンジング手順、基本能力折衝手順、認証手順、登録手順などが含まれてもよく、前記網再進入手順には前記網進入手順に含まれる手順の一部もしくは全体が含まれてもよい。これで前記端末700は、前記マクロ基地局710の動作FAであるFA1を介して前記マクロ基地局710と通信を行なうことができ、この際前記端末700の動作FAもFA1になる。
次いで、前記マクロ基地局710は、ステップ703で下位のすべてのフェムト基地局リストを検索する。ここで、前記フェムト基地局リストに含まれるフェムト基地局720は、フェムトセル内に進入するすべての端末に対して接続を許容するOSGフェムト基地局または加入者端末に対して接続を許容するCSGフェムト基地局を含めてもよい。ここで、フェムト基地局720は、端末700に対して接続を許容するとする。前記フェムト基地局リスト検索は、前記マクロ基地局710がフェムト基地局720を管理する上位のエンティティとのメッセージ送受信を介して行ってもよく、他の実施形態によると、前記マクロ基地局710が下位のフェムト基地局720とのメッセージ送受信を介して行ってもよい。
次いで、前記マクロ基地局710はステップ705で前記端末700にULモニタリング構成情報(UL monitoring configuration information)メッセージを送信する。ここで、前記マクロ基地局710はブロードキャストメッセージとして前記ULモニタリング構成情報メッセージを生成して前記端末700に送信してもよく、他の実施形態によると、前記端末700との網進入または網再進入手順から送信されるメッセージを介して前記ULモニタリング構成情報メッセージを前記端末700に送信してもよい。前記ULモニタリング構成情報メッセージは、ULモニタリング区間情報、端末別LRU(Logical Resource Unit)マッピング情報などを含むことがある。前記ULモニタリング区間情報は、ULモニタリングフレームとして割当されるフレーム個数を示すULモニタリングフレーム送信周期、スーパーフレーム内のULモニタリングフレームの開始位置を示すフレームオフセット、ULモニタリングサブフレーム割当情報などを含めることがある。各端末においてはULモニタリングヘッダを送信できる一つのLRUが割当されてもよく、前記割当に応じる端末別LRUマッピング情報が前記ULモニタリング構成情報メッセージに含むことがある。ここで、端末のULモニタリングヘッダとLRUとのマッピング関係は、別途の定めることが可能である。
次いで、前記マクロ基地局710は、ステップ707でバックボーンネットワークを介して前記検索されたフェムト基地局リスト内のフェムト基地局720にもULモニタリング構成情報メッセージを送信する。さらに他の実施形態によると、前記マクロ基地局はULモニタリング区間毎にULモニタリングサブフレームから各活性状態の端末がULモニタリングヘッダを送信する資源に対する資源割当情報を、マップを介して前記検索されたフェムト基地局リスト内のフェムト基地局720に送信することもある。
次いで、前記マクロ基地局710は、ULモニタリング区間に先立ち、ステップ709でバックボーンネットワークを介して前記フェムト基地局リスト内のフェムト基地局720に端末送信電力情報(MS transmission power information)メッセージを送信する。前記端末送信電力情報メッセージは、端末識別子(MS ID)、送信電力値などを含むことがある。
次いで、前記端末700はステップ711で前記端末別LRUマッピング情報を用いて自身に割当されたLRUを確認して、前記ULモニタリング区間情報を用いてULモニタリング区間とULモニタリングサブフレームを確認した後、ULモニタリングヘッダを生成して前記ULモニタリング区間の間にULモニタリングサブフレームから自身に割当されたLRUを介して前記マクロ基地局710に送信する。ここで、前記端末700は、端末識別子(MS ID)の一部またはすべてとCRC(Cyclic Redundancy Code)を含めて前記ULモニタリングヘッダを生成することがある。ここで、前記ULモニタリングヘッダを送信する端末700は、前記ULモニタリングサブフレームで活性状態(active mode)である端末になる。
次いで、前記フェムト基地局リスト内のフェムト基地局720はステップ713で自身が接続を許容できるすべての端末を対象として、前記端末別LRUマッピング情報を用いて各端末700に割当されたLRUを確認して、前記ULモニタリング区間情報を用いてULモニタリング区間とULモニタリングサブフレームを確認した後、前記ULモニタリング区間の間に該当端末700に対するULモニタリングを行う。すなわち、前記端末700の動作FA FA1で前記端末700が送信するULモニタリングヘッダの受信を試みる。ここで、前記端末700のULモニタリング区間が終了すると、前記フェムト基地局リスト内のフェムト基地局720は、自身の動作FA FA2で正常動作を行う。
次いで、前記フェムト基地局リスト内のフェムト基地局720は、ステップ715で前記ULモニタリングの成功/失敗を決定して、前記決定によるULモニタリング実行結果を含むULモニタリング報告メッセージをバックボーンネットワークを介して前記マクロ基地局710に送信する。他の実施形態によると、前記ULモニタリングの失敗が決定される場合、別途のメッセージを送信しないこともある。前記ULモニタリングの成功/失敗は、UL信号(すなわち、ULモニタリングヘッダ)の受信品質、UL信号の受信成功の有無、UL信号の減衰度合いのうちの一つから、または二つ以上の組合せから決定されてもよい。ここで、前記UL信号の減衰度合いは、前記フェムト基地局リスト内の各フェムト基地局720が前記端末700に対するULモニタリングを介して受信信号強度を測定して、前記測定された受信信号強度と前記マクロ基地局710から受信した前記端末700の送信電力値の差で計算できる。前記ULモニタリング報告メッセージは、端末識別子(MS ID)、ULモニタリング指示子などを含めてもよく、この際前記ULモニタリング指示子は該当フェムト基地局720の前記端末ULモニタリングヘッダに対するULモニタリング成功/失敗の有無を表す指示子である。
例えば、図6のフレーム構造によってULモニタリングフレームがスーパーフレーム内の2つのフレームで構成される場合、図7に示すように2つのULモニタリング区間が存在することがある。よって、前記ステップ715以後、前記端末700とマクロ基地局710そしてフェムト基地局720は前記ステップ709〜ステップ715と同じ過程、すなわちステップ717〜ステップ723を繰り返して行なうことができる。
次いで、前記ULモニタリング報告メッセージを受信したマクロ基地局710はステップ725で前記フェムト基地局720別ULモニタリング報告メッセージ内のULモニタリング指示子を検査し、ULモニタリングの成功(success)を報告したフェムト基地局720を検索して、前記検索されたフェムト基地局720に対するスキャニングを要請するスキャニング要請メッセージを動作FA FA1を介して前記端末700に送信する。ここで、前記スキャニング要請メッセージは、前記端末700のスキャニング実行関連情報とULモニタリングの成功を報告したフェムト基地局720に対する情報を含む。前記端末700のスキャニング実行関連情報は、スキャニング開始フレーム、スキャニング実行区間などを含むことがある。前記フェムト基地局720に対する情報は、フェムト基地局識別子(femto BS ID)、フェムト基地局の動作FA、フェムト基地局のプリアンブルインデックスなどを含むことがある。
次いで、前記スキャニング要請メッセージを受信した端末700はステップ727で前記マクロ基地局710にスキャニング応答メッセージを送信して、ステップ729で自身に対してULモニタリングの成功を報告したフェムト基地局720の動作FA FA2において前記スキャニング実行関連情報に応じて有効な時点に前記フェムト基地局720のプリアンブルに対するスキャニング手順を行う。ここで、前記スキャニング実行関連情報に応じて有効な時点は、スキャニング開始フレームからスキャニング実行区間の間を意味する。これによって、前記端末700は、周辺フェムト基地局を検出することができ、前記検出を介して獲得した周辺フェムト基地局に対する情報をハンドオーバなどの一連の動作実行に用い得る。もし、前記スキャニング要請メッセージを受信できないと前記端末700は前記マクロ基地局710と正常的なデータ送受信手順を繰り返して行う。
図8は、本発明の第2実施形態によるマクロ基地局とフェムト基地局が混在する無線通信システムにおける周辺に位置するフェムト基地局を検出するための端末の動作方法を示すフローチャートである。
前記図8を参照すると、端末はステップ801でマクロ基地局と網進入または網再進入手順を行う。前記端末は、パワーオンが感知される際、接続する基地局を検索して、これによってマクロ基地局が検索される場合、前記検索されたマクロ基地局と網進入または網再進入手順を行なうことができる。前記網進入手順には、例えば、レンジング手順、基本能力折衝手順、認証手順、登録手順などが含まれてもよく、前記再網進入手順には前記網進入手順に含まれる手順の一部もしくは全体が含まれてもよい。これで前記端末は、前記マクロ基地局の動作FAであるFA1を介して前記マクロ基地局と通信を行なうことができ、この際前記端末の動作FAもFA1になる。
次いで、前記端末はステップ803で前記マクロ基地局からULモニタリング構成情報メッセージを受信する。ここで、前記ULモニタリング構成情報メッセージは、ULモニタリング区間情報、端末別LRUマッピング情報などを含むことがある。前記ULモニタリング区間情報は、ULモニタリングフレーム送信周期、フレームオフセット、ULモニタリングサブフレーム割当情報などを含むことがある。この際、前記端末は前記端末別LRUマッピング情報を用いて自身に割当てられたLRUを確認して、前記ULモニタリング区間情報を用いてULモニタリング区間とULモニタリングサブフレームを確認することができる。
次いで、前記端末は、ステップ805で前記ULモニタリング区間情報を用いてULモニタリング区間であるか否かを検査する。すなわち、現在時点が、前記端末がULモニタリングサブフレームから自身に割当されたLRUを介して前記マクロ基地局にULモニタリングヘッダを送信するULモニタリング区間の開始時点であるか否かを検査する。
前記ステップ805は、前記ULモニタリング区間である場合、前記端末はステップ807で前記マクロ基地局からULモニタリングサブフレーム割当情報に応じるULモニタリング資源(すなわち、ULモニタリングサブフレーム)が割当されて、ULモニタリングヘッダを生成して前記ULモニタリング区間の間にULモニタリングサブフレームから自身に割当されたLRUを介して前記マクロ基地局に送信する。ここで、前記端末は、端末識別子(MS ID)の一部またはすべてとCRCを含めて前記ULモニタリングヘッダを生成することがある。
次いで、前記端末はステップ809で前記マクロ基地局から動作FA FA1を介してフェムト基地局に対するスキャニングを要請するスキャニング要請メッセージが受信されるか否かを検査する。ここで、前記スキャニング要請メッセージは、前記端末によって既送信されたULモニタリングヘッダに対するULモニタリングの成功を報告したフェムト基地局に対するスキャニングを要請するメッセージである。ここで、前記スキャニング要請メッセージは、前記端末のスキャニング実行関連情報とフェムト基地局に対する情報を含む。前記端末のスキャニング実行関連情報は、スキャニング開始フレーム、スキャニング実行区間などを含むことがある。前記フェムト基地局に対する情報は、前記マクロ基地局に前記端末が送信したULモニタリングヘッダに対するULモニタリングの成功を報告したフェムト基地局に対する情報として、フェムト基地局識別子(femto BS ID)、フェムト基地局の動作FA、フェムト基地局のプリアンブルインデックス(preamble index)などを含むことがある。
前記ステップ809で、前記スキャニング要請メッセージが受信されない場合、前記端末は本発明によるアルゴリズムを終了する。
一方、前記ステップ809で、前記スキャニング要請メッセージが受信される場合、前記端末はステップ811に進んで前記マクロ基地局にスキャニング応答メッセージを送信して、ステップ813で前記端末のスキャニング実行関連情報とフェムト基地局に対する情報を用いて前記フェムト基地局に対するスキャニングを行う。すなわち、前記端末はスキャニング開始フレームからスキャニング実行区間の間、前記フェムト基地局の動作FA FA2で前記フェムト基地局のプリアンブルに対するスキャニング手順を行う。これによって、前記端末は周辺フェムト基地局を検出することができる。
次いで、前記端末は本発明によるアルゴリズムを終了する。
図9は、本発明の第2実施形態によるマクロ基地局とフェムト基地局が混在する無線通信システムにおける端末が周辺に位置するフェムト基地局を検出するためのマクロ基地局の動作方法を示すフローチャートである。
前記図9を参照すると、マクロ基地局は、ステップ901でマクロセル内に端末の初期接続または再接続が感知される場合、前記端末と網進入または網再進入手順を行う。前記網進入手順には、例えば、レンジング手順、基本能力折衝手順、認証手順、登録手順などが含まれてもよく、前記網再進入手順には前記網進入手順に含まれる手順の一部もしくは全体が含まれてもよい。これで前記端末は、前記マクロ基地局の動作FAであるFA1を介して前記マクロ基地局と通信を行なうことができ、この際前記端末の動作FAもFA1になる。
次いで、前記マクロ基地局は、ステップ903で下位のすべてのフェムト基地局リストを検索する。ここで、前記フェムト基地局リストに含まれるフェムト基地局は、フェムトセル内に進入するすべての端末に対して接続を許容するOSGフェムト基地局または加入者端末に対して接続を許容するCSGフェムト基地局を含めてもよい。前記フェムト基地局リスト検索は、前記マクロ基地局がフェムト基地局を管理する上位のエンティティとのメッセージ送受信を介して行ってもよく、他の実施形態によると、前記マクロ基地局が下位のフェムト基地局とのメッセージ送受信を介して行ってもよい。
次いで、前記マクロ基地局は、ステップ905で前記端末にULモニタリング構成情報メッセージを送信して、バックボーンネットワークを介して前記検索されたフェムト基地局リスト内のフェムト基地局にもULモニタリング構成情報メッセージを送信する。前記ULモニタリング構成情報メッセージは、ULモニタリング区間情報、端末別LRUマッピング情報などを含むことがある。前記ULモニタリング区間情報は、ULモニタリングフレーム送信周期、フレームオフセット、ULモニタリングサブフレーム割当情報などを含むことがある。
次いで、前記マクロ基地局は、ULモニタリング区間に先立ち、ステップ907でバックボーンネットワークを介して前記フェムト基地局リスト内のフェムト基地局に端末送信電力情報メッセージを送信する。前記端末送信電力情報メッセージは、端末識別子(MS ID)、送信電力値などを含むことがある。
次いで、前記マクロ基地局は、ステップ909で前記ULモニタリング区間であるか否かを検査して、前記ULモニタリング区間である場合、ステップ911で前記端末にULモニタリングサブフレーム割当情報に応じるULモニタリング資源(すなわち、ULモニタリングサブフレーム)を割当する。
次いで、前記マクロ基地局はステップ913でバックボーンネットワークを介して前記フェムト基地局リスト内のフェムト基地局から前記端末に対するULモニタリングの成功/失敗を知らせるULモニタリング報告メッセージが受信されるか否かを検査する。前記ULモニタリング報告メッセージは、端末識別子(MS ID)、ULモニタリング指示子などを含めてもよく、この際前記ULモニタリング指示子は該当フェムト基地局の前記端末ULモニタリングヘッダに対するULモニタリング成功/失敗の有無を表す指示子である。
前記ステップ913で、前記ULモニタリング報告メッセージが受信される場合、前記マクロ基地局はステップ915で前記フェムト基地局別ULモニタリング報告メッセージ内のULモニタリング指示子を検査し、前記端末ULモニタリングヘッダに対するULモニタリングに成功したフェムト基地局を検索して、これによってフェムト基地局に対するスキャニングを要請するスキャニング要請メッセージを動作FA FA1を介して前記端末に送信する。ここで、前記スキャニング要請メッセージは、前記端末のスキャニング実行関連情報とULモニタリングの成功を報告したフェムト基地局に対する情報を含む。前記端末のスキャニング実行関連情報は、スキャニング開始フレーム、スキャニング実行区間などを含むことがある。前記フェムト基地局に対する情報は、フェムト基地局識別子(femto BS ID)、フェムト基地局の動作FA、フェムト基地局のプリアンブルインデックスなどを含むことがある。
次いで、前記マクロ基地局はステップ917で前記端末からスキャニング応答メッセージを受信する。
次いで、前記マクロ基地局は本発明によるアルゴリズムを終了する。
図10は、本発明の第2実施形態によるマクロ基地局とフェムト基地局が混在する無線通信システムにおける端末が周辺に位置するフェムト基地局を検出するためのフェムト基地局の動作方法を示すフローチャートである。
前記図10を参照すると、フェムト基地局はステップ1001でバックボーンネットワークを介してマクロ基地局からULモニタリング構成情報メッセージを受信する。前記ULモニタリング構成情報メッセージは、ULモニタリング区間情報、端末別LRUマッピング情報などを含むことがある。前記ULモニタリング区間情報は、ULモニタリングフレーム送信周期、フレームオフセット、ULモニタリングサブフレーム割当情報などを含むことがある。
次いで、前記端末はステップ1003でバックボーンネットワークを介して前記マクロ基地局から端末送信電力情報メッセージを受信する。前記端末送信電力情報メッセージは、端末識別子(MS ID)、送信電力値などを含むことがある。
次いで、前記フェムト基地局は、ステップ1005で前記ULモニタリング区間情報を用いてULモニタリング区間であるか否かを検査する。すなわち、現在時点が、端末によってULモニタリングサブフレームからULモニタリングヘッダが送信されるULモニタリング区間の開始時点であるか否かを検査する。
前記ステップ1005で前記ULモニタリング区間である場合、フェムト基地局はステップ1007で自身が接続を許容できるすべての端末を対象として、前記端末別LRUマッピング情報を用いて各端末に割当されたLRUを確認して、前記ULモニタリング区間情報を用いてULモニタリング区間を確認した後、前記ULモニタリング区間の間に該当端末に対するULモニタリングを行う。すなわち、前記端末の動作FA FA1で前記端末が送信するULモニタリングヘッダの受信を試みる。
次いで、前記フェムト基地局は、ステップ1009で前記端末に対するUL信号(すなわち、ULモニタリングヘッダ)受信に成功したか否かを検査する。一実施形態において、前記UL信号受信の成功の有無は、前記UL信号の品質(例えば、RSSI、CINRなど)が基準値以上であるか否かで判断することがある。
前記ステップ1009で、前記端末に対するUL信号受信に成功した際、前記フェムト基地局はステップ1011で前記端末のUL信号に対する受信信号強度を測定して、前記測定された受信信号強度と前記マクロ基地局から端末送信電力情報メッセージを介して受信した前記端末の送信電力値を用いて前記UL信号の減衰度合いを計算する。ここで、前記UL信号の減衰度合いは、前記端末の送信電力値と受信信号強度の差で計算できる。
次いで、前記フェムト基地局は、ステップ1013で前記計算されたUL信号の減衰度合いが基準値より小さいか否かを検査する。
前記ステップ1013で、前記計算されたUL信号の減衰度合いが基準値より小さい場合、前記フェムト基地局はステップ1015で前記ULモニタリングの成功を決定して、バックボーンネットワークを介して前記マクロ基地局にULモニタリングの成功を知らせるULモニタリング報告メッセージを送信する。前記ULモニタリング報告メッセージは、端末識別子(MS ID)、ULモニタリング指示子などを含めてもよく、この際前記ULモニタリング指示子は前記フェムト基地局の前記端末ULモニタリングヘッダに対するULモニタリング成功/失敗の有無を表す指示子である。
一方、前記ステップ1009で、前記端末に対するUL信号受信に成功してない場合、または前記ステップ1013で、前記計算されたUL信号の減衰度合いが基準値より小さくない場合、前記フェムト基地局はステップ1017で前記ULモニタリングの失敗を決定して、バックボーンネットワークを介して前記マクロ基地局にULモニタリングの失敗を知らせるULモニタリング報告メッセージを送信する。
次いで、前記フェムト基地局は本発明によるアルゴリズムを終了する。
上述したように本発明は、マクロ基地局とフェムト基地局が混在する無線通信システムにおけるマクロ基地局がフェムト基地局のULモニタリングを制御して、前記制御に応じてフェムト基地局が端末のUL信号をモニタリングしてULモニタリング実行結果をマクロ基地局に報告し、前記報告に応じてマクロ基地局が端末にスキャニングを要請して、前記要請に応じて端末がフェムト基地局に対するスキャニングを行って周辺に位置するフェムト基地局を検出することで、端末が周辺フェムト基地局を検出するためのスキャニングを行うことにおいて、不要なスキャニングを最小化することができ、これに従ってスキャニングに所要される時間を最小化して端末に円滑なリアルタイムサービスを提供することができ、システム効率を増大させることができるという利点がある。
一方、本発明の詳細な説明では具体的な実施形態に関して説明したが、本発明の範囲を逸脱しない範囲内で多様な変形が可能であることはもちろんである。従って、本発明の範囲は、説明された実施形態に限って決められてはならず、後述する特許請求の範囲だけでなく、この特許請求の範囲と均等なものによって定まらなければならない。
100−1,100−2,100−3 端末
110 マクロ基地局
120 フェムト基地局

Claims (17)

  1. マクロ基地局とフェムト基地局が混在する無線通信システムにおける端末のフェムト基地局を検出するためのフェムト基地局の動作方法において、
    マクロ基地局から前記フェムト基地局によって接続許容可能な端末に対するアップリンク(Uplink:UL)信号モニタリングの要請及び前記端末の送信電力値を示す情報を受信する過程と、
    前記端末のUL信号をモニタリングする過程と、
    前記送信電力値及び前記UL信号の受信信号強度を用いて前記UL信号の減衰度合いを推定する過程と、
    前記UL信号の減衰度合いを基に前記モニタリングの成功の有無を決定する過程と、
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 前記UL信号モニタリングの要請及び前記端末の送信電力値を示す情報を受信する過程は、前記マクロ基地局から前記端末に対するUL資源割当情報を含むULモニタリング要請メッセージを受信する過程を含み、
    前記端末のUL信号をモニタリングする過程は、前記UL資源割当情報を用いて前記端末のULトラフィック送信区間の間に前記端末によって送信されるULトラフィックに対してモニタリングを行う過程を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記ULモニタリング要請メッセージは、端末識別子(MS ID)、端末の動作FA、端末に対する前記UL資源割当情報、端末の前記送信電力値のうち少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記マクロ基地局に前記決定された前記モニタリングの成功の有無を報告するULモニタリング報告メッセージを送信する過程を更に含み、
    前記モニタリングの成功の有無を決定する過程は、
    前記モニタリングを介して前記UL信号の受信品質、前記UL信号の受信成功の有無のうち少なくとも一つを決定する過程と、
    前記決定された前記UL信号の受信品質、前記UL信号の受信成功の有無のうち少なくとも一つ及び前記UL信号の減衰度合いを基に前記端末に対するモニタリングの成功の有無を決定する過程と、
    を含み、
    ここで、前記UL信号の減衰度合いは、前記端末のUL信号に対して測定した受信信号強度と前記端末の送信電力値との差で決定されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 前記UL信号モニタリングの要請及び前記端末の送信電力値を示す情報を受信する過程は、
    前記マクロ基地局から前記端末のULモニタリング区間に対する情報を含むULモニタリング構成情報メッセージを受信する過程と、
    前記マクロ基地局から前記端末の送信電力値を含む端末送信電力情報メッセージを受信する過程と、
    を含み、
    前記端末のUL信号をモニタリングする過程は、前記端末のULモニタリング区間の間に前記端末によって送信されるULモニタリングヘッダに対してモニタリングを行う過程を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 前記ULモニタリング構成情報メッセージは、ULモニタリングフレーム送信周期、フレームオフセット、ULモニタリングサブフレーム割当情報、端末別LRUマッピングのうち少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. マクロ基地局とフェムト基地局が混在する無線通信システムにおける端末のフェムト基地局を検出するための装置において、
    マクロ基地局から前記フェムト基地局によって接続許容可能な端末に対するアップリンク(Uplink:UL)信号モニタリングの要請及び前記端末の送信電力値を示す情報を受信し、
    前記端末のUL信号をモニタリングし、
    前記送信電力値及び前記UL信号の受信信号強度を用いて前記UL信号の減衰度合いを推定し、
    前記UL信号の減衰度合いを基に前記モニタリングの成功の有無を決定するフェムト基地局を含むことを特徴とする装置。
  8. 前記フェムト基地局は、
    前記端末に対するUL資源割当が発生する際、前記マクロ基地局から前記端末に対するUL資源割当情報を含むULモニタリング要請メッセージを受信し、
    前記UL資源割当情報を用いて前記端末のULトラフィック送信区間の間に前記端末によって送信されるULトラフィックをモニタリングすることを特徴とする請求項7に記載の装置。
  9. 前記ULモニタリング要請メッセージは、端末識別子(MS ID)、端末の動作FA(Frequency Allocation)、端末に対する前記UL資源割当情報、端末の前記送信電力値のうち少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項8に記載の装置。
  10. 前記フェムト基地局は、
    前記マクロ基地局から前記端末のULモニタリング区間に対する情報を含むULモニタリング構成情報メッセージと、前記端末の送信電力値を含む端末送信電力情報メッセージとを受信し、
    前記端末のULモニタリング区間の間に前記端末によって送信されるULモニタリングヘッダをモニタリングすることを特徴とする請求項7に記載の装置。
  11. 前記ULモニタリング構成情報メッセージは、ULモニタリングフレーム送信周期、フレームオフセット、ULモニタリングサブフレーム割当情報、端末別LRUマッピングのうち少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項10に記載の装置。
  12. 前記フェムト基地局は、
    前記モニタリングを介して前記UL信号の受信品質、前記UL信号の受信成功の有無のうち少なくとも一つを決定し、
    前記決定された前記UL信号の受信品質、前記UL信号の受信成功の有無のうち少なくとも一つ及び前記UL信号の減衰度合いを基に前記端末に対するモニタリングの成功の有無を決定し、
    前記マクロ基地局に前記決定された前記端末に対するモニタリングの成功の有無を報告するULモニタリング報告メッセージを送信し、
    ここで、前記UL信号の減衰度合いは、前記端末のUL信号に対して測定した受信信号強度と前記端末の送信電力値との差で決定されることを特徴とする請求項7に記載の装置。
  13. マクロ基地局とフェムト基地局が混在する無線通信システムにおける端末のフェムト基地局を検出するためのマクロ基地局の動作方法において、
    フェムト基地局に前記フェムト基地局によって接続許容可能な端末に対するアップリンク(Uplink:UL)信号モニタリングの要請及び前記端末の送信電力値を示す情報を送信する過程と、
    前記フェムト基地局から前記モニタリングの成功の有無を報告する報告メッセージを受信する過程と、
    を含み、
    ここで、前記モニタリングの成功の有無は、前記端末のUL信号の減衰度合いを基に決定され、
    前記UL信号の減衰度合いは、前記フェムト基地局で前記送信電力値及び前記UL信号の受信信号強度を用いて推定されることを特徴とする方法。
  14. 前記UL信号モニタリングの要請及び前記端末の送信電力値を示す情報を送信する過程は、前記端末に対するUL資源割当が発生する際、前記フェムト基地局に、前記端末に対するUL資源割当情報を含むULモニタリング要請メッセージを送信する過程を含むことを特徴とする請求項13に記載の方法。
  15. 前記端末に、前記端末に対するモニタリングに成功したフェムト基地局に対する情報を含むスキャニング要請メッセージを送信する過程を更に含み、
    ここで、前記スキャニング要請メッセージは、スキャニング開始フレーム、スキャニング実行区間、フェムト基地局識別子(femto BS ID)、フェムト基地局の動作FA、フェムト基地局のプリアンブルインデックスのうち少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項13に記載の方法。
  16. 前記UL信号モニタリングの要請及び前記端末の送信電力値を示す情報を送信する過程は、
    前記フェムト基地局に前記端末のULモニタリング区間に対する情報を含むULモニタリング構成情報メッセージを送信する過程と、
    前記フェムト基地局に前記端末の送信電力値を含む端末送信電力情報メッセージを送信する過程と、
    を含むことを特徴とする請求項13に記載の方法。
  17. 前記端末に前記ULモニタリング構成情報メッセージを送信する過程と、
    前記端末の前記ULモニタリング区間の間に前記端末からULモニタリングヘッダを受信する過程と、
    を更に含むことを特徴とする請求項16に記載の方法。
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