JP5622257B2 - 動作合成システム及び動作合成プログラム - Google Patents
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Description
設計対象のLSIの微細化に伴う回路規模の増大に伴って、LSIの設計は、回路設計の専用言語であるRTL言語(RTL;Register Transfer Level)からC言語など主にCPU向けの動作を記述できる言語で記述した動作レベル記述(以下、設計記述ともいう)を用いて行う技術に移り変わりつつある。
その1つの関連技術として、設計記述について動作合成を行う技術があるが、その動作合成は、上述のC言語などからRTL言語に変換する設計ツールである。この動作合成では、データフローグラフによる解析などによって設計記述中にある並列性を可能な限り抽出して、データパスとFSM(有限状態遷移機械)(Finite State Machine)に分解する。
特許文献1の記載によれば、動作合成装置で第1の対応表及び第2の対応表を生成する。第1の対応表は、コントロールフローグラフのノードと動作記述の行番号、状態及び条件の対応表であり、第2の対応表は、RTL記述のノードとコントロールフローグラフのノードとの対応表である。そして、動作合成装置において生成された第1及び第2の対応表をパス反映装置で結合してRTL記述のノードと、コントロールフローグラフのノードと、動作記述の行番号と、状態と条件との対応関係を示す第3の対応表を生成する。
これに対して、CPU向けの設計環境は充実しており、アルゴリズム上の最適化を支援するプロファイリングツールなどが数多く存在する。このようなCPU向けの設計支援ツールは大局的な最適化には使えても、LSI向けの局所的な最適化にそのまま適用することは難しい。LSI設計者はより細かい回路のレベルで最適化を行う必要がある。
CPUではプログラム設計規模が大きく、その半面演算命令の粒度が小さいため、手動で機械語を最適化することは困難になっている。このため、機械語レベルでの最適化はあまり行われなくなって来ている。また、CPUではコンパイラだけでなくCPU内部で機械語の命令を動的に解釈して並列化することによって実行効率を高めているため実行時でないと並列化状況がわからないことが多い。
動作合成によって回路が並列化されたかを簡易的に調べる時に、合成された状態数に着目する方法がある。例えば、加算を繰り返す設計記述でカスケードに加算を接続する回路では遅延が延びてしまうため、動作合成では与えられる遅延制約に応じて状態数(または実行サイクル数)が増える。この加算をバランスツリーによって並列化すると遅延が短くなるため状態数は減る。その一方、並列化によって加算演算器の使用量が増えるため面積は増大する。
従来において、設計記述から合成された回路が並列化又は直列化されたか否かを設計者が知る方法として、設計者が合成された回路を逐一調べることによって、回路が並列化又は直列化されたか否かを知ることも可能であるが、この方法は時間がかかるため設計効率が悪い。
上述したような技術的課題が、従来知られている技法には存在する。
しかし、その活用は、RTL記述上のパスが動作記述内のいずれの行に当るかの特定に留まり、上述した技術的課題には、必ずしも、応え切れておらず、未解決のままである。
これらの実施形態の動作合成システム10は、設計記述について動作合成を行って当該設計記述の設計最適化の有無を判定するための判定情報(以下、回路情報ともいう)、例えば、状態及び設計記述の対応関係を設計者に可視的に提供する装置に係り、図1に示すように、文字入力部11、位置入力部12、設計環境ツール13、動作合成部14、RTLシミュレータ15、論理合成部16、配置配線部17及び出力部18から概略構成されている。動作合成部14、RTLシミュレータ15、論理合成部16及び配置配線部17は、設計環境ツール13の一部又は別の処理部として、図1には示さない計算機と当該計算機に所定の処理(上述の回路情報のための生成処理)を行わせるソフトウェア上に構築されている。
位置入力部12は、マウス、タッチパッド等から構成され、表示画面の所定の位置を指示したとき、表示画面に表示中の当該指示対応の情報(後述)を設計環境ツール13に入力する。
設計環境ツール13は、文字入力部11からの設計記述21及び制約条件22を動作合成部13に渡し、設計記述21及び制約条件22に基づいて動作合成部14で動作合成されて出力される回路情報24,25及びデータフローグラフ26(後述)と、動作合成部14で動作合成されて出力されるRTL回路データ23に基づいてRTLシミュレータ15で生成される状態遷移回数27(後述)と、RTL回路情報に基づいて論理合成部16及び配置配線部17で生成されて出力される回路図28(後述)を出力部18へ渡す。
論理合成部16は、動作合成部14から出力されるRTL回路データに基づいて論理合成し、その論理合成情報を配置配線部17に出力する。論理合成部16で論理合成される論理合成情報及び配置配線部17で生成される配置配線情報は、回路図として設計環境ツール13に入力される。この回路図は、出力部18の画面上の所定の状態を位置入力部12で指示したとき、その指示対応の関連部分が判定情報(回路情報)へ付加される情報として表示するのに用いられる。
論理合成部16及び配置配線部17を通して出力されるデータとしては、回路記述がFPGA等のリコンフィギュレーションデバイスを対象としたものであれば、コンフィギュレーションデータ29が配置配線部17から出力され、ASIC等の書き換えができないLSIを対象としたものであれば、回路を製造するための配置配線後の情報がコンフィギュレーションデータ29として配置配線部17から出力される。
この実施形態の動作合成システム10において、設計記述で表される設計対象回路についての回路情報を得んとする場合、当該回路の設計記述21(設計記述情報)が文字入力部11から入力される。
この入力と併せて、制約条件22(制約条件情報)が文字入力部11から入力される。
設計記述21及び制約条件22を受け取る設計環境ツール13は、それらを動作合成部14に渡す。
動作合成部14からRTL回路データ23を受け取るRTLシミュレータ15は、状態遷移回数27(回路情報へ付加される情報)を求めて設計環境ツール13に出力する。
RTL回路データを受け取る論理合成部16は、そのRTL回路データに基づく論理合成を行い、そして論理合成の結果情報を受け取る配置配線部17は、論理合成に対する配置配線を行い、それぞれから各別に出力される論理合成情報及び配置配線情報は、回路図28(回路情報へ付加される情報)として設計環境ツール13に出力される。
この実施形態の実施形態1と異なるところは、実施形態1において設計記述と該設計記述についての状態とを設計記述の行毎に状態を区別して可視的に設計者に提供するようにしたことにある。
この実施形態の動作合成システムでは実施形態1で説明した動作合成システム10のうちの、文字入力部11、設計環境ツール13、動作合成部14及び出力部18を主として用い、動作合成部14における回路情報として状態と設計記述の対応関係24(状態を区別するための状態番号(回路情報へ付加される情報)を含む)を設計環境ツール13に出力するように構成したことにその特徴がある。
この実施形態で必要とする他の構成は、実施形態1と略同じであるので、それらについての逐一の説明は省略する。
この実施形態の動作が、実施形態1のそれと異なる点は、動作合成部14における動作合成で得られる回路情報が、状態と設計記述の対応関係であり、その回路情報が設計環境ツール13を介して出力部18に出力されることである。
動作合成部14から出力された状態と設計記述との対応関係が設計環境ツール13を介して出力部18に出力表示されることを図2を用いて説明すると次の通りである。
動作合成部14では、1サイクルで複数の演算を行うため、一つの状態に対して複数の行が対応することがある。例えば、図2の設計記述表示部に示す設計記述の例では、状態1は行番号1および2に対応することを示している。また、その反対に、一つの行が複数の状態に分かれる可能性もある。例えば、行番号2は状態1〜4に対応することを示している。
このように、設計記述に対する状態を可視的に表示し、その表示を設計者が設計中の状態を視認して設計が意図しているものとなっているか否か、すなわち、設計が最適化しているか否かの判定に役立たせることができる。
である。
この実施形態の動作合成システム10Aは、次の点について実施形態1の動作合成システム10と異なる。その相違点は、文字入力部11Aから入力される制約条件22Aを遅延や演算器数・メモリ数・ポート数・レジスタ数など回路規模に関する条件とし、動作合成部14Aでの設計記述21及び制約条件22Aに基づく動作合成において、演算器・メモリ・ポートと設計記述との対応関係30(判定情報(回路情報))(演算器・メモリ・ポートの数を表す情報を含む)を設計環境ツール13Aに出力するように構成したことに主たる点がある。そして、設計環境ツール13Aは、出力部18の画面上の設計記述表示部に設計記述を、そして使用リソース表示部に演算器使用数・メモリ使用数・ポート使用数を表示させる。
この実施形態の構成を示す図3中のその他の構成は、実施形態1と略同じであるので、それらについての逐一の説明は省略する。
この実施形態の動作合成システム10Aの動作は、次の相違点を除いて、実施形態1と略同じである。その相違点は、文字入力部11Aから遅延や演算器数・メモリ数・ポート数・レジスタ数など回路規模に関する制約条件が、設計環境ツール13Aを介して動作合成部14Aに入力され、動作合成部14Aにおける動作合成において、演算器・メモリ・ポートと設計記述との対応関係30が生成されて設計環境ツール13Aへ出力され、設計環境ツール13Aの制御の下に出力部18の画面上の設計記述表示部に設計記述が表示されると共に、使用リソース表示部に演算器使用数・メモリ使用数・ポート使用数が表示される(図4)という点である。
上述のようにして設計記述と当該設計記述の各行に属する演算器数・メモリ数・ポート数とが表示されるから、その表示から、設計者は、動作合成された回路の内訳を把握することができる。例えば、行番号2では、演算器を5個、メモリを1個、ポートを0個使っていることを示している。
この実施形態の実施形態1と異なるところは、実施形態1において設計記述と該設計記述についての状態との可視表示に加えて、データフローグラフ又は回路図の可視表示を設計者に提供するようにした点にある。
この実施形態の動作合成システムでは実施形態1で説明した動作合成システム10のうちの、文字入力部11、位置入力部12、設計環境ツール13、動作合成部14、論理合成部16、配置配線部17及び出力部18を主として用い、動作合成部14における判定情報(回路情報)として、状態と設計記述の対応関係を設計環境ツール13を介して出力部18に出力して表示すると共に表示されている所定の状態を位置入力部12で指示し、指示された状態に対応する関連部分、例えば、データフローグラフ26や回路図28内の指示対応の関連部分(回路情報へ付加される情報)をも表示するように構成したことにその特徴がある。
この実施形態で必要とする他の構成は、実施形態1と略同じであるので、それらについての逐一の説明は省略する。
この実施形態の動作が、実施形態1のそれと異なる点は、動作合成部14から出力されて表示される回路情報、例えば、状態と設計記述の対応関係内の所定の状態を位置入力部12で指示してデータフローグラフ26や回路図28内の指示対応の関連部分を設計環境ツール13を介して出力部18に出力させるようにしたことにある。
この動作上の相違点について図5を用いて具体的に説明すると次の通りである。
上述のようにして、出力部18の画面上に表示されている状態の中の所定の状態の指示・クリックによる情報リンクを用いれば、さらに詳細な回路の把握ができる。
この実施形態の実施形態1と異なるところは、実施形態1において設計記述と該設計記述についての状態との可視表示に加えて、状態の遷移並びにループ及びそのループの制御記述の可視表示を設計者に提供するようにした点にある。
この実施形態の動作合成システムでは実施形態1で説明した動作合成システム10のうちの、文字入力部11、位置入力部12、設計環境ツール13、動作合成部14及び可視出力部18を主として用い、動作合成部14における判定情報(回路情報)として状態と設計記述の対応関係(状態間に表示する遷移の表示情報を含む)を設計環境ツール13を介して出力部18に出力して状態及びその遷移を表示すると共に、表示されている所定の状態の遷移を位置入力部12で指示してクリックすると、指示対応の状態の遷移に対応するループやその制御記述(回路情報へ付加される情報)をも表示するように構成したことにその特徴がある。
この実施形態で必要とする他の構成は、実施形態1と略同じであるので、それらについての逐一の説明は省略する。
この実施形態の動作が、実施形態1のそれと異なる点は、動作合成部14から出力されて表示される回路情報、例えば、状態と設計記述の対応関係に状態の遷移を示す矢印(→又は←等)を設計環境ツール13を介して出力部18の画面に表示すると共に、その表示中の所定の矢印を位置入力部12で指示してクリックする、すなわち、矢印とループや条件分岐等の制御記述との情報リンクを生じさせて指示対応の制御記述を設計環境ツール13を介して出力部18に強調表示させるようにしたことにある。
状態の遷移を示す矢印(→又は←等)が出力部18の画面の状態番号間に表示される。
そして、設計者が図6に示すような画面の状態対応表示部内の状態遷移を位置入力部12によって指示してクリックする、例えば、状態番号4を白抜きの太い矢印で指示してクリックすると、設計記述表示部内の制御記述を囲繞線(制御記述がループであることを示す閉じた線)で囲んで表示されると共に、白抜きの太い矢印と囲繞線との間に中太の黒矢印が表示されてループやそのループの制御記述を強調表示させる。
また、上述の情報リンクによって、設計者はどの制御記述が状態遷移を引き起こしているかを、上述の強調表示から容易に知ることができる。
この実施形態の実施形態1と異なるところは、実施形態1において設計記述と該設計記述についての状態との可視表示に加えて、状態遷移回数の可視表示を設計者に提供するようにした点にある。
この実施形態で必要とする他の構成は、実施形態1と略同じであるので、それらについての逐一の説明は省略する。
この実施形態の動作が、実施形態1のそれと異なる点は、動作合成部14から出力されて表示される回路情報、例えば、状態と設計記述の対応関係に状態遷移を示す矢印(→又は←等)を設計環境ツール13を介して出力部18の画面上に表示するに際し、図7に示すように、矢印の線の線幅を状態遷移の回数に応じて変えるようにしたことにある。
回路シミュレーション後に、状態の遷移を示す矢印(→又は←等)の、出力部18の画面の状態番号間への表示において、状態遷移回数が多いとき、矢印の線を太くして表示する。例えば、図7では、状態番号1から状態番号2への遷移(太線)は、状態番号0から状態番号1への遷移(細線)と比べて回数が多いことを示しており、状態遷移回数を強調して表示されていることの可視的表示を提供する。
この実施形態の実施形態1と異なるところは、実施形態1において設計記述と該設計記述についての状態との可視表示に加えて、パイプライン回路についてのステージ情報の可視表示を設計者に提供するようにした点にある。
この実施形態で必要とする他の構成は、実施形態1と略同じであるので、それについての逐一の説明は省略する。
この実施形態の動作が、実施形態1のそれと異なる点は、動作合成部14から出力されて表示される回路情報、例えば、状態と設計記述の対応関係に状態番号を出力手段12の画面上に表示する際、図8に示すように、その状態番号に添え字としてステージ番号を付加して表示するようにしたことにある。
図2と同様の方法で、状態対応表示部に状態番号にパイプラインステージのステージ番号を添え字として(下付きで)表示する。これにより、LSI設計における性能の要となるパイプライン回路と設計記述の対応する行との関係を設計者に視認させることができる。
これは、複数の状態が折り畳まれて一つの状態に纏められるパイプライン回路合成において、状態だけの情報ではどのように回路が合成されたのかを把握するのが難しくなるのを大幅に緩和するのに役立つし、また、一つの状態当たりの回路規模が大きくなって来た場合のデバッグの容易化にも役立つ。
そして、把握が容易となった、設計記述と状態およびパイプラインステージとの対応関係に基づいて、設計者は、設計記述の変更をして高性能かつ小面積なLSIの確実な設計を短期間に達成することができる。
すなわち、この実施形態においては、上述の実施形態1乃至実施形態7の動作合成システム10又は10Aの動作合成部14又は14Aにおける動作合成において行内の所定の記述部、例えば、演算子について上述した判定情報(回路情報)と同等の判定情報(回路情報)を生成して設計環境ツール13又は13Aに出力し、出力部18の画面上にそれを可視的に表示するように構成したことにその特徴部分がある。
したがって、その動作においても、動作合成部14又は14Aにおいて生成される回路情報が、設計記述の行内の所定の記述部に対応するものとなることを除いて、上述の各実施形態と略同じとなる。
この実施形態の効果も、設計記述の行内の所定の記述部について回路設計の最適化判定のための回路情報が設計者に提供されることにその大きな特長があるほか、上述の各実施形態と同等のものが得られる。
図9は、演算の並列化による状態数の減少と回路規模の増大との関係及び演算の直列化による状態数の増大と回路規模の縮小との関係を説明する図である。
加算を3回繰り返す設計記述と遅延制約を図1又は図3の動作合成部14又は14Aに入力すると、遅延制約に応じて状態数が決まる。例えば、遅延制約が加算1段分と同じ遅延であると仮定すると、カスケード(直列)に加算器を接続する回路で実現すると左側に示す3状態の回路が合成される。この時に、各状態で必要な加算器は最大で1個となる。これに対して右側に示すように、加算器をバランスツリーで接続して並列化すると状態数は2状態に減る。カスケード接続の場合と比べて、所要サイクルは1サイクル分減るため、性能が高くなる。その一方、並列化によって加算器の使用量が増えるため必要な加算器は最大で2個に増える。必要な加算が増えると回路面積は増大する。この図では演算を例として並列化の効果と影響を示したが、メモリやポートに関しても同様な効果や影響がある。
例えば、実施形態2での状態番号、実施形態3での演算器、メモリ、ポートの数、実施形態5での遷移の表示情報、実施形態6での回数表示の制御情報及び実施形態7でのステージ情報(回路情報へ付加される情報)を回路情報に含めて動作合成部14、14Aから設計環境ツール13、13Aへ出力されることを説明したが、回路情報(例えば、状態と設計記述の対応関係)を設計環境ツール13、13A等で受け取り、その情報に基づいて回路情報へ付加される情報を生成するようにしてもよい。
また、上述の実施形態では、単一の出力部18(単一のディスプレイの画面内)に、設計記述と状態等とを並べて同時に表示させる例を説明したが、これに代えて、2つのディスプレイを並べ、設計記述を一方のディスプレイの画面に、また、状態等を他方のディスプレイの画面内に同時に表示させるようにしてもよい。
また、動作合成部14、RTLシミュレータ15、論理合成部16及び配置配線部17は、設計環境ツール13とは別の計算機及びこれを制御するプログラムの上に構築されてもよい。
11 文字入力手段(設計情報入力手段)
12 位置入力手段(判定情報出力制御手段の一部)
13 設計環境ツール(判定情報出力制御手段の一部)
14 動作合成部(判定情報出力制御手段の一部)
15 RTLシミュレータ(判定情報出力制御手段の一部)
16 論理合成部(判定情報出力制御手段の一部)
17 配置配線部(判定情報出力制御手段の残部)
18 出力部
Claims (8)
- 第1のプログラミング言語で回路の動作を記述した第1の記述を入力する設計情報入力手段と、
前記第1の記述から前記第1のプログラミング言語より抽象度の低い第2のプログラミング言語で記述される第2の記述に変換処理する変換処理手段と、
前記変換処理によって決まる状態と、対応する前記第1の記述とを並べて情報出力すると共に、「状態の遷移」を符号表記して出力し、かつ、所定の「状態の遷移」に対応するループの制御記述を強調表示して出力する情報出力手段とを備えてなることを特徴とする動作合成システム。 - 第1のプログラミング言語で回路の動作を記述した第1の記述を入力する設計情報入力手段と、
前記第1の記述から前記第1のプログラミング言語より抽象度の低い第2のプログラミング言語で記述される第2の記述に変換処理する変換処理手段と、
前記変換処理によって決まる、演算器、メモリ及びポートの各使用数を含む回路構成要素数と、対応する前記第1の記述とを並べて情報出力する情報出力手段とを備えてなることを特徴とする動作合成システム。 - 前記情報出力手段は、前記変換処理によって決まる状態と、対応する前記第1の記述とを表示装置に並べて同時に表示させる表示制御手段であることを特徴とする請求項1記載の動作合成システム。
- 前記情報出力手段は、前記変換処理によって決まる回路構成要素数と、対応する前記第1の記述とを表示装置に並べて同時に表示させる表示制御手段であることを特徴とする請求項2記載の動作合成システム。
- 前記情報出力される情報は、前記第1の記述と前記状態及び該状態の遷移を指定したときの、当該指定に対応する前記設計記述内の制御記述であることを特徴とする請求項1又は3記載の動作合成システム。
- 前記情報出力される情報は、前記第1の記述と前記状態及び該状態の遷移を符号表記で示す状態遷移グラフ、および、これに対応する状態遷移回数情報であると共に、前記状態遷移グラフ中に状態遷移回数の程度を所定の視覚的符号を用いて強弱表示することを特徴とする請求項1、3又は5記載の動作合成システム。
- 前記情報出力される情報は、前記第1の記述と前記状態及び当該状態に対応する前記状態毎のステージ番号であることを特徴とする請求項1、3、5又は6記載の動作合成システム。
- コンピュータを、請求項1乃至7のうちのいずれか一に記載の動作合成システムとして機能させることを特徴とする動作合成プログラム。
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