JP5607991B2 - Bsrの方法及び通信装置 - Google Patents

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Description

本発明はBSR(バッファ状態報告)を実行する方法及び通信装置に関し、特に新しくトリガーされたBSRを即時に伝送できないのを防止するための、無線通信システムのUE(ユーザー端末)においてBSRを実行する方法及び通信装置に関する。
LTE(long term evolution)無線通信システムは、第三世代移動通信システム(例えばUMTS(汎用移動通信システム))をもとに確立されたアドバンスド高速無線通信システムである。LTE無線通信システムはパケット交換のみサポートし、そのRLC(無線リンク制御)通信プロトコル層とMAC(媒体アクセス制御)通信プロトコル層は基地局(ノードB)とRNC(無線ネットワークコントローラ)に別々に設けなくてもよく、同一の通信ネットワークエンティティー(例えば基地局(ノードB))に統合できるので、システム構造が比較的に簡単である。
LTE無線通信システムにおいて、UEのアップリンクバッファのデータ量をサービング基地局(エンハンスドノードBとも称する)に報告するために、3GPP(第三世代パートナーシッププロジェクト)はBSRプロセスを導入している。BSRプロセスでは、UEはMAC PDU(媒体アクセス制御プロトコルデータユニット)でBSR制御要素(control element)を運び、アップリンクバッファのデータ量に関する情報をネットワークに返送し、ネットワークはそれにより特定またはすべての論理チャネルグループの伝送可能なデータ量を判断する。
BSRプロセスはトリガーの条件によって、レギュラーBSR(regular BSR)、周期的BSR(periodic BSR)、及びパディングBSR(padding BSR)に分けられる。レギュラーBSRは、アップリンクデータがUEのアップリンクバッファに到着し、かつその優先順位が既存のデータより高い場合か、またはサービング基地局が変わった場合にトリガーされる。周期的BSRは、周期的BSRタイマーPERIODIC_BSR_TIMERの終了時にトリガーされる。パディングBSRは、MAC PDUのパディング領域のサイズがBSR制御要素より大きいかそれに等しい場合にトリガーされる。
現行の仕様(3GPP TS36.321 V8.6.0)によれば、BSRプロセスではまずトリガーされたBSRがあるかを判断し、すなわち前回のBSR以降に、トリガーされたBSRがあるどうか、またはBSRが初回にトリガーされたものかどうかを判断する。トリガーされたBSRがあると判断した後、現在TTI(送信時間間隔)にネットワークから新規伝送のために割り当てられたアップリンク伝送リソースを有した場合、UEはアップリンクバッファのデータ量に関する情報をネットワークに返送するために、対応するBSR制御要素を生成する。UEが現在TTIにネットワークから新規伝送のために割り当てられたアップリンク伝送リソースを有せず、かつUEによりトリガーされたのがレギュラーBSRであった場合は、アップリンク伝送リソースを割り当てるようにネットワークに求めるために、スケジューリングリクエスト(SR)プロセスを起動してBSRの伝送を行う。
言い換えれば、関連のBSRプロセスを実行する前に、すなわちBSR制御要素またはSRをトリガーする前に、UEはまずトリガーされたBSRがあるかどうかを判断する。現行の仕様によれば、BSRが初回にトリガーされたものでなければ、BSRプロセスでトリガーされたBSRの有無を判断する時間帯は、BSRの前回伝送から現在TTIまでの間とされる。
すべてトリガーされたBSRは以下の場合にキャンセルされる。(1)BSRが生成され、MAC PDUに載せられた場合、(2)アップリンク伝送リソースがUEのすべての伝送予定データしか収容できず、BSR制御要素とそれに対応するサブヘッダを収容するのに十分ではない場合である。
しかし、一部の状況では、前記BSRプロセスは、後にトリガーされるBSRを即時に伝送できず、UEの優先順位が高いデータが遅延になることが発生しうる。
例えば図1を参照する。図1は従来のBSRプロセスの動作を表す説明図である。まず、UEはBSR1(時点T1)をトリガーする。このとき、UEは新規伝送に用いられるアップリンク伝送リソースを有しないので、アップリンク伝送リソースを割り当てるようにネットワークに求めるために、SRプロセスをトリガーする。次に、UEはPDCCH(物理ダウンリンク制御チャネル)においてネットワークから割り当てられたアップリンク伝送リソースを受信する(時点T2)。この場合、時点T4に他のアップリンクデータとともに伝送するために、UEはBSR1に対応するBSR制御要素を生成してMAC PDUに載せる(時点T3)。一般に、アップリンク伝送リソースの受信からBSR1の伝送までのTTIは4msであり、すなわちT4=T2+4(ms)である。また、時点T3にBSR制御要素が既に生成されているので、すべてトリガーされたBSRは同時にキャンセルされる。
仮にBSR1を伝送する前に、優先順位が高いアップリンクデータの到着により、UEが他のBSR2をトリガーする(時点T5)とすれば、ネットワークから割り当てられたアップリンク伝送リソースは既にBSR1に使用されているので、BSR2については同じくSRプロセスを起動して、アップリンク伝送リソースを割り当てるようにネットワークに求めなければならない。しかし、時点T6にネットワークから割り当てられたアップリンク伝送リソースを受信すると、前述の判断方法によれば、UEはトリガーされたBSRがあると判断できない。言い換えれば、BSRの前回伝送以降にBSRが一切トリガーされていないので、UEはBSR2に対応するBSR制御要素を生成しない(時点T7)。
この場合、アップリンク伝送リソースに基づいて形成されるMAC PDUはBSR2を含まないので、UEはアップリンクバッファの優先順位が高いデータのデータ量をネットワークに返送することができず、データの遅延が生じる。
更に図2を参照する。図2は従来のBSRプロセスの動作を表す他の説明図である。まず、UEはBSR1(時点T1)をトリガーする。後に、ネットワークから割り当てられたアップリンク伝送リソースはすべての伝送予定データしか収容できず、BSR制御要素とそれに対応するサブヘッダを収容できないので、BSR1はキャンセルされる(時点T2)。言い換えれば、アップリンク伝送はBSR1を含まない。その後、データの到着により、UEはBSR2とSRをトリガーする(時点T3)。アップリンク伝送リソースを受信する(時点T4)とき、UEはBSR2をMAC PDUに載せるべきである。しかし、BSR1が既にキャンセルされたので、前述の判断方法に従えば、トリガーされたBSRがあると判断できない場合もある。
例えば、BSR1が初回にトリガーされたものであれば、BSR1は既にキャンセルされたので、UEに伝送済みのBSRが存在しない。この場合、BSR2は初回にトリガーされたものではないので、前述の判断方法に従えば、UEはトリガーされたBSRがあると判断できない。したがって、UEはBSR2に対応するBSR制御要素を生成せず、アップリンクバッファのデータ量をネットワークに即時に返送できない。
簡単に言えば、古いBSRの伝送前に新しいBSRがトリガーされ、かつ古いBSRの伝送後にアップリンク伝送リソースが受信された場合、トリガーされたBSRの有無を判断する従来の方法は、BSRを正確に実行できず(例えば新しいBSRに対応するBSR制御要素が生成されない)、UEのデータに遅延が発生する問題がある。
本発明はBSRの方法及び通信装置を提供することを課題とする。
本発明では、無線通信システムのUE(ユーザー端末)に用いられるBSR(バッファ状態報告)を実行する方法を開示する。方法は、前回にトリガーされたBSRをキャンセルした後から現在TTI(送信時間間隔)までの間に、トリガーされたBSRがあるかどうかを判断する段階と、少なくとも1つのBSRがトリガーされたと判断した場合に、BSRプロセスを実行する段階とを含む。トリガーされたBSRは、UEにより受信された第一アップリンク伝送リソースがUEのすべての伝送予定データしか収容できず、BSRに対応する第一BSR制御要素とそのサブヘッダを収容するのに十分ではない場合か、または第一BSR制御要素が第一MAC PDU(媒体アクセス制御プロトコルデータユニット)に載せられて伝送された場合に、キャンセルされる。
本発明では更に、無線通信システムのUEにおいてBSRを実行するための通信装置を開示する。通信装置は、プログラムを実行するCPU(中央処理装置)と、CPUに結合され、プログラムを記憶する記憶装置とを含む。プログラムは、前回にトリガーされたBSRをキャンセルした後から現在TTIまでの間に、トリガーされたBSRがあるかどうかを判断する段階と、少なくとも1つのBSRがトリガーされたと判断した場合に、BSRプロセスを実行する段階とを含む。トリガーされたBSRは、UEにより受信された第一アップリンク伝送リソースがUEのすべての伝送予定データしか収容できず、BSRに対応する第一BSR制御要素とそのサブヘッダを収容するのに十分ではない場合か、または第一BSR制御要素が第一MAC PDUに載せられて伝送された場合に、キャンセルされる。
本発明では更に、無線通信システムのUEに用いられるBSRを実行する方法を開示する。方法は、現在TTIの前に、トリガーされたBSRに未だにキャンセルされていないものがあるかどうかを判断する段階と、少なくとも1つのトリガーされたBSRが未だにキャンセルされていないと判断した場合に、BSRプロセスを実行する段階とを含む。トリガーされたBSRは、UEにより受信されたアップリンク伝送リソースがUEのすべての伝送予定データしか収容できず、BSRに対応するBSR制御要素とそのサブヘッダを収容するのに十分ではない場合か、またはBSR制御要素がMAC PDUに載せられて伝送された場合に、キャンセルされる。
本発明では更に、無線通信システムのUEにおいてBSRを実行するための通信装置を開示する。通信装置は、プログラムを実行するCPUと、CPUに結合され、プログラムを記憶する記憶装置とを含む。プログラムは、現在TTIの前に、トリガーされたBSRに未だにキャンセルされていないものがあるかどうかを判断する段階と、少なくとも1つのトリガーされたBSRが未だにキャンセルされていないと判断した場合に、BSRプロセスを実行する段階とを含む。トリガーされたBSRは、UEにより受信されたアップリンク伝送リソースがUEのすべての伝送予定データしか収容できず、BSRに対応するBSR制御要素とそのサブヘッダを収容するのに十分ではない場合か、またはBSR制御要素がMAC PDUに載せられて伝送された場合に、キャンセルされる。
従来のBSRプロセスの動作を表す説明図である。 従来のBSRプロセスの動作を表す他の説明図である。 無線通信システムを表す説明図である。 無線通信システムの無線通信装置のブロック図である。 図4に示すプログラムを表す説明図である。 本発明による方法のフローチャートである。 図6に示す方法の実施例を表す説明図である。 図6に示す方法の実施例を表す他の説明図である。 本発明による他方法のフローチャートである。
かかる方法及び装置の特徴を詳述するために、具体的な実施例を挙げ、図を参照にして以下に説明する。
図3を参照する。図3は無線通信システム10を表す説明図である。無線通信システム10は望ましくはLTEシステムであり、概してネットワークと複数のUE(ユーザー端末)を含む。図3に示すネットワークとUEは無線通信システム10の構造を説明するために用いるに過ぎない。実際、ネットワークは要求に応じて複数の基地局、RNC(無線ネットワークコントローラー)を含みうる。UEは携帯電話、コンピュータシステムなどの装置である。
図4を参照する。図4は無線通信システムの無線通信装置100のブロック図である。無線通信装置100は図3に示すUEを実施するために用いられる。説明を簡素化するため、図4では無線通信装置100の入力装置102、出力装置104、制御回路106、CPU(中央処理装置)108、記憶装置110、プログラム112及びトランシーバー114のみ示している。無線通信装置100では、制御回路106はCPU108を用いて記憶装置110に記憶されたプログラム112を実行し、無線通信装置100の動作を制御し、入力装置102(例えばキーボード)でユーザーが入力した信号を受信し、出力装置104(スクリーン、スピーカーなど)で映像、音声などの信号を出力する。無線信号を受発信するトランシーバー114は受信した信号を制御回路106に送信し、または制御回路106による信号を無線で出力する。言い換えれば、通信プロトコルに当てはめれば、トランシーバー114は第一層の一部とみなされ、制御回路106は第二層と第三層の機能を実施する。
図5を参照する。図5は図4に示すプログラム112を表す説明図である。プログラム112はアプリケーション層200と、第三層インターフェイス202と、第二層インターフェイス206とを含み、第一層インターフェイス218に接続されている。第三層インターフェイス202はRRC(無線リソース制御)を実施する。第二層インターフェイス206はRLC(無線リンク制御)層インターフェイスとMAC(媒体アクセス制御)層インターフェイスを含み、リンク制御を実施する。第一層インターフェイス218は物理接続を実施する。
LTE無線通信システムでは、第二層インターフェイス206のMAC層はBSRプロセスを実行し、ネットワークで特定またはすべての論理チャネルグループの伝送可能なデータ量を判断することを可能にするために、MAC PDUでBSR制御要素を運び、アップリンクバッファのデータ量に関する情報をネットワークに返送する。それに鑑みて、すべてトリガーされたBSRを正確に処理し、UEのデータ遅延を防止するために、本発明の実施例ではBSRプログラム200を提供する。
図6を参照する。図6は本発明による方法40のフローチャートである。下記方法40は無線通信システムのUEで実行されるBSRに用いられ、BSRプログラム220としてコンパイルされることができる。
ステップ400:開始。
ステップ402:前回にトリガーされたBSRをキャンセルした後から、現在TTIまでの間に、トリガーされたBSRがあるかどうかを判断する。
ステップ404:少なくとも1つのBSRがトリガーされたと判断した場合に、BSRプロセスを実行する。
ステップ406:終了。
以上のように、UEは前回にBSRをキャンセルした後から現在TTIまでの間に、トリガーされたBSRがあるかどうかを判断し、少なくとも1つのBSRがトリガーされたと判断した場合に、後続のBSRプロセスを実行する。言い換えれば、現在TTIに新規伝送のために割り当てられたアップリンク伝送リソースを有した場合、UEは対応するBSR制御要素を生成する。それに反して、UEが現在TTIにネットワークから新規伝送のために割り当てられたアップリンク伝送リソースを有せず、かつUEによりトリガーされたのがレギュラーBSRであった場合は、SRを起動する。
すべてトリガーされたBSRは以下の場合にキャンセルされる。(1)BSRが生成され、MAC PDUに載せられた場合、(2)アップリンク伝送リソースがUEのすべての伝送予定データしか収容できず、BSR制御要素とそれに対応するサブヘッダを収容するのに十分ではない場合である。
したがって、本発明の実施例でトリガーされたBSRの有無を判断する時間帯は、前回にBSRをキャンセルした後から現在TTIまでの間である。BSRの前回伝送を判断開始時間とする従来の技術に比べて、本発明の実施例は判断開始時間をBSRの前回キャンセル時間まで繰り上げるので、新しくトリガーされたBSRを即時に伝送できないという問題を防止できる。
例えば図7を参照する。図7は前記方法40の実施例を表す説明図である。図7の内容は図1とほぼ同様であり、同一部分の説明はここで省略される。仮にBSR1を伝送する前に、優先順位が高いアップリンクデータの到着により、UEは他のBSR2をトリガーする(時点T5)とすれば、UEがネットワークから割り当てられたアップリンク伝送リソースを受信する(時点T6)と、本発明の実施例ではトリガーされたBSRの有無を判断する開始時間をBSRの前回キャンセル時間(すなわちBSR1がMAC PDUに載せられる時間)まで繰り上げるので、UEは新しいBSRがトリガーされたと正常に判断し、BSR2に対応するBSR制御要素を生成する(時点T7)ことができる。この場合、BSR2はMAC PDUに載せられた他のアップリンクデータとともに伝送される(時点T8)。
同じく、本発明の実施例も図2の問題を解決できる。図8は前記方法40の実施例を表す他の説明図である。図8の内容は図2とほぼ同様であり、同一部分の説明はここで省略される。図8に示すように、本発明の実施例ではトリガーされたBSRの有無を判断する時間をBSRの前回キャンセル時間(時点T2)まで繰り上げるので、UEが時点T4にアップリンク伝送リソースを受信すると、本発明の実施例はトリガーされたBSRがあると正常に判断し、BSR2に対応するBSR制御要素を生成する(時点T5)ことができる。
注意すべきは、前掲判断方法はBSRが初回にトリガーされたものではない場合に用いられる。BSRが初回にトリガーされたものであれば、UEはBSRプロセスを直接実行する。言い換えれば、アップリンク伝送リソースの有無によって、BSR制御要素を生成するか、またはSRをトリガーする。
本発明の趣旨は他の方式でも実施されうる。BSRキャンセル後に、トリガーされたBSRの有無を判断するものであれば、いずれも本発明の範囲に属する。例えば図9を参照する。図9は本発明による他方法70のフローチャートである。下記方法70は無線通信システムのUEで実行されるBSRに用いられ、BSRプログラム220としてコンパイルされることができる。
ステップ700:開始。
ステップ702:現在TTIの前に、トリガーされたBSRに未だにキャンセルされていないものがあるかどうかを判断する。
ステップ704:少なくとも1つのトリガーされたBSRが未だにキャンセルされていないと判断した場合に、BSRプロセスを実行する。
ステップ706:終了。
以上のように、UEは現在TTIの前に、トリガーされたBSRに未だにキャンセルされていないものがあるかどうかを判断し、少なくとも1つのBSRがトリガーされ、かつ未だにキャンセルされていないと判断した場合に、BSRプロセスを実行する。前記方法40に比べて、本実施例ではBSRが初回にトリガーされたものかどうかを別途に判断する必要がなく、現在TTIの前にBSRがトリガーされ、かつ未だにキャンセルされていないのであれば、後続のBSRプロセスを実行する。
前記方法70も、新しくトリガーされたBSRを即時に伝送できないという問題を防止するために、トリガーされたBSRの有無を判断する開始時間をBSRの前回キャンセル時間まで繰り上げるものである。
まとめて言えば、本発明の実施例ではすべてトリガーされたBSRを正確に処理し、UEのデータ遅延を防止するために、BSRを実行する方法を提供する。
以上は本発明に好ましい実施例であって、本発明の実施の範囲を限定するものではない。よって、当業者のなし得る修正、もしくは変更であって、本発明の精神の下においてなされ、本発明に対して均等の効果を有するものは、いずれも本発明の特許請求の範囲に属するものとする。
10 無線通信システム
100 無線通信装置
102 入力装置
104 出力装置
106 制御回路
108 CPU
110 記憶装置
112 プログラム
114 トランシーバー
200 アプリケーション層
202 第三層インターフェイス
206 第二層インターフェイス
218 第一層インターフェイス
220 BSRプログラム

Claims (10)

  1. 無線通信システムのUE(ユーザー端末)に用いられるBSR(バッファ状態報告)を実行する方法であって、
    前回にトリガーされたBSRをキャンセルした後から現在TTI(送信時間間隔)までの間に、トリガーされたBSRがあるかどうかを判断する段階と、
    少なくとも1つのBSRがトリガーされたと判断した場合に、BSRプロセスを実行する段階と、を含み、
    前記トリガーされたBSRは、前記UEにより受信された第一アップリンク伝送リソースが前記UEのすべての伝送予定データしか収容できず、前記BSRに対応する第一BSR制御要素とそのサブヘッダを収容するのに十分ではない場合か、または当該第一BSR制御要素が第一MAC PDU(媒体アクセス制御プロトコルデータユニット)に伝送のために載せられた場合に、キャンセルされる、BSRを実行する方法。
  2. 前記BSRプロセスは、
    前記現在TTIに新規伝送のために割り当てられた第二アップリンク伝送リソースを有した場合に、前記UEは前記少なくとも1つのBSRに対応する第二BSR制御要素を生成する段階を含む、請求項1に記載のBSRを実行する方法。
  3. すべての前記トリガーされたBSRは、前記第二BSR制御要素が第二MAC PDUに伝送のために載せられた場合にキャンセルされる、請求項2に記載のBSRを実行する方法。
  4. すべての前記トリガーされたBSRは、前記第二アップリンク伝送リソースが前記UEのすべての伝送予定データしか収容できず、前記第二BSR制御要素とそれに対応するサブヘッダを収容するのに十分ではない場合にキャンセルされる、請求項2または3に記載のBSRを実行する方法。
  5. 前記BSRプロセスは、
    前記UEが前記現在TTIに新規伝送のために割り当てられた第二アップリンク伝送リソースを有せず、かつトリガーされたのがレギュラーBSRであった場合に、スケジューリングリクエスト(SR)プロセスを起動する段階を含む、請求項1から4の何れか1項に記載のBSRを実行する方法。
  6. 無線通信システムのUEにおいてBSRを実行するための通信装置であって、
    プログラムを実行するCPU(中央処理装置)と、
    前記CPUに結合され、前記プログラムを記憶する記憶装置と、を含み、前記プログラムは、
    前回にトリガーされたBSRをキャンセルした後から現在TTIまでの間に、トリガーされたBSRがあるかどうかを判断するコードと、
    少なくとも1つのBSRがトリガーされたと判断した場合に、BSRプロセスを実行するコードと、を含み、
    前記トリガーされたBSRは、前記UEにより受信された第一アップリンク伝送リソースが前記UEのすべての伝送予定データしか収容できず、前記BSRに対応する第一BSR制御要素とそのサブヘッダを収容するのに十分ではない場合か、または当該第一BSR制御要素が第一MAC PDUに伝送のために載せられた場合に、キャンセルされる、通信装置。
  7. 前記BSRプロセスは、
    前記現在TTIに新規伝送のために割り当てられた第二アップリンク伝送リソースを有した場合に、前記UEは前記少なくとも1つのBSRに対応する第二BSR制御要素を生成する段階を含む、請求項に記載の通信装置。
  8. すべての前記トリガーされたBSRは、前記第二BSR制御要素が第二MAC PDUに伝送のために載せられた場合にキャンセルされる、請求項に記載の通信装置。
  9. すべての前記トリガーされたBSRは、前記第二アップリンク伝送リソースが前記UEのすべての伝送予定データしか収容できず、前記第二BSR制御要素とそれに対応するサブヘッダを収容するのに十分ではない場合にキャンセルされる、請求項またはに記載の通信装置。
  10. 前記BSRプロセスは、
    前記UEが前記現在TTIに新規伝送のために割り当てられた第二アップリンク伝送リソースを有せず、かつトリガーされたのがレギュラーBSRであった場合に、SRプロセスを起動する段階を含む、請求項からの何れか1項に記載の通信装置。
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