JP5601629B2 - データ更新処理制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、データ更新処理制御装置に関するものである。
データベース等のデータを共有するバッチ処理システムとオンライン処理システムにおいて、オンライン処理とバッチ処理を並列に実行可能にすることで、オンライン処理を止めずに、かつバッチ処理を実行したいという要望がある。また、バッチ処理において、実行順序に依存性のあるデータ処理を並列に実行することで、バッチ処理に要する処理時間を短縮させたいという要望がある。
共通のデータを更新、追加、削除等の処理対象とするオンライン処理とバッチ処理を並列に実行した場合、先行して実行された処理の実行結果と、後から実行された処理の実行結果との間に、矛盾や差異が生じる場合がある。同様に、バッチ処理において、実行順序に依存性のあるデータ処理を並列に実行した場合に、本来後から実行されるべき処理が先に処理されることにより、得られるべき実行結果と異なる結果となる場合がある。
オンライン処理とバッチ処理を並列に実行する例が、特許文献1に記載されている。特許文献1に記載された装置は、同一の情報を保持する2つのデータベースを有しており、バッチ処理を実行する際には、一方をオンライン処理用として利用し、他方をバッチ処理用として利用する構成となっている。
特開平6−324929号公報
しかし、特許文献1に記載された装置は、オンライン処理とバッチ処理を並列に実行した場合のデータの矛盾を防止するために2つのデータベースを備えなければならない。
そこで、本発明の目的は、簡易な装置構成でデータの矛盾を起こさずにオンライン処理とバッチ処理を並列に実行することである。
本発明に係るデータ更新処理制御装置は、永続化データを読み込んでデータインスタンスを生成し、前記永続化データに対する処理要求を受けて、前記処理の内容と前記処理を永続化する日時情報を保持すると共に、前記永続化する日時に、前記永続化データに対して前記処理を反映させるデータキャッシュ領域を備えたものである。
本発明によれば、データの矛盾を起こさずにオンライン処理とバッチ処理を並列に実行することができる。
実施の形態1による、データ更新処理制御装置の構成を示す図である。 操作の構成を示す図である。 履歴が保持するデータの例を示す図である。 実施の形態1による、データ更新処理制御装置の動作のフローチャートである。 実施の形態1による、データ更新処理制御装置の動作のフローチャートである。 実施の形態1による、データ更新処理制御装置の動作のフローチャートである。 実施の形態1による、データ更新処理制御装置の動作のフローチャートである。 実施の形態1による、データ更新処理制御装置の動作のフローチャートである。 実施の形態1による、データ更新処理制御装置の動作のフローチャートである。 実施の形態2による、データ更新処理制御装置の構成を示す図である。
次に、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1による、データ更新処理制御装置の構成を示す図である。
図1に示すように、データ更新処理制御装置は、データキャッシュ1000、データ操作呼出手段1070、履歴操作呼出手段1080、データ処理要求プログラム1090、永続化データ1100を備えている。
データキャッシュ1000、データ操作呼出手段1070、履歴操作呼出手段1080、データ処理要求プログラム1090は、コンピュータのプロセッサにおいて実行されることにより実現される機能ブロックである。
永続化データ1100は、メモリ、ハードディスク等の記憶装置に記憶された、データベースやファイルなどのデータである。
さらに、データキャッシュ1000は、データインスタンス1010、データ操作受付手段1020、永続化データ操作手段1030、履歴操作受付手段1040、永続化タイミング管理手段1050、データインスタンス管理手段1060を備えている。
また、データインスタンス1010は、データ1011、操作1012、履歴1013、識別子1014を備えている。
図2は、操作1012の構成を示す図である。図2に示すように、操作1012は、参照手段1015、更新手段1016、追加手段1017、削除手段1018を備えている。
次に、データ更新処理制御装置の動作の概略について説明する。
データ処理要求プログラム1090は、永続化データに対する参照、更新、追加、削除処理を要求する。
データキャッシュ1000は、コンピュータのメモリ上に永続化データ1100から永続化データを読み込み、データインスタンス1010として保持する。
また、データキャッシュ1000は、データ処理要求プログラム1090からの永続化データに対する参照、更新、追加、削除処理を受け付けると、データ1011に対して参照、更新、追加、削除の操作履歴情報を記録し、データ処理要求プログラム1090からの永続化データに対する参照、更新、追加、削除処理を実行する。
データインスタンス1010は、データベースやファイルなどの永続化データをデータキャッシュ1000上で扱う単位であり、データベースやファイルなどの永続化データをコンピュータのメモリ上に読み込んだデータオブジェクトである。データインスタンス1010のデータ1011は、データキャッシュ1000の起動および初期化後、操作1012の呼び出しがなされていない状態においては、永続化データ1100との同一性が保証されている。
操作1012は、処理要求部1090が永続化データに対する参照、更新、追加、削除処理を行う代わりに、データインスタンス1010が保持するデータ1011を参照、更新、追加、削除する手段である。
履歴1013は、データインスタンス1010が保持するデータ1011に対する全操作履歴を保持している。図3は、履歴1013が保持するデータの例を示す図である。
識別子1014は、永続化データ1100に対応するデータキャッシュ1000上のデータインスタンス1010を一意に表すものである。データ処理要求プログラム1090は、操作対象の永続化データを直接指定する代わりに、データ操作呼出手段1070を介して識別子1014を指定することにより、操作対象のデータインスタンス1010を指定する。
データ操作呼出手段1070及びデータ操作受付手段1020は、データ処理要求プログラム1090からデータキャッシュ1000上のデータインスタンス1010の操作1012を実行するためのAPI(Application Program Interface)及び通信手段である。
データ操作受付手段1020は、データ操作呼出手段1070を介して識別子1014と共に参照、更新、追加、削除要求を受け付け、操作対象のデータインスタンス1010を特定すると共に、参照手段1015、更新手段1016、追加手段1017、削除手段1018を呼び出す。
データインスタンス1010の操作1012は、要求された操作を一意に識別する処理要求識別子、操作内容、操作詳細、操作結果、永続化日、及び永続化時刻を履歴1013に記録する。永続化日及び永続化時刻が両方とも指定されていない場合、操作1012は、履歴1013の永続化日、永続化時刻に、操作要求を受け付けた時点の日付と時刻を記録する。
永続化日及び永続化時刻のいずれか、または両方が指定されている場合、操作1012は、履歴1013の永続化日および永続化時刻のいずれか、または両方に、指定された日付と時刻を記録する。
永続化日及び永続化時刻の両方が指定されていない場合、操作1012は、データ1011に対して呼び出された操作を行い、その結果を履歴1013に記録すると共に、データ操作受付手段1020及びデータ操作呼出手段1070を介して、データ処理要求プログラム1090に返却する。
データインスタンス管理手段1060は、操作1012がデータ1011が更新されたイベントを受けたら、永続化タイミング管理手段1050を呼び出す。永続化タイミング管理手段1050は、データインスタンス管理手段1060から指定された識別子1014に対応するデータインスタンス1010の永続化データ操作手段1030を呼び出し、永続化データ1100に記憶された、データ1011に対応する永続化データを永続化する。これにより、データインスタンス1010のデータ1011と永続化データ1100との同一性が保証される。
永続化日及び永続化時刻のいずれか、または両方が指定されており、かつ、それらが操作要求を受け付けた時点の日付および時刻よりも過去の日付または時刻である場合、更新手段1016、追加手段1017、及び削除手段1018は、実行エラーとして、その結果をデータ操作受付手段1020及びデータ操作呼出手段1070を介して、データ処理要求プログラム1090に返却する。
永続化日及び永続化時刻のいずれか、または両方が指定されており、かつ、それらが操作要求を受け付けた時点の日付および時刻よりも過去の日付または時刻である場合、参照手段1015は、データ1011に対して、履歴1013において操作要求を受け付けた時点の日付、時刻から永続化日、永続化時刻までの操作を遡る順序で実行した結果を、データ操作受付手段1020及びデータ操作呼出手段1070を介して、データ処理要求プログラム1090に返却する。
永続化日及び永続化時刻のいずれか、または両方が指定されており、かつ、それらが操作要求を受け付けた時点の日付および時刻よりも未来の日付または時刻である場合、操作1012はデータ1011に対して、履歴1013において操作要求を受け付けた時点の日付、時刻から永続化日、永続化時刻までの操作を実行し、その結果を履歴1013に記録すると共に、データ操作受付手段1020及びデータ操作呼出手段1070を介して、データ処理要求プログラム1090に返却する。
データインスタンス管理手段1060は、定期的にデータキャッシュ1000上の全てのデータインスタンス1010の履歴1013を巡回チェックし、永続化日及び永続化時刻に到った操作をデータ1011に反映する。
永続化タイミング管理手段1050は、データインスタンス管理手段1060から指定された識別子1014に対応するデータインスタンス1010の永続化データを呼び出し、永続化データ1100にデータ1011の値を永続化する。これにより、データインスタンス1010のデータ1011と永続化データ1100との同一性が保証される。
履歴操作呼出手段1080及び履歴操作受付手段1040は、データキャッシュ1000上のデータインスタンス1010の履歴1013を操作するためのAPIおよび通信手段である。
履歴操作受付手段1040は、履歴操作呼出手段1080から識別子1014と共に参照、更新、追加、削除要求を受け付け、操作対象のデータインスタンス1010を特定し、操作1012の履歴の参照、更新、追加、削除を呼び出す。
次に、データ更新処理制御装置の動作について、図4〜9のフローチャートを用いて詳細に説明する。
データキャッシュ1000の起動が完了したら(図4:ステップS101)、データ処理要求プログラム1090は、永続化データに対する参照、更新、追加、削除処理を行う代わりに、データ操作呼出手段1070を使用して、識別子1014に対応するデータインスタンス1010を取得する(ステップS102)。
データキャッシュ1000上にデータ処理要求プログラム1090が指定した識別子1014を持つデータインスタンス1010が存在しない場合(ステップS103:NO)、処理要求部1090にはデータインスタンス取得エラーが返却される(ステップS107)。
一方、データ処理要求プログラム1090が指定した識別子1014を持つデータインスタンス1010が存在する場合(ステップS103:YES)、データ処理要求プログラム1090は、データ操作呼出手段1070、データ操作受付手段1020を通じて、データキャッシュ1000上のデータインスタンス1010の参照手段1015、更新手段1016、追加手段1017、削除手段1018を使用し、データインスタンス1010が保持するデータ1011を参照、更新、追加、削除する(ステップS104、S105)。
ここで、永続化日および永続化時刻の両方が指定されていない場合(図5(フロー2):ステップS201:YES)、操作1012は、履歴1013の永続化日及び永続化時刻に、操作要求を受け付けた時点の日付と時刻を記録する(ステップS202、S203)。
操作1012は、データ1011に対して呼び出された操作を行い(ステップS204)、その結果を履歴1013に記録すると共に(ステップS205)、データ操作受付手段1020及びデータ操作呼出手段1070を介して、データ処理要求プログラム1090に結果を返却する(ステップS206、S207)。
また、データインスタンス管理手段1060は、操作1012がデータ1011を操作したことを示すイベントを受け(ステップS208)、識別子1014を指定して永続化タイミング管理手段1050を呼び出す(ステップS209)。
永続化タイミング管理手段1050は、データインスタンス管理手段1060から指定された識別子1014を持つデータインスタンス1010の永続化データ操作手段1030を呼び出し(ステップS210)、永続化データ操作手段1030は、データ1011の内容を永続化データに永続化する(ステップS211)。
永続化日及び永続化時刻のいずれか、または両方が指定されており(ステップS201:NO、図6(フロー3):ステップS301)、かつそれらが操作要求を受け付けた時点の日付及び時刻よりも過去の日付または時刻である場合(ステップS302:YES)、更新系の操作である更新手段1016、追加手段1017、及び削除手段1018は、実行エラーとして、その結果をデータ操作受付手段1020及びデータ操作呼出手段1070を介してデータ処理要求プログラム1090に返却する(ステップS303、S304:NO、S310)。
永続化日及び永続化時刻のいずれか、または両方が指定されており(ステップS201:NO、図6:ステップS301)、かつそれらの日時が操作要求を受け付けた時点の日付及び時刻よりも過去の日付または時刻である場合(ステップS302:YES)、参照手段1015は、データ1011に対して履歴1013の操作要求を受け付けた時点の日付及び時刻から永続化日及び永続化時刻までの操作を遡る順序で実行した結果を、データ操作受付手段1020及びデータ操作呼出手段1070を介して、データ処理要求プログラム1090に返却する(ステップS303、S304:YES、S305〜S309)。
永続化日及び永続化時刻のいずれか、または両方が指定されており(ステップS201:NO、図6:ステップS301)、かつそれらの日時が操作要求を受け付けた時点の日付及び時刻よりも未来の日付または時刻である場合(ステップS302:NO、図7(フロー4):ステップS401)、操作1012は、データ1011に対して、履歴1013の操作要求を受け付けた時点の日付及び時刻から永続化日および永続化時刻までの操作を実行し、その結果を履歴1013に記録すると共に、データ操作受付手段1020及びデータ操作呼出手段1070を介して、データ処理要求プログラム1090に返却する(ステップS402〜S405)。
次に、図8のフローチャートを用いてデータキャッシュ1000の起動時の動作について説明する。
データキャッシュ1000を起動すると、初めにデータインスタンス管理手段1060が初期化および起動される(ステップS501、S502)。データインスタンス管理手段1060は、データキャッシュ1000上に読み込んでデータインスタンス1010化する対象を指定した定義情報を基に、キャッシュ対象の永続化データの一覧を生成する(ステップS503)。
次に、データインスタンス管理手段1060は、永続化データ操作手段1030を通じて、永続化データ1100から永続化データを読み込むと共に、データインスタンス1010の履歴情報の保存情報を読み込み、データキャッシュ1000上にデータインスタンス1010を生成する(ステップS504)。
データインスタンス管理手段1060は、キャッシュ対象の永続化データの一覧に含まれる全ての永続化データのデータインスタンス化が完了するまで本処理を繰り返す(ステップS505)。最後に、データキャッシュ1000は、データ操作受付手段1020及び履歴操作受付手段1040を初期化および起動し、データ操作呼出手段1070及び履歴操作呼出手段1080からの要求を受け付け可能な状態にして、データキャッシュ1000の起動処理は完了する(ステップS506)。
次に、図9のフローチャートを用いてデータキャッシュ1000の停止時の動作について説明する。
データキャッシュ1000の停止処理が開始されると(ステップS601)、データキャッシュ1000は、データ操作受付手段1020及び履歴操作受付手段1040を停止し、データ操作呼出手段1070及び履歴操作呼出手段1080からの要求を受け付け不可能な状態にする(ステップS602)。
データキャッシュ1000上のデータインスタンス1010の中に、永続化データ1100との同期が必要なデータインスタンス1010が存在する場合、データインスタンス管理手段1060は、データ1011への操作の反映を行う(ステップS603:YES、S604)。データインスタンス管理手段1060は、操作1012がデータ1011を操作したことを示すイベントを受け、永続化タイミング管理手段1050を呼び出す。永続化タイミング管理手段1050は、データインスタンス管理手段1060から指定された識別子1014を持つデータインスタンス1010の永続化データ操作手段1030を呼び出し、永続化データ1100にデータ1011の値を永続化する(ステップS605)。
データインスタンス管理手段1060は、データキャッシュ1000が再起動した際にデータインスタンス1010が保持している履歴1013を復元する為に、履歴1013を保存する(ステップS606)。データインスタンス管理手段1060は、キャッシュ対象の永続化データの一覧に含まれる全てのデータインスタンスに対する停止処理が完了するまで、本処理を繰り返す(ステップS607、S608)。
以上のように、実施の形態1によれば、データインスタンス1010がデータ1011、操作1012、履歴1013、識別子1014を備えているため、データ自身が自身に対する操作履歴とその反映日時情報を持つことが可能となり、データを永続化するタイミングと処理の実行タイミングを分離することができる。
これにより、オンライン処理とバッチ処理の実行結果に矛盾を生じさせることなく、所謂締めの時間以前にバッチ処理の実行を開始することができ、結果としてバッチ処理の実行時間を短縮することができる。また、実施の形態1では、データキャッシュ1000は、データベースやファイルなどの永続化データと、これら永続化データの参照、更新、追加、削除処理を行うデータ処理要求プログラム1090の間に位置し、データに対する処理を中継して、処理要求に対する応答や、実際の永続化データへの反映を行うように構成されているため、データキャッシュ1000で永続化データへの反映タイミングを制御することが可能となる。これにより、リクエストをリアルタイムに処理し、処理時点のデータを参照、更新、追加、削除するオンライン処理と、バッチ処理を並列に実行することができる。
また、実施の形態1では、データインスタンス1010がデータ1011、操作1012、履歴1013、識別子1014を備えているため、永続化日、永続化時刻を指定可能であり、実行順序性のあるデータの処理を、並列に実行することがきる。
実施の形態2.
図10は、実施の形態2による、データ更新処理制御装置の構成を示す図である。
図10に示すように、データ更新処理制御装置は、データキャッシュ1000、データ操作呼出手段1070、履歴操作呼出手段1080、データ処理要求プログラム1090、永続化データ1100と、データキャッシュ2000、データ操作呼出手段2070、履歴操作呼出手段2080、データ処理要求プログラム2090、永続化データ2100を備えている。
データキャッシュ1000,2000、データ操作呼出手段1070,2070、履歴操作呼出手段1080,2080、データ処理要求プログラム1090,2090は、コンピュータのプロセッサにおいて実行されることにより実現される機能ブロックである。
永続化データ1100,2100は、メモリ、ハードディスク等の記憶装置に記憶された、データベースやファイルなどのデータである。
データキャッシュ1000は、データインスタンス1010、データ操作受付手段1020、永続化データ操作手段1030、履歴操作受付手段1040、永続化タイミング管理手段1050、データインスタンス管理手段1060、データキャッシュ同期手段1200を備えている。
データキャッシュ2000は、データインスタンス2010、データ操作受付手段2020、永続化データ操作手段2030、履歴操作受付手段2040、永続化タイミング管理手段2050、データインスタンス管理手段2060、データキャッシュ同期手段2200を備えている。
また、図10には図示されていないが、データインスタンス1010,2020は、実施の形態1のデータインスタンス1010と同様に、データ1011、操作1012、履歴1013、識別子1014を備えている。さらに、操作1012は、参照手段1015、更新手段1016、追加手段1017、削除手段1018を備えている。
データインスタンス管理手段1060は、操作1012がデータ1011を操作したことを示すイベントを受けると、データキャッシュ同期手段1200を呼び出す。データキャッシュ同期手段1200は、データキャッシュ2000上のデータキャッシュ同期手段2200を呼び出す。
データキャッシュ同期手段2200は、データインスタンス管理手段2060を呼び出す。データインスタンス管理手段2060は、データインスタンス1010の識別子1014と同一の識別子を持つデータインスタンス2010が、同一のデータと履歴を保持するようデータインスタンスを同期させる。この時、データインスタンス管理手段1060は、永続化タイミング管理手段1050を呼び出す。
永続化タイミング管理手段1050は、データインスタンス管理手段1060から指定された識別子1014を持つデータインスタンス1010の永続化データ操作手段1030を呼び出し、永続化データ1100にデータ1011の値を永続化する。
一方、データキャッシュ2000上のデータインスタンス管理手段2060は、永続化タイミング管理手段2050を呼び出さない。これにより、データキャッシュ間の同期処理において、単一の永続化データに対して複数のデータキャッシュから多重に同期されることを防止できる。
以上のように、実施の形態2によれば、データキャッシュ間でデータの同期処理を行うためのデータキャッシュ同期手段1200,2200を有しているため、同一のデータを保持する複数のデータキャッシュを複数台のサーバに分散配置する場合にも対応できる。また、2つのデータ処理要求プログラムと永続化データを有し、それぞれのデータ処理要求プログラムと永続化データの間にデータキャッシュが設けられているため、処理要求部の分散配置と並列実行も可能となる。また、複数のデータキャッシュの内の一部のデータキャッシュが何らかの理由で異常停止した際にも、他のデータキャッシュが同一のデータを保持しているため、全体としてデータが保全される。
本発明は、加算減算といった比較的単純なデータの更新、追加、削除処理を大量に行う金融業務の振替バッチ処理などの用途に有効に利用できる。また、過去の時点を指定した実行(過去のデータを使用したシミュレーションなど)の用途にも適用可能である。
上記の実施の形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)永続化データを読み込んでデータインスタンスを生成し、前記永続化データに対する処理要求を受けて、前記処理の内容と前記処理を永続化する日時情報を保持すると共に、
前記永続化する日時に、前記永続化データに対して前記処理を反映させるデータキャッシュ領域を備えた、データ更新処理制御装置。
(付記2)付記1に記載のデータ更新処理制御装置において、
前記データインスタンスには、前記永続化データの内容と、前記データに対する操作内容と、前記操作の反映日時情報が含まれる、データ更新処理制御装置。
(付記3)データキャッシュ領域に永続化データを読み込んでデータインスタンスを生成し、前記永続化データに対する処理要求を受けて、前記処理の内容と前記処理を永続化する日時情報を保持すると共に、
前記永続化する日時に、前記永続化データに対して前記処理を反映させる、データ更新処理制御方法。
(付記4)コンピュータを、
永続化データを読み込んでデータインスタンスを生成し、前記永続化データに対する処理要求を受けて、前記処理の内容と前記処理を永続化する日時情報を保持すると共に、
前記永続化する日時に、前記永続化データに対して前記処理を反映させるデータキャッシュ領域、として機能させるプログラム。
100,200 データ更新処理制御装置、1000,2000 データキャッシュ、1010,2010 データインスタンス、1011 データ、1012 操作、1013 履歴、1014 識別子、1020,2020 データ操作受付手段、1030,2030 永続化データ操作手段、1040,2040 履歴操作受付手段、1050,2050 永続化タイミング管理手段、1060,2060 データインスタンス管理手段、1070,2070 データ操作呼出手段、1080,2080 履歴操作呼出手段、1090,2090 データ処理要求プログラム、1100,2100 永続化データ、1200,2200 データキャッシュ同期手段

Claims (4)

  1. 永続化データを読み込んでデータインスタンスを生成し、前記永続化データに対する処理要求を受けて、前記処理の内容と前記処理を永続化する日時情報を保持すると共に、
    前記永続化する日時に、前記永続化データに対して前記処理を反映させるデータキャッシュ領域を備え、
    前記処理を永続化する日時情報が指定されていない場合には、前記データキャッシュ領域に前記処理の内容と前記処理要求を受けた時点の日時を保持すると共に、前記永続化データに対して前記処理を反映させる、データ更新処理制御装置。
  2. 請求項1に記載のデータ更新処理制御装置において、
    前記データインスタンスには、前記永続化データの内容と、前記データに対する操作内容と、前記操作の反映日時情報が含まれる、データ更新処理制御装置。
  3. データキャッシュ領域に永続化データを読み込んでデータインスタンスを生成し、前記永続化データに対する処理要求を受けて、前記処理の内容と前記処理を永続化する日時情報を保持すると共に、
    前記永続化する日時に、前記永続化データに対して前記処理を反映させ、
    前記処理を永続化する日時情報が指定されていない場合には、前記データキャッシュ領域に前記処理の内容と前記処理要求を受けた時点の日時を保持すると共に、前記永続化データに対して前記処理を反映させる、データ更新処理制御方法。
  4. コンピュータを、
    永続化データを読み込んでデータインスタンスを生成し、前記永続化データに対する処理要求を受けて、前記処理の内容と前記処理を永続化する日時情報を保持すると共に、
    前記永続化する日時に、前記永続化データに対して前記処理を反映させるデータキャッシュ領域、として機能させ、
    前記処理を永続化する日時情報が指定されていない場合には、前記データキャッシュ領域に前記処理の内容と前記処理要求を受けた時点の日時を保持すると共に、前記永続化データに対して前記処理を反映させる、プログラム。
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