JP5601109B2 - 料金収受装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ETC(Electronic Toll Collection System)などの道路自動料金収受システムに関するもので、特に、記憶媒体を挿入して料金収受を行い、音を出力する料金収受装置に関する。
従来、車両のインスツルメントパネル内に埋め込まれる料金収受装置は、ETCカード等の記憶媒体の挿入口から音を出力していた。(例えば、特許文献1を参照)。
特開2005−321619号公報
しかし、こうした記憶媒体の挿入口から音が出力される場合、記憶媒体の挿脱時における音圧の変動や、記憶媒体の有無による音圧差が生じるため、ユーザは、料金収受装置から安定した出力音を得ることができないという問題があった。
本発明は、従来の問題を解決するためになされたもので、記憶媒体の挿脱状態にかかわらず、安定した出力音を得ることが可能な料金収受装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の料金収受装置は、スピーカケースが、筐体の内部空間を、挿入部に接してリードライト部と回路基板とが含まれる第1の空間と、出力部に接してスピーカの出力面が含まれる第2の空間とに区切り、第1の空間と第2の空間とは筐体内部で互いに非連結であることを特徴とした。
本発明によれば、記憶媒体の挿脱状態にかかわらず、安定した出力音を得ることが可能な料金収受装置を提供することができる。
本実施形態における料金収受装置の分解斜視図 同図1の要部であるスピーカユニットの分解斜視図 同図2の要部であるスピーカケースを異なる視点から見たときの斜視図 同図2の要部であるスピーカケースを上から見たときの平面図 同図4の要部であるスピーカケースにクッションを組み付けたときの平面図 同図5の要部であるスピーカケースのクッション上にさらにスピーカを組み付けたときの平面図 同図2の要部であるスピーカケースにスピーカとクッションを組み付けたときの斜視図 同図1の要部である上ケースとスピーカユニットを下から見たときの分解斜視図 同図8の要部である点線枠部分を紙面の上から見たときの拡大図 同図9の上ケースにスピーカケースを取り付けたときのA−A断面をB方向から見たときの断面図 同図8の上ケースにスピーカユニットを組み付けた状態を紙面の上から見たときの平面図 同図11のC−C断面をD方向から見たときの断面図
以下、本発明の実施形態に係る料金収受装置について図面を用いて説明する。
図1は本実施形態における料金収受装置の分解斜視図である。図1の紙面における上下の関係が実際の上下の関係を示す。図2は図1の要部であるスピーカユニットの分解斜視図である。図3は図2の要部であるスピーカケースを異なる視点から見たときの斜視図である。図4は図2の要部であるスピーカケースを上から見たときの平面図である。図5は図4の要部であるスピーカケースにクッションを組み付けたときの平面図である。図6は図5の要部であるスピーカケースのクッション上にさらにスピーカを組み付けたときの平面図である。図7は図2の要部であるスピーカケースにスピーカとクッションを組み付けたときの斜視図である。図8は図1の要部である上ケースとスピーカユニットを下から見たときの分解斜視図である。図9は図8の要部である点線枠部分を紙面の上から見たときの拡大図である。図10は図9の上ケースにスピーカケースを取り付けたときのA−A断面をB方向から見たときの断面図である。図11は図8の上ケースにスピーカユニットを組み付けた状態を紙面の上から見たときの平面図である。図12は図11のC−C断面をD方向から見たときの断面図である。
図1に示すように、料金収受装置は、上ケース1と下ケース2とからなる筐体3と、この筐体3の内部に設けられた回路基板4と、この回路基板4の下面に取り付けられたリードライト部5と、上ケース1に取り付けられるスピーカユニット6と、筐体3の前面を覆う前面カバー7と、この前面カバー7に取り付けられる発光部材8と、スピーカユニット6に取り付けられるボタン9とを備える。
上ケース1の側面から下方に伸びた第1のロック爪10と第2のロック爪11は、回路基板4の側面から内側に窪んだ第1のロック部12と第2のロック部13にそれぞれ係合する。第1のロック爪10と第1のロック部12の係合によって、上ケース1と回路基板4の左右方向の位置が固定される。第2のロック爪11は、離間した2つのピンで構成され、外側部分が内側部分に比べて下方に突出している。この第2のロック爪11の外側の突出部分が第2のロック部13に差し込まれることによって、上ケース1と回路基板4の前後方向の位置が固定される。
上ケース1の側面からは、第3のロック爪14が外部に突出する。この第3のロック爪14は、第1のロック爪10の上方に位置する。第3のロック爪14は、下ケース2の側面から上方に設けられた第3のロック部15に係合する。この係合によって、上ケース1と下ケース2とが固定される。また、下ケース2の側面上端からは補強ピン16が上方に突出する。この補強ピン16は、第2のロック爪11を構成する2つのピンの間から上ケース1に差し込まれる。これによって、上ケース1と下ケース2の固定が補強される。
下ケース2の側面からは、折り曲げられて内側に突出した第1の載置部17が設けられている。この第1の載置部17に回路基板4の下面が当接する。これにより、回路基板4は下ケース2に載置される。
上ケース1後方の上面には、上下に貫通する第1の孔18が設けられている。回路基板4後方の上面には、上下に貫通する第2の孔19が設けられている。下ケース2後方の側面には、折り曲げられて内側に突出して回路基板4を載置する第2の載置部20が設けられている。そして、ネジ21が第1の孔18、第2の孔19に挿通され、第2の載置部2
0に螺着される。これによって、上ケース1と下ケース2に挟み込まれた回路基板4は筐体3に螺合される。
上ケース1の上面からは第4のロック爪22が上方に突出する。前面カバー7の上面には第4のロック部23が設けられている。第4のロック爪22は、第4のロック部23に係合する。下ケース2の下面からは第5のロック爪24が下方に突出する。前面カバー7の下面には、図示しないロック部が設けられており、第5のロック爪24と係合する。これらの係合によって、前面カバー7は筐体3に固定される。
前面カバー7の左下部には、カバー面を貫通する第3の孔25が設けられている。リードライト部5の左側面にはイジェクトボタン26が設けられている。筐体3に前面カバー7が取り付けられるとき、イジェクトボタン26は、第3の孔25に挿通される。また、イジェクトボタン26の前面端部は前面カバー7から前方に突出する。
前面カバー7の下部で第3の孔25の右方には、カバー面を貫通する孔からなる挿入部27が設けられている。挿入部27は、記憶媒体を装置内部に挿入する。リードライト部5の前面には挿入部27から挿入された記憶媒体を挿着する挿着部28が設けられている。挿着部28に接続された回路基板4上の図示しない電子回路は、挿着部28に挿着された記憶媒体にアクセスして情報のリードライトを行う。
前面カバー7の上部中央で挿入部27の上方には、カバー面を貫通する第4の孔29が設けられている。発光部材8は、前端が第4の孔29に挿通されて前面カバー7に固定される。回路基板4の上面の中央前端には、発光素子30が設けられている。発光素子30は、例えばLEDで構成される。発光部材8は後上部が略45度に傾斜した傾斜構造を有する。発光素子30が回路基板4の上方向に出力した出力光は、発光部材8の傾斜構造で反射して前面方向に向かう。この反射光は、第4の孔29を介して外部に視認可能な発光部材8の前端から外部に出力される。
前面カバー7の右上部で第4の孔29の右方には、カバー面を貫通する第5の孔31が設けられている。筐体3に前面カバー7が取り付けられるとき、ボタン9は、第5の孔31に挿通される。また、ボタン9の前面端部は前面カバー7から前方に突出する。回路基板4の上面の右側前端には、スイッチ32が設けられている。ボタン9の押圧によってスイッチ32が電気的に接続され、回路基板4によって音量調整等の処理が行われる。
前面カバー7の左上部で挿入部27の上方には、カバー面を貫通する孔からなる出力部33が設けられており、スピーカユニット6と接する。
スピーカユニット6は、スピーカケース34と、クッション35と、スピーカ36とを有する。クッション35およびスピーカ36の外周は略円板形状に形成されている。クッション35はペットシートや発泡材等の弾性部材からなりスピーカケース34上に載置される。スピーカ36は出力面を上方にして、クッション35を挟んでスピーカケース34上に載置される。スピーカケース34は出力部33と接する。スピーカ34から出力された音は、スピーカケース34と出力部33を介して外部に出力される。スピーカユニット6は、ネジ37によって上ケース1に固定される。
次に、スピーカユニット6の構造について詳細に説明する。
図2、図3に示すように、スピーカケース34には、クッション35とスピーカ36を収容するスピーカ収容部38が設けられている。スピーカ36は、出力面をこのスピーカ収容部38で囲まれた空間側にして配置される。このスピーカ収容部38の側面にはネジ
37を挿通可能な挿通部39が設けられている。スピーカケース34の前方中央には発光部材8の後部を収容する収容部40が設けられている。スピーカケース34の前方右側にはボタン9を嵌合する嵌合部41が設けられている。スピーカケース34の前方左側にはスピーカ36からの音を放音する放音部42が設けられている。
スピーカ収容部38の底面からは、クッション35およびスピーカ36の外周を囲む第1の壁部43が上方に突出している。この第1の壁部43の外周は略円板形状に構成され、一部に切り欠きが形成されている。
クッション35は、外周が略円板形状の本体部44を有する。この本体部44の両端には、本体部44の中心から離れる方向に突出した第1の位置決め孔45、第2の位置決め孔46がそれぞれ形成されている。第1の位置決め孔45と第2の位置決め孔46との間は切り欠かれている。本体部44の両端以外の外周には、本体部44の中心から離れる方向に突出した第3の位置決め孔47が形成されている。第1〜第3の位置決め孔45〜47は、クッション35を表にしたときの第1〜第3の位置決め孔45〜47の位置と裏にしたときの第1〜第3の位置決め孔45〜47の位置とが非対称となる位置に配置される。換言すると、第3の位置決め孔47は、クッション35を表にしたときと裏にしたときとで位置が異なる表裏非対称な位置に配置される。
図2〜図4に示すように、スピーカ収容部38には、第1の壁部43の切り欠きに位置する部分から突出する第1〜第3の位置決めピン48〜50が形成されている。図5に示すように、この第1〜第3の位置決めピン48〜50に第1〜第3の位置決め孔45〜47が係合される。これらの係合によって、クッション35はスピーカケース34に対して位置決めされた上で固定される。
図2に示すように、スピーカ36の側面からは第1の突出部51、第2の突出部52がそれぞれ突出する。スピーカ36がスピーカユニット34に載置される際に、この第1、第2の突出部51、52は第1の壁部43の切り欠きである第1、第2の切り欠き部53、54にそれぞれ載置される。これによって、スピーカ36はスピーカケース34に対して位置決めされた上で固定される。
図2、図3に示すように、スピーカ収容部38の側面からは、第1、第2の爪部55、56が内側に突出する。図6、図7に示すように、この第1、第2の爪部55、56がスピーカ36の上面に係合する。この第1、第2の爪部55、56によって、スピーカ36は上方への移動が抑制される。そして、外部からの衝撃や振動によるスピーカケース34からの脱離が防止される。
図2〜図5に示すように、スピーカ収容部38の底面のうち壁部43の内側には、略円板形状の開口部57が設けられている。この開口部57の外周半径は、スピーカ36の外周半径よりやや小さい。また、図4、図5に示すように、クッション35の本体部44は、開口部57よりも開口部57の中心方向にややはみ出している。これによって、スピーカ36が音出力の際に振動しても、スピーカ36の下面がスピーカケース34に当たらず、スピーカ36を保護することができる。また、クッション35は第3の切り欠き部58を有する。
また、図4、図5に示すように、スピーカ収容部38の底面には、開口部57のうち放音部42側(前面カバー7側)の部分から外側に伸びた第4の切り欠き部59がさらに設けられている。図8に示すように、スピーカ36の下面には、図示しないリード線を介して回路基板4の電子回路と電気的に接続する接続部60が設けられている。回路基板4の電子回路は、この接続部60を介してスピーカ36を駆動する。第3の切り欠き部58、
第4の切り欠き部59によって、接続部60はスピーカケース34から露出する。このため、スピーカ36が振動しても接続部60がスピーカケース34と当接せずに、スピーカの故障を防止することができる。
スピーカ36は下面で開口部57、第4の切り欠き部59を覆う。また、スピーカ36は、下面の外周端部でクッション35と当接する。これらによって、スピーカ36は開口部57、第4の切り欠き部59を塞ぐ。このため、スピーカケース34によって、筐体3の内部空間は互いに非連結な2つの空間に分離される。具体的には、図2〜図7に示すように、挿入部27に接してリードライト部5と回路基板4とが含まれる第1の空間aとスピーカ36の出力面側が含まれる第2の空間bとに分けられる。第1の空間aは、スピーカケース34の下面に接する空間を含む。例えば、第1の空間aは、収容部40や嵌合部41の空間を含む。スピーカ収容部38で囲まれた第2の空間bは放音部42を介して出力部33に当接する。第2の空間bは出力部33を介して外部空間と接続する。第2の空間bは、スピーカ収容部38の壁面の全周と上ケース1との当接、および、スピーカ36による開口部57、第4の切り欠き部59の封止によって、第1の空間aから密閉される。したがって、第2の空間bと第1の空間aとは筐体3内で互いに非連結にされる。これによって、リードライト部5への記憶媒体の挿脱がされた場合であっても、スピーカ36は音の減衰の影響を抑えて安定した出力音を前方に発することができる。
図8に示すように、上ケース1の下面には、一つなぎの窪み部61が形成されている。この窪み部61にはスピーカ収容部38の壁面上端が嵌合される。また、上ケース1の下面からは、スピーカ36の外周を取り囲む第1〜第3のリブ62〜64が突出する。
また、図8に示すように、上ケース1の下面には、挿通部39を差し込む差込部65が設けられている。この挿通部39に挿通されたネジ37が差込部65に螺合される。これによって、スピーカケース34と上ケース1との隙間が密閉され、スピーカケース34が上ケース1に固定される。
図8、図9に示すように、第1のリブ62と第2のリブ63との間、第1のリブ62と第3のリブ64との間には、それぞれ第5、第6の切り欠き部66、67が設けられている。第2のリブ63と第3のリブ64との間には、第7の切り欠き部68が設けられている。上ケース1にスピーカケース34が取り付けられる際に、スピーカケース34の第1、第2の爪部55、56はそれぞれ第5、第6の切り欠き部66、67に挿設される。このとき、第1〜第3のリブ62〜64と第1、第2の爪部55、56によってスピーカ36の出力面の周囲が第7の切り欠き部68を除いて取り囲まれる。第7の切り欠き部68はスピーカケース34の放音部42側に配置されている。これによってスピーカ36から上方に出力された音の拡散を抑えることができる。したがって、スピーカ36から上方に出力された出力音の減衰を抑えたまま、放音部42を介して前面パネル7の出力部33からスピーカ36の出力音を前方に向かって出力することができる。
図10に示すように、スピーカケース34におけるスピーカ収容部38の壁面上端の全周が窪み部61に嵌合する。これによって、上ケース1とスピーカケース34との当接部分が直線状で無い折れ曲がった形状(図10では窪み部61のコ字状)になるため、第2の空間bについて第1の空間aに対する密閉度を高めることができる。
図11、図12に示すように、スピーカ36から上方に出力された音は、放音部42を介して出力部33から外部へ出力される。ここで、窪み部61にスピーカ収容部38が嵌合されるとともに開口部57、第4の切り欠き部59がスピーカ36で封止されることによって第1の空間aと第2の空間bとは隔絶されている。さらに、スピーカ収容部38底面から壁部43に対して開口部57の中心側に張り出したフランジ部69と第1のリブ6
2とによってスピーカ36が挟持されている。同様に、フランジ部69と第2、第3のリブ63、64とによってもスピーカ36は挟持されている。第1〜第3のリブ62〜64がスピーカ36を押圧することによってクッション35がスピーカ36とフランジ部69との隙間を密閉する。このため、第1の空間aと第2の空間bとの間には、窪み部61と、スピーカ収容部38による上ケース1側の当接部分と、スピーカ36と第1〜第3のリブ62〜64によるスピーカ収容部38側の当接部分とが設けられている。このように、第1の空間aと第2の空間bとを密閉するために、第1の空間aと第2の空間bとの間に当接する箇所を複数設けて、当接部分をそれぞれ異なる高さにすることによって、第1の空間aの空気振動が第2の空間bにおけるスピーカ36の出力音に与える影響を低減することができる。
特に、上ケース1へのスピーカケース34の固定や、第1の空間aと第2の空間bとの区切りには、接着剤ではなくネジ37が用いられている。このため、接着剤を用いなくてよいため、廃棄時に分解しやすく、有機溶剤も廃棄されないので環境にもやさしいという効果を奏する。また、スピーカ36等の部品不良が起こった際に該当部品を交換してスピーカケース34を廃棄せずに再利用することが可能である。一方、上ケース1とスピーカケース34間の当接面の密閉度は、接着剤に比べてネジ止めの方が低いが、例えばクッション35や窪み部61や第1〜第3のリブ62〜64等を用いた本実施形態の構造によって、接着剤を用いないことによる密閉度の低下、ひいては出力音の低下を抑制することができる。したがって、環境への配慮と出力音の維持とを両立することができる。
以上のように、本発明によれば、リードライト部5と回路基板4が含まれる第1の空間aとスピーカ36の出力面が含まれる第2の空間bとが非連結に構成されているため、挿入部27から記憶媒体が挿脱されることによって第1の空間aで振動が発生しても、出力部33から安定した出力音を得ることが可能な料金収受装置を提供することができる。
また、第2の空間bを形成するスピーカケース34とクッション35とスピーカ36とは、スピーカユニット6として一体に形成されるため、筐体3への取り付け作業を簡略化することができる。また、収容部40を含むスピーカケース34は、白色が望ましい。スピーカケース34を白色にすることによって、発光素子30から発光部材8に照射された光の輝度値を他の色よりも高くすることができる。
なお、クッション35は、下面に硬質なセロハン等の形状保持材を設けてもよい。これによって、クッション35をスピーカケース34内に載置しやすくするとともに、スピーカ36によって下方に押圧されたときに本体部44の位置ずれを防止することができる。
本発明に係る料金収受装置は、車両のインスツルメントパネル内に埋め込まれて記憶媒体挿入口と同じ方向から音を出力する場合に有用である。
1 上ケース
2 下ケース
3 筐体
4 回路基板
5 リードライト部
7 前面カバー
34 スピーカケース
36 スピーカ
a 第1の空間
b 第2の空間

Claims (8)

  1. 上ケースと下ケースとからなる筐体と、
    前記筐体内部に設けられ、外部から挿入された記憶媒体を保持するとともにこの記憶媒体に情報を読み書きするリードライト部と、
    前記筐体内部に設けられ、下面に前記リードライト部を配置するとともにこのリードライト部から読み出した情報に基づいて料金収受処理を行う回路基板と、
    前記上ケースと前記回路基板との間に設けて、前記上面を出力面にしたスピーカと、
    前記スピーカを内部に保持して前記上ケースに固定され、前記筐体の内部空間を区切るスピーカケースと、
    前記リードライト部に外部から記憶媒体を挿入可能な挿入部、および、前記スピーカから音を出力可能な出力部を有して前記筐体の前面を覆う前面カバーとを備え、
    前記スピーカケースは、前記筐体の内部空間を、前記挿入部に接して前記リードライト部と前記回路基板とが含まれる第1の空間と、前記出力部に接して前記スピーカの出力面が含まれる第2の空間とに区切り、
    前記第1の空間と前記第2の空間とは前記筐体内部で互いに非連結であることを特徴とする料金収受装置。
  2. 前記上ケースから下方に延出して前記スピーカを押圧するリブと、
    前記スピーカと前記スピーカケースとの間に載置されたクッションとをさらに備え、
    前記リブが前記スピーカを押圧することにより前記クッションが前記スピーカと前記スピーカケースとの隙間を密閉することを特徴とする請求項1に記載の料金収受装置。
  3. 前記リブは、前記出力部側に第1の切り欠き部を有することを特徴とする請求項2に記載の料金収受装置。
  4. 前記スピーカケースは前記出力部と接する面を除いて前記スピーカの周囲を覆う壁面を有し、
    前記上ケースは前記壁面の上端を嵌め込む窪み部を有し、
    前記上ケースへの前記スピーカケースのネジ止めによって、前記壁面の上端を前記窪み部に押圧して前記上ケースと前記スピーカケースとの間の隙間を密閉したことを特徴とする請求項3に記載の料金収受装置。
  5. 前記クッションは、弾性体で構成され、前記スピーカケースと当接する下面が形状保持材で覆われたことを特徴とする請求項4に記載の料金収受装置。
  6. 前記スピーカケースと前記クッションは、前記スピーカケースに前記クッションを位置決めする位置決めピンと位置決め孔をそれぞれ有し、前記クッションの位置決め孔の配置は表裏非対称であることを特徴とする請求項5に記載の料金収受装置。
  7. 前記スピーカケースは、前記スピーカを嵌合するロック部を有し、
    前記リブは、前記ロック部に対応する部分に第2の切り欠き部を有し、
    前記リブと前記ロック部によって前記スピーカの外周のうち前記第1の切り欠き部以外の部分を取り囲むことを特徴とする請求項6に記載の料金収受装置。
  8. 前記スピーカは、前記回路基板とリード線を介して電気的に接続する接続部を下面の前記出力部側に有し、
    前記クッションは、前記スピーカの外周端部に当接可能に構成され、前記出力部側に第3の切り欠き部を有し、
    前記スピーカケースは、前記スピーカの外周を囲む壁部と、前記壁部より内側のケース
    底面に設けられた開口部と、この開口部から前記出力部側に設けられた第4の切り欠き部とを有し、
    前記接続部は、前記第3、第4の切り欠き部を介して前記スピーカケースに対して露出したことを特徴とする請求項7に記載の料金収受装置。
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