JP5598779B2 - 携帯型電子デバイス用移動体メディアプレゼンテーションドッキングステーションの装置および方法 - Google Patents

携帯型電子デバイス用移動体メディアプレゼンテーションドッキングステーションの装置および方法 Download PDF

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Description

本発明は携帯型電子デバイス用移動体メディアプレゼンテーションドッキングステーションの装置および方法に関する。
携帯型電子デバイスは、ユーザに、益々増加する一連の特徴および能力をユーザに提供する。たとえば、ワイヤレス電話、携帯情報端末、スマートフォン、ポケットコンピュータ、および同様なデバイスは、ユーザがデータを管理し、電話をかけ、テキストまたは電子メールメッセージを送受信することを可能にする。
さらに、多くの携帯型電子デバイスは、インターネットへのワイヤレス接続を提供しうる。この接続は、たとえば、ワイヤレスまたはwi−fiホットスポットを通して、あるいは、移動体電話ネットワークなどのサービスエリア全体を通して配設される送受信機ステーションのネットワークを通して提供されてもよい。多くの異なるシステムおよびプロトコルが使用されて、携帯型電子デバイスが、ワイヤレスサービスプロバイダのシステムを通してインターネットまたは他のコンピュータネットワークにワイヤレスで接続されうる。
インターネットまたは他のサービスプロバイダのコンピュータネットワークへのアクセスによって、携帯型電子デバイスは、益々、いろいろなオーディオおよびオーディオビジュアルメディアコンテンツに対するアクセスを提供できる。たとえば、携帯型電子デバイスを使用して、ユーザは、歌、ニュース映像、ビデオクリップ、音楽ビデオ、ムービー、テレビジョンプログラムなどのようなオーディオまたはオーディオビジュアルコンテンツをダウンロードできるかまたはストリーム転送できてもよい。いずれのオーディオ、ビジュアル、またはオーディオビジュアルコンテンツも、これらの携帯型電子デバイスにダウンロードされうるか、または、ストリーム転送されうる。
携帯型電子デバイスを通した無制限の種類のコンテンツに対するこのアクセスは、携帯型電子デバイスをサポートするワイヤレスサービスエリア内の任意のロケーションからコンテンツがアクセスされ享受されうるため、ユーザにとって特に役立つ。その結果、ユーザは、家庭またはオフィスから離れたとき、たとえば旅行するとき、面会の約束を待つとき、使い走りをするときなどに、所望のオーディオまたはオーディオビジュアルコンテンツにアクセスできる。
しかし、携帯型電子デバイスは、その性質上、ユーザである人に装着されて容易に運ばれるために、サイズがコンパクトである。結果として、携帯型電子デバイス上のディスプレイデバイスは、通常、著しく小さく、携帯型電子デバイス上でストリーム転送されるビデオコンテンツを凝視するユーザの能力または希望に影響を及ぼす可能性がある。
さらに、携帯型電子デバイスを使用してオーディオを聞くとき、ユーザは、通常、イヤフォンまたはヘッドフォンを装着しなければならない。これは、ユーザの近くの人々が、ユーザによって享受されるオーディオを聞くことを妨げる。さらに、イヤフォンまたはヘッドフォンは、ユーザがヘッドフォンを装着していない場合に大型スピーカを作動させるのに必要とされることになる電力と比較して、携帯型電子デバイス内の制限された電力を節約する。
比較的小さなディスプレイデバイスを凝視すること、および/または、イヤフォンまたはヘッドフォンを使用することは、携帯性を可能にするのに十分である可能性がある。しかし、ユーザは、大型の高精細ディスプレイ、高品質スピーカ、またはオーディオビジュアルコンテンツの再生用の他の強化された機構を有するデバイスにアクセスしうる、自分の家庭か、オフィスか、または他のある場所に到着するとき、時として、携帯型電子デバイス上のコンテンツを視聴している最中、かつ/または、聞いている最中である場合がある。
こうした場合、ユーザは、通常、携帯型電子デバイスの比較的不便な小型ディスプレイ上のコンテンツを凝視することを終えるか、または、携帯型電子デバイス上の所望のコンテンツを凝視することを中止し、次に、コンピュータまたはセットトップボックスなどの別のデバイスを作動させ、大型スクリーン、スピーカおよび/または強化されたユーザインタフェースの利点を提供する新しいデバイスに対する所望のコンテンツのダウンロードまたはストリーム転送を、ほぼ確実に追加コストを払って再開しなければならない。
特開2007−60646号公報
明らかに、携帯型電子デバイス上のコンテンツを視聴することを中止し、別のデバイス上でコンテンツに追加コストを払って再アクセスすることは不便である。第2のデバイスは、コンテンツを享受することを容易にさせる大型スクリーンまたは他の機構を提供する可能性があるが、ユーザは、デバイス間を移行する時間を浪費することになる。さらに、ユーザは、かなりの部分が携帯型電子デバイス上で既に経験されているにもかかわらず、プログラムまたはコンテンツの始めから再び開始しなければならない可能性がある。
大型ディスプレイまたはコンテンツについてのユーザの享受を高める他の機構を有するデバイスにそのコンテンツの経験を移行したいとおそらくは思うが、携帯型電子デバイスに対してコンテンツをダウンロードするかまたはストリーム転送する能力によって提示される問題に対処するために、本仕様は、大型ディスプレイまたはコンテンツについてのユーザの享受を高める他の機構を提供するかまたは含む第2のオーディオビジュアル再生システムに、携帯型電子デバイスが、選択的に接続されうるかまたは通信状態になりうる新規なシステムを述べる。本明細書で述べるように、携帯型電子デバイスと第2のオーディオビジュアル再生システムのこのインタフェースは、間断なくあるいはコンテンツを再開するまたはコンテンツに再アクセスする必要なしで、第2のオーディオビジュアルシステム上でのコンテンツの再生を自動的に始動しうる。
例証的な携帯型電子デバイスを示す斜視図。 例証的な携帯型電子デバイスが例証的なドッキングステーションに挿入される状態を示す斜視図。 例証的な携帯型電子デバイスの別の視点の斜視図。 例証的な携帯型電子デバイスからのメディアコンテンツが例証的なドッキングステーションの例証的なホストデバイス上で表示される図。 移動体メディアプレゼンテーションの例証的なシステムを示す図。 移動体メディアプレゼンテーションの例証的なシステムのブロック図。 移動体メディアプレゼンテーションの例証的なシステムのブロック図。 移動体メディアプレゼンテーションの例証的なシステムのブロック図。 移動体メディアプレゼンテーションの例証的なシステムのブロック図。 例証的な携帯型電子デバイスのブロック図。 移動体メディアプレゼンテーションの例証的な方法のブロック図。 移動体メディアプレゼンテーションの例証的な方法のブロック図。
添付図面は、本明細書で述べる原理の種々の実施形態を示し、また、仕様の一部である。示す実施形態は、例に過ぎず、特許請求項の範囲を制限しない。複数の図面にわたって、同一の参照数字は、必ずしも同一ではないが、同様の要素を示す。
本明細書でまた添付特許請求の範囲で使用されるように、用語「携帯型電子デバイス」は、特にサポーティングワイヤレスネットワークを通して携帯型電子デバイスにコンテンツがワイヤレスで提供される場合、オーディオ、ビジュアル、またはオーディオビジュアルコンテンツを経験するのに使用されうる任意の携帯型電子デバイスを指すのに使用される。その結果、用語「携帯型電子デバイス」は、限定はしないが、携帯情報端末(PDA)、携帯電話および移動体電話、スマートフォン、MP3プレーヤ、携帯型全地球測位システム(GPS)ユニット、携帯型衛星受信機、ポケットコンピュータおよびラップトップコンピュータなどを含んでもよい。新しい携帯型デバイスは、新しい携帯型デバイスをいろいろな目的で使用する消費者に対して開発され市販され続けることが当業者によって認識されるであろう。こうした新しい携帯型デバイスはまた、本仕様および開示される技法のために、携帯型電子デバイスの広範な定義に含まれてもよい。
本仕様でまた添付特許請求の範囲で使用されるように、用語「コンテンツ」または「メディアコンテンツ」は、限定はしないが、オーディオ有りかまたは無しの静止画像、オーディオ有りかまたは無しのビデオ画像、オーディオコンテンツだけ、およびその任意の組合せを含む、任意のオーディオ、ビジュアル、またはオーディオビジュアルデータを指す。こうしたコンテンツの例は、ブロードキャストテレビジョンコンテンツ、ペイパービューコンテンツ、ビデオオンデマンドコンテンツ、音楽ビデオ、ビデオ無しの音楽、電子メールメッセージ、電子テキスト、ebook、ビデオブック、ウェブページなどを含んでもよい。
本仕様でまた添付特許請求の範囲で使用されるように、用語「ホストデバイス」は、電子コンテンツ再生デバイスを指すのに使用されるであろう。通常、ホストデバイスは、携帯型電子デバイス上での再生に比較して、再生されるメディアコンテンツについてのユーザの享受を改善するかまたは高める傾向がある比較的大型のスクリーン、スピーカ、および/または他の機構を含むかまたは提供することになる。通常、ホストデバイスは、一般に、携帯型でないデバイスであるが、これは必ずしもそうであるわけではない。
本仕様でまた添付特許請求の範囲で使用されるように、用語「ドッキングステーション」は、携帯型電子デバイスとホストデバイスを通信可能に接続する、すなわち、インタフェースするよう構成される電子デバイスを指す。ドッキングステーションは、携帯型電子デバイスを物理的に支持するかまたは収容してもよいが、これは必ずしもそうであるわけではない。一部の実施形態では、ドッキングステーションは、メディアコンテンツを携帯型電子デバイスからホストデバイスへ送信するよう特に構成される。こうして、ユーザは、携帯型電子デバイス上でコンテンツ再生を経験することと、ホストデバイス上での同じコンテンツの再生との間でシームレスに移行できる。
上述した問題を克服するために、本仕様は、携帯型電子デバイスと、携帯型電子デバイスにインタフェースできるホストデバイスとの間でユーザがメディアコンテンツの再生をシームレスにシフトすることを可能にするシステムの種々の実施形態を開示する。これらの実施形態の一部は、携帯型電子デバイス用のドッキングステーションを含む。こうした実施形態では、第1通信インタフェースは、携帯型電子デバイスとドッキングステーションを接続するよう構成される。第2の通信インタフェースは、ドッキングステーションと
ホストデバイスを接続するよう構成される。一部の実施形態では、ドッキングステーションは、携帯型電子デバイスがドッキングステーションに接続したことを検出し、携帯型電子デバイスからのコンテンツを用いて、ホストデバイス上で再生されている既存のメディアコンテンツに自動的に先んじるかまたは既存のメディアコンテンツを置換えるよう構成される。メディアコンテンツは、ホストデバイスによってサポートされるフォーマットでホストデバイスに送信されてもよい。
さらに、本仕様は、ホストデバイスと携帯型電子デバイスとの間の新しいインタフェースを検出するステップと、ホストデバイスに関連する他のコンテンツ送出手段に先んじるステップと、携帯型電子デバイスからのストリーム転送用メディアコンテンツを受信するステップと、ホストデバイスに適合するフォーマットでホストデバイスにメディアコンテンツをストリーム転送するステップと、ホストデバイス上でメディアコンテンツを提示するステップとを含む移動体メディアプレゼンテーション方法を開示する。
以下の記述では、説明のため、多数の特定の詳細が、本システムおよび方法の完全な理解を与えるために述べられる。しかし、本システムおよび方法が、これらの特定の詳細無しで実施されてもよいことが当業者に明らかになるであろう。「ある実施形態(an embodiment)」、「ある実施例(an example)」、または同様な言語に対する本仕様における参照
は、実施形態または実施例に関連して述べる特定の特徴、構造、または特性が、少なくともその1つの実施形態に含まれるが、必ずしも他の実施形態に含まれるわけではないことを意味する。句「ある実施形態では(in an embodiment)」または仕様の種々の場所における同様な句の種々の例は、必ずしも全てが同じ実施形態を参照するわけではない。
本明細書に開示される原理は、ここで、例示的なメディアコンテンツプレゼンテーションシステムおよび方法に関して説明されるであろう。
例証的システム
ここで図1を参照すると、例証的な携帯型電子デバイス(100)は、本明細書で述べる原理に従って示される。例証的な携帯型電子デバイス(100)は、主ケースまたはハウジング(101)、一部の実施形態では接触感応性スクリーンであってよいスクリーン(103)、およびユーザインタフェースを有する。
例証的な実施例では、スクリーン(103)は、接触感応性スクリーンであり、ユーザインタフェースは、スクリーン(103)の下方部分上に表示される「ソフトボタン」スタイルコントロール(109、111、113、115、117)を含む。その結果、携帯型電子デバイス(100)の「ソフトボタン」コントロール(109、111、113、115)は、スタイラス(119)、ユーザの指などによる接触感応性スクリーンに対する圧力によって作動されてもよい。
他の実施形態では、接触感応性が必ずしも使用されない場合、携帯型電子デバイス(100)のユーザインタフェースは、ハウジング(101)上の物理的ボタンを含んでもよく、物理的ボタンは、作動されると、ディスプレイスクリーン(103)上で、その物理的ボタンに関連して表示されるラベルに応じて種々の機能を提供する。なお他の実施形態では、ハウジング(101)内の物理的ボタンは、変わらない所定の機能を有してもよい。
例示的な携帯型電子デバイス(100)が示され、スクリーン(103)上にビデオコンテンツ(107)を表示する。一部の実施形態では、メディアコンテンツ(107)は、携帯型電子デバイス(100)のアンテナ(105)にワイヤレスで送信される。アンテナ(105)は、携帯型電子デバイス(100)の内部にあってもよく、または、外部にあってもよい。一部の実施形態では、携帯型電子デバイス(100)のユーザは、携帯
または移動体ネットワークプロバイダから有料メディアコンテンツを受信してもよい。他の実施形態では、ビデオメディアコンテンツ(107)は、ワイヤレスコンピュータネットワーク(「Wi−Fi」ネットワークとも呼ばれる)によって提供されるインターネットアクセス、すなわち、コンピュータなどの別の電子デバイスまたは別の携帯型電子デバイスに対する接続を通してワイヤレスで受信されてもよい。なお他の実施形態では、メディアコンテンツ(107)は、テレビジョンブロードキャストなどの、一般に大衆にブロードキャストされるコンテンツであってよい。
一部の実施形態では、携帯型電子デバイス(100)によって再生成されるビデオメディアコンテンツ(107)は、携帯型電子デバイス(100)にダウンロードされ、携帯型電子デバイス(100)のハードディスクまたは他の電子記憶デバイス(たとえば、フラッシュRAM)上に格納されたコンテンツであってよい。他の実施形態では、ビデオメディアコンテンツ(107)は、上述したワイヤレス接続を通して携帯型電子デバイス(100)に対してストリーム転送すなわちストリーミングしてもよい。
携帯型電子デバイス(100)および/または携帯型電子デバイス(100)上で実行されるソフトウェアは、スクリーン(103)上で再生成されるメディアコンテンツ(107)の操作を容易にするようにデザインされてもよい。たとえば、「ソフトボタン」コントロール(109、111、113、115)の一部は、再生モードの速度または方向に影響を及ぼすために使用されてもよい。メニュー「ソフトボタン」コントロール(117)を通して、さらなるオプションが調整されるか、または、追加の機能が提供されてもよい。同様のコントロール機能は、携帯型デバイス(100)に関して提供されるユーザインタフェースのタイプによらずに提供されうる。
先に述べたように、種々の異なる実施形態では、携帯型電子デバイス(100)は、携帯情報端末(PDA)、携帯電話および移動体電話、パーソナルメディアプレーヤ、または他の汎用デバイスであってよい。こうした実施形態では、携帯型電子デバイス(100)は、ユーザが、携帯型電子デバイス(100)上に格納されるかまたは携帯型電子デバイス(100)にワイヤレスで送信されるメディアコンテンツにアクセスすることを可能にする特別なソフトウェアがインストールされていてもよい。他の実施形態では、携帯型電子デバイス(100)は、特定のプロバイダからのメディアコンテンツ(107)のワイヤレス送信を受信し、次に、メディアコンテンツ(107)を再生成するかまたは再生するために特別にデザインされてもよい。
いずれにしても、携帯型電子デバイス(100)は、以下で詳細に述べるように、メディアコンテンツ(107)を再生するときのユーザの経験を高めるために、ホストデバイスに選択的にインタフェースされるよう構成される。こうした事例では、携帯型電子デバイス(100)は、ホストデバイス用のコンテンツ供給源になる。
ここで図2を参照すると、携帯型電子デバイス(100)は、メディアコンテンツ(107)を再生するときのユーザの経験を高めるために、ホストデバイス(203)に選択的にインタフェースされる。ドッキングステーション(201)は、ファームウェア、ソフトウェア、またはその組合せ(一まとめに本明細書では「ソフトウェア(software)」と呼ぶ)を実行するよう構成される処理要素(202)を備えてもよい。適した処理要素(202)の実施例は、マイクロプロセッサ、コンピューティングデバイス、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ、およびその組合せを含むが、それに限定されない。処理要素(202)上で実行されルソフトウェアは、携帯型電子デバイス(100)から受信されるメディアコンテンツを、ホストデバイス(203)によってサポートされるフォーマットに変換するよう構成されてもよい。一部の実施形態では、ソフトウェアは、ホストデバイス(203)によってサポートされるフォーマッ
トを識別し、利用可能である場合、ホストデバイス(203)によってサポートされるフォーマットで携帯型電子デバイス(100)からメディアコンテンツを要求してもよい。
図2に示すように、携帯型電子デバイス(100)は、ドッキングステーション(201)にインタフェースされる、ドッキングステーション(201)に接続される、ドッキングステーション(201)によって支持される、かつ/またはドッキングステーション(201)内に収容されるようデザインされる。一部の実施形態では、ドッキングステーションは、携帯型電子デバイス(100)のポートに単にケーブル接続されてもよい。なお他の実施形態では、ドッキングステーション(201)は、両者が物理的接触状態にあるか否かによらず、携帯型電子デバイス(100)にワイヤレスでインタフェースするワイヤレス送受信機であってよい。図2の例証的な実施例では、ドッキングステーション(201)は、携帯型電子デバイス(100)を受取り、物理的に支持すると共に、携帯型電子デバイス(100)とホストデバイス(203)との間にデータ通信経路を提供するクレードルを含む。ドッキングステーション(201)は、ホストデバイス(203)から分離されてもよく、または、ホストデバイス(203)内に統合されてもよい。いずれの場合も、ドッキングステーション(201)は、ホストデバイス(203)に通信可能に結合する。
携帯型電子デバイス(100)によって受信されるかまたは格納されるメディアコンテンツ(107)を、ユーザがホストデバイス(203)上で提示されるように再生したいと思うとき、携帯型電子デバイス(100)は、ドッキングステーション(201)にインタフェースする。ドッキングステーション(201)にインタフェースされると、携帯型電子デバイス(100)は、ホストデバイス(203)上で所望のメディアコンテンツ(107)表示するのに必要とされるデータを送信する。
本実施例では、ホストデバイス(203)は、大型スクリーンモニタまたはテレビジョンデバイスとして示される。しかし、ホストデバイス(203)は、携帯型電子デバイス(100)からのメディアコンテンツ(107)を再生成するのに適した任意のデバイス、たとえば、コンピュータシステムまたはセットトップボックスおよびモニタシステムであってよい。一部の実施形態では、コンテンツ(107)は、ビデオコンテンツであり、ディスプレイとスピーカの両方を利用する。他の実施形態では、メディアコンテンツ(107)は、オーディオだけであり、スピーカが、ホストデバイス(203)として十分である可能性がある。なお他の実施形態では、コンテンツ(107)は、静止のまたはアクティブなビデオおよび/またはオーディオの任意の組合せを含んでもよい。
示すように、携帯型電子デバイス(100)とドッキングステーション(201)を通信可能にインタフェースするいくつかの異なる配置構成が存在する。多くの実施形態では、このインタフェースは電気的なものである。図3は、携帯型電子デバイス(100)の1つの縁部上に配設される電気コネクタ(301)を有する携帯型電子デバイス(100)の実施例を示す。電気コネクタ(301)は、ドッキングステーション(201、図2)内の対応する電気コネクタに嵌合するよう構成され、そのため、携帯型電子デバイス(100)とドッキングステーション(201、図2)との間にデータ通信を確立する。電気コネクタ(301)は、複数の個々のピンまたは電気トレースを有してもよい。
他の実施形態では、携帯型電子デバイス(100)とドッキングステーションとの間の通信インタフェースは、光学手段またはワイヤレス手段によって得られてもよい。たとえば、図2に戻ると、携帯型電子デバイス(100)およびドッキングステーション(201)は共に、携帯型電子デバイス(100)とドッキングステーション(201)との間にブルートゥース通信または赤外線(IR)通信を使用可能にするハードウェアおよびソフトウェアを有してもよい。多くのタイプの通信システムが、当技術分野で利用可能であ
り、携帯型電子デバイス(100)とドッキングステーション(201)との間で双方向通信を使用可能にする通信のうちの任意の通信が、本仕様の原理に従って使用されてもよい。
なお図2を参照すると、携帯型電子デバイス(100)とドッキングステーション(201)との間のインタフェースは、メディアコンテンツ信号、コントロール信号、および電力を含むいくつかの異なるタイプの信号を搬送しうる。一部の実施形態では、増加したデータ帯域幅は、携帯型電子デバイス(100)からドッキングステーション(201)へコネクタ(301、図3)のいくつかの個々のピンを通じてメディアコンテンツを送信することによって達成される。他の実施形態では、携帯型電子デバイス(100)とドッキングステーション(201)との間の追加の電気接続が、携帯型電子デバイス(100)にコントロール信号または電力を供給するために使用されてもよい。
一部の実施形態では、リモートコントロールデバイス(205)は、ドッキングステーション(201)またはホストデバイス(203)と通信状態にあり、ユーザ選好に従ってメディアコンテンツが操作されるように、ドッキングステーション(201)を通して携帯型電子デバイス(100)にユーザ入力を供給してもよい。他の実施例では、リモートコントロールデバイス(205)は、携帯型デバイス(100)と直接通信してもよい。
ここで図4を参照すると、携帯型電子デバイス(100)は、ドッキングステーション(201)内にドッキングされて示される。ドッキングステーション(201)は、ホストデバイス(203)と通信状態にあり、ホストデバイス(203)は、ディスプレイまたはスクリーン(401)上に携帯型電子デバイス(100)からのメディアコンテンツ(107)を表示する。
携帯型電子デバイス(100)からのメディアコンテンツは、ホストデバイス(203)によって使用されるフォーマットおよび解像度でホストデバイス(203)のスクリーン(401)上に表示される。当業者によって理解されるように、また、本実施例によって実証されるように、解像度と表示サイズとの間の大きな相違が、携帯型電子デバイス(100)とホストデバイス(203)との間に、または、異なるホストデバイス間に存在する可能性がある。そのため、携帯型電子デバイス(100)にとって許容可能なフォーマットおよび解像度であるメディアコンテンツが、必ずしもホストデバイス(203)による表示に適するわけではない場合がある。携帯型デバイス(100)の固有の表示特性とホストデバイス(203)の固有の表示特性との間のこの差は、いくつかの方法で対処されうる。
一部の実施形態では、ドッキングステーション(201)は、携帯型デバイス(100)がドッキングステーション(201)に接続されるかまたはドッキングステーション(201)にその他の方法でインタフェースされるときを検出するよう構成される。応答して、ドッキングステーション(201)は、携帯型電子デバイス(100)から到来するコンテンツを用いて、ホストデバイス(203)上で表示される任意の既存のメディアコンテンツに先んじるかまたは任意の既存のメディアコンテンツを置換えるように、ホストデバイス(203)に合図することになる。たとえば、携帯型電子デバイス(100)以外のある供給源からのあるメディアコンテンツをホストデバイス(203)が表示している場合、ドッキングステーション(201)は、携帯型電子デバイス(100)とのインタフェースを確立するとすぐ、ホストデバイス(203)内のメディアコンテンツの入力源を携帯型電子デバイス(100)から受信されるメディアコンテンツ(107)に自動的に切換え、したがって、ホストデバイス(203)上の既存のメディアコンテンツに先んじる。携帯型電子デバイス(100)とのインタフェースがドッキングステーション(
201)によって検出されると、ドッキングステーション(201)は、ホストデバイス(203)に特別なコントロール信号を送出することによってこれを達成してもよい。
一部の実施形態では、携帯型電子デバイス(100)は、メディアコンテンツ(107)を、いずれもホストデバイス(203)に適合しない制限された数のフォーマットでドッキングステーション(201)に送信できるだけであってよい。これらの場合、ドッキングステーション(201)は、メディアコンテンツ(107)を第1フォーマットで携帯型電子デバイス(100)から受信し、再生のためにメディアコンテンツ(107)をホストデバイス(203)に出力する前に、ホストデバイス(203)に適合する第2フォーマットにメディアコンテンツ(107)を再変換するよう構成されてもよい。ドッキングステーション(201)によるこの変換は、一部の実施形態ではリアルタイムに、また、他の実施形態では時間遅延方式で起こってもよい。
ある場合には、異なるドッキングステーション(201)が、異なるホストデバイス(203)と共に使用するために作成されてもよい。他の場合には、ユニバーサルドッキングステーション(201)が、メディアコンテンツを、使用されてもよい全てのまたは少なくとも最も可能性が高いフォーマットに変換するよう構成される。なお他の実施形態では、プログラマブルなドッキングステーション(201)が、メディアコンテンツ(107)を1つの特定のフォーマットから別のフォーマットへ変換するように、ユーザまたはオペレータによって柔軟に構成されてもよい。
なお他の実施形態では、携帯型電子デバイス(100)は、複数の異なるフォーマットでドッキングステーション(201)にメディアコンテンツ(107)を送信するよう構成されてもよい。ホストデバイス(203)用の適切なメディアコンテンツ(107)フォーマットは、ドッキングステーション(201)によって、利用可能なフォーマットの中から選択され、ホストデバイス(203)に中継されてもよい。
他の実施例では、ホストデバイス(203)用の正しいフォーマットは、ドッキングステーション(201)、ホストデバイス(203)、またはユーザ入力によって、ドッキングステーション(201)を通して携帯型電子デバイス(100)に自動的に通信されてもよい。携帯型電子デバイス(100)は、その後、指示されたフォーマット以外の任意のフォーマットでメディアコンテンツ(107)を出力することを中止しうる。
ここで図5を参照すると、移動体メディアプレゼンテーションの例証的なシステム(500)が示される。システム(500)は、ユーザ(501)によって作動される、複数のホストデバイス(507、517、519)および少なくとも1つの携帯型電子デバイス(100)を含む。
例証的なシステム(500)は、携帯型電子デバイス(100)とワイヤレス通信状態にある衛星送信機(503)を含む。この実施例の衛星送信機(503)は、携帯型電子デバイス(100)に、ストリーム転送用のまたはダウンロード用のメディアコンテンツ(107、図1)を提供し、メディアコンテンツ(107、図1)は、携帯型電子デバイス(100)によって再生されるか、一時停止されるか、またはその他の方法で再生成されてもよい。他の実施形態では、メディアコンテンツ(107、図1)は、携帯タイプ送信機、無線周波数(RF)送受信機、ブルートゥース送受信機、公共ブロードキャストアンテナなどによって携帯型電子デバイス(100)に供給されてもよい。これらの実施形態のうちの任意の実施形態では、メディアコンテンツ(107、図1)は、携帯型電子デバイス(100)内に電子的に格納されるかまたはリアルタイムにストリーム転送されてもよい。
ホストデバイス(507、517、519)はそれぞれ、携帯型電子デバイス(100)にインタフェースするよう構成される対応するドッキングステーション(513、515、520)を有する。先に説明したように、携帯型デバイス(100)とホストデバイスをインタフェースすることは、携帯型電子デバイス(100)からまたは携帯型電子デバイス(100)を通して受信されるメディアコンテンツ(107、図1)をホストデバイスが表示することを可能にする。
図5に示すように、ホストデバイスの1つ(519)は、自動車(522)の内部に設置されてもよい。他の事例の場合と同様に、ホストデバイス(519)に対応するドッキングステーション(520)は、自動車(522)内に設けられる。車両(522)の内部のドッキングステーション(520)は、携帯型電子デバイス(100)から搭乗者によってアクセス可能な内部ディスプレイおよびスピーカ(519)へのメディアコンテンツ(107、図1)の転送を可能にする。
図5に示すシステム(500)は、メディアコンテンツ(107、図1)の再生についての真のシームレスな移動性を示す。携帯型電子デバイス(100)は、ロケーションの物理的変化によらず、メディアコンテンツ(107、図1)を絶えず受信する。点線(505、509、511)は、異なるホストデバイス(507、517、519)間の携帯型電子デバイス(100)の例示的な経路を示す。
本実施例によれば、携帯型電子デバイス(100)は、衛星送信機(503)からメディアコンテンツ(107、図1)のストリームを絶えず受信していてもよい。携帯型電子デバイス(100)は、最初、第1ホストデバイス(507)にインタフェースされ、ドッキングステーション(513)を通して第1ホストデバイス(507)上でコンテンツ(107、図1)を表示してもよい。携帯型電子デバイス(100)のユーザ(501)は、その後、ロケーションを変更し、対応するドッキングステーション(515)を介して別のホストデバイス(517)上でメディアコンテンツ(107、図1)を表示することを希望してもよい。この第2のホストデバイス(517)は、別の部屋または建物内にあってよく、または、第1ホストデバイス(507)に関して利用可能でない、ユーザによって所望される特徴を提供してもよく、あるいは、第2のホストデバイス(517)は、単に、ユーザ(501)がそこへ移動したいと思う別のロケーションにあってもよい。
最終的に、ユーザ(501)は、第2のホストデバイス(517)から携帯型電子デバイス(100)をはずし、携帯型電子デバイス(100)を自動車(522)内のホストデバイス(519)に関連するドッキングステーション(520)に接続してもよい。自動車のホストデバイス(519)は、その後、自動車(522)の内部オーディオビジュアルシステム上でメディアコンテンツ(107、図1)を表示してもよい。
ロケーションの変更によって、ユーザ(501)は、単一供給源(たとえば、503)からメディアコンテンツ(107、図1)を受信してもよい。ユーザ(501)はまた、ロケーションからロケーションへのメディアコンテンツ(107、図1)の再生を、合間にメディアコンテンツを喪失することなく、または、各ロケーションでプログラムを再始動させることなく、シームレスに移す可能性がある。
ホストデバイスのいずれにもインタフェースされないとき、携帯型デバイス(100)自体は、ユーザ選好に応じてユーザが選択したメディアコンテンツを再生してもよい。一部の実施形態では、メディアコンテンツ(107、図1)は、ドッキングステーション(513、515、520)間での移行中に携帯型電子デバイス(100)によって一時停止されてもよい。他の実施形態では、ユーザ(501)は、携帯型電子デバイス(100)をホストデバイス(507、517、519)間で移しながら、携帯型電子デバイス(
100)のディスプレイ上でメディアコンテンツ(107、図1)を視聴してもよい。
ドッキングステーション(515)は、リモートコントロールデバイス(523)から信号を受信するよう構成されるセンサ(521)を有するとして示される。リモートコントロールデバイスからの信号は、メディアコンテンツ(107、図1)のある再生態様を制御してもよい。示す実施例のドッキングステーションの任意のものまたは全てが、同じまたは別個のリモートコントロールデバイスを用いて制御可能であってよい。リモートコントロール信号が影響を及ぼす可能性がある再生態様の実施例は、再生速度、再生シーケンス、再生ボリューム、および再生解像度を含むが、それに限定されない。リモートコントロールデバイス(523)からの信号が、センサ(521)で検出されると、適切なコントロール信号が、ドッキングステーション(515)によって携帯型電子デバイス(100)に送出されてもよい。他の実施形態では、リモートコントロールデバイス(523)は、携帯型デバイス(100)と直接通信してもよい。
ここで図6を参照すると、移動体メディアプレゼンテーションの例証的なシステム(600)が示される。システム(600)は、携帯型電子デバイス(607)と通信状態にあるコンテンツ供給源(605)を含む。コンテンツ供給源(605)は、契約ベースのネットワークプロバイダ、ワイヤレスネットワークによるインターネットサーバ、アドホックタイプのネットワーク上のデバイスなどであってよい。示す実施例では、コンテンツ供給源(605)および携帯型電子デバイス(607)はそれぞれ、アンテナ(それぞれ601、603)を有し、したがって、コンテンツ供給源(605)と携帯型電子デバイス(607)との間でワイヤレス通信を使用可能にする。しかし、コンテンツ供給源(605)と携帯型電子デバイス(607)との間の他の通信システムが使用されうる。
携帯型電子デバイス(607)はまた、第1通信インタフェース(608)を通してドッキングステーション(609)と通信状態にある。ドッキングステーション(609)は、本仕様において先に述べた原理に従って、第2の通信インタフェース(612)を通してホストデバイス(613)と通信状態にある。一部の実施形態では、ドッキングステーション(609)は、確立されると、携帯型電子デバイス(607)とのインタフェース(608)を検出し、ホストデバイス(613)上でそのとき提示されている既存のメディアコンテンツに先んじるよう構成される。メディアコンテンツは、その後、ドッキングステーション(609)を介して、携帯型電子デバイス(607)から再生用のホストデバイス(613)に送信される。
本実施例のドッキングステーション(609)はまた、リモートコントロールデバイス(611)と通信状態にある。ドッキングステーション(609)は、リモートコントロールデバイス(611)からの信号を検出するよう構成されるセンサを有してもよい。処理要素(610)は、リモートコントロールデバイス(611)からの信号を復号化し、相応して、携帯型電子デバイス(607)と相互作用してもよい。リモートコントロールデバイス(611)からの信号は、限定はしないが、再生速度、再生シーケンス、再生ボリューム、再生解像度、および組合せなどの、メディアコンテンツのある再生態様を制御するよう構成されてもよい。
ここで図7を参照すると、移動体メディアプレゼンテーションの別の例証的なシステム(700)が示される。図7の実施例では、単一のコンテンツ供給源(701)が、それぞれのアンテナ(703、705、707、709)を通して複数の携帯型電子デバイス(711、713、715)と通信状態にあってもよい。コンテンツ供給源(701)は、携帯型電子デバイス(711、713、715)のそれぞれに同じメディアコンテンツをブロードキャストしてもよい。他の実施形態では、携帯型電子デバイス(711、713、715)は、周波数領域または時間領域で信号を多重化するか、特定のデバイスに対
してデータパケットをアドレス指定するか、マルチキャストアドレス指定するか、または、当技術分野で利用可能な他の方法を使用することによって、同じコンテンツ供給源(701)から異なるメディアコンテンツを受信してもよい。
携帯型電子デバイスの2つ(711、715)は、ドッキングステーション(それぞれ717、719)と通信状態にあり、ドッキングステーション(それぞれ717、719)は、次に、ホストデバイス(721、723)と通信状態にある。メディアコンテンツは、携帯型電子デバイス(711、713、715)のドッキング状態によらず、携帯型電子デバイス(711、713、715)に送信されてもよい。しかし、一部の実施形態では、特定の携帯型電子デバイス(711、713、715)に送信されるメディアコンテンツの解像度および/またはフォーマットは、デバイスのドッキング状態および携帯型電子デバイス(711、715)がインタフェースされるドッキングステーション(717、719)に関連するホストデバイス(721、723)のタイプに応じて変わってもよい。特に、コンテンツ供給源(701)は、対応する携帯型電子デバイス(たとえば711)が特定のタイプのホストデバイス(721)にインタフェースされていることを合図されると、その特定のホストデバイス(721)用にフォーマットされるメディアコンテンツを提供してもよい。
ここで図8を参照すると、携帯電話ネットワークが、携帯型電子デバイス(808)にメディアコンテンツを送信するのに使用されてもよい。移動体メディアプレゼンテーションの例証的なシステム(800)が示され、コンテンツ供給源として働く中央サーバ(801)と通信状態にある複数の送受信機(802、803、804)を有する。送受信機(802、803、804)はそれぞれ、ある地理的領域(805、806、807)または「セル(cell)」に関連する。全てのセルが共にサービスエリアを構成する。
携帯型電子デバイス(808)は、メディアコンテンツ送信の最中に、1つの地理的領域(805、806、807)から別の地理的領域に横断しながら、サービスエリア内を移動してもよい。その結果、携帯型電子デバイス(808)にメディアコンテンツを提供する送受信機(802、803、804)は、任意の所与の時間に携帯型電子デバイス(808)によって使用される地理的領域(805、806、807)に対応するその送受信機(802、803、804)に切換えられてもよい。こうして、メディアコンテンツストリームおよび再生の連続性が、携帯型電子デバイス(808)を通して提供されてもよい。
先の実施例の場合と同様に、本実施例の携帯型電子デバイス(808)は、ドッキングステーション(809)、拡張すると、携帯型電子デバイス(808)によって受信されるメディアコンテンツを表示するよう構成されるメディアプレゼンテーションホストデバイス(810)にインタフェースされてもよい。本実施例のドッキングステーション(809)およびホストデバイス(810)は、携帯型であり、サービスエリアの種々の地理的領域(805、806、807)間を携帯型電子デバイス(808)が移動するときに、携帯型電子デバイス(808)と通信状態にあるままである。一部の実施形態では、ドッキングステーション(809)およびメディアプレゼンテーションホストデバイス(810)は、自動車に関連してもよく、したがって、単一のエンティティ内に位置しながら、移動性があるように見える。
あるいは、携帯型電子デバイス(808)は、移動の前にまたは移動中に、ドッキングステーション(809)およびホストデバイス(810)からはずされてもよい。一部の実施形態では、随伴するメディアプレゼンテーションホストデバイスを有するさらなるドッキングステーションが、他の地理的領域(805、806、807)内で利用可能であってもよい。
例証的方法
ここで図9を参照すると、移動体メディアプレゼンテーションの例証的方法(900)のフローチャートが示される。示す方法(900)は、携帯型電子デバイスおよびメディアプレゼンテーションホストデバイスにインタフェースされるかまたは通信状態にあるドッキングステーション内で実行されてもよい。方法(900)は、確立されると、携帯型電子デバイスとのインタフェースを検出するステップを含む(ステップ901)。新しく確立されるインタフェースは、ホストデバイスと携帯型電子デバイスとの間の通信がドッキングステーションを通して確立されるときに検出されてもよい。携帯型電子デバイスまたはドッキングステーションは、その後、メディアコンテンツが携帯型電子デバイスから入手可能であることをホストデバイスに合図してもよい。
一部の実施形態では、携帯型電子デバイスは、その後、それ自身のハードウェアおよびユーザインタフェースを使用してコンテンツを出力することを止めてもよい(ステップ903)。いずれの場合も、携帯型電子デバイスは、その後、ドッキングステーションとの外部インタフェースを通してコンテンツを送信する(ステップ905)。
一部の実施形態では、データは、ホストデバイスに適合するフォーマットで携帯型電子デバイスに既に提供されている。こうした場合、コンテンツは、ドッキングステーションを通して携帯型電子デバイスからホストデバイスへ未変更のままストリーム転送されうる。他の実施形態では、携帯型電子デバイスによって最初に受信されるコンテンツのフォーマットは、ホストデバイスに適合しない可能性がある。そのため、コンテンツが、ホストデバイス用に再フォーマットされるべきかどうかが判定されてもよい(ステップ907)。再フォーマットが指示される場合、携帯型電子デバイスは、コンテンツのフォーマットをホストデバイスによって使用されるフォーマットに変換してもよい(ステップ909)。しかし、代替の実施形態では、この変換は、ある他のシステムコンポーネントによって実施されてもよい。
メディアコンテンツは、その後、ホストデバイス上でユーザに提示される(ステップ911)。一部の実施形態では、その後、ホストデバイスに関連する他のコンテンツ送出手段が先んじられる(ステップ910)。換言すれば、携帯型電子デバイスからのメディアコンテンツの送信の継続時間全体を通して、ホストデバイスは、携帯型電子デバイス以外の任意の供給源から受信されるメディアコンテンツを再生しない。さらに、一部の実施形態では、メディアコンテンツがホストデバイス上で提示される方法は、リモートコントロールデバイスからの入力に応じて変わってもよい。
ここで図10を参照すると、移動体メディアプレゼンテーションの別の例証的方法(1000)のフローチャートが示される。方法(1000)は、確立されると、携帯型電子デバイスとのインタフェースを検出するステップを含む(ステップ1001)。
ストリーム転送用メディアコンテンツは、携帯型電子デバイスからドッキングステーションによって受信され(ステップ1003)、メディアコンテンツのフォーマットが、その後判定される(ステップ1005)。ドッキングステーションは、メディアコンテンツのフォーマットがホストデバイスに適合するかどうかを判定する(判定1007)。フォーマットがホストデバイスに適合しない場合、ストリーム転送用メディアコンテンツは、ドッキングステーションによって、ホストデバイスに適合するフォーマットに変換される(ステップ1009)。メディアコンテンツは、その後、ホストデバイスに適合するフォーマットでホストデバイスにストリーム転送され(ステップ1009)、ホストデバイスにて、コンテンツがユーザに提示される(ステップ1013)。メディアコンテンツのフォーマットがホストデバイスに適合することが見出される(判定1007)場合、メディアコンテンツは、ホストデバイスにストリーム転送されるだけであり(ステップ1011
)、ホストデバイスにて、コンテンツがユーザに提示される(ステップ1013)。
ここで図11を参照すると、移動体メディアプレゼンテーションの別の例証的方法(1100)のフローチャートが示される。方法(1100)は、ストリーム転送用メディアコンテンツを携帯型電子デバイスにワイヤレスで受信することを含む(ステップ1101)。メディアコンテンツは、その後、携帯型電子デバイスがインタフェースされる第1ドッキングステーションに関連する第1ホストデバイス上で再生成される(ステップ1103)。
携帯型電子デバイスからのメディアコンテンツのストリームが一時停止され(ステップ1105)、携帯型電子デバイスが第1ドッキングステーションから取外される(ステップ1107)。携帯型電子デバイスは、その後、第2ドッキングステーションにインタフェースされ(ステップ1109)、携帯型電子デバイスからのメディアコンテンツのストリームが、その後再開する(ステップ1111)。メディアコンテンツは、その後、第2ドッキングステーションを通して第2ホストデバイスに送信される(ステップ1113)。
一部の実施形態では、メディアコンテンツの表示および再生成は、第1ドッキングステーションからの取外し(ステップ1107)と第2ドッキングステーションへのインタフェース(ステップ1109)との間に、携帯型電子デバイスによって継続されてもよい。他の実施形態では、メディアコンテンツの再生成または再生は、ドッキングステーション間で一時停止してもよい。
あるいは、携帯型電子デバイスが第1または第2ドッキングステーションのいずれにもインタフェースされないとき、コンテンツ供給源から携帯型電子デバイスへのメディアコンテンツのストリームは一時停止されてもよい。この一時停止は、自動であってよく、または、ユーザ始動式であってよい。
ここで図12を参照すると、移動体メディアプレゼンテーションの別の方法(1200)のフローチャートが示される。方法(1200)は、携帯型電子デバイスと通信状態にあるメディアコンテンツプロバイダによって実行されてもよい。
方法(1200)は、第1フォーマットで、たとえば、第1解像度で携帯型電子デバイスにデジタルコンテンツをストリーム転送する(ステップ1201)ことを含む。その後、フォーマットが、異なるフォーマット、たとえば、第2解像度に変更されるべきであるという指示が受信される(ステップ1203)。これは、携帯型電子デバイスがドッキングステーションにインタフェースされること、および、ホストデバイスが異なるフォーマットを要求するという判定によってトリガーされる。ドッキングステーションは、携帯型電子デバイスからストリーム転送されるメディアコンテンツを受信し、メディアコンテンツをメディアプレゼンテーションホストデバイスに送信するよう構成されてもよい。
指示は、携帯型電子デバイスからメディアコンテンツプロバイダに戻るように送信されるデジタルデータの形態であってよい。指示は、ドッキングステーションと通信状態にあるホストデバイスのタイプを指定するデータおよびメディアコンテンツ信号がそのホストデバイスによって再生されるための適切なフォーマットを含んでもよい。
第2のフォーマットが必要とされる、すなわち、携帯型電子デバイスがドッキングステーションにインタフェースされたという指示が受信される(ステップ1203)と、デジタルコンテンツは、指示されたホストデバイスのニーズに対応する第2のフォーマットで携帯型電子デバイスにストリーム転送される(ステップ1205)。たとえば、第1フォ
ーマットは、携帯型電子デバイス上でメディアコンテンツを表示するのに使用される解像度であってよく、第2のフォーマットは、ホストデバイス上でメディアコンテンツを表示するのに使用される解像度であってよい。
先の説明は、述べられる原理の実施形態および実施例を示し述べるだけのために提示された。この説明は、網羅的であること、または、開示される任意の厳密な形態にこれらの原理を制限することを意図されない。多くの変更および変形が、上記教示に照らして可能である。
たとえば、図9〜12に示し、本仕様において述べるプロセスは、汎用の、多目的の、または単一目的のプロセッサにおいて実施されてもよい。こうしたプロセッサは、アセンブリレベルか、コンパイルレベルか、またはマシンレベルで、そのプロセスを実施するための命令を実行することになる。これらの命令は、図9〜12の説明に従って当業者によって書かれ、コンピュータ読取り可能媒体上に格納されるかまたは送信されうる。命令はまた、ソースコードまたは任意の他の知られているコンピュータ支援設計ツールを使用して生成されてもよい。コンピュータ読取り可能媒体は、これらの命令を搬送することが可能な任意の媒体であり、CD−ROM、DVD、磁気または他の光ディスク、テープ、シリコンメモリ(たとえば、取外し可能、取外し不可、揮発性、または不揮発性)、パケット化または非パケット化ワイヤラインまたはワイヤレス送信信号を含む。

Claims (24)

  1. ストリーミングされたビデオからなるワイヤレスコンテンツを受信すべく形成されたワイヤレス受信機と、
    少なくとも1つの第1の接続式メディアプレゼンテーションホストデバイスを有する第1のドッキングステーション、および少なくとも1つの第2の接続式メディアプレゼンテーションホストデバイスを有する第2のドッキングステーションのうちのいずれか1つに接続する通信インタフェース(608,612)と、
    コンテンツ再生成回路とを備え、前記コンテンツ再生成回路は、
    前記第1のドッキングステーションを通じた前記第1の接続式メディアプレゼンテーションホストデバイスへの接続が行われたときに前記第1の接続式メディアプレゼンテーションホストデバイスが要求する第1のフォーマットを判定する工程と、
    前記通信インタフェースを介して前記ワイヤレスコンテンツを前記第1のフォーマットで前記第1の接続式メディアプレゼンテーションホストデバイスにストリーミングする工程と、
    携帯型電子デバイスが前記第1のドッキングステーションから取り外されたときに、前記ワイヤレスコンテンツの対応するメディアプレゼンテーションホストデバイスへのストリーミングを停止する工程と、
    前記ワイヤレス受信機による前記ワイヤレスコンテンツの受信を停止する工程と、
    前記第2のドッキングステーションを通じた前記第2の接続式メディアプレゼンテーションホストデバイスへの接続が行われたときに前記第2の接続式メディアプレゼンテーションホストデバイスが要求する第2のフォーマットを判定する工程と、
    前記携帯型電子デバイスが前記第2のドッキングステーションに接続されたときに、前記ワイヤレス受信機による前記ワイヤレスコンテンツの受信を再開し、および、前記ワイヤレスコンテンツの前記第2のメディアプレゼンテーションホストデバイスへの前記第2のフォーマットでのストリーミングを開始する工程とを行う、携帯型電子デバイス。
  2. ストリーミングされたビデオからなるワイヤレスコンテンツを受信すべく形成されたワイヤレス受信機と、
    少なくとも1つの第1の接続式メディアプレゼンテーションホストデバイスを有する第
    1のドッキングステーション、および少なくとも1つの第2の接続式メディアプレゼンテーションホストデバイスを有する第2のドッキングステーションのうちのいずれか1つに接続する通信インタフェース(608,612)と、
    コンテンツ再生成回路とを備え、前記コンテンツ再生成回路は、
    前記第1のドッキングステーションを通じた前記第1の接続式メディアプレゼンテーションホストデバイスへの接続が行われたときに前記第1の接続式メディアプレゼンテーションホストデバイスが要求する第1のフォーマットを判定する工程と、
    前記通信インタフェースを介して前記ワイヤレスコンテンツを前記第1のフォーマットで前記第1の接続式メディアプレゼンテーションホストデバイスにストリーミングする工程と、
    携帯型電子デバイスが前記第1のドッキングステーションから取り外されたときに、前記ワイヤレスコンテンツの対応するメディアプレゼンテーションホストデバイスへのストリーミングを停止する工程と、
    前記携帯型電子デバイスが前記第1のドッキングステーションにも前記第2のドッキングステーションにも接続されていないときに、前記携帯型電子デバイスのディスプレイ上で前記ワイヤレスコンテンツを再生する工程と、
    前記第2のドッキングステーションを通じた前記第2の接続式メディアプレゼンテーションホストデバイスへの接続が行われたときに前記第2の接続式メディアプレゼンテーションホストデバイスが要求する第2のフォーマットを判定する工程と、
    前記携帯型電子デバイスが前記第2のドッキングステーションに接続されたときに、前記ワイヤレスコンテンツの前記第2のメディアプレゼンテーションホストデバイスへの前記第2のフォーマットでのストリーミングを開始する工程とを行う、携帯型電子デバイス。
  3. 前記携帯型電子デバイスは前記第1のメディアプレゼンテーションホストデバイスへの第1の接続を検出すべく形成された回路をさらに備える、請求項1または2に記載の携帯型電子デバイス。
  4. 前記ワイヤレスコンテンツのソースと通信すべく形成された供給源と通信するためのワイヤレス送信機をさらに備える、請求項1または2に記載の携帯型電子デバイス。
  5. ディスプレイスクリーンをさらに備える請求項1に記載の携帯型電子デバイス。
  6. ディスプレイスクリーンをさらに備える請求項2に記載の携帯型電子デバイス。
  7. 前記コンテンツ再生成回路は、携帯型電子デバイスが前記第1および第2のドッキングステーションに接続されないとき、さらに、前記ディスプレイスクリーン上で前記ワイヤレスコンテンツを再生成する、請求項に記載の携帯型電子デバイス。
  8. 前記コンテンツ再生成回路は、あるフォーマットから、前記第1のメディアプレゼンテーションホストデバイスによって要求される前記第1のフォーマットに前記ワイヤレスコンテンツを変換する請求項1または2に記載の携帯型電子デバイス。
  9. 前記第1のメディアプレゼンテーションホストデバイスによって要求される前記第1のフォーマットは、テレビジョンブロードキャストフォーマット、無線ブロードキャストフォーマット、高品位ビデオフォーマット、高品位オーディオフォーマット、従来のアナログビデオフォーマット、従来のアナログオーディオフォーマット、ストリーム転送用ビデオフォーマット、ならびに、その組合せおよびその派生物からなる群から選択される、請求項1または2に記載の携帯型電子デバイス。
  10. 前記携帯型電子デバイスは前記第2のメディアプレゼンテーションホストデバイスへの第2の接続を検出すべく形成された回路をさらに備える、請求項1または2に記載の携帯型電子デバイス。
  11. 前記第2のメディアプレゼンテーションホストデバイスによって要求される前記第2のフォーマットは、テレビジョンブロードキャストフォーマット、無線ブロードキャストフォーマット、高品位ビデオフォーマット、高品位オーディオフォーマット、従来のアナログビデオフォーマット、従来のアナログオーディオフォーマット、ストリーム転送用ビデオフォーマット、ならびに、その組合せおよびその派生物からなる群から選択される、請求項1または2に記載の携帯型電子デバイス。
  12. リモートコンテンツプロバイダとワイヤレス通信をしている携帯型電子デバイスによって行われる、モバイルメディアプレゼンテーションの方法において、
    ストリーミングされたビデオからなるコンテンツを前記リモートコンテンツプロバイダから受信する工程と、
    前記コンテンツを第1のフォーマットで第1のメディアプレゼンテーションホストデバイスに送信する工程と、
    前記携帯型電子デバイスが前記第1のメディアプレゼンテーションホストデバイスの第1のドッキングステーションから取り外されたときに、前記コンテンツの前記第1のメディアプレゼンテーションホストデバイスへの送信を停止する工程と、
    前記リモートコンテンツプロバイダからのコンテンツの受信を停止する工程と、
    前記携帯型電子デバイスが前記第2のメディアプレゼンテーションホストデバイスの前記第2のドッキングステーションに接続されたときに、前記リモートコンテンツプロバイダからのコンテンツの受信を再開し、および、前記コンテンツの前記第2のメディアプレゼンテーションホストデバイスへの前記第2のフォーマットでのストリーミングを開始する工程とを備える、モバイルメディアプレゼンテーションの方法。
  13. リモートコンテンツプロバイダとワイヤレス通信をしている携帯型電子デバイスによって行われる、モバイルメディアプレゼンテーションの方法において、
    ストリーミングされたビデオからなるコンテンツを前記リモートコンテンツプロバイダから受信する工程と、
    前記コンテンツを第1のフォーマットで第1のメディアプレゼンテーションホストデバイスに送信する工程と、
    前記携帯型電子デバイスが前記第1のメディアプレゼンテーションホストデバイスの第1のドッキングステーションから取り外されたときに、前記コンテンツの前記第1のメディアプレゼンテーションホストデバイスへの送信を停止する工程と、
    前記携帯型電子デバイスが前記第1のメディアプレゼンテーションホストデバイスに接続されていないときに、前記携帯型電子デバイスのディスプレイ上で前記コンテンツを再生する工程と、
    前記携帯型電子デバイスが前記第2のメディアプレゼンテーションホストデバイスの前記第2のドッキングステーションに接続されたときに、前記コンテンツの前記第2のメディアプレゼンテーションホストデバイスへの前記第2のフォーマットでのストリーミングを開始する工程とを備える、モバイルメディアプレゼンテーションの方法。
  14. 前記携帯型電子デバイスはディスプレイスクリーン、スピーカ、およびその組合せからなる群から選択されるメディア再生成装置を備える請求項12または13に記載の方法。
  15. 前記携帯型電子デバイスは、前記コンテンツを前記第1および第2のメディアプレゼンテーションホストデバイスに送信しないとき、前記ディスプレイスクリーン上で前記コンテンツを再生成するよう構成される請求項14に記載の方法。
  16. 前記携帯型電子デバイスは、第1のドッキングステーションに選択的に接続するよう構成されるインタフェース回路を備え、前記第1のドッキングステーションは、前記第1のメディアプレゼンテーションホストデバイスと通信状態にある請求項12または13に記載の方法。
  17. 前記インタフェース回路は、前記第1のドッキングステーションへの第1の接続を検出し、第1の検出である前記検出によって、前記第1のメディアプレゼンテーションホストデバイスから第1の解像度情報を取出す、請求項16に記載の方法。
  18. 前記携帯型電子デバイスは、前記第1のドッキングステーションの接続状態の変化を検出するとすぐ、前記コンテンツの前記第1の解像度を変更するための要求を前記リモートコンテンツプロバイダに送信する、請求項12または13に記載の方法。
  19. 前記第1および第2のフォーマットは、テレビジョンブロードキャストフォーマット、無線ブロードキャストフォーマット、高品位ビデオフォーマット、高品位オーディオフォーマット、従来のアナログビデオフォーマット、従来のアナログオーディオフォーマット、ストリーム転送用ビデオフォーマット、ならびに、その組合せおよびその派生物からなる群から選択される請求項12または13に記載の方法。
  20. 前記第2のドッキングステーションを選択的に接続するステップをさらに備え、前記第2のドッキングステーションは前記第2のメディアプレゼンテーションホストデバイスと通信している、請求項12または13に記載の方法。
  21. 前記第2のドッキングステーションへの第2の接続を検出する工程と、
    第2の検出となる前記検出のときに前記第2のメディアプレゼンテーションホストデバイスから第2の解像度情報を取出す、請求項20に記載の方法。
  22. 前記第2のドッキングステーションの接続状態の変化を検出するとすぐ、前記コンテンツの前記第2の解像度を変更するための要求を前記リモートコンテンツプロバイダに送信する工程をさらに備える、請求項12または13に記載の方法。
  23. リモートコンテンツプロバイダとワイヤレス通信をしている携帯型電子デバイスの1つ以上のプロセッサによって実効されたときに、前記携帯型電子デバイスにモバイルメディアプレゼンテーションの方法を行わせるための命令を記憶した持続性コンピュータ読出し可能記録媒体において、前記方法は、
    ストリーミングされたビデオからなるコンテンツを前記リモートコンテンツプロバイダから受信する工程と、
    前記コンテンツを第1のフォーマットで第1のメディアプレゼンテーションホストデバイスに送信する工程と、
    前記携帯型電子デバイスが前記第1のメディアプレゼンテーションホストデバイスの第1のドッキングステーションから取り外されたときに、前記コンテンツの前記第1のメディアプレゼンテーションホストデバイスへの送信を停止する工程と、
    前記リモートコンテンツプロバイダからのコンテンツの受信を停止する工程と、
    前記携帯型電子デバイスが第2のメディアプレゼンテーションホストデバイスの第2のドッキングステーションに接続されたときに、前記リモートコンテンツプロバイダからのコンテンツの受信を再開し、および、前記コンテンツの前記第2のメディアプレゼンテーションホストデバイスへの第2のフォーマットでのストリーミングを開始する工程とを備える、記録媒体。
  24. リモートコンテンツプロバイダとワイヤレス通信をしている携帯型電子デバイスの1つ以上のプロセッサによって実効されたときに、前記携帯型電子デバイスにモバイルメディアプレゼンテーションの方法を行わせるための命令を記憶した持続性コンピュータ読出し可能記録媒体において、前記方法は、
    ストリーミングされたビデオからなるコンテンツを前記リモートコンテンツプロバイダから受信する工程と、
    前記コンテンツを第1のフォーマットで第1のメディアプレゼンテーションホストデバイスに送信する工程と、
    前記携帯型電子デバイスが前記第1のメディアプレゼンテーションホストデバイスの第1のドッキングステーションから取り外されたときに、前記コンテンツの前記第1のメディアプレゼンテーションホストデバイスへの送信を停止する工程と、
    前記携帯型電子デバイスが前記第1のメディアプレゼンテーションホストデバイスに接続されていないときに、前記携帯型電子デバイスのディスプレイ上で前記コンテンツを再生する工程と、
    前記携帯型電子デバイスが第2のメディアプレゼンテーションホストデバイスの第2のドッキングステーションに接続されたときに、前記コンテンツの前記第2のメディアプレゼンテーションホストデバイスへの第2のフォーマットでのストリーミングを開始する工程とを備える、記録媒体。
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