JP5591320B2 - データのバックアップ又はリストアに関連するユーザーの文脈を利用するシステム及び方法 - Google Patents

データのバックアップ又はリストアに関連するユーザーの文脈を利用するシステム及び方法 Download PDF

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Description

本発明は、計算機システムに関し、具体的にはユーザーデータをバックアップ又はリストアするシステムに関する。
[0001]数十年前、コンピューター革命の発生以来、存在しているデータは、絶えず電子形式又はデジタル形式に移動されるか又は複製されてきた。今日、個人、企業、又はその他のエンティティの多くに関する個人情報又はその他の情報の大多数の部分は、この形式で存在している。これらのデータストアが計算機ネットワークを介しアクセスされ得るようになって以来、これら個人又はエンティティは、計算機ベースのデータストレージの有用性及び利便性に頼るようになった。更には、計算機ベースのデータストレージは、データが敏速に複製され更新され得るので、データを保護するための一般的手段になっている。
[0002]今日、多くのバックアップ及びリストアシステム又はサービスが、ユーザーデータを損失から保護すること、及び変化しつつあるドキュメント、アプリケーション、又はその他のデータファイルの複数バージョンをアーカイブとして保管すること、の双方を目的とした市場に存在している。残念ながら、以前のバックアップサービス又はシステムは、データ及びそのデータのタイムスタンプに厳密に従った複数バージョンをアーカイブとして保管している。故に、アーカイブとして保管されるデータに関する時間及び日付が典型的に、関連するリストアアプリケーションによってユーザーが提供される唯一の情報である。かくして、ユーザーがアーカイブから特定のバージョンをリトリーブするため、ユーザーは、バックアップが生じたときの時間/日付を覚えていなければならず、それはしばしば非常に困難であるか、又は手動で内容を再調査しなければならず、それは非効率であって及び/又は時間がかかる。
本発明の目的は、バックアップ又はリストアされるユーザーデータと1つ以上関連する事象(イベント)指向の文脈情報を支援する方法によって、バックアップ機能又はリストア機能を容易にするためのアーキテクチャーを提供することである。
[0003]以下は、請求項記載対象の簡易化された概要を、本請求対象の態様のいくつかの基本的理解を提供するために提示する。この概要は、請求項記載対象の広範囲に及ぶ概要ではない。請求項記載対象の主要又は重要な要素を特定することも本請求対象の範囲を詳細に説明するようことも意図されていない。唯一の目的は、後に提示している更に詳細な説明に対する前置きとして請求項記載対象の概念のいくつかを簡易形式で提示することである。
[0004]本明細書に開示され特許請求される対象項目は、その1つ以上の態様において、バックアップされたデータのリストアに関連するイベント指向の文脈的証(indicia)を使用し得るアーキテクチャーを含む。その目的及びその他の目的に従って、本アーキテクチャーは、ユーザーに関連する所望のデータファイルのバージョンをリトリーブするために、バックアップデータストアと通信し得る。バックアップデータストアは、ユーザーからはリモート又はユーザーにとってローカルであり得、データファイルの複数バージョンのバックアップを支援し得る。
[0005]加えて、本アーキテクチャーは、文脈的イベント記述のログを取得し得る。ログに含まれる記述それぞれは、データファイルの所望のバージョンを含む様々なバージョンに関連するバックアップ動作と実質上同時に起こったユーザーに関連するイベントと関連し得る。記述は様々な情報源から取得され得、その例は、ソーシャルネットワーキングサービス、カレンダーアプリケーションからのフィード(feed)などを含み得る。それが何かにかかわらず、データファイルの様々なバージョンに従ったソーシャル又は別の文脈的ビューを提供するために、ログのすべて又は一部がユーザーに提示され得る。したがってユーザーは、所望のバージョンがバックアップを取られた時のカレンダー日付を覚えていないが、ユーザーはバックアップ動作と同じ時間枠に生じた関連する文脈的イベントをうまく思い出すことができ、その記述が、リマインダーとして機能し得、及び/又はユーザーを適切なファイル若しくはフォルダー若しくはバージョンへ方向付け得る。
[0006]それに加えて又はその代わりに、データのアーカイバル又はバックアップに関連するイベント指向の文脈的証を使用し得る第2のアーキテクチャーも提供され得る。第2のアーキテクチャーは、バックアップ用に指定されているユーザーに関連するデータを識別し得る。更に、第2のアーキテクチャーは、(例えば、フィード、アプリケーションなど)複数の情報源から潜在的に集められる文脈的イベント記述をログとして記録し得る。また更に、第2のアーキテクチャーは、識別されたデータの最新バージョンをバックアップデータストアへアーカイブとして保管し得る。このデータと一緒に、最新バージョンをアーカイブしたときとほぼ同じ期間中に起こった文脈的イベント記述のログもアーカイブとして保管され得る。更には、ログに含まれている1つ以上の文脈的イベント記述は、データの最新バージョンへの参照を含み得る。
[0007]以下の説明及び添付図面は、請求項記載対象の例示的態様のいくつかを詳細に説明している。これらの態様は、請求項記載対象の原理が使用され得る様々なほんのいくつかの方法を示しているが、本請求対象は、そのような態様及びそれらの同等物すべてを含むように意図されている。本請求対象の別の利点及び際立った特徴は、以下の請求項記載対象の詳細な説明から図面に関連して考慮されるとき、明らかになるだろう。
[0008] データのリストアに関連するイベント指向の文脈的証を使用し得る計算機に実装されるシステムのブロック図を例示している。 [0009] データファイルに関連する様々な文脈的イベント情報源と、共有ユーザーアクセスに関連する態様と、の例を示しているシステムのブロック図を表している。 [0010] データのリストアに関連するイベント指向の文脈的証を支援するためのインターフェースコンポーネントによって提供されている少なくとも一部の出力例を示すシステムブロック図を提供している。 [0011] データのアーカイバルに関連するイベント指向の文脈的証を使用し得るシステムブロック図を提供している。 [0012] 様々な推論又は知的決定を提供し得るか又はそれを用いて援助し得るシステムブロック図である。 [0013] データのアーカイバル又はリストアに関連するイベント指向の文脈的証を使用するための方法を定義している例示的手順の流れ図を表している。 [0014] 文脈的イベント記述に関連する付加機能を提供する方法を定義している例示的手順の流れ図である。 [0015] イベント指向の文脈的証を検索することに関連するか又はフィルター処理することに関連する付加機能を提供する方法を定義している例示的手順の流れ図を示している。 [0016] データのアーカイバルに特に関するイベント指向の文脈的証を使用することに関連する付加機能を提供する方法を定義している例示的手順の流れ図を表している。 [0017] 開示された本アーキテクチャーすべて又は一部を実行又は実装するために作動可能な計算機のブロック図を例示している。 [0018] 例示的計算環境の概略ブロック図を示している。
[0019]ここで請求項記載対象は、同様の参照番号が同様の要素すべてを参照するように使用されている図面を参照し記述されている。以下の記述において、説明用の特定の多くの詳細は、請求項記載対象の完全な理解を与えるために詳しく記述されている。しかしながら、請求項記載対象がこれら特定の詳細を用いずに実施され得ることは明白であり得る。別の例において、周知の構造及び装置が請求項記載対象の説明を容易にするためにブロック図形式で示されている。
[0020]本出願において使用される用語「コンポーネント」、「モジュール」、「システム」などは、計算機に関連するエンティティ、ハードウェア、ハードウェア及びソフトウェアとの組み合わせ、ソフトウェア又は実行中のソフトウェアのいずれかを参照し得るが必ずしも必要ない。例えばコンポーネントは、プロセッサー上で実行するプロセス、プロセッサー、オブジェクト、実行可能な実行スレッド、プログラム及び/又は計算機があり得るがこれらに限定し得ない。例示を介するコントローラー上で実行するアプリケーション及びコントローラー双方はコンポーネントであり得る。1つ以上のコンポーネントが、プロセス内に存在し得、実行スレッド及びコンポーネントが、1つの計算機において局所化され得及び/又は2つ以上の計算機の間に流通され得る。
[0021]更に請求項記載対象は、開示した対象項目を実装するために、計算機を制御するソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア又はその任意の組み合わせを製造するための標準プログラミング及び/又はエンジニアリング技法を使用する方法、装置又は製品として実装され得る。本明細書において使用される用語「製品」は、任意の計算機可読装置、搬送装置又は媒体からアクセス可能な計算機プログラムを包含するように意図されている。例えば、計算機可読媒体は、(例えばハードディスク、フロッピーディスク、磁気ストリップなどの)磁気記憶装置、(例えばコンパクトディスク(CD)、デジタル多用途ディスク(DVD)などの)光学式ディスク、スマートカード及び(例えばカード、スティック、キードライブなどの)フラッシュメモリー装置を含み得るがこれらに限定しない。更に、電子メール送信及び受信時又はインターネット又はローカルエリアネットワーク(LAN)などのネットワークアクセス時に使用される計算機可読の電子データを運ぶための搬送波が使用され得ることを十分に理解されよう。当然のこととして、当業者は、多くの修正が請求項記載対象の範囲又は趣旨から逸脱せずに、この構成に対し実行され得ることを認めよう。
[0022]更に、語句「例示的」は本明細書において、例、実例、又は図として機能することを意味するように使用されている。本明細書において「例示的」として記載されている任意の機能又は設計が、必ずしも別の機能又は設計上の好ましいもの又は有利なものとして理解される必要はない。もっと正確に言えば、語句「例示的」の使用は、具体的方法による概念を提示するように意図されている。本出願において使用されている用語「又は」は、排他的「又は」というよりもむしろ包括的「又は」を意味するように意図されている。故に、文脈から他に特定されていない場合も明確でない場合も「XはA又はBを使用する」は、任意の自然で包括的順列を意味するように意図されている。すなわち、XはAを使用する、XはBを使用する、又はXはA及びB双方を使用する場合は、「XはA又はBを使用する」は、上記実例のいずれかの下で満足している。加えて、本出願及び添付請求項において使用される冠詞「a」及び「an」は、単一形式に方向付けられる文脈から別に特定されていない場合も明確でない場合も、一般に「1つ以上」を意味するように解釈されたい。
[0023]本明細書に使用される用語「推論する」又は「推論」は通常、システム、環境及び/又は事象及び/又はデータを介して獲得された観測集合が提供するユーザー状態に関する推理法又は推論するプロセスを参照する。推論は、例えば特定の文脈又は動作を特定するために使用され得るか又は、状態上の確率分布を生成し得る。推論は確率的―すなわちデータ及び事象の考慮に基づいて対象となる状態上の確率分布計算―であり得る。推論は、事象及び/又はデータ集合が提供する、より高水準事象を構成するために使用される技法を参照し得る。そのような推論は、事象が一時的に密接に相関するか否かにも関係なく、事象及びデータが1つ又はいくつかの事象及びデータソースから着信されるか否かにも関係なく、観測された事象及び/又はストアされた事象のデータ集合から新しい事象の構造又は動作をもたらす。
[0024]ここで図面を参照し、まず図1を参照すると、データのリストアに関連するイベント指向の文脈的証を使用し得る計算機に実装されるシステム(100)が表されている。通常、システム(100)は、バックアップデータストア(104)と通信し得るトランザクションコンポーネント(102)を含み得る。バックアップデータストア(104)は、データファイル(106)及びデータファイル(106)の複数の別のバージョンに関するアーカイバル又はバックアップストレージを提供し得る。図1に表されているものは、最新バージョン(108)(例えばバックアップデータストア(104)へセーブされた最後のバージョン)と、(下記論述される)所望のバージョン(110)と、その他1つ以上のバージョン(112)であるが、しかしながら、データファイル(106)の実質上いくつかのバージョンがバックアップデータストア(104)に存在し得ることを十分に理解されたい。データファイル(106)が、パーソナルコンピューター、ラップトップ、電話などのようなユーザー(114)に関連する(示されていない)計算装置に存在し得ることも十分に理解されよう。同様に、システム(100)のすべて又は一部もユーザー(114)に関連するそのような計算装置に存在するか又はそれと作動可能に接続され得る。
[0025]かくして、バックアップデータストア(104)は、(図4に関連して例示されている)ネットワークアクセス可能なバックアップサービスによってホスティングされ得る。しかしながら、データファイル(106)及びシステム(100)が、代替として例えば、バックアップ又はリストアサービスに加えてユーザー(114)に関するデータをホスティングするとき、バックアップデータストア(104)をホスティングするバックアップサービスとに関連する装置に含まれ得ることを十分に理解されたい。それ故、本明細書に含まれている例の多くはデータファイル(106)を仮定していて、システム(100)がユーザー(114)にとってローカル装置に存在しているが一方、別のトポロジーも可能であることを十分に理解されたい。更には、データファイル(106)が個別ファイルとして構造化されていない場合であっても、ユーザー(114)と関連するか又はその一部と関連する任意のデータを実質上代表するように意図されていることを理解されたい。例えば、データファイル(106)が、任意のファイル、フォルダー、ディレクトリー、又は別のデータ構造若しくはデータストリームでさえも実質上代表し得る。
[0026]トランザクションコンポーネント(102)は、とりわけデータファイル(106)の所望のバージョン(110)をリトリーブするためにバックアップデータストア(104)と通信し得る。言い換えれば、トランザクションコンポーネント(102)は、(例えばバックアップ動作(116)を介し)以前のバックアップバージョンのいくつかのリストアを支援し得、その中の以前のバックアップバージョンが複数のバージョン中、ユーザー(114)によって所望されている特定のバージョンである。かくして、ユーザー装置上にローカルとしてストアされているか又は異種サービスによって維持されているかどちらであってもユーザー(114)によって対話される現在のデータファイル(106)が、既にアーカイブとして保管されている所望のバージョンへリストアされ得、所望のバージョンとの対話を容易にする。
[0027]加えて、システム(100)は、文脈的イベント記述のログ(120)を取得し得る文脈コンポーネント(118)も含み得る。請求項記載対象の1つ以上の態様において、ログ(120)に含まれる文脈的イベント記述それぞれは、データファイル(106)がバックアップ動作(116)を介しバックアップを取られた時間に近いユーザー(114)の文脈に関連するイベントそれぞれを記述し得る。したがって、バックアップデータストア(104)に存在しているデータファイル(106)のバックアップバージョンそれぞれに関するログ(120)が、ユーザー(114)それぞれの視点からの文脈的記録を提供し得る。かくして、アーカイブとして保管される所与のデータファイルの様々な既存バージョンの日時だけを提供する以前のバックアップ/リストアシステム又はサービスと異なり、請求項記載対象は、様々なバージョン(108)〜(112)と関連する内容又は特徴を理解しているか又は覚えているユーザー(114)と非常に関連性のある付加的文脈を提供し得る。文脈的イベント記述に関連する付加機能、例、及び/又は例示が更に、以下の図2及び図3に関連して詳細化される。
[0028]更に、システム(100)は、文脈的ログ(120)の少なくとも一部を出力し得るインターフェースコンポーネント(122)を含み得る。選択された一部は、本明細書において参照番号(124)によって示されていて、ユーザー(114)に関連するディスプレイ又はユーザー装置へインターフェースコンポーネント(122)によって出力され得、例えば、データファイル(106)のいくつかのバックアップバージョンの中から所望のバージョン(110)を決定する際に更なる文脈をユーザーに提供するためであって、その例が図3への参照を用いて提供されている。ログの一部(124)は、所望のバージョン(110)へのアクティブリンクであり得る参照(126)を含み得る。更に、ログの一部(124)は、少なくとも1つの文脈的イベント記述(128)を含み得、所望のバージョン(110)に関連して実行されたバックアップ動作(116)と実質上同時に起こった期間中の基本的イベントを記述している。
[0029]言い換えれば、文脈ログ(120)は、データファイル(106)のバックアップバージョン(例えばバージョン(108)〜(112))すべてに関連する文脈的イベント記述を含み得るが一方、ログの一部(124)は、特に所望のバージョン(110)に関連するそれらの文脈的イベント記述(128)(例えば、所望のバックアップバージョン(110)を含む期間中に起こった基本的イベントを有する記述)に限定され得る。文脈的イベント記述(128)及びより広範囲な文脈ログ(120)の集合に含まれているものが、様々な情報源からもたらされ得、図2に関連して更に論述される。
[0030]ここで図2に移ると、データファイルに関連する文脈的イベント情報源及び共有ユーザーアクセスに関する態様の様々な例を示しているシステム(200)が提供されている。具体的には、図1に関して論述されたような様々な文脈的イベント記述(202)が(例えば文脈コンポーネント(118)によって)取得され得、文脈ログ(120)を生成し得る。目立つように、これらの文脈的イベント記述(202)は、複数の情報源から直接的又は間接的に取得され得、そのいくつかの例示が実施例(204)によって示されている。請求項記載対象の1つ以上の態様において、1つ以上の文脈的イベント記述(202)が、ユーザー(114)に関するか又はユーザーによって加入されているソーシャルネットワーキングサービスフィード(206)から取得され得る。
[0031]今日、ソーシャルネットワーキングサービスは広く知られていて非常に人気があって、より人気がある多くの例はいくつかのタイプのコンテンツフィード(例えばソーシャルネットワーキングサービスフィード(206))を提供していて、コンテンツページ上に表示されるか、電子メール形式で送信されるか、又はあるメッセージング形式若しくはプロトコルを介するか、どれかある形式でサービスユーザーに利用可能である。典型的に、これらのフィードは、Really Simple Syndication(RSS)形式又はAtom(例えば、Atom Syndication Format又はAtom Publishing Protocol)形式で提供されるが、独自のフォーマットを含む別の形式が確かに存在し、請求項記載対象に関連して使用され得る。
[0032]RSS及びAtomフィード(RFC4287及びRFC5023)は、拡張マークアップ言語(XML)で指定され、ブログ、エントリー、ニュースなどのような頻繁に更新された作業結果を発行するために利用されるウェブベースフィードファミリー形式を含んでいる。かくして、双方の形式が手軽に使用され得、ユーザーに関する文脈情報を、頻繁に更新され広められ得る方法で提供する。実際、個人生活に関するそのような文脈的スナップショットが、多くのソーシャルネットワーキングサービスがこれらのコンテンツフィードを使用し、それらのサービスが潜在的に今日非常に人気があるのか、その1つの理由である。しかしながら、個人のソーシャルビューを提供することに加えて、これらの文脈的スナップショットは、イベントの日付又は時間よりもしばしば覚えやすい、忘れられないイベントと関連し得る。例えば、個人は、あるイベントに関するカレンダー日付を覚えていないが、しかしながらそれが別のイベントとほぼ同じ時間に起こったことを思い出し得る。
[0033]それに従って、潜在的に基本的ソーシャルネットワーキングサービスのユーザーであるユーザー(114)からの認証時にも、請求項記載対象は、そのようなフィードがRSS、Atom、又は実質上任意の公開形式又は既知形式であるとき、ソーシャルネットワーキングサービスフィード(206)から文脈的イベント記述(202)を容易に取得し得る。独自形式又は未知形式の場合、それでもフィードが、基本的ソーシャルネットワーキングサービスとの高度な交渉によって使用され得、ユーザー(114)に代わってフィード(206)を取得し得、理解し得、又は解釈し得る。
[0034]請求項記載対象の1つ以上の態様において、別の文脈的イベント情報源(204)の例は、典型的に、カレンダーアプリケーション、日程アプリケーション、又はやるべき仕事のリストアプリケーションのようなスケジューリングアプリケーション、及び電子メールクライアントアプリケーションのような様々なアプリケーション(208)であり得る。目立つように、フィード(206)の場合、文脈的イベント記述(202)に投入するために使用される情報は通常、基本的ソーシャルネットワーキングサービスから受信されるが、アプリケーション(208)の場合、文脈的イベント記述(202)を投入するために使用される情報は、ユーザー(114)に関連する計算機又は装置から直接受信され得る。
[0035]関係なく多くの場合、改正を被るデータはしばしば、複数の関係者によって改められることを十分に理解されたい。故に、記述はここまでのところ、データファイル(106)がユーザー(114)によって所有されているか又は排他的に更新される簡易化された場合を対象としているが、ここで今、複数の関係者の使用/アクセス及び/又は共同作業に関連する更なる態様が紹介され得る。具体的には、データファイル(106)が、頻繁な協同更新を被る企業のファイルと、ユーザー(114)に加え(第2のユーザー(212)によって示される)1人以上の更なる関係者が、読み出し特権、書き出し特権、又は更新特権を有する共有フォルダー又はディレクトリー(210)に共有されるか又は存在している企業ファイルと、の場合を考えられたい。
[0036]その場合、1つ以上の文脈的イベント記述(202)は、ユーザー(114)の提携にもかかわらず、しかしながら第2のユーザー(212)に関連するか又はそのユーザーによって加入されている前述したものと実質上同様であるソーシャルネットワーキングサービスフィードから取得され得る。目立つように、上記は、実質上いくつかの情報源(204)を適用している。かくして、文脈的イベント記述(202)は、第2のユーザー(212)と関連するか又はそのユーザーによって使用され得るアプリケーション(208)(か又は別の情報源(204))から取得され得る。したがって、本明細書に記載されている機能に適用可能なデータファイル(106)のバックアップに関連する文脈は、実質上データファイル(106)を変更し得る何人かの個人又はすべての範囲へ拡大され得る。
[0037]ここで図3を参照すると、データのリストアに関連するイベント指向の文脈的証を支援するインターフェースコンポーネントによって少なくとも一部提供された出力例を示しているシステム(300)が表されている。通常、システム(300)は、実質上前述したようなログの一部(124)を出力し得るインターフェースコンポーネント(122)を含み得、ログの一部(124)は文脈ログ(120)の部分集合であり得る。インターフェースコンポーネント(122)によるこの出力(又は完全な文脈ログ(120))は、実質上ユーザー(114)又はユーザー(212)に関連する任意の表示装置であり得るディスプレイ(302)によって表示され、クライアントへ提示され得る。
[0038]加えて、システム(300)は、図1に関連し詳述されたシステム(100)に含まれ得るか又は作動可能に接続され得る検索コンポーネント(304)も含み得る。検索コンポーネント(304)は更に、文脈ログ(120)(又はログの一部(124))をフィルター処理し得、フィルター処理された部分(306)を提供し得、フィルター処理は、ディスプレイ(302)によって表示されるインターフェースコンポーネント(122)(例えばユーザーインターフェース)の一部へ入力されるパラメーター(308)に基づき得る。目立つように、インターフェースコンポーネント(122)は、フィルター処理された部分(306)の(例えばディスプレイ(302)への)出力を支援し得る。
[0039]インターフェースコンポーネント(122)へ入力されるパラメーター(308)は、IDの選択(310)に基づき得る。IDの選択(310)の例示を介したドロップダウンメニュー形式で本明細書に表されているものが、ユーザーID(例えば、特定のユーザー(114)、(212)に関する名前又はユーザー名)と関連し得る。同様にIDの選択(310)が、チーム、組織、別のグループ、又はグループ若しくは分類の一部である複数のユーザー(114)、(212)を含み得るグループIDと関連し得る。前者の場合、検索コンポーネント(304)は、入力ユーザーIDと関連したものを除いた、フィルター処理された部分(306)から文脈ログ(120)に含まれている文脈的イベント記述(202)のすべてを省略し得る。同様にグループIDの場合、検索コンポーネント(304)は、選択されたグループのメンバーに関連する文脈的イベント記述(202)だけを含み得る。どちらの場合もインターフェースコンポーネント(122)が、フィルター処理されたログ(306)を提示し得る。
[0040]それに加えて又はその代わりに、パラメーター(308)が、ドロップダウンメニューとしても表されているが、しかしながら、同様にIDの選択(310)は、実質上適切な任意の方法によって実装され得る文脈的イベント情報源の選択(312)に基づき得る。情報源の選択(312)は、ユーザー(114)、(212)が、グループ又は単一又は特定のソーシャルネットワーキングサービス又はアプリケーションのどれか一方のように、ソーシャルネットワーキングサービス又はアプリケーションから発する文脈的イベント記述(202)を選択可能にする。この選択に基づいて検索コンポーネント(304)が適切な方法で結果をフィルター処理し得、インターフェースコンポーネント(122)がフィルター処理されたログ(306)を提示し得る。
[0041]更に、パラメーター(308)がキーワード(314)と関連し得、検索コンポーネント(304)がフィルター処理されたログ(306)を介しそのキーワードに対する検索結果の出力を支援し得る。フィルター処理されたログ(306)(又は検索コンポーネント(304)によって取得された任意の結果)がパラメーター(308)に基づいて厳密にフィルター処理される必要がないことを強調されたい。むしろ、IDの選択(310)、情報源の選択(312)、キーワード(314)、又は別のある基準に関するか否かに関係なくフィルター処理されたログ(306)は、パラメーター(308)の基準を満たさない結果を含み得る(典型的に含む)。具体的には、パラメーター(308)に基づく検索コンポーネント(304)が多くのヒット又はマッチングを識別し得、そのすべて又はその部分集合がフィルター処理されたログ(306)に含まれ得る。これらのヒット又はマッチングに加えて、ヒット又はマッチングとほぼ同じ時間に起こったログとして記録された文脈的イベント記述(202)もフィルター処理されたログ(306)に含まれ得る。
[0042]同時に起こったこの期間はマッチングイベント記述がログとして記録される前又は後の双方方向に拡張し得、マッチングイベント記述の前に起こったイベント記述に対し後に起こったイベント記述に関する異なる時間方向又は時間の長さのどちらも同一であり得る。いずれにせよ実際の期間の長さは、デフォルト、ユーザー設定若しくは好みに基づくか、又はデータ集合の大きさ、フィルター処理されたログ(306)に含まれる結果の期間若しくは別の要因に基づいて動的に(潜在的にデフォルト、設定、又は好みとの組み合わせで)推論され得る。例えば、多くの文脈的イベント記述(202)が、フィルター処理されたログ(306)に含まれているヒット時間又はマッチング時間又はその時間に近い場合、パラメーター(308)と明白にマッチングしていない記述と同時に起こった期間は、1日又は数時間のように比較的短い場合がある。他方では、ほんのわずかな文脈的イベント記述(202)が、ヒット又はマッチング時間か又はその時間に近い場合、同時に起こった期間は、例えば数日又は数週間といったより長い場合がある。それに加えて又はその代わりに、マッチング記述(202)が現在の日から非常に離れている場合、同時に起こった期間も等しく拡張され得る。
[0043]上記の具体例を提供するために、アシュレーの仕事において自分のチームの数人のメンバーとともに特定のドキュメント(例えばデータファイル(106))に取り組んでいる彼女(例えばユーザー(114))を考えられたい。数カ月経ってドキュメントに対する多くの改正後、アシュレー及び彼女のチームは、プロジェクトに関して現在の方向性が行き詰まっていることを決定し、そこで彼女らは、ドキュメントの現在のバージョンを、チームが現在の方向性を追求する決定をする前の旧バージョン(例えば所望のバージョン(110))へロールバックすることを望む。アシュレーは、所望している旧バージョンの内容に精通しているが、よくあるように彼女は、そのバージョンがいつ最後のバックアップを取られたか思い出すことができない。
[0044]かくしてアシュレーは、以前のバックアップ/リストアシステム又はサービスを用いてバックアップフォルダーに進むか、さもなければ、アーカイブをアクセスし、その後、彼女がこの手動処理を介し所望のバージョン(110)を見出すまで旧バージョンそれぞれを連続してオープンし、旧バージョンそれぞれを手動で再調査することを強いられる。
[0045]対照的に、請求項記載対象を使用することによって、アシュレーは、ここで例えば、関連するリストアパッケージ又はアプリケーションをオープンし、パラメーター(308)、この場合、データファイル(106)の名前(例えば「データファイル」)であるキーワード(314)を入力し得る。検索コンポーネント(304)は、データファイルへの参照すべて(例えば、データファイルがバックアップを取られたか、変更されたか、又はアクセスされたことを記録した証)を識別し得る。しかしながら選択された文脈的イベント記述(202)を表示することによって更に、ほぼ同じ時間に起こった文脈も提供され得る。異なる多くの表示項目が(例えば、データファイルが変更される度に)キーワード(314)とマッチングし得るが一方、簡単のために本明細書には参照番号(320)によって示されるような項目の1つだけが表されている。
[0046]参照番号(320)は、アシュレー及び彼女のチームがロールバックすることを意図している所望のバージョン(110)を記述している。しかしながら、本例を続けると、アシュレーは、リストされたバージョンが、彼女が所望しているものであるかタイムスタンプだけからわからない。故に、付加的文脈に関するエレメント(文脈的イベント記述(202)の例)(316)及び(318)も提供される。例えば、アシュレーは日付を確信していないが一方、今行き詰まっていると考えられている新しい方向のために後で放棄されたが、しかし、元々のプロジェクトの方向へ導いた洞察のいくつかを提供したロスという名前の友人を覚えていることを考えられたい。表示されるフィルター処理されたログ(306)を再調査すると、アシュレーは彼女の雇い主によってホストされたクリスマスイブのパーティでロスと会い、翌日、彼女達がコーヒーを飲みながらプロジェクトについて議論したことを彼女は思い出す。かくして、アシュレーは、エレメント(320)が実際、この付加的文脈に基づいた所望のバージョン(110)であることをより確信し得る。
[0047]目立つように、エレメント(316)は、それがアシュレーが友人/連絡先としてロスを追加したことを示すようなソーシャルネットワーキングサービスから発せられる文脈的イベント記述(202)の例を示している。別の例として、情報源(204)はその代わりのアプリケーション、具体的にはカレンダーアプリケーションである。エレメント(318)はそのような例を提供している。例えば、予定されたある会議への出席を記録したアシュレーのカレンダーを考えられたい。エレメント(318)に基づいて、アシュレーは、最終的に行き詰まったと見なしている仕事を新しい方向に視点を変える前、彼女が元の前提に基づいた最後のバージョンを提出したとき、彼女は、開発者会議の場にいたことを思い出す。したがって、彼女は、所望のバージョン(110)と関連するものとしてエレメント(320)を容易に認識し得る。
[0048]更には、前に示したように、ログの一部(124)又はフィルター処理されたログ(306)が、この場合、データファイル(106)の所望バージョン(110)への参照(126)を含み得る。かくして、所望のバージョン(110)が、インターフェースコンポーネント(122)によって提供されるユーザーインターフェースから直接にアクセスされ得る。例えば、参照(126)上をクリックすることによって、所望のバージョン(110)がアクセスされ得、プレビューされ得、及び/又はリストアされ得る。具体的には、トランザクションコンポーネント(102)は、参照(126)を選択した時、インターフェースコンポーネント(122)を介しデータファイル(106)を所望のバージョン(110)と置き換え得る。請求項記載対象の1つ以上の態様において、トランザクションコンポーネント(102)は更に、所望のファイル(110)をリストアする前にデータファイル(106)のバックアップを支援し得るか又はリクエストし得る。
[0049]ここで図4を参照すると、データのアーカイバルに関連するイベント指向の文脈的証を使用し得るシステム(400)が提供されている。システム(100)に関すると、ネットワークアクセス可能なバックアップサービス(例えばバックアップサービス(420))の一部として存在するか、又は別個のネットワークサービスの一部として提供され得るシステム(400)すべてか又は一部がユーザー(114)に関連する装置(例えばユーザー装置(406))に含まれ得る。前述のものは、データファイル(106)のリストアに関してより具体的に焦点化されているが一方、ここではアーカイバル機能又はバックアップ機能の検査が記述され得る。それに従ってシステム(400)は、バックアップ用に指定されるユーザー(114)(又はユーザー(212))に関連する(例えば、ファイル、フォルダー、ディレクトリー、又は別のデータ構造又はストリーム)データ(404)を識別し得るスケジューリングコンポーネント(402)を含み得る。データ(404)が、例えば、バックアップスケジューラーコンポーネントに従って、データ(404)において観察される変化などに従って、ユーザー(114)による明確な選択を介しバックアップ用に指定され得る。既に論述されたように、データ(404)は、(ユーザー(114)、(212)に関連する)ユーザー装置(406)上に存在し得るが、しかしながら、そのような状況は任意であって、データ(404)はバックアップサービス(420)のバックアップデータストア(104)又は異種のデータホスティングサービスのような別の場所に位置付けられ得る。
[0050]加えて、システム(400)は、文脈的イベント記述をログとして記録し得るイベントコンポーネント(408)を含み得る。かくして、イベントコンポーネント(408)は、文脈コンポーネント(118)によって取得される、図1〜3に関連して既に詳述化された文脈ログ(120)の構成又は構築の役割を果たし得る。これらの文脈的イベント記述は、ユーザー装置(406)、具体的には様々なアプリケーション(410)又はソーシャルネットワーキングクライアント(412)とのトランザクションを介し、及びクライアント(412)に関連するソーシャルネットワーキングサービス(414)から取得され得る。したがって、請求項記載対象の1つ以上の態様において、イベントコンポーネント(408)が、複数のソーシャルネットワークサービス(414)のニュースフィードからこれらの文脈的イベント記述を集め得る。それに加えて又はその代わりに、イベントコンポーネント(408)が、1つ以上のスケジューリング又は日程アプリケーション(410)から文脈的イベント記述を集め得る。
[0051]更に、システム(400)は、バックアップ用に指定されているとき、識別されたデータ(404)の最新バージョン(418)のアーカイブ又はバックアップを達成し得るバックアップコンポーネント(416)も含み得る。そのようなデータ(404)のアーカイブは、データファイル(106)のアーカイバルに関連し、前述されたバックアップ動作(116)と実質上同様であり得る。加えて、バックアップコンポーネント(416)は更に、最新バージョン(418)のアーカイバルとほぼ同じ期間中に起こった文脈的イベント記述のログ(例えば、図1〜図3に関連して論述されたログの一部(124)又は文脈ログ(120))をアーカイブとして保管し得る。請求項記載対象の1つ以上の態様において、文脈的イベント記述のログは、最新バージョン(418)への参照(422)を提供する1つ以上の文脈的イベント記述を含み得る。
[0052]ここで図5に移ると、様々な推論又は知的決定を提供するか又はそれを用いて支援するシステム(500)が表されている。通常、システム(500)は、本明細書に実質上記載されたようなシステム(100)すべてか又はトランザクションコンポーネント(102)、文脈コンポーネント(118)、インターフェースコンポーネント(122)、及び検索コンポーネント(304)など一部を含み得る。同様にシステム(500)も、システム(400)すべてか又はスケジューリングコンポーネント(402)、イベントコンポーネント(408)又はバックアップコンポーネント(416)など一部を含み得る。記述されたものに加えて、前述のコンポーネントは、個別か又は本明細書に記載されたその他のコンポーネントの指示に関連するか若しくは指示した時、別の知的決定又は推論を実行し得る。
[0053]同様にモデル(112)又は効率的に有効なコンポーネント(116)は、コンテンツ特有のモデル又はデータ集合、クライアント(106)の挙動又は好みなどに基づいて、アクセス頻度を知的に決定又は推論し得る。モデル(112)又はデータインテグリティコンポーネント(118)は、インテグリティ閾値及びスケジューリング若しくは観測されたリソース利用に基づいて、いつエラースキャン(214)を実行すべきか又はスケジューリングすべきか知的に決定又は推論し得る。なお更に、モデルコンポーネント(112)又はデータロジスティクスコンポーネント(120)は、非常準備ストア(230)をいつ使用すべきか知的に決定又は推論し得るが一方、効率的ストレージコンポーネント(122)は、例えば、最適化を同様のコンテンツタイプに適用するとき、コンテンツ特有の最適化を知的に決定又は推論し得る。
[0054]一例として、前述された1つ以上のコンポーネントは、同時に起こった期間(例えば、時間の長さ、バックアップ動作前又は後のどちらか一方)を知的に決定又は推論し得、文脈的イベント記述は、何らかの方法でバックアップを取られたか又はバックアップされている基本データに関連付けられ得る。それに加えて又はその代わりに、知的決定又は推論は、取得された文脈的イベント記述のどれがログとして記録及び/又は提示される必要があるか決定するために使用され得、様々な重みを記述タイプに割り当てることに依存し得、更に、データと頻繁に対話するユーザー(114)、(212)の機能であり得る。目立つように、上記推論のいくつかは潜在的に、例えば、ベイズ確率又は信頼基準に基づき得るか、又は履歴解析、フィードバック、及び/又は以前の別の決定又は推論に関連するマシンラーニング技法に基づき得る。
[0055]加えて、システム(500)は、様々な推論又は決定の際に提供又は援助し得る知的コンポーネント(502)も含み得る。具体的には、それに従うか又はそれに加えて、様々なコンポーネントによって提供される知的決定又は推論に関し前述されているものが、本明細書に記述されている。例えば、システム(100)又はシステム(400)のすべて又は一部が、知的コンポーネント(502)へ作動可能に接続され得る。それに加えて又はその代わりに、知的コンポーネント(502)のすべて又は一部は、本明細書に記載された1つ以上のコンポーネントに含まれ得る。更には、知的コンポーネント(502)は典型的に、本明細書に記載されたデータ集合のすべてか又は一部へのアクセス手段を有していて、任意にデータストア(504)にストアされ得る。
[0056]データストア(504)は、本明細書に記載されているか、さもなければ、バックアップデータストア(104)と異なり得る請求項記載対象を使用するための適切なデータ、データ集合、又は情報のすべて又は一部のリポジトリであることが意図されている。データストア(504)は、集中化され得るか、リモート又はローカルどちらか一方にキャッシュされ得るか、又は潜在的に複数の装置及び/又はスキーマ全域に分散され得る。更に、(バックアップデータストア(104)に関する)データストア(504)は、揮発性又は不揮発性の順次アクセス、構造アクセス、又はランダムアクセスなどを含んでいるが実質上これらに限定しない任意タイプのメモリーとして具体化され得る。データストア(504)のすべて又は一部が、システム(100)又はシステム(400)に含まれ得るか、又はシステム(100)、(400)から一部リモート又は完全にリモートで存在し得ることを理解されたい。
[0057]前述に従って記載された多くの推論を提供又は支援するための知的コンポーネント(502)が、利用可能なデータすべて又は部分集合を調査可能であって、イベント及び/又はデータを介しキャプチャされる観測集合から、本システム、環境、及び/又はユーザーのステータスに関する理由付けを提供し得るか又は推論し得る。推論は、特定の文脈又は動作を識別するために使用され得るか又は例えば、状態全域の確率分布を生成し得る。推論は、確率的−すなわちデータ及び事象の考察に基づく対象の状態全域の確率分布計算−であり得る。推論は、事象及び/又はデータ集合からより高水準の事象を構成するために使用される技法も参照し得る。
[0058]そのような推論は、観測された事象及び/又はストアされている事象のデータ集合から新しい事象又は動作の構築をもたらし得、事象が時間的に近いものと相互に関連するか否かに関係なく、事象及びデータが1つ又はいくつかの事象及びデータソースから着信したか否かに関係ない。(明示的及び/又は暗黙的にトレーニングされた)様々な分類(例えばサポートベクターマシン、ニューラルネットワーク、エキスパートシステム、ベイズ信念ネットワーク、ファジー理論、データ融合エンジンなどの)スキーム及び/又はシステムが、本請求対象に関連する自動化された動作及び/又は推論された動作に関連して使用され得る。
[0059]分類器は、入力属性ベクトルx=(xl、x2、x3、x4、xn)を信用度へマッピングする関数であり得、入力はクラス、すなわちf(x)=confidence(class)に属している。そのような分類が(例えばユーティリティ解析及びコスト解析にファクタリングし)確率及び/又は統計ベースの解析を使用し得、ユーザーが自動的に実行されることを所望している動作を予知又は推論する。サポートベクターマシン(SVM)が使用され得る分類器の例である。SVMは、入力可能空間において超曲面を見出すことによって作動し、超曲面が未発生の事象から発生基準を分離することを試みる。直観的に、これは、トレーニングデータと同一でないが、その近くにある検査データに対する分類補正を実行する。その他の有向モデル及び無向モデルの分類アプローチは、例えばナイーブベイズ、ベイジアンネットワーク、意思決定ツリー、ニューラルネットワーク、ファジー理論モデルを含んでいて、独立した異なるパターンを提供する確率的分類モデルが使用され得る。本明細書に使用されている分類は、優先順位モデルを開発するために利用される統計的回帰も包含している。
[0060]図6、図7、図8、及び図9は、請求項記載対象に従う様々な方法論を例示している。説明を単純化するために本方法論が一連の動作として示され記述されているが一方、請求項記載対象が、本明細書に示され記載されたものと異なる順番及び/又は別の動作と同時に生じ得るものもいくつかあるように動作の順番によって限定されないことを知り十分に理解されよう。例えば、当業者は、方法論が、代替として状態ダイヤグラムのような一連の相関状態又はイベントとして示され得ることを知り十分に理解されよう。更には、例示された動作すべてが、請求項記載対象による方法論を実装するために必要とされるわけではない。加えて、本明細書以下に開示され、この明細書全体を通した方法論が、そのような方法論を計算機へ輸送及び送信することを容易にする製品上にストア可能なことを更に十分に理解されたい。本明細書に使用されている用語「製品」は、任意の計算機が読み出し可能な装置、搬送装置、又は媒体からアクセス可能な計算機プログラムを包含するように意図されている。
[0061]ここで図6を参照すると、データのアーカイバル又はリストアに関するイベント指向文脈的証を使用するための、例示的計算機に実装される方法(600)が提供されている。通常、参照番号(602)において、ユーザーに関連するデータファイルの複数バージョンをアーカイブとして保管するバックアップデータストアとのインターフェースが提供され得る。例えば、バックアップデータストアは適切な任意の広域ネットワーク(WAN)又はローカルエリアネットワーク(LAN)を介しインターフェースされ得、又は場合によってはローカルマシン上又はユーザーに関する装置に存在し得るものもいくつかある。前者の場合、バックアップデータストアは、ネットワークアクセス可能か又はクラウドでアクセス可能なバックアップ/リストアサービスによって維持され得るが一方、後者の場合、バックアップデータストアは、ローカルのバックアップ/リストアアプリケーションによって使用され得る。
[0062]加えて、参照番号(604)において、文脈的イベント記述集合が受信され得、その様々な態様又は特徴が本明細書に詳細化されている。記述された次の参照番号(606)において、ディスプレイ上に提示されるグラフィカルユーザーインターフェースが、文脈的イベント記述集合の少なくとも部分集合を出力するために使用され得る。参照番号(608)において、それに従って、データファイルの所望のバージョンへの参照リンクが部分集合に含まれ得る。更には、参照番号(610)において、所望のバージョンのバックアップとほぼ同時の時間範囲内に起こった基本的イベントを記述している1つ以上の文脈的イベント記述が部分集合に含まれ得る。例えば、ユーザーにとって忘れられない(かつ、バックアップとほぼ同じ時間に起こった)しばしばソーシャルイベント又は別の文脈と関連する文脈的証が提示され得る。
[0063]図7を参照すると、文脈的イベント記述に関連する付加機能を提供するための、例示的計算機に実装される方法(700)が表されている。参照番号(702)において、図6の参照番号(606)において紹介された部分集合に含まれている文脈的イベント記述の少なくとも1つが、ユーザーに関連するソーシャルネットワーキングサービスによって提供されるフィードから受信され得る。参照番号(704)において、それに加えて又はその代わりに、部分集合に含まれている文脈的イベント記述の少なくとも1つが、ユーザーに関連するアプリケーションから受信され得る。本アプリケーションは、例えば、カレンダーアプリケーション、スケジューリングアプリケーション、日程アプリケーションなど、であり得る。
[0064]同様に参照番号(706)において、部分集合に含まれている文脈的イベント記述の少なくとも1つが、第2のユーザーに関連するソーシャルネットワーキングサービスによって提供されるフィードから受信され得、第2のユーザーは、データファイルに関連する共有アクセス特権、更新特権、又はその他のデータ特権が供与されている。それに加えて又はその代わりに、参照番号(708)において、部分集合に含まれている文脈的イベント記述の少なくとも1つが、第2のユーザーと関連するアプリケーションから受信され得、それとデータファイルに関連するデータ特権が第2のユーザーと共有されている。
[0065]ここで図8を参照すると、イベント指向の文脈的証の検索又はフィルター処理に関連する付加機能を提供するための方法(800)が例示されている。参照番号(802)において、文脈的イベント記述の部分集合の提示に対する更新を支援するフィルター処理機能が、参照番号(606)に関し提供されたグラフィカルユーザーインターフェースに含まれ得る。目立つように、フィルター処理機能が、インターフェースを介し入力を受信するための1つ以上の機構(例えば、テキストボックス、選択メニューなど)を提供し得、そのような入力に基づく更新が実行され得る。
[0066]より具体的には、参照番号(804)において、入力がそれぞれ、特定のユーザーID、グループID、又は情報源IDと関連付けられ得る。それらの場合、部分集合の提示は、特定のユーザーだけに関係する(例えばユーザーIDに基づく)文脈的イベント記述、特定の(例えばグループにIDを基づく)ユーザーグループ、又は文脈的イベント記述が取得される(例えば情報源IDに基づく)特定の情報源を有するように更新され得る。
[0067]更に、参照番号(806)において、部分集合の提示が、例えば、入力がキーワードと同一か又は同様であるとき、特定のキーワードを含む文脈的イベント記述を有するように更新され得る。どの入力機構又は入力タイプが提示を更新するために使用されたかにかかわらず、フィルター処理された部分集合が、ほぼ同じ時間に起こったそれらのイベント記述によって記述された基本的文脈的イベント記述も含み得ることを十分に理解されたい。これは、それらが入力を満たさなくても起こり得る。
[0068]更には、データファイルの所望のバージョンへの参照リンクが、参照番号(608)に関して論述されたような部分集合に含まれ得る場合、参照番号(808)において、データファイルは、例えば、グラフィカルユーザーインターフェースによって参照リンク表示上のマウスクリックを介し参照リンクを選択した時、データファイルが所望のバージョンと置き換えられ得る。言い換えると、例えば、ローカルマシン上のデータファイルの最新版が、バックアップデータストアから選択されたバージョンと置き換えられ得る。
[0069]ここで図9を参照すると、データのアーカイバルと特に関するイベント指向の文脈的証の使用と関連する付加機能を提供するための方法(900)が表されている。参照番号(902)において、バックアップ用に予定又は指定されているユーザーに関するデータが識別され得る。識別されたデータは、参照番号(602)において紹介されたデータファイルであり得るか又はそれを含み得る。
[0070]加えて、参照番号(904)において、文脈的イベント記述が、参照番号(606)を参照し記述したものと実質上同様の文脈的イベント記述集合を構成するために集められ得る。参照番号(702)又は(704)に関連し詳細化されたように、集合が複数の情報源から集められ得ることを十分に理解されたい。更に、集合要素それぞれ(例えば文脈的イベント記述それぞれ)は、データファイルがバックアップされた時間近辺におけるユーザーの文脈に関連するイベントそれぞれの概要又は記述を含み得る。
[0071]典型的に、バックアップが開始された時点でバックアップを取られたデータが通常、最新版である。かくして、参照番号(906)において、識別されたデータの最新バージョンが、参照番号(602)に関連し論述されたバックアップデータストアにバックアップを取られ得る。参照番号(908)において、参照番号(608)又は(808)に関連し詳細化された参照リンクと実質上同様の参照又は表示が文脈的イベント記述集合に含まれ得る。この場合、参照が最新バージョンを示し得る。したがって、参照番号(910)において、文脈的イベント記述集合が、含まれている参照情報と一緒に潜在的にバックアップデータストアへアーカイブとして保管され得る。
[0072]ここで図10を参照すると、開示されたアーキテクチャーを実行するために作動可能な例示的計算機システムのブロック図が例示されている。請求項記載対象の様々な態様に関する更なる文脈を提供するために、図10及び以下の論述は、本請求対象の様々な態様が実装され得る適切な計算環境(1000)の簡潔な一般的説明を提供するように意図されている。加えて、前述した請求項記載対象は、1つ以上の計算機上で実行し得る通常、計算機が実行可能な文脈で命令をアプリケーションに適合可能であり得るが一方、当業者は、本請求対象に関する実施形態が、別のプログラムモジュールとの組み合わせ及び/又はハードウェアとソフトウェアとの組み合わせとして実装され得ることも認めよう。
[0073]通常、プログラムモジュールは、特定のタスクを実行するか又は特定の抽象データタイプを実装しているルーチン、プログラム、コンポーネント、データ構造などを含む。更には、当業者は、本発明の方法が単一プロセッサー又はマルチプロセッサーコンピューターシステム、ミニコンピューター、メインフレームコンピューター、及びパーソナルコンピューター、携帯用計算装置、マイクロプロセッサーベース又はプログラマブル消費家電製品などを含む別の計算機システム構成を用いて実践され得、それぞれが1つ以上の関連する装置と作動可能に接続され得ることを十分に理解されよう。
[0074]例示された本請求対象に関する態様は、いくつかのタスクが、通信ネットワーク介し接続されているリモートプロセッシング装置によって実行される分散計算環境においても実施され得る。分散計算環境において、プログラムモジュールは、ローカル及びリモート双方のメモリー記憶装置に配置され得る。
[0075]計算機は、典型的に、様々な計算機可読媒体を含む。計算機によってアクセスされ得る利用可能な計算機可読媒体は、任意の媒体であり得、揮発性媒体及び不揮発性媒体、取り外し可能媒体及び取り外し不可能媒体双方を含む。非限定的例として、計算機可読媒体は、計算機記憶媒体及び通信媒体双方を含む。計算機記憶媒体は、計算機可読命令、データ構造、プログラムモジュール、又はその他のデータなど情報記憶に関する任意の方法又は技術で実装される揮発性及び不揮発性、取り外し可能及び取り外し不可能媒体を含み得る。計算機記憶媒体は、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュメモリー、又はその他のメモリー技術、CD−ROM、デジタル多用途ディスク(DVD)、又はその他の光学式ディスク記憶装置、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスク記憶装置、又はその他の磁気記憶装置、又は所望の情報をストアするために使用され得、計算機によってアクセスされ得る別の任意の媒体を含むがこれらに限定しない。
[0076]通信媒体は、典型的に、搬送波又はその他の移送機構のような変調データ信号で計算機可読命令、データ構造、プログラムモジュール又はその他のデータを具現化したものであって、任意の情報通信媒体を含む。用語「変調データ信号」は、信号内の情報を符号化するような方法で設定又は変更される1つ以上のその特性を有する信号を意味する。非限定的例として、通信媒体は、有線ネットワーク又は直接的有線接続のようなワイヤード媒体、並びに音響、無線(RF)、赤外線及びその他の無線媒体のようなワイヤレス媒体を含む。前述の任意の組み合わせも計算機可読媒体の範囲内に含められたい。
[0077]再び図10を参照すると、本請求対象に関する様々な態様を実装するための例示的環境(1000)は、計算機(1002)を含んでいて、計算機(1002)は、処理ユニット(1004)、システムメモリー(1006)及びシステムバス(1008)を含む。システムバス(1008)は、処理ユニット(1004)にシステムメモリー(1006)を含むがこれに限定しないシステムコンポーネントに接続している。処理ユニット(1004)は、様々な商用利用可能な任意のプロセッサーであり得る。デュアルマイクロプロセッサー及び他のマルチプロセッサーアーキテクチャも処理ユニット(1004)として使用され得る。
[0078]システムバス(1008)は、更に、(メモリーコントローラーの有無に関わらず)メモリーバス、周辺機器用バス、及び様々な商用利用可能な任意のバスアーキテクチャを使用してローカルバスと相互接続し得るいくつかのタイプの任意のバス構造であり得る。システムメモリー(1006)は、読み出し専用メモリー(ROM)(1012)及びランダムアクセスメモリー(RAM)(1010)を含む。基本入力/出力システム(BIOS)は、ROM、EPROM、EEPROMのような不揮発性メモリー(1012)にストアされ、BIOSは、始動中などに計算機(1002)内部のエレメント間に情報の送信支援をする基本ルーチンを含む。RAM(1010)は、データをキャッシュするためのスタティックRAMのような高速RAMも含み得る。
[0079]計算機(1002)は更に、内蔵ハードディスクドライブ(HDD)(1014)(例えばEIDE,SATA)を含んでいて、内蔵ハードディスクドライブ(1014)は適切に(示されていない)筐体に外付け利用向けにも構成され得、(例えば取り外し可能ディスケット(1018)から読み出すか又はそれに書き込む)磁気フロッピーディスクドライブ(FDD)(1016)及び(例えばCD−ROMディスク(1022)から読み出すか又はそれに書き込むDVDのような別の大容量の光学式媒体から読み出すか又はそれに書き込むための)光学式ディスクドライブ(1020)を含む。ハードディスクドライブ(1014)、磁気ディスクドライブ(1016)、及び光学式ディスクドライブ(1020)は、ハードディスクドライブインターフェース(1024)、磁気ディスクドライブインターフェース(1026)、及び光学式ドライブインターフェース(1028)それぞれによって、システムバス(1008)に接続され得る。外付けドライブ実装用インターフェース(1024)は、ユニバーサルシリアルバス(USB)及びIEEE1394インターフェース技術のうち少なくとも1つか又はその双方を含む。別の外付けドライブの接続技術は、本明細書の請求対象の範囲内にある。
[0080]ドライブ及びそれらに関連した計算機記憶媒体は、不揮発性記憶装置のデータ、データ構造、計算機実行可能命令などを提供する。計算機(1002)用ドライブ及び媒体は、適切なデジタル形式の任意のデータストレージに適応している。上記計算機可読媒体の説明は、HDD、取り外し可能な磁気ディスケット、及びCD又はDVDのような取り外し可能光学式媒体を参照しているが、ZIPドライブ、磁気カセット、フラッシュメモリーカード、カートリッジその他など、別のタイプの可読媒体も例示的動作環境において計算機によって使用され得、更に、そのような任意の媒体は、本請求対象の方法を実装するための計算機実行可能命令を含み得ることが当業者によって十分に理解されよう。
[0081]オペレーティングシステム(1030)、1つ以上のアプリケーションプログラム(1032)、その他のプログラムモジュール(1034)、及びプログラムデータ(1036)を含む多くのプログラムモジュールが、ドライブ及びRAM(1010)にストアされ得る。オペレーティングシステム、アプリケーション、モジュール、及び/又はデータすべて又は一部もRAM(1010)にキャッシュされ得る。本請求対象が、様々な商用利用可能なオペレーティングシステム又はオペレーティングシステムの組み合わせを用いて実装され得ることを十分に理解され得よう。
[0082]ユーザーは、1つ以上の有線/無線入力装置、例えばキーボード(1038)及びマウス(1040)のようなポインティング装置を介し、計算機(1002)にコマンド及び情報を入力し得る。その他の入力装置(1041)は、スピーカー、マイクロフォン、カメラ、その他の画像装置、赤外線リモートコントロール、ジョイスティック、ゲームパッド、スタイラスペン、タッチスクリーンなどを含み得る。これらの入力装置及びその他の入力装置は、多くの場合、システムバス(1008)に接続されている入力−出力デバイスインターフェース(1042)を介し、処理ユニット(1004)に接続され得るが、しかしながらパラレルポート、IEEE1394シリアルポート、ゲームポート、USBポート、赤外線インターフェースその他のような別のインターフェースによって接続され得る。
[0083]モニター(1044)又はその他のタイプの表示装置もビデオアダプター(1046)のようなインターフェースを介しシステムバス(1008)に接続される。モニター(1044)に加えて、計算機は、典型的に、スピーカー、プリンターのような(示されていない)別の周辺出力装置を含む。
[0084]計算機(1002)は、リモートコンピューター(1048)のような1つ以上のリモートコンピューターと、有線通信及び/又は無線通信を介する論理接続を使用し、ネットワーク環境において作動し得る。リモートコンピューター(1048)は、ワークステーション、サーバーコンピューター、ルーター、パーソナルコンピューター、モバイル機器、携帯用計算機、マイクロプロセッサーベースの娯楽機器、ピア装置、又はその他の一般的ネットワークノードであり得、典型的に、計算機(1002)に関連する前述したエレメントの多くか又はすべてを含むが、簡単化のためにメモリー/ストレージ(1050)だけが例示されている。示されている論理接続は、ローカルエリアネットワーク(LAN)(1052)及び/又は更に大規模なネットワーク、例えば広域ネットワーク(WAN)(1054)との有線接続/無線接続を含む。そのようなLAN及びWANネットワーク環境は、オフィス及び会社において一般的であって、イントラネットのような企業規模計算機ネットワークを支援し、そのすべてが、グローバル通信ネットワーク、例えばインターネットと接続し得る。
[0085]計算機(1002)がLANネットワーク接続環境において使用されるとき、有線及び/又は無線通信ネットワークインターフェース又はアダプター(1056)を介しローカルネットワーク(1052)に接続される。アダプター(1056)は、LAN(1052)との有線又は無線通信を支援し得、無線アダプター(1056)と通信するために、そこに配置される無線アクセスポイントも含み得る。
[0086]計算機(1002)は、WANネットワーク環境において使用されるとき、モデム(1058)を含み得るか又はWAN(1054)上の通信サーバーに接続されるか、又はインターネットなどの方法でWAN(1054)を介した通信を確立するための別の手段を有する。内蔵又は外付けの有線又は無線装置であり得るモデム(1058)が、インターフェース(1042)を介しシステムバス(1008)に接続される。ネットワーク接続環境において、計算機(1002)又はその一部に関連し表示されているプログラムモジュールが、リモートメモリー/ストレージ(1050)にストアされ得る。示されているネットワーク接続が、例示的であって、計算機間の通信リンクを確立するための別の手段が使用され得ることを十分に理解されよう。
[0087]計算機(1002)は、無線通信を用いて作動的可能に配置される任意の無線装置又はエンティティ、例えば、プリンター、スキャナー、デスクトップ、及び/又は携帯用計算機、携帯用データアシスタント、通信衛星、任意の設備部品、又は無線で検出可能なタグに関連付けられた場所(例えばキオスク、新聞売店、トイレ)及び電話と作動可能に通信する。これは、少なくとも無線LAN(Wi−Fi)及びBluetooth(登録商標)無線技術を含む。かくして通信は、少なくとも2つの装置間の従来のネットワーク又は簡易なアドホック通信を用いた所定の構造があり得る。
[0088]無線LAN又はワイヤレス・フェディリティは、自宅の寝椅子、ホテルルームのベッド、又は職場の会議室からインターネットへの無線接続を可能にする。無線LANは、そのような例えば計算機装置が、屋内及び屋外、基地局の範囲内のどこにおいてもデータを送信及び受信可能な携帯電話において使用されるものと同様の無線技術である。無線LANネットワークは、セキュアで信頼できる高速無線接続性を提供するためのIEEE802.11(a,b,gなど)と呼ばれる無線通信技術を使用する。無線LANネットワークは、計算機相互と、インターネットと、及び(IEEE802.3又はイーサネットを使用する)有線ネットワークと、を接続するために使用され得る。無線LANネットワークは、認可不要の2.4及び5ギガヘルツ無線帯域の例えば10Mbps(802.1lb)又は54Mbps(802.11g)のデータ信号送信速度で作動し、双方の帯域(デュアル帯域)を含む製品を用いたネットワークが、多くのオフィスにおいて使用される基本的「10BaseT」の有線のイーサネットネットワークと同様の実世界の性能を提供し得る。
[0089]ここで図11を参照すると、開示したアーキテクチャーを実行するために作動可能な例示的計算機編集システムの概略ブロック図が例示されている。システム(1100)は、1つ以上のクライアント(1102)を含む。クライアント(単数又は複数)(1102)は、ハードウェア及び/又はソフトウェア(例えば、スレッド、プロセス、計算装置)であり得る。クライアント(単数又は複数)(1102)は、本請求対象を使用することによって、例えば、クッキー(単数又は複数)及び/又は関連する文脈情報を格納する。
[0090]システム(1100)は、1つ以上のサーバー(1104)も含む。サーバー(1104)は、ハードウェア及び/又はソフトウェア(例えば、スレッド、プロセス、計算装置)でもあり得る。サーバー(1104)は、例えば、本請求対象を使用することによる変換を実行するためのスレッドを格納する。クライアント(1102)とサーバー(1104)の間の一可能な通信は、2つ以上の計算機プロセスの間に送信されるように適合したデータパケット形式であり得る。データパケットは、例えばクッキー及び/又は関連する文脈情報を含み得る。システム(1100)は、クライアント(1102)とサーバー(1104)間の通信を支援するために使用され得る通信フレームワーク(1106)(例えばインターネットのようなグローバル通信ネットワーク)を含む。
[0091](光ファイバーを含む)有線技術及び/又は無線技術を介する通信が支援され得る。クライアント(単数又は複数)(1102)は、クライアント(単数又は複数)(1102)にローカル情報(例えば、クッキー(単数又は複数)及び/又は関連する文脈情報)をストアするために使用され得る1つ以上のクライアントデータストア(単数又は複数)(1108)と作動可能に接続される。同様にサーバー(単数又は複数)(1104)が、ローカル情報をサーバー(1104)にストアするために使用され得る1つ以上のサーバーデータストア(単数又は複数)(1110)と作動可能に接続される。
[0092]前述した内容は、様々な実施形態の例を含む。当然のこととして、本実施形態を説明するために考えられ得るあらゆるコンポーネント又は方法論の組み合わせを説明することは不可能であって、当業者は、更に多くの組み合わせ及び順列が有り得ることを認め得よう。したがって、詳細な説明が、添付した請求項の趣旨及び範囲内に収まるような変更、修正及び変形すべてを包含するように意図されている。
[0093]具体的には、前述したコンポーネント、装置、回路、システムなどによって実行される様々な機能に関して、そのようなコンポーネントを説明するために使用される(「手段」への参照を含めた)用語は、別の方法が示されていない場合、開示した構造と構造的に同等でなくても、本明細書に例示した実施形態の例示的態様において機能を実行する(例えば機能的に同等な)記載したコンポーネントの特定の機能を実行する任意のコンポーネントに相当するように意図されている。この点において、本実施形態が様々な方法動作及び/又は事象を実行するための計算機実行可能命令を有するシステム並びに計算機可読媒体も含むことを認められよう。
[0094]加えて、特定の機能がいくつかの実装のうち1つだけに関し開示され得るが一方、そのような機能は、所与又は特定のアプリケーションのどれに対しても所望され、好都合であり得る1つ以上の別の実装の別の機能と結合され得る。更に、用語「含む」、「含んでいる」及びその変形が、詳細説明又は請求項のどちらか一方において使用されている範囲内において、これらの用語が、用語「構成する」と同様な意味で包括的であるように意図されている。
100 例示システム
102 トランザクションコンポーネント
104 バックアップデータストア
106 データファイル
108 最新のバックアップバージョン
110 所望のバックアップバージョン
112 その他のバックアップバージョン
114 ユーザー
116 バックアップ動作
118 文脈コンポーネント
120 文脈ログ
122 インターフェースコンポーネント
124 ログの一部
126 参照
128 文脈的イベント記述
200 例示システム
202 文脈的イベント記述
204 文脈的イベント情報源
206 ソーシャルネットワーキングサービスフィード
208 アプリケーション
210 共有フォルダー又はディレクトリー
212 第2のユーザー
300 例示システム
302 ディスプレイ
304 検索コンポーネント
306 フィルター処理されたログ
308 パラメーター
310 IDの選択
312 情報源の選択
314 キーワード
316 エレメント
318 エレメント
320 エレメント
400 例示システム
402 スケジューリングコンポーネント
404 データ
406 ユーザー装置
408 イベントコンポーネント
410 アプリケーション
412 ソーシャルネットワーキングクライアント
414 ソーシャルネットワーキングサービス
416 バックアップコンポーネント
418 最新バージョン
420 バックアップサービス
422 参照
500 例示システム
502 知的コンポーネント
504 データストア
1000 計算環境
1002 計算機
1004 演算処理装置
1006 システムメモリー
1008 システムバス
1010 読み出し専用メモリー(ROM)
1012 ランダムアクセスメモリー(RAM)
1014 内蔵ハードディスクドライブ(HDD)
1016 磁気フロッピーディスクドライブ(FDD)
1018 取り外し可能ディスケット
1020 光学式ディスクドライブ
1022 CD−ROMディスク
1024 ハードディスクドライブインターフェース
1026 磁気ディスクドライブインターフェース
1028 光学式ドライブインターフェース
1030 オペレーティングシステム
1032 アプリケーションプログラム
1034 その他のプログラムモジュール
1036 プログラムデータ
1038 キーボード
1040 マウス
1041 その他の入力装置
1042 入力−出力デバイスインターフェース
1044 モニター
1046 ビデオアダプター
1048 リモートコンピューター
1050 メモリー/ストレージ
1052 ローカルエリアネットワーク(LAN)
1054 広域ネットワーク(WAN)
1056 アダプター
1058 モデム
1100 例示システム
1102 クライアント
1104 サーバー
1106 通信フレームワーク
1108 クライアントデータストア
1110 サーバーデータストア

Claims (13)

  1. データのリストアに関連するイベント指向の文脈的証を使用する計算機で実行されるシステムであって、
    ユーザーに関連するデータファイルの所望のバージョンをリトリーブするためにバックアップデータストアと通信するトランザクションコンポーネントであって、前記バックアップデータストアが、前記データファイルの複数バージョンのバックアップを支援するものと、
    複数の情報源の内の少なくとも1つからのイベント記述を含む文脈的イベント記述のログを取得する文脈コンポーネントであって、前記複数の情報源が、前記ユーザーに関連するか若しくはユーザーによって加入されているソーシャルネットワーキングサービスフィード、又は前記ユーザーに関係するか若しくはユーザーによって使用されているカレンダーアプリケーション、又は前記ユーザーと異なる第2のユーザーによって加入されているソーシャルネットワーキングサービスフィード、又は前記第2のユーザーによって使用されているカレンダーアプリケーションを含むものと、
    前記ログの少なくとも一部を出力するインターフェースコンポーネントであって、前記一部が、前記データファイルの前記所望のバージョンへの参照を含んでいて、更に、前記ソーシャルネットワーキングサービスフィード又はカレンダーアプリケーションから生じ、前記所望のバージョンに関連し実行されたバックアップ動作と実質上同じ時間中に起こった基本的イベントを記述している文脈的イベント記述の少なくとも1つを含んでいるものと、を含むシステム。
  2. 前記ログに含まれている文脈的イベント記述それぞれが、前記データファイルがバックアップを取られた時間に近い前記ユーザーの文脈に関連するイベントそれぞれを記述していることを特徴とする請求項1記載のシステム。
  3. 前記データファイルが、前記第2のユーザーが書き込み特権を有する共有フォルダー又はディレクトリーにあることを特徴とする請求項1記載のシステム。
  4. 更に、前記インターフェースコンポーネントへのパラメーター入力に基づいて前記文脈的イベント記述のログをフィルター処理する検索コンポーネントを含み、前記インターフェースコンポーネントが、前記ログのフィルター処理された一部を出力することを特徴とする請求項1記載のシステム。
  5. 前記パラメーターが、
    ユーザーID又はグループIDであって、前記検索コンポーネントが、前記ユーザーID又は前記グループIDに関連する文脈的イベント記述と、前記ユーザーID又は前記グループIDに関連する実質上同時にログとして記録された文脈的イベント記述と、だけを前記フィルター処理された一部に含んでいるもの、
    文脈的イベント情報源であって、前記検索コンポーネントが、前記フィルター処理された一部に、その情報源からの文脈的イベント記述と、前記情報源からのそれらと実質上同時にログとして記録された文脈的イベント記述と、だけを含んでいるもの、又は
    キーワードであって、前記検索コンポーネントが、前記フィルター処理されたー部に、前記キーワードを含んでいる文脈的イベント記述と、前記キーワードを含んでいるものと実質上同時にログとして記録された文脈的イベント記述と、だけを含んでいるもの、のうち少なくとも1つであることを特徴とする請求項記載のシステム。
  6. 前記トランザクションコンポーネントが、前記インターフェースコンポーネントを介して前記参照を選択した時、前記データファイルを前記データファイルの前記所望のバージョンと置き換えることを特徴とする請求項1記載のシステム。
  7. 前記トランザクションコンポーネントが、前記所望のバージョンをリストアする前に前記データファイルのバックアップを支援することを特徴とする請求項6記載のシステム。
  8. データのアーカイバルに関連するイベント指向の文脈的証を使用する計算機で実行されるシステムであって、
    ユーザーに関連し、バックアップ用に指定されているデータを識別するスケジューリングコンポーネントと、
    複数の情報源の内の少なくとも1つからのイベント記述を含む文脈的イベント記述をログ登録するイベントコンポーネントであって、前記複数の情報源が、前記ユーザーに関連するか若しくはユーザーによって加入されているソーシャルネットワーキングサービスフィード、又は前記ユーザーに関係するか若しくはユーザーによって使用されているカレンダーアプリケーション、又は前記ユーザーと異なる第2のユーザーによって加入されているソーシャルネットワーキングサービスフィード、又は前記第2のユーザーによって使用されているカレンダーアプリケーションを含むものと、
    前記識別されたデータの最新バージョンをバックアップデータストアにアーカイブとして保管し、更に、前記ソーシャルネットワーキングサービスフィード又はカレンダーアプリケーションの一方又は両方から生じ、ほぼ同じ期間中に起こったイベント記述を含む文脈的イベント記述のログ又はその一部を前記識別されたデータの最新バージョンのアーカイバルとして保管するバックアップコンポーネントと、を含むシステム。
  9. 前記イベントコンポーネントが、複数のソーシャルネットワーキングサービスフィードの少なくとも1つ、又は1つ以上のスケジューリングアプリケーション若しくは日程アプリケーションから文脈的イベント記述を集めることを特徴とする請求項8記載のシステム。
  10. 前記ログが、前記最新バージョンへの参照を含む文脈的イベント記述を含むことを特徴とする請求項8記載のシステム。
  11. データのアーカイバル又はリストアに関連するイベント指向の文脈的証を使用するための計算機で実行される方法であって、
    ユーザーに関連するデータファイルの複数バージョンをアーカイブとして保管するバックアップデータストアとインターフェースするステップと、
    複数の情報源の内の少なくとも1つからのイベント記述を含む文脈的イベント記述集合を受信するステップであって、前記複数の情報源が、前記ユーザーに関連するか若しくはユーザーによって加入されているソーシャルネットワーキングサービスフィード、又は前記ユーザーに関係するか若しくはユーザーによって使用されているカレンダーアプリケーション、又は前記ユーザーと異なる第2のユーザーによって加入されているソーシャルネットワーキングサービスフィード、又は前記第2のユーザーによって使用されているカレンダーアプリケーションを含むものと、
    前記文脈的イベント記述集合の少なくとも部分集合を出力するために、ディスプレイ上に提示されるインターフェースを使用するステップであって、前記部分集合が前記ソーシャルネットワーキングサービスフィード又はカレンダーアプリケーションからの少なくとも1つのイベント記述を含み、前記少なくとも1つのイベント記述が前記データファイルの所望のバージョンのバックアップとほぼ同時の時間範囲内に起こった基本的イベントを記述しているものと、
    前記データファイルの所望のバージョンへの参照リンクを前記部分集合に含めるステップと、
    を含む方法。
  12. 更に、
    入力に基づく文脈的イベント記述の前記部分集合の提示を更新するフィルター処理機能を前記インターフェースに含めるステップ、
    前記入力がそれぞれ、関連するユーザーID、グループID、又は情報源IDであるとき、特定のユーザー、特定のユーザーグループ、又は特定の情報源だけに関係する文脈的イベント記述で前記部分集合の前記提示を更新するステップ、
    前記入力が前記キーワードであるとき、特定のキーワードを含む文脈的イベント記述で前記部分集合の前記提示を更新するステップ、又は
    前記参照リンクの選択時、前記データファイルを前記データファイルの前記所望のバージョンと置き換えるステップのうち、少なくとも1つの動作を含む請求項11記載の方法。
  13. 更に、
    バックアップ用に予定が立てられた前記データファイルを含む前記ユーザーに関連するデータを識別するステップ、
    前記文脈的イベント記述集合を構成するため、文脈的イベント記述を複数の情報源から集めるステップであって、前記集合要素それぞれが、前記データファイルがバックアップされた時間近辺における前記ユーザーの文脈に関連する各イベントの記述を含むもの、
    識別されたデータの最新バージョンを前記バックアップデータストアへバックアップするステップ、
    前記最新バージョンへの参照を前記集合に含めるステップ、又は
    前記文脈的イベント記述集合を前記バックアップデータストアへアーカイブとして保管するステップのうち、少なくとも1つの動作を含む請求項11記載の方法。
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