JP5588064B2 - ルーティング情報ベースの改良された更新のための方法およびルータ - Google Patents

ルーティング情報ベースの改良された更新のための方法およびルータ Download PDF

Info

Publication number
JP5588064B2
JP5588064B2 JP2013513659A JP2013513659A JP5588064B2 JP 5588064 B2 JP5588064 B2 JP 5588064B2 JP 2013513659 A JP2013513659 A JP 2013513659A JP 2013513659 A JP2013513659 A JP 2013513659A JP 5588064 B2 JP5588064 B2 JP 5588064B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
node
routing information
destination
information base
routing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013513659A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013528337A (ja
Inventor
パパデイミトリウ,デイミトリ
Original Assignee
アルカテル−ルーセント
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アルカテル−ルーセント filed Critical アルカテル−ルーセント
Publication of JP2013528337A publication Critical patent/JP2013528337A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5588064B2 publication Critical patent/JP5588064B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks
    • H04L45/02Topology update or discovery
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks
    • H04L45/24Multipath
    • H04L45/247Multipath using M:N active or standby paths
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks
    • H04L45/02Topology update or discovery
    • H04L45/033Topology update or discovery by updating distance vector protocols
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks
    • H04L45/02Topology update or discovery
    • H04L45/026Details of "hello" or keep-alive messages
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks
    • H04L45/22Alternate routing
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks
    • H04L45/54Organization of routing tables

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Description

本発明は、各ノードからそのノードのピアにルーティング情報を有する更新メッセージが送信される、ネットワークのノードのルーティング情報ベースを更新する際に使用するための方法に関する。また、本発明は、通常は、BGPルータであるルータ、およびそのようなルータにおいて使用するための処理する手段にも関する。
ルーティング情報伝播レートを高めることによって、または一次ASパスおよびバックアップASパスにラベルを付けることによってルーティング状態の数を増やすことによって、BGPコンバージェンスを向上させるいくつかの方法が、存在する。第1の方法は、最適な広告間隔が、可変であるトポロジに依存するという欠点を有する。後者の方法は、ルータにおいて維持されるべきルーティング状態の数が2倍になるという欠点を有する。
RFC(リクエストフォーコメンツ)4271(http://www.ietf.org/rfc/rfc4271) L.LovaszおよびM.Simonovits、「The mixing rate of Markov chains, an isoperimetric inequality, and computing the volume」、Proceedings of 31st Annual Symposium on Foundations of Computer Science(FOCS)1990、vol.1、346−354頁、IEEE Computer Society Press、1990年10月
本発明の目的は、改良された仕方でルーティング情報ベースを更新することを可能にする方法、ルータ、および処理する手段を提供することである。
本発明の一実施形態によれば、各ノードからそのノードのピアに選択された経路を有する更新メッセージが送信され、これらのメッセージが、選択された経路に関するトポロジ情報を備える、ネットワークのノードのルーティング情報ベースを更新する際に使用するための方法が、提供される。トポロジ情報は、改良された仕方でルーティング情報ベースを更新することを可能にする。
特定の一実施形態によれば、本発明は、ネットワークのノードのルーティング情報ベースを更新する際に使用するための方法に関し、このルーティング情報ベースは、そのネットワークにおけるいくつかの宛先ノードの各宛先ノードについていくつかのパスを備える。前記ネットワークにおいてルーティング情報を有する更新メッセージが、第1のノードから第1のノードのピアに送信され、前記第1のノードは、第1のルーティング情報ベースを有し、さらに各ピアも、ルーティング情報ベースを有する。更新メッセージは、そのいくつかの宛先ノードのうちの第1の宛先ノードのための選択されたパスを備え、その選択されたパスは、第1のノードに隣接する次のホップノードと、好ましくは、その第1の宛先に関する第1のルーティング情報ベースの中に格納されたいくつかのパスから導き出された少なくとも1つのルーティングトポロジ変数とを備える。その少なくとも1つのルーティングトポロジ変数は、好ましくは、選択されたパスにおけるボトルネックに対するリスクに関する測度である。そのようにして、更新メッセージを受信するノードは、第1の宛先に関して選択すべきパスを決定する際、その少なくとも1つのトポロジ変数を考慮に入れることができる。
好ましい実施形態によれば、その少なくとも1つのルーティングトポロジ変数は、前記第1の宛先ノードに関する第1のルーティング情報ベースの中に格納されたいくつかのパスと関係するダイバーシティ変数、および/または第1の宛先ノードのための選択されたパスと同一の次のホップノードを有する第1のルーティング情報ベースの中に格納されたいくつかのパスと関係する集中変数とを備える。それらの変数は、後段の図の説明においてさらに詳述されるとおり、例えば、RsおよびBCとして表現され得る。
好ましい実施形態によれば、方法は、第1のノードのピアにおいて、第1のノードから受信された少なくとも1つのトポロジ変数を考慮に入れて、前記ピアのルーティング情報ベースの更新を決定するステップをさらに備える。
本発明の好ましい実施形態によれば、複数のノードの各ノードは、BGP(境界ゲートウェイプロトコル)ルータによって代表される。BGPを使用する場合、IPネットワークまたは「アドレスプレフィックス」(または単に「プレフィックス」)のテーブルが、BGPルータにおいて保持され、これらのプレフィックスは、AS(自律的システム)の間のネットワーク到達可能性を示す。BGPの場合、RIB(ルーティング情報ベース)は、通常、インバウンドの更新メッセージからのルーティング情報を格納する第1の部分(Adj−RIBs−In)と、選択されたローカルルーティング情報を格納する第2の部分(Loc−RIB)と、そのBGPピアに送信されるべき更新メッセージの中に含められるべきルーティング情報を格納する第3の部分(Adj−RIBs−Out)とを備える。第1のノードによって第1のノードのピアに送信される更新メッセージの中に含まれる第1の宛先に関する選択されたパスは、そのピアの第1の部分の中に格納され、さらに前記ピアの第2の部分、および第3の部分が、第1のノードから受信された更新メッセージの中に含まれる少なくとも1つのトポロジ変数を考慮に入れて更新される。
好ましい実施形態によれば、ダイバーシティ変数は、前記第1の宛先ノードに関する第1のルーティング情報ベースの第1の部分の中に格納されたいくつかのパスと関係する。
本発明の好ましい実施形態によれば、集中変数は、宛先ノードのための選択されたパスと同一の次のホップノードを有する第1のルーティング情報ベースの第2の部分の中に格納されたいくつかのパスと関係する。代替のソリューションによれば、第1の部分は、集中変数を獲得するのに使用されることも可能である。
本発明の好ましい実施形態によれば、更新メッセージは、選択されたパスを有するAS_Path属性と、そのAS_Path属性と合致するベクトルとして符号化されたダイバーシティ−集中変数とを備えるBGP更新メッセージである。
本発明の方法の典型的な実施形態において、ネットワークの各ノードは、前述した方法の実施形態のいずれかにより、そのノードのピアに更新メッセージを送信する。好ましくは、各ノードによって送信される更新メッセージは、選択されたパスに存在するノードから受信される少なくとも1つのトポロジ変数も備える。つまり、第1のノードによって送信される更新メッセージは、第1の宛先に関する第1のルーティング情報ベースの中に格納されたいくつかのパスから導き出された少なくとも1つのトポロジ変数を備えるだけでなく、選択されたパスのその他のノードにおいて導き出され、さらに第1のノードによって第1のノードのピア経由で受信された少なくとも1つのトポロジ変数も備える。
また、本発明は、ルータにも関する。ルータの一実施形態によれば、ルータは、ネットワークのいくつかの宛先ノードの各宛先ノードについていくつかのパスを備えるルーティング情報ベースと、ルータに隣接する次のホップを備える、前記いくつかの宛先ノードのうちの第1の宛先ノードのための前記選択されたパスを備えるルーティング情報と、好ましくは、第1のルーティング情報ベースの中に格納された、前記第1の宛先に関するいくつかのパスから導き出された少なくとも1つのルーティングトポロジ変数とを有する更新メッセージを作成するための作成する手段とを備える。
好ましい実施形態によれば、ルータは、ルータ情報ベースの中の情報を処理するための処理する手段をさらに備え、この処理する手段は、受信された更新メッセージの中に含まれる少なくともルーティングトポロジ変数を考慮に入れてルーティング情報ベースの更新を決定するように構成された決定手段を備える。また、本発明は、そのような処理する手段そのものにも関する。
好ましい実施形態によれば、ルータは、BGPルータであり、さらにルーティング情報ベースは、Loc−RIB部と、Adj−RIB−In部と、Adj−RIB−Out部とを備える。
本発明の方法およびルータのさらなる有利な実施形態が、添付の特許請求の範囲において開示される。
添付の図面は、本発明の現時点で好ましい限定的ではない例示的な実施形態を例示するのに使用される。以下の詳細な説明を添付の図面と併せて読むと、本発明の以上、およびその他の利点または特徴、および目的は、より明白になり、本発明がよりよく理解されよう。
BGPルーティング情報処理を示す概略図である。 本発明の一実施形態によって解決され得る第1の問題を示すトポロジグラフである。 本発明の一実施形態によって解決され得る第2の問題を示すトポロジグラフである。 本発明の一実施形態において使用されるいくつかの定義を示すトポロジグラフである。 本発明の方法の一実施形態を示す流れ図である。 本発明のルータの一実施形態を示す概略図である。 本発明の方法の例示的な実施形態を示すトポロジグラフである。
本発明の現時点で好ましい実施形態によれば、BGP(境界ゲートウェイプロトコル)が、ルータにおけるルーティング情報を更新するために使用される。しかし、本発明は、BGPに限定されないこと、および本発明は、他のパスベクトルルーティングプロトコルとの組合せで使用されることも可能であることが、当業者には理解されよう。
BGPは、引用により本明細書に組み込まれているRFC(リクエストフォーコメンツ)4271(http://www.ietf.org/rfc/rfc4271)において説明される。BGPは、AS(自律的システム)の間のネットワーク到達可能性を示すIPネットワークまたはIPプレフィックスのテーブルを保持する、インターネットのルーティングプロトコルである。BGPは、インターネットドメイン間/AS間ルーティングプロトコルであり、BGP更新メッセージの中に含められたAS_Path情報を使用して、検出によってループ回避をもたらすポリシーベースの最短ASパスベクトルルーティングプロトコルである。BGPにおいて、経路は、宛先のセットを、これらの宛先に至るパスの属性とペアにする情報(到達可能性情報)の単位と定義される。経路は、BGPルータの間で、更新メッセージの中で広告される。宛先のこのセットに至る実際のパスは、到達可能性情報がBGP更新メッセージを介してたどったAS(自律的システム)番号の系列を列挙するAS_Path属性の中で報告される情報である。この情報は、AS接続度(ASルーティングトポロジ)のグラフを構築するのに十分であり、このグラフから、ルーティングループが検出されて、回避されることが可能であり、さらに、ASレベルで、いくつかのポリシー決定が執行され得る。
以下のセクションは、本発明のよりよい理解を得るためにBGPについてのさらなる詳細を与えるが、本発明を限定することは意図していない。BGPルータ(またはBGPスピーカ)が、隣接するBGPルータに、宛先アドレスプレフィックス通知(可能性のある経路)または宛先アドレスプレフィックス取消し(可能性のない経路)のセットを、これらの宛先に至るパスに関連する属性と一緒に含む更新メッセージを送信することによって、宛先についてのネットワーク到達可能性情報を広告する。通知は、所与の宛先に至るパスを、隣接するBGPルータに知らせる。取消しは、それまでに広告された宛先がもはや到達可能でないことを示す更新である。或るローカルBGPルータが、そのルータのピアのBGPルータのうちの1つによって送信された更新メッセージから知った経路を伝播させる際、そのルータは、その経路を含む更新メッセージが送信されるBGPルータの位置に基づいて、その経路のAS_Path属性を変更する。これに対して、経路取消しは、宛先だけしか含まず、さらにその送信側によって以前に広告された経路を無効にする(または除去する)よう受信側に暗黙に告げる。
次に、BGPルーティング情報処理を、図1を参照して説明する。経路は、RIB(ルーティング情報ベース)の中に格納される。各BGPスピーカにおいて、RIBは、以下の異なる3つの部分から成る:
− 他のBGPスピーカから受信されたインバウンド更新メッセージ100から知ったルーティング情報を格納するAdj−RIBs−In部102。これらの経路は、通常、インポートポリシー規則101(後段を参照)を適用した後の決定処理への入力として利用可能である。
− BGPスピーカが、Adj−RIBs−In部102の中に含まれるルーティング情報にローカルポリシー103を適用することによって選択したローカルルーティング情報を含むLoc−RIB104。これらは、ローカルBGPスピーカによって使用される、通常、転送テーブル105の中の経路である。
− ローカルBGPスピーカが、そのローカルBGPスピーカのピアに広告するために選択したルーティング情報を格納するAdj−RIBs−Out部107。このルーティング情報は、ローカルBGPスピーカの更新メッセージの中で伝送され、さらに、通常、エクスポートポリシー規則106(後段を参照)を適用した後に、ローカルスピーカの更新メッセージ108によってローカルスピーカのピアに広告される。
言い換えると、Adj−RIBs−In102は、ローカルBGPスピーカに、そのローカルBGPスピーカのピアによって広告されている未処理のルーティング情報を含み、Loc−RIB104は、ローカルBGPスピーカの決定処理103によって選択されている経路を含み、さらにAdj−RIBs−Out107は、特定のピアに(ローカルスピーカの更新メッセージによって)広告するための経路を編成する。
或るルータが、更新メッセージを受信すると、通常、このルータはまず、いくつかのインポートポリシーを使用してフィルタリング処理101を適用する。すべての(外部および内部の)隣接ルータから受信される経路のコレクションが、(その宛先に関する)候補経路のセットである。その後、BGPルータは、ローカルで定義されたポリシーによって誘導されて、経路決定処理103を呼び出して、このセットから単一の最良の経路を選択する。受け入れられると、選択された経路は、Loc−RIB104の中に格納される。格納された後、選択された最良の経路は、いくつかのエクスポートポリシー106の対象となり、さらに、その後、そのルータのすべての隣接ルータに広告される。外部の隣接ルータに広告されるのに先立って、通知の中で伝送されるASパスには、ローカルASのAS番号が先頭に付加され、ただし、同一のAS内の内部の隣接ルータに対して、このことは行われない。BGPスピーカが、同一の宛先プレフィックスに関して、複数の可能性のある経路を受け取ると、BGP経路選択規則103が、いずれの経路がLoc−RIBの中にインストールされるかを選択するのに使用される。通常、選択されなかった/未処理のルーティング情報は、現在、選択されている情報が取り消される、または取り替えられる場合に備えて、保持される。通常、BGP決定処理は、以下の基準の1つまたは複数を、以下の順序で適用することによって経路を選択する:最高のローカルプリファレンス(ローカルで構成されたポリシーを使用してそれぞれの外部の経路に関して計算され、さらに内部のピアに広告される値)、最短のAS_Path長、最低のMED(マルチエグジットディスクリミネータ)値、最低の、BGP出口に至るIGPコスト、最後に最低のBGP Router_ID。このため、推測される(ポリシー駆動の)AS間関係に基づいて経路プリファレンスを変換するローカルプリファレンスは、最短のパスが必ずしも最も好ましいパスではないことを暗示し、選択は、ASパス長だけによるプリファレンスに限定され得ない。
ルーティングテーブルエントリの数の指数関数的な増加を防止するのに、BGP(または、より一般に、任意のパスベクトルルーティング)は、通常、そのBGPの(下流の)BGPスピーカに、そのBGPの経路決定処理によって選択された、1つの宛先当り単一の経路だけしか広告しない。従来技術によれば、遠隔ルータによって処理されるルーティング情報は、選択された経路が、障害が生じた場合にボトルネックになり得る場合、全く指示を伝えない。
本発明の一実施形態によれば、遠隔BGPルータが、代替の経路と比べて(代替の経路が利用可能である場合に)、利用できなくなる可能性がより高い経路の選択を防止することを可能にするように、トポロジ情報が、通知される経路に関連付けられる。
直観的に、本発明が解決することを目指す課題は、BGPスピーカが、さらなる情報を使用して経路決定を実行することを可能にすることである。つまり、本発明の実施形態は、ボトルネックの情報に通じたルーティング選択処理を提案する。
本発明によって解決される課題をよりよく理解するために、図2および図3を参照する。図2は、BGPの場合の、自律的システムが抽象ノードとして表現されるトポロジグラフである。この例において、ルータSが、例えば、宛先Dに向うAS_Path[1,4]、[2,6]、および[3,8]の中から選択を行うことが可能である。これら3つのパスが、AS_Path長の点で等しい場合でさえ、これらのパスは、これらのパスのそれぞれのパス上の個別のASが、所与のASに入るリンクの重みの合計として定義される、異なるボリュームdを有するため、それでも等しくない。各リンクが重みw=1を有するものと想定すると、AS6およびAS2のリンク接続度またはリンクボリュームは、2(d=2)であり、AS_4のリンク接続度は、2(d=2)であり、さらにAS1は、4(d=4)であるのに対して、AS3のボリュームは、4(d=4)であり、さらにAS8は、3(d=3)である。このため、Sは、宛先Dに向けてのAS_Path[3,8]を、AS_Path[1,4]よりプリファレンスして選択し、さらに、最後に、それほど好ましい選択ではないはずのAS_Path[2,6]を選択しなければならない。
しかし、選択をさらに向上させるのに、図3から推理され得る理由で、さらなる情報を獲得することが有利である。ASリンク接続度ボリュームは、ASの相対「重要度」については情報をもたらさない量である。実際、図3に示されるとおり、AS2は、小さいリンク接続度を有し、さらにAS2の除去の効果は、AS2のボリュームによってではなく、多数のパスがこのASを通る(さらに、AS2とAS6の間の隣接性を規定するリンクをたどる)という事実によって決まる(図3の太線を参照)。このため、ノードの「重要度」(ときとして、中心性とも呼ばれる)の良好な目安は、ネットワークにおける任意のペアのノードの間(S,..,SとD,..,Dの間)のm×n個のパスの存在において果たすそのノードの役割などの大域的な情報を組み込まなければならない。すると、対応する情報を使用して、いくつかの経路が、次のホップASに向う同一の外方向リンクを共有するかを特定することができる。これらの経路は、必ずしも同一の宛先を共有するとは限らない(これらの経路は、少なくとも同一の次のホップASを共有する)ことに留意されたい。そのような情報は、パスベクトルルーティング決定処理が、同一のレベルの接続度を示す可能性のある2つ(またはそれ以上)のパスの間で決定を実行しなければならない場合に役立つ。
本発明の一実施形態を、より数学的に定義するのに、第1のいくつかの定義が、図4を参照して与えられる。G=(V,E,ω)を、正のエッジコストωを有する重み付き無向グラフとし、ただし、Vは、頂点のセットであり(|V|=m)、さらにEは、エッジのセットである(|E|=n)。頂点iのボリュームdが、以下のとおり定義される:
=Σw(i,j)
頂点のセットS(またはクラスタ)のボリュームvol(S)が、以下のとおり定義される:
vol(S)=Σ
グラフG=(V,E,ω)の頂点セットVの分割(S,S’)のために、以下も定義する:
cut d(S)={(i,j)∈E,i∈S,j∈S’}
cut d(S)のボリューム:
vol(d(S))=Σ ΣS’ w(i,j)
およびcut δ(S)のコンダクタンスφ(S)
φ(S)=vol(d(S))/min{vol(S),vol(S’)}
コンダクタンスは、コンバージェンス速度の測度である(L.LovaszおよびM.Simonovits、「The mixing rate of Markov chains, an isoperimetric inequality, and computing the volume」、Proceedings of 31st Annual Symposium on Foundations of Computer Science(FOCS)1990、vol.1、346−354頁、IEEE Computer Society Press、1990年10月を参照されたい)。コンダクタンスは、グラフ内にボトルネックがあるかどうかを示す。高コンダクタンスの「領域」を選択することによって、より速いコンバージェンスを得ることができる。
また、リンク/ノードのBC(媒介中心性)も導入する。BCは、ノードまたはリンクを通過する最短のパスの数を測定し、したがって、最短のパスをたどる一様な分布を想定して、このノード/リンクにかかる潜在的な負荷を推定する。dijを、ノードiとノードjの間の最短のパスの数とし、さらにlをノードまたはリンクとする。dij(l)を、ノードまたはリンクlを通過するiとjの間の最短のパスの数とする。ノードまたはリンクlの媒介性は、以下のとおりである:
BC(l)=Σijij(l)/dij
高いBC値は、コンバージェンス時間を増大させる可能性がある、(相対的に)より高い計算負荷にもなる。
本発明の一実施形態によれば、各BGPルーティング更新メッセージは、前段で定義される、ノード接続度ボリュームvol(d(S))とcut d(S)のコンダクタンスΦ(S)のトランスポジションである複合ルーティングメトリックまたは複合ルーティング変数を伝送する。実際、これらのトポロジメトリックは、BGPルーティングシステムのためのメトリックに置換される。
より詳細には、このメトリックは、(異なる属性を有する)同一の宛先プレフィックスが受信されて、BGPの場合にAdj−RIB−Inエントリの中にインストールされるのに経てきたパスベクトルルーティング隣接の、例えば、BGPピアリングセッションの数を数えるように選択される。このメトリックは、一意に選択されたルートと、同一の宛先プレフィックスに関する受信されたルート(これらすべてのリンク隣接を切断することは、選択するASを宛先から孤立させる)の数の間の比Rsに関する測度であり、すなわち、BGPの場合、Rsは、同一の宛先プレフィックス(場合により、異なる属性を有する)が受信されるのに経たBGPピアリングセッションの数を測定する。
本発明の一実施形態によれば、各BGPルーティング更新メッセージは、BC(媒介中心性)トポロジメトリックのトランスポジションである変数を(パスベクトル)ルーティングメトリックとして伝送する。より詳細には、この変数は、所与のASに入るリンクlの相対的BC、BC_AS(l)として選択され得る。BC_AS(l)は、所与の次のホップASを経由で宛先Dに向う、選択されたAS_Pathのトラバースリンクlの数の、(同一の次のホップAS経由で)同一のインシデントリンクlを通る他のすべての選択された経路、すなわち、BGPの場合、通常、(Dに向うAS_Pathと)同一の次のホップASを有するLoc−RIBのすべての経路に対する比として定義される。
さらなる実施形態によれば、さらなる、または代替のメトリックが使用される。このメトリックは、宛先Dに向う一意に選択された経路(Loc−RIBの中にインストールされた経路)と、その宛先に向う経路が受信されるのに経ることが可能なBGPピアリングセッションの総数、したがって、その宛先に関する経路が受信されるのに経たすべてのBGPセッション(Adj−RIB−Inの一部)だけでなく、その宛先プレフィックスに関する経路が受信されていないセッションを含むが、静的な経路をカウントしない総数との間の比Rbであり得る。
前段で開示されるパスベクトルルーティングメトリックのそれぞれは、独立に使用されることも可能である、すなわち、本発明は、これらのメトリックを組み合わせて使用することを必ずしも義務付けないことが当業者には明瞭であろう。もちろん、これらのメトリックの組合せは、ローカルルータに対して、(Adj_RIB_InからLoc_RIBまでの中に格納された経路のセットからの)ローカルルータによる経路選択処理中に、より多くの情報をもたらす。
本発明の方法の好ましい実施形態によれば、各BGPルーティング更新メッセージは、値Rsと、AS_Path属性と合致するベクトルとして符号化されたBC_AS(l)とを伝送する。
メトリックBC_AS(l)およびRsは、トポロジ上の変更、およびサイト/プレフィックス追加/取消しの対象となる。したがって、もたらされる可能な更新を制限する最小しきい値および最大しきい値が、好ましくは、導入され、すなわち、(より低い値から来て)最大しきい値を超えると、または(より高い値から来て)最小しきい値を超えると、対応する属性は、再広告されない。最大しきい値と最小しきい値の中間で、対応する属性は、変更され、さらにルータは、再広告される。さらにこれらのしきい値の周辺の振動効果が、指数関数的なバックオフによって抑えられることが可能である。より高度なしきい値技術が、一般化されたしきい値ARIMA(自己回帰和分移動平均)に基づいて使用されることも可能である。通常、ルーティング更新メッセージが送信されるレートは、MRAI(最小経路広告間隔)時間間隔によって制限されることに留意されたい(RFC4271参照)。好ましい実施形態において、提案されるソリューションは、BGP更新メッセージの数を増加させない。そうではなく、提案されるソリューションは、RFC4271において定義される現行の決定処理に基づいて、選択された経路に複合メトリックを追加する。
次に、本発明の一実施形態が、数学的に定義される。グラフG=(V,E)におけるパスPを、各iに関して、k≧i>1、{v,vi−1}∈Eであるように、k>θである、ノードの系列(v,vk−1,...,v)として定義する。それぞれの空でないパスP=(v,vk−1,...,v;D)は、そのパスPの第1のノードvからそのパスPの最後のノードvまで宛先Dに向う方向を有する。BGPルータが、タプル<宛先;{属性}>を受信し、ただし、{属性}は、P=(v,vk−1,...,v;D)などの既存の属性に加えて、提案されるメトリックベクトル[<Rs,BC(l)>,...,<Rs,BC(l)>]を含む。各タプル<Rs,BC(l)>は、ノードvに関するローカルトポロジに依存して、複合Rs−BC(l)メトリックに関して異なる値を伝えることに留意されたい。実際、ノードvに関連するタプルは、<Rs,BC(l)>であり、ただし、各ノードvにおいて、リンクlがノードvに入るが、表記を簡単にするために、<Rs,BC(l)>を使用する。選択処理は、好ましくは、vからvまで再帰的であり、したがって、vからvまでのパス上の各BGPルータvが、タプル<Rs,BC(l)>i−1,...,<Rs,BC(l)>に対して決定基準を使用して(そのルータvのAdj−RIB−inエントリ上で)経路選択を実行して、ボトルネックまたは隣接障害を回避するようにすることが可能である。より詳細には、vが、<Rs,BC(l)>を含む更新メッセージをvに送信し、次に、vが、<Rs,BC(l)>と、vから受信された<Rs,BC(l)>等を含む更新メッセージをvに送信する。
前述のことの例が、図7に示される。この例は、この複合メトリックの組み合わされた用法を示す。ノード1によって選択されたDに向うAS_Pathは、[1,4]であり、ノード2によって選択されたパスは、[2,6]であり、さらにノード3によって選択されたパスは、[3,8]であるものと想定される。Sは、宛先Dに向うAS_Path[3,8]を、その宛先Dに向う他の2つの代替のAS_Path[1,4]およびAS_Path[2,6]に優先して選択することができる。実際、AS_3とAS_1はともに、AS_Path[2,6]の場合には、BGP隣接ノードからの経路の代わりに、異なる3つのBGP隣接ノードから宛先Dに至る経路を受け取る。つまり、Rs=1/3、およびRs=1/3は、Rs=1/1より小さい。このことにより、AS_Path[3,8]およびAS_Path[1,4]が、Sに関する可能な選択肢として残る。しかし、AS_3によって選択される(AS_8に向うAS_3に入るリンクと同一のリンクを共有する)経路の数は、AS_1によって選択される(AS_4に向うAS_1に入るリンクと同一のリンクを共有する)経路の数より少ないので、Sは、AS_Path[3,8]を選択する。つまり、BC([1,4])は、リンク[1,4]を通過するD,...,Dに至るパスS,...,Sのため、BC([3,8])より大きい。
ノードAS_3が、宛先Dに向けてノードAS_3のピア(Sなどの)に更新メッセージを送信する際、この更新メッセージは、宛先Dに関する選択されたAS_Path[3,8]を、<Rs,BC(l)>および<Rs,BC(l)>とともに備える。同様に、ノードAS_1が、宛先Dに向けてノードAS_1のピアに更新メッセージを送信する際、この更新メッセージは、宛先Dに関する選択されたAS_Path[1,4]を、<Rs,BC(l)>および<Rs,BC(l)>とともに備える。この情報に基づいて、次に、ソースS1が、AS_Path[3,8]を選択する。
図5は、本発明の方法の一実施形態を示す。図5の部分Aにおいて、第1のステップ500で、宛先Dに関してパスPと、対応するトポロジ情報[<Rs,BC(l)>]とを含むインバウンド更新メッセージが受信される。第2のステップ501で、Dに関してパスPがAdj−RIB−In510の中に入れられる。対応するトポロジ情報が、決定手段によって使用されるように格納される(後段を参照)。それらのステップは、1<k<nである、パスPを有する宛先Dに関するいくつかの更新メッセージに関して、通常、繰り返される(Adj−RIB−In510の中の結果を参照)。
ルーティング情報処理が、図5の部分Bに示される。第1のステップ502で、1<k<nである、[<Rs,BC(l)>]を使用して宛先Dに関するパスが選択される。第2のステップ503で、Loc−Ribが、選択されたパスで更新され、さらに第3のステップ504で、Adj−RIB−Outが更新される(例えば、図1を参照して説明されるとおり)。次に、Adj−RIB−Out520の中の異なる宛先D、Dなどに関する新たな、または更新されたパスP、Pなどに関するトポロジ情報[<Rs,BC(l)>]a,b,...が計算されるか、または更新される(ステップ505を参照)。最後のステップ506で、それぞれのパスおよびトポロジ情報を有するアウトバウンドメッセージが作成され、さらにピアに送信される。
最後に、図6は、本発明に関係がある部分だけが示されている、本発明によるルータシステムの一実施形態を示す。このルータシステムは、処理する手段210によって更新されるRIB200を使用する。RIB200は、Adj−RIB−In202と、Loc−RIB204と、Adj−RIB−Out207とを備える。処理する手段210は、決定手段211を備え、さらに、通常、インポート−エクスポートポリシー適用手段(図6には示されないが、図1には示される)も備える。決定手段211は、各宛先に関して、Adj−RIB−In202の中のその宛先に関するいくつかのパスから或るパスを選択するように構成される。この決定をするのに、決定手段は、とりわけ、着信する更新メッセージから導き出された情報212、例えば、前段で定義された<Rs,BC(l)>タプル、およびポリシー情報ベース(図示せず)の中に通常、格納されているローカルポリシー情報213を使用する。図1を参照して前述したとおり、次に、選択されたパス214が、処理する手段210によって使用されて、Loc−RIB204、Adj−RIB−Out207が更新され、さらに、通常、ルータの転送部の転送テーブルなどの他のエンティティも更新される。
本発明の原理を特定の実施形態に関連して前段で説明してきたが、この説明は、単に実施例として行われており、添付の特許請求の範囲によって決定される保護の範囲の限定として行われているのではないことを明確に理解されたい。

Claims (15)

  1. ネットワークのノードのルーティング情報ベースを更新する際に使用するための方法であって、前記ルーティング情報ベースが、前記ネットワークにおけるいくつかの宛先ノードの各宛先ノードについていくつかのパスを備えており、
    ルーティング情報を有する更新メッセージが、前記ネットワークにおいて第1のルーティング情報ベースを有する第1のノードから第1のノードのピアに送信され、
    前記更新メッセージが、
    前記いくつかの宛先ノードのうちの第1の宛先ノードのための選択されたパスであって、第1のノードに隣接する次のホップノードを備える選択されたパスと、
    前記第1の宛先に関して利用可能ないくつかのパスから導き出された少なくとも1つのルーティングトポロジ変数であって、選択されたパスにおけるボトルネックに対するリスクに関する測度である少なくとも1つのルーティングトポロジ変数とを備える、方法。
  2. 少なくとも1つのルーティングトポロジ変数が、第1のルーティング情報ベースの中に格納された前記第1の宛先に関して利用可能ないくつかのパスから導き出される、請求項1に記載の方法。
  3. 前記少なくとも1つのルーティングトポロジ変数が、
    前記第1の宛先ノードに関する第1のルーティング情報ベースの中に格納されたいくつかのパスと関係するダイバーシティ変数、および/または
    第1の宛先ノードのための選択されたパスと同一の次のホップノードを有する第1のルーティング情報ベースの中に格納されたいくつかのパスと関係する集中変数とを備える、請求項1または2に記載の方法。
  4. 第1のノードの前記ピアが、ルーティング情報ベースを有する方法であって、
    第1のノードのピアにおいて、第1のノードから受信された少なくとも1つのトポロジ変数を考慮に入れて、前記ピアのルーティング情報ベースの更新を決定することをさらに備える、請求項3に記載の方法。
  5. 第1のノードおよび第1のノードのピアが、BGPルータであり、さらに第1のノードおよび第1のノードのピアのルーティング情報ベースがそれぞれ、
    インバウンド更新メッセージからのルーティング情報を格納する第1の部分(Adj−RIBs−In)と、
    選択されたローカルルーティング情報を格納する第2の部分(Loc−RIB)と、
    アウトバウンド更新メッセージの中に含められるべきルーティング情報を格納する第3の部分(Adj−RIBs−Out)とを備える方法であって、
    第1のノードによって送信される更新メッセージの中に含まれる選択されたパスが、第1の部分の中に格納され、第2の部分および第3の部分が、更新メッセージの中に含まれる少なくとも1つのトポロジ変数を考慮に入れて更新される、請求項1に記載の方法。
  6. ダイバーシティ変数が、前記第1の宛先ノードに関する第1のルーティング情報ベースの第1の部分の中に格納されたいくつかのパスと関係する、請求項3および5に記載の方法。
  7. 集中変数が、宛先ノードのための選択されたパスと同一の次のホップノードを有する第1のルーティング情報ベースの第2の部分の中に格納されたいくつかのパスと関係する、請求項6に記載の方法。
  8. 更新メッセージが、選択されたパスを有するAS_Path属性と、AS_Path属性と合致するベクトルとして符号化されたダイバーシティ変数および集中変数とを備えるBGP更新メッセージである、請求項3に記載の方法。
  9. ネットワークの各ノードが、請求項1に記載の更新メッセージを送信
    各ノードによって送信される更新メッセージが、そのノードのピアから受信された少なくとも1つのトポロジ変数を、前記ピアが前記第1の宛先に関する選択されたパスに存在する場合、さらに備える、請求項1に記載の方法。
  10. 各ノードによって送信される更新メッセージが、選択されたパスに存在するそのノードのピア経由で受信された、選択されたパスに存在する各ノードからの少なくとも1つのトポロジ変数も備える、請求項9に記載の方法。
  11. ネットワークのいくつかの宛先ノードの各宛先ノードについていくつかのパスを備えるルーティング情報ベースを備える、ルータであって、
    ルータに隣接する次のホップを備える、前記いくつかの宛先ノードのうちの第1の宛先ノードのための選択されたパスと、
    前記第1の宛先に関する第1のルーティング情報ベースの中に格納されたいくつかのパスから導き出された少なくとも1つのルーティングトポロジ変数とを備えるルーティング情報を有する更新メッセージを作成するための作成する手段とをさらに備える、ルータ。
  12. 少なくとも1つのルーティングトポロジ変数が、
    第1の宛先ノードに関する第1のルーティング情報ベースの中に格納されたいくつかのパスと関係するダイバーシティ変数、および/または
    第1の宛先ノードのための選択されたパスと同一の次のホップノードを有する第1のルーティング情報ベースの中に格納されたいくつかのパスと関係する集中変数とを備える、請求項11に記載のルータ。
  13. ルーティング情報ベースの中の情報を処理するための処理する手段をさらに備える、ルータであって、
    前記処理する手段が、少なくともルーティングトポロジ変数を考慮に入れて、ルーティング情報ベースの更新を決定するように構成された決定手段を備える、請求項11または12に記載のルータ。
  14. BGPルータであって、
    ルーティング情報ベースが、Loc−RIB部と、Adj−RIB−In部と、Adj−RIB−Out部とを備える、請求項11から13のいずれか一項に記載のルータ。
  15. 少なくともルーティングトポロジ変数を考慮に入れて、ルーティング情報ベースの更新を決定するように構成された決定手段を備える、ルーティング情報ベースの中の情報を処理するための、請求項11から14のいずれか一項に記載のルータにおいて使用するための処理装置
JP2013513659A 2010-06-11 2011-06-07 ルーティング情報ベースの改良された更新のための方法およびルータ Expired - Fee Related JP5588064B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP10305625.5 2010-06-11
EP10305625.5A EP2395711B1 (en) 2010-06-11 2010-06-11 Method and router for improved updating of a routing information base
PCT/EP2011/059364 WO2011154391A1 (en) 2010-06-11 2011-06-07 Method and router for improved updating of a routing information base

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013528337A JP2013528337A (ja) 2013-07-08
JP5588064B2 true JP5588064B2 (ja) 2014-09-10

Family

ID=42664755

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013513659A Expired - Fee Related JP5588064B2 (ja) 2010-06-11 2011-06-07 ルーティング情報ベースの改良された更新のための方法およびルータ

Country Status (6)

Country Link
US (1) US8964565B2 (ja)
EP (1) EP2395711B1 (ja)
JP (1) JP5588064B2 (ja)
KR (1) KR101384400B1 (ja)
CN (1) CN102934401B (ja)
WO (1) WO2011154391A1 (ja)

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102957610B (zh) * 2012-12-03 2016-03-02 杭州华三通信技术有限公司 路由处理方法及路由转发设备
EP2916268A1 (en) * 2014-03-05 2015-09-09 Fujitsu Limited A computer-implemented k-shortest path finding method
US9491092B1 (en) * 2014-09-30 2016-11-08 Juniper Networks, Inc. Apparatus, system, and method for preventing unintentional forwarding reconfiguration in network environments
JP6460893B2 (ja) * 2015-04-15 2019-01-30 エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社 通信経路監視装置、通信システム、障害判定方法、及びプログラム
CN106713162B (zh) * 2015-11-17 2020-01-21 中国移动通信集团公司 统计bgp团体属性或扩展团体属性流量值的方法及装置
CN106131919B (zh) * 2016-07-15 2019-06-11 中国电子科技集团公司第五十四研究所 一种无中心自组织网络拓扑的同步方法
CN108134707B (zh) * 2016-12-01 2021-08-03 华为技术有限公司 一种路由检测的方法、系统及网络设备
CN108574594B (zh) * 2017-03-14 2020-04-03 华为技术有限公司 一种网络业务传输的方法及系统
US20190036842A1 (en) * 2017-07-31 2019-01-31 Cisco Technology, Inc. Traffic steering in fastpath
US20190036814A1 (en) * 2017-07-31 2019-01-31 Cisco Technology, Inc. Traffic steering with path ordering
US10432503B1 (en) * 2017-09-29 2019-10-01 Amazon Technologies, Inc. Distribution of prefixes in a network
EP3756317B1 (en) * 2018-02-20 2023-12-13 Anapaya Systems AG Method, device and computer program product for interfacing communication networks
US11050681B2 (en) * 2019-08-29 2021-06-29 Juniper Networks, Inc. Fast routing convergence for border gateway protocl (BGP) systems including one or more route reflectors (RRs)
US11483210B2 (en) * 2020-10-28 2022-10-25 Nokia Solutions And Networks Oy Interdomain path calculation based on an abstract topology
CN114928569B (zh) * 2022-04-28 2023-06-09 烽火通信科技股份有限公司 一种包含多个必经资源的最短路径实现方法和系统
CN116916405B (zh) * 2023-09-12 2023-12-26 深圳市乐兆电子科技有限公司 一种5g集群路由器路由控制方法、装置及集群路由器

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6392997B1 (en) * 1999-03-16 2002-05-21 Cisco Technology, Inc. Technique for group-based routing update with limited per neighbor/adjacency customization
US6829221B1 (en) * 1999-12-27 2004-12-07 Nortel Networks Limited Border gateway protocol manager and method of managing the selection of communication links
US7035934B1 (en) * 2000-03-23 2006-04-25 Verizon Corporate Services Group Inc. System and method for improving traffic analysis and network modeling
JP3729051B2 (ja) * 2000-10-18 2005-12-21 日本電気株式会社 インタードメインルーティング装置、システムおよび方法
US7706282B2 (en) * 2003-06-25 2010-04-27 Leping Huang Bluetooth personal area network routing protocol optimization using connectivity metric
US7693069B2 (en) * 2003-07-28 2010-04-06 Alcatel-Lucent Usa Inc. Method, apparatus and system for improved inter-domain routing convergence
US7430176B2 (en) * 2005-02-15 2008-09-30 Cisco Technology, Inc. Adaptive timing of update messages transmitted by routers employing the border gateway protocol
JP4083753B2 (ja) * 2005-02-28 2008-04-30 日本電信電話株式会社 経路推移把握装置、経路推移把握方法および経路推移把握プログラム
US8149897B2 (en) * 2006-05-26 2012-04-03 Global Locate, Inc. Method and apparatus for performing signal correlation for signals received from satellites in multiple satellite systems
FR2906094B1 (fr) * 2006-09-19 2010-05-14 Centre Nat Etd Spatiales Procede de reception et recepteur pour un signal de radionavigation module par une forme d'onde d'etalement cboc ou tmboc

Also Published As

Publication number Publication date
EP2395711B1 (en) 2013-10-16
JP2013528337A (ja) 2013-07-08
KR20130045890A (ko) 2013-05-06
US20130121340A1 (en) 2013-05-16
US8964565B2 (en) 2015-02-24
CN102934401B (zh) 2015-09-09
KR101384400B1 (ko) 2014-04-10
WO2011154391A1 (en) 2011-12-15
EP2395711A1 (en) 2011-12-14
CN102934401A (zh) 2013-02-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5588064B2 (ja) ルーティング情報ベースの改良された更新のための方法およびルータ
US7684351B2 (en) Inter-domain optimization trigger in PCE-based environment
US9306831B2 (en) Technique for efficient load balancing of TE-LSPs
US7995461B2 (en) Efficient constrained shortest path first optimization technique
US8825898B2 (en) Technique for optimized routing of data streams on an IP backbone in a computer network
US7522603B2 (en) Technique for efficiently routing IP traffic on CE-CE paths across a provider network
US7814227B2 (en) Computation of a shortest inter-domain TE-LSP across a set of autonomous systems
US7460481B2 (en) Inter-domain TE-LSP with IGP extensions
US7936732B2 (en) Selecting aggregation nodes in a network
US7978708B2 (en) Automatic route tagging of BGP next-hop routes in IGP
US7286479B2 (en) Routing for a communications network
US7903584B2 (en) Technique for dynamically splitting MPLS TE-LSPs
US7986640B2 (en) Technique for efficiently determining acceptable link-based loop free alternates in a computer network
US20060176828A1 (en) Trigger for packing path computation requests
US7787396B1 (en) Automatic ORF-list creation for route partitioning across BGP route reflectors
US7957289B2 (en) Method to reduce IGP routing information
WO2023036087A1 (zh) 路由通告方法、路径建立方法、业务数据的传输方法、自治系统边界路由器
Benmohamed et al. QoS routing in multi-domain networks

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140206

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140304

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140522

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140701

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140724

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5588064

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees