JP5587387B2 - 通報用発信装置 - Google Patents

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本発明は通報用発信装置に係り、特に、四六時中、使用者が身につけていることができる通報用発信装置の短距離通信装置を用いて携帯電話端末を作動させ、緊急・消防通報用電話番号(119)へ発信することを可能とする通報用発信装置に関する。
昨今の日本は、核家族化、少子化も進み、一世帯の家族構成人数が少なくなってきている。そのため、突然に身体の具合が悪くなったり、不慮の怪我を負った場合に、その病人あるいは怪我人が一人で居ることも多く想定され、迅速に他人に助けを求めたり、救急車を呼んだりすることができずに、救助が遅れてしまって重症に至ったり、最悪の場合は孤独死となることもあった。また、高齢化社会を迎えた現代日本においては、一人で生活する高齢者が増加することは必至である。
そこで、近年では主に高齢者を対象とし、生活行動を毎日確認する安否確認システム(特許文献1)や、予め設定された送信先に、安否に関する情報を含むメールを送信することで、安否確認を行う通報システム(特許文献2)も提案されている。
特開2003−36491号公報 特開2011−170734号公報
しかしながら、前掲の安否確認システム(特許文献1)は、対象者の外出/在宅を検出し、在宅の場合は携帯電話の使用/不使用を検出し、不使用の場合は安否を問い合わせ、否回答の場合や非応答の場合に、緊急連絡先に異常発生を通知するという流れで、対象者の生活行動を毎日確認するものであるため、在宅時以外での緊急事態の発生(例えば、対象者が買い物途中で転倒し、怪我をしたような場合)までをも緊急通知することは考慮されていない。
また、前掲の通報システム(特許文献2)は、携帯電話端末を利用して安否に関する情報を含む安否メールを送信することで安否確認を行うものであるので、在宅時以外での緊急事態の発生をも通知することは可能であるが、メール文書の入力や、メールの送り先の設定等を要し、対象者が高齢者である場合には、その設定自体が困難である場合も多い。
さらに、通報システム(特許文献2)においては、メールの受信先としては、個人のメールアドレスを設定することも可能ではある。しかしながら、個人が対象者からの安否メールに四六時中対応可能に待機することは極めて困難であり、安否メールに対し、常に、迅速に対応可能なシステムとするためには、明細書中に記載の警備会社のような、安否メールの受信先との契約が必要であったり、ひいては、該通報システムによるサービスは有料となることが懸念される。
ここで、近年は、携帯電話端末の普及により、救急・消防用の緊急通報も携帯電話端末からの通報が増加している。携帯電話端末からの緊急通報は、通報者の電波を受信した基地局の所在地の消防本部へ繋がることになってはいるが、携帯電話の特性上、携帯電話の発信位置と基地局の位置が数kmも離れることも考えられるため、昨今では、携帯電話のGPS機能を利用して通報者の携帯電話の位置確認を行うことが検討・実施されている。しかしながら、それでもなお、大凡特定できるのは、あくまでもGPS機能を備えた携帯電話端末の位置であり、現場において、改めて、通報者の姿を探さなければならないことに変わりはない。
そこで、本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、自己の携帯電話端末との無線通信可能範囲内にいる限り、室内外を問わずに、1個のスイッチの簡便な操作により、携帯電話端末を利用して119番へ通報・発信させ、事前の緊急通知の登録や契約を必要とせず、最寄りの消防署からの救護を待つことが可能となり、現場においては、周囲の人に対し通報者自身の位置を知らしめることのできる通報用発信装置を提供することを目的とする。
前述した目的を達成するため、本発明の第1の態様の通報用発信装置は、予めペアリングさせたGPS機能を備える携帯電話端末に対し、緊急・消防通報用電話番号へ通話発信するための無線信号を送信する通報用発信装置であって、 防水性素材からなり、手首に巻回して装着可能に形成された装着部本体と、電源、通報スイッチ、短距離通信装置、および、通報スイッチのON操作を判断して前記短距離通信装置の前記無線信号の送信を制御するマイコンを函状の外装に納めた通報ユニットとを有し、前記装着部本体には抜け止め用リブを有する凹部が形成されており、前記外装は前記通報スイッチを操作可能に前記凹部に嵌着され、前記抜け止めリブで凹部内方へ押さえつけられることにより固定されており、前記マイコンは、前記通報スイッチの設定時間以上のON状態を判断した場合に、前記短距離通信装置の前記無線信号の送信を指令することを特徴とする。
このような構成の通報用発信装置によれば、携帯電話端末が近くはあっても手許になかったり、緊急事態で「1」「1」「9」の3つのボタン操作も覚束ない状態であっても、使用者は身体または着衣に装着している通報用発信装置に配設された通報スイッチをON操作するだけで、予めペアリングさせたGPS機能を搭載する携帯電話端末を作動させ、救急・消防の救急要請を発信することができる。よって、通報用発信装置を身につけた使用者(通報者)は、自己の携帯電話端末との無線通信可能範囲内にいる限り、室内外を問わず、また、事前の緊急通知の登録や契約を必要とせずに、最寄りの消防署からの救護を待つことが可能となる。
また、このような構成の通報用発信装置によれば、通報スイッチのON時間を考慮することで、誤通報を防止することができる。
そして、このような構成の通報用発信装置は、手首に装着されることで、緊急事態の発生時にも使用者(通報者)が目視確認しながら操作することができる。また、日常生活中も常に目に触れるので、使用者のつけ忘れも防止できる。そして、手首に装着された通報用アクセサリは、救急事態が発生している使用者を発見した他人の目にも触れやすいので、使用者本人が操作できない状態にあっても、その他人が装身具を操作することにより、最寄りの消防署からの救護を待つことが可能となる。さらに、通報スイッチ、電源、短距離通信手段およびマイコンを通報ユニットの外装により囲繞し、装着部本体の凹部に埋設して被覆することで衝撃や水気から保護することができる。
また、本発明の第2の態様に係る通報用発信装置は、前記通報スイッチのON操作により非常音を発生させる音発生装置、および/または、前記通報スイッチのON操作によりLED光源を点滅あるいは点灯させる光発生装置を備えることを特徴とする。
のような構成の通報用発信装置によれば、スイッチ操作後は、通報用発信装置を身につけた通報者の周囲にいる人や、救急通報を受けて大凡特定された通報者の携帯電話の位置へ救護に向かった救急隊員が、非常音および/またはLED光源を頼りに、通報者自身の居場所を迅速に特定することが可能となる。
特に、万が一、携帯電話端末の不具合等により、緊急・消防通報用電話番号(119)へ通話発信ができないような場合であっても、前記音発生装置や光発生装置を作動させることができるので、周囲にいる人たちに、緊急事態の発生と、通報者自身の居場所を知らせることができる。
また、本発明の第3の態様に係る通報用発信装置は、電源として、ソーラセルと、前記ソーラセルにて発電された電力を蓄える二次電池とを有することを特徴とする。
このような構成の通報用アクセサリによれば、ソーラセルから回路を経由して電力を二次電池に充電させることで電源を確保することができるため、通報用アクセサリの電池切れ等で通報装置が作動しないような、絶対に回避すべき不具合の発生をなくすることができる。
このように、本発明によれば、自己の携帯電話端末との無線通信可能範囲内にいる限り、室内外を問わずに、自己の携帯電話端末を用いて救急要請を発信することができ、操作性並びに使用感が良好で、耐久性に富み、安価である通報用発信装置を提供することができる。
本発明の通報用発信装置を用いた通報システムの全体図 本発明の通報用発信装置の一実施形態の上面側を示す斜視図 本発明の通報用発信装置の一実施形態の背面側を示す斜視図 本発明の通報用発信装置の一実施形態における通報ユニットのブロック図 本発明の通報用発信装置の別の実施形態を示す斜視図 本発明の通報用発信装置の別の実施形態における通報ユニットのブロック図 本発明の通報用発信装置のさらに別の実施形態を示す側面図
本発明を図面に示す実施形態により説明する。図1乃至図4は本発明の一実施形態を示す。
図1は、本実施形態の通報用発信装置を用いた通報システムの全体概略図であり、当該通報システムにおける通報装置1は、通報用発信装置2と携帯電話端末30とから構成される。
通報用発信装置2は、図4に示すように、少なくとも通報スイッチ3と、前記通報スイッチ3のON操作により緊急・消防通報用電話番号(119)へ通話発信するための無線信号を送信する短距離通信装置4とを備え、使用者が身体に着脱自在に形成されている。
図2は、通報用発信装置2の一例を示す図であり、通報用発信装置2は、該通報装置1の使用者が四六時中、身につけていることができるように耐水性(防水性)に富んだ素材により、軽量に、手首に巻回して装着可能に形成された装着部本体5を有している。装着部本体5は、例えば、全体形状として、図2に示すように、一端側に穿孔されたピン孔5aに、他端側に形成されたピン5bを嵌着させるスナップボタンにより環状にして手首に装着されるベルトの様に形成してもよいし、尾錠により環状にして手首に装着されるベルトの様に形成してもよい。また、予め環状に形成された伸縮性を備える素材により無端状のブレスレットの様に形成してもよい。装着部本体5を構成する素材としては、例えば、クロロプレンゴム、シリコンゴム、ナイロン(スーパーポリアミドも含む)、ポリウレタン等を例示することができる。本実施形態においては、適当な可撓性を付与することができ、耐水性に優れたクロロプレンゴムを用いる。
そして、通報用発信装置2には、図4に示すように、通報スイッチ3、電源6としての小型のコイン型のリチウム電池、短距離通信装置4としてのBluetooth(登録商標)チップ、通報スイッチ3のON操作を判断して短距離通信装置4により緊急・消防通報用電話番号へ発信するための無線信号を送信するマイコン7が配設されている。
通報スイッチ3は、アナログ式またはデジタル式の押しボタンスイッチ、スライドスイッチ、レバースイッチ、プルチェーンスイッチなど各種のスイッチを適用可能であるが、小型かつ廉価で操作が簡便なスイッチが望ましい。本実施形態においては、押しボタンスイッチを採用する。
電源6としてのリチウム電池は軽量で、自己放電が少なく、長寿命である点で好適である。短距離通信装置4としてはBluetoothチップに限らず、携帯電話端末30との間で無線信号が送受信可能であればよい。但し、Bluetoothによる無線通信技術は、免許の不要な2.45GHz帯の電波を利用するものであり、送受信用のチップは小型であり、消費電力が少なく、通信距離は数10m程度であり、障害物があっても利用可能であるという特長を有するため、現在においては、本発明に最適な短距離無線通信技術である。
マイコン7は、通報スイッチ3のON状態を判断する判断部8と、携帯電話端末30に対して緊急通報の発信を行うための情報(通報先を「119」番とすることなど)を保管するメモリ9とを備え、短距離通信装置4等の装置に対し駆動に関する指令を発信する。さらに、本実施形態においては、判断部8は、計時部11を備え、通報スイッチ(押しボタンスイッチ)3のいわゆる長押し(設定時間以上のスイッチON状態)を判断したら、短距離通信装置4に対し前記情報を無線信号として送信する指令を発信するように形成されている。このように、判断部8により、通報スイッチ3のON状態を判断することで誤通報を防止することができる。
ここで、図2に示す通報用発信手段2の装着部本体5には、図3および図4に示すように、ベルト様に形成された装着部本体5の長手方向中央部における厚さ方向中央裏面に凹部12が形成され、その縁部には抜け止め用リブ13が形成されている。そして、凹部12には、防水性、絶縁性の高い素材からなる函状の外装14内に、通報スイッチ3、電源6としてのリチウム電池、短距離通信装置4としてのBluetoothチップおよびマイコン7を接続させて具備した通報ユニット15が、装着部本体5の表面から通報スイッチ3の操作部3aを操作可能に嵌着され、抜け止め用リブ13によって背面側から押さえつけられることで固定されている。本実施形態において、前記外装14は、耐水性、剛性に優れるプラスティックにより形成する。これにより、通報スイッチ3、電源6、短距離通信装置4およびマイコン7は、通報ユニット15の外装14により囲繞され、装着部本体5(抜け止め用リブ13を含む)の凹部に埋設され、被覆されることで、極めて簡単な構成で衝撃や水気から保護されている。
ここで、通報スイッチ3としての押しボタンスイッチは、その操作部3aの上面を函状の外装14内に上方に位置させ、通報スイッチ3をON操作する際には外装14内において操作部3aである押しボタンを必要ストローク分だけ押し込むように配設すると、日常において通報スイッチ3の操作部3aが外装14に保護されることとなり、誤って操作部がON状態となるような誤動作を防止することができる点でより望ましい。また、その場合、操作部3aとなる押しボタンを装着部本体5の素材を介して押し込むこととなるので、押しボタンの位置と対応する装着部本体5の表面(図2に星印で示す位置)には、操作部3aとなる押しボタンの位置を示す装飾等が施されていることが望ましい。
また、携帯電話端末30は、GPS機能、Bluetooth機能を備え、通報用発信装置2から、短距離通信装置4により、緊急通報の発信を行うための無線信号を受信したことを契機に、緊急・消防通報用電話番号(119番)へ通話発信するようにプログラムされている。
次に、本実施形態の通報装置1の作用について、再び、図1を参照して説明する。
まず、通報用発信装置2と携帯電話端末30は、短距離通信手段であるbluetoothを利用して通信可能に予め設定しておく。当該通報装置1の使用者は、通報用アクセサリ2を常に手首に装着し、日常生活を過ごす。本実施形態の通報用発信装置2は、装着部本体5を構成する素材として前述の様に耐水性(防水性)、伸縮性を有し、軽量なものを使用することにより、日常的な装着も身体的な負担とならない。また、携帯電話端末30は、常に携帯しないまでも、Bluetoothによる通信可能な範囲に所持または配置しておく。
この状態において、使用者に体調不良等、救急を要請したい事態が生じた場合、使用者は手首に装着している通報用発信装置2の操作部3aをON操作する。
マイコン7は、判断部8において、計時部11により通報スイッチ3の操作時間を計時し、予め設定した時間(例えば3秒)以上のスイッチON状態を判断したら、メモリ9に保管している緊急通報の発信を行うための情報を無線信号として送信する指令を発信し、短距離通信装置は、携帯電話端末30に対し前記情報を無線信号として送信する。
携帯電話端末30においては、通報用発信装置2からBluetoothによって送信された前記情報に従い、緊急・消防通報用電話番号へ通話発信する。
通報を受けた消防庁は、通報者との会話や情報確認が成立しないまでも、携帯電話端末30のGPS機能と、通信基地局による位置検索を利用し、通報者の大まかな位置特定が可能であるので、救急に対応し、出動することができる。
このように、本実施形態の通報装置1によれば、携帯電話端末30が近くはあっても手許になかったり、緊急事態で「1」「1」「9」の3つのボタン操作も覚束ない状態であっても、使用者は身に付けている通報用発信装置2に配設された通報スイッチ3をON操作するだけで、救急・消防の救急要請を発信することができる。よって、通報装置1の通報用発信装置2を身につけた使用者(通報者)は、自己の携帯電話端末30との無線通信可能範囲内にいる限り、室内外を問わず、また、事前の緊急通知の登録や契約を必要とせずに、最寄りの消防署からの救護を待つことが可能となりる。よって、近年、増加している「孤独死」をも防ぐことが可能となる。また、本実施形態の通報用発信装置2は、手首に装着されることで、緊急事態の発生時にも使用者(通報者)が目視確認しながら操作することができる。また、日常生活中も常に目に触れるので、使用者のつけ忘れも防止できる。
次に、図5および図6により、本発明の別の実施形態を説明する。本実施形態の通報装置1の通報用発信装置2においては、通報スイッチ3のON操作により、非常事態が生じていることを示す非常音(電子音)を発生させる音発生装置16を備えている。例えば、音発生装置16として、通報ユニット15内に、音声やブザー音等を発生させることができる震動アクチュエータを配設する。
この場合、マイコン7は、判断部8において、通報スイッチ3のON状態を判断したら、すぐに、音発生装置16としての震動アクチュエータを起動させる。これにより、周囲に人が居る場合には、その人たちに、緊急状態にある人が側にいることを知らせることもできるし、携帯電話端末30の通話機能により、震動アクチュエータが発生させる非常音を以て、通報を受けた消防庁に救急を要請していることの確からしさを伝えることができる。また、救護に向かった救急隊員らが、非常音を頼りに、通報者自身の居場所を迅速に特定することができる。
同様に、本実施形態の通報装置1の通報用発信装置2においては、通報スイッチ3のON操作により、LED光源17aを点滅あるいは点灯させる光発生装置17を備えている。
この場合、LED光源17aは、装着部本体5の表面に露出させるように配設する。マイコン7は、判断部8において、通報スイッチ3のON状態を判断したら、すぐに、LED光源17aを起動させる。これにより、周囲が暗いような場合であっても、救護に向かった救急隊員らが、LED光源17aの点滅あるいは点灯する光を探すことで、通報者自身の居場所を迅速に特定することができる。
さらには、本実施形態の通報装置1の通報用発信装置2の電源6として、小型のコイン型のリチウム電池に代え、ソーラセル18と、前記ソーラセル18にて発電された電力を蓄える二次電池とを備えてもよい。
この場合、ソーラセル18は装着部本体5の表面に配設し、前記小型のコイン型のリチウム電池に代えて函状の外装14内に収められた二次電池と電気的に接続させる。これにより、ソーラセル18によって発電した電力を二次電池に充電させ、電源を確保することができる。手首に装着した通報用発信装置2は、日常生活において、太陽光や蛍光灯の光の下にさらしやすく、充電が簡単且つ確実に行える。
さらに説明すると、図5に示すように、上部が開放する函状に形成した外装14に、その開放された上部の、通報スイッチ3の操作部と緩衝しない位置の少なくとも一部を覆う天板14aを設け、該天板14aにLED光源17aとソーラセル18を形成するとともに、装着部本体5の表面に開口の窓部19を形成し、該窓部19から前記天板14aに形成されたLED光源17aとソーラセル18を露出させるようにして、前記音発生装置16、光発生装置17、電源6を構成する二次電池をさらに備えた通報ユニット15を装着部本体5の凹部12に嵌着させ、抜け止め用リブ13で背面側から押さえつけるようにして固定させている。
なお、本発明は、前述した実施の形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
例えば、前述の本実施形態においては、通報用発信装置2は、装着部本体5に対し、スイッチ操作を可能としつつも通報ユニット15が埋設された構成としたが、図7のように、腕時計のバンド状の装着部本体5に、通報スイッチ3、電源6、短距離通信装置4およびマイコン7を接続させて具備したケース体20が外付けされる構成であってもよい。さらには、通報用発信装置2は、ケース体20をペンダントヘッドとし、チェーン等を用いて首から提げるように構成されたペンダントや、ケース本体20に安全ピンを固着させ、衣服に留めるように構成されたブローチであってもよい。またさらに、通報ユニット15やケース体20を介さずに、直接、装着部本体5に通報スイッチ3、電源6、短距離通信装置4、マイコン7等を配設してもよい。
また、本実施形態においては、通報スイッチ3として押しボタンスイッチを用い、該スイッチ全体を装着部本体5内に埋設・収納しているが、耐水性等に問題がない限り、通報スイッチ3の操作部は装着部本体5の表面に露出する構成であってもよい。
さらに、図5および図6に示す本発明の別の実施形態の通報用発信装置2においては、音発生装置、光発生装置並びにソーラセルを含む電源を、先の実施形態の通報用発信装置2に追加して配設しているが、先の実施形態の通報用発信装置2に配設する追加の機能(構成)としては、必ずしもこれらの音発生装置、光発生装置並びにソーラセルを含む電源のすべてを備える必要はなく、いずれか1つ、あるいは2つであってもよい。
1 通報装置
通報用発信装置
3 通報スイッチ
4 短距離通信装置
5 装着部本体
6 電源
7 マイコン
8 判断部
9 メモリ
10 送信回路
11 計時部
12 凹部
13 抜け止め用リブ
14 外装
15 通報ユニット
16 音発生装置
17 光発生装置
17a LED光源
18 ソーラセル
19 窓部
20 ケース体
30 携帯電話端末

Claims (3)

  1. 予めペアリングさせたGPS機能を備える携帯電話端末に対し、緊急・消防通報用電話番号へ通話発信するための無線信号を送信する通報用発信装置であって、
    防水性素材からなり、手首に巻回して装着可能に形成された装着部本体と、
    電源、通報スイッチ、短距離通信装置、および、前記通報スイッチのON操作を判断して前記短距離通信装置の前記無線信号の送信を制御するマイコンを函状の外装に納めた通報ユニットとを有し、
    前記装着部本体には抜け止め用リブを有する凹部が形成されており、
    前記外装は前記通報スイッチを操作可能に前記凹部に嵌着され、前記抜け止めリブで凹部内方へ押さえつけられることにより固定されており、
    前記マイコンは、前記通報スイッチの設定時間以上のON状態を判断した場合に、前記短距離通信装置の前記無線信号の送信を指令することを特徴とする通報用発信装置。
  2. 前記通報スイッチのON操作により非常音を発生させる音発生装置、および/または、前記通報スイッチのON操作によりLED光源を点滅あるいは点灯させる光発生装置を備えることを特徴とする請求項1に記載の通報用発信装置
  3. 前記電源として、ソーラセルと、前記ソーラセルにて発電された電力を蓄える二次電池とを有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の通報用発信装置
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