決算業務促進システムの一例を示す概略構成図である図1や決算業務促進システムの他の一例を示す概略構成図である図2等の添付の図面を参照し、本発明にかかる決算業務促進システムの詳細を説明すると、以下のとおりである。この決算業務促進システム10A,10Bは、管理用コンピュータ11と複数の業務用コンピュータ12〜16とデータベース17とから形成され、企業会計または官庁会計の決算における決算業務の適正な進行を促進する。
図1のシステム10Aでは、それらコンピュータ11〜13とデータベース17とによってローカルエリアネットワーク(有線LANまたは無線LAN)が構築されている。図2のシステム10Bでは、それらコンピュータ11〜16やデータベース17がセグメント単位の複数のローカルエリアネットワークを構築し、それらネットワークがインターネット18を介して互いに接続される。ネットワークには、それらコンピュータ11〜16やデータベース17の他に、ハブ19とサーバ20とが設置されている。
管理用コンピュータ11は、決算における決算業務を監視する管理者が管理、使用し、業務用コンピュータ12〜16は、管理用コンピュータ11の管理下に置かれ、決算業務を担当する複数の担当者が管理、使用する。データベース17には、各種複数のファイルやアドレスが作られている。データベース17は、それらファイルやアドレスに決算業務に関する各種データを格納し、それらコンピュータ11〜16にそれらデータを提供する。データベース17は、各コンピュータ11〜16からのデータ転送指令に基づいて各種データをコンピュータ11〜16に転送し、コンピュータ11〜16からのデータ格納指令に基づいて各種データを格納する。
サーバ20は、ホスト名とそのホスト名に割り当てるIPアドレスとの対応付けを設定するDNSサーバ機能、ホームページを公開するために必要なWebサーバ機能、他のコンピュータや他のサーバからの要求を受け付けて各種情報を読み書きする機能を提供するデータベースサーバ機能、電子メールの送受信用のメールサーバ機能、作成された文章や画像等のデータをすべて保存してそれらのデータを検索可能にするドキュメントサーバ機能等を有する。
ローカルエリアネットワークは、企業の1つの社屋内や官庁の1つの庁舎内に構築される場合、または、各所に建設された企業の複数の社屋どうしの間や各所に建設された官庁の複数の庁舎どうしの間に構築される場合がある。なお、図1では、ネットワークにおいて1つの管理用コンピュータ11と2つの業務用コンピュータ12,13とを図示しているが、コンピュータの個数に特に限定はなく、2つ以上の管理用コンピュータと3つ以上の業務用コンピュータとからネットワークが構築されていてもよい。また、図2では、2つのネットワークを図示しているが、ネットワークの数に特に限定はなく、3つ以上のネットワークがインターネット18を介して接続される態様であってもよい。
管理用コンピュータ11およびそれら業務用コンピュータ12〜16は、中央処理部(CPUまたはMPU)とメモリ(記憶部)とを有し、大容量ハードディスクを内蔵している。それらコンピュータ11〜16やデータベース17は、インターフェイス(有線または無線)を介してハブ19に接続されている。図1,2ではデータベース17がそれらコンピュータ11〜16とは別に設置されているが、管理用コンピュータ11のハードディスクにデータベース17が設定される場合もある。
管理用コンピュータ11や業務用コンピュータ12〜16には、プライベートIPアドレスやMACアドレスが設定されており、それらアドレス情報に基づいて各コンピュータ11〜16を個別に特定することができる。管理用コンピュータ11や業務用コンピュータ12〜16には、通信ポートが内蔵され、キーボード21やマウス22等の入力装置、ディスプレイ23,24やプリンタ(図示せず)等の出力装置がインターフェイスを介して接続されている。管理用コンピュータ11や業務用コンピュータ12〜16は、サーバ20を介してインターネット18に接続可能であり、ネットワーク間において決算業務に関する各種データを送受信可能である。ネットワーク内では、管理用コンピュータ11や業務用コンピュータ12〜16どうしで決算業務に関する各種データを送受信可能である。
管理用コンピュータ11や業務用コンピュータ12〜16のメモリには、決算業務促進アプリケーションが格納されている。決算業務促進アプリケーションは、それを記憶したCD−ROM等の光ディスク(記憶媒体)からコンピュータ11〜16のメモリにインストールされる。なお、記憶媒体には、光ディスクの他に半導体メモリや磁気ディスクを使用することもできる。管理用コンピュータ11や業務用コンピュータ12〜16の中央処理部は、オペレーティングシステムによる制御に基づいて、メモリに格納された決算業務促進アプリケーションを起動し、そのアプリケーションに従って以下の各手段を実行する。
管理用コンピュータ11の中央処理部は、決算業務の手続期間に処理を要する各種複数の主要手続(主要手続の手続名)に所定の主要手続識別子を設定し、それら主要手続をデータベース17の主要手続ファイルに格納する主要手続格納手段を実行する。それら主要手続は、主要手続識別子によって特定される。コンピュータ11の中央処理部は、それら主要手続を担当する担当者データを各主要手続毎(各主要手続の手続名毎)に区分した状態(主要手続を特定する主要手続識別子と担当者データを特定する担当者ID番号(担当者識別子)とを関連付けた状態)でデータベース17の主要手続ファイルに格納する手続担当者格納手段を実行する。それら担当者データは、担当者ID番号によって特定される。担当者識別子には、担当者ID番号の他に、担当者の暗証番号やその他の識別符号を利用することもできる。
コンピュータ11の中央処理部は、それら主要手続の手続完了予定期日を各主要手続毎(各主要手続の手続名毎)に区分した状態(主要手続を特定する主要手続識別子に関連付けた状態)でデータベース17の主要手続ファイルに格納する手続完了予定期日格納手段を実行する。コンピュータ11の中央処理部は、主要手続の処理に要する主要手続見込時間を各主要手続毎(各主要手続の手続名毎)に区分した状態(主要手続を特定する主要手続識別子に関連付けた状態)でデータベース17の主要手続ファイルに格納する手続処理見込時間格納手段を実行する。コンピュータ11〜16の中央処理部は、それら主要手続の手続進捗データを各主要手続毎(各主要手続の手続名毎)に区分した状態(主要手続を特定する主要手続識別子に関連付けた状態)でデータベース17の主要手続ファイルに格納する手続進捗データ格納手段を実行する。
コンピュータ11の中央処理部は、主要手続を処理する際に必要な資料データを各主要手続毎(各主要手続の手続名毎)に区分した状態(主要手続を特定する主要手続識別子に関連付けた状態)でデータベース17の主要手続ファイルに格納する資料データ格納手段を実行し、主要手続によって作成される成果物を各主要手続毎(各主要手続の手続名毎)に区分した状態(主要手続を特定する主要手続識別子に関連付けた状態)でデータベース17の主要手続ファイルに格納する成果物格納手段を実行する。
コンピュータ11の中央処理部は、主要手続によって計上される仕訳タイプを各主要手続毎(各主要手続の手続名毎)に区分した状態(主要手続を特定する主要手続識別子に関連付けた状態)でデータベース17の主要手続ファイルに格納する仕訳タイプ格納手段を実行する。コンピュータ11〜16の中央処理部は、主要手続の処理に要した手続処理実測時間を計測し、その手続処理実測時間を各主要手続毎(各主要手続の手続名毎)に区分した状態(主要手続を特定する主要手続識別子に関連付けた状態)でデータベース17の主要手続ファイルに格納する手続処理実測時間格納手段を実行する。
コンピュータ11の中央処理部は、各種複数の主要手続の処理に必要な少なくとも1つの作業項目をその処理順に番号付けた状態で各主要手続毎(各主要手続の手続名毎)に区分(各主要手続を特定する主要手続識別子に関連付けるとともに、各作業項目を特定する作業項目識別子に関連付けた状態)してデータベース17の各作業項目ファイルに格納する作業項目格納手段を実行する。それら作業項目は、主要手続識別子と作業項目識別子とによって特定される。コンピュータ11の中央処理部は、それら作業項目を担当する担当者データを各作業項目毎に区分した状態(各主要手続を特定する主要手続識別子と各作業項目を特定する作業項目識別子と各担当者データを特定する担当者ID番号(担当者識別子)とを関連付けた状態)でデータベース17の各作業項目ファイルに格納する作業担当者格納手段を実行する。
コンピュータ11の中央処理部は、作業項目の作業完了予定期日を各作業項目毎に区分した状態(主要手続識別子と作業項目識別子とに関連付けた状態)でデータベース17の作業項目ファイルに格納する作業完了予定期日格納手段を実行する。コンピュータ11の中央処理部は、作業項目の処理に要する作業処理見込時間を各作業項目毎に区分した状態(主要手続識別子と作業項目識別子とに関連付けた状態)でデータベース17の作業項目ファイルに格納する作業処理見込時間格納手段を実行する。コンピュータ11〜16の中央処理部は、それら作業項目の作業進捗データを各作業項目毎に区分した状態(主要手続識別子と作業項目識別子とに関連付けた状態)でデータベース17の作業項目ファイルに格納する作業進捗データ格納手段を実行する。
コンピュータ11の中央処理部は、作業項目を処理する際に必要な作業確認事項が存在する場合、その作業確認事項を各作業項目毎に区分した状態(主要手続識別子と作業項目識別子とに関連付けた状態)でデータベース17の作業項目ファイルの作業確認事項アドレスに格納する作業確認事項格納手段を実行する。コンピュータ11〜16の中央処理部は、作業確認事項の実施の有無を判断し、実施有無情報を各作業項目毎に区分した状態(主要手続識別子と作業項目識別子とに関連付けた状態)でデータベース17の作業項目ファイルの作業確認事項アドレスに格納する実施有無情報格納手段を実行する。
コンピュータ11〜16の中央処理部は、それら作業項目に対応しつつ作業項目の処理に必要な場合にのみ記載される各種複数の作業伝達事項を各作業項目毎に区分した状態(主要手続識別子と作業項目識別子とに関連付けた状態)でデータベース17の作業項目ファイルの作業伝達事項アドレスに格納する作業伝達事項格納手段を実行する。コンピュータ11〜16の中央処理部は、作業伝達事項のランク付けされた重要度を各作業伝達事項毎に区分した状態(主要手続識別子と作業項目識別子とに関連付けた状態)でデータベース17の作業項目ファイルの作業伝達事項アドレスに格納する作業伝達事項重要度格納手段を実行する。伝達事項には、それら作業項目の処理に必要な注意事項、それら作業項目の処理に必要な質問事項、それら作業項目の処理に必要な要望事項、それら伝達事項の記入者、それら伝達事項の記入日が含まれ、質問事項に対する回答事項、それら回答事項の回答者、それら回答事項の回答日が含まれる。伝達事項が質問事項である場合、その伝達事項を質問事項と判断するためのアドレス情報(質問事項識別子)が設定される。
コンピュータ11〜16の中央処理部は、質問事項に対する回答事項の有無を判断し、その回答事項を各伝達事項毎に区分した状態(主要手続識別子と作業項目識別子と質問事項のアドレス情報とに関連付けた状態)でデータベース17の作業項目ファイルの作業伝達事項アドレスに格納する回答事項格納手段を実行する。コンピュータ11〜16の中央処理部は、作業項目の処理に要した作業処理実測時間を計測し、その作業処理実測時間を各作業項目毎に区分した状態(主要手続識別子と作業項目識別子とに関連付けた状態)でデータベース17の作業項目ファイルに格納する作業処理実測時間格納手段を実行する。
コンピュータ11の中央処理部は、それら作業項目を処理する際にリスクがある場合、そのリスクを各作業項目毎に区分した状態で(主要手続識別子とリスクを伴う作業項目を特定する作業項目識別子とに関連付けた状態)でデータベース17の作業項目ファイルのリスクアドレスに格納するリスク格納手段を実行し、それら作業項目に適用すべきアサーションがある場合、そのアサーションを各作業項目毎に区分した状態で(主要手続識別子とリスクを伴う作業項目の作業項目識別子とに関連付けた状態)でデータベース17の作業項目ファイルのリスクアドレスに格納するアサーション格納手段を実行する。
コンピュータ11の中央処理部は、リスクを伴う作業項目のリスク作業内容を各作業項目毎に区分した状態(主要手続識別子とリスクを伴う作業項目の作業項目識別子とに関連付けた状態)でデータベース17の作業項目ファイルのリスクアドレスに格納するリスク作業内容格納手段を実行し、リスクを伴う作業項目の完了予定期日を各作業項目毎に区分した状態(主要手続識別子とリスクを伴う作業項目の作業項目識別子とに関連付けた状態)でデータベース17の作業項目ファイルのリスクアドレスに格納するリスク作業完了予定期日格納手段を実行する。コンピュータ11〜16の中央処理部は、リスクを伴う作業項目のリスク作業進捗データを各作業項目毎に区分した状態(主要手続識別子とリスクを伴う作業項目の作業項目識別子とに関連付けた状態)でデータベース17の作業項目ファイルのリスクアドレスに格納するリスク作業進捗データ格納手段を実行する。
コンピュータ11の中央処理部は、リスクを伴う作業項目に対してそのリスクをコントロールする管理作業項目を各作業項目毎に関連付けた状態(主要手続識別子とリスクを伴う作業項目の作業項目識別子とに関連付けた状態)でデータベース17の作業項目ファイルのリスクアドレスに格納するリスク管理作業項目格納手段を実行し、管理作業項目の管理作業内容を各作業項目毎に区分した状態(主要手続識別子とリスクを伴う作業項目の作業項目識別子とに関連付けた状態)でデータベース17の作業項目ファイルのリスクアドレスに格納するリスク管理作業内容格納手段を実行する。
コンピュータ11の中央処理部は、リスクを伴う作業項目を処理する際に必要なリスク作業確認事項が存在する場合、そのリスク作業確認事項を各作業項目毎に区分した状態(主要手続識別子とリスクを伴う作業項目の作業項目識別子とに関連付けた状態)でデータベース17の作業項目ファイルの作業確認事項アドレスに格納するリスク作業確認事項格納手段を実行する。コンピュータ11〜16の中央処理部は、リスク作業確認事項の実施の有無を判断し、その実施有無情報を各作業項目毎に区分した状態(主要手続識別子とリスクを伴う作業項目の作業項目識別子とに関連付けた状態)でデータベース17の作業項目ファイルの作業確認事項アドレスに格納する実施有無情報格納手段を実行する。
コンピュータ11〜16の中央処理部は、リスクを伴う各作業項目の処理に必要な場合にのみ記載される各種複数のリスク作業伝達事項を各作業項目毎に区分した状態(主要手続識別子とリスクを伴う作業項目の作業項目識別子とに関連付けた状態)でデータベース17の作業項目ファイルの作業伝達事項アドレスに格納するリスク作業伝達事項格納手段を実行する。リスク作業伝達事項には、リスクを伴う作業項目の処理に必要な注意事項、リスクを伴う作業項目の処理に必要な質問事項、リスクを伴う作業項目の処理に必要な要望事項、それら伝達事項の記入者、それら伝達事項の記入日が含まれ、質問事項に対する回答事項、それら回答事項の回答者、それら回答事項の回答日が含まれる。リスク作業伝達事項が質問事項である場合、リスク作業伝達事項を質問事項と判断するためのアドレス情報(識別子)が設定される。
コンピュータ11〜16の中央処理部は、リスク作業伝達事項のランク付けされた重要度を各リスク作業伝達事項毎に区分した状態(主要手続識別子とリスクを伴う作業項目の作業項目識別子とに関連付けた状態)でデータベース17の作業項目ファイルの作業伝達事項アドレスに格納するリスク作業伝達事項重要度格納手段を実行し、質問事項に対する回答事項の有無を判断し、その回答事項を各伝達事項毎に区分した状態(主要手続識別子とリスクを伴う作業項目の作業項目識別子と質問事項のアドレス情報とに関連付けた状態)でデータベース17の作業項目ファイルの作業伝達事項アドレスに格納するリスク作業回答事項格納手段を実行する。
管理用コンピュータ11および業務用コンピュータ12〜16の中央処理部は、主要手続識別子に基づいて、決算業務の手続期間に処理を要する各種複数の主要手続をデータベース17から受け取り、その主要手続をディスプレイ23,24やプリンタ等の出力装置を介して出力する主要手続出力手段を実行し、主要手続識別子と担当者ID番号(担当者識別子)とに基づいて、それら主要手続を担当する担当者データをデータベース17から受け取り、担当者データを各主要手続毎に出力装置を介して出力する手続担当者出力手段を実行する。
コンピュータ11〜16の中央処理部は、主要手続識別子に基づいて、それら主要手続の完了予定期日をデータベース17から受け取り、完了予定期日を各主要手続毎に出力装置を介して出力する手続完了予定期日出力手段を実行し、主要手続識別子に基づいて、主要手続の処理に要する処理見込時間をデータベース17から受け取り、処理見込時間を各主要手続毎に出力装置を介して出力する手続処理見込時間出力手段を実行する。
コンピュータ11〜16の中央処理部は、主要手続識別子に基づいて、主要手続の処理に必要な資料データをデータベース17から受け取り、その資料データを各主要手続毎に出力装置を介して出力する資料データ出力手段を実行し、主要手続識別子に基づいて、主要手続によって作成される成果物をデータベース17から受け取り、その成果物を各主要手続毎に出力装置を介して出力する成果物出力手段を実行する。さらに、主要手続識別子に基づいて、主要手続によって計上される仕訳タイプをデータベース17から受け取り、その仕訳タイプを各主要手続毎に出力装置を介して出力する仕訳タイプ出力手段を実行する。
コンピュータ11〜16の中央処理部は、主要手続識別子に基づいて、それら主要手続の手続進捗データをデータベース17から受け取り、手続進捗データを各主要手続毎に出力装置を介して出力する手続進捗データ出力手段を実行し、主要手続識別子に基づいて、主要手続の処理に要した処理実測時間をデータベース17から受け取り、処理実測時間を各主要手続毎に出力装置を介して出力する手続処理実測時間出力手段を実行する。なお、業務用コンピュータ12〜16には、担当者識別子によって特定される担当者データに対応する主要手続のみが出力され、担当者識別子によって特定される担当者データに対応する主要手続のみの手続進捗データが出力される。
手続進捗データ出力手段では、主要手続の手続完了予定期日を参照しつつ、その主要手続の開始情報が手続完了予定期日を越えても入力されない場合、その主要手続に遅延情報を設定するとともに、その主要手続の遅延メッセージを出力する。手続進捗データ出力手段では、自己が担当する主要手続を遅延している担当者に対してその主要手続の遅延メッセージを出力するのみならず、主要手続を遅延している担当者の後に後続の主要手続を担当する直近の担当者に対し、主要手続を遅延している担当者のその主要手続の遅延メッセージを出力する。
手続進捗データ出力手段では、主要手続の手続完了予定期日を参照しつつ、その主要手続の完了情報が手続完了予定期日までに入力された場合、その主要手続に完了情報を設定するとともに、その主要手続の完了メッセージを出力する。手続進捗データ出力手段では、主要手続の手続完了予定期日を参照しつつ、その主要手続の完了情報が完了予定期日を越えて入力された場合、その主要手続に遅延完了情報を設定するとともに、その主要手続の遅延完了メッセージを出力する
手続進捗データ出力手段では、主要手続の手続完了予定期日を参照しつつ、その主要手続の開始情報が手続完了予定期日までに入力されない場合、その主要手続に未着手情報を設定するとともに、その主要手続の未着手メッセージを出力する。手続進捗データ出力手段では、主要手続の手続完了予定期日を参照しつつ、その主要手続の開始情報が手続完了予定期日までに入力された場合、その主要手続に作業中情報を設定するとともに、その主要手続の作業中メッセージを出力する。さらに、主要手続の手続完了予定期日を参照しつつ、その主要手続の開始情報が完了予定期日までに入力され、かつ、その主要手続の完了情報が完了予定期日を越えても入力されない場合、その主要手続に遅延作業中を設定するとともに、その主要手続の遅延作業中メッセージを出力する。
手続進捗データ出力手段では、自己が担当する主要手続を未着手または遅延作業中の担当者に対してその主要手続の未着手メッセージまたは遅延作業中メッセージを出力するのみならず、主要手続を未着手または遅延作業中の担当者の後に後続の主要手続を担当する担当者のうちの少なくとも直近の担当者に対し、主要手続を未着手または遅延作業中の担当者のその主要手続の未着手メッセージまたは遅延作業中メッセージを出力する。手続進捗データ出力手段では、自己が担当する主要手続を作業中の担当者に対してその主要手続の作業中メッセージを出力するのみならず、主要手続を作業中の担当者の後に後続の主要手続を担当する直近の担当者に対し、主要手続を作業中の担当者のその主要手続の作業中メッセージを出力する。
コンピュータ11〜16の中央処理部は、主要手続識別子と作業項目識別子とに基づいて、それら主要手続の処理に必要な作業項目をデータベース17から受け取り、その作業項目を処理順に順番付けた状態で各主要手続毎に出力装置を介して出力する作業項目出力手段を実行し、主要手続識別子と作業項目識別子と担当者ID番号とに基づいて、作業項目を担当する担当者データをデータベース17から受け取り、担当者データを各作業項目毎に出力装置を介して出力する作業担当者出力手段を実行する。
コンピュータ11〜16の中央処理部は、主要手続識別子と作業項目識別子とに基づいて、作業項目を処理する際に必要な作業確認事項をデータベース17から受け取り、その作業確認事項を各作業項目毎に出力装置を介して出力する作業確認事項出力手段を実行し、主要手続識別子と作業項目識別子とに基づいて、作業確認事項の実施の有無を判断する実施有無情報をデータベース17から受け取り、その実施有無情報を各作業確認事項毎に出力装置を介して出力する実施有無情報出力手段を実行する。
コンピュータ11〜16の中央処理部は、主要手続識別子と作業項目識別子とに基づいて、それら作業項目に作業伝達事項が存在するか否かを確認可能な伝達事項有無情報をデータベース17から受け取り、その伝達事項有無情報を各作業項目毎に出力装置を介して出力する伝達事項有無情報出力手段を実行し、主要手続識別子と作業項目識別子とに基づいて、それら作業項目の処理に必要な場合にのみ記載される作業伝達事項をデータベース17から受け取り、その作業伝達事項を各作業項目毎に出力装置を介して出力する伝達事項出力手段を実行する。
コンピュータ11〜16の中央処理部は、主要手続識別子と作業項目識別子とに基づいて、作業伝達事項のランク付けされた作業伝達事項重要度をデータベース17から受け取り、その作業伝達事項重要度を各伝達事項毎に出力装置を介して出力する作業伝達事項重要度出力手段を実行し、主要手続識別子と作業項目識別子とに基づいて、質問事項に対して所定の回答が存在するか否かを確認可能な回答有無情報をデータベース17から受け取り、その回答有無情報を各作業伝達事項毎に出力装置を介して出力する回答有無情報出力手段を実行する。さらに、主要手続識別子と作業項目識別子とに基づいて、質問事項に対する回答事項をデータベース17から受け取り、その回答事項を各伝達事項毎に出力装置を介して出力する回答事項出力手段を実行する。
コンピュータ11〜16の中央処理部は、主要手続識別子と作業項目識別子とに基づいて、作業項目の作業完了予定期日をデータベース17から受け取り、作業項目の作業完了予定期日を各作業項目毎に出力装置を介して出力する作業完了予定期日出力手段を実行し、主要手続識別子と作業項目識別子とに基づいて、作業項目の処理に要する作業処理見込時間をデータベース17から受け取り、作業項目の作業処理見込時間を各作業項目毎に出力装置を介して出力する作業処理見込時間出力手段を実行する。
コンピュータ11〜16の中央処理部は、主要手続識別子と作業項目識別子とに基づいて、作業項目の作業進捗データをデータベース17から受け取り、作業項目の作業進捗データを各作業項目毎に出力装置を介して出力する作業進捗データ出力手段を実行し、主要手続識別子と作業項目識別子とに基づいて、作業項目の処理に要した作業処理実測時間をデータベース17から受け取り、作業項目の作業処理実測時間を各作業項目毎に出力装置を介して出力する作業処理実測時間出力手段を実行する。なお、業務用コンピュータ12〜16には、担当者識別子によって特定される担当者データに対応する作業項目のみが出力され、担当者識別子によって特定される担当者データに対応する作業項目のみの作業進捗データが出力される。
作業進捗データ出力手段では、作業項目の作業完了予定期日を参照しつつ、その作業項目の作業開始情報が作業完了予定期日を越えても入力されない場合、その作業項目に遅延情報を設定するとともに、その作業項目の遅延メッセージを出力する。また、作業項目を処理する際に必要な確認事項が存在する場合は、作業項目の作業完了予定期日と実施有無情報とを参照しつつ、その作業項目の作業開始情報が作業完了予定期日を越えても入力されず、または、その作業項目の確認事項の実施有りが作業完了予定期日を越えても確認されない場合、その作業項目に遅延情報を設定するとともに、その作業項目の遅延メッセージを出力する。
作業進捗データ出力手段では、作業項目を処理する際に必要な確認事項が存在するとともに、作業伝達事項が質問事項である場合、作業項目の作業完了予定期日と実施有無情報と回答有無情報とを参照しつつ、その作業項目の作業開始情報が作業完了予定期日を越えても入力されず、または、その作業項目の作業確認事項の実施有りが作業完了予定期日を越えても確認されず、または、その作業項目の質問事項に対する回答事項の回答有りが作業完了予定期日を越えても確認されない場合、その作業項目に遅延情報を設定するとともに、その作業項目の遅延メッセージを出力する。作業進捗データ出力手段では、自己が担当する作業項目を遅延している担当者に対してその作業項目の遅延メッセージを出力するのみならず、作業項目を遅延している担当者の後に後続の作業項目を担当する直近の担当者に対し、作業項目を遅延している担当者のその作業項目の遅延メッセージを出力する。
作業進捗データ出力手段では、作業項目の完了予定期日を参照しつつ、その作業項目の作業完了情報が作業完了予定期日までに入力された場合、その作業項目に完了情報を設定するとともに、その作業項目の完了メッセージを出力する。作業項目を処理する際に必要な作業確認事項が存在する場合は、作業項目の作業完了予定期日と実施有無情報とを参照しつつ、その作業項目の完了情報が作業完了予定期日までに入力され、かつ、その作業項目の作業確認事項の実施有りが作業完了予定期日までに確認された場合、その作業項目に完了情報を設定するとともに、その作業項目の完了メッセージを出力する。
作業進捗データ出力手段では、作業項目を処理する際に必要な確認事項が存在するとともに、作業伝達事項が質問事項である場合、作業項目の作業完了予定期日と実施有無情報と回答有無情報とを参照しつつ、その作業項目の作業完了情報が作業完了予定期日までに入力され、かつ、その作業項目の確認事項の実施有りが作業完了予定期日までに確認され、かつ、その作業項目の質問事項に対する回答事項の回答有りが作業完了予定期日までに確認された場合、その作業項目に完了情報を設定するとともに、その作業項目の完了メッセージを出力する。
作業進捗データ出力手段では、作業項目の完了予定期日を参照しつつ、その作業項目の作業完了情報が作業完了予定期日を越えて入力された場合、その作業項目に遅延完了情報を設定するとともに、その作業項目の遅延完了メッセージを出力する。作業項目を処理する際に必要な作業確認事項が存在する場合は、作業項目の作業完了予定期日と実施有無情報とを参照しつつ、その作業項目の完了情報が作業完了予定期日を越えて入力され、または、その作業項目の作業確認事項の実施有りが作業完了予定期日を越えて確認された場合、その作業項目に遅延完了情報を設定するとともに、その作業項目の遅延完了メッセージを出力する。
作業進捗データ出力手段では、作業項目を処理する際に必要な確認事項が存在するとともに、作業伝達事項が質問事項である場合、作業項目の作業完了予定期日と実施有無情報と回答有無情報とを参照しつつ、その作業項目の作業完了情報が作業完了予定期日を越えて入力され、または、その作業項目の確認事項の実施有りが作業完了予定期日を越えて確認され、または、その作業項目の質問事項に対する回答事項の回答有りが作業完了予定期日を越えて確認された場合、その作業項目に遅延完了情報を設定するとともに、その作業項目の遅延完了メッセージを出力する。作業進捗データ出力手段では、作業項目のうちの完了情報または遅延完了情報が設定された作業項目の番号とその作業項目の次の作業項目の番号とのいずれか一方を出力する。
作業進捗データ出力手段では、作業項目の作業完了予定期日を参照しつつ、その作業項目の開始情報が作業完了予定期日までに入力されない場合、その作業項目に未着手情報を設定するとともに、その作業項目の作業未着手メッセージを出力する。作業進捗データ出力手段では、自己が担当する作業項目を未着手の担当者に対してその作業項目の未着手メッセージを出力するのみならず、作業項目を未着手の担当者の後に後続の作業項目を担当する直近の担当者に対し、作業項目を未着手の担当者のその作業項目の未着手メッセージを出力する。
作業進捗データ出力手段では、作業項目の作業完了予定期日を参照しつつ、その作業項目の開始情報が作業完了予定期日までに入力された場合、その作業項目に作業中情報を設定するとともに、その作業項目の作業中メッセージを出力する。作業進捗データ出力手段では、作業項目の作業完了予定期日を参照しつつ、その作業項目の作業開始情報が作業完了予定期日までに入力され、かつ、その作業項目の作業完了情報が作業完了予定期日を越えても入力されない場合、その作業項目に遅延作業中情報を設定するとともに、その作業項目の遅延作業中メッセージを出力する。作業進捗データ出力手段では、自己が担当する作業項目を作業中または遅延作業中の担当者に対してその作業項目の作業中メッセージまたは遅延作業中メッセージを出力するのみならず、作業項目を作業中または遅延作業中の担当者の後に後続の作業項目を担当する直近の担当者に対し、作業項目を作業中または遅延作業中の担当者のその作業項目の作業中メッセージまたは遅延作業中メッセージを出力する。
管理用コンピュータ11および業務用コンピュータ12〜16の中央処理部は、作業項目を処理する際にリスクがある場合、主要手続識別子と作業項目識別子とに基づいて、そのリスクをデータベース17から受け取り、そのリスクを各作業項目毎に出力装置を介して出力するリスク出力手段を実行し、作業項目に適用すべきアサーションがある場合、主要手続識別子と作業項目識別子とに基づいて、そのアサーションをデータベース17から受け取り、そのアサーションを各作業項目毎に出力装置を介して出力するアサーション出力手段を実行する。
コンピュータ11〜16の中央処理部は、主要手続識別子と作業項目識別子とに基づいて、リスクを伴う作業項目のリスク作業内容をデータベース17から受け取り、そのリスク作業内容を各作業項目毎に出力装置を介して出力するリスク作業内容出力手段を実行し、主要手続識別子と作業項目識別子とに基づいて、リスクを伴う作業項目のリスク作業完了予定期日をデータベース17から受け取り、そのリスク作業完了予定期日を各作業項目毎に出力装置を介して出力するリスク作業完了予定期日出力手段を実行する。
コンピュータ11〜16の中央処理部は、主要手続識別子と作業項目識別子とに基づいて、リスクを伴う作業項目に対してそのリスクをコントロールするリスク管理作業項目をデータベース17から受け取り、そのリスク管理作業項目を各作業項目毎に出力装置を介して出力するリスク管理作業項目出力手段を実行する。コンピュータ11〜16の中央処理部は、主要手続識別子と作業項目識別子とに基づいて、リスク管理作業項目のリスク管理作業内容をデータベース17から受け取り、そのリスク管理作業内容を各作業項目毎に出力装置を介して出力するリスク管理作業内容出力手段を実行する。
コンピュータ11〜16の中央処理部は、主要手続識別子と作業項目識別子とに基づいて、リスクを伴う作業項目を処理する際に必要なリスク作業確認事項をデータベース17から受け取り、そのリスク作業確認事項を各作業項目毎に出力装置を介して出力するリスク作業確認事項出力手段を実行し、主要手続識別子と作業項目識別子とに基づいて、リスク作業確認事項の実施の有無を判断する実施有断情報をデータベース17から受け取り、その実施有無情報を各作業確認事項毎に出力装置を介して出力する実施有無情報出力手段を実行する。
コンピュータ11〜16の中央処理部は、主要手続識別子と作業項目識別子とに基づいて、リスクを伴う作業項目にリスク作業伝達事項が存在するか否かを確認可能なリスク作業伝達事項有無情報をデータベース17から受け取り、そのリスク作業伝達事項有無情報を各作業項目毎に出力装置を介して出力するリスク作業伝達事項有無情報出力手段を実行し、主要手続識別子と作業項目識別子とに基づいて、リスクを伴う作業項目の処理に必要な場合にのみ記載される各種複数のリスク作業伝達事項をデータベース17から受け取り、そのリスク作業伝達事項を各作業項目毎に出力装置を介して出力するリスク作業伝達事項出力手段を実行する。
コンピュータ11〜16の中央処理部は、主要手続識別子と作業項目識別子とに基づいて、リスク作業伝達事項重要度をデータベース17から受け取り、そのリスク作業伝達事項重要度を各伝達事項毎に出力装置を介して出力するリスク作業伝達事項重要度出力手段を実行し、主要手続識別子と作業項目識別子とに基づいて、質問事項に対して所定の回答が存在するか否かを確認可能な回答有無情報をデータベース17から受け取り、その回答有無情報を各伝達事項毎に出力装置を介して出力するリスク作業回答有無情報出力手段を実行する。さらに、主要手続識別子と作業項目識別子とに基づいて、質問事項に対する回答事項をデータベース17から受け取り、その回答事項を各伝達事項毎に出力装置を介して出力するリスク作業回答事項出力手段を実行する。
コンピュータ11〜16の中央処理部は、主要手続識別子と作業項目識別子とに基づいて、リスクを伴う作業項目のリスク作業進捗データをデータベース17から受け取り、そのリスク作業進捗データを各作業項目毎に出力装置を介して出力するリスク作業進捗データ出力手段を実行する。なお、業務用コンピュータ12〜16には、ID番号によって特定される担当者データに対応するリスクを伴う作業項目のみが出力され、ID番号によって特定される担当者データに対応する作業項目のみのリスク作業進捗データが出力される。
リスク作業進捗データ出力手段では、リスクを伴う作業項目の作業完了予定期日を参照しつつ、その作業項目の作業開始情報が作業完了予定期日を越えても入力されない場合、リスクを伴う作業項目に遅延情報を設定するとともに、その作業項目の遅延メッセージを出力する。また、リスクを伴う作業項目を処理する際に必要な確認事項が存在する場合は、リスクを伴う作業項目の作業完了予定期日と実施有無情報とを参照しつつ、その作業項目の作業開始情報が作業完了予定期日を越えても入力されず、または、その作業項目の確認事項の実施有りが作業完了予定期日を越えても確認されない場合、リスクを伴う作業項目に遅延情報を設定するとともに、その作業項目の遅延メッセージを出力する。
リスク作業進捗データ出力手段では、リスクを伴う作業項目を処理する際に必要な確認事項が存在するとともに、リスク作業伝達事項が質問事項である場合、リスクを伴う作業項目の作業完了予定期日と実施有無情報と回答有無情報とを参照しつつ、その作業項目の作業開始情報が作業完了予定期日を越えても入力されず、または、その作業項目の作業確認事項の実施有りが作業完了予定期日を越えても確認されず、または、その作業項目の質問事項に対する回答事項の回答有りが作業完了予定期日を越えても確認されない場合、リスクを伴う作業項目に遅延情報を設定するとともに、その作業項目の遅延メッセージを出力する。作業進捗データ出力手段では、自己が担当するリスクを伴う作業項目を遅延している担当者に対してその作業項目の遅延メッセージを出力するのみならず、作業項目を遅延している担当者の後に後続の作業項目を担当する直近の担当者に対し、リスクを伴う作業項目を遅延している担当者のその作業項目の遅延メッセージを出力する。
リスク作業進捗データ出力手段では、リスクを伴う作業項目の完了予定期日を参照しつつ、その作業項目の作業完了情報が作業完了予定期日までに入力された場合、リスクを伴う作業項目に完了情報を設定するとともに、その作業項目の完了メッセージを出力する。リスクを伴う作業項目を処理する際に必要な作業確認事項が存在する場合は、作業項目の作業完了予定期日と実施有無情報とを参照しつつ、その作業項目の完了情報が作業完了予定期日までに入力され、かつ、その作業項目の作業確認事項の実施有りが作業完了予定期日までに確認された場合、リスクを伴う作業項目に完了情報を設定するとともに、その作業項目の完了メッセージを出力する。
リスク作業進捗データ出力手段では、リスクを伴う作業項目を処理する際に必要な確認事項が存在するとともに、リスク作業伝達事項が質問事項である場合、作業項目の作業完了予定期日と実施有無情報と回答有無情報とを参照しつつ、その作業項目の作業完了情報が作業完了予定期日までに入力され、かつ、その作業項目の確認事項の実施有りが作業完了予定期日までに確認され、かつ、その作業項目の質問事項に対する回答事項の回答有りが作業完了予定期日までに確認された場合、リスクを伴う作業項目に完了情報を設定するとともに、その作業項目の完了メッセージを出力する。
リスク作業進捗データ出力手段では、リスクを伴う作業項目の完了予定期日を参照しつつ、その作業項目の作業完了情報が作業完了予定期日を越えて入力された場合、リスクを伴う作業項目に遅延完了情報を設定するとともに、その作業項目の遅延完了メッセージを出力する。リスクを伴う作業項目を処理する際に必要な作業確認事項が存在する場合は、作業項目の作業完了予定期日と実施有無情報とを参照しつつ、その作業項目の完了情報が作業完了予定期日を越えて入力され、または、その作業項目の作業確認事項の実施有りが作業完了予定期日を越えて確認された場合、リスクを伴う作業項目に遅延完了情報を設定するとともに、その作業項目の遅延完了メッセージを出力する。
リスク作業進捗データ出力手段では、リスクを伴う作業項目を処理する際に必要な確認事項が存在するとともに、リスク作業伝達事項が質問事項である場合、作業項目の作業完了予定期日と実施有無情報と回答有無情報とを参照しつつ、その作業項目の作業完了情報が作業完了予定期日を越えて入力され、または、その作業項目の確認事項の実施有りが作業完了予定期日を越えて確認され、または、その作業項目の質問事項に対する回答事項の回答有りが作業完了予定期日を越えて確認された場合、リスクを伴う作業項目に遅延完了情報を設定するとともに、その作業項目の遅延完了メッセージを出力する。作業進捗データ出力手段では、リスクを伴う作業項目のうちの完了情報または遅延完了情報が設定された作業項目の番号とその作業項目の次の作業項目の番号とのいずれか一方を出力する。
リスク作業進捗データ出力手段では、リスクを伴う作業項目の作業完了予定期日を参照しつつ、その作業項目の開始情報が作業完了予定期日までに入力されない場合、リスクを伴う作業項目に未着手情報を設定するとともに、その作業項目の作業未着手メッセージを出力する。作業進捗データ出力手段では、自己が担当するリスクを伴う作業項目を未着手の担当者に対してその作業項目の未着手メッセージを出力するのみならず、作業項目を未着手の担当者の後に後続の作業項目を担当する直近の担当者に対し、リスクを伴う作業項目を未着手の担当者のその作業項目の未着手メッセージを出力する。
リスク作業進捗データ出力手段では、リスクを伴う作業項目の作業完了予定期日を参照しつつ、その作業項目の開始情報が作業完了予定期日までに入力された場合、リスクを伴う作業項目に作業中情報を設定するとともに、その作業項目の作業中メッセージを出力する。作業進捗データ出力手段では、リスクを伴う作業項目の作業完了予定期日を参照しつつ、その作業項目の作業開始情報が作業完了予定期日までに入力され、かつ、その作業項目の作業完了情報が作業完了予定期日を越えても入力されない場合、リスクを伴う作業項目に遅延作業中情報を設定するとともに、その作業項目の遅延作業中メッセージを出力する。作業進捗データ出力手段では、自己が担当するリスクを伴う作業項目を作業中または遅延作業中の担当者に対してその作業項目の作業中メッセージまたは遅延作業中メッセージを出力するのみならず、作業項目を作業中または遅延作業中の担当者の後に後続の作業項目を担当する直近の担当者に対し、リスクを伴う作業項目を作業中または遅延作業中の担当者のその作業項目の作業中メッセージまたは遅延作業中メッセージを出力する。
図3は、ディスプレイ23,24に表示された決算業務促進システム10A,10Bの認証画面の一例を示す図であり、図4は、初期画面の一例を示す図である。図5は、データ入力選択画面の一例を示す図である。なお、それら図や後記する各図の表示エリアや入力エリアでは具体的な文字や数字、記号の図示を部分的に省略する。管理用コンピュータ11および業務用コンピュータ12〜16を起動させると、コンピュータ11〜16に接続されたディスプレイ23,24に決算業務促進アプリケーションを示すアイコン(図示せず)が表示される。そのアイコンを押すと、それらコンピュータ11〜16に接続されたディスプレイ23,24に決算業務促進システム10A,10Bの認証画面が表示される。
なお、図2に示すように、ネットワークどうしがインターネット18を介して接続される場合、業務用コンピュータ12〜16がインターネット18に接続した後、サーバ20を介して管理用コンピュータ11にアクセスする。管理用コンピュータ11にアクセスすると、決算業務促進アプリケーションを示すアイコンが管理コンピュータ11から業務用コンピュータ12〜16に転送され、そのアイコンを押すと、システム10Bの認証画面が業務用コンピュータ12〜16のディスプレイ24に表示される。
認証画面には、図3に示すように、ユーザ名の入力エリア3.1、パスワードの入力エリア3.2、ログインボタン3.3が表示される。管理者または業務担当者は、キーボード21を利用してそれら入力エリア3.1,3.2にユーザ名およびパスワードを入力した後、ログインボタン3.3を押す。コンピュータ11〜16は、入力されたユーザ名およびパスワードをメモリに格納されたそれらと比較し、ユーザ名およびパスワードの正誤を判断する。ユーザ名およびパスワードが正しくパスワード認証の結果が可である場合、コンピュータ11〜16は、決算業務促進システム10A,10Bの使用を許可し、図4に示す初期画面をディスプレイ23,24に表示する。管理用コンピュータ11の初期画面には、作業管理ボタン4.1、データ入力ボタン4.2、ログアウトボタン4.3が表示される。業務用コンピュータ12〜16の初期画面には、作業管理ボタン4.1、ログアウトボタン4.3のみが表示され、データ入力ボタン4.2は表示されない。なお、ユーザ名やパスワードが誤っていてパスワード認証の結果が不可である場合、コンピュータ11〜16は、システム10A,10Bの使用を禁止し、使用不可メッセージをディスプレイ23,24に表示する(図示せず)。ログアウトボタン4.3を押すと、このシステム10A,10Bからログアウトすることができる。
各種データをデータベース17に格納する場合は、初期画面のデータ入力ボタン4.2を押す。各種データの入力作業は、管理用コンピュータ11のみで行うことができる。データ入力ボタン4.2を押すと、図5のデータ入力選択画面がディスプレイ23に表示される。データ入力選択画面には、担当者データボタン5.1、資料データボタン5.2、休日データボタン5.3、主要手続ボタン5.4、作業データボタン5.5、部署データボタン5.6、解説図表ボタン5.7、決算手続詳細ボタン5.8が表示されるとともに、戻るボタン5.9、ログアウトボタン5.10が表示される。戻るボタン5.9を押すと、初期画面に戻る。
図6は、担当者データ入力画面の一例を示す図である。図6では、担当者データ入力画面に重ねてパスワード更新画面が表示されている。担当者データを入力するには、図5のデータ入力選択画面の担当者データボタン5.1を押す。担当者データボタン5.1を押すと、図6の担当者データ入力画面がディスプレイ23に表示される。担当者データ入力画面には、図6に示すように、担当者ID番号入力エリア6.1、担当者名入力エリア6.2、パスワード入力エリア6.3、パスワードの変更ボタン6.4が表示されるとともに、実行ボタン6.5、クリアボタン6.6、削除ボタン6.7、キャンセルボタン6.8が表示される。担当者ID番号入力エリア6.1に担当者ID番号(担当者識別子)を入力し(ID番号が自動的に生成され、生成されたID番号がID番号入力エリア6.1に表示される場合を含む)、担当者名入力エリア6.2に担当者名を入力し、パスワード入力エリア6.3にパスワードを入力した後、実行ボタン6.5を押すと、図示はしていないが、担当者データ確認画面が表示される。
担当者データ確認画面には、ID番号が表示された担当者ID番号入力エリア、担当者名が表示された担当者名入力エリア、パスワードの再入力エリア、YESボタン、NOボタンが表示される。NOボタンを押すと、担当者データ(ID番号、担当者名、パスワード)の格納は行われず、図6の担当者データ入力画面に戻る。担当者データ確認画面において、パスワードの再入力エリアにパスワードを再入力し、YESボタンを押すと、担当者データがデータベースに転送され、担当者名(格納日時を含む)とパスワードとが担当者ID番号に関連付けられた状態でデータベース17の担当者データファイルに格納される(担当者データ格納手段)。クリアボタン6.6を押すと、入力エリアに入力された担当者データが消去され、データの入力を初めからやり直す。キャンセルボタン6.8を押すと、図5のデータ入力選択画面に戻る。
図6の担当者データ入力画面において、パスワードを変更するには、担当者名入力エリア6.2のプルダウンリストからパスワードを変更する担当者名を選択した後、パスワードの変更ボタン6.4を押す。変更ボタンを押すと、図6に示すように、パスワード更新画面が表示され、新しいパスワード入力エリア6.9、確認用パスワード入力エリア6.10、更新ボタン6.11、中止ボタン6.12が表示される。新しいパスワード入力エリア6.9に新たなパスワードを入力し、確認用パスワード入力エリア6.10にそのパスワードを入力した後、更新ボタン6.11を押すと、その担当者のパスワードが新たなそれに更新される(更新日時を含む)。中止ボタン6.12を押すと、パスワード変更画面が消去される。なお、パスワードの変更は、管理用コンピュータではなく、業務用コンピュータから行う。図6の担当者データ入力画面において、担当者データを削除するには、担当者名入力エリア6.1のプルダウンリストから削除する担当者データを指定し、削除ボタン6.7を押す。削除ボタン6.7を押すと、指定した担当者データがデータベース17の担当者データファイルから削除される。
図7は、資料データ入力画面の一例を示す図であり、図8は、資料リスト出力画面の一例を示す図である。資料データを入力するには、図5のデータ入力選択画面の資料データボタン5.2を押す。資料データボタン5.2を押すと、図7の資料データ入力画面がディスプレイ23に表示される。資料データ入力画面には、図7に示すように、資料ID番号表示エリア7.1、資料名入力エリア7.2、主管部署入力エリア7.3、成果物確認エリア7.4、スプレッドシート確認エリア7.5、資料媒体入力エリア7.7が表示されるとともに、実行ボタン7.7、クリアボタン7.8、キャンセルボタン7.9、資料リストボタン7.10が表示される。なお、資料データに設定される資料ID番号(資料識別子)は、自動的に生成される。
資料名入力エリア7.2に資料名を入力し、主管部署入力エリア7.3に主管部署を入力し(主管部署は、主管部署入力エリア7.3に表示されるプルダウンリストから指定することもできる)、成果物確認エリア7.4のプルダウンリストにおいてその資料が成果物か否かを選択し、さらに、スプレッドシート確認エリア7.5のプルダウンリストにおいてその資料がスプレッドシートか否かを選択し、資料媒体入力エリア7.6のプルダウンリストにおいてその資料が紙かデータかを選択した後、実行ボタン7.7を押すと、その資料データ(資料名、主管部署、成果物○,×、スプレッドシート○,×、資料媒体)に資料ID番号(資料識別子)が自動的に設定され、図示はしていないが、資料データ確認画面が表示される。
資料データ確認画面には、資料ID番号が表示された資料ID番号表示エリア、資料名が表示された資料名入力エリア、主管部署が表示された主管部署入力エリア、成果物○,×が表示された成果物確認エリア、スプレッドシート○,×が表示されたスプレッドシート確認エリア、その資料が紙かデータかを表示した資料媒体入力エリアの他に、YESボタン、NOボタンが表示される。NOボタンを押すと、資料データの格納は行われず、図7の資料データ入力画面に戻る。資料データ確認画面において、YESボタンを押すと、資料データ(格納日時を含む)と資料ID番号とがデータベース17に転送され、資料データが資料ID番号に関連付けられた状態でデータベース17の資料データファイルに格納される(資料データ格納手段)。クリアボタン7.8を押すと、入力エリアに入力された資料データが消去され、データの入力を初めからやり直す。キャンセルボタン7.9を押すと、図5のデータ入力選択画面に戻る。
図7の資料データ入力画面において、資料リストボタン7.10を押すと、コンピュータ11が資料リストの送信をデータベース17に要求する。データベース17は、資料リストの送信指令に従って、資料データファイルに既に格納されている資料データの一覧をコンピュータ11に転送する。資料データを受け取ったコンピュータ11は、図8に示すように、資料リスト出力画面をディスプレイ23に表示する。資料リスト出力画面では、資料ID番号表示エリア8.1に資料ID番号、資料名表示エリア8.2に資料名、主管部署表示エリア8.3に主管部署、成果物表示エリア8.4に成果物○,×、スプレッドシート表示エリア8.5にスプレッドシート○,×、資料媒体表示エリア8.6に紙またはデータが表示されるとともに、閉じるボタン8.7、削除ボタン8.8が表示される。閉じるボタン8.7を押すと、図5のデータ入力選択画面に戻る。図8の資料リスト出力画面において、資料データを削除するには、資料名表示エリア8.2に表示された資料名のうちの削除する資料名を反転させて指定した後、削除ボタン8.8を押す。削除ボタン8.8を押すと、指定した資料データがデータベース17の資料データファイルから削除される。
資料名には、売掛金勘定明細、未収入金勘定明細、貸倒引当金限度計算資料、有価証券明細、子会社決算書、残高明細表、固定資産台帳、長期前払費用管理表、合計残高試算表等がある。主管部署には、経理部、総務部、営業部、技術部、企画部等がある。なお、資料名はそれらに限定されず、決算に必要なあらゆる資料が含まれ、主管部署はそれらに限定されず、あらゆる部署が含まれる。
図9は、休日データ入力画面の一例を示す図である。なお、データベース17の休日データファイルには、年ごとの法定の休日データが既に格納されている。会社の設立記念日等の新たな休日データを入力するには、図5のデータ入力選択画面の休日データボタン5.3を押す。休日データボタン5.3を押すと、図9の休日データ入力画面がディスプレイ23に表示される。休日データ入力画面には、図9に示すように、年のプルダウンボタン、休日(年月日)入力エリア9.1、休日名入力エリア9.2が表示されるとともに、実行ボタン9.3、クリアボタン9.4、削除ボタン9.5、キャンセルボタン9.6、戻るボタン9.7が表示される。
休日(年月日)入力エリア9.1に休日の年月日を入力し、休日名入力エリア9.2にその休日名を入力した後、実行ボタン9.3を押す。実行ボタン9.3を押すと、入力された休日(年月日)と休日名とがデータベース17に転送され、休日(年月日)と休日名(格納日時を含む)とが時系列に並んだ状態(暦に従って整理された状態)でデータベース17の休日データファイルに格納される(休日データ格納手段)。年のプルダウンボタンを押してプルダウンリストから所定の年を指定し、実行ボタン9.3を押すと、図示はしていないが、データベース17の休日データファイルに格納されているその年の法定の休日データがコンピュータ11に転送され、その休日データが休日名入力エリア9.2に表示される。図9の休日データ入力画面において、休日データを削除するには、休日名入力エリア9.2に表示された休日のうちの削除する休日を反転させて指定した後、削除ボタン9.5を押す。削除ボタン9.5を押すと、指定した休日データがデータベース17の休日データファイルから削除される。
図10は、主要手続リスト出力画面の一例を示す図であり、図11は、主要手続入力画面の一例を示す図である。図12は、主要手続更新画面の一例を示す図である。主要手続の一覧を表示するには、図5のデータ入力選択画面の主要手続ボタン5.4を押す。主要手続ボタン5.4を押すと、図10の主要手続リスト出力画面がディスプレイ23に表示される。主要手続リスト出力画面には、図10に示すように、番号表示エリア10.1、主要手続表示エリア10.2、入力ボタン10.3、更新ボタン10.4、削除ボタン10.5、戻るボタン10.6が表示される。
主要手続の各データが既にデータベース17の主要手続ファイルに格納されている場合、図示はしていないが、主要手続の番号が番号表示エリア10.1に表示され、その番号の主要手続が主要手続表示エリア10.2に表示される。図10の主要手続リスト出力画面において、主要手続データを削除するには、主要手続リストの主要手続表示エリア10.2に表示された主要手続のうちの削除する主要手続を反転させて指定した後、削除ボタン10.5を押す。削除ボタン10.5を押すと、指定した主要手続データがデータベース17の主要手続ファイルから削除される。戻るボタン10.6を押すと、図5のデータ入力選択画面に戻る。
主要手続データを入力するには、図10の主要手続リスト出力画面の入力ボタン10.3を押す。入力ボタン10.3を押すと、図11の主要手続入力画面がディスプレイ23に表示される。主要手続入力画面には、主要手続リスト11.1とともに、番号入力エリア11.2、主要手続入力エリア11.3、実行ボタン11.4、クリアボタン11.5、キャンセルボタン11.6が表示される。番号入力エリア11.2に主要手続を特定する番号を入力し(番号入力エリア11.2のプルダウンリストから番号を指定することもできる)、主要手続入力エリア11.3に主要手続を入力した後(主要手続入力エリア11.3のプルダウンリストから所定の主要手続を指定することもできる)、実行ボタン11.4を押すと、図示はしていないが、主要手続入力確認画面が表示される。図11の主要手続入力画面において、クリアボタン11.5を押すと、入力エリアに入力された主要手続データ(番号、主要手続)が消去され、データの入力を初めからやり直す。キャンセルボタン11.6を押すと、主要手続データの格納は行われず、図10の主要手続リスト出力画面に戻る。
主要手続入力確認画面には、番号が表示された番号入力エリア、主要手続が表示された主要手続入力エリア、YESボタン、NOボタンが表示される。NOボタンを押すと、主要手続データ(番号、主要手続)の格納は行われず、図10の主要手続リスト出力画面に戻る。主要手続入力確認画面において、YESボタンを押すと、主要手続データがデータベース17に転送され、主要手続データ(格納日時を含む)がデータベース17の主要手続データファイルに格納される(主要手続データ格納手段)。なお、各主要手続はそれらに設定された各番号に関連付けられて格納される。
主要手続データを更新するには、図10の主要手続リスト出力画面の更新ボタン10.4を押す。更新ボタン10.4を押すと、図12の主要手続更新画面がディスプレイ23に表示される。主要手続更新画面には、主要手続リスト12.1とともに、番号更新エリア12.2、主要手続更新エリア12.3、実行ボタン12.4、クリアボタン12.5、キャンセルボタン12.6が表示される。番号更新エリア12.2に主要手続を特定する番号を入力し(番号更新エリア12.2のプルダウンリストから番号を指定することもできる)、主要手続更新エリア12.3に新たな主要手続を入力した後(主要手続更新エリア12.3のプルダウンリストから所定の主要手続を指定することもできる)、実行ボタン12.4を押すと、図示はしていないが、主要手続更新確認画面が表示される。図12の主要手続更新画面において、クリアボタン12.5を押すと、更新エリア12.2,12.3に入力された主要手続データ(番号、主要手続)が消去され、データの入力を初めからやり直す。キャンセルボタン12.6を押すと、主要手続データの格納は行われず、図10の主要手続リスト出力画面に戻る。
主要手続更新確認画面には、番号が表示された番号更新エリア、新たな主要手続が表示された主要手続更新エリア、YESボタン、NOボタンが表示される。NOボタンを押すと、主要手続データ(番号、主要手続)の更新は行われず、図10の主要手続リスト出力画面に戻る。主要手続更新確認画面において、YESボタンを押すと、新たな主要手続データがデータベース17に転送され、その主要手続データ(更新日時を含む)がデータベース17の主要手続データファイルに格納され、主要手続データが更新される(主要手続データ更新手段)。なお、更新後の各主要手続はそれらに設定された各番号に関連付けられて格納される。
主要手続には、現金、預金、売掛金、棚卸資産・貯蔵品、前渡金、前払費用、未収入金、立替金、仮払金、有形・無形固定資産、投資有価証券、敷金、保証金、買掛金、借入金、未払金、未払費用、前受金、預り金、仮受金、企業の概況、事業の状況等がある。なお、主要手続はそれらに限定されず、決算に必要なあらゆる主要手続が含まれる。
図13は、作業リスト出力画面の一例を示す図であり、図14は、作業入力画面の一例を示す図である。図15は、作業更新画面の一例を示す図である。なお図13の作業リストの作業項目は、標準の作業を示す。作業の一覧を表示するには、図5のデータ入力選択画面の作業項目データボタン5.5を押す。作業項目データボタン5.5を押すと、図13の作業リスト出力画面がディスプレイ23に表示される。作業リスト出力画面には、図13に示すように、作業区分表示エリア13.1、作業項目表示エリア13.2、作業種類表示エリア13.3、作業説明表示エリア13.4、入力ボタン13.5、更新ボタン13.6、削除ボタン13.7、戻るボタン13.8が表示される。
主要手続の処理に必要な作業に関する各データが既にデータベース17の作業データファイルに格納されている場合、作業の区分が作業区分表示エリア13.1に表示され、作業項目が作業項目表示エリア13.2に表示され、図示はしていないが、作業種類が作業種類表示エリア13.3に表示されるとともに、作業説明が作業説明表示エリア13.4に表示される。図13の作業リスト出力画面において、作業データを削除するには、作業リストの各エリア13.1〜13.4に表示された作業のうちの削除する作業を反転させて指定した後、削除ボタン13.7を押す。削除ボタン13.7を押すと、指定した作業データがデータベース17の作業データファイルから削除される。戻るボタン13.8を押すと、図5のデータ入力選択画面に戻る。
作業に関する各データを入力するには、図13の作業リスト出力画面の入力ボタン13.5を押す。入力ボタン13.5を押すと、図14の作業入力画面がディスプレイ23に表示される。作業入力画面には、作業リスト14.1とともに、作業区分入力エリア14.2、作業項目入力エリア14.3、作業種類入力エリア14.4、作業説明入力エリア14.5、実行ボタン14.6、クリアボタン14.7、キャンセルボタン14.8が表示される。
作業区分入力エリア14.2に作業の区分を入力し(作業区分入力エリア14.2のプルダウンリストから区分を指定することもできる)、作業項目入力エリア14.3に作業項目を入力し(作業項目入力エリア14.3のプルダウンリストから所定の作業項目を指定することもできる)、作業種類入力エリア14.4に作業種類を入力するとともに(作業種類入力エリア14.4のプルダウンリストから所定の作業種類を指定することもできる)、作業説明入力エリア14.5に作業説明を入力した後、実行ボタン14.6を押すと、図示はしていないが、作業入力確認画面が表示される。
作業入力確認画面には、番号が表示された作業区分入力エリア、作業項目が表示された作業項目入力エリア、作業種類が表示された作業種類入力エリア、作業説明が表示された作業説明入力エリアの他に、YESボタン、NOボタンが表示される。NOボタンを押すと、それらデータの格納は行われず、図13の作業リスト出力画面に戻る。
作業入力確認画面において、YESボタンを押すと、作業に関する各データがデータベース17に転送され、それらデータ(格納日時を含む)が作業項目の作業区分に関連付けられた状態でデータベース17の作業データファイルに格納される(作業データ格納手段)。図14の作業入力画面において、クリアボタン14.7を押すと、各入力エリア14.2〜14.5に入力された作業データが消去され、データの入力を初めからやり直す。キャンセルボタン14.8を押すと、図13の作業リスト出力画面に戻る。
作業に関する各データを更新するには、図13の作業リスト出力画面の更新ボタン13.6を押す。更新ボタン13.6を押すと、図15の作業更新画面がディスプレイに表示される。作業更新画面には、作業リスト15.1とともに、作業区分更新エリア15.2、作業項目更新エリア15.3、作業種類更新エリア15.4、作業説明更新エリア15.5、実行ボタン15.6、クリアボタン15.7、キャンセルボタン15.8が表示される。
作業区分更新エリア15.2に作業の区分を入力し(作業区分更新エリア15.2のプルダウンリストから区分を指定することもできる)、作業項目更新エリア15.3に作業項目を入力し(作業項目更新エリア15.3のプルダウンリストから所定の作業項目を指定することもできる)、作業種類更新エリア15.4に作業種類を入力するとともに(作業種類更新エリア15.4のプルダウンリストから所定の作業種類を指定することもできる)、作業説明更新エリア15.5に作業説明を入力した後、実行ボタン15.6を押すと、図示はしていないが、作業更新確認画面が表示される。
作業更新確認画面には、番号が表示された作業区分更新エリア、作業項目が表示された作業項目更新エリア、作業種類が表示された作業種類更新エリア、作業説明が表示された作業説明更新エリアの他に、YESボタン、NOボタンが表示される。NOボタンを押すと、それらデータの更新は行われず、図13の作業リスト出力画面に戻る。
作業更新確認画面において、YESボタンを押すと、作業に関する各データがデータベース17に転送され、それらデータ(更新日時を含む)が作業区分に関連付けられた状態でデータベース17の作業データファイルに格納され、作業データが更新される(作業データ更新手段)。図15の作業更新画面において、クリアボタン15.7を押すと、各入力エリア15.2〜15.5に入力された作業データが消去され、データの入力を初めからやり直す。キャンセルボタン15.8を押すと、図13の作業リスト出力画面に戻る。
作業項目には、(A)提出依頼、(B)資料入手、(C)要件確認、(D)作成、(E)照合、(F)確認、(G)起票、(H)記帳、(I)検証、(J)承認、(K)資料保管、(L)準備等があり、作業種類には、実施、再鑑、承認等がある。なお、作業項目はそれらに限定されず、主要手続の処理に必要なあらゆる作業項目が含まれる。作業種類はそれらに限定されず、作業項目の処理に必要なあらゆる作業種類が含まれる。
作業項目の提出依頼における説明の一例としては、「他の部署または他の会社等に対し、手元にない情報の提出を依頼すること」があり、作業項目の資料入手における説明の一例としては、「他の部署または他の会社等から必要な情報を入手すること」がある。作業項目の要件確認における説明の一例としては、「入手した情報が正当な手続を経て作成されたものか、また、要件を充足しているかを確かめること」があり、作業項目の作成における説明の一例としては、「情報を利用し易くするために様式を加工・調整すること」がある。作業項目の照合における説明の一例としては、「ある情報を整合する他の情報と比較すること」があり、作業項目の確認における説明の一例としては、「作業の結果が意図したとおりであることを担当者が確かめること」がある。
作業項目の起票における説明の一例としては、「仕訳を作成し、その仕訳が適正であることを担当者が確かめること」があり、作業項目の記帳における説明の一例としては、「仕訳を会計帳簿に登録し、記帳が適正であることを担当者が確かめること」がある。作業項目の検証における説明の一例としては、「検証者が、担当者がした作業の結果を、担当者が実施したのと同水準で確かめること」があり、作業項目の承認における説明の一例としては、「権限者が担当者および検証者の作業内容と作業結果とを適正と認めること」がある。作業項目の資料保管における説明の一例としては、「作業で使用した資料を所定のファイル・場所に収納・保管すること」があり、作業項目の準備における説明の一例としては、「作業に必要な情報を手元に置くこと」がある。
図16は、部署データ入力画面の一例を示す図である。部署データを入力するには、図5のデータ入力選択画面の部署データボタン5.6を押す。部署データボタン5.6を押すと、図16の部署データ入力画面がディスプレイ23に表示される。部署データ入力画面には、図16に示すように、部署ID番号(部署識別子)表示エリア16.1、部署名表示エリア16.2、部署ID番号入力エリア16.3、部署入力エリア16.4、実行ボタン16.5、クリアボタン16.6、削除ボタン16.7、キャンセルボタン16.8が表示される。なお、部署ID番号は、自動的に生成される。部署データが既にデータベース17の部署データファイルに格納されている場合、図示はしていないが、部署ID番号が部署ID番号表示エリア16.1に表示され、部署名が部署名表示エリア16.2に表示される。
部署入力エリア16.4に部署名を入力した後(部署名は、部署入力エリア16.4に表示されるプルダウンリストから指定することもできる)、実行ボタン16.5を押すと、その部署名のデータに部署ID番号(部署識別子)が自動的に設定され、図示はしていないが、部署確認画面が表示される。部署確認画面には、部署ID番号が表示された部署ID番号表示エリア、部署名が表示された部署入力エリアの他に、YESボタン、NOボタンが表示される。NOボタンを押すと、部署データの格納は行われず、図16の部署データ入力画面に戻る。
部署確認画面において、YESボタンを押すと、部署データとそれに設定された部署ID番号とがデータベース17に転送され、部署データ(格納日時を含む)が部署ID番号に関連付けられた状態でデータベース17の部署データファイルに格納される(部署データ格納手段)。クリアボタン16.6を押すと、各入力エリア16.3,16.4に入力された部署データが消去され、データの入力を初めからやり直す。キャンセルボタン16.8を押すと、図5のデータ入力選択画面に戻る。図16の部署データ入力画面において、部署データを削除するには、部署リストの部署名表示エリア16.2に表示された部署のうちの削除する部署を反転させて指定した後、削除ボタン16.7を押す。削除ボタン16.7を押すと、指定した部署データがデータベース17の部署データファイルから削除される。
図17は、解説図表リスト出力画面の一例を示す図であり、図18は、解説図表リストにおいて指定された解説図表の一例を示す図である。解説図表データを入力するには、図5のデータ入力選択画面の解説図表ボタン5.7を押す。解説図表ボタン5.7を押すと、図17の解説図表リスト出力画面がディスプレイ23に表示される。解説図表リスト出力画面には、図17に示すように、解説図表表示エリア17.1、解説図表ID番号(解説図表識別子)表示エリア17.2、作成ボタン17.3、表示ボタン17.4、キャンセルボタン17.5、削除ボタン17.6が表示される。複数の解説図表が既にデータベース17の解説図表ファイルに格納されている場合、解説図表リスト出力画面にそれら解説図表が表示される。キャンセルボタン17.5を押すと、図5のデータ入力選択画面に戻る。
解説図表を作成するには、図17の解説図表リスト出力画面の作成ボタン17.3を押す。作成ボタン17.3を押すと、図示はしていないが、解説図表作成画面がディスプレイ23に表示される。解説図表作成画面には、解説図表作成エリア、入力ボタン、キャンセルボタンが表示される。キャンセルボタンを押すと、図5のデータ入力選択画面に戻る。解説図表作成エリアにおいて解説図表を作成し、入力ボタンを押すと、作成した解説図表データに解説図表ID番号が自動的に設定され、図示はしていないが、解説図表入力確認画面が表示される。解説図表入力確認画面には、解説図表が表示された解説図表作成エリアの他に、YESボタン、NOボタンが表示される。NOボタンを押すと、解説図表データの格納は行われず、図17の解説図表リスト出力画面に戻る。
解説図表入力確認画面において、YESボタンを押すと、解説図表データとそれに設定されたID番号とがデータベース17に転送され、解説図表データ(格納日時を含む)がID番号に関連付けられた状態でデータベース17の解説図表ファイルに格納される(解説図表格納手段)。図17の解説図表リスト出力画面において、そこに表示された解説図表のうちのいずれかを反転させて指定し、表示ボタン17.4を押すと、図18に示すように、指定した解説図表がディスプレイ23に表示される。
また、図17の解説図表リスト出力画面において、解説図表データを削除するには、解説図表リストの解説図表表示エリア17.1に表示された解説図表のうちの削除する解説図表を反転させて指定した後、削除ボタン17.6を押す。削除ボタン17.6を押すと、指定した解説図表データがデータベース17の解説図表ファイルから削除される。
図19は、決算手続詳細リスト出力画面の一例を示す図であり、図20は、作業概要を入力する決算手続マニュアル表示画面の一例を示す図である。決算手続詳細リストを表示するには、主要手続を入力し、作業項目を入力した後、図5のデータ入力選択画面の決算手続詳細ボタン5.8を押す。決算手続詳細ボタン5.8を押すと、図19の決算手続詳細リスト出力画面がディスプレイ23に表示される。
決算手続詳細リスト出力画面には、図19に示すように、番号表示エリア19.1、主要手続表示エリア19.2、手続名表示エリア19.3、開示書類表示エリア19.4、実行ボタン19.5、キャンセルボタン19.6が表示される。主要手続の手続名に関する作業概要の詳細データが既にデータベース17の主要手続ファイルや作業項目ファイルに格納されている場合、図示はしていないが、各主要手続の手続名を特定する番号(連番)が番号表示エリア19.1に表示され、その連番の主要手続が主要手続表示エリア19.2に表示されるとともに、手続名が手続名表示エリア19.3に表示され、開示書類表示エリア19.4に開示書類が表示される。なお、開示書類には、有価証券報告書、四半期報告書、決算短信、計算書類等がある。キャンセルボタン19.6を押すと、図5のデータ入力選択画面に戻る。
特定の主要手続の手続名に関連する作業概要や作業手順、リスク内容を入力するには、図19の決算手続詳細リスト出力画面に表示された主要手続のうちの所定の主要手続を反転させて指定し、実行ボタン19.5を押す。実行ボタン19.5を押すと、図20の決算手続マニュアル表示画面(作業概要)がディスプレイ23に表示される。なお、決算手続詳細リスト出力画面に番号や主要手続の手続名が1つも表示されていない場合も、実行ボタン19.5を押すと、図20の決算手続マニュアル表示画面(作業概要)が表示される。
決算手続マニュアル表示画面には、図20に示すように、連番自動設定エリア20.1、主要手続表示エリア20.2、主要手続番号表示エリア20.3、手続名表示エリア20.4、作業概要タブ20.5、作業手順タブ20.6、リスク内容タブ20.7、開示書類選択エリア20.8、作業目的入力エリア20.9、解説図表入力エリア20.10、成果物入力エリア20.11、仕訳タイプ入力エリア20.12、実行ボタン20.13、クリアボタン20.14、キャンセルボタン20.15が表示される。主要手続番号表示エリアには、指定された主要手続の番号が表示される。キャンセルボタン20.15を押すと、図19の決算手続詳細リスト出力画面に戻る。
手続名表示エリア20.4にその主要手続の手続名を入力すると、主要手続の番号にそれにつながる新たな番号が自動的に生成され、生成された番号がつながる連番が主要手続と手続名とに設定されるとともに、その連番が連番自動設定エリア20.1に表示される。主要手続とそれの手続名とは連番(主要手続識別子:主要手続および手続名を特定するための連番表示エリア20.1に表示された連番)によって特定される。
次に、開示書類選択エリア20.7においてその主要手続の手続名の開示書類を選択し、作業目的入力エリア20.9に作業目的を入力し、解説図表がある場合は解説図表入力エリア20.10に解説図表を貼り付ける。さらに、その主要手続の手続名によって作成される成果物を成果物入力エリア20.11のプルダウンリストから指定し、その主要手続の手続名の仕訳タイプを仕訳タイプ入力エリア20.12のプルダウンリストから指定した後、実行ボタン20.13を押す。
実行ボタン20.13を押すと、指定した解説図表(解説図表ID番号を含む)がデータベース17の解説図表ファイルから転送され、図示はしていないが、作業概要確認画面がディスプレイ23に表示される。作業概要確認画面には、入力した各データが表示された入力エリア20.1〜20.12の他に、YESボタン、NOボタンが表示される。NOボタンを押すと、作業概要データ(主要手続、手続名、担当者、開示書類、作業目的、解説図表、成果物、仕訳タイプ)の格納は行われず、図19の決算手続詳細リスト出力画面に戻る。
作業概要確認画面において、YESボタンを押すと、作業概要データ(連番、主要手続、手続名、開示書類、作業目的、解説図表)に、それを特定(識別)するための連番(主要手続および手続名を特定するための連番表示エリアに表示された連番)が設定されるとともに、作業概要データがデータベース17に転送され、作業概要データ(格納日時を含む)が連番に関連付けられた状態でデータベース17の主要手続ファイルに格納される(主要手続格納手段)。なお、作業概要は、各主要手続の手続名毎に格納される。
各主要手続の手続名によって作成される成果物データに、連番(主要手続および手続名を特定するための連番表示エリアに表示された連番)が設定されるとともに、その成果物データがデータベース17に転送され、その成果物データ(格納日時を含む)が連番に関連付けられた状態でデータベース17の主要手続ファイルに格納される(成果物格納手段)。各主要手続の手続名によって計上される仕訳タイプデータに、連番(主要手続および手続名を特定するための連番表示エリアに表示された連番)が設定されるとともに、その仕訳タイプデータがデータベース17に転送され、その仕訳タイプデータ(格納日時を含む)が連番に関連付けられた状態でデータベース17の主要手続ファイルに格納される(仕訳タイプ格納手段)。図20の決算手続マニュアル(作業概要)表示画面において、クリアボタン20.14を押すと、各入力エリア20.1〜20,12に入力された作業概要データが消去され、データの入力を初めからやり直す。
図21は、作業手順を入力する決算手続マニュアル表示画面の他の一例を示す図である。作業概要データの主要手続に関連する作業手順データを入力するには、作業概要データを入力した後、図20の決算手続マニュアル(作業概要)表示画面の作業手順タブ20.6を押す。作業手順タブ20.6を押すと、図21の決算手続マニュアル(作業手順)表示画面がディスプレイ23に表示される。
決算手続マニュアル(作業手順)表示画面には、図21に示すように、連番が表示された連番表示エリア21.1、主要手続が表示された主要手続表示エリア21.2、主要手続番号が表示された主要手続番号表示エリア21.3、手続名が表示された手続名表示エリア21.4、作業概要タブ21.5、作業手順タブ21.6、リスク内容タブ21.7、作業順番表示エリア21.19、作業区分入力エリア21.8、担当者入力エリア21.9、作業タイトル入力エリア21.10、作業内容入力エリア21.11、作業基準日入力エリア21.12、見積工数入力エリア21.13、資料名入力エリア21.14、確認事項入力エリア21.15、実行ボタン21.16、クリアボタン21.17、キャンセルボタン21.18が表示される。キャンセルボタン21.18を押すと、図20の決算手続マニュアル表示画面(作業概要)に戻る。
作業区分入力エリア21.8のプルダウンリストから1番目に処理を行う作業の作業区分を指定すると、指定した作業区分とその作業区分の作業項目(作業種類、作業項目説明を含む)とがデータベース17の作業項目データファイルから転送され、作業区分と作業項目とが作業区分入力エリア21.8に表示されるとともに、作業順番表示エリア21.19にその作業区分の作業順番(1)が表示される。2番目に処理を行う作業の作業区分を指定すると作業区分と作業項目とが作業区分入力エリア21.8に表示されるとともに、作業順番表示エリア21.19にその作業区分の作業順番(2)が表示される。このように、作業区分を順次指定するとその作業区分に作業順番(1〜N)が付与され、作業区分や作業項目の作業順番が決定される。
次に、作業区分の作業項目を担当する担当者を担当者入力エリア21.9のプルダウンリストから指定すると、指定した担当者データ(担当者ID番号を含む)がデータベース17の担当者データファイルから転送され、担当者が担当者入力エリア21.9に表示される。作業タイトル入力エリア21.10に作業タイトルを入力し、作業内容入力エリア21.11に指定した作業項目の作業内容を入力し、作業基準日入力エリア21.12に日数を入力するとともに、見積工数入力エリア21.13に見積工数(分)を入力する。資料名入力エリア21.14のプルダウンリストから資料名を指定すると、指定した資料名の資料データ(資料ID番号、資料名、主管部署、成果物○,×、スプレッドシート○,×、資料媒体)がデータベース17の資料データファイルから転送され、その資料名が資料名入力エリア21.14に表示される。
作業項目に確認事項がある場合において、確認事項入力エリア21.15の作業順番入力エリアのプルダウンリストから作業順番を指定すると、指定した作業順番が確認事項入力エリア21.15の作業順番入力エリアに表示される。その作業順番の確認事項を確認事項入力エリア21.15に入力する。それらデータを入力した後、実行ボタン21.16を押す。なお、図21の決算手続マニュアル(作業手順)表示画面において、クリアボタン21.17を押すと、各入力エリア21.8〜21.15に入力された作業手順データが消去され、データの入力を初めからやり直す。
実行ボタン21.16を押すと、図示はしていないが、作業手順確認画面がディスプレイ23に表示される。作業手順確認画面には、入力した各データが表示された入力エリア21.1〜21.15の他に、YESボタン、NOボタンが表示される。NOボタンを押すと、作業手順データ(作業順番、作業区分、作業項目、作業担当者、作業内容、作業基準日、見積工数、作業種類、作業項目説明)や資料データ(資料ID番号、資料名、主管部署、成果物○,×、スプレッドシート○,×、資料媒体)、確認事項データ(確認事項の作業順番、確認事項)の格納は行われず、図20の決算手続マニュアル表示画面(作業概要)に戻る。
作業手順確認画面において、YESボタンを押すと、作業手順データのうちの作業項目情報(作業順番、作業区分、作業項目、作業内容、作業基準日、見積工数、作業種類、作業項目説明)に、それを特定(識別)するための作業順番(作業項目識別子)と連番(主要手続および手続名を特定するための連番表示エリアに表示された連番)とが設定されるとともに(たとえば、連番0001−01に作業順番1をつなげた0001−01−1、連番0001−01に作業順番2をつなげた0001−01−2等)、作業項目情報がデータベース17に転送され、作業項目情報(格納日時を含む)が連番(主要手続識別子)と作業順番とに関連付けられた状態でデータベース17の作業項目ファイルに格納される(作業項目格納手段)。
作業項目情報の格納は、各作業項目毎(図21には、(A)提出依頼、(B)資料入手、(C)要件確認、(D)作成の4つが図示されているが、図示はしていないが、その後に(E)照合、(F)確認、(G)起票、(H)記帳、(I)検証、(J)承認、(K)資料保管、(L)準備が続く)に行われる。なお、作業タイトルには、基礎資料の準備、起票元資料作成、仕訳伝票起票、仕訳伝票の再鑑、仕訳伝票の承認、開示項目の重要性判定資料作成、開示文案の元資料用意、開示文案作成、開示文案の再鑑、開示文案の承認等がある。
担当者入力エリア21.9に表示された担当者データ(担当者ID番号)に、作業順番(作業項目識別子)と連番(主要手続および手続名を特定するための連番表示エリアに表示された連番)とが設定されるとともに、その担当者データがデータベース17に転送され、担当者データ(格納日時を含む)が連番と作業順番とに関連付けられた状態(たとえば、0001−01−1や0001−01−2に関連付けた状態)でデータベース17の作業項目ファイルに格納される(作業担当者格納手段)。担当者データの格納は、作業項目情報の格納と同様に、各作業項目毎に行われる。
さらに、担当者入力エリア21.9に表示された担当者データ(担当者ID番号)に、連番(主要手続および手続名を特定するための連番表示エリアに表示された連番)が設定されるとともに、その担当者データ(主要手続表示エリアに表示された主要手続の手続名を担当する担当者)(格納日時を含む)が連番に関連付けられた状態で主要手続ファイルに格納される(手続担当者格納手段)。
資料データ(資料ID番号、資料名、主管部署、成果物○,×、スプレッドシート○,×、資料媒体)に、連番(主要手続および手続名を特定するための連番表示エリアに表示された連番)が設定されるとともに、その資料データがデータベース17に転送され、その資料データ(格納日時を含む)が連番に関連付けられた状態でデータベース17の主要手続ファイルに格納される(資料データ格納手段)。確認事項データ(確認事項の作業順番、確認事項)に、作業順番(作業項目識別子)と連番(主要手続および手続名を特定するための連番表示エリアに表示された連番)とが設定されるとともに、その確認事項データがデータベース17に転送され、その確認事項データ(格納日時を含む)が連番と作業順番とに関連付けられた状態でデータベース17の作業項目ファイルの作業確認事項アドレスに格納される(作業確認事項格納手段)。なお、確認事項の作業順番は、作業順番入力エリア21.19に表示された作業順番に対応する。
作業手順データにおける作業基準日は、決算日の翌日から起算する日数(休日を除く営業日)であり、たとえば、作業基準日が3日であり、決算日が3月31日とすると、その基準日に対応する作業項目の終了日が4月3日となる(4月1日〜3日までに休日がない場合)。したがって、作業順番1の提出依頼(作業項目)の基準日が2であるから、提出依頼の作業を4月2日までに行うことになり、作業順番1の提出依頼の作業完了予定期日が4月2日となる。作業順番4の作成(作業項目)の基準日が4であるから、作成の作業を4月4日までに行うことになり、作業順番4の作成の作業完了予定期日が4月4日となる。
上記作業基準日から算出された各作業項目の作業完了予定期日データに、作業順番(作業項目識別子)と連番(主要手続および手続名を特定するための連番表示エリアに表示された連番)とが設定されるとともに、その作業完了予定期日データがデータベース17に転送され、その作業完了予定期日データ(格納日時を含む)が連番と作業順番とに関連付けられた状態でデータベース17の作業項目ファイルに格納される(作業完了予定期日格納手段)。作業完了予定期日の格納は、作業項目情報の格納と同様に、各作業項目毎に行われる。
コンピュータ11の中央処理部は、それら基準日を参照しつつ、最も基準日が小さい作業順番の作業項目の基準日から算出した作業の最終日を主要手続表示エリア21.4に表示された主要手続の手続名の作業項目の開始日と決定する。また、それら基準日を参照しつつ、最も基準日が大きい作業順番の作業項目の基準日から算出した作業の最終日を主要手続表示エリア21.4に表示された主要手続の手続名の作業項目の終了日と決定する。具体的には、作業順番1の提出依頼(作業項目)の基準日が2であり、もっとも小さいから、その基準日に対応する作業項目の終了日である4月2日が主要手続表示エリア21.4に表示された主要手続の手続名の開始日(作業開始予定期日)となる。さらに、作業順番4の作成(作業項目)の基準日が4であり、もっとも大きいから、その基準日に対応する作業項目の終了日である4月4日が主要手続表示エリア21.4に表示された主要手続の手続名の終了日(作業完了予定期日)となる。
各作業項目の作業基準日から算出された主要手続の手続名の手続開始予定期日データ(主要手続の開始日)に、連番(主要手続および手続名を特定するための連番表示エリアに表示された連番)が設定されるとともに、その手続開始予定期日データがデータベース17に転送され、その手続開始予定期日データ(格納日時を含む)が連番に関連付けられた状態でデータベース17の主要手続ファイルに格納される。また、各作業項目の作業基準日から算出された主要手続の手続名の手続完了予定期日データ(主要手続の終了日)に、連番(主要手続および手続名を特定するための連番表示エリアに表示された連番)が設定されるとともに、その手続完了予定期日データがデータベース17に転送され、その手続完了予定期日データ(格納日時を含む)が連番に関連付けられた状態でデータベース17の主要手続ファイルに格納される(手続完了予定期日格納手段)。
作業手順データにおける見積工数(分)は、各作業項目の処理に要する時間である。したがって、作業順番1の提出依頼(作業項目)の見積工数(分)が15であるから、提出依頼の処理時間が15分となる。作業順番4の作成(作業項目)の見積工数(分)が25であるから、作成の処理時間が25分となる。各作業項目の見積工数データ(分)に、作業順番(作業項目識別子)と連番(主要手続および手続名を特定するための連番表示エリアに表示された連番)とが設定されるとともに、その見積工数データがデータベース17に転送され、その工数データ(格納日時を含む)が連番と作業順番とに関連付けられた状態でデータベース17の作業項目ファイルに格納される(作業処理見込時間格納手段)。作業処理見込時間の格納は、作業項目情報の格納と同様に、各作業項目毎に行われる。
コンピュータ11の中央処理部は、各作業項目の見積工数(分)を参照しつつ、それら見積工数(分)を合計した見積工数合計を算出し、その見積工数合計を主要手続表示エリア21.4に表示された主要手続の手続名の処理に要する時間(手続処理見込時間)とする。各主要手続の手続名の手続処理見込時間データに、連番(主要手続および手続名を特定するための連番表示エリアに表示された連番)が設定されるとともに、その手続処理見込時間データがデータベース17に転送され、その手続処理見込時間データ(格納日時を含む)が連番に関連付けられた状態でデータベース17の主要手続ファイルに格納される(手続処理見込時間格納手段)。
図22は、リスクを入力する決算手続マニュアル表示画面の他の一例を示す図であり、図23は、リスクを入力する決算手続マニュアル表示画面の他の一例を示す図である。図22,23のマニュアル表示画面は、リスク作業順番入力エリア22.8に表示された作業順番の作業項目に所定のリスクがある場合に使用される。作業概要データの主要手続の手続名に関連するリスクデータを入力するには、作業手順データを入力した後、図21の決算手続マニュアル(作業手順)表示画面のリスク内容タブ21.7を押す。リスク内容タブ21.7を押すと、図22の決算手続マニュアル(リスク内容1)表示画面がディスプレイ23に表示される。
決算手続マニュアル(リスク内容1)表示画面には、図22に示すように、図21の決算手続マニュアル(作業手順)表示画面に表示された連番と同一の連番が表示された連番表示エリア22.1、主要手続(図示せず)が表示された主要手続表示エリア22.2、主要手続番号が表示された主要手続番号表示エリア22.3、手続名(図示せず)が表示された手続名表示エリア22.4、作業概要タブ22.5、作業手順タブ22.6、リスク内容タブ22.7、リスク作業順番入力エリア22.8、リスク入力エリア22.9、アサーション入力エリア22.10、コントロール作業順番入力エリア22.11、コントロール作業項目入力エリア22.12、コントロール内容入力エリア22.13、実行ボタン22.14、クリアボタン22.15、キャンセルボタン22.16が表示される。キャンセルボタン22.16を押すと、図21の決算手続マニュアル表示画面(作業手順)に戻る。
リスク作業順番入力エリア22.8のプルダウンリストから作業順番を指定すると、指定した作業順番がデータベース17の作業項目データファイルから転送され、作業順番が作業順番入力エリア22.8に表示される。指定した作業順番は、図21の決算手続マニュアル表示画面において指定した作業順番と対応する。なお、図示はしていないが、図21の決算手続マニュアル表示画面において指定した作業順番と異なる作業順番を指定すると、エラーメッセージがディスプレイ23に表示される。リスク入力エリア22.9にリスク(リスク名、リスク内容等)を入力し、アサーション入力エリア22.10において該当するアサーション(実在性、網羅性、権利義務、評価、期間配分、表示のうちの少なくとも1つ)を指定する。リスクには、「原稿文案の転記を誤る」や「連結パッケージ計数データ集計を誤る」等がある。
コントロール作業項番入力エリア22.11のプルダウンリストから作業順番を指定すると、指定した作業順番がデータベース17の作業項目データファイルから転送され、作業順番がコントロール作業順番入力エリア22.11に表示される。指定したコントロール作業順番は、図21の決算手続マニュアル表示画面において指定した作業順番と対応する。なお、図示はしていないが、図21の決算手続マニュアル表示画面において指定した作業順番と異なる作業順番を指定すると、エラーメッセージがディスプレイ23に表示される。
コントロール作業項目入力エリア22.12のプルダウンリストから作業項目を指定すると、指定した作業項目がデータベース17の作業項目データファイルから転送され、作業項目がコントロール作業項目入力エリア22.12に表示される。コントロール内容入力エリア22.13にコントロール内容を入力する。コントロールは、各作業項目のリスクを管理し、そのリスクを回避する役割を有する。コントロール内容には、「文案の検証」や「文案の承認」等がある。
それらデータを入力した後、実行ボタン22.14を押す。なお、図22の決算手続マニュアル(リスク内容1)表示画面において、クリアボタン22.15を押すと、各入力エリア22.8〜22.13に入力された各データが消去され、データの入力を初めからやり直す。実行ボタン22.14を押すと、図示はしていないが、リスク確認画面(リスク内容1)がディスプレイ23に表示される。リスク確認画面には、各データが入力された入力エリアの他に、YESボタン、NOボタンが表示される。NOボタンを押すと、リスクデータ(リスク、アサーション、コントロール作業順番、コントロール作業項目、コントロール内容)の格納は行われず、図21の決算手続マニュアル表示画面(作業手順)に戻る。
リスク確認画面(リスク内容1)において、YESボタンを押すと、リスクデータのうちのリスク情報(リスク作業順番、リスク)に、作業順番(作業項目識別子)と連番(主要手続および手続名を特定するための連番表示エリアに表示された連番)とが設定されるとともに、リスク情報がデータベース17に転送され、それらリスク情報(格納日時を含む)が連番と作業順番とに関連付けられた状態でデータベース17の作業項目ファイルのリスクアドレスに格納される(リスク格納手段)。リスク情報の格納は、各リスク作業項目毎(図22には、(1)提出依頼、(3)要件確認の2つが図示されている)に行われる。
リスクデータのうちのアサーション情報に、作業順番(作業項目識別子)と連番(主要手続および手続名を特定するための連番表示エリアに表示された連番)とが設定されるとともに、そのアサーション情報がデータベース17に転送され、そのアサーション情報(格納日時を含む)が連番と作業順番とに関連付けられた状態でデータベース17の作業項目ファイルのリスクアドレスに格納される(アサーション格納手段)。アサーション情報の格納は、リスク作業順番やリスクの格納と同様に、各リスク作業項目毎に行われる。
リスクデータのうちのリスクをコントロールするコントロール作業順番とコントロール作業項目(管理作業項目)とに、作業順番(作業項目識別子)と連番(主要手続および手続名を特定するための連番表示エリアに表示された連番)とが設定されるとともに、コントロール作業順番とコントロール作業項目とがデータベース17に転送され、コントロール作業順番およびコントロール作業項目(格納日時を含む)が連番と作業順番とに関連付けられた状態でデータベース17の作業項目ファイルのリスクアドレスに格納される(管理作業項目格納手段)。コントロール作業順番およびコントロール作業項目の格納は、リスク作業順番やリスクの格納と同様に、各リスク作業項目毎に行われる。
リスクデータのうちのリスクをコントロールするコントロール内容(管理作業項目の管理作業内容)に、作業順番(作業項目識別子)と連番(主要手続および手続名を特定するための連番表示エリアに表示された連番)とが設定されるとともに、コントロール内容(格納日時を含む)がデータベース17に転送され、コントロール内容が連番と作業順番とに関連付けられた状態でデータベース17の作業項目ファイルのリスクアドレスに格納される(管理作業内容格納手段)。コントロール内容の格納は、リスク作業順番やリスクの格納と同様に、各リスク作業項目毎に行われる。
なお、リスク作業項目のリスク作業内容が作業項目ファイルから抽出され、リスク作業項目のリスク作業内容に、作業順番(作業項目識別子)と連番(主要手続および手続名を特定するための連番表示エリアに表示された連番)とが設定されるとともに、そのリスク作業内容がデータベース17に転送され、そのリスク作業内容(格納日時を含む)が連番と作業順番とに関連付けられた状態でデータベース17の作業項目ファイルのリスクアドレスに格納される(リスク作業内容格納手段)。また、リスクを伴う作業項目のリスク作業完了予定期日が作業項目ファイルから抽出され、リスク作業完了予定期日に、作業順番(作業項目識別子)と連番(主要手続および手続名を特定するための連番表示エリアに表示された連番)とが設定されるとともに、そのリスク作業完了予定期日がデータベース17に転送され、そのリスク作業完了予定期日(格納日時を含む)が連番と作業順番とに関連付けられた状態でデータベース17の作業項目ファイルのリスクアドレスに格納される(リスク作業完了予定期日格納手段)。
それらデータの格納が終了すると、図23の決算手続マニュアル(リスク内容2)表示画面がディスプレイ23に表示される。決算手続マニュアル(リスク内容2)表示画面には、図23に示すように、図21の決算手続マニュアル(作業手順)表示画面に表示された連番と同一の連番が表示された連番表示エリア23.1、主要手続(図示せず)が表示された主要手続表示エリア23.2、主要手続番号が表示された主要手続番号表示エリア23.2、手続名(図示せず)が表示された手続名表示エリア23.4、作業概要タブ23.5、作業手順タブ23.6、リスク内容タブ23.7、リスク作業順番が表示されたリスク作業順番表示エリア23.8、財務報告リスク入力エリア23.9、アサーションが表示されたアサーション表示エリア23.10、リスク作業項目(提出依頼、要件確認)が表示されたリスク作業項目表示エリア23.11、リスク作業項目の担当者(図示せず)が表示された担当者表示エリア23.12、リスク作業項目の内容(図示せず)が表示された内容表示エリア23.13、リスク作業のリスク作業確認事項入力エリア23.14、実行ボタン23.15、クリアボタン23.16、キャンセルボタン23.17が表示される。キャンセルボタン23.17を押すと、図22の決算手続マニュアル(リスク内容1)表示画面に戻る。
財務報告リスク入力エリア23.9に財務報告リスクを入力し、リスク作業項目を処理する場合に確認事項がある場合はその確認事項をリスク作業確認事項入力エリア23.14に入力する。財務報告リスクには、「架空に計上されるリスク」や「計上が重複または漏れるリスク」、「正当でない取引が計上されるリスク」、「計上金額を誤るリスク」、「計上日付・主要手続を誤るリスク」等がある。それらデータを入力した後、実行ボタン23.15を押す。なお、図23の決算手続マニュアル(リスク内容2)表示画面において、クリアボタン23.16を押すと、各入力エリア23.9〜23.14に入力された各データが消去され、データの入力を初めからやり直す。
実行ボタン23.15を押すと、図示はしていないが、リスク確認画面(リスク内容2)がディスプレイ23に表示される。リスク確認画面には、各データが入力された入力エリアの他に、YESボタン、NOボタンが表示される。NOボタンを押すと、リスクデータ(財務報告リスク、確認事項)の格納は行われず、図21の決算手続マニュアル表示画面(作業手順)に戻る。
リスク確認画面(リスク内容2)において、YESボタンを押すと、リスクデータのうちのリスク情報(財務報告リスク)に、作業順番(作業項目識別子)と連番(主要手続および手続名を特定するための連番表示エリアに表示された連番)とが設定されるとともに、財務報告リスクがデータベース17に転送され、財務報告リスク(格納日時を含む)が連番と作業順番とに関連付けられた状態でデータベース17の作業項目ファイルのリスクアドレスに格納される(リスク格納手段)。財務報告リスクの格納は、各リスク作業項目毎(図23には、(1)提出依頼、(3)要件確認の2つが図示されている)に行われる。
リスク作業確認事項に、作業順番(作業項目識別子)と連番(主要手続および手続名を特定するための連番表示エリアに表示された連番)とが設定されるとともに、リスク作業確認事項がデータベース17に転送され、リスク作業確認事項(格納日時を含む)が連番と作業順番とに関連付けられた状態でデータベース17の作業項目ファイルの作業確認事項アドレスに格納される(リスク作業確認事項格納手段)。リスク作業確認事項の格納は、財務報告リスクの格納と同様に、各リスク作業項目毎に行われる。
図24は、作業管理選択画面の一例を示す図であり、図25は、手続一覧表の一例を示す図である。図26は、作業一覧表の一例を示す図である。図25,26は、管理用コンピュータ11のディスプレイ23に表示される手続一覧表や作業一覧表を示す。管理用コンピュータ11のディスプレイ23には、すべての担当者が表示されるとともに、それら担当者が担当する主要手続の手続名の手続一覧表が表示される。このシステム10A,10Bでは、管理用コンピュータ11において各種データを入力し、それらデータがデータベース17に格納された後、ディスプレイ23に手続一覧表や作業一覧表を表示させることができる。管理者は、手続一覧表や作業一覧表にしたがって各主要手続の手続名や各作業項目の進捗状況を把握し、決算業務を担当する各担当者に各主要手続の手続名や各作業項目の処理上の助言を与え、または、各主要手続の手続名や各作業項目の処理の迅速化を促す。
管理用コンピュータ11のディスプレイ23に表示された図4の初期画面において作業管理ボタン4.1を押すと、図24の作業管理選択画面が表示される。作業管理選択画面には、図24に示すように、手続一覧表ボタン24.1、作業一覧表ボタン24.2、伝達事項一覧表ボタン24.3、新旧対照表ボタン24.4、戻るボタン24.5、ログアウトボタン24.6が表示される。手続一覧表ボタン24.1を押すと、データベース17から手続一覧表に対応する各種データが転送され、図25の手続一覧表がコンピュータ11のディスプレイ23に表示される。
手続一覧表には、連番表示エリア25.1、主要手続表示エリア25.2、手続名表示エリア25.3、担当者表示エリア25.4、主要手続の手続名を再鑑・承認する再鑑者・承認者入出力エリア25.5、主要手続の手続名の手続予定日表示エリア25.6、主要手続の手続名の作業項目総数表示エリア25.7、主要手続の手続名の工数見積表示エリア25.8、主要手続の手続名の工数実測表示エリア25.9、主要手続の手続名の手続進捗状況表示エリア2510、CL(チェックリスト)ボタン25.11、伝達事項ボタン25.12、戻るボタン25.13、作業一覧表ボタン25.14、ログアウトボタン25.15が表示される。戻るボタン25.13を押すと、図24の作業管理選択画面に戻る。
コンピュータ11のデータ転送指令にしたがって、作業概要データ(連番、主要手続、手続名)がデータベース17の主要手続ファイルから転送され、各主要手続の手続名に設定された連番が連番表示エリア25.1に表示され、その連番に対応する主要手続が主要手続表示エリア25.2に表示されるとともに、その主要手続に対応する手続名が手続名表示エリア25.3に表示される(主要手続出力手段)。連番に設定された担当者ID番号に基づいて担当者データ(担当者名)がデータベース17の主要手続ファイルから転送され、各主要手続の手続名毎の担当者データ(図示せず)が担当者表示エリア25.4に表示される(手続担当者出力手段)。
連番に基づいて各主要手続の手続名の手続完了予定期日が特定され、各主要手続の手続名の手続完了予定期日がデータベース17の主要手続ファイルから転送され、各主要手続の手続名の手続完了予定期日(図示せず)が手続予定日表示エリア25.6に表示される(手続完了予定期日出力手段)。連番に基づいて各主要手続の手続名の処理に必要な作業項目の作業項目総数が特定され、作業項目総数がデータベース17の作業データファイルから転送され、各主要手続の手続名の処理に必要な作業項目総数が作業項目総数表示エリア25.7に表示される(主要手続出力手段)。
連番に基づいて各主要手続の手続名の処理に要する処理見込時間(作業工数見積)が特定され、各主要手続の手続名の処理見込時間がデータベース17の主要手続ファイルから転送され、各主要手続の手続名の処理見込時間(図示せず)が工数見積表示エリア25.8に表示される(手続処理見込時間出力手段)。連番に基づいて各主要手続の手続名の処理に要した処理実測時間(作業工数実績)が特定され、各主要手続の手続名の処理実測時間がデータベース17の主要手続ファイルから転送され、各主要手続の手続名の処理実測時間(図示せず)が工数実測表示エリア25.9に表示される(手続処理実測時間出力手段)。
手続進捗データがデータベース17に格納されている場合は、連番に基づいて各主要手続の手続名の手続進捗データが特定され、各主要手続の手続名の手続進捗データがデータベース17の主要手続ファイルから転送され、各主要手続の手続名の手続進捗データが進捗状況表示エリア25.10に表示される(手続進捗データ出力手段)。進捗状況表示エリア25.10には、手続が完了している作業項目の作業順番が表示され、さらに、主要手続の手続名の現在の進捗状況である完了、遅延完了、遅延、未着手、作業中、遅延作業中のいずれかのメッセージが表示される。なお、主要手続の手続名に再鑑者・承認者(管理者)が必要である場合は、再鑑者・承認者名入力エリア25.5のプルダウンリストから再鑑者・承認者を選択し、再鑑者・承認者名入力エリア25.5に再鑑者・承認者を入力する。図25の手続一覧表は、プリンタから出力することができる。
決算業務促進システム10A,10Bは、決算業務の手続期間に処理を要する各種複数の主要手続を出力し、それら主要手続の手続名の処理を担当する担当者データを各主要手続の手続名毎に出力するから、各主要手続の手続名の担当者の明確化を図ることができることはもちろん、管理者が各主要手続の手続名の担当者を事前に把握することができる。決算業務促進システム10A,10Bは、主要手続の手続名の手続完了予定期日を各主要手続の手続名毎に出力し、主要手続の手続名の手続進捗データを各主要手続の手続名毎に出力するから、管理者が主要手続の手続名の完了予定や現在の手続進捗状況を各主要手続の手続名毎に把握することができ、それに基づいて、管理者が各担当者に主要手続の手続名の処理上の助言を与えることや各担当者の主要手続の手続名の処理の迅速化を促すことができ、各担当者の主要手続の手続名の処理に対する注意を喚起することで、各担当者毎に主要手続の手続名の処理の促進を図ることができる。
決算業務促進システム10A,10Bは、主要手続の手続名の処理に要する処理見込時間を各主要手続の手続名毎に出力し、主要手続の手続名の処理に要した処理実測時間を各主要手続の手続名毎に出力するから、管理者が各主要手続の手続名の処理に要する処理見込時間や処理実測時間を把握することができ、各主要手続の手続名の処理時間の適正や各担当者の処理能力を把握することができるとともに、各主要手続の手続名の処理時間を適格に決定することや主要手続の手続名を処理させる担当者を適格に選出することができる。
管理用コンピュータ11のディスプレイ23に表示された図4の初期画面において作業管理ボタン4.1を押し、図24の作業管理選択画面を表示させた後、作業一覧表ボタン24.2を押すと、データベース17から作業一覧表に対応する各種データが転送され、図26の作業一覧表がコンピュータ23のディスプレイ11に表示される。なお、管理者用コンピュータ11のディスプレイ23には、すべての担当者が表示されるとともに、それら担当者が担当する作業項目の作業一覧表が表示される。
作業一覧表には、作業種類表示エリア26.1、連番表示エリア26.2、手続名表示エリア26.3、作業順番表示エリア26.4、作業項目表示エリア26.5、作業内容表示エリア26.6、担当者表示エリア26.7、作業項目の作業進捗状況表示エリア26.8、作業項目の作業予定日表示エリア26.9、作業項目の作業完了日表示エリア26.10、工数見積表示エリア26.11、工数実測表示エリア26.12、CL(チェックリスト)ボタン26.13、伝達事項ボタン26.14、戻るボタン26.15、手続一覧表ボタン26.16、ログアウトボタン26.17が表示される。戻るボタン26.15を押すと、図24の作業管理選択画面に戻る。手続一覧表ボタン26.16を押すと、図25の手続一覧表が表示される。
コンピュータ11のデータ転送指令にしたがって、作業項目データ(作業種類、連番、手続名、作業順番、作業項目、作業内容)がデータベース17の作業項目ファイルから転送され、作業種類が作業種類表示エリア26.1に表示され、各作業項目に設定された連番が連番表示エリア26.2に表示され、その連番に対応する手続名が手続名表示エリア26.3に表示される。さらに、連番に対応する作業順番が作業順番表示エリア26.4に表示され、連番に対応する作業項目が作業項目表示エリア26.5に表示され、その作業項目の作業内容が作業内容表示エリア26.6に表示される(作業項目出力手段)。連番に設定された担当者ID番号に基づいて担当者データ(担当者名)がデータベース17の作業項目ファイルから転送され、各作業項目毎の担当者データ(図示せず)が担当者表示エリア26.7に表示される(作業担当者出力手段)。
作業進捗データがデータベース17に格納されている場合は、連番と作業順番とに基づいて各作業項目の作業進捗データ(作業進捗状況、作業完了日)が特定され、各作業項目の作業進捗データがデータベース17の作業項目ファイルから転送され、各主要手続の手続名の作業進捗データが作業進捗状況表示エリア26.8や作業完了日表示エリア26.10に表示される(作業進捗データ出力手段)。作業進捗状況表示エリア26.8には、各作業項目の現在の作業進捗状況である完了、遅延完了、遅延、未着手、作業中、遅延作業中のいずれかのメッセージが表示され、作業完了日表示エリア26.10には、作業項目が完了している場合に各作業項目の完了日(図示せず)が表示される。
連番と作業順番とに基づいて各作業項目の作業完了予定期日が特定され、各作業項目の作業完了予定期日がデータベース17の作業項目ファイルから転送され、各作業項目の作業完了予定期日(図示せず)が作業予定日表示エリア26.9に表示される(作業完了予定期日出力手段)。連番と作業順番とに基づいて各作業項目の処理に要する処理見込時間(作業工数見積)が特定され、処理見込時間がデータベース17の作業項目ファイルから転送され、各作業項目の処理に要する処理見込時間(図示せず)が工数見積表示エリア26.11に表示される(作業処理見込時間出力手段)。連番と作業順番とに基づいて各作業項目の処理に要した処理実測時間(作業工数実績)が特定され、処理実測時間がデータベース17の作業項目ファイルから転送され、各作業項目の処理に要した処理実測時間(図示せず)が工数実測表示エリア26.12に表示される(作業処理実測時間出力手段)。図26の作業一覧表は、プリンタから出力することができる。
決算業務促進システム10A,10Bは、決算業務の各種複数の主要手続の手続名の処理に必要な作業項目をその処理順に順番付けた状態で各主要手続の手続名毎に出力し、作業項目を担当する担当者を各作業項目毎に出力するから、各作業項目の担当者の明確化を図ることができることはもちろん、管理者が各作業項目の担当者を事前に把握することができる。決算業務促進システム10A,10Bは、作業項目の作業完了予定期日を各作業項目毎に出力し、作業項目の作業進捗データを各作業項目毎に出力するから、管理者が作業項目の完了予定や現在の作業進捗状況を各作業項目毎に把握することができ、それに基づいて、管理者が各担当者に作業項目の処理上の助言を与えることや各担当者の作業項目の処理の迅速化を促すことができ、各担当者の作業項目の処理に対する注意を喚起することで、各担当者毎に作業項目の処理の促進を図ることができる。
決算業務促進システム10A,10Bは、作業項目の処理に要する処理見込時間を各作業項目毎に出力し、作業項目の処理に要した処理実測時間を各作業項目毎に出力するから、管理者が各作業項目の処理に要する処理見込時間や処理実測時間を把握することができ、各作業項目の処理時間の適正や各担当者の処理能力を把握することができるとともに、各作業項目の処理時間を適格に決定することや作業項目を処理させる担当者を適格に選出することができる。
図27は、手続一覧表の他の一例を示す図であり、図28は、手続一覧表の他の一例を示す図である。図27,28は、業務用コンピュータ12〜16のディスプレイ24に表示される手続一覧表を示す。業務用コンピュータ12〜16のディスプレイ24には、コンピュータ12〜16を介してシステム10A,10Bにログインした担当者が担当する主要手続の手続名のみの手続一覧表が表示される。決算業務を担当する各担当者は、手続一覧表や作業一覧表にしたがって各主要手続の手続名や各作業項目を処理する。業務用コンピュータ12〜16のディスプレイ24に表示された図4の初期画面において作業管理ボタン4.1を押し、図24の作業管理選択画面を表示させた後、手続一覧表ボタン24.1を押すと、データベース17から各担当者に対応した手続一覧表の各種データが転送され、図27の手続一覧表がコンピュータ12〜16のディスプレイ24に表示される。
図27の手続一覧表には、担当者表示エリア27.1、直前進捗状況表示エリア27.2、連番表示エリア27.3、主要手続表示エリア27.4、手続名表示エリア27.5、主要手続の手続予定日表示エリア27.6、主要手続の作業項目総数表示エリア27.7、主要手続の手続名の工数見積表示エリア27.8、主要手続の手続名の工数実測表示エリア27.9、主要手続の手続名の手続進捗状況表示エリア27.10、CL(チェックリスト)ボタン27.11、伝達事項ボタン27.12、戻るボタン27.13、作業一覧表ボタン27.14、ログアウトボタン27.15が表示される。戻るボタン27.13を押すと、図24の作業管理選択画面に戻る。
コンピュータ12〜16のデータ転送指令にしたがって、作業概要データ(連番、主要手続、手続名)がデータベース17の主要手続ファイルから転送され、各主要手続に設定された連番が連番表示エリア27.3に表示され、その連番に対応する主要手続が主要手続表示エリア27.4に表示されるとともに、その主要手続に対応する手続名が手続名表示エリア27.5に表示される(主要手続出力手段)。連番に設定された担当者ID番号に基づいて担当者データ(担当者名)がデータベース17の主要手続ファイルから転送され、担当者データが担当者表示エリア27.1に表示される(手続担当者出力手段)。
連番に基づいて図27の主要手続表示エリア27.4に表示された主要手続の手続名の直前の主要手続の手続名を担当する担当者の手続進捗データが特定され、その手続進捗データがデータベース17の主要手続ファイルから転送され、直前の主要手続の手続名の手続進捗データ(図示せず)が直前進捗状況表示エリア27.2に表示される(手続進捗データ出力手段)。直前進捗状況表示エリア27.2には、完了、遅延完了、遅延、未着手、作業中、遅延作業中のいずれかのメッセージが表示されるとともに、詳細タブが表示される。
連番に基づいて各主要手続の手続名の手続完了予定期日が特定され、各主要手続の手続名の手続完了予定期日がデータベース17の主要手続ファイルから転送され、各主要手続の手続名の手続完了予定期日(図示せず)が手続予定日表示エリア27.6に表示される(手続完了予定期日出力手段)。連番に基づいて各主要手続の手続名の処理に必要な作業項目の作業項目総数が特定され、作業項目総数がデータベース17の作業データファイルから転送され、各主要手続の手続名の処理に必要な作業項目総数が作業項目総数表示エリア27.7に表示される(主要手続出力手段)。
連番に基づいて各主要手続の手続名の処理に要する処理見込時間(作業工数見積)が特定され、各主要手続の手続名の処理見込時間がデータベース17の主要手続ファイルから転送され、各主要手続の手続名の処理見込時間(図示せず)が工数見積表示エリア27.8に表示される(手続処理見込時間出力手段)。連番に基づいて各主要手続の手続名の処理に要した処理実測時間(作業工数実績)が特定され、各主要手続の手続名の処理実測時間がデータベース17の主要手続ファイルから転送され、各主要手続の手続名の処理実測時間(図示せず)が工数実測表示エリア27.9に表示される(手続処理実測時間出力手段)。
手続進捗データがデータベース17に格納されている場合は、連番に基づいて各主要手続の手続名の手続進捗データが特定され、各主要手続の手続名の手続進捗データがデータベース17の主要手続ファイルから転送され、各主要手続の手続名の手続進捗データが進捗状況表示エリア27.10に表示される(手続進捗データ出力手段)。進捗状況表示エリア27.10には、手続が完了している作業項目の作業順番が表示され(または手続が完了している作業項目の作業順番の次の作業項目の作業順番が表示される場合もある。)、さらに、主要手続の手続名の現在の手続進捗状況である完了、遅延完了、遅延、未着手、作業中、遅延作業中のいずれかのメッセージが表示される。図27の手続一覧表は、プリンタから出力することができる。
直前進捗状況表示エリア27.2の詳細タブを押すと、図28の手続一覧表が表示される。図28の手続一覧表では、自己が担当する主要手続の手続名の手続一覧表の他に、その直前に処理を行う主要手続の手続名の担当者の手続一覧表が表示される。図28の手続一覧表には、担当者表示エリア28.1、直前担当者表示エリア28.2、連番表示エリア28.3、主要手続表示エリア28.4、手続名表示エリア28.5、手続予定日表示エリア28.6、作業項目総数表示エリア28.7、工数見積表示エリア28.8、工数実測表示エリア28.9、手続進捗状況表示エリア28.10、CL(チェックリスト)タブ28.11、伝達事項タブ28.12、戻るボタン28.13、作業一覧表ボタン28.14、ログアウトボタン28.15が表示される。戻るボタン28.13を押すと、図24の作業管理選択画面に戻る。
コンピュータ12〜16のデータ転送指令にしたがって、直前担当者の作業概要データ(連番、主要手続、手続名)がデータベース17の主要手続ファイルから転送され、各主要手続の手続名に設定された連番が連番表示エリア28.3に表示され、その連番に対応する主要手続が主要手続表示エリア28.4に表示されるとともに、その主要手続に対応する手続名が手続名表示エリア28.5に表示される(主要手続出力手段)。連番に設定された担当者ID番号に基づいて直前担当者の担当者データ(担当者名)がデータベース17の主要手続ファイルから転送され、各主要手続の手続名毎の直前担当者の担当者データ(図示せず)が直前担当者表示エリア28.2に表示される。
連番に基づいて直前担当者の各主要手続の手続名の手続完了予定期日が特定され、各主要手続の手続名の手続完了予定期日がデータベース17の主要手続ファイルから転送され、各主要手続の手続名の手続完了予定期日(図示せず)が手続予定日表示エリア28.6に表示される(手続完了予定期日出力手段)。連番に基づいて直前担当者の各主要手続の手続名の処理に必要な作業項目総数が特定され、作業項目総数がデータベース17の作業データファイルから転送され、各主要手続の手続名の処理に必要な作業項目総数が作業項目総数表示エリア28.7に表示される(主要手続出力手段)。
連番に基づいて直前担当者の各主要手続の手続名の処理に要する処理見込時間(作業工数見積)が特定され、各主要手続の手続名の処理見込時間がデータベース17の主要手続ファイルから転送され、各主要手続の手続名の処理見込時間(図示せず)が工数見積表示エリア28.8に表示される(手続処理見込時間出力手段)。連番に基づいて直前担当者の各主要手続の手続名の処理に要した処理実測時間(作業工数実績)が特定され、各主要手続の手続名の処理実測時間がデータベース17の主要手続ファイルから転送され、各主要手続の手続名の処理実測時間(図示せず)が工数実測表示エリア28.9に表示される(手続処理実測時間出力手段)。
手続進捗データがデータベース17に格納されている場合は、連番に基づいて直前担当者の各主要手続の手続名の手続進捗データが特定され、各主要手続の手続名の手続進捗データがデータベース17の主要手続ファイルから転送され、各主要手続の手続名の手続進捗データが進捗状況表示エリア28.10に表示される(手続進捗データ出力手段)。進捗状況表示エリア28.10には、手続が完了している作業項目の作業順番が表示され(または手続が完了している作業項目の作業順番の次の作業項目の作業順番が表示される場合もある。)、さらに、主要手続の手続名の現在の手続進捗状況である完了、遅延完了、遅延、未着手、作業中、遅延作業中のいずれかのメッセージが表示される。図28の手続一覧表は、プリンタから出力することができる。
決算業務促進システム10A,10Bは、決算業務の手続期間に処理を要する各種複数の主要手続を出力し、それら主要手続の手続名の処理を担当する担当者データを各主要手続の手続名毎に出力するから、各主要手続の手続名の担当者の明確化を図ることができることはもちろん、各担当者が自己の処理すべき主要手続の手続名を事前に把握することで、それら主要手続の手続名の処理に対する計画を立てることができ、計画に従って主要手続の手続名を処理することで、決算業務をスケジュールどおりに進めることができる。
決算業務促進システム10A,10Bは、主要手続の手続名の手続完了予定期日を各主要手続の手続名毎に出力し、主要手続の手続名の手続進捗データを各主要手続の手続名毎に出力するから、各担当者が処理すべき主要手続の手続名の完了予定や現在の手続進捗状況を各主要手続の手続名毎に把握することができ、手続の処理計画を見直すことができるとともに、手続の遅れを取り戻すための計画を立てることができる。決算業務促進システム10A,10Bは、主要手続の手続名の処理に要する処理見込時間を各主要手続の手続名毎に出力し、主要手続の手続名の処理に要した処理実測時間を各主要手続の手続名毎に出力するから、担当者が各主要手続の手続名の処理に要する処理見込時間を把握することができ、主要手続の手続名の処理に対する計画を立てることができ、処理見込時間に従って主要手続の手続名を処理することで、主要手続の手続名の処理をスケジュールどおりに進めることができる。
決算業務促進システム10A,10Bは、主要手続の手続名を遅延している担当者のみならず、主要手続の手続名を遅延している担当者の後に後続の主要手続の手続名を担当する直近の担当者に対し、主要手続の手続名を遅延している担当者のその手続の遅延メッセージを出力するから、後続の主要手続の手続名を担当する担当者が前の主要手続の手続名を担当する担当者に手続に対する処理の遅延を指摘し、前の担当者に対して手続の処理の迅速化を促すことで、前の担当者の主要手続の手続名の遅延による後続の主要手続の手続名の遅延を防ぐことができ、その結果、手続全体の処理の促進を図ることができる。
決算業務促進システム10A,10Bは、主要手続の手続名の未着手または遅延作業中の担当者のみならず、主要手続の手続名を未着手または遅延作業中の担当者の後に後続の主要手続の手続名を担当する直近の担当者に対し、主要手続の手続名を未着手または遅延作業中の担当者のその主要手続の手続名の未着手メッセージまたは遅延作業中メッセージを出力するから、後続の主要手続の手続名を担当する担当者が前の主要手続の手続名を担当する担当者に主要手続の手続名に対する処理の未着手または遅延作業中を指摘し、前の担当者に対して主要手続の手続名の処理の迅速化を促すことで、前の担当者の主要手続の手続名の未着手または遅延作業中による後続の主要手続の手続名の遅延を防ぐことができ、その結果、手続全体の処理の促進を図ることができる。
決算業務促進システム10A,10Bは、主要手続の手続名の作業中の担当者のみならず、主要手続の手続名を作業中の担当者の後に後続の主要手続の手続名を担当する直近の担当者に対し、主要手続の手続名を作業中の担当者のその主要手続の手続名の作業中メッセージを出力するから、後続の主要手続の手続名を担当する担当者が前の主要手続の手続名を担当する担当者の処理の進捗データを把握することで、後続の主要手続の手続名の担当者が処理の準備をすることができ、その結果、手続全体の処理の促進を図ることができる。
図29は、作業一覧表の他の一例を示す図であり、図30は、作業一覧表の他の一例を示す図である。図29,30は、業務用コンピュータ12〜16のディスプレイ24に表示される作業一覧表を示す。業務用コンピュータ12〜16のディスプレイ24には、コンピュータ12〜16を介してシステム10A,10Bにログインした担当者が担当する作業項目のみの作業一覧表が表示される。業務用コンピュータ12〜16のディスプレイ24に表示された図4の初期画面において作業管理ボタン4.1を押し、図24の作業管理選択画面を表示させた後、作業一覧表ボタン24.2を押すと、データベース17から各担当者に対応する作業一覧表の各種データが転送され、図29の作業一覧表がコンピュータ12〜16のディスプレイ24に表示される。
図29の作業一覧表には、担当者表示エリア29.1、直前進捗状況表示エリア29.2、作業種類表示エリア29.3、連番表示エリア29.4、手続名表示エリア29.5、作業順番表示エリア29.6、作業項目表示エリア29.7、作業内容表示エリア29.8、作業進捗状況表示エリア29.9、作業予定日表示エリア29.10、作業完了日表示エリア29.11、工数見積表示エリア29.12、工数実測表示エリア29.13、CL(チェックリスト)ボタン29.14、伝達事項ボタン29.15、戻るボタン29.16、手続一覧表ボタン29.17、ログアウトボタン29.18が表示される。
コンピュータ12〜16のデータ転送指令にしたがって、作業項目データ(作業種類、連番、手続名、作業順番、作業項目、作業内容)がデータベース17の作業項目ファイルから転送され、作業種類が作業種類表示エリア29.3に表示され、各作業項目に設定された連番(図示せず)が連番表示エリア29.4に表示され、その連番に対応する手続名(図示せず)が手続名表示エリア29.5に表示される。さらに、連番に対応する作業順番が作業順番表示エリア29.6に表示され、連番に対応する作業項目が作業項目表示エリア29.7に表示され、その作業項目の作業内容が作業内容表示エリア29.8に表示される(作業項目出力手段)。連番に設定された担当者ID番号に基づいて担当者データ(担当者名)がデータベース17の作業項目ファイルから転送され、各作業項目毎の担当者データ(図示せず)が担当者表示エリア29.1に表示される(作業担当者出力手段)。
連番と作業順番とに基づいて図29の作業項目表示エリア29.7に表示された作業項目の直前の作業項目を担当する担当者の作業進捗データが特定され、その作業進捗データがデータベース17の作業項目ファイルから転送され、直前の作業項目の作業進捗データが直前進捗状況表示エリア29.2に表示される(作業進捗データ出力手段)。直前進捗状況表示エリア29.2には、完了、遅延完了、遅延、未着手、作業中、遅延作業中のいずれかのメッセージが表示されるとともに、詳細タブが表示される。
連番と作業順番とに基づいて各作業項目の作業進捗データ(作業進捗状況、作業完了日)が特定され、各作業項目の作業進捗データがデータベース17の作業項目ファイルから転送され、各作業項目の作業進捗データが作業進捗状況表示エリア29.9や作業完了日表示エリア29.11に表示される(作業進捗データ出力手段)。作業進捗状況表示エリア29.9には、各作業項目の現在の作業進捗状況である完了、遅延完了、遅延、未着手、作業中、遅延作業中のいずれかのメッセージが表示され、作業完了日表示エリア29.11には、作業項目が完了している場合に各作業項目の完了日(図示せず)が表示される。
連番と作業順番とに基づいて各作業項目の作業完了予定期日が特定され、各作業項目の作業完了予定期日がデータベース17の作業項目ファイルから転送され、各作業項目の作業完了予定期日(図示せず)が作業予定日表示エリア29.10に表示される(作業完了予定期日出力手段)。連番と作業順番とに基づいて各作業項目の処理に要する処理見込時間(作業工数見積)が特定され、処理見込時間がデータベース17の作業項目ファイルから転送され、各作業項目の処理に要する処理見込時間が工数見積表示エリア29.12に表示される(作業処理見込時間出力手段)。連番と作業順番とに基づいて各作業項目の処理に要した処理実測時間が特定され、処理実測時間がデータベース17の作業項目ファイルから転送され、各作業項目の処理に要した処理実測時間が工数実測表示エリア29.13に表示される(作業処理実測時間出力手段)。図29の作業一覧表は、プリンタから出力することができる。
直前進捗状況表示エリア29.2の詳細タブを押すと、図30の作業一覧表が表示される。図30の作業一覧表では、自己が担当する作業項目の作業一覧表の他に、その直前に処理を行う作業項目(主要手続)の担当者の作業一覧表が表示される。図30の作業項目には、担当者表示エリア30.1、直前担当者表示エリア30.2、作業種類表示エリア30.3、連番表示エリア30.4、手続名表示エリア30.5、作業順番表示エリア30.6、作業項目表示エリア30.7、作業内容表示エリア30.8、作業進捗状況表示エリア30.9、作業予定日表示エリア30.10、作業完了日表示エリア30.11、工数見積表示エリア30.12、工数実測表示エリア30.13、CL(チェックリスト)ボタン30.14、伝達事項ボタン30.15、戻るボタン30.16、手続一覧表ボタン30.17、ログアウトボタン30.18が表示される。戻るボタン30.16を押すと、図24の作業管理選択画面に戻る。
コンピュータ12〜16のデータ転送指令にしたがって、直前担当者の作業項目データ(作業種類、連番、手続名、作業順番、作業項目、作業内容)がデータベース17の作業項目ファイルから転送され、作業種類が作業種類表示エリア30.3に表示され、各作業項目に設定された連番(図示せず)が連番表示エリア30.4に表示され、その連番に対応する手続名(図示せず)が手続名表示エリア30.5に表示される。さらに、連番に対応する作業順番が作業順番表示エリア30.6に表示され、連番に対応する作業項目が作業項目表示エリア30.7に表示され、その作業項目の作業内容が作業内容表示エリア30.8に表示される(作業項目出力手段)。連番に設定された担当者ID番号に基づいて直前担当者の担当者データ(担当者名)がデータベース17の作業項目ファイルから転送され、各作業項目毎の直前担当者の担当者データ(図示せず)が直前担当者表示エリア30.2に表示される(作業担当者出力手段)。
連番と作業順番とに基づいて直前担当者の各作業項目の作業進捗データ(作業進捗状況、作業完了日)が特定され、各作業項目の作業進捗データがデータベース17の作業項目ファイルから転送され、直前担当者の各作業項目の作業進捗データが作業進捗状況表示エリア30.9や作業完了日表示エリア30.11に表示される(作業進捗データ出力手段)。作業進捗状況表示エリア30.9には、各作業項目の現在の作業進捗状況である完了、遅延完了、遅延、未着手、作業中、遅延作業中のいずれかのメッセージが表示され、作業完了日表示エリア30.11には、作業項目が完了している場合に各作業項目の完了日(図示せず)が表示される。
連番と作業順番とに基づいて直前担当者の各作業項目の作業完了予定期日が特定され、各作業項目の作業完了予定期日がデータベース17の作業項目ファイルから転送され、直前担当者の各作業項目の作業完了予定期日(図示せず)が作業予定日表示エリア30.10に表示される(作業完了予定期日出力手段)。連番と作業順番とに基づいて直前担当者の各作業項目の処理に要する処理見込時間(作業工数見積)が特定され、処理見込時間がデータベース17の作業項目ファイルから転送され、直前担当者の各作業項目の処理に要する処理見込時間が工数見積表示エリア30.12に表示される(作業処理見込時間出力手段)。連番と作業順番とに基づいて直前担当者の各作業項目の処理に要した処理実測時間が特定され、処理実測時間がデータベース17の作業項目ファイルから転送され、直前担当者の各作業項目の処理に要した処理実測時間が工数実測表示エリア30.13に表示される(作業処理実測時間出力手段)。図30の作業一覧表は、プリンタから出力することができる。
決算業務促進システム10A,10Bは、決算業務の各種複数の主要手続の手続名の処理に必要な作業項目をその処理順に順番付けた状態で各作業項目毎に出力し、作業項目を担当する担当者を各作業項目毎に出力するから、各作業項目の担当者の明確化を図ることができることはもちろん、各担当者が自己の処理すべき作業項目を事前に把握することで、それら作業項目の処理に対する計画を立てることができ、計画に従って作業項目を処理することで、決算業務をスケジュールどおりに進めることができる。
決算業務促進システム10A,10Bは、作業項目の作業完了予定期日を各作業項目毎に出力し、作業項目の作業進捗データを各作業項目毎に出力するから、各担当者が処理すべき作業項目の完了予定や現在の作業進捗状況を把握することができ、作業の処理計画を見直すことができるとともに、作業の遅れを取り戻すための計画を立てることができる。決算業務促進システム10A,10Bは、作業項目の処理に要する処理見込時間を各作業項目毎に出力し、作業項目の処理に要した処理実測時間を各作業項目毎に出力するから、担当者が各作業項目の処理に要する処理見込時間を把握することができ、作業項目の処理に対する計画を立てることができ、処理見込時間に従って作業項目を処理することで、作業項目の処理をスケジュールどおりに進めることができる。
決算業務促進システム10A,10Bは、作業項目を遅延している担当者のみならず、作業項目を遅延している担当者の後に後続の作業項目を担当する直近の担当者に対し、作業項目を遅延している担当者のその作業の遅延メッセージを出力するから、後続の作業項目を担当する担当者が前の作業項目を担当する担当者に作業に対する処理の遅延を指摘し、前の担当者に対して作業の処理の迅速化を促すことで、前の担当者の作業項目の遅延による後続の作業項目の遅延を防ぐことができ、その結果、手続全体の処理の促進を図ることができる。
決算業務促進システム10A,10Bは、作業項目の未着手または遅延作業中の担当者のみならず、作業項目を未着手または遅延作業中の担当者の後に後続の作業項目を担当する直近の担当者に対し、作業項目を未着手または遅延作業中の担当者のその作業項目の未着手メッセージまたは遅延作業中メッセージを出力するから、後続の作業項目を担当する担当者が前の作業項目を担当する担当者に作業項目に対する処理の未着手または遅延作業中を指摘し、前の担当者に対して作業項目の処理の迅速化を促すことで、前の担当者の作業項目の未着手または遅延作業中による後続の作業項目の遅延を防ぐことができ、その結果、手続全体の処理の促進を図ることができる。
決算業務促進システム10A,10Bは、作業項目の作業中の担当者のみならず、作業項目を作業中の担当者の後に後続の作業項目を担当する直近の担当者に対し、作業項目を作業中の担当者のその作業項目の作業中メッセージを出力するから、後続の作業項目を担当する担当者が前の作業項目を担当する担当者の処理の進捗データを把握することで、後続の作業項目の担当者が処理の準備をすることができ、その結果、手続全体の処理の促進を図ることができる。
図31は、チェックリスト出力画面の一例を示す図であり、図32は、チェックリスト出力画面の他の一例を示す図である。図33は、チェックリスト出力画面の他の一例を示す図である。図32では、チェックリスト出力画面に資料詳細画面が表示され、図33では、チェックリスト出力画面に伝達事項入力画面が表示されている。図25〜図30の手続一覧表または作業一覧表においてCLボタンを押すと、そのCLボタンに対応する作業項目のチェックリストがディスプレイ23,24に表示される。
図31のチェックリスト出力画面には、連番表示エリア31.1、手続名表示エリア31.2、主要手続表示エリア31.3、確認事項ボタン31.4、伝達事項ボタン31.5、リスク作業ボタン31.6、確認事項有無表示エリア31.7、伝達事項有無表示エリア31.8、作業順番表示エリア31.9、リスク有無表示エリア31.10、作業項目表示エリア31.11、作業タイトル表示エリア31.12、作業内容表示エリア31.13、作業予定日表示エリア31.14、作業完了日表示エリア31.15、見積工数表示エリア31.16、実測工数表示エリア31.17、担当者名表示エリア31.18、進捗状況表示エリア31.19、作業開始ボタン31.20、作業完了ボタン31.21、保留ボタン31.22、資料名表示エリア31.23、成果物表示エリア31.24、仕訳タイプ表示エリア31.25、確認事項表示エリア31.26、作業管理ボタン31.27、手続一覧表ボタン31.28、作業一覧表ボタン31.29、更新ボタン31.30、ログアウトボタン31.31が表示される。
コンピュータ11〜16のデータ転送指令にしたがって、作業概要データ(連番、主要手続、手続名)がデータベース17の主要手続ファイルから転送され、各主要手続の手続名に設定された連番が連番表示エリア31.1に表示され、その連番に対応する主要手続(図示せず)が主要手続表示エリア31.3に表示されるとともに、その主要手続に対応する手続名(図示せず)が手続名表示エリア31.2に表示される(主要手続出力手段)。作業項目データ(連番、作業順番、作業項目、作業内容)がデータベース17の作業項目ファイルから転送され、各作業項目に設定された連番が連番表示エリア31.1に表示され、連番に対応する作業順番が作業順番表示エリア31.9に表示されるとともに、連番に対応する作業項目が作業項目表示エリア31.11に表示され、その作業項目の作業内容が作業内容表示エリア31.13に表示される(作業項目出力手段)。連番に設定された担当者ID番号に基づいて担当者データ(担当者名)がデータベース17の作業項目ファイルから転送され、各作業項目毎の担当者データ(図示せず)が担当者表示エリア31.18に表示される(作業担当者出力手段)。
作業進捗データがすでに作業項目ファイルに格納されている場合は、連番(主要手続識別子)と作業順番(作業項目識別子)とに基づいて各作業項目の作業進捗データ(作業進捗状況、作業完了日)が特定され、各作業項目の作業進捗データがデータベース17の作業項目ファイルから転送され、各作業項目の作業進捗データが作業進捗状況表示エリア31.19や作業完了日表示エリア31.15に表示される(作業進捗データ出力手段)。作業進捗状況表示エリア31.19には、各作業項目の現在の作業進捗状況である完了、遅延完了、遅延、未着手、作業中、遅延作業中のいずれかのメッセージが表示され、作業完了日表示エリア31.15には、作業項目が完了している場合に各作業項目の完了日(図示せず)が表示される。
連番と作業順番とに基づいて各作業項目の作業完了予定期日が特定され、各作業項目の作業完了予定期日がデータベース17の作業項目ファイルから転送され、各作業項目の作業完了予定期日(図示せず)が作業予定日表示エリア31.14に表示される(作業完了予定期日出力手段)。連番と作業順番とに基づいて各作業項目の処理に要する処理見込時間(作業工数見積)が特定され、処理見込時間がデータベース17の作業項目ファイルから転送され、各作業項目の処理に要する処理見込時間が工数見積表示エリア31.16に表示される(作業処理見込時間出力手段)。連番と作業順番とに基づいて各作業項目の処理に要した処理実測時間(作業工数実績)が特定され、処理実測時間がデータベース17の作業項目ファイルから転送され、各作業項目の処理に要した処理実測時間が工数実測表示エリア31.17に表示される(作業処理実測時間出力手段)。
連番と作業順番とに基づいて各作業項目の確認事項有無が判断され、確認事項有無が確認事項有無表示エリア31.7に表示される。確認事項有りの場合は、確認事項有無表示エリア31.7に●が表示され、確認事項無しの場合は、確認事項有無表示エリア31.7になにも表示されない。連番と作業順番とに基づいて各作業項目の伝達事項有無が判断され、伝達事項有無が伝達事項有無表示エリア31.8に表示される(伝達事項有無情報出力手段、リスク作業伝達事項有無情報出力手段)。伝達事項有りの場合は、伝達事項有無表示エリア31.8に○または●が表示され、伝達事項無しの場合は、伝達事項有無表示エリア31.8になにも表示されない。なお、○は、未確認または未回答の場合の表示であり、●は、確認済みまたは回答済みの場合の表示である。
連番と作業順番とに基づいて各作業項目のリスク有無が判断され、リスク有無がリスク有無表示エリア31.9に表示される。リスク有りの場合は、リスク有無表示エリア31.9に●が表示され、リスク無しの場合は、リスク有無表示エリア31.9になにも表示されない。主要手続の手続名(作業項目)の処理に必要な資料名が連番に基づいて特定され、その資料名(資料ID番号を含む)がデータベース17の主要手続ファイルから転送され、その資料名(図示せず)が資料名表示エリア31.23に表示される(資料データ出力手段)。
主要手続の手続名によって作成される成果物が連番に基づいて特定され、その成果物がデータベース17の主要手続ファイルから転送され、その成果物(図示せず)が成果物表示エリア31.24に表示される(成果物出力手段)。さらに、主要手続の手続名によって計上される仕訳タイプが連番に基づいて特定され、その仕訳タイプがデータベース17の主要手続ファイルから転送され、その仕訳タイプ(図示せず)が仕訳タイプ表示エリア31.25に表示される(仕訳タイプ出力手段)。
作業項目表示エリア31.11に表示された作業項目に確認事項がある場合、確認事項有無表示エリア31.7のチェックボックスに●が表示される。担当者が確認事項ボタン31.4を押すと、作業項目毎の確認事項(作業順番を含む)を表示した確認事項表示エリア31.26がチェックリスト出力画面に重ねて表示され(作業確認事項出力手段)、その確認事項の実施の有無を確認するための実施有無情報が確認事項表示エリア31.26のチェックボックスに表示される(実施有無情報出力手段)。なお、チェックボックスにチェックマークが表示されていれば、確認事項の実施有りとなり、チェックボックスにチェックマークが表示されていなければ、確認事項の実施無しとなる。
各作業担当者は、各作業項目の作業を行う場合、予定日を確認しつつ、作業開始ボタン31.20を押した後、実際の作業に取り掛かる。たとえば、作業順番1の提出依頼に取り掛かる場合、作業順番1に対応する作業開始ボタン31.20を押す。作業開始ボタン31.20を押すと、その日時(年月日、時分)が作業順番1の提出依頼の作業開示日時として認識され、その作業開示日時が連番(主要手続識別子)と作業順番(作業項目識別子)とに関連付けられた状態でデータベース17の作業項目ファイルに格納される(作業進捗データ格納手段)。また、その作業項目にリスクがある場合は、その作業開示日時(年月日、時分)が連番(主要手続識別子)と作業順番(作業項目識別子)とに関連付けられた状態でデータベース17の作業項目ファイルのリスクアドレスに格納される(リスク作業進捗データ格納手段)。
各担当者は、各作業項目の作業が終了した場合、作業完了ボタン31.21を押し、作業完了を確定する。たとえば、作業順番1の提出依頼の処理が終了した場合、作業順番1に対応する作業完了ボタン31.21を押す。作業完了ボタン31.21を押すと、その日時(年月日、時分)が作業順番1の提出依頼の作業完了日時として認識され、その作業完了日時が連番(主要手続識別子)と作業順番(作業項目識別子)とに関連付けられた状態でデータベース17の作業項目ファイルに格納される(作業進捗データ格納手段)。なお、その作業項目に関連する主要手続の手続名の手続進捗データ(完了、遅延完了、未着手、作業中、遅延作業中)が連番(主要手続識別子)に関連付けられた状態でデータベース17の主要手続ファイルに格納される(手続進捗データ格納手段)。
また、その作業項目にリスクがある場合は、その作業完了日時(年月日、時分)が連番(主要手続識別子)と作業順番(作業項目識別子)とに関連付けられた状態でデータベース17の作業項目ファイルのリスクアドレスに格納される(リスク作業進捗データ格納手段)。作業順番1の進捗状況表示エリア31.19には、完了メッセージが表示され、作業順番1の提出依頼の処理が終了したことがわかる。なお、主要手続の手続名の処理に要するすべての作業項目に対して作業完了日時が格納された場合、その主要手続の手続名の処理が終了したことになる。
確認事項表示エリア31.26のチェックボックスにチェックマークを入れ、または、チェックボックスにチェックマークを入れずに更新ボタン31.30を押すと、確認事項の実施有無情報(実施有り、実施無し)(作業項目にリスクがある場合の確認事項の実施有無情報を含む)に連番(主要手続識別子)と作業順番(作業項目識別子)とが設定され、実施有無情報(格納日時を含む)が連番(主要手続識別子)と作業順番(作業項目識別子)とに関連付けられた状態でデータベース17の作業項目ファイルの作業確認事項アドレスに格納される(実施有無情報格納手段)。
コンピュータ11〜16は、主要手続の手続名の手続完了予定期日を参照しつつ、その主要手続の手続名の手続完了情報(主要手続の手続名の処理に要するすべての作業項目に対する作業完了日時)が手続完了予定期日までに入力された場合、その主要手続の手続名に完了情報を設定する。完了情報が設定された主要手続の手続名の進捗状況には、完了メッセージが表示される。コンピュータ11〜16は、主要手続の手続名の手続完了予定期日を参照しつつ、その主要手続の手続名の手続完了情報が手続完了予定期日を越えて入力された場合、その主要手続の手続名に遅延完了情報を設定する。遅延完了情報が設定された主要手続の手続名の進捗状況には、遅延完了メッセージが表示される。
コンピュータ11〜16は、主要手続の手続名の手続完了予定期日を参照しつつ、その主要手続の手続名の手続開始情報(主要手続の手続名の処理に要するすべての作業項目に対する作業開始日時)が手続完了予定期日を越えても入力されない場合、その主要手続の手続名に遅延情報を設定する。遅延情報が設定された主要手続の手続名の進捗状況には、遅延メッセージが表示される。コンピュータ11〜16は、主要手続の手続名の手続完了予定期日を参照しつつ、その主要手続の手続名の手続開始情報が完了予定期日までに入力されない場合、その主要手続の手続名に未着手情報を設定する。未着手情報が設定された主要手続の手続名の進捗状況には、未着手メッセージが表示される。
コンピュータ11〜16は、主要手続の手続名の手続完了予定期日を参照しつつ、その主要手続の手続名の開始情報が完了予定期日までに入力された場合、その主要手続の手続名に作業中情報を設定する。作業中情報が設定された主要手続の手続名の進捗状況には、作業中メッセージが表示される。コンピュータ11〜16は、主要手続の手続名の手続完了予定期日を参照しつつ、その主要手続の手続名の開始情報が完了予定期日までに入力され、かつ、その主要手続の手続名の完了情報が完了予定期日を越えても入力されない場合、その主要手続の手続名に遅延作業中情報を設定する。遅延作業中情報が設定された主要手続の手続名の進捗状況には、遅延作業中メッセージが表示される。
コンピュータ11〜16は、作業項目の完了予定期日を参照しつつ、その作業項目の完了情報(作業項目の作業完了日時)が作業完了予定期日までに入力された場合、その作業項目に完了情報を設定する。作業項目を処理する際に必要な作業確認事項が存在する場合、コンピュータ11〜16は、作業項目の作業完了予定期日と実施有無確認情報とを参照しつつ、その作業項目の完了情報が作業完了予定期日までに入力され、かつ、その作業項目の作業確認事項の実施有りが作業完了予定期日までに確認された場合、その作業項目に完了情報を設定する。完了情報が設定された作業項目の進捗状況には、完了メッセージが表示される。
コンピュータ11〜16は、作業項目の完了予定期日を参照しつつ、その作業項目の完了情報が完了予定期日を越えて入力された場合、その作業項目に遅延完了情報を設定する。作業項目を処理する際に必要な作業確認事項が存在する場合、コンピュータ11〜16は、作業項目の作業完了予定期日と実施有無確認情報とを参照しつつ、その作業項目の完了情報が作業完了予定期日を越えて入力され、または、その作業項目の作業確認事項の実施有りが作業完了予定期日を越えて確認された場合、その作業項目に遅延完了情報を設定する。遅延完了情報が設定された作業項目の進捗状況には、遅延完了メッセージが表示される。
コンピュータ11〜16は、作業項目の完了予定期日を参照しつつ、その作業項目の開始情報が完了予定期日を越えても入力されない場合、その作業項目に遅延情報を設定する。遅延情報が設定された作業項目の進捗状況には、遅延メッセージが表示される。作業項目を処理する際に必要な確認事項が存在する場合、コンピュータ11〜16は、作業項目の作業完了予定期日と実施有無確認情報とを参照しつつ、その作業項目の作業開始情報が作業完了予定期日を越えても入力されず、または、その作業項目の確認事項の実施有りが作業完了予定期日を越えても確認されない場合、その作業項目に遅延情報を設定する。遅延情報が設定された作業項目の進捗状況には、遅延メッセージが表示される。
コンピュータ11〜16は、作業項目の完了予定期日を参照しつつ、その作業項目の開始情報が完了予定期日までに入力されない場合、その作業項目に作業未着手情報を設定する。作業未着手情報が設定された作業項目の進捗状況には、作業未着手メッセージが表示される。コンピュータ11〜16は、作業項目の完了予定期日を参照しつつ、その作業項目の開始情報が完了予定期日までに入力された場合、その作業項目に作業中情報を設定する。作業中情報が設定された作業項目の進捗状況には、作業中メッセージが表示される。コンピュータ11〜16は、作業項目の完了予定期日を参照しつつ、その作業項目の開始情報が完了予定期日までに入力され、かつ、その作業項目の完了情報が完了予定期日を越えても入力されない場合、その作業項目に遅延作業中情報を設定する。遅延作業中情報が設定された作業項目の進捗状況には、遅延作業中メッセージが表示される。
コンピュータ11〜16は、主要手続の手続名に完了情報を設定すると同時に、主要手続の手続名の処理に要するすべての作業項目に対する作業開始日時から作業終了日時までの時間(分)を計測し、主要手続の手続名の手続実測時間を求める。主要手続の手続名の手続実測時間(分)(格納日時を含む)は、連番に関連付けられた状態でデータベース17の主要手続ファイルに格納される(手続処理実測時間格納手段)。また、コンピュータ11〜16は、作業項目に完了情報を設定すると同時に、各作業項目の作業開始日時から作業終了日時までの時間(分)を計測し、作業項目の作業実測時間を求める。作業項目の作業実測時間(分)(格納日時を含む)は、連番と作業順番とに関連付けられた状態でデータベース17の作業項目ファイルに格納される(作業処理実測時間格納手段)。
図31のチェックリスト出力画面の資料名表示エリア31.23において詳細タブを押すと、図32のチェックリスト出力画面がディスプレイ23,24に表示される。図32のチェックリスト出力画面には、図31のチェックリスト出力画面に重ねて資料詳細画面が表示される。資料詳細画面には、資料ID番号表示エリア32.1、資料名表示エリア32.2、主管部署表示エリア32.3、成果物表示エリア32.4、スプレッドシートエリア32.5、資料媒体表示エリア32.6、資料イメージ表示エリア32.7が表示される。
連番に基づいて各主要手続の手続名に対応する資料データが特定され、コンピュータ11〜16のデータ転送指令にしたがって、資料データがデータベース17の主要手続ファイルから転送される。資料ID番号(図示せず)が資料ID番号表示エリア32.1に表示され、資料名(図示せず)が資料名表示エリア32.2に表示され、主管部署(図示せず)が主管部署表示エリア32.3に表示される。成果物(○または×)(図示せず)が成果物表示エリア32.4に表示され、スプレッドシート(○または×)(図示せず)がスプレッドシートエリア32.5に表示され、資料媒体(図示せず)が資料媒体表示エリア32.6に表示されるとともに、資料イメージ(図示せず)が資料イメージ表示エリア32.7に表示される(資料データ出力手段)。管理者または担当者は、資料詳細画面を確認することで、主要手続の手続名や作業項目の処理に必要な資料の詳細を知ることができる。
図31のチェックリスト出力画面において伝達事項ボタン31.5を押すと、図33のチェックリスト出力画面がディスプレイ23,24に表示される。図33のチェックリスト出力画面には、図31のチェックリスト出力画面に重ねて伝達事項入力画面が表示される。伝達事項入力画面には、手続名(図示せず)が表示された手続名表示エリア33.1、作業順番入力エリア33.2、トピックス番号が表示されたトピックス番号表示エリア33.3、伝達区分入力エリア33.4、記入者入力エリア33.5、記入日入力エリア33.6、伝達内容入力エリア33.7、伝達状態入力エリア33.8、重要度入力エリア33.9、クリアボタン33.10、キャンセルボタン33.11が表示される。
作業順番入力エリア33.2のプルダウンリストから作業順番を選択して作業順番入力エリア33.2に作業順番を入力し、伝達区分入力エリア33.4のプルダウンリストから伝達区分(注意、要望、質問、回答)を選択して伝達区分入力エリア33.4に伝達区分を入力し、記入者入力エリア33.5のプルダウンリストから記入者を選択して記入者入力エリア33.5に記入者を入力する。記入日入力エリア33.6に記入日を入力し、記入内容入力エリア33.7に記入内容を入力し、伝達状態入力エリア33.8のプルダウンリストから伝達状態(確認済み、回答済み、未確認、未回答)を選択して伝達状態入力エリア33.8に伝達状態を入力する。さらに、重要度入力エリア33.9のプルダウンリストから重要度を選択して重要度入力エリア33.9に重要度を入力する。
それらを入力した後、更新ボタン33.12を押すと、図示はしていないが、伝達事項入力確認画面がディスプレイ23,24に表示される。伝達事項入力確認画面には、各データ33.2〜33.9が入力された入力エリアの他に、YESボタン、NOボタンが表示される。NOボタンを押すと、伝達データ(伝達区分、記入者、記入日、記入内容、伝達状態、重要度)の格納は行われず、図31のチェックリスト出力画面に戻る。
伝達事項入力確認画面において、YESボタンを押すと、伝達データ(リスクを伴う作業項目の伝達データを含む)に作業順番(作業項目識別子)と連番(主要手続および手続名を特定するための連番表示エリアに表示された連番:主要手続識別子)とが設定されるとともに(伝達事項が質問事項である場合、その伝達事項を質問事項と判断するためのアドレス情報(質問事項識別子)が設定される)、伝達データがデータベース17に転送され、伝達データ(格納日時を含む)が連番と作業順番とに関連付けられた状態でデータベース17の作業項目ファイルの作業伝達事項アドレスに格納される(作業伝達事項格納手段、リスク作業伝達事項格納手段)。
さらに、回答データ(回答事項)(リスクを伴う作業項目の回答データを含む)に作業順番(作業項目識別子)と連番(主要手続識別子)とが設定されるとともに、回答データがデータベース17に転送され、回答データ(格納日時を含む)が連番と作業順番とに関連付けられた状態でデータベース17の作業項目ファイルの作業伝達事項アドレスに格納される(回答事項格納手段、リスク作業回答事項格納手段)。
伝達状態データ(確認済み、未確認、回答済み、未回答)(リスクを伴う作業項目の伝達状態データを含む)に作業順番(作業項目識別子)と連番(主要手続識別子)とが設定されるとともに、伝達状態データがデータベース17に転送され、伝達状態データ(格納日時を含む)が連番と作業順番とに関連付けられた状態でデータベース17の作業項目ファイルの作業伝達事項アドレスに格納される(作業伝達事項格納手段、リスク作業伝達事項格納手段)。また、伝達事項重要度データ(作業伝達事項のランク付けされた重要度)(リスクを伴う作業項目の作業伝達事項の重要度を含む)に作業順番(作業項目識別子)と連番(主要手続識別子)とが設定されるとともに、伝達事項重要度データがデータベース17に転送され、伝達事項重要度データ(格納日時を含む)が連番と作業順番とに関連付けられた状態でデータベースの作業項目ファイルの作業伝達事項アドレスに格納される(作業伝達事項重要度格納手段、リスク作業伝達事項重要度格納手段)。
図34は、伝達事項一覧表出力画面の一例を示す図である。図24の作業管理選択画面において伝達事項一覧表ボタン24.3を押すと、伝達事項一覧表出力画面がディスプレイ23,24に表示される。伝達事項一覧表示画面には、連番表示エリア34.14、手続名表示エリア34.15、作業順番表示エリア34.1、作業項目表示エリア34.2、トピックス番号表示エリア34.3、伝達区分表示エリア34.4、記入者表示エリア34.5、伝達内容表示エリア34.6、伝達日付表示エリア34.7、伝達状態表示エリア34.8、重要度表示エリア34.9、戻るボタン34.10、手続一覧表ボタン34.11、作業一覧表ボタン34.12、ログアウトボタン34.13が表示される。戻るボタン34.10を押すと、図24の作業管理選択画面に戻る。図34の伝達事項一覧表は、プリンタから出力することができる。
連番と作業順番とに基づいて各作業項目に対応する伝達データが特定され、コンピュータ11〜16のデータ転送指令にしたがって、伝達データがデータベース17の作業項目ファイルの作業伝達事項アドレスから転送される。伝達事項一覧表示画面では、連番が連番表示エリア34.14に表示され、手続名が手続名表示エリア34.15に表示され、作業順番が作業順番表示エリア34.1に表示される。さらに、作業項目(図示せず)が作業項目表示エリア34.2に表示され、トピックス番号(図示せず)がトピックス番号表示エリア34.3に表示され、伝達区分(注意、要望、質問、回答)が伝達区分表示エリア34.4に表示される。記入者(図示せず)が記入者表示エリア34.5に表示され、伝達内容(図示せず)が伝達内容表示エリア34.6に表示され、伝達日付(図示せず)が伝達日付表示エリア34.7に表示される。伝達状態(確認済み、回答済み、未確認、未回答)が伝達状態表示エリア34.8に表示され、重要度が重要度表示エリア34.9に表示される(伝達事項出力手段、作業伝達事項重要度出力手段、回答有無情報出力手段、回答事項出力手段)。管理者および担当者は、伝達事項一覧表示画面を見ることで、各作業項目に対する伝達事項の内容や伝達区分、伝達状態、重要度を知ることができ、次回の決算業務の処理にそれらの伝達事項を採用かつ参照することで、決算業務の円滑な処理を行うことができる。
図35は、リスク作業チェックリスト表示画面の一例を示す図であり、図36は、リスク作業チェックリスト表示画面の他の一例を示す図である。図37は、リスク作業チェックリスト表示画面の他の一例を示す図であり、図38は、リスク作業チェックリスト表示画面の他の一例を示す図である。図36では、リスク作業チェックリスト表示画面に重ねてリスク作業確認事項表示画面が表示され、図37では、リスク作業チェックリスト表示画面に重ねてコントロール事項表示画面が表示されている。図38では、リスク作業チェックリスト表示画面に重ねてリスク作業伝達事項表示画面が表示されている。図31のチェックリスト出力画面において、リスク作業ボタン31.6を押すと、図35のリスク作業チェックリスト表示画面がディスプレイ23,24に表示される。
リスク作業チェックリスト表示画面には、連番表示エリア35.1、手続名表示エリア35.2、主要手続表示エリア35.3、確認事項タブ35.4、コントロールタブ35.5、伝達事項タブ35.6、作業順番表示エリア35.7、財務報告リスク表示エリア35.8、アサーション表示エリア35.9、作業項目表示エリア35.10、作業タイトル表示エリア35.11、作業内容表示エリア35.12、予定日表示エリア35.13、完了日表示エリア35.14、見積工数表示エリア35.15、実測工数表示エリア35.16、担当者表示エリア35.17、進捗状況表示エリア35.18、戻るボタン35.19、手続一覧表ボタン35.20、作業一覧表ボタン35.21、ログアウトボタン35.22が表示される。戻るボタン35.19を押すと、図31のチェックリスト出力画面に戻る。図35のリスク作業チェックリストは、プリンタから出力することができる。
コンピュータ11〜16のデータ転送指令にしたがって、リスクを伴う作業の作業概要データ(連番、主要手続、手続名)がデータベース17の作業項目ファイルのリスクアドレスから転送される。リスク作業チェックリスト表示画面では、各主要手続に設定された連番(図示せず)が連番表示エリア35.1に表示され、その連番に対応する主要手続(図示せず)が主要手続表示エリア35.3に表示されるとともに、その主要手続に対応する手続名(図示せず)が手続名表示エリア35.2に表示される(リスク出力手段)。
連番と作業順番とに基づいてリスクを伴う作業の財務報告リスクデータが特定され、財務報告リスクデータがデータベースの作業項目ファイルのリスクアドレスから転送される。財務報告リスクデータが財務報告リスク表示エリア35.8に表示される(リスク出力手段)。連番と作業項番とに基づいてリスクを伴う作業の作業項目データ(作業項番、作業項目、作業タイトル、作業内容)が特定され、その作業項目データがデータベースの作業項目ファイルから転送される。各作業項目に設定された連番が連番表示エリア35.1に表示され、連番に対応する作業順番が作業順番表示エリア35.7に表示され、連番に対応する作業項目が作業項目表示エリア35.10に表示されるとともに、連番に対応する作業タイトルが作業タイトル表示エリア35.11に表示され、その作業項目の作業内容が作業内容表示エリア35.12に表示される(リスク作業内容出力手段)。
連番と作業順番とに基づいてリスクを伴う作業のアサーションデータが特定され、そのアサーションデータがデータベースの作業項目ファイルのリスクアドレスから転送される。各作業項目に設定されたアサーション(●)がアサーション表示エリア35.9に表示される(アサーション出力手段)。連番に設定された担当者ID番号に基づいて担当者データ(担当者名)が特定され、その担当者データがデータベース17の作業項目ファイルから転送される。各作業項目毎の担当者データ(図示せず)が担当者表示エリア35.17に表示される(リスク出力手段)。
リスクを伴う作業の作業進捗データがすでに作業項目ファイルに格納されている場合は、連番と作業順番とに基づいて各作業項目の作業進捗データ(作業進捗状況、作業完了日)が特定され、各作業項目の作業進捗データがデータベース17の作業項目ファイルから転送される。リスクを伴う作業の作業進捗データが作業完了日表示エリア35.14や作業進捗状況表示エリア35.18に表示される(リスク作業進捗データ出力手段)。作業進捗状況表示エリア35.18には、各作業項目の現在の作業進捗状況である完了、遅延完了、遅延、未着手、作業中、遅延作業中のいずれかのメッセージが表示され、作業完了日表示エリア35.14には、作業項目が完了している場合に各作業項目の完了日が表示される。
連番と作業順番とに基づいてリスクを伴う作業の作業完了予定期日が特定され、各作業項目の作業完了予定期日がデータベース17の作業項目ファイルから転送される。各作業項目の作業完了予定期日(図示せず)が作業予定日表示エリア35.13に表示される(リスク作業完了予定期日出力手段)。連番と作業順番とに基づいてリスクを伴う作業の処理に要する処理見込時間(作業工数見積)が特定され、処理見込時間がデータベース17の作業項目ファイルから転送される。各作業項目の処理に要する処理見込時間(図示せず)が工数見積表示エリア35.15に表示される。連番と作業順番とに基づいてリスクを伴う作業の処理に要した処理実測時間(作業工数実績)が特定され、処理実測時間がデータベース17の作業項目ファイルから転送され、各作業項目の処理に要した処理実測時間が工数実測表示エリア35.16に表示される。管理者または担当者は、図35のリスク作業チェックリストを確認することで、リスクを伴う作業のリスクの詳細を知ることができ、各リスクを回避しつつ、決算業務の円滑な処理を行うことができる。
リスクを伴う作業項目に確認事項がある場合、図35のリスク作業チェックリストにおいて確認事項タブ35.4を押すと、図36に示すように、リスクを伴う作業項目毎の確認事項(作業項番を含む)を表示したリスク作業確認事項表示画面が図35のリスク作業チェックリスト表示画面に重ねて表示される。図36のリスク作業確認事項表示画面には、リスク作業順番表示エリア36.1、リスク作業項目表示エリア36.2、リスク作業確認事項表示エリア36.3、チェックボックス36.4が表示される。
連番と作業順番とに基づいてリスクを伴う作業の作業順番、作業項目が特定され、コンピュータ11〜16のデータ転送指令にしたがって、作業順番、作業項目がデータベース17の作業項目ファイルから転送される。リスクを伴う作業の作業順番、作業項目が作業順番表示エリア36.1、作業項目表示エリア36.2に表示される(リスク作業確認事項出力手段)。連番と作業順番とに基づいてリスクを伴う作業のリスク作業確認事項が特定され、リスク作業確認事項がデータベース17の作業項目ファイルの作業確認事項アドレスから転送される。リスク作業確認事項がリスク作業確認事項表示エリア36.3に表示され(リスク作業確認事項出力手段)、リスク作業確認事項の実施の有無がチェックボックス36.4に表示される(実施有無確認情報出力手段)。なお、チェックボックス36.4にチェックマークが表示されていれば、リスク作業確認事項の実施有りとなり、チェックボックス36.4にチェックマークが表示されていなければ、リスク作業確認事項の実施無しとなる。
図35のリスク作業チェックリスト表示画面においてコントロールタブ35.5を押すと、図37に示すように、リスクを伴う作業項目毎のリスクとそのリスクをコントロールする管理事項を表示したコントロール表示画面が図35のリスク作業チェックリスト表示画面に重ねて表示される。図37のコントロール表示画面には、リスク作業順番表示エリア37.1、リスク表示エリア37.2、コントロール作業順番表示エリア37.3、コントロール作業項目表示エリア37.4、コントロール内容表示エリア37.5が表示される。
連番と作業順番とに基づいてリスクを伴う作業のリスク作業項順番、リスクが特定され、コンピュータ11〜16のデータ転送指令にしたがって、リスク作業順番、リスクがデータベース17の作業項目ファイルのリスクアドレスから転送される。リスクを伴う作業のリスク作業順番、リスク(図示せず)がリスク作業順番表示エリア37.1、リスク表示エリア37.2に表示される。連番と作業順番とに基づいてリスクを伴う作業のコントロールデータが特定され、コントロールデータがデータベース17の作業項目ファイルのリスクアドレスから転送される。コントロール作業順番がコントロール作業順番表示エリア37.3に表示され、コントロール作業項目がコントロール作業項目表示エリア37.4に表示され、コントロール内容(図示せず)がコントロール内容表示エリア37.5に表示される(リスク管理作業項目出力手段、リスク管理作業内容出力手段)。
図35のリスク作業チェックリスト表示画面において伝達事項タブ35.6を押すと、図38に示すように、リスクを伴う作業項目の伝達事項を表示したリスク作業伝達事項表示画面が図35のリスク作業チェックリスト表示画面に重ねて表示される。図38のリスク作業伝達事項表示画面には、リスク作業順番表示エリア38.1、リスク作業項目表示エリア38.2、トピックス番号表示エリア38.3、伝達区分表示エリア38.4、記入者表示エリア38.5、伝達内容表示エリア38.6、伝達日付表示エリア38.7、伝達状態表示エリア38.8、重要度表示エリア38.9が表示される。
連番と作業順番とに基づいて各作業項目に対応するリスク作業伝達データが特定され、コンピュータ11〜16のデータ転送指令にしたがって、リスク作業伝達データがデータベース17の作業項目ファイルの作業伝達事項アドレスから転送される。リスク作業伝達事項表示画面では、リスク作業順番がリスク作業順番表示エリア38.1に表示され、リスク作業項目(図示せず)がリスク作業項目表示エリア38.2に表示され、伝達区分(注意、要望、質問、回答)が伝達区分表示エリア38.4に表示される。記入者(図示せず)が記入者表示エリア38.5に表示され、伝達内容(図示せず)が伝達内容表示エリア38.6に表示され、伝達日付(図示せず)が伝達日付表示エリア38.7に表示される。伝達状態(確認済み、回答済み、未確認、未回答)が伝達状態表示エリア38.8に表示され、重要度が重要度表示エリア38.9に表示される(リスク作業伝達事項出力手段、リスク作業伝達事項重要度出力手段、リスク作業回答有無情報出力手段、リスク作業回答事項出力手段)。管理者および担当者は、リスク作業伝達事項表示画面を見ることで、リスクを伴う作業項目に対する伝達事項の内容や重要度を知ることができ、次回の決算業務の処理にそれらの伝達事項を採用かつ参照することで、決算業務の円滑な処理を行うことができる。図38のリスク作業伝達事項は、プリンタから出力することができる。
図39は、新旧対照表出力画面の一例を示す図である。図24の作業管理選択画面において新旧対照表ボタン24.4を押すと、新旧対照表表示画面がディスプレイ23,24に表示される。新旧対照表表示画面には、番号表示エリア39.1、連番表示エリア39.2、手続名表示エリア39.3、作業項目表示エリア39.4、作業項番表示エリア39.5、変更区分表示エリア39.6、変更箇所表示エリア39.7、比較対象決算期(新)表示エリア39.8、比較対象決算期(旧)表示エリア39.9、戻るボタン39.10、ログアウトボタン39.11が表示される。図39の新旧対照表は、プリンタから出力することができる。
コンピュータ11〜16のデータ転送指令にしたがって、比較対象決算期(新)表示エリアの各データのうち、比較対象決算期(旧)表示エリアの各データから変更された部分がデータベース17の主要手続ファイルや作業項目ファイルから転送される。新旧対照表表示画面では、変更数を示す番号が番号表示エリア39.1に表示され、各主要手続の手続名に設定された連番が連番表示エリア39.2に表示され、連番に対応する手続名が手続名表示エリア39.3に表示されるとともに、連番に対応する作業項目が作業項目表示エリア39.4に表示され、連番につながる作業順番が作業順番表示エリア39.5に表示される。さらに、変更区分(修正、追加、一部削除)が変更区分表示エリア39.6に表示され、変更箇所が変更箇所表示エリア39.7に表示され、比較対象決算期(新)の変更されたデータが比較対象決算期(新)表示エリア39.8に表示されるとともに、比較対象決算期(新)の変更されたデータに対応する比較対象決算期(旧)データが比較対象決算期(旧)表示エリア39.9に表示される。管理者および担当者は、比較対象決算期(新)の変更されたデータを見ることで、変更された部分の内容を知ることができ、次回の決算業務の処理にそれらの変更部分を参照することで、決算業務の一層円滑な処理を行うことができる。