JP5585195B2 - トランザクション処理装置、トランザクション処理方法およびトランザクション処理プログラム - Google Patents

トランザクション処理装置、トランザクション処理方法およびトランザクション処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、トランザクション処理装置、トランザクション処理方法およびトランザクション処理プログラムに係わり、特にリソースの管理を行うのに好適なトランザクション処理装置、トランザクション処理方法およびトランザクション処理プログラムに関する。
ユーザの要求する処理を、ネットワークを使用してコンピュータに実行させるトランザクション処理(Transaction Processing)は、インターネットによる銀行業務の処理や注文処理等のような各種処理で広く行われている。本明細書では、このようなトランザクション処理を行う装置をトランザクション処理装置と呼ぶことにする。複数のリソースにまたがったトランザクション処理を行う場合、トランザクション処理装置では、リソース管理部と呼ばれる機能部を使用してトランザクション処理の管理を行う。
図5は、本発明の第1の関連技術として提案されたトランザクション処理装置を使用したリソース管理システムの概要を表わしたものである。この第1の関連技術(たとえば特許文献1参照。)によるリソース管理システム500は、トランザクション処理装置501とトランザクション要求装置502を備えている。
ここでトランザクション(transaction)とは、関連する複数の処理を一つの処理単位としてまとめて管理する処理形態をいう。トランザクション要求装置502は、トランザクション処理装置501に対して処理内容のリクエストを送信する。これをトランザクションリクエスト511という。トランザクション処理装置501はトランザクションリクエスト511を受信すると、要求された処理を適切に実行して、その処理結果をトランザクション要求装置502に返信する。このトランザクション処理装置501からの処理結果の送信をトランザクションリプライ512と呼ぶ。
このようなリソース管理システム500で、トランザクション処理装置501は、物理的に1つの処理装置で構成される必要はない。たとえば、LAN(Local Area Network)等のネットワークに接続するラインカードのように、ネットワーク上の複数の装置を用いた冗長構成となっていてもよい。また、必ずしもネットワーク上で1つの処理装置に見える必要もない。たとえば、同一の箇所に配置されたブレードサーバのように、パッケージカード間で冗長構成となったものであってもよい。
図6は、第1の関連技術によるトランザクション処理装置の構成の概要を表わしたものである。トランザクション処理装置501は、トランザクションリクエスト511を受信するトランザクション受信バッファ521を備えている。トランザクション受信バッファ521の受信したトランザクションリクエスト511はトランザクション管理部522に渡される。トランザクション管理部522は複数のトランザクションリクエスト511に含まれる応答時間の期待値や重要度を解釈して、それらの値に基づき決定した処理順番に基づいて、これらのトランザクションリクエスト511をタスク管理部523に渡す。タスク管理部523は、リソース管理部524の制御に従って管理情報格納部525をアクセスする。アクセス処理の結果は、タスク管理部523から結果送信バッファ526を介して、トランザクションリプライ512として図5に示したトランザクション要求装置502に返送される。
ところでトランザクション管理部522は、トランザクション受信バッファ521から送られてくるトランザクションリクエスト511を入力する図示しないトランザクションキューを備えている。トランザクションキューは、トランザクション受信バッファ521にアクセス要求が到着するまで定期的に監視する。トランザクション受信バッファ521にアクセス要求が到着した場合、トランザクションキューは、トランザクション受信バッファ521からアクセス要求を取得して、トランザクションリクエスト511を一時保持する。
トランザクション管理部522内の図示しないアルゴリズム選択機構は、同じく図示しないキュー長監視部からトランザクションキューの長さを取得し、それを予めシステムに与えられている基準値Xと比較する。ここでトランザクションキューの長さ(キュー長)とは、トランザクションキューに含まれるトランザクションの個数をいう。トランザクションキューの長さが基準値Xよりも小さいか等しい場合、アルゴリズム選択機構は、トランザクション管理部522内の図示しないデッドライン優先スケジューラを選択する。逆に、トランザクションキューの長さが基準値Xよりも大きい場合、アルゴリズム選択機構は、トランザクション管理部522内の図示しない重要度優先スケジューラを選択する。
このように第1の関連技術では、システムの負荷を、トランザクションキューの長さにより評価している。すなわち、トランザクションキューの長さが短くトランザクションの個数が少ない場合には負荷が軽い場合に対応するため、デッドライン優先スケジューラを選択する。一方、トランザクションキューの長さが長くトランザクションの個数が多い場合には、負荷が重い場合に対応するため、重要度優先スケジューラを選択する。このように第1の関連技術では、管理システムの負荷に応じて適切な優先スケジューラが選択される。したがって、より多くのアクセス要求が応答時間の期待値以内で処理されることになる。
特開平09−274583号公報(第0025段落、第0026段落、第0038段落〜第0046段落、図2、図4)
以上説明した第1の関連技術では、キューの長さを特定の基準値Xで仕切って、デッドライン優先スケジューラと重要度優先スケジューラのいずれかを選択して処理を進めるようにしている。したがって、このようなリソース管理では、複数のアプリケーションソフトウェアが使用されて、それぞれの処理が実行される場合に、基準値Xが1つの固定値のために、キュー長が適切な長さで割り当てられない場合が生じ、これがしばしば輻輳を生じさせる原因となった。
そこで、トランザクション処理装置に予め複数のキューを配置し、これらのキューから得られた情報を組み合わせることで装置内での輻輳の発生を減少することが、本発明の第2の関連技術として提案されている。しかしながら、それぞれのキューの長さやトランザクション処理装置内におけるこれらキューの配置が適切でないと、輻輳ポイントの特定が困難になるという問題があった。
また、キューの長さやトランザクション処理装置内におけるキューの配置を調整しても、アプリケーションソフトウェアを新たに追加すると、その追加されたアプリケーションソフトウェアに対してキューが適切に配置されない結果として輻輳ポイントが変化することがあった。
このようなことから、従来ではトランザクション処理装置内で複数の機能部が輻輳している可能性が考えられることが多かった。そして、実際には1つの箇所しか輻輳が発生していないような場合でも、輻輳が生じている可能性のある複数の箇所の中から1つの輻輳箇所を特定するには、更なるキューを設置する必要があり、輻輳の生じている箇所を特定するのが困難であった。
そこで本発明の目的は、トランザクションリクエストを要求先から受信してトランザクションリプライをこの要求先に返す装置内で輻輳を生じる箇所の特定が容易なトランザクション処理装置、トランザクション処理方法およびトランザクション処理プログラムを提供することにある。
本発明では、(イ)ネットワークを管理するために必要な情報としての管理情報に対するアクセス要求としてのトランザクションリクエストを、自装置で処理できる最大量のトランザクションの個数としてのキュー長に設定された受信用キューを経て自装置に取り込むトランザクションリクエスト受信手段と、(ロ)このトランザクションリクエスト受信手段で受信した前記したトランザクションリクエストを、それぞれ処理できる最大量のトランザクションの個数としてのキュー長に設定された任意数のアプリケーション部用キューを経て入力しトランザクションリプライを生成するために必要な処理を前記した任意数のアプリケーション部用キューにそれぞれ対応したアプリケーションソフトウェアによって実施するアプリケーション実行手段と、(ハ)このアプリケーション実行手段で処理後のトランザクションリクエストを、処理できる最大量のトランザクションの個数としてのキュー長に設定されたトランザクションリプライ生成部用キューを経て入力しトランザクションリプライを生成するトランザクションリプライ生成手段と、(ニ)このトランザクションリプライ生成手段で生成したトランザクションリプライを、処理できる最大量のトランザクションの個数としてのキュー長に設定された返送用キューを経て入力しトランザクションリプライを返送するトランザクションリプライ返送手段とをトランザクション処理装置が具備する。
また、本発明では、(イ)ネットワークを管理するために必要な情報としての管理情報に対するアクセス要求としてのトランザクションリクエストと、トランザクションリクエストに対する自装置の処理結果としてのトランザクションリプライをそれぞれ受信する受信部と、(ロ)この受信部の直前に配置されて前記したトランザクションリクエストを処理できる最大量のトランザクションの個数としてのキュー長に設定された受信部用第1のキューと、(ハ)前記した受信部を経た前記したトランザクションリクエストおよびトランザクションリプライを区別して分配するトランザクション分配部と、(ニ)前記した受信部とトランザクション分配部の間に配置され、トランザクション分配部の処理できる最大量のトランザクションの個数としてのキュー長に設定されたトランザクション分配部用キューと、(ホ)このトランザクション分配部用キューによって分配された前記したトランザクションリクエストに対してトランザクションリプライを生成するために必要な処理をそれぞれ実施する任意数のアプリケーションソフトウェア部と、(へ)これらアプリケーションソフトウェア部のそれぞれ直前に1つずつ配置され、それぞれ対応するアプリケーションソフトウェア部で処理できる最大量のトランザクションの個数としてのキュー長に設定されたアプリケーションソフトウェア部用キューと、(ト)前記した任意数のアプリケーションソフトウェア部を経たトランザクションリクエストを用いてトランザクションリプライを生成するトランザクションリプライ生成部と、(チ)このトランザクションリプライ生成部の直前に配置され、トランザクションリプライ生成部の処理できる最大量のトランザクションの個数としてのキュー長に設定されたトランザクションリプライ生成部用キューと、(リ)前記した受信部とトランザクションリプライ生成部の間に配置され、受信部が受信できるトランザクション量より小さい受信部用第2のキューとをトランザクション処理装置が具備する。
更に本発明では、(イ)ネットワークを管理するために必要な情報としての管理情報に対するアクセス要求としてのトランザクションリクエストを、自装置で処理できる最大量のトランザクションの個数としてのキュー長に設定された受信用キューを経て自装置に取り込むトランザクションリクエスト受信ステップと、(ロ)このトランザクションリクエスト受信ステップで受信した前記したトランザクションリクエストを、それぞれ処理できる最大量のトランザクションの個数としてのキュー長に設定された任意数のアプリケーション部用キューを経て入力しトランザクションリプライを生成するために必要な処理を前記した任意数のアプリケーション部用キューにそれぞれ対応したアプリケーションソフトウェアによって実施するアプリケーション実行ステップと、(ハ)このアプリケーション実行ステップで処理後のトランザクションリクエストを、処理できる最大量のトランザクションの個数としてのキュー長に設定されたトランザクションリプライ生成部用キューを経て入力しトランザクションリプライを生成するトランザクションリプライ生成ステップと、(ニ)このトランザクションリプライ生成ステップで生成したトランザクションリプライを、処理できる最大量のトランザクションの個数としてのキュー長に設定された返送用キューを経て入力しトランザクションリプライを返送するトランザクションリプライ返送ステップとをトランザクション処理方法が具備する。
更にまた本発明では、コンピュータに、トランザクション処理プログラムとして、(イ)ネットワークを管理するために必要な情報としての管理情報に対するアクセス要求としてのトランザクションリクエストを、自装置で処理できる最大量のトランザクションの個数としてのキュー長に設定された受信用キューを経て自装置に取り込むトランザクションリクエスト受信処理と、(ロ)このトランザクションリクエスト受信処理で受信した前記したトランザクションリクエストを、それぞれ処理できる最大量のトランザクションの個数としてのキュー長に設定された任意数のアプリケーション部用キューを経て入力しトランザクションリプライを生成するために必要な処理を前記した任意数のアプリケーション部用キューにそれぞれ対応したアプリケーションソフトウェアによって実施するアプリケーション実行処理と、(ハ)このアプリケーション実行処理で処理後のトランザクションリクエストを、処理できる最大量のトランザクションの個数としてのキュー長に設定されたトランザクションリプライ生成部用キューを経て入力しトランザクションリプライを生成するトランザクションリプライ生成処理と、(ニ)このトランザクションリプライ生成処理で生成したトランザクションリプライを、処理できる最大量のトランザクションの個数としてのキュー長に設定された返送用キューを経て入力しトランザクションリプライを返送するトランザクションリプライ返送処理とを実行させる。
以上説明したように本発明によれば、主要な機能部の直前に、それぞれの機能部が処理できる最大量のトランザクションの個数としてのキュー長のキューを配置してこれらの機能部での処理を行わせることにした。これにより、最小限のキューのみで輻輳する機能部の特定が可能になる。
また、複数のアプリケーションが使用される場合には、それぞれのアプリケーションに対応するキューを個別に配置することで、アプリケーションにおける輻輳箇所の特定や各機能部の処理状況といった使用リソースの把握も容易にできることになる。
本発明のトランザクション処理装置のクレーム対応図である。 本発明の他のトランザクション処理装置のクレーム対応図である。 本発明のトランザクション処理方法のクレーム対応図である。 本発明のトランザクション処理プログラムのクレーム対応図である。 リソース管理システムの構成の概要を表わしたシステム構成図である。 第1の関連技術におけるトランザクション処理装置の構成を表わしたブロック図である。 本実施の形態におけるトランザクション処理装置の構成を表わしたブロック図である。 本実施の形態でリソース管理システムを構成する各キューのキュー長を適切な大きさに設定する必要性を示した説明図である。 図7に示したリソース管理部が、それぞれのキューの使用量に関する通知を受ける場合の処理の様子を模式的に表わした説明図である。 本実施の形態で使用される各キューの特徴を纏めた説明図である。 本発明の第1の実施例におけるリソース管理システムの構成の概要を表わしたシステム構成図である。 本実施例におけるトランザクション処理装置としての機能を有するウェブサーバの具体的な構成を表わしたブロック図である。 本実施例のウェブサーバの処理の様子の一例を表わした流れ図である。 本発明の第2の実施例におけるリソース管理システムの構成の要部を表わした要部システム構成図である。
図1は、本発明のトランザクション処理装置のクレーム対応図を示したものである。本発明のトランザクション処理装置10は、トランザクションリクエスト受信手段11と、アプリケーション実行手段12と、トランザクションリプライ生成手段13と、トランザクションリプライ返送手段14を備えている。ここで、トランザクションリクエスト受信手段11は、ネットワークを管理するために必要な情報としての管理情報に対するアクセス要求としてのトランザクションリクエストを、自装置で処理できる最大量のトランザクションの個数としてのキュー長に設定された受信用キューを経て自装置に取り込む。アプリケーション実行手段12は、トランザクションリクエスト受信手段11で受信した前記したトランザクションリクエストを、それぞれ処理できる最大量のトランザクションの個数としてのキュー長に設定された任意数のアプリケーション部用キューを経て入力する。そして、トランザクションリプライを生成するために必要な処理を前記した任意数のアプリケーション部用キューにそれぞれ対応したアプリケーションソフトウェアによって実施する。トランザクションリプライ生成手段13は、アプリケーション実行手段12で処理後のトランザクションリクエストを、処理できる最大量のトランザクションの個数としてのキュー長に設定されたトランザクションリプライ生成部用キューを経て入力しトランザクションリプライを生成する。トランザクションリプライ返送手段14は、トランザクションリプライ生成手段13で生成したトランザクションリプライを、処理できる最大量のトランザクションの個数としてのキュー長に設定された返送用キューを経て入力しトランザクションリプライを返送する。
図2は、本発明の他のトランザクション処理装置のクレーム対応図を示したものである。本発明の他のトランザクション処理装置20は、受信部21と、受信部用第1のキュー22と、トランザクション分配部23と、トランザクション分配部用キュー24と、アプリケーションソフトウェア部25と、アプリケーションソフトウェア部用キュー26と、トランザクションリプライ生成部27と、トランザクションリプライ生成部用キュー28と、受信部用第2のキュー29を備えている。ここで、受信部21は、ネットワークを管理するために必要な情報としての管理情報に対するアクセス要求としてのトランザクションリクエストと、トランザクションリクエストに対する自装置の処理結果としてのトランザクションリプライをそれぞれ受信する。受信部用第1のキュー22は、受信部21の直前に配置されて前記したトランザクションリクエストを処理できる最大量のトランザクションの個数としてのキュー長に設定されている。トランザクション分配部23は、受信部21を経た前記したトランザクションリクエストおよびトランザクションリプライを区別して分配する。トランザクション分配部用キュー24は、受信部21とトランザクション分配部23の間に配置され、トランザクション分配部23の処理できる最大量のトランザクションの個数としてのキュー長に設定されている。アプリケーションソフトウェア部25は、トランザクション分配部用キュー24によって分配された前記したトランザクションリクエストに対してトランザクションリプライを生成するために必要な処理をそれぞれ実施する任意数のアプリケーションソフトウェアである。アプリケーションソフトウェア部用キュー26は、アプリケーションソフトウェア部25のそれぞれ直前に1つずつ配置され、それぞれ対応するアプリケーションソフトウェア部25で処理できる最大量のトランザクションの個数としてのキュー長に設定されている。トランザクションリプライ生成部27は、任意数のアプリケーションソフトウェア部25を経たトランザクションリクエストを用いてトランザクションリプライを生成する。トランザクションリプライ生成部用キュー28は、トランザクションリプライ生成部27の直前に配置され、トランザクションリプライ生成部27の処理できる最大量のトランザクションの個数としてのキュー長に設定されている。受信部用第2のキュー29は、受信部21とトランザクションリプライ生成部27の間に配置され、受信部21が受信できるトランザクション量より小さい。
図3は、本発明のトランザクション処理方法のクレーム対応図を示したものである。本発明のトランザクション処理方法30は、トランザクションリクエスト受信ステップ31と、アプリケーション実行ステップ32と、トランザクションリプライ生成ステップ33と、トランザクションリプライ返送ステップ34を備えている。ここで、トランザクションリクエスト受信ステップ31では、ネットワークを管理するために必要な情報としての管理情報に対するアクセス要求としてのトランザクションリクエストを、自装置で処理できる最大量のトランザクションの個数としてのキュー長に設定された受信用キューを経て自装置に取り込む。アプリケーション実行ステップ32では、トランザクションリクエスト受信ステップ31で受信した前記したトランザクションリクエストを、それぞれ処理できる最大量のトランザクションの個数としてのキュー長に設定された任意数のアプリケーション部用キューを経て入力する。そして、トランザクションリプライを生成するために必要な処理を前記した任意数のアプリケーション部用キューにそれぞれ対応したアプリケーションソフトウェアによって実施する。トランザクションリプライ生成ステップ33では、アプリケーション実行ステップ32で処理後のトランザクションリクエストを、処理できる最大量のトランザクションの個数としてのキュー長に設定されたトランザクションリプライ生成部用キューを経て入力しトランザクションリプライを生成する。トランザクションリプライ返送ステップ34では、トランザクションリプライ生成ステップ33で生成したトランザクションリプライを、処理できる最大量のトランザクションの個数としてのキュー長に設定された返送用キューを経て入力しトランザクションリプライを返送する。
図4は、本発明のトランザクション処理プログラムのクレーム対応図を示したものである。本発明のトランザクション処理プログラム40は、コンピュータに、トランザクションリクエスト受信処理41と、アプリケーション実行処理42と、トランザクションリプライ生成処理43と、トランザクションリプライ返送処理44を実行させるようにしている。ここで、トランザクションリクエスト受信処理41では、ネットワークを管理するために必要な情報としての管理情報に対するアクセス要求としてのトランザクションリクエストを、自装置で処理できる最大量のトランザクションの個数としてのキュー長に設定された受信用キューを経て自装置に取り込む。アプリケーション実行処理42では、トランザクションリクエスト受信処理41で受信した前記したトランザクションリクエストを、それぞれ処理できる最大量のトランザクションの個数としてのキュー長に設定された任意数のアプリケーション部用キューを経て入力する。そして、トランザクションリプライを生成するために必要な処理を前記した任意数のアプリケーション部用キューにそれぞれ対応したアプリケーションソフトウェアによって実施する。トランザクションリプライ生成処理43では、アプリケーション実行処理42で処理後のトランザクションリクエストを、処理できる最大量のトランザクションの個数としてのキュー長に設定されたトランザクションリプライ生成部用キューを経て入力しトランザクションリプライを生成する。トランザクションリプライ返送処理44では、トランザクションリプライ生成処理43で生成したトランザクションリプライを、処理できる最大量のトランザクションの個数としてのキュー長に設定された返送用キューを経て入力しトランザクションリプライを返送する。
<発明の実施の形態>
次に本発明の実施の形態を説明する。
図7は、本実施の形態におけるトランザクション処理装置の構成を表わしたものである。図5に示したリソース管理システム500は、そのトランザクション処理装置501をトランザクション処理装置101に置き換えれば、本実施の形態でそのまま使用することができる。
一例として本実施の形態のトランザクション処理装置101は一重化構成となっている。トランザクション処理装置101は、第1〜第4のキュー121〜124と、第5−1〜第5−Nのキュー1251〜125Nを備えている。ここで第1のキュー121の直後には受信部131が配置されており、第2のキュー122の直後にはトランザクション分配器132が配置されている。また、第3のキュー123の直後にはトランザクションリプライ生成部133が配置されている。第4のキュー124の直後には受信部131が配置されている。
トランザクション分配器132と第3のキュー123の間には、第1〜第Nの処理部1341〜134Nがこの順序に直列に配置されている。このうちの第1の処理部1341には、その前段に第5−1のキュー1251が配置され、後段には第1のアプリケーションソフトウェア(以下、単にアプリケーションという。)によって実現するアプリケーション部1351が配置されている。以下同様にして、第Nの処理部134Nには、その前段に第5−Nのキュー125Nが配置され、後段に第Nのアプリケーション部135Nが配置されている。このトランザクション処理装置101には、リソースを管理するリソース管理部136が配置されている。
このようなトランザクション処理装置101は、図示しないがCPU(Central Processing Unit)と、所定の制御プログラムを格納したメモリを備えている。CPUは、メモリに格納された制御プログラムを実行することでトランザクション処理装置101全体の制御を行う。受信部131、トランザクション分配器132等のトランザクション処理装置101を構成する各部は、独自のハードウェアとして構成されていてもよいし、CPUが制御プログラムを実行することでソフトウェア的に実現する機能部として実現されていてもよい。
トランザクションリクエスト111はトランザクション処理装置101内の第1のキュー121に入力される。受信部131は、第1のキュー121を監視している。そして、第1のキュー121の使用量が、予め設定したキュー使用量の上限閾値を超えた場合と、下限閾値を下回った場合には、リソース管理部136にその旨の通知142を行う。
第1のキュー121は、トランザクション処理装置101の内部で処理される新規のトランザクションリクエストを管理するキューである。このため、第1のキュー121のキュー長は、トランザクション処理装置101が新規のトランザクションリクエストを処理できる最大量と等しくなっている。受信部131からは、トランザクションリクエスト143とトランザクションリプライ144が出力され、第2のキュー122に入力される。第2のキュー122から出力されるトランザクションリクエスト145とトランザクションリプライ146はトランザクション分配器132に入力される。
トランザクション分配器132は、第2のキュー122から受信したトランザクションリクエスト145とトランザクションリプライ146の区別を実施する。そして、トランザクションリプライ146が受信された場合には、これをトランザクションリプライ112として、図5に示したトランザクション要求装置502に送信する。トランザクション分配器132がトランザクションリクエスト145を受信した場合には、これをトランザクションリクエスト148として後続の第1〜第Nの処理部1341〜134Nに処理のために送出する。ここで、第1〜第Nの処理部1341〜134Nは、それぞれキュー1251〜125Nと、アプリケーション部1351〜135Nによって構成されており、該当する処理を実行する。
トランザクション分配器132は、第2のキュー122の使用状況を監視する。この結果、第2のキュー122の使用量が予め設定された上限使用量の閾値を超えた場合および下限使用量の閾値を下回った場合には、リソース管理部136へ通知149を行うようになっている。
ところで、第2のキュー122は、トランザクションリクエスト145とトランザクションリプライ146のすべてを管理するキューである。第2のキュー122の大きさは、トランザクション分配器132が処理可能なトランザクションの最大量と等しい。
第1〜第Nの処理部1341〜134Nにおける第1〜第Nのアプリケーション部1351〜135Nは、トランザクションリプライ生成部133でトランザクションリプライ151を生成するために必要な処理を実施する。トランザクションリプライ生成部133で生成したトランザクションリプライ151は、第4のキュー124に入力され、ここからトランザクションリプライ152として前記した受信部131に入力されることになる。
ところで、第1〜第Nのアプリケーション部1351〜135Nは、それぞれの処理部1341〜134N内で前段に配置された第5−1〜第5−Nのキュー1251〜125Nの使用状況をそれぞれ監視する。そして、第5−1〜第5−Nのキュー1251〜125Nのいずれかの上限使用量の閾値が超過したり、下限使用量の閾値を下回った場合には、第1〜第Nのアプリケーション部1351〜135Nのうちの該当するものが、通知1531〜153Nのうちの該当するものをリソース管理部136に対して行う。たとえば、第1の処理部1341内では、第1のアプリケーション部1351が第5−1のキュー1251を監視する。同様に第Nの処理部134N内では、第Nのアプリケーション部135Nが第5−Nのキュー125Nを監視する。そして、たとえば第5−1のキュー1251の使用量が予め設定した上限使用量の閾値を超えた場合には、第1のアプリケーション部1351がリソース管理部136にその旨の通知1531を行う。
第5−1〜第5−Nのキュー1251〜125Nは、それぞれ第1〜第Nのアプリケーション部1351〜135Nの手前に配置される。したがって、第5−1〜第5−Nのキュー1251〜125Nの大きさは、第1〜第Nのアプリケーション部1351〜135Nでそれぞれ処理できるトランザクションの最大量と等しい。
第Nの処理部134Nから出力されるトランザクションリクエスト154は第3のキュー123に入力される。この第3のキュー123から出力されるトランザクションリクエスト155がトランザクションリプライ生成部133に入力される。したがって、第3のキュー123のキュー長は、トランザクションリプライ生成部133が処理できるトランザクションの最大量と等しい。
トランザクションリプライ生成部133は、第1〜第Nのアプリケーション部1351〜135Nで処理された結果を整えて、トランザクションリプライ151を作成する。作成されたトランザクションリプライ151は、前記したように第4のキュー124へキューイングされる。トランザクションリプライ生成部133は、また第3のキュー123の使用状況を監視する。そして、第3のキュー123の使用量が予め設定した上限使用量の閾値を超過したり、下限使用量の閾値を下回った場合、トランザクションリプライ生成部133はリソース管理部136へ通知156を行う。
第4のキュー124は、受信部131に入力するトランザクションリプライ152を管理するキューである。第4のキュー124のキュー長は受信部131が受信できるトランザクション量より小さい必要がある。受信部131は、第4のキュー124から送られてくるトランザクションリプライ152の量も監視している。そして、第4のキュー124の使用量が、予め設定したキュー使用量の上限閾値を超えた場合と、下限閾値を下回った場合には、第1のキュー121の使用量の場合と同様に、リソース管理部136にその旨の通知142を行う。
以上説明したように本実施の形態のリソース管理システム100では、第1〜第4のキュー121〜124ならびに第5−1〜第5−Nのキュー1251〜125Nについて、これらのキューの使用量を上限使用量および下限使用量の閾値と比較している。そして、上限使用量の閾値を超えたり下限使用量の閾値を下回った場合には、リソース管理部136へ通知142、149、1531〜153N、156を行うようにしている。ここで、下限使用量の閾値を下回った場合にもリソース管理部136へ通知することにしたのは、上限使用量の閾値を超えた通知があっただけでは、現在の使用量が上限使用量の閾値を超えたままの状態であるかをリソース管理部136が認識できないからである。
図8は、リソース管理システムを構成する各キューのキュー長を適切な大きさに設定する必要性を説明するためのものである。キュー長の適切な大きさとは、この図8における第1の条件と第2の条件を共に満たす大きさである。ここで第1〜第4のキュー121〜124の大きさをq1〜q4とする。また、第5−1〜第5−Nのキュー1251〜125Nの大きさをq5-1〜q5-Nとする。
第1の条件は、第2のキュー122の大きさq2が、第5−1〜第5−Nのキュー1251〜125Nの総和の大きさに第3のキュー123の大きさとしてのトランザクションリプライ生成部133に入力するトランザクションリクエスト155の大きさq3を加えたもの以下であるという条件である。この第1の条件が成立しない場合には、第Nのアプリケーション部135Nあるいはトランザクションリプライ生成部133に、処理量を超えた処理が流入された可能性があり、輻輳の原因となりやすい。
第2の条件は、第2のキュー122の大きさq2が、第1のキュー121の大きさq1と、第4のキュー124の大きさq4を加えた大きさ以上であるという条件である。この第2の条件が成立しない場合、トランザクション分配器132で輻輳が発生する原因となる。
第2のキュー122の大きさq2は、システム全体のリソースを加味して適切な大きさに設定されるべきである。これは、第2のキュー122がトランザクションリクエストとトランザクションリプライのすべてを管理しているキューだからである。
図9は、図7に示したリソース管理部が、それぞれのキューの使用量に関する通知を受ける場合の処理の様子を模式的に表わしたものである。ここでは第1のキュー121を例に挙げて説明するが、第2〜第4のキュー122〜124および第5−1〜第5−Nのキュー1251〜125Nについても、処理の様子は基本的に同一である。
第1のキュー121の例の場合には、リソース管理部136に対してキューの使用量に関する通知をする「該当機能部」は、図7に示した受信部131である。受信部131は、既に説明したように、上限閾値を超える場合と、下限閾値を下回る場合に、リソース管理部136に通知142を行う。この通知142は、受信部131がキュー使用量を常にチェックして、上限閾値を超えたり下限閾値を下回った時点で、リソース管理部136に割込処理という形で行うようにしてもよい。また、一定周期で受信部131が第1のキュー121の使用量を監視し、その結果として通知を行う必要が生じたタイミングでリソース管理部136に通知142を行うものであってもよい。
この図9は、第1のキュー121と受信部131の関係として示しているが、一般に「キュー」とこの状態を「通知」する「該当機能部」の関係として見た場合、次のようになる。「該当機能部」は、トランザクション処理装置101内であれば、どの機能部に該当してもよい。すなわち、前記したCPUが制御プログラムを実行することで実現する各種の機能部のいずれにも該当し得る。
ただし、その「該当機能部」に対して「キュー」はデータを直前の上流側で保持するものとなる。受信部131に対して第1のキュー121はデータの直前の上流側に位置している。たとえば図7におけるトランザクション分配器132に対しては、第2のキュー122も、やはりデータの直前の上流側に位置している。
リソース管理部136は、第1のキュー121等のトランザクション処理装置101内の各キューの使用量の管理を行う。リソース管理部136による輻輳状態の管理の様子は、ディスプレイ161等の「外部装置」によって可視化することができる。この可視化のためには、たとえばリソース管理部136の管理の様子をトランザクション処理装置101内のログ管理部162に出力し、ログ管理部162からディスプレイ161にログ情報163として送出するようにしてもよい。これにより、トランザクション処理装置101のユーザは、装置が輻輳状態となったり、輻輳から回復したことを知ることができる。
図10は、本実施の形態で使用される各キューの特徴を纏めたものである。図7と共に説明する。
本実施の形態のトランザクション処理装置101では、第1〜第4のキュー121〜124および第5−1〜第5−Nのキュー1251〜125Nを装置内に各機能部に対応して適切に配置すると共に、トランザクションリクエストとトランザクションリプライを図7に示す処理ルートに分離している。これにより、それぞれの処理を行う箇所で、輻輳状態を一意に認識することができる。これを具体的に説明する。
第1のキュー121は、トランザクション処理装置101に流入する未処理なトランザクションリクエスト111を示すものとなっている。トランザクション処理装置101内で第1のキュー121に関連して輻輳を生じる機能部は、トランザクションリクエスト141を受信する受信部131となる。
一方、第2のキュー122は、トランザクションリクエスト145とトランザクションリプライ146を出力する。したがって、第2のキュー122はトランザクション処理装置101におけるトランザクション処理量の総計と同様の意味合いを持つ。第2のキュー122に関連して輻輳を生じる機能部は、トランザクション分配器132である。
第3のキュー123は、トランザクションリクエスト155をトランザクションリプライ生成部133に送出してトランザクションリプライ151を作成させる。したがって、第3のキュー123は、トランザクションリプライを作成する量を決定する意味合いを持つ。第3のキュー123に関連して輻輳を生じる機能部は、トランザクションリプライ生成部133である。
第4のキュー124は、トランザクションリプライ生成部133で生成したトランザクションリプライ151を送信しようとする量を決定する。第4のキュー124から出力されるトランザクションリプライ152は受信部131で受信される。したがって、第4のキュー124に関連して輻輳を生じる機能部は、受信部131となる。
第5−1〜第5−Nのキュー1251〜125Nは、アプリケーション部1351〜135Nがそれぞれ処理するトランザクションリクエスト148の量を決定する意味合いを持つ。第5−1〜第5−Nのキュー1251〜125Nに関連して輻輳を生じる機能部は、アプリケーション部1351〜135Nのうちの直後に配置されたものである。
このようなトランザクション処理装置101の設計思想(アーキテクチャ)を利用すると、リソース管理部136を用いてリソースの使用状況の把握が容易に可能になる。具体的には図7および図10を用いて説明すると次のようになる。
トランザクション処理装置101に流入している未処理のトランザクションリクエスト量を知りたい場合、リソース管理部136は第1のキュー121を参照すればよい。トランザクション処理装置101で処理している総処理量、すなわち、未処理のトランザクションリクエスト量と処理済のトランザクションリプライ量を知りたい場合には、リソース管理部136は第2のキュー122を参照すればよい。トランザクション処理装置101でトランザクションリプライを作成しようとしている量を知りたい場合には、リソース管理部136は第3のキュー123を参照すればよい。トランザクション処理装置101でトランザクションリプライを送信しようとする量を知りたい場合、リソース管理部136は第4のキュー124を参照すればよい。トランザクション処理装置101で各アプリケーション部1351〜135Nが処理しようとする量を知りたい場合には、リソース管理部136は第5−1〜第5−Nのキュー1251〜125Nを各々参照すればよい。
更に、トランザクション処理装置101のアーキテクチャを利用することで、各処理機能部の輻輳状況を一意に把握することができる。具体的には、第1のキュー121が輻輳している場合には、受信部131での処理が輻輳していることを示している。第2のキュー122が輻輳している場合は、トランザクション分配器132での処理が輻輳していることを示している。第3のキュー123が輻輳している場合は、トランザクションリプライ生成器133での処理が輻輳していることを示している。第4のキュー124が輻輳している場合は、受信部131での処理が輻輳していることを示している。また、第1〜第Nの処理部1341〜134Nにおける第5−1〜第5−Nのキュー1251〜125Nが輻輳している場合は、アプリケーション部1351〜135Nのうちの対応する処理が輻輳していることを示している。
したがって、本実施の形態のリソース管理システム100によれば、各キュー121〜124、1251〜125Nの使用量が一意に何を処理しようとするものかが明白である。このため、リソースの使用状況の把握が可能であり、更には輻輳している機能部の特定が可能であるという利点がある。
このため、何らかの要求処理を実行するシステムとしてのトランザクション処理装置において、限られたシステムリソースを効率的に処理待ちキュー長に割り当てたり、処理待ちキューの配置方法を最適化することができ、輻輳箇所の特定やシステムリソースの問い合せといったリソース管理を実現することができる。
次に本発明の第1の実施例を説明する。
図11は、本発明の第1の実施例におけるリソース管理システムの構成の概要を表わしたものである。本実施例のリソース管理システム200は、通信機能を備えたパーソナルコンピュータで構成される端末PC(Personal computer)201を備えている。端末PC201は、インターネット202を介してウェブ(web)サーバ203にアクセスして、所定の処理を実現することができる。すなわち、ウェブサーバ203は端末PC201からのウェブ処理要求211によって処理を実施し、その結果をパケット化してウェブ処理結果212として応答する。
このように本実施例では、図5におけるトランザクション要求装置402が端末PC201に対応している。また、トランザクション処理装置401(101)がウェブサーバ203に対応している。
図12は、本実施例でトランザクション処理装置としての機能を有するウェブサーバの具体的な構成を表わしたものである。図11と共に説明する。
ウェブサーバ203は、端末PC201からリクエストされたウェブ処理要求211を処理し、その処理結果をトランザクションリプライとしてのウェブ処理結果212として、端末PC201に返却する。
このようなウェブサーバ203は、第1〜第4のキュー221〜224と、第5−1および第5−2のキュー2251、2252を備えている。ここで第1のキュー221の直後には受信部231が配置されており、第2のキュー222の直後にはトランザクション分配器232が配置されている。また、第3のキュー223の直後にはトランザクションリプライ生成部233が配置されている。第4のキュー224の直後には受信部231が配置されている。
トランザクション分配器232とトランザクションリプライ生成部233の間には、第1および第2の処理部2341、2342がこの順序に直列に配置されている。このうちの第1の処理部2341には、その前段に第5−1のキュー2251が配置され、後段にCGI(Common Gateway Interface)処理部2351が配置されている。第2の処理部2342には、その前段に第5−2のキュー2252が配置され、後段にHTML(HyperText Markup Language)ファイル作成部2352が配置されている。このウェブサーバ203には、リソースを管理するリソース管理部236が配置されている。
このようなウェブサーバ203は、図示しないがCPUと、所定の制御プログラムを格納したメモリを備えている。CPUは、メモリに格納された制御プログラムを実行することでウェブサーバ203全体の制御を行う。受信部231、トランザクション分配器232等のウェブサーバ203を構成する各部は、独自のハードウェアとして構成されていてもよいし、CPUが制御プログラムを実行することでソフトウェア的に実現する機能部として実現されていてもよい。
第1の実施例のウェブサーバ203で、第1のキュー221はウェブ処理要求211をキューイングする。受信部231はウェブ処理要求211、またはウェブ処理結果212を受信し、ウェブサーバとしてウェブ処理要求211とウェブ処理結果212を受け付けたことを把握するために存在している。
第2のキュー222は、トランザクション分配器232で処理待ちのトランザクションを管理する。トランザクション分配器232は、第2のキュー222から送られてきたパケットの宛先IP(Internet Protocol)アドレス、宛先ポート番号、送信元IPアドレス、送信元ポート番号およびプロトコルをチェックして、宛先のふるい分けを実施する。たとえば、宛先IPアドレスと宛先ポート番号が端末PC201を示すものであり、送信元IPアドレスおよび送信元ポート番号がウェブサーバ203を示すものであったとする。この場合、ウェブサーバ203は、ウェブ処理結果212として、端末PC201へそのトランザクションの送信を実施する。
第5−1のキュー2251は、CGIプログラムの処理待ちキューである。CGI処理部2351はウェブ処理要求211に含まれるCGIプログラムの実行処理要求に基づいて、CGIプログラムの処理を実施する。
第5−2のキュー2252は、CGIプログラムの処理結果をHTML化する処理の待ちキューである。HTMLファイル作成部2352は、CGIプログラムで処理が施された結果に対して、HTMLソースの作成を実施する。
第3のキュー223は、トランザクションリプライ生成処理待ちキューである。トランザクションリプライ生成部233は、アプリケーションで実施された結果をIPパケット化し、適切な宛先IPアドレス、宛先ポート番号、送信元IPアドレス、送信元ポート番号およびプロトコルの指定を実施する。このように、ウェブ処理結果はトランザクションリプライ生成部233でIPパケット化される。
第4のキュー224は、ウェブ処理結果を受信部231へ渡す際の処理待ちキューである。
リソース管理部236は、第1〜第4のキュー221〜224および第5−1および第5−2のキュー2251、2252に対して、キューの使用量の問い合せを実施する。また、受信部231等の各機能部から輻輳状態を示す割り込みを受信する。このようにしてリソース管理部236は、ウェブサーバ203の内部におけるリソースの使用状況を管理する。
図13は、本実施例のウェブサーバの処理の様子の一例を表わしたものである。図11および図12と共に説明する。
端末PC201からウェブサーバ203へのウェブ処理要求211があったとする。このウェブ処理要求211は第1のキュー221にキューイングされ(ステップS301)、受信部231へ渡される(ステップS302)。受信部231は、この要求を格納すると共に先頭から順次読み出して第2のキュー222にキューイングさせる(ステップS303)。第2のキュー222は、この要求を同様に順次読み出してトランザクション分配器232へ渡すことになる(ステップS304)。
トランザクション分配器232には、受信部231を介して第4のキュー224からトランザクションリプライ生成部233の生成したウェブ処理結果も入力される。そこでトランザクション分配器232は、受信したデータがウェブ処理要求であるのかウェブ処理結果であるのかの判別を行う。この判断のためにトランザクション分配器232は第2のキュー222から受信したパケットのフォーマットの解析を実施する。具体的には、その受信したパケットの送信先アドレスと送信先ポートによって送信先が第1あるいは第2の処理部2341、2342であるか、端末PC201向けであるかを判断する(ステップS305)。端末PC201向けのパケットを受信したと判別した場合、トランザクション分配器232はそのパケットをウェブ処理結果212として端末PC201に送出することになる。これについては、後に具体的に説明する。
トランザクション分配器232が、第2のキュー222から受信したパケットを第1および第2の処理部2341、2342で処理するウェブ処理要求であると判別したとする。この場合、このウェブ処理要求は第1の処理部2341における第5−1のキュー2251でキューイングされる(ステップS306)。このキューイングされたウェブ処理要求は、CGI処理部2351に送られる(ステップS307)。CGI処理部2351では、CGIプログラムの実行等の適切な処理が行われる(ステップS308)。CGI処理部2351は、この処理後のデータを次の第2の処理部2342を構成する第5−2のキュー2252にキューイングさせる(ステップS309)。第5−2のキュー2252は、これを次のアプリケーション処理部としてのHTMLファイル作成部2352に向けて送信する(ステップS310)。
HTMLファイル作成部2352では、第5−2のキュー2252にキューイングされたCGI処理後のウェブ処理要求を用いて、HTMLファイルが作成され(ステップS311)。作成されたHTMLファイルは、第3のキュー223にキューイングされる(ステップS312)。
第3のキュー223は、たとえばFIFO(First-In First-Out)メモリによって構成されている。第3のキュー223から順次読み出されたHTMLファイルはトランザクションリプライ生成部233に渡される(ステップS313)。トランザクションリプライ生成部233では、宛先アドレス、宛先ポート、送信元アドレス、送信元ポートおよびプロトコル番号が付与され、適切にパケット化が行われる(ステップS314)。
このようにしてトランザクションリプライ生成部233で生成されたパケットとしてのウェブ処理結果は、第4のキュー224にキューイングされ(ステップS315)、その後、受信部231へ渡される(ステップS316)。受信部231は、このウェブ処理結果を第2のキュー222にキューイングして(ステップS317)、トランザクション分配器232へ送信させる(ステップS318)。
トランザクション分配器232は受信したウェブ処理結果のパケットの宛先アドレスおよび宛先ポートが端末PC201(図11)向けであることを判断する(ステップS319)。そして、このウェブ処理結果のパケットを端末PC201に送信することになる(ステップS320)。
以上、図13を用いて説明したウェブサーバ203の一連の処理状況を知るためには、リソース管理部236が参照したいキューのキューイング状況を参照すればよい。たとえば、ウェブサーバ203全体の処理量を参照したい場合、すなわち、未処理のトランザクションリクエスト量と処理済のトランザクションリプライ量を知りたい場合には、リソース管理部236は第2のキュー222を参照すればよい。
また、ウェブサーバ203でCGI処理待ち中の処理量を知りたい場合には、第5−1のキュー2251を参照すればよい。更に、ウェブサーバ203の機能部が輻輳状態となった場合にリソース管理部236へアラームをあげるようにしたい場合には、ウェブサーバ203内の各処理部が該当処理部手前のキューを監視し、リソース管理部236へ割り込みを掛けるようにすればよい。
また、ウェブサーバ203の全体が輻輳状態となった場合にリソース管理部236へ割り込みを掛けるようにしたい場合には、トランザクション分配器232がその手前に配置された第2のキュー222の使用状況を監視すればよい。第2のキュー222の使用状況を監視した結果、予め設定したキュー使用量の上限閾値を超えたことが分かった場合には、トランザクション分配器232がリソース管理部236へ割り込みを掛けるようにすればよい。
更に、CGIプログラムの処理が輻輳状態となったときにリソース管理部236へ割り込みを掛けるようにしたい場合には、CGI処理部2351が第5−1のキュー2251の使用状況を監視すればよい。第5−1のキュー2251の使用状況を監視した結果、予め設定したキュー使用量の上限閾値を超えたことが分かった場合には、CGI処理部2351がリソース管理部236へ割り込みを掛けるようにすればよい。
また、ウェブサーバ203内の各機能部が輻輳状態から回復したことをリソース管理部236へ知らせたい場合には、これらの機能部は予め設定したキュー使用量の下限閾値を下回った際にリソース管理部236へ回復を示す割り込みを掛ければよい。
リソース管理部236は、以上説明した輻輳状態を外部の図示しない輻輳状態監視装置に送信したい場合、実施の形態の図9で示したようにログ管理部162を使用すればよい。この場合、ログ管理部162は、外部輻輳監視装置へ、所定のプロトコルを利用して輻輳状態を送信することになる。このようなプロトコルとしては、たとえはシステムの動作状況やメッセージなどの記録を取るプログラムとしての「SYSLOG」や、管理情報の通信用の「SNMP(Simple Network Management Protocol) Trap」がある。
以上説明した第1の実施例によれば、次に示すような効果を得ることができる。
本実施例ではトランザクションリクエストとトランザクションリプライを管理する各キューの使い方に意味を持たせている。したがって、本実施例ではリソース管理によってトランザクションリクエストとトランザクションリプライの処理状況を一意に把握することができるという第1の効果がある。
また、本実施例では各キューを各機能部の手前に配置しており、かつ、それぞれのキュー長が図8に示したように適切に割当られている。したがって、本実施例では輻輳している機能部を特定可能であるという第2の効果がある。
更に、本実施例ではウェブサーバ203の構成を、トランザクションリプライ生成部233で生成したトランザクションリプライを受信部231でウェブ処理要求211と合流させ、トランザクション分配器232で分離することにした。これにより、本実施例では、トランザクションリクエストの処理順序を保つことができると共に、トランザクションリクエストとトランザクションリプライをキューで適切に管理することができるという第3の効果がある。
更にまた、本実施例ではトランザクション分配器232とトランザクションリプライ生成部233の間に、それぞれ専用のキューとアプリケーションからなる処理部234を連結して配置することにした。これにより、本実施例ではウェブサーバ203をアプリケーションの追加や変更といった機能の拡張性に優れた装置構成とすることができるという第4の効果がある。
次に本発明の第2の実施例を説明する。
図14は、本発明の第2の実施例におけるリソース管理システムの構成の要部を表わしたものである。このリソース管理システム400で図12と同一部分には同一の符号を付しており、これらの説明を適宜省略する。
この第2の実施例によるリソース管理システム400では、端末PC201がトランザクション処理装置403と接続される構成となっている。トランザクション処理装置403は、アクティブ系トランザクション処理部410と、スタンバイ系トランザクション処理部420の2つの系による冗長構成となっている。アクティブ系トランザクション処理部410と、スタンバイ系トランザクション処理部420は基本的に同一構成である。また、これらアクティブ系トランザクション処理部410と、スタンバイ系トランザクション処理部420は、図12に示したウェブサーバ203の構成と基本的に同一である。したがって、図14では、図12に示した各機能部の符号の末尾に「A」を付したものをアクティブ系トランザクション処理部410の各機能部として表わしている。また、図12に示した各機能部の符号の末尾に「S」を付したものをスタンバイ系トランザクション処理部420の各機能部として表わしている。
本実施例でトランザクション要求装置として使用される端末PC201は、トランザクションリクエストとしての処理要求411をアクティブ系トランザクション処理部410に対して送信するようになっている。アクティブ系トランザクション処理部410の第1のキュー221Aはトランザクションリクエストをキューイングする。また、第2のキュー222Aは第1のキュー221Aから送られてきたトランザクションリクエストと、第4のキュー224Aから送られてきたトランザクションリプライをキューイングする。トランザクション分配器232Aは第2のキュー222Aから送られてきたパケットの宛先IPアドレス、宛先ポート番号、送信元IPアドレス、送信元ポート番号およびプロトコルをチェックして、宛先のふるい分けを実施する。そして、トランザクションリプライ422を端末PC201に返す。受信部231Aはトランザクションリクエストあるいはトランザクションリプライを受信していることを確認するための機能部である。また、第4のキュー224Aは、図7に示すトランザクションリプライ生成部133に相当する図示しない機能部から送られてくるトランザクションリプライを管理するためのキューである。
スタンバイ系トランザクション処理部420の各機能部は、アクティブ系に切り替わった時点でアクティブ系トランザクション処理部410と同様の処理を行う。このときは、端末PC201から送られてくるトランザクションリクエストとしての処理要求411を第1のキュー221Sが受信する。受信部231Sはこのトランザクションリクエストを受信すると共に、図示しない第4のキュー224Sからトランザクションリプライを受信することになる。また、アクティブ系に切り替わった場合、トランザクション分配器232Sがトランザクションリプライ422を端末PC201に返す。
ところで、第2の実施例の受信部231Aおよび受信部231Sは、冗長機能を持っている。ここで、受信部231Aおよび受信部231Sの冗長機能とは、次の2点を意味している。
冗長機能の第1点は、トランザクションリクエストを受信した受信部231A(231S)自身がアクティブ系に属する場合、スタンバイ系のトランザクション処理部420としての第2のキュー222S(222A)に向けてトランザクションリクエストのコピーを作成し、それを送信することである。トランザクションリクエストを受信した受信部231S(231A)自身がスタンバイ系に属する場合、障害等による系の切り替え時に必要なトランザクション情報のみを取得し、トランザクションリクエストのコピーは廃棄する。
冗長機能の第2点は、現在のアクティブ系トランザクション処理部410とスタンバイ系のトランザクション処理部420の間で系の切り替えが発生した場合に関する。この場合、新しいアクティブ系の受信部231Sは、元のスタンバイ系の受信部231Sで廃棄していたトランザクションリクエストのコピーの廃棄を止める。そして、新しくタンバイ系となった受信部231Aの方が、障害等による系の切り替え時に必要なトランザクション情報のみを取得し、トランザクションリクエストのコピーを廃棄することになる。
スタンバイ系トランザクション処理装置420はアクティブ系トランザクション処理装置410からトランザクションリクエストのコピーを受信する。この場合、第1のキュー221Sは、トランザクションリクエストのコピーをキューイングすることになる。受信部231Sは、系の切り替え時になるべくトランザクション廃棄をしないために、継続したサービスを実施するために必要なトランザクション情報のみを取得し、トランザクションリクエストのコピーを廃棄する。
このように本発明の第2の実施例のリソース管理システム400では、アクティブ系がトランザクションリクエストを受信したとき、そのコピーをスタンバイ系にも常に送信している。したがって、系の切り替え時におけるトランザクションリクエストの廃棄が少なく、系の切り替え後にもリソース管理部(図7のリソース管理部136参照。)によるシステムリソースの管理が可能になるという効果が得られる。
なお、第2の実施例では2つの系で冗長系を構成したが、アクティブ系およびスタンバイ系は3以上の系で構成してもよいことは当然である。この例の場合、複数のスタンバイ系では、アクティブ系の受信部から送られてくるトランザクションリクエストのコピーから障害等による系の切り替え時に必要なトランザクション情報のみを取得し、トランザクションリクエストのコピーは共に廃棄する。この例でスタンバイ系が2以上の場合、アクティブ系の受信部は、トランザクションリクエストのコピーをそれぞれのスタンバイ系に個別にコピーして送信してもよいし、1つのスタンバイ系に送信して、スタンバイ系同士で順にコピーするようにしてもよい。
以上説明した実施の形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載されるが、以下の記載に限定されるものではない。
(付記1)
ネットワークを管理するために必要な情報としての管理情報に対するアクセス要求としてのトランザクションリクエストを、自装置で処理できる最大量のトランザクションの個数としてのキュー長に設定された受信用キューを経て自装置に取り込むトランザクションリクエスト受信手段と、
このトランザクションリクエスト受信手段で受信した前記トランザクションリクエストを、それぞれ処理できる最大量のトランザクションの個数としてのキュー長に設定された任意数のアプリケーション部用キューを経て入力しトランザクションリプライを生成するために必要な処理を前記任意数のアプリケーション部用キューにそれぞれ対応したアプリケーションソフトウェアによって実施するアプリケーション実行手段と、
このアプリケーション実行手段で処理後のトランザクションリクエストを、処理できる最大量のトランザクションの個数としてのキュー長に設定されたトランザクションリプライ生成部用キューを経て入力しトランザクションリプライを生成するトランザクションリプライ生成手段と、
このトランザクションリプライ生成手段で生成したトランザクションリプライを、処理できる最大量のトランザクションの個数としてのキュー長に設定された返送用キューを経て入力しトランザクションリプライを返送するトランザクションリプライ返送手段
とを具備することを特徴とするトランザクション処理装置。
(付記2)
ネットワークを管理するために必要な情報としての管理情報に対するアクセス要求としてのトランザクションリクエストと、トランザクションリクエストに対する自装置の処理結果としてのトランザクションリプライをそれぞれ受信する受信部と、
この受信部の直前に配置されて前記トランザクションリクエストを処理できる最大量のトランザクションの個数としてのキュー長に設定された受信部用第1のキューと、
前記受信部を経た前記トランザクションリクエストおよびトランザクションリプライを区別して分配するトランザクション分配部と、
前記受信部とトランザクション分配部の間に配置され、トランザクション分配部の処理できる最大量のトランザクションの個数としてのキュー長に設定されたトランザクション分配部用キューと、
このトランザクション分配部用キューによって分配された前記トランザクションリクエストに対してトランザクションリプライを生成するために必要な処理をそれぞれ実施する任意数のアプリケーションソフトウェア部と、
これらアプリケーションソフトウェア部のそれぞれ直前に1つずつ配置され、それぞれ対応するアプリケーションソフトウェア部で処理できる最大量のトランザクションの個数としてのキュー長に設定されたアプリケーションソフトウェア部用キューと、
前記任意数のアプリケーションソフトウェア部を経たトランザクションリクエストを用いてトランザクションリプライを生成するトランザクションリプライ生成部と、
このトランザクションリプライ生成部の直前に配置され、トランザクションリプライ生成部の処理できる最大量のトランザクションの個数としてのキュー長に設定されたトランザクションリプライ生成部用キューと、
前記受信部とトランザクションリプライ生成部の間に配置され、受信部が受信できるトランザクション量より小さい受信部用第2のキュー
とを具備することを特徴とするトランザクション処理装置。
(付記3)
前記トランザクション分配部用キューの前記キュー長は、前記アプリケーション部で処理できる最大量の前記キュー長に設定されたアプリケーション部の数だけのアプリケーション部用キューの前記キュー長の総和に前記トランザクションリプライ生成部用キューの前記キュー長を加えた値以下であり、かつ、前記トランザクション分配部用キューの前記キュー長は前記受信部用第1のキューの前記キュー長と前記受信部用第2のキューの前記キュー長を加えた値以上であることを特徴とする付記2記載のトランザクション処理装置。
(付記4)
前記受信部用第1のキュー、受信部用第2のキュー、トランザクション分配部用キュー、アプリケーション部用キューおよびトランザクションリプライ生成部用キューのそれぞれの使用量が予め設定した上限使用量の閾値を超過したり、下限使用量の閾値を下回った場合にこれらの報告を受けてリソースの管理を行うリソース管理部を具備することを特徴とする付記2記載のトランザクション処理装置。
(付記5)
前記受信部と、受信部用第1のキューと、トランザクション分配部と、トランザクション分配部用キューと、アプリケーション部と、アプリケーション部用キューと、トランザクションリプライ生成部と、トランザクションリプライ生成部用キューと、受信部用第2のキューのそれぞれは、アクティブ系トランザクション処理部とスタンバイ系トランザクション処理部に冗長化されていることを特徴とする付記2記載のトランザクション処理装置。
(付記6)
前記アクティブ系トランザクション処理部が前記トランザクションリクエストを受信したとき、そのコピーを前記スタンバイ系トランザクション処理部に常に送信することを特徴とする付記5記載のトランザクション処理装置。
(付記7)
ネットワークを管理するために必要な情報としての管理情報に対するアクセス要求としてのトランザクションリクエストを、自装置で処理できる最大量のトランザクションの個数としてのキュー長に設定された受信用キューを経て自装置に取り込むトランザクションリクエスト受信ステップと、
このトランザクションリクエスト受信ステップで受信した前記トランザクションリクエストを、それぞれ処理できる最大量のトランザクションの個数としてのキュー長に設定された任意数のアプリケーション部用キューを経て入力しトランザクションリプライを生成するために必要な処理を前記任意数のアプリケーション部用キューにそれぞれ対応したアプリケーションソフトウェアによって実施するアプリケーション実行ステップと、
このアプリケーション実行ステップで処理後のトランザクションリクエストを、処理できる最大量のトランザクションの個数としてのキュー長に設定されたトランザクションリプライ生成部用キューを経て入力しトランザクションリプライを生成するトランザクションリプライ生成ステップと、
このトランザクションリプライ生成ステップで生成したトランザクションリプライを、処理できる最大量のトランザクションの個数としてのキュー長に設定された返送用キューを経て入力しトランザクションリプライを返送するトランザクションリプライ返送ステップ
とを具備することを特徴とするトランザクション処理方法。
(付記8)
前記受信用キュー、任意数のアプリケーション部用キューおよび返送用キューのそれぞれの使用量が予め設定した上限使用量の閾値を超過したり、下限使用量の閾値を下回った場合にこれらの報告を受けてリソースの管理を行うリソース管理ステップを具備することを特徴とする付記7記載のトランザクション処理方法。
(付記9)
コンピュータに、
ネットワークを管理するために必要な情報としての管理情報に対するアクセス要求としてのトランザクションリクエストを、自装置で処理できる最大量のトランザクションの個数としてのキュー長に設定された受信用キューを経て自装置に取り込むトランザクションリクエスト受信処理と、
このトランザクションリクエスト受信処理で受信した前記トランザクションリクエストを、それぞれ処理できる最大量のトランザクションの個数としてのキュー長に設定された任意数のアプリケーション部用キューを経て入力しトランザクションリプライを生成するために必要な処理を前記任意数のアプリケーション部用キューにそれぞれ対応したアプリケーションソフトウェアによって実施するアプリケーション実行処理と、
このアプリケーション実行処理で処理後のトランザクションリクエストを、処理できる最大量のトランザクションの個数としてのキュー長に設定されたトランザクションリプライ生成部用キューを経て入力しトランザクションリプライを生成するトランザクションリプライ生成処理と、
このトランザクションリプライ生成処理で生成したトランザクションリプライを、処理できる最大量のトランザクションの個数としてのキュー長に設定された返送用キューを経て入力しトランザクションリプライを返送するトランザクションリプライ返送処理
とを実行させることを特徴とするトランザクション処理プログラム。
(付記10)
前記受信用キュー、任意数のアプリケーション部用キューおよび返送用キューのそれぞれの使用量が予め設定した上限使用量の閾値を超過したり、下限使用量の閾値を下回った場合にこれらの報告を受けてリソースの管理を行うリソース管理処理を実行させることを特徴とする付記9記載のトランザクション処理プログラム。
10、20、101、501 トランザクション処理装置
11 トランザクションリクエスト受信手段
12 アプリケーション実行手段
13 トランザクションリプライ生成手段
14 トランザクションリプライ返送手段
21、131 受信部
22 受信部用第1のキュー
23 トランザクション分配部
24 トランザクション分配部用キュー
25 アプリケーションソフトウェア部
26 アプリケーションソフトウェア部用キュー
27、133 トランザクションリプライ生成部
28 トランザクションリプライ生成部用キュー
29 受信部用第2のキュー
30 トランザクション処理方法
31 トランザクションリクエスト受信ステップ
32 アプリケーション実行ステップ
33 トランザクションリプライ生成ステップ
34 トランザクションリプライ返送ステップ
40 トランザクション処理プログラム
41 トランザクションリクエスト受信処理
42 アプリケーション実行処理
43 トランザクションリプライ生成処理
44 トランザクションリプライ返送処理
100、200 リソース管理システム
111、411 トランザクションリクエスト
112、412 トランザクションリプライ
121 第1のキュー
122 第2のキュー
123 第3のキュー
124 第4のキュー
125 第5のキュー
132 トランザクション分配器
134 処理部
135 アプリケーション部
136 リソース管理部
161 ディスプレイ
162 ログ管理部
201 端末PC
202 インターネット
203 ウェブサーバ
211 ウェブ処理要求
212 ウェブ処理結果

Claims (10)

  1. ネットワークを管理するために必要な情報としての管理情報に対するアクセス要求としてのトランザクションリクエストを、自装置で処理できる最大量のトランザクションの個数としてのキュー長に設定された受信用キューを経て自装置に取り込むトランザクションリクエスト受信手段と、
    このトランザクションリクエスト受信手段で受信した前記トランザクションリクエストを、それぞれ処理できる最大量のトランザクションの個数としてのキュー長に設定された任意数のアプリケーション部用キューを経て入力しトランザクションリプライを生成するために必要な処理を前記任意数のアプリケーション部用キューにそれぞれ対応したアプリケーションソフトウェアによって実施するアプリケーション実行手段と、
    このアプリケーション実行手段で処理後のトランザクションリクエストを、処理できる最大量のトランザクションの個数としてのキュー長に設定されたトランザクションリプライ生成部用キューを経て入力しトランザクションリプライを生成するトランザクションリプライ生成手段と、
    このトランザクションリプライ生成手段で生成したトランザクションリプライを、処理できる最大量のトランザクションの個数としてのキュー長に設定された返送用キューを経て入力しトランザクションリプライを返送するトランザクションリプライ返送手段
    とを具備することを特徴とするトランザクション処理装置。
  2. ネットワークを管理するために必要な情報としての管理情報に対するアクセス要求としてのトランザクションリクエストと、トランザクションリクエストに対する自装置の処理結果としてのトランザクションリプライをそれぞれ受信する受信部と、
    この受信部の直前に配置されて前記トランザクションリクエストを処理できる最大量のトランザクションの個数としてのキュー長に設定された受信部用第1のキューと、
    前記受信部を経た前記トランザクションリクエストおよびトランザクションリプライを区別して分配するトランザクション分配部と、
    前記受信部とトランザクション分配部の間に配置され、トランザクション分配部の処理できる最大量のトランザクションの個数としてのキュー長に設定されたトランザクション分配部用キューと、
    このトランザクション分配部用キューによって分配された前記トランザクションリクエストに対してトランザクションリプライを生成するために必要な処理をそれぞれ実施する任意数のアプリケーションソフトウェア部と、
    これらアプリケーションソフトウェア部のそれぞれ直前に1つずつ配置され、それぞれ対応するアプリケーションソフトウェア部で処理できる最大量のトランザクションの個数としてのキュー長に設定されたアプリケーションソフトウェア部用キューと、
    前記任意数のアプリケーションソフトウェア部を経たトランザクションリクエストを用いてトランザクションリプライを生成するトランザクションリプライ生成部と、
    このトランザクションリプライ生成部の直前に配置され、トランザクションリプライ生成部の処理できる最大量のトランザクションの個数としてのキュー長に設定されたトランザクションリプライ生成部用キューと、
    前記受信部とトランザクションリプライ生成部の間に配置され、受信部が受信できるトランザクション量より小さい受信部用第2のキュー
    とを具備することを特徴とするトランザクション処理装置。
  3. 前記トランザクション分配部用キューの前記キュー長は、前記アプリケーションソフトウェア部で処理できる最大量の前記キュー長に設定されたアプリケーションソフトウェア部の数だけのアプリケーションソフトウェア部用キューの前記キュー長の総和に前記トランザクションリプライ生成部用キューの前記キュー長を加えた値以下であり、かつ、前記トランザクション分配部用キューの前記キュー長は前記受信部用第1のキューの前記キュー長と前記受信部用第2のキューの前記キュー長を加えた値以上であることを特徴とする請求項2記載のトランザクション処理装置。
  4. 前記受信部用第1のキュー、受信部用第2のキュー、トランザクション分配部用キュー、アプリケーションソフトウェア部用キューおよびトランザクションリプライ生成部用キューのそれぞれの使用量が予め設定した上限使用量の閾値を超過したり、下限使用量の閾値を下回った場合にこれらの報告を受けてリソースの管理を行うリソース管理部を具備することを特徴とする請求項2記載のトランザクション処理装置。
  5. 前記受信部と、受信部用第1のキューと、トランザクション分配部と、トランザクション分配部用キューと、アプリケーションソフトウェア部と、アプリケーションソフトウェア部用キューと、トランザクションリプライ生成部と、トランザクションリプライ生成部用キューと、受信部用第2のキューのそれぞれは、アクティブ系トランザクション処理部とスタンバイ系トランザクション処理部に冗長化されていることを特徴とする請求項2記載のトランザクション処理装置。
  6. 前記アクティブ系トランザクション処理部が前記トランザクションリクエストを受信したとき、そのコピーを前記スタンバイ系トランザクション処理部に常に送信することを特徴とする請求項5記載のトランザクション処理装置。
  7. ネットワークを管理するために必要な情報としての管理情報に対するアクセス要求としてのトランザクションリクエストを、自装置で処理できる最大量のトランザクションの個数としてのキュー長に設定された受信用キューを経て自装置に取り込むトランザクションリクエスト受信ステップと、
    このトランザクションリクエスト受信ステップで受信した前記トランザクションリクエストを、それぞれ処理できる最大量のトランザクションの個数としてのキュー長に設定された任意数のアプリケーション部用キューを経て入力しトランザクションリプライを生成するために必要な処理を前記任意数のアプリケーション部用キューにそれぞれ対応したアプリケーションソフトウェアによって実施するアプリケーション実行ステップと、
    このアプリケーション実行ステップで処理後のトランザクションリクエストを、処理できる最大量のトランザクションの個数としてのキュー長に設定されたトランザクションリプライ生成部用キューを経て入力しトランザクションリプライを生成するトランザクションリプライ生成ステップと、
    このトランザクションリプライ生成ステップで生成したトランザクションリプライを、処理できる最大量のトランザクションの個数としてのキュー長に設定された返送用キューを経て入力しトランザクションリプライを返送するトランザクションリプライ返送ステップ
    とを具備することを特徴とするトランザクション処理方法。
  8. 前記受信用キュー、任意数のアプリケーション部用キューおよび返送用キューのそれぞれの使用量が予め設定した上限使用量の閾値を超過したり、下限使用量の閾値を下回った場合にこれらの報告を受けてリソースの管理を行うリソース管理ステップを具備することを特徴とする請求項7記載のトランザクション処理方法。
  9. コンピュータに、
    ネットワークを管理するために必要な情報としての管理情報に対するアクセス要求としてのトランザクションリクエストを、自装置で処理できる最大量のトランザクションの個数としてのキュー長に設定された受信用キューを経て自装置に取り込むトランザクションリクエスト受信処理と、
    このトランザクションリクエスト受信処理で受信した前記トランザクションリクエストを、それぞれ処理できる最大量のトランザクションの個数としてのキュー長に設定された任意数のアプリケーション部用キューを経て入力しトランザクションリプライを生成するために必要な処理を前記任意数のアプリケーション部用キューにそれぞれ対応したアプリケーションソフトウェアによって実施するアプリケーション実行処理と、
    このアプリケーション実行処理で処理後のトランザクションリクエストを、処理できる最大量のトランザクションの個数としてのキュー長に設定されたトランザクションリプライ生成部用キューを経て入力しトランザクションリプライを生成するトランザクションリプライ生成処理と、
    このトランザクションリプライ生成処理で生成したトランザクションリプライを、処理できる最大量のトランザクションの個数としてのキュー長に設定された返送用キューを経て入力しトランザクションリプライを返送するトランザクションリプライ返送処理
    とを実行させることを特徴とするトランザクション処理プログラム。
  10. 前記受信用キュー、任意数のアプリケーション部用キューおよび返送用キューのそれぞれの使用量が予め設定した上限使用量の閾値を超過したり、下限使用量の閾値を下回った場合にこれらの報告を受けてリソースの管理を行うリソース管理処理を実行させることを特徴とする請求項9記載のトランザクション処理プログラム。
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