JP5582345B2 - フィールド機器 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の要求処理の空き時間にCPUを停止させるスリープ処理部を具備するフィールド機器に関するものである。
図3は、従来のフィールド機器の構成例を示す機能ブロック図である。フィールド機器10は、電池駆動型で無線手段を備え、ゲートウェイ20及び制御バス30を介して上位装置40と通信し、測定されたプロセス量Pを周期的に上位装置40に送信する。
フィールド機器10は、CPU100,信号変換部200、無線モジュール300、アンテナ400、電源管理部500、電池600、外部インターフェース700よりなる。これら構成要素は、防爆容器に収納されている。外部インターフェース700の受光手段701は、外部の赤外線通信装置50を介してユーザによる各種の設定信号を入力する。
CPU100は中央演算処理装置であって、マイクロプロセッサ等の演算手段や、RAM,EEPROM等の記憶手段を有し、演算処理部101と本発明の対象となるスリープ処理部102を具備する。
信号変換部200は、測定されたプロセス量Pを入力し、AD変換等の処理を実行してCPU100の演算処理部101に渡す。演算処理部101は、渡されたプロセス量を変換、補正、ユーザ指定の例えば%値等のスケーリング値に換算する等の演算を実行する。
演算処理部101の演算結果は、無線モジュール300に伝達され、アンテナ400を介して無線手段によりゲートウェイ20を介して上位装置40に送信される。また、上位装置40からの要求を受信してパラメータ設定変更等を行う。
電源管理部500は、電池600から電源電圧を供給される。また、レギュレーションを行い、CPU100に必要な電圧の供給を行っている。また、CPU100の測定管理部102で指定された間欠動作周期時間に従い、ON/OFF制御で電源のスイッチングを行い、所定周期毎に信号変換部200、無線モジュール300に間欠的な電源供給を行っている。
フィールド機器が、特に電池駆動の機器の場合、空き時間(アイドル時間)が存在する。アイドル時間は、CPU自体を停止(スリープ処理)させることが望ましく、一般的には必要な処理が終了した段階でスリープ処理を実施する。
図4は、図3のスリープ処理部102の動作を説明するフローチャートである。ステップS1でファームウェアが起動すると、ステップS2で初期化処理を行い、定常処理に移行する。ステップS3〜S5の3個の処理(処理A、処理B、処理C)は、各処理が必要か判断し、必要であれば処理を実施する。
すべての処理が終了した場合、ステップS6でスリープ処理を実行する。スリープ中はファームウェアは停止状態を維持し続ける。外部割り込み等から、各処理に対する要求が発生した場合、スリープ処理を解除する。
特開平03−022119号公報
各処理は、単純な構成でない場合も多く、複数のタスク起動が必要な場合がある。場合によっては、待ち時間が必要になったり(先に処理B、Cの処理ができる例)、処理順位に変更が発生したりする。この場合、スリープ処理を実行しても、スリープさせることができないため、一般的にはスリープ処理が可能か否かを判断する必要がある。
例えば、必要な計算が終了しているか、待ち時間中の処理がないかを個別に判断する必要がある。いくつもの要因が絡み合うことが多く、またシステム設計上追加修正が発生する場合も多いため、より複雑化してしまう。
このように、要因自体を直接スリープ処理部で判断させていたため、プログラムが複雑化すると共に、記述のミスや他人が開発したプログラムを参照する必要があるため、情報の共有に不手際が発生する可能性が高い。
仮に正しく設計を行ったとしても、何らかの不具合によりスリープ処理部102でスリープ機能を実行できなくなってしまうと(プログラムのバグ等で誤判断)、そのためCPUが動作し続けてしまい、電池を著しく劣化させるおそれがある。電池の電荷量を視認できるわけではないため、短期間で電池を失うまで気づくことができない。
本発明の目的は、複雑化するスリープ処理を単純化し、容易な判断制御でスリープ処理を的確に実行できるフィールド機器を提供することにある。
このような課題を達成するために、本発明は次の通りの構成になっている。
(1)複数の要求処理の空き時間にCPUを停止させるスリープ処理部を具備するフィールド機器において、
前記スリープ処理部は、
前記複数の要求処理の状態を内部変数として監視する要求処理監視手段と、
前記内部変数に基づいてスリープの可否を決定するスリープ制御手段と、
各要求処理の回数を内部変数として監視する処理回数監視手段と、
を備え、
前記スリープ制御手段は、前記要求処理の回数が適正であればスリープを許可し、不適正であればアラームを発信することを特徴とするフィールド機器。
)前記スリープ処理部は、スリープミス回数を内部変数として監視するスリープミス監視手段を備え、
前記スリープ制御手段は、前記スリープミス回数が異常値の場合には機器を再起動または初期化することを特徴とする(1)に記載のフィールド機器。
)前記スリープ処理部は、各処理が要した時間を計測する処理時間監視手段を備え、
前記スリープ制御手段は、前記処理時間が異常値の場合には機器を再起動または初期化することを特徴とする(1)または(2)に記載のフィールド機器。
)電源として電池を用いることを特徴とする(1)乃至(3)のいずれかに記載のフィールド機器。
本発明によれば、次のような効果を期待することができる。
(1)スリープ判断の処理
各処理状態を内部変数(ここではENDFLG)にまとめているため、スリープ処理部102は、ENDFLGの内容を確認するだけで、スリープしてよいのか否かを判断することができる。
また将来要因が増えた場合でも、このビットを増やすことで容易に判断を追加することが可能となる。従来は、要因自体を直接スリープ処理部で判断させていたため、プログラムが複雑化すると共に記述のミスや、他人が開発したプログラムを参照する必要があるため、情報の共有で不手際があったりしたが、本発明のように一カ所に集めることで、安全に且つ短期間で安定したスリープ動作を実現することができる。
(2)処理回数の監視:
プログラムであるため、ENDFLGに情報をまとめたとしても、セット、クリアに問題があると、ENDFLGEがいつまでたっても解除されなくなる可能性が残る。そのため、各処理は実行した処理回数を内部変数として保持させ、処理する毎にインクリメントさせることで、スリープ処理部102は、各処理が何回実行されたかを確認することができる。製品性能上からみて著しく多い場合は、異常と判断し通信やLCD表示器等を通して、アラームを発信することができる。
(3)スリープ処理の監視:
スリープ処理自体の実行回数もインクリメントさせて、内部変数として保持させ、製品性能上からみて著しく多い場合は、何らかの不具合のために暴走していると判断し、再起動やシステムを初期化させることができる。暴走状態を放置すれば、電池の劣化を早めるため、これを防止するための効果が期待できる。
(4)処理時間の監視:
処理を開始するポイントと終了するポイントをつかむことで、処理が要した時間を計測することができる。処理時間が製品仕様上著しく長い場合や短い場合は、異常と判断し再起動やシステムを初期化させることができる。
本発明を適用したフィールド機器の一実施例を示す機能ブロック図である。 図1のスリープ処理動作を説明するフローチャートである。 従来のフィールド機器の構成例を示す機能ブロック図である。 図3のスリープ処理動作を説明するフローチャートである。
以下本発明を、図面を用いて詳細に説明する。図1は、本発明を適用したフィールド機器の一実施例を示す機能ブロック図である。図3で説明した従来構成と同一要素には同一符号を付して説明を省略する。
本発明が適用されるスリープ処理部102は、要求処理監視手段102A、処理回数監視手段102B、スリープミス監視手段102C、処理時間監視手段102D、これら監視手段102A乃至102Dと通信するスリープ制御手段102Eを備える。
要求処理監視手段102Aでは、各処理の要求が発生した場合、ENDFLGという共通の変数を用意し、各ビットにそれぞれ処理を割り付けておく。例えば、ビット0に処理Aを、ビット1に処理Bを、ビット2に処理Cを割り付け、要求が発生したらセットし、逆に各処理を完了した場合、該当する処理フラグをクリアする。
要求処理監視手段102Aと通信するスリープ制御手段102Eは、内部変数をチェックし、セットされているビットがないか判断する。全てのビットがゼロにセットされていればスリープを許可し、1つでもビットがセットされていればスリープ処理をしないで待機する。
処理回数監視手段102Bでは、各処理で実行毎にインクリメントさせた処理回数を内部変数として保持する。処理回数監視手段102Bと通信するスリープ制御手段102Eは、各処理回数が、製品設計上の回数を著しく超えていないか判断し、回数が適正であればスリープを許可し、不適正であればアラームを発信する。スリープ処理を実行する場合、各処理回数をゼロにクリアする。
スリープミス監視手段102Cでは、スリープ処理を実行できないミス回数をインクリメントして内部変数として記録する。スリープミス監視手段102Cと通信するスリープ制御手段102Eは、スリープミス回数が異常値を示す場合には機器を再起動または初期化し、強制的に正常状態に復帰を試みる。スリープ処理を実行する場合には、ミス回数をゼロクリアする。
処理時間監視手段102Dでは、処理の開始ポイントと終了ポイントをつかむことで、処理が要した時間を計測し、内部変数として保持する。処理時間監視手段102Dと通信するスリープ制御手段102Eは、処理時間が製品仕様上著しく長い場合や短い場合は、異常と判断し、機器を再起動または初期化する。
図2は、図1のスリープ処理動作を説明するフローチャートである。図4に示した従来の処理との相違は、ステップS6´のスリープ処理の内容であり、スリープの判断とスリープの処理が実行され、的確なスリープ処理を可能としている。
10 フィールド機器
20 ゲートウェイ
30 制御バス
40 上位装置
50 赤外線通信装置
100 CPU
101 演算処理部
102 スリープ管理部
102A 要求処理監視手段
102B 処理回数監視手段
102C スリープミス監視手段
102D 処理時間監視手段
102E スリープ制御手段
200 信号変換部
300 無線モジュール
400 アンテナ
500 電源管理部
600 電池
700 外部インターフェース
701 受光手段

Claims (4)

  1. 複数の要求処理の空き時間にCPUを停止させるスリープ処理部を具備するフィールド機器において、
    前記スリープ処理部は、
    前記複数の要求処理の状態を内部変数として監視する要求処理監視手段と、
    前記内部変数に基づいてスリープの可否を決定するスリープ制御手段と、
    各要求処理の回数を内部変数として監視する処理回数監視手段と、
    を備え、
    前記スリープ制御手段は、前記要求処理の回数が適正であればスリープを許可し、不適正であればアラームを発信することを特徴とするフィールド機器。
  2. 前記スリープ処理部は、スリープミス回数を内部変数として監視するスリープミス監視手段を備え、
    前記スリープ制御手段は、前記スリープミス回数が異常値の場合には機器を再起動または初期化することを特徴とする請求項1に記載のフィールド機器。
  3. 前記スリープ処理部は、各処理が要した時間を計測する処理時間監視手段を備え、
    前記スリープ制御手段は、前記処理時間が異常値の場合には機器を再起動または初期化することを特徴とする請求項1または2に記載のフィールド機器。
  4. 電源として電池を用いることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載のフィールド機器。
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