JP5582067B2 - Rear head support and automatic hair washing apparatus using the same - Google Patents
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Description
本発明は、医療や美容などの分野において頭皮マッサージや頭髪洗浄の際、人の後頭部や首を支える後頭部支持体、および、これを用いた自動洗髪装置に関する。
BACKGROUND OF THE
医療や美容などの分野において、洗髪する時など、人の頭部を仰向けにする際、頭の重量を作業者の手で支えることがある。このように頭の重量を作業者の手で支えることは多大な労力を必要とするため、作業中に頭を支える後頭部支持体が必要となる。 In the fields of medical care and beauty, when a person's head is turned up, such as when washing hair, the weight of the head may be supported by the operator's hand. In this way, supporting the weight of the head with an operator's hand requires a great deal of labor, and thus a occipital support that supports the head during work is required.
従来より、洗髪機に後頭部支持体を設け、この後頭部支持体で被洗髪者の後頭部または首を支えることが行われている。しかし、髪や頭部に温水を自動噴射して洗髪を行う自動洗髪機に後頭部支持体を設けると、頭部を支える箇所は、噴射する温水が当たらないために美容師などが付属のハンドシャワーを用いて、手洗いをしなければならない。そこで、頭部を支える箇所であっても噴射する温水が当たるようにした自動洗髪機が提案されている。 Conventionally, a hair washing machine is provided with a back head support, and this back head support supports the back of the head or neck of the person to be washed. However, if the back of the head support is installed in an automatic shampoo machine that automatically sprays warm water on the hair and head, the hair supporter is attached to the hand shower that comes with the hairdresser etc. You must wash your hands. In view of this, an automatic hair washer has been proposed in which hot water to be sprayed is applied even at a portion that supports the head.
図13は、従来の自動洗髪機の洗髪時におけるシンク1の簡略化された断面図である。従来の自動洗髪機は、被洗髪者が頭部を仰向けに挿入できるように上部が開口されたシンク1と、このシンク1内で被洗髪者の髪および頭部に温水を噴射する下ノズルリンク2と、後頭部を支える支持体4とを有する。支持体4は、シンク1に係止されて、被洗髪者の襟首の根元付近を支持する。
FIG. 13 is a simplified cross-sectional view of the
後頭部の洗浄が行えるように支持体4は中央に通水口5を有し、下ノズルリンク2を揺動および回動することによりノズル6から噴射される洗浄水によって被洗髪者の襟首部を洗浄する(例えば、特許文献1を参照)。
The
しかし、従来の自動洗髪機の支持体4は、ノズル6より噴射する水を後頭部に当てて水圧移動により洗浄しているが、手洗いで行うように後頭部を擦って洗浄することができない。そのため、水圧移動による洗浄は後頭部に対する摩擦がなく、手洗いのように指の腹を使って後頭部に摩擦を与えて擦ることができない。よって、水の噴射による洗浄では手洗いのように頭髪を洗浄することはできない。
However, the
本発明は、後頭部または首を支えると共に摩擦を与えて擦ることのできる後頭部支持体、および、これを用いた自動洗髪装置を提供することを目的とする。 An object of the present invention is to provide a occipital support that can support and rub the back of the head or the neck, and an automatic hair washing apparatus using the support.
上記目的を達成するために、本発明の後頭部支持体は、複数のスリットをスリットの長手方向の略直角方向に並べて設けられ、人の頭部の重量を後頭部または首に当接して支えるための支持部と、前記複数のスリットの下方より突出し、前記人の後頭部または首に接触する複数の接触子を有する摺動部と、上部に固定された前記摺動部を、前記複数の接触子が前記スリットの長手方向に往復移動するように揺動させる駆動部と、前記駆動部を鉛直方向に可動自在に支持するガイド部と、前記ガイド部が上面に固定されたベース部と、前記ベース部に固定して前記支持部の両端部を下方より支えるフレーム部と、前記駆動部を前記ベース部に対して弾性支持する弾性部と、を備えた構成である。 In order to achieve the above object, the occipital region support of the present invention is provided with a plurality of slits arranged in a substantially perpendicular direction in the longitudinal direction of the slit, and supports the weight of the human head in contact with the occipital region or the neck. The plurality of contacts include a support portion, a sliding portion that protrudes from below the plurality of slits and that has a plurality of contacts that contact the back of the head or neck of the person, and the sliding portion that is fixed to the top. A drive unit that swings so as to reciprocate in the longitudinal direction of the slit; a guide unit that supports the drive unit so as to be movable in a vertical direction; a base unit having the guide unit fixed to an upper surface; and the base unit And a frame portion that supports both ends of the support portion from below and an elastic portion that elastically supports the drive portion with respect to the base portion.
本発明は、後頭部または首を支えるとともに摩擦を与えて擦るので、手洗いのように頭髪を洗浄することができる。 Since the present invention supports the back of the head or the neck and rubs it by applying friction, the hair can be washed like a hand wash.
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、同じ構成要素には同じ符号を付しており、説明を省略する場合もある。また、図面は理解しやすくするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示している。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. In addition, the same code | symbol is attached | subjected to the same component and description may be abbreviate | omitted. In addition, for easy understanding, the drawings schematically show each component mainly.
(実施の形態1)
図1(a)、(b)は、本発明の実施の形態1における後頭部支持体を示す図である。図1(a)は後頭部支持体の斜視図であり、図1(b)は後頭部支持体の概略断面図である。
(Embodiment 1)
1 (a) and 1 (b) are views showing a occipital region support in
図1(a)、(b)に示すように、本実施の形態1における、後頭部支持体11は、支持部12と、摺動部13と、駆動部14と、ガイド部15と、ベース部16と、フレーム部17と、弾性部18と、を備える。そして、摺動部13の接触子21で支持部12に載せた人の頭部の後頭部または首に摩擦を与えて、指の腹を使うように擦ることができる。
As shown in FIGS. 1 (a) and 1 (b), the occipital region support 11 in the first embodiment includes a
そのために、支持部12は、複数のスリット22をスリット22の長手方向(矢印A1、A2)の略直角方向(矢印B)に並べて中央部に設けると共に、人の頭部の重量を後頭部または首に当接させて支える。また、摺動部13は、複数のスリット22の下方より突出した複数の接触子21を有する。この複数の接触子21は、支持部12で支えられる後頭部または首に接触する。
For this purpose, the
また、駆動部14の上部には、摺動部13が固定されている。駆動部14は、可動端23と固定端24とを有する。そして、摺動部13を固定した可動端23はモータおよびギア(図示せず)を内蔵し、回動自在に連結した固定端24に対して揺動する。また、ガイド部15は、駆動部14を鉛直方向に可動自在に下方より支持するために、鉛直方向に伸縮する。また、ベース部16の上面には、ガイド部15が固定されている。
A sliding
また、フレーム部17は、ベース部16に固定されて支持部12の両端部を下方より支える。なお、フレーム部17は、アルミ、ステンレス等の剛体よりなる。弾性部18は、バネ部材よりなり、駆動部14をベース部16に対して弾性支持する。なお、駆動部14をベース部16に対して弾性支持するとは、駆動部14とベース部16との間に弾性部18を挟むことに限らない。駆動部14をベース部16に対して弾性支持する方法としては、本実施の形態1に示すガイド部15のように、ガイド部15の固定部と駆動部14との間に弾性部18を挟む方法や、ガイド部15の中に弾性部18を設けて、駆動部14をベース部16で弾性支持する方法もある。また、図1(b)に示す弾性部18は、コイル状のバネ部材に代えてつりバネを利用してもよい。
The
そして、駆動部14は、摺動部13を揺動させて、複数の接触子21がスリット22の長手方向に往復移動するように動作させる。
Then, the
この構成により、人の頭部を支持部12に載せた際、人の後頭部または首に接触子21が当り、摺動部13に下方へ向かう力が加わる。そして、この力により弾性変形した後、弾性部18は、その弾性変形によって生じる弾性復元力で、下方より上方へ向かう力を発生させる。摺動部13は、この弾性力により押し上げられると共に、駆動部14の動きに連動して接触子21を往復移動させる。よって、接触子21で後頭部または首に摩擦を与えて指の腹を使うように擦ることができ、後頭部支持体11は後頭部または首を支えると共に摩擦を与えて擦ることができる。
With this configuration, when the person's head is placed on the
このように、後頭部支持体11は、後頭部または首を支えると共に、摩擦を与えて擦ることができる。詳細は後述するが、この後頭部支持体11を自動洗髪装置に用いると、手洗いで行なうように高い洗浄力で後頭部または首の頭髪を洗浄するこができる。また、摩擦を与えて擦ることができるため、高い洗浄力が得られる以外にも頭皮マッサージを行える。
Thus, the occipital region support 11 can rub against the occipital region or the neck while giving friction. As will be described in detail later, when the
また、本実施の形態1の後頭部支持体11は、接触子21を弾性体とした構成である。接触子21は、ウレタンゴム、シリコンゴム等の樹脂やゴムよりなる。この構成により、後頭部また首に接触子21を接触させる際、接触子21は先端を曲げて後頭部または首に沿うように接触するので、より接触子21と後頭部または首との密着を増して、後頭部または首に対する摩擦力を高めることができる。また、接触子21は先端を曲げて後頭部または首に沿うように接触するので、後頭部または首に対する接触圧力を分散させ、頭の載せ心地を良くすることができる。
Further, the
また、後頭部支持体11は、スリットの長手方向の略直角方向(矢印B)において、支持部12を凹形状とした構成である。具体的には、鉛直方向の断面(矢印C1−C2の切断面)を凹形状とした構成である。矢印Bの方向において、後頭部支持体11の凹みは曲率半径Rを70mm〜100mmとする。被洗髪者の肩幅の方向における後頭部の形状と後頭部支持体11の凹みとを、同程度の曲率半径とするためである。また、支持部12は、硬質プラスチック、ポリプロピレン、塩化ビニル等からなる。
Further, the
この構成により、後頭部または首と支持部の接触面積が増え、頭部の重量を分散して支えるので、頭の載せ心地を良くすることができる。 With this configuration, the contact area between the occipital region or the neck and the support portion is increased, and the weight of the head is dispersed and supported, so that the head can be comfortably placed.
また、支持部12は、スリット22の長手方向において、その断面を曲線状とした構成である。スリット22の長手方向において、後頭部支持体11は曲率半径Rを100mm〜120mmとしている。これは、被洗髪者の身長方向における後頭部の形状と後頭部支持体11とを、同程度の曲率半径とするためである。
Moreover, the
この構成により、後頭部または首と支持部の接触面積が増え、頭部の重量を分散して支えるので頭の載せ心地を良くすることができる。なぜならば、後頭部および首の後ろ側の形状は、身長方向において内側へ凹んだ曲線状であるためである。 With this configuration, the contact area between the occipital region or the neck and the support portion is increased, and the weight of the head is distributed and supported, so that it is possible to improve the comfort of the head. This is because the shape on the back side of the back of the head and neck is a curved shape that is recessed inward in the height direction.
また、後頭部支持体11は、摺動部13とベース部16の間の空間を覆う防水カバー25を備え、防水カバー25によって、駆動部14と、ガイド部15と、弾性部18を覆う構成である。防水カバー25を蛇腹構造とすることで、伸縮可能であると共に、駆動部14を揺動させても防水カバー25により動きが妨げられない構造としている。
Further, the
この構成により、駆動部14と、ガイド部15と、弾性部18に水が付着することを防ぎ、水を使う環境においても使用することができる。具体的には、後頭部支持体11を後頭部洗浄装置として、自動洗髪装置や洗髪槽に用いることができる。
With this configuration, it is possible to prevent water from adhering to the
次に、後頭部支持体11を用いた自動洗髪装置について、詳細を説明する。
Next, details of the automatic hair washing apparatus using the
図2は、本実施の形態1における自動洗髪装置30の斜視図である。自動洗髪装置30は、被洗髪者の頭部を支えるために後頭部支持体11を用いることで、後頭部または首を支えると共に、手洗いのように高い洗浄力で後頭部または首の頭髪を洗浄することができる。
FIG. 2 is a perspective view of the automatic
自動洗髪装置30は、人の頭部の後頭部側を包み込む様に構成された洗髪槽31と、スイング回動および頭部への押圧が可能な一対のアーム32と、一対のアーム32に取り付けられた複数の接触部33と、複数のノズル35を有する回動パイプ34と、を有する。そして、洗髪対象である人の頭部を洗髪槽31に載せて、一対のアーム32をスイング回動させながらノズル35から水または湯を噴出する。
The automatic
まず、頭部に水または湯をかけて水洗いを行なう。その後、一対のアーム32を回転軸36中心にスイング回動させながらノズル35から洗浄水を噴出して、頭部に洗浄液をかけシャンプーを行う。さらに、一対のアーム32を頭部に押圧させると共に複数の接触部33を動かし、さらに、一対のアーム32をスイング回動させて頭部を擦ることで、頭部を洗浄すると共に頭皮をマッサージする。
First, rinse the head with water or hot water. Thereafter, cleaning water is ejected from the
また、頭部を洗髪槽31に載せる際、洗髪槽31の底面に設けた後頭部支持体11に後頭部または首を当接させて、頭部を支える。
Further, when the head is placed on the
上述したように、後頭部支持体11は、頭部を支えるだけでなく、接触子21を往復移動させて後頭部を擦るためのものである。この時、後頭部支持体11の両側に設けた多関節パイプ38のノズルより洗浄液を支持部12へ噴出させる。すると、後頭部は洗浄液が塗布された状態となり、接触子21が後頭部を擦ることで、後頭部の頭皮および髪が揉み洗いされる。
As described above, the
また、多関節パイプ38は、外部より力が加わると、形状が変形するものを用いている。よって、作業者は、被洗髪者の後頭部に洗浄液が適切に噴出されるように、被洗髪者の頭部に合わせて多関節パイプ38の形状を変形することができる。なお、多関節パイプ38は、後頭部が揉み洗われた後、温水または水を噴出して洗浄液を洗い流すためのものである。 Further, the articulated pipe 38 uses a shape that deforms when a force is applied from the outside. Therefore, the operator can change the shape of the articulated pipe 38 in accordance with the head of the person to be washed so that the cleaning liquid is appropriately ejected to the back of the head of the person to be washed. The articulated pipe 38 is for washing out the washing liquid by jetting warm water or water after the back of the head is swollen and washed.
なお、洗髪槽31の側面部に設けた人の首を通すための凹部37がスリット22の長手方向(矢印A1、A2)に位置するように後頭部支持体11を設置している。
In addition, the back
この構成とすることで、人体の身長方向に接触子21を往復移動させることができるので、肩幅方向より身長方向の後頭部の起伏が少なく、一定の力で複数の接触子21で後頭部を押すことができる。
With this configuration, the
次に、後頭部を洗浄する際の後頭部支持体11について詳細を説明する。
Next, the details of the
図3は、本実施の形態1における頭部41を載せた状態の後頭部支持体11の要部断面図である。
FIG. 3 is a cross-sectional view of the main part of the
図3に示すように、頭部41を後頭部支持体11に載せると、頭部41は接触子21a、21b、21cおよび支持部12に接触すると共に、それらに支えられる。
As shown in FIG. 3, when the
また、接触子21a、21b、21cを有する摺動部13は、頭部41の重量を、駆動部14を介して弾性部18へ伝える。弾性部18は、頭部41の重量により発生する力により弾性変形した後、その弾性変形によって生じる弾性復元力で駆動部14を下方より上方(矢印Cの方向)へ押し上げる。駆動部14が上方へ押し上げられることにより、接触子21a、21b、21cは頭部41に下方より上方へ向かう力で押し付けられる。
Further, the sliding
そして、接触子21a、21b、21cが頭部41に下方より上方へ向かう力で押し付けられた状態で、駆動部14を揺動させると、接触子21はスリット22の方向に往復移動する。そして、指の腹を使うように接触子21で後頭部または首に摩擦を与えて擦ることができる。
Then, when the
図4は、本実施の形態1の接触子21の斜視図である。図4に示すように接触子21の寸法は、幅が5mm〜8mm、厚みが2mm〜3mm、長さが20mmである。また、接触子21の厚みは、末端よりも先端の方が細い。頭部に対して柔らかく当接するように接触子21の先端は曲面であり、曲率半径rは2.5mm〜5mmである。
FIG. 4 is a perspective view of the
なお、接触子21は樹脂体よりなる弾性体であるために、頭部41の形状に沿って動かすと共に、弾性変形によって生じる弾性復元力で頭部41をさら押し上げて摩擦を与えて擦ることができる。
In addition, since the
ただし、接触子21のバネ定数をK1、弾性部18のバネ定数をK2とした場合、K1よりK2を大きくした構成とする。具体的には、K1は10gf/mmであり、K2は50gf/mmである。K1とK2の比は1対5の関係としている。この構成により、弾性部18が振動したとしても接触子21でその振動を吸収するため、頭部の載せ心地を良くすることができる。もしも、弾性部18のバネ定数K2が弾性部18のバネ定数K1よりも大きいと、接触子21で弾性部18の振動を吸収することができず、頭部へ弾性部18の振動を伝えてしまう。この理由については、次に詳細な説明を行なう。
However, when the spring constant of the
図5(a)、図5(b)、は、弾性部18と接触子21とのバネ定数の関係を説明する図である。図5(a)は、バネ定数がK1<K2である接触子21と弾性部18を示す図、図5(b)は、バネ定数がK1>K2である接触子21と弾性部18を示す図である。
FIG. 5A and FIG. 5B are diagrams for explaining the spring constant relationship between the
例えば、後頭部支持体11に被洗髪者の頭を載せると、瞬間的に後頭部支持体11に頭の重さが加わることで、弾性部18が振動してしまうことがある。
For example, if the head of the person to be washed is placed on the
図5(a)に示すように、バネ定数がK1<K2であると、弾性部18の振動が接触子21に加わっても、接触子21がその復元力で吸収する。一方、バネ定数がK1>K2であると、接触子21がその振動を充分に吸収しないため、弾性部18の振動が接触子21を介して頭部41に加わる。そのため、接触子21は頭部41を突き刺すように振動する。そのため、バネ定数がK1>K2では、被洗髪者は不快感を得ることになる。
As shown in FIG. 5A, when the spring constant is K1 <K2, even if the vibration of the
図6(a)、(b)、(c)、(d)、(e)、(f)は本実施の形態1における後頭部支持体11の接触子21を後頭部に接触した状態を説明する摺動部13の概略図である。
6 (a), (b), (c), (d), (e), and (f) illustrate a state in which the
図6(a)、(b)、(c)、(d)、(e)、(f)を用いて、駆動部14を揺動させた際の摺動部13の動きについて説明する。
With reference to FIGS. 6A, 6B, 6C, 6D, 6E, and 6F, the movement of the sliding
図6(a)は、第1の状態にある摺動部13aの概略図である。図6(a)に示すように、摺動部13aは頭部41の後頭部側面42に接触子21が当接している状態において、接触子21は、後頭部側面42に沿って折れ曲がり、後頭部側面42を第1側面27に当接する。その後、摺動部13aを矢印A1の方向へ移動させる。
Fig.6 (a) is the schematic of the sliding
図6(b)は、第1の状態の後、第2の状態にある摺動部13bの概略図である。摺動部13bは、摺動部13aより矢印A1の方向へ少し移動した状態である。摺動部13を第1の状態より第2の状態にする際、接触子21は後頭部側面42に摩擦を与えて擦る。
FIG. 6B is a schematic view of the sliding
図6(c)は、第2の状態の後、第3の状態にある摺動部13cの概略図である。第2の状態から第3の状態になる際、摺動部13cは、移動方向を矢印A1より矢印A2に変化する。この時、摺動部13cの基底部26は、摺動部13bの基底部26よりも矢印A2へ移動する。一方、接触子21は、先端を後頭部側面42に当接しているため、先端の位置はあまり動かず基底部26との結合箇所である末端が矢印A2の方向へ移動する。このように摺動部13の移動方向を変える時(反転時)、一方に折れ曲がっていた接触子21は、他方に折れ曲がろうとするために、図6(c)に示すように直立に近いS字形状となる。このように接触子21が直立状態となると、接触子21は突出方向に硬くなってしまう。
FIG. 6C is a schematic view of the sliding
なぜならば、摺動部13cにおいて、接触子21は座屈しておらず、後頭部側面42より接触子21に加わる力は接触子21を長手方向に圧縮させる力である。一方、図6(a)、図6(b)に示すように、摺動部13a、13bにおいて、接触子21は座屈しており、後頭部側面42より接触子21に加わる力は接触子21を曲げる力である。接触子21は、曲げられるより圧縮される方が大きな外力を必要とするために、直立に近いS字形状の接触子21は、座屈してしまった接触子21よりも硬くなる。
This is because the
ただし、接触子21が反転時に硬くなっても、摺動部13は弾性部18で弾性支持されているため、摺動部13cを一時的に下方へ下げて、頭部を柔軟に支えることができる。
However, even if the
図6(d)は、第3の状態の後、第4の状態にある摺動部13dの概略図である。摺動部13dは、摺動部13cより矢印A2の方向へ少し移動した状態である。摺動部13を第3の状態より第4の状態にする際、摺動部13は接触子21の後頭部側面42を第2側面29に当接させて摩擦を与えて擦る。この時、接触子21は、直立しておらず弾性を有し、後頭部側面42に沿って折れ曲がる。
FIG. 6D is a schematic view of the sliding
図6(e)は、第4の状態の後、第5の状態にある摺動部13eの概略図である。摺動部13eは、摺動部13dより矢印A2の方向へ少し移動した状態である。摺動部13を第4の状態より第5の状態にする際、接触子21は後頭部側面42に摩擦を与えて擦る。
FIG. 6E is a schematic view of the sliding
図6(f)は、第5の状態の後、第6の状態にある摺動部13fの概略図である。第6の状態にある摺動部13fは、移動方向を矢印A2より矢印A1に変える。この時、摺動部13fの基底部26は、摺動部13eの基底部26よりも矢印A1へ移動する。一方、接触子21は、先端を後頭部側面42に当接しているため、先端の位置はあまり動かず基底部26との結合箇所である末端が矢印A2の方向へ移動する。このように摺動部13の移動方向を変える時(反転時)、一方に折れ曲がっていた接触子21は、他方に折れ曲がろうとするために、図6(f)に示すように直立に近いS字形状となる。このように接触子21が直立状態となると、接触子21が硬くなってしまう。
FIG. 6F is a schematic diagram of the sliding
ただし、接触子21が反転時に硬くなっても、摺動部13は弾性部18で弾性支持されているため、摺動部13fを一時的に下方へ下げて、頭部を柔軟に支えることができる。
However, even if the
第6の状態の後、摺動部13は第1の状態となる。そして、第1の状態より第6の状態を繰り返す。このように摺動部13が揺動している間、摺動部13は、図6(a)、(b)、(c)、(d)、(e)、(f)に示すように動作して、指の腹を使うように接触子21で後頭部または首に摩擦を与えて擦ることができ、後頭部支持体11は後頭部または首を支えるとともに摩擦を与えて擦ることができる。
After the sixth state, the sliding
図7は、本実施の形態1における後頭部支持体11の上面図である。
FIG. 7 is a top view of the
図7に示すように、スリット22より突出する方向を法線とする断面において、スリット22の長手方向に略直交する方向の接触子21のバネ定数をスリット22の長手方向の接触子21のバネ定数より大きくした構成である。
As shown in FIG. 7, the spring constant of the
具体的には、接触子21は、スリット22より突出する方向を法線とする断面において、スリット22の長手方向の幅xよりも長手方向に直交する方向の幅yを広くした構成である。
Specifically, the
この構成により、接触子21がスリット22の長手方向に略直交する方向へ曲がり難くなる。よって、接触子21が支持部12のスリット22間の中間部12a下面に潜り込むことはなく、後頭部支持体11は、駆動部14の力、弾性部18の力を効率的に接触子21へ伝えることができる。
With this configuration, the
もしも、接触子21が中間部12a下面に潜り込むと、接触子21と支持部12との間が擦れてしまう。場合によっては、接触子21の往復移動ができない場合もある。
If the
なお、接触子21の幅xよりも幅yを広くしなくとも、材質等を工夫して、スリットの長手方向に略直交する方向のバネ定数をスリットの長手方向より大きくした構成としても、後頭部支持体11は同様の効果を得られる。
Even if the width y is not made wider than the width x of the
(実施の形態2)
図8は、本実施の形態2における後頭部支持体51の概略断面図である。
(Embodiment 2)
FIG. 8 is a schematic sectional view of the
以下本発明の実施の形態2について、実施の形態1と異なる点について図面を参照しながら説明する。 The second embodiment of the present invention will be described below with reference to the drawings with respect to differences from the first embodiment.
図8に示すように、後頭部支持体51は、スリット22の長手方向の略直角方向(矢印B)において、摺動部53を支持部と平行な凹形状として、複数の接触子52は、スリット22より突出する方向の長さzを同一とした構成である。具体的には、接触子52が上面に設けられることで摺動部53を構成する基底部54を、凹形状とする。そして、凹形状となった基底部54の上面に長さzを同一とした複数の接触子52を設ける。
As shown in FIG. 8, the
この構成により、複数の接触子52は、突出する方向のバネ定数は同一になるので、複数ある接触子が後頭部または首に加える力は均一となり、後頭部または首を均一に擦ることができる。
With this configuration, the plurality of
(実施の形態3)
図9(a)、(b)は、本実施の形態3における後頭部支持体61の概略断面図である。図9(a)は頭部を載せていない状態の概略断面図、図9(b)は頭部を載せた状態の概略断面図である。
(Embodiment 3)
FIGS. 9A and 9B are schematic cross-sectional views of the
以下本発明の実施の形態3について、実施の形態1と異なる点について図面を参照しながら説明する。 Hereinafter, a third embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings with respect to differences from the first embodiment.
図9(a)に示すように、後頭部支持体61は、当接して駆動部64が上方へ移動することを止める係止部62を備え、係止部62は弾性部18が自然長より短くなる位置で当接した構成である。
As shown in FIG. 9 (a), the
詳細には、駆動部64は、可動端23、固定端24、および、固定端24の下部に固定したL字型の延長端63を有する。また、延長端63の先端と、L字型をした係止部62の先端とが、鉛直方向に対向する。そして、弾性部18が自然長より短い状態で、弾性部18の復元力により駆動部64に上方へ移動する力が加わっても、駆動部64が上方に動かないように、係止部62は、先端を延長端63の先端に上方より当接する。
Specifically, the
図9(b)に示すように、頭部41を後頭部支持体61に載せると、頭部41の重さに押されて、駆動部64は下方へ移動する。この時、当接していた延長端63の先端と、L字型をした係止部62の先端とが離れ、弾性部18の復元力により駆動部64は上方へ移動する力が加わる。
As shown in FIG. 9B, when the
この構成により、頭部を接触子21に接触させていない状態であっても、係止部62より弾性部18に下方へ押さえる力が働いているため、頭部が接触子21に当接した際、まずは、接触子21の弾性変形により接触子21の復元力のみが発生する。弾性部18と接触子21の合成バネ定数より、接触子21のみのバネ定数の方が大きいので、少ない変位で頭部を支える復元力が発生するため、後頭部支持体61は、所定の復元力を得るのに上下のストロークが小さく済む。
With this configuration, even when the head is not in contact with the
ここで、係止部62を持たない実施の形態1における後頭部支持体11と比較すると、後頭部支持体61は、頭部41を支えるのに小さい沈み込み(変位d)で頭部を支えることができる。そのため、後頭部支持体61に頭部を載せた被洗髪者は、小さな上下のストロークで後頭部支持体61に頭部を心地良く載せることができる。
Here, as compared with the occipital
図10は、本実施の形態3における後頭部支持体61の復元力Fと変位dの関係を示す図である。
FIG. 10 is a diagram showing the relationship between the restoring force F and the displacement d of the
図10に示すように、後頭部支持体61は、接触子21の後頭部との当接箇所の変位d1まで、接触子21のバネ定数K1に応じて復元力f1を発生する。そして、延長端63の先端と係止部62の先端が離れる変位d1より大きくなると、接触子21のバネ定数K1と弾性部18のバネ定数K2を合成したバネ定数で復元力f2を発生する。
As shown in FIG. 10, the
このように実施の形態1における後頭部支持体11よりも、実施の形態4の後頭部支持体61は、小さな変位Dで、大きな復元力Fを発生することができる。例えば、後頭部支持体11は復元力f2を発生するのに変位d3必要であるのに対し、後頭部支持体61は復元力f2を発生するのに変位d2で済む。
Thus, the occipital
(実施の形態4)
図11は、本実施の形態4における後頭部支持体71の側面図であり、図12(a)(b)は、本実施の形態4における後頭部支持体71を示す図で、図12(a)は概略断面図であり、図12(b)は要部断面図である。なお、図12(b)の要部断面図は、図12(a)の領域Eに示す後頭部支持体71の断面図の拡大図である。
(Embodiment 4)
FIG. 11 is a side view of the
以下本発明の実施の形態4について、実施の形態1と異なる点について図面を参照しながら説明する。 The fourth embodiment of the present invention will be described below with reference to the drawings with respect to differences from the first embodiment.
図11、図12(a)、(b)に示すように、後頭部支持体71は、鉛直方向に伸縮する高さ調整台72を備え、ベース部16を伸縮部73の上部に固定した構成である。なお、高さ調整台72は伸縮部73および伸縮部73を上面に固定した基台部74を有する。そして高さ調整台72に設けた調整ダイヤル(図示せず)を回転すると、高さ調節台72は伸縮部73の鉛直方向に伸縮する。このように、ベース部16を下方で支える高さ調整台72を設けることで、後頭部支持体71は、頭部形状に応じて高さを変えることができるため頭の載せ心地を良くすることができる。
As shown in FIGS. 11, 12 (a) and 12 (b), the
また、防水カバー76を取り付けるために後頭部支持体71は、摺動部13と基台部74の間の空間を覆う防水カバー76と、ベース部16に固定した中心にネジ穴を有する突出部77と、を備える。ベース部16は、防水カバー76に覆われている。
In order to attach the
さらに、防水カバー76の貫通穴78より突出した突出部77に固定する固定ナット79と、フレーム部17の取付け穴を介して突出部77のネジ穴に固定する固定ネジ80と、を備える。なお、固定ナット79と防水カバー76との間にはワッシャ81を介在する。
Furthermore, a fixing
そして、防水カバー76をベース部16および固定ナット79の間で挟み、フレーム部17を突出部77および固定ネジ80との間で挟む構成である。
The
この構成により、後頭部支持体71は、フレーム部17と防水カバー76とを独立して突出部77を介してベース部16に固定することができる。
With this configuration, the
もしも、防水カバー76およびフレーム部17が、ベース部16に固定ネジ80で締め付けて固定されると、防水カバー76は弾性体であるために、フレーム部17はベース部16に対して不安定に支持される。結果、フレーム部17に支持される支持部12も不安定となってしまう。また、フレーム部17をベース部16に固定するため、フレーム部17とベース部16の間に防水カバー76が強く締め付けられて、弾性体である防水カバー76が劣化しやすくなる。
If the
よって、ベース部16に固定した突出部77に、防水カバー76を締め付けすぎることなく固定するとともにフレーム部17を強固に固定することができるので、被洗髪者の後頭部または首を安定して支え且つ防水カバーの劣化を防ぐことができる。
Therefore, the
本発明の後頭部支持体および自動洗髪装置は、後頭部または首を支えるとともに摩擦を与えて擦ることができるので、頭皮マッサージや頭髪洗浄を行う医療や美容などの分野で有用である。 The occipital region support and the automatic hair washing apparatus of the present invention can be rubbed by supporting the occipital region or the neck and giving friction, and thus are useful in fields such as medical treatment and beauty treatment for scalp massage and hair washing.
11,51,61,71 後頭部支持体
12 支持部
12a 中間部
13,13a,13b,13c,13d,13e,13f,53 摺動部
14,64 駆動部
15 ガイド部
16 ベース部
17 フレーム部
18 弾性部
21,21a,21b,21c,52 接触子
22 スリット
23 可動端
24 固定端
25,76 防水カバー
26,54 基底部
27 第1側面
29 第2側面
30 自動洗髪装置
31 洗髪槽
32 一対のアーム
33 接触部
34 回動パイプ
35 ノズル
36 回転軸
37 凹部
38 多関節パイプ
41 頭部
42 後頭部側面
62 係止部
63 延長端
72 高さ調整台
73 伸縮部
74 基台部
77 突出部
78 貫通穴
79 固定ナット
80 固定ネジ
81 ワッシャ
11, 51, 61, 71 Rear
Claims (13)
前記複数のスリットの下方より突出し、前記人の後頭部または首に接触する複数の接触子を有する摺動部と、
上部に固定された前記摺動部を、前記複数の接触子が前記スリットの長手方向に往復移動するように揺動させる駆動部と、
前記駆動部を鉛直方向に可動自在に支持するガイド部と、
前記ガイド部が上面に固定されたベース部と、
前記ベース部に固定して前記支持部の両端部を下方より支えるフレーム部と、
前記駆動部を前記ベース部に対して弾性支持する弾性部と、を備えた、
後頭部支持体。 A plurality of slits are provided side by side in a substantially right angle direction of the longitudinal direction of the slits, and a support part for supporting the weight of a human head in contact with the back of the head or the neck,
A sliding part that protrudes from below the plurality of slits and has a plurality of contacts that contact the occipital region or neck of the person;
A drive unit that swings the sliding part fixed to the upper part so that the plurality of contacts reciprocate in the longitudinal direction of the slit;
A guide unit that supports the drive unit in a vertically movable manner;
A base portion having the guide portion fixed to the upper surface;
A frame part fixed to the base part and supporting both ends of the support part from below;
An elastic part that elastically supports the drive part with respect to the base part,
Occipital support.
請求項1に記載の後頭部支持体。 The contact is an elastic body;
The occipital support according to claim 1.
請求項2に記載の後頭部支持体。 The contactor has a spring constant in a direction perpendicular to the longitudinal direction of the slit in a cross section having the normal direction as the protruding direction from the slit, which is larger than the longitudinal direction of the slit.
The occipital support according to claim 2.
請求項2に記載の後頭部支持体。 In the cross section in which the contact is normal to the protruding direction from the slit, the width in the direction orthogonal to the longitudinal direction of the slit is wider than the width in the longitudinal direction.
The occipital support according to claim 2.
請求項2に記載の後頭部支持体。 When the spring constant of the contact is K1 and the spring constant of the elastic part is K2, K2 is larger than K1.
The occipital support according to claim 2.
請求項1〜5のいずれか1項に記載の後頭部支持体。 In the direction substantially perpendicular to the longitudinal direction of the slit, the support portion is concave.
The occipital region support according to any one of claims 1 to 5.
請求項1〜6のいずれか1項に記載の後頭部支持体。 In the longitudinal direction of the slit, the support has a curved cross section.
The occipital region support according to any one of claims 1 to 6.
前記複数の接触子は、前記スリットからの突出方向の長さが同一である、
請求項1〜7のいずれか1項に記載の後頭部支持体。 In the direction substantially perpendicular to the longitudinal direction of the slit, the sliding portion is concave.
The plurality of contacts have the same length in the protruding direction from the slit.
The occipital region support according to any one of claims 1 to 7.
請求項1〜8のいずれか1項に記載の後頭部支持体。 A locking part that stops the upward movement of the driving part by contacting the elastic part at a position shorter than the natural length,
The occipital region support according to any one of claims 1 to 8.
請求項1〜9のいずれか1項に記載の後頭部支持体。 A waterproof cover that covers the drive unit, the guide unit, the elastic unit, and the space between the sliding unit and the base unit;
The occipital region support according to any one of claims 1 to 9.
請求項1〜10のいずれか1項に記載の後頭部支持体。 A telescopic part fixed to the lower part of the base part and a base part fixed to the upper surface of the elastic part, and a height adjustment base that expands and contracts in the vertical direction.
The occipital region support according to any one of claims 1 to 10.
前記防水カバーに覆われ、前記ベース部に固定した中心にネジ穴を有する突出部と、
前記防水カバーの貫通穴より突出した前記突出部に固定する固定ナットと、
前記フレーム部の取付け穴を介して前記ネジ穴に固定する固定ネジと、を備え、
前記防水カバーは、前記ベース部および前記固定ナットの間で挟まれ、
前記フレーム部は、前記突出部および前記固定ネジとの間で挟まれた、
請求項11に記載の後頭部支持体。 A waterproof cover covering a space between the sliding part and the base part;
A projecting portion covered with the waterproof cover and having a screw hole at the center fixed to the base portion;
A fixing nut for fixing to the protruding portion protruding from the through hole of the waterproof cover;
A fixing screw for fixing to the screw hole via the mounting hole of the frame part,
The waterproof cover is sandwiched between the base portion and the fixing nut,
The frame portion is sandwiched between the protruding portion and the fixing screw.
The occipital region support according to claim 11.
自動洗髪装置。 Using the occipital support according to any one of claims 1 to 12,
Automatic hair washing device.
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