JP5579921B2 - フレームに関してトーンを割り当てること及び受け取ること - Google Patents

フレームに関してトーンを割り当てること及び受け取ること Download PDF

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Description

関連出願
この出願は、2010年4月14日に出願され、「TONE NUMEROLOGY FOR 802.11ac PREAMBLE」と題を付けられ、参照によって全体としてここに組み込まれた、米国仮特許出願 第61/323,976号に関連しており、該仮出願からの優先権を主張する。
本開示は、一般に通信システムに関連している。より詳細には、本開示はフレームに関してトーンを割り当てること及び受け取ることに関連している。
データ、声、映像などの多様なタイプの通信内容を提供するために、通信システムは広く用いられている。このようなシステムは、多重通信デバイス(例えば、無線通信デバイス、アクセス端末、など)と1つ又は複数のその他の通信デバイス(例えば、基地局、アクセス・ポイント、など)との同時通信をサポートすることのできる、多重アクセス・システムでも良い。
通信デバイスの利用は、過去数年間にわたって劇的に増加している。通信デバイスは多くの場合、例えばローカル・エリア・ネットワーク(LAN)又はインターネットなどの、ネットワークへのアクセスを提供する。その他の通信デバイス(例えば、アクセス端末、ラップトップ・コンピュータ、スマート・フォン、メディア・プレイヤー、ゲーム機、など)は、ネットワーク・アクセスを提供する通信デバイスと無線で通信することができる。いくつかの通信デバイスは、米国電気電子学会(IEEE)802.11(例えば、無線忠実度(Wireless Fidelity)又は「Wi−Fi」)標準など、ある業界標準を遵守している。例えば、通信デバイスのユーザは、多くの場合、そのような通信デバイスを用いて無線ネットワークに接続する。
通信デバイスの利用が増えるにつれて、通信デバイスの容量、信頼性、及び能率の向上が求められている。通信デバイスの容量、信頼性、及び/又は能率を向上するシステム及び方法は、有益かもしれない。
直交周波数分割多重(OFDM)トーンを割り当てるための通信デバイスが開示されている。該通信デバイスは、プロセッサと電子通信中のメモリ内に格納された、命令及びプロセッサを含んでいる。該通信デバイスは、信号送信に関する帯域幅が20メガヘルツ(MHz)か、40MHzか、80MHzか、あるいは160MHzかを決定する。また、帯域幅が20MHzの場合、該通信デバイスは、ベリー・ハイ・スループット信号フィールドA1(VHT−SIG−A1)に関しては52個のトーンを、ベリー・ハイ・スループット信号フィールドA2(VHT−SIG−A2)に関しては52個のトーンを、ベリー・ハイ・スループット・ショート・トレーニング・フィールド(VHT−STF)に関しては12個のトーンを、1つ又は複数のベリー・ハイ・スループット・ロング・トレーニング・フィールド(VHT−LTF)に関しては56個のトーンを、ベリー・ハイ・スループット信号フィールドB(VHT−SIG−B)に関しては56個のトーンを、かつ、データ・フィールド(DATA)に関しては56個のトーンを割り当てる。加えて、帯域幅が40MHzの場合、該通信デバイスは、VHT−SIG−A1に関しては104個のトーンを、VHT−SIG−A2に関しては104個のトーンを、VHT−STFに関しては24個のトーンを、1つ又は複数のVHT−LTFに関しては114個のトーンを、VHT−SIG−Bに関しては114個のトーンを、かつ、DATAに関しては114個のトーンを割り当てる。さらに、帯域幅が80MHzの場合、該通信デバイスは、VHT−SIG−A1に関しては208個のトーンを、VHT−SIG−A2に関しては208個のトーンを、VHT−STFに関しては48個のトーンを、1つ又は複数のVHT−LTFに関しては242個のトーンを、VHT−SIG−Bに関しては242個のトーンを、かつ、DATAに関しては242個のトーンを割り当てる。また、帯域幅が160MHzの場合、該通信デバイスは、VHT−SIG−A1に関しては416個のトーンを、VHT−SIG−A2に関しては416個のトーンを、VHT−STFに関しては48個のトーンを、1つ又は複数のVHT−LTFに関しては484個のトーンを、VHT−SIG−Bに関しては484個のトーンを、かつ、DATAに関しては484個のトーンを割り当てる。加えて、該通信デバイスは信号を送信する。
帯域幅が20MHzの場合、該通信デバイスは、ノン・ハイ・スループット(ノンHT(non−high throughput))ショート・トレーニング・フィールド(L−STF)に関しては12個のトーンを、ノンHTロング・トレーニング・フィールド(L−LTF)に関しては52個のトーンを、かつ、ノンHT信号フィールド(L−SIG)に関しては52個のトーンを割り当てることができる。また、帯域幅が40MHzの場合、該通信デバイスは、L−STFに関しては24個のトーンを、L−LTFに関しては104個のトーンを、かつ、L−SIGに関しては104個のトーンを割り当てることができる。加えて、帯域幅が80MHzの場合、該通信デバイスは、L−STFに関しては48個のトーンを、L−LTFに関しては208個のトーンを、かつ、L−SIGに関しては208個のトーンを割り当てることができる。さらに、帯域幅が160MHzの場合、該通信デバイスは、L−STFに関しては48個のトーンを、L−LTFに関しては416個のトーンを、かつ、L−SIGに関しては416個のトーンを割り当てることができる。 該帯域幅が20MHzの場合、VHT−SIG−Bは26ビットを運ぶことができる。該帯域幅が40MHzの場合、VHT−SIG−Bは帯域幅20MHzごとに27ビットを運ぶことができる。該帯域幅が80MHzの場合、VHT−SIG−Bは帯域幅20MHzごとに29ビットを運ぶことができる。該帯域幅が160MHzの場合、VHT−SIG−Bは帯域幅20MHzごとに29ビットを運ぶことができる。該帯域幅が80MHzあるいは160MHzの場合、VHT−SIG−Bは1つ又は複数のパッド・ビットを運ぶことができる。
該通信デバイスは、該帯域幅に基づいて帯域幅メッセージを生成することができる。該通信デバイスは、フレームがベリー・ハイ・スループット(VHT)信号を含んでいることを表すために、直交2相位相変調(QBPSK)を用いて、VHT−SIG−A2を変調することができる。該帯域幅が80MHzの場合、該通信デバイスは、サブキャリア・インデックス−103、−75、−39、−11、11、39、75、及び、103で、パイロット・トーンを挿入することができる。
また、直交周波数分割多重(OFDM)トーンを受け取るための通信デバイスが開示されている。該通信デバイスは、プロセッサと電子通信中のメモリ内に格納された、命令及びプロセッサを含んでいる。該通信デバイスは、信号受信に関する帯域幅が20メガヘルツ(MHz)か、40MHzか、80MHzか、あるいは160MHzかを決定する。また、帯域幅が20MHzの場合、該通信デバイスは、ベリー・ハイ・スループット信号フィールドA1(VHT−SIG−A1)に関しては52個のトーンを、ベリー・ハイ・スループット信号フィールドA2(VHT−SIG−A2)に関しては52個のトーンを、ベリー・ハイ・スループット・ショート・トレーニング・フィールド(VHT−STF)に関しては12個のトーンを、1つ又は複数のベリー・ハイ・スループット・ロング・トレーニング・フィールド(VHT−LTF)に関しては56個のトーンを、ベリー・ハイ・スループット信号フィールドB(VHT−SIG−B)に関しては56個のトーンを、かつ、データ・フィールド(DATA)に関しては56個のトーンを受け取る。加えて、帯域幅が40MHzの場合、該通信デバイスは、VHT−SIG−A1に関しては104個のトーンを、VHT−SIG−A2に関しては104個のトーンを、VHT−STFに関しては24個のトーンを、1つ又は複数のVHT−LTFに関しては114個のトーンを、VHT−SIG−Bに関しては114個のトーンを、かつ、DATAに関しては114個のトーンを受け取る。さらに、帯域幅が80MHzの場合、該通信デバイスは、VHT−SIG−A1に関しては208個のトーンを、VHT−SIG−A2に関しては208個のトーンを、VHT−STFに関しては48個のトーンを、1つ又は複数のVHT−LTFに関しては242個のトーンを、VHT−SIG−Bに関しては242個のトーンを、かつ、DATAに関しては242個のトーンを受け取る。また、帯域幅が160MHzの場合、該通信デバイスは、VHT−SIG−A1に関しては416個のトーンを、VHT−SIG−A2に関しては416個のトーンを、VHT−STFに関しては48個のトーンを、1つ又は複数のVHT−LTFに関しては484個のトーンを、VHT−SIG−Bに関しては484個のトーンを、かつ、DATAに関しては484個のトーンを受け取る。信号受信に関する帯域幅が20MHzか、40MHzか、80MHzか、あるいは160MHzかを決定することには、帯域幅の指示を受け取ることを含むことができる。
帯域幅が20MHzの場合、該通信デバイスは、ノン・ハイ・スループット(ノンHT)ショート・トレーニング・フィールド(L−STF)に関しては12個のトーンを、ノンHTロング・トレーニング・フィールド(L−LTF)に関しては52個のトーンを、かつ、ノンHT信号フィールド(L−SIG)に関しては52個のトーンを受け取ることができる。帯域幅が40MHzの場合、該通信デバイスは、L−STFに関しては24個のトーンを、L−LTFに関しては104個のトーンを、かつ、L−SIGに関しては104個のトーンを受け取ることができる。帯域幅が80MHzの場合、該通信デバイスは、L−STFに関しては48個のトーンを、L−LTFに関しては208個のトーンを、かつ、L−SIGに関しては208個のトーンを受け取ることができる。帯域幅が160MHzの場合、該通信デバイスは、L−STFに関しては48個のトーンを、L−LTFに関しては416個のトーンを、かつ、L−SIGに関しては416個のトーンを受け取ることができる。
帯域幅が20MHzの場合、VHT−SIG−Bは26ビットを運ぶことができる。帯域幅が40MHzの場合、VHT−SIG−Bは帯域幅20MHzごとに27ビットを運ぶことができる。帯域幅が80MHzの場合、VHT−SIG−Bは帯域幅20MHzごとに29ビットを運ぶことができる。帯域幅が160MHzの場合、VHT−SIG−Bは帯域幅20MHzごとに29ビットを運ぶことができる。帯域幅が80MHzあるいは160MHzの場合、VHT−SIG−Bは1つ又は複数のパッド・ビットを運ぶことができる。
VHT−SIG−A2が直交2相位相変調(QBPSK)を用いる場合、該通信デバイスは、ベリー・ハイ・スループット(VHT)信号を検出することができる。帯域幅が80MHzの場合、該通信デバイスは、サブキャリア・インデックス−103、−75、−39、−11、11、39、75、及び、103で、パイロット・トーンを受け取ることができる。
また、通信デバイス上に直交周波数分割多重(OFDM)トーンを割り当てるための方法も開示されている。該方法は、信号送信に関する帯域幅が20メガヘルツ(MHz)か、40MHzか、80MHzか、あるいは160MHzかを決定することを含んでいる。また、帯域幅が20MHzの場合、該方法は、ベリー・ハイ・スループット信号フィールドA1(VHT−SIG−A1)に関しては52個のトーンを、ベリー・ハイ・スループット信号フィールドA2(VHT−SIG−A2)に関しては52個のトーンを、ベリー・ハイ・スループット・ショート・トレーニング・フィールド(VHT−STF)に関しては12個のトーンを、1つ又は複数のベリー・ハイ・スループット・ロング・トレーニング・フィールド(VHT−LTF)に関しては56個のトーンを、ベリー・ハイ・スループット信号フィールドB(VHT−SIG−B)に関しては56個のトーンを、かつ、データ・フィールド(DATA)に関しては56個のトーンを割り当てることを含んでいる。加えて、帯域幅が40MHzの場合、該方法は、VHT−SIG−A1に関しては104個のトーンを、VHT−SIG−A2に関しては104個のトーンを、VHT−STFに関しては24個のトーンを、1つ又は複数のVHT−LTFに関しては114個のトーンを、VHT−SIG−Bに関しては114個のトーンを、かつ、DATAに関しては114個のトーンを割り当てることを含んでいる。さらに、帯域幅が80MHzの場合、該方法は、VHT−SIG−A1に関しては208個のトーンを、VHT−SIG−A2に関しては208個のトーンを、VHT−STFに関しては48個のトーンを、1つ又は複数のVHT−LTFに関しては242個のトーンを、VHT−SIG−Bに関しては242個のトーンを、かつ、DATAに関しては242個のトーンを割り当てることを含んでいる。また、帯域幅が160MHzの場合、該方法は、VHT−SIG−A1に関しては416個のトーンを、VHT−SIG−A2に関しては416個のトーンを、VHT−STFに関しては48個のトーンを、1つ又は複数のVHT−LTFに関しては484個のトーンを、VHT−SIG−Bに関しては484個のトーンを、かつ、DATAに関しては484個のトーンを割り当てることを含んでいる。加えて、該方法は信号を送信することを含んでいる。
また、通信デバイス上で直交周波数分割多重(OFDM)トーンを受け取るための方法も開示されている。該方法は、信号受信に関する帯域幅が20メガヘルツ(MHz)か、40MHzか、80MHzか、あるいは160MHzかを決定することを含んでいる。また、帯域幅が20MHzの場合、該方法は、ベリー・ハイ・スループット信号フィールドA1(VHT−SIG−A1)に関しては52個のトーンを、ベリー・ハイ・スループット信号フィールドA2(VHT−SIG−A2)に関しては52個のトーンを、ベリー・ハイ・スループット・ショート・トレーニング・フィールド(VHT−STF)に関しては12個のトーンを、1つ又は複数のベリー・ハイ・スループット・ロング・トレーニング・フィールド(VHT−LTF)に関しては56個のトーンを、ベリー・ハイ・スループット信号フィールドB(VHT−SIG−B)に関しては56個のトーンを、かつ、データ・フィールド(DATA)に関しては56個のトーンを受け取ることを含んでいる。加えて、帯域幅が40MHzの場合、該方法は、VHT−SIG−A1に関しては104個のトーンを、VHT−SIG−A2に関しては104個のトーンを、VHT−STFに関しては24個のトーンを、1つ又は複数のVHT−LTFに関しては114個のトーンを、VHT−SIG−Bに関しては114個のトーンを、かつ、DATAに関しては114個のトーンを受け取ることを含んでいる。さらに、帯域幅が80MHzの場合、該方法は、VHT−SIG−A1に関しては208個のトーンを、VHT−SIG−A2に関しては208個のトーンを、VHT−STFに関しては48個のトーンを、1つ又は複数のVHT−LTFに関しては242個のトーンを、VHT−SIG−Bに関しては242個のトーンを、かつ、DATAに関しては242個のトーンを受け取ることを含んでいる。また、帯域幅が160MHzの場合、該方法は、VHT−SIG−A1に関しては416個のトーンを、VHT−SIG−A2に関しては416個のトーンを、VHT−STFに関しては48個のトーンを、1つ又は複数のVHT−LTFに関しては484個のトーンを、VHT−SIG−Bに関しては484個のトーンを、かつ、DATAに関しては484個のトーンを受け取ることを含んでいる。
また、直交周波数分割多重(OFDM)トーンを割り当てるためのコンピュータ・プログラム製品も開示されている。該コンピュータ・プログラム製品は、その上に命令を備える非一時的な有形コンピュータ可読媒体を含んでいる。該命令は、信号送信に関する帯域幅が20メガヘルツ(MHz)か、40MHzか、80MHzか、あるいは160MHzかを、通信デバイスに決定させるためのコードを含んでいる。また、帯域幅が20MHzの場合、該命令は、該通信デバイスに、ベリー・ハイ・スループット信号フィールドA1(VHT−SIG−A1)に関しては52個のトーンを、ベリー・ハイ・スループット信号フィールドA2(VHT−SIG−A2)に関しては52個のトーンを、ベリー・ハイ・スループット・ショート・トレーニング・フィールド(VHT−STF)に関しては12個のトーンを、1つ又は複数のベリー・ハイ・スループット・ロング・トレーニング・フィールド(VHT−LTF)に関しては56個のトーンを、ベリー・ハイ・スループット信号フィールドB(VHT−SIG−B)に関しては56個のトーンを、かつ、データ・フィールド(DATA)に関しては56個のトーンを割り当てさせるためのコードを含んでいる。加えて、帯域幅が40MHzの場合、該命令は、該通信デバイスに、VHT−SIG−A1に関しては104個のトーンを、VHT−SIG−A2に関しては104個のトーンを、VHT−STFに関しては24個のトーンを、1つ又は複数のVHT−LTFに関しては114個のトーンを、VHT−SIG−Bに関しては114個のトーンを、かつ、DATAに関しては114個のトーンを割り当てさせるためのコードを含んでいる。さらに、帯域幅が80MHzの場合、該命令は、該通信デバイスに、VHT−SIG−A1に関しては208個のトーンを、VHT−SIG−A2に関しては208個のトーンを、VHT−STFに関しては48個のトーンを、1つ又は複数のVHT−LTFに関しては242個のトーンを、VHT−SIG−Bに関しては242個のトーンを、かつ、DATAに関しては242個のトーンを割り当てさせるためのコードを含んでいる。また、帯域幅が160MHzの場合、該命令は、該通信デバイスに、VHT−SIG−A1に関しては416個のトーンを、VHT−SIG−A2に関しては416個のトーンを、VHT−STFに関しては48個のトーンを、1つ又は複数のVHT−LTFに関しては484個のトーンを、VHT−SIG−Bに関しては484個のトーンを、かつ、DATAに関しては484個のトーンを割り当てさせるためのコードを含んでいる。加えて、該命令は、該通信デバイスに該信号を送信させるためのコードを含んでいる。
また、直交周波数分割多重(OFDM)トーンを受け取るためのコンピュータ・プログラム製品も開示されている。該コンピュータ・プログラム製品は、命令を備える非一時的な有形コンピュータ可読媒体を含んでいる。該命令は、信号受信に関する帯域幅が20メガヘルツ(MHz)か、40MHzか、80MHzか、あるいは160MHzかを通信デバイスに決定させるためのコードを含んでいる。また、帯域幅が20MHzの場合、該命令は、該通信デバイスに、ベリー・ハイ・スループット信号フィールドA1(VHT−SIG−A1)に関しては52個のトーンを、ベリー・ハイ・スループット信号フィールドA2(VHT−SIG−A2)に関しては52個のトーンを、ベリー・ハイ・スループット・ショート・トレーニング・フィールド(VHT−STF)に関しては12個のトーンを、1つ又は複数のベリー・ハイ・スループット・ロング・トレーニング・フィールド(VHT−LTF)に関しては56個のトーンを、ベリー・ハイ・スループット信号フィールドB(VHT−SIG−B)に関しては56個のトーンを、かつ、データ・フィールド(DATA)に関しては56個のトーンを受け取らせるためのコードを含んでいる。加えて、帯域幅が40MHzの場合、該命令は、該通信デバイスに、VHT−SIG−A1に関しては104個のトーンを、VHT−SIG−A2に関しては104個のトーンを、VHT−STFに関しては24個のトーンを、1つ又は複数のVHT−LTFに関しては114個のトーンを、VHT−SIG−Bに関しては114個のトーンを、かつ、DATAに関しては114個のトーンを受け取らせるためのコードを含んでいる。さらに、帯域幅が80MHzの場合、該命令は、該通信デバイスに、VHT−SIG−A1に関しては208個のトーンを、VHT−SIG−A2に関しては208個のトーンを、VHT−STFに関しては48個のトーンを、1つ又は複数のVHT−LTFに関しては242個のトーンを、VHT−SIG−Bに関しては242個のトーンを、かつ、DATAに関しては242個のトーンを受け取らせるためのコードを含んでいる。また、帯域幅が160MHzの場合、該命令は、該通信デバイスに、VHT−SIG−A1に関しては416個のトーンを、VHT−SIG−A2に関しては416個のトーンを、VHT−STFに関しては48個のトーンを、1つ又は複数のVHT−LTFに関しては484個のトーンを、VHT−SIG−Bに関しては484個のトーンを、かつ、DATAに関しては484個のトーンを受け取らせるためのコードを含んでいる。
また、直交周波数分割多重(OFDM)トーンを割り当てるための装置も開示されている。該装置は、信号送信に関する帯域幅が20メガヘルツ(MHz)か、40MHzか、80MHzか、あるいは160MHzかを決定するための手段を含んでいる。また、帯域幅が20MHzの場合、該装置は、ベリー・ハイ・スループット信号フィールドA1(VHT−SIG−A1)に関しては52個のトーンを、ベリー・ハイ・スループット信号フィールドA2(VHT−SIG−A2)に関しては52個のトーンを、ベリー・ハイ・スループット・ショート・トレーニング・フィールド(VHT−STF)に関しては12個のトーンを、1つ又は複数のベリー・ハイ・スループット・ロング・トレーニング・フィールド(VHT−LTF)に関しては56個のトーンを、ベリー・ハイ・スループット信号フィールドB(VHT−SIG−B)に関しては56個のトーンを、かつ、データ・フィールド(DATA)に関しては56個のトーンを割り当てるための手段を含んでいる。加えて、帯域幅が40MHzの場合、該装置は、VHT−SIG−A1に関しては104個のトーンを、VHT−SIG−A2に関しては104個のトーンを、VHT−STFに関しては24個のトーンを、1つ又は複数のVHT−LTFに関しては114個のトーンを、VHT−SIG−Bに関しては114個のトーンを、かつ、DATAに関しては114個のトーンを割り当てるための手段を含んでいる。さらに、帯域幅が80MHzの場合、該装置は、VHT−SIG−A1に関しては208個のトーンを、VHT−SIG−A2に関しては208個のトーンを、VHT−STFに関しては48個のトーンを、1つ又は複数のVHT−LTFに関しては242個のトーンを、VHT−SIG−Bに関しては242個のトーンを、かつ、DATAに関しては242個のトーンを割り当てるための手段を含んでいる。また、帯域幅が160MHzの場合、該装置は、VHT−SIG−A1に関しては416個のトーンを、VHT−SIG−A2に関しては416個のトーンを、VHT−STFに関しては48個のトーンを、1つ又は複数のVHT−LTFに関しては484個のトーンを、VHT−SIG−Bに関しては484個のトーンを、かつ、DATAに関しては484個のトーンを割り当てるための手段を含んでいる。加えて、該装置は該信号を送信するための手段を含んでいる。
また、直交周波数分割多重(OFDM)トーンを受け取るための装置も開示されている。該装置は、信号受信に関する帯域幅が20メガヘルツ(MHz)か、40MHzか、80MHzか、あるいは160MHzかを決定するための手段を含んでいる。また、帯域幅が20MHzの場合、該装置は、ベリー・ハイ・スループット信号フィールドA1(VHT−SIG−A1)に関しては52個のトーンを、ベリー・ハイ・スループット信号フィールドA2(VHT−SIG−A2)に関しては52個のトーンを、ベリー・ハイ・スループット・ショート・トレーニング・フィールド(VHT−STF)に関しては12個のトーンを、1つ又は複数のベリー・ハイ・スループット・ロング・トレーニング・フィールド(VHT−LTF)に関しては56個のトーンを、ベリー・ハイ・スループット信号フィールドB(VHT−SIG−B)に関しては56個のトーンを、かつ、データ・フィールド(DATA)に関しては56個のトーンを受け取るための手段を含んでいる。加えて、帯域幅が40MHzの場合、該装置は、VHT−SIG−A1に関しては104個のトーンを、VHT−SIG−A2に関しては104個のトーンを、VHT−STFに関しては24個のトーンを、1つ又は複数のVHT−LTFに関しては114個のトーンを、VHT−SIG−Bに関しては114個のトーンを、かつ、DATAに関しては114個のトーンを受け取るための手段を含んでいる。さらに、帯域幅が80MHzの場合、該装置は、VHT−SIG−A1に関しては208個のトーンを、VHT−SIG−A2に関しては208個のトーンを、VHT−STFに関しては48個のトーンを、1つ又は複数のVHT−LTFに関しては242個のトーンを、VHT−SIG−Bに関しては242個のトーンを、かつ、DATAに関しては242個のトーンを受け取るための手段を含んでいる。また、帯域幅が160MHzの場合、該装置は、VHT−SIG−A1に関しては416個のトーンを、VHT−SIG−A2に関しては416個のトーンを、VHT−STFに関しては48個のトーンを、1つ又は複数のVHT−LTFに関しては484個のトーンを、VHT−SIG−Bに関しては484個のトーンを、かつ、DATAに関しては484個のトーンを受け取るための手段を含んでいる。
図1は、フレームに関してトーンを割り当てるためのシステム及び方法がインプリメントされ得るような送信通信デバイスの1つの構成、及び、フレームに関してトーンを受け取るためのシステム及び方法がインプリメントされ得るような受信通信デバイスの1つの構成を示すブロック図である。 図2は、ここに開示された方法及びシステムに基づいて用いられ得る通信フレームの一例を示す図である。 図3は、複数のフレームの例を示す図である。 図4は、レガシー信号フィールド(L−SIG)、ベリー・ハイ・スループット信号A1(VHT−SIG−A1)、及び、ベリー・ハイ・スループット信号A2(VHT−SIG−A2)に関するコンステレーションを示す図である。 図5は、ここに開示された方法及びシステムに基づく80MHz信号に関するパイロット・トーン及びデータの一例を示す図である。 図6は、フレームに関してトーンを割り当てるための方法の1つの構成を示す流れ図である。 図7は、フレームに関してトーンを受け取るための方法の1つの構成を示す流れ図である。 図8は、フレームに関してトーンを割り当てるための方法及びシステムがインプリメントされ得るような、アクセス・ポイントの1つの構成を示すブロック図である。 図9は、多入力・多出力(MIMO)システムで用いられ得る通信デバイスのブロック図である。 図10は、通信デバイス、基地局、及び/又はアクセス・ポイント内に含まれ得る、あるコンポーネントを説明する。 図11は、無線通信デバイス及び/又はアクセス端末内に含まれ得る、あるコンポーネントを説明する。
詳細な説明
通信デバイスの例としては、携帯電話基地局又はノード、アクセス・ポイント、無線ゲートウェイ、及び、無線ルータが挙げられる。通信デバイスは、米国電気電子学会(IEEE)802.11a、802.11b、802.11g、802.11n、及び/又は802.11ac(例えば、無線忠実度(Wireless Fidelity)又は「Wi−Fi」)標準などの、ある業界標準に従って動作することができる。通信デバイスが遵守することができる標準の他の例は、IEEE802.16(例えば、マイクロ波アクセスのための世界規模の相互運用(Worldwide Interoperability for Microwave Access:あるいは「WiMAX」))、第3世代パートナーシップ・プロジェクト(3GPP)、3GPPロング・ターム・エボリューション(LTE)、及び、その他(例えば、通信デバイスが、ノードB(NodeB)、発展型のノードB(eNB)、などと呼ばれ得る)を含む。ここに開示されたシステム及び方法のいくつかは、1つ又は複数の標準を用いて記述され得るが、これは、本システム及び本方法が多くのシステム及び/又は標準に適用でき得るように、本開示の範囲を限定するものではないものとする。
いくつかの通信デバイス(例えば、アクセス端末、クライアント・デバイス、クライアント局、など)は、他の通信デバイスと無線で通信をすることができる。いくつかの通信デバイスは、モバイル・デバイス、移動局、加入者局、ユーザ設備(User Equipment:UE)、リモート局、アクセス端末、モバイル端末、端末、ユーザ端末、加入者ユニット、などと呼ばれ得る。通信デバイスの追加の例としては、ラップトップ・コンピュータ又はデスクトップ・コンピュータ、携帯電話、スマート・フォン、無線モデム、e−リーダ、タブレット・デバイス、ゲーム・システム、などが挙げられる。これらの通信デバイスのいくつかは、上記の通り、1つ又は複数の業界標準に従って動作することができる。したがって、ジェネラル・ターム「通信デバイス」は、業界標準(例えば、アクセス端末、ユーザ設備(UE)、リモート端末、アクセス・ポイント、基地局、NodeB、発展型のNodeB(eNB)、など)に応じて変化する専門用語と共に記載された通信デバイスを含むことができる。
いくつかの通信デバイスは、通信網に対するアクセスを提供することができ得る。通信網の例としては、これらに限定されるわけではないが、電話網(例えば、公衆交換電話網(PSTN)、又は携帯電話網などの「ランド・ライン(land−line)」ネットワーク)、インターネット、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、などが挙げられる。
IEEE802.11グループの現在の仕事としては、VHT(ベリー・ハイ・スループット:Very High Throughput)の名で、802.11の新しくかつ高速なバージョンを標準化することが挙げられる。この拡張は、802.11acと呼ばれ得る。空間分割多元接続(SDMA)など、複数の送信を衝突することなく平行して生じさせることができる技術が考慮されている。また、80メガヘルツ(MHz)及び160MHzを用いた送信などのように、さらなる信号帯域幅(bandwidth:BW)の使用も考慮されている。SDMA及び信号帯域幅の増加の両方を可能にし、かつ802.11n、802.11a、及び、802.11への下位互換を可能にし、ここに本システム及び本方法に従って、新しい物理層(PHY)プリアンブルが定義され得る。該VHTプリアンブルが下位互換性であるようにするために、レガシー・デバイスによって復調されることのできる直交周波数分割多重(OFDM)ヌメロロジー(numerology)を利用しても良い。しかし、また、802.11acデバイスに関する機能の増大を提供するOFDMヌメロロジーを用いることもできる。このヌメロロジーは、(1)プリアンブル中の各OFDMシンボル当たりのデータ・トーンの数、(2)OFDMデータ・シンボルに関するデータ・トーンの数、(3)パイロット・トーンの数、(4)直流(DC)ゼロ・キャリアの数、を含むことができる。ここに開示されたシステム及び方法は、VHT拡張などに適用できるOFDMサブキャリア・ヌメロロジーを説明する。
プリアンブルを持つ802.11acフレームは、複数のフィールドを含んで構成することができる。1つの構成では、802.11acフレームは、レガシー・ショート・トレーニング・フィールド又はノンハイ・スループット・ショート・トレーニング・フィールド(L−STF)、レガシー・ロング・トレーニング・フィールド又はノンハイ・スループット・ロング・トレーニング・フィールド(L−LTF)、レガシー信号フィールド又はノンハイ・スループット信号フィールド(L−SIG)、ベリー・ハイ・スループット信号フィールドA1(VHT−SIG−A1)、ベリー・ハイ・スループット信号フィールドA2(VHT−SIG−A2)、ベリー・ハイ・スループット・ショート・トレーニング・フィールド(VHT−STF)、1つ又は複数のベリー・ハイ・スループット・ロング・トレーニング・フィールド(VHT−LTF)、ベリー・ハイ・スループット信号フィールドB(VHT−SIG−B)、及びデータ・フィールド(例えば、DATAもしくはVHT−DATA)、を含むことができる。
該802.11acプリアンブルは、送信ビームフォーミング及びSDMAを適応させるように設計されている。(例えば、循環ダイバーシティあるいは別のスキームを用いて)該プリアンブルの第1部分は全方向に送信され得る。該プリアンブルのこの部分は、L−STF、L−LTF、L−SIG、VHT−SIG−A1、及び、VHT−SIG−A2を含み得る。L−STF、L−LTF、及びL−SIGがレガシー・デバイス(例えば、レガシーの仕様又は初期の仕様を遵守するデバイス)によって復号可能となり得る、ということは留意されるべきである。しかし、VHT−SIG−A1及びVHT−SIG−A2は、(例えば、前述のフィールドに加えて)、802.11acデバイスによって復号可能となり得る。
該802.11acプリアンブルの第2部分は全方向に送信され得るか、あるいはビームフォームされ得るか、あるいはSDMAプリコードされ得る。該プリアンブルのこの第2部分は、VHT−STF、1つ又は複数のVHT−LTF、及び、VHT−SIG−Bを含んでいる。(例えば、データ・フィールド内の)データ・シンボルは、該プリアンブルの第2部分と同一のアンテナ・パターンで送信され得る。データ・シンボル及び該プリアンブルの第2部分は、レガシー・デバイスあるいは等しい全ての802.11acデバイスによって復号可能とはなりえない。
上記の802.11acプリアンブルは、レガシー802.11a及び802.11n受信機によって復号可能ないくつかの制御データを有する。このデータは、L−SIG内に含まれている。L−SIG内のデータは、どれくらい長く該送信が無線媒体を占有するかを全ての受信機に知らせ、その結果、全てのデバイスはその送信を正確な時間の量の間延ばすことができる。加えて、該802.11acプリアンブルは、802.11acデバイスに該送信と802.11ac送信を区別し(、該送信が11aあるいは11nフォーマットを用いたことを判断することを避け)るようにさせる。さらに、本システム及び本方法に従ってここに記載された802.11acプリアンブルは、レガシー11a及びレガシー11nデバイスに、L−SIG内の有効なデータを持つ有効な送信である、802.11aとして該送信を検出するようにさせることができる。
ここに開示されたシステム及び方法に基づいて、80MHzの802.11ac信号に関するデータ・トーン及びパイロット・トーンの数が定義され得る。これは、20MHzの802.11n信号及び40MHzの802.11n信号に関するデータ・トーン及びパイロット・トーンの数と比較されることができる。20MHzの802.11n信号は、1個の直流(DC)トーンと共に、56個のトーン(52個のデータ、4個のパイロット)を用いる。40MHzの802.11n信号は、3個のDCトーンと共に114個のトーン(108個のデータ、6個のパイロット)を用いる。ここに開示されたシステム及び方法は、80MHzの802.11n信号に関する3個のDCトーンと共に、242個のトーン(234個のデータ、8個のパイロット)の利用法を説明する。ここのシステム及び方法に基づいて234個のデータ・トーンを用いることは、簡潔な周波数インターリーバ構成物、妥当なコスト・フィルタリング要求、及び能率の考慮によって動機付けられ得る。また、802.11a信号が、1個のDCトーンと共に52個のトーン(48個のデータ・トーン及び4個のパイロット・トーン)を用いる、ことにも留意しても良い。
本システム及び方法に基づいてここに記載された802.11acプリアンブルは、2つの部分あるいは一部を備え得る。第1部分は全方向に送信されることができ、かつ第2部分はビームフォーミングあるいはSDMAプリコーディングと共に送信されることができる。第1部分又は全方向部分の第1の3フィールドは、802.11a及び802.11nの受信機によって復号可能な信号(例えば、L−STF、L−LTF、L−SIG)を含み得る。さらに、レガシー802.11a及び802.11nデバイスは該802.11ac送信が802.11a送信であると決定することができ、その結果、これらのデバイスは該L−SIGをまるで802.11a送信であるかのように復号する。
ここに開示されたシステム及び方法は、述べられた制約を満たす信号あるいは各フィールド当たりのトーンの適切な数を提供することができる。このトーンの割り当ては、表(1)に示されている。より具体的に言うと、表(1)は、多様な信号帯域幅に関する802.11ac送信のために利用することができるOFDMトーンの数を示している。
Figure 0005579921
L−STFは、20MHz信号で12個のトーンを用い得る。この場合、時間領域の信号は、800ナノ秒(ns)の繰り返し間隔を有する。この繰り返し間隔は、高速利得制御、タイミング・オフセット推定、及び、周波数オフセット推定のために用いることができる。時間領域の信号は1つの800ns間隔のためだけに考慮される必要があるので、受け取られた信号の強度は瞬時に測定され得る。レガシー802.11a及び802.11nデバイスは、12個のトーンを期待するものとする。
L−LTF及びL−SIGは、20MHz信号に関して52個のトーンを用い得る。これは、任意のレガシー802.11a又は802.11nによる802.11a送信に関して期待されるとおりになるかもしれない。40MHzの802.11ac信号が送信される場合、これらのフィールドの内容は40MHz信号の各20MHzサブバンドに対してコピーされ(かつ複素数によってスケールされ)得る。すなわち、L−SIGは、20MHzで正確に隔てられたDCトーンと共に2つの20MHzサブバンド内で用いられ得る。従って、トーンの総数は厳密に2倍になる。80MHz及び160MHzに関しては、各々4つ又は8つの20MHzサブバンドにスケールされかつコピーされるフィールドと共に、同一の設計が続かれ得る。
L−SIGは、802.11a規格に従って、48個のデータ・トーン及び4個のパイロット・トーンを用いることができる。40MHz、80MHz、及び、160MHzの802.11ac送信に関しては、L−SIGによって運ばれるデータの内の24ビットは、(例えば、2相位相変調(BPSK)及び符号化率1/2を用いて、)20MHzサブバンドの各々へ送信され得る。これは、単一の20MHzチャネルで受け取るだけのいずれのレガシー・デバイスにも、L−SIG内のデータを復号させかつ適切に延長させる。
VHT−SIG−A1及びVHT−SIG−A2のフィールド又はシンボルは、20MHz内で52個のトーン(48個のデータ・トーン及び4個のパイロット・トーン)を用いることができる。(L−LTFに基づいた)該チャネル推定はこれらのデータ・トーンに関してのみ完了することができるので、データ・トーンの数はL−SIGと同一でも良い。40MHz、80MHz、及び、160MHz帯域幅に関しては、データ・トーン及びパイロット・トーンの数は、同じ理由でL−LTFに続く。
VHT−STFは、L−STF同様に、20MHz信号で12個のトーンを用いることができる。この方法では、受信利得制御アルゴリズムは、800ns期間のみを用いて、受信信号強度を瞬時に測定することができる。より多くのトーンが用いられる場合、受信機は正確な信号強度測定のために長い時間期間待つ必要があるかもしれず、それによってアナログ受信利得に割り当てられた時間に制約を加え、その新しい値を変化させかつ定める。該受け取られた信号強度は、該プリアンブルの第1部分と比較すると該プリアンブルの第2部分(及びDATAフィールド)に関して異なる可能性があるので、利得制御が要求され得る。加えて、VHT−STFを用いて、タイミング・オフセット及び周波数オフセットへの更新が完了し得る。
VHT−LTF、VHT−SIG−B、及び、DATAフィールドは、該プリアンブルの第1部分又は全方向部分よりも多くのOFDMトーンを利用することができる。従って、これらのフィールドの各々は、DATAと同じ数のトーンを利用することができる。20MHz及び40MHzの802.11ac送信に関しては、トーンの数は802.11n標準と適合するように選ばれる。80MHz及び160MHzの802.11ac送信に関しては、トーンの数は、それぞれ、242及び484になるように選ばれ得る。
20MHzの802.11ac送信に関しては、VHT−SIG−Bフィールドは、26ビットのデータ(BPSK及び符号化率1/2が用いられた場合、52個のトーン)を運ぶ。40MHzの802.11ac送信に関しては、VHT−SIG−Bフィールドは、54ビットのユニーク・データか、各20MHzサブバンド内の同じ27ビットのデータのどちらかを運び得る。VHT−SIG−Bフィールドの80MHz送信は、各20MHzサブバンド内の29ビットのデータか、もしくは各40MHzサブバンド内の58ビットのデータか、もしくは117ビットのデータを運び得る。160MHz送信に関しても、同様の選択が行われ得る。BPSK及び符号化率1/2はここに例として用いられているが、他の変調スキーム及び/又は符号化率がここに本システム及び本方法に従って用いられても良く、それは異なる数のビットが各シンボル内に含まれることを可能にする、ことは留意されるべきである。表(2)は、ここに開示されたシステム及び方法に基づいて用いられ得る信号帯域幅毎のビットの数、及び、データ・トーンの数を示している。
Figure 0005579921
幅の広い帯域幅信号に関する余分なビットは信号の追加の容量に対して用いられることもあり、それは、20MHzより多くの信号帯域幅が用いられる場合に可能である。例えば、80MHz信号が4つの独立した20MHz信号(ストリーム)からなり、ここで、各20MHz信号は異なる符号化されたストリームのデータを運んでもよい。これらのストリームの各々は、異なる変調・符号化を有し得る(例えば、異なる変調・符号化スキーム(MCS)を用いる)。加えて、各ストリームは異なる数のバイトを有し得る。さらに、各ストリームは、802.11n型の、集合媒体アクセス制御(MAC)プロトコル・データ・ユニット(A−MPDU)、又は、集合物理層集中手順(physical layer convergence procedure:PLCP)プロトコル・データ・ユニット(PPDU)などの、異なる量のパケット集合を有することができ、例えば、ここで各PPDUは、その自身のVHT−SIG−Bフィールドを運ぶ。こうした全ての特性は、それぞれ20MHzストリーム内に運ばれたVHT−SIG−Bフィールド・ビットによって表され、かつ、シグナルされ得る。
ここに開示されたシステム及び方法が適用され得るような、1つの構成に関するさらなる詳細が、以後与えられる。この構成では、複数の動作番号が指定されている。異なる構成では異なる動作番号が用いられ得る、ことは留意されるべきである。この例では、サウンドされた送信(Tx)アンテナの最大数は8である。これは、適度な複雑さ、コスト、及び、プリアンブル長トレードオフを提供し得る。シングル・ユーザ(SU)の場合の空間ストリームの最大数(NSS)は、8になり得る。もし8個の送信アンテナがサウンドされ得るならば、最大で8個の空間ストリームまでに関する固有のサポートがある。
マルチ・ユーザの場合、(例えば、アクセス・ポイント、クライアント、局、無線通信デバイス、などの)ユーザ毎の空間ストリームの最大数(NSS)は、この例では4である。もし複数のユーザが空間ストリームを共有し得るならば、この数を8よりも小さいものにするのが自然である。また、これは、ベリー・ハイ・スループット信号フィールド(VHT−SIG)サイズ制限にも適合し、かつ要求された代表ビットの数を減少させる。マルチ・ユーザの場合のユーザを統合した空間ストリームの最大数(NSS)は、この例では8である。もし8個の送信アンテナがサウンドされ得るならば、最大で8個の空間ストリームまでに関する固有のサポートがある。
マルチ・ユーザのユーザの最大数は4になり得る。より大きな数は、媒体アクセス制御(MAC)層及び/又は物理(PHY)層の複雑さを著しく増大させ得る。これは、VHT−SIGのサイズ制限に適合し、かつ要求された代表ビットの数を減少させる。
8のようにサウンドされた送信アンテナの最大数を持つことは、プロジェクト認可要請(PAR)要求にあう(例えば、IEEE標準委員会プロジェクト認可要請(PAR)要求)。シングル・ユーザの場合に関しては、NSS=8を伴う8個のアンテナが、500メガビット毎秒(Mbps)よりも多いスループットを可能にすることができる。マルチ・ユーザの場合に関しては、8個のアンテナ・サウンディングが、1ギガビット毎秒(Gbps)よりも多いスループットを可能にし得る。さらに、8個のアンテナよりも多くを含むように、アクセス・ポイント(AP)及び局(STA)に物理的制限がかけられ得る。加えて、16個のアンテナ・サウンディングに向かうことは、プリアンブル長を増大させる。さらに、また、たとえフレーム・プリアンブル内で有効な限られた数のビットがあるとしても、サウンドされたアンテナの数を表すように要求されたビットの数もまた増大する。
シングル・ユーザの場合に8としての最大数空間ストリーム(NSS)を持つことは、PAR要求にあう。シングル・ユーザの場合に関しては、8個の空間ストリームが、500Mbpsよりも多いスループットを可能にし得る。空間ストリームの最大数(NSS)は、サウンドされたアンテナの最大数よりも少ないか、あるいはそれに等しい、ということは留意されるべきである。
マルチ・ユーザの場合にユーザ毎の空間ストリームの最大数(NSS)を4として持つことは、PARの要求にあう。マルチ・ユーザ送信に関しては、NSS=4の2つの送信が、1Gbpsよりも多いスループットを可能にし得る。もし複数のユーザが空間ストリームを共有し得るならば、この数を8よりも少ないものにするのは自然である。これは、VHT−SIGフィールドのサイズ制限に適合し、要求された代表ビットの数を減少させる。例えば、マルチ・ユーザ送信に関してユーザ毎に空間−時間ストリームの数(NSTS)を定義するように、3個のビットが要求され得る。分解可能ロング・トレーニング・フィールド(LTF)に関しては、ベリー・ハイ・スループット信号フィールドA(VHT−SIG−A)内にこれらのビットが含まれ得る。
マルチ・ユーザの場合にユーザにわたって合計した空間ストリームの最大数(NSS)を8として持つことは、PARの要求にあう。マルチ・ユーザ送信に関しては、空間ストリームの数(NSS)=8の和が、1Gbpsよりも多いスループットにつながり得る。もし8個の送信アンテナがサウンドされ得るならば、最大で8個の空間ストリームまでに関する固有のサポートがある。
マルチ・ユーザのユーザの最大数を4として持つことは、PARの要求にあう。例えば、4のユーザ及びユーザ毎の2個のストリームを伴うマルチ・ユーザ送信は、1Gbpsよりも多いスループットを可能にする。数が多くなるほど、MAC層及び/又はPHY層の複雑さを著しく増大させる。例えば、各ユーザ・ストリームは、別々に暗号化され、かつ変調される必要があるかもしれない。しかし、マルチ・ユーザの場合に4のユーザの最大値を持つことは、VHT−SIGのサイズ制限に適合し、かつ要求された代表ビットの数を減少させる。NSSビットが、VHT−SIG−A内の各ユーザに関して事前に割り当てられ得る、ことは留意されるべきである。しかし、4マルチ・ユーザのユーザを伴っても、ほとんどのVHT−SIG−Aビットは、すでに割り当てられている。
フレーム・プリアンブルの1つの構成は、次の特徴を含み得る。該フレーム・プリアンブルは、第2VHT−SIG−フィールド・シンボル(例えば、VHT−SIG−A2)に対して、90度回転を用いて、ベリー・ハイ・スループット自動検出を提供し得る。このフレーム・プリアンブルは、802.11a/nで用いられたものと同一である、VHT−SIGフィールドに関する変調、すなわち、符号化率1/2を持つ2相位相変調(BPSK)を用い得る。グリーンフィールド(Greenfield)フォーマット無しで、単一のフレーム・プリアンブルが用いられ得る。
この構成では、該フレーム・プリアンブルは、複数のフィールド、すなわち、L−STF、L−LTF、L−SIGフィールド、(例えば、VHT−SIG−A1フィールド又はシンボル、及び、VHT−SIG−A2フィールド又はシンボルを含み得る)VHT−SIG−Aフィールド、VHT−STF、1つ又は複数のVHT−LTF、(例えば、1つのシンボルを含み得るような)VHT−SIG−Bフィールド、及び、VHT−DATAフィールドを含み得る。該プリアンブルは、変数Tで決まる長さを持つ、6Mbpsのレートを有し得る。VHT−SIG−A内の第2シンボル(例えば、VHT−SIG−A2)は、VHT−SIG−A内の第1シンボル(例えば、VHT−SIG−A1)に比べて90度回転した、変調又はコンステレーション・マッピングを用い得る。したがって、VHT−SIG−A2は、VHT自動検出のために用いられ得る。
何れの802.11n自動検出アルゴリズムが現在の802.11n受信機にインプリメントされるかに関わらず、この自動検出に対するアプローチは、(例えば、802.11nパケットのような)現在の802.11n受信機の信頼性のあるスプーフィングを提供することができる。また、このアプローチは、(例えば、BPSK対直交2相位相変調(QBPSK)に関する)最大ユークリッド距離を持つ、信頼性のある802.11ac自動検出も提供する。第1VHT−SIG−Aシンボル(例えば、VHT−SIG−A1)の変調をマニピュレートするのは危険になり得る、ということは留意されるべきである。802.11n自動検出の多様な現在のインプリメンテーションを考えると、他のアプローチでのように、任意の特定の802.11n自動検出アプローチを想定するのは、公平ではないかもしれない。例えば、そのような想定を行うことは、802.11nデバイスがハイ・スループット信号フィールド(HT−SIG)の誤った検出、及び、エネルギー・ディテクション・クリアー・チャネル・アセスメント(ED−CCA)ステージへ向かう、ことをより起こりうるようにすることができる。
検出のタイミングに関して、VHT−STF自動利得制御(AGC)は、(VHT検出よりも前に)おおよその高速フーリエ変換(FFT)処理時間によって延長され得る。802.11acデバイスは、ハイヤー・スループットをサポートするように高速なクロックを作動することができる。従って、AGC演算は、ハイ・スループット(HT)デバイスよりも高速になり得る。1つの構成では、前記第1VHT−LTFに関するガード・インターバル(GI)の部分が、AGC演算のために用いられ得る。AGC計算よりもさらに複雑な機能(例えば、ダウンリンク・マルチユーザ(DL−MU)機能、高速復号器、など)が、802.11acに関して要求され得る。従って、VHT−AGCエンハンスメントは瑣末なことになり得る。その結果、信頼性のあるレガシー・スプーフィングは、AGCエンハンスメントの余計な複雑さよりもさらに重要になり得る。
VHT−SIGフィールドの変調については、VHT−SIGフィールドを変調するために最低可能なMCSを使用し続けるのが好ましくなり得る。例えば、最大範囲を保証するためにMCS0が用いられても良い。これは、該ヘッダーが該データ・フィールドよりも悪くは無い、ことを確実にし得る。
グリーンフィールド(GF)フォーマットに関しては、第2プリアンブル・フォーマットは定義しないのが好ましくなり得る。802.11nでは、該GFフォーマットは、これまでは限定された用法だけを有してきている。しかし、802.11n内のGFフォーマットを支持するオーギュメントのうちの1つは、802.11aの限定された使用による5GHz範囲内のグリーン・スペースの存在であった。それにも関わらず、802.11nの5GHz配備がない場合、802.11acタスク・グループ(TGac)に対するポイントもない。従って、本想定は、802.11nの5GHz配備があるだろう、というものになる。802.11nと同様に、複数のプリアンブル・タイプを有することは、小さな物理層(PHY)効率改善に関する自動検出の難易度を上げる。従って、該PHY改善は、GF保護交換によってオフセットになり得る。
ここに開示されたシステム及び方法に基づいて、以後いくつかのプリアンブル設計のゴールが与えられる。1つのゴールは、下位互換である。例えば、該プリアンブル設計は、強固なレガシー802.11a延期及び強固なレガシー802.11n延期を可能にすることができる。別のプリアンブル設計のゴールは、(例えば、ミックス・モード(MM)及びGFに関する、)802.11n、802.11aの間の信頼性のある自動検出、及びVHTプリアンブルである。別のゴールは、シングルユーザ(SU)の場合及びマルチユーザ(MU)の場合に単一のプリアンブル構造を有することである。別の設計のゴールは、VHT−SIGフィールドによるVHT PHY情報のシグナリングを可能にすることである。各サブチャネルにおける、広いチャネルに関するトレーニング、及び検出、及び延期は、さらなるゴールである。まだ他のプリアンブル設計のゴールは、低いピーク対平均パワー比(PAPR)を伴うプリアンブルを有することと、全プリアンブルの長さを最小化するかあるいは減少させることと、を含んでいる。
ここに開示されたシステム及び方法の1つの構成では、スプーフィング及び自動検出は次のように実行され得る。L−SIGスプーフィングは、802.11a受信機と802.11n受信機の両方のために用いられ得る。例えば、これは、802.11a/g受信機に関して、802.11nスプーフィングとして行われ得る。1つの構成では、本ビット・レートは6Mbpsになる可能性があり、ここで、長さ/レートは期間を指す。VHT−SIGシンボルに対して90度回転したBPSK(QBPSK)は、VHT自動検出のために用いられ得る。802.11n受信機は、該パケットを、802.11aパケット(L−SIGスプーフィング)のように取り扱うだろう。
以後、MUパケットに関するVHT−SIG内の集合ビットに対するいくつかの追加の詳細が与えられる。再びVHT−SIG内のパケットの期間を示す必要はないかもしれない。例えば、長さの情報はL−SIGフィールドから得ることができる。集合MACプロトコル・データ・ユニット(A−MPDU)構造は、個々のMPDUに関する長さの情報を提供するように用いられ得る。A−MPDUが常にVHTフレームとともに用いられる、ことは要求されるかもしれない。該MAC層は、各パー・ユーザ・ストリームに関して、フレームを最後のバイトまで満たすA−MPDUを提供することができ、かつ、該PHY層は、0−7ビットのパディングを提供する。また、SUパケットにおいてもこの同じパディング・スキームが定義され得る。従って、「集合」ビットは、VHT−SIG内では必要とされなくても良い。
MUの場合には、VHT−SIG−Aフィールドは、全てのクライアントに「共通な」ビットを含み得る。例えば、VHT−SIG−Aフィールドは、各ユーザに関する空間−時間ストリームの数(NSTS)を示すことができる。(例えば、サウンディングによって、もしくは、管理フレームを経由して)DL−MUパケットが用いられるよりも前に、前述のマルチユーザ・グループ及び、ユーザ識別(ID)指定フレーム交換が必要になるかもしれない、ということは留意されるべきである。従って、各ユーザは、VHT−SIG−Aフィールドからその自身のNSTS情報を得ることができるかもしれない。
VHT−SIG−Bフィールドは、ユーザ特定情報(例えば、変調・符号化率)を含み、かつ異なるクライアントに関して空間的に多重化され得る。VHT−SIG−Bフィールドは、VHT−SIG−Bを復号する前に、DL−MU内でより良い受信機側の干渉緩和を可能にするために、全てのVHT−LTFの後に置かれる。これは、各クライアントに、全てのユーザを通して空間ストリームの総数をトレインするために必要なくらい多くのLTFを得ることを要求し、これは「分解可能VHT−LTF」と呼ばれる。全てのクライアントが受信機側の干渉緩和をサポートしない場合、もしくは干渉緩和が要求されない場合は、「非分解可能VHT−LTF」が選択され得る。
VHT−SIGフィールドに関する考慮は、帯域幅、ショートGI、グループ識別(ID)フィールド、MCS、空間−時間ブロック符号化(STBC)、サウンディング、スムージング、符号化タイプ、巡回冗長検査(CRC)、及び、テイルを含んでいる。
これから図を参照して多様な構成を説明するが、ここで、類似の参照数字は、機能的に類似した要素を指す。ここに、図に示されかつ一般的に記載されたシステム及び方法は、多種多様の異なる構成でアレンジされ設計されることができる。従って、図に表したように、以下の複数の構成のより詳細な説明は、要求された範囲に限定するように意図されたわけではなく、システム及び方法の代表に過ぎない。
図1は、フレームに関するトーンを割り当てるためのシステム及び方法がインプリメントされ得るような送信通信デバイス102の1つの構成、及び、フレームに関するトーンを受け取るためのシステム及び方法がインプリメントされ得るような受信通信デバイス142の1つの構成を示すブロック図である。該送信通信デバイス102は、1つ又は複数の受信通信デバイス142に対して伝送されるペイロード・データ104及び/又はプリアンブル・データ116を受け取るための入力を持つ符号器106を含むことができる。該ペイロード・データ104は、声、映像、音響、及び/又は、その他のデータを含むことができる。該プリアンブル・データ116は、データ・レート、変調・符号化スキーム(MCS)、チャネル帯域幅、などを指定する情報などの、制御情報を含むことができる。該符号器106は、前方向誤り訂正(FEC)、暗号化、パケッティング、及び/又は、無線伝送と共に使用するために知られるその他の符号化に関するデータ104、116を符号化してもよい。
コンステレーション・マッパ110は、該符号器106によって提供されるデータをコンステレーションにマップする。例を挙げると、該コンステレーション・マッパ110は、2相位相変調(BPSK)、直交振幅変調(QAM)、などの変調スキームを用いることができる。直交振幅変調(QAM)が用いられるところでは、例えば、該コンステレーション・マッパ110は、各シンボル期間当たり、各データ・サブキャリア140当たり、各空間ストリーム138当たり、2ビットを提供するかもしれない。さらに、該コンステレーション・マッパ110は、各シンボル期間当たり、各データ・サブキャリア140当たり、各空間ストリーム138当たり、16−QAMコンステレーション信号を出力し得る。64−QAMなどの、その他の変調が用いられても良く、それらは、シンボル期間ごとに、データ・サブキャリア140ごとに、空間ストリーム138ごとに、6ビットを消費することになるだろう。また、その他の変形例も可能である。
該コンステレーション・マッパ110の出力は、空間−時間−周波数マッパ108に対して供給され、該マッパ108は該データを該送信機の空間−時間−周波数(STF)次元にマップする。該次元は、多様な構成物又はリソースを表し、これでデータの割り当てが可能になる。所定のビット又はビットの組(例えば、ビットのグルーピング、コンステレーション・ポイントに相当するビットの組、など)は、該次元のうちの特定の場所にマップされ得る。一般的に、次元のうちの異なる場所にマップされるビット及び/又は信号は、それらが、いくらかの可能性とともに、1つ又は複数の受信通信デバイス142で区別可能になると期待されるように、送信通信デバイス102から送信される。1つの構成では、該空間−時間−周波数マッパ108は、空間−時間ブロック符号化(STBC)を実行することができる。
(いくらかの可能性とともに)異なる空間ストリーム138に対する該伝送が受信機で区別可能となり得るように、該送信通信デバイス102から1つ又は複数の空間ストリーム138が送信され得る。例えば、1つの空間的次元に対してマップされるビットは、1つの空間ストリーム138として伝送される。その空間ストリーム138は、他のアンテナ132から空間的に隔てられたその自身のアンテナ132、複数の空間的に隔てられたアンテナ132を介するその自身の直交重ね合わせ、その自身の偏向、などに対して伝送され得る。(空間にアンテナ132を分離することを含む)空間ストリーム138分離のための多くの技法(、あるいは、例えば受信機でその信号を区別できるようにするその他の技法)は、公知であり、使用されることができる。
図1に示した例では、同じあるいは異なる数のアンテナ132a−n(例えば、1つ又は複数)を用いて伝送される1つ又は複数の空間ストリーム138がある。いくつかの事例では、1つ又は複数のその他の空間ストリーム138の不活性化のせいで、1つの空間ストリーム138だけが有効になり得た。
該送信通信デバイス102が複数の周波数サブキャリア140を用いるような場合には、該空間−時間−周波数マッパ108が、いくつかのビットを1つの周波数サブキャリア140に対してマップし、その他のビットを別の周波数サブキャリア140に対してマップし得るように、周波数次元に関する複数の値がある。その他の周波数サブキャリア140は、ガード・バンド、パイロット・トーン・サブキャリア、又はデータ104、116を運ばない(あるいは必ずしも運ぶわけではない)類似のものとして確保され得る。例えば、1つ又は複数のデータ・サブキャリア140及び1つ又は複数のパイロット・サブキャリア140があっても良い。いくつかの事例又は構成においては、一度に全てのサブキャリア140が励起され得るわけではない、ことは留意されるべきである。例を挙げると、フィルタリングを可能にするために、いくつかのトーンは励起され得ない。1つの構成では、該送信通信デバイス102は、複数のサブキャリア140の伝送のために直交周波数分割多重(OFDM)を利用することができる。例を挙げると、該空間−時間−周波数マッパ108は、用いた多重化スキームに従って、(符号化された)データ104、116を、空間、時間、及び/又は周波数リソースに対してマップし得る。
該時間の次元はシンボル期間を指す。異なるシンボル期間には異なるビットが割り当てられ得る。複数の空間ストリーム138、複数のサブキャリア140、及び複数のシンボル期間があるところでは、1つのシンボル期間のための伝送は、「OFDM(直交周波数分割多重) MIMO(多入力・多出力)シンボル」と呼ばれ得る。単一シンボルごとのビットの数(例えば、用いたコンステレーションの数のlog2)に空間ストリーム138の数を掛け、データ・サブキャリア140の数を掛け、シンボル期間の長さを割ることによって、符号化されたデータに関する伝送速度が定まり得る。
従って、該空間−時間−周波数マッパ108は、ビット(又は入力データのその他のユニット)を、1つ又は複数の空間ストリーム138、データ・サブキャリア140及び/又はシンボル期間に対してマップし得る。分離した空間ストリーム138は、分離したパスを用いて、生成され、かつ/又は伝送され得る。いくつかのインプリメンテーションでは、これらのパスは別個のハードウェアとともにインプリメントされ、一方でその他のインプリメンテーションでは、パス・ハードウェアが1つの空間ストリーム138よりも多くのために再利用されるか、あるいはパス・ロジックが、1つ又は複数の空間ストリーム138に関して実行するソフトウェア内でインプリメントされる。より具体的に言うと、該送信通信デバイス102に示された要素の各々は、単一のブロック/モジュール又は複数のブロック/モジュールとしてインプリメントされ得る。例を挙げると、該送信機無線周波数ブロック126の要素は、各々アンテナ132a−nに相当する単一のブロック/モジュール又は複数の平行ブロック/モジュール(例えば、各々空間ストリーム138)としてインプリメントされ得る。ここに用いたような、用語「ブロック/モジュール」及びその変化例は、ハードウェア、ソフトウェア、又は両方の組み合わせにおいて、特定の要素又はコンポーネントがインプリメントされ得る、ことを示し得る。
該送信通信デバイス102は、パイロット・ジェネレータ・ブロック/モジュール130を含むことができる。該パイロット・ジェネレータ・ブロック/モジュール130は、パイロット・シーケンスを生成することができる。パイロット・シーケンスはパイロット・シンボルのグループでも良い。1つの構成では、例として、該パイロット・シーケンスの値は、特定の位相、振幅、及び/又は、周波数を持つ信号によって表され得る。例えば、「1」は特定の位相及び/又は振幅を持つパイロット・シンボルを意味し、一方で「−1」は、異なる(例えば、反対のあるいは逆の)位相及び/又は振幅を持つパイロット・シンボルを意味し得る。
いくつかの構成では、該送信通信デバイス102は擬似ランダム・ノイズ・ジェネレータ128を含むことができる。該擬似ランダム・ノイズ・ジェネレータ128は、該パイロット・シーケンスをスクランブルさせるために用いられた擬似ランダム・ノイズ・シーケンス又は信号(例えば、数値データ)を生成することができる。例えば、連続OFDMシンボルのためのパイロット・シーケンスは、該擬似ランダム・ノイズ・シーケンスからの連続数を掛けられ、それによってOFDMシンボルごとのパイロット・シーケンスをスクランブルする。パイロット・シーケンスが受信通信デバイス142に送られる場合、受け取られたパイロット・シーケンスはパイロット・プロセッサ148によってアンスクランブルされ得る。
該空間−時間−周波数マッパ108の出力は、周波数及び/又は空間次元にわたって拡散され得る。パイロット挿入ブロック/モジュール112は、パイロット・トーンを該パイロット・トーン・サブキャリア140に挿入する。例えば、該パイロット・シーケンスは、特定のインデックス114でサブキャリア140に対してマップされ得る。例を挙げると、パイロット・シーケンスからのパイロット・シンボルは、データ・サブキャリア140及び/又はその他のサブキャリア140とともに撒き散らされるサブキャリア140に対してマップされ得る。すなわち、パイロット・シーケンス又は信号は、データ・シーケンス又は信号と組み合わされ得る。いくつかの構成では、1つ又は複数の直流(DC)トーンは、インデックス0に集中し得る。
いくつかの構成では、該組み合わされたデータ及びパイロット信号は、循環ブロック/モジュール(図1には示されていない)に対して供給され得る。該循環ブロック/モジュールは、パイロット・シンボル及び/又はデータ・シンボルを循環させるために循環係数又は増倍率を用い得る。例えば、該循環ブロック/モジュールは、VHT自動検出を提供するためにVHT−SIG−A2シンボルを循環させ得る。
該送信通信デバイス102は、帯域幅決定ブロック/モジュール118を含むことができる。該帯域幅決定ブロック/モジュール118は、1つ又は複数の受信通信デバイス142に対して、伝送のために用いられるチャネル帯域幅を決定することができる。この決定は、受信通信デバイス142互換性、(伝送チャネルを用いるための)受信通信デバイス142の数、チャネル品質(例えば、チャネル・ノイズ)、及び/又は受け取られたインジケータ、などの、1つ又は複数のファクターに基づき得る。1つの構成では、該帯域幅決定ブロック/モジュール118は、信号送信に関する帯域幅が、20MHzか、40MHzか、80MHzか、あるいは160MHzか、を決定することができる。
該帯域幅決定ブロック/モジュール118は、1つ又は複数のブロック/モジュールに対して帯域幅決定の指示を与えることができる。例えば、この帯域幅の指示は、該空間−時間−周波数マッパ108、該パイロット挿入ブロック/モジュール112、及び/又は、該パイロット・ジェネレータ130に対して与えられ得る。加えて、あるいはその代わりに、該帯域幅の指示は、プリアンブル・データ116の一部として与えられ得る。例を挙げると、該帯域幅の指示を表すために、該プリアンブル・データ116内の1つ又は複数のビットが割り当てられ得る。加えて、あるいはその代わりに、該帯域幅の指示は、暗に、プリアンブル・データ116内に指示され得る。このようにして、この帯域幅の指示は1つ又は複数の受信通信デバイス142に対してシグナルされ得る。これは、該1つ又は複数の受信通信デバイス142が、該選択されたチャネル・帯域幅を用いて、プリアンブル・データ116を受け取ることを可能にし得る。
該空間−時間−周波数マッパ108は、該帯域幅の指示を用いて、複数のトーン(例えば、サブキャリア140)に対して該プリアンブル・データ116をマップすることができる。例えば、ここに開示されたシステム及び方法は、(例えば、該帯域幅の指示によって指定されたような)チャネル帯域幅に基づく該プリアンブル・データ116の伝送に関する該送信通信デバイス102によって用いられ得るサブキャリア140か、または、複数のOFDMトーンを定義することができる。また、該OFDMトーンの数は、特定のプリアンブル・フィールドによっても指定され得る。例えば、上記の表(1)に示されたとおり、該空間−時間−周波数マッパ108は、該帯域幅決定及び該プリアンブル・フィールドに基づいたOFDMトーンの数に対して、プリアンブル・データ116をマップし得る。例えば、現在のフィールドがVHT−SIG−Bであり、かつ帯域幅の指示が80MHzの帯域幅を指定する場合、該空間−時間−周波数マッパ108は234個のOFDMトーン又はサブキャリア140に対してプリアンブル・データ116をマップすることができ、パイロットに関する8個のOFDMトーン及びDCトーンとして3個のサブキャリア140を残す。いくつかの構成では、該空間−時間−周波数マッパ108は、トーンの数を決定するためにルックアップ表を用いるか、あるいは指定された帯域幅用にサブキャリアを用い得る。
より具体的に言うと、決定された帯域幅が20MHzの場合、送信通信デバイス102は、L−STFに関しては12個のOFDMトーンを、L−LTFに関しては52個のOFDMトーンを、L−SIGフィールドに関しては52個のOFDMトーンを、VHT−SIG−A1フィールド又はシンボルに関しては52個のOFDMトーンを、VHT−SIG−A2フィールド又はシンボルに関しては52個のOFDMトーンを、VHT−STFに関しては12個のOFDMトーンを、1つ又は複数のVHT−LTFに関しては(例えば、各々のVHT−LTFに関しては)56個のOFDMトーンを、VHT−SIG−Bフィールドに関しては56個のOFDMトーンを、及び/又は、DATAフィールドに関しては56個のOFDMトーンを割り当てることができる。決定された帯域幅が40MHzの場合、送信通信デバイス102は、L−STFに関しては24個のOFDMトーンを、L−LTFに関しては104個のOFDMトーンを、L−SIGフィールドに関しては104個のOFDMトーンを、VHT−SIG−A1フィールド又はシンボルに関しては104個のOFDMトーンを、VHT−SIG−A2フィールド又はシンボルに関しては104個のOFDMトーンを、VHT−STFに関しては24個のOFDMトーンを、1つ又は複数のVHT−LTFに関しては114個のOFDMトーンを、VHT−SIG−Bフィールドに関しては114個のOFDMトーンを、及び/又は、DATAフィールドに関しては114個のOFDMトーンを割り当てることができる。帯域幅が80MHzの場合、送信通信デバイス102は、L−STFに関しては48個のOFDMトーンを、L−LTFに関しては208個のOFDMトーンを、L−SIGフィールドに関しては208個のOFDMトーンを、VHT−SIG−A1フィールド又はシンボルに関しては208個のOFDMトーンを、VHT−SIG−A2フィールド又はシンボルに関しては208個のOFDMトーンを、VHT−STFに関しては48個のOFDMトーンを、1つ又は複数のVHT−LTFに関しては242個のOFDMトーンを、VHT−SIG−Bフィールドに関しては242個のOFDMトーンを、及び/又は、DATAフィールドに関しては242個のOFDMトーンを割り当てることができる。決定された帯域幅が160MHzの場合、送信通信デバイス102は、L−STFに関しては48個のOFDMトーンを、L−LTFに関しては416個のOFDMトーンを、L−SIGフィールドに関しては416個のOFDMトーンを、VHT−SIG−A1フィールド又はシンボルに関しては416個のOFDMトーンを、VHT−SIG−A2フィールド又はシンボルに関しては416個のOFDMトーンを、VHT−STFに関しては48個のOFDMトーンを、1つ又は複数のVHT−LTFに関しては484個のOFDMトーンを、VHT−SIG−Bフィールド又はシンボルに関しては484個のOFDMトーンを、及び/又は、DATAフィールドに関しては484個のOFDMトーンを割り当てることができる。
またいくつかの構成では、該パイロット・ジェネレータ130に対しても該帯域幅の指示が与えられ得る。該パイロット・ジェネレータ130は、帯域幅の指示を用いて、適当な数のパイロット・シンボルを生成することができる。例えば、該パイロット・ジェネレータ130は、(242個のOFDMトーン、すなわち、3個のDCサブキャリア140を持つ8個のパイロット・トーン及び234個のデータ・トーンと共に、)80MHz信号に関して8個のパイロット・シンボルを生成することができる。
いくつかの構成では、該パイロット挿入ブロック/モジュール112に対して該帯域幅の指示がさらに与えられ得る。該パイロット挿入ブロック/モジュール112は、この指示を用いてパイロット・シンボル挿入に関してサブキャリア・インデックス114を決定することができる。例を挙げると、インデックス−103、−75、−39、−11、11、39、75、及び103でパイロット・シンボルが挿入されるであろう、ことを80MHz帯域幅は示し得る。
該データ及び/又はパイロット信号は、逆離散フーリエ変換(IDFT)ブロック/モジュール120に対して供給される。該逆離散フーリエ変換(IDFT)ブロック/モジュール120は、挿入されたパイロット・トーン及びデータ104、116の周波数信号を、シンボル期間に関する時間領域のサンプル及び/又は空間ストリーム138を介して信号を表す時間領域の信号へ変換する。1つの構成では、例えば、該IDFTブロック/モジュール120は、256ポイントの逆高速フーリエ変換(IFFT)を実行し得る。
該時間領域の信号は、フォーマッタ122へ供給される。該フォーマッタ(例えば、1つ又は複数のフォーマッティング・ブロック/モジュール)122は、該逆離散フーリエ変換(IDFT)ブロック/モジュール120の出力を受け取り、それを並列信号から直列信号へ変換(P/S)し、循環プリフィックスを加え、かつ/又はガード・インターバル・ウィンドウ機能を実行する、などができる。
該フォーマッタ122出力は、デジタル・アナログ変換器(DAC)124へ供給され得る。該デジタル・アナログ変換器(DAC)124は、該フォーマッタ122出力を、1つ又は複数のデジタル信号から1つ又は複数のアナログ信号へ変換することができる。該デジタル・アナログ変換器(DAC)124は、該アナログ信号を、1つ又は複数の送信機無線周波数(TX RF)ブロック126へ供給することができる。
該1つ又は複数の送信機無線周波数ブロック126は、パワー・アンプと結合されても良いし、あるいはパワー・アンプを含んでも良い。該パワー・アンプは、伝送に関して該アナログ信号を増幅することができる。該1つ又は複数の送信機無線周波数ブロック126は、無線周波数(RF)信号を1つ又は複数のアンテナ132a−nに対して出力することができ、それによって、1つ又は複数の受信通信デバイス142によってレシートのために適切に構成された無線媒体を介して、該符号器106に対して入力されたデータ104、116を伝送する。
1つ又は複数の受信通信デバイス142は、該送信通信デバイス102から信号を受信し、かつ、それを用いることができる。例えば、受信通信デバイス142は、受け取られた帯域幅インジケータを用いて、所定の数のOFDMトーン又はサブキャリア140を受け取ることができる。加えて、あるいはその代わりに、受信通信デバイス142は、送信通信デバイス102によって生成されたパイロット・シーケンスを用いて、チャネル、送信機欠陥、及び/又は、受信機欠陥を特徴付けることができ、かつ、その特徴を用いて、該伝送中に符号化されたデータ104、116の受け取りを改善することができる。
例えば、受信通信デバイス142は、1つ又は複数の受信機無線周波数(RX RF)ブロック158にフィードする、(送信通信デバイス102アンテナ132a−n、及び/又は、空間ストリーム138の数より多いか、それらより少ないか、あるいはそれらと同じになり得る)1つ又は複数のアンテナ136a−nを含むことができる。該1つ又は複数の受信機無線周波数(RX RF)ブロック158は、1つ又は複数のアナログ・デジタル変換器(ADC)156に対して、アナログ信号を出力し得る。例えば、受信機無線周波数ブロック158は、ある信号を受信し、かつ、それをダウンコンバートすることができ、該信号はアナログ・デジタル変換器156に対して供給され得る。該送信通信デバイス102と同様に、プロセスされる空間ストリーム138の数が、アンテナ136a−nの数と等しいかどうかはわからない。さらに、多様なビームステアリング、直交化、などの技法が、複数の受信機ストリームに到達するように用いられ得るので、各空間ストリーム138は1つのアンテナ136に限定される必要はない。
該1つ又は複数のアナログ・デジタル変換器(ADC)156は、該受け取られたアナログ信号を1つ又は複数のデジタル信号に変換することができる。こうした1つ又は複数のアナログ・デジタル変換器(ADC)156の出力は、1つ又は複数の時間及び/又は周波数同期ブロック/モジュール154に供給され得る。時間及び/又は周波数同期ブロック/モジュール154は、(例えば、受信通信デバイス142クロックに対して)、時間及び/又は周波数内でデジタル信号を同期もしくは揃え(ようと試み)ることができる。
該時間及び/又は周波数同期ブロック/モジュール154の(同期された)出力は、1つ又は複数のデフォーマッタ152に対して供給され得る。例えば、デフォーマッタ152は、時間及び/又は周波数同期ブロック/モジュール154の出力を受け取り、プレフィックスなどを取り除き、かつ/又は離散フーリエ変換(DFT)処理に関するデータを平行にすることができる。
1つ又は複数のデフォーマッタ152出力は、1つ又は複数の離散フーリエ変換(DFT)ブロック/モジュール150に対して供給され得る。該離散フーリエ変換(DFT)ブロック/モジュール150は、1つ又は複数の信号を、時間領域から周波数領域へ変換することができる。パイロット・プロセッサ148は、(例えば、空間ストリーム138ごとに)該周波数領域の信号を用いて、送信通信デバイス102によって送られた(例えば、空間ストリーム138、周波数サブキャリア140、及び/又は、シンボル期間のグループを介して、)、1つ又は複数のパイロット・トーンを決定することができる。加えて、あるいはその代わりに、該パイロット・プロセッサ148は、該パイロット・シーケンスをデ・スクランブルすることができる。該パイロット・プロセッサ148は、位相、及び/又は、周波数、及び/又は、振幅のトラッキングに関してここに記載された、該1つ又は複数のパイロット・シーケンスを用いることができる。該パイロット・トーンは空間−時間−周波数検出及び/又は復号ブロック/モジュール146に供給されることができ、そのブロック/モジュール146は、多様な次元にわたるデータを検出しかつ/又は復号することができる。該空間−時間−周波数検出及び/又は復号ブロック/モジュール146は、受け取られたデータ144(例えば、送信通信デバイス102によって送信された、ペイロード・データ104及び/又はプリアンブル・データ106の、受信通信デバイス142の推定)を出力することができる。
いくつかの構成では、受信通信デバイス142は、全情報シーケンスの一部として送られた伝送シーケンスを理解している。該受信通信デバイス142は、このような既知の伝送シーケンスを用いて、チャネル推定を行うことができる。パイロット・トーン・トラッキング、処理及び/又はデータ検出及び復号、を助けるために、チャネル推定ブロック/モジュール160は、時間及び/又は周波数同期ブロック/モジュール154からの出力に基づいて、パイロット・プロセッサ148、及び/又は、空間−時間−周波数検出及び/又は復号ブロック/モジュール146に対して、推定信号を供給することができる。その代わりに、デ・フォーマッティング及び離散フーリエ変換が、既知の送信シーケンスに関して、全情報シーケンスのペイロード・データ部分が同一である場合、該推定信号は該離散フーリエ変換(DFT)ブロック/モジュール150からの出力に基づいて、該パイロット・プロセッサ148、及び/又は、該空間−時間−周波数検出及び/又は復号ブロック/モジュール146に供給され得る。
該帯域幅決定ブロック/モジュール134は、該時間/周波数同期ブロック/モジュール154出力を用いて、(受け取られた通信に関する)チャネル帯域幅を決定することができる。例えば、該帯域幅決定ブロック/モジュール134は、チャネル帯域幅を指示する該送信通信デバイス102から帯域幅の指示を受け取ることができる。例を挙げると、該帯域幅決定ブロック/モジュール134は、明白なもしくは暗黙の帯域幅の指示を得ることができる。1つの構成では、帯域幅の指示は、20MHz、40MHz、80MHz、あるいは、160MHzのチャネル帯域幅を指示することができる。該帯域幅決定ブロック/モジュール134は、この指示に基いて受け取られた通信に関する帯域幅を決定することができ、かつ、該パイロット・プロセッサ148に対し、かつ/又は、該空間−時間−周波数検出/復号ブロック/モジュール146に対して決定された帯域幅の指示を与えることができる。
より具体的に言うと、決定された帯域幅が20MHzの場合、受信通信デバイス142は、L−STFに関しては12個のOFDMトーンを、L−LTFに関しては52個のOFDMトーンを、L−SIGフィールドに関しては52個のOFDMトーンを、VHT−SIG−A1フィールド又はシンボルに関しては52個のOFDMトーンを、VHT−SIG−A2フィールド又はシンボルに関しては52個のOFDMトーンを、VHT−STFに関しては12個のOFDMトーンを、1つ又は複数のVHT−LTFに関しては56個のOFDMトーンを、VHT−SIG−Bフィールドに関しては56個のOFDMトーンを、及び/又は、DATAフィールドに関しては56個のOFDMトーンを受け取ることができる。決定された帯域幅が40MHzの場合、受信通信デバイス142は、L−STFに関しては24個のOFDMトーンを、L−LTFに関しては104個のOFDMトーンを、L−SIGフィールドに関しては104個のOFDMトーンを、VHT−SIG−A1フィールド又はシンボルに関しては104個のOFDMトーンを、VHT−SIG−A2フィールド又はシンボルに関しては104個のOFDMトーンを、VHT−STFに関しては24個のOFDMトーンを、1つ又は複数のVHT−LTFに関しては114個のOFDMトーンを、VHT−SIG−Bフィールドに関しては114個のOFDMトーンを、及び/又は、DATAフィールドに関しては114個のOFDMトーンを受け取ることができる。帯域幅が80MHzの場合、受信通信デバイス142は、L−STFに関しては48個のOFDMトーンを、L−LTFに関しては208個のOFDMトーンを、L−SIGフィールドに関しては208個のOFDMトーンを、VHT−SIG−A1フィールド又はシンボルに関しては208個のOFDMトーンを、VHT−SIG−A2フィールド又はシンボルに関しては208個のOFDMトーンを、VHT−STFに関しては48個のOFDMトーンを、1つ又は複数のVHT−LTFに関しては242個のOFDMトーンを、VHT−SIG−Bフィールドに関しては242個のOFDMトーンを、及び/又は、DATAフィールドに関しては242個のOFDMトーンを受け取ることができる。帯域幅が160MHzの場合、受信通信デバイス142は、L−STFに関しては48個のOFDMトーンを、L−LTFに関しては416個のOFDMトーンを、L−SIGフィールドに関しては416個のOFDMトーンを、VHT−SIG−A1フィールド又はシンボルに関しては416個のOFDMトーンを、VHT−SIG−A2フィールド又はシンボルに関しては416個のOFDMトーンを、VHT−STFに関しては48個のOFDMトーンを、1つ又は複数のVHT−LTFに関しては484個のOFDMトーンを、VHT−SIG−Bフィールド又はシンボルに関しては484個のOFDMトーンを、及び/又は、DATAフィールドに関しては484個のOFDMトーンを受け取ることができる。
該パイロット・プロセッサ148は、決定された帯域幅の指示を用いて、該離散フーリエ変換ブロック/モジュール150出力からパイロット・シンボルを抽出することができる。例えば、決定された帯域幅の指示が、帯域幅が80MHzであるように指定する場合、パイロット・プロセッサ148は、インデックス−103、−75、−39、−11、11、39、75、及び、103からパイロット・シンボルを抽出することができる。
該空間−時間−周波数検出/復号ブロック/モジュール146は、決定された帯域幅の指示を用いて、受け取られた信号からプリアンブル・データ及び/又はペイロード・データを検出し、かつ、復号することができる。例えば、現在のフィールドがVHT−SIG−Bフィールドであり、かつ決定された帯域幅の指示が、帯域幅が80MHzであることを指定する場合、(一例として、8個のOFDMトーンがパイロット・トーンであり、かつ3個のサブキャリア140がDCトーンのために用いられる間に、)該空間−時間−周波数検出/復号ブロック/モジュール146は、234個のOFDMトーン又はサブキャリア140からプリアンブル・データを検出しかつ/又は復号することができる。いくつかの構成では、該空間−時間−周波数検出/復号ブロック/モジュール146は、ルックアップ表を用いてトーンの数を決定するか、あるいはサブキャリアを用いて指定された帯域幅を受け取ることができる。
図2は、ここに開示されたシステム及び方法に基づいて用いられ得る通信フレーム200の1つの例を示す図である。該フレーム200は、プリアンブル・シンボル、パイロット・シンボル、及び/又は、データ・シンボルに関する、1つ又は複数のセクション(あるいはフィールド)を含むことができる。例えば、該フレーム200は、802.11acプリアンブル260及びデータ・フィールド282(例えば、DATA又はVHT−DATAフィールド)を備えることができる。1つの構成では、該802.11acプリアンブル260は、40ないし68μsの期間を有し得る。(例えば、受信通信デバイス142によって、)プリアンブル260及び/又はパイロット・シンボルが用いられ得て、該フレーム200内に含まれるプリアンブル116及び/又はペイロード・データ104を同期し、検出し、復調し、かつ/又は、復号することができる。
802.11acプリアンブル260を持つ該フレーム200は、複数のフィールドを含んで構成され得る。1つの構成では、802.11acフレーム200は、レガシー・ショート・トレーニング・フィールド又はノンハイ・スループット・ショート・トレーニング・フィールド(L−STF)266、レガシー・ロング・トレーニング・フィールド又はノンハイ・スループット・ロング・トレーニング・フィールド(L−LTF)268、レガシー信号フィールド又はノンハイ・スループット信号フィールド(L−SIG)270、ベリー・ハイ・スループット信号シンボル又はフィールドA1(VHT−SIG−A1)272、ベリー・ハイ・スループット信号シンボル又はフィールドA2(VHT−SIG−A2)274、ベリー・ハイ・スループット・ショート・トレーニング・フィールド(VHT−STF)276、1つ又は複数のベリー・ハイ・スループット・ロング・トレーニング・フィールド(VHT−LTF)278、ベリー・ハイ・スループット信号フィールドB(VHT−SIG−B)280、及びデータ・フィールド(DATA)282を含むことができる。
該802.11acプリアンブル260は、送信ビームフォーミング及びSDMAを適応させることができる。該プリアンブル260の第1部分又は一部分262は、(例えば、循環ダイバーシティ又は別のスキームを用いて、)全方向に送信され得る。該プリアンブル260のこの第1部分262は、L−STF 266、L−LTF 268、L−SIG 270、VHT−SIG−A1 272、及び、VHT−SIG−A2 274を含むことができる。該プリアンブル260のこの第1部分262は、レガシー・デバイス(例えば、レガシーの仕様、又は、初期の仕様を遵守するデバイス)によって復号可能となり得る。
該802.11acプリアンブル260の第2部分又は一部分264は、全方向に送信され得るか、ビームフォームされ得るか、あるいは、SDMAプリコードされ得る。該プリアンブル260のこの第2部分264は、該VHT−STF 276、1つ又は複数のVHT−LTF 278、及び、該VHT−SIG−B 280を含んでいる。(例えば、データ・フィールド282内の)データ・シンボルは、該プリアンブル260の第2部分264と同一のアンテナ・パターンで送信され得る。また、該データ・フィールド282は全方向に送信され得るか、ビームフォームされ得るか、あるいは、SDMAプリコードされ得る。該プリアンブル260の第2部分264及び該データ・シンボルは、レガシー・デバイスによって(あるいは全ての802.11acデバイスによってさえ)復号可能とはなりえない。
該802.11acプリアンブル260は、レガシー802.11a及び802.11n受信機によって復号可能となるいくつかの制御データを含むことができる。この制御データは、該L−SIG 270内に含まれている。該L−SIG 270内のデータは、全ての受信機に、該伝送がどれくらい長く該無線媒体を占有するかを知らせ、その結果、全てのデバイスは、正確な時間の量に関する伝送を延期し得る。加えて、該802.11acプリアンブル260は、802.11acデバイスが、該伝送と802.11ac伝送とを区別すること(、そして該伝送が802.11a内にあるか、あるいは802.11nフォーマット内にあるかを決定することを避けること)を可能にする。さらに、ここに記載されたシステム及び方法に従う802.11acプリアンブル260は、レガシー802.11a及び802.11nデバイスに該伝送を802.11a伝送として検出させ、該伝送は、L−SIG 270内で有効なデータを持つ有効な伝送である。
ここに開示されたシステム及び方法に基づいて、80MHzの802.11ac信号に関するデータ及びパイロット・トーンの数が定義され得る。これは、20MHzの802.11n信号、及び、40MHzの802.11n信号に関するデータ及びパイロット・トーンの数と比較され得る。20MHzの802.11n信号は、1個の直流(DC)トーンと共に、56個のトーン(52個のデータ、4個のパイロット)を用いる。40MHzの802.11n信号は、3個のDCトーンと共に、114個のトーン(108個のデータ、6個のパイロット)を用いる。ここに開示されたシステム及び方法は、80MHzの802.11ac信号に関して3個のDCトーンと共に、242個のトーン(例えば、234個のデータ・トーン及び8個のパイロット・トーン)の使用を説明する。ここのシステム及び方法に基づいて234個のデータ・トーンを用いることは、簡潔な周波数インターリーバ構成物及び適当なコスト・フィルタリング要求によって動機付けられ得る。また、802.11a信号は、1個のDCトーンと共に52個のトーン(48個のデータ・トーン及び4個のパイロット・トーン)を用いる、ことにも留意しても良い。
ここに記載されたシステム及び方法に基づく802.11acプリアンブル260は、2つの部分又は一部分を備えることができる。第1部分262は全方向に(例えば、循環遅延ダイバーシティを伴って)送信されることができ、第2部分264は全方向に、ビームフォーミングを伴うか、あるいはSDMAプリコーディングを伴って送信され得る。第1又は全方向部分262の第1の3つのフィールド(例えば、L−STF 266、L−LTF 268、L−SIG 270)は、802.11a及び802.11n受信機によって復号可能な信号を含むことができる。さらに、レガシー802.11a及び802.11nデバイスは、このようなレガシー・デバイスがまるで802.11a伝送であるかのように該L−SIG 270を復号するように、該802.11ac伝送が802.11a伝送であることを決定し得る。
ここに開示されたシステム及び方法は、記載された制約を満たす、各プリアンブル260フィールド、及び/又は、データ・フィールド282に関する適当なトーンの数を提供することができる。このトーン割り当ては、表(3)に示されている。より具体的に言うと、表(3)は、多様な信号帯域幅に関する802.11ac伝送のために利用することができるOFDMトーンの数を示す。
Figure 0005579921
L−STF 266は、20MHz信号につき12個のトーンを用い得る。この場合、時間領域の信号は、800ナノ秒(ns)の繰り返し間隔を有し得る。この繰り返し間隔は、高速利得制御、タイミング・オフセット推定、及び、周波数オフセット推定のために用いられ得る。時間領域の信号は、1つの800ns間隔のためだけに考慮される必要があるので、受け取られた信号の強度は、瞬時に測定され得る。レガシー802.11a及び802.11nデバイスは、12個のトーンを期待するだろう。
L−LTF 268及びL−SIG 270は、20MHz信号に関する52個のトーンを用い得る。これは、任意のレガシー802.11a又は802.11nデバイスによる802.11a伝送に関して期待されるもののようになり得る。40MHzの802.11ac信号が伝送される場合、こうしたフィールド268、270の内容は、40MHz信号の各20MHzサブバンドへコピーされ(かつ複素数でスケールされ)得る。すなわち、L−SIGフィールド270は、20MHzで完全に隔てられたDCトーンを持つ2つの20MHzサブバンド内で用いられ得る。従って、トーンの総数は厳密に2倍になる。80MHz及び160MHzに関しては、フィールドがスケールされ、かつ、各々4又は8の20MHzサブバンドにコピーされる、同一の設計が続かれ得る。
L−SIG 270は、802.11a仕様に従って、48個のデータ・トーン及び4個のパイロットを用い得る。40MHz、80MHz、及び160MHzの802.11ac伝送に関しては、(例えば、2相位相変調(BPSK)及び符号化率1/2を用いて、)L−SIGによって運ばれる24ビットのデータは、各々の20MHzサブバンド内に伝送され得る。これは、単一の20MHzチャネルで受け取るだけの、任意のレガシー・デバイスに、L−SIG 270内でデータを復号させ、かつ適切に延期させる。
VHT−SIG−A1シンボル又はフィールド272及びVHT−SIG−A2シンボル又はフィールド274は、20MHz内で52個のトーン(48個のデータ・トーン及び4個のパイロット・トーン)を用い得る。(L−LTF 268に基づいた)チャネル推定がこのようなデータ・トーンに関して完了され得るので、データ・トーンの数はL−SIG 270と同一になり得る。40MHz、80MHz、及び、160MHzの帯域幅に関しては、データ・トーン及びパイロット・トーンの数は、同一の理由でL−LTF 268に続き得る。
VHT−STF 276は、L−STF 266とのように、20MHz信号で12個のトーンを用い得る。この方法で、受信利得制御アルゴリズムは、800ns期間のみを用いて、受信信号強度を瞬時に測定できる。より多くのトーンが用いられる場合、該受信機は正確な信号強度の測定のために長い時間期間待つ必要があるかもしれず、それによって、アナログ受信利得のために割り当てられた時間に制約を置き、それらの新しい値を変化させ、かつ定めさせる。該受け取られた信号強度は、プリアンブル260の第1部分262と比較して、プリアンブル260の第2部分264(及びデータ・フィールド282)とは異なっても良いので、利得制御が要求され得る。加えて、VHT−STF 276を用いて、タイミング及び周波数オフセットへの更新が完了し得る。
1つ又は複数のVHT−LTF 278、VHT−SIG−Bフィールド280、及び、DATAフィールド282が、プリアンブル260の第1又は全方向の部分262よりも多くのOFDMトーンを利用することができる。従って、これらフィールド278、280の各々が、DATAフィールド282と同数のトーンを利用することができる。20MHz及び40MHzの802.11ac伝送に関しては、トーンの数は、802.11n標準とマッチするように選ばれ得る。80MHz及び160MHzの802.11ac伝送に関しては、トーンの数は、それぞれ242、484となるように選ばれ得る。
20MHzの802.11ac伝送に関しては、例えば、BPSK及び1/2の符号化率が用いられる場合、VHT−SIG−B 280は、26ビットのデータを運ぶ。40MHzの802.11ac伝送に関しては、VHT−SIG−Bフィールド280は、54ビットのユニーク・データか又は各20MHzサブバンド内と同じ27ビットのデータのどちらかを運ぶことができる。VHT−SIG−Bフィールド280の80MHz伝送は、各20MHzサブバンド内の29ビットのデータか、又は各40MHzサブバンド内の58ビットのデータか、又は、117ビットのデータを運ぶことができる。160MHz伝送に関して、類似の選択が行われ得る。従って、VHT−SIG−B 280は、帯域幅が20MHzないし40MHzないし80MHzへと増大するにつれて、より多くの情報ビットを運ぶことができる。
20MHzよりも多くの信号帯域幅が用いられる場合に可能である追加の容量をシグナルするために、幅の広い帯域幅信号に関するエクストラ・ビットが用いられ得る。例えば、80MHzの信号は、各20MHz信号が異なる符号化されたデータのストリームを運ぶような、4個の独立した20MHzの信号(ストリーム)から構成され得る。これらのストリームの各々は、(例えば、異なる変調・符号化スキーム(MCS)を用いる)異なる変調及び符号化を有し得る。各ストリームは、異なる数のバイトをさらに有し得る。さらに、各ストリームは、802.11n型集合媒体アクセス制御(MAC)プロトコル・データ・ユニット(A−MPDU)、又は、集合物理層集中手順(PLCP)プロトコル・データ・ユニット(PPDU)、などの異なる量のパケット集合を有しても良く、ここで、各PPDUは、例えばその自身のVHT−SIG−Bフィールド280を運ぶ。このような全ての特性は、そのそれぞれの20MHzストリーム内に運ばれる、VHT−SIG−Bフィールド280ビットによってシグナルされ、かつ、指示され得る。
図3は、複数のフレーム300の例を示す図である。特に、図3は、ここに開示されたシステム及び方法に基づいて、802.11aプリアンブル384、802.11nグリーンフィールド(GF)プリアンブル394、802.11nミックス・モード(MM)プリアンブル325、及び、802.11acプリアンブル360を示している。より具体的に言うと、レガシー802.11aプリアンブル384、レガシー802.11nグリーンフィールド・プリアンブル394、及び、レガシー802.11nミックス・モード・プリアンブル325が示されている。示された該802.11aプリアンブル384は、20μsの期間を有し得る。示された該802.11nグリーンフィールド・プリアンブル394は、28ないし36μsの期間を有し得る。示された該802.11nミックス・モード(MM)プリアンブル325は、36ないし48μsの期間を有し得る。ここに開示されたシステム及び方法に基づいて、示された該802.11acプリアンブル360は、40ないし68μsの期間を有し得る。
該802.11acプリアンブルは、送信ビームフォーミング及びSDMAを適応させることができる。プリアンブル360の第1部分又は一部分362は、(例えば、循環ダイバーシティ又は別のスキームを用いて、)全方向に送信され得る。このプリアンブル360の第1部分362は、L−STF 366、L−LTF 368、L−SIG 370、VHT−SIG−A1 372、及び、VHT−SIG−A2 374を含み得る。このプリアンブル360の第1部分362は、レガシー・デバイス(例えば、レガシーの仕様又は初期の仕様を遵守するデバイス)によって復号可能となり得る。
802.11acプリアンブル360の第2部分又は一部分364は、全方向に送信され得るか、あるいはビームフォームされ得るか、あるいは、SDMAプリコードされ得る。このプリアンブル360の第2部分364は、VHT−STF 376、1つ又は複数のVHT−LTF 378、及び、VHT−SIG−B 380を含んでいる。(例えば、データ・フィールド382内の)データ・シンボルは、プリアンブル360の第2部分364と同じアンテナ・パターンで送信され得る。また、データ・フィールド382も全方向に送信され得るか、ビームフォームされ得るか、あるいは、SDMAプリコードされ得る。データ・シンボル及びプリアンブル360の第2部分364は、レガシー・デバイスによっては(又は全ての802.11acデバイスでさえ)復号可能とはなり得ない。
802.11acプリアンブル360は、レガシー802.11a及び802.11n受信機によって復号可能であるいくつかの制御データを含んでも良い。この制御データは、L−SIG 370内に含まれている。L−SIG 370内のデータは全ての受信機に該伝送がどれくらい長く無線媒体を占有するかを知らせ、その結果、全てのデバイスが正確な時間の量に関するその伝送を延期し得る。加えて、802.11acプリアンブル360は、802.11acデバイスに、該伝送と802.11ac伝送とを区別させ(、該伝送が802.11a内にあるか、もしくは、802.11nフォーマット内にあるかを決定することを避けさせ)るようにする。さらに、ここに記載されたシステム及び方法に従って、802.11acプリアンブル360は、レガシー802.11a及び802.11nデバイスに、該伝送が802.11a伝送であることを信じさせ、該伝送は、L−SIG 370内で有効なデータを持つ有効な伝送である。
レガシー802.11aプリアンブル384は、L−STF 386、L−LTF 388、及び、L−SIG 390を含んでおり、これはデータ・フィールド392と共に送信され得る。802.11nグリーンフィールド(GF)プリアンブル394は、ハイ・スループット・ショート・トレーニング・フィールド(HT−STF) 396、ハイ・スループット・ロング・トレーニング・フィールド1(HT−LTF1) 398、ハイ・スループット信号1(HT−SIG−1) 301、ハイ・スループット信号2(HT−SIG−2) 303、及び、1つ又は複数のハイ・スループット・ロング・トレーニング・フィールド(HT−LTF) 305を含んでおり、それはデータ・フィールド307と共に送信され得る。802.11nミックス・モード(MM)プリアンブル325は、L−STF 309、L−LTF 311、L−SIG 313、HT−SIG−1 315、HT−SIG−2 317、ハイ・スループット・ショート・トレーニング・フィールド(HT−STF) 319、及び、1つ又は複数のHT−LTF 321を含んでおり、それはデータ・フィールド323と共に送信され得る。図3からわかるように、802.11acプリアンブル360に含まれるいくつかのフィールドは、レガシー・プリアンブル384、325内の類似のフィールドに相当する。これは、802.11acプリアンブル360が用いられる場合に、レガシー・デバイスとの下位互換を可能にし得る。
図4は、レガシー信号フィールド(L−SIG) 470、ベリー・ハイ・スループット信号A1(VHT−SIG−A1) 472(例えば、第1シンボル)、及び、ベリー・ハイ・スループット信号A2(VHT−SIG−A2) 474(例えば、第2シンボル)、に関するコンステレーションを示す図である。各コンステレーションは、同位相(I)軸及び直交(Q)軸に示されている。より具体的に言うと、図4は、ここに開示されたシステム及び方法に基づいて、VHT−SIG−Aフィールド内の第1シンボル及び第2シンボルのため、及び、L−SIGフィールドのために用いられ得る変調スキームの例を示している。
送信通信デバイス102は、802.11acフレーム200内のL−SIGフィールド470に関して、BPSK変調と共に符号化率1/2を用いることができる。このスキームでは、「1」の値を持つビットは、同位相軸の+1で、変調シンボルとして表されることができる。加えて、「0」の値を持つビットは、同位相軸の−1で、変調シンボルとして表されることができる。
ここに開示されたシステム及び方法に基づいて、送信通信デバイス102は、802.11acフレーム200内のVHT−SIG−A1 472に関して、BPSK変調と共に符号化率1/2を用いることができる。このスキームでは、「1」の値を持つビットは、同位相軸の+1で、変調シンボルとして表すことができる。加えて、「0」の値を持つビットは、同位相軸の−1で、変調シンボルとして表すことができる。
ここに開示されたシステム及び方法に基づいて、送信通信デバイス102は、802.11acフレーム200内のVHT−SIG−A2 474に関して、QBPSK変調(例えば、90度回転を伴うBPSK変調)と共に符号化率1/2を用いることができる。このスキームでは、「1」の値を持つビットは、直交軸の+1で、変調シンボルとして表されることができる。加えて、「0」の値を持つビットは、直交軸の−1で、変調シンボルとして表されることができる。
図5は、ここに開示されたシステム及び方法に基づく80MHz信号に関する、データ・トーン及びパイロット・トーン543の一例を示す図である。また、20MHzの802.11n信号に関するデータ・トーン及びパイロット・トーン527、及び、40MHzの802.11n信号に関するデータ・トーン及びパイロット・トーン535も示されている。ここに開示されたシステム及び方法に基づいて、80MHzの802.11ac信号に関するデータ・トーン及びパイロット・トーン545a−hの数543が定義され得る。これは、20MHzの802.11n信号に関するデータ・トーン及びパイロット・トーン529a−dの数527、及び、40MHzの802.11n信号に関するデータ・トーン及びパイロット・トーン537a−fの数535と比較され得る。
20MHzの802.11n信号527は、1個の直流(DC)トーン531と共に52個のデータ・トーン及び4個のパイロット・トーン529a−dを含んでいる、56個のトーンを用いる。該データ・トーン及びパイロット・トーン529a−dは、サブキャリア数又はインデックス533に応じて配置され得る。例えば、パイロットA 529aは−21に位置しており、パイロットB 529bは−7に位置しており、パイロットC 529cは7に位置しており、かつ、パイロットD 529dは21に位置している。この場合、単一のDCトーン531は0に位置している。
40MHzの802.11n信号535は、3個のDCトーン539と共に108個のデータ・トーン及び6個のパイロット・トーン537a−fを含んでいる、114個のトーンを用いる。該データ・トーン及びパイロット・トーン537a−fは、サブキャリア数又はインデックス541に応じて配置され得る。例えば、パイロットA 537aは−53に位置しており、パイロットB 537bは−25に位置しており、パイロットC 537cは−11に位置しており、パイロットD 537dは11に位置しており、パイロットE 537eは25に位置しており、かつ、パイロットF 537fは53に位置している。この場合、3個のDCトーン539は−1、0、及び1に位置している。
ここに開示された方法及びシステムは242個のトーンの使用を説明し、それは、80MHzの802.11ac信号543に関する、3個のDCトーン547と共に234個のデータ・トーン及び8個のパイロット・トーン545a−hを含んでいる。該データ・トーン及びパイロット・トーン545a−hは、サブキャリア数又はインデックス549に従って配置され得る。例えば、パイロットA 545aは−103に位置しており、パイロットB 545bは−75に位置しており、パイロットC 545cは−39に位置しており、パイロットD 545dは−11に位置しており、パイロットE 545eは11に位置しており、パイロットF 545fは39に位置しており、パイロットG 545gは75に位置しており、かつ、パイロットH 545hは103に位置している。この場合、3個のDCトーン547は−1、0、及び、1に位置している。ここのシステム及び方法に基づいて234個のデータ・トーンを用いることは、簡潔な周波数インターリーバ構成物及び適当なコスト・フィルタリング要求によって動機付けられ得る。送信通信デバイス102が80MHzのチャネル帯域幅を決定する場合、例えば、該デバイス102は、図5に示した802.11ac信号543に従って、データ・トーン及びパイロット・トーン545a−hに関するサブキャリア140を割り当てることができる。加えて、受信通信デバイス142が80MHzのチャネル帯域幅を決定する場合、例を挙げると、該デバイス142は、図5に示した802.11ac信号543に従って、データ・トーン及びパイロット・トーン545a−hに関するサブキャリア140を受け取ることができる。802.11a信号(図5に示されていない)が1個のDCトーンと共に52個のトーン(例えば、48個のデータ・トーン及び4個のパイロット・トーン)を用いる、ことにも留意しても良い。
図6は、フレームに関するトーンを割り当てるための方法600の1つの構成を示す流れ図である。送信通信デバイス102は、信号送信に関する帯域幅が20MHzか、40MHzか、80MHzか、あるいは、160MHzかを決定し得る(602)。この決定(602)は、受信通信デバイス142互換性、(通信チャネルを用いるための)受信通信デバイス142の数、チャネル品質(例えば、チャネル・ノイズ)、及び/又は受け取られたインジケータ、などの、1つ又は複数のファクターに基づき得る。
決定された帯域幅が20MHzの場合(602)、送信通信デバイス102は、L−STFに関しては12個のOFDMトーンを、L−LTFに関しては52個のOFDMトーンを、L−SIGフィールドに関しては52個のOFDMトーンを、VHT−SIG−A1フィールド又はシンボルに関しては52個のOFDMトーンを、VHT−SIG−A2フィールド又はシンボルに関しては52個のOFDMトーンを、VHT−STFに関しては12個のOFDMトーンを、1つ又は複数のVHT−LTFに関しては56個のOFDMトーンを、VHT−SIG−Bフィールドに関しては56個のOFDMトーンを、及び/又は、DATAフィールドに関しては56個のOFDMトーンを割り当てることができる(604)。決定された帯域幅が40MHzの場合(602)、送信通信デバイス102は、L−STFに関しては24個のOFDMトーンを、L−LTFに関しては104個のOFDMトーンを、L−SIGフィールドに関しては104個のOFDMトーンを、VHT−SIG−A1フィールド又はシンボルに関しては104個のOFDMトーンを、VHT−SIG−A2フィールド又はシンボルに関しては104個のOFDMトーンを、VHT−STFに関しては24個のOFDMトーンを、1つ又は複数のVHT−LTFに関しては114個のOFDMトーンを、VHT−SIG−Bフィールドに関しては114個のOFDMトーンを、及び/又は、DATAフィールドに関しては114個のOFDMトーンを割り当てることができる(606)。
決定された帯域幅が80MHzの場合(602)、送信通信デバイス102は、L−STFに関しては48個のOFDMトーンを、L−LTFに関しては208個のOFDMトーンを、L−SIGフィールドに関しては208個のOFDMトーンを、VHT−SIG−A1フィールド又はシンボルに関しては208個のOFDMトーンを、VHT−SIG−A2フィールド又はシンボルに関しては208個のOFDMトーンを、VHT−STFに関しては48個のOFDMトーンを、1つ又は複数のVHT−LTFに関しては242個のOFDMトーンを、VHT−SIG−Bフィールドに関しては242個のOFDMトーンを、及び/又は、DATAフィールドに関しては242個のOFDMトーンを割り当てることができる(608)。決定された帯域幅が160MHzの場合(602)、送信通信デバイス102は、L−STFに関しては48個のOFDMトーンを、L−LTFに関しては416個のOFDMトーンを、L−SIGフィールドに関しては416個のOFDMトーンを、VHT−SIG−A1フィールド又はシンボルに関しては416個のOFDMトーンを、VHT−SIG−A2フィールド又はシンボルに関しては416個のOFDMトーンを、VHT−STFに関しては48個のOFDMトーンを、1つ又は複数のVHT−LTFに関しては484個のOFDMトーンを、VHT−SIG−Bフィールド又はシンボルに関しては484個のOFDMトーンを、及び/又は、DATAフィールドに関しては484個のOFDMトーンを割り当てることができる(610)。
該送信通信デバイス102は、信号を送信することができる(612)。例えば、該送信通信デバイス102は、該信号にIDFTを実行し、該信号をフォーマットし、該信号をアナログ信号に変換し、かつ、1つ又は複数のアンテナ132a−nを用いて該信号を輻射することができる。
図7は、フレームに関するトーンを受け取るための方法700の1つの構成を示す流れ図である。受信通信デバイス142は、信号受信に関する帯域幅が、20MHzか、40MHzか、80MHzか、あるいは、160MHzかを決定することができる。例えば、受信通信デバイス142は、信号受信に関する帯域幅を指定するインジケータ又はメッセージを受け取ることができる。該インジケータ又はメッセージは、明白になるか、あるいは、暗黙になる、ことは留意されるべきである。例を挙げると、該インジケータ又はメッセージは、帯域幅を指定するビットを明白に含み得る。別の構成では、該インジケータ又はメッセージは、変調タイプの選択、情報オーダリングなどの、別タイプのデータ、あるいは該伝送の特性、に組み込まれ得る。
決定された帯域幅が20MHzの場合(702)、受信通信デバイス142は、L−STFに関しては12個のOFDMトーンを、L−LTFに関しては52個のOFDMトーンを、L−SIGフィールドに関しては52個のOFDMトーンを、VHT−SIG−A1フィールド(又はシンボル)に関しては52個のOFDMトーンを、VHT−SIG−A2フィールド(又はシンボル)に関しては52個のOFDMトーンを、VHT−STFに関しては12個のOFDMトーンを、1つ又は複数のVHT−LTFに関しては56個のOFDMトーンを、VHT−SIG−Bフィールドに関しては56個のOFDMトーンを、及び/又は、DATAフィールドに関しては56個のOFDMトーンを受け取ることができる(704)。決定された帯域幅が40MHzの場合(702)、受信通信デバイス142は、L−STFに関しては24個のOFDMトーンを、L−LTFに関しては104個のOFDMトーンを、L−SIGフィールドに関しては104個のOFDMトーンを、VHT−SIG−A1フィールド(又はシンボル)に関しては104個のOFDMトーンを、VHT−SIG−A2フィールド(又はシンボル)に関しては104個のOFDMトーンを、VHT−STFに関しては24個のOFDMトーンを、1つ又は複数のVHT−LTFに関しては114個のOFDMトーンを、VHT−SIG−Bフィールドに関しては114個のOFDMトーンを、及び/又は、DATAフィールドに関しては114個のOFDMトーンを受け取ることができる(706)。
決定された帯域幅が80MHzの場合(702)、受信通信デバイス142は、L−STFに関しては48個のOFDMトーンを、L−LTFに関しては208個のOFDMトーンを、L−SIGフィールドに関しては208個のOFDMトーンを、VHT−SIG−A1フィールド又はシンボルに関しては208個のOFDMトーンを、VHT−SIG−A2フィールド又はシンボルに関しては208個のOFDMトーンを、VHT−STFに関しては48個のOFDMトーンを、1つ又は複数のVHT−LTFに関しては242個のOFDMトーンを、VHT−SIG−Bフィールドに関しては242個のOFDMトーンを、及び/又は、DATAフィールドに関しては242個のOFDMトーンを受け取ることができる(708)。決定された帯域幅が160MHzの場合(702)、受信通信デバイス142は、L−STFに関しては48個のOFDMトーンを、L−LTFに関しては416個のOFDMトーンを、L−SIGフィールドに関しては416個のOFDMトーンを、VHT−SIG−A1フィールド又はシンボルに関しては416個のOFDMトーンを、VHT−SIG−A2フィールド又はシンボルに関しては416個のOFDMトーンを、VHT−STFに関しては48個のOFDMトーンを、1つ又は複数のVHT−LTFに関しては484個のOFDMトーンを、VHT−SIG−Bフィールド又はシンボルに関しては484個のOFDMトーンを、及び/又は、DATAフィールドに関しては484個のOFDMトーンを受け取ることができる(710)。
図8は、フレームに関するトーンを割り当てるためのシステム及び方法がインプリメントされ得るような、アクセス・ポイント802の1つの構成を示すブロック図である。該アクセス・ポイント802は、1つ又は複数のアクセス端末842に対して送信されるべきペイロード・データ804及び/又はプリアンブル・データ816を受け取るための入力を持つ、符号器806を含むことができる。該ペイロード・データ804は、声、映像、音響、及び/又は、その他のデータを含むことができる。該プリアンブル・データ816は、データ・レートを指定する情報、変調・符号化スキーム(MCS)、チャネル帯域幅、などの制御情報を含むことができる。該符号器806は、前方向誤り訂正(FEC)、暗号化、パケッティング、及び/又は、無線伝送と共に使用するために知られるその他の符号化に関するデータ804、816を符号化することができた。例えば、該符号器806は、畳み込みあるいは低密度パリティ検査(LDPC)符号化を用いて、該データ804、816を符号化することができる。
コンステレーション・マッパ810は、該符号器806によって供給されたデータをコンステレーションにマップする。例を挙げると、該コンステレーション・マッパ810は、2相位相変調(BPSK)、直交振幅変調(QAM)、などの変調スキームを用いることができる。直交振幅変調(QAM)が用いられるところでは、例えば、該コンステレーション・マッパ810は、空間ストリーム838ごとに、データ・サブキャリア840ごとに、シンボル期間ごとに、2ビットを提供することができた。さらに、該コンステレーション・マッパ810は、空間ストリーム838あたり、データ・サブキャリア840あたり、シンボル期間あたり、16−QAMコンステレーション信号を出力することができる。64−QAMなどのその他の変調が用いられても良く、空間ストリーム838ごとに、データ・サブキャリア840ごとに、シンボル期間ごとに、6ビットを消費することになるだろう。また、その他の変形例も可能である。
該コンステレーション・マッパ810の出力は、該データを、該送信機の空間−時間−周波数(STF)次元にマップする、空間−時間−周波数マッパ808に供給される。該次元は、データが割り当てられるような多様な構成物又はリソースを表す。任意のビット又はビットの組(例えば、ビットのグルーピング、コンステレーション・ポイントに相当するビットの組、など)は、該次元中の特定の場所にマップされ得る。一般的に、該次元中の異なる場所にマップされたビット及び/又は信号は、それらが、いくらかの可能性とともに、1つ又は複数のアクセス端末842で区別可能になると期待されるように、アクセス・ポイント802から送信される。1つの構成では、空間−時間−周波数マッパ808は、空間−時間ブロック符号化(STBC)を実行することができる。
1つ又は複数の空間ストリーム838は、異なる空間ストリーム838への伝送が受信機で区別可能となるように、(いくらかの可能性とともに)アクセス・ポイント802から送信され得る。例えば、1つの空間次元へマップされたビットが、1つの空間ストリーム838として送信される。その空間ストリーム838は、その他のアンテナ832から空間的に隔てられたその自身のアンテナ832、複数の空間的に隔てられたアンテナ832を介してその自身の直交重ね合わせ、その自身の偏向、などに送信されることができた。(例えば、空間でアンテナ832を隔てること、あるいは、その信号が受信機で区別可能となるその他の技法を含む)空間ストリーム838分離に関する多くの技法は公知であり、用いられることができる。
図8に示した例では、同じ、あるいは異なる数の(例えば、1つ又は複数の)アンテナ832a−nを用いて送信された1つ又は複数の空間ストリーム838がある。いくつかの事例では、1つ又は複数のその他の空間ストリーム838の不活性化のせいで、1つの空間ストリーム838だけが利用可能であった。
アクセス・ポイント802が複数の周波数サブキャリア840を用いるような場合では、空間−時間−周波数マッパ808が、いくつかのビットを1つの周波数サブキャリア840にマップし、かつ、その他のビットを別の周波数サブキャリア840にマップすることができたように、周波数次元に関する複数の値がある。その他の周波数サブキャリア840は、ガード・バンド、パイロット・トーン・サブキャリア、あるいは、データ804、816を運ばない(又は必ずしも運ぶわけではない)類似のもの、として確保され得る。例えば、1つ又は複数のサブキャリア840、及び、1つ又は複数のパイロット・サブキャリア840があっても良い。いくつかの事例、あるいは構成では、全てのサブキャリア840が一度に励起され得るわけではない、ことは留意されるべきである。例を挙げると、フィルタリングを可能にするために、いくつかのトーンは励起され得ない(例えば、DCトーン)。1つの構成では、該アクセス・ポイント802は、複数のサブキャリア840の伝送に関して、直交周波数分割多重(OFDM)を利用することができる。例を挙げると、空間−時間−周波数マッパ808は、用いた多重化スキームに従って、(符号化された)データ804、816を、空間、時間、及び/又は、周波数リソースにマップすることができる。
時間次元は、シンボル期間を指す。異なるシンボル期間には異なるビットが割り当てられ得る。複数の空間ストリーム838、複数のサブキャリア840、及び、複数のシンボル期間があるところでは、1つのシンボル期間に関する伝送は、「OFDM(直交周波数分割多重)MIMO(多入力・多出力)シンボル」と呼ばれても良い。単一シンボルごとのビット数(例えば、用いたコンステレーションの数のlog2)に空間ストリーム838の数を掛けて、データ・サブキャリア840の数を掛けて、シンボル期間の長さで割ることによって、符号化されたデータに関する伝送速度が決まり得る。
したがって、空間−時間−周波数マッパ808は、ビット(又は入力データのその他のユニット)を、1つ又は複数の空間ストリーム838、データ・サブキャリア840、及び/又は、シンボル期間にマップすることができる。分離空間ストリーム838は、分離パスを用いて生成され、かつ/又は、送信され得る。いくつかのインプリメンテーションでは、これらのパスは別個のハードウェアでインプリメントされるが、ところが、その他のインプリメンテーションでは、パス・ハードウェアが1つの空間ストリーム838より多くのために再利用されるか、あるいは、パス・ロジックが1つ又は複数の空間ストリーム838のために実行するソフトウェアでインプリメントされる。より具体的に言うと、アクセス・ポイント802に示された各々のエレメントは、単一のブロック/モジュールとして、もしくは、複数のブロック・モジュールとしてインプリメントされ得る。例を挙げると、送信機無線周波数ブロック826エレメントは、単一のブロック/モジュールとして、もしくは、各アンテナ832a−nに相当する複数の平行ブロック/モジュールとしてインプリメントされ得る(たとえば、各空間ストリーム838)。ここに用いられたように、用語「ブロック/モジュール」及びそれらの変化例は、特定のエレメント(又はコンポーネント)が、ハードウェア、ソフトウェア、あるいは、両方の組み合わせでインプリメントされ得ることを指示し得る。
アクセス・ポイント802は、パイロット・ジェネレータ・ブロック/モジュール830を含むことができる。該パイロット・ジェネレータ・ブロック/モジュール830は、パイロット・シーケンスを生成し得る。パイロット・シーケンスは、パイロット・シンボルのグループになり得る。1つの構成では、例を挙げると、パイロット・シーケンス内の値は、特定の位相、振幅、及び/又は、周波数を持つ信号によって表され得る。例えば、「1」は、特定の位相及び/又は振幅を持つパイロット・シンボルを意味し、一方で、「−1」は、異なる(例えば、反対の、あるいは逆の)位相及び/又は振幅を持つパイロット・シンボルを意味し得る。
該アクセス・ポイント802は、いくつかの構成では、擬似ランダム・ノイズ・ジェネレータ828を含むことができる。該擬似ランダム・ノイズ・ジェネレータ828は、パイロット・シーケンスをスクランブルするために用いられた擬似ランダム・ノイズ・シーケンス又は信号(例えば、数値データ)を生成することができる。例えば、連続OFDMシンボルに関するパイロット・シーケンスは、擬似ランダム・ノイズ・シーケンスから連続数を掛けられ、それによって、OFDMシンボルごとにパイロット・シーケンスをスクランブルする。パイロット・シーケンスがアクセス端末842に送られる場合、受け取られたパイロット・シーケンスは、パイロット・プロセッサ848によってアンスクランブルされ得る。
空間−時間−周波数マッパ808の出力は、周波数及び/又は空間次元にわたって拡散され得る。パイロット挿入ブロック/モジュール812は、パイロット・トーンをパイロット・トーン・サブキャリア840に挿入する。例えば、パイロット・シーケンスは、特定のインデックスで、サブキャリア840にマップされ得る。例を挙げると、パイロット・シーケンスからのパイロット・シンボルは、データ・サブキャリア840及び/又はその他のサブキャリア840と共に撒き散らされるサブキャリア840へマップされ得る。すなわち、パイロット・シーケンス(又は信号)は、データ・シーケンス(又は信号)と組み合わされ得る。1つの例では、送信のために80MHzバンド863が用いられる場合、パイロット・トーン又はサブキャリア840は、インデックスk={−103、−75、−39、−11、11、39、75、103}で配置され得る。いくつかの構成では、1つ又は複数の直流(DC)トーンがインデックス0に集中し得る。
いくつかの構成では、組み合わされたデータ及びパイロット信号は、循環ブロック/モジュール(図8には示されていない)に供給され得る。パイロット・シンボル及び/又はデータ・シンボルを循環させるために、該循環ブロック/モジュールは循環係数又は増倍率を用いることができる。例えば、VHT自動検出を提供するために、該循環ブロック/モジュールはVHT−SIG−A1に関して90度VHT−SIG−A2シンボルを循環させることができる。
アクセス・ポイント802は、帯域幅決定ブロック/モジュール818を含むことができる。該帯域幅決定ブロック/モジュール818は、1つ又は複数のアクセス端末842に対する送信のために用いられるようにチャネル帯域幅を決定することができる。この決定は、アクセス端末842互換性、(通信チャネルを用いるための)アクセス端末842の数、チャネル品質(例えば、チャネル・ノイズ)、及び/又は、受け取られたインジケータ、などの1つ又は複数のファクターに基づき得る。1つの構成では、帯域幅決定ブロック/モジュール818は、信号送信に関する帯域幅が、20MHzか、40MHzか、80MHzか、あるいは、160MHzかを決定することができる。1つの例では、帯域幅決定ブロック/モジュール818は、送信のために80MHzバンド863が用いられるだろう、ということを決定することができる。
帯域幅決定ブロック/モジュール818は、1つ又は複数のブロック/モジュールに対して帯域幅決定の指示を与えることができる。例えば、この帯域幅の指示は、空間−時間−周波数マッパ808、パイロット挿入ブロック/モジュール812、及び/又は、パイロット・ジェネレータ830に与えることができる。加えて、あるいはその代わりに、帯域幅の指示は、プリアンブル・データ816の一部として与えられ得る。例を挙げると、帯域幅の指示を表すためにプリアンブル・データ816内の1つ又は複数のビットが割り当てられ得る。加えて、あるいはその代わりに、帯域幅の指示は、プリアンブル・データ816内に明白に指示され得る。この帯域幅の指示は、このようにして、1つ又は複数のアクセス端末842にシグナルされ得る。これは、1つ又は複数のアクセス端末842に、選択されたチャネル帯域幅を用いて、プリアンブル・データ816を受け取らせることができる。
該空間−時間−周波数マッパ808は、該帯域幅の指示を用いて、該プリアンブル・データ816を複数のトーン(例えば、サブキャリア840)にマップすることができる。例えば、ここに開示されたシステム及び方法は、(例えば、帯域幅の指示によって指定された通り、)チャネル帯域幅に基づくプリアンブル・データ816の伝送に関してアクセス・ポイント802によって用いられ得る、OFDMトーン又はサブキャリア840の数を定義することができる。また、OFDMトーンの数は、特定のプリアンブル・フィールドに従って、指定されることもできる。例えば、該空間−時間−周波数マッパ808は、前に表(1)で指示されたとおり、帯域幅決定及びプリアンブル・フィールドに基づいて、OFDMトーンの数にプリアンブル・データ816をマップし得る。例えば、現在のフィールドがVHT−SIG−Bであり、かつ帯域幅の指示が80MHz帯域幅863を指定する場合、空間−時間−周波数マッパ808は、プリアンブル・データ816を234個のOFDMトーン又はサブキャリア840にマップすることができ、パイロットに関する8個のOFDMトーン、及び、DCトーンとして3個のサブキャリア840を残す。いくつかの構成では、空間−時間−周波数マッパ808は、ルックアップ表を用いて、指定された帯域幅を用いるために、トーン及びサブキャリアの数を決定することができる。
より具体的に言うと、決定された帯域幅が20MHzの場合、アクセス・ポイント802は、L−STFに関しては12個のOFDMトーンを、L−LTFに関しては52個のOFDMトーンを、L−SIGフィールドに関しては52個のOFDMトーンを、VHT−SIG−A1フィールド又はシンボルに関しては52個のOFDMトーンを、VHT−SIG−A2フィールド又はシンボルに関しては52個のOFDMトーンを、VHT−STFに関しては12個のOFDMトーンを、1つ又は複数のVHT−LTFに関しては56個のOFDMトーンを、VHT−SIG−Bフィールドに関しては56個のOFDMトーンを、及び/又は、DATAフィールドに関しては56個のOFDMトーンを割り当てることができる。決定された帯域幅が40MHzの場合、アクセス・ポイント802は、L−STFに関しては24個のOFDMトーンを、L−LTFに関しては104個のOFDMトーンを、L−SIGフィールドに関しては104個のOFDMトーンを、VHT−SIG−A1フィールド又はシンボルに関しては104個のOFDMトーンを、VHT−SIG−A2フィールド又はシンボルに関しては104個のOFDMトーンを、VHT−STFに関しては24個のOFDMトーンを、1つ又は複数のVHT−LTFに関しては114個のOFDMトーンを、VHT−SIG−Bフィールドに関しては114個のOFDMトーンを、及び/又は、DATAフィールドに関しては114個のOFDMトーンを割り当てることができる。帯域幅が80MHzの場合、アクセス・ポイント802は、L−STFに関しては48個のOFDMトーンを、L−LTFに関しては208個のOFDMトーンを、L−SIGフィールドに関しては208個のOFDMトーンを、VHT−SIG−A1フィールド又はシンボルに関しては208個のOFDMトーンを、VHT−SIG−A2フィールド又はシンボルに関しては208個のOFDMトーンを、VHT−STFに関しては48個のOFDMトーンを、1つ又は複数のVHT−LTFに関しては242個のOFDMトーンを、VHT−SIG−Bフィールドに関しては242個のOFDMトーンを、及び/又は、DATAフィールドに関しては242個のOFDMトーンを割り当てることができる。決定された帯域幅が160MHzの場合、アクセス・ポイント802は、L−STFに関しては48個のOFDMトーンを、L−LTFに関しては416個のOFDMトーンを、L−SIGフィールドに関しては416個のOFDMトーンを、VHT−SIG−A1フィールド又はシンボルに関しては416個のOFDMトーンを、VHT−SIG−A2フィールド又はシンボルに関しては416個のOFDMトーンを、VHT−STFに関しては48個のOFDMトーンを、1つ又は複数のVHT−LTFに関しては484個のOFDMトーンを、VHT−SIG−Bフィールド又はシンボルに関しては484個のOFDMトーンを、及び/又は、DATAフィールドに関しては484個のOFDMトーンを割り当てることができる。
また、いくつかの構成では、帯域幅の指示は、パイロット・ジェネレータ830にも出され得る。パイロット・ジェネレータ830は、帯域幅の指示を用いて、適当な数のパイロット・シンボルを生成することができる。例えば、パイロット・ジェネレータ830は、(242個のOFDMトーン、すなわち、3個のDCサブキャリア840とともに、234個のデータ・トーン及び8個のパイロット・トーンを持つ)80MHz信号に関する8個のパイロット・シンボルを生成することができる。
いくつかの構成では、パイロット挿入ブロック/モジュール812に帯域幅の指示がさらに出され得る。パイロット挿入ブロック/モジュール812は、この指示を用いて、パイロット・シンボル挿入に関するサブキャリア・インデックスを決定することができる。例を挙げると、80MHz帯域幅は、パイロット・シンボルが、インデックス−103、−75、−39、−11、11、39、75、及び、103で挿入されるだろう、ことを指示し得る。
該データ及び/又はパイロット信号は、逆高速フーリエ変換(IFFT)ブロック/モジュール820に供給される。逆高速フーリエ変換(IFFT)ブロック/モジュール820は、挿入されたパイロット・トーン、及び、データ804、816の周波数信号を、空間ストリーム838を介して信号を表す時間領域の信号、及び/又は、シンボル期間に関する時間領域のサンプルに変換する。例えば、1つの構成では、IFFTブロック/モジュール820は、256ポイントの逆高速フーリエ変換(IFFT)を実行することができる。
該時間領域の信号は、フォーマッタ822に供給される。該フォーマッタ(例えば、1つ又は複数のフォーマッティング・ブロック/モジュール)822は、逆高速フーリエ変換(IFFT)ブロック/モジュール820の出力を受け取り、該信号を並列信号から直列信号へ変換し(P/S)、循環プレフィックスを加え、かつ/又は、ガード・インターバル・ウィンドウ機能を実行する、などができる。
該フォーマッタ822出力は、デジタル・アナログ変換器(DAC)824に供給され得る。該デジタル・アナログ変換器(DAC)824は、該フォーマッタ822出力を、1つ又は複数のデジタル信号から、1つ又は複数のアナログ信号へ変換することができる。該デジタル・アナログ変換器(DAC)824は、該アナログ信号を、1つ又は複数の送信機無線周波数(TX RF)ブロック826へ供給することができる。
該1つ又は複数の送信機無線周波数ブロック826は、パワー・アンプと結合されるか、あるいは、該アンプを含むことができる。該パワー・アンプは、伝送に関する該アナログ信号を増幅することができる。該1つ又は複数の送信機無線周波数ブロック826は、無線周波数(RF)信号を1つ又は複数のアンテナ832a−nに出力することができ、それによって、1つ又は複数のアクセス端末842による受信に関して適切に構成された無線媒体を介して、該符号器806に入力されたデータ804、816を伝送する。
1つ又は複数のアクセス端末842は、アクセス・ポイント802から信号を受け取り、かつそれを用いることができる。例えば、アクセス端末842は、受け取られた帯域幅の指示を用いて、任意の数のOFDMトーン又はサブキャリア840を受け取ることができる。加えて、あるいはその代わりに、アクセス端末842は、該チャネル、送信機欠陥及び/又は受信機欠陥を特徴付けるために、アクセス・ポイント802によって生成されたパイロット・シーケンスを用いて、かつ、該伝送中に符号化されたデータ804、816の受け取りを改善するために、その特徴付けを用いることができる。
例えば、アクセス端末842は、1つ又は複数の受信機無線周波数(RX RF)ブロック858にフィードする、(アクセス・ポイント802、アンテナ832a−nの数、及び/又は、空間ストリーム838の数より多いか、それらより少ないか、それらと同等になり得る)1つ又は複数のアンテナ836a−nを含むことができる。該1つ又は複数の受信機無線周波数(RX RF)ブロック858は、1つ又は複数のアナログ・デジタル変換器(ADC)856に対してアナログ信号を出力することができる。例えば、受信機無線周波数ブロック858は、信号を受け取りかつダウンコンバートすることができ、該信号はアナログ・デジタル変換器856に供給され得る。アクセス・ポイント802と同様に、処理された空間ストリーム838の数が、アンテナ836a−nの数と等しいかどうかはわからない。さらに、複数の受信機ストリームに到達するように、多様なビームステアリング、直交化、などの技法が用いられ得るので、各空間ストリーム838は1つのアンテナ836に限定される必要はない。
該1つ又は複数のアナログ・デジタル変換器(ADC)856は、受け取られたアナログ信号を、1つ又は複数のデジタル信号へ変換することができる。こうした1つ又は複数のアナログ・デジタル変換器(ADC)856の出力は、1つ又は複数の時間及び/又は周波数同期ブロック/モジュール854に供給され得る。時間及び/又は周波数同期ブロック/モジュール854は、時間及び/又は周波数で該デジタル信号を(例えば、アクセス端末842クロックへ)同期するか、あるいは、位置合わせをする(ように試みる)ことができる。
時間及び/又は周波数同期ブロック/モジュール854の(同期された)出力は、1つ又は複数のデフォーマッタ852に供給され得る。例えば、デフォーマッタ852は、時間及び/又は周波数同期ブロック/モジュール854の出力を受け取り、プレフィックスなどを取り除き、かつ/又は、高速フーリエ変換(FFT)処理に関するデータを平行にすることができる。
1つ又は複数のデフォーマッタ852出力は、1つ又は複数の高速フーリエ変換(FFT)ブロック/モジュール850に対して供給され得る。該高速フーリエ変換(FFT)ブロック/モジュール850は、1つ又は複数の信号を、時間領域から周波数領域へ変換することができる。パイロット・プロセッサ848は、(例えば、空間ストリーム838ごとに)周波数領域の信号を用いて、アクセス・ポイント802によって送られた(例えば、空間ストリーム838、周波数サブキャリア840、及び/又は、シンボル期間のグループを介して)1つ又は複数のパイロット・トーンを決定することができる。該パイロット・プロセッサ848は、加えて、あるいはその代わりに、該パイロット・シーケンスをデ・スクランブルすることができる。該パイロット・プロセッサ848は、位相及び/又は周波数及び/又は振幅のトラッキングに関して、ここに記載された1つ又は複数のパイロット・シーケンスを用いることができる。該パイロット・トーンは空間−時間−周波数検出及び/又は復号ブロック/モジュール846に供給されることができ、該ブロック/モジュールは多様な次元にわたるデータを検出し、かつ/又は、復号することができる。該空間−時間−周波数検出及び/又は復号ブロック/モジュール846は、受け取ったデータ844(例えば、アクセス・ポイント802によって伝送されたペイロード・データ804、及び/又は、プリアンブル・データ816のアクセス端末842の推定)を出力することができる。
いくつかの構成では、アクセス端末842は、全情報シーケンスの一部として送られる伝送シーケンスを知っている。アクセス端末842は、こうした既知の伝送シーケンスを用いて、チャネル推定を実行することができる。パイロット・トーン・トラッキング、処理、及び/又は、データ検出及び復号をアシストするために、チャネル推定ブロック/モジュール860は、時間及び/又は周波数同期ブロック/モジュール854からの出力に基づいて、パイロット・プロセッサ848、及び/又は、空間−時間−周波数検出及び/又は復号ブロック/モジュール846に対して推定信号を供給することができる。その代わりに、デ・フォーマッティング及び高速フーリエ変換が、全情報シーケンスのペイロード・データ部分用と同じ既知の伝送シーケンスである場合、該推定信号は、高速フーリエ変換(FFT)ブロック/モジュール850からの出力に基づいて、パイロット・プロセッサ848、及び/又は、空間−時間−周波数検出及び/又は復号ブロック・モジュール846に対して供給され得る。
帯域幅決定ブロック/モジュール834は、時間/周波数同期ブロック/モジュール出力を用いて、(受け取られた通信のための)チャネル帯域幅を決定することができる。例えば、該帯域幅決定ブロック/モジュール834は、チャネル帯域幅を指示するアクセス・ポイント802から、帯域幅の指示を受け取ることができる。例を挙げると、該帯域幅決定ブロック/モジュール834は、明白な、あるいは、暗黙の帯域幅の指示を得ることができる。1つの構成では、該帯域幅の指示は、20MHz、40MHz、80MHz、又は、160MHzのチャネル帯域幅を指示することができる。該帯域幅決定ブロック/モジュール834は、この指示に基づいて受け取られた通信に関する帯域幅を決定することができ、かつ、パイロット・プロセッサ848へ、かつ/又は、空間−時間−周波数検出/復号ブロック/モジュール846へ該決定された帯域幅の指示を与えることができる。
より具体的に言うと、決定された帯域幅が20MHzの場合、アクセス端末842は、L−STFに関しては12個のOFDMトーンを、L−LTFに関しては52個のOFDMトーンを、L−SIGフィールドに関しては52個のOFDMトーンを、VHT−SIG−A1フィールド又はシンボルに関しては52個のOFDMトーンを、VHT−SIG−A2フィールド又はシンボルに関しては52個のOFDMトーンを、VHT−STFに関しては12個のOFDMトーンを、1つ又は複数のVHT−LTFに関しては56個のOFDMトーンを、VHT−SIG−Bフィールドに関しては56個のOFDMトーンを、及び/又は、DATAフィールドに関しては56個のOFDMトーンを受け取ることができる。決定された帯域幅が40MHzの場合、アクセス端末842は、L−STFに関しては24個のOFDMトーンを、L−LTFに関しては104個のOFDMトーンを、L−SIGフィールドに関しては104個のOFDMトーンを、VHT−SIG−A1フィールド又はシンボルに関しては104個のOFDMトーンを、VHT−SIG−A2フィールド又はシンボルに関しては104個のOFDMトーンを、VHT−STFに関しては24個のOFDMトーンを、1つ又は複数のVHT−LTFに関しては114個のOFDMトーンを、VHT−SIG−Bフィールドに関しては114個のOFDMトーンを、及び/又は、DATAフィールドに関しては114個のOFDMトーンを受け取ることができる。帯域幅が80MHzの場合、アクセス端末842は、L−STFに関しては48個のOFDMトーンを、L−LTFに関しては208個のOFDMトーンを、L−SIGフィールドに関しては208個のOFDMトーンを、VHT−SIG−A1フィールド又はシンボルに関しては208個のOFDMトーンを、VHT−SIG−A2フィールド又はシンボルに関しては208個のOFDMトーンを、VHT−STFに関しては48個のOFDMトーンを、1つ又は複数のVHT−LTFに関しては242個のOFDMトーンを、VHT−SIG−Bフィールドに関しては242個のOFDMトーンを、及び/又は、DATAフィールドに関しては242個のOFDMトーンを受け取ることができる。帯域幅が160MHzの場合、アクセス端末842は、L−STFに関しては48個のOFDMトーンを、L−LTFに関しては416個のOFDMトーンを、L−SIGフィールドに関しては416個のOFDMトーンを、VHT−SIG−A1フィールド又はシンボルに関しては416個のOFDMトーンを、VHT−SIG−A2フィールド又はシンボルに関しては416個のOFDMトーンを、VHT−STFに関しては48個のOFDMトーンを、1つ又は複数のVHT−LTFに関しては484個のOFDMトーンを、VHT−SIG−Bフィールド又はシンボルに関しては484個のOFDMトーンを、及び/又は、DATAフィールドに関しては484個のOFDMトーンを受け取ることができる。
該パイロット・プロセッサ848は、決定された帯域幅の指示を用いて、高速フーリエ変換ブロック/モジュール850出力から、パイロット・シンボルを抽出することができる。例えば、決定された帯域幅の指示が80MHz帯域幅863を指定する場合、該パイロット・プロセッサ848は、インデックス−103、−75、−39、−11、11、39、75、及び、103からパイロット・シンボルを抽出することができる。
該空間−時間周波数検出/復号ブロック/モジュール846は、決定された帯域幅の指示を用いて、受け取られた信号から、プリアンブル・データを検出し、かつ/又は、復号することができる。例えば、現在のフィールドがVHT−SIG−Bフィールドであり、かつ、決定された帯域幅の指示が、帯域幅が80MHzであることを指定する場合、(例を挙げると、8個のOFMトーンがパイロット・トーンであり、かつ、3個のサブキャリア840がDCトーンのために用いられる間に、)空間−時間周波数検出/復号・ブロック/モジュール846は、234個のOFDMトーン又はサブキャリア840からプリアンブル・データを検出し、かつ/又は、復号することができる。いくつかの構成では、空間−時間−周波数検出/復号ブロック/モジュール846は、ルックアップ表を用いて、指定された帯域幅を受け取るための、トーン及びサブキャリアの数を決定することができる。
また、1つの構成では、アクセス端末842は、アクセス・ポイント802に対してデータ857(例えば、プリアンブル・データ及び/又はペイロード・データ)を伝送することもできる。例えば、アクセス端末842は、送信機859を含むことができる。該送信機859は、(便宜上、図8で「送信帯域幅」とした)送信帯域幅決定ブロック/モジュール861を含むことができる。該送信帯域幅決定ブロック/モジュール861は、アクセス・ポイント802への伝送に関する通信帯域幅を決定することができる。例を挙げると、該送信機859は、アクセス・ポイント802によって実行されたように、フレームに関するトーンを割り当てるための、同一の、あるいは、類似の動作を実行することができる。したがって、例えば、該送信機859は、データ857を得て、帯域幅を決定し、該帯域幅に基づいてフレームに関するトーン(及びフレーム・フィールド又は信号)を割り当て、データ及びパイロットを該トーンにマップし、かつ/又は、アクセス・ポイント802に類似した生じる信号を送信することができる。
いくつかの構成では、アクセス・ポイント802は、データ及び/又はパイロット・シンボルを受け取るための受信機853を含むことができる。例えば、アクセス・ポイント802は、アクセス端末842から、帯域幅の指示、データ及び/又はパイロット・シンボルを受け取ることができる。該受信機853は、(便宜上、図8で「受信帯域幅」とした)受信帯域幅決定ブロック/モジュール855を含むことができる。該受信帯域幅決定ブロック/モジュール855は、アクセス端末842内に含まれる帯域幅決定ブロック/モジュール834と類似の方法で、受信帯域幅を決定することができる。例を挙げると、アクセス・ポイント802は、アクセス端末842から帯域幅の指示又はメッセージを受け取ることができ、該アクセス・ポイント802を用いて受信帯域幅を決定することができる。アクセス・ポイント802は、この受信帯域幅決定を用いて、アクセス端末842から受け取られた1つ又は複数の信号を検出し、復号し、復調し、などをすることができる。例を挙げると、受信機853は、アクセス端末842によって実行された1つ又は複数の動作を、同様に実行することができる。すなわち、受信機853は、その受け取ったデータ844を得るためにアクセス端末842によって実行される、(例えば、受け取ったデータ851)フレームに関するトーンを受け取るために、1つ又は複数の動作を同様に実行することができる。
図9は、多入力・多出力(MIMO)システムで用いられ得る通信デバイス965のブロック図である。通信デバイス965の例は、送信通信デバイス102、受信通信デバイス142、アクセス・ポイント802、アクセス端末842、基地局、ユーザ設備(UE)、などを含むことができる。該通信デバイス965では、1つ又は複数のデータ・ソース967、及び/又は、アプリケーション・プロセッサ969から、ベースバンド・プロセッサ973へ、データ・ストリームの数に関するトラフィック・データが供給される。特に、トラフィック・データは、ベースバンド・プロセッサ973内に含まれる送信処理ブロック/モジュール977に供給され得る。次いで、個々の送信アンテナ995a−nを介して、各データ・ストリームが送信され得る。該送信処理ブロック/モジュール977は、コーデッド・データを供給するためにそのデータ・ストリームに関して選択された特定の符号化スキームに基づいて、各データ・ストリームに関するトラフィック・データを、フォーマットし、コードし、かつ、インターリーブすることができる。
該送信処理ブロック/モジュール977は、図6に示された方法600を実行することができる。例えば、該送信処理ブロック/モジュール977は、トーン割り当てブロック/モジュール979を含むことができる。該トーン割り当てブロック/モジュール979は、フレームに関してトーンを割り当てるために、命令を実行することができる。
各データ・ストリームに関する該コーデッド・データは、直交周波数分割多重(OFDM)技法を用いて、パイロット・ジェネレータ975から、パイロット・データとともに多重送信されることができる。該パイロット・データは、該チャネル応答を推定するために、既知の方法で処理され、かつ、受信機で用いられる、既知のデータ・パターンになり得る。次いで、各ストリームに関する、該多重送信されたパイロット及びコーデッド・データが、変調シンボルを提供するようにそのデータ・ストリームのために選択され、特定の変調スキーム(例えば、2相位相変調(BPSK)、直交位相変調(QPSK)、多重位相変調(M−PSK)、直交振幅変調(QAM)、又は、マルチ・レベル直交振幅変調(M−QAM))に基づいて、変調される(つまり、シンボル・マップされる)。各データ・ストリームに関する、データ・レート、符号化・変調は、プロセッサにより実行される命令によって決まり得る。
全てのデータ・ストリームに関する変調シンボルは、送信(TX)多入力・多出力(MIMO)処理ブロック/モジュール989に供給されても良く、該ブロック/モジュールは、(例えば、OFDMに関する)変調シンボルをさらに処理する。次いで、該送信(TX)多入力・多出力(MIMO)処理ブロック/モジュール989は、送信機993a−nに対して複数の変調シンボル・ストリームを供給する。該TX送信(TX)多入力・多出力(MIMO)処理ブロック/モジュール989は、送信されているシンボルから、データ・ストリームのシンボルへ、かつ、アンテナ995へ、ビームフォーミング・ウェイトを適用することができる。
各送信機993は、個々のシンボル・ストリームを受け取り、かつ、それを処理し、1つ又は複数のアナログ信号を供給し、そして、該アナログ信号をさらに調整(例えば、増幅する、ろ波する、及び、アップコンバートする、)し、MIMOチャネルを介する伝送に適した変調された信号を供給することができる。次いで、該アンテナ995a−nから、該送信機993a−nから変調された信号が送信される。例えば、該変調された信号は、別の通信デバイス(図9には示されていない)に送信され得る。
該通信デバイス965は、(別の通信デバイスから)変調された信号を受け取ることができる。このような変調された信号は、アンテナ995によって受信され、かつ、受信機993によって調整される(例えば、ろ波される、増幅される、ダウンコンバートされる、デジタル化される)。すなわち、各受信機993は、それぞれの受け取られた信号を調整(例えば、ろ波する、増幅する、ダウンコンバートする)し、調整された信号をデジタル化してサンプルを供給し、かつ、サンプルをさらに処理して相当する「受け取られた」シンボル・ストリームを供給することができる。
次いで、ベースバンド・プロセッサ973内に含まれる受信処理ブロック/モジュール983は、特定の受信機処理技法に基づいて、受信機993から受け取られたシンボル・ストリームを受け取り、かつ処理し、複数の「検出された」ストリームを供給する。該受信処理ブロック/モジュール983は、各ストリームを復調し、デインターリーブし、かつ復号し、データ・ストリームに関するトラフィック・データをリカバーする。
該受信処理ブロック/モジュール983は、図7に示された方法700を実行することができる。例えば、該受信処理ブロック/モジュール983は、トーン受信ブロック/モジュール985を含むことができる。該トーン受信ブロック/モジュール985は、フレームに関するトーンを受け取るための命令を実行することができる。
該ベースバンド・プロセッサ973内に含まれるプリコーディング処理ブロック/モジュール981は、該受信処理ブロック/モジュール983からチャネル状態情報(CSI)を受け取ることができる。次いで、該プリコーディング処理ブロック/モジュール981は、ビームフォーミング・ウェイトを決定するためにどのプリコーディング・マトリクスを用いるかを決定し、次いで、該抽出されたメッセージを処理する。該ベースバンド・プロセッサ973が、ベースバンド・メモリ987に情報を格納し、かつ、該メモリから情報を取り出すことができる、ということは留意されるべきである。
該アプリケーション・プロセッサ969に対して、該ベースバンド・プロセッサ973によってリカバーされたトラフィック・データが供給され得る。該アプリケーション・プロセッサ969は、該アプリケーション・メモリ971に情報を格納し、かつ、該メモリから情報を取り出すことができる。
図10には、通信デバイス、基地局、及び/又は、アクセス・ポイント1097内に含まれ得る、あるコンポーネントを示す。上記の、送信通信デバイス102、受信通信デバイス142、アクセス・ポイント802、及び/又は、通信デバイス965は、図10に示された、通信デバイス/基地局/アクセス・ポイント1097と同様に構成され得る。
該通信デバイス/基地局/アクセス・ポイント1097は、プロセッサ1015を含んでいる。該プロセッサ1015は、汎用シングル・チップ・マイクロプロセッサ又は汎用マルチ・チップ・マイクロプロセッサ(例えば、ARM)、特定目的用のマイクロプロセッサ(例えば、デジタル信号プロセッサ(DSP))、マイクロコントローラ、プログラム可能ゲート・アレイ、などになり得る。該プロセッサ1015は、中央演算処理装置(CPU)と呼ばれ得る。図10の通信デバイス/基地局/アクセス・ポイント1097内には単一のプロセッサ1015だけが示されているが、代わりの構成では、プロセッサの組み合わせ(例えば、ARMとDSP)が用いられることもある。
また、通信デバイス/基地局/アクセス・ポイント1097は、プロセッサ1015との電子通信中に、メモリ1099を含んでいる(つまり、該プロセッサ1015は、該メモリ1099から情報を読み取り、かつ/又は、該メモリ1099に情報を書き込むことができる)。該メモリ1099は、電子情報を格納できる任意の電子コンポーネントになり得る。該メモリ1099は、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、磁気ディスク記憶媒体、光学記憶媒体、RAM内のフラッシュ・メモリ・デバイス、プロセッサと共に含まれるオンボード・メモリ、プログラム可能読み取り専用メモリ(PROM)、消去可能プログラム可能読み取り専用メモリ(EPROM)、電気的消去可能PROM(EEPROM)、レジスタ、など、になり得て、それらの組み合わせを含む。
メモリ1099内に、データ1001及び命令1003が格納され得る。該命令1003は、1つ又は複数のプログラム、ルーチン、サブルーチン、機能、手順、コード、などを含むことができる。該命令1003は、単一のコンピュータ可読ステートメント、又は、多くのコンピュータ可読ステートメントを含むことができる。該命令1003は、上記の方法600、700をインプリメントするために、該プロセッサ1015によって実行可能となり得る。該命令1003を実行することは、該メモリ1099内に格納される該データ1001の使用を含み得る。図10は、該プロセッサ1015へロードされているデータ1001a及びいくつかの命令1003aを示す。
また、該通信デバイス/基地局/アクセス・ポイント1097は、該通信デバイス/基地局/アクセス・ポイント1097と遠隔地(例えば、別の通信デバイス、アクセス端末、アクセス・ポイント、など)との間で信号の送受信を可能にするために、送信機1011及び受信機1013を含むこともできる。該送信機1011及び該受信機1013は、まとめてトランシーバ1009と呼ばれ得る。アンテナ1007が、トランシーバ1009と電気的に接続され得る。また、該通信デバイス/基地局/アクセス・ポイント1097は、複数の送信機、複数の受信機、複数のトランシーバ、及び/又は複数のアンテナを含むこともできる(示されていない)。
該通信デバイス/基地局/アクセス・ポイント1097の多様なコンポーネントは、1つ又は複数のバスとともに結合されることができ、該バスは、パワー・バス、制御信号バス、ステータス信号バス、データ・バス、などを含み得る。簡単にするために、該多様なバスは、バス・システム1005として図10に示されている。
図11には、無線通信デバイス及び/又はアクセス端末1117内に含まれ得るあるコンポーネントを示す。上記の、1つ又は複数の送信通信デバイス102、受信通信デバイス142、アクセス端末842、及び、通信デバイス965は、図11に示されている無線通信デバイス/アクセス端末1117と同様に構成され得る。
該無線通信デバイス/アクセス端末1117は、プロセッサ1137を含んでいる。該プロセッサ1137は、汎用シングル・チップ・マイクロプロセッサ又は汎用マルチ・チップ・マイクロプロセッサ(例えば、ARM)、特定目的用のマイクロプロセッサ(例えば、デジタル信号プロセッサ(DSP))、マイクロコントローラ、プログラム可能ゲート・アレイ、などになり得る。該プロセッサ1137は、中央演算処理装置(CPU)と呼ばれ得る。図11の無線通信デバイス/アクセス端末1117中には単一のプロセッサ1137だけが示されているが、代わりの構成では、プロセッサ1137の組み合わせ(例えば、ARMとDSP)が用いられることもある。
また、該無線通信デバイス/アクセス端末1117は、該プロセッサ1137との電子通信中にもメモリ1119を含んでいる(つまり、該プロセッサ1137は、該メモリ1119から情報を読み取り、かつ/又は、該メモリに情報を書き込むことができる。)。該メモリ1119は、電子情報を格納することのできる電子コンポーネントになり得る。該メモリ1119は、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、磁気ディスク記憶媒体、光学記憶媒体、RAM内のフラッシュ・メモリ・デバイス、プロセッサ1137とともに含まれるオン・ボード・メモリ、プログラム可能読み取り専用メモリ(PROM)、消去可能プログラム可能読み取り専用メモリ(EPROM)、電気的消去可能PROM(EEPROM)、レジスタ、などや、それらの組み合わせを含んだものでも良い。
データ1121a及び命令1123aが、該メモリ1119内に格納され得る。該命令1123aは、1つ又は複数のプログラム、ルーチン、サブ・ルーチン、機能、手順、コード、などを含むことができる。該命令1123aは、単一のコンピュータ可読ステートメント、又は、多くのコンピュータ可読ステートメントを含むことができる。該命令1123aは、上記の方法600、700の内1つ又は複数をインプリメントするために、プロセッサ1137によって実行可能となり得る。該命令1123aを実行することは、該メモリ1119内に格納されるデータ1121aの使用を含むことができる。図11は、(メモリ1119内の命令1123a及びデータ1121aによってもたらされる)該プロセッサ1137にロードされている、いくつかの命令1123b及びデータ1121bを示す。
また、該無線通信デバイス/アクセス端末1117は、該無線通信デバイス/アクセス端末1117と遠隔地(例えば、別の電子デバイス、無線通信デバイス、など)との間で信号の送受信を可能にするために、送信機1133及び受信機1135を含むこともできる。該送信機1133及び該受信機1135は、まとめてトランシーバ1131と呼ばれ得る。アンテナ1129が、該トランシーバ1131と電気的に結合され得る。また、該無線通信デバイス/アクセス端末1117は、複数の送信機1133、複数の受信機1135、複数のトランシーバ1131、及び/又は、複数のアンテナ1129を含むこともできる(示されていない)。
いくつかの構成では、該無線通信デバイス/アクセス端末1117は、音の信号をキャプチャーするために、1つ又は複数のマイクロフォン1125を含むことができる。1つの構成では、マイクロフォン1125は、音の信号(例えば、声、スピーチ)を電気的又は電子信号に変換するトランスデューサになり得る。加えて、あるいはその代わりに、該無線通信デバイス/アクセス端末1117は、1つ又は複数のスピーカ1127を含むことができる。1つの構成では、スピーカ1127は、トランスデューサであっても良く、それは電気的(又は電子)信号を音の信号に変換する。
該無線通信デバイス/アクセス端末1117の多様なコンポーネントは、1つ又は複数のバスとともに結合されることができて、該バスには、パワー・バス、制御信号バス、ステータス信号バス、データ・バス、などを含むことができる。簡単にするために、該多様なバスは、バス・システム1139として図11に示されている。
前の説明では、多様な用語と関係して、参照番号が時折用いられている。用語が参照番号と関係して用いられているところでは、これは、1つ又は複数の図に示されている特定のエレメントを指すように意味され得る。用語が参照番号無しで用いられているところでは、これは、一般的に、任意の特定の図に対する限定無しに、該用語を指すように意味され得る。
用語「決定する(determining)」には、各種のアクションを包含し、従って、「決定する」には、計算する、演算する、処理する、導き出す、調査する、調べる(例えば、表、データベース、又は別のデータ構造で調べる)、確かめる、および、類似のものを含むことができる。また、「決定する」には、受け取る(例えば、情報を受け取る)、アクセスする(例えば、メモリ内のデータにアクセスする)、及び、類似のものも含むことができる。また、「決定する」には、解く、選択する、選ぶ、確立する、及び、他のものも含むことができる。
フレーズ「〜に基づく(based on)」は、特別に指定されなければ、「〜だけに基づく(based only on)」と意味することにはならない。すなわち、フレーズ「〜に基づく」は、「〜だけに基づく」と「少なくとも〜に基づく(based at least on)」との両方の言葉を表す。
ここに記載された機能は、プロセッサ可読媒体又はコンピュータ可読媒体に対する1つ又は複数の命令として格納され得る。該用語「コンピュータ可読媒体」は、コンピュータ又はプロセッサによってアクセスできる任意の有効な媒体を指す。例として、そして限定するわけではないが、そうした媒体には、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュ・メモリ、CD−ROM、又は、その他の光学ディスク・ストレージ、磁気ディスク・ストレージ、又は、その他の磁気ストレージ・デバイス、又は、命令あるいはデータ構造の形式で希望のプログラム・コードを格納するために用いることができ、かつ、コンピュータあるいはプロセッサによってアクセスすることができる、任意のその他の媒体を備えることができる。ここで用いられたような、ディスク(disk)及びディスク(disc)には、コンパクト・ディスク(CD)、レーザー・ディスク(登録商標)、光学ディスク、デジタル多用途ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク、及び、ブルーレイ・ディスクを含んでおり、ディスク(disk)が通常データを磁気的に再生する一方、ディスク(disc)はレーザと共にデータを光学的に再生する。コンピュータ可読媒体は、有形、かつ、非一時的でも良い、ということに留意されるべきである。該用語「コンピュータ・プログラム製品」は、演算デバイス又はプロセッサによって、実行されるか、処理されるか、あるいは、演算され得るコード又は命令(例えば、「プログラム」)と組み合わされる演算デバイス又はプロセッサを指す。ここで用いられたように、該用語「コード(code)」は、プロセッサ又は演算デバイスによって実行可能な、データ、コード、命令、あるいは、ソフトウェアを指しても良い。
また、ソフトウェア又は命令は、伝送媒体を介して伝送されることもできる。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバー・ケーブル、ツイステッド・ペア、デジタル加入者線(DSL)を用いて、ウェブサイト、サーバー、又は、他のリモート・ソース、又は、マイクロ波、電波、赤外線などの無線技術から伝送される場合、同軸ケーブル、光ファイバー・ケーブル、ツイステッド・ペア、DSL、又は、マイクロ波、電波、赤外線などの無線技術は、伝送媒体の定義に含まれる。
ここに開示された方法は、記載された方法を実現するために、1つ又は複数のステップあるいはアクションを備える。該方法のステップ及び/又はアクションは、請求項の範囲から離れることなく、互いに交換され得る。すなわち、記載されている方法の適切な動作のために特定の順番のステップ又はアクションが要求されない限り、特定のステップ及び/又はアクションの順序及び/又は用途は、請求項の範囲から離れることなく修正され得る。
本請求項は、前に示した正確な構成及びコンポーネントに限定されていない、ということは理解されるべきである。本請求項の範囲から離れることなく、多様な修正例、変化例、及び、変形例が、ここに記載された装置、方法、及びシステムの詳細、動作、及びアレンジメント内で行われ得る。
以下に本件出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]
直交周波数分割多重(OFDM)トーンを割り当てるための通信デバイスであって、
プロセッサと、
前記プロセッサと電子通信中のメモリと、
前記メモリ内に格納された命令とを備え、前記命令は、
信号送信に関する帯域幅が20メガヘルツ(MHz)か、40MHzか、80MHzか、あるいは、160MHzかを決定し、
前記帯域幅が20MHzの場合、ベリー・ハイ・スループット信号フィールドA1(VHT−SIG−A1)に関しては52個のトーンを、ベリー・ハイ・スループット信号フィールドA2(VHT−SIG−A2)に関しては52個のトーンを、ベリー・ハイ・スループット・ショート・トレーニング・フィールド(VHT−STF)に関しては12個のトーンを、1つ又は複数のベリー・ハイ・スループット・ロング・トレーニング・フィールド(VHT−LTF)に関しては56個のトーンを、ベリー・ハイ・スループット信号フィールドB(VHT−SIG−B)に関しては56個のトーンを、かつ、データ・フィールド(DATA)に関しては56個のトーンを割り当て、
前記帯域幅が40MHzの場合、前記VHT−SIG−A1に関しては104個のトーンを、前記VHT−SIG−A2に関しては104個のトーンを、前記VHT−STFに関しては24個のトーンを、前記1つ又は複数のVHT−LTFに関しては114個のトーンを、前記VHT−SIG−Bに関しては114個のトーンを、かつ、前記DATAに関しては114個のトーンを割り当て、
前記帯域幅が80MHzの場合、前記VHT−SIG−A1に関しては208個のトーンを、前記VHT−SIG−A2に関しては208個のトーンを、前記VHT−STFに関しては48個のトーンを、前記1つ又は複数のVHT−LTFに関しては242個のトーンを、前記VHT−SIG−Bに関しては242個のトーンを、かつ、前記DATAに関しては242個のトーンを割り当て、
前記帯域幅が160MHzの場合、前記VHT−SIG−A1に関しては416個のトーンを、前記VHT−SIG−A2に関しては416個のトーンを、前記VHT−STFに関しては48個のトーンを、前記1つ又は複数のVHT−LTFに関しては484個のトーンを、前記VHT−SIG−Bに関しては484個のトーンを、かつ、前記DATAに関しては484個のトーンを割り当て、
かつ、前記信号を送信する、
ように実行可能である、通信デバイス。
[2]
前記命令が、
前記帯域幅が20MHzの場合、ノン・ハイ・スループット(ノンHT)ショート・トレーニング・フィールド(L−STF)に関しては12個のトーンを、ノンHTロング・トレーニング・フィールド(L−LTF)に関しては52個のトーンを、かつ、ノンHT信号フィールド(L−SIG)に関しては52個のトーンを割り当て、
前記帯域幅が40MHzの場合、前記L−STFに関しては24個のトーンを、前記L−LTFに関しては104個のトーンを、かつ、前記L−SIGに関しては104個のトーンを割り当て、
前記帯域幅が80MHzの場合、前記L−STFに関しては48個のトーンを、前記L−LTFに関しては208個のトーンを、かつ、前記L−SIGに関しては208個のトーンを割り当て、
前記帯域幅が160MHzの場合、前記L−STFに関しては48個のトーンを、前記L−LTFに関しては416個のトーンを、かつ、前記L−SIGに関しては416個のトーンを割り当てる、
ように更に実行可能である、[1]の通信デバイス。
[3]
前記帯域幅が20MHzの場合、前記VHT−SIG−Bは26ビットを運び、前記帯域幅が40MHzの場合、前記VHT−SIG−Bは帯域幅20MHzごとに27ビットを運び、前記帯域幅が80MHzの場合、前記VHT−SIG−Bは帯域幅20MHzごとに29ビットを運び、前記帯域幅が160MHzの場合、前記VHT−SIG−Bは帯域幅20MHzごとに29ビットを運ぶ、[1]の通信デバイス。
[4]
前記帯域幅が80MHzあるいは160MHzの場合、前記VHT−SIG−Bは1つ又は複数のパッド・ビットを運ぶ、[1]の通信デバイス。
[5]
前記命令が前記帯域幅に基づいて帯域幅メッセージを生成する、ようにさらに実行可能である[1]の通信デバイス。
[6]
前記命令は、フレームがベリー・ハイ・スループット(VHT)信号を含んでいることを指示するために、直交2相位相変調(QBPSK)を用いて、前記VHT−SIG−A2を変調する、ようにさらに実行可能である[1]の通信デバイス。
[7]
前記帯域幅が80MHzの場合、前記命令は、サブキャリア・インデックス−103、−75、−39、−11、11、39、75、及び、103で、パイロット・トーンを挿入する、ようにさらに実行可能である[1]の通信デバイス。
[8]
直交周波数分割多重(OFDM)トーンを受け取るための通信デバイスであって、
プロセッサと、
前記プロセッサと電子通信中のメモリと、
前記メモリ内に格納された命令と、を備え、前記命令は、
信号受信に関する帯域幅が20メガヘルツ(MHz)か、40MHzか、80MHzか、あるいは160MHzかを決定し、
前記帯域幅が20MHzの場合、ベリー・ハイ・スループット信号フィールドA1(VHT−SIG−A1)に関しては52個のトーンを、ベリー・ハイ・スループット信号フィールドA2(VHT−SIG−A2)に関しては52個のトーンを、ベリー・ハイ・スループット・ショート・トレーニング・フィールド(VHT−STF)に関しては12個のトーンを、1つ又は複数のベリー・ハイ・スループット・ロング・トレーニング・フィールド(VHT−LTF)に関しては56個のトーンを、ベリー・ハイ・スループット信号フィールドB(VHT−SIG−B)に関しては56個のトーンを、かつ、データ・フィールド(DATA)に関しては56個のトーンを受け取り、
前記帯域幅が40MHzの場合、前記VHT−SIG−A1に関しては104個のトーンを、前記VHT−SIG−A2に関しては104個のトーンを、前記VHT−STFに関しては24個のトーンを、前記1つ又は複数のVHT−LTFに関しては114個のトーンを、前記VHT−SIG−Bに関しては114個のトーンを、かつ、前記DATAに関しては114個のトーンを受け取り、
前記帯域幅が80MHzの場合、前記VHT−SIG−A1に関しては208個のトーンを、前記VHT−SIG−A2に関しては208個のトーンを、前記VHT−STFに関しては48個のトーンを、前記1つ又は複数のVHT−LTFに関しては242個のトーンを、前記VHT−SIG−Bに関しては242個のトーンを、かつ、前記DATAに関しては242個のトーンを受け取り、
前記帯域幅が160MHzの場合、前記VHT−SIG−A1に関しては416個のトーンを、前記VHT−SIG−A2に関しては416個のトーンを、前記VHT−STFに関しては48個のトーンを、前記1つ又は複数のVHT−LTFに関しては484個のトーンを、前記VHT−SIG−Bに関しては484個のトーンを、かつ、前記DATAに関しては484個のトーンを受け取る、
ように実行可能である、通信デバイス。
[9]
前記命令が、
前記帯域幅が20MHzの場合、ノン・ハイ・スループット(ノンHT)ショート・トレーニング・フィールド(L−STF)に関しては12個のトーンを、ノンHTロング・トレーニング・フィールド(L−LTF)に関しては52個のトーンを、かつ、ノンHT信号フィールド(L−SIG)に関しては52個のトーンを受け取り、
前記帯域幅が40MHzの場合、前記L−STFに関しては24個のトーンを、前記L−LTFに関しては104個のトーンを、かつ、前記L−SIGに関しては104個のトーンを受け取り、
前記帯域幅が80MHzの場合、前記L−STFに関しては48個のトーンを、前記L−LTFに関しては208個のトーンを、かつ、前記L−SIGに関しては208個のトーンを受け取り、
前記帯域幅が160MHzの場合、前記L−STFに関しては48個のトーンを、前記L−LTFに関しては416個のトーンを、かつ、前記L−SIGに関しては416個のトーンを受け取る、
ように更に実行可能である、[8]の通信デバイス。
[10]
前記帯域幅が20MHzの場合、前記VHT−SIG−Bは26ビットを運び、前記帯域幅が40MHzの場合、前記VHT−SIG−Bは帯域幅20MHzごとに27ビットを運び、前記帯域幅が80MHzの場合、前記VHT−SIG−Bは帯域幅20MHzごとに29ビットを運び、前記帯域幅が160MHzの場合、前記VHT−SIG−Bは帯域幅20MHzごとに29ビットを運ぶ、[8]の通信デバイス。
[11]
前記帯域幅が80MHzあるいは160MHzの場合、前記VHT−SIG−Bは1つ又は複数のパッド・ビットを運ぶ、[8]の通信デバイス。
[12]
信号受信に関する前記帯域幅が20MHzか、40MHzか、80MHzか、あるいは160MHzかを決定することは、帯域幅の指示を受け取ることを備える、[8]の通信デバイス。
[13]
前記VHT−SIG−A2が直交2相位相変調(QBPSK)を用いる場合、前記命令は、ベリー・ハイ・スループット(VHT)信号を検出する、ようにさらに実行可能である[8]の通信デバイス。
[14]
前記帯域幅が80MHzの場合、前記命令は、サブキャリア・インデックス−103、−75、−39、−11、11、39、75、及び、103で、パイロット・トーンを受け取る、ようにさらに実行可能である[8]の通信デバイス。
[15]
通信デバイス上に直交周波数分割多重(OFDM)トーンを割り当てるための方法であって、
信号送信に関する帯域幅が20メガヘルツ(MHz)か、40MHzか、80MHzか、あるいは160MHzかを決定することと、
前記帯域幅が20MHzの場合、ベリー・ハイ・スループット信号フィールドA1(VHT−SIG−A1)に関しては52個のトーンを、ベリー・ハイ・スループット信号フィールドA2(VHT−SIG−A2)に関しては52個のトーンを、ベリー・ハイ・スループット・ショート・トレーニング・フィールド(VHT−STF)に関しては12個のトーンを、1つ又は複数のベリー・ハイ・スループット・ロング・トレーニング・フィールド(VHT−LTF)に関しては56個のトーンを、ベリー・ハイ・スループット信号フィールドB(VHT−SIG−B)に関しては56個のトーンを、かつ、データ・フィールド(DATA)に関しては56個のトーンを割り当てることと、
前記帯域幅が40MHzの場合、前記VHT−SIG−A1に関しては104個のトーンを、前記VHT−SIG−A2に関しては104個のトーンを、前記VHT−STFに関しては24個のトーンを、前記1つ又は複数のVHT−LTFに関しては114個のトーンを、前記VHT−SIG−Bに関しては114個のトーンを、かつ、前記DATAに関しては114個のトーンを割り当てることと、
前記帯域幅が80MHzの場合、前記VHT−SIG−A1に関しては208個のトーンを、前記VHT−SIG−A2に関しては208個のトーンを、前記VHT−STFに関しては48個のトーンを、前記1つ又は複数のVHT−LTFに関しては242個のトーンを、前記VHT−SIG−Bに関しては242個のトーンを、かつ、前記DATAに関しては242個のトーンを割り当てることと、
前記帯域幅が160MHzの場合、前記VHT−SIG−A1に関しては416個のトーンを、前記VHT−SIG−A2に関しては416個のトーンを、前記VHT−STFに関しては48個のトーンを、前記1つ又は複数のVHT−LTFに関しては484個のトーンを、前記VHT−SIG−Bに関しては484個のトーンを、かつ、前記DATAに関しては484個のトーンを割り当てることと、
前記信号を送信することと、を備える方法。
[16]
前記帯域幅が20MHzの場合、ノン・ハイ・スループット(ノンHT)ショート・トレーニング・フィールド(L−STF)に関しては12個のトーンを、ノンHTロング・トレーニング・フィールド(L−LTF)に関しては52個のトーンを、かつ、ノンHT信号フィールド(L−SIG)に関しては52個のトーンを割り当てることと、
前記帯域幅が40MHzの場合、前記L−STFに関しては24個のトーンを、前記L−LTFに関しては104個のトーンを、かつ、前記L−SIGに関しては104個のトーンを割り当てることと、
前記帯域幅が80MHzの場合、前記L−STFに関しては48個のトーンを、前記L−LTFに関しては208個のトーンを、かつ、前記L−SIGに関しては208個のトーンを割り当てることと、
前記帯域幅が160MHzの場合、前記L−STFに関しては48個のトーンを、前記L−LTFに関しては416個のトーンを、かつ、前記L−SIGに関しては416個のトーンを割り当てることと、
を更に備える[15]の方法。
[17]
前記帯域幅が20MHzの場合、前記VHT−SIG−Bは26ビットを運び、前記帯域幅が40MHzの場合、前記VHT−SIG−Bは帯域幅20MHzごとに27ビットを運び、前記帯域幅が80MHzの場合、前記VHT−SIG−Bは帯域幅20MHzごとに29ビットを運び、前記帯域幅が160MHzの場合、前記VHT−SIG−Bは帯域幅20MHzごとに29ビットを運ぶ、[15]の方法。
[18]
前記帯域幅が80MHzあるいは160MHzの場合、前記VHT−SIG−Bは1つ又は複数のパッド・ビットを運ぶ、[15]の方法。
[19]
前記帯域幅に基づいて帯域幅メッセージを生成する、ことを更に備える[15]の方法。
[20]
フレームがベリー・ハイ・スループット(VHT)信号を含んでいることを指示するために、直交2相位相変調(QBPSK)を用いて、前記VHT−SIG−A2を変調すること、を更に備える[15]の方法。
[21]
前記帯域幅が80MHzの場合、サブキャリア・インデックス−103、−75、−39、−11、11、39、75、及び、103で、パイロット・トーンを挿入すること、を更に備える[15]の方法。
[22]
通信デバイス上で直交周波数分割多重(OFDM)トーンを受け取るための方法であって、
信号受信に関する帯域幅が20メガヘルツ(MHz)か、40MHzか、80MHzか、あるいは160MHzかを決定することと、
前記帯域幅が20MHzの場合、ベリー・ハイ・スループット信号フィールドA1(VHT−SIG−A1)に関しては52個のトーンを、ベリー・ハイ・スループット信号フィールドA2(VHT−SIG−A2)に関しては52個のトーンを、ベリー・ハイ・スループット・ショート・トレーニング・フィールド(VHT−STF)に関しては12個のトーンを、1つ又は複数のベリー・ハイ・スループット・ロング・トレーニング・フィールド(VHT−LTF)に関しては56個のトーンを、ベリー・ハイ・スループット信号フィールドB(VHT−SIG−B)に関しては56個のトーンを、かつ、データ・フィールド(DATA)に関しては56個のトーンを受け取ることと、
前記帯域幅が40MHzの場合、前記VHT−SIG−A1に関しては104個のトーンを、前記VHT−SIG−A2に関しては104個のトーンを、前記VHT−STFに関しては24個のトーンを、前記1つ又は複数のVHT−LTFに関しては114個のトーンを、前記VHT−SIG−Bに関しては114個のトーンを、かつ、前記DATAに関しては114個のトーンを受け取ることと、
前記帯域幅が80MHzの場合、前記VHT−SIG−A1に関しては208個のトーンを、前記VHT−SIG−A2に関しては208個のトーンを、前記VHT−STFに関しては48個のトーンを、前記1つ又は複数のVHT−LTFに関しては242個のトーンを、前記VHT−SIG−Bに関しては242個のトーンを、かつ、前記DATAに関しては242個のトーンを受け取ることと、
前記帯域幅が160MHzの場合、前記VHT−SIG−A1に関しては416個のトーンを、前記VHT−SIG−A2に関しては416個のトーンを、前記VHT−STFに関しては48個のトーンを、前記1つ又は複数のVHT−LTFに関しては484個のトーンを、前記VHT−SIG−Bに関しては484個のトーンを、かつ、前記DATAに関しては484個のトーンを受け取ることと、を備える方法。
[23]
前記帯域幅が20MHzの場合、ノン・ハイ・スループット(ノンHT)ショート・トレーニング・フィールド(L−STF)に関しては12個のトーンを、ノンHTロング・トレーニング・フィールド(L−LTF)に関しては52個のトーンを、かつ、ノンHT信号フィールド(L−SIG)に関しては52個のトーンを受け取ることと、
前記帯域幅が40MHzの場合、前記L−STFに関しては24個のトーンを、前記L−LTFに関しては104個のトーンを、かつ、前記L−SIGに関しては104個のトーンを受け取ることと、
前記帯域幅が80MHzの場合、前記L−STFに関しては48個のトーンを、前記L−LTFに関しては208個のトーンを、かつ、前記L−SIGに関しては208個のトーンを受け取ることと、
前記帯域幅が160MHzの場合、前記L−STFに関しては48個のトーンを、前記L−LTFに関しては416個のトーンを、かつ、前記L−SIGに関しては416個のトーンを受け取ることと、
を更に備える[22]の方法。
[24]
前記帯域幅が20MHzの場合、前記VHT−SIG−Bは26ビットを運び、前記帯域幅が40MHzの場合、前記VHT−SIG−Bは帯域幅20MHzごとに27ビットを運び、前記帯域幅が80MHzの場合、前記VHT−SIG−Bは帯域幅20MHzごとに29ビットを運び、前記帯域幅が160MHzの場合、前記VHT−SIG−Bは帯域幅20MHzごとに29ビットを運ぶ、[22]の方法。
[25]
前記帯域幅が80MHzあるいは160MHzの場合、前記VHT−SIG−Bは1つ又は複数のパッド・ビットを運ぶ、[22]の方法。
[26]
信号受信に関する前記帯域幅が20MHzか、40MHzか、80MHzか、あるいは160MHzかを決定することは、帯域幅の指示を受け取ること、を備える[22]の方法。
[27]
前記VHT−SIG−A2が直交2相位相変調(QBPSK)を用いる場合、ベリー・ハイ・スループット(VHT)信号を検出すること、を更に備える[22]の方法。
[28]
前記帯域幅が80MHzの場合、サブキャリア・インデックス−103、−75、−39、−11、11、39、75、及び、103で、パイロット・トーンを受け取ること、を更に備える[22]の方法。
[29]
直交周波数分割多重(OFDM)トーンを割り当てるためのコンピュータ・プログラム製品であって、
その上に命令を有する非一時的な有形コンピュータ可読媒体を備えており、前記命令は、
通信デバイスに、信号送信に関する帯域幅が20メガヘルツ(MHz)か、40MHzか、80MHzか、あるいは160MHzかを決定させるためのコードと、
前記帯域幅が20MHzの場合、前記通信デバイスに、ベリー・ハイ・スループット信号フィールドA1(VHT−SIG−A1)に関しては52個のトーンを、ベリー・ハイ・スループット信号フィールドA2(VHT−SIG−A2)に関しては52個のトーンを、ベリー・ハイ・スループット・ショート・トレーニング・フィールド(VHT−STF)に関しては12個のトーンを、1つ又は複数のベリー・ハイ・スループット・ロング・トレーニング・フィールド(VHT−LTF)に関しては56個のトーンを、ベリー・ハイ・スループット信号フィールドB(VHT−SIG−B)に関しては56個のトーンを、かつ、データ・フィールド(DATA)に関しては56個のトーンを割り当てさせるためのコードと、
前記帯域幅が40MHzの場合、前記通信デバイスに、前記VHT−SIG−A1に関しては104個のトーンを、前記VHT−SIG−A2に関しては104個のトーンを、前記VHT−STFに関しては24個のトーンを、前記1つ又は複数のVHT−LTFに関しては114個のトーンを、前記VHT−SIG−Bに関しては114個のトーンを、かつ、前記DATAに関しては114個のトーンを割り当てさせるためのコードと、
前記帯域幅が80MHzの場合、前記通信デバイスに、前記VHT−SIG−A1に関しては208個のトーンを、前記VHT−SIG−A2に関しては208個のトーンを、前記VHT−STFに関しては48個のトーンを、前記1つ又は複数のVHT−LTFに関しては242個のトーンを、前記VHT−SIG−Bに関しては242個のトーンを、かつ、前記DATAに関しては242個のトーンを割り当てさせるためのコードと、
前記帯域幅が160MHzの場合、前記通信デバイスに、前記VHT−SIG−A1に関しては416個のトーンを、前記VHT−SIG−A2に関しては416個のトーンを、前記VHT−STFに関しては48個のトーンを、前記1つ又は複数のVHT−LTFに関しては484個のトーンを、前記VHT−SIG−Bに関しては484個のトーンを、かつ、前記DATAに関しては484個のトーンを割り当てさせるためのコードと、
前記通信デバイスに前記信号を送信させるためのコードと、を備えるコンピュータ・プログラム製品。
[30]
前記帯域幅が20MHzの場合、前記VHT−SIG−Bは26ビットを運び、前記帯域幅が40MHzの場合、前記VHT−SIG−Bは帯域幅20MHzごとに27ビットを運び、前記帯域幅が80MHzの場合、前記VHT−SIG−Bは帯域幅20MHzごとに29ビットを運び、前記帯域幅が160MHzの場合、前記VHT−SIG−Bは帯域幅20MHzごとに29ビットを運ぶ、[29]のコンピュータ・プログラム製品。
[31]
前記命令が、前記通信デバイスに、前記帯域幅に基づいて帯域幅メッセージを生成させるためのコード、を更に備える[29]のコンピュータ・プログラム製品。
[32]
前記命令が、フレームがベリー・ハイ・スループット(VHT)信号を含んでいることを指示するために、直交2相位相変調(QBPSK)を用いて、前記通信デバイスに、前記VHT−SIG−A2を変調させるためのコード、を更に備える[29]のコンピュータ・プログラム製品。
[33]
直交周波数分割多重(OFDM)トーンを受け取るためのコンピュータ・プログラム製品であって、
その上に命令を有する非一時的な有形コンピュータ可読媒体を備えており、前記命令は、
通信デバイスに、信号受信に関する帯域幅が20メガヘルツ(MHz)か、40MHzか、80MHzか、あるいは160MHzかを決定させるためのコードと、
前記帯域幅が20MHzの場合、前記通信デバイスに、ベリー・ハイ・スループット信号フィールドA1(VHT−SIG−A1)に関しては52個のトーンを、ベリー・ハイ・スループット信号フィールドA2(VHT−SIG−A2)に関しては52個のトーンを、ベリー・ハイ・スループット・ショート・トレーニング・フィールド(VHT−STF)に関しては12個のトーンを、1つ又は複数のベリー・ハイ・スループット・ロング・トレーニング・フィールド(VHT−LTF)に関しては56個のトーンを、ベリー・ハイ・スループット信号フィールドB(VHT−SIG−B)に関しては56個のトーンを、かつ、データ・フィールド(DATA)に関しては56個のトーンを受け取らせるためのコードと、
前記帯域幅が40MHzの場合、前記通信デバイスに、前記VHT−SIG−A1に関しては104個のトーンを、前記VHT−SIG−A2に関しては104個のトーンを、前記VHT−STFに関しては24個のトーンを、前記1つ又は複数のVHT−LTFに関しては114個のトーンを、前記VHT−SIG−Bに関しては114個のトーンを、かつ、前記DATAに関しては114個のトーンを受け取らせるためのコードと、
前記帯域幅が80MHzの場合、前記通信デバイスに、前記VHT−SIG−A1に関しては208個のトーンを、前記VHT−SIG−A2に関しては208個のトーンを、前記VHT−STFに関しては48個のトーンを、前記1つ又は複数のVHT−LTFに関しては242個のトーンを、前記VHT−SIG−Bに関しては242個のトーンを、かつ、前記DATAに関しては242個のトーンを受け取らせるためのコードと、
前記帯域幅が160MHzの場合、前記通信デバイスに、前記VHT−SIG−A1に関しては416個のトーンを、前記VHT−SIG−A2に関しては416個のトーンを、前記VHT−STFに関しては48個のトーンを、前記1つ又は複数のVHT−LTFに関しては484個のトーンを、前記VHT−SIG−Bに関しては484個のトーンを、かつ、前記DATAに関しては484個のトーンを受け取らせるためのコードと、を備えるコンピュータ・プログラム製品。
[34]
前記帯域幅が20MHzの場合、前記VHT−SIG−Bは26ビットを運び、前記帯域幅が40MHzの場合、前記VHT−SIG−Bは帯域幅20MHzごとに27ビットを運び、前記帯域幅が80MHzの場合、前記VHT−SIG−Bは帯域幅20MHzごとに29ビットを運び、前記帯域幅が160MHzの場合、前記VHT−SIG−Bは帯域幅20MHzごとに29ビットを運ぶ、[33]のコンピュータ・プログラム製品。
[35]
信号受信に関する前記帯域幅が20MHzか、40MHzか、80MHzか、あるいは、160MHzかを決定することは、帯域幅の指示を受け取ること、を備える[33]のコンピュータ・プログラム製品。
[36]
前記VHT−SIG−A2が直交2相位相変調(QBPSK)を用いる場合、前記命令は、前記通信デバイスに、ベリー・ハイ・スループット(VHT)信号を検出させるためのコード、を更に備える[33]のコンピュータ・プログラム製品。
[37]
直交周波数分割多重(OFDM)トーンを割り当てるための装置であって、
信号送信に関する帯域幅が20メガヘルツ(MHz)か、40MHzか、80MHzか、あるいは160MHzかを決定するための手段と、
前記帯域幅が20MHzの場合、ベリー・ハイ・スループット信号フィールドA1(VHT−SIG−A1)に関しては52個のトーンを、ベリー・ハイ・スループット信号フィールドA2(VHT−SIG−A2)に関しては52個のトーンを、ベリー・ハイ・スループット・ショート・トレーニング・フィールド(VHT−STF)に関しては12個のトーンを、1つ又は複数のベリー・ハイ・スループット・ロング・トレーニング・フィールド(VHT−LTF)に関しては56個のトーンを、ベリー・ハイ・スループット信号フィールドB(VHT−SIG−B)に関しては56個のトーンを、かつ、データ・フィールド(DATA)に関しては56個のトーンを割り当てるための手段と、
前記帯域幅が40MHzの場合、前記VHT−SIG−A1に関しては104個のトーンを、前記VHT−SIG−A2に関しては104個のトーンを、前記VHT−STFに関しては24個のトーンを、前記1つ又は複数のVHT−LTFに関しては114個のトーンを、前記VHT−SIG−Bに関しては114個のトーンを、かつ、前記DATAに関しては114個のトーンを割り当てるための手段と、
前記帯域幅が80MHzの場合、前記VHT−SIG−A1に関しては208個のトーンを、前記VHT−SIG−A2に関しては208個のトーンを、前記VHT−STFに関しては48個のトーンを、前記1つ又は複数のVHT−LTFに関しては242個のトーンを、前記VHT−SIG−Bに関しては242個のトーンを、かつ、前記DATAに関しては242個のトーンを割り当てるための手段と、
前記帯域幅が160MHzの場合、前記VHT−SIG−A1に関しては416個のトーンを、前記VHT−SIG−A2に関しては416個のトーンを、前記VHT−STFに関しては48個のトーンを、前記1つ又は複数のVHT−LTFに関しては484個のトーンを、前記VHT−SIG−Bに関しては484個のトーンを、かつ、前記DATAに関しては484個のトーンを割り当てるための手段と、
前記信号を送信するための手段と、を含んでいる装置。
[38]
前記帯域幅が20MHzの場合、前記VHT−SIG−Bは26ビットを運び、前記帯域幅が40MHzの場合、前記VHT−SIG−Bは帯域幅20MHzごとに27ビットを運び、前記帯域幅が80MHzの場合、前記VHT−SIG−Bは帯域幅20MHzごとに29ビットを運び、前記帯域幅が160MHzの場合、前記VHT−SIG−Bは帯域幅20MHzごとに29ビットを運ぶ、[37]の装置。
[39]
前記帯域幅に基づいて帯域幅メッセージを生成するための手段、を更に備える[37]の装置。
[40]
フレームがベリー・ハイ・スループット(VHT)信号を含んでいることを指示するために、直交2相位相変調(QBPSK)を用いて、前記VHT−SIG−A2を変調させるための手段、を更に備える[37]の装置。
[41]
直交周波数分割多重(OFDM)トーンを受け取るための装置であって、
信号受信に関する帯域幅が20メガヘルツ(MHz)か、40MHzか、80MHzか、あるいは160MHzかを決定するための手段と、
前記帯域幅が20MHzの場合、ベリー・ハイ・スループット信号フィールドA1(VHT−SIG−A1)に関しては52個のトーンを、ベリー・ハイ・スループット信号フィールドA2(VHT−SIG−A2)に関しては52個のトーンを、ベリー・ハイ・スループット・ショート・トレーニング・フィールド(VHT−STF)に関しては12個のトーンを、1つ又は複数のベリー・ハイ・スループット・ロング・トレーニング・フィールド(VHT−LTF)に関しては56個のトーンを、ベリー・ハイ・スループット信号フィールドB(VHT−SIG−B)に関しては56個のトーンを、かつ、データ・フィールド(DATA)に関しては56個のトーンを受け取るための手段と、
前記帯域幅が40MHzの場合、前記VHT−SIG−A1に関しては104個のトーンを、前記VHT−SIG−A2に関しては104個のトーンを、前記VHT−STFに関しては24個のトーンを、前記1つ又は複数のVHT−LTFに関しては114個のトーンを、前記VHT−SIG−Bに関しては114個のトーンを、かつ、前記DATAに関しては114個のトーンを受け取るための手段と、
前記帯域幅が80MHzの場合、前記VHT−SIG−A1に関しては208個のトーンを、前記VHT−SIG−A2に関しては208個のトーンを、前記VHT−STFに関しては48個のトーンを、前記1つ又は複数のVHT−LTFに関しては242個のトーンを、前記VHT−SIG−Bに関しては242個のトーンを、かつ、前記DATAに関しては242個のトーンを受け取るための手段と、
前記帯域幅が160MHzの場合、前記VHT−SIG−A1に関しては416個のトーンを、前記VHT−SIG−A2に関しては416個のトーンを、前記VHT−STFに関しては48個のトーンを、前記1つ又は複数のVHT−LTFに関しては484個のトーンを、前記VHT−SIG−Bに関しては484個のトーンを、かつ、前記DATAに関しては484個のトーンを受け取るための手段と、を備える装置。
[42]
前記帯域幅が20MHzの場合、前記VHT−SIG−Bは26ビットを運び、前記帯域幅が40MHzの場合、前記VHT−SIG−Bは帯域幅20MHzごとに27ビットを運び、前記帯域幅が80MHzの場合、前記VHT−SIG−Bは帯域幅20MHzごとに29ビットを運び、前記帯域幅が160MHzの場合、前記VHT−SIG−Bは帯域幅20MHzごとに29ビットを運ぶ、[41]の装置。
[43]
信号受信に関する前記帯域幅が20MHzか、40MHzか、80MHzか、あるいは、160MHzかを決定することは、帯域幅の指示を受け取ることを備える、[41]の装置。
[44]
前記VHT−SIG−A2が直交2相位相変調(QBPSK)を用いる場合、ベリー・ハイ・スループット(VHT)信号を検出するための手段を更に備える、[41]の装置。

Claims (40)

  1. 直交周波数分割多重(OFDM)トーンを割り当てるための通信デバイスであって、
    プロセッサと、
    前記プロセッサと電子通信中のメモリと、
    前記メモリ内に格納された命令とを備え、前記命令は、
    信号送信に関する帯域幅が20メガヘルツ(MHz)か、40MHzか、80MHzか、あるいは、160MHzかを決定し、
    前記帯域幅が20MHzの場合、ベリー・ハイ・スループット信号フィールドA1(VHT−SIG−A1)に関しては52個のトーンを、ベリー・ハイ・スループット信号フィールドA2(VHT−SIG−A2)に関しては52個のトーンを、ベリー・ハイ・スループット・ショート・トレーニング・フィールド(VHT−STF)に関しては12個のトーンを、1つ又は複数のベリー・ハイ・スループット・ロング・トレーニング・フィールド(VHT−LTF)に関しては56個のトーンを、ベリー・ハイ・スループット信号フィールドB(VHT−SIG−B)に関しては56個のトーンを、かつ、データ・フィールド(DATA)に関しては56個のトーンを割り当て、
    前記帯域幅が40MHzの場合、前記VHT−SIG−A1に関しては104個のトーンを、前記VHT−SIG−A2に関しては104個のトーンを、前記VHT−STFに関しては24個のトーンを、前記1つ又は複数のVHT−LTFに関しては114個のトーンを、前記VHT−SIG−Bに関しては114個のトーンを、かつ、前記DATAに関しては114個のトーンを割り当て、
    前記帯域幅が80MHzの場合、前記VHT−SIG−A1に関しては208個のトーンを、前記VHT−SIG−A2に関しては208個のトーンを、前記VHT−STFに関しては48個のトーンを、前記1つ又は複数のVHT−LTFに関しては242個のトーンを、前記VHT−SIG−Bに関しては242個のトーンを、かつ、前記DATAに関しては242個のトーンを割り当て、
    前記帯域幅が160MHzの場合、前記VHT−SIG−A1に関しては416個のトーンを、前記VHT−SIG−A2に関しては416個のトーンを、前記VHT−STFに関しては48個のトーンを、前記1つ又は複数のVHT−LTFに関しては484個のトーンを、前記VHT−SIG−Bに関しては484個のトーンを、かつ、前記DATAに関しては484個のトーンを割り当て、
    かつ、前記信号を送信し、
    ここで、前記帯域幅が80MHzあるいは160MHzの場合、前記VHT−SIG−Bは1つ又は複数のパッド・ビットを運ぶ、
    ように実行可能である、通信デバイス。
  2. 前記命令が、
    前記帯域幅が20MHzの場合、ノン・ハイ・スループット(ノンHT)ショート・トレーニング・フィールド(L−STF)に関しては12個のトーンを、ノンHTロング・トレーニング・フィールド(L−LTF)に関しては52個のトーンを、かつ、ノンHT信号フィールド(L−SIG)に関しては52個のトーンを割り当て、
    前記帯域幅が40MHzの場合、前記L−STFに関しては24個のトーンを、前記L−LTFに関しては104個のトーンを、かつ、前記L−SIGに関しては104個のトーンを割り当て、
    前記帯域幅が80MHzの場合、前記L−STFに関しては48個のトーンを、前記L−LTFに関しては208個のトーンを、かつ、前記L−SIGに関しては208個のトーンを割り当て、
    前記帯域幅が160MHzの場合、前記L−STFに関しては48個のトーンを、前記L−LTFに関しては416個のトーンを、かつ、前記L−SIGに関しては416個のトーンを割り当てる、
    ように更に実行可能である、請求項1の通信デバイス。
  3. 前記帯域幅が20MHzの場合、前記VHT−SIG−Bは26ビットを運び、前記帯域幅が40MHzの場合、前記VHT−SIG−Bは帯域幅20MHzごとに27ビットを運び、前記帯域幅が80MHzの場合、前記VHT−SIG−Bは帯域幅20MHzごとに29ビットを運び、前記帯域幅が160MHzの場合、前記VHT−SIG−Bは帯域幅20MHzごとに29ビットを運ぶ、請求項1の通信デバイス。
  4. 前記命令が前記帯域幅に基づいて帯域幅メッセージを生成する、ようにさらに実行可能である請求項1の通信デバイス。
  5. 前記命令は、フレームがベリー・ハイ・スループット(VHT)信号を含んでいることを指示するために、直交2相位相変調(QBPSK)を用いて、前記VHT−SIG−A2を変調する、ようにさらに実行可能である請求項1の通信デバイス。
  6. 前記帯域幅が80MHzの場合、前記命令は、サブキャリア・インデックス−103、−75、−39、−11、11、39、75、及び、103で、パイロット・トーンを挿入する、ようにさらに実行可能である請求項1の通信デバイス。
  7. 直交周波数分割多重(OFDM)トーンを受け取るための通信デバイスであって、
    プロセッサと、
    前記プロセッサと電子通信中のメモリと、
    前記メモリ内に格納された命令と、を備え、前記命令は、
    信号受信に関する帯域幅が20メガヘルツ(MHz)か、40MHzか、80MHzか、あるいは160MHzかを決定し、
    前記帯域幅が20MHzの場合、ベリー・ハイ・スループット信号フィールドA1(VHT−SIG−A1)に関しては52個のトーンを、ベリー・ハイ・スループット信号フィールドA2(VHT−SIG−A2)に関しては52個のトーンを、ベリー・ハイ・スループット・ショート・トレーニング・フィールド(VHT−STF)に関しては12個のトーンを、1つ又は複数のベリー・ハイ・スループット・ロング・トレーニング・フィールド(VHT−LTF)に関しては56個のトーンを、ベリー・ハイ・スループット信号フィールドB(VHT−SIG−B)に関しては56個のトーンを、かつ、データ・フィールド(DATA)に関しては56個のトーンを受け取り、
    前記帯域幅が40MHzの場合、前記VHT−SIG−A1に関しては104個のトーンを、前記VHT−SIG−A2に関しては104個のトーンを、前記VHT−STFに関しては24個のトーンを、前記1つ又は複数のVHT−LTFに関しては114個のトーンを、前記VHT−SIG−Bに関しては114個のトーンを、かつ、前記DATAに関しては114個のトーンを受け取り、
    前記帯域幅が80MHzの場合、前記VHT−SIG−A1に関しては208個のトーンを、前記VHT−SIG−A2に関しては208個のトーンを、前記VHT−STFに関しては48個のトーンを、前記1つ又は複数のVHT−LTFに関しては242個のトーンを、前記VHT−SIG−Bに関しては242個のトーンを、かつ、前記DATAに関しては242個のトーンを受け取り、
    前記帯域幅が160MHzの場合、前記VHT−SIG−A1に関しては416個のトーンを、前記VHT−SIG−A2に関しては416個のトーンを、前記VHT−STFに関しては48個のトーンを、前記1つ又は複数のVHT−LTFに関しては484個のトーンを、前記VHT−SIG−Bに関しては484個のトーンを、かつ、前記DATAに関しては484個のトーンを受け取り、
    前記帯域幅が80MHzあるいは160MHzの場合、前記VHT−SIG−Bは1つ又は複数のパッド・ビットを運ぶ、
    ように実行可能である、通信デバイス。
  8. 前記命令が、
    前記帯域幅が20MHzの場合、ノン・ハイ・スループット(ノンHT)ショート・トレーニング・フィールド(L−STF)に関しては12個のトーンを、ノンHTロング・トレーニング・フィールド(L−LTF)に関しては52個のトーンを、かつ、ノンHT信号フィールド(L−SIG)に関しては52個のトーンを受け取り、
    前記帯域幅が40MHzの場合、前記L−STFに関しては24個のトーンを、前記L−LTFに関しては104個のトーンを、かつ、前記L−SIGに関しては104個のトーンを受け取り、
    前記帯域幅が80MHzの場合、前記L−STFに関しては48個のトーンを、前記L−LTFに関しては208個のトーンを、かつ、前記L−SIGに関しては208個のトーンを受け取り、
    前記帯域幅が160MHzの場合、前記L−STFに関しては48個のトーンを、前記L−LTFに関しては416個のトーンを、かつ、前記L−SIGに関しては416個のトーンを受け取る、
    ように更に実行可能である、請求項7の通信デバイス。
  9. 前記帯域幅が20MHzの場合、前記VHT−SIG−Bは26ビットを運び、前記帯域幅が40MHzの場合、前記VHT−SIG−Bは帯域幅20MHzごとに27ビットを運び、前記帯域幅が80MHzの場合、前記VHT−SIG−Bは帯域幅20MHzごとに29ビットを運び、前記帯域幅が160MHzの場合、前記VHT−SIG−Bは帯域幅20MHzごとに29ビットを運ぶ、請求項7の通信デバイス。
  10. 信号受信に関する前記帯域幅が20MHzか、40MHzか、80MHzか、あるいは160MHzかを決定することは、帯域幅の指示を受け取ることを備える、請求項7の通信デバイス。
  11. 前記VHT−SIG−A2が直交2相位相変調(QBPSK)を用いる場合、前記命令は、ベリー・ハイ・スループット(VHT)信号を検出する、ようにさらに実行可能である請求項7の通信デバイス。
  12. 前記帯域幅が80MHzの場合、前記命令は、サブキャリア・インデックス−103、−75、−39、−11、11、39、75、及び、103で、パイロット・トーンを受け取る、ようにさらに実行可能である請求項7の通信デバイス。
  13. 通信デバイス上に直交周波数分割多重(OFDM)トーンを割り当てるための方法であって、
    信号送信に関する帯域幅が20メガヘルツ(MHz)か、40MHzか、80MHzか、あるいは160MHzかを決定することと、
    前記帯域幅が20MHzの場合、ベリー・ハイ・スループット信号フィールドA1(VHT−SIG−A1)に関しては52個のトーンを、ベリー・ハイ・スループット信号フィールドA2(VHT−SIG−A2)に関しては52個のトーンを、ベリー・ハイ・スループット・ショート・トレーニング・フィールド(VHT−STF)に関しては12個のトーンを、1つ又は複数のベリー・ハイ・スループット・ロング・トレーニング・フィールド(VHT−LTF)に関しては56個のトーンを、ベリー・ハイ・スループット信号フィールドB(VHT−SIG−B)に関しては56個のトーンを、かつ、データ・フィールド(DATA)に関しては56個のトーンを割り当てることと、
    前記帯域幅が40MHzの場合、前記VHT−SIG−A1に関しては104個のトーンを、前記VHT−SIG−A2に関しては104個のトーンを、前記VHT−STFに関しては24個のトーンを、前記1つ又は複数のVHT−LTFに関しては114個のトーンを、前記VHT−SIG−Bに関しては114個のトーンを、かつ、前記DATAに関しては114個のトーンを割り当てることと、
    前記帯域幅が80MHzの場合、前記VHT−SIG−A1に関しては208個のトーンを、前記VHT−SIG−A2に関しては208個のトーンを、前記VHT−STFに関しては48個のトーンを、前記1つ又は複数のVHT−LTFに関しては242個のトーンを、前記VHT−SIG−Bに関しては242個のトーンを、かつ、前記DATAに関しては242個のトーンを割り当てることと、
    前記帯域幅が160MHzの場合、前記VHT−SIG−A1に関しては416個のトーンを、前記VHT−SIG−A2に関しては416個のトーンを、前記VHT−STFに関しては48個のトーンを、前記1つ又は複数のVHT−LTFに関しては484個のトーンを、前記VHT−SIG−Bに関しては484個のトーンを、かつ、前記DATAに関しては484個のトーンを割り当てることと、
    前記信号を送信することと、
    ここで、前記帯域幅が80MHzあるいは160MHzの場合、前記VHT−SIG−Bは1つ又は複数のパッド・ビットを運ぶ、
    を備える方法。
  14. 前記帯域幅が20MHzの場合、ノン・ハイ・スループット(ノンHT)ショート・トレーニング・フィールド(L−STF)に関しては12個のトーンを、ノンHTロング・トレーニング・フィールド(L−LTF)に関しては52個のトーンを、かつ、ノンHT信号フィールド(L−SIG)に関しては52個のトーンを割り当てることと、
    前記帯域幅が40MHzの場合、前記L−STFに関しては24個のトーンを、前記L−LTFに関しては104個のトーンを、かつ、前記L−SIGに関しては104個のトーンを割り当てることと、
    前記帯域幅が80MHzの場合、前記L−STFに関しては48個のトーンを、前記L−LTFに関しては208個のトーンを、かつ、前記L−SIGに関しては208個のトーンを割り当てることと、
    前記帯域幅が160MHzの場合、前記L−STFに関しては48個のトーンを、前記L−LTFに関しては416個のトーンを、かつ、前記L−SIGに関しては416個のトーンを割り当てることと、
    を更に備える請求項13の方法。
  15. 前記帯域幅が20MHzの場合、前記VHT−SIG−Bは26ビットを運び、前記帯域幅が40MHzの場合、前記VHT−SIG−Bは帯域幅20MHzごとに27ビットを運び、前記帯域幅が80MHzの場合、前記VHT−SIG−Bは帯域幅20MHzごとに29ビットを運び、前記帯域幅が160MHzの場合、前記VHT−SIG−Bは帯域幅20MHzごとに29ビットを運ぶ、請求項13の方法。
  16. 前記帯域幅に基づいて帯域幅メッセージを生成する、ことを更に備える請求項13の方法。
  17. フレームがベリー・ハイ・スループット(VHT)信号を含んでいることを指示するために、直交2相位相変調(QBPSK)を用いて、前記VHT−SIG−A2を変調すること、を更に備える請求項13の方法。
  18. 前記帯域幅が80MHzの場合、サブキャリア・インデックス−103、−75、−39、−11、11、39、75、及び、103で、パイロット・トーンを挿入すること、を更に備える請求項13の方法。
  19. 通信デバイス上で直交周波数分割多重(OFDM)トーンを受け取るための方法であって、
    信号受信に関する帯域幅が20メガヘルツ(MHz)か、40MHzか、80MHzか、あるいは160MHzかを決定することと、
    前記帯域幅が20MHzの場合、ベリー・ハイ・スループット信号フィールドA1(VHT−SIG−A1)に関しては52個のトーンを、ベリー・ハイ・スループット信号フィールドA2(VHT−SIG−A2)に関しては52個のトーンを、ベリー・ハイ・スループット・ショート・トレーニング・フィールド(VHT−STF)に関しては12個のトーンを、1つ又は複数のベリー・ハイ・スループット・ロング・トレーニング・フィールド(VHT−LTF)に関しては56個のトーンを、ベリー・ハイ・スループット信号フィールドB(VHT−SIG−B)に関しては56個のトーンを、かつ、データ・フィールド(DATA)に関しては56個のトーンを受け取ることと、
    前記帯域幅が40MHzの場合、前記VHT−SIG−A1に関しては104個のトーンを、前記VHT−SIG−A2に関しては104個のトーンを、前記VHT−STFに関しては24個のトーンを、前記1つ又は複数のVHT−LTFに関しては114個のトーンを、前記VHT−SIG−Bに関しては114個のトーンを、かつ、前記DATAに関しては114個のトーンを受け取ることと、
    前記帯域幅が80MHzの場合、前記VHT−SIG−A1に関しては208個のトーンを、前記VHT−SIG−A2に関しては208個のトーンを、前記VHT−STFに関しては48個のトーンを、前記1つ又は複数のVHT−LTFに関しては242個のトーンを、前記VHT−SIG−Bに関しては242個のトーンを、かつ、前記DATAに関しては242個のトーンを受け取ることと、
    前記帯域幅が160MHzの場合、前記VHT−SIG−A1に関しては416個のトーンを、前記VHT−SIG−A2に関しては416個のトーンを、前記VHT−STFに関しては48個のトーンを、前記1つ又は複数のVHT−LTFに関しては484個のトーンを、前記VHT−SIG−Bに関しては484個のトーンを、かつ、前記DATAに関しては484個のトーンを受け取ることと、
    ここで、前記帯域幅が80MHzあるいは160MHzの場合、前記VHT−SIG−Bは1つ又は複数のパッド・ビットを運ぶ、
    を備える方法。
  20. 前記帯域幅が20MHzの場合、ノン・ハイ・スループット(ノンHT)ショート・トレーニング・フィールド(L−STF)に関しては12個のトーンを、ノンHTロング・トレーニング・フィールド(L−LTF)に関しては52個のトーンを、かつ、ノンHT信号フィールド(L−SIG)に関しては52個のトーンを受け取ることと、
    前記帯域幅が40MHzの場合、前記L−STFに関しては24個のトーンを、前記L−LTFに関しては104個のトーンを、かつ、前記L−SIGに関しては104個のトーンを受け取ることと、
    前記帯域幅が80MHzの場合、前記L−STFに関しては48個のトーンを、前記L−LTFに関しては208個のトーンを、かつ、前記L−SIGに関しては208個のトーンを受け取ることと、
    前記帯域幅が160MHzの場合、前記L−STFに関しては48個のトーンを、前記L−LTFに関しては416個のトーンを、かつ、前記L−SIGに関しては416個のトーンを受け取ることと、
    を更に備える請求項19の方法。
  21. 前記帯域幅が20MHzの場合、前記VHT−SIG−Bは26ビットを運び、前記帯域幅が40MHzの場合、前記VHT−SIG−Bは帯域幅20MHzごとに27ビットを運び、前記帯域幅が80MHzの場合、前記VHT−SIG−Bは帯域幅20MHzごとに29ビットを運び、前記帯域幅が160MHzの場合、前記VHT−SIG−Bは帯域幅20MHzごとに29ビットを運ぶ、請求項19の方法。
  22. 信号受信に関する前記帯域幅が20MHzか、40MHzか、80MHzか、あるいは160MHzかを決定することは、帯域幅の指示を受け取ること、を備える請求項19の方法。
  23. 前記VHT−SIG−A2が直交2相位相変調(QBPSK)を用いる場合、ベリー・ハイ・スループット(VHT)信号を検出すること、を更に備える請求項19の方法。
  24. 前記帯域幅が80MHzの場合、サブキャリア・インデックス−103、−75、−39、−11、11、39、75、及び、103で、パイロット・トーンを受け取ること、を更に備える請求項19の方法。
  25. 直交周波数分割多重(OFDM)トーンを割り当てるための命令を有するコンピュータ可読記憶媒体であって、前記命令は、
    通信デバイスに、信号送信に関する帯域幅が20メガヘルツ(MHz)か、40MHzか、80MHzか、あるいは160MHzかを決定させるためのコードと、
    前記帯域幅が20MHzの場合、前記通信デバイスに、ベリー・ハイ・スループット信号フィールドA1(VHT−SIG−A1)に関しては52個のトーンを、ベリー・ハイ・スループット信号フィールドA2(VHT−SIG−A2)に関しては52個のトーンを、ベリー・ハイ・スループット・ショート・トレーニング・フィールド(VHT−STF)に関しては12個のトーンを、1つ又は複数のベリー・ハイ・スループット・ロング・トレーニング・フィールド(VHT−LTF)に関しては56個のトーンを、ベリー・ハイ・スループット信号フィールドB(VHT−SIG−B)に関しては56個のトーンを、かつ、データ・フィールド(DATA)に関しては56個のトーンを割り当てさせるためのコードと、
    前記帯域幅が40MHzの場合、前記通信デバイスに、前記VHT−SIG−A1に関しては104個のトーンを、前記VHT−SIG−A2に関しては104個のトーンを、前記VHT−STFに関しては24個のトーンを、前記1つ又は複数のVHT−LTFに関しては114個のトーンを、前記VHT−SIG−Bに関しては114個のトーンを、かつ、前記DATAに関しては114個のトーンを割り当てさせるためのコードと、
    前記帯域幅が80MHzの場合、前記通信デバイスに、前記VHT−SIG−A1に関しては208個のトーンを、前記VHT−SIG−A2に関しては208個のトーンを、前記VHT−STFに関しては48個のトーンを、前記1つ又は複数のVHT−LTFに関しては242個のトーンを、前記VHT−SIG−Bに関しては242個のトーンを、かつ、前記DATAに関しては242個のトーンを割り当てさせるためのコードと、
    前記帯域幅が160MHzの場合、前記通信デバイスに、前記VHT−SIG−A1に関しては416個のトーンを、前記VHT−SIG−A2に関しては416個のトーンを、前記VHT−STFに関しては48個のトーンを、前記1つ又は複数のVHT−LTFに関しては484個のトーンを、前記VHT−SIG−Bに関しては484個のトーンを、かつ、前記DATAに関しては484個のトーンを割り当てさせるためのコードと、
    前記通信デバイスに前記信号を送信させるためのコードと、を備え、
    ここで、前記帯域幅が80MHzあるいは160MHzの場合、前記VHT−SIG−Bは1つ又は複数のパッド・ビットを運ぶ、
    コンピュータ可読記憶媒体。
  26. 前記帯域幅が20MHzの場合、前記VHT−SIG−Bは26ビットを運び、前記帯域幅が40MHzの場合、前記VHT−SIG−Bは帯域幅20MHzごとに27ビットを運び、前記帯域幅が80MHzの場合、前記VHT−SIG−Bは帯域幅20MHzごとに29ビットを運び、前記帯域幅が160MHzの場合、前記VHT−SIG−Bは帯域幅20MHzごとに29ビットを運ぶ、請求項25のコンピュータ可読記憶媒体。
  27. 前記命令が、前記通信デバイスに、前記帯域幅に基づいて帯域幅メッセージを生成させるためのコード、を更に備える請求項25のコンピュータ可読記憶媒体。
  28. 前記命令が、フレームがベリー・ハイ・スループット(VHT)信号を含んでいることを指示するために、直交2相位相変調(QBPSK)を用いて、前記通信デバイスに、前記VHT−SIG−A2を変調させるためのコード、を更に備える請求項25のコンピュータ可読記憶媒体。
  29. 直交周波数分割多重(OFDM)トーンを受け取るための命令を有するコンピュータ可読記憶媒であって、前記命令は、
    通信デバイスに、信号受信に関する帯域幅が20メガヘルツ(MHz)か、40MHzか、80MHzか、あるいは160MHzかを決定させるためのコードと、
    前記帯域幅が20MHzの場合、前記通信デバイスに、ベリー・ハイ・スループット信号フィールドA1(VHT−SIG−A1)に関しては52個のトーンを、ベリー・ハイ・スループット信号フィールドA2(VHT−SIG−A2)に関しては52個のトーンを、ベリー・ハイ・スループット・ショート・トレーニング・フィールド(VHT−STF)に関しては12個のトーンを、1つ又は複数のベリー・ハイ・スループット・ロング・トレーニング・フィールド(VHT−LTF)に関しては56個のトーンを、ベリー・ハイ・スループット信号フィールドB(VHT−SIG−B)に関しては56個のトーンを、かつ、データ・フィールド(DATA)に関しては56個のトーンを受け取らせるためのコードと、
    前記帯域幅が40MHzの場合、前記通信デバイスに、前記VHT−SIG−A1に関しては104個のトーンを、前記VHT−SIG−A2に関しては104個のトーンを、前記VHT−STFに関しては24個のトーンを、前記1つ又は複数のVHT−LTFに関しては114個のトーンを、前記VHT−SIG−Bに関しては114個のトーンを、かつ、前記DATAに関しては114個のトーンを受け取らせるためのコードと、
    前記帯域幅が80MHzの場合、前記通信デバイスに、前記VHT−SIG−A1に関しては208個のトーンを、前記VHT−SIG−A2に関しては208個のトーンを、前記VHT−STFに関しては48個のトーンを、前記1つ又は複数のVHT−LTFに関しては242個のトーンを、前記VHT−SIG−Bに関しては242個のトーンを、かつ、前記DATAに関しては242個のトーンを受け取らせるためのコードと、
    前記帯域幅が160MHzの場合、前記通信デバイスに、前記VHT−SIG−A1に関しては416個のトーンを、前記VHT−SIG−A2に関しては416個のトーンを、前記VHT−STFに関しては48個のトーンを、前記1つ又は複数のVHT−LTFに関しては484個のトーンを、前記VHT−SIG−Bに関しては484個のトーンを、かつ、前記DATAに関しては484個のトーンを受け取らせるためのコードと、を備え、
    ここで、前記帯域幅が80MHzあるいは160MHzの場合、前記VHT−SIG−Bは1つ又は複数のパッド・ビットを運ぶ、
    コンピュータ可読記憶媒
  30. 前記帯域幅が20MHzの場合、前記VHT−SIG−Bは26ビットを運び、前記帯域幅が40MHzの場合、前記VHT−SIG−Bは帯域幅20MHzごとに27ビットを運び、前記帯域幅が80MHzの場合、前記VHT−SIG−Bは帯域幅20MHzごとに29ビットを運び、前記帯域幅が160MHzの場合、前記VHT−SIG−Bは帯域幅20MHzごとに29ビットを運ぶ、請求項29のコンピュータ可読記憶媒
  31. 信号受信に関する前記帯域幅が20MHzか、40MHzか、80MHzか、あるいは、160MHzかを決定することは、帯域幅の指示を受け取ること、を備える請求項29のコンピュータ可読記憶媒
  32. 前記VHT−SIG−A2が直交2相位相変調(QBPSK)を用いる場合、前記命令は、前記通信デバイスに、ベリー・ハイ・スループット(VHT)信号を検出させるためのコード、を更に備える請求項29のコンピュータ可読記憶媒
  33. 直交周波数分割多重(OFDM)トーンを割り当てるための装置であって、
    信号送信に関する帯域幅が20メガヘルツ(MHz)か、40MHzか、80MHzか、あるいは160MHzかを決定するための手段と、
    前記帯域幅が20MHzの場合、ベリー・ハイ・スループット信号フィールドA1(VHT−SIG−A1)に関しては52個のトーンを、ベリー・ハイ・スループット信号フィールドA2(VHT−SIG−A2)に関しては52個のトーンを、ベリー・ハイ・スループット・ショート・トレーニング・フィールド(VHT−STF)に関しては12個のトーンを、1つ又は複数のベリー・ハイ・スループット・ロング・トレーニング・フィールド(VHT−LTF)に関しては56個のトーンを、ベリー・ハイ・スループット信号フィールドB(VHT−SIG−B)に関しては56個のトーンを、かつ、データ・フィールド(DATA)に関しては56個のトーンを割り当てるための手段と、
    前記帯域幅が40MHzの場合、前記VHT−SIG−A1に関しては104個のトーンを、前記VHT−SIG−A2に関しては104個のトーンを、前記VHT−STFに関しては24個のトーンを、前記1つ又は複数のVHT−LTFに関しては114個のトーンを、前記VHT−SIG−Bに関しては114個のトーンを、かつ、前記DATAに関しては114個のトーンを割り当てるための手段と、
    前記帯域幅が80MHzの場合、前記VHT−SIG−A1に関しては208個のトーンを、前記VHT−SIG−A2に関しては208個のトーンを、前記VHT−STFに関しては48個のトーンを、前記1つ又は複数のVHT−LTFに関しては242個のトーンを、前記VHT−SIG−Bに関しては242個のトーンを、かつ、前記DATAに関しては242個のトーンを割り当てるための手段と、
    前記帯域幅が160MHzの場合、前記VHT−SIG−A1に関しては416個のトーンを、前記VHT−SIG−A2に関しては416個のトーンを、前記VHT−STFに関しては48個のトーンを、前記1つ又は複数のVHT−LTFに関しては484個のトーンを、前記VHT−SIG−Bに関しては484個のトーンを、かつ、前記DATAに関しては484個のトーンを割り当てるための手段と、
    前記信号を送信するための手段と、を含み、
    ここで、前記帯域幅が80MHzあるいは160MHzの場合、前記VHT−SIG−Bは1つ又は複数のパッド・ビットを運ぶ、
    装置。
  34. 前記帯域幅が20MHzの場合、前記VHT−SIG−Bは26ビットを運び、前記帯域幅が40MHzの場合、前記VHT−SIG−Bは帯域幅20MHzごとに27ビットを運び、前記帯域幅が80MHzの場合、前記VHT−SIG−Bは帯域幅20MHzごとに29ビットを運び、前記帯域幅が160MHzの場合、前記VHT−SIG−Bは帯域幅20MHzごとに29ビットを運ぶ、請求項33の装置。
  35. 前記帯域幅に基づいて帯域幅メッセージを生成するための手段、を更に備える請求項33の装置。
  36. フレームがベリー・ハイ・スループット(VHT)信号を含んでいることを指示するために、直交2相位相変調(QBPSK)を用いて、前記VHT−SIG−A2を変調させるための手段、を更に備える請求項33の装置。
  37. 直交周波数分割多重(OFDM)トーンを受け取るための装置であって、
    信号受信に関する帯域幅が20メガヘルツ(MHz)か、40MHzか、80MHzか、あるいは160MHzかを決定するための手段と、
    前記帯域幅が20MHzの場合、ベリー・ハイ・スループット信号フィールドA1(VHT−SIG−A1)に関しては52個のトーンを、ベリー・ハイ・スループット信号フィールドA2(VHT−SIG−A2)に関しては52個のトーンを、ベリー・ハイ・スループット・ショート・トレーニング・フィールド(VHT−STF)に関しては12個のトーンを、1つ又は複数のベリー・ハイ・スループット・ロング・トレーニング・フィールド(VHT−LTF)に関しては56個のトーンを、ベリー・ハイ・スループット信号フィールドB(VHT−SIG−B)に関しては56個のトーンを、かつ、データ・フィールド(DATA)に関しては56個のトーンを受け取るための手段と、
    前記帯域幅が40MHzの場合、前記VHT−SIG−A1に関しては104個のトーンを、前記VHT−SIG−A2に関しては104個のトーンを、前記VHT−STFに関しては24個のトーンを、前記1つ又は複数のVHT−LTFに関しては114個のトーンを、前記VHT−SIG−Bに関しては114個のトーンを、かつ、前記DATAに関しては114個のトーンを受け取るための手段と、
    前記帯域幅が80MHzの場合、前記VHT−SIG−A1に関しては208個のトーンを、前記VHT−SIG−A2に関しては208個のトーンを、前記VHT−STFに関しては48個のトーンを、前記1つ又は複数のVHT−LTFに関しては242個のトーンを、前記VHT−SIG−Bに関しては242個のトーンを、かつ、前記DATAに関しては242個のトーンを受け取るための手段と、
    前記帯域幅が160MHzの場合、前記VHT−SIG−A1に関しては416個のトーンを、前記VHT−SIG−A2に関しては416個のトーンを、前記VHT−STFに関しては48個のトーンを、前記1つ又は複数のVHT−LTFに関しては484個のトーンを、前記VHT−SIG−Bに関しては484個のトーンを、かつ、前記DATAに関しては484個のトーンを受け取るための手段と、を備え、
    ここで、前記帯域幅が80MHzあるいは160MHzの場合、前記VHT−SIG−Bは1つ又は複数のパッド・ビットを運ぶ、
    装置。
  38. 前記帯域幅が20MHzの場合、前記VHT−SIG−Bは26ビットを運び、前記帯域幅が40MHzの場合、前記VHT−SIG−Bは帯域幅20MHzごとに27ビットを運び、前記帯域幅が80MHzの場合、前記VHT−SIG−Bは帯域幅20MHzごとに29ビットを運び、前記帯域幅が160MHzの場合、前記VHT−SIG−Bは帯域幅20MHzごとに29ビットを運ぶ、請求項37の装置。
  39. 信号受信に関する前記帯域幅が20MHzか、40MHzか、80MHzか、あるいは、160MHzかを決定することは、帯域幅の指示を受け取ることを備える、請求項37の装置。
  40. 前記VHT−SIG−A2が直交2相位相変調(QBPSK)を用いる場合、ベリー・ハイ・スループット(VHT)信号を検出するための手段を更に備える、請求項37の装置。
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