JP5570770B2 - Feeding and transferring device for powder and granular materials - Google Patents
Feeding and transferring device for powder and granular materials Download PDFInfo
- Publication number
- JP5570770B2 JP5570770B2 JP2009176771A JP2009176771A JP5570770B2 JP 5570770 B2 JP5570770 B2 JP 5570770B2 JP 2009176771 A JP2009176771 A JP 2009176771A JP 2009176771 A JP2009176771 A JP 2009176771A JP 5570770 B2 JP5570770 B2 JP 5570770B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- feeding
- roll
- case
- rolls
- roll shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Catching Or Destruction (AREA)
- Fertilizing (AREA)
Description
この発明は、タンクに収容された粒状肥料等の粒体や粉体を噴管によって圃場に散布する散布機等に用いる粉粒状物の繰出装置に関する。 TECHNICAL FIELD The present invention relates to a powder and granular material feeding device used in a spreader or the like for spraying particles and powder such as granular fertilizer accommodated in a tank to a field by a jet tube.
一個のタンク内に複数個のタンク室を設け、また各タンク室において複数個の落下口を備えてこれら複数個の落下口にまとめて散布物を投入可能に構成するものがある(例えば特許文献1)。したがって、農薬,肥料など複数種類の散布物を同時に各タンク室に入れて同時に散布を行う技術がある。 Some tank chambers are provided with a plurality of tank chambers, and each tank chamber is provided with a plurality of drop openings so that the sprayed material can be put into the plurality of drop openings (for example, Patent Documents). 1). Therefore, there is a technique in which a plurality of types of sprayed materials such as agricultural chemicals and fertilizers are simultaneously put in each tank room and sprayed simultaneously.
ところで、上記の特許文献には、繰出機構として、繰出ロール軸に、繰出量の異なる3種類の繰出ロールがクラッチ手段を介して配設され、タンク内の粉粒状物を繰り出させる構成である。 By the way, in the above-mentioned patent document, as a feeding mechanism, three types of feeding rolls having different feeding amounts are arranged on the feeding roll shaft via the clutch means, and the granular material in the tank is fed out.
そして、複数の繰出ロール間には、リング状の仕切り板を遊嵌状態に配設して 粉粒状物の移動を規制している。しかしながら仕切り板が遊嵌状態では隣接する繰出ロールのうち一方が駆動され他方が非駆動の場合に駆動側から非駆動側へ回転力が伝達されて不測に回転する恐れがある。また上記の特許文献1によると、繰出ロールを収容するケースの両端に側蓋を有して着脱する構成が開示されるが、繰出ロール等内部構成のメンテナンス性に配慮した構成になっておらず、改善の余地がある。この発明は、ロールケースの構成を合理的な構成としながら、内部の繰出ロール等のメンテナンスの容易化を図るものである。
And a ring-shaped partition plate is arrange | positioned in the loosely-fitted state between several delivery rolls, and the movement of a granular material is controlled. However, when the partition plate is loosely fitted, when one of the adjacent feeding rolls is driven and the other is not driven, a rotational force may be transmitted from the driving side to the non-driving side to rotate unexpectedly. Moreover, according to said
請求項1に記載の発明は、タンク7の下方開口部に粉粒状物を流入可能に繰出装置8を設け、該繰出装置8には繰出ロール軸15と複数の繰出ロール14a〜14dを備え、これら繰出ロール14a〜14dの下方に繰出装置8から繰り出される粉粒状物を噴風により移送する通気筒62を設けた粉粒状物の繰出装置において、前記タンク7に連通する流入部19と下方の通気筒62に連通する排出部20を形成したロールケース17を設け、該ロールケース17にはその内部空間を長手方向前後に仕切る仕切り部18を形成し、前記繰出ロール軸15を前記ロールケース17の長手方向の後端部から前端部に亘る長さに設け、この繰出ロール軸15の前端側には前記複数の繰出ロールのうち一部の繰出ロール14cを着脱自在に設け、繰出ロール軸15の後端側には他の繰出ロール14a,14b,14d群を設ける構成とし、前記一部の繰出ロール14cを取り外した繰出ロール軸15を、ロールケース17に対して長手方向の後方側開放部から前記仕切り部18を越えて前方側に挿通すると共に、ロールケース17の前方側開放部から繰出ロール軸15の前端側に前記一部の繰出ロール14cを組み付ける構成し、
前記他の繰出ロール14a,14b,14d群を繰出ロール軸15に対してワンウェイクラッチ16x,16x,16yを介して組み付ける構成とし、
前記他の繰出ロール14a,14b,14d群は繰出容量の大きい繰出ロール14a,14bと繰出容量の小さい繰出ロール14dとからなり、前記ワンウェイクラッチ16x,16x,16yは繰出ロール軸15の正回転に連動して繰出ロールを連動するワンウェイクラッチ16x,16xと繰出ロール軸15の逆回転に連動して繰出ロールを連動するワンウェイクラッチ16yとからなり、前記繰出容量の大きい繰出ロール14a,14bをワンウェイクラッチ16x,16xにより繰出ロール軸15の正回転に伴なって回転連動し、繰出容量の小さい繰出ロール14dをワンウェイクラッチ16yにより繰出ロール軸15の逆回転に伴なって回転連動すべく構成したことを特徴とする粉粒状物の繰出装置とする。
The invention according to
The
The
請求項2に記載の発明は、前記他の繰出ロール14a,14b,14d群のうち繰出容量の小さい繰出ロール14dは、前記ロールケース17の流入部19d及び排出部20dに位相を合致させた流入部27Dと排出部27dを形成したブロック本体27aと、繰出ロール14aとの画成を兼用する区画壁体27bとからなり繰出ロール軸15に装着可能なケースブロック27に内装され、前記ケースブロック27の外周は前記ロールケース17の内周と略同径に設けた請求項1に記載の粉粒状物の繰出装置とする。
According to the second aspect of the present invention, the
請求項3に記載の発明は、ロールケース17の後方側開放部における前記ケースブロック27の後面に固定プレート32を設け、この固定プレート32に、前記繰出ロール軸15端に対し軸方向移動によりカップリング37を介して接離するモータ軸33aを備えたロール駆動モータ33を設けた請求項2に記載の粉粒状物の繰出装置とする。
According to a third aspect of the present invention , a
請求項1に記載の発明は、複数の繰出ロールを繰出ロール軸15の長手方向に配設してうち一部の繰出ロール14cを取り外した当該繰出ロール軸15を、ロールケース17に対して長手方向の後方側開放部から前記仕切り部18を越えて前方側に挿通すると共に、ロールケース17の前方側開放部から繰出ロール軸15の前端側に前記一部の繰出ロール14cを組み付けるものであるから、ロールケース17と一体的に仕切り部18を形成でき、この仕切り部18を挟んで前側に配設される繰出ロール14cと後側に配設される繰出ロール14bとが連れ回りする恐れが無く、摩耗による早期劣化を招かない。また、繰出ロール軸15には複数の繰出ロールのうち、他の繰出ロール14a,14b,14dを組み付けた状態でロールケース17の後方側から挿通し、前方側から一の繰出ロール14cを繰出ロール軸15に組み付けるものであるから、後方側に比較的広い作業空間を確保しうるようレイアウト構成することでメンテナンス作業の容易化を図ることができる。
According to the first aspect of the present invention, the
また、他の繰出ロール14a,14b,14d群を繰出ロール軸15に対してワンウェイクラッチ16x,16x,16yを介して組み付けるが、ワンウェイクラッチの組み付け作業を繰出ロールの装着位置から離れた場所で予め組み付けておき、ロールケース17に対して後方開放部から挿通することとなり、サブ組立の利点を活かして組立作業やメンテナンス作業を容易化する。
Further, the
また、繰出容量の大きい繰出ロール14a,14bはワンウェイクラッチ16x,16xにより繰出ロール軸15の正回転に伴なって回転連動し、繰出容量の小さい繰出ロール14dはワンウェイクラッチ16yにより繰出ロール軸15の逆回転に伴なって回転連動することにより、大きい繰出ロール14a,14bと小さい繰出ロール14dとは異なる粉粒状物を散布するために設けるから、両者が共に回転駆動される状態は必要でないため不要な回転が行われないため合理的で繰出ロールを長寿命化する。
Further, Repetitive out capacity of
請求項2に記載の発明は、ケースブロック27により繰出容量の小さい繰出ロール14dをケースブロック27で覆う構成とし、然も該ケースブロック27の外周をロールケース17の内周と略同径に設けることにより、繰出容量の小さい繰出ロール14であってもこのケースブロック27と共にロールケース17に対して挿通でき、繰出容量の大きい繰出ロール14a,14bのように径大として有効幅を短く設定する場合に比較して繰出ロール14d内の残粒等を少なくし、ケースブロック27の繰出ロール軸15への組み付けもサブ組立によるから交換やメンテナンス作業を容易に行うことができる。
According to the second aspect of the present invention, the
請求項3に記載の発明は、ケースブロック27の後面側にロール駆動モータ33をカップリング37を介してモータ軸33aと繰出ロール軸15とを軸同士の連結解除を容易化しながら装着でき、モータ33と繰出ロール軸15とを一体的にロールケース17に対して挿脱でき、メンテナンス性を向上できる。
According to the third aspect of the present invention, the
以下、図面に基づいてこの発明の実施態様について説明する。
まず、図1と図2に示すように、粒状散布装置1は、乗用管理機2の後部に装着される。前部にエンジン3を搭載し、エンジン回転を適宜に変速して前後車輪4,5を伝動する乗用管理機2機体の後部には、左右一対のタンク7,7を装着する。上記粒状散布装置1は、該タンク7、繰出装置8、送風装置9、第1噴管10、第2噴管11、制御部12等からなる。
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
First, as shown in FIGS. 1 and 2, the
前記一対のタンク7,7の夫々に該タンク7から所定量の散布粒剤を繰出す繰出装置8が設けられる。繰出装置8は複数形態の繰出ロール14を繰出ロール軸15に構成するもので、繰出凹部を同じ容量として周方向に複数形成した第1繰出ロール14a、該第1繰出ロール14aと同形態の第2繰出ロール14b、第3繰出ロール14c、及びこれら繰出ロールよりも短く且つ凹部深さを浅く形成した第4繰出ロール14dを1組とし、このうち第1,第2繰出ロール14a,14bをワンウェイクラッチ16x,16xを介して繰出ロール軸15に装着し、第4ロール14はワンウェイクラッチ16yを介して繰出ロール軸15に装着されている。更に、第3繰出ロール14cは該繰出ロール軸15に一体的に装着される構成である。
Each of the pair of
従って、繰出ロール軸15が正転駆動するときは、ワンウェイクラッチ16x,16xの連動作用をもって第1,第2繰出ロール14a,14bが駆動されるため、第1〜第3繰出ロール14a〜14cが駆動される構成である。逆に繰出ロール軸15が逆転駆動するときは、ワンウェイクラッチ16yを連動するため、第1,第2繰出ロール14a,14bは停止し、第3繰出ロール14c,第4繰出ロール14dが駆動される。
Accordingly, when the
一方前記タンク7内は平面視コ型の仕切壁7aを備え、繰出装置8の第1〜第3繰出ロール14a〜14cに対応する区画Aと第4繰出ロール14dに対応する区画Bとに区分される構成となっている。区画Aには一般的な施肥用粒剤用として、区画Bには少量散布が要求される除草剤用として使用されるよう設けられている。従って、繰出ロール軸15が正転するときは、第1繰出ロール14a〜第3繰出ロール14cが回転連動し区画Aの粒剤が繰出状態とされ、逆転するときは区画Aの第3繰出ロール14cのみの繰出し状態となる。なお、区画Bに除草剤を投入するときは、この逆転連動によって少量散布がなされる。
On the other hand, the inside of the
以下の説明においては、第1〜第3繰出ロール14a,14b,14cの繰出し状態を大供給状態、第3繰出ロール14cの繰出し状態を中供給状態、第4繰出ロール14dの繰出し状態を小供給状態という。また、これら大・中・小の3形態の繰出し状態において用いる繰出ロール又は繰出ロール組をもって繰出ロール種類1,2及び3が設定される。
In the following description, the feeding state of the first to
さらに、繰出装置8、繰出ロール14a〜14dの構成について詳述する。図6〜図8に示すように、ロールケース17内には、繰出ロール軸15をもって4個の繰出ロール14a〜14dを装着するものであるが、ロール長さが長い第1、第2の繰出ロール14a,14bを中央に、右側(前後方向における前側)にロール長さをやや短くした第3の繰出ロール14cを配置し、左側(前後方向における後側)にロール長さの最も短く羽根径を短く形成した第4の繰出ロール14dを配置する構成である。
Further, the configuration of the
上記ロールケース17は樹脂性材からなり、粉粒状物(施用剤)の流入部19a,19cは前記区画Aに臨み、流入部19dは前記区画Bにのぞむ構成であり、流入部19a,19cに対応して排出部20a,20cを、流入部19dに対応して排出部20dを形成する。図例では排出部20aと排出部20dは共通に形成するものである。なお仕切り部18は、前記繰出ロール14bと繰出ロール14cとの間を仕切る構成で、すなわち流入部19aと流入部19cとを仕切り形成する構成である。
The
図Aに示すように、前記繰出ロール14a,14bの夫々のボス部にはワンウェイクラッチ16x,16xを内在して繰出ロール軸15に装着するが、両繰出ロール14a,14bの間に区画板21を挟んで前後密着状に軸装する。この区画板21の存在によって、繰出ロール14aと繰出ロール14bとは画成され粉粒状物の往来流動を規制し下方のみへの案内をなす構成としている。22A,22B,22Cはボス部と繰出ロール軸15との間に介在して繰出ロール14a,14bの軸方向への移動を規制するシール環兼用の嵌合部材である。一体的とした繰出ロール14a,14b組の前後には薄板状の摺接板23a,23bを前記ボス部に載せて設ける。この摺接板23a,23bは前記区画板21とともに繰出ロール14a及び繰出ロール14bに流入した粉粒状物の隣接部への移動を規制すべく画成するものである。なおボス部の前後端にはシール環22A,22Bを設けて区画しているが、このうちシール環22A側の外周には鍔部22Aaを形成してなり、上記摺接板23のうち、前方の摺接板23aを繰出ロール軸15とともに連れて後方側(図中左側)に摺動できるように構成している。
As shown in FIG. A, one-
前記繰出ロール14cは、繰出ロール軸15の前側に沈みプラグ24により着脱自在に固定された角筒軸25にボス部を嵌合して該繰出ロール軸15と一体的に設けられ、該軸21の正逆回転に連動する構成である。上記繰出ロール14cの前側部(図では右側部)においてスペース環部材40を挟んでロールケース17の内側にシール26を装着したシール保持環26aを嵌合し、該ロールケース17の開口端には蓋状体26bを着脱自在に装着している。
The feeding roll 14c is provided integrally with the feeding
さらに、ロールケース17の後側部(図6〜8では左側部)には繰出ロール14dを配設するが、この繰出ロール14dはロールケース17内に嵌着するケースブロック27内に包持状態に設けられる。すなわち、ケースブロック27は、前記ロールケース17の流入部19d及び排出部20dに位相を合致させた流入部27Dと排出部27dを形成したブロック本体27aと、繰出ロール14aとの画成を兼用する区画壁体27bとからなり、このケースブロック27はロールケース17に対して挿脱自在に設けられ、該ケースブロック17を貫通しうる前記繰出ロール軸15にワンウェイクラッチ16yを介して繰出ロール14dをブロック本体27a側及び区画壁体27b側の夫々に区画板28a,28bおよびシール保持環29a,29bを設け、これらはサブ組立されるとともに前記繰出ロール軸15を挿脱自在の状態で長尺のボルト部材30,30…でユニット化される。なお、上記ワンウェイクラッチ16yは、繰出ロール14a,14bのワンウェイクラッチ16x,16xに対して繰出ロール軸15による連動可能回転方向を両者異にし、正転状態でワンウェイクラッチ16x,16xが駆動連動状態であるときは、ワンウェイクラッチ16yの駆動連動可能な回転方向は逆転状態に設定するものである。
Further, a
上記のユニット化されたケースブロック27は、その外径が前記繰出ロール14a,14b及び繰出ロール14cとほぼ同径に形成され、ロールケース17の内周面が形成される。
The unitized
前記ケースブロック27のブロック本体27aの後面側にパッキン環31を挟んで固定プレート32をボルト締めで締結する。
上記固定プレート32の後面側(図中左側)にはモータ33用ベースプレート34を装着可能に間隔保持筒35,35…を介在して両者を連結状態に固定できる。モータ33は繰出ロール14a〜14dを駆動するロール駆動モータとされ、該ロール駆動モータ33のモータ軸33aの軸芯は前記繰出ロール軸15と同芯と一致し得るよう上記の固定構成とされ、モータ軸33aの端部には先端側に切欠部37aを形成したカップリング37を着脱自在に設けている。一方繰出ロール軸15側には該モータ軸33aに対向する後端にロールピン38を設け、前記カップリング37の前記切欠部37aに係合することにより、ロール駆動モータ33の正逆転駆動力が繰出ロール軸15に伝達される構成である。
The fixing
On the rear surface side (left side in the figure) of the fixing
前記ロール駆動モータ33、および各種繰出ロール14a〜14d等の構成部材を組み込んだロールケース17からなる繰出装置8は左右に一対設け、前記タンク7,7の下方に着脱自在に取り付けられる。すなわち、タンク7,7と繰出された粉粒状物(施用剤)を噴風する通気筒62との間に、該繰出装置8のロールケース17を挟んで上下方向のボルト部材39,39…により一体的に設けている。41Uはタンク7とロールケース17との間に介在するシールゴム、41Dはロールケース17と下方の通気筒62との間に介在するシールゴムである。
A pair of
上記のように構成された繰出装置8の組み立て、およびメンテナンス時の分解については次のように行うことができる。
まず、繰出ロール軸15に、角筒軸25を取り付け固定し、次いで繰出ロール14a,14bを組みつける。これら繰出ロール14a,14bは嵌合部材22,22,22、ワンウェイクラッチ16x,16xを具備したボス部、中央の区画板21、前後のシール環22a,22bを装着する。さらに、繰出ロール軸15には繰出ロール14dを組み込んだケースブロック27を装着する。ケースブロック27には予めワンウェイクラッチ16yを備えた保持部、シール保持環29a,29bなどを組み付けている。
The assembly of the
First, the
上記のようにして繰出ロール14a,14b及び繰出ロール14dを組み込んだ繰出ロール軸15は、タンク7,7下に配置しているロールケース17に対してその後方から装着する。そして、ロールケース17に装着状態の繰出ロール軸15において、該ロールケース17の前方側から繰出ロール14cを角筒軸25に嵌合する。
The feeding
上記のように繰出ロール14a〜14dの全部を組み付けると、ロールケース17の前方側ではシール保持環26aを嵌合し蓋状体26bを装着するものであり、一方後方側においては、パッキン環31を挟んで固定プレート32を装着する。このようにして繰出装置8の内部の構成部材の組み付けが完了する。なお、ロール駆動モータ33を装着するときは、該モータ33のベースプレート34を固定プレート32にボルト止めする一方、モータ軸33aをカップリング37によって繰出ロール軸15に連動連結するものである。
When all of the feeding rolls 14a to 14d are assembled as described above, the
メンテナンス等により繰出装置8を分解するときは、上記の手順とは逆の手順で行う。
以上のように、本実施例の繰出ロール14a〜14d及び周辺構成部材は、ロールケース17を装着のために取りはずすことなく、組み付けできて便利である。
When disassembling the
As described above, the feeding rolls 14a to 14d and the peripheral constituent members of this embodiment can be assembled conveniently without removing the
特に、ロールケース17に仕切り部18を形成し、補強が図れるとともに、この仕切り部18を挟んで一方側(後方側)からロール駆動軸21を挿入し仕切り部18を超えて他方側(前方側)まで延長して組み付けできる構成とし、当該一方側(後方側)にはワンウェイクラッチ16x,16x及び16yを装着する繰出ロール14a,14b及び14dを組み込み、他方側(前方側)には比較的構成の簡単な軸着構造の繰出ロール14cを装着する構成としたから、仕切り部18の周辺での繰出ロール軸15の接続・分離を行わせる構成とならず、しかも複雑な構成部分は一方側(後方側)の比較的メンテナンス空間を広く確保し易い場所に引き抜くことができ、従って前記他方側(前方側)周辺が狭い空間部であっても作業性を損なうことなくメンテナンスを容易迅速に行うことができる。
In particular, the
小量繰出し用の繰出ロール14dは粉粒状物(施用剤)を収容するため放射状に形成するロール空間容積を小に形成するが、この繰出ロール14dを保持するケースブロック27を構成し、予めケースブロック27内を貫通する繰出ロール軸15に小容量用繰出ロール14dを組み付けておくとともに、ケースブロック27の外径を大容量用繰出ロール14a,14bの外径と同じ外径としたため、ロールケース17内周面を同一形状に形成でき、加工上有利である。なお、ケースブロック27の外径がロールケース17内周面よりもやや径大に形成することにより、ケースブロック27を繰出ロール軸15によって引き出すことができ、上記した良好なメンテナンス性を確保できる。
The feeding
また、上記のようにロール駆動モータ33の装着構成をとることによって、ロールケース17の繰出ロール軸15と同軸にモータ軸33aを設けて両者をカップリング37接続することができ、ロール駆動モータ33の装着や取り外しを容易に行うことができる。
Further, by adopting the mounting configuration of the
なお、前記繰出装置8,8は、タンク7下に一対設けられ、後記散布スイッチのON操作によって、左右夫々の繰出装置8,8におけるロール繰出モータ33,33は起動される。また、左・右のブーム散布レバー53L,53Rを独立して操作可能に設けられ、左右選択してモータ駆動できる構成としている。
A pair of the
前記一対の繰出装置8,8の下方には夫々通気筒62,62をのぞませ、該通気筒62,62の一端は送風装置9を備えた送風筒63に連通される。そして下流側他端は第1噴管10に連通接続される構成である。
The through
上記送風装置9は、乗用管理機2のPTO軸64に電磁クラッチ9bを介して連動する送風ファン9aによって構成され、その噴風は前記送風筒63を経由して通気筒62に入り繰出粒状物を気流に乗せて移送し第1噴管10に至る構成である。この送風筒63の途中には風量調節弁65を備え、風量調節レバー66によって軸回りに回動調節できる構成としている。
The
前記左右各第1噴管10には夫々蛇腹管67を介して屈曲自在に第2噴管11を接続する。筒体68には横支軸69を設け、第2噴管11はこの支軸69を介して連結されていて、上記収納姿勢への動きのほか、横支軸69周りに回動させることによって上下に回動しうる構成となり、垂直の収納姿勢と水平の作業姿勢とに姿勢切り替えできるもので、手元の左・右調整レバー(図示せず)の操作に基づき左側又は右側の第2噴管11L,11Rを垂直姿勢(非作業姿勢)又は水平姿勢(作業姿勢)に切り替えることができる。70L,70Rは第2噴管11Lまたは11Rを連動操作するための牽引ロープである。
A
次いで上記構成の粒状散布装置1の制御部12について説明する。制御部12は、施肥コントローラ12A,モータコントローラ12B、及び本機コントローラ12Cを夫々接続して備え(図10)、このうち施肥コントローラ12Aは、施肥や除草剤散布に必要なデータ、例えば前記繰出ロール駆動モータ33のモータ回転パルス、左・右ブーム散布レバー72L,72Rによる選択情報、送風ファン9aの駆動情報、前記タンク7に設ける残量センサ54,54検出信号等を入力する一方、モータコントローラ12Bへモータ回転出力パルス信号、モータ回転方向切替信号等を出力する(図10)。
Subsequently, the
上記本機コントローラ12Cは車速を検出する手段からの車速データを施肥コントローラ12Aに送信する構成である。
また、施肥コントローラ12Aは、操作パネル55に配設するスイッチ類の情報を入力する。前記図の操作パネル55における液晶表示部56の近傍には、可変スイッチ57、施肥設定スイッチ58、増・減スイッチ59U,59D、累計リセットスイッチ60を配設し、これらの操作スイッチ信号は施肥コントローラ12Aに入力される構成である。なお、液晶表示部56の表示内容は、施肥量設定値、比重値、メモリー値、累計値を夫々表示でき、表示切換スイッチ61のオン操作で順次切換表示すべく出力される。
The machine controller 12C is configured to transmit vehicle speed data from the means for detecting the vehicle speed to the fertilizer controller 12A.
In addition, the
施肥コントローラ12Aは、6種の異なる制御モードが組み込まれている。即ち、自動モード、可変モード、メモリモード、非常運転モード、システム設定モード、及び通信運転モードである(図12)。以下、自動モードと可変モードについて説明する。
(自動モード)
各種設定モードの選択設定を行なわず単にキースイッチ73をオンすると自動モードに入る。この自動モードは、単位面積当たりの施肥量が一定になるよう、施肥量設定値および車速に対応して繰出装置8の繰出ロールを駆動する前記モータコントローラ12Bにモータ回転出力パルス(繰出ロール駆動モータ回転信号)を出力する構成である。
The fertilizer controller 12A incorporates six different control modes. That is, an automatic mode, a variable mode, a memory mode, an emergency operation mode, a system setting mode, and a communication operation mode (FIG. 12). Hereinafter, the automatic mode and the variable mode will be described.
(auto mode)
If the key switch 73 is simply turned on without selecting and setting the various setting modes, the automatic mode is entered. In this automatic mode, a motor rotation output pulse (feeding roll drive motor) is supplied to the
作業開始前に施肥設定スイッチ58をオンして現在設定の施肥量(反当り施肥量(kg))を表示させ、これからの作業に見合う施肥量であるか否か確認し、相違するときは増スイッチ59U又は減スイッチ59Dによって1kg単位で変更し、再度施肥設定スイッチ58を所定時間以上(例えば2秒以上)オンするとその値A(kg)が記憶される(図13、ステップ101)。
Before starting work, turn on the
次いで比重設定を行なう(ステップ102)。表示切換スイッチ61をオンし「比重」を選択すると、現在の設定値が表示される。これからの作業に見合う比重値であるか否か確認し、相違するときは増スイッチ59U又は減スイッチ59Dによって0.01単位で変更し、再度施肥設定スイッチ58を所定時間以上(例えば2秒以上)オンするとその値D(g/cm3)が記憶される。 Next, specific gravity is set (step 102). When the display changeover switch 61 is turned on and “specific gravity” is selected, the current set value is displayed. It is confirmed whether or not the specific gravity value is suitable for the work to be performed. If the specific gravity value is different, it is changed in increments of 0.01 by the increase switch 59U or decrease switch 59D. When turned on, the value D (g / cm 3) is stored.
前記のように、上記施肥量Aが予め設定された設定値大、中、小のいずれの範囲に該当するかによって、前記繰出装置8のどの繰出ロールを用いるか、即ち繰出ロール種類が判定される。本実施例の場合には、施肥量の判定がなされると(ステップ102〜ステップ105)、繰出ロール駆動モータ33の回転方向が決定されるよう構成している。即ち、施肥量Aが例えばa1(例えばa1=25kg)以上の大散布量に該当するときは、前記第1繰出ロール14a、第2繰出ロール14b、及び第3繰出ロール14cが作動するよう繰出ロール駆動モータ33に正転信号が出力される(ステップ106、108)。
As described above, which of the feeding rolls of the
同様に施肥量Aがa2≦A≦a1(例えばa2=5kg)の中散布量に該当するときは、前記第3ロール14cが作動するよう繰出ロール駆動モータ33に逆転信号が出力される(ステップ104、107)。
Similarly, when the fertilizer application amount A corresponds to a medium application amount of a2 ≦ A ≦ a1 (for example, a2 = 5 kg), a reverse rotation signal is output to the feeding
そして施肥量AがA<a2の小散布量に該当するときも第4ロール14dが作動するよう繰出ロール駆動モータ33に逆転信号が出力される(ステップ105、107)。なお、中散布量とは同じモータ逆転信号が出力されるが、区画A又は区画Bのいずれに散布物が貯留されるかによって繰出装置8からの繰出散布物が決定されるものである(ステップ108、109)。
A reverse rotation signal is output to the feeding
上記のように、散布物の散布量設定によって大小に繰出量が異なるように設定されまたは用いる繰出ロールの組合せを変更設定することにより繰出ロール種類1、種類2又は種類3が判定され駆動状態に設定される。
As described above, the
前記のようにモータ駆動回転方向の判定がなされた後は、車速信号の入力、設定比重の判定の後、繰出ロール回転数が決定される(ステップ110〜113)。
前記のように車速S他に基づき施肥コントローラ12Aで算出された繰出ロール回転数Rbは、モータコントローラ12Bに出力され、この算出値に基づき繰出ロール駆動モータ33を回転連動する。
After the determination of the motor drive rotation direction is made as described above, the feed roll rotation speed is determined after the input of the vehicle speed signal and the determination of the set specific gravity (
The feed roll rotation speed Rb calculated by the fertilizer controller 12A based on the vehicle speed S and the like as described above is output to the
なお、機体走行開始によって車速Sが規定値に達するとモータ回転出力パルス(ロール駆動モータ回転信号)を出力し、規定値以下になると走行停止と判定してモータ回転出力パルスを出力停止する。また、走行中であっても、散布スイッチ74がオフされたり、ファンスイッチ75「切」のときはモータ回転出力パルス(繰出ロール駆動モータ回転信号)を出力停止する。さらに、車速が高速になり、モータ回転数計算値が予め設定した上限値を超えたときは、長音間欠でブザー76をオンする。 Note that when the vehicle speed S reaches a specified value due to the start of airframe travel, a motor rotation output pulse (roll drive motor rotation signal) is output. Even during traveling, when the spray switch 74 is turned off or the fan switch 75 is “OFF”, the output of the motor rotation output pulse (feed roll drive motor rotation signal) is stopped. Further, when the vehicle speed becomes high and the motor rotation number calculation value exceeds a preset upper limit value, the buzzer 76 is turned on intermittently with a long sound.
モータ回転出力パルス(繰出ロール駆動モータ回転信号)出力中に設定施肥量が変更され少量範囲からこれを超える範囲に変更されたとき(又は逆の状態)は、回転方向切替をそのままとしモータ回転出力パルス(繰出ロール駆動モータ回転信号)を出力停止して、所定短時間(例えば100msec)経過後に回転方向切替の出力と、モータ回転出力パルス(繰出ロール駆動モータ回転信号)を再出力する構成である。
(可変モード)
前記のように予め設定した施肥量による自動モードで作業中に、一時的に施肥量の設定を変更するもので、可変スイッチ57をオンすることにより当該可変モードに移行し、再度可変スイッチ57をオンすることにより可変モードを終了し、自動モードに復帰する。
When the set fertilizer amount is changed while the motor rotation output pulse (feeding roll drive motor rotation signal) is being output and changed from a small amount range to a range exceeding this amount (or vice versa), the motor rotation output is left unchanged. The output of the pulse (feeding roll drive motor rotation signal) is stopped, and after a predetermined short time (for example, 100 msec) has elapsed, the rotation direction switching output and the motor rotation output pulse (feeding roll drive motor rotation signal) are output again. .
(Variable mode)
While working in the automatic mode with the fertilizer amount set in advance as described above, the fertilizer amount setting is temporarily changed. When the
可変モード期間中は可変ランプ77を点灯させる。
なお、施肥量の設定変更は、施肥設定スイッチ58をオンして現在設定の施肥量(反当り施肥量(kg))を表示させ、可変モードによる施肥量を増スイッチ59U又は減スイッチ59Dによって1kg単位で変更し、再度施肥設定スイッチ58を所定時間以上(例えば2秒以上)オンすると変更施肥量値A´が記憶される。なお変更設定した値は可変モード期間中のみの設定値とし、E2PROMへの書き込みは行なわないよう構成している。
During the variable mode period, the variable lamp 77 is turned on.
In order to change the fertilizer application amount, the
また、変更施肥量A´による繰出ロール回転制御は前記自動モードに準じる構成である。
前記第1噴管10及び第2噴管11には所定間隔毎に所定口径の噴口71,71…を形成している。
Further, the feeding roll rotation control based on the changed fertilizer application amount A ′ is configured in accordance with the automatic mode.
.. Are formed in the
図17は、前記第1噴管10の噴口71に配設する衝突板の一例を示し、断面V字の衝突板80は、噴風の流動方向に対して先鋭部が対向すべく然も噴管10内に位置する上位側が上記流動方向の上手側となり、噴口71から管外に出る下位側が下手となるよう傾斜させて設けている。このように構成することによって、流動方向の左右に傾斜案内面を形成でき、噴口71から飛散する粉粒状物の拡散に寄与し得る。V条の上記衝突板80は、噴管10下面の取付ステー81に対し調整ボルト82によって上下方向に調整自在に構成している。このため散布される粉粒状物の比重等の性状に合わせて拡散状況を調整できる。
FIG. 17 shows an example of a collision plate disposed in the
図18は第2噴管11の先端に装着する先端案内筒83の構成を示すものである。この先端案内筒は先側がやや径小に形成され、径大部を第2噴管11の先端部に嵌着するものである。この径小部分の内側上側に上部調節板84を固着し、その下位側には底面から立設する高さ調整ボルト85をもって中調節板86を、そのボルト85との連結位置が第2噴管11の上下中心Sを跨いで上下に変更すべく調節自在に設ける。このうち上部調節板は所定の角度で下方傾斜する。中調節板86はボルト85との連結部を含む水平面から先側を左右3分割に形成し、夫々独立的に下向き角度調整自在に設けてある。散布される粉粒状物の性状によって中調節板86の上下位置調節及び先端分割案内面の下方角度調節に基づいて適正かつ所望の飛散状況を行わせることができる。なお中調節板86の分割案内面の上下角の調整構造は回動支点部に摩擦材を構成して任意角度で調整保持しうる構成としている。
FIG. 18 shows the configuration of the
前記第2噴管11の噴口71,71…部に、傾斜案内板87を取付ステー88及び長孔91で長手方向に調節自在にボルト固定状態に配設している。この傾斜案内板87は噴風の流動方向に対して抵抗となるように設けられ、噴管11内に位置する衝突部分87aは長手方向に一部分割され中央に位置する中央衝突部分87bを下方に折り曲げて傾斜方向を相対的に逆に形成している。このように構成することによって、噴口71からの飛散量や拡散状況を適正とすることができる(図19(A))。なお、図19(B)は傾斜案内板の変形例87´を示し、上側中央に所定大きさの開口89を設け、その開口部に当たる部分を下方に折り曲げて形成したもので開口89上側を案内面として残しておくことができるため、効率的に噴口71から外部に飛散させるべく衝突案内させることができる。
An
図20は前記先端案内筒の変形例83´を示すもので、中調節板86´の水平部分の両端部分を指し込んで固定しうるよう先端案内筒83´の先端側に上下に位置を異ならせて複数組のスリット保持部90U,90M,90Lを形成し、これらに挿通保持させて中調節板86´の上下位置を変更調整できる。なお、その変更は粉粒状物の性状によるが、「除草剤」、「化成肥料」…など付記しておくものである。
FIG. 20 shows a
7 タンク
8 繰出装置
14a〜14d 繰出ロール
15 繰出ロール軸
16x,16y ワンウェイクラッチ
17 ロールケース
18 仕切り部
19 流入部
20 排出部
27 ケースブロック
27a ブロック本体
27b 区画壁体
27D 流入部
27d 排出部
32 固定プレート
33 ロール駆動モータ
33a モータ軸
37 カップリング
62 通気筒
7
Claims (3)
前記他の繰出ロール(14a,14b,14d)群を繰出ロール軸(15)に対してワンウェイクラッチ(16x,16x,16y)を介して組み付ける構成とし、
前記他の繰出ロール(14a,14b,14d)群は繰出容量の大きい繰出ロール(14a,14b)と繰出容量の小さい繰出ロール(14d)とからなり、前記ワンウェイクラッチ(16x,16x,16y)は繰出ロール軸(15)の正回転に連動して繰出ロールを連動するワンウェイクラッチ(16x,16x)と繰出ロール軸(15)の逆回転に連動して繰出ロールを連動するワンウェイクラッチ(16y)とからなり、前記繰出容量の大きい繰出ロール(14a,14b)をワンウェイクラッチ(16x,16x)により繰出ロール軸(15)の正回転に伴なって回転連動し、繰出容量の小さい繰出ロール(14d)をワンウェイクラッチ(16y)により繰出ロール軸(15)の逆回転に伴なって回転連動すべく構成したことを特徴とする粉粒状物の繰出装置。 A feeding device (8) is provided in the lower opening of the tank (7) so that the particulate matter can flow in. The feeding device (8) includes a feeding roll shaft (15) and a plurality of feeding rolls (14a to 14d). In the granular material feeding device, a through-cylinder (62) is provided below the feeding rolls (14a to 14d) to transfer the granular material fed from the feeding device (8) by a blast. The tank (7) A roll case (17) having an inflow part (19) communicating with the exhaust and a discharge part (20) communicating with the lower cylinder (62) is provided. The roll case (17) has an internal space extending in the longitudinal direction. A partition portion (18) is formed, and the feeding roll shaft (15) is provided in a length from the rear end portion to the front end portion in the longitudinal direction of the roll case (17), and the feeding roll shaft (15) A plurality of feeding rolls are provided on the front end side. A part of the feeding rolls (14c) is detachably provided, and another group of feeding rolls (14a, 14b, 14d) is provided on the rear end side of the feeding roll shaft (15). The feed roll shaft (15) from which (14c) has been removed is inserted into the roll case (17) from the rear side opening portion in the longitudinal direction to the front side beyond the partition portion (18), and the roll case (17 the constructed that assembling a part of the feed roll (14c) from the front opening at the front end of the feed roll axis (15) of)
The other feeding rolls (14a, 14b, 14d) are assembled to the feeding roll shaft (15) via one-way clutches (16x, 16x, 16y),
The other feeding rolls (14a, 14b, 14d) are composed of feeding rolls (14a, 14b) having a large feeding capacity and feeding rolls (14d) having a small feeding capacity. The one-way clutches (16x, 16x, 16y) are A one-way clutch (16x, 16x) that interlocks the feeding roll in conjunction with the forward rotation of the feeding roll shaft (15), and a one-way clutch (16y) that interlocks the feeding roll in conjunction with the reverse rotation of the feeding roll shaft (15). The feeding rolls (14a, 14b) having a large feeding capacity are interlocked with the forward rotation of the feeding roll shaft (15) by a one-way clutch (16x, 16x), and the feeding roll (14d) having a small feeding capacity. characterized by being configured for rotation interlock is accompanied with a one-way clutch (16y) to the reverse rotation of the feed roll shaft (15) Feeding device of particulate matter to be.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009176771A JP5570770B2 (en) | 2009-07-29 | 2009-07-29 | Feeding and transferring device for powder and granular materials |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009176771A JP5570770B2 (en) | 2009-07-29 | 2009-07-29 | Feeding and transferring device for powder and granular materials |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011030433A JP2011030433A (en) | 2011-02-17 |
JP5570770B2 true JP5570770B2 (en) | 2014-08-13 |
Family
ID=43760133
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009176771A Active JP5570770B2 (en) | 2009-07-29 | 2009-07-29 | Feeding and transferring device for powder and granular materials |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5570770B2 (en) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016086683A (en) * | 2014-10-31 | 2016-05-23 | 株式会社ササキコーポレーション | Radio communication control equipment of fertilizer application device |
JP6371685B2 (en) * | 2014-11-21 | 2018-08-08 | 株式会社ササキコーポレーション | Wireless communication control device for fertilizer spreader |
JP2020061975A (en) * | 2018-10-17 | 2020-04-23 | ヤンマー株式会社 | Chemical spraying device |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3561931B2 (en) * | 1993-09-10 | 2004-09-08 | 井関農機株式会社 | Fertilizer rice transplanter |
JP2720313B2 (en) * | 1994-08-08 | 1998-03-04 | 生物系特定産業技術研究推進機構 | Spreader feeding mechanism |
JP2000023517A (en) * | 1998-07-10 | 2000-01-25 | Kubota Corp | Granule supplying machine |
JP2005080565A (en) * | 2003-09-09 | 2005-03-31 | Hatsuta Industrial Co Ltd | Fertilizer distributor |
JP4918379B2 (en) * | 2007-03-06 | 2012-04-18 | 井関農機株式会社 | Sprinkler for granular fertilizer |
-
2009
- 2009-07-29 JP JP2009176771A patent/JP5570770B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011030433A (en) | 2011-02-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5570770B2 (en) | Feeding and transferring device for powder and granular materials | |
JP4801803B2 (en) | Application control device for granular fertilizer | |
JP2006271320A (en) | Application controller for agricultural working vehicle | |
JP6238879B2 (en) | Paddy field machine | |
JP2009033989A (en) | Self-propelled pest control machine | |
JP2019106919A (en) | Work vehicle | |
JP4894635B2 (en) | Powder and granular material spreader | |
KR101327239B1 (en) | Agricultural speed sprayer with mechanism of power transmission | |
JP5195131B2 (en) | Powder and granular material spreader | |
JP5444956B2 (en) | Powder and granular material spreader | |
JP4918379B2 (en) | Sprinkler for granular fertilizer | |
JP7076345B2 (en) | Granular material supply device | |
JP5255195B2 (en) | Powder supply device and agricultural machine using the powder supply device | |
JP5395285B2 (en) | Fertilizer | |
JP5391652B2 (en) | Powder and granular material spreader | |
JP5163484B2 (en) | Dispersion control device for powder and granular materials | |
JP2010193739A (en) | Apparatus for dispersing powder and granular material | |
JP5169943B2 (en) | Powder and granular material spreader | |
JP2016119874A (en) | Granule scattering device, and agriculture implement having granule scattering device | |
JP4970090B2 (en) | Powder and particle dispersion equipment | |
JP5189523B2 (en) | Fertilizer | |
JP7097839B2 (en) | Working machine | |
JP6847146B2 (en) | Granule supply device and paddy field work machine | |
JP2010193860A (en) | Granular material application apparatus | |
JP5282637B2 (en) | Spreader |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120725 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130516 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20131029 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140122 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140224 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20140324 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140415 |
|
R155 | Notification before disposition of declining of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R155 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140625 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5570770 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |