JP5563644B2 - Backlight device and liquid crystal display device - Google Patents
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Description
本発明は、バックライト装置及び液晶表示装置に関し、詳細には、バックライト光源からの熱を放熱するための放熱構造を備えたバックライト装置及び液晶表示装置に関する。 The present invention relates to a backlight device and a liquid crystal display device, and more particularly to a backlight device and a liquid crystal display device having a heat dissipation structure for radiating heat from a backlight light source.
近年、薄型テレビ等の液晶表示装置の大画面化が進んでおり、例えば、60型、70型、80型という画面サイズを有した製品が販売されている。このような液晶表示装置では、従来の蛍光管に代わり、LED(Light Emitting Diode)をバックライト光源としたものが主流になっている。また、液晶表示装置の用途は、テレビに限らず、PC(パーソナルコンピュータ)のモニタや、デジタルサイネージ(電子看板)など、多様化しており、これに伴い、LEDについてもより高輝度(高出力)のものが要求されている。 In recent years, liquid crystal display devices such as flat-screen televisions have been increased in screen size. For example, products having screen sizes of 60 type, 70 type, and 80 type are on the market. In such a liquid crystal display device, an LED (Light Emitting Diode) instead of a conventional fluorescent tube is used as a backlight light source. In addition, the use of liquid crystal display devices is not limited to televisions, but is diversifying, such as PC (personal computer) monitors and digital signage (electronic signage). With this, LEDs also have higher brightness (high output). Things are required.
上記の液晶表示装置においては、LEDの高輝度化に伴って発熱量も増加するため、LEDの放熱対策を施す必要がある。例えば、特許文献1には、熱源となるLEDを配置したLED基板を、ヒートシンク(ヒートスプレッダともいう)と呼ばれるアルミニウム製の放熱部材に貼り付け、LEDの熱を放熱させる構造が記載されている。また、特許文献2には、放熱部材を、導光板の背面側に設けられた背面シャーシ(バックライトシャーシともいう)よりも後方に設けた構造が記載されている。
In the above-mentioned liquid crystal display device, the amount of heat generated increases as the brightness of the LED increases, so it is necessary to take measures for heat dissipation of the LED. For example,
ところで、放熱部材を背面シャーシよりも後方に設ける場合、放熱部材に導いた熱を背面シャーシ側に戻さないための工夫が必要であるが、特許文献1では、放熱部材と背面シャーシとの関係については示されていない。一方、特許文献2では、背面シャーシをガイドローラで放熱部材に接続することが示されるものの、この接続位置の温度が局所的に上昇し、背面シャーシでは高低の温度ムラが生じ易くなるという問題がある。
By the way, when providing a heat radiating member behind a back chassis, the device which does not return the heat | fever guided to the heat radiating member to the back chassis side is required, but in
また、液晶表示装置内には薄いシート状の光学シートが設けられ、熱による影響を受け易い。光学シートの熱変形は、液晶表示装置の表示品位を低下させる原因となり、望ましくない。 In addition, a thin sheet-like optical sheet is provided in the liquid crystal display device and is easily affected by heat. The thermal deformation of the optical sheet is undesirable because it causes the display quality of the liquid crystal display device to deteriorate.
本発明は、上述の如き実情に鑑みてなされたもので、光源の放熱対策を施しつつ、背面シャーシの温度の均一化を図るバックライト装置及び液晶表示装置を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of the above circumstances, and an object of the present invention is to provide a backlight device and a liquid crystal display device that can make the temperature of the rear chassis uniform while taking measures against heat radiation of the light source.
上記課題を解決するために、本発明の第1の技術手段は、端面からの入射光を正面側に出射する導光板と、前記端面に向けて光を照射する光源と、前記導光板の背面側に設けられた背面シャーシと、該背面シャーシの背面側に設けられ、前記光源からの熱を放熱させる放熱部材とを備え、該放熱部材は、前記背面シャーシの背面に複数箇所で部分的に接触するシャーシ当接部を有することを特徴とするバックライト装置である。
そして、前記シャーシ当接部は、前記光源からの距離が大きくなるに連れて前記背面シャーシとの接触面積を広くしていることを特徴とするものである。
In order to solve the above-mentioned problems, the first technical means of the present invention includes a light guide plate that emits incident light from an end face to the front side, a light source that emits light toward the end face, and a rear surface of the light guide plate. A rear chassis provided on the side of the rear chassis, and a heat radiating member provided on the rear side of the rear chassis for dissipating heat from the light source. A backlight device having a chassis contact portion in contact therewith.
The chassis abutting portion has a larger contact area with the rear chassis as the distance from the light source increases.
第2の技術手段は、第1の技術手段において、前記放熱部材は、前記シャーシ当接部の背面側に放熱フィンを有することを特徴とするものである。
According to a second technical means, in the first technical means, the heat dissipating member has a heat dissipating fin on the back side of the chassis contact portion.
第3の技術手段は、第1又は2の技術手段において、前記放熱部材は、アルミニウムで形成され、その表面が黒アルマイト処理されていることを特徴とするものである。
A third technical means is characterized in that, in the first or second technical means, the heat dissipating member is made of aluminum and the surface thereof is black anodized.
第4の技術手段は、第1から3のいずれか1の技術手段のバックライト装置を搭載した液晶表示装置である。
The fourth technical means is a liquid crystal display device equipped with the backlight device of any one of the first to third technical means.
本発明によれば、光源から放熱部材に導かれた熱が放熱部材のシャーシ当接部を介して複数箇所で部分的に背面シャーシに伝わるため、背面シャーシでは温度ムラが発生し難くなり、背面シャーシの温度の均一化を図ることができる。 According to the present invention, the heat guided from the light source to the heat radiating member is partially transmitted to the rear chassis at a plurality of locations via the chassis abutting portion of the heat radiating member. The temperature of the chassis can be made uniform.
以下、添付図面を参照しながら、本発明のバックライト装置及び液晶表示装置に係る好適な実施の形態について説明する。
図1は、本発明によるバックライト装置を含む液晶表示装置の外観の一例を示す図である。図1(A)は液晶表示装置を正面から見た状態を示し、図1(B)は液晶表示装置を背面から見た状態を示し、図1(C)は液晶表示装置を左側面から見た状態を示す。図中、1は液晶表示装置、2a〜2dは前面フレーム、3は液晶パネル、4はスタンド、5は背面キャビネット、6は電源コード引出部、7は操作ボタン部を示す。
Hereinafter, preferred embodiments according to a backlight device and a liquid crystal display device of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
FIG. 1 is a diagram showing an example of the appearance of a liquid crystal display device including a backlight device according to the present invention. 1A shows a state in which the liquid crystal display device is viewed from the front, FIG. 1B shows a state in which the liquid crystal display device is viewed from the back, and FIG. 1C shows the liquid crystal display device viewed from the left side. Indicates the state. In the figure, 1 is a liquid crystal display device, 2a to 2d are front frames, 3 is a liquid crystal panel, 4 is a stand, 5 is a back cabinet, 6 is a power cord lead-out portion, and 7 is an operation button portion.
図1において、液晶パネル3は、2枚のガラス基板間に液晶を挟持した構成を有し、液晶を構成する液晶分子の配向状態が制御されることで、図3等に示す導光板12から出射された光の透過/遮断を制御する光シャッタとしての機能を有する。また、前面フレーム2a〜2dは、液晶パネル3の周囲に設けられ、前面キャビネットの金型製作費用を抑えるために、前面キャビネットを上下左右に4分割したフレーム構造とされている。前面フレーム2a〜2dは、デザイン性を高めるために、樹脂ではなく、例えば、アルミニウム合金などの金属製とされている。
In FIG. 1, the
樹脂製の背面キャビネット5は、後述するバックライト装置の背面側を覆っており、その下側には、液晶表示装置1を支持するスタンド4が取り付けられている。背面キャビネット5には、液晶表示装置1の内部から電源コードを引き出すための電源コード引出部6が形成される。また、液晶表示装置1の左側面には、液晶表示装置1を操作するための操作ボタン部7が設けられている。
The
図2は、図1に示す液晶表示装置から背面キャビネットを取り外した状態を示す図である。背面キャビネット5を取り外した状態では、ヒートスプレッダ8a,8b、バックライトシャーシ9、これらヒートスプレッダ8a,8bやバックライトシャーシ9の背面側に固定されるセンターシール及び補助金具枠組品19a等が見えている。
ヒートスプレッダ8a,8bは、LED光源の熱を放熱するための放熱部材として機能し、例えば、放熱性能の高いアルミニウム合金で形成される。ヒートスプレッダ8a,8bは、液晶表示装置1の左右方向に延びてバックライトシャーシ9の背面上下端に配置されている。バックライトシャーシ9は、例えば、鉄などの金属で形成され、ヒートスプレッダ8a,8bに位置決めされる。なお、バックライトシャーシ9が本発明の背面シャーシに相当する。
FIG. 2 is a diagram illustrating a state where the rear cabinet is removed from the liquid crystal display device illustrated in FIG. 1. In a state in which the
The
ヒートスプレッダ8a,8bの左右方向の長さは、液晶パネル3の水平方向長さに略等しく設定されている。一方、ヒートスプレッダ8a,8bの上下方向の長さは、例えば、画面サイズが70インチ、ヒートスプレッダ8a,8bの材質をアルミニウムとした場合で約150mmに設定されている。この長さは、画面サイズに応じたLEDの発熱量に対して、放熱に必要な面積を計算することで適宜決めることができる。後述のように、ヒートスプレッダ8a,8bは、バックライトシャーシ9の背面側に配置されるため、放熱面積を大きくすることができる。このため、より高い放熱効果を得ることができる。
The lengths of the
図3は、図1に示す液晶表示装置の内部構造を分解した状態の一例を示す図である。図1で説明した前面フレーム2a〜2dは、四隅に配置されたフレーム締結金具2e1〜2e4により1つのフレーム部材として組み立てられ、液晶パネル3の周囲に固定される。
液晶パネル3の背面側には、光学シート10、導光板12、反射シート13、及びバックライトシャーシ9がこの順番で設けられている。
FIG. 3 is a diagram showing an example of a state in which the internal structure of the liquid crystal display device shown in FIG. 1 is disassembled. The
On the back side of the
光学シート10は、例えば、2枚のマイクロレンズシートと、1枚の輝度向上シートとで構成され、導光板12から出射された光の均一化や、正面方向の輝度を向上させるなどの機能を有する。導光板12は、アクリルなどの透明な樹脂で形成され、LED光源からの光を正面側に位置した液晶パネル3に出射する。反射シート13は、LED光源から出射した光のうち、導光板12に入射しない光を反射して導光板12に入射させるなどの機能を有する。
The
バックライトシャーシ9は、反射シート13の背面側に設けられ、導光板12及び反射シート13を保持し、これらの取り付け台として機能する。ヒートスプレッダ8a,8bは、バックライトシャーシ9の背面側に設けられている。
ヒートスプレッダ8aは、導光板12の上端に形成された入射面に対向する位置にて、LED光源を配置したバー状のLED基板14aを保持しており、LED基板14aからの熱を放熱させる機能を有する。ヒートスプレッダ8bは、導光板12の下端に形成された入射面に対向する位置にて、バー状のLED基板14bを保持し、LED基板14bからの熱を放熱させる機能を有している。
The
The
ヒートスプレッダ8a,8bとLED基板14a,14bとは両面テープ等により固定される。なお、導光板12、反射シート13、LED基板14a,14b、バックライトシャーシ9、及びヒートスプレッダ8a,8bが本発明のバックライト装置に相当する。
ここで、LED基板14a,14bからの熱は、ヒートスプレッダ8a,8bにより放熱されるが、本発明は、LED基板14a,14bで生じた熱をバックライト装置内に伝え難くするために、ヒートスプレッダ8a,8bをバックライトシャーシ9よりも後方に配置することに着目したものである。
The
Here, the heat from the
なお、液晶表示装置1は、プラスチック等で形成された中間シャーシ11a〜11fを備えている。中間シャーシ11a〜11fは、光学シート10の周縁部分と導光板12の周縁部分との間に配置される。本例では6分割の中間シャーシを示しているが、例えば4分割としてもよく、特に分割数を限定するものではない。
The liquid
図4は、図1に示す液晶表示装置から背面キャビネットを取り外した状態を斜め後ろから見たときの図である。図5は、図4のX部(液晶表示装置1の上端部分)を側方から見たときの断面図であり、図6は、図5のX1部の拡大図である。また、図7(A)は、図4のY部(液晶表示装置1の下端部分)を側方から見たときの断面図であり、図7(B)は、図7(A)のY1部の拡大図である。 FIG. 4 is a view of the state in which the rear cabinet is removed from the liquid crystal display device shown in FIG. 1 when viewed obliquely from behind. 5 is a cross-sectional view of the portion X (upper end portion of the liquid crystal display device 1) of FIG. 4 when viewed from the side, and FIG. 6 is an enlarged view of the portion X1 of FIG. 7A is a cross-sectional view of the Y portion (lower end portion of the liquid crystal display device 1) in FIG. 4 when viewed from the side, and FIG. 7B is a cross-sectional view of Y1 in FIG. 7A. It is an enlarged view of a part.
まず、図5に示すように、ヒートスプレッダ8aは、その一端側が液晶パネル3側に向けて折れ曲がっており、この折れ曲がり部分の内面にLED基板14aが設けられている。
ここで、ヒートスプレッダ8aとバックライトシャーシ9とは、LED基板14aからヒートスプレッダ8aに導かれた熱がバックライトシャーシ9の広範囲に亘って伝わるように、バックライトシャーシ9の背面に複数箇所で部分的に接触し、ヒートスプレッダ8aからバックライトシャーシ9に伝わる熱を減らしている。
First, as shown in FIG. 5, the
Here, the
具体的には、ヒートスプレッダ8aの他端側は、バックライトシャーシ9の背面から離れた位置で、LED基板14aの保持位置から下方に向けて延びており、ヒートスプレッダ8aの背面には、背面キャビネット5内の外気に接触可能な放熱フィン28a〜28cが形成されている。そのうち、放熱フィン28aは、LED基板14aに最も近接した位置に配置され、液晶パネル3の左右方向に延びた、例えば、3枚の突起で構成されている。放熱フィン28bは、放熱フィン28aの下方に配置され、この放熱フィン28aと同形状であるが、例えば、5枚の突起で構成されている。放熱フィン28cは、放熱フィン28bの下方に配置されており、放熱フィン28a,28bと同形状であるが、例えば、14枚の突起で構成されている。
Specifically, the other end side of the
なお、放熱フィン28a〜28cを有したヒートスプレッダ8aの背面は、その表面部分に、例えば、黒アルマイト処理を施すことが望ましい。酸化アルミニウムの黒色の皮膜をヒートスプレッダ8aの背面に生成することにより、輻射率が上がり、放熱効果をより高めることができる。
In addition, as for the back surface of the
一方、ヒートスプレッダ8aの正面には、LED基板14aに沿って延び、LED基板14aから遠ざかるにしたがって接触面積を広くしたシャーシ当接部38a〜38cが形成されている。シャーシ当接部38aは、放熱フィン28aの反対側に位置し、液晶パネル3側に向けて突出しており、バックライトシャーシ9の背面に接触している。シャーシ当接部38bは、放熱フィン28bの反対側に位置しており、液晶パネル3側に向けて突出している。シャーシ当接部38bは、シャーシ当接部38aと同様に、バックライトシャーシ9の背面に接触するが、シャーシ当接部38aとの接触面積よりも広範囲でバックライトシャーシ9の背面に接触している。
On the other hand, on the front surface of the
シャーシ当接部38cは、放熱フィン28cの反対側に位置し、液晶パネル3側に向けて突出しており、シャーシ当接部38a,38bと同様に、バックライトシャーシ9の背面に接触する。しかし、シャーシ当接部38cは、シャーシ当接部38a,38bとの接触面積よりも広範囲でバックライトシャーシ9の背面に接触している。
このように、LED基板14aからヒートスプレッダ8aに導かれた熱がシャーシ当接部38a〜38cを介して複数箇所でバックライトシャーシ9に伝わるため、バックライトシャーシ9では温度ムラが発生し難くなり、温度の均一化を図ることができる。また、光学シート10への影響も小さくなる。
The
Thus, since the heat guided from the
さらに、放熱フィン28a〜28cは、シャーシ当接部38a〜38cの背面側に形成され、バックライト装置の厚みを薄くできる。シャーシ当接部38a〜38cは、LED基板14aからの距離が大きくなるに連れてバックライトシャーシ9との接触面積が広くされる。このため、ヒートスプレッダ8aに接触するバックライトシャーシ9では、温度の高い箇所が局所的に形成されず、温度の低い箇所が広範囲に亘って形成され、高低の温度ムラが解消される。
Furthermore, the
ここで、図6に示すように、バックライトシャーシ9の上端には、屈曲部9aが液晶パネル3から離間する方向に突出し、液晶パネル3の左右方向に沿って形成されている。この屈曲部9aの先端部分は、後述のように、液晶表示装置1を組み立てる際、ヒートスプレッダ8aの正面に形成された突起と係合させる。これにより、バックライトシャーシ9はヒートスプレッダ8aに位置決めされる。
Here, as shown in FIG. 6, at the upper end of the
次に、液晶表示装置1の下部側についても同様の構成を有しており、図7(A)に示すように、ヒートスプレッダ8bとバックライトシャーシ9とは、LED基板14bからヒートスプレッダ8bに導かれた熱がバックライトシャーシ9の広範囲に亘って伝わるように、バックライトシャーシ9の背面に複数箇所で部分的に接触し、ヒートスプレッダ8bからバックライトシャーシ9に伝わる熱を減らしている。ヒートスプレッダ8bは、その一端側が液晶パネル3側に向けて折れ曲がり、この折れ曲がり部分の内面にLED基板14bが設けられている。なお、図7において、17は基板シールド、18はソース基板、20はソース基板ホルダを示す。
Next, the lower side of the liquid
ヒートスプレッダ8bの他端側は、バックライトシャーシ9の背面から離れた位置で、LED基板14bの保持位置から上方に向けて延び、ヒートスプレッダ8bの背面には、放熱フィン28d〜28fが形成されている。放熱フィン28dは、LED基板14bに最も近接した位置に配置されており、液晶パネル3の左右方向に延びた、例えば、3枚の突起で構成されている。放熱フィン28eは、放熱フィン28dの上方に配置され、この放熱フィン28dと同形状であるが、例えば、5枚の突起で構成されている。放熱フィン28fは、放熱フィン28eの上方に配置されており、放熱フィン28d,28eと同形状であるが、例えば、14枚の突起で構成されている。なお、放熱フィン28d〜28fを有したヒートスプレッダ8bの背面も、その表面部分に、例えば、黒アルマイト処理を施すことが望ましい。
The other end side of the
一方、ヒートスプレッダ8bの正面には、LED基板14bに沿って延び、LED基板14bから遠ざかるにしたがって接触面積を広くしたシャーシ当接部38d〜38fが形成されている。シャーシ当接部38dは、放熱フィン28dの反対側に位置しており、液晶パネル3側に向けて突出し、バックライトシャーシ9の背面に接触している。シャーシ当接部38eは、放熱フィン28eの反対側に位置し、液晶パネル3側に向けて突出している。シャーシ当接部38eは、シャーシ当接部38dと同様に、バックライトシャーシ9の背面に接触するものの、シャーシ当接部38dとの接触面積よりも広範囲でバックライトシャーシ9の背面に接触している。
On the other hand, on the front surface of the
シャーシ当接部38fは、放熱フィン28fの反対側に位置し、正面側に向けて突出しており、シャーシ当接部38d,38eと同様に、バックライトシャーシ9の背面に接触するが、シャーシ当接部38fは、シャーシ当接部38d,38eとの接触面積よりも広範囲でバックライトシャーシ9の背面に接触している。
このように、LED基板14bからヒートスプレッダ8bに導かれた熱がシャーシ当接部38d〜38fを介して複数箇所でバックライトシャーシ9に伝わるため、バックライトシャーシ9では温度ムラが発生し難くなり、温度の均一化を図ることができる。また、光学シート10への影響も小さくなる。
The chassis contact portion 38f is located on the opposite side of the
Thus, since the heat guided from the
さらに、放熱フィン28d〜28fは、シャーシ当接部38d〜38fの背面側に形成され、バックライト装置の厚みを薄くできる。シャーシ当接部38d〜38fは、LED基板14bからの距離が大きくなるに連れてバックライトシャーシ9との接触面積が広くされる。このため、ヒートスプレッダ8bに接触するバックライトシャーシ9では、温度の高い箇所が局所的に形成されず、温度の低い箇所が広範囲に亘って形成され、高低の温度ムラが解消される。
Furthermore, the
図7(B)に示すように、バックライトシャーシ9の下端には、屈曲部9dが形成される。屈曲部9dは、液晶パネル3から離間する方向に突出し、液晶パネル3の左右方向に沿って形成されている。
液晶表示装置1を組み立てる際、図5に示したバックライトシャーシ9の屈曲部9aの位置をヒートスプレッダ8aの正面に形成された突起に、図7(A)に示した屈曲部9dの位置をヒートスプレッダ8bの正面に形成された突起にそれぞれ合わせる。屈曲部9a,9dをヒートスプレッダ8a,8bの正面にそれぞれ係合させると、バックライトシャーシ9は、ヒートスプレッダ8a,8bの正面に形成された突起やシャーシ当接部38a〜38fに支持され、ヒートスプレッダ8a,8bに対するバックライトシャーシ9の位置が決まる。
As shown in FIG. 7B, a
When the liquid
バックライトシャーシ9は、図5に示すように、液晶パネル3から離間する方向に突出した突出部9bを有すると共に、図7(A)に示すような突出部9cを有している。
上記のように、ヒートスプレッダ8aに対するバックライトシャーシ9の位置が決まると、図5に示した、放熱フィン28bと放熱フィン28cとの間に位置する固定部材、例えば、ネジ15bの締結位置にて、突出部9bがヒートスプレッダ8aの正面に接触する。ネジ15bをヒートスプレッダ8aの背面側から挿入し、ヒートスプレッダ8aとバックライトシャーシ9とを締結すると、バックライトシャーシ9はヒートスプレッダ8aにネジ固定される。
As shown in FIG. 5, the
As described above, once the position of the
一方、ヒートスプレッダ8bに対するバックライトシャーシ9の位置が決まると、図7(A)に示した、放熱フィン28fよりも上方に位置するネジ15cの締結位置にて、突出部9cがヒートスプレッダ8bの正面に接触する。ネジ15cをヒートスプレッダ8bの背面側から挿入し、ヒートスプレッダ8bとバックライトシャーシ9とを締結すると、バックライトシャーシ9はヒートスプレッダ8bにネジ固定される。
On the other hand, when the position of the
固定されたバックライトシャーシ9に、反射シート13、導光板12の順に取り付け、次いで、導光板12の周縁部分と光学シート10の周縁部分との間に、図3で説明した中間シャーシ11a〜11fを挿入すると、導光板12と光学シート10との間には、約3mm程度の厚みを有した空気層16が形成される(非密着構造)。なお、光学シート10は、その周縁部分に沿って形成された複数の孔(図示省略)と、中間シャーシ11a〜11fに形成されたリブ(図示省略)とが嵌め合わされて固定される。このように、空気層16がヒートスプレッダ8a,8bに導かれた熱を遮断する断熱層として機能するので、この熱を光学シート10に伝わり難くすることが可能となる。
The
続いて、光学シート10に液晶パネル3を重ね、液晶パネル3の周縁部分を前面フレーム2a〜2dで押さえる。なお、図6に示すように、前面フレーム2aと液晶パネル3との間、液晶パネル3と樹脂製フレーム11aとの間、光学シート10と樹脂製フレーム11aとの間、樹脂製フレーム11aと導光板12との間には、それぞれウレタン等のスペーサ部材S1,S2,S3,S4が配置されている。また、図7(B)に示すように、前面フレーム2cと液晶パネル3との間、液晶パネル3と樹脂製フレーム11eとの間、光学シート10と樹脂製フレーム11eとの間、樹脂製フレーム11eと導光板12との間には、それぞれウレタン等のスペーサ部材S5,S6,S7,S8が配置されている。
Subsequently, the
図5に示すように、ヒートスプレッダ8aの一端側は、上方に向けて鍔状に延びており、この鍔状部分と前面フレーム2aとで中間シャーシ11aの端部分を挟持可能である。これら前面フレーム2a、中間シャーシ11a、及びヒートスプレッダ8aは、ヒートスプレッダ8aの背面側からネジ15aなどにより一体的に固定されている。また、図7(A)に示すように、ヒートスプレッダ8bの一端側も、下方に向けて鍔状に延び、この鍔状部分と前面フレーム2cとで中間シャーシ11eの端部分を挟持可能である。これら前面フレーム2c、中間シャーシ11e、及びヒートスプレッダ8bもまた、背面側から挿入されたネジ15dなどを用いて一体的に固定されている。
As shown in FIG. 5, one end side of the
なお、図7(B)の基板シールド17は切断位置の関係上、離間して見えているが、このヒートスプレッダ8b側では、基板シールド17も併せてネジ15dで固定してもよい。また、ネジ15a,15dなどによる固定箇所については、例えば、液晶表示装置1の四隅が固定されるものとする。このように、ネジ固定を背面から奥行き方向に行うことで、筐体の強度を確保することができ、さらには、液晶表示装置1の正面から見てネジを隠すことができるため、デザイン性の観点からも望ましい。
Although the
また、上記のように、中間シャーシがヒートスプレッダ8a,8bと前面フレーム2a,2cとの間に挟まれるため、LED基板14a,14bからの熱が前面フレーム2a,2cに伝わり難くなる。さらに、中間シャーシによって、光学シート10と導光板12とを離間させた非密着構造とすることにより、導光板の水平及び垂直方向の長さを液晶パネルの水平及び垂直方向の長さよりも短くできるため、画面の額縁部分を狭くすることができる。
Further, as described above, since the intermediate chassis is sandwiched between the
以上、実施例について説明したが、本発明のバックライト装置は、端面からの入射光を正面側に出射する導光板と、前記端面に向けて光を照射する光源と、前記導光板の背面側に設けられた背面シャーシと、該背面シャーシの背面側に設けられ、前記光源からの熱を放熱させる放熱部材とを備え、該放熱部材は、前記背面シャーシの背面に複数箇所で部分的に接触するシャーシ当接部を有してもよい。このように、光源から放熱部材に導かれた熱が放熱部材のシャーシ当接部を介して複数箇所で背面シャーシに伝わるため、背面シャーシでは温度ムラが発生し難くなり、背面シャーシの温度の均一化を図ることができる。 As mentioned above, although the Example was described, the backlight apparatus of this invention is the light guide plate which radiate | emits the incident light from an end surface to the front side, the light source which irradiates light toward the said end surface, and the back side of the said light guide plate A rear chassis provided on the rear chassis, and a heat radiating member provided on the rear side of the rear chassis for radiating heat from the light source, the heat radiating member partially contacting the rear surface of the rear chassis at a plurality of locations. You may have a chassis contact part to do. As described above, the heat guided from the light source to the heat radiating member is transmitted to the rear chassis at a plurality of locations via the chassis abutting portion of the heat radiating member. Therefore, temperature unevenness hardly occurs in the rear chassis, and the temperature of the rear chassis is uniform. Can be achieved.
また、前記シャーシ当接部は、前記光源からの距離が大きくなるに連れて前記背面シャーシとの接触面積を広くしていてもよい。シャーシ当接部は、光源からの距離が大きくなるに連れて背面シャーシとの接触面積が広くされる。このため、背面シャーシでは、温度の高い箇所が局所的に形成されず、温度の低い箇所が広範囲に亘って形成され、高低の温度ムラが解消される。 The chassis contact portion may increase the contact area with the rear chassis as the distance from the light source increases. The contact area between the chassis contact portion and the rear chassis increases as the distance from the light source increases. For this reason, in a rear chassis, a location with high temperature is not formed locally, a location with low temperature is formed over a wide range, and unevenness in temperature is eliminated.
また、前記放熱部材は、前記シャーシ当接部の背面側に放熱フィンを有してもよい。これにより、バックライト装置の厚みを薄くできると共に、放熱部材に接触する背面シャーシでは、高低の温度ムラをより確実に解消できる。
好ましくは、前記放熱部材は、アルミニウムで形成され、その表面が黒アルマイト処理されていてもよい。この場合、酸化アルミニウムの黒色の皮膜を放熱部材に生成することにより、輻射率が上がり、放熱効果をより高めることができる。
Moreover, the said heat radiating member may have a heat radiating fin in the back side of the said chassis contact part. As a result, the thickness of the backlight device can be reduced, and in the rear chassis that contacts the heat radiating member, the uneven temperature can be more reliably eliminated.
Preferably, the heat radiating member may be formed of aluminum and the surface thereof may be black anodized. In this case, by generating a black film of aluminum oxide on the heat dissipating member, the emissivity can be increased and the heat dissipating effect can be further enhanced.
また、上述したバックライト装置を搭載した液晶表示装置であってもよい。これにより、液晶表示装置内の温度も均一になる。 Moreover, the liquid crystal display device carrying the backlight apparatus mentioned above may be sufficient. Thereby, the temperature in the liquid crystal display device becomes uniform.
1…液晶表示装置、2a〜2d…前面フレーム、2e1〜2e4…フレーム締結金具、3…液晶パネル、4…スタンド、5…背面キャビネット、6…電源コード引出部、7…操作ボタン部、8a,8b…ヒートスプレッダ、9…バックライトシャーシ、9a,9d…屈曲部、9b,9c…突出部、10…光学シート、11a〜11f…中間シャーシ、12…導光板、13…反射シート、14a,14b…LED基板、15a〜15d…ネジ、16…空気層、17…基板シールド、18…ソース基板、19a…センターシール及び補助金具枠組品、20…ソース基板ホルダ、28a〜28f…放熱フィン、38a〜38f…シャーシ当接部。
1 ... liquid crystal display device, 2 a to 2 d ... front frame, 2e 1 ~
Claims (4)
前記端面に向けて光を照射する光源と、
前記導光板の背面側に設けられた背面シャーシと、
該背面シャーシの背面側に設けられ、前記光源からの熱を放熱させる放熱部材とを備え、
該放熱部材は、前記背面シャーシの背面に複数箇所で部分的に接触するシャーシ当接部を有し、
前記シャーシ当接部は、前記光源からの距離が大きくなるに連れて前記背面シャーシとの接触面積を広くしていることを特徴とするバックライト装置。 A light guide plate for emitting incident light from the end face to the front side;
A light source that emits light toward the end surface;
A rear chassis provided on the back side of the light guide plate;
A heat dissipating member provided on the back side of the rear chassis and dissipating heat from the light source;
Heat radiating member have a chassis abutment portion which partially contacts at a plurality of locations on a rear surface of the rear chassis,
The backlight device according to claim 1, wherein the chassis contact portion increases a contact area with the rear chassis as the distance from the light source increases .
前記放熱部材は、前記シャーシ当接部の背面側に放熱フィンを有することを特徴とするバックライト装置。 The backlight device according to claim 1,
The backlight device , wherein the heat radiating member has a heat radiating fin on a back side of the chassis contact portion .
前記放熱部材は、アルミニウムで形成され、その表面が黒アルマイト処理されていることを特徴とするバックライト装置。 The backlight device according to claim 1 or 2,
The said heat radiating member is formed with aluminum, The surface is black-anodized, The backlight apparatus characterized by the above-mentioned.
A liquid crystal display device comprising the backlight device according to any one of claims 1 to 3.
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