JP5561327B2 - 充電装置 - Google Patents

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Description

本発明は、二次電池を充電する充電装置に関し、更に詳しくは、急速充電モードにおいて、充電する二次電池の電池容量が異なっていても、その電池容量に合わせた最適な充電電流で充電する充電装置に関する。
従来、リチウムイオンなどの二次電池は、通常、図3に示すCCCV(定電流定電圧:Constand Current Constant Voltage)充電方式により充電している。CCCV充電方式では、同図(b)に示すように、微小な充電電流Icを加えて二次電池の端子間の電圧(端子電圧という)Vbの上昇を確認するプリ充電を行った後、一定電流Ik1の充電電流Icで充電する急速充電を行い、端子電圧Vb(t)がその二次電池で定められる最大充電電圧Veに達するかその直前に、最大充電電圧Ve付近の端子電圧Vb(t)を維持するように充電電流Ic(t)を徐々に減少させる定電圧充電を行う。ここで、最大充電電圧Veは、二次電池を充電する際に許容される最大の充電電圧であり、これを越える電圧で充電すると過充電となって二次電池が劣化したり、破壊に至る危険がある。この二次電池の最大充電電圧Veは、電池容量にかかわらず、その種類によりほぼ一定であり、リチウムイオン電池の場合には、4.2Vとなっている。
一方、急速充電中に、一定の充電電流Ik1で上昇する端子電圧Vb(t)の上昇率(傾き)は、充電しようとする二次電池の電池容量により異なり、電池容量に比べて充電電流Ik1が小さければ、急速充電の充電時間が延び、逆に大きいと二次電池の自然な化学変化速度を超えて充電されるので、二次電池が耐用年数が短縮する。そこで、公称容量値で満充電した二次電池を定電流放電し、1時間で放電終了(SOC(State of Charge)が0%)となるときの放電電流値を1C(Cは定格放電容量値)として、充電しようとする二次電池の電池容量毎に定まる1Cに、図3(a)に示す一定電流Ik1を設定し、1C前後の充電電流Icを定電流出力する充電装置を用いて、急速充電中にいわゆる1C充電を行っている。1C充電により急速充電を行えば、二次電池の自然な化学変化速度を越えずに、最短時間で満充電まで充電できる。
しかしながら、充電しようとする二次電池の電池容量毎にIk1を設定する専用の充電装置を用意しなければならず、この問題を解決するために、急速充電中に定電流制御する充電電流Icを、二次電池の電池容量に合わせた一定電流Ik2に二次電池側から設定し、汎用の充電装置であっても異なる電池容量の二次電池を、その電池容量毎に適正値に設定された充電電流Ik2で充電する充電方式も知られている。この充電方式では、図4に示すように、二次電池の最大充電電圧Veより充分に高い直流電圧Vkを充電電圧Vcとして定電圧出力する充電装置を用い、二次電池を収容する機器側の定電流制御回路で、急速充電中の充電電流Ik2が、二次電池の電池容量に合わせた1Cとなるように定電流制御している。従って、急速充電中は、二次電池を1C充電し、ほぼ1時間経過後に、端子電圧Vb(t)が最大充電電圧Veに達すると、充電電流Ic(t)を低下させて端子電圧Vbを最大充電電圧Veに維持する定電圧充電を行う。
また、急速充電前に予め充電する二次電池の電池容量を検出する容量測定処理を実行し、検出した電池容量に基づいて設定した充電電流Icで急速充電中に定電流充電処理を実行する充電装置も知られている(特許文献1)。二次電池の電池容量は、容量測定処理中に充電装置から二次電池へ容量検出用の既知の充電電流Ioを流す充電路を開閉制御し、充電電流Ioが流れる一定時間Δtの間隔を隔てて検出する二つのSOC1、SOC2(単位は%)から得られる。
すなわち、二次電池の電池容量は、
電池容量=充電電流Io・一定時間Δt・100/(SOC2−SOC1)
から算定される。ここで、電池残量であるSOC(State of Charge)は、二次電池を満充電した際を100%として、二次電池の端子間の開放電圧の変化分に比例して増減するので、SOC1とSOC2は、充電時間Δtを隔てた前後で充電路を開制御する二次電池の開放電圧から求める。
特開2008−61373号公報
上述の従来の図3に示すCCCV充電方式では、二次電池の電池容量毎に専用の充電装置を用意する必要があり、急速充電中に電池容量に比べて過大な充電電流Icを流すと、二次電池の劣化の原因となり、耐用年数が短くなる。逆に、電池容量に比べて過小な充電電流Icで定電流充電を行うと、満充電までの充電時間が延び、急速充電ができない。
一方、二次電池の電池容量に合わせて、充電する二次電池側若しくは二次電池を収容する機器側から急速充電中の充電電流Ic(t)を一定電流Ik2に制御する図4に示す充電方式では、急速充電中に二次電池の端子電圧Vb(t)が上昇しても、二次電池若しくは機器側から充電装置から出力される充電電圧Vcを制御できないので、充電装置から、二次電池の最大充電電圧Veより充分に高い直流電圧Vkを定電圧出力している。その結果、特に急速充電中の初期には、充電電圧Vcである直流電圧Vkと二次電池の端子電圧Vb(t)との電位差が大きく、一定電流Ik2が流れることにより、電力損失が大きく、また、損失エネルギーが熱エネルギーなどに換わって意図しない温度上昇が発生する。
また、特許文献1に記載の充電装置では、急速充電前に二次電池の電池容量を検出する容量測定処理を行う必要があり、容量測定処理では、充電路を開閉制御して複数回、二次電池の開放電圧を測定するという煩わしさがあり、その制御が複雑となっていた。
更に、電池残量(SOC)を検出する毎に、充電路を開制御して二次電池の端子電圧が大きく低下するので、容量測定処理中は実質的に充電が進行せず、充電効率が悪いという問題があった。
本発明は、急速充電前に二次電池の電池容量を検出する容量測定処理を実行せずに、異なる電池容量の二次電池であっても、その電池容量に応じた適正な充電電流Ic(t)で急速充電を行う充電装置を提供することを目的とする。
また、急速充電中の充電装置から出力する充電電圧Vcと二次電池の端子電圧Vb(t)が一致し、電力損失なく急速充電を実行する充電装置を提供すること目的とする。
上述の目的を達成するため、請求項1の充電装置は、二次電池を直流電力で充電する電源部と、前記二次電池の端子電圧が予め定められる終止電圧に到達するまで、前記電源部の充電動作を制御する電源制御部とを備えた充電装置であって、電源制御部は、前記二次電池の端子電圧を検出する電圧検出部と、経過時間を計時するタイマー手段と、微小単位経過時間中の端子電圧増加分ΔVで表される電圧上昇変化率を逐次算出する算定手段とを有し、電源部が二次電池を直流電力で充電する間に、前記直流電力の充電電圧を二次電池の端子電圧としながら、算定手段で算出する電圧上昇変化率が予め定めた複数の異なる設定上昇変化率に沿って変化するように、前記直流電力の充電電流を可変制御することを特徴とする。
電源制御部は、電源部が二次電池を直流電力で充電する間に、タイマー手段が計時する微小単位経過時間の前後で電圧検出部が検出する二次電池の端子電圧の電位差から端子電圧増加分ΔVを得て、前記微小単位経過時間中の電圧上昇変化率を算出する。算出した電圧上昇変化率は、二次電池の充電速度を表し、充電電流に比例するので、電圧上昇変化率が設定上昇変化率となるように、充電電流を可変制御することにより、二次電池の電池容量にかかわらず、二次電池に適した最適な充電速度で充電できる。
請求項2の充電装置は、前記複数の設定上昇変化率の少なくとも一組の設定上昇変化率を、所定の端子電圧を境界として異なる変化率に予め定めたことを特徴とする。
請求項の充電装置は、終止電圧が、二次電池に許容される最大充電電圧であり、電源制御部が、二次電池の端子電圧が最大充電電圧よりわずかに低い目標電圧に達するまで急速充電モードで前記電源部の充電動作を制御し、急速充電モードでの前記設定上昇変化率を、公称容量値の二次電池を定電流放電し、1時間で放電終了となる電流値を1Cとして、1Cの充電電流で充電した場合の電圧上昇変化率近傍に定めることを特徴とする。
二次電池の端子電圧が最大充電電圧よりわずかに低い目標電圧に達するまで、二次電池の端子電圧は、ほぼ1Cの充電電流で充電した場合の電圧上昇変化率で上昇する。急速充電モードで、二次電池は、その電池容量にかかわらず、自然放電速度にほぼ等しい充電速度で充電される。
請求項の充電装置は、目標電圧が、充電電流に比例する電圧上昇変化率が低下し始める変曲点電圧であることを特徴とする。
二次電池の端子電圧が変曲点電圧を越えると、同一の充電電流を加えても端子電圧の上昇率は急激に低下し、二次電池に供給される電気エネルギーが熱エネルギーに変換される割合が増加して充電効率が悪化する。従って、充電効率が悪化する直前の変曲点電圧に達した時点で、端子電圧をほぼ1Cの充電電流で充電した場合の電圧上昇変化率で上昇させる急速充電モードを終了させる。
請求項の充電装置は、電源制御部が、二次電池の端子電圧が前記目標電圧に達した後、最大充電電圧に達するまで微調整充電モードで前記電源部の充電動作を制御し、微調整充電モードでの前記設定上昇変化率を、急速充電モードでの前記設定上昇変化率より充分に低い値に定めることを特徴とする。
二次電池の端子電圧が前記目標電圧に達した後、最大充電電圧に達するまで、二次電池の端子電圧の電圧上昇変化率は、急速充電モードより充分に低下するので、端子電圧は徐々に最大充電電圧に近づき、端子電圧が最大充電電圧を超える過充電とならない。
目標電圧が変曲点電圧であれば、変曲点電圧に達した後に充電電流が低下するので、発熱を抑制しつつ、端子電圧が最大充電電圧に達する。
請求項の充電装置は、電源部が、終止電圧より少なくとも高い直流電圧の直流入力電圧間に直列に接続されたスイッチング素子の開閉により二次電池の充電端子間に前記直流電力を出力するチョッパ式降圧コンバータであり、電源制御部は、前記算定手段で算出する電圧上昇変化率が前記設定上昇変化率に一致するように、前記スイッチング素子を開閉制御するパルス幅変調信号のONデューティを増減し、前記電圧上昇変化率を調整することを特徴とする
チョッパ式降圧コンバータから出力される直流電力の大きさは、スイッチング素子を閉じ制御するパルス幅変調信号のONデューティに依存するので、ONデューティの増減に応じて二次電池を充電する直流電力が増減する。チョッパ式降圧コンバータの出力電圧は、二次電池の端子電圧であるので、直流電力の増減は充電電流の増減として表れ、充電電流に比例する電圧上昇変化率も増減する。従って、パルス幅変調信号のONデューティを調整することにより、算定手段で算出する電圧上昇変化率を設定上昇変化率に一致させることができる。
請求項1の発明によれば、急速充電前に二次電池の電池容量を検出する容量測定処理を実行せずに、異なる電池容量の二次電池であっても、設定上昇変化率を任意に設定することにより、その電池容量に応じた最適な充電速度で二次電池を充電できる。従って、充電しようとする二次電池毎に専用の充電装置を用意することなく、複数種類の二次電池を充電する充電装置として汎用することができる。
また、充電電圧を二次電池の端子電圧に一致させながら、二次電池を充電するので、両者の差電圧による電力損失が少なく、無駄な発熱を生じることなく充電できる。
また、同一の充電モード中であっても、異なる変化率に設定した設定上昇変化率に、充電状況の変化に応じて電圧上昇変化率を一致させることができる。
請求項2の発明によれば、所定の充電電圧を境界として充電速度を変化させることができる。
請求項の発明によれば、充電する二次電池の電池容量にかかわらず、二次電池を劣化させない最速の充電速度で充電できる。
請求項の発明によれば、変曲点電圧に達した時点で、電圧上昇変化率が高い急速充電モードを終了するので、充電効率の低下を防止できる。
請求項の発明によれば、過充電により二次電池を劣化させる恐れがない。
また、目標電圧が変曲点電圧であれば、変曲点電圧を超えた微調整充電モードで、充電電圧が充分に低下するので、発熱が抑制され、充電効率を大きく低下させずに最大充電電圧まで充電できる。
請求項の発明によれば、充電電圧を端子電圧としながら、スイッチング素子を開閉制御するパルス幅変調信号のONデューティを調整するだけで、電圧上昇変化率を設定上昇変化率に一致させることができる。
二次電池10を充電する本発明の一実施の形態に係る充電装置1の回路図である。 充電装置1で二次電池10を充電する間の(a)は、充電装置1から出力される充電電圧Vcと充電電流Icの関係を、(b)は、端子電圧波形Vb(t)と充電電流波形Ic(t)を、示すグラフである。 従来のCCCV充電方式により二次電池を充電する間の(a)は、充電装置から出力される充電電圧Vcと充電電流Icの関係を、(b)は、端子電圧波形Vb(t)と充電電流波形Ic(t)を、示すグラフである。 従来の他の充電方式により二次電池を充電する間の(a)は、充電装置から出力される充電電圧Vcと充電電流Icの関係を、(b)は、端子電圧波形Vb(t)と充電電流波形Ic(t)を、示すグラフである。
以下、本発明の一実施の形態における充電装置1を、図1と図2で説明する。図1に示すように、充電装置1は、二次電池10を直流電力で充電する電源部2と、電源部2の出力を制御する電源制御部3から構成されている。
電源部2は、一対の入力2a、2b間に接続された平滑コンデンサ11により平滑化された直流電源20の入力電圧Vinを降圧して一対の出力2c、2d間に出力するチョッパ式降圧コンバータで構成され、低圧側入力2bと低圧側出力2d間に接続されたスイッチ素子4と、高圧側入力2aと高圧側出力2c間に接続されたインダクタ6と、一対の出力2c、2d間に接続されたコンデンサ7と、高圧側入力2aと低圧側出力2d間に接続された逆流防止用スイッチ素子とを備えている。
スイッチ素子4は、ドレインとソースをそれぞれ低圧側出力2dと低圧側入力2bに、ゲートを電源制御部3の後述するドライブ回路17へ接続した3端子型電界効果トランジスタであり、ドライブ回路17から出力されるフォワードスイッチ制御信号によってドレイン−ソース間が開閉制御される。
逆流防止用スイッチ素子もドレインを高圧側入力2aに、ソースを低圧側出力2dに、ゲートを電源制御部3のドライブ回路17へ接続した3端子型電界効果トランジスタであり、ドライブ回路17から出力されるフライバック制御信号によって、スイッチ素子4が閉じ制御されている間、高圧側入力2aから低圧側入力2bへ流れる電流を阻止するように、ドレイン−ソース間が遮断制御され、スイッチ素子4が開制御されている間、インダクタ6のフライバック動作によって生じる低圧側出力2d側から高圧側出力2cへの放電電流を流すように、ドレイン−ソース間が導通制御される。従って、この逆流防止用スイッチ素子に代えて、低圧側入力2bから高圧側入力2aを順方向とするダイオードを用いてもよい。
高圧側出力2cと低圧側出力2dは、それぞれ高圧側充電線8aと低圧側充電線8bを介して直接二次電池10の一対の端子10a、10bに接続している。これにより電源部(チョッパ式降圧コンバータ)2の一対の出力2c、2d間の出力電圧は、電源部2により充電する二次電池10の一対の端子10a、10b間の端子電圧Vbに一致している。
電源部2の直流電力で充電する二次電池10は、最大充電電圧が4.2V、公称電圧が3.7Vのリチウムイオン電池であり、リチウムイオン電池は、最大充電電圧を超える過電圧に弱いので、ここでは、充電を停止する終止電圧を最大充電電圧4.2Vとし、電源制御部3は、一対の出力2c、2d間の出力電圧、すなわち端子電圧Vbが4.2Vに達した時点で充電を停止する充電制御を行っている。上述の通り、電源部2には、入力電圧Vinを降圧するチョッパ式降圧コンバータを用いるので、直流電源20の入力電圧Vinは、少なくとも端子電圧Vbの最大値4.2Vより高い電圧となっている。
電源制御部3は、図1に示すように、マイクロプロセッサ9と、出力2c、2d間の端子電圧Vbを数msecの周期で検出してマイクロプロセッサ9へ出力する端子電圧検出回路12と、マイクロプロセッサ9の実行プログラムの他、充電する二次電池10毎に定められた終止電圧や後述する目標電圧、設定上昇変化率等を記憶するROM13と、低圧側充電線8bに介在するシャント抵抗18の電圧降下から低圧側充電線8bに流れる充電電流Icを常時監視してマイクロプロセッサ9へ出力する充電電流検出回路14と、計時情報をマイクロプロセッサ9へ出力するタイマー回路15と、直流電源20の入力電圧Vinを検出してマイクロプロセッサ9へ出力する入力電圧検出回路16及びスイッチ素子4と逆流防止用スイッチ素子の動作を制御するドライブ回路17とを備えている。マイクロプロセッサ9は、更に二次電池10の近傍に配置された温度センサー19にも接続し、温度センサー19から二次電池10の温度情報を入力している。
後述する高速充電モードで、ドライブ回路17からスイッチ素子4(FETのゲート)を開閉制御するフォワードスイッチ制御信号は、1μsecの周期でHレベルとLレベルを繰り返す矩形波信号であり、矩形波信号がHレベルであるときに、低圧側出力2dと低圧側入力2bが導通する。また、ドライブ回路17から逆流防止用スイッチ素子5(FETのゲート)を開閉制御するフライバック制御信号は、上記フォワードスイッチ制御信号の極性を反転させてフォワードスイッチ制御信号に同期して出力されるもので、スイッチ素子4が閉制御される間、Lレベルの矩形波信号を逆流防止用スイッチ素子5へ出力して、高圧側入力2aと低圧側出力2d間を遮断する。従って、スイッチ素子4が閉じ制御されるON期間中は、直流電源20の入力電圧Vinと端子電圧Vbとの差電圧がインダクタ6に加わってインダクタ6が充電され、電気エネルギーは磁界エネルギーに変換される。
一方、スイッチ素子4にLレベルの矩形波信号が出力され、スイッチ素子4が開制御されるOFF期間に、逆流防止用スイッチ素子5にはHレベルの矩形波信号が出力され、高圧側入力2aと低圧側出力2d間を導通させるので、ON期間中にインダクタ6に蓄えられた磁気エネルギーが電気エネルギーである充電電流Icとなって、インダクタ6の両端に並列に接続される二次電池10とコンデンサ7を充電する。
ここで、ON期間とOFF期間の和である一周期(1μsec)に、電源部2の出力2c、2dに発生する電気エネルギーは、一周期中のON期間の比、すなわちONデューティに比例する。出力2c、2dに発生する電気エネルギーは、直流電力として二次電池10を充電するが、出力2c、2dは、二次電池10の一対の端子10a、10bに接続しているので、出力2c、2d間の出力電圧は、端子10a、10b間の端子電圧Vbに等しく、ONデューティに比例して増減する直流電力は、二次電池10を充電する充電電流Icの増減となって表れる。
そこで、本実施の形態では、矩形波信号であるフォワードスイッチ制御信号を、マイクロプロセッサ9から出力する所定の制御データで変調したPWM(パルス幅変調)信号とし、二次電池10の充電状況に応じてマイクロプロセッサ9からドライブ回路17へ出力される制御データで、フォワードスイッチ制御信号のONデューティを可変し、充電電流Icを増減制御している。
以下、リチウムイオン電池である二次電池10を終止電圧Veまで充電する充電装置1の充電過程を、図2(b)に示すプリ充電、急速充電、微調整充電の各モードに分けて、マイクロプロセッサ9の動作を中心に説明する。
(プリ充電モード A)
プリ充電モードでは、二次電池10を充電する前に、二次電池10や充電回路中に異常がないかを判定し、異常を認める場合には、急速充電モードに移行せずに、充電を中止する。
マイクロプロセッサ9は、プリ充電モードを開始するt時に、端子電圧検出回路12、充電電流検出回路14、入力電圧検出回路16、温度センサー19がそれぞれ検出する、端子電圧Vb、充電電流Ic、入力電圧Vin、二次電池10の温度Tbを記録しておき、同時に、ドライブ回路17へフォワードスイッチ制御信号とフライバック制御信号を出力させる制御データを出力して電源部2を動作させる。ここでドライブ回路17に出力される制御データは、パルス幅変調によりフォワードスイッチ制御信号のON期間を短時間とするもので、従って、図2のAに示すように、プリ充電モードでは、微小な充電電流Ic(t)で二次電池10が充電される。
その後、マイクロプロセッサ9は、タイマー回路15で計時する所定時間後のt時の端子電圧Vb、充電電流I、入力電圧Vin、二次電池10の温度Tbを、それぞれ端子電圧検出回路12、充電電流検出回路14、入力電圧検出回路16、温度センサー19から入力し、t時の値と比較し、いずれかの検出値に異常値がある場合、例えば、端子電圧Vb(t)が上昇しない、充電電流Ic(t)が制御データで予測する値の範囲にない、入力電圧Vinが終止電圧以下である、二次電池の温度Tbが異常に上昇する等となった場合には、充電を中止する。充電の中止は、ドライブ回路9から出力するフォワードスイッチ制御信号を常時Lレベルとして、スイッチ素子4を開制御する。
(急速充電モード B→B’→C)
時の検出値に異常がない場合には、急速充電モードに移行する。急速充電モードでは、二次電池10の定格放電速度にほぼ等しい充電速度で、端子電圧Vb(t)が最大充電電圧Veよりわずかに低い目標電圧Ve’に達するt時まで二次電池10を充電する。ここで、二次電池10の定格放電速度にほぼ等しい充電速度とは、満充電した公称容量値の二次電池10を定電流放電し、1時間で放電終了となる電流値を1Cとし、1Cの充電電流で二次電池10を充電した場合(これを、1C充電という)の電圧上昇変化率(単位時間あたりの端子電圧Vb(t)間の差電圧)にほぼ等しく端子電圧Vb(t)が上昇する速度である。また、本実施の形態では、急速充電モードを終了させる目標電圧Ve’を、充電電流Ic(t)に比例する電圧上昇変化率が低下し始める変曲点電圧とし、最大充電電圧Veの4.2Vよりわずかに低い4.0Vとしている。
ROM13には、リチウムイオン電池である二次電池10の充電情報として、充電しようとする二次電池10を1C充電した場合の電圧上昇変化率(二次電池10の電池種別毎に異なる)をもとに設定する第1設定上昇変化率(ここでは、リチウムイオン電池の場合の変化率に設定)、第1設定上昇変化率より充分に低い値に設定する第2設定上昇変化率、目標電圧Ve’(4.0V)、終止電圧である最大充電電圧Ve(4.2V)が記憶されている。
マイクロプロセッサ9は、急速充電モードを開始するt時後に、フォワードスイッチ制御信号のONデューティを所定値とする制御データをドライブ回路17に出力し、ドライブ回路17からフォワードスイッチ制御信号と極性を反転させたフライバック制御信号を出力し、電源部2を動作させる。その後、数msecの微小時間Δtの前後(B、B’)で端子電圧検出回路12が検出する端子電圧Vb(t)間の差電圧から端子電圧増加分ΔVを得て、微小時間Δt時間あたりの端子電圧増加分ΔVである電圧上昇変化率を算定する。
続いて、算定した電圧上昇変化率をROM13から読み出す第1設定上昇変化率と比較し、算定した電圧上昇変化率が第1設定上昇変化率に一致するように、フォワードスイッチ制御信号のONデューティを変化させる制御データをドライブ回路17へ出力する。すなわち、算定した電圧上昇変化率が第1設定上昇変化率以下である場合には、フォワードスイッチ制御信号のONデューティを増加させる制御データをドライブ回路17へ出力し、充電電流Ic(t)を増加させ、逆に算定した電圧上昇変化率が第1設定上昇変化率以上である場合には、フォワードスイッチ制御信号のONデューティを減少させる制御データをドライブ回路17へ出力し、充電電流Ic(t)を減少させる。端子電圧Vb(t)の電圧上昇変化率は、充電電流Ic(t)の増減により増減するので、急速充電モード中に以上の処理を例えば数msecの周期で繰り返すことにより、二次電池10を、その電池容量の大きさにかかわらず、定格放電速度にほぼ等しい充電速度で充電できる。尚、微小時間Δtの長さ、即ち、上述の処理を繰り返す周期について、本実施の形態では数msecに設定しているが、必ずしもこのような長さである必要はなく、数秒〜数十秒程度の長さであっても本発明を実施し得る。
この急速充電モードでの充電電流Ic(t)は、理想的には、充電する二次電池10の種類とその電池容量から定まる充電電流値1Cの付近で変動することとなるが、従来の充電装置のように、既知の二次電池10について定められた充電電流値1Cで定電流制御するものではないので、二次電池10の内部抵抗の経年変化や充電線の抵抗値の変化といった充電条件が変化しても、充電電流Icが自動的に変化して設定され、その都度の充電条件にとって最適な充電速度を維持して充電できる。
また、マイクロプロセッサ9は、数msecの周期で上記処理を繰り返す過程で、端子電圧検出回路12が検出する端子電圧Vb(t)をROM13から読み出した目標電圧Ve’(4.0V)と比較し、目標電圧Ve’(4.0V)に達したt時に、急速充電モードから微調整充電モードに移行する。
(微調整充電モードD)
微調整充電モードでは、二次電池10の充電効率が急激に低下する変曲点電圧を端子電圧Vb(t)が越えているので、二次電池10の充電電流Ic(t)を低下させて充電速度を落とし、過剰な充電電流Ic(t)が熱エネルギーに変換され充電効率が悪化することを防止するととともに、端子電圧Vbが最大充電電圧を越える過充電となり、二次電池10が劣化したり、破損することを防止する。
マイクロプロセッサ9は、急速充電モードから引き続いて、数msecの微小時間Δtの前後の端子電圧Vb(t)を検出して、微小時間Δt時間あたりの端子電圧増加分ΔVである電圧上昇変化率を算定し、算定した電圧上昇変化率が、ROM13から読み出した第2設定上昇変化率に一致するように、フォワードスイッチ制御信号のONデューティを変化させる制御データをドライブ回路17へ出力する。
第2設定上昇変化率は、第1設定上昇変化率に比べて充分に低く、0に近い値とするので、図2(b)に示すように、電圧上昇変化率を第2設定上昇変化率へ一致させる充電電流Icは、急速充電モードでの充電電流Ic(t)から急激に低下し、端子電圧Vb(t)は極めて緩やかな傾斜で上昇する。
マイクロプロセッサ9は、数msecの周期で上記処理を繰り返す過程で、端子電圧検出回路12が検出する端子電圧Vb(t)を、ROM13から読み出した終止電圧である最大充電電圧Ve(4.2V)と比較し、終止電圧(4.2V)に達したt時に、ドライブ回路9から出力するフォワードスイッチ制御信号を常時Lレベルとして、スイッチ素子4を開制御し、充電を停止する。
以上の二次電池10の充電工程では、端子電圧Vb(t)が終止電圧(4.2V)に達したt時の後に、マイクロプロセッサ9は電圧上昇変化率を0とする制御データをドライブ回路17へ出力し、微少な充電電流Ic(t)を流して端子電圧Vbが終止電圧(4.2V)を維持するようにしてもよい。
また、急速充電モードや微調整充電モードであっても、温度センサー19が検出する二次電池10の温度が異常に上昇したり、入力電圧Vinが終止電圧(4.2V)未満となった場合には、スイッチ素子4を開制御し、充電を停止する。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々変形が可能であり、例えば、急速充電モードで電圧上昇変化率を一致させる第1設定上昇変化率は、必ずしも1Cの充電電流で充電した場合の電圧上昇変化率に設定する必要はなく、2C充電若しくは1/2C充電等任意の充電速度に合わせて設定することができる。
また、電圧上昇変化率を一致させる設定上昇変化率は、急速充電モードにおいて同一である必要はなく、異なる変化率に設定した複数の設定上昇変化率のいずれかに、充電状況の変化に応じて電圧上昇変化率を一致させてもよい。例えば、温度センサー19が検出する二次電池10の温度上昇に伴って、電圧上昇変化率を一致させる設定上昇変化率をより低い値に設定した設定上昇変化率に変更する。
また、微小単位経過時間の前後で検出する端子電圧は、連続して検出する複数の端子電圧の相関から、異常値を除いたり平均値化する等の算定処理を行って特定してもよい。
また、電源部2は、出力電圧を端子電圧に連動させながら、二次電池を充電する出力電流(充電電流)を可変制御できるものであれば、チョッパ式降圧コンバータに限らず、任意の直流電源を用いることができる。
更に、二次電池も充電電流に応じて充電速度が変化する特性の二次電池であれば、リチウムイオン電池に限らず、ニッケルカドミウム電池など他の二次電池であってもよい。
本発明は、反転板バネを可動接点板として用いる充電装置に適している。
1 充電装置
2 電源部
3 電源制御部
4 スイッチ素子(スイッチング素子)
9 マイクロプロセッサ(算定手段)
10 二次電池
12 端子電圧検出回路(電圧検出部)
15 タイマー回路(タイマー手段)

Claims (6)

  1. 二次電池を直流電力で充電する電源部と、
    前記二次電池の端子電圧が予め定められる終止電圧に到達するまで、前記電源部の充電動作を制御する電源制御部とを備えた充電装置であって、
    電源制御部は、
    前記二次電池の端子電圧を検出する電圧検出部と、
    経過時間を計時するタイマー手段と、
    微小単位経過時間中の端子電圧増加分ΔVで表される電圧上昇変化率を逐次算出する算定手段とを有し、
    電源部が二次電池を直流電力で充電する間に、前記直流電力の充電電圧を二次電池の端子電圧としながら、前記算定手段で算出する電圧上昇変化率が、予め定めた複数の異なる設定上昇変化率に沿って変化するように、前記直流電力の充電電流を可変制御することを特徴とする充電装置。
  2. 前記複数の設定上昇変化率の少なくとも一組の設定上昇変化率を、所定の端子電圧を境界として異なる変化率に予め定めたことを特徴とする請求項1に記載の充電装置。
  3. 終止電圧は、二次電池に許容される最大充電電圧であり、
    電源制御部は、二次電池の端子電圧が最大充電電圧よりわずかに低い目標電圧に達するまで急速充電モードで前記電源部の充電動作を制御し、
    急速充電モードでの前記設定上昇変化率を、公称容量値の二次電池を定電流放電し、1時間で放電終了となる電流値を1Cとして、1Cの充電電流で充電した場合の電圧上昇変化率近傍に定めることを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれか1項に記載の充電装置。
  4. 目標電圧は、充電電流に比例する電圧上昇変化率が低下し始める変曲点電圧であることを特徴とする請求項3に記載の充電装置。
  5. 電源制御部は、二次電池の端子電圧が前記目標電圧に達した後、最大充電電圧に達するまで微調整充電モードで前記電源部の充電動作を制御し、
    微調整充電モードでの前記設定上昇変化率を、急速充電モードでの前記設定上昇変化率より充分に低い値に定めることを特徴とする請求項3又は請求項4のいずれか1項に記載の充電装置。
  6. 電源部は、終止電圧より少なくとも高い直流電圧の直流入力電圧間に直列に接続されたスイッチング素子の開閉により二次電池の充電端子間に前記直流電力を出力するチョッパ式降圧コンバータであり、電源制御部は、前記算定手段で算出する電圧上昇変化率が前記設定上昇変化率に一致するように、前記スイッチング素子を開閉制御するパルス幅変調信号のONデューティを増減し、前記電圧上昇変化率を調整することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の充電装置。
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