JP5561100B2 - 隠蔽された文字の復元方法及び画像処理装置 - Google Patents
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1)線分1(θ1、ρ1)、線分2(θ2、ρ2)と筆画の幅SWについては、θ1=θ2及びa*SW<|ρ1−ρ2|<b*SWを満足する(ここで、θは線分の回転角度を示し、ρは線分の零点までの距離を示し、a*SWとb*SWは閾値である)。
2)水平線分については、水平方向θに沿う投影線の間の距離は文字幅よりも小さい一方、垂直線分については、垂直方向(90−θ)に沿う投影線の間の距離は文字高さよりも小さい。
3)二本の線分の間における画素は背景ではなく筆画の内部に位置する。
及び、前記の共線線分は下記の条件を満たす。
1)線分1(θ1、ρ1)、線分2(θ2、ρ2)と筆画の幅SWについては、θ1=θ2及び|ρ1−ρ2|が閾値より小さいことを満足する。
2)水平線分については、水平方向θに沿う投影線の間の距離は文字幅よりも小さい一方、垂直線分については、垂直方向(90−θ)に沿う投影線の間の距離は文字高さよりも小さい。
3)二本の線分の間における画素は背景ではなく筆画の内部に位置することを満足する。
1)線分1(θ1、ρ1)、線分2(θ2、ρ2)と筆画の幅SWについては、θ1=θ2及びa*SW<|ρ1−ρ2|<b*SWを満足すること(ここで、θは線分の回転角度を示し、ρは線分の零点までの距離を示し、a*SWとb*SWは閾値である)。
2)水平線分については、水平方向θに沿う投影線の間の距離は文字幅よりも小さい、一方、垂直線分については、垂直方向(90−θ)に沿う投影線の間の距離は文字高さよりも小さい。
3)二本の線分の間における画素は背景ではなく筆画の内部に位置することを満足する。
及び、前記の共線線分は下記の条件を満たす。
1)線分1(θ1、ρ1)、線分2(θ2、ρ2)と筆画の幅SWについては、θ1=θ2及び|ρ1−ρ2|が閾値より小さいことを満足する。
2)水平線分については、水平方向θに沿う投影線の間の距離は文字幅よりも小さい、かつ、垂直線分については、垂直方向(90−θ)に沿う投影線の間の距離は文字高さよりも小さい。
3)二本の線分の間における画素は背景ではなく筆画の内部に位置することを満足する。
条件1)θ1=θ2及びa*SW<|ρ1−ρ2|<b*SWを満足しており、ここで、a*SWとb*SWは閾値であり、例えばそれぞれ1.5*SWと0.5*SWである。
条件2)水平線分については、水平方向θに沿う投影線の間の距離は文字幅よりも小さい、かつ、垂直線分については、垂直方向(90−θ)に沿う投影線の間の距離は文字高さよりも小さい。
条件3)二本の線分の間における画素は背景ではなく筆画の内部に位置する。
図10は、実施例2において二本の線分の間における画素の帰属を判定する一例を示す図である。図10に示したように、選択された画素が二本の平行線分における各点の間の連結線上に位置するかどうかを検査することによって画素の帰属を判定する。また、図11は、図8に示した捕捉した文字線分から選択された平行線分の一例を示す図である。
条件1)θ1=θ2及び|ρ1−ρ2|が閾値、例えば1より小さいことを満足する。
条件2)水平線分については、水平方向θに沿う投影線の間の距離は文字幅よりも小さい、かつ、垂直線分については、垂直方向(90−θ)に沿う投影線の間の距離は文字高さよりも小さい。
条件3)二本の線分の間における画素は背景ではなく筆画の内部に位置する。
図12は、図11に示した平行線分に対して共線線分の連結処理を実行した結果の一例を示す図である。
条件1)線分1(θ1、ρ1)、線分2(θ2、ρ2)と筆画の幅SWについては、θ1=θ2及びa*SW<|ρ1−ρ2|<b*SWを満足しており、θは線分の回転角度を示し、ρは線分の零点までの距離を示し、a*SWとb*SWは閾値である。
条件2)水平線分については、水平方向θに沿う投影線の間の距離は文字幅よりも小さい、一方、垂直線分については、垂直方向(90−θ)に沿う投影線の間の距離は文字高さよりも小さい。
条件3)二本の線分の間における画素は背景ではなく筆画の内部に位置する。
条件1)線分1(θ1、ρ1)、線分2(θ2、ρ2)と筆画幅SWについては、θ1=θ2及び|ρ1−ρ2|が閾値より小さいことを満足する。
条件2)水平線分については、水平方向θに沿う投影線の間の距離は文字幅よりも小さい、かつ、垂直線分については、垂直方向(90−θ)に沿う投影線の間の距離は文字高さよりも小さい。
条件3)二本の線分の間における画素は背景ではなく筆画の内部に位置する。
復元対象である隠蔽された文字を含む目標文字の筆画の幅に応じて画像ブロックサイズを算出するステップと、
前記目標文字を含む入力画像の目標領域において元領域を標記するステップと、
前記元領域における画素に対してそれぞれを中心とする各参考画像ブロックを生成するステップと、
補完対象である入力画像の前景の境界を抽出するステップと、
前記前景の境界における画素毎に、当該画素を中心とする画像ブロックの複雑度に応じて補完優先順位を算出するステップと、
前記参考画像ブロックにおける最も類似している画像ブロックを使用して、最も高い優先順位を有する画素を中心とする画像ブロックを補完するステップと、
前記前景の補完が全て完了していない場合には、前記補完対象である入力画像における前景の境界の抽出処理を実行するステップと
を含む隠蔽された文字の復元方法。
画像ブロック内部の背景画素が占める割合を計測して算出した信頼係数と、画像ブロック内部の補完対象である目標文字画素が占める割合を計測して算出した信頼係数と、画像ブロック内部の異なる勾配ベクトルの数に基づいた複雑度とから前記補完優先順位を算出する付記1に記載の隠蔽された文字の復元方法。
前記画像ブロックサイズを目標文字の筆画の幅から算出する付記1に記載の隠蔽された文字の復元方法。
前記目標文字における画素及び該画素の画像ブロックにおける全ての隣接する画素を含む第一のマスクを生成するステップと、
前景画素及び該前景画素の画像ブロックにおける全ての隣接する画素以外の目標領域全体を含む第二のマスクを生成するステップと、
前記第一のマスクと第二のマスクの重複領域を元領域として抽出するステップと
を含む、付記1に記載の隠蔽された文字の復元方法。
入力画像を圧縮すること、及び/又は、参考画像ブロックを選別することを実行するステップを更に含む、付記1に記載の隠蔽された文字の復元方法。
前記目標文字の輪郭画素を抽出するステップと、
前記抽出された輪郭画素に基づいて目標文字の線分を捕捉するステップと、
前記捕捉された線分に基づいて、一つの筆画の対になる線分であると推定される平行線分を選択するステップと、
前記選択された平行線分に基づいて共線線分を平行線ペアとして連結するステップと、
前記目標文字のグレー値を使用して各平行線ペアのそれぞれにより限定された領域を補完するステップと
を更に含む、付記1〜付記5の何れかに記載の隠蔽された文字の復元方法。
前記捕捉された線分に基づいて目標文字の筆画の幅を推定するステップと、
前記目標文字の投影軸における文字幅と文字高さを推定するステップとを更に含み、
Hough変換領域においては、前記の選択された平行線分は、
線分1(θ1、ρ1)、線分2(θ2、ρ2)と筆画の幅SWについては、θ1=θ2及びa*SW<|ρ1−ρ2|<b*SWとし、θは線分の回転角度を示し、ρは線分の零点までの距離を示し、a*SWとb*SWは閾値であること、
水平線分については、水平方向θに沿う投影線の間の距離は文字幅よりも小さい一方、垂直線分については、垂直方向(90−θ)に沿う投影線の間の距離は文字高さよりも小さいこと、
二本の線分の間における画素は背景ではなく筆画の内部に位置すること
とを満たし、
前記の共線線分は、
線分1(θ1、ρ1)、線分2(θ2、ρ2)と筆画の幅SWについては、θ1=θ2及び|ρ1−ρ2|が閾値より小さいこと、
水平線分については、水平方向θに沿う投影線の間の距離は文字幅よりも小さい一方、垂直線分については、垂直方向(90−θ)に沿う投影線の間の距離は文字高さよりも小さいこと、
二本の線分の間における画素は背景ではなく筆画の内部に位置すること
とを満たす、付記6に記載の隠蔽された文字の復元方法。
入力画像におけるテキスト領域を認識対象である目標文字、背景及び前景に分割するステップと、
復元された文字を認識するステップと
を更に実行する付記1〜付記7の何れかに記載の隠蔽された文字の復元方法。
テキスト領域から認識対象である目標文字を含む目標領域を抽出するステップを更に含む、付記8に記載の隠蔽された文字の復元方法。
前記目標文字の輪郭画素を抽出するステップと、
θは目標文字の回転角度を示し、水平方向θと垂直方向(90−θ)において輪郭画素に対してHough変換を実行するステップと、
水平方向θと垂直方向(90−θ)に沿ってHough変換中の最小と最大距離値ρh1、ρh2、ρv1とρv2を求めるステップと、
四本の線(ρh1、90−θ)、(ρh2、90−θ)、(ρv1、θ)、(ρv2、θ)を使用して四つの角を算出するステップと、
前記四つの角を覆う領域を目標領域として切り出すステップと
を含む、付記9に記載の隠蔽された文字の復元方法。
前記目標文字を含む入力画像の目標領域において元領域を標記するように配置された元領域標記部と、
前記元領域における画素に対してそれぞれを中心とする各参考画像ブロックを生成するように配置された参考画像ブロック生成部と、
補完対象である入力画像の前景の境界を抽出するように配置された境界抽出部と、
前記前景の境界における画素毎に、当該画素を中心とする画像ブロックの複雑度に応じて補完優先順位を算出するように配置された補完優先順位算出部と、
前記参考画像ブロックにおける最も類似している画像ブロックを使用して、最も高い優先順位を有する画素を中心とする画像ブロックを補完するように配置された前景補完部と、
前記前景の補完が全て完了していない場合には、前記境界抽出部の処理を実行するように配置された判定部と
を備える画像処理装置。
前記目標文字における画素及び該画素の画像ブロックにおける全ての隣接する画素を含む第一のマスクを生成し、
前景画素及び該前景画素の画像ブロックにおける全ての隣接する画素以外の目標領域全体を含む第二のマスクを生成し、
前記第一のマスクと第二のマスクの重複領域を元領域として抽出する、
付記11に記載の画像処理装置。
参考画像ブロックを選別するように配置された選別部と
を更に備える、付記11に記載の画像処理装置。
前記抽出された輪郭画素に基づいて目標文字の線分を捕捉するように配置された線分捕捉部と、
前記捕捉された線分に基づいて、一つの筆画の対になる線分であると推定される平行線分を選択するように配置された平行線分選択部と、
前記選択された平行線分に基づいて共線線分を平行線ペアとして連結するように配置された共線線分連結部と、
前記目標文字のグレー値を使用して各平行線ペアのそれぞれにより限定された領域を補完するように配置された領域補完部と
を更に備える、付記11〜付記15の何れかに記載の画像処理装置。
前記目標文字の投影軸における文字幅と文字高さを推定するように配置されたサイズ範囲推定部とを更に備え、
Hough変換領域においては、前記の選択された平行線分は、
線分1(θ1、ρ1)、線分2(θ2、ρ2)と筆画の幅SWについては、θ1=θ2及びa*SW<|ρ1−ρ2|<b*SWとし、θは線分の回転角度を示し、ρは線分の零点までの距離を示し、a*SWとb*SWは閾値であること、
水平線分については、水平方向θに沿う投影線の間の距離は文字幅よりも小さい一方、垂直線分については、垂直方向(90−θ)に沿う投影線の間の距離は文字高さよりも小さいこと、
二本の線分の間における画素は背景ではなく筆画の内部に位置することを満たし、
前記の共線線分は、
線分1(θ1、ρ1)、線分2(θ2、ρ2)と筆画の幅SWについては、θ1=θ2及び|ρ1−ρ2|が閾値より小さいこと、
水平線分については、水平方向θに沿う投影線の間の距離は文字幅よりも小さい一方、垂直線分については、垂直方向(90−θ)に沿う投影線の間の距離は文字高さよりも小さいこと、
二本の線分の間における画素は背景ではなく筆画の内部に位置すること
とを満たす、付記16に記載の画像処理装置。
復元された文字を認識するように配置された文字認識部と
を更に有する、付記11〜付記17の何れかに記載の画像処理装置。
前記目標文字の輪郭画素を抽出し、
θは目標文字の回転角度を示し、水平方向θと垂直方向(90−θ)において輪郭画素に対してHough変換を実行し、
水平方向θと垂直方向(90−θ)に沿ってHough変換中の最小と最大距離値ρh1、ρh2、ρv1とρv2を求め、
四本の線(ρh1、90−θ)、(ρh2、90−θ)、(ρv1、θ)、(ρv2、θ)を使用して四つの角を算出し、
前記四つの角を覆う領域を目標領域として切り出す、
付記19に記載の隠蔽された画像処理装置。
1101 中央処理総理(CPU)
1102 読取専用メモリ(ROM)
1103 ランダムアクセスメモリ(RAM)
1104 バス
1105 入力/出力インタフェース
1106 入力部
1107 出力部
1108 記憶部
1109 通信部
1110 ドライブ
1111 着脱可能な媒体
1900 画像処理装置
1910 圧縮部
1920 画像ブロックサイズ算出部
1930 元領域標記部
1940 参考画像ブロック生成部
1950 選別部
1960 境界抽出部
1970 補完優先順位算出部
1980 前景補完部
1990 判定部
2000 画像処理装置
2010 輪郭画素抽出部
2020 線分捕捉部
2030 筆画幅推定部
2040 サイズ範囲推定部
2050 平行線分選択部
2060 共線線分連結部
2070 領域補完部
2100 画像処理装置
2110 分割部
2120 目標領域抽出部
2130 隠蔽された文字の復元装置
2140 文字認識部
Claims (9)
- 画像処理装置が、
復元対象である隠蔽された文字を含む目標文字の筆画の幅に応じて画像ブロックサイズを算出するステップと、
前記目標文字を含む入力画像の目標領域において元領域を標記するステップと、
前記元領域における画素に対してそれぞれを中心とする各参考画像ブロックを生成するステップと、
補完対象である入力画像の前景の境界を抽出するステップと、
前記前景の境界における画素毎に、当該画素を中心とする画像ブロックの複雑度に応じて補完優先順位を算出するステップと、
前記参考画像ブロックにおける最も類似している画像ブロックを使用して、最も高い優先順位を有する画素を中心とする画像ブロックを補完するステップと、
前記前景の補完が全て完了していない場合には、前記補完対象である入力画像における前景の境界の抽出処理を実行するステップと
を含む隠蔽された文字の復元方法。 - 画像処理装置が、
画像ブロック内部の背景画素が占める割合を計測して算出した信頼係数と、画像ブロック内部の補完対象である目標文字画素が占める割合を計測して算出した信頼係数と、画像ブロック内部の異なる勾配ベクトルの数に基づいた複雑度とから前記補完優先順位を算出する請求項1に記載の隠蔽された文字の復元方法。 - 画像処理装置が、
前記画像ブロックサイズを目標文字の筆画の幅から算出する請求項1に記載の隠蔽された文字の復元方法。 - 前記目標文字を含む入力画像の目標領域において元領域を標記するステップは、
前記目標文字における画素及び該画素の画像ブロックにおける全ての隣接する画素を含む第一のマスクを生成するステップと、
前景画素及び該前景画素の画像ブロックにおける全ての隣接する画素以外の目標領域全体を含む第二のマスクを生成するステップと、
前記第一のマスクと第二のマスクの重複領域を元領域として抽出するステップと
を含む、請求項1に記載の隠蔽された文字の復元方法。 - 画像処理装置が、
入力画像を圧縮すること、及び/又は、参考画像ブロックを選別することを実行するステップを更に含む、請求項1に記載の隠蔽された文字の復元方法。 - 画像処理装置が、
前記目標文字の輪郭画素を抽出するステップと、
前記抽出された輪郭画素に基づいて目標文字の線分を捕捉するステップと、
前記捕捉された線分に基づいて、一つの筆画の対になる線分であると推定される平行線分を選択するステップと、
前記選択された平行線分に基づいて共線線分を平行線ペアとして連結するステップと、
前記目標文字のグレー値を使用して各平行線ペアのそれぞれにより限定された領域を補完するステップと
を更に含む、請求項1〜請求項5の何れかに記載の隠蔽された文字の復元方法。 - 画像処理装置が、
前記捕捉された線分に基づいて目標文字の筆画の幅を推定するステップと、
前記目標文字の投影軸における文字幅と文字高さを推定するステップとを更に含み、
Hough変換領域においては、前記の選択された平行線分は、
線分1(θ1、ρ1)、線分2(θ2、ρ2)と筆画の幅SWについては、θ1=θ2及びa*SW<|ρ1−ρ2|<b*SWとし、θは線分の回転角度を示し、ρは線分の零点までの距離を示し、a*SWとb*SWは閾値であること、
水平線分については、水平方向θに沿う投影線の間の距離は文字幅よりも小さい一方、垂直線分については、垂直方向(90−θ)に沿う投影線の間の距離は文字高さよりも小さいこと、
二本の線分の間における画素は背景ではなく筆画の内部に位置すること
とを満たし、
前記の共線線分は、
線分1(θ1、ρ1)、線分2(θ2、ρ2)と筆画の幅SWについては、θ1=θ2及び|ρ1−ρ2|が閾値より小さいこと、
水平線分については、水平方向θに沿う投影線の間の距離は文字幅よりも小さい一方、垂直線分については、垂直方向(90−θ)に沿う投影線の間の距離は文字高さよりも小さいこと、
二本の線分の間における画素は背景ではなく筆画の内部に位置すること
とを満たす、請求項6に記載の隠蔽された文字の復元方法。 - 画像処理装置が、
入力画像におけるテキスト領域を認識対象である目標文字、背景及び前景に分割するステップと、
復元された文字を認識するステップと
を更に実行する請求項1〜請求項7の何れかに記載の隠蔽された文字の復元方法。 - 復元対象である隠蔽された文字を含む目標文字の筆画の幅に基づいて画像ブロックサイズを算出するように配置された画像ブロックサイズ算出部と、
前記目標文字を含む入力画像の目標領域において元領域を標記するように配置された元領域標記部と、
前記元領域における画素に対してそれぞれを中心とする各参考画像ブロックを生成するように配置された参考画像ブロック生成部と、
補完対象である入力画像の前景の境界を抽出するように配置された境界抽出部と、
前記前景の境界における画素毎に、当該画素を中心とする画像ブロックの複雑度に応じて補完優先順位を算出するように配置された補完優先順位算出部と、
前記参考画像ブロックにおける最も類似している画像ブロックを使用して、最も高い優先順位を有する画素を中心とする画像ブロックを補完するように配置された前景補完部と、
前記前景の補完が全て完了していない場合には、前記境界抽出部の処理を実行するように配置された判定部と
を備える画像処理装置。
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