JP5555112B2 - Round terminals and connectors - Google Patents
Round terminals and connectors Download PDFInfo
- Publication number
- JP5555112B2 JP5555112B2 JP2010215209A JP2010215209A JP5555112B2 JP 5555112 B2 JP5555112 B2 JP 5555112B2 JP 2010215209 A JP2010215209 A JP 2010215209A JP 2010215209 A JP2010215209 A JP 2010215209A JP 5555112 B2 JP5555112 B2 JP 5555112B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- round
- spacer
- recess
- connector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 56
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 56
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 claims description 50
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 21
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 13
- 230000013011 mating Effects 0.000 claims description 7
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 2
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
Images
Landscapes
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Description
本発明は、丸形端子及び該丸形端子を用いたコネクタに関するものである。 The present invention relates to a round terminal and a connector using the round terminal.
車両用などに使用される多くのコネクタは、従来一般に、例えば、特許文献1に示すように、コネクタハウジングに角形の端子挿入孔を形成し、各端子挿入孔に角形の電気接続部を前部に持つ角形端子を挿入した構成となっている。しかし、角形端子を用いる場合、端子挿入孔への挿入時の端子の軸線周りの方向性の確認が必要となるのであるが、コネクタの小型化に伴って端子の小型化を図ったとき、端子が小さくなるほど挿入時の端子の方向性を確認することが困難になってきている。
In many conventional connectors used for vehicles, for example, as shown in
それに対し、円筒形状の電線接続部を持つ丸形端子を使用したコネクタの例が、例えば、特許文献2や特許文献3において示されている。この種のコネクタでは、丸形端子の円筒形状の電気接続部の後端にコネクタハウジング側のランスが係合するようにしてあり、方向性を気にせずに、端子を端子挿入孔に挿入できるようになっている。
On the other hand, the example of the connector using the round terminal with a cylindrical-shaped electric wire connection part is shown in
ところが、前記従来の丸形端子を使用した場合でも、相手側コネクタの端子に対する方向性を確保する必要がある場合がある。例えば、相手側コネクタのオスタブ端子を丸形端子の電気接続部に受け入れて、電気接続部に内蔵した板バネで端子同士の接圧を確保するような場合、相手側コネクタのオスタブ端子に対して適正な向きとなるように、丸形端子をコネクタハウジングに組み付けておかなくてはならない。その他の場合でも、丸形端子の方向性を確保する必要がある場合が今後多く出てくる可能性がある。 However, even when the conventional round terminal is used, it may be necessary to ensure the directionality of the mating connector with respect to the terminal. For example, when the male tab terminal of the mating connector is received in the electrical connection part of the round terminal and the contact pressure between the terminals is secured with a leaf spring built in the electrical connection part, Round terminals must be assembled to the connector housing to ensure proper orientation. Even in other cases, there may be many cases where it is necessary to ensure the directionality of the round terminals in the future.
しかし、端子が小型化した場合、方向性を確認しながらコネクタハウジングに端子を組み付けることは、角形端子に限らず丸形端子においても非常に困難である。 However, when the terminal is downsized, it is very difficult to assemble the terminal to the connector housing while confirming the directionality, not only for the square terminal but also for the round terminal.
そこで、コネクタハウジングの端子挿入孔に端子を挿入する時点では、方向性を気にせずに端子を端子挿入孔に挿入することができ、端子を挿入完了した時点で、丸形端子ゆえの回転させやすさを利用して、自動的にランスの付勢力によって端子の方向性を修正できるようにしたい、という要請が出てきた。 Therefore, when inserting the terminal into the terminal insertion hole of the connector housing, the terminal can be inserted into the terminal insertion hole without worrying about the directionality, and when the terminal is completely inserted, the terminal is rotated due to the round terminal. There was a request to use the ease to automatically correct the terminal orientation by the biasing force of the lance.
本出願人は、そのような要請に応えるものとして、先に、図12〜図18に示すような丸形端子及びコネクタを開発した。 In order to meet such a demand, the present applicant has previously developed a round terminal and a connector as shown in FIGS.
図12はコネクタの概略断面図、図13(a)は丸形端子の外観を示す斜視図、図13(b)はその要部の概略断面図、図14は丸形端子の側面図、図15は図14のH−H矢視拡大断面図、図16は図15のI矢視図、図17は図16のJ−J矢視断面図、図18(a)〜図18(c)は、コネクタハウジングの円形の端子挿入孔に丸形端子を挿入し、ランスの作用によって丸形端子の回転方向の位置を修正し、その上でスペーサを本係止位置まで挿入することによって、丸形端子を適正な姿勢でランスとスペーサによって二重係止するまでの過程を示す断面図である。 12 is a schematic cross-sectional view of the connector, FIG. 13A is a perspective view showing the appearance of the round terminal, FIG. 13B is a schematic cross-sectional view of the main part thereof, and FIG. 14 is a side view of the round terminal. 15 is an enlarged sectional view taken along the line HH in FIG. 14, FIG. 16 is a sectional view taken along the arrow I in FIG. 15, FIG. 17 is a sectional view taken along the line JJ in FIG. The round terminal is inserted into the circular terminal insertion hole of the connector housing, the position of the round terminal in the rotational direction is corrected by the action of the lance, and then the spacer is inserted to the final locking position. It is sectional drawing which shows the process until a shape terminal is double-locked by a lance and a spacer with a proper attitude | position.
このコネクタは、前後方向に延びる端子挿入孔502を有したコネクタハウジング501と、該コネクタハウジング501の各端子挿入孔502に後方から挿入される端子52020と、挿入された端子520を二次係止(本係止)するスペーサ30と、からなる。コネクタハウジング501の各端子挿入孔502には、端子520が後方から端子挿入孔502の中に挿入されてきたときに端子520の後方への抜けを阻止(一次係止)する可撓性係止腕としてのランス503が設けられている。
This connector includes a
端子挿入孔502は円形孔よりなり、端子520は、相手コネクタ側の端子と嵌合接続される電気接続部21を円筒形状とした丸形端子よりなる。
The
コネクタハウジング501には、端子挿入孔502の他に、外周面(本例では下面)から内部に向けてスペーサ挿入凹部35が設けられている。スペーサ30は、スペーサ挿入凹部35に対して端子520の挿入方向と交差する方向(本例では上方向)に挿入されており、スペーサ挿入凹部35に挿入された状態でコネクタハウジング501に本係止されることにより、端子520と係合して端子520の前後方向への移動を二次係止する役目を果たす。
In addition to the
ランス503は、端子挿入孔502の内周の上側(端子挿入孔502の断面中心の真上)に設けられており、上下方向(端子挿入孔502の半径方向=図18中矢印E方向)に撓み可能となっている。また、スペーサ30には端子挿通用の凹所(円弧状の切欠)31が設けられ、その凹所31の内底部に係合凸部33が設けられている。そして、係合凸部33の上端縁が、端子20に対する係合縁部33aとなっている。
The
一方、丸形端子520は、前部に、相手コネクタのオス端子を受け入れる電気接続部としての円筒形状のボックス部21を有し、ボックス部21の後側に、コネクタハウジング501のランス503と係合すると共に係合過程において丸形端子520の回転方向の位置決めを行う係合部525を有し、その更に後側に電線接続部(導体接続部26及び被覆接続部27)を有している。
On the other hand, the
丸形端子520の係合部525は、ボックス部21を構成する円筒周壁の対向二面を略同じ寸法だけ凹ませることで形成された係合凹部523と、この係合凹部523が形成された位置に残る円筒周壁を短辺524bとし係合凹部523の内底壁523aを長辺524aとする断面略長方形の4つの角部524c(図15)を回転モーメント発生のための力を受ける作用点とした回転方向姿勢制御部524と、を有している。
The
係合凹部523は、ランス503の可動端の係合縁部503c及びスペーサ30の係合縁部33aが嵌まることで、丸形端子520の前後方向の移動を阻止するものとして設けられており、係合凹部523の内底壁523aが、最終的にスペーサ30の係合縁部33aによって回転方向の位置決めが行われる位置決め面となっている。
The
また、回転方向姿勢制御部524は、ランス503の係合縁部503cが長方形断面の回転方向姿勢制御部524の角部524cに押圧接触した際の接触圧によって発生する回転モーメントにより、丸形端子520に回転方向姿勢制御のための回転を与えるものとして設けられている。
Further, the rotation direction
この場合、回転方向姿勢制御部524の断面は略長方形状になっており、その角部524cにランス503の係合縁部503cやスペーサ30の係合縁部33aが当たった際の当たり位置と丸形端子520の断面中心(回転方向姿勢制御部524の中心)Oとの位置関係により、回転モーメントがどの方向に働くか決まる。
In this case, the rotation direction
このコネクタを組み立てる場合は、スペーサ30を仮係止位置に保持した状態で、コネクタハウジング501の端子挿入孔502に後方から丸形端子520を挿入する。この丸形端子520を挿入すると、電気接続部21に押されてランス503が上方に撓み、突き当たりまで端子520を挿入すると、ランス503の係合縁部503cが回転方向姿勢制御部524の角部524cに弾性反力により押圧接触する。
When assembling this connector, the
そして、図18(a),(b)に示すように、ランス503の押圧接触荷重Fが回転方向姿勢制御部524の角部524cに当たることで、丸形端子520に矢印C方向の回転モーメントが発生し、丸形端子520の回転方向の姿勢が修正される。図18(b)に示すように、ある程度修正された状態で、次にスペーサ30を上向きに挿入すると、スペーサ30がコネクタハウジング501に本係止されると共に、スペーサ30の係合縁部33aが回転方向姿勢制御部524の角部524cに当たることで、丸形端子520を所定の姿勢になるように回転させる。この状態で、丸形端子520の上側の係合凹部523にランス503が係合し、下側の係合凹部523にスペーサ30の係合縁部33aが係合し、丸形端子520がランス503とスペーサ30によって二重係止される。
Then, as shown in FIGS. 18A and 18B, when the pressing contact load F of the
ところで、本出願人が鋭意研究したところ、先に開発したコネクタにおいては、次のような解決すべき新たな課題があることが分かった。 By the way, as a result of diligent research by the present applicant, it has been found that the previously developed connector has the following new problems to be solved.
即ち、図15〜図17に示すように、従来の丸形端子520では、係合部525の回転方向姿勢制御部524を、長辺524aの半分の長さのものを対向2辺544aとし短辺524bを残る連結辺544bとした断面コ字状の一対の折り曲げ片544を互いに向かい合わせて配置することで断面略長方形に形成していた。その際、前記短辺524bを、前記係合部525の前後の前記円筒周壁に連続する壁板として形成し、前記長辺524aを、前後方向の両端を前記係合部525の前後の前記円筒周壁から切り離し線544eを介して切り離した壁板とした上で該壁板(2辺544aに相当)を内側に折り曲げ部544dを介して折り曲げることで形成されていた。しかも、前記切り離し線544eの端部に、前記壁板(2辺544aに相当)の折り曲げを容易にするための前記短辺524b側に食い込む切欠544cを設けていた。
That is, as shown in FIGS. 15 to 17, in the
そのため、図16及び図17に示すように、折り曲げ箇所が多いために(4箇所であるために)切欠544cの存在する箇所Kが合計で8箇所になり、短辺524bと係合部525の前後の円筒周壁との実質的な連結部断面積が小さくなり、それだけ連結強度が弱くなって端子強度が低下するおそれがあることが分かった。
Therefore, as shown in FIGS. 16 and 17, since there are many bent portions (because there are four locations), there are a total of eight locations K where the
本発明は、上記事情を考慮し、端子強度をできるだけ向上させた丸形端子、及び、その丸形端子を使用したコネクタを提供することを目的とする。 In consideration of the above circumstances, an object of the present invention is to provide a round terminal with improved terminal strength as much as possible and a connector using the round terminal.
上記課題を解決するために、請求項1の発明の丸形端子は、前部に相手コネクタ側の端子と嵌合接続される円筒状の電気接続部を有し、該電気接続部の後部に、コネクタハウジング側の係止部材と係合すると共に係合過程において回転方向の位置決めを行う係合部を有し、該係合部の更に後側に電線接続部を有する丸形端子であって、前記係合部は、前記電気接続部を構成する円筒周壁の対向二面を略同じ寸法だけ凹ませることで形成され、且つ、前記係止部材が係合する係合凹部と、該係合凹部が形成された位置に残る前記円筒周壁を短辺とし、且つ、前記係合凹部の内底壁を長辺とする断面略長方形の4つの角部を回転モーメント発生のための力を受ける作用点とした回転方向姿勢制御部と、を有し、前記回転方向姿勢制御部は、前記短辺を一辺とし前記長辺を他の一辺とする断面L字形の一対の折り曲げ片を、前記長辺と長辺を向かい合わせると共に前記短辺と短辺を向かい合わせた点対称姿勢で配置することで断面略長方形に形成されており、前記短辺が、前記係合部の前後の前記円筒周壁に連続する壁板として形成され、前記長辺が、前後方向の両端を前記係合部の前後の前記円筒周壁から切り離し線を介して切り離した壁板とした上で該壁板を内側に折り曲げることで形成され、且つ、前記切り離し線の端部に、前記壁板の折り曲げを容易にするための前記短辺側に食い込む切欠が設けられていることを特徴とする。
In order to solve the above-mentioned problem, the round terminal of the invention of
請求項2の発明の丸形端子は、請求項1に記載の丸形端子であって、前記長辺に、前記係止部材の入り込みが可能な凹みが外側から形成されていることを特徴とする。 A round terminal according to a second aspect of the present invention is the round terminal according to the first aspect, wherein a recess that allows the locking member to enter is formed on the long side from the outside. To do.
請求項3の発明のコネクタは、前後方向に延びる端子挿入孔を有したコネクタハウジングと、該コネクタハウジングの前記各端子挿入孔に後方から挿入される端子とからなり、前記コネクタハウジングの前記各端子挿入孔に、前記端子が後方から前記端子挿入孔の中に挿入されてきたときに端子の後方への抜けを阻止する可撓性のランスが設けられたコネクタにおいて、前記端子挿入孔が円形孔よりなると共に、前記端子が請求項1または2に記載の丸形端子よりなり、前記丸形端子の係合凹部が、前記係止部材としてのランスが嵌まることで、前記丸形端子の前後方向の移動を阻止するものとして設けられていることを特徴とする。
The connector of the invention of
請求項4の発明のコネクタは、請求項3に記載のコネクタであって、前記コネクタハウジングに、該コネクタハウジングの外周面から内部に向けてスペーサ挿入凹部が設けられると共に、該スペーサ挿入凹部に前記丸形端子の挿入方向と交差する方向に前記係止部材としてのスペーサが挿入されており、該スペーサは、前記スペーサ挿入凹部に挿入された状態で前記コネクタハウジングに本係止されることにより、前記丸形端子の前記ランスと反対側に位置する係合凹部にスペーサの係合縁部を係合させて、前記丸形端子の前後方向への移動を二次係止することを特徴とする。 A connector according to a fourth aspect of the present invention is the connector according to the third aspect, wherein the connector housing is provided with a spacer insertion recess from the outer peripheral surface of the connector housing to the inside, and the spacer insertion recess has the A spacer as the locking member is inserted in a direction crossing the insertion direction of the round terminal, and the spacer is permanently locked to the connector housing in a state of being inserted into the spacer insertion recess, An engagement edge portion of a spacer is engaged with an engagement recess located on the opposite side of the lance of the round terminal, and the movement of the round terminal in the front-rear direction is secondarily locked. .
請求項1の発明によれば、回転方向姿勢制御部を、断面L字形の一対の折り曲げ片を点対称姿勢で配置することで断面略長方形に形成しているので、折り曲げ箇所の数を減らることができる。そのため、折り曲げのための切欠の存在する箇所を減らすことができ、係合部の前後の連結強度を高めることができる。 According to the first aspect of the present invention, the rotational direction posture control unit is formed in a substantially rectangular cross section by arranging a pair of bent pieces having an L-shaped cross section in a point symmetrical posture, so that the number of bent portions is reduced. be able to. Therefore, the location where the notch for bending exists can be reduced, and the connection strength before and behind the engaging portion can be increased.
請求項2の発明によれば、断面略長方形の回転方向姿勢制御部の長辺に外側から凹みを設けたので、その分、係止部材に対する係合凹部の係り代を大きくとることができ、係止力を高めることができる。
According to the invention of
請求項3の発明によれば、ランスが丸形端子の係合凹部に係合する過程で丸形端子の回転方向の姿勢が自動的に修正されることになるので、方向性を気にせずに端子の挿入が容易にできるようになる。
According to the invention of
請求項4の発明によれば、ランスとスペーサによって端子を二重に係止することができるので、より確実に端子を固定することができる。 According to invention of Claim 4, since a terminal can be latched double by a lance and a spacer, a terminal can be fixed more reliably.
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
図1は第1実施形態の丸形端子の構成図で、図1(a)は外観斜視図、図1(b)は係合部の断面図、図2は同丸形端子の側面図、図3は図2のB−B矢視断面図、図4は図3のD矢視図、図5は同丸形端子を使用したコネクタの要部の断面図で、図5(a)はランスによる回転姿勢制御の初期の状態を示す断面図、図5(b)はランスによる回転姿勢制御がある程度進んだときの状態を示す断面図、図5(c)はランスの係合縁部の構成を示す拡大図である。コネクタの概要については図12を参照し、スペーサ30の構成については図18を参照する。
FIG. 1 is a configuration diagram of a round terminal according to the first embodiment, FIG. 1A is an external perspective view, FIG. 1B is a cross-sectional view of an engaging portion, and FIG. 2 is a side view of the round terminal. 3 is a cross-sectional view taken along the line BB in FIG. 2, FIG. 4 is a cross-sectional view taken along the arrow D in FIG. 3, and FIG. 5 is a cross-sectional view of the main part of the connector using the round terminal. FIG. 5B is a cross-sectional view showing a state where the rotational posture control by the lance has progressed to some extent, and FIG. 5C is a cross-sectional view showing the initial state of the rotational posture control by the lance. It is an enlarged view which shows a structure. Refer to FIG. 12 for the outline of the connector, and refer to FIG. 18 for the configuration of the
図1〜図4に示すように、この実施形態の丸形端子20は、前部に相手コネクタ側の端子と嵌合接続される円筒状の電気接続部21を有し、該電気接続部21の後部に、コネクタハウジング1(図4、図12参照)側の係止部材(ランス3やスペーサ30)と係合すると共に、係合過程において回転方向の位置決めを行う係合部25を有し、該係合部25の更に後側に電線接続部(導体接続部26及び被覆接続部27)を有している。
As shown in FIGS. 1 to 4, the
係合部25は、電気接続部21を構成する円筒周壁の対向二面を略同じ寸法だけ凹ませることで形成され、且つ、係止部材(ランス3やスペーサ30)が係合する係合凹部23と、この係合凹部23が形成された位置に残る前記円筒周壁を短辺24bとし、且つ、係合凹部23の内底壁23aを長辺24aとする断面略長方形の4つの角部24cを回転モーメント発生のための力を受ける作用点とした回転方向姿勢制御部24とを有している。
The engaging
回転方向姿勢制御部24は、短辺24bを一辺44bとし長辺24aを他の一辺44aとする断面L字形の一対の折り曲げ片44,44を、長辺24aと長辺24aを向かい合わせると共に短辺24bと短辺24bを向かい合わせた点対称姿勢で配置することで断面略長方形に形成されている。また、短辺24aは、係合部25の前後の前記円筒周壁に連続する壁板として形成され、長辺24aは、前後方向の両端を係合部25の前後の円筒周壁から切り離し線44eを介して切り離した壁板とした上で該壁板を内側に折り曲げ部44dを介して折り曲げることで形成されている。しかも、切り離し線44eの端部には、壁板の折り曲げを容易にするための短辺24b側に食い込む切欠44cが設けられている。
The rotation direction
このように、丸形端子20の回転方向姿勢制御部24を、断面L字形の一対の折り曲げ片44,44を点対称姿勢で配置することで断面略長方形に形成している場合、折り曲げ箇所の数を減らることができる。そのため、折り曲げのための切欠44cの存在する箇所A(図1(b)中符号Aで示す箇所)を減らすことができ、その分だけ短辺24bと係合部25の前後の円筒周壁との実質的な連結部断面積を大きくすることができて、係合部25の前後の連結強度を高めることができる。
As described above, when the rotation direction
次に、この丸形端子20を用いて構成したコネクタについて述べる。
Next, a connector constructed using this
このコネクタは、図12に示すように、前後方向に延びる端子挿入孔2を有したコネクタハウジング1と、このコネクタハウジング1の各端子挿入孔2に後方から挿入される丸形端子20と、挿入された端子20を二次係止(本係止)するスペーサ30(係止部材)と、からなる。コネクタハウジング1の各端子挿入孔2には、端子20が後方から端子挿入孔2の中に挿入されてきたときに端子20の後方への抜けを阻止(一次係止)する可撓性係止腕としてのランス3(係止部材)が設けられている。
As shown in FIG. 12, the connector includes a
ランス3は、端子挿入孔2の内周の上側(端子挿入孔2の断面中心の真上)に設けられており、上下方向(端子挿入孔2の半径方向=図5中矢印E方向)に撓み可能となっている。
The
端子挿入孔2が円形孔よりなる点は先行開発したコネクタと同じであり、異なるのは次の点である。即ち、ランス3の係合縁部3pは、ランス3の撓み方向(図5中矢印E方向)と直交する方向に沿って延びており、且つ、丸形端子20の回転方向における両側に傾斜面(後述する3a、3b)を有すると共に、端子挿入孔2の中心に対応する幅方向中央に頂点3aを有する断面山形に形成されている。
The point where the
特に、上記傾斜面は、頂点3aの近くに設けられた急斜面3bと、該急斜面3bに滑らかに連続し頂点3aから離れる方向に急斜面3bより緩やかな角度で傾斜して延びる緩斜面3cと、を備えている。ここで、頂点3aは円弧状に形成されている。また、急斜面3bの鉛直線となす角度をθ1、緩斜面3cの鉛直線となす角度をθ2とすると、θ1>θ2となっている。なお、図5(c)中のL1、L2は、急斜面3b及び緩斜面3cの接線である。
In particular, the inclined surface includes a
このコネクタを組み立てる場合は、スペーサ30を仮係止位置に保持した状態で、コネクタハウジング1の端子挿入孔2に後方から丸形端子20を挿入する。この丸形端子20を挿入すると、電気接続部21に押されてランス3が上方に撓み、突き当たりまで端子20を挿入すると、ランス3の係合縁部3pが回転方向姿勢制御部24の角部24cに弾性反力により押圧接触する。
When this connector is assembled, the
そして、図5(a),(b)に示すように、ランス3の押圧接触荷重Fが回転方向姿勢制御部24の角部24cに作用することで、丸形端子20に回転モーメントが発生し、丸形端子20の回転方向の姿勢が修正される。図5(b)のようにある程度修正された状態で、次にスペーサ30を上向きに挿入すると、スペーサ30がコネクタハウジング1に本係止されると共に、スペーサ30の係合縁部33aが回転方向姿勢制御部24の角部24cに当たることで、丸形端子20を所定の姿勢になるように回転させる。この状態で、丸形端子20の上側の係合凹部23にランス3が係合し、下側の係合凹部23にスペーサ30の係合縁部33aが係合し、丸形端子20がランス3とスペーサ30によって二重係止される。従って、確実に端子20を固定することができる。
Then, as shown in FIGS. 5A and 5B, when the pressing contact load F of the
この動作の際、ランス3は、斜めに傾いた姿勢の回転方向姿勢制御部24の上端の角部24cに当たって押圧荷重Fを加えることで、回転方向姿勢制御部24に回転モーメントを発生させ、回転方向姿勢制御部24を水平方向に沿った姿勢に向けて制御する。
During this operation, the
本コネクタでは、ランス3の断面山形の係合縁部3pの傾斜面を、一定の角度の傾斜面としていず、頂点3aに近い位置の急斜面3bと、頂点3aから遠い位置の緩斜面3cとで構成しているので、図5(a)に示すように、丸形端子20の回転方向の姿勢により、回転方向姿勢制御部24の回転角度(水平線に対する角度)が大きいときには、回転方向姿勢制御部24の上端の角部24cは、ランス3の係合縁部3pの幅方向中央の頂点3aに近い急斜面3bに当たり、急斜面3bから回転モーメント発生のための荷重N1を受ける。このときの荷重N1の方向は、急斜面3bに垂直な方向であるから、水平に近い角度となる。
In this connector, the inclined surface of the
また、図5(b)に示すように、回転方向姿勢制御部24の回転角度(水平線に対する角度)が小さくなるに従い、回転方向姿勢制御部24の上端の角部24cが緩斜面3cに当たるようになり、回転方向姿勢制御部24の角部24cは緩斜面3cから回転モーメント発生のための荷重N2を受けるようになる。この段階での荷重の方向は、緩斜面3cに垂直な方向であるから、(a)のときより鉛直に近い角度になる。
Further, as shown in FIG. 5B, as the rotation angle (angle with respect to the horizontal line) of the rotation direction
従って、回転方向姿勢制御部24の回転が進んで、回転モーメントPの発生方向が変化して行っても、その変化に追従するように、ランス3から回転方向姿勢制御部24に作用する荷重N1、N2の方向が変化することになり、荷重のかかる方向と回転モーメントが発生する方向ができるだけ近い関係に保たれることになり、回転方向姿勢制御部24に十分な回転力を発生させることができて、最後まで(水平な姿勢に近くなるまで)回転方向姿勢制御部24を回転させることができるようになる。
Therefore, even if the rotation of the rotation direction /
その結果、ランス3による丸形端子20の回転姿勢制御をスムーズに確実に行うことができて、コネクタの組立の確実化と容易化を図ることが可能となる。
As a result, the rotational posture control of the
次に、図6を参照して第2実施形態の丸形端子120について説明する。
Next, the
図6(a−1)に示す第1実施形態の丸形端子20のように、回転方向姿勢制御部24の長辺24aが短辺24bに対してほぼ直角に設定されている場合、ランス3やスペーサ30の係合凹部23に対する係り代が、ランス3やスペーサ30が長辺24aに当接するまでの距離で決まるので、あまり大きくとれない。そこで、この第2実施形態の丸形端子120では、長辺24aの短辺24aに対する曲げ角度αを90°より小さく設定し、長辺24aに相当する位置に凹み125を設けた。このようにすることにより、第1実施形態の長辺24aの位置より第2実施形態の長辺24aの位置を内側に引っ込めることができるので、その分だけ係合凹部23の係り代を増やすことができる。図6(a−2),(b−2)に示すように増える分をdで示す。従って、この係り代が増える分だけランス3やスペーサ133を奥に進入させることができ、係止力をアップさせることができる。なお、ここで、スペーサ133の係合縁部133aも、ランス3にならって断面山形に形成している。
When the
次に、図7を参照して第3実施形態の丸形端子220について説明する。
Next, the
この第3実施形態の丸形端子220では、回転方向姿勢制御部224の長辺24aの中央部に谷形の凹み225を設けている。このように凹み225を設けた場合も第2実施形態と同様の効果を得ることができる。
In the
また、図8の比較例に示すように、先行開発品の丸形端子と同じ構造の回転方向姿勢制御部324を構成する長辺の中央部に谷形の凹み325を設けた場合も、係り代の増大の点については同じ効果が得られる。
Further, as shown in the comparative example of FIG. 8, there is a case where a valley-shaped
図9〜図11は丸形端子を挿入するコネクタハウジング1の端子挿入孔2の変形例を示している。
FIGS. 9-11 has shown the modification of the
この例のように、端子挿入孔2の内底面に長手方向に沿って断面V字形や断面矩形の溝2aを設けることにより、端子挿入孔2の内径より小さい丸形端子20の電線接触部21の円筒周壁を、溝2aの2つのエッジ部2cで位置決めすることができる。従って、端子挿入孔2内で丸形端子20の軸がぶれてしまうのを防ぐことができ、丸形端子20が回転する際の回転軸を安定させることができる。従って、回転しやすい状態で支持することができ、回転方向の姿勢制御が容易になる。
As shown in this example, by providing a
1 コネクタハウジング
2 端子挿入孔
3 ランス
20,120,220 丸形端子
21 電気接触部
23 係合凹部
23a 底壁面
24,124,224 回転方向姿勢制御部
24a 長辺
24b 短辺
24c 角部
25 係合部
30 スペーサ
35 スペーサ挿入凹部
44 L字形の折り曲げ片
125,225 凹み
DESCRIPTION OF
Claims (4)
前記係合部は、前記電気接続部を構成する円筒周壁の対向二面を略同じ寸法だけ凹ませることで形成され、且つ、前記係止部材が係合する係合凹部と、該係合凹部が形成された位置に残る前記円筒周壁を短辺とし、且つ、前記係合凹部の内底壁を長辺とする断面略長方形の4つの角部を回転モーメント発生のための力を受ける作用点とした回転方向姿勢制御部と、を有し、
前記回転方向姿勢制御部は、前記短辺を一辺とし前記長辺を他の一辺とする断面L字形の一対の折り曲げ片を、前記長辺と長辺を向かい合わせると共に前記短辺と短辺を向かい合わせた点対称姿勢で配置することで断面略長方形に形成されており、
前記短辺が、前記係合部の前後の前記円筒周壁に連続する壁板として形成され、
前記長辺が、前後方向の両端を前記係合部の前後の前記円筒周壁から切り離し線を介して切り離した壁板とした上で該壁板を内側に折り曲げることで形成され、且つ、前記切り離し線の端部に、前記壁板の折り曲げを容易にするための前記短辺側に食い込む切欠が設けられていることを特徴とする丸形端子。 It has a cylindrical electrical connection part that is fitted and connected to the terminal on the mating connector at the front part, and engages with a locking member on the connector housing side at the rear part of the electrical connection part and rotates in the engagement process. A round terminal having an engaging portion for positioning the wire and a wire connecting portion on the further rear side of the engaging portion,
The engaging portion is formed by denting opposing two surfaces of a cylindrical peripheral wall constituting the electrical connecting portion by substantially the same dimension, and an engaging recess with which the locking member engages, and the engaging recess A point of action for receiving a force for generating a rotational moment at four corners of a substantially rectangular cross section with the cylindrical peripheral wall remaining at the position where the cylindrical recess remains at the short side and the inner bottom wall of the engagement recess as the long side A rotation direction and posture control unit,
The rotation direction posture control unit is configured to form a pair of bent pieces having an L-shaped cross section in which the short side is one side and the long side is the other side, the long side and the long side face each other, and the short side and the short side are It is formed in a substantially rectangular cross-section by placing it in a point-symmetric posture facing each other,
The short side is formed as a wall plate continuous with the cylindrical peripheral wall before and after the engaging portion,
The long side is formed by bending both ends in the front-rear direction into a wall plate separated from the cylindrical peripheral wall before and after the engagement portion via a separation line, and bending the wall plate inward, and the separation A round terminal characterized in that a notch that cuts into the short side for facilitating bending of the wall plate is provided at an end of a wire.
前記回転方向姿勢制御部の長辺に、前記係止部材の入り込みが可能な凹みが外側から形成されていることを特徴とする丸形端子。 The round terminal according to claim 1,
A round terminal characterized in that a recess capable of entering the locking member is formed on the long side of the rotation direction posture control unit from the outside.
前記端子挿入孔が円形孔よりなると共に、前記端子が請求項1または2に記載の丸形端子よりなり、
前記丸形端子の係合凹部が、前記係止部材としてのランスが嵌まることで、前記丸形端子の前後方向の移動を阻止するものとして設けられていることを特徴とするコネクタ。 A connector housing having terminal insertion holes extending in the front-rear direction; and terminals inserted into the terminal insertion holes of the connector housing from the rear. The terminals are inserted into the terminal insertion holes of the connector housing from the rear. In the connector provided with a flexible lance that prevents the terminal from being pulled backward when inserted into the terminal insertion hole,
The terminal insertion hole is a circular hole, and the terminal is a round terminal according to claim 1 or 2,
The connector, wherein the engagement recess of the round terminal is provided to prevent the round terminal from moving in the front-rear direction by fitting a lance as the locking member.
前記コネクタハウジングに、該コネクタハウジングの外周面から内部に向けてスペーサ挿入凹部が設けられると共に、該スペーサ挿入凹部に前記丸形端子の挿入方向と交差する方向に前記係止部材としてのスペーサが挿入されており、
該スペーサは、前記スペーサ挿入凹部に挿入された状態で前記コネクタハウジングに本係止されることにより、前記丸形端子の前記ランスと反対側に位置する係合凹部にスペーサの係合縁部を係合させて、前記丸形端子の前後方向への移動を二次係止することを特徴とするコネクタ。 The connector according to claim 3,
A spacer insertion recess is provided in the connector housing from the outer peripheral surface of the connector housing to the inside, and a spacer as the locking member is inserted into the spacer insertion recess in a direction crossing the insertion direction of the round terminal. Has been
The spacer is locked to the connector housing in a state of being inserted into the spacer insertion recess, whereby the engagement edge of the spacer is placed in the engagement recess located on the opposite side of the lance of the round terminal. The connector is engaged to secondary-lock the movement of the round terminal in the front-rear direction.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010215209A JP5555112B2 (en) | 2010-09-27 | 2010-09-27 | Round terminals and connectors |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010215209A JP5555112B2 (en) | 2010-09-27 | 2010-09-27 | Round terminals and connectors |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012069468A JP2012069468A (en) | 2012-04-05 |
JP5555112B2 true JP5555112B2 (en) | 2014-07-23 |
Family
ID=46166468
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010215209A Expired - Fee Related JP5555112B2 (en) | 2010-09-27 | 2010-09-27 | Round terminals and connectors |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5555112B2 (en) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6182430B2 (en) * | 2013-11-07 | 2017-08-16 | 矢崎総業株式会社 | connector |
JP6565972B2 (en) * | 2017-06-15 | 2019-08-28 | 第一精工株式会社 | Connector and connector manufacturing method |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0850947A (en) * | 1994-08-04 | 1996-02-20 | Yazaki Corp | Connector for round type terminal |
JP5193888B2 (en) * | 2008-10-06 | 2013-05-08 | 矢崎総業株式会社 | connector |
JP5631017B2 (en) * | 2010-02-04 | 2014-11-26 | 矢崎総業株式会社 | Female terminal for connector |
JP5608406B2 (en) * | 2010-04-20 | 2014-10-15 | 矢崎総業株式会社 | connector |
JP5486999B2 (en) * | 2010-04-20 | 2014-05-07 | 矢崎総業株式会社 | connector |
JP2011228143A (en) * | 2010-04-20 | 2011-11-10 | Yazaki Corp | Connector |
JP5524790B2 (en) * | 2010-09-27 | 2014-06-18 | 矢崎総業株式会社 | connector |
-
2010
- 2010-09-27 JP JP2010215209A patent/JP5555112B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012069468A (en) | 2012-04-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5486999B2 (en) | connector | |
JP5211639B2 (en) | connector | |
US20130280935A1 (en) | Lever-Type Connector, Wire Cover | |
JP5193888B2 (en) | connector | |
WO2014125963A1 (en) | Connector | |
JP5588316B2 (en) | Connector with round terminal | |
US7481661B2 (en) | Connector | |
JP5608406B2 (en) | connector | |
JP2008147008A (en) | Electric connector | |
JP2009259620A (en) | Waterproof structure and waterproof connector | |
JP5555112B2 (en) | Round terminals and connectors | |
JP4963285B2 (en) | Lever fitting type connector | |
KR101275285B1 (en) | Receptacle terminal | |
JP5524790B2 (en) | connector | |
JP5155116B2 (en) | Double locking connector | |
JP2011228143A (en) | Connector | |
JP6997127B2 (en) | Connector device and connector | |
JP6513480B2 (en) | connector | |
JP7139981B2 (en) | lever type connector | |
JP2006019076A (en) | Terminal fitting and connector | |
JP6691446B2 (en) | connector | |
JP2006004894A (en) | Lever type low fitting connector | |
JP6923381B2 (en) | connector | |
JP4494197B2 (en) | Combined connector | |
JP2012074191A (en) | Connector |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130805 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140313 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140507 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140530 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5555112 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |