JP5554347B2 - 携帯端末装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電池が収容された電池室を塞ぐ電池カバーを有する携帯端末装置に関する。
近年、特に業務用に使用される携帯端末装置の場合、例えばスキャナー装置等の使用により電力の消費量が多くなっているため、定期的に充電池の交換(例えば1回/日)が必要であり、電池カバーは簡単な操作で着脱できる構造に設計されている。
また、電池カバーは、例えば携帯端末装置を落下等させて衝撃を受けた場合であっても破損せず、かつ防水性能を維持できるような仕様を満足することが要望されている。
なお、携帯端末装置を含む電子機器の防水規格として、例えばJIS/IEC(国際電気標準会議)におけるIPX7という保護等級では、温度範囲15〜35℃等で、装置最下端が水面から1mの潜水で、試験時間30分でも浸水しない程度の防水水準が設定されている。
このため、携帯端末装置として、カバー閉塞時に防水に必要なパッキン圧を得ることができ、さらに、装置を誤って落下等させた場合においても破損し難く、かつ防水性能が簡単に損なわれないような耐衝撃性を備えていることが望ましい。
これに対し、例えば特許文献1では、電池収納部に収納される電池と、電池収納口を閉塞する葢とを備え、葢と電池収納口との間には密閉状態を保持するパッキンが配された携帯端末装置の構成が開示されている。
このパッキンは、葢の内側の周囲に嵌め込み状態とされて、電池収納口からの水の浸入を防止するというものである。
また、特許文献2では、携帯端末装置において、電池カバーは、電池と対向する内側部分が弾性材料で外側部分が板金で構成された葢と、この葢を覆うカバーとを備え、いわゆる電池カバーの二重化が図られている。
そして、葢に取付けられたシャフトが装置本体側のシャフト受け部に装着されて、葢は横開きに開閉する。また、カバーには、装置本体側に掛止される爪及びロックレバーを有している。
しかしながら、特許文献1では、葢はフックによって装置本体のケーシングに掛け止めされているので、装置本体を誤って落下等させた場合には、衝撃によりフックが破損ないし外れ、葢の内側周囲に配置されたパッキンの防水性能が損なわれるおそれがあった。
また、特許文献2では、葢とカバーとが一体構造ではなく別体で構成されている。このため、装置本体を誤って落下等させた場合には、落下時の衝撃によりカバーの爪等が破損して離脱するとともに、蓋を支持している装置本体側のシャフト受け部が破損するおそれがある。さらに、このカバー及び蓋が破損すると、電池カバーの防水性能が損なわれることになる。
特開平10−241648号公報 特開2008−130519号公報
本発明は、装置本体が衝撃力を受けた場合においても電池カバーの破損を防止し、優れ
た防水機能を備えた携帯端末装置を提供する。
装置本体に形成され電池を収容する電池室の開口部を塞ぐ電池カバーを有する携帯端末
装置において、
前記電池カバーは、樹脂からなる外側カバーと複数の部材からなる内側カバーとを積層した一体構造を有し、
前記内側カバーは、前記外側カバーに固定手段を介して積層され金属材料からなる補強部材、及びシール部材を有し、
前記外側カバーの1辺の両端には、前記電池室に前記電池カバーを掛止する1組の爪部が設けられ、前記補強部材には、前記爪部による掛止を補強するように、前記1組の爪部の内側になるような位置に前記電池室に掛止される突起部が設けられ、
前記内側カバーは、前記補強部材の前記外側カバーが固定された面の逆側に前記シール部材を有することを特徴とする。
本実施の形態によれば、内側カバーは、外側カバーに固定手段を介して積層され該外側
カバーとは異なる材料からなる補強部材を有するので、たとえ落下等により外側カバーが衝撃力を受けて破損したとしても、補強部材により保護され、電池室の内部が露出することはない。
本発明の実施の形態の携帯端末装置を前面側から見た外観図である。 本発明の実施の形態の携帯端末装置を背面側から見た外観図である。 電池カバーを取り外して携帯端末装置を背面側から見た外観図である。 電池カバーを内面側から見たときの外観図である。 電池カバーを内面側から見たときの他の実施の形態の外観図である。 外側カバーを内面側から見たときの外観図である。 外側カバーを内面側から見たときの他の実施の形態の外観図である。 外側カバーの内面に内側カバーを積層したときの電池カバーの分解斜視図である。 外側カバーの内面に内側カバーを積層したときの電池カバーの他の実施の形態の分解斜視図である。 レバーアーム、操作プレート、及び操作ツマミの分解斜視図である。 レバーアーム、操作プレート、及び操作ツマミの組立図である。 電池カバーを内面側から見たときの平面図である。 レバーアームのロック解除状態を示す図である。 レバーアームのロック状態を示す図である。
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施の形態の携帯端末装置を前面側から見た外観図であり、図2は、その背面側から見た外観図である。
携帯端末装置は、HHT(Hand Held Terminal)として知られ、携帯が可能で、販売管理、在庫管理、或いは仕入れ管理、その他、無線通信等を行うことのできる小型モバイル機器である。
図1において、この携帯端末装置10は、細長い矩形状の装置本体12の前面に、メニュー画面や記憶されたデータを出力する液晶ディスプレイ(LCD)等の表示部14、データを操作入力するデータ入力部としての入力キー16、及び選択ボタン18等を備え、装置本体12の内部には、入力キー16から入力されたデータ等を処理する図示しないデータ処理部(演算部)等を有している。
なお、本実施の形態の携帯端末装置10には装備していないが、印刷機能としてのプリンタを搭載した仕様のものもある。
図2において、携帯端末装置10の背面側には、電池20を収容する電池室26の開口部26a(図3参照)を塞ぐ電池カバー22を有している。
この電池カバー22は、詳しくは後述するが、操作ツマミ62を回動操作することにより、ロック(施錠)又はロック解除して開口部26aに対し着脱することができる。
この携帯端末装置10には、物品(商品)に付されたコード情報を読み取る不図示のスキャナユニット(マーク読取ユニット)が搭載されている。
なお、この携帯端末装置10を使って電子メールなどを送信する際には、ユーザが入力キー16を使って電話番号や電子メールアドレス等を入力すると、遠距離用の無線通信によってデータが指定された通信相手先に向けて発信される。発信されたデータは、基地局から電話回線、LAN回線等を介して通信相手先に伝えられる。
図3は、電池カバー22を取り外して携帯端末装置10を背面側から見たときの外観図である。
本実施の形態では、電池20は充電池であり、装置本体12の背面側に形成された電池室26に着脱可能に収容されている。この電池室26は、開口部26aを電池カバー22で閉塞することによって防水機能が維持されるようになっている。
開口部26aは、装置本体12の長手方向(図3のY方向)の下方側の略半分が開口している。また、装置本体12の長手方向の略中央で、開口部26aの上方側には、ロック機構収容部28が形成されている。
このロック機構収容部28は、装置本体12の背面との境目に段差が形成されている。この段差は、ロック機構収容部28を覆う電池カバー22の厚み部分に相当する。こうして、電池室26の開口部26aに電池カバー22が装着されると、装置本体12の背面は平滑な面となる(図2参照)。
また、ロック機構収容部28は、装置本体12の幅方向(図3のX方向)の略中央に、操作ツマミ収容部32を有している。さらに、このロック機構収容部28の幅方向の左右端側には、装置本体12の長手方向(図3のY方向)の下方に向けてロックピン34,35が設けられている。このロックピン34,35に、後述するロック機構60のレバーアーム61が係合される。
また、電池室26の開口部26aの下方(図3のY方向の下方)の左右端部には、爪取付部36,37が切り欠かれている。この爪取付部36,37に、電池カバー22の爪40,41(図4A等参照)が引っ掛けられて固定される。
また、電池室26の開口部26aの周囲には、薄肉の壁面30が形成されている。この壁面30に、後述するパッキン48(図4A等参照)が当接されて電池室26の防水性が維持される。
図4Aは、電池カバー22を内面側から見たときの外観図である。また、図4Bは、電池カバーを内面側から見たときの他の実施の形態(後述する)の外観図である。
図4Aに示すように、電池カバー22は、外側カバー22Aと内側カバー22Bとを積層した一体構造を有している。
この電池カバー22は、電池室26の開口部26aを閉塞して衝撃力等に対しても所定の強度を有するとともに、優れた防水規格水準をクリアする防水機能(例えばIS/IECにおけるIPX7等級)を有している。
図5Aは、外側カバー22Aを内面側から見たときの外観図である。また、図5Bは、外側カバーを内面側から見たときの他の実施の形態(後述する)の外観図である。
図5Aに示すように、外側カバー22Aは、合成樹脂等(例えばポリカーボネート)の弾性材料からなり、中央にカバー本体23を有している。この外側カバー22Aは、長手方向(図5AのY方向)の上方側に形成されたアームガイド38とロック機構60とを有している。
このアームガイド38は、厚み方向(図5AのZ方向)に立設されている。このアームガイド38は、レバー部材としてのレバーアーム61が幅方向(図5AのX方向)に移動するのを案内する。このレバーアーム61は、操作ツマミ62の操作によって幅方向に移動される。
また、カバー本体23の長手方向(図5AのY方向)の下方側の左右端部には、爪40、41が形成されている。この爪40,41は、前述した装置本体12の爪取付部36,37に取付けられる。そして、この爪40,41が爪取付部36,37に嵌め込まれ、かつロック機構60がロックされることによって、外側カバー22A(電池カバー22)が装置本体12に装着される。
また、カバー本体23の幅方向(図5AのX方向)の左右端部には、厚み方向(図5AのZ方向)の内面側に立設された側面リブ42,43が長手方向に連続して形成されている。この側面リブ42,43は、電池室26の開口部26aの側方の壁面30に沿うように形成されている。
図6Aは、外側カバー22Aに内側カバー22Bを積層したときの電池カバー22の分解斜視図である。また、図6Bは、外側カバーの内面に内側カバーを積層したときの電池カバーの他の実施の形態(後述する)の分解斜視図である。
図6Aに示すように、本実施の形態では、内側カバー22Bは、外側カバー22Aとは異なる材料からなる補強部材としての補強プレート46と、該補強プレート46の外側カバー22A側面に設けられる固定手段としての粘着テープ44と、補強プレート46の粘着テープ44側と反対側に設けられるシール部材としてのパッキン48とを有している。こうして、内側カバー22Bは、粘着テープ44により外側カバー22Aに貼り付けて積層される。
粘着テープ44としては、例えば両面テープのような矩形枠状の弾性材料が用いられている。この粘着テープ44は、外側カバー22Aと補強プレート46とを接着する役目と、衝撃に対して緩衝する役目を有する。このため、粘着テープ44には、接着性と耐衝撃性が要求されている。また、この粘着テープ44は、防水のために非浸水性を有している。
補強プレート46は、外側カバー22Aの機械的強度を補強するもので、耐摩耗性かつ耐衝撃性を有する金属板(例えばステンレス鋼)からなっている。
この補強プレート46は、中央に開口50aを有するプレート本体50と、このプレート本体50の長手方向(図6AのY方向)の上方側に形成されたカバー部51と、長手方向の下方側に突出する左右一対の突起56,57と、プレート本体50の幅方向(図6AのX方向)の左右端部に形成された左・右リブ部53,54と、を有している。
こうして、補強プレート46のプレート本体50は、外側カバー22Aのカバー本体23を補強し、また、補強プレート46の左・右リブ部53,54は、外側カバー22Aの側面リブ42,43を補強している。さらに、補強プレート46の突起56,57は、外側カバー22Aの爪40,41を補強している。なお、補強プレート46のカバー部51は、ロック機構60を保護している。
この補強プレート46は、耐摩耗性を有するので、合成樹脂製の外側カバー22Aの枠部分が他の物体と接触して摩耗したとしても、補強プレート46よりも内部まで摩耗することはない。このため、電池室26が露出することはなく、電池室26の内部の防水性が維持される。
また、この補強プレート46は、耐衝撃性を有するので、落下等により合成樹脂製の外側カバー22Aが破損したとしても、補強プレート46を含む内側カバー22Bが破損することはない。このため、電池室26が露出することはなく、電池室26の内部の防水性が維持される。
また、補強プレート46の右リブ部54の長手方向の上方端には、略L字状で厚み方向(図6AのZ方向)の内面側に突出する変形防止部材としての変形防止金具58が設けられている。
この変形防止金具58は、ロック機構60のレバーアーム61の長手方向の一端側(図6AのX方向の右端側)が、厚み方向(図6AのZ方向)の内面側に変形するのを防止する役目を有している。
パッキン48は、非浸水性を有するゴム又は合成樹脂からなっている。このパッキン48は、中央に矩形状の開口48aを有する矩形枠状をなしている。なお、開口48aの大きさは、補強プレート46の開口50aと同等又はこれよりも大きく形成されている。
このパッキン48は、図示しない粘着テープ又は接着剤を介して補強プレート46の一面(粘着テープ44と反対側の面)に貼り付けられている。こうして、外側カバー22Aは、補強プレート46及びパッキン48に一体的に積層される。
なお、パッキン48は、電池室26の開口部26aの周囲の壁面30に所定圧で押圧されることにより、その反発力により電池室26の防水機能が維持される。
また、前述したように、電池カバー22には、外側カバー22Aの爪40,41よりも幅方向の内側に、内側カバー22Bの補強プレート46の突起56,57が突出されている。このため、この突起56,57が電池室26の開口部26aの下端側に掛止されて掛止部が補強されることになる。
なお、本実施の形態では、外側カバー22Aと内側カバー22Bの接着を粘着テープ44で貼り付けることにより、積層する内容を記載したが、これに限らない。
例えば、図4Bは、外側カバー22Aと内側カバー22Bとの間にパッキン91(図6B参照)を挟み込んだ、電池カバー22の他の実施の形態の外観図を示している。
これを、図4B、図5Bおよび図6Bにより説明する。
図5Bにおいて、外側カバー22Aのカバー本体23の幅方向(図5BのX方向)の左右端部には、厚み方向(図5BのZ方向)の内面側に立設された側面リブ42,43が長手方向に連続して形成されている。
この側面リブ42,43の長手方向の両端よりやや中央寄りで、厚み方向に略中央に突起81,82が各々複数個、形成されている。
また、図6Bにおいて、補強プレート46のプレート本体50の幅方向(図6BのX方向)の左右端部に形成された左・右リブ部53,54には、長手方向の両端よりやや中央寄りで、厚み方向に略中央に貫通孔83,84が複数個、形成されている。なお、上述した突起81,82と貫通孔83,84とで、固定手段が構成されている。
こうして、この外側カバー22Aのカバー本体23の内面側に立設された側面リブ42,43上にある突起81,82を、補強プレート46の左・右リブ部53,54に形成された貫通孔83,84と勘合することにより、外側カバー22Aと内側カバー22Bを接着せずに一体構造とすることもできる。なお、貫通孔83,84は特に貫通している必要はなく、くぼみなど、突起81,82と勘合する構成であればよい。
また、図6Bにおいて、外側カバー22Aと内側カバー22Bの間には、粘着テープ44と大きさが略同等のパッキン91を挟み込む。パッキン91の厚みは、外側カバー22Aと内側カバー22Bの隙間より少し厚めにすることにより、パッキン91を挟み込んだときに、パッキンの圧力により密着し、非浸水性を可能にすることもできる。
次に、ロック機構60について簡単に説明する。
ロック機構60は、電池カバー22を電池室26の開口部26aに配置するときに、該電池カバー22を装置本体12側に押し付けてロックする機構である。
このロック機構60は、電池カバー22に移動可能に設けられたレバー部材としてのレバーアーム61と、このレバーアーム61を操作する操作手段としての操作ツマミ62と、装置本体12のロックピン34,35と(図3参照)を有している。レバーアーム61は、電池カバー22が電池室26の開口部26aを閉塞するときに、装置本体12のロックピン34,35に係合される。
図7は、レバーアーム61、操作プレート63、及び操作ツマミ62の分解斜視図であり、図8は、その組立図である。
図7及び図8において、レバーアーム61は、第1端部65aを有する矩形枠状の枠体部65と、この枠体部65に対し図7の下方(Z方向)に段差を有して水平に延在する平板部66と、この平板部66から図の上方(Z方向)にわずかな段差を有して水平に延在する第2端部67とを有している。
第1端部65a及び第2端部67は、電池カバー22を電池室26に閉塞する時に、レバーアーム61が図7の右方向(X方向)に移動して、ロックピン34,35に係合する。
レバーアーム61の平板部66には、操作ピン68が立設されている。一方、操作プレート63には、貫通孔69が形成されている。操作プレート63は、この貫通孔69を介してレバーアーム61の操作ピン68に取付けられる。なお、操作プレート63には、貫通孔69の他にも複数(図では4個)の貫通孔70が形成されている。操作ツマミ62は、この貫通孔70を用いて取付けられる。
また、このレバーアーム61は、電池カバー22に対し幅方向(図5A及び図6AのX方向)に移動可能に保持されている。ただし、レバーアーム61は電池カバー22に対し厚み方向(図5AのZ方向)には移動しない。このレバーアーム61は、操作プレート63に取付けられた操作ツマミ62を回動することにより、長手方向に移動する。
図9は、電池カバー22を内面側から見たときの平面図である。
図9において、操作ツマミ62を矢印B方向に回動操作すると、レバーアーム61は矢印C方向に移動する。これにより、レバーアーム61の第1端部65a及び第2端部67が、ロックピン34,35(図3参照)に係合する。
図10A及び図10Bは、レバーアーム61の動作状態を示す図である。
図10Aは、ロックピン34,35(図3参照)に対するレバーアーム61のロック解除状態を示し、図10Bは、ロックピン34,35に対するレバーアーム61のロック状態を示す。
図10Aに示すように、レバーアーム61のロック解除状態では、レバーアーム61とロックピン34,35とは係合していない。
すなわち、この状態では、レバーアーム61の第1端部65a及び第2端部67とロックピン34,35とは、長手方向(X方向)に離れた位置関係になっている。
次に、図10Bに示すように、操作ツマミ62を回動操作すると、操作プレート63及び操作ピン68を介してレバーアーム61は長手方向(矢印C方向)に移動する。
なお、この操作は、実際には、電池カバー22で電池室26の開口部26aを覆うように位置させ、この状態で操作ツマミ62を図3の操作ツマミ収容部32に収容して行う。
こうして、レバーアーム61が長手方向(X方向)に移動して、その第1端部65a及び第2端部67の上面(図10AのA面、A’面)がロックピン34,35の下側(Z方向)に入り込んで係合する。これにより、レバーアーム61とロックピン34,35はロック状態となる。
この係合により、図4Aに示した電池カバー22は、電池室26の開口部26aに閉塞される。なお、第1端部65a及び第2端部67の先端は、ロックピン34,35に係合しやすいようにテーパ面に形成しておくのがよい。
また、第1端部65a及び第2端部67の上面(図10AのA面、A’面)は、ロックピン34,35の最下面よりも若干上方(図10AのZ方向)に位置している。これにより、第1端部65a及び第2端部67がロックピン34,35に係合した状態で、レバーアーム61は若干下方(図10AのZ方向)に移動する。
このレバーアーム61の下方(図10AのZ方向)への移動により、電池カバー22は装置本体12側に押し付けられる。これにより、電池室26の周囲の壁面30にパッキン48が押し付けられて防水性能が維持される。
なお、本実施の形態では、ロックピン34,35として断面円形の金属棒を用いたが、これに限らず、例えば断面三角形や楕円形としてもよい。これにより、レバーアーム61がロックピン34,35に係合したときに、レバーアーム61はロックピン34,35の角部により下方に移動し易くなる。
このように、本実施の形態では、電池カバー22の中央の操作ツマミ62を回すことにより、レバーアーム61を長手方向に移動させて、このレバーアーム61を装置本体12の幅方向の左右端の2本のロックピン34,35に係合させる。
このとき、本実施の形態では、レバーアーム61は装置本体12や電池カバー22に固定されておらず移動可能となっている。このため、誤って装置本体12を落下等させたとしても、レバーアーム61に直接衝撃が伝わりにくい。このため、レバーアーム61は変形することなくロック状態が保持される。こうして、電池カバー22が離脱することはないため、電池室26の防水機能が維持される。
また、操作ツマミ62を操作してレバーアーム61が移動し、装置本体12の幅方向の左右側の2本のロックピン34,35にレバーアーム61が係合した状態では、レバーアーム61の端部(第2端部67)は、補強プレート46に形成された変形防止金具58に覆われる。これにより、長期にわたる使用によっても、レバーアーム61の第2端部67が変形(例えば装置本体12側への曲がり)するのを防止することができる。
なお、本実施の形態では、変形防止金具58によりレバーアーム61の一端側(第2端部67)を覆う場合について説明したが、これに限らない。例えば、レバーアーム61の両端側を同様の金具で覆うようにしてもよい。
また、電池カバー22を装置本体12に装着するには、電池カバー22で電池室26の開口部26aを閉塞して、該電池カバー22を長手方向(図3のY方向)の下方にスライドさせる。こうして、電池カバー22の爪40,41を爪取付部36,37に嵌め込んでから、操作ツマミ62を操作する。これにより、電池カバー22は電池室26の開口部26aを閉塞し、ロックされる。
なお、このとき同時に、補強プレート46の突起56,57も開口部26aの壁面30に嵌め込まれるため、電池カバー22の装着強度が補強されることになる。
また、装置本体12は合成樹脂等の弾性材料で構成されており、電池室26の周囲の壁面30に電池カバー22のパッキン48が当接して押圧されるため、パッキン48の反発力により開口部26aは電池カバー22によって隙間なく塞がれる。
本実施の形態によれば、電池カバー22は、内側カバー22Bと外側カバー22Aとを積層した一体構造を有し、内側カバー22Bは、外側カバー22Aに粘着テープ44を介して積層された補強プレート46及びパッキン48を有するので、携帯端末装置10は耐衝撃性を備えることができる。
また、電池カバー22を電池室26の開口部26aに装着してロックするだけで、電池カバー22のパッキン48が電池室26の周囲の壁面30を押圧して電池室26の開口部26aを隙間なく塞ぐため、電池室26の防水性を維持することができる。

Claims (5)

  1. 装置本体に形成され電池を収容する電池室の開口部を塞ぐ電池カバーを有する携帯端末
    装置において、
    前記電池カバーは、樹脂からなる外側カバーと複数の部材からなる内側カバーとを積層した一体構造を有し、
    前記内側カバーは、前記外側カバーに固定手段を介して積層され金属材料からなる補強部材、及びシール部材を有し、
    前記外側カバーの1辺の両端には、前記電池室に前記電池カバーを掛止する1組の爪部が設けられ、前記補強部材には、前記爪部による掛止を補強するように、前記1組の爪部の内側になるような位置に前記電池室に掛止される突起部が設けられ、
    前記内側カバーは、前記補強部材の前記外側カバーが固定された面の逆側に前記シール部材を有する
    ことを特徴とする携帯端末装置。
  2. 前記固定手段は接着剤からなる
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
  3. 前記外側カバーに突起が設けられ、前記補強部材に前記突起に嵌合する嵌合部が設けられ、前記固定手段は、前記突起と前記嵌合部との組み合わせによる
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
  4. 前記接着剤は非浸水性の両面テープからなる
    ことを特徴とする請求項2に記載の携帯端末装置。
  5. 前記シール部材は非浸水性のパッキンからなる
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
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