JP5553680B2 - 排気弁 - Google Patents

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Description

本発明は、配管に水を送り込むときに開弁して配管内の空気を排気し、排気が終われば閉弁し、また配管系の圧力が低下して真空状態となったときに開弁して外部空気を導入することにより真空状態を破壊する排気弁に関する。
従来の排気弁は、例えば特許文献1に開示されている。これは、ケーシングで下部に流入口が開口し上部に流出口が開口した弁室を形成し、弁室と流出口の間に弁座を形成し、弁室内壁に内側に突出したリブを形成し、リブの内側に有底のほぼ円筒形状で底部に内外を連通する通孔を設けたフロート受けを固定し、フロート受け内にフロートを自由状態で配したものである。この排気弁は、先ず配管に水を送り込むときにはフロートが弁座から離座して降下した開弁状態であり、流入口から弁室内に流入してくる配管内の空気をリブの間の空間からフロート受け上端を通して及び通孔からフロート受け内を通して流出口に排気する。そして排気が終わって配管内の水が流入口から弁室内に流入してくると、リブの間の空間からフロート受け上端を通して及び通孔を通してフロート受け内に流入する水によってフロートが浮上して弁座に着座し閉弁する。また配管系の圧力が低下して真空状態となったときにはフロートが弁座から離座して降下し、流出口から弁室内に流入してくる外部空気をフロート受け内から通孔を通して及びフロート受け上端からリブの間の空間を通して流入口から配管内に導入することにより真空状態を破壊する。
実公昭53−1622号公報
上記従来の排気弁は、水が流入口から弁室内に急激に流入してくると、流出口から漏水してしまう問題点があった。これは、フロート受け底部の通孔の開口面積が小さいので、フロート受け内の水位の上昇が遅れるために、フロートの浮上が遅れ、リブの間の空間からフロート受け上端を通過する水の一部が漏水するためである。
したがって本発明が解決しようとする課題は、水が流入口から弁室内に急激に流入してきても、漏水を生じない排気弁を提供することである。
上記の課題を解決するために、本発明の排気弁は、ケーシングで下部に流入口が開口し上部に流出口が開口した弁室を形成し、弁室と流出口の間に弁座を形成し、弁室内壁に内側に突出したリブを形成し、リブの内側に有底のほぼ円筒形状で底部に内外を連通する通孔を設けたフロート受けを配し、フロート受け内にフロートを自由状態で配したものにおいて、フロート受けを弾性部材で流入口側に付勢して配置し、フロート受けが流入口側に変位したときに通孔の開口面積を小さくすると共に流入口から弁室内に急激に流入する水の勢いでフロート受けが弾性部材に抗して流出口側に変位したときに通孔の開口面積を大きくする開閉部材を設けたことを特徴とするものである。
本発明によれば、流入口から弁室内に急激に流入する水の勢いでフロート受けが弾性部材に抗して流出口側に変位したときに通孔の開口面積を大きくする開閉部材を設けたものであるので、開口面積を大きくされた通孔を通してフロート受け内に流入する水によりフロートが素早く浮上して弁座に着座し閉弁する。そのため、水が流入口から弁室内に急激に流入してきても、漏水を生じることがないという効果を奏する。
本発明の実施の形態に係わる排気弁の断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図1を参照して説明する。本体1に蓋2をボルトで締結して内部に弁室3を有するケーシングを形成する。本体1の下部に流入口4を形成し、蓋2の上部に流出口5を形成する。蓋2に弁座6を間に挟んで取付部材7をネジで固定する。本体1は弁室3の内壁に内側に突出した複数のリブ9を一体に有し、リブ9の内側に有底のほぼ円筒形状のフロート受け10を配置する。フロート受け10はその底部に内外を連通する大きな開口面積の通孔8を有する。フロート受け10内に球形のフロート12を自由状態で配置する。
本体1は流入口4の内壁に内側に突出した複数のリブ14を介した取付部材15を一体に有する。取付部材15に開閉部材16をねじ結合し、ロックナット17で緩止めを行う。開閉部材16は上端の円板部18がフロート受け10の通孔8の開口面積を変化させる。フロート受け10はフロート受け10の上端と蓋2の下端との間に配置した弾性部材としてのコイルバネ13により流入口4側に付勢して開閉部材16の円板部18で係止して配置する。フロート受け10は流入口4から弁室3内に空気が流入するときや水が緩やかに流入するときは開閉部材16の円板部18で係止され通孔8の開口面積を小さくし、水が急激に流入するときは水の勢いでコイルバネ13に抗して流出口5側に変位して通孔8の開口面積を大きくする。
上記実施例の排気弁の動作は下記の通りである。先ず配管に水を送り込むときにはフロート受け10はコイルバネ13の付勢力により流入口4側に付勢され開閉部材16の円板部18で係止され通孔8の開口面積を小さくし、フロート12は弁座6から離座して降下しフロート受け10の底壁に載った開弁状態である。これにより、弁室3内に流入してくる配管内の空気をリブ9の間の空間からフロート受け10上端を通して及び通孔8からフロート受け10内を通して流出口5に排気する。
そして排気が終わって配管内の水が流入口4から弁室3内に緩やかに流入してくると、フロート受け10はコイルバネ13の付勢力により流入口4側に付勢され開閉部材16の円板部18で係止され通孔8の開口面積を小さくした状態を維持する。フロート12はリブ9の間の空間からフロート受け10上端を通して及び通孔8を通してフロート受け10内に流入する水によって浮上して弁座6に着座し閉弁する。これにより、水の漏出を防止する。また、配管内の水が流入口4から弁室3内に急激に流入してくると、フロート受け10は水の勢いでコイルバネ13に抗して流出口5側に変位してフロート12を流出口5側へ変位させると共に通孔8の開口面積を大きくし、フロート12はリブ9の間の空間からフロート受け10上端を通して及び通孔8を通してフロート受け10内に流入する水によって素早く浮上して弁座6に着座し閉弁するので、漏水を生じることがない。配管系の圧力が低下して真空状態となったときにはフロート受け10はコイルバネ13の付勢力により流入口4側に付勢され開閉部材16の円板部18で係止され通孔8の開口面積を小さくし、フロート12が弁座6から離座して降下しフロート受け10の底壁に載った開弁状態となる。これにより、弁室3内に流入してくる外部空気をフロート受け10上端からリブ9の間の空間を通して及びフロート受け10内から通孔8を通して流入口4から配管内に導入することにより真空状態を破壊する。
本発明は、配管に水を送り込むときに開弁して配管内の空気を排気し、排気が終われば閉弁し、また配管系の圧力が低下して真空状態となったときに開弁して外部空気を導入することにより真空状態を破壊する排気弁に利用することができる。
1 本体
2 蓋
3 弁室
4 流入口
5 流出口
6 弁座
8 通孔
9 リブ
10 フロート受け
12 フロート
13 コイルバネ
16 開閉部材
18 円板部

Claims (1)

  1. ケーシングで下部に流入口が開口し上部に流出口が開口した弁室を形成し、前記弁室と前記流出口の間に弁座を形成し、前記弁室内壁に内側に突出したリブを形成し、前記リブの内側に有底のほぼ円筒形状で底部に内外を連通する通孔を設けたフロート受けを配し、前記フロート受け内にフロートを自由状態で配したものにおいて、
    前記フロート受けを弾性部材で前記流入口側に付勢して配置し、
    前記フロート受けが前記流入口側に変位したときに前記フロート受けを係止することにより前記通孔を閉口することなく前記通孔の開口面積を小さくすると共に前記流入口から前記弁室内に急激に流入する水の勢いで前記フロート受けが前記弾性部材に抗して前記流出口側に変位したときに前記フロート受けの係止を解除することにより前記通孔の開口面積を大きくする円板部を前記フロート受け外に有する開閉部材を前記ケーシングに固定して設けたことを特徴とする排気弁。
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