JP5551242B2 - ワイヤレスデバイスのリソース管理 - Google Patents

ワイヤレスデバイスのリソース管理 Download PDF

Info

Publication number
JP5551242B2
JP5551242B2 JP2012516219A JP2012516219A JP5551242B2 JP 5551242 B2 JP5551242 B2 JP 5551242B2 JP 2012516219 A JP2012516219 A JP 2012516219A JP 2012516219 A JP2012516219 A JP 2012516219A JP 5551242 B2 JP5551242 B2 JP 5551242B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pattern
fraction
drc
data
resource
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012516219A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012530468A (ja
Inventor
シャヒディ、レザ
セルトマン、ケビン・エス.
バラサブラマニアン、スリニバサン
ペイヤッピリー、アジト・ティー.
ジャオ、スリ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Qualcomm Inc
Original Assignee
Qualcomm Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Qualcomm Inc filed Critical Qualcomm Inc
Publication of JP2012530468A publication Critical patent/JP2012530468A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5551242B2 publication Critical patent/JP5551242B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W28/00Network traffic management; Network resource management
    • H04W28/02Traffic management, e.g. flow control or congestion control
    • H04W28/10Flow control between communication endpoints
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L47/00Traffic control in data switching networks
    • H04L47/10Flow control; Congestion control
    • H04L47/25Flow control; Congestion control with rate being modified by the source upon detecting a change of network conditions
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L47/00Traffic control in data switching networks
    • H04L47/10Flow control; Congestion control
    • H04L47/11Identifying congestion
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L47/00Traffic control in data switching networks
    • H04L47/10Flow control; Congestion control
    • H04L47/26Flow control; Congestion control using explicit feedback to the source, e.g. choke packets
    • H04L47/266Stopping or restarting the source, e.g. X-on or X-off
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W28/00Network traffic management; Network resource management
    • H04W28/02Traffic management, e.g. flow control or congestion control
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W28/00Network traffic management; Network resource management
    • H04W28/02Traffic management, e.g. flow control or congestion control
    • H04W28/0284Traffic management, e.g. flow control or congestion control detecting congestion or overload during communication
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W28/00Network traffic management; Network resource management
    • H04W28/02Traffic management, e.g. flow control or congestion control
    • H04W28/0289Congestion control
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W28/00Network traffic management; Network resource management
    • H04W28/02Traffic management, e.g. flow control or congestion control
    • H04W28/08Load balancing or load distribution
    • H04W28/09Management thereof
    • H04W28/0958Management thereof based on metrics or performance parameters
    • H04W28/0967Quality of Service [QoS] parameters
    • H04W28/0983Quality of Service [QoS] parameters for optimizing bandwidth or throughput
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W28/00Network traffic management; Network resource management
    • H04W28/16Central resource management; Negotiation of resources or communication parameters, e.g. negotiating bandwidth or QoS [Quality of Service]
    • H04W28/18Negotiating wireless communication parameters

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Communication Control (AREA)

Description

本出願は、「METHOD AND APPARATUS FOR FLOW CONTROL ON A WIRELESS COMMUNICATIONS LINK」という名称を有し、2009年6月15日に出願され、本出願の譲受人に譲渡され、引用によって本明細書に組み込まれる米国特許仮出願第61/187082号に対する優先権を主張する。
本開示は、一般的には電子機器に関し、さらに詳細にはワイヤレスデバイス上のリソースを管理する技術に関する。
ワイヤレス通信ネットワークは、音声、映像、パケットデータ、メッセージ、放送のような様々な通信サービスを提供するために広く利用されている。これらのワイヤレスネットワークは、利用可能なネットワークリソースを共用することによって複数のユーザをサポートすることのできる多重アクセスネットワークであってよい。このような多重アクセスネットワークの例は、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時間分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交FDMA(OFDMA)ネットワーク、シングルキャリアFDMA(SC−FDMA)ネットワークを含む。
ワイヤレスデバイス(たとえば、携帯電話)は、1つまたは複数のサービス、たとえば音声データおよび/またはパケットデータに関してワイヤレスネットワークとアクティブに通信することができる。ワイヤレスデバイスは、ワイヤレスネットワークと通信できるようにデータを処理するのにリソースを費やすことができる。ワイヤレスデバイスによって使用されるリソースの量は、時間の経過ともに大きく変動することがあり、取得されるサービスの数、ワイヤレスネットワークと交換されるデータの量などに依存しうる。必要なリソースがワイヤレスデバイス上の利用可能なリソースを超えた場合、ある悪影響が生じ、それによってユーザ体験が劣悪になる可能性がある。たとえば、パケットが削除され、かつ/あるいはワイヤレスデバイス上のリソースが不十分であるためにサービスの性能が不十分になることがある。
したがって、当技術分野では、ワイヤレスデバイス上のリソースが不十分であることによる悪影響を軽減する技術が必要である。
本明細書では、ワイヤレスデバイス上のリソースを管理する技術が記述される。ワイヤレスデバイス上のリソースは、中央演算処理装置(CPU)リソース、メモリリソース、バスリソース、電力リソース、および/または他のリソースを含みうる。
一態様では、ワイヤレスデバイス上のリソースが輻輳していることを検出することができる。輻輳は、ワイヤレスデバイス上の利用可能なリソースが要求を満たすのに不十分である状態である。一構成では、様々なリソースに関する使用量レポートを、たとえば定期的に受信したり、トリガを受けたときに受信したり、要求時に受信したりすることができる。それによって、使用量レポートに基づいて、ワイヤレスデバイス上のリソースが輻輳していることを検出することができる。たとえば、CPUリソースは、プロセッサの使用量が高しきい値を超えた場合に輻輳しているとみなすことができる。何らかのリソースが輻輳しているとみなされた場合、少なくとも1つのクライアントによる輻輳しているリソースの利用を抑制することによって輻輳しているリソースの輻輳を軽減することができる。この少なくとも1つのクライアントには、順方向リンクフローコントローラ、逆方向リンクフローコントローラ、および/またはワイヤレスデバイス上の他の機能についての他のクライアントを含めてよい。
一構成では、少なくとも1つのデータフローに対してフロー制御を実行して輻輳しているリソースの輻輳を軽減することができる。データ送信を有効にするメッセージをいつ送信すべきか、およびデータ送信を無効にするメッセージをいつ送信すべきかを示すパターンを選択することができる。次に、このパターンに従ってメッセージを送信して、少なくとも1つのデータフローについてのデータの送信を制御することができる。様々なONフラクションまたは帯域幅に関連する1組のパターンをサポートすることができる。輻輳しているリソースの使用量を監視することができる。輻輳しているリソースの使用量に基づいて、より大きいONフラクションまたはより小さいONフラクションを有する他のパターンを選択することができる。
ワイヤレスデバイスは複数の搬送波上の動作をサポートすることができる。この場合、データ送信に使用される少なくとも1つの搬送波を削除して、輻輳しているリソースの輻輳を軽減することができる。この少なくとも1つの搬送波は、輻輳しているリソースの使用量がしきい値よりも少なくなった場合に復元することができる。
本開示の様々な態様および特徴について以下に詳しく説明する。
図1は、ワイヤレスデバイスのブロック図を示す。 図2は、リソース管理システムのブロック図を示す。 図3は、3つのしきい値を有するCPU使用量の報告を示す。 図4は、1組のデータレート制御(CRC)パターンを示す。 図5は、フロー制御用のDRCパターンを選択する構成を示す。 図6は、複数の搬送波に対してフロー制御を実行する構成を示す。 図7は、フロー制御の実行に関する状態図を示す。 図8は、ワイヤレスデバイス上のリソースを管理するプロセスを示す。 図9は、フロー制御を実行して輻輳を軽減するプロセスを示す。
詳細な説明
本明細書で説明する技術は、CDMAネットワーク、TDMAネットワーク、FDMAネットワーク、OFDMAネットワーク、SC−FDMAネットワーク、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)、およびその他のネットワークのような様々なワイヤレス通信ネットワークに使用することができる。語「ネットワーク」および「システム」は交換可能に使用されることが多い。CDMAネットワークは、ユニバーサル地上無線アクセス(UTRA)、cdma2000などの無線アクセス技術(RAT)を実施することができる。UTRAには、広帯域CDMA(WCDMA)およびCDMAの他の変形例が含まれる。cdma2000は、CDMA1Xおよび高速パケットデータ(HRPD)を対象とする。TDMAネットワークは、Global System for Mobile Communications(GSM(登録商標))などのRATを実施することができる。OFDMAネットワークは、Evolved UTRA(E−UTRA)、Ultra Mobile Broadband(UMB)、IEEE802.11(Wi−Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、Flash−OFDM(登録商標)などのRATを実施することができる。UTRAおよびE−UTRAは、Universal Mobile Telecommunication System(UMTS)の一部である。3GPP Long Term Evolution(LTE)およびLTE−Advanced(LTE−A)は、ダウンリンク上でOFDMAを使用しかつアップリンク上でSC−FDMAを使用するE−UTRAを使用する新しいUMTSである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、LTE−A、およびGSM(登録商標)は、「3rd Generation Partnership Project」(3GPP)という名称の機関から発行された文献に記載されている。cdma2000およびUMBは、「3rd Generation Partnership Project 2」(3GPP2)という名称の機関から発行された文献に記載されている。WLANは、IEEE802.11、HiperlanなどのようなRATを実施することができる。本明細書で説明する技術は、上述のワイヤレスネットワークおよびRAT、ならびに他のワイヤレスネットワークおよびRATに使用することができる。説明を明確にするために、本技術のある態様は、以下にHRPDに関して記載されており、以下の説明の多くではHRPD技術が使用されている。
図1は、ワイヤレス通信ネットワーク内のワイヤレスデバイス100の構成のブロック図を示す。ワイヤレスデバイス100は、ユーザ端末(UE)、移動局、端末、アクセス端末、モバイル端末、加入者ユニット、局などと呼ばれることもある。ワイヤレスデバイス100は、携帯電話、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、ワイヤレスモデム、ハンドヘルドデバイス、ラップトップコンピュータなどであってよい。
受信経路において、アンテナ112は、基地局および/または他の送信器局によって送信された信号を受信することができ、受信された信号を受信器(RCVR)114に供給することができる。受信器114は、受信された信号を処理する(たとえば、フィルタリング、増幅周波数ダウンコンバート、およびデジタル化)、入力サンプルをさらに処理するためにデジタル部120に供給することができる。送信経路において、デジタル部120は、送信すべきデータを処理し、出力サンプルを送信器(TMTR)116に供給することができる。送信器116は、出力サンプルを処理し(たとえば、アナログ化、フィルタリング、増幅、および周波数アップコンバート)、アンテナ112を介して送信することができる逆方向リンク信号を生成することができる。
デジタル部120は、無線通信をサポートする様々な処理ユニット、メモリユニット、およびインターフェースユニットならびに様々なアプリケーションを含んでよい。図1に示されている構成では、デジタル部120は、K個のプロセッサ130a〜130k(Kは1以上であってよい)と、コントローラ/プロセッサ134と、内部メモリ136と、外部インターフェース138と、電力管理ユニット140とを含んでよく、これらはすべてバス142に結合することができる。各プロセッサ130は、1つまたは複数のCPU、デジタル信号プロセッサ(DSP)、縮小命令セットコンピュータ(RISC)プロセッサ、汎用プロセッサなどを備えてよい。各プロセッサ130は内部メモリ132を含んでもよい。プロセッサ130a〜130kは、データ送信に関する処理(たとえば、符号化および変調)、データ受信に関する処理(たとえば、復調および復号)、ワイヤレスネットワークと交換されるデータに関する上位層処理、様々なアプリケーションに関する処理などを実行することができる。
コントローラ/プロセッサ134は、ワイヤレスデバイス100における動作を指示することができ、かつ/あるいは他の機能を実行することができる。メモリ136は、デジタル部120内の様々なユニットに関するデータおよび/または命令を記憶することができる。インターフェースユニット138は、メインメモリ144、入出力(I/O)デバイスのような他のユニットとのインターフェースをとることができる。電力管理ユニット140は、ワイヤレスデバイス100用の電池電力を管理することができ、電池146および外部電源に結合することができる。デジタル部120は、1つまたは複数の特定用途向け集積回路(ASIC)および/または他の集積回路(IC)上で実施することができる。
一般に、ワイヤレスデバイス100は、図1に示されているよりも少ないかあるいは多く、かつ/あるいは図1に示されているものとは異なる処理ユニット、メモリユニット、およびインターフェースユニットを含んでよい。デジタル部120に含まれるプロセッサおよびメモリの数ならびにプロセッサの数は、ワイヤレスデバイス100によってサポートされる通信ネットワークおよびアプリケーション、コストの問題、および電力要件のような様々な因子に依存しうる。
ワイヤレスデバイス100は様々なアプリケーションをサポートすることができる。アプリケーションは、特定の機能を実行するソフトウェアモジュールおよび/またはファームウェアモジュールであってよい。様々なアプリケーションを使用して様々なRATを介した通信をサポートし、様々なサービスなどをサポートすることができる。たとえば、ワイヤレスデバイス100は、音声、パケットデータ、映像、ビデオ電話(VT)、ウェブブラウザ、eメール、テキストエディタ、ビデオゲーム、WLAN、Bluetooth(登録商標)、assisted Global Positioning System(A−GPS)などのアプリケーションをサポートすることができる。
ワイヤレスデバイス100は、すべてのアクティブアプリケーションに関して1つまたは複数のデータフローを有することができる。データフローは2つの特定のエンドポイント間のデータのストリームであってよい。データフローは、インタネットプロトコル(IP)フロー、無線リンク制御(RLC)フロー、無線リンクプロトコル(RLP)フローなどと呼ばれることもある。様々な種類のデータフローを様々なトラヒッククラス、様々なサービス品質(QoS)クラスなどに使用することができる。各データフロータイプは、QoS要件に関連付けられても関連付けられなくてもよい。表1には、いくつかの種類のデータフローが示され、各データフロータイプに簡単な説明が記載されている。
Figure 0005551242
表1に示されているように、QoS要件を2つのQoSパラメータ、すなわち遅延限界および平均スループットによって定量化することができる。平均スループットは、必須スループット、必須レートなどと呼ばれることもある。QoS要件は、ピークスループット、パケットエラー率(PER)のような他のパラメータによって定量化することもできる。QoSフローは、少なくとも1つのQoS要件、たとえば遅延限界および/または必須スループットを有するデータフローである。EFフローおよびAFフローは、QoS要件を有し、2種類のQoSフローである。BEフローは、QoS要件を有さず、非QoSフローである。EFフローの一例は、Voice−over−IP(VoIP)フローである。AFフローの一例はストリーミングビデオフローである。BEフローの一例は、データダウンロード用のデータフローである。
ワイヤレスデバイス100は、ワイヤレスデバイス上で動作するすべてのアプリケーションをサポートするのに使用できる様々な種類のリソースを有してよい。ワイヤレスデバイス100上のリソースは、表2に示されているように分類することができる。
Figure 0005551242
ワイヤレスデバイス100上のリソースは設定可能である。たとえば、CPUリソースは、プロセッサ130のクロック周波数を調整することによって変更することができる。バスリソースは、バス142のクロック周波数を調整することによって変更することができる。プロセッサ130およびバス142のクロック周波数を高くすると、より多くのCPUリソースおよびバスリソースを供給することができるが、電力消費量も多くなり、ワイヤレスデバイス100の電池寿命も短くなる。一般に、すべてのアクティブなアプリケーションの要求を満たすのに十分なCPUリソースおよびバスリソースを供給することができる最低のCPU周波数およびクロック周波数で動作し、それによって電力消費量を最低限に抑えられることが望ましいと考えられる。
ワイヤレスデバイス110が有することのできるリソースの量は限られている。ワイヤレスデバイス110上の利用可能なリソースは、ワイヤレスデバイス110上で動作するすべてのアプリケーションの要求を満たすには不十分である場合がある。ワイヤレスデバイス110は、リソース管理を実行し、ワイヤレスデバイス110上のリソースが不十分であることによる悪影響を軽減することができる。
図2は、ワイヤレスデバイス100用のリソース管理システム200の構成のブロック図を示す。この構成では、システム200は、リソースマネージャ210と、1組のリソースモニタ220と、1組のクライアントコントローラ230とを含む。リソースマネージャ210、リソースモニタ220、およびクライアントコントローラ230は、図1のコントローラ/プロセッサ134の一部であってよく、あるいはワイヤレスデバイス100の様々な部分に分散されてよい。たとえば、プロセッサ130a〜130kはそれぞれ、リソース220a〜220kを含んでよい。
リソースモニタ220a〜220kは、それぞれプロセッサ130a〜130kのCPUリソースおよびメモリリソースを監視することができる。リソースモニタ220a〜220kはそれぞれ、CPUモニタ222とメモリモニタ224とを含む。各プロセッサ130のCPUモニタ222は、関連するプロセッサ130のCPU使用量を求めることができる。CPU使用量は、関連するプロセッサ130が測定間隔中に使用される時間の割合によって与えることができる、測定間隔中のクロックサイクルの総数に対するアクティブなクロックサイクルの数の比に基づいて算出することができる。測定間隔としては、十分な平均を確保するとともに、CPU使用量のレポートを得る際の遅延を短くするような間隔を選択することができる。測定間隔は250ミリ秒(ms)または何らかの他の持続時間であってよい。各プロセッサ130のメモリモニタ224は関連するプロセッサ130のメモリ使用量を求めることができる。メモリ使用量は、関連するプロセッサ130内のメモリリソースにおいて使用されている部分の割合によって与えることができる。メモリモニタ220lは、内部メモリ136および/またはメインメモリ144の使用量を求めることができる。バスモニタ220mはバス142の使用量を求めることができる。電池モニタ220nは、電池146の利用可能な電池電力を求めることができる。
クライアントコントローラ230a〜230dは、アクティブなアプリケーションおよびその他の機能をサポートすることのできる様々なクライアントを制御することができる。クライアントコントローラ230aは順方向リンクフローコントローラであってよく、アクティブなアプリケーション用の順方向リンクでデータを転送する1つまたは複数のデータフローを制御することができる。クライアントコントローラ230bは逆方向リンクフローコントローラであってよく、アクティブなアプリケーション用の逆方向リンクでデータを伝達する1つまたは複数のデータフローを制御することができる。クライアントコントローラ230cは複数のRATの同時動作を制御することができる。クライアントコントローラ230dは、アクティブなアプリケーション用のマルチメディア機能を制御することができる。
図2は、例示的なリソースモニタおよび例示的ないくつかのクライアントコントローラを示している。リソース管理システム200は、他の種類のリソースを監視することができる異なるリソースモニタおよび/または追加的なリソースモニタを含んでもよい。システム200は、他の種類のクライアントを制御することのできる異なるクライアントコントローラおよび/または追加的なクライアントコントローラを含んでもよい。たとえば、システム200は、アプリケーション相互の優先順位を定め、必要に応じてアプリケーションを有効および無効にすることのできる多重アプリケーションコントローラを含んでよい。他の例として、システム200は、映像の再生を休止するかあるいは利用可能なリソースに応じて異なる品質の映像を表示することのできるMP3プレーヤ用のコントローラを含んでよい。
リソースマネージャ210は、リソースモニタ220と通信して、ワイヤレスデバイス110上の様々なリソースの使用量を求めることができる。リソースマネージャ210は、リソースモニタ220からのレポートに基づいてワイヤレスデバイス110上のリソースの輻輳の有無を検出することができる。リソースマネージャ210は、1つまたは複数のクライアントによる輻輳しているリソースの利用を抑制することによって、輻輳しているリソースを軽減することができる。たとえば、クライアントは、1つまたは複数のアクティブなアプリケーションに関するデータを伝達し、輻輳しているデータを利用するデータフローを抑制することができる。リソースマネージャ210は、データフローに対するフロー制御を実行し、輻輳しているリソースの利用を抑制することができる。リソースマネージャ210は、様々なクライアントおよび/または様々な動作を調停して輻輳を軽減することができる。
図2は、単一のリソースマネージャ210がワイヤレスデバイス110上の様々なリソースを集中的に管理することができ、かつ様々なクライアントを制御することができる集中構成を示している。分散構成では、別個に制御すべきリソースの各種類または各グループ(たとえば、各プロセッサ130)にリソースマネージャが存在してよい。様々なリソースのリソースマネージャは互いに通信して、輻輳しているリソースの輻輳を軽減することができる。説明を明確にするために、以下の説明の多くでは、図2に示されている集中構成を仮定している。
リソースの監視は、様々な方法で実行することができる。図2に示されている一構成では、必要に応じてリソース使用量を報告することができる。リソースマネージャ210は、リソースマネージャ210があるリソースのステータスを知ることを望むときはいつでも、このようなリソースに関する要求をリソースモニタに送信することができる。リソースモニタは次いで、リソースの使用量を示すレポートを返すことができる。他の構成では、リソースの使用量は、トリガを受けたときに報告することができる。あるリソースのリソースモニタは、トリガが生じたときはいつでもリソースマネージャ210にレポートを送信することができる。使用量を定期的に報告する場合、設定可能であってよい各報告間隔で定期的にトリガを生じさせることができる。イベントベースの報告の場合、ある条件が満たされたときにトリガを生じさせることができる。たとえば、リソースの使用量が高しきい値または低しきい値を超えたときに常にトリガを生じさせることができる。
リソースモニタは、リソース使用量のレポートを様々な方法で送信することができる。一構成では、リソースモニタは、使用中のリソースの割合を報告することができる。他の構成では、リソースモニタは、リソース使用量を1組のしきい値と比較し、比較結果に基づいて値を報告することができる。
図3は、3つのしきい値、すなわち高しきい値、低しきい値、およびオフしきい値を使用してCPU使用量を報告する構成を示している。CPU使用量は、3つのしきい値によって定められる4つの可能な範囲の1つの範囲内であってよい。4つの範囲をCPU状態と呼ぶこともある。CPU使用量のレポートは、以下のうちの1つを含んでよい。
・CPU使用量が高しきい値を超えた場合は高表示、
・CPU使用量が低表示と高表示との間である場合は中表示、
・CPU使用量が低表示とオフしきい値との間である場合は低表示、または
・CPU使用量がオフしきい値よりも少ない場合はオフ表示。
図3に示されているように、高表示は、CPU使用量を減らすDOWNコマンドに関連付けることができる。中表示は、CPU使用量を維持するFREEZEコマンドに関連付けることができる。低表示は、CPU使用量を増やすUPコマンドに関連付けることができる。オフ表示は、場合によってはCPU使用量をより多い量増やすOFFコマンドに関連付けることができる。後述のように、これらの様々なコマンドをフロー制御に使用して輻輳を軽減することができる。
使用可能なCPUリソースの量は、CPUクロック周波数に依存しうる。CPU使用量は、現在のCPUクロック周波数に関して報告することができる。CPUクロック周波数はCPU使用量に基づいて変更することができる。たとえば、高表示によってCPUクロック周波数を高くすることができ、それによって、次のレポートにおけるCPU使用量をより低い表示にすることができる。逆に、低表示によってCPUクロック周波数を低くすることができ、それによって、次のレポートにおけるCPU使用量をより高い表示にすることができる。CPU使用量の高表示が受信され、CPUクロックの周波数が最高である場合は、輻輳を宣言することができる。輻輳が、検出され、かつ軽減された後CPU使用量に基づいてより低い状態に調整することができるかぎり、CPUクロックを最高の周波数に維持することができる。
イベントベースの報告の場合、レポートを送信できるのは、しきい値を超えるかあるいは状態変化が生じたときだけである。CPU使用量を定期的に報告する場合、レポートは、各報告間隔で送信することができ、上述の表示のうちの1つを含んでよい。CPU使用量を必要に応じて報告する場合、レポートは、必要に応じて送信することができ、上述の表示のうちの1つを含んでよい。
高しきい値、低しきい値、およびオフしきい値は適切な値に設定することができる。高しきい値は動作システム要件によって求めることができる。低しきい値は、CPUの利用に大きな影響を及ぼすことがあり、CPU使用量を低しきい値と高しきい値との間に維持できるように適切な範囲内に設定することができる。一構成では、高しきい値を95%と100%の間の値に設定し、低しきい値を70%と90%の間の値に設定し、オフしきい値を50%よりも小さい値に設定することができる。高しきい値、低しきい値、およびオフしきい値を他の値に設定してもよい。
一構成では、同じしきい値をすべてのクライアントに使用することができる。この構成では、リソースマネージャ210は、リソースモニタからCPU使用量レポートを受信することができ、必要に応じてクライアントを制御することができる。他の構成では、様々なクライアントにそれぞれの異なるしきい値を使用することができる。この構成では、リソースモニタは、そのクライアントに適用可能なしきい値に基づいて所与のクライアントに関するレポートを生成することができる。リソースマネージャ210は、そのクライアントに関して受信されたレポートに基づいて各クライアントを制御することができる。
図3は、4つの範囲に関する3つのしきい値を有する例示的な構成を示している。使用するしきい値はこれより少なくても多くてもよい。たとえば、高しきい値および低しきい値を含む2つのしきい値を使用することができ、DOWNコマンド、FREEZEコマンド、およびUPコマンドを含む3つのコマンドをサポートすることができる。一構成では、監視中の様々なリソースに同じ数のしきい値を使用してもよい。他の構成では、様々なリソースにそれぞれの異なる数のしきい値を使用してよい。たとえば、CPUリソースに3つのしきい値を使用し、メモリリソースに2つのしきい値を使用することなどが可能である。
リソースマネージャ210は、様々なリソースモニタからリソース使用量のレポートを受信することができる。リソースマネージャ210は、受信されたレポートに基づいて輻輳しているリソースを検出することができる。たとえば、リソースマネージャ210は、(i)特定のプロセッサ130のCPUモニタから高表示を有するレポートが受信され、かつ(ii)このプロセッサに最高のクロック周波数が使用されている場合、このプロセッサで輻輳が発生していることを検出することができる。任意のリソースに輻輳が検出された場合、リソースマネージャ210は、措置を実行して輻輳を緩和することができる。たとえば、リソースマネージャ210は、順方向リンクデータフローおよび/または逆方向リンクデータフローに対するフロー制御を開始してCPU使用量を所望の範囲内に維持することができる。リソースマネージャ210は、順方向リンクフローコントローラ230aおよび/または逆方向リンクフローコントローラ230bにフロー制御に関する指示を送信することができる。リソースマネージャ210は、輻輳するリソースがなくなるようにクライアントコントローラ230を制御することができる。
ワイヤレスデバイス110は、順方向リンクおよび/または逆方向リンク上で高データレートをサポートすることができ、リソース(たとえば、CPUリソースおよび/またはメモリリソース)が不足する可能性がある。このようにリソースが輻輳すると、パケットを処理する際の遅延が過度に長くなり、メモリがオーバーフローし、かつ/あるいはその他の悪影響が生じる恐れがある。EFフローの場合、遅延が過度に長いと性能が不十分になる可能性がある。輻輳を軽減するには、フロー制御を実行することによってデータ送信速度を遅くすることができる。QoSフローはBEフローよりも高い優先順位を有することができ、フロー制御が実行されるときでも、BEフローのサービスよりも前にQoSフローのサービスを実施することによって、QoSフローのQoS要件を維持することができる。さらに、フロー制御は、すべてのQoSフローのサービスを適切に実施するのに十分な帯域幅が利用可能になり、それによって、QoSフローのQoS要件を維持できるように実行することができる。
一構成では、順方向リンク上で送信される1つまたは複数のデータフローに対するフロー制御を実行することによって輻輳を軽減することができる。フロー制御は、様々なRATについてそれぞれ異なるように実行することができる。説明を明確にするために、HRPDにおける順方向リンク上の1つまたは複数のデータフローに対するフロー制御について以下に説明する。
HRPDの場合、ワイヤレスデバイス110は、デバイス110が順方向リンク上でデータを受信する機能を有することを示すDRCメッセージを逆方向リンク上で定期的に送信することができる。各DRCメッセージは、(i)ワイヤレスデバイス110がデータを受信することを望む特定のセクタ、および(ii)ワイヤレスデバイス110がこのセクタについてサポートすることのできる特定のデータレートを示すことができる。データレートは、HRPD Revision 0についての38.4Kbps〜2.4576Mbpsの範囲(またはHRPD Revision Aについての最大3.1Mbpsもしくは3つの搬送波を有するHRPD Revision Bの場合の14.7Mbps)であってよいか、あるいはヌル速度の0Kbpsであってよい。ヌル速度を有するDRCメッセージはDRCヌルカバーとも呼ばれる。ワイヤレスデバイス110は、各々が1.67msに相当する設定可能な数のスロット(たとえば、HRPDにおける1つ、2つ、4つ、または8つのスロット)に相当する周期であってよい各DRC周期に、DRCメッセージを送信することができる。
一構成では、ワイヤレスデバイス110は、リソースの輻輳が検出されたときにDRCヌルカバーの送信を開始することができ、輻輳が軽減されたときにDRCヌルカバーの送信を停止することができる。DRCヌルカバーは、順方向リンク上のデータがワイヤレスデバイス110に送信されるのを抑制し、それによって、輻輳を軽減することができる。この構成は、輻輳を軽減することができるが、DRCヌルカバーが送信されている間、順方向リンク上の送信を中断する可能性もある。送信が中断すると、遅延限界を有するEFフローに受け入れられないジッタが生じる恐れがある。
他の構成では、ワイヤレスデバイス110は、リソースの輻輳が検出されたときにDRCパターンに基づいてDRCヌルカバーを送信することができる。DRCパターンは、(i)DRCヌルカバーが送信されるOFF周期、および(ii)非零データレートを有するDRCメッセージが送信されるON周期を示すことができる。ON周期とOFF周期を混在させることによって、順方向リンク上の所望の帯域幅を取得して輻輳を軽減することができ、過度の遅延を抑制し、EFフローに受け入れられないジッタを回避することができる。DRCパターンは、ワイヤレスデバイス110上のリソースによってサポートすることのできるレベルに順方向リンク帯域幅を調節することができる。ネットワーク側のスケジューラは、ワイヤレスデバイス110が輻輳のために順方向リンク帯域幅を短くするときでもBEフローに対するQoSフローの優先順位を維持することができる。スケジューラは、QoSフローとBEフローの両方を送信するための帯域幅が不十分である場合に、BEフローの前にQoSフローを送ることができる。
一構成では、順方向リンク上の様々な帯域幅縮小レベルに対して1組のDRCパターンを定義することができる。各DRCパターンは、次式のように定義することのできる特定のONフラクションを有してよい。
Figure 0005551242
表3は、サポートできる1組のDRCパターンを列挙し、各DRCパターンのパラメータを示している。各DRCパターンには、異なるインデックスを割り当てることができ、かつ特定のONフラクションを関連付けることができる。各DRCパターンには、各DRCパターンサイクルにおける特定の数のON周期(M)および特定の数のOFF周期(N)、ならびに特定のDRCパターンサイクル長を関連付けることもできる。第2列のONフラクションは、第3列のON周期の数を第5列のDRCパターンサイクル長で割った値に等しい。
Figure 0005551242
図4は、表3に列挙されている1組のDRCパターンを示している。各DRCパターンについて、そのDRCパターンのサイクルは、M個のON周期とそれに続くN個のOFF周期を含み、MおよびNはそれぞれ、表3の第3列および第4列に示されている。各DRCパターンのサイクル長はM+Nに等しく、表3の第5列に示されている。
ON周期は、非零速度を有する1つまたは複数のDRCメッセージが送信される時間間隔に相当する周期であってよい。OFF周期は、1つまたは複数のDRCヌルカバーが送信される時間間隔に相当する周期であってよい。一構成では、ON周期またはOFF周期の時間間隔は、設定可能であってよく、かつ1スロットから8スロットの範囲であってよいDRC周期に相当する周期であってよい。この構成では、各ON周期またはOFF周期に1つのDRCメッセージを送信することができる。他の構成では、ON周期またはOFF周期の時間間隔は最長DRC周期の8スロットに相当する間隔であってよい。この構成では、DRC周期が8スロット未満である場合に各ON周期またはOFF周期に複数のDRCメッセージを送信することができる。各ON周期またはOFF周期の時間間隔は他の方法で定義されてもよい。
表3および図4は、リソースの輻輳を軽減するためにフロー制御に使用できる例示的な1組のDRCパターンの構成を示している。この構成は、各DRCパターンに所望のONフラクションが得られるようにいくつかのON周期とそれに続くいくつかのOFF周期とを含む。この構成は、DRCパターンの実装を簡略化することができる。各DRCパターンをON周期で開始すると、新しいDRCパターンへの切り替えを行う際にOFF周期が延長するのを避けることができる。他の構成では、DRCパターンは、たとえば10周期の同じサイクル長を有するパターンとして定義されてよい。その場合、各DRCパターンのOFF周期は、DRCサイクル中の10周期にわたってできるだけ均等に分散することができる。
一般に、OFFフラクションの所望の粒度を取得し、かつ満足行く品質を有するEFフローをサポートするように任意の数のDRCパターンおよび任意の1組のDRCパターンを定義することができる。送信が中断されても過度の遅延によるEFフローにおけるパケットの削除が生じることがなくなるように、各DRCパターン内の連続的なOFF周期の数を制限することが望ましい場合がある。たとえば、バッファは、音声パケットについて最大で80ms(または48スロット)の遅延を吸収することができる。したがって、各DRCパターンにおける連続的なOFF周期の数を48スロット未満に制限してパケットの削除を回避することができる。
リソースの輻輳を軽減するように使用すべきDRCパターンを選択する様々な方式を定義することができる。これらの方式では、輻輳を軽減しつつリソース使用量を最大にすることが試みられる。輻輳の回避とリソースの利用という2つの目標の兼ね合わせを図る際、輻輳の回避はリソースの利用よりも高い優先順位を有してよい。
第1の方式では、以下の特性のうちの1つまたは複数によってフロー制御を実行することができる。
・順方向リンク上の帯域幅を縮小する場合、遅延耐性を有さないEFフローに十分な帯域幅を残す必要がある。使用するパターンとして選択される各DRCパターンは、すべてのEFフローのサービスを実行するのに十分な帯域幅を有する必要がある。十分な帯域幅は、(i)EFフローの要件をその要件を満たすことのできる最小ONフラクションを有するDRCパターン(最低DRCパターンと呼ばれることがある)にマップし、(ii)最低DRCパターンまたはより大きいONフラクションを有するDRCパターンを、使用すべきパターンとして選択することによって確保することができる。
・輻輳が最初に検出されたときは、輻輳を迅速に軽減するように最低DRCパターンを選択することができる。その後輻輳が検出されたときは、帯域幅を段階的に、たとえば一度にDRCパターンを1つずつ縮小することができる。
・帯域幅を拡大することが可能であるときは、帯域幅を段階的に、たとえば一度にDRCパターンを1つずつ拡大することができる。帯域幅を段階的に拡大すると、輻輳の頻度を高くする可能性のあるオーバーシュートを回避することができる。
一般に、対象となるすべてのデータフローおよび場合によっては、伝送制御プロトコル(TCP)タイムアウトが生じる前に送信され肯定応答を受けることのできる少なくとも1つのTCPパケットの帯域幅要件および/または遅延要件に基づいて最低DRCパターンを選択することができる。たとえば、EFフローが存在する場合、最低DRCパターンは、表3および図4に示されている例では20%以上のONフラクションを有する必要がある。これは、10%のONフラクションを有するDRCパターンが、EFフローの遅延限界を超えることがある連続する9OFF周期を有するためである。
図5は、フロー制御すべきDRCパターンを選択する第1の方式を示している。最初、時間T1で、使用すべきDRCパターンとして、100%ONフラクションを有する(すなわち、DRCヌルカバーを含まない)DRCパターンを選択することができる。時間T2で、輻輳が検出され(たとえば、第1のDOWNコマンドが受信され)、フロー制御が開始され、使用すべきDRCパターンとして最低DRCパターンが選択される。選択されたDRCパターンのOFF周期中はワイヤレスデバイス110へのデータ送信を禁止することができる。BEフローに関してワイヤレスデバイス110に送信されるデータの量を減らすことができ、OFF周期によって、必要なCPUリソースおよびメモリリソースを減らすことができる。
時間T3で、もはや輻輳が検出されなくなり(たとえば、UPコマンドまたはOFFコマンドが受信され)、次に大きいONフラクションを有するDRCパターンが選択される。一構成では、(i)ステップタイマ期間と呼ばれることがある所定の期間内に輻輳が検出されず(たとえば、DOWNコマンドが受信されず)、かつ(ii)100%ONフラクションを有するDRCパターンが選択されない場合、次に大きいONフラクションを有する他のDRCパターンを選択することができる。ステップタイマ期間は約250msまたは他のある持続時間であってよい。図5に示されている例では、各ステップタイマ期間後の時間T4、T5、T6、およびT7で選択されるDRCパターンについては、ONフラクションを徐々に大きくすることができる。
時間T8で、他のDOWNコマンドが受信され、次に小さいONフラクションを有するDRCパターンが選択される。一構成では、次に小さいONフラクションを有する他のDRCパターンは、(i)フロー制御が有効にされているときにステップタイマ期間内に輻輳が検出され(たとえば、DOWNが受信され)、かつ(ii)最低DRCパターンが選択されない場合に選択することができる。図5に示されている例では、DRCパターンをステップタイマ期間後の時間T9で選択されるDRCパターンについては、ONフラクションを徐々に小さくすることができる。
時間T10で、FREEZEコマンドが受信され、DRCパターンが維持される。時間T11で、UPコマンドまたはOFFコマンドが受信され、次に大きいONフラクションを有するDRCパターンが選択される。時間T12で、DOWNコマンドが受信され、次に小さいONフラクションを有するDRCパターンが選択される。時間13で、UPコマンドまたはOFFコマンドが受信され、次に大きいONフラクションを有するDRCパターンが選択される。DOWNコマンドが受信されない各ステップタイマ期間後の時間T14、T15、T16、およびT17で選択されるDRCパターンについては、ONフラクションを徐々に大きくすることができる。時間T18で、終了タイマ期間後に、フロー制御が無効にされ、この時点から輻輳が再び検出されるまで、100%ONフラクションを有するDRCパターンが使用される。
他の構成では、検出された輻輳の重度に基づいてDRCパターンを選択することができる。輻輳の重度が徐々に大きくなるにつれて選択されるONフラクションのONフラクションを徐々に小さくすることができる。
順方向リンク帯域幅はONフラクションに依存しうる。QoS要件を維持するために、選択されるDRCパターンを有する順方向リンク帯域幅は、アクティブなQoSフローに必要な帯域幅よりも大きくする必要がある。この必須帯域幅は、VoIP音声またはVT音声では約10kbpsであり、VT映像では約64kbpsであると考えられる。順方向リンク上でサポートされる最低非零データレートは38.4kbpsであると考えられる。要求されるデータレートは、ON周期中に送信されるDRCメッセージにおけるデータレートの平均に基づいて求めることができる。要求されるデータレートは、QoSフローの必須データレートと比較することができる。要求されるデータレートが必須データレートよりも低い場合、DRCメッセージにおける送信により高いデータレートを使用することができ、かつ/あるいはより大きいONフラクションを有する他のDRCパターンを選択することができる。
第2の方式では、フロー制御を実行してリソース使用量をターゲットレベルの近くに維持することができる。この方式では、リソースモニタが、図4に示されている4つの表示よりも高い分解能でリソース使用量を報告することができる。リソースモニタは、リソース使用量を定期的に報告するか、リソース使用量が高しきい値を超えた後に定期的に報告するか、あるいは他の何らかの報告構成に基づいて報告することができる。
リソースマネージャ210は、リソースモニタからレポートを受信することができ、かつリソース使用量をターゲットレベルに維持するのを試みることができる。一構成では、リソース使用量が高しきい値を超えたことを示す第1のレポートを受信した後、フロー制御を有効にすることができ、使用すべきDRCパターンとして最低DRCパターンを選択することができる。その後、以後の各レポートについて、レポートによるリソース使用量をターゲットレベルと比較することができる。リソース使用量がターゲットレベルよりも少ない場合、次に大きいONフラクションを有するDRCパターンを選択して帯域幅を拡大することができる。逆に、リソース使用量がターゲットレベルよりも多い場合、次に小さいONフラクションを有するDRCパターンを選択して帯域幅を縮小することができる。選択されるDRCパターンは、最低DRCパターンと100%ONフラクションを有する最高DRCパターンとの間に制限されてよい。選択されるDRCパターンが終了タイマ期間について最高DRCパターンである場合、フロー制御を無効にすることができる。
第2の方式は、リソース使用量をターゲットレベルに近い値に維持することができる。第2の方式は、リソース使用量をより高い分解能で報告することができるため、輻輳に対するピンポン伝送を回避するかあるいは最低限に抑えることもできる。
DRCメッセージに基づくフロー制御はある利点をもたらすことができる。第1に、輻輳が検出されたときでもQoSフローの性能を維持できるようにフロー制御を実行することができる。これは、十分なONフラクションおよび適切な間隔を有するON周期を含むDRCパターンを選択することによって実現することができる。第2に、階層3のメッセージ(信号遅延が比較的長い)ではなく階層1または階層2のメッセージ(信号遅延が比較的短い)を使用することによってフロー制御を高速に実行することができる。階層1は物理層であってよく、階層2はメディアアクセス制御(MAC)層であってよく、階層3はRLS層であってよい。
ワイヤレスデバイス110は複数の搬送波上の動作をサポートすることができる。各搬送波は、特定の帯域幅および特定の中心周波数によって定義することができる。ワイヤレスデバイス110は、単一の搬送波上で動作して1つまたは複数のデータフローのデータを送信または受信することができる。ワイヤレスデバイス110は、データ送信用の全体的なデータレートを速くするように複数の搬送波上で動作することもできる。
輻輳は、複数の搬送波上で動作する際には様々な方法で軽減することができる。一構成では、輻輳が検出されたときに(たとえば、第1のDOWNコマンドが受信されるかあるいはリソース使用量が初めて高しきい値を超えたときに)(たとえば、上述の第1または第2の方式に基づいて)DRCパターンを選択することができる。このDRCパターンを各搬送波に適用することができる。すべての搬送波のONフラクションを同じ量だけ縮小して輻輳を軽減することができる。
搬送波抑圧構成とも呼ばれうる他の構成では、輻輳が検出されたときに1つまたは複数の搬送波が削除される。一搬送波抑圧構成では、輻輳が検出されたときに1つを除くすべての搬送波を削除することができる。この構成は、輻輳をできるだけ早く軽減することができる。他の搬送波抑圧構成では、輻輳が検出されたときに削除できる搬送波は1つである。どちらの構成でも、複数の搬送波を1つの搬送波に減らしても輻輳が軽減されない場合、輻輳をさらに軽減するDRCパターンを選択することができる。搬送波は、輻輳がもはや検出されなくなったときに様々な方法で復元することもできる。一構成では、輻輳が検出されなくなったときに1つの搬送波を復元することができる。他の構成では、リソース使用量に基づいて1つまたは複数の搬送波を復元することができる。たとえば、UPコマンドが受信されたときに1つの搬送波を復元することができ、OFFコマンドが受信されたときにすべての搬送波を復元することができる。搬送波抑圧によって、輻輳時でもすべての時間または大部分の時間において1つの搬送波を保持することができ、かつこの搬送波が中断を生じさせずにEFフローのサービスを実施できるようにするため、EFフローに関するジッタを低減させることができる。
図6は、複数の搬送波に対するフロー制御を実行する構成を示している。最初、時間T1で、ワイヤレスデバイス110は、3つの搬送波上で動作することができ、各搬送波に100%ONフラクションを有するDRCパターンを使用することができる。時間T2で、輻輳が検出され(たとえば、第1のDOWNコマンドが受信され)、フロー制御が開始され、2つの搬送波が削除され、1つの搬送波が維持される。搬送波は、その搬送波用に0%ONフラクションを有するDRCパターンを選択することによって削除することができる。可能なら、1つまたは複数のQoSフローを有する搬送波を保持し、他の搬送波を削除することができる。QoSフローが複数の搬送波上で送信され、場合によってはBEフローと混合される場合、QoSフローの最大のフラクションをサポートする搬送波を保持して搬送波抑圧によるパケット損失を減らすことができる。
時間T3で、輻輳がもはや検出されなくなり(たとえば、UPコマンドまたはOFFコマンドが受信され)、削除されている1つの搬送波を復元することができる。このことは、復元すべき搬送波用に100%ONフラクションを有するDRCパターンを選択することによって実現されてよい。時間T4で、ステップタイマ期間後に輻輳が検出されない場合、削除されている他の搬送波を復元することができる。
時間T5で、再び輻輳が検出され(たとえば、他のDOWNコマンドが受信され)、再び2つの搬送波が削除され、1つの搬送波が維持される。時間T6で、OFFコマンドが受信され、削除されている搬送波がどちらも復元される。時間T7で、再び輻輳が検出され、2つの搬送波が削除され、1つの搬送波が維持される。時間T8で、FREEZEコマンドが受信され、1つの搬送波が維持される。時間T9で、OFFコマンドが受信され、削除されている搬送波がどちらも復元される。時間T10で、終了タイマ期間が満了し、3つの搬送波がすべて復元された後、フロー制御は無効にされる。
図6に示されている構成では、輻輳が検出されたときに(たとえば、DOWNコマンドが受信されたときに)1つを除くすべての搬送波を削除することができる。OFFコマンドが受信されたときに、削除されているすべての搬送波を復元することができ、UPコマンドが受信されたときに1つの搬送波を復元することができる。ステップタイマは、UPコマンドが受信され、削除された搬送波のうちで復元されていない搬送波があるときに起動することができる。ステップタイマが満了したときに他の搬送波を復元することができる。すべての搬送波が復元された後、終了タイマを起動することができ、終了タイマが満了したときにフロー制御を無効にすることができる。
明瞭にするために、図6は、ONフラクションを小さくするようにDRCパターンを変更する必要なしに、搬送波を削除することによって輻輳を軽減する様子を示している。1つを除くすべての搬送波を削除しても輻輳が持続する場合、たとえば図5に示されているように、DRCパターンを変更することによって、この1つの搬送波に対してフロー制御を実行することができる。
図7は、1つまたは複数の搬送波に対してフロー制御を実行するプロセス700の構成の状態図を示している。最初、ワイヤレスデバイス110は、たとえば最初に通信が確立されたときの非輻輳状態710で動作することができる。状態710では、ワイヤレスデバイス710は、1つまたは複数の搬送波上で動作することができ、かつ各搬送波に100%ONフラクションを有するDRCパターンを使用することができる。
ワイヤレスデバイス110が1つの搬送波上で動作しており、輻輳が検出された(たとえば、第1のDOWNコマンドが受信されるかあるいはリソース使用量が初めて高しきい値を超えた)場合、ワイヤレスデバイス110は、状態710から単一搬送波輻輳状態720に移行することができ、その搬送波用のDRCパターンを変更することができる。ワイヤレスデバイス110は、上述の第1または第2の方式あるいは他の何らかの方式に基づいてDRCパターンを選択することができる。輻輳が軽減された場合、ワイヤレスデバイス110は非輻輳状態110に戻ることができる。
ワイヤレスデバイス110が複数の搬送波上で動作しており、輻輳が検出された場合、ワイヤレスデバイス110は状態710から複数搬送波輻輳状態730に移行し、搬送波抑圧を実行することができる。ワイヤレスデバイス110は、図6に示されている構成または他の何らかの構成に基づいて1つまたは複数の搬送波を削除することができる。搬送波を削除して1つだけにした後も輻輳が持続する場合、ワイヤレスデバイス110は単一搬送波輻輳状態720に移行し、輻輳を軽減するようにこの1つの搬送波のDRCパターンを変更することができる。搬送波を削除して1つだけにした後に輻輳が持続せず、状態730の間に輻輳が軽減された場合、ワイヤレスデバイス110は非輻輳状態710に戻ることができる。
図8は、ワイヤレスデバイス上のリソースを管理するプロセス800の構成を示している。ワイヤレスデバイス上のリソースが輻輳していることを検出することができる(ブロック812)。ワイヤレスデバイス上のリソースには、CPUリソース、メモリリソース、バスリソース、電力リソース、他のいくつかのリソース、またはそれらの組み合わせを含めてよい。一構成では、様々なリソースに関する使用量レポートを定期的に受信するか、または所定のイベントが生じることによってトリガを受けたときに受信するか、または要求に応じて受信するか、あるいはそれらの組み合わせに基づいて受信することができる。それによって、リソースが輻輳していることを使用量レポートに基づいて検出することができる。たとえば、CPUリソースは、プロセッサの使用量が高CPUしきい値を超えた場合に輻輳しているとみなすことができる。メモリリソースは、メモリの使用量が高メモリしきい値を超えた場合に輻輳しているとみなすことができる。他のリソースの輻輳も同様に検出することができる。
輻輳しているリソースの輻輳は、少なくとも1つのクライアントによる輻輳しているリソースの利用を抑制することによって軽減することができる(ブロック814)。少なくとも1つのクライアントは、少なくとも1つのデータフローのクライアント(たとえば、順方向リンクフローコントローラ)および/またはワイヤレスデバイスにおける他の機能の他のクライアントを含んでよい。ブロック814の一構成では、データ送信の帯域幅を縮小して、輻輳しているリソースの輻輳を軽減することができる。たとえば、輻輳しているリソースの輻輳を軽減するための、少なくとも1つのデータフローのターゲット帯域幅を求めることができる。次に、ターゲット帯域幅に基づいて少なくとも1つのデータフローのデータを交換(たとえば、送信または受信)することができる。
図9は、フロー制御を実行して輻輳しているリソースの輻輳を軽減するプロセス900の構成を示している。プロセス900は図8のブロック814に使用することができる。図9に示されている構成では、少なくとも1つのデータフローにフロー制御を実行して輻輳しているリソースの輻輳を軽減することができる(ブロック912)。
一構成では、データ送信を有効にするメッセージをいつ送信すべきか、およびデータ送信を無効にするメッセージをいつ送信すべきかを示すパターンを選択することができる(ブロック914)。メッセージは、階層1メッセージまたは階層2メッセージ、たとえばHRPDにおけるDRCメッセージであってよい。このパターンは、それに対応するすべてのメッセージに対するデータ送信を有効にするメッセージの比に基づいて求めることのできる特定のONフラクションを有してよい。様々なONフラクションに関連する複数のパターンをサポートすることができる。パターンはこの複数のパターンから選択することができる。
各メッセージを選択されたパターンに従って送信し、少なくとも1つのデータフローについてのデータの送信を制御することができる(ブロック916)。各メッセージは、少なくとも1つのデータフローについてのデータ送信を有効または無効にすることができる。データ送信を有効にするメッセージの割合は、少なくとも1つのデータフローのうちでQoS要件を有するデータフローの帯域幅要件に基づいて求めることができる。データ送信を有効にするメッセージは、少なくとも1つのデータフローの遅延要件よりも近い間隔で送信することができる。
一構成では、パターンが適用されている輻輳しているリソースの使用量を求めることができる(ブロック918)。輻輳しているリソースの使用量に基づいて、より大きいONフラクションまたはより小さいONフラクションを有する他のパターンを選択することができる(ブロック920)。輻輳ベースの構成では、輻輳しているリソースの使用量が高しきい値よりも多い場合、次に小さいONフラクションを有するパターンを選択することができ、輻輳しているリソースの使用量が低しきい値よりも少ない場合、次に大きいONフラクションを有するパターンを選択することができる。ターゲットベースの構成では、輻輳しているリソースの使用量がターゲットレベルよりも多い場合、次に小さいONフラクションを有するパターンを選択することができ、輻輳しているリソースの使用量がターゲットレベルよりも少ない場合、次に大きいONフラクションを有するパターンを選択することができる。様々なパターンを他の方法で選択することもできる。
複数の搬送波がサポートされる場合、データ送信に使用される少なくとも1つの搬送波を削除して、輻輳しているリソースの輻輳を軽減することができる。輻輳しているリソースの使用量がしきい値よりも少なくなった場合、少なくとも1つの搬送波を復元することができる。
当業者は、様々な異なる技術のいずれかを使用することによって情報および信号を表せることを理解するであろう。たとえば、上記の説明全体にわたって参照されることがあるデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、記号、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界または磁粉、光学場または光学粒子、あるいはそれらの任意の組み合わせによって表されてよい。
当業者は、本明細書の開示に関連して説明した本明細書の様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップを、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはその両方の組み合わせとして実現できることをさらに理解するであろう。ハードウェアとソフトウェアを上記のように相互交換可能であること明確に示すために、様々な例示的なコンポーネント、ブロック、モジュール、回路、およびステップについて上記では一般にその機能に関して説明した。このような機能がハードウェアとして実現されるかそれともソフトウェアとして実現されるかは、システム全体に課される特定の用途および構成上の制約に応じて決まる。当業者は、前述の機能を特定の各用途について様々な方法で実施することができるが、そのような実施上の決定を本開示の範囲から逸脱させるものとして解釈すべきではない。
本明細書の開示に関連して説明した本明細書の様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、本明細書で説明した機能を実行するように構成された汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、または端末プログラマブル論理デバイス、離散ゲート論理またはトランジスタ論理、離散ハードウェアコンポーネント、またはそれらの任意の組み合わせによって実現または実施されてよい。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってよいが、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態マシンであってよい。プロセッサは、コンピューティングデバイスの組み合わせ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサの組み合わせ、1つまたは複数のマイクロプロセッサとDSPコアとの組み合わせ、またはそのような任意の他の構成として実現されてもよい。
本明細書の開示に関連して説明した方法またはアルゴリズムの各ステップは、ハードウェアで直接実現されるか、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで実現されるか、あるいはその2つの組み合わせで実現されてよい。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、取り外し可能なディスク、CD−ROM、または当技術分野で知られている任意の他の形態の記憶媒体に常駐してよい。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取りかつ記憶媒体に情報を書き込むことができるようにプロセッサに結合される。あるいは、記憶媒体はプロセッサと一体であってよい。プロセッサと記憶媒体はASICに常駐してもよい。ASICはユーザ端末に常駐してもよい。あるいは、プロセッサと記憶媒体はユーザ端末内に離散コンポーネントとして常駐してもよい。
1つまたは複数の例示的な構成では、前述の機能はハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの組み合わせで実施されてよい。ソフトウェアで実施される場合、各機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されるかあるいはコンピュータ可読媒体を介して送信されてよい。コンピュータ可読媒体には、コンピュータ記憶媒体と、コンピュータプログラムをある場所から別の場所へ転送するのを容易にするあらゆる媒体を含む通信媒体の両方が含まれる。記憶媒体は、汎用コンピュータまたは専用コンピュータによってアクセスできるあらゆる利用可能な媒体であってよい。制限ではなく一例として、このようなコンピュータ可読媒体には、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光学ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気記憶デバイス、あるいは汎用コンピュータまたは専用コンピュータ、あるいは汎用プロセッサまたは専用プロセッサによってアクセスできる命令またはデータ構造の形をした所望のプログラムコード手段を伝達または記憶するのに使用できるあらゆる他の媒体を含めてよい。また、任意の接続をコンピュータ可読媒体と呼ぶのも妥当である。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、より線対、デジタル加入者線(DSL)、または赤外線、無線、もしくはマイクロ波のようなワイヤレス技術を使用してウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、より線対、DSL、または赤外線、無線、もしくはマイクロ波のようなワイヤレス技術が媒体の定義に含まれる。ディスク(diskおよびdisc)には、本明細書で使用されるときには、コンパクトディスク(CD)、レーザディスク、光ディスク、デジタルバーサティルディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク、およびブルーレイディスクが含まれ、この場合、diskは通常、データを磁気的に再生し、discはデータをレーザによって光学的に再生する。上記の各媒体の組み合わせもコンピュータ可読媒体の範囲内に含めるべきである。
本開示についての上記の説明は、当業者が開示された発明を製造または使用するのを可能にするための説明である。当業者には本開示の様々な修正が容易に明らかになり、本明細書に定義された一般的な原則は、本開示の趣旨または範囲から逸脱せずに他の変形実施形態に適用することができる。したがって、本開示は、本明細書で説明した例および構成に制限されるものではなく、本開示には、本明細書で開示された原則および新規の特徴と矛盾しない最も広い範囲が許容されるべきである。
以下に本件出願当初の特許請求の範囲を付記する。
[C1]
リソースを管理する方法であって、
ワイヤレスデバイス上のリソースの輻輳を検出することと、
少なくとも1つのクライアントによる輻輳しているリソースの利用を抑制することによって前記輻輳しているリソースの輻輳を軽減することとを含む方法。
[C2]
前記ワイヤレスデバイス上の前記リソースは、中央演算処理装置(CPU)リソース、またはメモリリソース、またはバスリソース、または電力リソース、またはそれらの組み合わせを備える、[C1]に記載の方法。
[C3]
前記輻輳を検出することは、プロセッサの使用量が高しきい値を超えた場合に前記CPUリソースが輻輳していることを宣言することを含む、[C2]に記載の方法。
[C4]
前記輻輳を軽減することは、データ送信の帯域幅を縮小して輻輳しているリソースの輻輳を軽減することを含む、[C1]に記載の方法。
[C5]
前記少なくとも1つのクライアントは、少なくとも1つのデータフローのクライアントを備え、前記輻輳を軽減することは、前記少なくとも1つのデータフローに対するフロー制御を実行して前記輻輳しているリソースの輻輳を軽減することを含む、[C1]に記載の方法。
[C6]
前記フロー制御を実行することは、
前記輻輳しているリソースの輻輳を軽減するための、前記少なくとも1つのデータフローのターゲット帯域幅を求めることと、
前記ターゲット帯域幅に基づいて前記少なくとも1つのデータフローのデータを交換することとを含む、[C5]に記載の方法。
[C7]
前記フロー制御を実行することは、各々が前記少なくとも1つのデータフローについてのデータ送信を有効または無効にするメッセージを送信して前記少なくとも1つのデータフローについてのデータの送信を制御することを含む、[C5]に記載の方法。
[C8]
前記メッセージを送信することは、階層1のメッセージまたは階層2のメッセージを送信して前記少なくとも1つのデータフローについてのデータの送信を制御することを含む、[C7]に記載の方法。
[C9]
前記データ送信を有効にするメッセージの割合が、前記少なくとも1つのデータフローのうちでサービス品質(QoS)要件を有するデータフローの帯域幅要件に基づいて求められる、[C7]に記載の方法。
[C10]
データ送信を有効にする前記メッセージは、前記少なくとも1つのデータフローの遅延要件よりも近い間隔で送信される、[C7]に記載の方法。
[C11]
前記フロー制御を実行することは、データ送信を有効にするメッセージをいつ送信すべきか、およびデータ送信を無効にするメッセージをいつ送信すべきかを示すパターンに基づいてどのメッセージを送信するかを判定することをさらに含む、[C7]に記載の方法。
[C12]
前記フロー制御を実行することは、様々なONフラクションに関連する複数のパターンからパターンを選択することを含み、各パターンのONフラクションは、前記パターンに相当するすべてのメッセージに対するデータ送信を有効にするメッセージの比に基づいて求められる、[C5]に記載の方法。
[C13]
前記フロー制御を実行することは、
前記パターンが適用されている輻輳しているリソースの使用量を求めることと、
前記輻輳しているリソースの使用量に基づいてより大きいONフラクションまたはより小さいONフラクションを有する他のパターンを選択することをさらに含む、[C12]に記載の方法。
[C14]
前記フロー制御を実行することは、
前記輻輳しているリソースの使用量が高しきい値よりも多い場合に次に小さいONフラクションを有するパターンを選択することと、
前記輻輳しているリソースの使用量が低しきい値よりも少ない場合に次に大きいONフラクションを有するパターンを選択することとを含む、[C12]に記載の方法。
[C15]
前記フロー制御を実行することは、
前記輻輳しているリソースの使用量がターゲットレベルよりも多い場合に次に小さいONフラクションを有するパターンを選択することと、
前記輻輳しているリソースの使用量がターゲットレベルよりも少ない場合に次に大きいONフラクションを有するパターンを選択することとを含む、[C12]に記載の方法。
[C16]
前記輻輳を軽減することは、データ送信に使用される少なくとも1つの搬送波を削除して前記輻輳しているリソースの輻輳を軽減することを含む、[C1]に記載の方法。
[C17]
前記輻輳しているリソースの使用量がしきい値よりも少なくなった場合に少なくとも1つの搬送波を復元することをさらに含む、[C16]に記載の方法。
[C18]
前記輻輳を検出することは、
前記ワイヤレスデバイス上の前記リソースに関する使用量レポートを受信することと、 前記使用量レポートに基づいて前記リソースが輻輳していることを検出することとを含む、[C1]に記載の方法。
[C19]
前記使用量レポートは、定期的に送信されるか、または所定のイベントが生じることによるトリガを受けたときに送信されるか、または要求に応じて送信されるか、あるいはそれらの組み合わせに基づいて送信される、[C18]に記載の方法。
[C20]
リソースを管理する装置であって、
ワイヤレスデバイス上のリソースの輻輳を検出するための手段と、
少なくとも1つのクライアントによる輻輳しているリソースの利用を抑制するための手段によって前記輻輳しているリソースの輻輳を軽減するための手段とを備える装置。
[C21]
前記少なくとも1つのクライアントは、少なくとも1つのデータフローのクライアントを備え、前記輻輳を軽減するための手段は、前記少なくとも1つのデータフローに対するフロー制御を実行して前記輻輳しているリソースの輻輳を軽減するための手段を備える、[C20]に記載の装置。
[C22]
前記フロー制御を実行するための手段は、各々が前記少なくとも1つのデータフローについてのデータ送信を有効または無効にするメッセージを送信して前記少なくとも1つのデータフローについてのデータの送信を制御するための手段を備える、[C21]に記載の装置。
[C23]
前記フロー制御を実行するための手段は、データ送信を有効にするメッセージをいつ送信すべきか、およびデータ送信を無効にするメッセージをいつ送信すべきかを示すパターンに基づいてどのメッセージを送信するかを判定するための手段をさらに備え、前記パターンは、前記パターンに相当するすべてのメッセージに対するデータ送信を有効にするメッセージの比に基づいて求められる特定のONフラクションを有する、[C22]に記載の装置。
[C24]
前記フロー制御を実行するための手段は、
前記輻輳しているリソースの使用量が高しきい値よりも多い場合に次に小さいONフラクションを有するパターンを選択するための手段と、
前記輻輳しているリソースの使用量が低しきい値よりも少ない場合に次に大きいONフラクションを有するパターンを選択するための手段とを備える、[C23]に記載の装置。
[C25]
前記フロー制御を実行するための手段は、
前記輻輳しているリソースの使用量がターゲットレベルよりも多い場合に次に小さいONフラクションを有するパターンを選択するための手段と、
前記輻輳しているリソースの使用量がターゲットレベルよりも少ない場合に次に大きいONフラクションを有するパターンを選択するための手段とを備える、[C23]に記載の装置。
[C26]
前記輻輳を軽減するための手段は、データ送信に使用される少なくとも1つの搬送波を削除して前記輻輳しているリソースの輻輳を軽減するための手段を備える、[C20]に記載の装置。
[C27]
ワイヤレス通信用の装置であって、
ワイヤレスデバイス上のリソースの輻輳を検出し、少なくとも1つのクライアントによる輻輳しているリソースの利用を抑制することによって前記輻輳しているリソースの輻輳を軽減するように構成された少なくとも1つのプロセッサを備える装置。
[C28]
前記少なくとも1つのクライアントは、少なくとも1つのデータフローのクライアントを備え、前記少なくとも1つのプロセッサは、前記少なくとも1つのデータフローに対するフロー制御を実行して前記輻輳しているリソースの輻輳を軽減するように構成される、[C27]に記載の装置。
[C29]
前記少なくとも1つのプロセッサは、各々が前記少なくとも1つのデータフローについてのデータ送信を有効または無効にするメッセージを送信して前記少なくとも1つのデータフローについてのデータの送信を制御するように構成される、[C28]に記載の装置。
[C30]
前記少なくとも1つのプロセッサは、データ送信を有効にするメッセージをいつ送信すべきか、およびデータ送信を無効にするメッセージをいつ送信すべきかを示すパターンに基づいてどのメッセージを送信するかを判定するように構成され、前記パターンは、前記パターンに相当するすべてのメッセージに対するデータ送信を有効にするメッセージの比に基づいて求められる特定のONフラクションを有する、[C29]に記載の装置。
[C31]
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記輻輳しているリソースの使用量が高しきい値よりも多い場合に次に小さいONフラクションを有するパターンを選択し、前記輻輳しているリソースの使用量が低しきい値よりも少ない場合に次に大きいONフラクションを有するパターンを選択するように構成される、[C30]に記載の装置。
[C32]
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記輻輳しているリソースの使用量がターゲットレベルよりも多い場合に次に小さいONフラクションを有するパターンを選択し、前記輻輳しているリソースの使用量がターゲットレベルよりも少ない場合に次に大きいONフラクションを有するパターンを選択するように構成される、[C30]に記載の装置。
[C33]
前記少なくとも1つのプロセッサは、データ送信に使用される少なくとも1つの搬送波を削除して前記輻輳しているリソースの輻輳を軽減するように構成される、[C27]に記載の装置。
[C34]
コンピュータプログラムプロダクトであって、
少なくとも1つのコンピュータにワイヤレスデバイス上のリソースの輻輳を検出させるコードと、
前記少なくとも1つのコンピュータに、少なくとも1つのクライアントによる前記輻輳しているリソースの利用を抑制することによって輻輳しているリソースの輻輳を軽減するコードとを含むコンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラムプロダクト。

Claims (34)

  1. リソースを管理する方法であって、
    ワイヤレスデバイス上のリソースの輻輳を検出することと、
    データフローを使用して前記ワイヤレスデバイス上で輻輳しているリソースを検出することに応じて、前記ワイヤレスデバイスに複数のDRC(データレート制御)パターンから選択された1つのDRCパターンを送信させることによって、前記データフローを縮小することと、なお、各DRCパターンは、対応するONフラクションを有し、各パターンのONフラクションは、前記パターンによってカバーされたすべてのメッセージに対するデータ送信を有効にするメッセージの比に基づいて求められる、
    を含む方法。
  2. 前記ワイヤレスデバイス上の前記リソースは、中央演算処理装置(CPU)リソース、またはメモリリソース、またはバスリソース、または電力リソース、またはそれらの組み合わせを備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記輻輳を検出することは、プロセッサの使用量が高しきい値を超えた場合に前記CPUリソースが輻輳していることを宣言することを含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記データフローを縮小することは、データ送信の帯域幅を縮小して前記輻輳しているリソースの輻輳を軽減することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記データフローを縮小することは、前記データフローに対するフロー制御を実行して前記輻輳しているリソースの輻輳を軽減することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  6. 前記フロー制御を実行することは、
    前記輻輳しているリソースの輻輳を軽減するための、前記データフローにのターゲット帯域幅を求めることと、
    前記ターゲット帯域幅に基づいて前記データフローのデータを交換することとを含む、
    請求項5に記載の方法。
  7. 前記フロー制御を実行することは、各々が前記データフローについてのデータ送信を有効または無効にするメッセージを送信して前記データフローについてのデータの送信を制御することを含む、請求項5に記載の方法。
  8. 前記メッセージを送信することは、階層1のメッセージまたは階層2のメッセージを送信して前記データフローについてのデータの送信を制御することを含む、請求項7に記載の方法。
  9. 前記データ送信を有効にするメッセージの割合が、前記データフローのうちでサービス品質(QoS)要件を有するデータフローの帯域幅要件に基づいて求められる、請求項7に記載の方法。
  10. データ送信を有効にする前記メッセージは、前記データフローの遅延要件よりも近い間隔で送信される、請求項7に記載の方法。
  11. 前記フロー制御を実行することは、データ送信を有効にするメッセージをいつ送信すべきか、およびデータ送信を無効にするメッセージをいつ送信すべきかを示すパターンに基づいてどのメッセージを送信するかを判定することをさらに含む、請求項7に記載の方法。
  12. 特定のDRCパターンの前記ONフラクションは、前記特定のパターンにおけるON周期の数と、前記ON周期の数と前記特定のDRCパターンにおけるOFF周期の数の和と、の比であり、前記ON周期は、1以上の非零レートDRCメッセージが送信されるための時間間隔であり、OFF周期は、1以上の非零レートDRCメッセージが送信される時間間隔である、請求項1に記載の方法。
  13. 前記フロー制御を実行することは、
    前記パターンが適用されている前記輻輳しているリソースの使用量を求めることと、
    前記輻輳しているリソースの使用量に基づいてより大きいONフラクションまたはより小さいONフラクションを有する他のパターンを選択することをさらに含む、請求項5に記載の方法。
  14. 前記フロー制御を実行することは、
    前記輻輳しているリソースの使用量が高しきい値よりも多い場合に次に小さいONフラクションを有するパターンを選択することと、
    前記輻輳しているリソースの使用量が低しきい値よりも少ない場合に次に大きいONフラクションを有するパターンを選択することとをさらに含む、請求項5に記載の方法。
  15. 前記フロー制御を実行することは、
    前記輻輳しているリソースの使用量がターゲットレベルよりも多い場合に次に小さいONフラクションを有するパターンを選択することと、
    前記輻輳しているリソースの使用量が前記ターゲットレベルよりも少ない場合に次に大きいONフラクションを有するパターンを選択することとをさらに含む、請求項5に記載の方法。
  16. 前記データフローを縮小することは、データ送信に使用される少なくとも1つの搬送波を削除して前記輻輳しているリソースの輻輳を軽減することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  17. 前記輻輳しているリソースの使用量がしきい値よりも少なくなった場合に前記少なくとも1つの搬送波を復元することをさらに含む、請求項16に記載の方法。
  18. 前記輻輳を検出することは、
    前記ワイヤレスデバイス上の前記リソースに関する使用量レポートを受信することと、
    前記使用量レポートに基づいて前記リソースが輻輳していることを検出することとを含む、請求項1に記載の方法。
  19. 前記使用量レポートは、定期的に送信されるか、または所定のイベントが生じることによるトリガを受けたときに送信されるか、または要求に応じて送信されるか、あるいはそれらの組み合わせに基づいて送信される、請求項18に記載の方法。
  20. リソースを管理する装置であって、
    ワイヤレスデバイス上のリソースの輻輳を検出するための手段と、
    データフローを使用して前記ワイヤレスデバイス上で輻輳しているリソースを検出することに応じて、前記ワイヤレスデバイスに複数のDRC(データレート制御)パターンから選択された1つのDRCパターンを送信させることによって、前記データフローを縮小するための手段と、なお、各DRCパターンは、対応するONフラクションを有し、各パターンのONフラクションは、前記パターンによってカバーされたすべてのメッセージに対するデータ送信を有効にするメッセージの比に基づいて求められる、
    を備える装置。
  21. 前記データフローを縮小するための手段は、前記少なくとも1つのデータフローに対するフロー制御を実行して前記輻輳しているリソースの輻輳を軽減するための手段を備える、請求項20に記載の装置。
  22. 前記フロー制御を実行するための手段は、各々が前記データフローについてのデータ送信を有効または無効にするメッセージを送信して前記データフローについてのデータの送信を制御するための手段を備える、請求項21に記載の装置。
  23. 特定のDRCパターンの前記ONフラクションは、前記特定のパターンにおけるON周期の数と、前記ON周期の数と前記特定のDRCパターンにおけるOFF周期の数の和と、の比であり、前記ON周期は、1以上の非零レートDRCメッセージが送信されるための時間間隔であり、OFF周期は、1以上の非零レートDRCメッセージが送信される時間間隔である、請求項22に記載の装置。
  24. 前記フロー制御を実行するための手段は、
    前記輻輳しているリソースの使用量が高しきい値よりも多い場合に次に小さいONフラクションを有するパターンを選択するための手段と、
    前記輻輳しているリソースの使用量が低しきい値よりも少ない場合に次に大きいONフラクションを有するパターンを選択するための手段とをさらに備える、請求項21に記載の装置。
  25. 前記フロー制御を実行するための手段は、
    前記輻輳しているリソースの使用量がターゲットレベルよりも多い場合に次に小さいONフラクションを有するパターンを選択するための手段と、
    前記輻輳しているリソースの使用量が前記ターゲットレベルよりも少ない場合に次に大きいONフラクションを有するパターンを選択するための手段とをさらに備える、請求項21に記載の装置。
  26. 前記データフローを縮小するための手段は、データ送信に使用される少なくとも1つの搬送波を削除して前記輻輳しているリソースの輻輳を軽減するための手段をさらに備える、請求項20に記載の装置。
  27. ワイヤレス通信用の装置であって、
    ワイヤレスデバイス上のリソースの輻輳を検出し、データフローを使用して前記ワイヤレスデバイス上で輻輳しているリソースを検出することに応じて、前記ワイヤレスデバイスに複数のDRC(データレート制御)パターンから選択された1つのDRCパターンを送信させることによって、前記データフローを縮小するように構成された少なくとも1つのプロセッサを備え、
    各DRCパターンは、対応するONフラクションを有し、各パターンのONフラクションは、前記パターンによってカバーされたすべてのメッセージに対するデータ送信を有効にするメッセージの比に基づいて求められる、装置。
  28. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記データフローに対するフロー制御を実行して前記データフローを縮小するように構成される、請求項27に記載の装置。
  29. 前記少なくとも1つのプロセッサは、各々が前記データフローについてのデータ送信を有効または無効にするメッセージを送信して前記データフローについてのデータの送信を制御するように構成される、請求項28に記載の装置。
  30. 特定のDRCパターンの前記ONフラクションは、前記特定のパターンにおけるON周期の数と、前記ON周期の数と前記特定のDRCパターンにおけるOFF周期の数の和と、の比であり、前記ON周期は、1以上の非零レートDRCメッセージが送信されるための時間間隔であり、OFF周期は、1以上の非零レートDRCメッセージが送信される時間間隔である、請求項29に記載の装置。
  31. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記輻輳しているリソースの使用量が高しきい値よりも多い場合に次に小さいONフラクションを有するパターンを選択し、前記輻輳しているリソースの使用量が低しきい値よりも少ない場合に次に大きいONフラクションを有するパターンを選択するように構成される、請求項27に記載の装置。
  32. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記輻輳しているリソースの使用量がターゲットレベルよりも多い場合に次に小さいONフラクションを有するパターンを選択し、前記輻輳しているリソースの使用量が前記ターゲットレベルよりも少ない場合に次に大きいONフラクションを有するパターンを選択するように構成される、請求項27に記載の装置。
  33. 前記少なくとも1つのプロセッサは、データ送信に使用される少なくとも1つの搬送波を削除して前記輻輳しているリソースの輻輳を軽減するように構成される、請求項27に記載の装置。
  34. コンピュータに下記の動作を実行させるプログラムであって、
    ワイヤレスデバイス上のリソースの輻輳を検出することと、
    データフローを使用して前記ワイヤレスデバイス上で輻輳しているリソースを検出することに応じて、前記ワイヤレスデバイスに複数のDRC(データレート制御)パターンから選択された1つのDRCパターンを送信させることによって、前記データフローを縮小することと、なお、各DRCパターンは、対応するONフラクションを有し、各パターンのONフラクションは、前記パターンによってカバーされたすべてのメッセージに対するデータ送信を有効にするメッセージの比に基づいて求められる、
    を含む、プログラム。
JP2012516219A 2009-06-15 2010-06-15 ワイヤレスデバイスのリソース管理 Active JP5551242B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US18708209P 2009-06-15 2009-06-15
US61/187,082 2009-06-15
US12/708,319 US8516101B2 (en) 2009-06-15 2010-02-18 Resource management for a wireless device
US12/708,319 2010-02-18
PCT/US2010/038735 WO2010148035A2 (en) 2009-06-15 2010-06-15 Resource management for a wireless device

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012530468A JP2012530468A (ja) 2012-11-29
JP5551242B2 true JP5551242B2 (ja) 2014-07-16

Family

ID=43307334

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012516219A Active JP5551242B2 (ja) 2009-06-15 2010-06-15 ワイヤレスデバイスのリソース管理

Country Status (7)

Country Link
US (1) US8516101B2 (ja)
EP (1) EP2443862B1 (ja)
JP (1) JP5551242B2 (ja)
KR (1) KR101367866B1 (ja)
CN (1) CN102804842B (ja)
TW (1) TWI423695B (ja)
WO (1) WO2010148035A2 (ja)

Families Citing this family (68)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102739510B (zh) * 2011-04-15 2016-07-27 中兴通讯股份有限公司 一种流控方法和装置
US9557885B2 (en) 2011-08-09 2017-01-31 Gopro, Inc. Digital media editing
KR101351590B1 (ko) 2012-03-13 2014-01-16 주식회사 만도 주파수 유닛 밸브
US9185387B2 (en) 2012-07-03 2015-11-10 Gopro, Inc. Image blur based on 3D depth information
TWI580153B (zh) * 2012-11-13 2017-04-21 電池監控系統
CN104769999B (zh) * 2013-10-25 2019-06-14 华为技术有限公司 拥塞控制方法、装置及系统
US20150188797A1 (en) * 2013-12-27 2015-07-02 Guy Satat Adaptive admission control for on die interconnect
US9754159B2 (en) 2014-03-04 2017-09-05 Gopro, Inc. Automatic generation of video from spherical content using location-based metadata
US20150281305A1 (en) * 2014-03-31 2015-10-01 Gopro, Inc. Selectively uploading videos to a cloud environment
US9792502B2 (en) 2014-07-23 2017-10-17 Gopro, Inc. Generating video summaries for a video using video summary templates
US9685194B2 (en) 2014-07-23 2017-06-20 Gopro, Inc. Voice-based video tagging
US9734870B2 (en) 2015-01-05 2017-08-15 Gopro, Inc. Media identifier generation for camera-captured media
US9679605B2 (en) 2015-01-29 2017-06-13 Gopro, Inc. Variable playback speed template for video editing application
WO2016187235A1 (en) 2015-05-20 2016-11-24 Gopro, Inc. Virtual lens simulation for video and photo cropping
US20160366615A1 (en) * 2015-06-15 2016-12-15 Qualcomm Incorporated Systems and methods for selective flow control
US9894393B2 (en) 2015-08-31 2018-02-13 Gopro, Inc. Video encoding for reduced streaming latency
US10204273B2 (en) 2015-10-20 2019-02-12 Gopro, Inc. System and method of providing recommendations of moments of interest within video clips post capture
US9721611B2 (en) 2015-10-20 2017-08-01 Gopro, Inc. System and method of generating video from video clips based on moments of interest within the video clips
US9639560B1 (en) 2015-10-22 2017-05-02 Gopro, Inc. Systems and methods that effectuate transmission of workflow between computing platforms
US10095696B1 (en) 2016-01-04 2018-10-09 Gopro, Inc. Systems and methods for generating recommendations of post-capture users to edit digital media content field
US10109319B2 (en) 2016-01-08 2018-10-23 Gopro, Inc. Digital media editing
US9871994B1 (en) 2016-01-19 2018-01-16 Gopro, Inc. Apparatus and methods for providing content context using session metadata
US10078644B1 (en) 2016-01-19 2018-09-18 Gopro, Inc. Apparatus and methods for manipulating multicamera content using content proxy
US9787862B1 (en) 2016-01-19 2017-10-10 Gopro, Inc. Apparatus and methods for generating content proxy
US10083537B1 (en) 2016-02-04 2018-09-25 Gopro, Inc. Systems and methods for adding a moving visual element to a video
US10129464B1 (en) 2016-02-18 2018-11-13 Gopro, Inc. User interface for creating composite images
US9972066B1 (en) 2016-03-16 2018-05-15 Gopro, Inc. Systems and methods for providing variable image projection for spherical visual content
CN107241761B (zh) * 2016-03-28 2019-11-19 大唐移动通信设备有限公司 一种基站的拥塞控制方法及装置
US10402938B1 (en) 2016-03-31 2019-09-03 Gopro, Inc. Systems and methods for modifying image distortion (curvature) for viewing distance in post capture
US9794632B1 (en) 2016-04-07 2017-10-17 Gopro, Inc. Systems and methods for synchronization based on audio track changes in video editing
US9838731B1 (en) 2016-04-07 2017-12-05 Gopro, Inc. Systems and methods for audio track selection in video editing with audio mixing option
US9838730B1 (en) 2016-04-07 2017-12-05 Gopro, Inc. Systems and methods for audio track selection in video editing
US10229719B1 (en) 2016-05-09 2019-03-12 Gopro, Inc. Systems and methods for generating highlights for a video
US9953679B1 (en) 2016-05-24 2018-04-24 Gopro, Inc. Systems and methods for generating a time lapse video
CN106014316B (zh) * 2016-05-26 2019-09-13 中国石油集团渤海钻探工程有限公司 抗冲击井下螺杆式脉冲发生器
US9967515B1 (en) 2016-06-15 2018-05-08 Gopro, Inc. Systems and methods for bidirectional speed ramping
US9998769B1 (en) 2016-06-15 2018-06-12 Gopro, Inc. Systems and methods for transcoding media files
US9922682B1 (en) 2016-06-15 2018-03-20 Gopro, Inc. Systems and methods for organizing video files
US10250894B1 (en) 2016-06-15 2019-04-02 Gopro, Inc. Systems and methods for providing transcoded portions of a video
US10045120B2 (en) 2016-06-20 2018-08-07 Gopro, Inc. Associating audio with three-dimensional objects in videos
US10185891B1 (en) 2016-07-08 2019-01-22 Gopro, Inc. Systems and methods for compact convolutional neural networks
US10469909B1 (en) 2016-07-14 2019-11-05 Gopro, Inc. Systems and methods for providing access to still images derived from a video
US10395119B1 (en) 2016-08-10 2019-08-27 Gopro, Inc. Systems and methods for determining activities performed during video capture
US9953224B1 (en) 2016-08-23 2018-04-24 Gopro, Inc. Systems and methods for generating a video summary
US9836853B1 (en) 2016-09-06 2017-12-05 Gopro, Inc. Three-dimensional convolutional neural networks for video highlight detection
US10268898B1 (en) 2016-09-21 2019-04-23 Gopro, Inc. Systems and methods for determining a sample frame order for analyzing a video via segments
US10282632B1 (en) 2016-09-21 2019-05-07 Gopro, Inc. Systems and methods for determining a sample frame order for analyzing a video
US10044972B1 (en) 2016-09-30 2018-08-07 Gopro, Inc. Systems and methods for automatically transferring audiovisual content
US10397415B1 (en) 2016-09-30 2019-08-27 Gopro, Inc. Systems and methods for automatically transferring audiovisual content
US11106988B2 (en) 2016-10-06 2021-08-31 Gopro, Inc. Systems and methods for determining predicted risk for a flight path of an unmanned aerial vehicle
US10002641B1 (en) 2016-10-17 2018-06-19 Gopro, Inc. Systems and methods for determining highlight segment sets
US10284809B1 (en) 2016-11-07 2019-05-07 Gopro, Inc. Systems and methods for intelligently synchronizing events in visual content with musical features in audio content
US10262639B1 (en) 2016-11-08 2019-04-16 Gopro, Inc. Systems and methods for detecting musical features in audio content
US10534966B1 (en) 2017-02-02 2020-01-14 Gopro, Inc. Systems and methods for identifying activities and/or events represented in a video
US10339443B1 (en) 2017-02-24 2019-07-02 Gopro, Inc. Systems and methods for processing convolutional neural network operations using textures
US9916863B1 (en) 2017-02-24 2018-03-13 Gopro, Inc. Systems and methods for editing videos based on shakiness measures
US10127943B1 (en) 2017-03-02 2018-11-13 Gopro, Inc. Systems and methods for modifying videos based on music
US10185895B1 (en) 2017-03-23 2019-01-22 Gopro, Inc. Systems and methods for classifying activities captured within images
US10083718B1 (en) 2017-03-24 2018-09-25 Gopro, Inc. Systems and methods for editing videos based on motion
US10360663B1 (en) 2017-04-07 2019-07-23 Gopro, Inc. Systems and methods to create a dynamic blur effect in visual content
US10187690B1 (en) 2017-04-24 2019-01-22 Gopro, Inc. Systems and methods to detect and correlate user responses to media content
US10395122B1 (en) 2017-05-12 2019-08-27 Gopro, Inc. Systems and methods for identifying moments in videos
CN108989237B (zh) 2017-06-01 2021-03-23 华为技术有限公司 数据传输的方法和设备
US10402698B1 (en) 2017-07-10 2019-09-03 Gopro, Inc. Systems and methods for identifying interesting moments within videos
US10614114B1 (en) 2017-07-10 2020-04-07 Gopro, Inc. Systems and methods for creating compilations based on hierarchical clustering
US10402656B1 (en) 2017-07-13 2019-09-03 Gopro, Inc. Systems and methods for accelerating video analysis
JP7073976B2 (ja) * 2018-08-07 2022-05-24 日本電信電話株式会社 管理装置および管理方法
CN111294148B (zh) * 2019-06-06 2022-03-29 展讯通信(上海)有限公司 信令传输、接收方法及装置、存储介质、终端

Family Cites Families (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6405258B1 (en) * 1999-05-05 2002-06-11 Advanced Micro Devices Inc. Method and apparatus for controlling the flow of data frames through a network switch on a port-by-port basis
US7245594B1 (en) * 2000-05-12 2007-07-17 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for fast closed-loop rate adaptation in a high rate packet data transmission
US6871075B2 (en) * 2001-05-17 2005-03-22 Nokia Mobile Phones Ltd. RRM optimization on Iur for congestion control
US7961616B2 (en) * 2001-06-07 2011-06-14 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for congestion control in a wireless communication system
US7239636B2 (en) 2001-07-23 2007-07-03 Broadcom Corporation Multiple virtual channels for use in network devices
US20030073424A1 (en) * 2001-09-12 2003-04-17 Patrick Nunally System and method for elimination of spectral congestion to allow transmission of an emergency communication
US7089312B2 (en) * 2001-09-20 2006-08-08 Intel Corporation System and method for reducing retransmissions due to tunneled TCP-in-TCP communication in a network
US20040128379A1 (en) 2002-12-30 2004-07-01 Jerry Mizell Collecting standard interval metrics using a randomized collection period
US20050122904A1 (en) * 2003-12-04 2005-06-09 Kumar Anil K. Preventative congestion control for application support
ATE444662T1 (de) * 2003-12-09 2009-10-15 Ericsson Telefon Ab L M Verfahren und einrichtung zur verwaltung von gemeinsam von verschiedenen bedienern in einem kommunikationssystem verwendeten betriebsmitteln
JP4067499B2 (ja) 2004-02-25 2008-03-26 日本無線株式会社 データ伝送システムにおけるオーバーフローの制御方法及びその装置
US8331377B2 (en) 2004-05-05 2012-12-11 Qualcomm Incorporated Distributed forward link schedulers for multi-carrier communication systems
US20060203724A1 (en) * 2005-03-08 2006-09-14 Donna Ghosh Multi-carrier, multi-flow, reverse link medium access control for a communication system
WO2007035048A2 (en) * 2005-09-21 2007-03-29 Lg Electronics Inc. A method of enabling a combined data rate control lock channel in a wireless communication system
WO2007140337A2 (en) * 2006-05-25 2007-12-06 Proximetry, Inc. Systems and methods for wireless resource management
US8000318B2 (en) 2006-06-30 2011-08-16 Embarq Holdings Company, Llc System and method for call routing based on transmission performance of a packet network
US7747256B2 (en) * 2006-07-21 2010-06-29 Research In Motion Limited Method and system for detecting data congestion and applying a cell reselection offset
US8954045B2 (en) 2006-09-29 2015-02-10 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for managing resources at a wireless device
US8718928B2 (en) * 2008-04-23 2014-05-06 Verizon Patent And Licensing Inc. Traffic monitoring systems and methods
US20100015926A1 (en) * 2008-07-18 2010-01-21 Luff Robert A System and methods to monitor and analyze events on wireless devices to predict wireless network resource usage
US8509800B2 (en) * 2008-10-31 2013-08-13 Motorola Mobility Llc Adaptive mobile video call congestion control

Also Published As

Publication number Publication date
EP2443862A2 (en) 2012-04-25
KR101367866B1 (ko) 2014-03-14
EP2443862B1 (en) 2018-07-18
KR20120025611A (ko) 2012-03-15
CN102804842A (zh) 2012-11-28
JP2012530468A (ja) 2012-11-29
TW201101874A (en) 2011-01-01
US20100318660A1 (en) 2010-12-16
WO2010148035A2 (en) 2010-12-23
WO2010148035A3 (en) 2011-04-21
TWI423695B (zh) 2014-01-11
US8516101B2 (en) 2013-08-20
CN102804842B (zh) 2016-01-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5551242B2 (ja) ワイヤレスデバイスのリソース管理
US8416690B2 (en) Explicit congestion notification based rate adaptation using binary marking in communication systems
JP5716090B2 (ja) データ送信オーバヘッドを減少させる方法及び装置
US8243679B1 (en) Initiating a handover in a communication network
US9338674B2 (en) Systems, structures and associated processes for optimization of state transitions within wireless networks
JP6116076B2 (ja) マルチ無線アクセスベアラの確立を防止または中断することにより通話ドロップ率を低減させるための方法及び装置
TWI441547B (zh) 於無線通信系統中存取頻道負載管理
JP2010541420A (ja) 無線通信ネットワークにおけるqos性能に基づいた承認制御
TW201019756A (en) Methods and systems for broadcasting QoS information to assist admission control in wireless communication systems
JP6258484B2 (ja) アプリケーションベースのネットワーク情報維持
JP2017011707A (ja) 規制の領域の変更中において、サービスの品質を保つ方法と機器
CN108476427B (zh) 无线接入点、操作无线接入点的方法、计算机可读存储介质
KR20190086192A (ko) 무선 통신 시스템에서 스케줄링을 위한 장치 및 방법
WO2013075281A1 (zh) 小区状态上报方法和设备
WO2015032053A1 (zh) 控制数据流的方法及装置
GB2545928A (en) Data network management
WO2012167492A1 (zh) 控制接入网设备的方法及装置、接入网控制设备

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130326

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20130626

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20130703

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20130724

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20130731

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130821

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140114

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140328

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140422

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140521

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5551242

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250