JP5542546B2 - 偏波多重差動位相変調光伝送システムにおける受信装置 - Google Patents

偏波多重差動位相変調光伝送システムにおける受信装置 Download PDF

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Description

本発明は、2つの偏波多重された差動位相変調信号を伝送する偏波多重差動位相変調光伝送システムにおける受信装置に関する。
光ファイバ伝送技術は、長距離大容量信号伝送を実現するシステムとして広く一般に普及しており、さらなる高性能化を目指して研究が進められている。光伝送にもいくつかの変復調方式があるが、中でも隣接する時間スロットの光の位相差によりビット情報を伝達する差動位相変復調方式は、従来の光強度変調変復調方式に比べて、受信感度が高く、ファイバ中の光非線形現象による信号劣化を受けにくい、多値化による伝送容量の拡大が可能、などの利点を有している。また、ホモダイン受信位相変復調方式に比べると、局発光が不要なためシステム構成が簡便という利点がある。
ところで、伝送容量を拡大する手法としては、上述の多値伝送とともに、偏波多重伝送が知られている。光は横波の電磁波であり、光電場は進行方向に対し垂直平面上を振動しながら伝播する。したがって、振動方向の自由度は2つあり(例えば、z軸方向伝播に対して、x軸方向とy軸方向)、それぞれの振動成分を搬送波に用いて信号伝送すれば、伝送容量を2倍にすることができる。このように、2つの偏波状態を利用して多重伝送を行う方式を偏波多重という。
これまで、差動位相変復調方式と偏波多重方式を組み合わる研究がいくつかなされている(例えば、非特許文献1参照)。図1は、そのような伝送系の基本構成図である。送信装置には2つの独立した差動位相変調信号光発生器が備えられ、それぞれから出力される信号光が互いに直交する偏波状態で合波されてファイバ伝送路へと送出される。受信装置では、2つの偏波成分が偏波ビームスプリッタPBSにより分波され、それぞれを復調する差動位相変調信号光受信器に入力される。ここで、一般にファイバ伝送路では伝送光の偏波状態が変化するため、PBSの前段には2つの信号光が混信することなく分離される偏波状態に変換するための偏波制御器が備えられている。
B. Milivojevic, A. Fauzi Abas, A. Hidayat, S. Bhandare, D. Sandel, R. No_e, M. Guy, M. Lapointe, "160Gbit/s, 1.6bit/s/Hz RZ-DQPSK Polarization-Multiplexed Transmission over 230km Fiber with TDC", Proc. 30th European Conference on Optical Communication (ECOC) 2004, September 5-9, 2004, Stockholm, Sweden, paper We1.5.5.
上述のように、これまでの偏波多重差動位相変復調伝送システムでは、受信装置において偏波制御器が用いられる。偏波制御器では、受信光の偏波状態をモニターし、それに基づいて波長板などにより受信光の偏波状態を制御する。この際、ファイバ伝送による偏波状態変化は時間的に変動し、その変動範囲には際限がない。このような偏波変動を追尾して随時制御するのは容易ではなく、偏波多重差動位相変復調伝送システムを実装する際の課題となっている。
そこで本発明は、偏波多重された差動位相変調信号光を、偏波制御することなく偏波分離する受信装置を提供することを目的とする。
本発明の受信装置は、
2つの偏波多重された差動位相変調信号を伝送する偏波多重差動位相変調光伝送システムにおける受信装置であって、
受信した信号光を2つの直交する直線偏波成分EX及びEYに分離する偏波分離手段と、
信号光成分EXと、1ビットスロット分の遅延時間τを与えた信号光成分EXとを合波及び差動合成し、また、信号光成分EXと、遅延時間τ及び伝搬位相差π/2を与えた信号光成分EXとを合波及び差動合成することで、時間tの関数として複素数S XX =EX(t)EX(t-τ)*を生成する第1の差動位相復調手段と、
信号光成分EYと、遅延時間τを与えた信号光成分EYとを合波及び差動合成し、また、信号光成分EYと、遅延時間τ及び伝搬位相差π/2を与えた信号光成分EYとを合波及び差動合成することで、複素数S YY =EY(t)EY(t-τ)*を生成する第2の差動位相復調手段と、
信号光成分EXと、偏波方向を90度回転させ、遅延時間τを与えた信号光成分EYとを合波及び差動合成し、また、信号光成分EXと、偏波方向を90度回転させ、遅延時間τ及び伝搬位相差π/2を与えた信号光成分EYとを合波及び差動合成することで、複素数S XY =EX(t)EY(t-τ)*を生成する第1の信号処理手段と、
遅延時間τを与えた信号光成分EXと、偏波方向を90度回転させた信号光成分EYとを合波及び差動合成し、また、遅延時間τ及び伝搬位相差π/2を与えた信号光成分EXと、偏波方向を90度回転させた信号光成分EYとを合波及び差動合成することで、複素数S YX =EY(t)EX(t-τ)*を生成する第2の信号処理手段と、
前記複素数S XX =EX(t)EX(t-τ)*、前記複素数S YY =EY(t)EY(t-τ)*、前記複素数S XY =EX(t)EY(t-τ)*及び前記複素数S YX =EY(t)EX(t-τ)*から、光強度を変えないという前提で、偏波状態変化を表すパラメータ
Figure 0005542546
を用いて、以下の式
Figure 0005542546
に従って、伝送前の差動位相変調信号E x (t)E x (t-τ) * 及びE y (t)E y (t-τ) * を算出する第3の信号処理手段と、
を有することを特徴とする。
本発明によれば、受信装置において、偏波多重された差動位相変調信号光を、偏波制御することなく偏波分離された信号を得ることが可能になる。
従来の偏波多重差動位相変調光伝送システムを示す図 本発明の実施例で用いる差動位相復調器の構成図 本発明の実施例に係る受信装置の構成図
以下、本発明の実施例について詳細に説明する。
本発明の実施例では、2つの独立な差動位相変調信号を直交する偏波状態で偏波多重して送受信する偏波多重差動位相変調光伝送システムにおいて、偏波多重された差動位相変調信号を受信する受信装置について説明する。
本実施例では、デジタル信号処理を用いて受信信号光の隣接スロットの光電場の乗算値を得る差動位相復調器を基本構成要素としている。この差動位相復調器の基本構成回路について説明する。
図2は、本発明の実施例で用いる差動位相復調器の構成図である。差動位相復調器は、入力信号光を2分岐する光分岐器(100)と、遅延干渉計1(101)と、遅延干渉計2(106)と、遅延干渉計1(101)の出力端子に接続された光検出器11及び12(111及び112)と、光検出器11及び12(111及び112)からの出力を差動合成する差動合成器(113)と、差動合成器(113)からの出力をデジタル信号に変換するADコンバータ(114)と、遅延干渉計2(106)の出力端子に接続された光検出器21及び22(121及び122)と、光検出器21及び22(121及び122)からの出力を差動合成する差動合成器(123)と、差動合成器(123)からの出力をデジタル信号に変換するADコンバータ(124)と、ADコンバータ(114及び124)からの出力が入力される信号処理回路(130)とを有する。
遅延干渉計1(101)は、光分岐器(100)により分岐された一方の信号光を2つの経路に2分岐する光分岐器(102)と、光分岐器(102)により分岐された2つの経路の間に入力信号の1ビットスロット時間に等しい時間差(すなわち、1ビットに対応する遅延時間)を与える時間遅延手段(103)と、光分岐器(102)により分岐された2つの経路の間の伝搬位相差を0とする位相設定手段(104)と、2×2の入出力端子のうち各入出力端子に2つの経路のそれぞれが接続された光合波器(光カップラ)(105)とを有する。
遅延干渉計2(106)は、光分岐器(100)により分岐された他方の信号光を2つの経路に2分岐する光分岐器(107)と、光分岐器(107)により分岐された2つの経路の間に入力信号の1ビットスロット時間に等しい時間差を与える時間遅延手段(108)と、光分岐器(107)により分岐された2つの経路の間の伝搬位相差をπ/2とする位相設定手段(109)と、2×2の入出力端子のうち各入力端子に2つの経路のそれぞれが接続された光合波器(光カップラ)(110)とを有する。
なお、図2では時間遅延手段(103及び108)の後に位相設定手段(104及び109)が存在するが、これらの順序は逆になってもよい。
まず、入力光は光分岐器(100)により2分岐され、それぞれが遅延干渉計1及び2(101及び106)と呼ばれる光回路に入力される。遅延干渉計1(101)では、信号光は光分岐器(102)により2分岐され、時間遅延手段(103)により一方の経路の信号光に1ビットスロット分の時間遅延τを与えた後、2入力2出力の光合波器(105)により再び合波される。遅延干渉計1(101)では、2つの経路の伝播位相差は、位相設定手段(104)により0であるように設定されている。遅延干渉計2(106)でも同様に、信号光は光分岐器(107)により2分岐され、時間遅延手段(108)により一方の経路の信号光に1ビットスロット分の時間遅延τを与えた後、2入力2出力の光合波器(110)により再び合波される。遅延干渉計2(106)では、2つの経路の伝播位相差は、位相設定手段(109)によりπ/2であるように設定されている。
光合波器(105)の出力端子にはそれぞれ光検出器(111及び112)が備えられ、出力光の光強度が電気信号に変換される。各干渉計出力段の2つの光検出器(111及び112)からの出力信号は差動合成器(113)により差動合成され、ADコンバータ(114)により、デジタル数値に変換される。光合波器(110)の出力端子にも同様に、それぞれ光検出器(121及び122)が備えられ、出力光の光強度が電気信号に変換される。各干渉計出力段の2つの光検出器(121及び122)からの出力信号は差動合成器(123)により差動合成され、ADコンバータ(124)により、デジタル数値に変換される。そして、2つの差動合成信号は信号処理回路(130)に入力される。
以下、信号処理回路(130)からの出力信号について、式を用いて説明する。
まず、時間tの関数として、干渉計への入力光電場をE(t)で表す。光検出器11(111)、光検出器12(112)、光検出器21(121)、光検出器22(122)へ出力される光電場は、それぞれ次のように表される。
Figure 0005542546
τは干渉計で一方の経路に与えられる遅延時間である。これらより、各光検出器からは次式で表される電気信号が出力される。
Figure 0005542546
kは光強度から電気信号への変換係数、θは光電場Eの位相である。
各光検出器からの出力電気信号は差動合成される。上式より、差動合成器(113及び123)の差動合成出力は、それぞれ次のように表される。
Figure 0005542546
S1は遅延干渉計1の出力から得られる差動合成器(113)の差動合成出力信号、S2は遅延干渉計2の出力から得られる差動合成器(123)の差動合成出力信号である。
差動合成出力信号はADコンバータ(114及び124)によりデジタル数値に変換された後、デジタル信号処理回路(130)に入力される。信号処理回路(130)では、ADコンバータ(114)からの出力値S1を実数部とし、ADコンバータ(124)からの出力値S2を虚数部とすることで、{S1、S2}から次の複素数Sを生成する。
Figure 0005542546
この複素数の位相はθ(t)-θ(t-τ)となっている。これは、受信光の隣接時間スロットの位相差である。したがって、Sの位相を識別することにより、差動位相変調信号が復調できる。本実施例は、上記の構成及び動作原理により、E(t)E(t-τ)*という複素数を生成する回路を基本構成要素とする。
次に、本発明の実施例に係る偏波多重差動位相変調光伝送システムについて説明する。本実施例の偏波多重差動位相変調光伝送システムの全体システム構成は図1のシステムと同様である。すなわち、送信装置では、2つの独立した差動位相変調信号光発生器からの出力信号光が互いに直交する偏波状態で多重され、ファイバ伝送路へと送出される(本実施例では、この直交する偏波状態の信号光電場を{Ex, Ey}と表す)。受信装置では、伝送されてきた信号光を2つの直交偏波成分に分離し、元の2つの信号光を復調する。但し、本実施例では、受信装置において2つの偏波成分の信号光を分離する構成及び動作原理が従来システムとは大きく異なる。
図3は、本発明の実施例における受信装置の基本構成図である。受信装置は、伝送されてきた信号光を2つの直交する直線偏波成分{EX, EY}に分離する偏波分離手段(偏波ビームスプリッタPBS)(200)と、偏波分離手段(200)により偏波分離された一方の信号光成分EXを2つの経路に分岐する光分岐器(201)と、偏波分離手段(200)により偏波分離された他方の信号光成分EYを2つの経路に分岐する光分岐器(202)と、光分岐器(202)により分岐された信号光成分EYの偏波状態を90度回転させる偏波状態設定手段(λ/2板)(203)と、光分岐器(201)の出力を2つの経路に分岐する光分岐器(204)と、偏波状態設定手段(203)の出力を2つの経路に分岐する光分岐器(205)と、光分岐器(204)により分岐された2つの経路の間に入力信号の1ビットスロット時間に等しい時間差を与える時間遅延手段(206)と、光分岐器(205)により分岐された2つの経路の間に入力信号の1ビットスロット時間に等しい時間差を与える時間遅延手段(207)と、光分岐器(204)の出力を2つの経路に分岐する光分岐器(208)と、時間遅延手段(206)の出力を2つの経路に分岐する光分岐器(209)と、時間遅延手段(207)の出力を2つの経路に分岐する光分岐器(210)と、光分岐器(205)の出力を2つの経路に分岐する光分岐器(211)と、光合波器CPL1(310)への2つの入力光の伝搬位相差が0であるように設定する位相設定手段(212)と、光合波器CPL2(320)への2つの入力光の伝搬位相差がπ/2であるように設定する位相設定手段(213)と、光合波器CPL3(330)への2つの入力光の伝搬位相差が0であるように設定する位相設定手段(214)と、光合波器CPL4(340)への2つの入力光の伝搬位相差がπ/2であるように設定する位相設定手段(215)とを有する。
更に、受信装置は、2×2の入出力端子のうち各入力端子に光分岐器(208)の出力と位相設定手段(212)の出力とがそれぞれ入力される光合波器CPL1(光カップラ)(310)と、2×2の入出力端子のうち各入力端子に光分岐器(208)の出力と位相設定手段(213)の出力とがそれぞれ入力される光合波器CPL2(光カップラ)(320)と、2×2の入出力端子のうち各入力端子に位相設定手段(214)の出力と光分岐器(211)の出力とがそれぞれ入力される光合波器CPL3(光カップラ)(330)と、2×2の入出力端子のうち各入力端子に位相設定手段(215)の出力と光分岐器(211)の出力とがそれぞれ入力される光合波器CPL4(光カップラ)(340)と、光合波器CPL1(310)の2つの出力端子にそれぞれ接続された光検出器c11及びc12(311及び312)と、光合波器CPL2(320)の2つの出力端子にそれぞれ接続された光検出器c21及びc22(321及び322)と、光合波器CPL3(330)の2つの出力端子にそれぞれ接続された光検出器c31及びc32(331及び332)と、光合波器CPL4(340)の2つの出力端子にそれぞれ接続された光検出器c41及びc42(341及び342)と、光検出器c11及びc12(311及び312)からの信号光を差動合成する差動合成器(313)と、光検出器c21及びc22(321及び322)からの信号光を差動合成する差動合成器(323)と、光検出器c31及びc32(331及び332)からの信号光を差動合成する差動合成器(333)と、光検出器c41及びc42(341及び342)からの信号光を差動合成する差動合成器(343)と、差動合成器(313、323、333及び343)からの出力をそれぞれデジタル信号に変換するADコンバータ(314、324、334及び344)と、ADコンバータ(314及び324)からの出力が入力される信号処理回路(350)と、ADコンバータ(334及び344)からの出力が入力される信号処理回路(360)とを有する。
更に、受信装置は、光分岐器(201)により分岐された信号光成分EXからEX(t)EX (t-τ)*である複素数を生成する差動位相復調器1(410)と、光分岐器(202)により分岐された信号光成分EYからEY(t)EY (t-τ)*である複素数を生成する差動位相復調器2(420)と、信号処理回路(350及び360)と差動位相復調器1及び2(410及び420)からの複素数が入力される信号処理回路(430)とを有する。
なお、図3の光分岐器(201、202、204、205、208、209、210及び211)、偏波状態設定手段(203)、時間遅延手段(206及び207)及び位相設定手段(212、213、214及び215)の順序は異なる順序で構成されてもよい。例えば、光分岐器(209)の前に時間遅延手段(206)が存在する代わりに、光分岐器(209)の後に2つの時間遅延手段が存在してもよい。異なる順序で構成された場合でも、光合波器CPL1(310)には、信号光成分EXと、偏波方向を90度回転させ、遅延時間τを与えた信号光成分EYとが入力され、光合波器CPL2(320)には、信号光成分EXと、偏波方向を90度回転させ、遅延時間τ及び伝搬位相差π/2を与えた信号光成分EYとが入力される。また、光合波器CPL3(330)には、遅延時間τを与えた信号光成分EXと、偏波方向を90度回転させた信号光成分EYとが入力され、光合波器CPL4(340)には、遅延時間τ及び伝搬位相差π/2を与えた信号光成分EXと、偏波方向を90度回転させた信号光成分EYとが入力される。
まず、入力光は、偏波ビームスプリッタPBS(200)により、直交する2つの直線偏波成分{EX, EY}に分離される。なお、ファイバ伝送中の偏波状態変化のため、一般には{EX, EY}は送信偏波成分{Ex, Ey}が混合された状態となっている。偏波分離された信号光は、分岐を重ねた後、差動位相復調器1及び2(410及び420)または2入力2出力の光合波器CPL1〜CPL4(310、320、330及び340)に入力される。
差動位相復調器1及び2(410及び420)は、それぞれ図2に示す構成の回路であるとする。差動位相復調器1(410)には、分岐された光電場EXが入力される。前述の動作原理により、差動位相復調器1(410)からは、EX(t)EX(t-τ)*という複素数が出力される。同様にして、差動位相復調器2(420)には光電場EYが入力され、これよりEY(t)EY(t-τ)*という複素数が出力される。
光合波器CPL1(310)には、EXと、λ/2板(203)により偏波状態が90度回転され、かつ1ビットスロット時間τだけ時間遅延が与えられたEYが入力される。この光合波器CPL1(310)からの2つの出力光は、それぞれ
Figure 0005542546
と表される。但し、表記の簡略化のため、光分岐による損失係数は省略した。光合波器CPL1(310)からの出力光の光強度は、それぞれ光検出器c11及びc12(311及び312)により電気信号に変換される。式(5)より、光検出器c11及びc12(311及び312)から出力される電気信号は次のように表される。
Figure 0005542546
なお、EYの経路上に備えられた偏波状態を90度回転させるλ/2板(203)は、合波された光を上記のように干渉させるためのものである。すなわち、λ/2板(203)は、光合波器CPL1(310)への2つの入力光の偏波状態を同一に設定する。
光検出器c11及びc12(311及び312)からの出力信号は、差動合成器(313)により差動合成される。式(6)より、光検出器c11及びc12(311及び312)の差動合成出力は、
Figure 0005542546
と表される。
光合波器CPL2(320)には、EXと、λ/2板(203)により偏波状態が90度回転され、かつ1ビットスロット時間τだけ時間遅延が与えられ、かつ位相がπ/2シフトしたEYが入力される。この光合波器CPL2(320)からの2つの出力光は、それぞれ
Figure 0005542546
であり、その光強度から光検出器c21及びc22(321及び322)により変換された電気信号は
Figure 0005542546
であり、そしてその差動合成器(323)による差動合成出力は
Figure 0005542546
と表される。
光合波器CPL1(310)からの差動合成信号(式(7))と光合波器CPL2(320)からの差動合成信号(式(10))は、それぞれADコンバータ(314及び324)によりデジタル数値に変換された後、信号処理回路(350)に入力される。信号処理回路(350)は、{Sc1、Sc2}より次の複素数を生成する。
Figure 0005542546
光合波器CPL3(330)には、1ビットスロット時間τだけ時間遅延が与えられたEXと、λ/2板(203)により偏波状態が90度回転されたEYが入力される。この光合波器CPL3(330)からの2つの出力光は
Figure 0005542546
であり、その光強度から光検出器c31及びc32(331及び332)により変換された電気信号は
Figure 0005542546
であり、そしてその差動合成器(333)による差動合成出力は
Figure 0005542546
と表される。
光合波器CPL4(340)には、1ビットスロット時間τだけ時間遅延が与えられ、かつ位相がπ/2シフトしたEXと、λ/2板(203)により偏波状態が90度回転されたEYが入力される。この光合波器CPL4(340)からの2つの出力光は
Figure 0005542546
であり、その光強度から光検出器c41及びc42(341及び342)により変換された電気信号は
Figure 0005542546
であり、そしてその差動合成器(343)による差動合成出力は
Figure 0005542546
と表される。
光合波器CPL3(330)からの差動合成信号と光合波器CPL4(340)からの差動合成信号は、それぞれADコンバータ(334及び344)によりデジタル数値に変換された後、信号処理回路(360)に入力される。信号処理回路(360)は、{Sc3、Sc4}より次の複素数を生成する。
Figure 0005542546
以上をまとめると、差動合成信号を信号処理することにより、差動位相復調器1(410)より次の複素数SXXが得られ、差動位相復調器2(420)より次の複素数SYYが得られ、信号処理回路(350)より次の複素数SXYが得られ、信号処理回路(360)より次の複素数SYXが得られる。
Figure 0005542546
但し、この後の説明を見やすくするために、各複素数を改めて{SXX, SYY, SXY, SYX}と表記した。また、係数kは各項に共通なので、簡略化のため省略した。
式(19)で表される各信号は、さらに信号処理回路(430)に入力される。この信号処理回路(430)では、送信されてきた直交偏波信号成分を分離する処理が行われる。以下、この信号処理方法についてさらに説明していく。
まずそのための準備として、ファイバ伝送による偏波状態変化について述べる。一般に、ファイバ伝送による偏波状態変化は次のように表わされる。
Figure 0005542546
{Ex, Ey}はファイバ入力時の直交する直線偏波成分、{EX, EY}はファイバ出力時の直交する直線偏波成分、{a, b, c, d}はファイバの状態に依存する複素数である。但し、ここでは偏波状態が関心事であるため、上記伝達行列では光強度は変えないものとする。このような条件下では、{a, b, c, d}間には、|a|2+|c|2=1、|b|2+|d|2=1、ab*+cd*=0という関係が成り立つ。さらにこの関係式より、上記伝達行列は、
Figure 0005542546
と表すことができる。
式(20)の関係式を、前述の構成・手順で得られた4つの複素数(式(19))に代入すると、次式が得られる。
Figure 0005542546
上式において、{SXX, SYY, SXY, SYX}は受信光から得られる信号、{Ex(t)Ex(t-τ)*、Ex(t)Ey(t-τ)*、Ey(t)Ex(t-τ)*、Ey(t)Ey(t-τ)*}は送信光電場で決まる複素数である。このうち、Ex(t)Ex(t-τ)*の位相は送信光のx成分の差動位相変調信号、Ey(t)Ey(t-τ)*の位相は送信光のy成分の差動位相変調信号となっている。そこで、上記4つの連立方程式より{Ex(t)Ex(t-τ)*、Ey(t)Ey(t-τ)*}を解き出す。すると、次式が得られる。
Figure 0005542546
さらに、式(21)で表される関係式を用いると、
Figure 0005542546
上式は、受信光から得られた{SXX, SYY, SXY, SYX}を用いて偏波多重された元の信号成分{Ex(t)Ex(t-τ)*、Ey(t)Ey(t-τ)*}を抽出できることを示している。そこで、信号処理回路(430)では、式(24)の計算を行い、Ex(t)Ex(t-τ)*及びEy(t)Ey(t-τ)*を得る。但し、計算にあたっては、ファイバ伝送による偏波状態変化を表わすパラメータ
Figure 0005542546
が必要であり、これらは一般には未知である。これに対処するためには、パラメータ
Figure 0005542546
を変えながらテストビットのビット誤り率を測定し、ビット誤り率が最小となるパラメータ
Figure 0005542546
を見つければよい。こうすることにより、偏波分離された差動位相変調信号を得ることができる。
<実施例の効果>
以上説明したように、本発明の実施例によれば、2つの偏波多重された差動位相変調信号を伝送する偏波多重差動位相変調光伝送システムの受信装置において、偏波制御を行うことなく、偏波分離された信号を得ることができる。
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明は、上記の実施例に限定されることなく、特許請求の範囲内において、種々の変更・応用が可能である。
100 光分岐器
101、106 遅延干渉計
111、112、121、122 光検出器
113、123 差動合成器
114、124 ADコンバータ
130 信号処理回路
200 偏波分離手段
201、202、204、205、208、209、210、211 光分岐器
203 偏波状態設定手段
206、207 時間遅延手段
212、213、214、215 位相設定手段
310、320、330、340 光合波器
311、312、321、322、331、332、341、342 光検出器
313、323、333、343 差動合成器
314、324、334、344 ADコンバータ
350、360 信号処理回路
410、420 差動位相復調器
430 信号処理回路

Claims (4)

  1. 2つの偏波多重された差動位相変調信号を伝送する偏波多重差動位相変調光伝送システムにおける受信装置であって、
    受信した信号光を2つの直交する直線偏波成分EX及びEYに分離する偏波分離手段と、
    信号光成分EXと、1ビットスロット分の遅延時間τを与えた信号光成分EXとを合波及び差動合成し、また、信号光成分EXと、遅延時間τ及び伝搬位相差π/2を与えた信号光成分EXとを合波及び差動合成することで、時間tの関数として複素数S XX =EX(t)EX(t-τ)*を生成する第1の差動位相復調手段と、
    信号光成分EYと、遅延時間τを与えた信号光成分EYとを合波及び差動合成し、また、信号光成分EYと、遅延時間τ及び伝搬位相差π/2を与えた信号光成分EYとを合波及び差動合成することで、複素数S YY =EY(t)EY(t-τ)*を生成する第2の差動位相復調手段と、
    信号光成分EXと、偏波方向を90度回転させ、遅延時間τを与えた信号光成分EYとを合波及び差動合成し、また、信号光成分EXと、偏波方向を90度回転させ、遅延時間τ及び伝搬位相差π/2を与えた信号光成分EYとを合波及び差動合成することで、複素数S XY =EX(t)EY(t-τ)*を生成する第1の信号処理手段と、
    遅延時間τを与えた信号光成分EXと、偏波方向を90度回転させた信号光成分EYとを合波及び差動合成し、また、遅延時間τ及び伝搬位相差π/2を与えた信号光成分EXと、偏波方向を90度回転させた信号光成分EYとを合波及び差動合成することで、複素数S YX =EY(t)EX(t-τ)*を生成する第2の信号処理手段と、
    前記複素数S XX =EX(t)EX(t-τ)*、前記複素数S YY =EY(t)EY(t-τ)*、前記複素数S XY =EX(t)EY(t-τ)*及び前記複素数S YX =EY(t)EX(t-τ)*から、光強度を変えないという前提で、偏波状態変化を表すパラメータ
    Figure 0005542546
    を用いて、以下の式
    Figure 0005542546
    に従って、伝送前の差動位相変調信号E x (t)E x (t-τ) * 及びE y (t)E y (t-τ) * を算出する第3の信号処理手段と、
    を有する受信装置。
  2. 前記第3の信号処理手段は、前記偏波状態変化を表すパラメータ
    Figure 0005542546
    を変化させながらビット誤り率を測定し、当該ビット誤り率が最小となるパラメータを見つけることにより、前記伝送前の差動位相変調信号を算出する、請求項1に記載の受信装置。
  3. 前記第1の信号処理手段は、
    2×2の入出力端子を有し、信号光成分EXと、偏波方向を90度回転させ、遅延時間τを与えた信号光成分EYとを合波する第1の光合波手段と、
    2×2の入出力端子を有し、信号光成分EXと、偏波方向を90度回転させ、遅延時間τ及び伝搬位相差π/2を与えた信号光成分EYとを合波する第2の光合波手段と、
    前記第1の光合波手段の2つの出力端子にそれぞれ接続された第1及び第2の光検出手段と、
    前記第2の光合波手段の2つの出力端子にそれぞれ接続された第3及び第4の光検出手段と、
    前記第1及び第2の光検出手段からの出力を差動合成する第1の差動合成手段と、
    前記第3及び第4の光検出手段からの出力を差動合成する第2の差動合成手段と、
    前記第1及び第2の差動合成手段からの出力をそれぞれデジタル信号に変換する第1及び第2の信号変換手段と、
    前記第1及び第2の信号変換手段の出力から複素数S XY =EX(t)EY(t-τ)*を生成する信号処理手段と、
    を有し、
    前記第2の信号処理手段は、
    2×2の入出力端子を有し、遅延時間τを与えた信号光成分EXと、偏波方向を90度回転させた信号光成分EYとを合波する第3の光合波手段と、
    2×2の入出力端子を有し、遅延時間τ及び伝搬位相差π/2を与えた信号光成分EXと、偏波方向を90度回転させた信号光成分EYとを合波する第4の光合波手段と、
    前記第3の光合波手段の2つの出力端子にそれぞれ接続された第5及び第6の光検出手段と、
    前記第4の光合波手段の2つの出力端子にそれぞれ接続された第7及び第8の光検出手段と、
    前記第5及び第6の光検出手段からの出力を差動合成する第3の差動合成手段と、
    前記第7及び第8の光検出手段からの出力を差動合成する第4の差動合成手段と、
    前記第3及び第4の差動合成手段からの出力をそれぞれデジタル信号に変換する第3及び第4の信号変換手段と、
    前記第3及び第4の信号変換手段の出力から複素数S YX =EY(t)EX(t-τ)*を生成する信号処理手段と、
    を有する、請求項1又は2に記載の受信装置。
  4. 前記第1の差動位相復調手段は、
    2×2の入出力端子を有し、信号光成分EXと、遅延時間τを与えた信号光成分EXとを合波する第5の光合波手段と、
    2×2の入出力端子を有し、信号光成分EXと、遅延時間τ及び伝搬位相差π/2を与えた信号光成分EXとを合波する第6の光合波手段と、
    前記第5の光合波手段の出力端子にそれぞれ接続された第9及び第10の光検出手段と、
    前記第6の光合波手段の出力端子にそれぞれ接続された第11及び第12の光検出手段と、
    前記第9及び第10の光検出手段からの出力を差動合成する第5の差動合成手段と、
    前記第11及び第12の光検出手段からの出力を差動合成する第6の差動合成手段と、
    前記第5及び第6の差動合成手段からの出力をそれぞれデジタル信号に変換する第5及び第6の信号変換手段と、
    前記第5の信号変換手段からの出力を実数部とし、前記第6の信号変換手段からの出力を虚数部とすることで、複素数S XX =EX(t)EX(t-τ)*を生成する信号処理手段と、
    を有し、
    前記第2の差動位相復調手段は、
    2×2の入出力端子を有し、信号光成分EYと、遅延時間τを与えた信号光成分EYとを合波する第7の光合波手段と、
    2×2の入出力端子を有し、信号光成分EYと、遅延時間τ及び伝搬位相差π/2を与えた信号光成分EYとを合波する第8の光合波手段と、
    前記第7の光合波手段の出力端子にそれぞれ接続された第13及び第14の光検出手段と、
    前記第8の光合波手段の出力端子にそれぞれ接続された第15及び第16の光検出手段と、
    前記第13及び第14の光検出手段からの出力を差動合成する第7の差動合成手段と、
    前記第15及び第16の光検出手段からの出力を差動合成する第8の差動合成手段と、
    前記第7及び第8の差動合成手段からの出力をそれぞれデジタル信号に変換する第7及び第8の信号変換手段と、
    前記第7の信号変換手段からの出力を実数部とし、前記第8の信号変換手段からの出力を虚数部とすることで、複素数S YY =EY(t)EY(t-τ)*を生成する信号処理手段と、
    を有する、請求項1乃至3のうちいずれか1項に記載の受信装置。
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