JP5540596B2 - Abrasive belt for ball polishing and lifting equipment - Google Patents
Abrasive belt for ball polishing and lifting equipment Download PDFInfo
- Publication number
- JP5540596B2 JP5540596B2 JP2009180323A JP2009180323A JP5540596B2 JP 5540596 B2 JP5540596 B2 JP 5540596B2 JP 2009180323 A JP2009180323 A JP 2009180323A JP 2009180323 A JP2009180323 A JP 2009180323A JP 5540596 B2 JP5540596 B2 JP 5540596B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polishing belt
- fastener
- belt
- polishing
- hook
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Pinball Game Machines (AREA)
Description
本発明は、玉磨き揚送装置の揚送筒に対向して設けられるガイドレールカバーの前面に配置されると共に、前記揚送筒を周回する搬送ベルトと対面して配置されて当該搬送ベルトとの間でパチンコ玉を磨きながら挟持揚送する玉磨き揚送装置の研磨ベルトに関するものである。 The present invention is disposed on the front surface of a guide rail cover provided to face the lifting cylinder of the ball polishing lifting device, and is disposed to face the conveying belt that circulates the lifting cylinder. The present invention relates to a polishing belt for a ball polishing and lifting device that holds and lifts pachinko balls between them.
従来、搬送ベルトと研磨ベルトとを対面させてパチンコ玉を研磨揚送する玉磨き揚送装置において、研磨ベルトは玉磨き揚送装置の背面のガイドレールカバーに装着されるものであるため、使用により研磨ベルトに汚れが付着してその交換が必要になった場合には、その都度、ガイドレールカバーを開閉して交換作業を行うものであった。しかしながら、この構成では、研磨ベルトを交換する場合、パチンコ島台の狭い空間でガイドレールカバーを開放し、その状態で使用済の研磨ベルトを玉磨き揚送装置から取り外した後、未使用の研磨ベルトを玉磨き揚送装置に取り付けるという交換作業を行う必要があり、研磨ベルトを交換する際の作業性が悪かった。そこで、本願の出願人は、特開平10−328401号公報(特許文献1)において、ガイドレールカバーを開閉することなく、交換作業を行うことができる研磨ベルトを提案した。
具体的には、図7(A)に示すように、研磨ベルト100の終端部の一側面及び始端部の他側面に、それぞれファスナー部101a,101bを一体的に取り付けると共に、当該研磨ベルト100のファスナー部101a,101bと係合するファスナー部111a,111bを上端側の一側面及び下端側の他側面に有する面ファスナー110を設ける。そして、図7(B)に示すように、使用済の研磨ベルト100(以下、これを研磨ベルト100Aともいう)の終端部に設けられたファスナー部101aと面ファスナー110上端のファスナー部111aとを係合すると共に、未使用の研磨ベルト100(以下、これを研磨ベルト100Bともいう)の始端部に設けられたファスナー部101bと面ファスナー110下端のファスナー部111bとを係合することで、使用済の研磨ベルト100Aと未使用の研磨ベルト100Bとを面ファスナー110を介して連結する。その後は、新旧の研磨ベルト100A,100Bを連結した面ファスナー110を玉磨き揚送装置を構成する巻取機構部の位置まで巻き取り、この状態から面ファスナー110を取り外して各研磨ベルト100A,100Bの連結を解除し、新たに未使用の研磨ベルト100Bを巻取機構部に取り付けることで、ガイドレールカバーを開閉することなく研磨ベルト100の交換作業が行えるようになっていた。
また、特許文献1には、上記した図7に示す面ファスナー110以外にも、図8(A),(B)に示すように、研磨ベルト120(120A,120B)の終端及び始端をそれぞれループ状に縫合することで袋縫部121を設け、これらの袋縫部121に対して横長C字状の連結係止具122を挿通して取り付けることで、連結係止具122を介して新旧の研磨ベルト120A,120Bを連結するようにした構成が開示されている。
また、2枚の布部材をファスナー部を用いて連結する構成としては、特開平7−213818号公報(特許文献2)に開示されている固液分離装置の濾布がある。特許文献2の構成では、布部材の一端側の一側面にファスナー部を設ける一方、このファスナー部との係合及び係合解除が可能なファスナー部を布部材の他端側の他側面に設け、各ファスナー部の係合によって2枚の布部材(濾布)を連結する。そして、このような2枚の布部材の連結部分(ファスナー部同士の係合部分)を一方の布部材に取り付けた布片で外側から覆うことで、連結部分を外部から保護するようになっている。
Conventionally, in a ball polishing and lifting device that grinds and lifts pachinko balls with the conveyor belt and polishing belt facing each other, the polishing belt is attached to the guide rail cover on the back of the ball polishing and lifting device. When the dirt adheres to the polishing belt and it is necessary to replace it, the guide rail cover is opened and closed each time. However, in this configuration, when exchanging the polishing belt, the guide rail cover is opened in the narrow space of the pachinko island stand, and the used polishing belt is removed from the ball polishing and lifting device in that state, and then the unused polishing belt is used. It was necessary to perform an exchanging operation of attaching the belt to the ball polishing and lifting device, and the workability when exchanging the polishing belt was poor. Therefore, the applicant of the present application has proposed a polishing belt that can be replaced without opening and closing the guide rail cover in Japanese Patent Laid-Open No. 10-328401 (Patent Document 1).
Specifically, as shown in FIG. 7A, the fastener portions 101a and 101b are integrally attached to one side surface of the terminal end portion and the other side surface of the starting end portion of the
Further, in
Moreover, as a structure which connects two cloth members using a fastener part, there exists a filter cloth of the solid-liquid separator disclosed by Unexamined-Japanese-Patent No. 7-213818 (patent document 2). In the configuration of
ところで、上記特許文献1の構成によれば、面ファスナー110を介して新旧の研磨ベルト100A,100Bを連結した場合、その連結部分の厚みは、最も厚み寸法が大きくなる箇所、言い換えれば各種構成部材が最も重畳する箇所で、研磨ベルト100自体の厚み寸法に研磨ベルト100側のファスナー部101a(101b)の厚み寸法を加え、これに面ファスナー110自体の厚み寸法と面ファスナー110側のファスナー部111a(111b)の厚み寸法とを加算した値(実際には、ファスナー部同士が係合する分、この値よりも若干小さな値となる)となり、連結部分の厚みが大幅に増えることになる。また、特許文献1の連結係止具122を介して新旧の研磨ベルト120A,120Bを連結する構成において、連結部分の厚みは、研磨ベルト120の袋縫部121の厚み寸法、即ち研磨ベルト120の2枚分の厚み寸法に連結係止具122の厚み寸法を加算した値となり、連結部分の厚みが大幅に増えることになる。また、特許文献2の構成における連結部分の厚みは、布部材にファスナー部を加えた厚み寸法の2倍の値に、さらに布片の厚み寸法を加算した値(実際には、ファスナー部同士が係合する分、この値よりも若干小さな値となる)となり、連結部分の厚みが大幅に増えることになる。
このため、上記した特許文献1の構成(面ファスナーと連結係止具の両方の構成)又は特許文献2の構成を用いて新旧の研磨ベルトを連結した場合、研磨ベルトを巻き取る際、連結部分がガイドレールカバーと揚送筒との狭い隙間をスムーズに通過できなくなってしまい、結果として、研磨ベルトをスムーズに巻き取ることができないという不具合が生じる。
本発明は上記した事情に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、新旧の研磨ベルトを連結して研磨ベルトの交換を行う構成において、研磨ベルトをスムーズに巻き取ることができる玉磨き揚送装置の研磨ベルトを提供することにある。
By the way, according to the configuration of
For this reason, when the old and new polishing belts are connected using the configuration of Patent Document 1 (the configuration of both the hook-and-loop fastener and the connecting latch) described above or the configuration of
The present invention has been made in view of the above-described circumstances, and an object of the present invention is to be able to smoothly wind up the polishing belt in a configuration in which the polishing belt is replaced by connecting old and new polishing belts. It is to provide an abrasive belt for a lifting device.
上記した目的を達成するために、請求項1の発明においては、ロール状の未使用の研磨ベルトを収納する収納装置と、前記研磨ベルトの始端部分が取り付けられる巻取軸を有すると共に該巻取軸を回転させて使用済の前記研磨ベルトを巻き取る巻取機構部と、を備えた玉磨き揚送装置の揚送筒に対向して設けられるガイドレールカバーの前面に配置されると共に、前記揚送筒を周回する搬送ベルトと対面して配置されて当該搬送ベルトとの間でパチンコ玉を磨きながら挟持揚送する玉磨き揚送装置の研磨ベルトにおいて、前記研磨ベルトの始端部には、2つ折りによって内包空間を有するループ状に形成されてその外向面に始端係合面を備えた始端面ファスナーが前記始端部から延設され、前記研磨ベルトの終端部には、前記始端係合面との係合及び係合解除を可能にした終端係合面を備えた終端面ファスナーが前記終端部から延設され、前記始端面ファスナーと前記終端面ファスナーとは、それぞれ前記始端係合面と前記終端係合面との係合により、相互間でのみ重畳して連結され、前記始端面ファスナーの内包空間は、前記研磨ベルトの始端部分を前記巻取軸に取り付ける際に前記巻取軸を挿通する取付挿通部として機能することを特徴とする。
In order to achieve the above-described object, the invention of
また、請求項2の発明においては、前記研磨ベルトの終端部には、前記終端面ファスナーと前記始端面ファスナーとの連結状態で、前記終端係合面との対向面とは反対側となる前記始端面ファスナーの一方面を覆う薄布状の被覆部材が前記終端部から延設されていることを特徴とする。なお、ここでいう被覆部材が覆う始端面ファスナーの一方面は、始端面ファスナーの先端(始端)側の一部分の面だけでもよいし、面全体であってもよい。但し、この場合でも、被覆部材は、研磨ベルトのベルト本体に乗り上げるものではない。
Moreover, in invention of
また、請求項3の発明においては、前記被覆部材は、前記始端面ファスナーの一方面を覆った状態で当該一方面に設けられる前記始端係合面と係合するファスナー部を備えた面ファスナーから構成されることを特徴とする。
In the invention of
また、請求項4の発明においては、前記始端面ファスナーの前記始端部からの延設寸法は、前記終端面ファスナー及び前記被覆部材の前記終端部からの延設寸法よりも長く設定されていることを特徴とする。 Moreover, in the invention of Claim 4, the extension dimension from the said start end part of the said start end surface fastener is set longer than the extension dimension from the said termination part of the said termination surface fastener and the said covering member. It is characterized by.
請求項1の発明においては、研磨ベルトを交換する場合、使用済の研磨ベルトの終端部に延設された終端面ファスナーの終端係合面を、未使用の研磨ベルトの始端部に延設された始端面ファスナーの始端係合面に係合させることで、新旧の研磨ベルトを連結させる。そして、研磨ベルトを玉磨き揚送装置の巻取機構部の位置まで巻き取り、この状態から終端係合面と始端係合面との係合を解除して、新たに未使用の研磨ベルトを巻取機構部に取り付けることで、ガイドレールカバーを開閉することなく研磨ベルトの交換作業が行える。また、このとき、新旧の研磨ベルトの連結構成としては、研磨ベルトの終端部の終端面ファスナーと研磨ベルトの始端部の始端面ファスナーとの相互間でのみ重畳させて新旧の研磨ベルトを連結する。このため、研磨ベルトの連結部分の厚みは、始端面ファスナーと終端面ファスナーとの重畳部分のみの厚み寸法となる。従って、新旧の研磨ベルトを連結した状態においても、その連結部分の厚みを大幅に増やすことがないので、研磨ベルトを巻き取る際に連結部分がガイドレールカバーと揚送筒との隙間をスムーズに通過できなくなってしまうという不具合を生じさせることがなく、研磨ベルトをスムーズに巻き取ることができる。 In the first aspect of the present invention, when the polishing belt is replaced, the end engaging surface of the end surface fastener extended to the end portion of the used polishing belt is extended to the start end portion of the unused polishing belt. The old and new polishing belts are connected by engaging with the start end engaging surface of the start end surface fastener. Then, the polishing belt is wound up to the position of the winding mechanism portion of the ball polishing and lifting device, and the engagement between the terminal engagement surface and the starting end engagement surface is released from this state, and a new unused polishing belt is replaced. By attaching to the take-up mechanism, the polishing belt can be replaced without opening and closing the guide rail cover. At this time, the old and new polishing belts are connected in such a manner that the old and new polishing belts are overlapped only between the end surface fastener at the end portion of the polishing belt and the start surface fastener at the start end portion of the polishing belt. . For this reason, the thickness of the connecting portion of the polishing belt is the thickness dimension of only the overlapping portion of the start end surface fastener and the end surface fastener. Therefore, even when the old and new polishing belts are connected, the thickness of the connecting portion does not increase significantly, so that when connecting the polishing belt, the connecting portion smoothes the gap between the guide rail cover and the feeding cylinder. The polishing belt can be smoothly wound without causing the problem that it cannot pass.
また、請求項2の発明においては、終端面ファスナーと始端面ファスナーとの連結状態で、研磨ベルトの終端部から延設された薄布状の被覆部材によって終端係合面との対向面とは反対側となる始端面ファスナーの一方面を覆う。これにより、ガイドレールカバーを閉鎖した状態で研磨ベルトの連結部分がガイドレールカバーと揚送筒との隙間を通過する際に、研磨ベルトの巻き取り方向に対して連結部分の剥がれる方向への段差が生じないので、連結部分の連結力の低下及び剥がれを防止することができる。
Further, in the invention of
また、請求項3の発明においては、始端面ファスナーの両面に始端係合面を設けると共に、終端面ファスナーと始端面ファスナーとの連結状態で始端面ファスナーの一方面を覆う被覆部材を始端係合面と係合する面ファスナーから構成する。これにより、新旧の研磨ベルトの連結構成としては、研磨ベルトの終端部の2枚の終端面ファスナーで研磨ベルトの始端部の始端面ファスナーの両面を覆うように連結することができるので、連結部分の連結力をより強固にすることができる。 According to a third aspect of the present invention, a starting end engaging surface is provided on both sides of the starting end surface fastener, and a covering member that covers one surface of the starting end surface fastener in a connected state between the end surface fastener and the starting end surface fastener is engaged with the starting end. It consists of a hook-and-loop fastener that engages the surface. As a result, the old and new polishing belts can be connected so that the two end surface fasteners at the end portion of the polishing belt can be connected so as to cover both surfaces of the start surface fastener at the start end portion of the polishing belt. The connecting force can be further strengthened.
また、請求項4の発明においては、始端面ファスナーの始端部からの延設寸法を終端面ファスナー及び被覆部材の終端部からの延設寸法よりも長く設定することで、研磨ベルトの連結状態では、研磨ベルトの終端部から延設された終端面ファスナー及び被覆部材が研磨ベルトの始端部における始端面ファスナーの始端係合面を乗り越えて研磨ベルトのベルト本体上に乗り上げることを確実に回避できる。これにより、終端面ファスナー及び被覆部材が研磨ベルトのベルト本体上に乗り上げることで連結した研磨ベルトの厚み寸法が大幅に増えることを回避でき、結果として、研磨ベルトを連結した状態において、研磨ベルトのスムーズな巻き取りをより確実に行わせることができる。 Further, in the invention of claim 4, by setting the extension dimension from the start end portion of the start surface fastener to be longer than the extension dimension from the end surface fastener and the end portion of the covering member, Thus, it is possible to reliably avoid the end surface fastener and the covering member extending from the end portion of the polishing belt from getting over the start end engaging surface of the start end surface fastener at the start end portion of the polishing belt and riding on the belt body of the polishing belt. As a result, it is possible to avoid a significant increase in the thickness dimension of the connected polishing belt due to the end surface fastener and the covering member riding on the belt body of the polishing belt. As a result, in the state where the polishing belt is connected, Smooth winding can be performed more reliably.
なお、請求項1の発明においては、始端面ファスナーをループ状に研磨ベルトの始端部に設けることで、研磨ベルトを巻取機構部の巻取軸に取り付ける際には、取付挿通部となるループ状の内包空間に巻取軸を挿通して取り付ける。これにより、研磨ベルトの始端部に巻取機構部(巻取軸)への取付部を別途設ける必要がないので、その分、連結部分の厚みを抑えることができる。 According to the first aspect of the present invention, the loop which becomes the mounting insertion portion when the polishing belt is attached to the take-up shaft of the take-up mechanism by providing the start end surface fastener in a loop shape at the start end of the polish belt. The take-up shaft is inserted and attached to the inner space. Thereby, since it is not necessary to separately provide a mounting portion to the winding mechanism portion (winding shaft) at the start end portion of the polishing belt, the thickness of the connecting portion can be reduced accordingly.
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。まず、図1を参照して、本実施形態に係る玉磨き揚送装置1の概略構成について説明する。図1は、使用済の研磨ベルト11が装着された状態の玉磨き揚送装置1を示す斜視図である。
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. First, with reference to FIG. 1, schematic structure of the ball polishing
図1において、玉磨き揚送装置1は、正方形状に形成された支持台2の上部に角筒状の揚送筒3が垂直状に立設され、揚送筒3の長手方向の外周を、下部に支持されるモータ内蔵プーリ4と調節ナット20によって締着軸支される上部ローラ(図示しない)との間に掛け渡される革製の搬送ベルト15が周回するようになっている。また、揚送筒3の内部には、複数の回転ローラ(図示しない)が適宜間隔をおいて上下方向に並んで回転自在に軸支され、回転ローラの一部が揚送筒3の上昇側面から外に突出して、搬送ベルト15を案内支持している。また、モータ内蔵プーリ4は、詳細には図示しないが、比較的大きな直径の円筒状ローラとして構成され、電流が供給されると円筒状の外周が回転して、搬送ベルト15を周回駆動するものである。
In FIG. 1, the ball polishing and lifting
このモータ内蔵プーリ4の下方には、図示右側に揚送前のパチンコ玉が導入される導入始端樋6が固着され、図示左側に導入されたパチンコ玉を揚送筒3の下端部まで移動させる流入円弧樋5が固着されている。なお、導入始端樋6及び流入円弧樋5の内側には、図示しないが、導入されたパチンコ玉を複数列に整列させる溝が形成されている。また、上記した導入始端樋6及び流入円弧樋5の取付構造は、その一端が僅かに移動し得るように取付板6a,5aにそれぞれ止着され、その他端が前記支持台2に植立される支持ピン21にスプリング(図示しない)を介して摺動自在に軸支されている。即ち、導入始端樋6の下端及び流入円弧樋5の下端は、支持ピン21に挿通されて調節ナット21aによって抜けないように止着されているが、常に支持ピン21に介装されるスプリングによって上方に付勢されている。しかして、調節ナット21aの締着度合によって搬送ベルト15と導入始端樋6及び流入円弧樋5との間の微妙な間隔を調整することができ、その間隔を調整することにより、パチンコ玉のスムーズな移動を可能にすることができる。
Below the pulley 4 with a built-in motor, an introduction starting end rod 6 into which a pachinko ball before being lifted is introduced is fixed on the right side in the figure, and the pachinko ball introduced on the left side in the figure is moved to the lower end of the
また、モータ内蔵プーリ4の上部の揚送筒3には、テンションローラ取付金具16a,17a,18aが取り付けられており、このテンションローラ取付金具16,17a,18aには、取り付けられている搬送ベルト15に張力を付与する複数のテンションローラ16,17,18が回転自在に軸支されている。特に、中間のテンションローラ取付金具17aにはスプリング(図示しない)が介装されており、その付勢力によって搬送ベルト15に対して常に一定の張力を与えることができる。ここで、モータ内蔵プーリ4と各テンションローラ16,17,18とはほぼ上下の位置関係にあり、搬送ベルト15が装着されたときに、モータ内蔵プーリ4は搬送ベルト15の内側に位置し、下部テンションローラ18は搬送ベルト15の外側に、中間テンションローラ17は搬送ベルト15の内側に、上部テンションローラ16は搬送ベルト15の外側に、それぞれ位置するようになっている。
Further, tension roller mounting brackets 16a, 17a, and 18a are attached to the
ところで、揚送筒3の背面側には、ガイドレールカバー8が一側辺を軸支されて開閉自在に取り付けられている。このガイドレールカバー8には、その前面の全長に渡って、搬送ベルト15と対面して揚送されるパチンコ玉を研磨する研磨ベルト11が周回装着されている。そして、研磨ベルト11が装着されたガイドレールカバー8は、カバー係止金具14によって揚送筒3に対向した状態で固定支持されるようになっている。ガイドレールカバー8の上下端には、ゴム製のローラ(図示しない)が回転自在に軸支されており、ガイドレールカバー8に研磨ベルト11をスムーズに装着し得るようになっている。なお、通常、ガイドレールカバー8は、使用により汚れが付着した研磨ベルト11を交換する際に開閉されるものであるが、本実施形態にかかる玉磨き揚送装置1においては、ガイドレールカバー8を開閉することなく研磨ベルト11を交換できる構造となっている。この点については、後述する。
Incidentally, a guide rail cover 8 is pivotally supported on one side and attached to the back side of the
しかして、カバー係止金具14により揚送筒3に対向してガイドレールカバー8が取り付けられた状態において、導入始端樋6に導入されたパチンコ玉は、流入円弧樋5を経由して、搬送ベルト15と研磨ベルト11とに狭持されて研磨揚送され、揚送筒3の上方に固着されて玉を吐き出し方向に屈曲する上部屈曲樋19を経由して、排出樋7からはきれいにされたパチンコ玉が上部タンク(図示しない)に排出される。また、研磨ベルト11は、その玉磨き能力を発揮させるために、比較的織目の粗い布で構成されている。さらに、ガイドレールカバー8の内側面には、揚送されるパチンコ玉の一部が落ち込むガイドレール溝(図示しない)が複数列区画形成され、パチンコ玉を一列垂直状に揚送するようになっている。
Thus, in the state where the guide rail cover 8 is attached to the
一方、使用により汚れが付着した研磨ベルト11は、ガイドレールカバー8の背面側に設置される研磨ベルト自動巻取機構により自動的に巻き取られるようになっている。この研磨ベルト自動巻取機構は、未使用のロール状の研磨ベルト11を収納する収納装置12と、研磨ベルト11の始端部分が取り付けられる巻取軸10aを有すると共に該巻取軸10aを回転させて使用済の研磨ベルト11をロール状に巻き取る巻取機構部を構成する巻取装置10と、研磨ベルト11の下部をチャッキングしてその移動を停止する停止装置13と、研磨ベルト11の上部をモータの駆動力により引っ張る巻取機構部を構成する引張装置9と、から構成され、ガイドレールカバー8の裏面上部に引張装置9を、裏面下部に停止装置13を取り付ける一方、パチンコ島台内の玉磨き揚送装置収納部(図示しない)の内側面に巻取装置10を手前方向に引き出せるように取り付けると共に、玉揚送装置収納部(図示しない)の底面に収納装置12を設置したものである。かかる構成により、玉揚送装置収納部(図示しない)の内側面に取り付けられる取付基板上に設けられるレール上をスライドさせて、巻取装置10を手前側へ引き出すことができるので、巻取装置10が邪魔になってガイドレールカバー8が開閉しにくくなるような状態を回避することができ、玉磨き揚送装置1の内部を点検したり掃除したりする際の作業性が低下することがない。
On the other hand, the polishing
次に、前述したように、本実施形態に係る玉磨き揚送装置1においては、使用済の研磨ベルト11(以下、これを研磨ベルト11Aともいう)を未使用の研磨ベルト11(以下、これを研磨ベルト11Bともいう)に交換する際にも、ガイドレールカバー8を開閉することなく作業を行うことができるが、このための構成と作用について、図2を参照して以下に説明する。図2(A)は、使用済の研磨ベルト11Aの終端部と未使用の研磨ベルト11Bの始端部とを示す正面図である。図2(B)は、使用済の研磨ベルト11Aの終端部と未使用の研磨ベルト11Bの始端部とを示す側面図である。図2(C)は、使用済の研磨ベルト11Aの終端部と未使用の研磨ベルト11Bの始端部とが連結された状態を示す側面図である。
Next, as described above, in the ball polishing and lifting
図2(A),(B)に示すように、研磨ベルト11(同図中に示す研磨ベルト11A)の終端部には、両面にそれぞれ薄布方形状の面ファスナー30(終端面ファスナー)が取り付けられている。具体的な取り付け方としては、2枚の面ファスナー30の各ファスナー部31(終端係合面)が相互に対向する状態で、面ファスナー30の上端部分が研磨ベルト11の終端部に縫合して取り付けられる。即ち、面ファスナー30において、研磨ベルト11と重畳する部分は、研磨ベルト11に縫合される縫合部32をなし、研磨ベルト11の終端部から下方に延びる部分の内側面は、後述する面ファスナー33のファスナー部34と係合するファスナー部31を構成している。
As shown in FIGS. 2 (A) and 2 (B), at the end of the polishing belt 11 (the polishing
一方、研磨ベルト11(同図中に示す研磨ベルト11B)の始端部には、面ファスナー30とほぼ同一の横幅寸法を有する薄布方形状の面ファスナー33(始端面ファスナー)が取り付けられている。具体的な取り付け方としては、面ファスナー33のファスナー部34(始端係合面)を外方に向けた状態で、面ファスナー33の両端部分がそれぞれ研磨ベルト11始端部の両面に縫合して取り付けられている。即ち、面ファスナー33は、そのほぼ中央部分で折り返されて両端部分が研磨ベルト11に縫合されることで、内包空間35を有するループ状に研磨ベルト11の始端部に取り付けられる。また、このような取り付けによって、面ファスナー33における研磨ベルト11との重畳部分は、研磨ベルト11に縫合される縫合部36をなし、研磨ベルト11の始端部から上方に延びる部分の外側面は、面ファスナー30のファスナー部31と係合するファスナー部34を構成している。
On the other hand, a thin cloth rectangular surface fastener 33 (starting surface fastener) having a lateral width dimension substantially the same as that of the
そして、使用済の研磨ベルト11Aを未使用の研磨ベルト11Bに交換する際には、ガイドレールカバー8を閉鎖した状態で、図2(C)に示すように、使用済の研磨ベルト11Aの終端部に設けられた面ファスナー30と未使用の研磨ベルト11Bの始端部に設けられた面ファスナー33とを係合することで、使用済の研磨ベルト11Aと未使用の研磨ベルト11Bとを連結する。具体的には、研磨ベルト11Bの始端部から上方に延びる面ファスナー33のファスナー部34を、研磨ベルト11Aの終端部から下方に延びる2枚の面ファスナー30の各ファスナー部31間に挟み込むようにしてファスナー部31,34同士を係合することで、新旧の研磨ベルト11A,11Bを連結する。
When the used polishing
このとき、ループ状に設けられた面ファスナー33の内包空間35は、2枚の面ファスナー30で挟み込まれることで押し潰された状態となる。これにより、各研磨ベルト11A,11Bの連結部分の厚みは、2枚の面ファスナー30と2つ折り状態の面ファスナー33との重畳部分の厚みとなり、4枚の面ファスナーを重畳した程度の厚み寸法(実際には、面ファスナー同士が係合する分、この厚み寸法よりもさらに小さな値となる)となる。このため、新旧の研磨ベルト11A,11Bを連結した状態においても、その連結部分の厚みを大幅に増やすことがないので、研磨ベルト11A,11Bを巻き取る際に連結部分がガイドレールカバー8と揚送筒3との隙間をスムーズに通過できなくなってしまうという不具合を生じさせることがなく、研磨ベルト11A,11Bをスムーズに巻き取ることができる。また、研磨ベルト11のベルト本体以外の厚みとしては、研磨ベルト11の終端部に2枚の面ファスナー30を縫合した部分(縫合部32)での厚みと、研磨ベルト11の始端部に2つ折り状態の面ファスナー33を縫合した部分(縫合部36)での厚みと、があるが、これらの部分においても、研磨ベルト11のベルト本体に2枚の面ファスナーを重畳した程度の厚み寸法となり、研磨ベルト11A,11Bをスムーズに巻き取ることができる。
At this time, the
なお、本願明細書中の段落[0002]に挙げた特開平10−328401号公報(特許文献1)の構成によれば、前記図7に示したように、面ファスナー110を介して新旧の研磨ベルト100A,100Bを連結して、これを巻取機構部の位置まで巻き取る場合、具体的には、玉磨き揚送装置を構成するガイドレールカバーと揚送筒との隙間を下方から上方に向けて巻き取る場合、研磨ベルト100A,100Bの巻き取り方向に対して、面ファスナー110の上端及び未使用の研磨ベルト100Bの始端部上端で引っ掛かり(連結部分の剥がれる方向への段差)が生じることになり、結果として、研磨ベルト100A,100Bと面ファスナー110との連結部分(ファスナー部同士の係合部分)の連結力の低下を招来する虞がある。また、最悪の場合、ガイドレールカバー内に残ったパチンコ玉等がその引っ掛かり部分に入り込んで、研磨ベルト100A,100Bと面ファスナー110との連結部分の剥がれを生じさせることもあり得る。
In addition, according to the structure of Unexamined-Japanese-Patent No. 10-328401 (patent document 1) mentioned to paragraph [0002] of this-application specification, as shown in the said FIG. When the
これに対して、実施形態中の構成によれば、研磨ベルト11Aの終端部に延設された2枚の面ファスナー30で研磨ベルト11Bの始端部に延設された面ファスナー33の両面を覆うように連結する構成であるため、研磨ベルト11の巻き取り方向(具体的には、未使用の研磨ベルト11Bを使用済の研磨ベルト11A側へ巻き取る方向)に対して、面ファスナー30の先端部分で引っ掛かり(連結部分の剥がれる方向への段差)が生じることを回避でき、結果として、研磨ベルト11A,11Bの連結部分(ファスナー部31とファスナー部34との係合部分)におけるの連結力の低下及び剥がれを生じさせることがない。
On the other hand, according to the configuration in the embodiment, the two
その後は、面ファスナー30,33(ファスナー部31,34)同士の係合によって連結された新旧の研磨ベルト11A,11Bを、研磨ベルト自動巻取機構によって巻取装置10の位置まで巻き取り、この状態から各研磨ベルト11A,11Bの連結を解除し、新たに未使用の研磨ベルト11Bを巻取装置10に取り付けることで、ガイドレールカバー8を開閉することなく容易に研磨ベルト11の交換作業が行える。なお、このとき、未使用の研磨ベルト11Bは、その始端部が巻取装置10の巻取軸10aに取り付けられるようになっているが、本実施形態の構成によれば、研磨ベルト11Bの始端部にループ状に面ファスナー33を設けたことで、このループ状をなす面ファスナー33の内包空間35が巻取装置10の巻取軸10aを挿通する取付挿通部として機能するようになっている。
Thereafter, the old and
ところで、上記した図2に示す実施形態においては、研磨ベルト11の終端部から延びる面ファスナー30(ファスナー部31)の延設寸法と、研磨ベルト11の始端部から延びる面ファスナー33(ファスナー部34)の延設寸法と、をほぼ同一に設定しているが、この構成に限定するものではない。例えば、研磨ベルト11の始端部から延びる面ファスナー33(ファスナー部34)の延設寸法を、研磨ベルト11の終端部から延びる面ファスナー30(ファスナー部31)の延設寸法よりも長く設定してもよい。以下、この構成を変形例として図3を参照して説明する。図3(A)は、変形例における使用済の研磨ベルト11Aの終端部と未使用の研磨ベルト11Bの始端部とを示す正面図である。図3(B)は、変形例における使用済の研磨ベルト11Aの終端部と未使用の研磨ベルト11Bの始端部とを示す側面図である。図3(C)は、変形例における使用済の研磨ベルト11Aの終端部と未使用の研磨ベルト11Bの始端部とが連結された状態を示す側面図である。なお、変形例の構成は、面ファスナー30(ファスナー部31)及び面ファスナー33(ファスナー部34)の延設寸法の設定を除いて、前述した実施形態と同様の構成であるため、以下の説明では、便宜的に同様の構成部材に同一の符号を付記すると共に、その詳細な説明を省略するものである。
By the way, in the embodiment shown in FIG. 2 described above, the extension dimension of the hook-and-loop fastener 30 (fastener portion 31) extending from the terminal portion of the polishing
図3(A),(B)に示すように、変形例における研磨ベルト11(同図中に示す研磨ベルト11A)の終端部には、前述した実施形態と同様に、両面にそれぞれ方形状の面ファスナー30が取り付けられている。即ち、面ファスナー30において、研磨ベルト11と重畳する部分は、研磨ベルト11に縫合される縫合部32をなし、研磨ベルト11の終端部から下方に延びる部分の内側面は、後述する面ファスナー33のファスナー部34と係合するファスナー部31を構成している。
As shown in FIGS. 3A and 3B, the end portion of the polishing belt 11 (the polishing
一方、研磨ベルト11(同図中に示す研磨ベルト11B)の始端部には、前述した実施形態と同様に、面ファスナー30とほぼ同一の横幅寸法を有する方形状の面ファスナー33が取り付けられている。即ち、面ファスナー33は、そのほぼ中央部分で折り返されて両端部分が研磨ベルト11に縫合されることで、内包空間35を有するループ状に研磨ベルト11の始端部に取り付けられ、面ファスナー33における研磨ベルト11との重畳部分は、研磨ベルト11に縫合される縫合部36をなし、研磨ベルト11の始端部から上方に延びる部分の外側面は、面ファスナー30のファスナー部31と係合するファスナー部34を構成している。
On the other hand, a rectangular hook-and-
ところで、変形例の構成では、研磨ベルト11の始端部から延びる面ファスナー33のファスナー部34の延設寸法L2が、研磨ベルト11の終端部から延びる面ファスナー30のファスナー部31の延設寸法L1よりも長く設定されている(図3(B)参照)。そして、使用済の研磨ベルト11Aと未使用の研磨ベルト11Bとを連結して新旧の研磨ベルト11A,11Bを交換する場合には、図3(C)に示すように、使用済の研磨ベルト11Aの終端部に設けられた面ファスナー30と未使用の研磨ベルト11Bの始端部に設けられた面ファスナー33とを係合する。具体的には、研磨ベルト11Bの始端部から上方に延びる面ファスナー33のファスナー部34を、研磨ベルト11Aの終端部から下方に延びる2枚の面ファスナー30の各ファスナー部31間に挟み込むようにしてファスナー部31,34同士を係合することで、新旧の研磨ベルト11A,11Bを連結する。
By the way, in the configuration of the modified example, the extension dimension L2 of the
このとき、ファスナー部34を外側から覆うように係合されるファスナー部31は、その延設寸法L1がファスナー部34の延設寸法L2よりも短く設定されている。このため、新旧の研磨ベルト11A,11Bが連結された状態では、ファスナー部34の基部(ファスナー部34と縫合部36との境界部分)とファスナー部31の先端部との間には、少なくともファスナー部34の延設寸法L2からファスナー部31の延設寸法L1を減算した値(L2−L1)以上の隙間L3が設けられる。なお、ファスナー部34の先端部をファスナー部31の基部(ファスナー部31と縫合部32との境界部分、言い換えれば研磨ベルト11Aのベルト本体の先端)に当接させた状態で、隙間L3の値がファスナー部34の延設寸法L2からファスナー部31の延設寸法L1を減算した値(L2−L1)と同一となり、ファスナー部34の先端部とファスナー部31の基部との間に隙間を設けるほど隙間L3の値が大きくなる。
At this time, the extension dimension L1 of the
このように変形例の構成によれば、研磨ベルト11の始端部から延びるファスナー部34の延設寸法L2を、研磨ベルト11の終端部から延びるファスナー部31の延設寸法L1よりも長く設定することで、新旧の研磨ベルト11A,11Bを連結した際には、必ずファスナー部34の基部とファスナー部31の先端部との間に隙間L3を設けるようになっている。このため、研磨ベルト11A,11Bの連結状態では、研磨ベルト11の終端部から延びる面ファスナー30(ファスナー部31)が研磨ベルト11の始端部における面ファスナー33のファスナー部34を乗り越えて縫合部36(言い換えれば、研磨ベルト11のベルト本体)上に乗り上げることを確実に回避できる。従って、新旧の研磨ベルト11A,11Bを連結した際の厚みは、前述の実施形態で示したように、連結部分においては、4枚の面ファスナーを重畳した程度の厚み寸法となり、連結部分以外となる面ファスナー30,33を縫合した部分(縫合部32,36)では、研磨ベルト11のベルト本体に2枚の面ファスナーを重畳した程度の厚み寸法となる。
As described above, according to the configuration of the modified example, the extension dimension L2 of the
即ち、新旧の研磨ベルト11A,11Bを連結した際に面ファスナー30(ファスナー部31)が縫合部36上に乗り上げた場合、面ファスナー33を縫合した部分(縫合部36)での厚みは、研磨ベルト11のベルト本体と2枚分の面ファスナー33と2枚の面ファスナー30との重畳部分の厚みとなり、ベルト本体に4枚の面ファスナーを重畳することで厚み寸法を大幅に増やすことになる。しかしながら、変形例の構成では、ファスナー部34の延設寸法L2をファスナー部31の延設寸法L1よりも長く設定して、面ファスナー30(ファスナー部31)が縫合部36上に乗り上げないようにすることで、新旧の研磨ベルト11A,11Bを連結した際の厚み寸法が大幅に増えることを確実に回避するようになっている。このため、新旧の研磨ベルト11A,11Bを連結した状態において、その連結部分及び連結部分以外の部分(縫合部32,36)の厚みをより確実に抑えることができ、結果として、研磨ベルト11A,11Bのスムーズな巻き取りをより確実に行わせることができる。
That is, when the surface fastener 30 (fastener portion 31) rides on the stitched
また、研磨ベルトの始端部及び終端部に設けられる面ファスナーの構成は、前述した図2及び図3に示す構成に限定するものではない。以下、面ファスナーの3つの変形例について、それぞれ図4乃至図6を参照して説明する。図4(A)は、1つ目の変形例における使用済の研磨ベルト11Aの終端部と未使用の研磨ベルト11Bの始端部とを示す正面図である。図4(B)は、1つ目の変形例における使用済の研磨ベルト11Aの終端部と未使用の研磨ベルト11Bの始端部とを示す側面図である。図4(C)は、1つ目の変形例における使用済の研磨ベルト11Aの終端部と未使用の研磨ベルト11Bの始端部とが連結された状態を示す側面図である。図5(A)は、2つ目の変形例における使用済の研磨ベルト11Aの終端部と未使用の研磨ベルト11Bの始端部とを示す正面図である。図5(B)は、2つ目の変形例における使用済の研磨ベルト11Aの終端部と未使用の研磨ベルト11Bの始端部とを示す側面図である。図5(C)は、2つ目の変形例における使用済の研磨ベルト11Aの終端部と未使用の研磨ベルト11Bの始端部とが連結された状態を示す側面図である。図6(A)は、3つ目の変形例における使用済の研磨ベルト11Aの終端部と未使用の研磨ベルト11Bの始端部とを示す正面図である。図6(B)は、3つ目の変形例における使用済の研磨ベルト11Aの終端部と未使用の研磨ベルト11Bの始端部とを示す側面図である。図6(C)は、3つ目の変形例における使用済の研磨ベルト11Aの終端部と未使用の研磨ベルト11Bの始端部とが連結された状態を示す側面図である。
Moreover, the structure of the hook_and_loop | surface fastener provided in the start end part and termination | terminus part of an abrasive belt is not limited to the structure shown in FIG.2 and FIG.3 mentioned above. Hereinafter, three modifications of the hook-and-loop fastener will be described with reference to FIGS. 4 to 6 respectively. FIG. 4A is a front view showing a terminal portion of the used polishing
図4(A),(B)に示すように、1つ目の変形例における研磨ベルト11(同図中に示す研磨ベルト11A)の終端部には、前述の実施形態と同様の面ファスナー30が設けられており、その詳細な説明は省略する。一方、1つ目の変形例の研磨ベルト11(同図中に示す研磨ベルト11B)の始端部には、面ファスナー40が取り付けられている。面ファスナー40は、前述した面ファスナー33と同様に、ファスナー部41(始端係合面)を外方に向けた状態で、その両端部分がそれぞれ研磨ベルト11始端部の両面に縫合して取り付けられている。即ち、面ファスナー40は、そのほぼ中央部分で折り返されて両端部分が研磨ベルト11に縫合されることで、内包空間42を有するループ状に研磨ベルト11の始端部に取り付けられる。また、このような取り付けによって、面ファスナー40における研磨ベルト11との重畳部分は、研磨ベルト11に縫合される縫合部43をなし、研磨ベルト11の始端部から上方に延びる部分の外側面は、面ファスナー30のファスナー部31と係合するファスナー部41を構成している。
As shown in FIGS. 4A and 4B, a hook-and-
但し、面ファスナー40のファスナー部41は、正面から見た外形形状が前述した面ファスナー33のファスナー部34と異なっている。具体的に、ファスナー部34は、正面視で方形状を形成されているのに対して、ファスナー部41は、正面視で凸形状に形成されている。
However, the
そして、使用済の研磨ベルト11Aを未使用の研磨ベルト11Bに交換する際には、ガイドレールカバー8を閉鎖した状態で、図4(C)に示すように、使用済の研磨ベルト11Aの終端部に設けられた面ファスナー30と未使用の研磨ベルト11Bの始端部に設けられた面ファスナー40とを係合することで、使用済の研磨ベルト11Aと未使用の研磨ベルト11Bとを連結する。具体的には、研磨ベルト11Bの始端部から上方に延びる面ファスナー40のファスナー部41を、研磨ベルト11Aの終端部から下方に延びる2枚の面ファスナー30の各ファスナー部31間に挟み込むようにしてファスナー部31,41同士を係合することで、新旧の研磨ベルト11A,11Bを連結する。
When the used polishing
次に、図5(A),(B)に示すように、2つ目の変形例における研磨ベルト11(同図中に示す研磨ベルト11A)の終端部には、前述の実施形態と同様の面ファスナー30が設けられている。但し、前述の実施形態の構成では、研磨ベルト11の両面にそれぞれ面ファスナー30を取り付けることで、研磨ベルト11の終端部には、ファスナー部31を相互に対向させた状態で2枚の面ファスナー30が設けられているが、2つ目の変形例の構成では、研磨ベルト11の片面にのみ1枚の面ファスナー30を取り付けている。なお、このような1枚の面ファスナー30の取り付け方法は、前述の2枚の面ファスナー30のそれぞれの取り付け方法と同様に、面ファスナー30の上端部分が研磨ベルト11の終端部に縫合して取り付けられる。即ち、面ファスナー30において、研磨ベルト11と重畳する部分は、研磨ベルト11に縫合される縫合部32をなし、研磨ベルト11の終端部から下方に延びる部分の内側面は、ファスナー部31を構成している。
Next, as shown in FIGS. 5A and 5B, the end portion of the polishing belt 11 (the polishing
一方、2つ目の変形例の研磨ベルト11(同図中に示す研磨ベルト11B)の始端部にも同様に、研磨ベルト11の片面にのみファスナー部51を有する面ファスナー50が取り付けられている。面ファスナー50は、研磨ベルト11の終端部に設けられた面ファスナー30の取り付け面とは反対側となる面に、その下端部分が縫合して取り付けられる。即ち、面ファスナー50において、研磨ベルト11と重畳する部分は、研磨ベルト11に縫合される縫合部52をなし、研磨ベルト11の始端部から上方に延びる部分の内側面は、ファスナー部51を構成している。
On the other hand, a hook-and-
そして、使用済の研磨ベルト11Aを未使用の研磨ベルト11Bに交換する際には、ガイドレールカバー8を閉鎖した状態で、図5(C)に示すように、使用済の研磨ベルト11Aの終端部に設けられた面ファスナー30と未使用の研磨ベルト11Bの始端部に設けられた面ファスナー50とを係合することで、使用済の研磨ベルト11Aと未使用の研磨ベルト11Bとを連結する。具体的には、研磨ベルト11Bの始端部から上方に延びる1枚の面ファスナー50のファスナー部51を、研磨ベルト11Aの終端部から下方に延びる1枚の面ファスナー30のファスナー部31と一対一で係合することで、新旧の研磨ベルト11A,11Bを連結する。
When the used polishing
次に、図6(A),(B)に示すように、3つ目の変形例における研磨ベルト11(同図中に示す研磨ベルト11A)の終端部の一面には、前記図5に示した2つ目の変形例と同様に、1枚の面ファスナー30が設けられ、3つ目の変形例の研磨ベルト11(同図中に示す研磨ベルト11B)の始端部にも同様に、研磨ベルト11の片面にのみ面ファスナー30のファスナー部31と係合するファスナー部51を有する面ファスナー50が取り付けられている。但し、3つ目の変形例の構成では、研磨ベルト11(11A)の終端部の他面に、ファスナー部を備えることなく、面ファスナー30との対向面とは反対側となる面ファスナー50の一面を覆う薄布状の被覆部材60が延設されている。被覆部材60は、当該被覆部材60の上端部分が研磨ベルト11の終端部に縫合して取り付けられる。即ち、被覆部材60において、研磨ベルト11と重畳する部分は、研磨ベルト11に縫合される縫合部62をなし、研磨ベルト11の終端部から下方に延びる部分は、面ファスナー50を外方から覆う被覆部61を構成している。
Next, as shown in FIGS. 6 (A) and 6 (B), the end surface of the polishing belt 11 (the polishing
そして、使用済の研磨ベルト11Aを未使用の研磨ベルト11Bに交換する際には、ガイドレールカバー8を閉鎖した状態で、図6(C)に示すように、使用済の研磨ベルト11Aの終端部に設けられた面ファスナー30と未使用の研磨ベルト11Bの始端部に設けられた面ファスナー50とを係合することで、使用済の研磨ベルト11Aと未使用の研磨ベルト11Bとを連結する。具体的には、研磨ベルト11Bの始端部から上方に延びる1枚の面ファスナー50のファスナー部51を、研磨ベルト11Aの終端部から下方に延びる1枚の面ファスナー30のファスナー部31と一対一で係合することで、新旧の研磨ベルト11A,11Bを連結する。また、このような連結状態において、研磨ベルト11Aの終端部に設けられた被覆部材60は、面ファスナー30との対向面とは反対側となる面ファスナー50の一面を覆うようになっている。
When the used polishing
即ち、図6に示す3つ目の変形例の構成によれば、研磨ベルト11Aの終端部に延設された面ファスナー30と薄布状の被覆部材60とで研磨ベルト11Bの始端部に延設された面ファスナー50の両面を覆う構成であるため、研磨ベルト11の巻き取り方向(具体的には、未使用の研磨ベルト11Bを使用済の研磨ベルト11A側へ巻き取る方向)に対して、面ファスナー50の先端部分で引っ掛かり(連結部分の剥がれる方向への段差)が生じることを回避でき、結果として、研磨ベルト11A,11Bの連結部分(ファスナー部31とファスナー部51との係合部分)における連結力の低下及び剥がれを生じさせることがない。なお、図示しないが、面ファスナー50の両面にファスナー部51を設けると共に、面ファスナー30と面ファスナー50との連結状態で面ファスナー50の一面を覆う被覆部材60をファスナー部と係合する面ファスナー30から構成するようにしてもよい。この場合には、新旧の研磨ベルト11A,11Bの連結構成としては、研磨ベルト11Aの終端部の2枚の面ファスナー30で研磨ベルト11Bの始端部の面ファスナー50の両面を覆うように連結することができるので、連結部分の連結力をより強固にすることができる。
That is, according to the configuration of the third modified example shown in FIG. 6, the hook-and-
以上のように、本実施形態の構成によれば、研磨ベルト11を交換する場合、使用済の研磨ベルト11Aの終端部に延設された面ファスナー30のファスナー部31を、未使用の研磨ベルト11Bの始端部に延設された面ファスナー33のファスナー部34に係合させることで、新旧の研磨ベルト11A,11Bを連結させる。そして、研磨ベルト11を玉磨き揚送装置1の巻取装置10の位置まで巻き取り、この状態からファスナー部31とファスナー部34との係合を解除して、新たに未使用の研磨ベルト11Bを巻取装置10に取り付けることで、ガイドレールカバー8を開閉することなく研磨ベルト11の交換作業が行える。また、このとき、新旧の研磨ベルト11A,11Bの連結構成としては、研磨ベルト11Aの終端部の面ファスナー30と研磨ベルト11Bの始端部の面ファスナー33との相互間でのみ重畳して連結される。このため、研磨ベルト11A,11Bの連結部分の厚みは、面ファスナー30と面ファスナー33との重畳部分のみの厚み寸法となる。従って、新旧の研磨ベルト11A,11Bを連結した状態においても、その連結部分の厚みを大幅に増やすことがないので、研磨ベルト11を巻き取る際に連結部分がガイドレールカバー8と揚送筒3との隙間をスムーズに通過できなくなってしまうという不具合を生じさせることがなく、研磨ベルト11をスムーズに巻き取ることができる。
As described above, according to the configuration of the present embodiment, when the polishing
また、面ファスナー30と面ファスナー50との連結状態で、研磨ベルト11Aの終端部から延設された薄布状の被覆部材60によってファスナー部31との対向面とは反対側となる面ファスナー50の一方面を覆う。これにより、ガイドレールカバー8を閉鎖した状態で研磨ベルト11A,11Bの連結部分がガイドレールカバー8と揚送筒3との隙間を通過する際に、研磨ベルト11の巻き取り方向に対して連結部分の剥がれる方向への段差が生じないので、連結部分の連結力の低下及び剥がれを防止することができる。なお、ここでいう被覆部材が覆う始端面ファスナーの一方面は、始端面ファスナーの先端(始端)側の一部分の面だけでもよいし、面全体であってもよい。但し、この場合でも、被覆部材は、研磨ベルトのベルト本体に乗り上げるものではない。
Further, the hook-and-
また、面ファスナー50の両面にファスナー部51を設けると共に、面ファスナー30と面ファスナー50との連結状態で面ファスナー50の一方面を覆う被覆部材60をファスナー部と係合する面ファスナー30から構成する。これにより、新旧の研磨ベルト11A,11Bの連結構成としては、研磨ベルト11Aの終端部の2枚の面ファスナー30で研磨ベルト11Bの始端部の面ファスナー50の両面を覆うように連結することができるので、連結部分の連結力をより強固にすることができる。
Also, the
また、面ファスナー33の始端部からの延設寸法L2を面ファスナー30(及び被覆部材60)の終端部からの延設寸法L1よりも長く設定することで、研磨ベルト11A,11Bの連結状態では、研磨ベルト11Aの終端部から延設された面ファスナー30(及び被覆部材60)が研磨ベルト11Bの始端部における面ファスナー33のファスナー部34を乗り越えて研磨ベルト11Bのベルト本体上に乗り上げることを確実に回避できる。これにより、面ファスナー33(及び被覆部材60)が研磨ベルト11Bのベルト本体上に乗り上げることで連結した研磨ベルト11A,11Bの厚み寸法が大幅に増えることを回避でき、結果として、研磨ベルト11A,11Bを連結した状態において、研磨ベルト11のスムーズな巻き取りをより確実に行わせることができる。
Further, by setting the extension dimension L2 from the start end of the hook-and-
また、面ファスナー33をループ状に研磨ベルト11Bの始端部に設けることで、研磨ベルト11を巻取装置10の巻取軸10aに取り付ける際には、取付挿通部となるループ状の内包空間35に巻取軸10aを挿通して取り付ける。これにより、研磨ベルト11Bの始端部に巻取装置10(巻取軸10a)への取付部を別途設ける必要がないので、その分、連結部分の厚みを抑えることができる。
Further, by providing the hook-and-
なお、本実施形態の構成によれば、巻取装置10と引張装置9とを別体の装置として構成しているが、これに限定するものではなく、巻取装置としての機能と引張装置としての機能とを両方兼ね備えた1つの装置で巻取機構部を構成するようにしてもよい。また、本実施形態では、ガイドレールカバーに研磨ベルトを装着する構成を例示しているが、これに限らず、研磨ベルトを他の構成部材に取り付けてガイドレールカバーの前面に配置するようにしてもよい。さらには、ガイドレールカバーの上端から下端までの間に研磨ベルトを掛け渡す構成を例示しているが、これに限らず、ガイドレールカバーを複数個に分割して構成して、分割されたガイドレールカバーの少なくとも1つ以上に研磨ベルトを掛け渡す構成としてもよい。
In addition, according to the structure of this embodiment, although the winding
1 玉磨き揚送装置
3 揚送筒
4 モータ内蔵プーリ
8 ガイドレールカバー
9 引張装置(巻取機構部)
10 巻取装置(巻取機構部)
10a 巻取軸
11 研磨ベルト
12 収納装置
13 停止装置
15 搬送ベルト
16〜18 テンションローラ
30 面ファスナー(終端面ファスナー)
31 ファスナー部(終端係合面)
32 縫合部
33 面ファスナー(始端面ファスナー)
34 ファスナー部(始端係合面)
35 内包空間
36 縫合部
DESCRIPTION OF
10 Winding device (winding mechanism)
31 Fastener (Terminal engagement surface)
32
34 Fastener (starting end engagement surface)
35
Claims (4)
前記研磨ベルトの始端部には、2つ折りによって内包空間を有するループ状に形成されてその外向面に始端係合面を備えた始端面ファスナーが前記始端部から延設され、
前記研磨ベルトの終端部には、前記始端係合面との係合及び係合解除を可能にした終端係合面を備えた終端面ファスナーが前記終端部から延設され、
前記始端面ファスナーと前記終端面ファスナーとは、それぞれ前記始端係合面と前記終端係合面との係合により、相互間でのみ重畳して連結され、
前記始端面ファスナーの内包空間は、前記研磨ベルトの始端部分を前記巻取軸に取り付ける際に前記巻取軸を挿通する取付挿通部として機能することを特徴とする玉磨き揚送装置の研磨ベルト。 A storage device for storing a roll-shaped unused polishing belt, and a winding mechanism having a winding shaft to which a starting end portion of the polishing belt is attached and winding the used polishing belt by rotating the winding shaft Is disposed on the front surface of a guide rail cover provided to face the lifting cylinder of the ball polishing lifting apparatus, and is disposed to face a conveyor belt that circulates the lifting cylinder. In the polishing belt of the ball polishing and lifting device that holds and lifts pachinko balls with the belt,
A starting end surface fastener that is formed in a loop shape having an internal space by folding in two at the starting end portion of the polishing belt and has a starting end engaging surface on its outward surface extends from the starting end portion,
An end surface fastener provided with an end engagement surface that enables engagement and disengagement with the start end engagement surface extends from the end portion of the polishing belt.
The start end surface fastener and the end surface fastener are respectively connected to overlap with each other only by engagement of the start end engagement surface and the end engagement surface ,
Contained space of the starting end surface fastener, grinding ball polishing pumped device start portion characterized that you function as a mounting insertion portion for inserting the winding shaft when attached to the winding shaft of the grinding belt belt.
The extension dimension from the start end part of the start end surface fastener is set to be longer than the extension dimension from the end part of the end face fastener and the covering member. The polishing belt of the ball polishing and lifting device according to 3.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009180323A JP5540596B2 (en) | 2009-08-03 | 2009-08-03 | Abrasive belt for ball polishing and lifting equipment |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009180323A JP5540596B2 (en) | 2009-08-03 | 2009-08-03 | Abrasive belt for ball polishing and lifting equipment |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011030814A JP2011030814A (en) | 2011-02-17 |
JP5540596B2 true JP5540596B2 (en) | 2014-07-02 |
Family
ID=43760476
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009180323A Active JP5540596B2 (en) | 2009-08-03 | 2009-08-03 | Abrasive belt for ball polishing and lifting equipment |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5540596B2 (en) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016108033A (en) * | 2014-12-09 | 2016-06-20 | 株式会社共進 | Coiled article packing material |
US11197520B2 (en) | 2017-02-10 | 2021-12-14 | Kuraray Fastening Co., Ltd. | Fixing belt, fixing method, and fixing belt member |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07213818A (en) * | 1994-02-07 | 1995-08-15 | Toray Ind Inc | Solid-liquid separator |
JP3009310U (en) * | 1994-05-24 | 1995-04-04 | 株式会社マニューバーライン | Leashes for bodyboards, etc. |
JPH11348670A (en) * | 1998-06-15 | 1999-12-21 | Toyoda Spinning & Weaving Co Ltd | Baggage fixing belt |
JP2006000703A (en) * | 2004-06-15 | 2006-01-05 | Taiheiyo Cement Corp | Method of producing endless belt-like member, and belt-like member with hook and loop fastener |
JP2007111354A (en) * | 2005-10-21 | 2007-05-10 | Mars Engineering Corp | Ball polishing and lifting device, ball polishing belt and replacement method for polishing belt |
-
2009
- 2009-08-03 JP JP2009180323A patent/JP5540596B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011030814A (en) | 2011-02-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5540596B2 (en) | Abrasive belt for ball polishing and lifting equipment | |
JP5413163B2 (en) | Abrasive belt for ball polishing and lifting equipment | |
TWI502129B (en) | Operation of the rope, sunshine shelter device operation device | |
US11254148B2 (en) | Medium processing apparatus, loading apparatus and medium loading method | |
JP2007111354A (en) | Ball polishing and lifting device, ball polishing belt and replacement method for polishing belt | |
JP5471827B2 (en) | Abrasive belt for ball polishing and lifting equipment | |
JP2021066354A (en) | Deflector mechanism of sunroof device | |
JP4300592B2 (en) | Tamaki hoisting device | |
JP2754961B2 (en) | Tamashii lifting equipment | |
CN1213675C (en) | Umbrella of winding umbrella cover | |
JP5582297B2 (en) | Polishing belt movement control system | |
JP4144039B2 (en) | Automatic belt winding mechanism for ball polishing | |
JP3298568B2 (en) | Tamashii lifting equipment | |
JPH11169549A (en) | Game ball lifting device | |
JP3804872B2 (en) | Lift polishing machine | |
JP4251139B2 (en) | Tamaki hoisting device | |
JP2007000311A (en) | Ball lifting device | |
JP5510096B2 (en) | Polishing belt movement control system | |
JP3574501B2 (en) | Pachinko ball lifting equipment | |
JP2956762B2 (en) | Tamashii lifting equipment | |
WO2008026604A1 (en) | Air conditioner | |
CN214874464U (en) | Tarpaulin fixing device | |
JP4586226B2 (en) | Tamaki hoisting device | |
JP4105734B2 (en) | Sewing machine code guidance device | |
JP6772532B2 (en) | Ball lifting device |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120725 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130925 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20131001 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140408 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140421 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5540596 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |