JP5539595B2 - 容器のためのピストンロッド - Google Patents

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Description

本発明は、コンパクトな形態で格納することができる注入器具を形成することを考慮した容器と共に用いられるピストンロッドに関する。
この出願において、構成部品または器具が使用位置にある場合、この構成部品または器具の末端は使用者の手から最も離れた終端を意味し、基端は使用者の手に最も近い終端を意味する。同様に、この出願において、「末端方向に」および「末端に」という用語は注入方向を意味し、「基端方向に」および「基端に」という用語は注入方向と反対方向を意味する。
注射器の如き注入器具がよく知られている。多くの異なる種類の注入器具が薬を投与するために設計されている。注入器具は、注入される製品を収容するように意図した容器と、ピストンを容器内で動かして注入時にそこから製品を排出するように意図したピストンロッドとを通常具えている。空のおよび事前充填の使い捨て注入器具が存在するが、事前充填の器具は、これらが便利であって安全かつ効率的であり、そして緊急時に直接用いることができるので、現在では好まれている。
事前充填の注入器具は、製薬会社によって充填され、用途に応じて包装され、そしてこれらの使用が必要となるまで、診療所や病院などで通常は保管される。このような条件において、事前充填の注入器具(注射筒と、ピストンと、ピストンロッドと、場合によっては注射針とを一般的に具えている)は、注入器具の大きさに基づいてあらかじめ設定した分量の収納空間を要しよう。場合によっては、注入器具が要するあらかじめ設定した分量の収納スペースは、注射筒の長さと、注射針の長さ(与えられる場合)とを加えたピストンロッドの長さに近似する最大空間である。
必要とされる収納空間は、事前充填の注入器具に関して重要な特徴である。これらの器具に収容される薬剤を保管して低温にて移送しなければならない場合、これは特に重要である。これらの注入器具の保管が冷凍を必要とするかも知れず、高価になる可能性がある。これは、特に薬の収納スペースが制限される病院および薬局の場合である。
従って、特に注入器具が事前充填される場合、特にコンパクトになる注入器具への要求がある。非常にコンパクトに包装することができる注入器具への要求がある。
従来技術の解決法は、容器とは別になったピストンロッドを設けるか、またはヒンジを持つピストンロッドを設けてこれを容器に沿って折り畳むようにし、これによって包装される器具の全長を減らすことにあった。特許文献1はこのような注入器具を記述する。
米国特許第4011868号明細書
それにもかかわらず、従来技術の注入器具はピストンロッドの形状に依存して少なくとも幅以外に長さにおいてもまだ大きな容積を占め、その外形が対称ではないので、これらはそれほど望ましい解決をもたらしていない。
従って、可能な限りの最小容積を占める外形を有し、これら多数の器具が例えば病院または薬局の在庫品の状態で保管される場合にできるだけ小さな空間を占めるように、同じ容積/形状を持った他の器具と共に保管するのが容易であるコンパクトな注入器具に対する要求もまた、ある。
さらに、このような注入器具は、使用が簡単でなければならず、好ましくは注入する際に介護人によって行われる一般的な方法を変更しない。
従って、本発明の形態は、例えば容器と組み合わせ、注入器具の格納位置において注入器具の容器に薬剤を事前充填した場合であっても、この注入器具の全長および容積を減らし、使用者のために簡単な使い方の注入器具を形成するように用いられるピストンロッドを提供することにある。本発明の他の形態は、工業的に容易に製造することができ、容器に対して容易に組み付けることができるピストンロッドを提供することにある。本発明の他の形態は、信頼性が高く、連続かつ完全な注入を可能とするピストンロッドを提供することにある。
本発明の1つの形態は、注入器具のためのピストンロッドであり、このピストンロッドは第1および第2の脚部を具え、それぞれの脚部は屈曲可能な部分を具えると共に第1および第2の脚部のそれぞれの末端がつながる接合部材からほぼ基端に延在し、それぞれの脚部はその屈曲可能な部分のところで折り畳まれることができ、前記ピストンロッドは、長手方向軸線Aに対してほぼ整列する細長い形状を全体的に有すると共に前記ピストンロッドが第1の長さを有する折り畳み位置および前記ピストンロッドが前記第1の長さと異なる第2の長さを有する展開位置の一方にあり、
前記ピストンロッドが前記折り畳み位置にある場合、第1および第2の脚部がこれらのそれぞれの屈曲可能な部分にて折り畳まれ、前記屈曲可能な部分から基端に間隔をあけたそれぞれの脚部の領域が接合部材にほぼ対向し、
前記ピストンロッドが前記展開位置にある場合、前記第1および第2の脚部の前記領域が相互に対向し、
前記ピストンロッドは、前記ピストンロッドが前記展開位置にある場合、前記領域を相互に結合するための結合手段をさらに具えている。
この出願において、ピストンロッドの末端またはこのピストンロッドの脚部の末端は、このピストンロッドが使用位置、換言すれば展開位置にある場合、使用者の手から最も遠い端を意味し、基端は使用者の手に最も近い端を意味する。同様に、この出願において、「軸線方向に間隔をあけた」という用語は、前記ピストンロッドがその使用位置、すなわちその展開位置にある場合、このピストンロッドの長手方向軸線Aを参照する。
本発明の他の形態は、このようなピストンロッドと、注入される製品を収容するように意図した容器とを具えたキットであり、前記容器は注射針を収容するように意図したポートがその末端に設けられた中空の筒を具え、前記製品がピストンロッドにより前記中空の筒内を移動可能なピストンの末端側への変位により前記中空の筒から排出するようになっている。
次に続く説明から明らかとなるように、本発明のピストンロッドは、これが組み合わせて用いられる容器の中空の筒に張り出して折り畳むことができる。実際、本発明のピストンロッドは、第1の長さと好ましくは相対的にコンパクトな形状とを有する折り畳み位置から、これが第2の長さと好ましくは細長い形状を全体的に有し、その使用位置でもある展開位置へと切り替えることができる。それとして、第1の長さは第2の長さよりも好ましくは短い。さらに、以下の説明から明らかになるように、本発明のピストンロッドの軸が複数の、すなわち少なくとも2つの脚部からその使用位置へと再構成されるので、ピストンロッドの折り畳み位置にて脚部が占める容積は、容器の周囲に等しく振り分けられると共に包括的円筒形状の如き比較的一定で対称な注入器具の外形をその収容位置にて与え、これにより容易な包装と大量の事前包装注入器具のコンパクトな保管とを可能にする。
実施形態において、結合手段は少なくとも第1および第2の固定手段を有し、前記第1および第2の固定手段は、ピストンロッドの前記展開位置において軸線方向に間隔をあけて相互に離れている。
このような実施形態は、極めて信頼性のある再構成された軸をその展開位置におけるピストンロッドにもたらす。実際、ピストンロッドが軸線方向に間隔をあけて相互に離れた2つの固定手段を具えているという事実は、ピストンロッドの使用位置にて一方の脚部の基端部が他方の脚部の基端部に対して滑らないことを確実にする。結果として、再構成されたピストンロッドの軸は剛直であって信頼性が高く、使用者がピストンロッドを使用の際に末端側に押した場合、ピストンロッドが注入器具の軸線方向からそれる危険性がない。このような実施形態は再構成したピストンロッドを剛直にする。
結合手段は第3の固定手段をさらに有することができ、前記第1および第2および第3の固定手段は、ピストンロッドの前記展開位置において、軸線方向に間隔をあけて相互に離れている。このような実施形態は、その使用、すなわち展開位置にて極めて信頼性のあるピストンロッドを得ることを可能にする。他の実施形態において、結合手段は、すべて軸線方向に間隔をあけて相互に離れた4つ以上の固定手段を含むことができる。
実施形態において、結合手段は、前記第1および第2の脚部の前記領域の一方にのみ配される。例えば、結合手段は軸線方向に間隔をあけて相互に離れた複数の接着箇所の如き接着手段であってよく、第1の脚部の前記領域に配されてピストンロッドの展開位置における第2の脚部の前記領域に対してくっつけるようになっている。この接着箇所は、使用者がピストンロッドを使用するために再構成する際に除去される保護フィルムによって、ピストンロッドの折り畳み位置にて覆われることができる。
代わりの実施形態において、結合手段は、前記第1の脚部の前記領域の一部および前記第2の脚部の前記領域の一部に配される。例えば、前記第1および第2および随意的な第3の固定手段のそれぞれがスナップ嵌合手段であり、それぞれのスナップ嵌合手段は、前記ピストンロッドの前記展開位置にて相互に係合するように意図したペグおよび対応する凹部を含み、前記ペグは、前記第1および第2の脚部の一方の前記領域に配され、前記凹部は、前記第1および第2の脚部の他方の前記領域に配される。
実施形態において、前記結合手段は、前記ピストンロッドが前記展開位置にある場合、相互に係合可能なペグと凹部とを具えたスナップ嵌合手段を具え、前記ペグは、前記第1および第2の脚部の一方の前記領域に配され、前記凹部は、前記第1および第2の脚部の他方の前記領域に配される。
実施形態において、結合手段はスナップ嵌合手段と接着手段との組み合わせを具えることができる。
実施形態において、前記第1および第2の脚部の少なくとも一方には、その基端に横断壁が設けられる。このような一実施形態は、ピストンロッドがその展開位置にあって使う準備ができている場合、使用者がピストンロッドに対して末端側に圧力を加えるための押圧面を形成することを可能にする。実施形態において、前記第1および第2の脚部のそれぞれには、これらの基端に横断壁が設けられている。このような一実施形態は、押圧面が占める空間を2つの横断壁に振り分け、これによってピストンロッドおよび注入器具の全体的な形状をより対称的にし、従って大量であっても梱包を容易にすることができる。
実施形態において、前記横断壁のそれぞれは半円形の凹形状を有し、この半円形の凹形状がピストンロッドの折り畳み位置において長手方向軸線Aの方に向けられており、次に続く説明から明らかとなるように、この凹形状は、横断壁がピストンロッドと共に用いるように意図した容器の外側凸形状に完全に合致することを可能にする。実際、注射器の如き注入器具の容器は中空の筒形状を一般的に有する。
実施形態において、前記屈曲可能な部分のそれぞれは、ピストンロッドの展開位置にて軸線方向に間隔をあけて相互に離れた2つのヒンジを具えている。本発明のピストンロッドの脚部の屈曲可能な部分は、脚部がそれ自体、特に折り返しの方法で折り畳まれることを可能にするように意図される。軸線方向に間隔をあけて相互に離れた2つのヒンジを有することは、ピストンロッドが共に用いられるように意図した容器の基端位置にて脚部を容易に折り返すことができる。例えば、容器がその基端にフランジを有する中空の筒である実施形態において、2つの軸線方向に間隔をあけたヒンジは、脚部がそれ自身をピストンロッドの折り畳み位置にて折り畳み、そしてそれぞれの脚部の基端部分が中空の筒の外壁に接近して容易に平行にすることができるように、脚部をフランジの周囲に充てることを可能にし、これによってこれを収容するために必要とされる空間を減少させると共に筒および折り畳んだ脚部の両方が占める容積を制限する。
実施形態において、前記2つのヒンジはブリッジによって相互につなげられている。例えば、このブリッジは剛直である。「剛直」に関し、ブリッジそれ自体が2つのヒンジに対峙するように屈曲可能ではないことをここでは意味する。このような実施形態において、屈曲可能な部分の柔軟性は、軸線方向に間隔をあけて相互に離れた2つのヒンジを有するという事実によって創出される。好ましい一実施形態において、第1の脚部の前記ブリッジ、特に前記剛直ブリッジは、ピストンロッドがその展開位置にある場合、第2の脚部の前記ブリッジ、特に前記剛直ブリッジに対向する。このような一実施形態は、例えばブリッジが剛直である場合、脚部の屈曲可能な部分のところでピストンロッドの再構成される軸が剛直化することを可能にする。このような一実施形態は、ピストンロッドの使用位置、すなわち展開位置にて剛直かつ信頼性のあるピストンロッドを得ることを可能にする。
他の実施形態において、前記屈曲可能な部分のそれぞれは弾性金属ブレードから作られている。上述したように、弾性金属ブレードは折り返しを形成することができるように設計され、これによって脚部が金属ブレードの場所にてそれ自身を覆って折り畳まれることを可能にする。このような実施形態において、以下の説明から明らかなように、ピストンロッドを再構成するための手順の部分を使用者からの最も少ない操作にて自動的に行うことができる。
実施形態において、前記接合部材は、その末端にピストン装着手段を具えている。このピストン装着手段をねじおよびスナップ嵌合手段および接着剤ならびにこれらの組み合わせから選択することができる。
実施形態において、ピストンロッドは、1つ以上の追加の脚部をさらに具え、この追加の脚部のそれぞれが屈曲可能な部分を具えると共にその末端が固定される前記接合部材から基端に延在し、前記結合手段はピストンロッドの展開位置において前記追加の脚部の基端部分を前記第1および第2の脚部の少なくとも一方の前記領域に結合するようになっている。例えば、本発明のピストンロッドは、3本または4本の脚部を具えることができる。
本発明のキットの実施形態において、中空の筒には注入される製品が事前充填され、前記中空の筒はキャップでその末端が閉じられると共にピストンによりその基端が閉じられる。このような場合、前記ピストンロッドを前記容器に取り付けることができ、ピストンロッドの接合部材は、前記ピストンロッドがその折り畳み位置にある場合、前記ピストンの基端に対向する前記接合部材の末端と共に前記ピストンの基端側で前記中空の筒内に留まり、例えばこのような位置において、前記第1および第2および随意的な追加の脚部のそれぞれの屈曲可能な部分は、中空の筒の基端に対向し、前記第1および第2および随意的な追加の脚部のそれぞれの基端領域は、中空の筒の外壁に対してほぼ平行に延在する。ピストンをピストンロッドの接合部材に対して結合することができるか、または結合することができない。
実施形態において、前記ピストンロッドの前記接合部材が前記ピストンと結合され、前記第1および第2の脚部の少なくとも一方の基端領域が前記中空の筒の外壁に対してほぼ平行に延在する。
中空の筒が事前充填である実施形態において、中空の筒の末端に注射針を存在させることができ、この注射針は前記キャップによって遮られると共に保護されている。
実施形態において、前記ピストンロッドの接合部材の末端は前記ピストンに結合される。
実施形態において、上述したような横断壁のそれぞれの形状は前記中空の筒の外形に対して相補的形状であり、横断壁のそれぞれと前記中空の筒の外形との相補的形状は、前記ピストンロッドがその折り畳み位置にある場合、横断壁のそれぞれと前記中空の筒との間のはまり込み関係を可能にする。例えば、横断壁の凹形状は、中空の筒にスナップ嵌合することができる。横断壁のそれぞれと前記中空の筒との間のはまり込み関係を持つこのような実施形態は、空間の取得を可能にし、その収容位置にて注入器具が占める全容積を減少させる。
実施形態において、前記2つの横断壁は、壊れやすいリンクにより前記ピストンロッドの折り畳み位置にて相互につなげられる。実施形態において、前記第1および第2の脚部のそれぞれの基端は、前記筒の末端を越えて延在する。このような実施形態において、壊れやすいリンクは、ピストンロッドの不正操作認識手段を構成する。実際、壊れやすいリンクはピストンロッドを展開してこれを使用位置へと動かすために破壊される必要があり、よって使用者が壊れたリンクを持つ折り畳み位置にあるピストンロッドをあてがわれた場合、彼はピストンロッドがすでに使用された可能性があることを認識する。
これらの実施形態は、極めてコンパクトな不正操作認識注入器具を得ることを可能にする。特に、前記第1および第2の脚部のそれぞれの基端が前記筒の末端を越えて延在する実施形態において、横断壁が容器の末端を越えて配され、すでに筒が占める容積に関して追加の径方向の容積がこの不正操作認識システムによって用いられない。注入器具の外形は対称であって、多数の製品ユニットの容易な保管を可能にする。
実施形態において、このキットは、その折り畳み位置において前記容器に取り付けられた前記ピストンロッドを収容するための包装体をさらに具える。この包装体は、ブリスター包装であってよい。あるいは、この包装体は、容器およびこの容器に折り畳まれたピストンロッドを取り囲むエンベロープであってよく、このエンベロープは、ほぼ円筒形状を有することができ、堅い管であってよい。
本発明の他の形態は、次のステップ、すなわち
注入される製品を前記中空の筒に充填し、前記中空の筒をその末端にてキャップで閉じると共にその基端にてピストンで閉じるステップと、
前記接合部材を前記中空の筒の基端側に前記ピストンから入れることによって、前記ピストンロッドを前記筒の末端と反対側の前記ピストンの基端と共に前記容器に取り付けるステップと、
前記接合部材の末端を必要に応じて前記ピストンに装着するステップと、
前記第1および第2および随意的な追加の脚部をこれらの屈曲可能な部分のところで中空の筒の基端を越えて折り畳み、前記脚部の基端領域を前記中空の筒の外壁と平行に延在させ、包括的円筒形状を有するコンパクトな事前充填の注入器具を得るステップと、
横断壁の凹形の半円形状を中空の筒の円形の外壁に対して必要に応じて係合させるステップと、
前記コンパクトな事前充填の注入器具をほぼ円筒状のエンベロープに必要に応じて包装するステップと
を具えた上述したようなキットからコンパクトな事前充填注入器具を製造するための方法にある。
さて、本発明は次に続く説明および添付図面を用いてより詳細に記述されよう。
本発明のキットの容器に取り付けられてその折り畳み位置にある本発明のピストンロッドの立体投影図を表す。 ピストンロッドが中間位置にある図1のキットの立体投影図を表す。 ピストンロッドが展開されて直ちに使用できる位置にある図1のキットの立体投影図を表す。 ブリスター包装された図1のキットの立体投影図を表す。 エンベロープで包装された図1のキットの立体投影図を表す。 中間位置にある図1のピストンロッドの側面図である。 その展開位置にあって、その2本の脚部が相互に結合された図1のピストンロッドの側面図である。 本発明のキットの他の一実施形態の立体投影図である。 ブリスター包装された本発明のキットの他の実施形態の立体投影図である。 図9のキットの立体投影図であり、ピストンロッドが中間位置にある。 図9のキットの立体投影図であり、その2本の脚部が相互に結合されたピストンロッドが展開位置にある。
図1〜図3に関し、本発明によるピストンロッド20と組み合わせた容器10を具える本発明のキット1が示される。これらの図に関し、ピストンロッド20は、注入器具を形成するように容器10に取り付けられている。
図示の実施形態に関し、容器10は、中空の筒12を形成する注射器本体であり、その基端にフランジ11が設けられている(図2を参照のこと)。このフランジ11は、注射を行う時に使用者の指の支持面を構成するように意図されている。容器10の末端には注射針を受け入れるためのポートが設けられており、図に示す実施形態において、これらのポートおよび注射針は、容器10の末端がキャップ13で閉じられているので見えていない。このキャップ13および中空の筒12内のその基端領域に差し込まれたピストン14のおかげで、例えば薬剤の如き注入される製品を容器10に事前充填することができる。好ましくは透明なガラスまたはプラスチックから中空の筒12を作ることができる。
図1〜図3を参照すると、ピストンロッド20が容器10に取り付けられ、図に示す実施形態において、ピストンロッド20には、その末端にピストン14が装着されている。他の実施形態において、ピストンロッド20の末端には、そこに装着されないピストン14が単に対向するか、接することができる。
これらの図から明らかなように、ピストンロッド20は長手方向軸線Aを有し、ピストンロッド20がこの長手方向軸線Aに沿って測った第1の長さL1と、長手方向軸線Aに対して整列した全体的にコンパクトな円筒形状とを有する図1に示した折り畳み位置から、図3に示すように、ピストンロッド20が長手方向軸線Aに沿って測った第2の長さL2と、長手方向軸線Aに対して同様に整列した細長い軸形状とを有し、ピストンロッド20が使用状態にある展開位置へと切り替えることができる。L1はL2よりも短い。図2は中間位置にあるピストンロッド20を示し、この中間位置については、本発明のキットから注入器具の再構成の操作に関して後述されよう。
図6および図7に関し、図1〜図3のピストンロッド20は、明瞭性の目的のためにそれぞれ中間位置およびその展開位置におけるそれ自身を示している。これらの図に関し、ピストンロッド20は第1の脚部30と第2の脚部40とを具え、これらの脚部は同じ長さを有すると共に相互に対向し、かつピストンロッド20の末端部を形成する接合部材21にてそれらのそれぞれ末端(30a,40a)を相互に接合している。以下の説明から明らかとなるように、第1および第2の脚部(30,40)は、それらのそれぞれ基端側の領域にて相互に結合されるか、逆に相互に自由となることができ、注入で使用するためにその展開位置でのピストンロッド20が堅い軸を構成するか、またはピストンロッド20を容器10に取り付けた時に例えば中空の筒12の外壁に沿ってそれら自体を折り畳むことができる2つの自由な部材を構成するようになっている。
それぞれの脚部(30,40)は、前記脚部の末端(30a,40a)を前記脚部の領域(32,42)から分離する屈曲可能な部分(31,41)を具え、脚部の領域は前記屈曲可能な部分(31,41)から基端側に間隔をあけて離れている。以下、前記領域は前記脚部(30,40)の基端領域(32,42)と呼称される。図6および図7から明らかなように、第1の脚部30の基端領域32は、軸線方向に間隔をあけて相互に離れた第1の凹部33と第2の凹部34とを具えている。「軸線方向に間隔をあけた」という表現は、図7に示すような前記ピストンロッド20の展開位置における長手方向軸線Aに関してここでは用いられる。第1および第2の凹部(33,34)の間に配されているのはペグ35である。ピストンロッド20が図7に示すようなその展開位置にある場合、第2の脚部40の基端領域42には、第1の脚部30の基端領域32の凹部(33,34)にそれぞれ対向し、軸線方向に間隔をあけて相互に離れた第1のペグ43と第2のペグ44とが設けられている。第2の脚部40の基端領域42の第1および第2のペグ(43,44)の間に配されているのは、図7に示すような凹部45であり、ピストンロッド20がその展開位置にある場合、第2の脚部40の凹部45が第1の脚部30のペグ35に対向する。
実際、図7に示すように、ピストンロッドがその展開位置にあって使う準備ができている場合、第1の脚部30のペグ35が第2の脚部40の凹部45に係合すると共に第2の脚部40のペグ(43,44)が第1の脚部30の凹部(33,34)に係合し、ペグ(43,44,35)および凹部(33,34,45)は、第1の脚部30の基端領域32を第2の脚部40の基端領域42に結合するためのスナップ嵌合手段を形成する。ここで記述したペグおよび凹部は、スナップ嵌合手段をそれぞれ画成する軸線方向に間隔をあけた3つの固定手段を具えた結合手段を構成し、第1の固定手段は第1の脚部30の第1の凹部33と第2の脚部40の第1のペグ43とによって形成される対をなすスナップ嵌合手段であり、第2の固定手段は第1の脚部30のペグ35と第2の脚部40の凹部45とによって形成される対をなすスナップ嵌合手段であり、第3の固定手段は第1の脚部30の第2の凹部34と第2の脚部40の第2のペグ44とによって形成される対をなすスナップ嵌合手段である。
従って、第1の固定手段(33,43)および第2の固定手段(35,45)および第3の固定手段(34,44)は、ピストンロッド20の展開位置にて軸線方向に間隔をあけて相互に離れている。このような構成は、ピストンロッド20が図7に示すようなその展開位置にある場合、第2の脚部40の基端領域(42)への第1の脚部30の基端領域32の信頼性の高い結合を可能にする。図示しない実施形態において、結合手段は、軸線方向に間隔をあけて相互に離れた2つの固定手段を具えることができる。図1〜図3および図6,図7の実施形態において、結合手段は、6つの固定手段、すなわちピストンロッド20の一方の側面にある上述したような3つの固定手段(33,43;35,45;34,44)と、これら3つの第1の固定手段に対向するけれどもピストンロッド20の他方の側面に配された3つの別な固定手段(33a,43a;45a;34a,44a)とを実際に具えている。
図示しない実施形態において、結合手段は、一方の脚部の基端領域に配されて相互に軸線方向に間隔をあけた複数箇所の接着剤の如き接着手段であってよい。
図7に関し、ピストンロッド20がペグ(43,44,35)を凹部(33,34,45)に係合させたその展開位置にある場合、第1の脚部30の基端領域32は、第2の脚部40の基端領域42に関して移動が阻止され、逆もまた同様である。結果として、この位置において、第1の脚部30の基端領域32および第2の脚部40の基端領域42は、相互に安全な方法で結合され、これによってピストンロッド20のための堅い軸を形成する。従って、第1の脚部30の基端領域32が第2の脚部40の基端領域42に対して滑り、これによって注入の効率を危うくするという可能性なく、ピストン14を末端側に押し付けるためにピストンロッド20を用いることができる。
図6および図7に関し、第1の脚部30は、軸線方向に間隔をあけて相互に離れた第1の横方向ヒンジ36と第2の横方向ヒンジ37とにより形成された屈曲可能な部分31を具えている。第2の脚部40の屈曲可能な部分41にもまた、軸線方向に相互に間隔をあけた第1の横方向ヒンジ46と、第2の横方向ヒンジ47とが設けられている。それぞれの脚部(30,40)に関し、2つの横方向ヒンジ(36,37;46,47)が軸線方向に間隔をあけて相互に離れているという事実は、脚部がそれ自身に対して図1に示すようなピストンロッド20の折り畳み位置に折り畳まれることを可能にし、それぞれの脚部(30,40)の基端領域(32,42)がこのような位置で接合部材21に対向するようになっている。実際、図1および図2に示すようなフランジ11を有する容器10にピストンロッド20を取り付ける場合、それぞれの脚部(30,40)にある第1の横方向ヒンジ(36,46)と第2の横方向ヒンジ(37,47)との間に存在する空間は、屈曲可能な部分(31,41)がフランジ11を取り囲むように設計することを可能にし、従ってそれぞれの脚部(30,40)の基端領域(32,42)を容器10の壁と平行に配することができ、それによってそれぞれの脚部(30,40)が占める容積をできる限り制限するようになっている。
また、図6および図7に関し、第1の脚部30にある2つの横方向ヒンジ(36,37)は、堅いブリッジ38によって相互につなげられている。第2の脚部40の2つの横方向ヒンジ(46,47)もまた、堅いブリッジ48によって相互につなげられている。
図7から明らかなように、ピストンロッド20がその展開位置にある場合、第1の脚部30の堅いブリッジ38および第2の脚部40の堅いブリッジ48は相互に対向し、それによって再構成されるピストンロッド20のこの領域を補強すると共にピストンロッド20のための堅い軸を得ることに寄与する。
図6および図7に関し、第1の脚部30および第2の脚部40には、それらの基端(30b,40b)に横断壁(39,49)がそれぞれ設けられている。図1〜図3から明らかなように、横断壁(39,49)は、それぞれ三日月形状を実質的に有し、この三日月の凸部分がピストンロッド20の展開位置において長手方向軸線Aの方に向けられ、結果として、図1に示すようなピストンロッド20の折り畳み位置において、それぞれの横断壁(39,49)の凹形半円形状は、長手方向軸線Aの方に向けられ、容器10を形成する円形の筒12の外形に適合し、それによって容器10を取り囲むそれぞれの脚部(30,40)が占める容積を制限する。従って、それぞれの横断壁(39,49)の形状は、筒12の外形に対する形状が相補的であり、それぞれの横断壁(39,49)が筒12に対して嵌まり込む関係にある。
図示しない実施形態において、図1に示すように容器10に取り付けられるピストンロッド20の折り畳み位置において、第1の脚部30の横断壁39を少なくとも1つの壊れやすいリンクによって、好ましくは2つの壊れやすいリンクによって、第2の脚部40の横断壁49につなげることができ、それぞれの壊れやすいリンクが例えば一方の三日月形状の横断壁(39,49)の端を他方の三日月形状の横断壁(49,39)の端に結合し、これによって本発明のキットの格納位置において不正操作認識システムを形成する。実際、2つの横断壁(39,49)と共に容器10の外面を取り囲むリングを全体的に形成する壊れやすいリンクは、注入器具を使う前に破壊されている必要があろう。
それぞれの脚部(30,40)に関し、これらの基端領域(32,42)には、外側稜部(32a,42a)の形成による補強部材がさらに与えられる。
図示の形態に関し、ピストンロッド20の接合部材21には、ピストンロッド20をピストン14に装着するための装着手段、図示の形態に関しては、ねじ部材22がその末端に設けられている。
ピストンロッド20および特に脚部(30,40)は、一方においてピストンロッド20の足の折り畳みを可能にする屈曲可能な部分(31,41)に必要な柔軟性と、他方においてピストンロッド20を再構成した時にピストンを押すために必要とされる最小剛性とを許容する任意の材料で作ることができる。本発明のピストンロッドの製造に適した材料の例は、ポリエチレンまたはポリプロピレンの如きポリオレフィンである。実施形態において、横方向ヒンジ(36,37,46,47)は、脚部の他の部分とは異なった材料から作られ、実施形態において、横方向ヒンジ(36,37,46,47)を熱可塑性ポリエチレンから作ることができるのに対し、脚部(30,40)の他の部分をポリスチレンまたはポリカーボネートから作ることができる。
さて、本発明のピストンロッド20および/またはキット1を取得できる使用可能な注入器具の再構成が図1〜図3を参照して記述されよう。
図1に示すような事前充填の容器10にあらかじめ取り付けたピストンロッド20を使用者に与えることができ、このピストンロッド20はその折り畳み位置にあって、2本の脚部(30,40)の基端領域(32,42)が中空の筒12の外壁に沿って折り畳まれ、横断壁(39,49)の凹形の部分が中空の筒12の外壁と接触状態になって前記中空の筒12に対しはまり込む関係にある。使う準備ができたピストンロッド20を再構成するため、使用者は、上述したような1つ以上の壊れやすいリンクがある場合、最初にこれを破壊し、次に2本の脚部(30,40)を図2に示すように展開する。次に、彼はペグを上述したように凹部へと係合させることで第1の脚部30の基端領域32を第2の脚部40の基端領域42に相互にスナップ嵌合することにより、第1の脚部30を第2の脚部40に連結し、これによってピストンロッド20を図3に示すようなその展開位置に再構成する。上で示したように、これによって得られる軸は、堅く、かつ信頼性が高く、中空の筒12内のピストン14を安全に末端側に押し付けるために用いられることができる。さらに、これが図3からはっきりと明らかなように、2つの横断壁(39,49)が適切かつ信頼性の高い使用者のための押圧面50をここで構成する。
注入を行うため、使用者はキャップ13を取り外し、横断壁(39,49)によって形成された押圧面50を末端側に押圧する。上述したように、脚部(30,40)の基端領域(32,42)に軸線方向に間隔をあけて相互に離れた少なくとも2つの固定手段と、脚部(30,40)の屈曲可能な部分(31,41)のそれぞれ2つの横方向ヒンジ(36,37;46,47)を相互につなぐ堅いブリッジ(38,48)との存在は、使用者がピストンロッド20を末端側に押圧する場合、長手方向軸線Aから外れず、確実かつ信頼性の高い細長い軸を得ることを可能にする。
図4に関し、ブリスター60で包装されたピストンロッド20の折り畳み位置にある図1のキット1を示す。この図でこれがはっきりと明らかなように、包装されたキット1は、コンパクトな形状を有し、可能な限り小さな容積を占めている。加えて、その相対的に一定かつコンパクトな容積のため、この包装されたキット1は他の同じような包装されたキットと共に積み上げることが容易であり、従って多数の事前包装されたキットを病院または薬局の在庫として備蓄しておくことが可能である。
図5に関し、包装体の他の実施形態が示されており、この図において、見えないキット1は、ピストンロッド20の折り畳み位置におけるキットの形状に対応する外側円筒形状を全体的に有し、キャップ71によって塞がれた堅いエンベロープ70内に包装されており、これは異なる2つの径の2つの実質的な管である。この図からこれがはっきりと明らかなように、包装されたキットは、非常にコンパクトな形状および容積を示しており、多数の他の同じような包装されたキットを容易に格納することができる。
図8に関し、図1〜図6のキット1の別な実施形態が示されており、これは脚部の基端領域がピストンロッドの折り畳み位置における容器の末端を越えて延在している。図1〜図6と同じ部材を示す参照符号を用いている。この図に示すように、第1の脚部30の基端領域32および第2の脚部40の基端領域42は同じ長さを有し、これらの末端は容器10の末端を越えて、すなわちピストンロッド20の折り畳み位置における容器10の末端に近接するキャップ13の末端を越えて延在している。この実施形態において、図1〜図6の三日月形状の横断壁(39,49)は、それぞれ楕円形状を有する横断壁(39a,49a)によって置き換えられており、この楕円形状は、2つの横断壁(39a,49a)が壊れやすいリンク80によってこれらを相互につなぐ共通箇所にて相互に接合することを可能にする。結果として、図8から明らかなように、容器10はピストンロッド20によって完全に囲まれており、ピストンロッド20を再構成して注入を行うため、使用者は壊れやすいリンク80を破壊して第1の脚部30を第2の脚部40から取り外さなければならない。相互につなげた2つの横断壁(39a,49a)は、キャップ13の末端を覆う壊れやすい保護壁を構成する。壊れやすいリンク80は、注入器具がすでに開けられているか否かを使用者に知らせる不正操作認識手段を構成する。
例えば1つ以上のキャップによって両端が閉じた管形状を全体的に有するブリスターまたは堅いエンベロープは、図8に示したキット1を包装するために用いられ、このようなキットを収容するための容積を最適化することができる。
図9〜図11には本発明のピストンロッドの他の実施形態が示され、これは脚部の屈曲可能な部分が金属製ブレードの形態に属する。図1〜図6と同じ部材を示す参照符号を用いている。この実施形態において、それぞれの脚部(30,40)の屈曲可能な部分(31,41)は、弾性金属ブレード(81,91)で形成されている。この弾性金属ブレード(81,91)を構成する金属は、ブレードが応力下で図9に示すようなU字形状を受け入れるように、それ自身が曲がって折り畳まれることを可能にし、次いで応力が加わらない場合にブレードが自動的にその無負荷形状へと戻ることを可能にするような弾性を示すあらゆる金属から選択することができる。例えば、この金属は鋼および形状記憶合金の如き超弾性材料から選択される。
このような一実施形態において、使用者には図9に示すようなブリスター60に包装されたキット1が与えられ、脚部(30,40)の基端領域(32,42)に圧力を加え、それによって弾性金属ブレード(81,91)をそのU形状に圧迫するブリスター60の横壁により、ピストンロッド20をその折り畳み位置に保持している。この実施形態において、脚部(30,40)の基端領域(32,42)には、図1の実施形態に対して記述したようなペグと凹部とを具えた同じ結合手段が設けられている。明瞭性の目的のため、これらペグおよび凹部の参照符号を図9〜図11には示していない。使用者がブリスター60からキット1を取り外す場合、脚部(30,40)の基端領域(32,42)に圧力が加わらず、図10に示すように、弾性金属ブレード(81,91)はピストンロッド20の中間位置であるその無負荷形状に戻る。次に、使用者は、第1の脚部(30)の基端領域(32)と第2の脚部(40)の基端領域(42)とを図1〜図6の実施形態に対して説明したようにペグを凹部にスナップ嵌合することにより、相互に結合する。このような一実施形態は、使う準備ができているピストンロッド20を再構成するために使用者が行う必要のある操作の回数を最小にする。
図9から明らかなように、図9〜図11の実施形態の包装されたキットは、限られた容積を占め、他の多数の包装されたキットと共にこれを容易かつ簡単に格納することを可能にするコンパクトな外側形状を有する。
このような一実施形態において、図1の実施形態の場合と同じように、図9に示すような容器10に取り付けられたピストンロッド20の折り畳み位置において、第1の脚部30の横断壁39を少なくとも1つの壊れやすいリンクによって、好ましくは2つの壊れやすいリンクによって第2の脚部40の横断壁49につなげることができ、それぞれの壊れやすいリンクは、例えば一方の三日月形状の横断壁(39,49)の端を他方の三日月形状の横断壁(49,39)の端に結合し、これによって本発明のキットの収容位置における不正操作認識手段を形成する。
本発明はまた、上述したようなキット1からコンパクトな事前充填注入器具を製造するための方法にも関し、以下の
容器10の中空の筒12を注入される製品で充填し、前記中空の筒をその末端にてキャップ13で塞ぐと共にその基端をピストン14で塞ぐステップと、
前記ピストン14から基端側の前記中空の筒12内に接合部材21を留めることによって本発明によるピストンロッド20を前記容器10に取り付け、前記筒の末端を前記ピストン14の基端に対向させるステップと、
前記接合部材21の末端を前記ピストン14に対して随意的に装着するステップと、
前記第1および第2ならびに随意的な追加の脚部(30,40)を中空の筒の基端を覆うこれらの屈曲可能な部分にて折り畳み、前記脚部の基端領域(32,42)が前記中空の筒12の外壁と平行に延在し、円筒形状を全体的に有するコンパクトな事前充填の注入器具を得るステップと、
前記横断壁の凹形の半円形状を前記中空の筒の円形の外壁に対して随意的に係合するステップと、
前記コンパクトな事前充填の注入器具をブリスター60またはほぼ円筒状のエンベロープ70内に随意的に包装するステップと
を具えている。
上の説明から明らかなように、本発明のピストンロッド20およびキット1は、非常にコンパクトな形態で格納できる注入器具を製造することを可能にする。このようなコンパクトに包装された注入器具は、容易に格納されることができ、極めて限られた空間内に他の同じようなコンパクトに包装された注入器具と共に積み重ねられることができる。このようなコンパクトに包装された注入器具は、多数のこのような注入器具を保管しなければならない薬局および病院にとって特に興味がある。

Claims (22)

  1. 注入器具のためのピストンロッド(20)であって、このピストンロッド(20)は第1および第2の脚部(30,40)を具え、それぞれの脚部は屈曲可能な部分(31,41)を具えると共に第1および第2の脚部のそれぞれの末端がつながる接合部材(21)からほぼ基端に延在し、それぞれの脚部(30,40)はその屈曲可能な部分(31,41)のところで折り畳まれることができ、前記ピストンロッド(20)は、長手方向軸線Aに対してほぼ整列する細長い形状を全体的に有すると共に前記ピストンロッドが第1の長さを有する折り畳み位置および前記ピストンロッドが前記第1の長さと異なる第2の長さを有する展開位置の一方にあり、
    前記ピストンロッド(20)が前記折り畳み位置にある場合、第1および第2の脚部(30,40)がこれらのそれぞれの屈曲可能な部分(31,41)にて折り畳まれ、前記屈曲可能な部分から基端に間隔をあけたそれぞれの脚部の領域(32,42)が接合部材(21)にほぼ対向し、
    前記ピストンロッド(20)が前記展開位置にある場合、前記第1および第2の脚部(30,40)の前記領域(32,42)が相互に対向し、
    前記ピストンロッド(20)は、前記ピストンロッド(20)が前記展開位置にある場合、前記領域(32,42)を相互に結合するための結合手段(33,34,35,43,44,45)をさらに具えたことを特徴とするピストンロッド。
  2. 前記結合手段は少なくとも第1および第2の固定手段を有し、これら第1および第2の固定手段は、ピストンロッドの前記展開位置において軸線方向に間隔をあけて相互に離れていることを特徴とする請求項1に記載のピストンロッド(20)。
  3. 前記結合手段は第3の固定手段をさらに有し、前記第1および第2および第3の固定手段は、ピストンロッドの前記展開位置において、軸線方向に間隔をあけて相互に離れていることを特徴とする請求項2に記載のピストンロッド(20)。
  4. 前記結合手段は、前記第1および第2の脚部(30,40)の前記領域(32,42)の一方にのみ配されていることを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載のピストンロッド。
  5. 前記結合手段は、前記第1の脚部(30)の前記領域(32;42)の一部および前記第2の脚部(40)の前記領域(42;32)の一部に配されていることを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載のピストンロッド(20)。
  6. 前記結合手段は、ピストンロッドが前記展開位置にある場合、相互に係合可能なペグ(43,44,35)と凹部(33,34,45)とを具えたスナップ嵌合手段を具え、前記ペグ(43,44,35)は、前記第1および第2の脚部(30,40)の一方の前記領域(32,42)に配され、前記凹部(33,34,45)は、前記第1および第2の脚部(30,40)の他方の前記領域(32,42)に配されることを特徴とする請求項5に記載のピストンロッド(20)。
  7. 前記第1および第2の脚部の少なくとも一方には、その基端に横断壁(39,49)が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項6の何れかに記載のピストンロッド(20)。
  8. 前記第1および第2の脚部(30,40)のそれぞれには、その基端に横断壁(39,49)が設けられていることを特徴とする請求項7に記載のピストンロッド(20)。
  9. 前記横断壁(39,49)のそれぞれは半円形の凹形状を有し、この半円形の凹形状がピストンロッド(20)の折り畳み位置において長手方向軸線Aの方に向けられていることを特徴とする請求項8に記載のピストンロッド(20)。
  10. 前記屈曲可能な部分(31,41)のそれぞれが軸線方向にピストンロッドの展開位置において軸線方向に間隔をあけて相互に離れた2つのヒンジ(36,37;46,47)を具えたことを特徴とする請求項1から請求項9の何れかに記載のピストンロッド(20)。
  11. 前記2つのヒンジ(36,37;46,47)は、ブリッジ(38,48)によって相互につなげられていることを特徴とする請求項10に記載のピストンロッド(20)。
  12. 第1の脚部(30)の前記ブリッジ(38,48)は、ピストンロッド(20)がその展開位置にある場合、第2の脚部(40)の前記ブリッジに対向することを特徴とする請求項11に記載のピストンロッド(20)。
  13. 前記屈曲可能な部分(31,41)のそれぞれが弾性金属ブレード(81,91)で作られていることを特徴とする請求項1から請求項9の何れかに記載のピストンロッド(20)。
  14. 前記接合部材(21)は、その末端にピストン装着手段(22)を具えたことを特徴とする請求項1から請求項13の何れかに記載のピストンロッド(20)。
  15. 1つ以上の追加の脚部を具え、この追加の脚部のそれぞれが屈曲可能な部分を具えると共にその末端が固定される前記接合部材(21)から基端に延在し、前記結合手段はピストンロッド(20)の展開位置において前記追加の脚部の基端部分を前記第1および第2の脚部(30,40)の少なくとも一方の前記領域に結合するようになっていることを特徴とする請求項1から請求項14の何れかに記載のピストンロッド(20)。
  16. 請求項1から請求項15の何れかに記載のピストンロッド(20)を具えたキット(1)であって、注入される製品を収容するように意図した容器(10)をさらに具え、前記容器(10)は注射針を収容するように意図したポートがその末端に設けられた中空の筒(12)を具え、前記製品がピストンロッド(20)により前記中空の筒(12)内を移動可能なピストン(14)の末端側への変位により前記中空の筒(12)から排出するようになっていることを特徴とするキット。
  17. 前記中空の筒(12)は注入される製品が事前充填され、前記中空の筒(12)はキャップ(13)でその末端が閉じられると共にピストン(14)によりその基端が閉じられることを特徴とする請求項16に記載のキット(1)。
  18. 前記ピストンロッド(20)が前記容器(10)に取り付けられ、ピストンロッドの接合部材(21)は、前記ピストン(14)の基端に対向する前記接合部材(21)の末端と共に前記ピストンの基端側で前記中空の筒(12)内に留まり、前記ピストンロッド(20)がその折り畳み位置にあることを特徴とする請求項17に記載のキット(1)。
  19. 横断壁(39,49)のそれぞれの形状は前記中空の筒(12)の外形に対して相補的形状であり、横断壁(39,49)のそれぞれと前記中空の筒(12)の外形との相補的形状は、前記ピストンロッド(20)がその折り畳み位置にある場合、横断壁のそれぞれと前記中空の筒(12)との間のはまり込み関係を可能にすることを特徴とする請求項8および請求項16から請求項18の何れかに記載のキット(1)。
  20. 前記2つの横断壁(39,49)は、前記ピストンロッド(20)がその折り畳み位置にある場合、少なくとも1つの壊れやすいリンク(80)によって相互につなげられることを特徴とする請求項19に記載のキット(1)。
  21. 前記第1および第2の脚部(30,40)のそれぞれの基端は、前記筒(12)の末端を越えて延在することを特徴とする請求項20に記載のキット(1)。
  22. 前記容器(10)に搭載された前記ピストンロッド(20)をその折り畳み位置で収容するための包装体(60;70)をさらに具えたことを特徴とする請求項16から請求項21の何れかに記載のキット(1)。
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