JP5532103B2 - 調剤支援システム - Google Patents

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Description

本発明は、調剤支援システムに関する。
経管投与による投薬の新たな手法として、簡易懸濁法が知られている(例えば非特許文献1参照)。この簡易懸濁法は、錠剤、カプセル剤等の薬剤を基本的には粉砕ないしは潰すことなく適量の温水に入れ、崩壊・懸濁させて経管投与に供する手法である。簡易懸濁法は、薬剤を粉砕ないし潰して経管投与に供する手法(粉砕調剤)と比較すると、光、湿度、温度等による安定性、吸収やバイオアベイラビリティの変化、薬剤のロス、調剤者の健康、調剤時間、配合変化、投与可能な薬剤(軟カプセルや抗癌剤の投与の可否)等の点で優れている。錠剤、カプセル剤を経管投与する場合、従来の粉砕、脱カプセルの方法に代わり、直接温湯に崩壊懸濁させて経管投与する「簡易懸濁法」が普及しその有用性が評価されている。また、錠剤、カプセル剤だけでなく散剤、顆粒剤においてもチューブ閉鎖の問題などから経管投与不適な薬剤があり、調剤時にその適否をチェックすることが必須となった。さらに、実際に投与する看護師へ経管投与に関する情報を提供することも重要である。
種々の調剤支援システムが提案されている(例えば特許文献1,2参照)。しかし、既知の調剤支援システムでは、医師、看護師、薬剤師等の医療関係者や患者、介護者等に対して簡易懸濁法を含む経管投与に関する情報を、効果的に提供することは困難であった。また、簡易懸濁法は粉砕調剤と比較すると未だ普及の途上にあるので、調剤支援システムで簡易懸濁法を取り扱うには、温水に投入した場合の物性、吸収、安定性、溶出挙動、配合変化等に関する情報を高頻度で追加・変更する必要があり、調剤支援システムには高い柔軟性が求められる。
特開2007−037823号公報 特開平9−094287号公報 倉田、外3名、「経管投与可能な固形薬剤の検討と一覧表の作成」、医療薬学、日本医療薬学会、2001年、第27巻、第5号、p.461−472
本発明は、簡易懸濁法を含む経管投与に関する情報を、医療関係者や患者等に効果的に提供でき、かつ簡易懸濁法を含む経管投与に関する情報の追加・変更等に関して高い柔軟性を有する調剤支援システムを提供することを課題とする。
本発明は、薬品毎に経管投与の可否及び経管投与の条件を示す経管投与フラグを少なくとも記憶した薬品マスターと、個々の前記経管投与フラグに割り当てられた前記経管投与の可否及び経管投与の条件を表す経管投与フラグコメントを記憶した名称マスターと、複数のコメントコードと、前記経管投与の可否及び経管投与の条件に関連したものを含む情報であって個々の前記コメントコードが割り当てられたコメントとを記憶したコメントマスターとを少なくとも有し、前記薬品マスターは、薬品毎に前記コメントコードを前記コメントの使用条件を指定する区分と共に記憶する情報蓄積部と、入力された処方情報に含まれる薬品の前記経管投与フラグを、前記薬品マスターを参照して確認し、確認した前記経管投与フラグを使用して前記入力された処方情報を整理し、かつ確認した前記経管投与フラグに対応する前記経管投与フラグコメントを、前記名称マスターから取り出し、前記入力された処方情報に含まれる薬品の前記コメントコードと前記コメントコードに対応する区分を前記薬品マスターを参照して確認し、確認した前記コメントコードに対応する前記コメントを前記コメントマスターから取り出す処理部と、前記処理部で整理された処方情報及び前記処理部で取り出された経管投与フラグコメントを、前記経管投与フラグにより決まる出力先に出力すると共に、前記処理部で取り出されたコメントを前記区分で指定された使用条件に従って出力する出力部とを備えることを特徴とする、調剤支援システムを提供する。
経管投与フラグを使用して整理した処方情報と、経管投与フラグに対応する経管投与フラグコメントを出力することで、簡易懸濁法を含む経管投与に関する情報を、医療関係者や患者等に効果的に提供できる。
例えば、前記経管投与フラグには、粉砕調剤が必要な薬品であることを示すものがあり、前記出力処理部は、前記粉砕調剤が必要な薬品であることを示す経管投与フラグがあれば必要に応じて暗所保存指示シートを出力する一方、前記粉砕調剤が必要な薬品であることを示す経管投与フラグがなければ暗所保存指示シートを出力しない。
経管投与フラグを使用して整理した処方情報や、経管投与フラグに対応する経管投与フラグコメントに加え、コメントを出力することにより、医療関係者や患者等に対して簡易懸濁法を含む経管投与に関するより詳細な情報を提供できる。また、薬品マスターにコメントフラグを出力先区分と共に記憶することにより、個々のコメントについての使用条件を薬品毎に指定できる。言い換えれば、同一のコメントでも薬品毎に出力の有無や出力先等を異ならせることができ、異なる薬品間でコメントを共用できる。その結果、コメントマスターがコメントを記憶するために必要な記憶容量を節約できる。また、簡易懸濁法を含む経管投与に関する情報の追加・変更等に関して高い柔軟性が得られる。
具体的には、前記処理部は、前記入力された処方情報に含まれる薬品の前記経管投与フラグが経管投与不可であることを示す場合には、少なくとも前記名称マスターから取り出した経管投与フラグコメントと前記コメントマスターから取り出したコメントとを含むチェックシートを、前記出力部に出力させる。
また、前記入力された処方情報に含まれる薬品の前記経管投与フラグが経管投与可であることを示す場合には、少なくとも前記名称マスターから取り出した経管投与フラグコメントと前記コメントマスターから取り出したコメントとを含む経管投与情報シートを、前記出力部に出力させる。
本発明の調剤支援システムは、薬品毎に経管投与の可否及び経管投与の条件を示す経管投与フラグを使用して整理ないしは取りまとめた処方情報と、経管投与フラグに対応する経管投与フラグコメントとを出力できるので、簡易懸濁法を含む経管投与に関する情報を、医療関係者や患者等に効果的に提供できる。また、コメントコードを区分と関連付けて記憶することにより、記憶容量を節約できると共に、簡易懸濁法を含む経管投与に関する情報の追加・変更等に関して高い柔軟性を実現できる。
図1は本発明の実施形態にかかる調剤支援システム1を示す。この調剤支援システム1は、ホスト2から受信した処方情報に医師からの経管投与指示が含まれる場合に、経管投与の可否等の確認、経管投与の手法に基づいた薬品等の取りまとめ等の処方情報の整理、薬袋への経管投与に関する情報の出力、経管投与が不可である場合の「チェックシート」の出力、及び経管投与が可である場合の「経管投与情報シート」の出力を行う。これにより医療関係者は煩雑な確認作業を行う必要がなく、調剤作業を効率的に行うことができる。また、経管投与に関して医療関係者と患者等の双方に整理された有益な情報を提供できる。この調剤システム1の運用としては、医師は該当する場合には処方時に「経管投与指示」を入力する。また、薬剤師は処方の「経管投与指示」を受けてこの調剤支援システム1を用い、内服薬すべての経管投与の適否を確認して調剤し、経管投与不適の場合には医師に疑義照会を行う。さらに、看護師は、薬袋及び経管投与情報シートに記載された方法に従って調製を実行する。
図1を参照すると、調剤支援システム1は、通信制御部3、データベース(情報蓄積部)4、データベース管理部5、入出力制御部6、印刷部(出力部)7、入力部8、表示部9、及び処理部10を備える。
通信制御部3は、ホスト2からの処方情報の受信を実行する。処方情報は、日付、患者のID情報等、医師が処方した薬剤の種類、用法、及び用量、並びに医師による経管投与指示が含まれる。ただし調剤支援システム1への処方情報の入力の態様は、ホスト2からの受信に限定されず、例えば医師が作成した処方箋中に記載された情報をオペレータPが入力部8を使用して手作業で入力してもよい。
データベース4は、薬品マスター21、名称マスター22、及びコメントマスター23を含む、種々のマスターを備える。各マスターのデータ構造等については後に詳述する。
処理部10は、通信制御部3がホスト2から受信した処方情報を処理し、処理結果に基づいて印刷部7に対して各種情報の出力を指示する。処理部10は、処方情報の処理に際してデータベース管理部5を介してデータベース4にアクセスし、データベース4に格納されている種々の情報を使用する。また、処理部10は、オペレータPが操作するキーボード、マウス等のデバイスである入力部8からの命令に基づいて動作する。例えば液晶ディスプレイである表示部9によって処理部10の処理結果等の必要な情報が視覚的に表示される。データベース4に格納された情報の追加・変更等は、入力部8からの命令に基づいて処理部10がデータベース4にアクセスして実行する。
印刷部7はプリンタ等からなり、後に詳述するように、処方箋31、薬袋32、薬剤情報シート33に加え、該当する場合にはチェックシート34や経管投与情報シート35を出力する。印刷部7への処理部10からの出力や、入力部8や表示部9と処理部10との間の入出力は入出力制御部6により制御される。
データベース4の薬品マスター21には、図2に模式的に示すレコード21aが多数記憶されている。個々のレコード21aは1つの薬品に対応している。個々のレコード21aは、薬品を特定する「薬品コード」、その薬品の名称のテキストデータである「薬品名称」、その薬品の量を示す錠、ml、g等の「単位」を含む。また、個々のレコード21aは、経管投与の可否及び経管投与の条件を示す「経管投与フラグ」を含む。さらに、個々のレコード21aは「コメントコード」(本実施形態では4桁の数字)が対応する「出力先区分」(本実施形態では1桁の数字)と共に記憶されている。「コメントコード」と「出力先区分」に関しては、コメントマスター23と共に後に詳述する。薬品マスター21のレコード21aは他の情報を含んでいてもよい。薬品マスター21に記憶されているそれぞれ1つの薬品に対する個々のレコード21aに対して、複数の「コメントコード」とそれに対応する「出力先区分」を関連付けることができる。
データベース4の名称マスター22には、図3に模式的に示すレコード22aが複数個(本実施形態では7個)記憶されている。各レコード22aは1個の「経管投与フラグ」と、その「経管投与フラグ」の定義を簡潔に表したテキストデータである「フラグ名称」と、その「経管投与フラグ」に割り当てられている経管投与の可否及び経管投与の条件を表すテキストデータである「経管投与フラグコメント」を含む。換言すれば、「経管投与フラグコメント」は「経管投与フラグ」別にまとめられたコメントであり、この「経管投与フラグコメント」は、後述するように薬袋32の注意事項、経管投与情報シート35中の記載、薬剤情報シート33中の記載等として出力される。本実施形態では、「0」から「6」までの7個の「経管投与フラグ」があり、個々の「経管投与フラグ」に割り当てられた「フラグ名称」及び「経管投与フラグコメント」は以下の表1に示す通りである。表1はあくまで一例であり、「経管投与フラグ」の追加や、個々の「経管投与フラグ」に対応する「フラグ名称」及び「経管投与フラグコメント」は任意に設定できる。
Figure 0005532103
「0」の「経管投与フラグ」は、その薬剤は経管投与が不可能であることを示す。一方、「1」から「6」までの「経管投与フラグ」は、経管投与が可能であることを示す。
「1」から「4」までの「経管投与フラグ」は、簡易懸濁が可能であることを示す。具体的には、「1」の「経管投与フラグ」は錠剤等の破壊を行うことなく簡易懸濁法を適用できることを示す。また、「2」の「経管投与フラグ」は錠剤等の破壊を行えば簡易懸濁法を適用可能であることを示す。さらに、「3」の「経管投与フラグ」はシリンジを使用して簡易懸濁を実行する必要があることを示す。さらにまた、「4」の「経管投与フラグ」は錠剤等の破壊を行った後にシリンジを使用して簡易懸濁を実行する必要があることを示す。
「5」の「経管投与フラグ」はその薬品が水溶性の高い散薬や水剤である等の理由で懸濁操作が不要であることを示す。また、「6」の「経管投与フラグ」は経管投与は可能であるが簡易懸濁法を実行することができず、薬剤を粉砕して経管投与する必要があることを示す。
データベース4のコメントマスター23には、図4に模式的に示すレコード23aが多数記憶されている。各レコード23aは「コメントコード」とその「コメントコード」が割り当てられた「コメント」を含む。言い換えれば、コメントマスター23には複数の「コメント」が記憶されており、個々の「コメント」にそれぞれ単一の「コメントコード」が割り当てられている。「コメント」は前記経管投与の可否及び経管投与の条件に関連したものを含む種々の情報を表すテキストデータである。「コメント」には経管投与とは関連しない情報も含まれる。前述の「経管投与フラグコメント」はいずれも経管投与に関連する情報であるの対し、「コメント」は情報の内容が限定されない(経管投与に関するものに限られない)点で汎用性を有する。
以下の表2は、「コメントコード」と「コメント」の一例を示す。「コメントコード」の追加や、個々の「コメントコード」を割り当てる「コメント」の内容は権限を有するオペレータ等が任意に設定できる。
Figure 0005532103
「出力先区分」は、個々の「コメント」について、「コメント」の使用条件、具体的には「コメント」を出力するか否か、及び出力する場合には出力先(処方箋31、薬剤情報シート33、薬袋32、チェックシート34、及び経管投与情報シート35のうちのいずれに印刷するか)を指定する。以下の表3は「出力先区分」の一例を示す。この表3における「出力先名称」が、「出力先区分」で指定される「コメント」の使用条件である。
Figure 0005532103
前述のように薬品マスター21の個々のレコード21aは「コメントコード」と共に「出力先区分」を記憶している。従って、同一の「コメントコード」に対応する「コメント」であっても、レコード21a毎(薬品毎)に「コメント」の使用条件を異ならせることができる。表2及び表3を参照すると、例えば「0012」の「コメントコード」が割り当てられた「55℃の温湯に10分間溶かして下さい」という「コメント」は、「0012」の「コメントコード」が「8」の「出力先区分」と共に登録されているレコード21aについては、経管投与情報シート35と薬袋32に印刷されるが、「0012」の「コメントコード」が「9」の「出力先区分」と共に登録されているレコード21aについては、処方箋31、薬剤情報シート33、薬袋32、チェックシート34、及び経管投与情報シート35のうちのいずれにも印刷されない。
このように、薬品マスター21に「コメントフラグ」を「出力先区分」と共に記憶することにより、個々の「コメント」についての使用条件を薬品毎に指定できる(同一の「コメント」でも薬品毎に出力の有無や出力先等を異ならせることができる)ので、異なる薬品間で「コメント」を共用できる。その結果、コメントマスター23が「コメント」を記憶するために必要な記憶容量を節約できる。また、簡易懸濁法を含む経管投与に関する情報の追加・変更等に関して高い柔軟性が得られる。
次に、図5のフローチャートを参照して本実施形態の調剤支援システム1の動作を説明する。
まず、ステップS1において、ホスト2から処方情報を受信する。次に、ステップS2において、内規処理を行う。この内規処理では調剤内規(個々の薬局、病院内で取り決められた調剤に関する独自の規則)に従って処方情報の整理(薬袋32に印字する情報のとりまとめ、1包化(服用時の薬を1つにまとめる。)等)を実行する。
ステップS3において、処方情報中に経管投与指示がなければ、ステップS4において内規処理で整理した処方情報を印刷した処方箋31、薬剤情報シート33、及び薬袋32を出力する。
ステップS3において、処方情報中に経管投与指示があれば、ステップS5において薬品マスター21を参照して処方情報に含まれる個々の薬品の「経管投与フラグ」を確認する。次に、ステップS6において、ステップS5で確認した「経管投与フラグ」に「0」のものがあるか、すなわち経管投与が不可の薬品が処方情報中に含まれているかを確認する。ステップS6において経管投与処理が不可の薬品が含まれている場合には、ステップS7において経管投与が不可の薬品に対する対処方法(例えば代替の薬品の提示)等を印字したチェックシート34が出力を出力する。このチェックシート34に印字する対処方法等としてコメントマスター23に記憶された「コメント」が使用される。具体的には、薬品マスター21を参照することで、個々の「コメントコード」の「出力先区分」を確認し、「出力先区分」で指定された使用条件に応じて「コメント」がチェックシート34に印刷される。医療関係者はこのチェックシート34を参照することで、経管投与に関する煩雑な確認作業を行う必要がなくなり、代替の薬品等の対処法を速やかに確認でき、調剤作業を効率的に行うことができる。
ステップS8においてオペレータPが継続指令を入力しない場合には、チェックシート34の出力で処理が終了する(ステップS9)。一方、ステップS8でオペレータPが継続指令を入力した場合には、ステップS10において整理処理を行う。また、ステップS6において、ステップS5で確認した「経管投与フラグ」に「0」のものがない場合、すなわち経管投与が付加の薬品が処方情報に含まれない場合(処方情報に含まれる薬品がすべて経管投与が可である場合)には、ステップS7〜S9の処理を実行することなく、ステップS10に処理が移行する。ステップS10の整理処理は、ステップS5で確認した「経管投与フラグ」等を使用して、ステップS2の内規処理でいったん整理した処方情報をさらに整理する処理であり、例えば薬袋32に印字する情報を「経管投与フラグ」を使用して再度とりまとめる。この整理処理では、例えば散薬同士は用法が同じであれば別剤(後述するRPが別であるという意味。)と指示されていても同一薬袋32に取りまとめられ、散剤と錠剤は用法が同じであっても別剤とする(別の薬袋32とする)等の予め定められた規則に従って処理が実行される。
続いて、ステップS11において、名称マスター22及びコメントマスター23を参照して経管投与関連処理を実行する。この経管投与関連処理では、「経管投与フラグ」や「コメントコード」及び「出力先区分」を参照して、処方情報に含まれる薬品について該当する「経管投与フラグコメント」や「コメント」を名称マスター22やコメントマスター23から取り出す。
ステップS12において処方情報に含まれる薬品について「経管投与フラグ」が「6」のものがある場合、すなわち粉砕調剤が必要な薬品が処方情報中に含まれる場合には、必要に応じてステップS13において粉砕調剤に関する情報を印字した暗所保存指示シート36が出力される。この暗所保存指示シート36は、以下のような薬品チェックを経て出力される。まず、データベース4は、「経管投与フラグ」の名称マスター22と同様の構成を有する「粉砕時保管フラグ」の第2の名称マスターを有する。この第2の名称マスターのレコードは、「粉砕時保管フラグ」と、それに対応する「フラグ名称」及び「粉砕時保管フラグコメント」を有する(表1参照)。「粉砕時保管フラグ」は粉砕時に暗所での保存が必要な薬剤であることを示し、それに対応する「粉砕時保管フラグコメント」は例えば「暗所保存」等のテキストデータである。また、薬品マスター21のレコード21aのうちその薬品について例えば粉砕時に暗所保存が必要である場合には、それを示す「粉砕時保管フラグ」が含まれる。ホスト2からの処方情報中に粉砕指示が含まれる場合、その処方情報に含まれる薬品について「粉砕時保管フラグ」が設定されているかを薬品マスター21を参照して確認する。そして、少なくとも1つの薬品について「粉砕時保管フラグ」が設定されていれば、対応する「暗所保存」等の粉砕時保管フラグコメントを使用して暗所保存指示36を作成及び出力する。なお、以上の薬品チェック及びそれに基づく暗所保存指示シート36の出力は処方情報中に経管投与指示が含まれない場合(図5のステップS3,4)にも実行される。
ステップS13の処理を実行した後、ステップS14に移行する。また、ステップS12において処方情報に含まれる薬品について「経管投与フラグ」が「6」のものがない場合、すなわち粉砕調剤が必要な薬品が処方情報中に含まれない場合(処方情報に含まれる薬品がすべて粉砕調剤の不要なものである場合)には、ステップS13の処理を実行することなく、ステップS14に移行する。ステップS14では、処方箋31、薬袋32、薬剤情報シート33を出力する。また、ステップS14では経管投与の方法に関する詳細な情報を印字した経管投与情報シート35が出力される。薬袋32にはステップS10の整理処理で「経管投与フラグ」を使用して再整理(経管投与フラグ別に取りまとめる)した処方情報が印刷される。また、薬袋32、薬剤情報シート33、及び経管投与情報シート35には経管投与の方法に関する情報として、名称マスター22に記憶された「経管投与フラグコメント」や、コメントマスター23に記憶された「コメント」が使用される。「経管投与フラグ」と一対一に対応する「経管投与フラグコメント」のみでなく、個々の「コメントコード」に割り当てられた「コメント」を印字することで、医療関係者や患者等に対して簡易懸濁法を含む経管投与に関するより詳細な情報を提供できる。薬袋32、薬剤情報シート33、及び経管投与情報シート35に簡易懸濁法を含む経管投与に関する情報が印刷されているので、医療関係者は煩雑な確認作業を行う必要がなく、調剤作業を効率的に行うことができる。また、経管投与に関して医療関係者と患者等の双方に整理された有益な情報を提供できる。特に、個々の薬袋32には「経管投与フラグ」によって整理された処方情報が印刷されている(個々の薬袋32には経管投与の方法別に薬品が収容される)ので、投与の際に経管投与の方法を簡単かつ確実に認識できる。また、経管投与情報シート35は簡易懸濁法を含む経管投与に関する詳細な情報がまとめて掲載される点で有用である。
本実施形態の調剤支援システム1は、特に「経管投与フラグ」を用いて処方情報を取りまとめる点、「経管投与フラグ」及びそれに対応する「経管投与フラグコメント」を任意に設定できる点、「経管投与フラグコメント」だけでなく、「コメントコード」が割り当てられた「コメント」を使用することで薬品別に経管投与に関するコメントを出力できる点、並びに「コメントコード」が割り当てられた「コメント」の使用条件を指定する「出力先区分」を使用することにより、薬品マスター21の異なるレコード21a間で同一の「コメント」を共用している点に特徴がある。
以下、本実施形態の調剤支援システム1について概念的な例を挙げてさらに説明する。
図6から図8は第1の例を示す。
図6はホスト2から受信した処方情報を概念的に示す。この例では医師が指定した処方には2つのグループないしはレシピ(以下「RP」と表記する。)があり、1RPでは「錠剤A」が1日3回毎食後1錠ずつの7日分処方されている。1RPには経管投与指示は含まれない。2RPでは散剤A,Bがそれぞれ1日3回毎食後1包ずつの7日分処方されている。2RPには経管投与指示が含まれている。
図7は内規処理(図5のステップS2)で整理後の処方情報を示す。この例では、内規処理の前後で処方情報に変更はない。
錠剤A、散剤A,Bがいずれも経管投与不可、すなわち「経管投与フラグ」が「0」であるとすると、チェックシート34が出力される(図5のステップS7)。図8はこの例でのチェックシート34を模式的に示す。チェックシート34には、錠剤A、散剤A,Bについて「経管投与不可」の表示が掲載されている。この「経管投与不可」の表示は「0」の「経管投与フラグ」に対応する「経管投与フラグコメント」が印刷されたものである(表1参照)。また、チェックシート34には、錠剤Aについて「腸ろうであれば経管投与可」、散剤Aについて「散剤Cへ変更」、散剤Bについては「散剤Dに変更」というように対処方法が掲載されている。これらの表示は、「コメントコード」がそれぞれ「0102」、「0201」、及び「0202」である「コメント」が「出力先区分」に指定された使用条件に従って印刷されたものである。すなわち、錠剤Aのレコード21aでは「0102」の「コメントコード」に「7」の「出力先区分」が付与され、散剤Aのレコード21aでは「0201」の「コメントコード」に「7」の「出力先区分」が付与され、散剤Bのレコード21aでは「0202」の「コメントコード」に「7」の「出力先区分」が付与されている。このチェックシート34には処方箋に含まれる情報がすべて掲載される。薬剤師はチェックシート34に基づいて医師に疑義照会を行い、処方箋の再発行等の必要な処理を行う。
図9から図14Bは第2の例を示す。
図9はホスト2から受診した処方情報を概念的に示す。1RPでは、錠剤A,Bが1日3回毎食後1錠ずつの7日分、散剤Aが1日3回毎食後1包ずつの7日分処方されている。2RPでは、錠剤C,D,Eが1日3回毎食後1錠ずつ、散剤Bが1日3回毎食後1包ずつの7日分処方されている。この例では、処方情報に含まれる錠剤A〜E及び散剤A,Bの「経管投与フラグ」は以下の表4に示す通りであり、「経管投与フラグ」が「0」のものは含まれない。
Figure 0005532103
図10は内規処理(図5のステップS2)で整理後の処方情報を示す。錠剤A〜Eが1RP、散剤A,Bが2RPに分類されている。
図11は整理処理(図5のステップS10)での整理後の処方情報を示す。「シリンジ内懸濁」の錠剤A(経管投与フラグ:3)が1RP、「懸濁可」の錠剤B,C(経管投与フラグ:1)が2RP、「破壊後懸濁可」の錠剤D(経管投与フラグ:2)が3RP、「破壊後シリンジ内懸濁」の錠剤E(経管投与フラグ:4)が4RP、ともに「懸濁不要」である散剤A,B(経管投与フラグ:5)が5RPに分類されている。
図12A〜Eは、この例での薬袋32を示す。図12Aは錠剤A(1RP)用の薬袋32であり、「注意事項」に「シリンジ内にて55℃の温湯に10分間溶かして下さい」と記載されている。図12Bは錠剤B,C(2RP)用の薬袋32であり、「注意事項」に「55℃の湯温に10分間溶かして下さい」と記載されている。図12Cは錠剤D(RP3)用の薬袋32であり、「注意事項」に「錠剤を破壊して「55℃の温湯で10分間溶かして下さい」と記載されている。図12Dは錠剤E(RP4)用の薬袋32であり、「注意事項」に「錠剤を破壊してシリンジ内にて55℃の温湯に10分間溶かして下さい」と記載されている。図12Eは散剤A,B(RP4)用の薬袋32であり、「注意事項」に「必ず水に溶かして下さい」と記載されている。
図13は、この例で出力される経管投与情報シート35(図5のステップS12)を示す。錠剤A〜E、錠剤A,Bのそれぞれについて、薬袋32(図12A〜図12E)の「注意事項」と同一の内容(温水の温度、懸濁時間、破壊の要否、シリンジ使用の要否を含む簡易懸濁の詳細)が掲載されている。
表1から表3を参照すれば明らかなように、図12A〜図12Eの薬袋32の「注意事項」と経管投与情報シート35に掲載されている情報は、個々の薬品のレコード21aに含まれる「経管投与フラグ」、「コメントコード」、及び「出力先区分」により決まる。錠剤Aについては、「3」の「経管投与フラグ」に対応する「経管投与フラグコメント」と「0012」の「コメントコード」に対応する「コメント」が記載されている(錠剤Aのレコード21aでは「0012」の「コメントコード」の「出力先区分」が「8」に設定されている)。錠剤B及び錠剤Cについては、「0012」の「コメントコード」に対応する「コメント」が記載されている(錠剤B及び錠剤Cのレコード21aでは「0012」の「コメントコード」の「出力先区分」が「8」に設定されている)。錠剤Dについては、「2」の「経管投与フラグ」に対応する「経管投与フラグコメント」と「0012」の「コメントコード」に対応する「コメント」が記載されている(錠剤Dのレコード21aでは「0012」の「コメントコード」の「出力先区分」が「8」に設定されている)。錠剤Eについては、「4」の「経管投与フラグ」に対応する「経管投与フラグコメント」が記載されている。
図14A,Bは、この例で出力される薬剤情報シート33(図5のステップS14)を示す。錠剤A〜Eのそれぞれについて、「服用方法」として「簡易懸濁法(シリンジ内で)」、「簡易懸濁法」、「簡易懸濁法(錠剤を破壊して)」、「簡易懸濁法(錠剤を破壊してシリンジ内で)」というように簡易懸濁法に関する情報が、服用量、効能効果等と共に掲載されている。散剤A,Bについては、前述のように「懸濁不要」であるので、簡易懸濁法に関する記載はない。
本発明の実施形態にかかる調剤支援システムを示すブロック図。 薬品マスターのレコードを示す模式図。 名称マスターのレコードを示す模式図。 コメントマスターのレコードを示す模式図。 本発明の実施形態にかかる調剤支援システムの動作を示すフローチャート。 処方情報の一例を示す概念図。 内規処理済みの処方情報を示す概念図。 チェックシートの一例を示す模式図。 処方情報の他の例を示す概念図。 内規処理済みの処方情報を示す概念図。 整理処理済みの処方情報を示す概念図。 第1の薬袋への印字内容を示す模式図。 第1の薬袋への印字内容を示す模式図。 第1の薬袋への印字内容を示す模式図。 第1の薬袋への印字内容を示す模式図。 第1の薬袋への印字内容を示す模式図。 経管投与情報シートの一例を示す模式図。 薬剤情報シートの一例を示す模式図。 薬剤情報シートの一例を示す模式図。
1 調剤支援システム
2 ホスト
3 通信制御部
4 データベース
5 データベース管理部
6 入出力制御部
7 印刷部
8 入力部
9 表示部
10 処理部
21 薬品マスター
22 名称マスター
23 コメントマスター
31 処方箋
32 薬袋
33 薬剤情報シート
34 チェックシート
35 経管投与情報シート
P オペレータ

Claims (2)

  1. 薬品毎に経管投与の可否及び経管投与の条件を示す経管投与フラグを少なくとも記憶した薬品マスターと、個々の前記経管投与フラグに割り当てられた前記経管投与の可否及び経管投与の条件を表す経管投与フラグコメントを記憶した名称マスターと、複数のコメントコードと、前記経管投与の可否及び経管投与の条件に関連したものを含む情報であって個々の前記コメントコードが割り当てられたコメントとを記憶したコメントマスターとを少なくとも有し、前記薬品マスターは、薬品毎に前記コメントコードを前記コメントの使用条件を指定する区分と共に記憶する情報蓄積部と、
    入力された処方情報に含まれる薬品の前記経管投与フラグを、前記薬品マスターを参照して確認し、確認した前記経管投与フラグを使用して前記入力された処方情報を整理し、かつ確認した前記経管投与フラグに対応する前記経管投与フラグコメントを、前記名称マスターから取り出し、前記入力された処方情報に含まれる薬品の前記コメントコードと前記コメントコードに対応する区分を前記薬品マスターを参照して確認し、確認した前記コメントコードに対応する前記コメントを前記コメントマスターから取り出す処理部と、
    前記処理部で整理された処方情報及び前記処理部で取り出された経管投与フラグコメントを、前記経管投与フラグにより決まる出力先に出力すると共に、前記処理部で取り出されたコメントを前記区分で指定された使用条件に従って出力する出力部と
    を備えることを特徴とする、調剤支援システム。
  2. 前記経管投与フラグには、粉砕調剤が必要な薬品であることを示すものがあり、
    前記出力処理部は、前記粉砕調剤が必要な薬品であることを示す経管投与フラグがあれば必要に応じて暗所保存指示シートを出力する一方、前記粉砕調剤が必要な薬品であることを示す経管投与フラグがなければ暗所保存指示シートを出力しない、請求項1に記載の調剤支援システム。
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