JP5530459B2 - 側面アクセス用ブランケット - Google Patents

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Description

本発明は、対流式加温ブランケットに関し、より詳しくは臨床医または外科医が側部を下にして横たわる患者の側面にアクセスできるように設計されるブランケットに関する。
手術中に患者を温めるために対流式加温ブランケットを使用することは、知られている。このような対流式加温ブランケットは、患者の体の全部あるいは患者の体の一部を覆うために使用されるブランケットを含む。下敷き用ブランケットもあり、この場合患者がブランケットの上に横たわる。しかし今のところ、外科医が患者の側面にアクセスして患者が側部を下にして横たわることが必要な外科処置や他の処置、例えば人工股関節移植を行うことを可能にする対流式加温ブランケットは、市場には存在しない。
本発明の対流加温ブランケットは、患者の上にかけられるように構成される。そしてブランケットが患者の上にかけられた状態において、患者の足からほぼ患者の背中の下方部分と胃に至る患者の横側面が露出し、これにより患者が側面を下にして横たわらなければならない外科処置や他の処置のために、臨床医または外科医が患者にアクセスできるようになっている。外科医が患者の左側面と右側面のどちらにもアクセスできるように、本発明のブランケットは、患者が右側面を下にして横たわる場合(左側面アクセス用ブランケット)または患者が左側面を下にして横たわる場合(右側面アクセス用ブランケット)に合わせて設計される。
詳しくは、ブランケットは2枚の不透気性シートから成る。2枚の不透気性シートは、周縁部において封止され、膨らませることが可能な構造を形成する。膨らませることが可能な構造は、上胴部を有する。患者の体の上方部分を覆うように、上胴部の寸法が決定されている。空間的に離れた2本の縦脚部が、上胴部の末端部から延びている。2本の縦脚部の一方は、上胴部の左側部または右側部から延びている。この場合、2本の縦脚部の一方の外縁部が、上胴部の縦外縁部から継ぎ目なく延びている。上胴部の最も左の縦外縁部と最も右の縦外縁部とから離れた位置において、上胴部の末端部から2本の縦脚部の他方が延びている。
上胴部の最左側縁部と最右側縁部の間にある2本の縦脚部の他方と、上胴部と共に連続的な縁部を形成する側縁部を持つ2本の縦脚部の一方は、空間により隔てられている。空間は、患者が側面を下にして横たわっている時に患者の体の下方部分を収容するのに十分なように構成されている。
2本の縦脚部の一方の縦側縁部から離れた上胴部の側部の延長部分が、フラップを形成する。フラップは、上胴部から2本の縦脚部の長さに渡り延びている。フラップの外側縁部は、上胴部の縦側縁部に連続している。一方、フラップの内側縁部は、上胴部末端のほぼ中央から延びる縦脚部(2本の縦脚部の他方)の縦側縁部に取り外し可能に接続されている。したがって、フラップはこの縦脚部から分離できる。以下の説明において、この縦脚部を中央縦脚部と称してもよい。取り外し可能な接続を実現するために、フラップと中央縦脚部の縁部との間における共通シール部に沿って、間隔を置いて配置される複数の切込みが設けられている。中央縦脚部から分離されると、フラップは患者が横たわる支持物の腕板に巻きつけることができる。テープや粘着表面層などの接着手段が、上胴部の基端部すなわち上縁部に設けられている。したがって、フラップを患者の腕に巻きつけた時に、上胴部の基端部における接着手段にフラップを接着的に取り付けることにより、フラップを正しい位置に保持することができる。
2本の縦脚部を折ったり伸ばしたりして患者が横たわる面に接着的に接続することができるように、2本の縦脚部の互いに向き合っていない縁部に沿ってテープなどのさらなる接着手段が設けられている。したがって、患者に対してブランケットが正しい位置に固定されることが、保証される。さらに、ブランケットを患者の体に接着固定するために、接着テープまたは接着層を設けてもよい。
前記構造を膨らますために、ブランケット上胴部に設けられた少なくとも1つの入口ポートを経由して、加熱された空気などの温度調節された流体がブランケットに入れられる。患者に接触するブランケットのシートすなわち層に、多数の孔が形成されている。患者の体の上方部分と露出した側面の双方を温めるために、これら孔を介して加熱された空気がブランケットから出る。
したがって、本発明は対流加温ブランケットである。このブランケットは、2枚の不透気性シートを備える。2枚の不透気性シートは、それらの周縁部において互いに接合されて膨らませることが可能な構造を形成する。この構造は、上胴部と2本の縦脚部とを有する。2本の縦脚部は、上胴部の末端部から延びている。2本の縦脚部は空間により互いに隔てられている。ブランケットを患者の上にかけた時に、患者の足から少なくとも患者の臀部または中央部に至る患者の側面を露出させるのに十分なように空間が構成されている。2本の縦脚部の一方が上胴部の縦側縁部から延びる縁部を有する。上胴部の2つの縦側縁部(すなわち最も右の縁部と最も左の縁部)の間に位置する上胴部の末端部から、2本の縦脚部の他方が延びている。ブランケットを患者の上にかけた時に、2本の縦脚部が患者の側面を挟む。前記構造を膨らますために前記構造に温度処理された空気を入れることを可能にする少なくとも1つの入口が、上胴部に設けられている。2枚の不透気性シートのうち患者に接触する不透気性シートが、患者に向けて温度処理された空気を出すための多数の孔を有する。
また本発明は、膨らませることが可能な構造を備える対流加温ブランケットに関する。この構造は、上胴部と、2本の脚部とを有する。2本の脚部は、上胴部の末端部から延びている。2本の脚部は、空間により互いに隔てられている。ブランケットにより患者がカバーされた時に、患者の足から少なくとも患者の臀部に至る患者の側面を露出させるのに十分なように前記空間が構成されている。2本の脚部の一方は、上胴部の左側部または右側部から延びている。2本の脚部の他方は、上胴部の最左側部と最右側部との間の位置において延びている。2本の脚部の一方が延びていない上胴部の側部から、フラップが延びている。温度処理された空気を前記構造に入れることを可能にする少なくとも1つの入口が設けられている。
さらに本発明は、周縁部において封止されている2枚の不透気性シートにより形成され、患者の側面へのアクセスを可能にする対流加温ブランケットに関する。このブランケットは、上胴部と、2本の脚部とを有する。2本の脚部は、上胴部の末端部から延びている。2本の脚部は、空間により互いに隔てられている。患者がブランケットによりカバーされた時に、患者の足から少なくとも患者の臀部に至る患者の側面を露出させるのに十分なように前記空間が構成されている。2本の脚部の一方は、上胴部の左側部または右側部から延びている。2本の脚部の他方は、上胴部の最左側部と最右側部との間の位置において延びている。2枚の不透気性シートが、膨らませることが可能な構造を形成している。またブランケットは、少なくとも1つの入口を有する。この入口は、温度処理された空気を前記構造に入れて前記構造を膨らませることを可能にする。患者の腕を覆う上胴部の部分において2枚の不透気性シートのうち患者に接触する不透気性シートに第1方向の孔の複数の列が設けられ、これらの孔列は少なくとも患者の腕に向かって加熱された空気を出すように働く。患者の体の上方部分を覆う上胴部の部分に沿って患者に接触する不透気性シートに第2方向の孔の複数の列が設けられ、これらの孔列は少なくとも患者の体の上方部分に向かって加熱された空気を出すように働く。
下記の図面と連係した本発明の以下の説明により、本発明がより明らかとなり、また本発明が最も良く理解される。
患者の体の右側面部を露出するように設計されている、本発明の対流ブランケットの図である。 図1のブランケットにおける患者に接触する底側シートの上面図である。 患者をカバーする本発明のブランケットの図であり、かつ患者の例としての露出した側面を示す図である。 患者にかけられて患者の左側面を露出するように設計されている、本発明のブランケットにおける両シートの重ね合せ図である。
図1を参照すると、そこには本発明実施例のブランケット2が示されている。ブランケット2は、膨らませることが可能な構造4を含む。構造4は、上胴部6、第1の脚部8、および他の脚部(第2の脚部)12を有する。第1の脚部8は、上胴部6の末端部10から縦に延びる。他の脚部12も、上胴部6の末端部10から縦に延びる。構造4は、2枚の不透気性シートから成る。これらシートのうち底側シートは、図2に示されている。そして、これらシートは、それらの外縁部14において、接合されている。
図1に示されるブランケット2の方位に関しては、図示の脚部8が上胴部6の左側末端部10から延びる。脚部8の左縁部8aは、上胴部6の左縁部すなわちシール部6aの延長部分となっている。換言すると、ブランケット2の左側部上に示されるように、連続シール部が上胴部6の基部縁から脚部8の末端縁まで縦に延びている。異なる参照番号が付されたブランケット2の異なる部分におけるシール部についてここで説明するのであるが、前に参照番号14で表したように、実際にはシール部はブランケット2の外縁部に沿って延びている点に留意すべきである。シール部の異なる部分を異なる参照番号で表すのは、ブランケット2の異なる部分をより詳しく指し示すためである。
脚部8は、内側シール部8bによっても形成される。外側シール部8a(6a)の内側に、他のシール部8cがある。シール部8cは、シール部8a(6a)と共に、縦の非膨張部16を形成する。患者に接触するシートの非膨張部16上に、接着材料または接着部材、例えば両面テープ18aと18b(図2)が設けられる。このように2つの接着テープ18aと18bが示されているが、実際にはこれらの接着テープを単一の接着テープで置き換えてもよい。事実、このような単一の接着テープは、図4の実施例のブランケットにおいて、示されている。
第2の脚部12は、ブランケット2の最左側縁と最右側縁の間における、上胴部6の末端部10から縦に延びる。参照を平易にするために、図1において、上胴部6のシール部を表す参照番号6aにより、ブランケット2の最左側部を指し示してもよい。また、上胴部6の右外縁側部のシール部を表す参照番号6bにより、ブランケット2の最右側部を指し示してもよい。第2の脚部12は、右シール部または縁部12aと左シール部または縁部12bとを有する。
上胴部6の末端部10と、脚部8の右縁部8bと、脚部12の左縁部12bとが合同して、空間20を画成する。空間20は、ブランケット2のほぼ中央部からブランケット2の足すなわち末端部まで延びている。
ブランケット2には、さらにフラップ22が形成されている。フラップ22の右シール部または縁部22aが上胴部6のシール縁部6bから連続して延びる態様で、フラップ22は上胴部6の右側部から延びる。フラップ22は、左縁部22bを有する。フラップ22の左縁部22bは、脚部12の右縁部12aと共に、非膨張性領域と共通シール部とを形成する。より詳しくは、脚部12の右縁部12aとフラップ22の左縁部22bとが、縦領域24を画成する。縦領域24は、実質的に上胴部6の末端部からブランケット2の足端部26まで延びている。患者側の層すなわちシート(図2)の上において、縦領域24内に少なくとも1つの接着細片、本実施例では2つの接着細片、例えば両面テープ28aと28bが存在する。2つの接着細片が示されているが、図4の実施例のブランケットにおいて示されるように、単一の接着細片が縦領域24の長さ方向に沿って延びていてもよい。
シール部22bは、フラップ22を脚部12から分ける縁部とみなしてもよい。シール部22bには、多数のスリット30が設けられる。これらスリット30は、シール部22bの長さ方向に沿って延びる。これらスリット30を介して、フラップ22が取り外し可能に脚部12に取り付けられている。すなわち、これらスリット30に沿って引き裂くことにより、フラップ22を脚部12から分離することができる。フラップ22は、上胴部6の末端部から延びていて、シール部22cにより上胴部6に取り付けられている。シール部22cは膨らませることが可能な上胴部6をフラップ22から分けていて、これによりフラップ22は非膨張性とされる。脚部12から分離されたフラップ22は、方向矢印32で示されるように、1つの方向に新聞状に折ってもよく、上胴部6の右側部に巻くようにしてもよい。両面テープなどの接着部材34を、上胴部6の基端部、例えばシール部6cに設けてもよい。この場合、方向矢印32で示されるようにフラップ22を折った時に、フラップ22の末端部22dを接着部材34に接着的に取り付けてもよい。図3を参照しながらより詳しく後述するように、フラップ22を接着部材34に取り付ける目的は、患者の両腕が包まれることを保証するためであり、また患者の両腕が患者が横たわる支持面に固定されることを保証するためである。
図1のブランケット2は、対流加温ブランケットである。図1に示されるブランケット2は、さらにブランケット左側部に位置する入口ポート36と、ブランケット右側部に位置する入口ポート38とを含む。いかなる時でも、これら入口ポート36と38のうちの一つのみが使用される。使用する入口ポートの開口部に空気ホースを挿入し、そして空気加温器を駆動して、温度処理された流体、例えば加熱された空気をブランケット2に入れてブランケット2を膨らます。この空気加温器の一例は、本発明の譲受人によって販売されているエクエータ・エア・ウオーマ(Equator Air Warmer)である。入口ポート36と38は、本出願の譲受人により2006年4月12日に出願された出願番号11/401957に開示されているものと同じである。出願番号11/401957の開示内容は、参照により本出願に組み込まれる。
上胴部6に関して、多数のシール部が示されていて、これらシール部は上胴部6を複数の異なる空気流パターンに分割する。これらシール部は、シール部40と41、シール部42aないし42d、およびシール部44aないし44eを含む。シール部40と41は、上胴部6の強度を上げ、上胴部6の最上部においてシール部に裂け目ができるのを防ぐ働きをする。シール部42aないし42dは、上胴部6の右部に位置する。シール部44aないし44eは、空間20に対して実質的に縦に揃うように配置されている。図1において、シール部40と41およびシール部42aないし42dは、水平方向に延びている。図1において、シール部44aないし44eは、垂直方向に延びている。シール部42aないし42dが位置する上胴部6の部分を、ブランケット2の腕部と称してもよい。このブランケット腕部は、脚部12を越えた位置において、脚部12に対して直交する方向に延びている。すなわち、このブランケット腕部は、脚部8と12の縦方向に対して直交する方向に延びている。
図2は下側から見たブランケット2の底面図であり、2枚のシートからなる構造の底側シートすなわち底側層を示す。ブランケット2の底側シート(下側シート)46は、本質的にブランケット2の上側シート4の鏡像として構成される。ただし、入口ポート36または入口ポート38を介してブランケット2に入れられた加熱された空気をブランケット2から出す孔が、底側シート46に追加されている。
特に、患者に接触するブランケット2の下側シートに、2列に並んだ孔48と2列に並んだ孔50が設けられている。孔48の2列は、脚部12の縁部12bの近傍に縦に延びている。孔50の2列は、脚部8の縁部8bの近傍に位置している。孔48と50の各2列から成る2組の孔列が、実質的に脚部8と12の長さ方向に沿って設けられている。孔48と50を有する構成において、ブランケット2が膨らまされると、患者の下胴部が置かれる空間20に向かってこれらの孔から加熱された空気が出てゆく。これにより、これらの孔に面する患者の正面側と背面側、ならびに露出した患者の横側面が温められる。この点については、図3を参照しながら、後述する。
水平方向のシール部42aないし42dに隣接して、かつそれらに沿って孔の複数の列が設けられる。これらの孔は、参照符号42a1、42b1、42b2、42c1、42c2、42d1、および42d2で表される。患者が横を向いて横たわっている時に、シール部42aないし42dにおける孔列から出る加熱された空気が患者の両腕と胸部を温める。垂直方向のシール部44aないし44eについても、同様に孔の複数の列が設けられる。これらの孔は、図2において、参照符号44a1、44b1、44b2、44c1、44c2、44d1、44d2、および44e1で表される。シール部44aないし44eについての垂直方向列を成す孔から出る加熱された空気が、ブランケット2に覆われる患者の上胴部を温める。
患者に対するブランケット2の配置が、図3に示される。明瞭化のために、患者が横たわる手術台またはベッドが、支持面52として表されている。図示されるように、支持面52に横たわる患者54は、ブランケット2によりカバーされている。点線により図示される空気ホース56が入口ポート36の開口部に結合され、空気加温器からの加熱された空気をブランケット2の中へ供給し、ブランケット2を膨らます。図示されるように、脚部8と脚部12により挟まれた空間20は、側面から見て患者の足から少なくとも患者の脚と尻、さらにたいていは患者の下方背部と胃に至る患者の体の下部を露出させるのに十分な寸法である。患者の両腕は伸ばされた状態にされ、薬物注入のために患者の両手がブランケット2の外に置かれる。したがって、図3に示される如く患者が左側面を下にして横たわっている時に、シール部42aないし42dに揃う孔列から出る加熱された空気が、患者の腕を温め、またある程度患者の胸も温める。同時に、シール部44aないし44eに隣接する垂直方向の列を成す孔から出る加熱された空気が、患者の上胴部を温める。
患者が挿管治療を受けているので、図示される患者の頭は、ブランケット上胴部6の最上部により実質的に覆われている。手術台またはベッドに患者を固定するために、前述のようにスリット30において引き裂くことによりフラップ22を脚部12から分離し、患者の両腕を支える面の下でフラップ22を患者の腕に巻く。フラップ22の末端部は、上胴部6の上方シール部6cに位置する接着テープ34に固定される。
患者の体の下部側面が露出した状態において、図示の如く外科医または臨床医は患者の体の下部における選択された部分に対して容易にアクセスすることができ、患者が側部を下にして横たわることが必要な外科処置、例えば人工股関節移植を行うことができる。同時に、孔48と50の各列から加熱された空気が患者の体の露出した下部に送られるので、患者のその露出した部分が温められる。
ブランケット2を正しい位置に保持するために、フラップ22を脚部12から分離して患者の両腕に巻いた後、脚部8と12の外側縁部を操作して、患者が横たわる手術台またはベッドの面に非膨張部16の接着層18aと18bおよび縦領域24の接着層28aと28bを接着することにより、脚部8の非膨張部16と脚部12の縦領域24を取り外し可能に支持面52に固定してもよい。ブランケット2の脚部8と12が支持面52に接着固定されていると、ブランケット2は正しい位置に保持される。接着層18a、18b、28a、および28bが恒久的に支持面52に固定されているわけではないので、ブランケット2を支持面52から容易に取り外すことができる。
ブランケット2を患者に固定するために、例えばブランケット2の上胴部6の末端部に接着手段、例えば図4に示されるテープ56を追加して、取り外し可能にブランケット2を患者に張り付けてもよい。
外科処置を患者のいずれの側面部に対しても行う可能性があるので、本発明のブランケットには、2つのバージョンがある。第1バージョンのブランケットは図1ないし3に示されていて、患者が右側面を露出する場合、すなわち患者が左側面を下にして横たわる場合に適合する。患者が右側面を下にして横たわり、したがって患者が左側面を露出する場合は、本発明のブランケットとして図4に示される形状の第2バージョンのものが使用される。
図4は図1ないし3における実施例のブランケットと鏡像関係にあるブランケットを示しており、図4ではそれと同じ参照番号が使用されている。図4における相違点は、便宜上ブランケットの上側シートと下側シートの両方を示す代わりに、下側シートにおける孔と上側シートにおける孔とをスーパーインポーズ形式で描き、したがって双方における孔と入口ポート36と38の両方が示されている。図4のブランケットが図1ないし3のブランケットと鏡像関係にあるので、それに応じて図4のブランケットにおける入口ポート36と38の配置は図1ないし3のブランケットにおけるものと異なるように設計される。さらに、脚部8と12のそれぞれに沿って設けられた2つの離れた接着部の代わりに、例としての接着テープ28と18の如く、接着層が連続的に縦領域24と非膨張部16に沿って設けられている。また、ブランケットを患者に固定するために、接着テープ56が上胴部6の末端部に設けられている。
図4のブランケット2は、動作と機能に関して、図1ないし3のブランケットと同じである。フラップ22は脚部12から分離可能であり、また患者の両腕に巻くことが可能であり、さらに上胴部6の基端部に位置する接着部材34に固定することができる。そして、患者がベッドまたは手術台の面に横たわり、そして患者にブランケットがかけられている際に、脚部8の非膨張部16と脚部12の縦領域24がブランケットをベッドまたは手術台の面に固定するようにしてもよい。患者を温めるために、種種の列を成す孔から加熱された空気が出るのであり、これは前述した如くである。

Claims (23)

  1. 2枚の不透気性シートを備える対流加温ブランケットであって、前記2枚の不透気性シートがそれらの縁部において互いに接合されて膨らませることが可能な構造を形成し、前記構造が上胴部と2本の縦脚部とを有し、前記2本の縦脚部が前記上胴部の末端部から延び、前記2本の縦脚部が空間により互いに隔てられ、当該ブランケットを患者の上にかけた時に患者の足から少なくとも患者の脚に至る患者の側面を露出させるのに十分なように前記空間が構成され、前記2本の縦脚部の一方が前記上胴部の側縁部又は右側縁部から延びる縁部を有し、前記上胴部の最左側縁部と最右側縁部との間に位置する前記上胴部の末端部から前記2本の縦脚部の他方が延び、当該ブランケットを患者の上にかけた時に前記2本の縦脚部が患者の側面を挟むように構成され、前記構造を膨らますために前記構造に温度処理された空気を入れることを可能にする少なくとも1つの入口が前記上胴部に設けられ、前記2枚の不透気性シートのうち患者に接触する不透気性シートが患者に向けて前記温度処理された空気を出すための孔を有する対流加温ブランケット。
  2. 前記上胴部が腕部を有し、患者の腕を覆うために前記腕部が前記2本の縦脚部の他方を直交方向に越えて延びる請求項1に記載の対流加温ブランケット。
  3. さらにフラップを備え、前記フラップが前記上胴部の末端部から延び、前記フラップが前記上胴部の末端部に固定接続され、前記フラップが前記2本の縦脚部のうち他方の縦脚部の、前記空間から遠方の側の縦縁部に分離可能に取り付けられている縦縁部を有する請求項1に記載の対流加温ブランケット。
  4. さらに接着手段を備え、前記接着手段が前記上胴部の上方端部に設けられ、前記フラップが前記2本の縦脚部のうち他方の縦脚部の前記縦縁部から分離された時に前記フラップは前記上胴部に巻くことが可能であり、前記フラップを前記接着手段に取り付けることにより前記フラップが前記上胴部に固定される請求項3に記載の対流加温ブランケット。
  5. さらに接着手段を備え、前記接着手段が前記2本の縦脚部の前記空間から遠方の縁部に沿って設けられ、前記接着手段により前記2本の縦脚部の前記縁部が患者と当該ブランケットが置かれる面に接着し、これにより当該ブランケットの前記2本の縦脚部が前記面に固定される請求項1に記載の対流加温ブランケット。
  6. 前記2枚の不透気性シートのうち患者に接触する不透気性シートに孔の複数の列が設けられ、前記孔の列が患者の腕が配置される方向に沿っていて、少なくとも前記上胴部によりカバーされる患者の腕に向けて温度処理された空気を出すように構成される請求項1に記載の対流加温ブランケット。
  7. 前記2枚の不透気性シートのうち患者に接触する不透気性シートにおいて、当該ブランケットの前記上胴部に縦方向に沿う孔の複数の列が形成され、少なくとも患者の体の上方部分に向けて温度処理された空気を出すように構成される請求項1に記載の対流加温ブランケット。
  8. それぞれが孔の2本の縦列から成る複数の組が前記2本の縦脚部の互いに対向し前記空間を画定する縁部に沿って設けられ、前記空間に位置する患者の脚と患者の体の下方部分に向けて温度処理された空気が前記孔縦列の組から出るように構成される請求項1に記載の対流加温ブランケット。
  9. 患者が右側面を下にして横たわる時に当該ブランケットが患者をカバーするように構成され、前記2本の縦脚部の間の位置において患者の体の上方部分から下の患者の左側面が露出する請求項1に記載の対流加温ブランケット。
  10. 患者が左側面を下にして横たわる時に当該ブランケットが患者をカバーするように構成され、前記2本の縦脚部の間の位置において患者の体の上方部分から下の患者の右側面が露出する請求項1に記載の対流加温ブランケット。
  11. 膨らませることが可能な構造を備える対流ブランケットであって、前記構造が上胴部と、2本の脚部と、フラップと、少なくとも1つの入口とを有し、前記2本の脚部が前記上胴部の末端部から延び、前記2本の脚部が空間により互いに隔てられ、当該ブランケットにより患者がカバーされた時に患者の足から少なくとも患者の脚に至る患者の側面を露出させるのに十分なように前記空間が構成され、前記2本の脚部の一方が前記上胴部の左側部または右側部から延び、前記2本の脚部の他方が前記上胴部の最左側部と最右側部との間の位置において延び、前記2本の脚部の一方が延びていない前記上胴部の側部から前記フラップが延び、前記入口が温度処理された空気を前記構造に入れることを可能にする対流ブランケット。
  12. 共通の縦シール部に沿って前記フラップと前記2本の脚部の他方が分離可能であり、前記フラップは前記上胴部に対して封止され、前記フラップは膨らませることが可能でない請求項11に記載の対流ブランケット。
  13. さらに接着手段を備え、前記接着手段が前記上胴部に設けられ、前記フラップが前記2本の脚部の他方から分離された後に前記フラップは前記上胴部に巻くことが可能であり、前記フラップを前記接着手段に取り付けることにより前記フラップが前記上胴部に固定される請求項12に記載の対流ブランケット。
  14. さらに接着手段を備え、前記接着手段が前記2本の脚部の対向する縁部に沿って設けられ、前記接着手段により前記2本の脚部が患者と当該ブランケットが置かれる面に取り付けられる請求項11に記載の対流ブランケット。
  15. 患者に接触するシートを前記構造が含み、患者の腕を覆う前記上胴部の部分において前記シートに孔の複数の列が設けられ、前記孔の列が前記2本の脚部に直交する方向にあり、少なくとも患者の腕に向けて前記温度処理された空気を出すように構成される請求項11に記載の対流ブランケット。
  16. 患者に接触するシートを前記構造が含み、患者の体の上方部分を覆う前記上胴部の部分に沿って前記シートに縦方向の孔の複数の列が形成され、少なくとも患者の体の上方部分に向けて温度処理された空気を前記孔の複数の列から出すように構成される請求項11に記載の対流ブランケット。
  17. 孔の少なくとも1本の列が前記2本の脚部の前記空間に臨むそれぞれの縁部に沿って設けられ、患者の脚と患者の体の下方部分に向けて前記温度処理された空気が前記孔の列から出るように構成される請求項11に記載の対流ブランケット。
  18. 患者の体の上方部分から下の患者の左側面または右側面が露出されるように患者をカバーするように構成される請求項11に記載の対流ブランケット。
  19. 周縁部において封止されている2枚の不透気性シートにより形成され、患者の側面へのアクセスを可能にする対流加温ブランケットであって、上胴部と、2本の脚部と、少なくとも1つの入口と、第1方向の孔の複数の列と、第2方向の孔の複数の列とを備え、前記2本の脚部が前記上胴部の末端部から延び、前記2本の脚部が空間により互いに隔てられ、患者が当該ブランケットによりカバーされた時に患者の足から少なくとも患者の脚に至る患者の側面を露出させるのに十分なように前記空間が構成され、前記2本の脚部の一方が前記上胴部の左側部または右側部から延び、前記2本の脚部の他方が前記上胴部の最左側部と最右側部との間の位置において延び、前記2枚の不透気性シートが膨らませることが可能な構造を形成し、前記入口が温度処理された空気を前記構造に入れて前記構造を膨らませることを可能にし、患者の腕を覆う前記上胴部の部分において前記2枚の不透気性シートのうち患者に接触する不透気性シートに前記第1方向の孔の複数の列が設けられ、少なくとも患者の腕に向かって加熱された空気を前記第1方向の孔の複数の列から出すよう構成され、患者の体の上方部分を覆う前記上胴部の部分に沿って前記患者に接触する不透気性シートに前記第2方向の孔の複数の列が設けられ、少なくとも患者の体の上方部分に向かって加熱された空気を前記第2方向の孔の複数の列から出すよう構成される対流加温ブランケット。
  20. 前記2本の脚部の前記空間を臨む縦縁部に沿って前記2本の脚部の各々が孔の少なくとも1本の列を備え、前記孔の列が加熱された空気を患者の露出した側面に向けて出すように構成される請求項19に記載の対流加温ブランケット。
  21. さらにフラップを備え、前記2本の脚部の一方が延びていない前記上胴部の側部から前記フラップが延び、共通の縦シール部に沿って前記フラップと前記2本の脚部の他方が分離可能であり、前記フラップは前記上胴部に対して封止され、前記フラップは膨らませることが可能でない請求項19に記載の対流加温ブランケット。
  22. さらに接着手段を備え、前記接着手段が前記上胴部に設けられ、前記フラップが前記2本の脚部の他方から分離された後に前記フラップは前記上胴部に巻くことが可能であり、前記フラップを前記接着手段に取り付けることにより前記フラップが前記上胴部に固定される請求項21に記載の対流加温ブランケット。
  23. さらに接着手段を備え、前記接着手段が前記2本の脚部の対向する縁部に沿って設けられ、前記接着手段により前記2本の脚部が患者と当該ブランケットが置かれる面に取り付けられる請求項19に記載の対流加温ブランケット。
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