JP5529763B2 - 無線通信システムにおけるダイバーシティ副チャンネルの構成装置及びその方法 - Google Patents
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Description
OFDM方式の無線通信システムは、副チャンネルを構成する方式によってバンド(band)選択(selection)副チャンネルとダイバーシティ(diversity)副チャンネルに区分される。
ダイバーシティ副チャンネルは、周波数ダイバーシティ利得(frequency diversity gain)を獲得できるよう、ダイバーシティ副チャンネルを構成する副搬送波が全体の周波数帯域に分散されるように構成する。
従って、無線通信システムはチャンネルの環境によって使用するバンド選択副チャンネルとダイバーシティ副チャンネルを構成するための方法を必要とする。
本発明の他の目的は、無線通信システムにおいて、バンド選択副チャンネルのための資源を割り当てた後に残った資源を利用してダイバーシティ副チャンネルを構成するための装置及びその方法を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、無線通信システムにおいて、バンド選択副チャンネルに割り当てたがバンド選択副チャンネルとして使用されなかった資源を、ダイバーシティ副チャンネルを構成するための資源として使用して副チャンネルを構成するための装置及びその方法を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、無線通信システムにおいて、ダイバーシティ副チャンネルのために割り当てた資源に対し、資源ユニット単位の順列とトーン/タイル単位の順列を遂行してダイバーシティ副チャンネルを構成するための装置及びその方法を提供することにある。
以下、発明の実施のための具体的な内容を記述する前に、本発明に使用された単語及び句(phrase)を定義しておくことが有利である:「含む(include)」と「有する(comprise)」のような意味の単語は制限なく含むことを表し、「又は(or)」は及び/又はの意味を含み、「関連する(associated with)」と「associated therewith」のような句は、「include」、「be included within」、「interconnect with」、「contain」、「be contained within」、「connect to or with」、「couple to or with」、「be communicable with」、「cooperate with」、「interleave」、「juxtapose」、「be proximate to」、「be bound to or with」、「have」及び「have a property of」などの意味を含み、「制御部(controller)」は装置(device)、少なくとも1つの運営制御のためのシステム又はシステムの一部、ハードウェアで遂行される装置、ファームウェア又はソフトウェア及び上述した機能のうち少なくとも2つの組み合わせを意味する。特定のcontrollerと連合された機能は、近さまたは遠さによって中央的又は分散的になり得る。上述したように定義される単語及び句は、本発明全般にわたって提供されるものであり、当業者が理解できるものであるべきであり、殆どの例には該当しないが、以前定義された意味を含むこともある。
以下、本発明の好ましい実施の形態を添付された図面を参照して詳細に説明する。そして、本発明を説明するに当たって、関連した公知の機能又は構成についての具体的な説明が本発明の要旨を不明確にする恐れがあると判断される場合には、その詳細な説明は省略する。
以下の説明において、無線通信システムは直交周波数分割多重方式を使用すると仮定して説明する。
また、以下の説明において、無線通信システムは下記図1に図示されたように構成されるフレームを利用して通信を遂行すると仮定して説明する。
前記図1に図示されているように、スーパーフレーム100は、多数個のフレーム110、120、130、140から構成される。この際、1つのフレーム110又は120又は130又は140は、多数個の小型フレーム150から構成される。この際、1つの小型フレーム150は多数個のシンボルによって構成される。例えば、スーパーフレーム100は4つのフレーム110、120、130、140から構成され、1つのフレーム110又は120又は130又は140は8つの小型フレーム150から構成される。また、1つの小型フレームは6つのOFDMシンボルから構成される。
上述したように、無線通信システムはフレームを階層的に構成し、小型フレームを資源ユニット(RU:Resource Unit)で構成する。ここで、前記資源ユニットは資源を割り当てる基本単位を示す。例えば、前記無線通信システムは、周波数軸に18個の連続した副搬送波と時間軸に6個の連続したシンボルから資源ユニットを構成する。この際、前記資源ユニットは各々のアンテナによるパイロットトーンを含む。
FFR技術を使用する場合、無線通信システムは全体の周波数帯域を周波数再使用係数がNである領域のための資源と周波数再使用係数が1である領域の資源に分割する。従って、前記無線通信システムは、下記図2に示されたように副チャンネルを構成することができる。ここで、前記周波数再使用係数がNである領域は、前記FFR技術が適用される資源領域を意味し、前記周波数再使用係数が1である領域は前記FFR技術が適用されない資源領域を意味する。
また、以下の説明で、無線通信システムはサブバンド(Sub band)単位でバンド選択副チャンネルを運用し、端末らはサブバンド単位でチャンネル特性をフィードバックする。ここで、前記サブバンドは物理的に隣接した多数個のPRUの集合を意味する。
前記図2を参照すると、前記図2の(a)に示されたように、物理チャンネルの全体の周波数帯域は多数個のPRUで構成される。この際、隣接した多数個のPRUは1つのサブバンドに構成される。
この後、前記基地局は周波数再使用係数がNである領域200に割り当てた後に残ったPRUらから、周波数再使用係数が1である領域210のバンド選択副チャンネル211のためのPRUらを選択する。この際、前記基地局は前記割り当てた後に残ったPRUらを、前記周波数再使用係数が1である領域210のダイバーシティ副チャンネル213のためのPRUらに割り当てる。
この後、前記基地局は、前記図2の(c)に示されたように、周波数再使用係数がNである領域200の資源を分割してN個の周波数再使用グループを生成する。例えば、周波数再使用係数が3である場合、前記基地局は周波数再使用係数がNである領域200の資源を分割して3つの周波数再使用グループ201、202、203を生成する。
また、前記基地局は、前記図2の(b)から周波数再使用係数がNである領域200と周波数再使用係数が1である領域210のバンド選択副チャンネル211に割り当てた後に残ったPRUに対する順列の使用を介して、周波数再使用の係数が1である領域210のダイバーシティ副チャンネル213を構成する。この際、前記周波数再使用の係数が1である領域210を使用するセル又はセクタらは互いに異なる方式の順列を使用してダイバーシティ副チャンネル213を構成する。
図3は、本発明の他の実施の形態による無線通信システムにおけるダイバーシティ副チャンネルを構成するための手順を示す図である。
前記図3を参照すると、基地局はステップ301でダイバーシティ副チャンネルを構成するかを確認する。
前記ダイバーシティ副チャンネルを構成するための資源を確認した後、前記基地局はステップ305に進行し前記ステップ303で確認した資源に対するPRU単位の順列を遂行する。例えば、前記基地局は前記図2の(b)に示されたダイバーシティ副チャンネル領域213に割り当てられたPRUらを、PRU単位の順列によってランダムに混ぜる。
この後、前記基地局はステップ307に進行し、トーン単位とタイル単位のうち少なくとも1つのダイバーシティ副チャンネルを構成するための資源を決定する。
この後、前記基地局は本アルゴリズムを終了する。
この際、前記基地局は隣接した2つのトーンから構成されたトーンペア(tone pair)を基本単位にしてトーン単位の順列を遂行する。ここで、前記トーンペアは1つのPRU内で隣接した2つのトーンから構成される集合を意味する。この際、前記基地局はPRUに含まれるパイロットの位置を考慮してトーンペアを構成することができる。例えば、PRU内に12個のパイロットトーンが位置する場合、前記基地局は下記図4に示されたようにトーンペアを構成することができる。
前記図4を参照すると、前記図4の(a)は均衡的(regular)に構成されたPRUを示しており、前記図4の(b)は不均衡(irregular)に構成されるPRUを示している。
前記図4の(a)に示されたように、前記基地局は周波数軸に隣接した2つのデータトーンを1つのトーンペアに構成し、順に48個のトーンペアを構成する。この際、前記基地局は周波数軸を優先的にトーンペアのインデックスを順に与える。
前記図4の(b)に示されたように、PRUを構成する最後のシンボルを利用してデータを伝送できない場合、前記基地局は周波数軸に隣接した2つのデータトーンを1つのトーンペアに構成し、順に40個のトーンペアを構成する。この際、前記基地局は周波数軸を優先的にトーンペアのインデックスを順に与える。
図5は、本発明の他の実施の形態による無線通信システムにおけるダイバーシティ副チャンネルにおいて、トーン単位の順列のための資源ユニットの構造を示す図である。
前記図5を参照すると、前記図5の(a)は均衡的に構成されたPRUを示しており、前記図5の(b)は不均衡に構成されるPRUを示している。
前記図5の(a)に示されたように、前記基地局は周波数軸に隣接した2つのデータトーンを1つのトーンペアに構成して順に46個のトーンペアを構成する。この際、前記基地局は周波数軸を優先的にトーンペアのインデックスを順に与える。
前記図5の(a)と(b)に示されたように、PRUにおいて3番目のシンボルと4番目のシンボルにのみパイロットが存在しないため、前記3番目のシンボルと4番目のシンボルは他のシンボルよりデータトーンの個数が多い。従って、前記基地局は各々のシンボルが同じ個数のトーンペアを有するように順にインデックスを割り当てる。この後、前記基地局は3番目のシンボルと4番目のシンボルの残りのトーンペアに対して追加的にインデックスを与える。この際、前記基地局はインデックスを追加的に与えられたトーンペアが隣接しないようにランダムに位置づける。
他の例を挙げると、基地局はトーン単位ダイバーシティ副チャンネルに割り当てられたNtone個のPRUらに対し、時間軸と周波数軸に循環シフト(Cyclic Shift)を遂行してトーンペアをインデックシングすることもできる。
更に他の例を挙げると、基地局はトーン単位のダイバーシティ副チャンネルに割り当てられたNtone個のPRUから構成される各々のOFDMAシンボルに対し、周波数軸にトーンペアを優先的にインデックシングすることもできる。つまり、基地局はl番目のOFDMAシンボルに対する全てのトーンペアを周波数軸に優先してインデックシングすることもできる。
他の例を挙げると、前記基地局はトーン単位のダイバーシティ副チャンネルに割り当てられたPRUの個数と下記<数式2>のようなSEEDを利用してランダムシーケンスを生成することもできる。
ランダムシーケンスを生成した後、前記基地局はランダムシーケンスを利用してトーン単位のダイバーシティ副チャンネルのs番目のDRU(Diversity Resource Unit)を構成するl番目のOFDMAシンボルのk番目のトーンペアに割り当てるトーンペアインデックスを選択する。例えば、基地局は下記<数式3>を利用してs番目のDRUを構成するl番目のOFDMAシンボルのk番目のトーンペアに割り当てるトーンペアインデックスを選択する。
この際、前記基地局は、前記
他の例を挙げると、基地局は下記<数式4>を利用してs番目のDRUを構成するl番目のOFDMAシンボルのk番目のトーンペアに割り当てるトーンペアインデックスを選択することもできる。
上述したように、基地局は前記<数式4>の
前記<数式3>と前記<数式4>において、トーンペアを選択するためのPRUのインデックスnk,lは下記<数式5>のように算出する。
他の実施の形態において、基地局はタイル単位の順列を介してタイル単位のダイバーシティ副チャンネルを構成することもできる。ここで、前記タイルはタイル単位のダイバーシティ副チャンネルを構成するための最小単位を示している。
この際、前記タイルは下記図6に示されたように構成される。
前記図6に示されたように、1つのタイルは周波数軸に6つの連続した副搬送波と、時間軸に6つの連続したシンボルから構成される。
上述したように構成されるタイル単位でダイバーシティ副チャンネルを構成する場合、基地局はランダムシーケンスを利用してタイル単位のダイバーシティ副チャンネルのs番目のDRUを構成するk番目のタイルを選択する。例えば、基地局は下記<数式6>を利用してs番目のDRUを構成するk番目のタイルに該当するインデックスを選択する。
他の例を挙げると、基地局は下記<数式7>を利用してs番目のDRUを構成するk番目のタイルに該当するインデックスを選択することもできる。
他の例を挙げると、基地局は下記<数式8>を利用し、s番目のDRUを構成するk番目のタイルに該当するインデックスを選択することもできる。
前記<数式6>と前記<数式7>及び前記<数式8>で使用されたf(s,k)は、下記<数式9>のように定義される。
以下の説明は、副チャンネルを構成するための基地局の構成についての説明である。
図7は、本発明の他の実施例による無線通信システムにおけるダイバーシティ副チャンネルを構成するための基地局のブロック構成図である。
前記図7に示されたように、前記基地局はデュプレクサ700、受信機710、制御部720及び送信機730を含んで構成される。
前記デュプレクサ700は、デュプレクシング方式によって前記受信機730から提供された送信信号をアンテナを介して送信し、アンテナからの受信信号を受信機710に提供する。
前記RF処理機711は、前記デュプレクサ700から提供された高周波信号を基底帯域のアナログ信号に変換する。
前記アナログ/デジタル変換機713は、前記RF処理機711から提供されたアナログ信号をデジタルのサンプルデータに変換して出力する。
前記OFDM復調機715は、フーリエ変換を介して前記アナログ/デジタル変換機713から提供された時間領域のサンプルデータを周波数領域のデータに変換して出力する。例えば、前記OFDM復調機715はFFT演算機を利用し高速フーリエ変換を遂行する。
前記復号機717は、前記OFDM復調機715から提供された周波数領域のデータから実際受信しようとする副搬送波らのデータを選択する。この後、前記復号機717は、前記選択したデータを予め決められた変調水準(MCSレベル)に応じて復調及び復号して出力する。ここで、前記変調水準はMCS(Modulation and Coding Scheme)レベルのことをいう。
前記資源割り当て部723は、全体の周波数資源から順に周波数再使用係数がNである領域と周波数再使用係数が1である領域のバンド選択副チャンネルとダイバーシティ副チャンネルのための資源を割り当てる。例えば、前記資源割り当て部723は、前記図2の(b)に示されたように、周波数再使用係数がNである領域のための資源と周波数再使用係数が1である領域のバンド選択副チャンネルとダイバーシティ副チャンネルのためのPRUらを選択して割り当てる。この際、前記資源割り当て部723は前記制御部720から提供されたFFRの割合に応じて周波数再使用係数がNである領域の資源を割り当てる。
この後、前記ダイバーシティ副チャンネル構成部725は、トーン単位の順列又はタイル単位の順列を追加的に遂行して、トーン単位のダイバーシティ副チャンネル又はタイル単位のダイバーシティ副チャンネルを構成する。例えば、周波数再使用係数がNである領域のダイバーシティ副チャンネルを構成する場合、前記ダイバーシティ副チャンネル構成部725は周波数再使用係数がNである領域の資源をN個のグループに分割する。この後、前記ダイバーシティ副チャンネル構成部725は、各々のグループ別にPRU単位のダイバーシティ副チャンネルとトーン単位のダイバーシティ副チャンネルを構成する。この際、前記ダイバーシティ副チャンネル構成部725は、各々のグループ別にバンド選択副チャンネルを構成することもできる。
前記復号機731は、前記制御部720から割り当てられた資源を利用し、端末に伝送する信号を該当する変調水準に応じて符号化及び変調して出力する。
前記OFDM変調機733は、逆フーリエ変換を介して前記復号機731から提供された周波数領域のデータを時間領域のサンプルデータ(OFDMシンボル)に変換して出力する。例えば、前記OFDM変調機733は、IFFT演算機を利用して逆フーリエ変換を遂行する。
前記デジタル/アナログ変換機735は、前記OFDM変調機733から提供された前記サンプルデータをアナログ信号に変換して出力する。
前記RF処理機737は、前記デジタル/アナログ変換機735から提供された基底帯域のアナログ信号を高周波信号に変換して出力する。
上述したように、基地局はバンド選択副チャンネルのために選択したサブバンドを除いたPRUらを利用しダイバーシティ副チャンネルを構成する。この際、基地局は下記図8に示されたようにバンド選択副チャンネルを構成する。
前記図8を参照すると、前記図8の(a)に示されたように物理チャンネルの全体の周波数帯域は多数個のPRUから構成される。ここで、隣接した多数個のPRUは1つのサブバンドに構成される。
前記図8の(b)に示されたように、基地局は全体の周波数帯域からバンド選択副チャンネルのためのサブバンドを選択する。例えば、基地局は下記<数式10>を利用してバンド選択副チャンネルのためのサブバンドを選択する。ここで、基地局はバンド選択副チャンネルのために3つのサブバンドを選択すると仮定して説明する。
前記<数式10>の前記p(x)とq(x)は下記<数式11>のように生成する。
前記<数式12>の前記p(x)とq(x)は下記<数式13>のように生成される。
この際、前記基地局は周波数再使用係数がNである領域810の資源を、N個の周波数再使用グループ812、814、816に分割する。例えば、周波数再使用係数が3である場合、前記基地局は周波数再使用係数がNである領域810の資源を3つの周波数再使用グループ812、814、816に分割する。この際、各々の周波数再使用グループ812、814、816は、バンド選択副チャンネルのためのPRUらを選択してバンド選択副チャンネルを構成することもできる。
また、前記基地局は各々の周波数再使用グループ812、814、816でダイバーシティ副チャンネルを構成するための資源を互いに異なるN2単位の順列を適用してPRUらをランダムに混ぜる。
一方、前記基地局は、タイル単位のダイバーシティ副チャンネル領域に決定されたPRUをタイル単位の順列を介してランダムに混ぜる。例えば、前記基地局は、PRU単位のダイバーシティダイバーシティ副チャンネルのためのPRUとして選択した後に残ったPRUを順に整列する。この際、前記基地局は周波数再使用領域別に互いに異なるタイル単位の順列を適用することができる。
基地局は下記図9に示されたように、バンド選択副チャンネルとダイバーシティ副チャンネルを構成することもできる。
前記図9を参照すると、前記図9の(a)に示されたように、物理チャンネルの全体周波数帯域は多数個のPRUから構成される。ここで、隣接した多数個のPRUは1つのサブバンドに構成される。
前記図9の(b)に示されたように、基地局は全体周波数帯域のサブバンドらをN1単位の順列を介してランダムに混ぜる。例えば、基地局は下記<数式14>を利用してN1単位の順列を遂行する。ここで、前記N1単位の順列は全てのセクタ及びセルに同一に適用される。また、前記N1単位はサブバンド単位を示している。
前記<数式14>によって、基地局はバンド選択副チャンネルとして選択するサブバンドの個数によってN1単位の順列方式を決定する。
前記<数式14>の前記p(x)、q(x)及びh(x)は下記<数式15>のように生成される。
他の例を挙げると、基地局は下記<数式16>を利用し、N1単位の順列を遂行する。
前記<数式16>によって、基地局はバンド選択副チャンネルとして選択するサブバンドの個数によってN1単位の順列方式を決定する。
前記<数式16>の前記p(x)、q(x)及びh(x)は下記<数式17>のように生成される。
前記M<数式16>と<数式18>のNdistは下記<数式19>のように算出することができる。
前記<数式19>によってバンド選択副チャンネルのために選択するサブバンドの個数(Nres_band)が多くなっても、サブバンド単位の順列を介して混ぜられた隣接したサブバンドの間における距離は最小サブバンド単位の2倍になるように設定される。これによって、前記<数式19>の2は基地局から設定したサブバンド単位の順列を介して混ぜられた隣接したサブバンドの間における最小距離によって変更されることができる。
また、前記<数式16>と<数式18>のNdistは下記<数式20>のように算出することもできる。
前記<数式21>によって基地局はバンド選択副チャンネルのために選択するサブバンドの個数が少なくなっても、ダイバーシティ副チャンネルを生成する際、周波数のダイバーシティ次数が最小4以上になるよう保障する。これによって、前記<数式21>の4は基地局が最小限に保障する周波数のダイバーシティ次数によって変更されることもできる。
前記<数式14>又は<数式16>を利用してN1単位の順列を遂行した後、前記基地局はNres_band個のサブバンドをバンド選択副チャンネルのための資源として選択する。この際、前記基地局は周波数再使用係数が1である領域900のバンド選択副チャンネルのための資源を選択する。
また、前記基地局はバンド選択副チャンネルを構成するためのサブバンドとして選択されなかったPRUらをN2単位の順列を介してランダムに混ぜる。例えば、基地局は前記<数式12>を利用してN2単位の順列を遂行する。ここで、前記N2は周波数帯域によって1又は2の値に設定される。また、前記N2単位の順列は全てのセル又はセクタに同一に適用される。
この際、前記基地局は周波数再使用係数がNである領域910の資源をN個の周波数再使用グループ912、914、916に分割する。例えば、周波数再使用係数が3である場合、前記基地局は周波数再使用係数がNである領域910の資源を3つの周波数再使用グループ912、914、916に分割する。この際、各々の周波数再使用グループ912、914、916はバンド選択副チャンネルのためのPRUらを選択してバンド選択副チャンネルを構成することもできる。
一方、前記基地局はタイル単位のダイバーシティ副チャンネル領域として決定されたPRUらをタイル単位の順列を介してランダムに混ぜる。例えば、前記基地局はPRU単位のダイバーシティ副チャンネルのためのPRUらとして選択した後に残ったPRUらを順に整列する。この際、前記基地局は周波数再使用領域別に互いに異なるタイル単位の順列を適用することができる。
前記基地局からサービスを提供される端末は、前記基地局と同じ副チャンネルを構成する必要がある。従って、前記基地局はサービスを提供する端末が自らと同じ副チャンネルを構成できるよう、副チャンネルの構成情報を端末らに伝送する。例えば、基地局はスーパーフレームヘッダーを介して周期的に伝送する放送情報チャンネルを介して副チャンネルの構成情報を端末に伝送することができる。ここで、前記副チャンネルの構成情報はFFRの割合情報と周波数再使用係数がNである領域に割り当てたPRUらの位置情報及びバンド選択副チャンネルに割り当てるPRUの個数情報を含む。
これによって、端末は基地局から提供された副チャンネルの構成情報を利用し、サービング基地局と同一に周波数再使用係数が1である領域と周波数再使用係数がNである領域のダイバーシティ副チャンネルとバンド選択副チャンネルを構成することができる。
710 受信機
711 RF処理機
713 ADC
715 OFDM復調機
717 復号機
720 制御部
721 副チャンネル構成部
723 資源割り当て部
725 ダイバーシティ副チャンネル構成部
730 送信機
731 復号機
733 OFDM変調機
735 DAC
737 RF処理機
Claims (31)
- 無線通信システムにおける副チャンネルを構成するための方法において、
制御部による制御によって、副チャンネルを構成する資源に対し第1順列を遂行する過程と、
前記制御部による制御によって、前記第1順列を遂行した資源を第1グループと第2グループとに分割する過程と、
前記制御部による制御によって、前記第1グループの資源を利用して第3グループを構成する過程と、
前記制御部による制御によって、前記第2グループの資源に対する第2順列を遂行する過程と、
前記制御部による制御によって、前記第1グループに含まれる資源のうち、前記第3グループを構成した後に残った資源及び前記第2順列を遂行した前記第2グループの資源を利用して第4グループを構成する過程と、を含む方法。 - 前記第1順列は、サブバンド単位の順列を含み、
前記第2順列は、資源割り当てユニット単位の順列を含む請求項1に記載の方法。 - 前記制御部による制御によって、前記第4グループの資源を利用して第5グループを構成する過程と、
前記制御部による制御によって、前記第4グループに含まれる資源のうち、前記第5グループを構成した後に残った資源に対する第3順列を遂行する過程と、
前記制御部による制御によって、前記第3順列を遂行した資源を利用して第6グループを構成する過程と、を更に含み、
前記第3順列は、トーンペア単位の順列を含み、
前記トーンペアは、連続した2つのトーンを含み、
前記第5グループは、資源割り当てユニット単位のダイバーシティ副チャンネルを含み、
前記第6グループは、トーン単位のダイバーシティ副チャンネルを含む請求項1又は2に記載の方法。 - 前記制御部による制御によって、前記第4グループの資源のうち、前記第5グループを構成した後に残った資源に対して第4順列を遂行する過程と、
前記制御部による制御によって、前記第4順列を遂行した資源を利用して第7グループを構成する過程と、を更に含み、
前記第4順列は、タイル単位の順列を含み、
前記第7グループは、タイル単位のダイバーシティ副チャンネルを含む請求項3に記載の方法。 - 前記サブバンドは、少なくとも2つの資源割り当てユニットを含む請求項2に記載の方法。
- 前記資源割り当てユニットは、18個の副搬送波と6個のシンボルを含む請求項2に記載の方法。
- 前記制御部による制御によって、前記第4グループを周波数再使用係数が1である領域と周波数再使用係数が1より大きい整数値Nを有する領域に分割する過程を更に含む請求項1に記載の方法。
- 前記制御部による制御によって、前記第4グループの資源のうち、前記周波数再使用係数が1である領域の資源を利用して第5グループを構成する過程を更に含み、
前記第5グループは、資源割り当てユニット単位のダイバーシティ副チャンネルを含む請求項7に記載の方法。 - 前記制御部による制御によって、前記周波数再使用係数が1である領域の資源のうち、前記第5グループを構成した後に残った資源に対する第3順列を遂行する過程と、
前記制御部による制御によって、前記第3順列を遂行した資源を利用して第6グループを構成する過程と、を更に含み、
前記第3順列は、トーンペア単位の順列を含み、
前記トーンペアは、連続した2つのトーンを含み、
前記第6グループは、トーン単位のダイバーシティ副チャンネルを含む請求項8に記載の方法。 - 前記制御部による制御によって、前記周波数再使用係数が1である領域の資源のうち、前記第5グループを構成した後に残った資源に対する第4順列を遂行する過程と、
前記制御部による制御によって、前記第4順列を遂行した資源を利用して第7グループを構成する過程と、を更に含み、
前記第4順列は、タイル単位の順列を含み、
前記第7グループは、タイル単位のダイバーシティ副チャンネルを含む請求項8に記載の方法。 - 前記周波数再使用係数がNである領域は、N個の周波数再使用グループから構成される請求項7に記載の方法。
- 前記制御部による制御によって、バンド選択副チャンネルを構成するための少なくとも1つの周波数再使用グループを決定する過程と、
前記制御部による制御によって、各々の周波数再使用グループで少なくとも1つのサブバンドを選択してバンド選択副チャンネルを構成する過程と、を更に含む請求項11に記載の方法。 - 前記制御部による制御によって、前記各々の周波数再使用グループにおいてバンド選択副チャンネルを構成した後に残った資源で少なくとも1つの資源割り当てユニットを選択して各々の周波数再使用グループに対する資源割り当てユニット単位のダイバーシティ副チャンネルを構成する過程を更に含む請求項12に記載の方法。
- 前記制御部による制御によって、前記各々の周波数再使用グループで資源割り当てユニット単位のダイバーシティ副チャンネルを構成した後に残った資源に対して第5順列を遂行する過程と、
前記制御部による制御によって、前記各々の周波数再使用グループで前記第5順列を遂行した資源を利用してトーン単位のダイバーシティ副チャンネルを構成する過程と、を更に含み、
前記第5順列は、トーン単位の順列を含む請求項13に記載の方法。 - 前記制御部による制御によって、前記各々の周波数再使用グループで資源割り当てユニット単位のダイバーシティ副チャンネルを構成した後に残った資源に対して第6順列を遂行する過程と、
前記制御部による制御によって、前記各々の周波数再使用グループで前記第6順列を遂行した資源を利用してタイル単位のダイバーシティ副チャンネルを構成する過程と、を更に含み、
前記第6順列は、タイル単位の順列を含む請求項13に記載の方法。 - 前記第3グループは、バンド選択副チャンネルを含み、
前記第4グループは、ダイバーシティ副チャンネルを含む請求項1に記載の方法。 - 無線通信システムにおける副チャンネルを構成するための装置において、
副チャンネルを構成する資源に対して第1順列を遂行し、前記第1順列を遂行した資源を第1グループと第2グループとに分割する資源割当部と、
前記第1グループの資源を利用して第3グループを構成するバンド選択副チャンネル構成部と、
前記第2グループの資源に対する第2順列を遂行し、前記第1グループに含まれる資源のうち、前記第3グループを構成した後に残った資源及び前記第2順列を遂行した前記第2グループの資源を利用して第4グループを構成するダイバーシティ副チャンネル構成部と、を含む装置。 - 前記第1順列は、サブバンド単位の順列を含み、
前記第2順列は、資源割り当てユニット単位の順列を含む請求項17に記載の装置。 - 前記ダイバーシティ副チャンネル構成部は、前記第4グループの資源を使用して第5グループを構成し、
前記第4グループに含まれる資源のうち、前記第5グループを構成した後に残った資源に対する第3順列を遂行し、
前記第3順列を遂行した資源を利用して第6グループを構成し、
前記第3順列は、トーンペア単位の順列を含み、
前記トーンペアは、連続した2つのトーンを含み、
前記第5グループは、資源割り当てユニット単位のダイバーシティ副チャンネルを含み、
前記第6グループは、トーン単位のダイバーシティ副チャンネルを含む請求項17又は18に記載の装置。 - 前記ダイバーシティ副チャンネル構成部は、前記第4グループの資源のうち、前記第5グループを構成した後に残った資源に対して第4順列を遂行し、
前記第4順列を遂行した資源を利用して第7グループを構成し、
前記第4順列は、タイル単位の順列を含み、
前記第7グループは、タイル単位のダイバーシティ副チャンネルを含む請求項19に記載の装置。 - 前記サブバンドは、少なくとも2つの資源割り当てユニットを含む請求項18に記載の装置。
- 前記資源割り当てユニットは、18個の副搬送波と6個のシンボルを含む請求項18に記載の装置。
- 前記資源割当部は、前記第4グループを周波数再使用係数が1である領域と周波数再使用係数が1より大きい整数値Nを有する領域に分割する請求項17に記載の装置。
- 前記ダイバーシティ副チャンネル構成部は、前記第4グループの資源のうち、前記周波数再使用係数が1である領域の資源を利用して第5グループを構成し、
前記第5グループは、資源割り当てユニット単位のダイバーシティ副チャンネルを含む請求項23に記載の装置。 - 前記ダイバーシティ副チャンネル構成部は、前記周波数再使用係数が1である領域の資源のうち、前記第5グループを構成した後に残った資源に対する第3順列を遂行し、
前記第3順列を遂行した資源を利用して第6グループを構成し、
前記第3順列は、トーンペア単位の順列を含み、
前記トーンペアは、連続した2つのトーンを含み、
前記第6グループは、トーン単位のダイバーシティ副チャンネルを含む請求項24に記載の装置。 - 前記ダイバーシティ副チャンネル構成部は、前記周波数再使用係数が1である領域の資源のうち、前記第5グループを構成した後に残った資源に対する第4順列を遂行する過程と、
前記第4順列を遂行した資源を利用して第7グループを構成する過程と、を更に含み、
前記第4順列は、タイル単位の順列を含み、
前記第7グループは、タイル単位のダイバーシティ副チャンネルを含む請求項24に記載の装置。 - 前記バンド選択副チャンネル構成部は、バンド選択副チャンネルを構成するための各々の周波数再使用グループを決定し、各々の周波数再使用グループで少なくとも1つのサブバンドを選択してバンド選択副チャンネルを構成し、
前記周波数再使用計数がNである領域は、N個の周波数再使用グループを含む請求項23に記載の装置。 - 前記ダイバーシティ副チャンネル構成部は、前記各々の周波数再使用グループにおいてバンド選択副チャンネルを構成した後に残った資源で少なくとも1つの資源割り当てユニットを選択して各々の周波数再使用グループに対する資源割り当てユニット単位のダイバーシティ副チャンネルを構成する請求項27に記載の装置。
- 前記ダイバーシティ副チャンネル構成部は、前記各々の周波数再使用グループで資源割り当てユニット単位のダイバーシティ副チャンネルを構成した後に残った資源に対して第5順列を遂行し、
前記各々の周波数再使用グループで前記第5順列を遂行した資源を利用してトーン単位のダイバーシティ副チャンネルを構成し、
前記第5順列は、トーン単位の順列を含む請求項28に記載の装置。 - 前記ダイバーシティ副チャンネル構成部は、前記各々の周波数再使用グループにおいて資源割り当てユニット単位のダイバーシティ副チャンネルを構成した後に残った資源に対して第6順列を遂行し、
前記各々の周波数再使用グループで前記第6順列を遂行した資源を利用してタイル単位のダイバーシティ副チャンネルを構成し、
前記第6順列は、タイル単位の順列を含む請求項28に記載の装置。 - 前記第3グループは、バンド選択副チャンネルを含み、
前記第4グループは、ダイバーシティ副チャンネルを含む請求項17に記載の装置。
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