JP5529339B2 - 蒸気洗浄器 - Google Patents

蒸気洗浄器 Download PDF

Info

Publication number
JP5529339B2
JP5529339B2 JP2013504135A JP2013504135A JP5529339B2 JP 5529339 B2 JP5529339 B2 JP 5529339B2 JP 2013504135 A JP2013504135 A JP 2013504135A JP 2013504135 A JP2013504135 A JP 2013504135A JP 5529339 B2 JP5529339 B2 JP 5529339B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steam
protective element
steam boiler
filling level
boiler
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013504135A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013530030A (ja
Inventor
シュミットガル マルティン
ドイチャー ダニエル
ダックス トビアス
Original Assignee
アルフレッド ケルヒャー ゲーエムベーハー ウント コンパニー カーゲー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アルフレッド ケルヒャー ゲーエムベーハー ウント コンパニー カーゲー filed Critical アルフレッド ケルヒャー ゲーエムベーハー ウント コンパニー カーゲー
Publication of JP2013530030A publication Critical patent/JP2013530030A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5529339B2 publication Critical patent/JP5529339B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B08CLEANING
    • B08BCLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
    • B08B3/00Cleaning by methods involving the use or presence of liquid or steam
    • B08B3/02Cleaning by the force of jets or sprays
    • B08B3/026Cleaning by making use of hand-held spray guns; Fluid preparations therefor
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01FMEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
    • G01F23/00Indicating or measuring liquid level or level of fluent solid material, e.g. indicating in terms of volume or indicating by means of an alarm
    • G01F23/22Indicating or measuring liquid level or level of fluent solid material, e.g. indicating in terms of volume or indicating by means of an alarm by measuring physical variables, other than linear dimensions, pressure or weight, dependent on the level to be measured, e.g. by difference of heat transfer of steam or water
    • G01F23/24Indicating or measuring liquid level or level of fluent solid material, e.g. indicating in terms of volume or indicating by means of an alarm by measuring physical variables, other than linear dimensions, pressure or weight, dependent on the level to be measured, e.g. by difference of heat transfer of steam or water by measuring variations of resistance of resistors due to contact with conductor fluid
    • G01F23/241Indicating or measuring liquid level or level of fluent solid material, e.g. indicating in terms of volume or indicating by means of an alarm by measuring physical variables, other than linear dimensions, pressure or weight, dependent on the level to be measured, e.g. by difference of heat transfer of steam or water by measuring variations of resistance of resistors due to contact with conductor fluid for discrete levels
    • G01F23/242Mounting arrangements for electrodes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B08CLEANING
    • B08BCLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
    • B08B2230/00Other cleaning aspects applicable to all B08B range
    • B08B2230/01Cleaning with steam

Description

本発明は、洗浄液用の液体タンクと、被洗浄面に適用可能な蒸気を発生させるための電気的に加熱可能な蒸気ボイラとを有する蒸気洗浄器であって、前記蒸気ボイラ内の液体の充填レベルに応じて、前記液体タンクから蒸気ボイラ内にポンプによって液体を送ることができ、前記蒸気ボイラ内に配置された充填レベルセンサによって前記充填レベルを検出することができる、蒸気洗浄器に関する。
このような蒸気洗浄器は、多くの異なる表面、特に硬表面を洗浄するために使用される。これらの蒸気洗浄器は、洗浄液を収容する液体タンクを含む。普通、洗浄液として水が使用される。洗浄液は、電気的に加熱可能な蒸気ボイラに圧送することができる。洗浄液は蒸気ボイラ内部で蒸発され、蒸気は、被洗浄面の方へ圧力下に向けることができる。
蒸気ボイラ内の液体の充填レベルに応じて、蒸気ボイラ内に洗浄液が送り込まれる。特に、充填レベルが下限に到達するとポンプがオンに切り替えられ、蒸気ボイラ内の充填レベルが上限に到達するとポンプがオフに切り替えられることを実現することができる。充填レベルは、蒸気ボイラ内に配置され且つポンプを制御するための信号を提供する、充填レベルセンサによって検出される。
従って、このような蒸気洗浄器において、洗浄液は、蒸気ボイラ内に必要に応じて圧送することができる。従って、蒸気ボイラは、比較的小さい容積を有することができる。このことにより、蒸気洗浄ボイラの運転準備は短い加熱時間後に可能になり、多くの場合においてアルミニウム材料製又はステンレス鋼製である蒸気ボイラは、使用する材料を減らして製造することができる。このことは、蒸気洗浄器全体の製造費用を減らす。
特に、蒸気ボイラが比較的小さいと、加熱中のエネルギー濃度が高い。このことにより、蒸気ボイラ内の洗浄液が激しく泡立つことがある。即ち、非常に多くの気泡が形成される。更に、かなりの量の泡沫が形成されることがある。このことにより、今度は、充填レベルセンサによって充填レベルを検出することが困難になることがあり、充填レベルの測定を誤るというリスクがある。
EP 1 217 341 A2 DE 195 07 616 A1 DE 25 36 822 A1 DE 44 43 798 C1
本発明の目的は、前記蒸気ボイラ内の前記充填レベルの測定を誤るリスクが低減されるように、上述された種類の蒸気洗浄器を改良することである。
この目的は、本発明によれば、一般的な種類の蒸気洗浄器において、前記蒸気ボイラ内の前記充填レベルセンサが、少なくとも1つの貫通開口を有する保護要素により包囲される、という点で達成される。
前記蒸気ボイラ内に配置された前記充填レベルセンサが、例えばスリーブ形の保護要素により包囲されれば、測定が不正確であるというリスクを著しく低減することができるということがわかった。前記保護要素により、前記蒸気ボイラの内側の前記充填レベルセンサが接触する気泡及び泡沫が著しく少なくなることが確実にされる。前記充填レベルセンサからすぐのところにある液体の充填レベルが、前記蒸気ボイラのその他の領域内の液体のレベルと同じレベルを有するように、前記保護要素は、少なくとも1つの貫通開口を含む。洗浄液は、前記貫通開口を経由して、前記保護要素により包囲された空間の内外へ流れることができ、内外へ流れる空気又は蒸気により、それぞれ圧力補償を行うこともできる。
前記保護要素が、洗浄液用の少なくとも1つの第1貫通開口と、空気又は蒸気用の少なくとも1つの第2貫通開口とを有すると特に有利である。洗浄液用の前記少なくとも1つの第1貫通開口を介して、前記保護要素の内側の充填レベルを前記保護要素の外側の充填レベルに適合させることができ、空気又は蒸気用の前記少なくとも1つの第2貫通開口を介して、前記充填レベルを適合させるのに必要な圧力補償を行うことができる。
有利なことに、洗浄液用の少なくとも1つの第1貫通開口は、前記保護要素の面に配置され、この面は、前記蒸気ボイラの底壁の方を向く。
空気及び蒸気用の少なくとも1つの第2貫通開口は、好ましくは、前記保護要素の面に配置され、この面は前記蒸気ボイラの底壁から離れる方を向く。
有利なことに、前記保護要素は前記充填レベルセンサから離間される。即ち、前記充填レベル要素は、前記充填レベルセンサに直接係合するのではなく、前記センサの周方向に、好ましくは長手方向にも、間隔をおいて前記充填レベルセンサを包囲する。従って、前記保護要素は前記蒸気ボイラ内部で静穏帯を規定する。前記充填レベルセンサは、存在する気泡及び泡沫が前記静穏帯の外側よりも著しく少ない前記静穏帯に設置される。
前記充填レベルセンサと前記保護要素との間隔は、本発明の有利な構成では、好ましくはほぼ円筒形の又は球形の前記蒸気ボイラの直径の少なくとも10分の1である。
前記充填レベルセンサと前記保護要素との、前記充填レベルセンサの周方向での並びに長手方向での間隔が、前記蒸気ボイラの直径の少なくとも8分の1であることが好適である。
有利なことに、前記保護要素は、円筒形のやり方で又は円錐台形のやり方でも構成される。特に有利であるのは、前記保護要素の直径が、前記蒸気ボイラの、前記充填レベルセンサが突き抜ける上壁に向かって広がっていく、円錐台形の構成である。
有利なことに、前記蒸気ボイラは、少なくとも1つの環状の加熱要素が配置される底壁を含み、前記充填レベルセンサが、及び前記保護要素も、前記少なくとも1つの加熱要素に対して水平方向にずらして配置される。このような構成において、前記充填レベルセンサは、前記少なくとも1つの加熱要素の上方に位置決めされるのではなく、前記加熱要素に対してずらして配置される。この結果、特に高いエネルギー入力を有する前記底壁領域は、前記充填レベルセンサのすぐ下に配置されず、前記保護要素の下方に配置されもしない。エネルギー入力の高いこれらの底壁領域では、形成する気泡の数が増えていき、その後上昇する。しかしながら、前記充填レベルセンサ及び前記保護要素が、これらの非常に高温の底壁領域に対して水平方向にずらして配置されることから、前記充填レベルの測定が不正確であるというリスクが更に低減される。
前記充填レベルセンサ及び前記保護要素が、前記少なくとも1つの加熱要素により環状に包囲される中央底壁領域と整列して配置されることを実現することができる。前記少なくとも1つの加熱要素は加熱リングを形成し、前記充填レベルセンサ並びに前記保護要素は、前記加熱リングにより包囲される中央底壁領域の上方に配置される。
本発明の有利な実施形態において、前記蒸気ボイラが、前記保護要素が間で締め付けられる下部及び上部を有するという点で、前記蒸気洗浄器の組立てが簡素化される。前記蒸気ボイラの前記上部及び前記下部は、例えば、2つのボイラ部分間に前記保護要素が予め挿入された後で共にねじ締めすることができ、その結果、前記保護要素は前記ボイラの前記下部と前記上部の間で固定される。
有利なことに、前記保護要素が着座する少なくとも1つの隆起部が、前記蒸気ボイラの底壁の内側に成形される。前記隆起部は、その上側が前記底壁から離れる方を向いており、前記底壁からの間隔を規定する。前記保護要素は前記少なくとも1つの隆起部の上側に着座することができ、これにより、前記底壁からの間隔も設定される。前記隆起部は、例えば支持リブ又は支持ビードの形態に構成することができる。
本発明の好適な構成において、前記保護要素は、前記充填レベルセンサを周縁方向に包囲する閉じた周壁と、この要素の端面にあって且つ前記蒸気ボイラの底壁の方を向く第1貫通開口とを含む。洗浄液は、前記底壁の方を向く前記第1貫通開口を通って、前記蒸気ボイラの、前記保護要素により包囲される静穏領域に侵入することができる。前記閉じた周壁は、前記蒸気ボイラ内部において前記静穏領域の外側に形成し前記蒸気ボイラ内の洗浄液の充填レベルの検出を困難にする気泡及び泡沫から、前記充填レベルセンサを保護する。
前記保護要素が、この要素の、前記底壁から離れる方を向く端面に、空気及び蒸気用の第2貫通開口を有すると有利である。前記保護要素の内側で液体レベルが変化すると、前記底壁から離れる方を向く前記貫通開口を通じて圧力補償を行うことができる。
前記保護要素は、例えば、その長手軸が前記充填レベルセンサの長手軸と同軸に整列し、その両端部が開いて、洗浄液用或いは空気及び蒸気用の貫通開口を形成する円筒形の又は円錐台形のスリーブとして構成することができる。
前記蒸気ボイラは、発生した蒸気を放出することができる蒸気出口を有する。前記蒸気出口が、前記蒸気ボイラの、前記保護要素により包囲される領域の外側に配置されると有利である。このことにより、前記蒸気ボイラの内側で形成する蒸気が、前記保護要素により包囲された前記静穏領域に入り込み、前記充填レベルの測定に悪影響を与えるリスクが低減される。
本発明の好適な構成において、前記保護要素は、前記蒸気ボイラの内側で前記蒸気出口を被覆する保護シールドを有する。
本発明の有利な実施形態において、前記保護要素の前記周壁に、外方へ延びる前記保護シールドが続く。前記保護シールドは、液滴が蒸気により前記蒸気出口の方へ運搬されるリスクを低減する、跳ねガードを形成する。蒸気が、前記蒸気ボイラの内側を前記保護シールドの周りで流れることができるのに対して、蒸気により運搬された液滴は前記保護シールド上に堆積する。
前記蒸気ボイラ内に存在する石灰残留物やその他の固体粒子が前記蒸気出口内に入り込まないようにするために、前記蒸気ボイラの内側の前記蒸気出口が、フィルタ又は遮蔽部により被覆されると有利である。このフィルタ又は遮蔽部は、例えば多孔板又は金網を包含することができる。
特に有利な実施形態において、前記保護要素は、前記蒸気ボイラの内側で前記フィルタ又は遮蔽部を支持する支持体を形成する。このような構成における前記保護要素は、前記充填レベルセンサを泡沫及び気泡から保護するその機能に加えて、前記蒸気ボイラの内側の前記蒸気出口を被覆する前記フィルタ又は遮蔽部用の機械的支持体を形成するという機能を担う。
前記充填レベルセンサの構成に関して、従来、詳細な情報は提供されてこなかった。有利な実施形態において、前記充填レベルセンサは電極を有する。前記電極と前記蒸気ボイラの壁との間の電気伝導性を測定するために、前記電極には電圧源を接続することができる。電気伝導性が高いことは、前記電極と前記蒸気ボイラの壁との間に洗浄液を介した導電接続があること、即ち、前記充填レベルセンサが、前記洗浄液に浸され、従って比較的高い充填レベルを有することを意味する。伝導性が低いこと又は伝導性がないことは、前記電極と前記蒸気ボイラの壁との間に、洗浄液を介した電気的接続がないこと、即ち、前記充填レベルセンサは、洗浄液に浸されず、従って前記充填レベルセンサの位置よりも低い充填レベルを有することを意味する。従って、電極として形成された前記充填レベルセンサと前記蒸気ボイラの壁との間の前記電気伝導性が著しく減少すると、このことは、前記蒸気ボイラ内部の液体の充填レベルが下限を下回ったという指示と解釈することができる。このことにより、前記蒸気ボイラを充填するために、前記蒸気洗浄器の前記ポンプが起動される。
より詳細に説明するため、図面と併せて、本発明の好適な実施形態を以下に記載する。
洗浄液を液体タンクからポンプにより送ることができる蒸気ボイラを有する蒸気洗浄器の、部分的に切り開いた斜視側面図。 蒸気ボイラの側面図。 蒸気ボイラの上面図。 図2の線4‐4に沿った蒸気ボイラの断面図。
図面は、全体として参照番号10により表された、その上側14に運搬用ハンドル16を形成するハウジング12を含む、持ち運びできる蒸気洗浄器を概略的に示す。ハウジング12の前側18で、閉鎖フラップ20が枢動可能に保持される。閉鎖フラップ20は、図面に示されるその閉鎖位置のとき、ホース接続部22を被覆する。閉鎖フラップ20は、ホース接続部22が使用者にとって接近可能である開放位置に枢動することができ、使用者はホース接続部22に蒸気放出ホースを接続することができる。このような蒸気放出ホースは知られており、従って図面には示されない。蒸気放出ホースは、蒸気洗浄器10から離れる方を向くその自由端に、蒸気放出ノズル、特に床ノズルを従来のやり方で担持することができる。
閉鎖フラップ20の上方には、ハウジング12上で取り外し可能に保持される、そして洗浄液、好ましくは水を充填することができる液体タンク24がある。洗浄液は、液体タンク24から、ハウジング12により包囲される電気的に加熱可能な蒸気ボイラ28に接続線26を通して送ることができる。この目的で、接続線26にポンプ29が嵌められる。ポンプ29によって蒸気ボイラ28内に送出された液体を、蒸気ボイラ28内で蒸発させることができ、被洗浄面に蒸気を適用するための蒸気放出ホースを接続することができるホース接続部22に、電磁弁56及び出口線34を介して送ることができる。
図2〜には蒸気ボイラ28が拡大して示される。蒸気ボイラは、共にねじ締めされる下部30及び上部32を含む。下部30は、盆形であり、略円柱形の下側壁36が接続される底壁34を含む。上部32は、フード様のやり方で構成され、上側壁40により包囲される上壁38を含む。上側壁40は、下側壁36の方を向き、互いから概ね均一な間隔で周縁方向に配置される接続ねじ42〜46によって下側壁36にねじ締めされる。全体的にみて、蒸気ボイラ28は、上側が球形に丸くされた略円筒形の形状を有する。
下側では、外側環状溝48及び内側環状溝49が底壁34内に形成される。外側環状溝48は外側環状加熱導体51を収納し、内側環状溝49は内側環状加熱導体52を収納する。蒸気ボイラ28内に収容された洗浄液が蒸発するように、蒸気ボイラ28はこれら2つの加熱導体によって加熱することができる。蒸気は、上壁38を外側縁部領域において通過する蒸気出口54を介して放出することができる。外側にて蒸気出口54に接続される電磁弁56から、出口線34がホース接続部22へと走る。使用者が蒸気放出を制御できるように、図面には示されない、例えば蒸気放出ノズルに配置することができるスイッチを作動させることにより、要求に応じて電磁弁を開閉することができる。
蒸気ボイラ28の内側で形成する蒸気圧は、上壁38の外側に配置されて、上壁38内の開口(図面には示されない)を介して蒸気ボイラ28の中と連通する圧力スイッチ58によって検出することができる。外側加熱導体51及び内側加熱導体52を、加熱電流を用いて起動することにより蒸気ボイラ28の内側に広がる蒸気圧に応じて、蒸気ボイラ28のヒータは、圧力スイッチ58によってオンオフを切り替えることができる。蒸気ボイラ内の圧力が下限に到達すると、圧力スイッチ58は蒸気ボイラ28用のヒータをオンに切り替え、蒸気ボイラ28の内側の圧力が上限に到達すると、圧力スイッチ58は蒸気ボイラ28のヒータを再びオフに切り替える。
周縁方向において電磁弁56と圧力スイッチ58との間のほぼ中途に、上壁38の外側に配置された安全弁60がある。安全弁60は、上壁38を通過する更なる隙間を介して、蒸気ボイラ28の中と流れ連通している。蒸気ボイラ28の内側に、許容できないほどに高い蒸気圧が形成すると、安全弁60は開放する。
上壁38の中央を充填レベルセンサ62が通過し、充填レベルセンサ62は、蒸気ボイラ28の中へと延びて電極64を有する。電極64は、自由端領域65を除いて、電極64に直接係合する保護鞘66により包囲される。
充填レベルセンサ62を周縁方向に包囲するスリーブ形の保護要素68が蒸気ボイラ28の内側に配置され、前記保護要素は、充填レベルセンサ62の長手軸70に対して半径方向と長手方向の双方に、充填レベルセンサ62から間隔を有する。この間隔は、蒸気ボイラ28の直径の概ね8分の1〜6分の1である。
保護要素68は、蒸気ボイラ28の下部30と上部32との間で締め付けられる。保護要素68は、底壁34の内側に成形された支持リブ74上で、保護要素の、底壁34の方を向く端壁72により支持され、上壁38の内側に成形された段78上で、半径方向外方を向く支持フランジ76により支持される。
保護要素68は、端壁72上に設置された、底壁34の方を向く第1貫通開口80を有する。保護要素68の、閉じた周壁82が、端壁72と支持フランジ76との間を延びる。周壁82は、いかなる貫通開口をも持たず、端壁72から延びて支持フランジ76の方へ円錐形に広がる。支持フランジ76は、底壁34から離れる方を向いて、上壁38から好ましくは少なくとも1mmの間隔、特に3mm〜10mmの間隔、例えば4mm〜5mmの間隔を有する第2貫通開口81を包囲する。支持フランジ76は、蒸気出口54の下方で、その外周の部分的な領域にわたって半径方向に広がっており、間隔を維持しつつ蒸気ボイラ28の内側で蒸気出口54を被覆する保護シールド84を形成する。保護シールド84は、蒸気出口54の方を向くその上側で、図示される実施形態において金網88として形成され保護シールド84と蒸気出口54との間に配置されるフィルタ又は遮蔽部を支持する、複数の支持スタッド86を有する。金網88は、蒸気ボイラ28の内側で蒸気出口54を被覆する。
充填レベルセンサ62、及び、充填レベルセンサの長手軸70と同軸に整列された保護要素68は、環状の底部加熱領域92により包囲される中央底部領域90の上方に配置される。底部加熱領域92は、2つの加熱導体51及び52の進路により規定され、蒸気ボイラ28のヒータの運転中、最高レベルに加熱される。従って、蒸気ボイラが加熱されると、蒸気ボイラ28内に収容された液体中に、底部加熱領域92上で気泡が形成する。その後、気泡は上昇し、蒸気ボイラ28の内側に泡沫が形成する。しかしながら、気泡及び泡沫は、保護要素68により包囲されて充填レベルセンサ62を包囲し且つ中央底部領域の上方に位置決めされる、静穏領域94の外側にある。静穏領域94内には第1貫通開口80を介して液体が侵入することができるので、静穏領域94内の液体の充填レベルが静穏領域94の外側の液体の充填レベルと同じであるように、第2貫通開口81を介して圧力補償を行うことができる。静穏領域94内部では泡沫が事実上なく、あったとしてもごく少数の泡しかないことから、静穏領域94内部の充填レベルは充填レベルセンサ62により確実に検出することができる。この目的で、電極64と例えば中央底部領域90との間の電気伝導性を検出することができる。伝導性が高いことは、電極64の自由端領域65と底部領域90との間に液体があることを意味するのに対し、伝導性が低いこと又は伝導性がないことは、静穏領域94内の液体レベルが電極64の自由端65に到達せず、電極64の自由端領域65と底部領域90との間の伝導性が、それらの間にある空気により規定されることを意味する。

電極64と底部領域90との間の伝導性が著しく低下すると、蒸気ボイラ28内の液体の充填レベルが下限に到達したことになる。その際、ポンプ29がオンに切り替えられるので、液体タンク24から蒸気ボイラ28内へ洗浄液が圧送され、続いて、蒸気ボイラ28内で充填レベルが高くなる。
充填レベルセンサ62を周縁方向に包囲し、且つ、中央底部領域90の上方に配置されると共に蒸気ボイラ28の中のその他の領域と第1貫通開口80及び第2貫通開口81を介して流れ連通している静穏領域94を規定する、保護要素68を設けることにより、2つの加熱導体51及び52が電流を用いて電気的に起動されても、従って環状の底部加熱領域92が著しく加熱されても、蒸気ボイラの内側の充填レベルを確実に検出することができる。

Claims (15)

  1. 洗浄液用の液体タンク(24)と、被洗浄面に適用可能な蒸気を発生させるための電気的に加熱可能な蒸気ボイラ(28)とを有する蒸気洗浄器であって、
    前記蒸気ボイラ(28)内の液体の充填レベルに応じて、前記液体タンク(24)から前記蒸気ボイラ(28)内にポンプ(29)によって液体を送ることができ、
    前記蒸気ボイラ(28)内に配置された充填レベルセンサ(62)によって前記充填レベルを検出することができ、
    前記蒸気ボイラ(28)内の前記充填レベルセンサ(62)が、少なくとも1つの貫通開口(80、81)を有する保護要素(68)により包囲される
    蒸気洗浄器において、
    前記保護要素(68)が、前記蒸気ボイラ(28)の蒸気出口(54)を内側で被覆する保護シールド(84)を有すること、を特徴とする蒸気洗浄器。
  2. 請求項1に記載の蒸気洗浄器であって、前記保護要素(68)が、洗浄液用の少なくとも1つの第1貫通開口(80)と、空気及び蒸気用の少なくとも1つの第2貫通開口(81)とを有すること、を特徴とする蒸気洗浄器。
  3. 請求項1又は2に記載の蒸気洗浄器であって、洗浄液用の少なくとも1つの第1貫通開口(80)が、前記保護要素(68)の面に配置され、該面が前記蒸気ボイラ(28)の底壁(34)の方を向くこと、を特徴とする蒸気洗浄器。
  4. 請求項1、2又は3に記載の蒸気洗浄器であって、空気及び蒸気用の少なくとも1つの第2貫通開口(81)が、前記保護要素(68)の面に配置され、該面が前記蒸気ボイラ(28)の底壁(34)から離れる方を向くこと、を特徴とする蒸気洗浄器。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の蒸気洗浄器であって、前記保護要素(68)が前記充填レベルセンサ(62)から離間されること、を特徴とする蒸気洗浄器。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の蒸気洗浄器であって、前記保護要素(68)が、円筒形又は円錐台形に構成されること、を特徴とする蒸気洗浄器。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の蒸気洗浄器であって、
    前記蒸気ボイラ(28)が、少なくとも1つの環状の加熱要素(51、52)が配置される底壁(34)を有すること、及び
    前記充填レベルセンサ(62)及び前記保護要素(68)が、前記少なくとも1つの加熱要素(51、52)に対して水平方向にずれていること、を特徴とする蒸気洗浄器。
  8. 請求項7に記載の蒸気洗浄器であって、前記充填レベルセンサ(62)及び前記保護要素(68)が、少なくとも1つの加熱要素(51、52)により環状に包囲される中央底壁領域(90)と整列して配置されること、を特徴とする蒸気洗浄器。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の蒸気洗浄器であって、前記蒸気ボイラ(28)が、前記保護要素(68)が間で締め付けられる下部(30)及び上部(32)を有すること、を特徴とする蒸気洗浄器。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の蒸気洗浄器であって、前記保護要素(68)が着座する少なくとも1つの隆起部(74)が、前記蒸気ボイラ(28)の底壁(34)の内側に成形されること、を特徴とする蒸気洗浄器。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載の蒸気洗浄器であって、前記保護要素(68)が、前記充填レベルセンサ(62)を周縁方向に包囲する閉じた周壁(82)と、該要素の端面にあって且つ前記蒸気ボイラ(28)の底壁(34)の方を向く第1貫通開口(80)とを有すること、を特徴とする蒸気洗浄器。
  12. 請求項11に記載の蒸気洗浄器であって、前記保護要素(68)が、該要素の端面にあって且つ前記蒸気ボイラ(28)の前記底壁(34)から離れる方を向く第2貫通開口(81)を有すること、を特徴とする蒸気洗浄器。
  13. 請求項1〜12のいずれか1項に記載の蒸気洗浄器であって、前記蒸気出口(54)が、前記蒸気ボイラ(28)の、前記保護要素(68)により包囲される領域(94)の外側に配置されること、を特徴とする蒸気洗浄器。
  14. 請求項1〜13のいずれか1項に記載の蒸気洗浄器であって、前記保護要素(68)が、前記蒸気ボイラ(28)の蒸気出口(54)を内側で被覆する蒸気透過性のフィルタ又は遮蔽部(88)用の支持体を形成すること、を特徴とする蒸気洗浄器。
  15. 請求項1〜14のいずれか1項に記載の蒸気洗浄器であって、前記充填レベルセンサ(62)が電極(64)を有すること、を特徴とする蒸気洗浄器。
JP2013504135A 2010-04-15 2010-04-15 蒸気洗浄器 Active JP5529339B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/EP2010/054950 WO2011127977A1 (de) 2010-04-15 2010-04-15 Dampfreinigungsgerät

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013530030A JP2013530030A (ja) 2013-07-25
JP5529339B2 true JP5529339B2 (ja) 2014-06-25

Family

ID=43339817

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013504135A Active JP5529339B2 (ja) 2010-04-15 2010-04-15 蒸気洗浄器

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP2558225B1 (ja)
JP (1) JP5529339B2 (ja)
CN (1) CN102858471B (ja)
WO (1) WO2011127977A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102012100070A1 (de) * 2012-01-05 2013-07-11 Alfred Kärcher Gmbh & Co. Kg Dampfreinigungsgerät
CN107192424A (zh) * 2017-06-30 2017-09-22 佛山市云米电器科技有限公司 一种基于电导率检测电水壶壶内的水量检测方法
CN107115018A (zh) * 2017-06-30 2017-09-01 佛山市云米电器科技有限公司 一种具有水量检测的电水壶

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2536822B2 (de) * 1975-08-19 1977-10-20 Gustav F. Gerdts Kg, 2800 Bremen Elektrodenanordnung zur ueberwachung des wasserstandes in dampfkesseln
EP0112835A1 (en) * 1982-02-12 1984-07-11 Dranmont Pty. Ltd. Fluid level detection and monitoring system
CN2163373Y (zh) * 1993-06-25 1994-04-27 新海发电厂 一种防止误测量的电极点水位计的测量装置
DE4443798C1 (de) 1994-12-08 1996-03-21 Kaercher Gmbh & Co Alfred Dampfreinigungsgerät
CN2227822Y (zh) * 1994-12-29 1996-05-22 潘万苗 电接点水位检测探头
DE19507616B4 (de) * 1995-03-04 2007-02-01 Gestra Ag Sonde zur Überwachung von Flüssigkeit mit Leckageschutz
AUPO205096A0 (en) * 1996-09-02 1996-09-26 Refrigerant Monitoring Systems Pty Ltd Time delayed fluid level monitoring device
IT1315774B1 (it) 2000-12-21 2003-03-18 T P A Impex Spa Gruppo sonda per il controllo del livello dell'acqua in caldaie aresistenza elettrica.
CN101033997A (zh) * 2006-03-08 2007-09-12 三浦工业株式会社 水位检测用电极棒和水位检测方法、水位控制方法

Also Published As

Publication number Publication date
CN102858471A (zh) 2013-01-02
WO2011127977A1 (de) 2011-10-20
EP2558225B1 (de) 2014-10-22
CN102858471B (zh) 2014-11-19
EP2558225A1 (de) 2013-02-20
JP2013530030A (ja) 2013-07-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5529339B2 (ja) 蒸気洗浄器
US10349775B2 (en) Operation of a vaporizer of a domestic appliance
CN101573063B (zh) 用于在饮料制备机中配送牛奶成分的方法
KR101981679B1 (ko) 식기세척기 및 식기세척기의 센싱 모듈
RU2754410C2 (ru) Улучшенная пароварочная принадлежность для нагрева и/или варки на пару пищевых продуктов, содержащихся в емкости
KR20080081272A (ko) 기기, 특히 가전 제품의 액체 컨테이너의 충전 상태 측정장치와, 이를 위한 액체 충전 레벨 센서 및 검출기 회로
US10240280B2 (en) Steam generator for a steaming device
US20070295225A1 (en) Filling level sensor device for a reservoir having an outlet for supplying an electrically conductive fluid in a household appliance
US3842725A (en) Frying appliance
RU2686272C2 (ru) Устройство для нагрева омывательной жидкости
US20130256294A1 (en) Device for heating water for a combination shower-wc
FR3069427A3 (fr) Robot culinaire chauffant suffisamment
KR101737615B1 (ko) 스팀 컨벡션 오븐의 자동세척장치
US20050174123A1 (en) Household appliance with a conductivity sensor
JP2018025061A (ja) 局部洗浄装置
KR20050091294A (ko) 세탁기용 증기발생장치
EP2886024A1 (en) Improved detection assembly for electric appliances
JP2867603B2 (ja) 食器洗浄機
TW201713825A (zh) 自動水龍頭及自動水龍頭用感測區塊
CN111035231B (zh) 蒸发器设备以及具有蒸发器设备的电气器具
EP0374863A1 (en) Steam generator for cooking oven in particular of household type
KR20190098979A (ko) 음료 분배 장치의 액체 폐기물의 배출을 위한 배출 커넥터 유닛 및 조립체
CN216744288U (zh) 一种蒸汽发生装置及电蒸箱
CN211609171U (zh) 一种蒸汽烹饪设备
CN218500470U (zh) 烹饪器具

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131114

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131203

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140214

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140408

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140416

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5529339

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250