JP5526899B2 - 蒸気タービンプラント - Google Patents

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Description

本発明は、火力発電用蒸気タービンプラントに関する。
従来の超々臨界圧発電技術(USC)プラントでは、蒸気条件600/620℃、25MPaとしてボイラで発生させた蒸気を発電用蒸気タービンの高圧タービンおよび中圧タービンの入口に供給している。
図3は、従来のUSCプラントの構成を示す図である。1はボイラ過熱器、5はボイラ再熱器、3は高圧タービン、6は中圧タービン、7は低圧タービン、8は発電機、13は復水器である。
ボイラ過熱器1で発生した600℃の高温高圧の主蒸気は、高圧タービン3に導入され、そこで仕事をした後、ボイラ再熱器5で再熱される。
その後、再熱蒸気は、中圧タービン6、低圧タービン7に順次、導入されて仕事を行い、発電機8を駆動する。なお、低圧タービン7でエネルギー回収された蒸気は、復水器13で水になって再びボイラ過熱器1に供給される。
ところで、このような蒸気タービンプラントでは、主蒸気温度を上げることで、発電効率の向上が可能となる。そのため、次世代USC(A−USC)プラントでは、蒸気条件を700℃、35MPaまで大幅に上昇させることで効率の改善を図っている。
蒸気条件を上げた場合、通常は、プラント構成の変更ではなく、配管などに耐熱性能の高い材料を採用して対応する。
620℃を超える主蒸気/再熱蒸気温度の蒸気タービンプラントでは、従来のUSCプラントの配管などで使用されているフェライト系ステンレス鋼の材料では強度が不足してしまう。そのため、Niなどをベースとした高価な耐熱合金材料を使用する必要がある。
しかし、このような耐熱合金材料を発電用タービンなどの大型部材に使用する場合には、製作が困難であることが多く、コストも非常に高くなる。また、主蒸気配管および再熱蒸気管のみならず、タービン入口の蒸気止め弁や加減弁などの材質についても耐熱合金材料を使用する必要があるため、費用の負担が非常に大きくなる。
そこで、特許文献1では、主蒸気温度が675℃以上の高温蒸気タービンにつき、VHT(Very High Temperature)タービンが設置された縦型ボイラを含む建屋と、地面を基礎として設置されたタービン建屋とから構成し、ボイラ上部にVHTタービンと連結された発電機を設置している。
図4は、従来のA−USCプラントであり、VHTタービン16が設置されたトップタービン形式のプラントの構成を示す図である。16はVHTタービン、17は第2の発電機である。
ボイラ過熱器1で発生した700℃の超高温高圧の主蒸気は、VHTタービン16に導入され、そこで仕事をしてVHTタービン16に連結された第2の発電機17を駆動する。そして、610℃の蒸気となって、高圧タービン3へ導入され、その後、ボイラ再熱器5、中圧タービン6、低圧タービン7へ順次、導入されて仕事を行い、発電機8を駆動する。
この構成により、ボイラ過熱器1とVHTタービン16との間の距離を短縮でき、そこで使用する配管の長さを短くすることができる。従って、700℃に対応した高価材料(Ni)の使用範囲を限定でき、VHTタービン16と高圧タービン3との間の蒸気配管については、鉄鋼材料で製作できることにより、全体として高価材料の使用量を低減することができる。
特開2008−261308号公報
このような従来の蒸気タービンプラントには以下のような課題があった。
A−USCプラント全体の効率を向上させるためには、高圧タービンで大きな出力を得ることが有効である。しかし、高圧タービンで大きな出力を得た場合には、高圧タービンでの仕事に蒸気が多く使われるため、必然的に高圧タービンの出口における蒸気の圧力および温度は低くならざるを得ない。
ここで、特許文献1では、高圧タービンで仕事をした蒸気は、直接、ボイラ再熱器に送られて再熱されている。従って、高圧タービンで大きな出力を得るために多くの蒸気を使用し、高圧タービンの出口における蒸気の圧力および温度が低くなった場合には、ボイラ再熱器において、再熱蒸気の圧力および温度を大きく高める必要がある。しかし、その場合には、ボイラ再熱器のサイズを非常に大きくしなければならず、多大なコストがかかる。
また、通常サイズのボイラ再熱器で再熱した場合には、再熱蒸気の圧力および温度をそれほど上げることができないため、プラント全体の効率が悪くなる。
つまり、従来の構成では、コストを抑制しながら高圧タービンで大きな出力を得ることができなかったため、プラント全体の効率を上げることが困難であった。
そこで、本発明の目的は、上記の課題を解決するべく、蒸気タービンプラント全体の効率を向上させることで、発電コストを低減する高温蒸気タービンプラントを提供することである。
前記の目的を達成するために、本発明によれば、過熱器および再熱器を有するボイラと、前記過熱器により過熱された過熱蒸気が供給される高圧タービンと、該高圧タービンから排出される蒸気が前記再熱器を介して供給される中圧または低圧タービンとを備えた高温蒸気タービンプラントであって、
前記過熱器と前記高圧タービンとの間には、前記過熱器から供給される過熱蒸気によって駆動され、排出された蒸気を前記高圧タービンに供給する駆動用タービンと、
該駆動用タービンで駆動され、前記高圧タービンから排出される蒸気を昇温昇圧して前記再熱器に供給する圧縮機を備え
前記圧縮機より一部蒸気を取り出し、該蒸気を前記圧縮機に再循環させることを特徴とする高温蒸気タービンプラントとする。

また、本発明によれば、過熱器および再熱器を有するボイラと、前記過熱器により過熱された過熱蒸気が供給される高圧タービンと、該高圧タービンから排出される蒸気が前記再熱器を介して供給される中圧または低圧タービンとを備えた高温蒸気タービンプラントであって、
前記過熱器と前記高圧タービンとの間には、前記過熱器から供給される過熱蒸気によって駆動され、排出された蒸気を前記高圧タービンに供給する駆動用タービンと、
該駆動用タービンで駆動され、前記高圧タービンから排出される蒸気を昇温昇圧して前記再熱器に供給する圧縮機とを備え、
前記圧縮機は、該圧縮機の出口または中段に設けられた抽気弁と、該抽気弁により抽気された蒸気を減圧した上で該圧縮機の入口に戻す調節弁とを備えることを特徴とする高温蒸気タービンプラントとする。
また、本発明によれば、過熱器および再熱器を有するボイラと、前記過熱器により過熱された過熱蒸気が供給される高圧タービンと、該高圧タービンから排出される蒸気が前記再熱器を介して供給される中圧または低圧タービンとを備えた高温蒸気タービンプラントであって、
前記過熱器と前記高圧タービンとの間には、前記過熱器から供給される過熱蒸気によって駆動され、排出された蒸気を前記高圧タービンに供給する駆動用タービンと、
該駆動用タービンで駆動され、前記高圧タービンから排出される蒸気を昇温昇圧して前記再熱器に供給する圧縮機とを備え、
前記駆動用タービンから前記高圧タービンに蒸気を供給する配管には、蒸気加減弁が介挿され、
該蒸気加減弁は、前記駆動用タービンの回転速度または蒸気温度が設定値を超えようとした場合に、前記回転速度または出力の値に係らず、前記高圧タービンに供給される蒸気の絞込みを行うことを特徴とする高温蒸気タービンプラントとする。

また、本発明によれば、過熱器および再熱器を有するボイラと、前記過熱器により過熱された過熱蒸気が供給される高圧タービンと、該高圧タービンから排出される蒸気が前記再熱器を介して供給される中圧または低圧タービンとを備えた高温蒸気タービンプラントであって、
前記過熱器と前記高圧タービンとの間には、前記過熱器から供給される過熱蒸気によって駆動され、排出された蒸気を前記高圧タービンに供給する駆動用タービンと、
該駆動用タービンで駆動され、前記高圧タービンから排出される蒸気を昇温昇圧して前記再熱器に供給する圧縮機とを備え、
前記駆動用タービンの同一軸上に組み込まれ、前記再熱器から排出される再熱蒸気が供給されて前記駆動用タービンの動力を補うように駆動され、排出される蒸気を前記中圧または低圧タービンに供給する高温中圧タービンを備えることを特徴とする高温蒸気タービンプラントとする。
また、本発明によれば、上記の構成において、前記駆動用タービンから前記高圧タービンに蒸気を供給する配管には、蒸気加減弁が介挿され、
該蒸気加減弁は、前記駆動用タービンの回転速度または蒸気温度が設定値を超えようとした場合に、前記回転速度または出力の値に係らず、前記高圧タービンに供給される蒸気の絞込みを行うことを特徴とする高温蒸気タービンプラントとする。

また、本発明によれば、上記の構成において、前記駆動用タービンの同一軸上に組み込まれ、前記再熱器から排出される再熱蒸気が供給されて前記駆動用タービンの動力を補うように駆動され、排出される蒸気を前記中圧または低圧タービンに供給する高温中圧タービンを備えることを特徴とする高温蒸気タービンプラントとする。
また、本発明によれば、上記の構成において、前記駆動用タービンから前記高圧タービンに蒸気を供給する配管には、蒸気加減弁が介挿され、該蒸気加減弁は、前記駆動用タービンの回転速度または蒸気温度が設定値を超えようとした場合に、前記回転速度または出力の値に係らず、前記高圧タービンに供給される蒸気の絞込みを行うことを特徴とする高温蒸気タービンプラントとする。
本発明により、蒸気タービンプラント全体の効率を向上させることで、発電コストを低減することができる。
本発明の実施例の蒸気タービンプラントの構成を示す図である。 本発明の他の実施例の蒸気タービンプラントの構成を示す図である。 従来のUSCプラントの構成を示す図である。 従来のA−USCプラントの構成を示す図である。
実施の形態を以下の実施例で説明する。以下の説明で従来の構造と同一部位には同一の符号を付した。
図1は、本発明の実施例の蒸気タービンプラントの構成を示す図である。1はボイラ過熱器、2は可変速高速タービン、3は高圧タービン、4はコンプレッサ、5はボイラ再熱器、6は中圧タービン、7は低圧タービン、8は発電機、9は蒸気止め弁、10は蒸気加減弁、11は高圧高温配管、12は低温再熱蒸気配管、13は復水器である。
高圧タービン3、中圧タービン6、低圧タービン7は、同軸上に配置されている。
可変速高速タービン2にはコンプレッサ4が連結されている。
先ず、ボイラ過熱器1で発生した蒸気は、700℃、35MPaの高温高圧の主蒸気として可変速高速タービン2に導入されて、そこで仕事を行う。
ここで、可変速高速タービン2を、ボイラ過熱器1の出口であるボイラ頂上付近に設置する。
その後、可変速高速タービン2を出た蒸気は、高圧高温配管11を通り、高圧タービン3へ導入されて、そこで仕事を行う。導入された際の蒸気条件は、609℃、20MPaである。
なお、高圧タービン3における蒸気の仕事量については、蒸気加減弁10を調節することにより行う。これにより、高圧タービン3の回転速度および出力を制御する。
この後、高圧タービン3を出た蒸気は、低温再熱蒸気配管12を通って、コンプレッサ4に導入される。
コンプレッサ4は、可変速高速タービン2により駆動されている。コンプレッサ4では、導入された蒸気を昇温昇圧させてから、ボイラ再熱器5へ送る。
ここで、コンプレッサ4により、高圧タービン3の出口蒸気は、396℃、4.8MPaまで昇温昇圧される。これは、上述した通常の高圧タービンの出口蒸気の温度および圧力(395℃、4.7MPa)と同程度である。
ボイラ再熱器5に導入された蒸気は、上述のとおりコンプレッサ4によって昇温昇圧されているため、効率良く再熱されて中圧タービン6へ導入され、そこで仕事を行う。中圧タービン6を出た蒸気は、低圧タービン7に導入されて仕事を行う。
このように、高圧タービン3、中圧タービン6、低圧タービン7で回転が行われ、同一軸上に配置された発電機8を駆動させて発電を行う。
低圧タービン7を出た蒸気は、復水器13に入って復水となり、その後、ボイラ過熱器1へ給水として供給される。
かくして本発明の実施例によれば、ボイラ過熱器1と可変速高速タービン2との間の距離を短くすることができる。そのため、Niなどの高価材料を使用せざるを得ない700℃対応の主蒸気配管の距離を極めて少なくしてコストを抑制することができる。
可変速高速タービン2では、その駆動により蒸気量の調整を行うことができる。そのため、同様に高価材料を使用せざるを得ない700℃対応の主蒸気止め弁や加減弁を不要とすることができ、コストを抑制することができる。
また、高圧タービン3では、蒸気に大きく仕事をしてもらうことができる。これにより、高圧タービン3で従来よりも大きな出力を得ることができる。
しかし、この結果、高圧タービン3では多くの蒸気が使用されるため、高圧タービン3の出口における蒸気の温度および圧力は低くなる。具体的には、317℃、3MPaとなる。通常、高圧タービンの出口蒸気は、395℃、4.7MPa程度であるため、その差分につき、本実施例では高圧タービン3において従来より大きな出力を得られたことが分かる。
コンプレッサ4では蒸気を昇温昇圧しているため、高圧タービン3で大きな出力を得ることができたにもかかわらず、ボイラ再熱器5への導入前には、蒸気の温度および圧力を通常と同程度とすることができる。
そのため、ボイラ再熱器5において通常以上の再熱を行う必要はなく、コストのかかる巨大な再熱器を使用しなくてよい。また、中圧タービン6以降では、通常と同程度の温度および圧力の蒸気を実現できる。
従って、高圧タービン3で大きな出力を得ている分、プラント全体として効率向上を図ることができる。
以上のように、本実施例では、蒸気タービンプラント全体の効率を向上させることで、発電コストを低減することができる。具体的には、従来の600℃級のUSCプラントの効率が42%であるのに対し、本実施例では45%弱の効率を実現することができる。
なお、可変速高速タービン2には、コンプレッサ4の出口または中段に抽気弁を設け、蒸気の抽気を行い、その蒸気を減圧した上で再びコンプレッサ4の入口に戻す調節弁を設ける。
これにより蒸気を再循環させる。蒸気を再循環させることで、コンプレッサ4で処理すべき蒸気量は多くなる。
ここで、可変速高速タービン2の回転速度は、可変速高速タービン2とコンプレッサ4との動力のバランスによって決定されている。従って、コンプレッサ4の処理能力を上げるために、コンプレッサ4に連結されている可変速高速タービン2の回転速度を上げることができる。
このように蒸気を再循環させて回転速度を変化させることにより、可変速高速タービン2によって、主蒸気止め弁や蒸気加減弁の代わりに700℃の高温高圧の蒸気量の調整を行うことができる。従って、700℃に対応した高価材料を使用する主蒸気止め弁や加減弁を不要とすることができる。
なお、可変速高速タービン2の回転速度または可変速高速タービン2の出口の蒸気温度が設定値を超えようとした場合には、その前に、高圧タービン3の入口付近に設置された蒸気加減弁10を絞り込むことにより、コンプレッサ4の動力を制御する。これにより、コンプレッサ4の異常回転を防止することができる。
次に、上記の実施例の構成に、さらに高温中圧タービン14を可変速高速タービン2およびコンプレッサ4の同一軸上に組み込み、可変速高速タービン2の動力を補う構成の実施例について説明する。
図2は、本発明の他の実施例の蒸気タービンプラントの構成を示す図である。14は高温中圧タービン、15は高温再熱蒸気配管である。
ボイラ1を出た700℃、35MPaの蒸気は、可変速高速タービン2に導入されて仕事を行う。
可変速高速タービン2から排出された蒸気は、高圧タービン3に導入されて、そこで仕事を行う。
その後、高圧タービン3から排出された蒸気はコンプレッサ4に導入され、そこで昇温昇圧される。
コンプレッサ4から排出された蒸気は、ボイラ再熱器5で再熱された後、高温中圧タービン14に導入されて、そこで仕事を行う。
高温中圧タービン14で使用されて減温減圧された蒸気は、高温再熱蒸気配管15を経由して、中圧タービン6に導入され、そこで仕事を行う。
その後、低圧タービン7に導入されて仕事を行い、高圧タービン3、中圧タービン6、低圧タービン7で回転が行われ、同一軸上に配置された発電機8を駆動させて発電を行う。
低圧タービン7を出た蒸気は、復水器13に入って復水となり、その後、ボイラ過熱器1へ給水として供給される。
かくして本発明の他の実施例では、高温中圧タービン14は、可変速高速タービン2およびコンプレッサ4と同一軸上に組み込まれているため、高温中圧タービン14の駆動により、可変速高速タービン2の動力を補うことができる。
これにより、700℃、35MPaの高温高圧の蒸気量の調整を行う際に、可変速高速タービン2のみでは動力が足りない場合にも対応することができる。
なお、以上の実施例では中圧タービン、低圧タービンの両方を備えたプラントについて説明を行ったが、いずれか一方のみを備えたプラントにも本発明は適用することができることは勿論である。
1 ボイラ過熱器
2 可変速高速タービン
3 高圧タービン
4 コンプレッサ
5 ボイラ再熱器
6 中圧タービン
7 低圧タービン
8 発電機
9 蒸気止め弁
10 蒸気加減弁
11 高圧高温配管
12 低温再熱蒸気配管
13 復水器
14 高温中圧タービン
15 高温再熱蒸気配管
16 VHTタービン
17 第2の発電機

Claims (7)

  1. 過熱器および再熱器を有するボイラと、前記過熱器により過熱された過熱蒸気が供給される高圧タービンと、該高圧タービンから排出される蒸気が前記再熱器を介して供給される中圧または低圧タービンとを備えた高温蒸気タービンプラントであって、
    前記過熱器と前記高圧タービンとの間には、前記過熱器から供給される過熱蒸気によって駆動され、排出された蒸気を前記高圧タービンに供給する駆動用タービンと、
    該駆動用タービンで駆動され、前記高圧タービンから排出される蒸気を昇温昇圧して前記再熱器に供給する圧縮機を備え
    前記圧縮機より一部蒸気を取り出し、該蒸気を前記圧縮機に再循環させることを特徴とする高温蒸気タービンプラント。
  2. 過熱器および再熱器を有するボイラと、前記過熱器により過熱された過熱蒸気が供給される高圧タービンと、該高圧タービンから排出される蒸気が前記再熱器を介して供給される中圧または低圧タービンとを備えた高温蒸気タービンプラントであって、
    前記過熱器と前記高圧タービンとの間には、前記過熱器から供給される過熱蒸気によって駆動され、排出された蒸気を前記高圧タービンに供給する駆動用タービンと、
    該駆動用タービンで駆動され、前記高圧タービンから排出される蒸気を昇温昇圧して前記再熱器に供給する圧縮機とを備え、
    前記圧縮機は、該圧縮機の出口または中段に設けられた抽気弁と、該抽気弁により抽気された蒸気を減圧した上で該圧縮機の入口に戻す調節弁とを備えることを特徴とする高温蒸気タービンプラント。
  3. 過熱器および再熱器を有するボイラと、前記過熱器により過熱された過熱蒸気が供給される高圧タービンと、該高圧タービンから排出される蒸気が前記再熱器を介して供給される中圧または低圧タービンとを備えた高温蒸気タービンプラントであって、
    前記過熱器と前記高圧タービンとの間には、前記過熱器から供給される過熱蒸気によって駆動され、排出された蒸気を前記高圧タービンに供給する駆動用タービンと、
    該駆動用タービンで駆動され、前記高圧タービンから排出される蒸気を昇温昇圧して前記再熱器に供給する圧縮機とを備え、
    前記駆動用タービンから前記高圧タービンに蒸気を供給する配管には、蒸気加減弁が介挿され、
    該蒸気加減弁は、前記駆動用タービンの回転速度または蒸気温度が設定値を超えようとした場合に、前記回転速度または出力の値に係らず、前記高圧タービンに供給される蒸気の絞込みを行うことを特徴とする高温蒸気タービンプラント。
  4. 過熱器および再熱器を有するボイラと、前記過熱器により過熱された過熱蒸気が供給される高圧タービンと、該高圧タービンから排出される蒸気が前記再熱器を介して供給される中圧または低圧タービンとを備えた高温蒸気タービンプラントであって、
    前記過熱器と前記高圧タービンとの間には、前記過熱器から供給される過熱蒸気によって駆動され、排出された蒸気を前記高圧タービンに供給する駆動用タービンと、
    該駆動用タービンで駆動され、前記高圧タービンから排出される蒸気を昇温昇圧して前記再熱器に供給する圧縮機とを備え、
    前記駆動用タービンの同一軸上に組み込まれ、前記再熱器から排出される再熱蒸気が供給されて前記駆動用タービンの動力を補うように駆動され、排出される蒸気を前記中圧または低圧タービンに供給する高温中圧タービンを備えることを特徴とする高温蒸気タービンプラント。
  5. 請求項1、2、4のいずれか1項に記載の高温蒸気タービンプラントにおいて、
    前記駆動用タービンから前記高圧タービンに蒸気を供給する配管には、蒸気加減弁が介挿され、
    該蒸気加減弁は、前記駆動用タービンの回転速度または蒸気温度が設定値を超えようとした場合に、前記回転速度または出力の値に係らず、前記高圧タービンに供給される蒸気の絞込みを行うことを特徴とする高温蒸気タービンプラント。
  6. 請求項1,2のいずれか1項に記載の高温蒸気タービンプラントにおいて、
    前記駆動用タービンの同一軸上に組み込まれ、前記再熱器から排出される再熱蒸気が供給されて前記駆動用タービンの動力を補うように駆動され、排出される蒸気を前記中圧または低圧タービンに供給する高温中圧タービンを備えることを特徴とする高温蒸気タービンプラント。
  7. 請求項6に記載の高温蒸気タービンプラントにおいて、
    前記駆動用タービンから前記高圧タービンに蒸気を供給する配管には、蒸気加減弁が介挿され、
    該蒸気加減弁は、前記駆動用タービンの回転速度または蒸気温度が設定値を超えようとした場合に、前記回転速度または出力の値に係らず、前記高圧タービンに供給される蒸気の絞込みを行うことを特徴とする高温蒸気タービンプラント。

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