JP5525062B2 - センサパーソナルエリアネットワークにおけるパケットの転送 - Google Patents

センサパーソナルエリアネットワークにおけるパケットの転送 Download PDF

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Description

本発明は、データ通信センサデバイスを備えるセンサパーソナルエリアネットワークにおいて、所定のプロトコルステップに従ってパケットを転送するための方法および本方法を実行するための関連するセンサノードに関する。
そのような方法および関連するセンサノードは、当技術分野において、例えば、パーソナルエリアネットワークにおけるデータ通信デバイスの互換性のある相互接続のための媒体アクセス制御および物理レイヤ仕様を定義するIEEE規格802.15.4−2003およびIEEE規格802.15.4−2006で既に知られている。この規格では、物理レイヤおよび媒体アクセス制御レイヤは、低電力低帯域幅ネットワーク向けに規定されている。
パケットを転送するためのそのような方法において知られているステップの1つは、パケットの発信者または発信ノードの送信元ネットワーク識別子がパケットの意図された受信者の宛先ネットワーク識別子に等しいとみなされることを示すために、所定の圧縮値をパケット内の圧縮フィールドに割り当てるステップである。これは、例えば、上述の規格の7.2.1項の一般的なMACフレームフォーマット、より詳細には、7.2.1.1.5項のPAN ID圧縮サブフィールドに記載されている。本明細書では、パーソナルエリアネットワーク識別子圧縮サブフィールド、または短縮して言えばPAN ID圧縮サブフィールドは1ビット長であり、送信元PAN識別子アドレスと宛先PAN識別子アドレスの両方が存在するとき、パーソナルエリアネットワークPAN識別子フィールドの一方のみを含むMACフレームを送信するべきかどうかを指定することが記載される。このサブフィールドが1に設定され、送信元PAN識別子アドレスと宛先PAN識別子アドレスの両方が存在する場合、フレームは宛先PAN識別子フィールドのみを含むものとし、送信元PAN識別子フィールドは宛先のPAN識別子フィールドに等しいとみなされるものとし、したがって省略され得る。よって、このステップは、同じパーソナルエリアネットワークに属するノードにパケットを転送するときに適用される必要がある。
さらに、この規格は、例えば、小型の低電力センサノードを使用する高レベル通信プロトコル群の仕様であるZigbee(登録商標)のための基準であることが説明されるべきである。ZigBee(登録商標)仕様によって定義された技術は、単純であって、高価でないものとされ、低いデータレート、長いバッテリ寿命、および安全なネットワーキングを必要とする無線周波数の用途を対象とする。802.15.4規格を使用する別の例は、SunSpotネットワークを有するSUNである。
いずれの技術も、レイヤ3プロトコルを使用してセンサネットワークにおける通信を保証する。これらの2つの解決策におけるルーティングテーブルは、例えばアドホックオンデマンド距離ベクトル(Ad−hoc On−demand Distance Vector − AODV)などのルーティングプロトコルから取得されたネットワークに関する知識を用いてポピュレートされる。
さらに、IPv6オーバー低電力ワイヤレスパーソナルエリアネットワーク(IPv6 over Low power Wireless Personal Area Networks)またはIPv6オーバー低電力ワイヤレスエリアネットワーク(IPv6 over LoW Power wireless Area Networks)の頭字語である6lowpanは、IPv6パケットがIEEE 802.15.4ベースのネットワークを介して送受信されることを可能にするカプセル化機構およびヘッダ圧縮機構を定義する。よって、短縮してIEEE ROLLと呼ばれるIEEEルーティングオーバー損失性低電力(IEEE Routing Over Lossy and Low−power)リンクプロトコルと組み合わせた6LowPanは、802.15.4ネットワークを介したIPv6パケットの伝送を可能にする他のレイヤ3プロトコルである。
したがって、センサネットワークにおけるセンサノードは、IEEE 802.15.4媒体アクセス制御およびワイヤレス媒体への物理インターフェースの実装を含むデバイスを用いて実装され得る。そのようなセンサノードは、機能限定デバイスまたはフル機能デバイスであってもよい。ほとんどのセンサノード、特に機能限定ノードは通常、低い処理能力しか有さず、小型のバッテリを有する。しかし、データ通信センサデバイスを備えるセンサパーソナルエリアネットワークにおいてパケットを転送するための上記の方法は、必ずしもこれらの要件に準拠していない。
IEEE規格802.15.4−2003 IEEE規格802.15.4−2006
本発明の目的は、転送はレイヤ2での処理しか必要としないので、限定された処理能力しか必要としないようなセンサパーソナルエリアネットワークにおいて、パケットを転送するための方法および関連するセンサノードを提供することである。
これは、請求項1および請求項8に記載のパケットを転送するための方法、ならびに請求項9および請求項10に記載のこれらの方法を実施するセンサノードを用いて実現される。
パケットの発信者の送信元ネットワーク識別子がパケットの意図された受信者の宛先ネットワーク識別子に等しいとみなされることを示すために、所定の圧縮値をパケット内の圧縮フィールドに割り当てるとき、本方法は、
− プロトコルステップがパケットを転送するために適用されなければならないラベルスイッチング原則をさらに備えることを示すために、所定のラベルスイッチング値をパケット内のアドレス指定モードフィールドに割り当てる原則ステップと、
− 基づくラベルスイッチング原則を適用するためのラベル値を格納し、取り出すために、パケットの送信元ネットワーク識別子フィールドを使用する原則ステップと
を適用する。
こうすれば、パケットを受信するセンサノードは、入力パケットの入力フレームのヘッダを読み取るだけでよい。「学習」後、ラベルスイッチング原則が適用される必要がある圧縮フィールド内の値によって、さらには、アドレス指定モードフィールド内の値によって、ノードは、送信元ネットワーク識別子フィールドは空ではなく、送信元ネットワーク識別子フィールドが含む値は必要なラベルとみなされる必要があることを知る。
それによって、ノードはフレームのペイロードについてより詳しく調べる必要がなく、処理能力が節約される。
さらに、この原則は、パケットに追加のオーバーヘッドを付加することなく適用される。実際、ラベルがIEEE 802.15.4パケットのペイロード内に書き込まれる必要がある場合、また、ラベルが例えば(後述の実施形態で示唆されるように)2バイト長である場合、802.15.4フレームのペイロードの最大長は127バイトであるので、本適用例の利点はデータのペイロードにおける少なくとも1.57%多い余裕である。
同じネットワークに属するパケットは、ラベルスイッチング原則に従って転送される。ラベルスイッチング原則によれば、同じフローに属する全てのパケットは、フローの1番目のパケットが送信される前に確立された同じ経路を介して転送される。そのような経路の実現に寄与するノード、すなわち、送信元ノード、中間ノードおよび宛先ノードは、パケットがどのフローに属するかを識別するために、パケット内で送信される「ラベル」を使用している。そのようなラベルに基づいて、ノードは、そのノードのスイッチングテーブルで、パケットをどうするかについて探索することができる。このノードは、経路の終端であるか、中間ノードであるかのいずれかである。後者の場合、スイッチングテーブルは、パケットが送信される必要がある次のホップおよびパケットに設定する必要があるラベルを参照する。
出力パケットのラベルは入力パケットのラベルと同じものである必要はないことに注意されたい。
さらに、したがって、ラベルスイッチング転送は、例えば、有線ネットワークを介して使用されているマルチプロトコルラベルスイッチングMPLSで知られている原則であることに注意されたい。しかし、ここでの違いは、第1に、センサノードに対して、ラベルスイッチング原則が実際に適用される必要があることを明確にするための指示が使用されることであり、第2に、ラベルが制御フレームの送信元ネットワーク識別子フィールド、すなわち、レイヤ2レベルでのラベルスイッチングにおいて見出されることである。
また、ルーティングプロトコルとしてのIPv6は、フローに属するパケットを転送するために、そのヘッダ内での「ラベル」の使用を可能にするが、この技術はレイヤ3でのパケットの処理も要求し、一方、本解決策はパケットのヘッダのいくつかのフィールドをより詳しく調べる必要がない。これにより、本解決策はその転送プロセスにおいてより速くもなる。
請求項1の方法の基本原則を適用するときに実行される様々なステップは、請求項8の方法に記載されている。これらのステップは、請求項9および請求項10のセンサノードによって実行される。これらのステップおよびデバイスは、以下で説明される。
実際、データ通信センサデバイスを備えるセンサパーソナルエリアネットワークにおいて、所定のプロトコルステップに従ってパケットを転送するための方法は、
転送されるパケットの発信ノードによって:
− 第1の挿入器(INS1)を用いて所定の圧縮値をパケットの圧縮フィールドに挿入し、それによって、発信ノードの送信元ネットワーク識別子がパケットの意図された受信者の宛先ネットワーク識別子に等しいとみなされることを示すステップと、
− 第2の挿入器を用いて所定のラベルスイッチング値をパケット内のアドレス指定モードフィールドに挿入し、それによって、実際のプロトコルステップが現在のパケットを転送するために適用されるべきであるラベルスイッチング原則を備えることを実際のセンサノードに示すステップと、
− 第3の挿入器を用いてラベル値をパケット内の送信元ネットワーク識別子フィールドに挿入するステップとを備え、さらに
転送されるパケットの中間ノードによって:
− 第1のインタープリタを用いて圧縮フィールド内の所定の圧縮値を解釈し、それによって、パケットの発信ノードの送信元ネットワーク識別子が前記パケットの意図された受信者の宛先ネットワーク識別子に等しいとみなされると判断するステップと、
− 第2のインタープリタを用いてアドレス指定モードフィールド内の所定のラベルスイッチング値を解釈し、それによって、実際のプロトコルステップがパケットを転送するために適用されなければならないラベルスイッチング原則を備えると判断し、そのような解釈が確立されると、それに従ってレトリーバをトリガするステップと、
− レトリーバを用いて送信元ネットワーク識別子フィールドからラベル値を取り出すステップであって、それによって、ラベル値がラベルスイッチング原則に従って実際のパケットを転送するために中間ノードによって使用される必要がある、ステップと
を備える。これは請求項2の方法に記載されている。
前に述べたように、所定のプロトコルステップのための適切な実装は、パーソナルエリアネットワークにおけるデータ通信デバイスの互換性のある相互接続のための媒体アクセス制御および物理レイヤ仕様を定義するIEEE規格802.15.4に従って説明される。本発明の基本概念を適用することによって、IEEE規格802.15.4の所定のプロトコルステップは基準として使用され得るが、これらのプロトコルステップは本明細書で上記に記載された追加のステップによって拡張されることが明らかであるはずである。
上述したように、圧縮フィールドを実装するための適切なフィールドは、パーソナルエリアネットワークにおけるデータ通信デバイスの互換性のある相互接続のための媒体アクセス制御および物理レイヤ仕様を定義する802.15.4に関するIEEE規格によるフレーム制御フィールドのPAN ID圧縮サブフィールドである。これは請求項3に記載されている。
それぞれの独立したパーソナルエリアネットワークが一意の識別子を選択するとき、PAN識別子は、短いアドレスを使用することによってネットワーク内のセンサ間での通信を可能にするが、独立したネットワークにまたがるデバイス間での送信も可能にする。802.15.4規格のPAN ID圧縮サブフィールドはわずか1ビット長であり、送信元PAN識別子アドレスと宛先PAN識別子アドレスの両方が存在する場合に、PAN識別子フィールドの一方のみを含むMACフレームを送信するべきかどうかを指定する。このサブフィールドが1に設定され、送信元PAN識別子アドレスと宛先PAN識別子アドレスの両方が存在する場合、フレームは宛先PAN識別子フィールドのみを含むものとし、送信元PAN識別子フィールドは宛先のPAN識別子フィールドに等しいとみなされるものとする。
アドレス指定モードフィールドの考えられる実装は、宛先アドレス指定モードフィールドによるものである。これは請求項4に記載されている。
さらに、802.15.4に関するIEEE規格によるフレーム制御フィールドの宛先アドレス指定モードフィールドによってそのような宛先アドレス指定モードフィールドを構成することによって、簡便な実装が実現される。これは請求項5に記載されている。
さらなる実装は請求項6に記載されており、それによって、宛先アドレス指定モードフィールドは2ビット長と定義され、また、それによって、割り当てられた所定のラベルスイッチング値は1番目のビットについてはゼロに等しく、2番目のビットについては1に等しい。IEEE 802.15.4規格の現行バージョンによれば、宛先アドレス指定モードフィールドのこの値は、原則として使用することができない予約値であることに注意されたい。このことは、上記の実装はこの予約値の解除を必要とすることを意味する。
最後に、請求項7は、802.15.4に関するIEEE規格によるフレーム制御フィールドの送信元PAN識別子フィールドによって送信元ネットワーク識別子フィールドを構築する実装について記載している。この送信元PAN識別子フィールドは、存在する場合、2オクテット長であり、通常はフレームの発信者の一意のPAN識別子を指定する。知られているIEEE 802.15.4規格の実装によれば、PAN id圧縮が所定の値「ゼロ」に等しいときのみ、送信元PAN識別子が存在する。本適用例によれば、PAN ID圧縮サブフィールドが「非ゼロ」であるとき、このフィールドもMACフレームに含まれ得る。
添付の図面と併せて一実施形態の以下の説明を参照することにより、本発明の上記および他の目的および特徴がより明らかとなり、本発明自体が最もよく理解されよう。
センサノードを有するパーソナルエリアネットワークを表す図である。 パケットの構造を表す図である。
特許請求の範囲で使用される「備える(comprising)」という用語は、以下に列挙される手段に限定するものとして解釈されるべきではないことに留意されたい。したがって、「手段AおよびBを備えるデバイス」という表現の範囲は、構成要素AおよびBのみから成るデバイスに限定されるべきではない。このことは、本発明に関して、デバイスの関連する唯一の構成要素がAおよびBであることを意味する。
同様に、「結合された(coupled)」という用語は、直接接続のみに限定するものとして解釈されるべきではないことに留意されたい。したがって、「デバイスBに結合されたデバイスA」という表現の範囲は、デバイスAの出力がデバイスBの入力に直接接続されるデバイスまたはシステムに限定されるべきではない。このことは、Aの出力とBの入力の間に経路が存在し、この経路が他のデバイスまたは手段を含む経路であり得ることを意味する。
本発明によるデバイスの、図1に示されるその遠隔通信環境に従った動作は、そこに示される様々なブロックの機能的記載を用いて説明される。この記載に基づいて、ブロックの実際の実装が当業者に明らかとなるであろうし、このため、ブロックの実際の実装は詳細に記載されない。さらに、センサパーソナルエリアネットワークにおいてパケットを転送するための方法の動作原理は、さらに詳細に記載される。
図1を参照すると、パーソナルエリアネットワークPAN1が示されている。パーソナルエリアネットワークは、センサノードを備え、そのSN1、SN2、SN3、SN4およびSN5は一例として示されている。図1に詰め込みすぎないようにするために、センサノードSN1およびSN3のみにおいて、さらなる詳細が示されている。センサノードSN3では、発信ノードの関連する機能ブロックが示され、センサノードSN1では、中間ノードまたは受信ノードの関連するブロックが示されている。
センサノード1の言及された様々な機能ブロックはそれぞれ、入力インターフェースに結合され、発信ノードの言及された機能ブロックはそれぞれ、ノードの出力インターフェースに結合される。全てのこれらの機能ブロックは、パケットPなどの入力パケットまたは出力パケットのビットおよびバイトを挿入または格納し、取り出し、解釈することができる。
ここで、例えばSN3などの記載された発信センサの様々な機能ブロックは、そのような発信センサのみに備えられるものと限定されないことに注意されたい。実際、センサは、発信ノードSN3に関して本明細書に記載された機能ブロックだけでなく、それぞれ、パケットを送信し、転送するか、パケットを受信するために中間ノードSN1/受信ノードSN5に関して本明細書に記載された機能ブロックも備えることができる。
センサノードSN1を見ると、第1のインタープリタINT1、第2のインタープリタINT2およびレトリーバRETが示されている。3つの機能ブロックは、センサノードSN1の入力インターフェースに結合される。第1のインタープリタINT1は、パケットPにおける圧縮フィールドC−F内の所定の圧縮値cvを解釈し、それによって、パケットの発信者、例えばSN3の送信元ネットワーク識別子がパケットPの意図された受信者、例えばSN5の宛先ネットワーク識別子に等しいとみなされると判断することができるインタープリタ手段である。第2のインタープリタINT2は、パケットPのアドレス指定モードフィールドDAM−F内の所定のラベルスイッチング値lsvを解釈することができる解釈手段である。アドレス指定モードフィールドDAM−F内の値を解釈し、それが実際に所定のラベルスイッチング値lsvであると判断すると、第2のインタープリタはそれに従ってレトリーバRETをトリガするものとする。レトリーバRETは、第2のインタープリタINT2のトリガを受け取ると、パケット内の送信元ネットワーク識別子フィールドSNI−Fからラベル値lab1を取り出すことができるレトリーバ手段である。以下に説明されるように、このラベル値lab1は、ラベルスイッチング原則に従ってパケットPを転送するためにセンサノードSN1によって使用されるべきラベルの値である。
センサノードSN3を見ると、第1の挿入器INS1、第2の挿入器INS2および第3の挿入器INS3が示されている。3つの機能ブロックは、センサノードSN3の出力インターフェースに結合される。第1の挿入器INS1は、所定の圧縮値cvを送信されるよう準備されたパケットPの圧縮フィールドC−Fに挿入することができる挿入手段である。第2の挿入器INS2は、所定のラベルスイッチング値lsvをそのパケットPのアドレス指定モードフィールドDAM−Fに挿入することができる挿入手段である。第3の挿入器INS3は、ラベル値lab1をパケット内の送信元ネットワーク識別子フィールドSNI−Fに挿入することができる挿入手段である。
図2を参照すると、知られている802.15.4に関するIEEE規格に対する簡便なマッピングが説明されている。図2の上の1番目の列には、802.15.4に関するIEEE規格によるフレーム構造が示されている:2バイトのフレーム制御フィールド、1バイトのシーケンス番号、4から20バイトのアドレス指定フィールド、ペイロードおよび1バイトのフレームチェックシーケンスが示されている。
2番目の列には、フレーム制御フィールドおよびアドレス指定フィールドがより詳細に示されている。このようにして、フレーム制御フィールドは、フレームタイプ(ビット1、2、3)、セキュリティ対応ビット(ビット4)、フレーム保留ビット(ビット5)、肯定応答要求ビット(ビット5)、PAN id圧縮フィールド(ビット6)、予約ビット(ビット7、8および9)、宛先アドレス指定モードビット(ビット10、11)、フレームバージョンビット(ビット12および13)および送信元アドレス指定モードビット(ビット14および15)を示している。アドレス指定フィールドの構造は、宛先PAN識別子フィールド(0または2バイト)、宛先MACアドレスフィールド(0、2または8バイト)、送信元PAN識別子フィールド(0または2バイト)および送信元MACアドレスフィールド(0、2または8バイト)を示している。802.15.4に関するIEEE規格による本適用例の定義されたフィールドの簡便な実装は、図2の3番目の列から2番目の列に向かう矢印によって明確になっている。このようにして、本適用例の圧縮フィールドの簡便な実装は、802.15.4に関するIEEE規格のPAN id圧縮フィールド、すなわちフレーム制御フィールドのビット6になる。同様にして、802.15.4に関するIEEE規格のフレーム制御フィールドの宛先アドレス指定モードフィールドは、本適用例のアドレス指定モードフィールドの簡便な実装になる。さらに、送信元ネットワーク識別子フィールドは、802.15.4に関するIEEE規格の送信元PAN識別子フィールドによって実装され得る。ここで、802.15.4に関するIEEE規格の実際の知られているフィールドはパケット内で再利用され得るが、異なるフィールドに対する実際の知られている値または新たに定義された値は設計された機能ブロックに従って順守されるべき異なる意味または追加の意味を得ていることに注意されたい。このことは、以下の段落でより明確になろう。
パケットPの圧縮フィールドC−Fを参照すると、また、知られている仕様によれば、ビット6は、ビット6が1に設定されている場合、パケットを受信するよう意図された受信ノードの宛先PAN識別情報は、送信元ノード、すなわち発信センサノードの送信元PAN識別情報と同じであることを伝える。その場合、これらの知られている仕様によれば、送信元PAN識別情報は省略され得る。このことは、送信元ネットワーク識別子フィールドは実際には存在しないことを意味する。さらに、アドレス指定モードフィールドDAM−Fを参照すると、ビット10および11は以下の値を有することができる:
00 宛先PAN idおよび宛先アドレスが存在しない
10 宛先アドレスは16ビット表記を使用する
11 宛先アドレスは64ビット表記を使用する
本適用例によれば、これらの規則は以下の原則によって拡張される。第1に、アドレス指定モードフィールドの追加の値が定義される、すなわち、ビット10および11も「ラベルスイッチング値」と呼ばれる所定の値を得ることができる。802.15.4に関するIEEE規格による上記の実装によれば、これらの2つのビットに対して、値「01」のみが残される。よって、この記載された実装によれば、所定の「ラベルスイッチング値」は実際の値「01」を受け取る。
次に、本適用例によれば:
− 圧縮フィールドのビット番号6が実際に圧縮値cv、すなわち「1」に設定された場合、また、
− フレーム制御フィールド内のアドレス指定モードフィールドのビット番号10および11が新たに定義されたラベルスイッチング値lsv、すなわち「01」を有する場合、
センサノードにおいて新たに定義され、実施される規則は、送信元ネットワーク識別子フィールドSNI−Fは省略されるべきではなく、知られている規則とは反対に、その値について確認されなければならない、すなわち、送信元ネットワーク識別子フィールドが存在せず、ある一定の値がパケット内のフィールドのその場所に含まれるということである。この値は、ラベル値lab1と呼ばれる。また、このラベル値lab1は、ラベルスイッチング原則に従ってパケットを転送するために使用される必要がある。
ここで、本適用例では、本適用例の目的を越えるので、ラベルの構造は詳細に記載されていないことに注意されたい。本適用例の目的は、パケットヘッダのレベルでラベルをパケットPに含むことであり、それによって、必要なラベルを見出すためにパケットの深い処理を実行する異なるセンサノードを有することなく、すなわち、パケットPのペイロードフィールドを調べる必要なしに、ラベルスイッチングの原則が適用され得る。ラベルの2バイトは、例えば、1バイトのラベル値および1バイトのTTL「生存時間(Time To Live)」を含むために使用され得る。あるいは、2バイトはラベル内のラベル、すなわち「ラベルスタッキング」と呼ばれるものを搬送するために使用され得るか、いくつかのビットはQoS情報を搬送するために使用され得る。
センサパーソナルエリアネットワークにおけるパケットの転送にラベルスイッチングを適用することのさらなる利点は、取られるパケットPの経路に手動で影響を及ぼすための柔軟性である。実際、上記に記載されているように、ラベルスイッチング原則に従ってラベルのそれぞれの値が転送テーブルに保持され、この値は、パケットPがどこに転送される必要があるかを学習するために、センサデバイスによって確認される必要がある。これらの転送テーブルを手動で調整することができ、それによって、パケットの経路は、例えば、より多くの処理能力を有するセンサデバイスを通過させるように影響され得る。
次に、本発明によるセンサデバイスの、図1に示されるその電気通信環境に従った動作は、そこに示される様々なブロックの機能的記載を用いて説明される。
パケットは、発信ノードSN3によって中間センサノードSN1を介して受信ノードSN5に向けて送信されると仮定する。全てのノードは、同じセンサパーソナルエリアネットワークPAN1の一部である。
したがって、本適用例による方法は、以下のステップを備える。センサデバイスSN3では、次のセンサデバイスSN1に向けて転送するための完全なパケットPを準備するために、パケットPのヘッダが構築される。センサデバイスSN3は、以下の:
− SN3の第1の挿入器INS1を用いて「1」などの所定の圧縮値cvを構築されたパケットPの圧縮フィールドC−Fに挿入し、それによって、発信ノードSN3の送信元ネットワーク識別子が実際にパケットPの意図された受信者、すなわちSN5の宛先ネットワーク識別子に等しいとみなされることを示すステップと、
− SN3の第2の挿入器INS2を用いて「01」などの所定のラベルスイッチング値lsvをパケットP内のアドレス指定モードフィールドDAM−Fに挿入し、それによって、パケットを転送するためのプロトコルステップがパケットPを転送するため、または最終的にパケットPを受信するために適用されなければならないラベルスイッチング原則を備えることを示すステップと、
− SN3の第3の挿入器INS3を用いてラベル値lab1をパケット内の送信元ネットワーク識別子フィールドSNI−Fに挿入するステップと
を実行する。このlab1値はラベルスイッチング転送原則に従って事前に決定されていることに注意されたい。この第1のラベル値lab1は、パケットの転送テーブルに従って、パケットの進路上にある第1の後続のセンサデバイスに、次のセンサデバイスに向けてパケットを転送するための適切なアクションを取るよう命令する値である。これらの前もったステップを実行した後、センサデバイスSN3はパケットPをセンサデバイスSN1に向けて送信する。パケットPを受信すると、センサデバイスSN1は、以下の:
− SN1の第1のインタープリタINT1を用いて圧縮フィールドC−F内の所定の圧縮値cv「1」を解釈し、それによって、パケットPの発信ノードSN3の送信元ネットワーク識別子が実際にパケットSN5の意図された受信者の宛先ネットワーク識別子に等しいと実際に判断するステップと、
− SN1の第2のインタープリタINT2を用いてアドレス指定モードフィールドDAM−F内の所定のラベルスイッチング値lsv「01」を解釈し、それによって、プロトコルステップがパケットPを転送するために適用されなければならないラベルスイッチング原則を備えると判断し、それによって、それに従ってレトリーバRETをトリガするステップと、
− レトリーバRETを用いて送信元ネットワーク識別子フィールドSNI−Fからラベル値lab1を取り出すステップと
を実行する。このラベル値lab1は、ラベルスイッチング原則に従ってパケットを転送するために中間ノードSN1によって使用される。
ここで、lab1の値は同じ値lab1のままであってよく、または別のラベル値、例えばlab2に置き換えられることもあり得ると簡単に述べておく。これはラベルスイッチング仕様の転送テーブルおよび命令に依存する。このようにして、パケットPは、センサデバイスSN1によってセンサデバイスSN5に向けて転送される。パケットPを受信すると、センサデバイスSN5は、センサデバイスSN1によって実行されたものと類似したステップを実行する。しかし、含まれる実際のラベル値を判断し、そのラベルスイッチング転送テーブルを参照すると、センサデバイスSN5はパケットPがその宛先に到着したことを学習する。
最後の所見は、本発明の実施形態は、機能ブロックの観点から上記に記載されているということである。上記に挙げた、これらのブロックの機能的記載から、これらのブロックの実施形態がよく知られている電子部品を用いてどのように作製され得るかが電子デバイスを設計する当業者に明らかとなろう。したがって、機能ブロックの内容の詳細なアーキテクチャは示されない。
特定の装置に関連して本発明の原則について上記に記載してきたが、この記載は実施例を用いてなされているに過ぎず、また、本発明の範囲を限定するものとしてではなく、添付の特許請求の範囲において定義されるものとして作成されていることを明確に理解されたい。

Claims (10)

  1. データ通信センサデバイス(SN1、SN2、SN3、SN4、SN5、...)を備えるセンサパーソナルエリアネットワーク(PAN1)において、所定のプロトコルステップに従ってパケット(P)を転送するための方法であって、
    前記パケットの発信者(SN3)の送信元ネットワーク識別子が前記パケットの意図された受信者の宛先ネットワーク識別子に等しいとみなされることを示すために、所定の圧縮値(cv)を前記パケット(P)内の圧縮フィールド(C−F)に割り当てるステップを備え、
    前記方法が、
    前記プロトコルステップが前記パケット(P)を転送するために適用されなければならないラベルスイッチング原則をさらに備えることを示すために、所定のラベルスイッチング値(lsv)を前記パケット(P)内のアドレス指定モードフィールド(DAM−F)に割り当てるステップと、
    基づく前記ラベルスイッチング原則を適用するためのラベル値(lab1)を格納し、取り出すために、前記パケットの送信元ネットワーク識別子フィールド(SNI−F)を使用するステップと
    をさらに備えることを特徴とする、方法。
  2. 前記所定のプロトコルステップが、パーソナルエリアネットワークにおけるデータ通信デバイスの互換性のある相互接続のための媒体アクセス制御および物理レイヤ仕様を定義する802.15.4に関するIEEE規格に従って記載される、請求項1に記載の方法。
  3. パーソナルエリアネットワークにおけるデータ通信デバイスの互換性のある相互接続のための媒体アクセス制御および物理レイヤ仕様を定義する802.15.4に関するIEEE規格によるフレーム制御フィールドのPAN ID圧縮サブフィールドによって、前記圧縮フィールド(C−F)を構成することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  4. 宛先アドレス指定モードフィールドによって、前記アドレス指定モードフィールド(DAM−F)を実装することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  5. パーソナルエリアネットワークにおけるデータ通信デバイスの互換性のある相互接続のための媒体アクセス制御および物理レイヤ仕様を定義する802.15.4に関するIEEE規格によるフレーム制御フィールドの宛先アドレス指定モードフィールドによって、前記宛先アドレス指定モードフィールド(DAM−F)を構成することを特徴とする、請求項4に記載の方法。
  6. 前記宛先アドレス指定モードフィールド(DAM−F)を2ビット長と定義し、前記所定のラベルスイッチング値(lsv)に0に等しい1番目のビットおよび1に等しい2番目のビットを割り当てることを特徴とする、請求項5に記載の方法。
  7. パーソナルエリアネットワークにおけるデータ通信デバイスの互換性のある相互接続のための媒体アクセス制御および物理レイヤ仕様を定義する802.15.4に関するIEEE規格によるフレーム制御フィールドの送信元PAN識別子フィールドによって、前記送信元ネットワーク識別子フィールド(SNI−F)を構成することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  8. データ通信センサデバイス(SN1、SN2、SN3、SN4、SN5、...)を備えるセンサパーソナルエリアネットワーク(PAN1)において、所定のプロトコルステップに従ってパケット(P)を転送するための方法であって、
    発信ノード(SN3)によって、
    第1の挿入器(INS1)を用いて所定の圧縮値(cv)を前記パケット(P)内の圧縮フィールド(C−F)に挿入し、それによって、前記発信ノード(SN3)の送信元ネットワーク識別子が前記パケット(P)の意図された受信者の宛先ネットワーク識別子に等しいとみなされることを示すステップと、
    第2の挿入器(INS2)を用いて所定のラベルスイッチング値(lsv)を前記パケット(P)内のアドレス指定モードフィールド(DAM−F)に挿入し、それによって、前記プロトコルステップが前記パケット(P)を転送するために適用されなければならないラベルスイッチング原則を備えることを示すステップと、
    第3の挿入器(INS3)を用いてラベル値(lab1)を前記パケット内の送信元ネットワーク識別子フィールド(SNI−F)に挿入するステップと、
    中間ノード(SN1)によって、
    第1のインタープリタ(INT1)を用いて前記圧縮フィールド(C−F)内の前記所定の圧縮値(cv)を解釈し、それによって、前記パケットの前記発信ノード(SN3)の前記送信元ネットワーク識別子が前記パケットの意図された受信者の宛先ネットワーク識別子に等しいとみなされると判断するステップと、
    第2のインタープリタ(INT2)を用いて前記アドレス指定モードフィールド(DAM−F)内の前記所定のラベルスイッチング値(lsv)を解釈し、それによって、前記プロトコルステップが前記パケット(P)を転送するために適用されなければならないラベルスイッチング原則を備えると判断し、それによって、レトリーバ(RET)をトリガするステップと、
    前記レトリーバ(RET)を用いて前記送信元ネットワーク識別子フィールド(SNI−F)から前記ラベル値(lab1)を取り出すステップであって、前記ラベル値(lab1)が前記ラベルスイッチング原則に従って前記パケットを転送するために前記中間ノード(SN1)によって使用される、ステップと
    を備える、方法。
  9. データ通信センサデバイス(SN1、SN2、SN3、SN4、SN5、...)を備えるセンサパーソナルエリアネットワーク(PAN1)において、所定のプロトコルステップに従ってパケット(P)を転送するためのセンサノード(SN1)であって、
    前記パケット(P)における圧縮フィールド(C−F)内の所定の圧縮値(cv)を解釈し、それによって、前記パケットの発信者(SN3)の送信元ネットワーク識別子が前記パケットの意図された受信者の宛先ネットワーク識別子に等しいとみなされると判断するための第1のインタープリタ(INT1)を備え、
    前記センサノード(SN1)が、
    前記パケット(P)におけるアドレス指定モードフィールド(DAM−F)内の所定のラベルスイッチング値(lsv)を解釈し、それによって、前記プロトコルステップが前記パケット(P)を転送するために適用されなければならないラベルスイッチング原則を備えると判断し、それによって、レトリーバ(RET)をトリガするための第2のインタープリタ(INT2)と、
    前記パケット内の送信元ネットワーク識別子フィールド(SNI−F)からラベル値(lab1)を取り出すための前記レトリーバ(RET)であって、前記ラベル値(lab1)が前記ラベルスイッチング原則に従って前記パケットを転送するために前記センサノード(SN1)によって使用される、前記レトリーバ(RET)と
    をさらに備えることを特徴とする、センサノード(SN1)。
  10. データ通信センサデバイス(SN1、SN2、SN3、SN4、SN5、...)を備えるセンサパーソナルエリアネットワーク(PAN1)において、所定のプロトコルステップに従ってパケット(P)を転送するための発信センサノード(SN3)であって、
    所定の圧縮値(cv)を前記パケット(P)内の圧縮フィールド(C−F)に挿入し、それによって、前記パケットの前記発信センサノード(SN3)の送信元ネットワーク識別子が前記パケット(P)の意図された受信者の宛先ネットワーク識別子に等しいとみなされることを示すための第1の挿入器(INS1)を備え、
    前記発信センサノード(SN3)が、
    所定のラベルスイッチング値(lsv)を前記パケット(P)内のアドレス指定モードフィールド(DAM−F)に挿入し、それによって、前記プロトコルステップが前記パケット(P)を転送するために適用されなければならないラベルスイッチング原則を備えることを示すための第2の挿入器(INS2)と、
    ラベル値(lab1)を前記パケット内の送信元ネットワーク識別子フィールド(SNI−F)に挿入するための第3の挿入器(INS3)であって、前記ラベル値(lab1)が前記ラベルスイッチング原則に従って前記パケットを転送するために中間センサノード(SN1)によって使用される、第3の挿入器(INS3)と
    をさらに備えることを特徴とする、発信センサノード(SN3)。
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