JP5520198B2 - 画像切出装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像検索等の画像処理分野において好適に用いることができる画像切出装置及びプログラムに関し、特に、画像検索のための画像(質問画像)を描画する際に用いるブロック領域画像の切り出し技術に関する。
従来、画像全体の類似性に基づいて画像検索を行う画像検索技術の開発が進められている。この画像検索技術においては、ユーザにより作成された質問画像に類似する画像を、複数の検索対象画像から検索する場合に、ユーザは、自らの意図が反映された質問画像を、如何にして効率良く作成するかが重要になっている。
例えば、複数の検索対象画像のそれぞれをブロック領域画像に分割し、分割した全てのブロック領域画像から代表ブロック領域画像を抽出し、ユーザの操作に従って、代表ブロック領域画像を用いて質問画像を描画し、質問画像に類似する画像の検索を行う画像検索装置が知られている(特許文献1を参照)。
図11は、特許文献1の画像検索装置において、従来の画像切出処理を説明する図である。この従来の画像検索装置は、検索対象画像の集合のそれぞれを、予め設定されたM×N個の領域にブロック分割し、分割した領域をブロック領域画像として切り出す。Mは、画像検索画像を横に区切った数を示し、Nは、画像検索画像を縦に区切った数を示す。そして、画像検索装置は、切り出した全てのブロック領域画像を対象にして特徴ベクトルを生成し、特徴ベクトルに基づいて、ブロック領域画像をカテゴリ及びクラス分けし、代表的なブロック領域画像のみを代表ブロック領域画像として抽出する処理(代表ブロック領域画像抽出処理)を行う。そして、画像検索装置は、所定数のブロック領域画像を代表ブロック領域画像として抽出し、画面の右中央部に一覧表示する。これにより、ユーザは、画面に表示された所定数の代表ブロック領域画像の一覧から所望の画像を指定し、質問画像のブロックに割り当てる操作を行うことで、そのブロックを所望の代表ブロック領域画像で描画した質問画像を作成することができる。また、ユーザは、画面右下部のカラー一覧から所望の色を指定し、質問画像のブロックに割り当てる操作を行うことで、そのブロックを所望の色で描画した質問画像を作成することができる。
特開2002−140331号公報
図11を用いて説明したように、従来の画像検索装置では、質問画像を描画する際にユーザにより指定される代表ブロック領域画像の一覧は、検索対象画像の集合から切り出した全てのブロック領域画像を対象にして、ブロック領域画像の特徴ベクトルに基づいて、カテゴリ及びクラス分けすることにより抽出される。したがって、代表ブロック領域画像の一覧には、ユーザが質問画像を作成する際に不適な画像も含まれてしまう。
図12は、代表ブロック領域画像として不適な例を説明する図である。この代表ブロック領域画像は、画像内部に、輪郭、地平線等を含んでいる。このような代表ブロック領域画像が不適であるのは、ユーザが複数の代表ブロック領域画像を指定し、これらに組み合わせて質問画像を作成する際に、あるブロックに割り当てた代表ブロック領域画像における輪郭等と、隣接する他のブロックに割り当てた代表ブロック領域画像における輪郭等とを合わせることが困難になるからである。つまり、このような代表ブロック領域画像を、隣接したブロックにそれぞれ割り当てたときに、輪郭等が繋がっていない質問画像が作成され、ユーザにとって意図しない質問画像になってしまうからである。
また、代表ブロック領域画像としては、単色の画像は不適である。これは、図11に示したように、ユーザが画面内のカラー一覧から所望の色を指定し、ブロックに割り当てる操作を行うことで、そのブロックを所望の色で描画した質問画像を作成することができるからである。つまり、画像検索装置は単色を描画する機能を有するのが通常であるから、単色の画像のみからなるブロック領域画像を代表ブロック領域画像に加える必要がないからである。
このように、従来の画像検索装置では、代表ブロック領域画像が、全てのブロック領域画像を対象にして抽出されるから、結果として、不適な画像も含まれてしまうという問題があった。このため、ユーザは、図12に示した不適な代表ブロック領域画像を用いた場合には、自らの意図が反映された質問画像を作成することが困難になる。また、代表ブロック領域画像に単色の画像が含まれる場合には、その代表ブロック領域画像を指定する操作の代わりに、カラー一覧から所望の色を指定する操作を用いることができるから、単色のブロック領域画像を代表ブロック領域画像に含める必要がなく、しかも、ユーザにより実質的に指定可能な代表ブロック領域画像の数が少なくなってしまうから、ユーザの操作性が悪くなってしまう。
そこで、本発明は前記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、ユーザの操作により代表ブロック領域画像の一覧から所望の画像が指定されて質問画像が作成され、検索対象画像の集合から質問画像に類似する画像を検索する際に、ユーザが自らの検索意図を反映した質問画像を容易に作成できるように、代表ブロック領域画像を抽出するときに用いる適切なブロック領域画像を切り出すことが可能な画像切出装置及びプログラムを提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明による画像切出装置は、検索対象画像の集合のそれぞれを複数のブロック領域画像に分割し、前記複数のブロック領域画像から、質問画像を描画するために用いる代表ブロック領域画像を抽出し、前記代表ブロック領域画像を用いて前記質問画像を描画し、前記質問画像に基づいて前記検索対象画像を検索する場合に、前記代表ブロック領域画像を抽出する際に用いる前記ブロック領域画像を切り出す画像切出装置において、前記分割した複数のブロック領域画像毎に、前記ブロック領域画像を複数の領域に分割し、前記領域について画像特徴量を算出し、前記画像特徴量に基づいて前記領域間の類似度を算出し、前記類似度に基づいて、前記ブロック領域画像を、色分布が一様なブロック領域画像として切り出す色分布判定手段、を備えたことを特徴とする。
また、本発明による画像切出装置は、前記色分布判定手段が、前記ブロック領域画像における領域間の類似度が所定の閾値以上であるか否かを判定し、前記類似度が所定の閾値以上であると判定した場合、前記ブロック領域画像を、色分布が一様なブロック領域画像として切り出し、前記類似度が所定の閾値以上でないと判定した場合、前記検索対象画像における全体領域内の前記ブロック領域画像の位置をシフトし、前記シフト後のブロック領域画像を複数の領域に分割し、前記領域について画像特徴量を算出し、前記画像特徴量に基づいて前記領域間の類似度を算出し、前記類似度が所定の閾値以上である場合に、前記シフト後のブロック領域画像を、色分布が一様なブロック領域画像として切り出す、ことを特徴とする。
また、本発明による画像切出装置は、前記色分布判定手段が、前記ブロック領域画像における領域間の類似度が所定の閾値以上であるか否かを判定し、前記類似度が所定の閾値以上であると判定した場合、前記ブロック領域画像を、色分布が一様なブロック領域画像として切り出し、前記類似度が所定の閾値以上でないと判定した場合、前記検索対象画像における全体領域内の前記ブロック領域画像の位置を所定の範囲内でシフトし、前記シフト後のブロック領域画像を複数の領域に分割し、前記領域について画像特徴量を算出し、前記画像特徴量に基づいて前記領域間の類似度を算出し、前記所定の範囲内でシフトした全てのブロック領域画像の類似度のうち、最も大きい類似度を特定し、前記最も大きい類似度が所定の閾値以上である場合に、前記最も大きい類似度を有するシフト後のブロック領域画像を、色分布が一様なブロック領域画像として切り出す、ことを特徴とする。
また、本発明による画像切出装置は、さらに、前記色分布判定手段により切り出されたブロック領域画像を格納する記憶手段と、前記記憶手段からブロック領域画像を読み出し、前記ブロック領域画像内の画素値が所定の閾値以上に変化するエッジ成分を有する画素を検出し、ブロック領域エッジ画像を生成し、前記ブロック領域エッジ画像を複数の領域に分割し、前記領域内のエッジ量を算出し、前記エッジ量に基づいて、前記ブロック領域画像を、色分布が一様かつ模様を有するブロック領域画像として切り出す模様判定手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明による画像切出装置は、前記模様判定手段が、前記ブロック領域エッジ画像を分割した全ての領域のエッジ量が、所定の閾値以上である場合に、前記ブロック領域画像を、色分布が一様かつ模様を有するブロック領域画像として切り出す、ことを特徴とする。
さらに、本発明によるプログラムは、コンピュータを、前記画像切出装置として機能させることを特徴とする。
以上のように、本発明によれば、ブロック領域画像を切り出す際に、不適なブロック領域画像を除外するようにした。これにより、代表ブロック領域画像は、不適な画像が除外されたブロック領域画像から抽出されるから、代表ブロック領域画像には不適な画像が含まれなくなる。したがって、ユーザは、自らの検索意図を反映した質問画像を、容易に作成することができる。
実施例1,2の概要を説明する図である。 実施例1,2による画像切出装置(ブロック領域画像切出部)を含む画像検索装置の構成を示すブロック図である。 実施例1によるブロック領域画像切出部の構成を示すブロック図である。 色分布判定手段の処理を示すフローチャートである。 類似度S,Sの算出処理を説明する図である。 色分布判定手段により切り出されたブロック領域画像の位置の例を示す図である。 実施例2によるブロック領域画像切出部の構成を示すブロック図である。 模様判定手段の処理を示すフローチャートである。 ブロック領域エッジ画像の生成処理を説明する図である。 エッジ占有率E,E,E,Eの算出処理を説明する図である。 従来の画像切出処理を説明する図である。 代表ブロック領域画像として不適な例を説明する図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて詳細に説明する。
〔本発明の概要〕
まず、本発明の概要について説明する。図1は、本発明による実施例1,2の概要を説明する図であり、図11に示した従来技術に対応している。本発明による実施例1,2の画像切出装置は、従来技術と同様に、検索対象画像の集合のそれぞれを、予め設定されたM×N個の領域にブロック分割し、分割した領域をブロック領域画像として切り出す。そして、画像切出装置は、全てのブロック領域画像に基づいて、色分布が一様なブロック領域画像を選定して切り出す(実施例1)。これにより、切り出したブロック領域画像を対象にして、代表ブロック領域画像抽出処理が行われ、抽出された代表ブロック領域画像が画面に一覧表示される。また、画像切出装置は、全てのブロック領域画像に基づいて、色分布が一様なブロック領域画像を選定し、さらに、色分布が一様なブロック領域画像から、模様(細かい濃淡の変化等)を有するブロック領域画像を選定して切り出す(実施例2)。これにより、切り出したブロック領域画像(色分布が一様かつ模様を有するブロック領域画像)を対象にして、代表ブロック領域画像抽出処理が行われ、抽出された代表ブロック領域画像が画面に一覧表示される。
図11に示した従来の画像切出処理と、図1に示した実施例1,2の画像切出処理とを比較すると、実施例1,2の画像切出処理は、従来の画像切出処理と同様に全てのブロック領域画像を切り出す点で同一であるが、その後、さらに、色分布が一様なブロック領域画像、または色分布が一様かつ模様を有するブロック領域画像を選定して切り出す点で相違する。
これにより、ブロック領域画像から代表ブロック領域画像を抽出する処理を行う際に、実施例1によって、図12に示した画像内部に輪郭、地平線等を含むブロック領域画像が除外され、実施例2によって、さらに、単色ベタ塗りで濃淡の変化が殆ど無いブロック領域画像が除外されるから、これらの不適な画像を含まない代表ブロック領域画像を抽出することができる。したがって、ユーザは、不適な画像を含まない代表ブロック領域画像を用いることができるから、自らの意図を反映した質問画像を、容易に作成することができる。
〔画像検索装置〕
次に、本発明による実施例1,2の画像切出装置を含む画像検索装置について説明する。図2は、画像検索装置の構成を示すブロック図である。この画像検索装置1は、画像切出装置(以下、ブロック領域画像切出部という。)2、代表ブロック領域画像抽出部10、質問画像描画部11、質問画像特徴ベクトル生成部12及び検索部13を備えている。また、検索対象画像DB14は、HD(ハードディスク)に格納されている。検索対象画像DB14には、複数の検索対象画像が格納されており、検索対象画像は、画像検索装置1により検索対象画像DB14から読み出される。
画像検索装置1のブロック領域画像切出部2は、検索対象画像DB14から検索対象画像を読み出し、予め設定されたM×N個のブロック領域画像に分割し、分割した全てのブロック領域画像に基づいて、色分布が一様なブロック領域画像を選定し(実施例1)、または、色分布が一様かつ模様を有するブロック領域画像を選定する(実施例2)。そして、ブロック領域画像切出部2は、選定したブロック領域画像を代表ブロック領域画像抽出部10に出力する。
代表ブロック領域画像抽出部10は、ブロック領域画像切出部2からブロック領域画像を入力し、入力したブロック領域画像を対象にして、ブロック領域画像の特徴ベクトルを生成し、特徴ベクトルに基づいて、ブロック領域画像をカテゴリ及びクラス分けし、代表的なブロック領域画像のみを代表ブロック領域画像として抽出する代表ブロック領域画像抽出処理を行う。そして、代表ブロック領域画像抽出部10は、抽出した代表ブロック領域画像を質問画像描画部11に出力する。尚、代表ブロック領域画像抽出処理は既知であり、前述の特許文献1に記載されているから、ここでは詳細な説明は省略する(特許文献1の段落26〜48、図4〜6を参照)。
質問画像描画部11は、代表ブロック領域画像抽出部10から所定数の代表ブロック領域画像を入力し、画面に一覧表示する。これにより、ユーザは、画面に表示された代表ブロック領域画像の一覧から所望の画像を指定し、質問画像のブロックに割り当てる操作を行うことができる。そして、質問画像描画部11は、ユーザの操作に従って、代表ブロック領域画像を質問画像のブロックに割り当て、質問画像を描画し、質問画像を質問画像特徴ベクトル生成部12に出力する。
質問画像特徴ベクトル生成部12は、質問画像描画部11から質問画像を入力し、質問画像を所定数のブロック領域画像に分割し、各ブロック領域画像の特徴ベクトルを生成し、ブロック領域画像の特徴ベクトルを検索部13に出力する。
検索部13は、質問画像特徴ベクトル生成部12から、質問画像におけるブロック領域画像の特徴ベクトルを入力し、特徴ベクトルに基づいて、検索対象画像DB14の検索対象画像を検索し、質問画像に類似する検索対象画像を選定する。尚、質問画像描画部11、質問画像特徴ベクトル生成部12及び検索部13による処理は既知であり、前述の特許文献1に記載されているから、ここでは詳細な説明は省略する。
次に、図2に示した画像検索装置1における実施例1のブロック領域画像切出部2について説明する。前述のとおり、実施例1によるブロック領域画像切出部2は、ブロック領域画像に基づいて、色分布が一様なブロック領域画像を選定して切り出す処理を行う。ブロック領域画像切出部2により切り出されたブロック領域画像は、代表ブロック領域画像を抽出するために用いられる。
図3は、実施例1によるブロック領域画像切出部2の構成を示すブロック図である。このブロック領域画像切出部2−1は、色分布判定手段3を備えている。色分布判定手段3は、検索対象画像を入力し、検索対象画像を分割した全てのブロック領域画像に対し、上下左右の領域に分割し、さらに、ブロック領域画像をシフトさせた後のブロック領域画像に対し、上下左右の領域に分割し、これらの分割領域の類似度を求め、類似度が閾値以上のブロック領域画像を、色分布が一様なブロック領域画像に選定する。そして、色分布判定手段3は、選定したブロック領域画像をブロック領域画像Aとして出力する。
図4は、図3に示した色分布判定手段3の処理を示すフローチャートである。まず、色分布判定手段3は、n=1を設定し(ステップS401)、検索対象画像DB14から番号nの検索対象画像を読み出し(ステップS402)、読み出した検索対象画像をM×N個のブロック領域画像に分割する(ステップS403)。
色分布判定手段3は、M×N個のブロック領域画像のうちの1個のブロック領域画像について、検索対象画像内のブロック領域画像の位置を、初期位置に設定する(ステップS404)。そして、色分布判定手段3は、このブロック領域画像の領域を左右に2分割し、左領域及び右領域の画像特徴量を算出し、画像特徴量から両領域間における画像特徴の類似度Sを算出すると共に、そのブロック領域画像の領域を上下に2分割し、上領域及び下領域の画像特徴量を算出し、画像特徴量から両領域間における画像特徴の類似度Sを算出する(ステップS405)。
図5は、類似度S,Sの算出処理を説明する図であり、M=N=4の場合を示している。(1)は、初期位置のブロック領域画像を示しており、(2)はシフト後のブロック領域画像を示している。図4のステップS404において、検索対象画像内のブロック領域画像の位置が初期位置とされ(図5(1)の斜線部を参照)、この位置のブロック領域画像の領域が、左右及び上下にそれぞれ2分割される。色分布判定手段3は、ステップS405において、ブロック領域画像の左領域及び右領域に対して色特徴量(例えば、RGB平均値ベクトル)をそれぞれ算出し、左領域の色特徴量及び右領域の色特徴量に基づいて、色特徴の類似度Sを算出する。同様にして、ブロック領域画像における上領域及び下領域の類似度Sも算出する。例えば、色分布判定手段3は、各領域において、各画素のR、G、B値を基に、領域内の平均RGBベクトルを算出し、2つの領域間での平均RGBベクトルの距離に反比例する値を類似度として算出する。平均RGBベクトル間の距離が小さい場合は類似度が大きく、距離が大きい場合は類似度が小さくなる。
図4に戻って、色分布判定手段3は、ステップS405において算出した画像特徴の類似度S,Sが、予め設定された閾値Th1以上であるか否かを判定し(ステップS406)、類似度S,Sが閾値Th1以上であると判定した場合(ステップS406:Y)、ステップS407へ移行する。
一方、色分布判定手段3は、ステップS406において、類似度S,Sが閾値Th1以上でないと判定した場合(ステップS406:N)、初期位置のブロック領域画像の領域を、検索対象画像内においてRピクセルの範囲で上下左右にシフトさせ、シフト後のブロック領域画像を取得する(ステップS409、図5(2)の斜線部を参照)。そして、色分布判定手段3は、シフト後のブロック領域画像について、ステップS405と同じ処理を行い、シフト後のブロック領域画像における左右領域の類似度Sを算出すると共に、シフト後のブロック領域画像における上下領域の類似度Sを算出する(ステップS410)。そして、色分布判定手段3は、類似度S,Sのうちの小さい方を最小値SMINに設定する(ステップS411)。これにより、シフト後のブロック領域画像における類似度の最小値SMINが求められる。
色分布判定手段3は、Rピクセルの範囲内でシフトした全てのブロック領域画像の処理が完了したか否かを判定し(ステップS412)、シフトした全てのブロック領域画像の処理が完了していないと判定した場合(ステップS412:N)、ステップS409へ移行し、Rピクセルの範囲で新たに上下左右にシフトさせ、シフト後の新たなブロック領域画像を取得し、ステップS409〜ステップS411の処理を行う。このようにして、初期位置のブロック領域画像の領域を基準に、検索対象画像内においてRピクセルの範囲で1ピクセル毎に上下左右のいずれかにシフトさせた後の全てのブロック領域画像について、類似度の最小値SMINが求められる。
一方、色分布判定手段3は、ステップS412において、シフトした全てのブロック領域画像の処理が完了したと判定した場合(ステップS412:Y)、シフト後の全てのブロック領域画像における類似度の最小値SMINのうち最大の値Sを特定する(ステップS413)。そして、色分布判定手段3は、最大値Sが、予め設定された閾値Th2以上であるか否かを判定し(ステップS414)、最大値Sが閾値Th2以上であると判定した場合(ステップS414:Y)、ステップS407へ移行し、最大値Sが閾値Th2以上でないと判定した場合(ステップS414:N)、ステップS415へ移行する。
色分布判定手段3は、ステップS406またはステップS414から移行し、初期位置のブロック領域画像、または、2分割した領域の類似度が最も高いシフト後の位置のブロック領域画像について、色分布が一様であると判定し(ステップS407)、その位置のブロック領域画像を選定する(ステップS408)。これをブロック領域画像Aとする。
色分布判定手段3は、ステップS408またはステップS414から移行し、ステップS403において分割した全てのブロック領域画像の処理が完了したか否かを判定し(ステップS415)、分割した全てのブロック領域画像の処理が完了していないと判定した場合(ステップS415:N)、ステップS404へ移行し、他のブロック領域画像についてステップS404〜ステップS414の処理を行う。
一方、色分布判定手段3は、ステップS415において、分割した全てのブロック領域画像の処理が完了したと判定した場合(ステップS415:Y)、n=n+1を設定し(ステップS416)、nが、予め設定された検索対象画像の数を示すNIMGよりも大きいか否かを判定し(ステップS417)、nがNIMGよりも大きくないと判定した場合(ステップS417:N)、ステップS402へ移行し、検索対象画像DB14から新たな番号nの検索対象画像を読み出し、ステップS402〜ステップS416の処理を行う。
一方、色分布判定手段3は、ステップS417において、nがNIMGよりも大きいと判定した場合(ステップS417:Y)、ステップS408において選定した全てのブロック領域画像Aを切り出して出力する(ステップS418)。
図6は、色分布判定手段3により切り出されたブロック領域画像の位置の例を示す図である。図6において、四角の白抜き枠の位置が、色分布判定手段3により切り出されたブロック領域画像Aの位置を示している。色分布が一様であるとして切り出されたブロック領域画像Aは、初期位置だけでなく、初期位置から所定ピクセル分シフトしたシフト後の位置にも存在することがわかる。
以上のように、実施例1のブロック領域画像切出部2−1によれば、色分布判定手段3が、全ての検索対象画像を入力し、検索対象画像を分割した全てのブロック領域画像に対し、上下左右の領域に分割し、さらに、1ピクセル毎にシフトさせた後のブロック領域画像に対し、上下左右の領域に分割し、これらの分割領域の類似度を求め、類似度が閾値以上のブロック領域画像を、色分布が一様なブロック領域画像に選定し、ブロック領域画像Aとして切り出すようにした。
これにより、図12に示した画像内部に輪郭、地平線等を含むブロック領域画像が不適な画像として除外され、不適な画像を含まないブロック領域画像Aが切り出される。したがって、代表ブロック領域画像抽出処理において、不適な画像を含まない代表ブロック領域画像が抽出される。つまり、ユーザは、不適な画像を含まない代表ブロック領域画像を用いて、検索対象画像を検索するための質問画像を作成できるから、自らの検索意図を反映した質問画像を、容易に作成することができる。
次に、図2に示した画像検索装置1における実施例2のブロック領域画像切出部2について説明する。前述のとおり、実施例2によるブロック領域画像切出部2は、ブロック領域画像に基づいて、色分布が一様かつ模様を有するブロック領域画像を選定して切り出す処理を行う。ブロック領域画像切出部2により切り出されたブロック領域画像は、代表ブロック領域画像を抽出するために用いられる。実施例1では、切り出されたブロック領域画像Aには、図12に示した画像内部に輪郭、地平線等を含むブロック領域画像が含まれないが、単色ベタ塗りで濃淡の変化が殆ど無いブロック領域画像(単色のブロック領域画像)が含まれる。単色のブロック領域画像は、図11に示したように、ユーザによって色を指定することで生成することができるから、ブロック領域画像切出部2により切り出される必要がなく、除外されるべきである。そこで、実施例2では、単色のブロック領域画像を除外するように、ブロック領域画像を切り出す。
図7は、実施例2によるブロック領域画像切出部2の構成を示すブロック図である。このブロック領域画像切出部2−2は、色分布判定手段3、記憶手段4及び模様判定手段5を備えている。色分布判定手段3は、図3に示した色分布判定手段3と同様の処理を行い、色分布が一様なブロック領域画像を選定し、選定したブロック領域画像をブロック領域画像Aとして記憶手段4に格納する。
模様判定手段5は、記憶手段4から、色分布が一様なブロック領域画像Aを読み出し、ブロック領域画像Aからブロック領域エッジ画像を生成し、ブロック領域エッジ画像を上下左右の4領域に分割し、それぞれの領域のエッジ占有率を求め、エッジ占有率が閾値以上であるブロック領域エッジ画像のブロック領域画像Aを、色分布が一様かつ模様を有するブロック領域画像に選定する。そして、模様判定手段5は、選定したブロック領域画像をブロック領域画像Bとして出力する。
図8は、図7に示した模様判定手段5の処理を示すフローチャートである。まず、模様判定手段5は、m=1を設定し(ステップS801)、記憶手段4から番号mのブロック領域画像Aを読み出す(ステップS802)。そして、模様判定手段5は、読み出したブロック領域画像Aからブロック領域エッジ画像を生成する(ステップS803)。
図9は、ブロック領域エッジ画像の生成処理を説明する図である。図9の左側の画像をブロック領域画像Aとし、右側の画像をブロック領域エッジ画像とする。模様判定手段5は、ブロック領域画像Aについて、隣接する画素の画素値の変化が、予め設定された閾値以上である箇所を、エッジ成分を有する画素として検出し、エッジ成分を有する画素(図9のαを参照)及びエッジ成分を有さない画素からなるブロック領域エッジ画像を生成する。
図8に戻って、模様判定手段5は、ステップS803において生成したブロック領域エッジ画像を上下左右に4分割し、それぞれの分割領域についてエッジ占有率E,E,E,Eを算出する(ステップS804)。
図10は、エッジ占有率E,E,E,Eの算出処理を説明する図である。図10の例では、エッジ成分を有する画素αが右下の分割領域に最も多く存在するから、右下の分割領域のエッジ占有率Eが他のエッジ占有率E,E,Eよりも大きいことがわかる。また、右上の分割領域のエッジ占有率Eがエッジ占有率E,Eよりも大きいことがわかる。
図8に戻って、模様判定手段5は、ステップS804において算出したエッジ占有率E,E,E,Eから最小の値を最小値Eに設定する(ステップS805)。これにより、ブロック領域画像におけるエッジ占有率の最小値Eが求められる。
模様判定手段5は、エッジ占有率の最小値Eが、予め設定された閾値Th3以上であるか否かを判定し(ステップS806)、エッジ占有率の最小値Eが閾値Th3以上であると判定した場合(ステップS806:Y)、ブロック領域画像Aについて色分布が一様かつ模様を有すると判定し(ステップS807)、そのブロック領域画像Aを選定する(ステップS808)。これをブロック領域画像Bとする。一方、模様判定手段5は、ステップS806において、エッジ占有率の最小値Eが閾値Th3以上でないと判定した場合(ステップS806:N)、ステップS809へ移行する。
模様判定手段5は、ステップS808またはステップS806から移行し、m=m+1を設定し(ステップS809)、mが、予め設定されたブロック領域画像Aの数を示すNBLKよりも大きいか否かを判定する(ステップS810)。模様判定手段5は、ステップS810において、mがNBLKよりも大きくないと判定した場合(ステップS810:N)、ステップS802へ移行し、記憶手段4から新たな番号mのブロック領域画像Aを読み出し、ステップS802〜ステップS809の処理を行う。
一方、模様判定手段5は、ステップS810において、mがNBLKよりも大きいと判定した場合(ステップS810:Y)、ステップS808において選定した全てのブロック領域画像Bを切り出して出力する(ステップS811)。
以上のように、実施例2のブロック領域画像切出部2−2によれば、模様判定手段5が、記憶手段4から色分布が一様なブロック領域画像Aを読み出し、ブロック領域画像Aからブロック領域エッジ画像を生成し、ブロック領域エッジ画像を上下左右の4領域に分割し、それぞれの領域のエッジ占有率を求め、エッジ占有率が閾値以上のブロック領域エッジ画像のブロック領域画像Aを、色分布が一様かつ模様を有するブロック領域画像に選定し、ブロック領域画像Bとして切り出すようにした。
これにより、ブロック領域画像Aから単色のブロック領域画像が除外され、不適な画像を含まないブロック領域画像Bが切り出される。したがって、代表ブロック領域画像抽出処理において、不適な画像を含まない代表ブロック領域画像が抽出される。つまり、ユーザは、不適な画像を含まない代表ブロック領域画像を用いて、検索対象画像を検索するための質問画像を作成できるから、自らの検索意図を反映した質問画像を、容易に作成することができる。
以上、実施例1,2を挙げて本発明を説明したが、本発明は前記実施例1,2に限定されるものではなく、その技術思想を逸脱しない範囲で種々変形可能である。例えば、図2に示した画像検索装置1は、ブロック領域画像切出部2及び代表ブロック領域画像抽出部10等を備えているが、ブロック領域画像切出部2、代表ブロック領域画像抽出部10、質問画像描画部11、質問画像特徴ベクトル生成部12及び検索部13をそれぞれ分離し、この構成部を備えたそれぞれの装置が通信ネットワーク(例えばインターネット)を介して接続されるようにしてもよい。この場合、画像切出装置(ブロック領域画像切出部2)は、切り出したブロック領域画像を、通信ネットワークを介して、代表ブロック領域画像抽出部10を備えた装置へ送信する。
また、図2に示した画像検索装置1は、外部のハードディスクに格納された検索対象画像DB14から検索対象画像を読み出すようにしたが、このハードディスクは、画像検索装置1の内部に備えるようにしてもよい。また、画像検索装置1は、検索対象画像DB14が格納されたファイルサーバに、通信ネットワークを介してアクセスし、検索対象画像を受信するようにしてもよい。
また、図3に示したブロック領域画像切出部2−1の色分布判定手段3は、ブロック領域画像を左右2分割及び上下2分割して類似度S,Sを算出し、色分布が一様であるか否かを判定するようにしたが、必ずしも左右2分割及び上下2分割する必要はない。例えば、色分布判定手段3は、左右2分割のみして類似度Sを算出し、色分布が一様であるか否かを判定するようにしてもよいし、上下2分割のみして判定するようにしてもよい。本発明は、分割の仕方及び分割数を限定するものではない。
また、図3に示したブロック領域画像切出部2−1の色分布判定手段3は、ブロック領域画像を分割した領域について、画像特徴量としてRGB平均値ベクトルを算出するようにした。しかし、本発明は、画像特徴量をRGB平均値ベクトルに限定するものではなく、例えば、色のヒストグラムを求め、そのヒストグラムを画像特徴量とするようにしてもよい。要するに、画像特徴量は、領域を構成する画像の特徴を示すデータであればよい。
また、図7に示したブロック領域画像切出部2−2の模様判定手段5は、ブロック領域画像Aからブロック領域エッジ画像を生成し、4分割の領域のエッジ占有率を算出し、色分布が一様かつ模様を有するか否かを判定するようにしたが、ブロック領域画像Aを4分割し、隣り合う画素における輝度値または画素値の変化量を算出し、その変化量のヒストグラムを求め、4分割の領域における変化量の平均値を算出し、色分布が一様かつ模様を有するか否かを判定するようにしてもよい。また、本発明は、分割の仕方及び分割数を限定するものではない。また、分割した領域が同じ場合、エッジ占有率の代わりに、エッジ成分を有する画素の数(エッジ量)を算出し、この画像数によって、色分布が一様かつ模様を有するか否かを判定するようにしてもよい。
尚、本発明の実施例1,2によるブロック領域画像切出部2である画像切出装置のハードウェア構成としては、通常のコンピュータを使用することができる。画像切出装置は、CPU、RAM等の揮発性の記憶媒体、ROM等の不揮発性の記憶媒体、及びインターフェース等を備えたコンピュータによって構成される。実施例1の画像切出装置に備えた色分布判定手段3、及び、実施例2の画像切出装置に備えた色分布判定手段3、記憶手段4及び模様判定手段5の各機能は、これらの機能を記述したプログラムをCPUに実行させることによりそれぞれ実現される。また、これらのプログラムは、磁気ディスク(フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導体メモリ等の記憶媒体に格納して頒布することもできる。
また、図2に示した画像検索装置1のハードウェア構成としても、通常のコンピュータを使用することができる。画像検索装置1は、CPU、RAM等の揮発性の記憶媒体、ROM等の不揮発性の記憶媒体、及びインターフェース等を備えたコンピュータによって構成される。画像検索装置1に備えたブロック領域画像切出部2、代表ブロック領域画像抽出部10、質問画像描画部11、質問画像特徴ベクトル生成部12及び検索部13の各機能は、これらの機能を記述したプログラムをCPUに実行させることによりそれぞれ実現される。また、これらのプログラムは、画像切出装置と同様に、磁気ディスク等の記憶媒体に格納して頒布することもできる。
1 画像検索装置
2 ブロック領域画像切出部
3 色分布判定手段
4 記憶手段
5 模様判定手段
10 代表ブロック領域画像抽出部
11 質問画像描画部
12 質問画像特徴ベクトル生成部
13 検索部
14 検索対象画像DB

Claims (6)

  1. 検索対象画像の集合のそれぞれを複数のブロック領域画像に分割し、前記複数のブロック領域画像から、質問画像を描画するために用いる代表ブロック領域画像を抽出し、前記代表ブロック領域画像を用いて前記質問画像を描画し、前記質問画像に基づいて前記検索対象画像を検索する場合に、前記代表ブロック領域画像を抽出する際に用いる前記ブロック領域画像を切り出す画像切出装置において、
    前記分割した複数のブロック領域画像毎に、前記ブロック領域画像を複数の領域に分割し、前記領域について画像特徴量を算出し、前記画像特徴量に基づいて前記領域間の類似度を算出し、前記類似度に基づいて、前記ブロック領域画像を、色分布が一様なブロック領域画像として切り出す色分布判定手段、を備えたことを特徴とする画像切出装置。
  2. 請求項1に記載の画像切出装置において、
    前記色分布判定手段は、
    前記ブロック領域画像における領域間の類似度が所定の閾値以上であるか否かを判定し、
    前記類似度が所定の閾値以上であると判定した場合、前記ブロック領域画像を、色分布が一様なブロック領域画像として切り出し、
    前記類似度が所定の閾値以上でないと判定した場合、前記検索対象画像における全体領域内の前記ブロック領域画像の位置をシフトし、前記シフト後のブロック領域画像を複数の領域に分割し、前記領域について画像特徴量を算出し、前記画像特徴量に基づいて前記領域間の類似度を算出し、前記類似度が所定の閾値以上である場合に、前記シフト後のブロック領域画像を、色分布が一様なブロック領域画像として切り出す、ことを特徴とする画像切出装置。
  3. 請求項1または2に記載の画像切出装置において、
    前記色分布判定手段は、
    前記ブロック領域画像における領域間の類似度が所定の閾値以上であるか否かを判定し、
    前記類似度が所定の閾値以上であると判定した場合、前記ブロック領域画像を、色分布が一様なブロック領域画像として切り出し、
    前記類似度が所定の閾値以上でないと判定した場合、前記検索対象画像における全体領域内の前記ブロック領域画像の位置を所定の範囲内でシフトし、前記シフト後のブロック領域画像を複数の領域に分割し、前記領域について画像特徴量を算出し、前記画像特徴量に基づいて前記領域間の類似度を算出し、前記所定の範囲内でシフトした全てのブロック領域画像の類似度のうち、最も大きい類似度を特定し、前記最も大きい類似度が所定の閾値以上である場合に、前記最も大きい類似度を有するシフト後のブロック領域画像を、色分布が一様なブロック領域画像として切り出す、ことを特徴とする画像切出装置。
  4. 請求項1から3までのいずれか一項に記載の画像切出装置において、
    さらに、前記色分布判定手段により切り出されたブロック領域画像を格納する記憶手段と、
    前記記憶手段からブロック領域画像を読み出し、前記ブロック領域画像内の画素値が所定の閾値以上に変化するエッジ成分を有する画素を検出し、ブロック領域エッジ画像を生成し、前記ブロック領域エッジ画像を複数の領域に分割し、前記領域内のエッジ量を算出し、前記エッジ量に基づいて、前記ブロック領域画像を、色分布が一様かつ模様を有するブロック領域画像として切り出す模様判定手段と、を備えたことを特徴とする画像切出装置。
  5. 請求項4に記載の画像切出装置において、
    前記模様判定手段は、
    前記ブロック領域エッジ画像を分割した全ての領域のエッジ量が、所定の閾値以上である場合に、前記ブロック領域画像を、色分布が一様かつ模様を有するブロック領域画像として切り出す、ことを特徴とする画像切出装置。
  6. コンピュータを、請求項1から5までのいずれか一項に記載の画像切出装置として機能させるためのプログラム。
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