JP5517701B2 - 上り伝送のリソーススケジューリング方法及びその装置 - Google Patents

上り伝送のリソーススケジューリング方法及びその装置 Download PDF

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Description

本発明は無線通信システムの上り伝送に関し、特に、シングルキャリア周波数分割多重アクセス(SC−FDMA)システムにおける上り伝送のリソーススケジューリング方法及びその装置に関する。
現在、第3世代パートナーシップ・プロジェクト(3GPP:three generation partnership project)は、ユニバ−サル移動通信システム(UMTS:universal mobile telecommunication system)の地上無線アクセス(UTRA:terrestrial radio access)のLTE(long term involution)を考えている。ここで、シングルキャリア周波数分割多重アクセス(SC−FDMA:single carrier frequency division multiple access)が既にE−UTRAの上りアクセス技術として採用されている。
SC−FDMAシステムにおいて、データは連続して直交する複数のサブキャリアを介して送信される。複数のサブキャリアはまた複数のサブキャリアブロックに分けられる。このサブキャリアブロックは、リソースブロック(RB:resource block)とも呼ばれる。各リソースブロックはいずれも1つの集中式のサブキャリアブロックであり、いわゆる集中式のサブキャリアブロックは、連続する複数のサブキャリアから構成されるものである。現在、LTEで定義された1つのリソースブロックは、12個のサブキャリアから構成される。
従来のSC−FDMAシステムに存在している大きな問題は、比較的高いスループットを取得し、かつ、リソースを効率的に利用するために、どのように上り伝送をスケジューリングするかである。現在、連続するサブキャリアの割り当てを採用したSC−FDMAシステムにおいて、上り伝送のスケジューリング方法は以下の通りである。
まず、基地局は、全てのリソースブロックにおける全てのユーザの優先度値を算出し、算出された全ての優先度値をソートし、全ての優先度値の中から最大優先度値を探し出し、該最大優先度値に対応するリソースブロックAとユーザ1を決定し、リソースブロックAをユーザ1に割り当てる。
そして、該リソースブロックAの隣接リソースブロックBが該ユーザ1に割り当て可能であるかどうかを判断し、他のユーザに比べて、該隣接リソースブロックBにおける該ユーザ1の優先度値が最大となる場合、該隣接リソースブロックBを該ユーザ1に割り当て、そうでない場合、該ユーザ1に割り当てない。
続いて、残りのリソースブロックにおける残りのユーザの優先度値を再ソートし、全てのリソースブロックの割り当てが終了するまで、類似の方式で残りのユーザにリソースブロックを割り当てる。
図1は、従来のリソーススケジューリング方法を具体的に説明するための図である。図1において、ユーザ数Nは4であり、リソースブロック数Mは6であることを仮定し、行列Cは各リソースブロックにおける各ユーザの優先度値を示す。
Figure 0005517701
ステップ101で、行列Cにおける全ての優先度値をソートすることにより、最大優先度値を探し出し、該最大優先度値に対応するリソースブロックを対応のユーザに割り当てる。
ユーザ数Nは4であり、リソースブロック数Mは6であるため、優先度値数はN*M=24である。24個の優先度値の中から探し出された最大優先度値は1.72であり、リソースブロック1におけるユーザ4の優先度値に対応する。そのため、リソースブロック1はユーザ4に割り当てられる。
ステップ102で、隣接リソースブロック拡張原則によって、最大優先度値に対応するリソースブロックに隣接するリソースブロックのうち、どれらがユーザ4に割り当て可能であるかを判断する。いわゆる隣接リソースブロックは、あるユーザが使用するために該ユーザに割り当て可能な連続するリソースブロックである。
本例において、リソースブロック1に直接的に隣接するリソースブロックはリソースブロック2である。そのため、まず、リソースブロック2を判断し、リソースブロック2における他のユーザに比べて、リソースブロック2におけるユーザ4が最大優先度値を有すると、該リソースブロック2はユーザ4に割り当て可能である。行列Cの第2列からわかるように、ユーザ1、2、3に比べて、ユーザ4がリソースブロック2において最大優先度値を有するため、リソースブロック2はユーザ4に割り当てられる。
リソースブロック2がユーザ4に割り当てられるため、さらに、リソースブロック2に直接的に隣接するリソースブロック3を判断する。リソースブロック3においてユーザ1が最大優先度値を有することがわかるため、リソースブロック3はユーザ4に割り当て不可能である。ここまで、ユーザ4に対するリソース割り当てを終了する。
ステップ103で、残りのユーザ1、2、3及び残りのリソースブロック3、4、5、6において、新たな割り当てを始める。その過程は、ユーザ4に対する割り当てを行う過程に類似する。この場合、行列Cは行列C1と等価になり、行列C1は行列Cから第1、2列及び第4行を除去した(点線を引いて除去した)残りの部分である。
Figure 0005517701
行列C1の全ての優先度値(全部12個)をソートすることからわかるように、ユーザ3はリソースブロック5において全ての優先度値のうち最大となる優先度値を有する。そのため、リソースブロック5をユーザ3に割り当てる。
同時に、他のユーザに比べて、リソースブロック4におけるユーザ3の優先度値が最大となるため、リソースブロック4をユーザ3に割り当てる。また、リソースブロック3及びリソースブロック6のいずれにおいても、ユーザ3が最大優先度値を有しないため、リソースブロック3及びリソースブロック6はユーザ3に割り当て不可能である。ここまで、ユーザ3に対するリソース割り当てを終了する。
ステップ104で、残りのユーザ1、2及び残りのリソースブロック3、6において、新たな割り当てを始める。この場合、行列Cは行列C2と等価になり、行列C2は行列Cから第1、2、4、5列及び第3、4行を除去した(点線を引いて除去した)残りの部分である。
Figure 0005517701
行列C2の全ての優先度値(全部4個)をソートすることからわかるように、ユーザ1はリソースブロック3において最大優先度値を有する。そのため、リソースブロック3をユーザ1に割り当てる。
ステップ105で、リソースブロック6をユーザ2に割り当て、全体のリソーススケジューリングの過程を終了する。
図1に示すスケジューリングの割り当て結果は、表1に示される。
Figure 0005517701
この従来のスケジューリング方法は、ユーザ数が多くない場合、全てのユーザに対して1回割り当てた後に、たくさんのリソースブロックがまだ割り当てられていないことを招いてしまうので、システムのスループットを大幅に低下させることになる。
上記に鑑みてなされて、本発明は、上り伝送のリソーススケジューリング方法及びその装置を提供することを主な目的とする。具体的な実現は下記の通りである。
上り伝送のリソーススケジューリング方法であって、全てのリソースブロックにおける全てのユーザの優先度値を算出して、優先度値の集合に記憶するステップA1と、現在の優先度値の集合から最大優先度値を探し出し、該最大優先度値に対応する第1リソースブロックと第1ユーザを決定し、予め設定された拡張閾値により、1つまたは複数のシングルユーザパスを決定するステップB1と、各シングルユーザパスに対して、前記第1リソースブロックを前記第1ユーザに割り当て、前記第1リソースブロックの1つまたは複数の隣接リソースブロックにおいて、該シングルユーザパスを満たす優先度値を前記第1ユーザが有するかどうかを判断し、該シングルユーザパスを満たす優先度値に対応する隣接リソースブロックを前記第1ユーザに割り当て、前記第1ユーザに対応する全ての優先度値と、前記第1ユーザに割り当てられた全てのリソースブロックに対応する全ての優先度値とを、優先度値の集合から除去し、前記シングルユーザパスで表されるユーザとリソースブロックとの対応関係を対応の候補パスに記憶し、割り当ての終了条件を満たすかどうかを判断し、割り当ての終了条件を満たさない場合、ステップB1に戻り、割り当ての終了条件を満たす場合、ステップD1に進むステップC1と、前記1つまたは複数の候補パスから1つのパスを決定し、決定されたパスに従ってリソーススケジューリングを行うステップD1と、を含む。
該方法は、ステップB1を行う前に、前記拡張閾値を設定または更新することをさらに含む。
前記拡張閾値を設定または更新することは、拡張閾値をユーザ数以下に設定し、または、設定された拡張閾値を修正することを含み、該拡張閾値は、前記隣接リソースブロックのうちいずれかにおける全ての優先度値のうち、第1ユーザの優先度値の最低ソート要求である。
前記拡張閾値により、1つまたは複数のシングルユーザパスを決定することは、各シングルユーザパスに対して、1から前記拡張閾値までのいずれかを選択して、最低ソート要求とすることを含み、ステップC1における前記第1リソースブロックの1つまたは複数の隣接リソースブロックにおいて、該シングルユーザパスを満たす優先度値を前記第1ユーザが有するかどうかを判断することは、各隣接リソースブロックに対して、該リソースブロックにおける全てのユーザの優先度値をソートし、該隣接リソースブロックにおける第1ユーザの優先度値のソート順位が、該シングルユーザパスに対して選択された最低ソート要求を満たす場合、該シングルユーザパスを満たす優先度値を該ユーザが有することを決定することを含む。
前記拡張閾値は、左拡張閾値と右拡張閾値とを含み、前記拡張閾値により、1つまたは複数のシングルユーザパスを決定することは、第1リソースブロックを中心として左へ拡張する場合、各シングルユーザパスに対して、1から左拡張閾値までのいずれかを選択して、左最低ソート要求とし、第1リソースブロックを中心として右へ拡張する場合、各シングルユーザパスに対して、1から右拡張閾値までのいずれかを選択して、右最低ソート要求とすることを含み、ステップC1における前記第1リソースブロックの1つまたは複数の隣接リソースブロックにおいて、該シングルユーザパスを満たす優先度値を前記第1ユーザが有するかどうかを判断することは、各左隣接リソースブロックに対して、該左隣接リソースブロックにおける全てのユーザの優先度値をソートし、該左隣接リソースブロックにおける第1ユーザの優先度値のソート順位が、該シングルユーザパスに対して選択された左最低ソート要求を満たす場合、該シングルユーザパスを満たす優先度値を該ユーザが有することを決定し、各右隣接リソースブロックに対して、該右隣接リソースブロックにおける全てのユーザの優先度値をソートし、該右隣接リソースブロックにおける第1ユーザの優先度値のソート順位が、該シングルユーザパスに対して選択された右最低ソート要求を満たす場合、該シングルユーザパスを満たす優先度値を該ユーザが有することを決定する、ことを含む。
該方法は、ステップC1における該シングルユーザパスを満たす優先度値に対応する隣接リソースブロックを前記第1ユーザに割り当てる前に、既に該第1ユーザに割り当てられたリソースブロックが該ユーザの最大許可リソースブロック数を超えるかどうかを判断し、超える場合、該隣接リソースブロックを前記第1ユーザに割り当てないことをさらに含む。
前記割り当ての終了条件は、全てのリソースブロックが割り当てられ、あるいは、全てのユーザにリソースブロックが割り当てられたことを含む。
該方法は、ステップC1においてステップB1に戻る前に、各候補パスごとの現在の優先度値の和を算出し、全ての候補パスに対して優先度値の和を降順にソートし、優先度値の和のソート順位により、1つまたは複数の候補パスを残して、他の候補パスを削除することをさらに含み、ステップD1における前記1つまたは複数の候補パスから1つのパスを決定し、決定されたパスに従ってリソーススケジューリングを行うことは、各候補パスごとの優先度値の和を算出し、優先度値の和が最大となる候補パスに記憶されたユーザとリソースブロックとの対応関係により、リソーススケジューリングを行うことを含む。
該方法は、ステップC1においてステップB1に戻る前に、各候補パスごとの現在の平均優先度値を算出し、全ての候補パスに対して平均優先度値を降順にソートし、平均優先度値のソート順位により、1つまたは複数の候補パスを残して、他の候補パスを削除することをさらに含み、ステップD1における前記1つまたは複数の候補パスから1つのパスを決定し、決定されたパスに従ってリソーススケジューリングを行うことは、各候補パスごとの優先度値の和を算出し、優先度値の和が最大となる候補パスに記憶されたユーザとリソースブロックとの対応関係により、リソーススケジューリングを行うことを含む。
ステップB1における前記現在の優先度値の集合から最大優先度値を探し出すことは、優先度値の集合に現在含まれている全ての優先度値をソートし、ソート結果により最大優先度値を得ることを含み、ここで、前記優先度値の集合は、ユーザとリソースブロックとの2つのパラメータのいずれか一方を行として、他方を列として、優先度値を要素とする行列である。
上り伝送のリソーススケジューリング方法であって、全てのリソースブロックにおける全てのユーザの優先度値を算出して、優先度値の集合に記憶するステップA2と、現在の優先度値の集合から最大優先度値を探し出し、該最大優先度値に対応する第1リソースブロックを決定し、予め設定されたユーザ起点数により、1つまたは複数の第2ユーザを決定し、各第2ユーザが1つの第1シングルユーザパスに対応するステップB2と、各第1シングルユーザパスに対して、前記第1リソースブロックを前記第2ユーザに割り当て、前記第1リソースブロックの1つまたは複数の隣接リソースブロックにおける前記第2ユーザの優先度値のソート順位により、前記第1リソースブロックの1つまたは複数の隣接リソースブロックを前記第2ユーザに割り当て、前記第2ユーザに対応する全ての優先度値と、前記第2ユーザに割り当てられた全てのリソースブロックに対応する全ての優先度値とを、優先度値の集合から除去し、前記第1シングルユーザパスで表されるユーザとリソースブロックとの対応関係を対応の候補パスに記憶し、割り当ての終了条件を満たすかどうかを判断し、割り当ての終了条件を満たさない場合、ステップB2に戻り、割り当ての終了条件を満たす場合、ステップD2に進むステップC2と、前記1つまたは複数の候補パスから1つのパスを決定し、決定されたパスに従ってリソーススケジューリングを行うステップD2と、を含む。
該方法は、ステップB2を行う前に、前記ユーザ起点数を設定または更新することをさらに含む。
前記ユーザ起点数により、1つまたは複数の第2ユーザを決定することは、前記第1リソースブロックにおける全ての優先度値の中で、優先度値のソート順位が第N(Nはユーザ起点数)順位以上であるユーザを前記第2ユーザとして決定することを含む。
前記第1リソースブロックの1つまたは複数の隣接ートリソースブロックにおける前記第2ユーザの優先度値のソート順位により、前記第1リソースブロックの1つまたは複数の隣接リソースブロックを前記第2ユーザに割り当てることは、各隣接リソースブロックに対して、該隣接リソースブロックにおける全てのユーザの優先度値をソートし、該隣接リソースブロックにおける第2ユーザの優先度値が最大となる場合、前記隣接リソースブロックを前記第2ユーザに割り当てることを含む。
前記第1リソースブロックの1つまたは複数の隣接ートリソースブロックにおける前記第2ユーザの優先度値のソート順位により、前記第1リソースブロックの1つまたは複数の隣接リソースブロックを前記第2ユーザに割り当てることは、各隣接リソースブロックに対して、予め設定された拡張閾値により、1つまたは複数の第2シングルユーザパスを決定し、各第2シングルユーザパスに対して、該隣接リソースブロックにおいて、該第2シングルユーザパスを満たす優先度値を前記第2ユーザが有するかどうかを判断し、有する場合、該隣接リソースブロックを前記第2ユーザに割り当てて、前記第2シングルユーザパスで表されるユーザとリソースブロックとの対応関係を対応の第1シングルユーザパスに記憶する、ことを含む。
該方法は、ステップC2においてステップB2に戻る前に、各候補パスごとの現在の優先度値の和を算出し、全ての候補パスに対して優先度値の和を降順にソートし、優先度値の和のソート順位により、1つまたは複数の候補パスを残して、他の候補パスを削除することをさらに含み、ステップD2における前記1つまたは複数の候補パスから1つのパスを決定し、決定されたパスに従ってリソーススケジューリングを行うことは、各候補パスごとの優先度値の和を算出し、優先度値の和が最大となる候補パスに記憶されたユーザとリソースブロックとの対応関係により、リソーススケジューリングを行うことを含む。
該方法は、ステップC2においてステップB2に戻る前に、各候補パスごとの現在の平均優先度値を算出し、全ての候補パスに対して平均優先度値を降順にソートし、平均優先度値のソート順位により、1つまたは複数の候補パスを残して、他の候補パスを削除することをさらに含み、ステップD2における前記1つまたは複数の候補パスから1つのパスを決定し、決定されたパスに従ってリソーススケジューリングを行うことは、各候補パスごとの優先度値の和を算出し、優先度値の和が最大となる候補パスに記憶されたユーザとリソースブロックとの対応関係により、リソーススケジューリングを行うことを含む。
上り伝送のリソーススケジューリング装置であって、全てのリソースブロックにおける全てのユーザの優先度値を算出して、優先度値の集合に記憶する優先度値算出ユニットと、現在の優先度値の集合から最大優先度値を探し出し、該最大優先度値に対応する第1リソースブロックと第1ユーザを決定し、予め設定された拡張閾値により、1つまたは複数のシングルユーザパスを決定するマルチパス設定ユニットと、各シングルユーザパスに対して、前記第1リソースブロックを前記第1ユーザに割り当て、前記第1リソースブロックの1つまたは複数の隣接リソースブロックにおいて、該シングルユーザパスを満たす優先度値を前記第1ユーザが有するかどうかを判断し、該シングルユーザパスを満たす優先度値に対応する隣接リソースブロックを前記第1ユーザに割り当て、前記第1ユーザに対応する全ての優先度値と、前記第1ユーザに割り当てられた全てのリソースブロックに対応する全ての優先度値とを、優先度値の集合から除去し、前記シングルユーザパスで表されるユーザとリソースブロックとの対応関係を対応の候補パスに記憶し、割り当ての終了条件を満たすかどうかを判断し、割り当ての終了条件を満たさない場合、前記マルチパス設定ユニットを起動し、割り当ての終了条件を満たす場合、スケジューリング実行ユニットを起動するリソース事前割り当てユニットと、前記1つまたは複数の候補パスから1つのパスを決定し、決定されたパスに従ってリソーススケジューリングを行うスケジューリング実行ユニットと、を含む。
上り伝送のリソーススケジューリング装置であって、全てのリソースブロックにおける全てのユーザの優先度値を算出して、優先度値の集合に記憶する優先度値算出ユニットと、現在の優先度値の集合から最大優先度値を探し出し、該最大優先度値に対応する第1リソースブロックを決定し、予め設定されたユーザ起点数により、1つまたは複数の第2ユーザを決定し、各第2ユーザが1つの第1シングルユーザパスに対応するマルチパス設定ユニットと、各第1シングルユーザパスに対して、前記第1リソースブロックを前記第2ユーザに割り当て、前記第1リソースブロックの1つまたは複数の隣接リソースブロックにおける前記第2ユーザの優先度値のソート順位により、前記第1リソースブロックの1つまたは複数の隣接リソースブロックを前記第2ユーザに割り当て、前記第2ユーザに対応する全ての優先度値と、前記第2ユーザに割り当てられた全てのリソースブロックに対応する全ての優先度値とを、優先度値の集合から除去し、前記第1シングルユーザパスで表されるユーザとリソースブロックとの対応関係を対応の候補パスに記憶し、割り当ての終了条件を満たすかどうかを判断し、割り当ての終了条件を満たさない場合、マルチパス設定ユニットを起動し、割り当ての終了条件を満たす場合、スケジューリング実行ユニットを起動するリソース事前割り当てユニットと、前記1つまたは複数の候補パスから1つのパスを決定し、決定されたパスに従ってリソーススケジューリングを行うスケジューリング実行ユニットと、を含む。
上記の解決手段からわかるように、本発明に係る上り伝送のリソーススケジューリング方法及びその装置は、ユーザ起点数及び/または拡張閾値により、複数の候補パスを提供し、候補パスのリンク容量により、全ての候補パスから1つのパスを決定し、該パスに設定されたユーザとリソースブロックとの対応関係により、リソーススケジューリングを行う。
従来のリソーススケジューリング方法を具体的に説明するための図である。 本発明の1つの実施例において閾値に基づく隣接リソースブロック拡張を採用してマルチユーザのスケジューリングを行うフローチャートである。 本発明の他の実施例においてユーザリソースブロック起点に基づいてマルチユーザのスケジューリングを行うフローチャートである。 図3のスケジューリングプロセスにより得られたツリー図である。 本発明の他の実施例においてマルチユーザのスケジューリングを行うフローチャートである。
本発明の目的、解決手段及びメリットをさらに明確にするために、以下、図面を参照して実施例を挙げながら、本発明をさらに詳しく説明する。
本発明は、上り伝送のリソーススケジューリング方法を提供し、複数回の処理でリソースの割り当てを行う過程において、毎回の処理に対して、選択可能な多種の割り当て方式を提供する。具体的に、該方法は以下のステップを含む。
ステップA1で、全てのリソースブロックにおける全てのユーザの優先度値を算出して、優先度値の集合に記憶する。後続のリソース割り当ての過程において、該優先度値の集合は、リソースブロックの割り当て状況によって相応に更新される。
ステップB1で、現在の優先度値の集合から最大優先度値を探し出し、該最大優先度値に対応する第1リソースブロックと第1ユーザを決定し、予め設定された拡張閾値により、1つまたは複数のシングルユーザパスを決定する。説明すべきところとして、リソースブロックの割り当ては、該リソースブロックにおける第1ユーザの優先度値により決定されるものであり、また、拡張閾値により、毎回の割り当てにおいて、選択可能な多種の割り当て方式が現われることができる。例えば、拡張閾値が2であれば、第1ユーザはある隣接リソースブロックにおいて最大優先度値を有する場合、該隣接リソースブロックを該第1ユーザに割り当てることが、選択可能な割り当て方式の1つであり、第1ユーザが隣接リソースブロックにおいて次大優先度値を有する場合、該隣接リソースブロックを該第1ユーザに割り当てることが、もう1つの選択可能な割り当て方式である。言い換えれば、拡張閾値は、第1ユーザが第1リソースブロックの隣接リソースブロックにおいて何種類の拡張方式を有するかを決定するために用いられる。
ステップC1で、各シングルユーザパスに対して、前記第1リソースブロックを前記第1ユーザに割り当て、前記第1リソースブロックの1つまたは複数の隣接リソースブロックにおいて、該シングルユーザパスを満たす優先度値を前記第1ユーザが有するかどうかを判断し、該シングルユーザパスを満たす優先度値に対応する隣接リソースブロックを前記第1ユーザに割り当て、前記第1ユーザに対応する全ての優先度値と、前記第1ユーザに割り当てられた全てのリソースブロックに対応する全ての優先度値とを、優先度値の集合から除去し、前記シングルユーザパスで表されるユーザとリソースブロックとの対応関係を対応の候補パスに記憶し、割り当ての終了条件を満たすかどうかを判断し、割り当ての終了条件を満たさない場合、ステップB1に戻り、割り当ての終了条件を満たす場合、ステップD1に進む。
ステップD1で、前記1つまたは複数の候補パスから1つのパスを決定し、決定されたパスに従ってリソーススケジューリングを行う。
本発明の他の上り伝送のリソーススケジューリング方法では、全ての優先度値のうち、第1リソースブロックにおけるユーザの優先度値のソート順位により、選択可能な多種の割り当て方式を決定する。具体的に、該方法は以下のステップを含む。
ステップA2で、全てのリソースブロックにおける全てのユーザの優先度値を算出して、優先度値の集合に記憶する。
ステップB2で、現在の優先度値の集合から最大優先度値を探し出し、該最大優先度値に対応する第1リソースブロックを決定し、予め設定されたユーザ起点数により、1つまたは複数の第2ユーザを決定する。各第2ユーザは、1つの第1シングルユーザパスに対応する。つまり、ユーザ起点数は、第1リソースブロックがどの第2ユーザに割り当て可能であるかを決定するために用いられる。
ステップC2で、各第1シングルユーザパスに対して、前記第1リソースブロックを前記第2ユーザに割り当て、前記第1リソースブロックの1つまたは複数の隣接リソースブロックにおける前記第2ユーザの優先度値のソート順位により、前記第1リソースブロックの1つまたは複数の隣接リソースブロックを前記第2ユーザに割り当て、前記第2ユーザに対応する全ての優先度値と、前記第2ユーザに割り当てられた全てのリソースブロックに対応する全ての優先度値とを、優先度値の集合から除去し、前記第1シングルユーザパスで表されるユーザとリソースブロックとの対応関係を対応の候補パスに記憶し、割り当ての終了条件を満たすかどうかを判断し、割り当ての終了条件を満たさない場合、ステップB2に戻り、割り当ての終了条件を満たす場合、ステップD2に進む。
ステップD2で、前記1つまたは複数の候補パスから1つのパスを決定し、決定されたパスに従ってリソーススケジューリングを行う。
さらに、第1リソースブロックが割り当てられた第2ユーザを決定した後に、該第1リソースブロックの隣接リソースブロックに対して、該第2ユーザがどの隣接リソースブロックを使用可能であるかをさらに判断することにより、ある第2ユーザに対して、選択可能な多種の割り当て方式をさらに拡張するようにしてもよい。
具体的に、予め設定された拡張閾値により、1つまたは複数の第2シングルユーザパスを決定し、各第2シングルユーザパスに対して、該隣接リソースブロックにおいて、該第2シングルユーザパスを満たす優先度値を前記第2ユーザが有するかどうかを判断し、有する場合、該隣接リソースブロックを前記第2ユーザに割り当て、前記第2シングルユーザパスで表されるユーザとリソースブロックとの対応関係を対応の第1シングルユーザパスに記憶する。
図2は、本発明の1つの実施例に係るリソーススケジューリング方法を示す。該方法では、閾値に基づく隣接リソースブロック拡張を採用してマルチユーザのスケジューリングを行う。
ステップ201で、基地局は、各リソースブロックにおいて各ユーザの優先度値である優先度関数を設定する。
具体的に、基地局は、全てのユーザの信号対干渉雑音比(SINR)を測定し、該信号対干渉雑音比を各ユーザの優先度関数とする。その他に、比例公平因子を優先度関数とするようにしてもよい。
ステップ202で、全てのリソースブロックにおける全てのユーザの優先度関数を降順にソートする。
ステップ203で、ソート結果により最大優先度関数を探し出し、該最大優先度関数に対応する第1リソースブロックと第1ユーザを決定し、該第1リソースブロックを該第1ユーザに割り当てる。
ステップ204で、ステップ203にて決定された第1リソースブロックを中心として、該第1ユーザに対して隣接リソースブロック拡張を行って、複数のシングルユーザパスを得る。
該ステップは、具体的に、予め設定された拡張閾値により、第1ユーザに対して拡張を行う際、異なるリソース割り当て方式に対応する複数のシングルユーザパスを得る、ことを含む。拡張閾値がNであることを仮定すると、隣接リソースブロックの割り当てを行う際、N本のシングルユーザパスを得ることができる。同一のリソースブロックにおける全てのユーザのうち、第1ユーザの優先度関数のソート順位に対する最低要求は、各シングルユーザパスによって異なる。例えば、シングルユーザパス1について、第1ユーザの優先度関数のソート順位が最高である場合にのみ、ある隣接リソースブロックを該第1ユーザに割り当てる。シングルユーザパス2について、全てのユーザの中で、第1ユーザの優先度関数のソート順位が第2順位以上(即ち、第1または第2順位)である場合にのみ、ある隣接リソースブロックを該第1ユーザに割り当てる。
ステップ205で、該第1ユーザに対して割り当てを行って得られたシングルユーザパスと、その前に他のユーザのシングルユーザパスとを結合して、複数の候補パスを得る。
説明すべきところとして、同一の候補パスでは、第1ユーザに対して割り当てを行う際に採用される拡張原則(即ち、リソース割り当て方式)は、割り当て済みの他のユーザと同じてあってもよく、他のユーザと異なってもよい。例えば、他のユーザは、優先度関数が最大である場合にのみリソースブロックが割り当てられるが、第1ユーザは、優先度関数が最大である場合にのみリソースブロックが割り当てられるようにしてもよく、優先度関数が次大以上であればリソースブロックが割り当てられるようにしてもよい。
さらに、割り当てが終了する前に、各候補パスごとの現在の優先度値の和を算出し、全ての候補パスに対して優先度値の和を降順にソートし、優先度値の和のソート順位により、1つまたは複数の候補パスを残して、他の候補パスを削除することによって、リソースブロック割り当ての複雑度を低減し、あるいは、各候補パスごとの現在の平均優先度値を算出し、全ての候補パスに対して平均優先度値を降順にソートし、平均優先度値のソート順位により、1つまたは複数の候補パスを残して、他の候補パスを削除する。ここで、該候補パスにおいて対応関係を既に確立したユーザとリソースブロックとによりインデックスされた優先度値の和を取り、既に割り当てられたリソースブロック数を用いて、該優先度値の和の平均値を取って、平均優先度値を得る。例えば、下記のような候補パスについて、平均優先度値は(1.72+1.55+1.35+1.44)/4=1.515である。
Figure 0005517701
ステップ206で、上記複数の候補パスに対して、各候補パスごとに割り当ての終了条件を満たすかどうかを判断する。具体的に、各候補パスに対して、全てのリソースブロックが既に割り当てられたか、あるいは、全てのユーザにリソースブロックが割り当てられたかを検出する。割り当ての終了条件を満たす場合、該候補パスに対するスケジューリング周期内の処理を終了すると決定し、ステップ208に進み、割り当ての終了条件を満たさない場合、ステップ207に進む。
ステップ207で、スケジューリングされたユーザと、割り当てられたリソースブロックとをソートリストから削除し、残りのユーザ及び残りのリソースブロックの優先度関数を再ソートし、ステップ203に戻って、次回のシングルユーザパスの割り当てを行う。
その前に他のユーザ(例えば、第2ユーザ)に対して割り当てを行う際、そのシングルユーザパスは全部N個であり、その中のN−1個は、第2ユーザに対する割り当てが終了した後に、リソースブロックが全部使用されており、つまり、その中のN−1個のシングルユーザパスにより完全な候補パスが構成されていると仮定する。また、第N個のシングルユーザパスは、第2ユーザに対する割り当てが終了した後に、リソースブロックが全部使用されているわけではなく、さらに第1ユーザに対して割り当てを行う際、またN個のシングルユーザパスが拡張され、第1ユーザに対する割り当てが終了した後に、全てのリソースブロックが使用されていると仮定する。この場合に、候補パスの総数は2N−1である。
ステップ208で、該候補パスの優先度値の和を算出し、全ての候補パスの中から優先度値の和が最大となる1つのパスを選択し、該パスのリソース割り当て結果により、リソーススケジューリングを行う。
実際の応用では、候補パスの中から1つのパスを選択する方式が多種類あり、必要に応じて柔軟的に設定することができる。その中に、1つの方式は、候補パスにおける割り当てられた全てのRBの総スループットを算出し、スループットの大きさにより、比較的大きなスループットを有する1つまたは複数のパスを残すことである。もう1つの方式は、複数の候補パスにおける割り当てられた全てのRBの平均スループットを算出し、平均スループットより大きいスループットを有する1つまたは複数のパスを残すことである。
さらに、図2のステップ204において、第1リソースブロックを中心として、左拡張閾値と右拡張閾値をそれぞれ設定してもよい。つまり、左と右の拡張程度が異なることが可能である。例えば、第1リソースブロックから左へ(即ち、周波数が小さい方向へ)拡張する場合、最大割り当てと次大割り当てとの2種類があり、第1リソースブロックから右へ(即ち、周波数が大きい方向へ)拡張する場合、最大割り当てのみを適用できる。
さらに、ステップ207において、次回のシングルユーザパスの割り当てに進む前に、拡張閾値を調整してもよい。例えば、第1回でユーザ4に対して、拡張閾値は2とされ、第2回でユーザ2に対して、拡張閾値は3とされる。
以下、例をあげて図2を具体的に説明する。ユーザ数は4であり、RB数は6であり、全てのリソースブロックにおける全てのユーザの優先度値は行列Cで表されると仮定する。
Figure 0005517701
1.全ての優先度値をソートし、最大優先度値が1.72であることを決定し、該最大優先度値がリソースブロック1におけるユーザ4の優先度値であるため、リソースブロック1をユーザ4に割り当てる。
2.リソースブロック1の隣接リソースブロックのうち、どれがユーザ4に割り当て可能であるかを判断する。従来の方法との相違点として、本実施例において、隣接RB拡張原則は、拡張閾値を設定する方式を採用する。ユーザが4つである場合、拡張閾値は大きくとも4と設定されることができる。つまり、各ユーザごとの割り当ては、シングルユーザパスが4つある。
そのため、ユーザ4に対して、RB1を中心として隣接RBの拡張を行う際、以下の4つの候補パスが存在している。
候補パス1について、最大優先度値により拡張を行って、従来方法と同じになる下記の割り当て結果を得る。
Figure 0005517701
容量行列Cからわかるように、該割り当て結果に対応するリンク容量の総和は、1.72+1.55+1.33+1.35+1.44+0.32=7.71である。
候補パス2について、次大優先度値により拡張を行って、RB1とRB2がユーザ4に割り当てられる。さらに、同じなリソース割り当て方式を採用して、残りのユーザ(即ち、ユーザ4を除いた他のユーザ)にRBを割り当てることができる。具体的には下記の通りである。
ユーザ4に対する割り当てが終了した後に、行列Cは
Figure 0005517701
と等価になる。
ここで、点線でカバーされた優先度値は、後続のパス割り当てに役立たなくなり、行列から除去されたものに相当する。具体的に実現する際、点線部分の優先度値を値の比較的小さい負数に変更するようにしてもよい。これにより、それら優先度値は、見つけられることなく、優先度値の集合から除去されたものに相当する。
その後に、残りのユーザ及びRBの中から、最大優先度値を有するユーザ及びそれに対応するRBを探し出し、同じな次大優先度値原則によって、隣接RBの拡張を行う。この場合、ユーザ3はRB5において最大優先度値を有し、かつ、次大優先度値原則によって、RB6、RB5、RB4、RB3はいずれもユーザ3に割り当てられることになる。そのため、最終的な割り当て結果は以下の通りである。
Figure 0005517701
容量の総和は、1.72+1.55+1.07+1.35+1.44+0.81=7.94である。
候補パス3について、3番目に大きい優先度値により拡張を行う。つまり、該隣接リソースブロックにおける全てのユーザの優先度値をソートし、ユーザ4の優先度値が第3順位より低くない限り、即ち、ユーザ4が第3順位以上の優先度値を有する限り、該隣接リソースブロックをユーザ4に割り当てる。上記の原則によって、RB1からRB6までは全部ユーザ4に割り当てられる。そのため、割り当て結果は下記の通りである。
Figure 0005517701
この場合、リンク容量の総和は、1.72+1.55+0.7+0.63+1.2+1.08=6.88である。
候補パス4について、4番目に大きい優先度値により拡張を行って、同様に、RB1からRB6までは全部ユーザ4に割り当てられる。割り当て結果は下記の通りである。
Figure 0005517701
該方式により割り当てられた容量の総和は、1.72+1.55+0.7+0.63+1.2+1.08=6.88である。
3.上記の得られた4つの候補パスの中から、容量を最大にする1つのパスを選択する。ここからわかるように、候補パス2により得られた割り当て結果が最大容量を有する。
図3は、本発明のもう1つの実施例に係るリソーススケジューリング方法を示す。該方法では、ユーザリソースブロックの起点に基づいて、マルチユーザのスケジューリングを行う。
ステップ301で、基地局は、各リソースブロックにおける全てのユーザの優先度関数を設定する。具体的に、信号対干渉雑音比を各ユーザの優先度関数とするようにしてもよい。
ステップ302で、全てのリソースブロックにおける全てのユーザの優先度関数を降順にソートする。
ステップ303で、ソート結果により、全ての優先度関数の中から最大優先度関数を探し出し、最大優先度関数に対応する第1リソースブロックを決定し、予め設定されたユーザ起点数により、1つまたは複数のユーザ起点を決定する。
本実施例において、ユーザ起点数が2と設定され、つまり、最大ユーザと次大ユーザとの2つのユーザ起点を有することができる。最大優先度関数に対応するユーザを最大ユーザとして設定し、最大優先度関数に対応する第1リソースブロックにおいて2番目に大きい優先度関数を有するユーザを探し出して、該ユーザを次大ユーザとして設定する。
ここからわかるように、最大ユーザと次大ユーザとの2つのユーザ起点はいずれも、第1リソースブロックにより探し出されたものであり、即ち、同一のリソースブロックにより決定されたユーザ起点に属する。
ステップ304で、最大ユーザと次大ユーザに対して、それぞれ1つのシングルユーザパスを割り当てる。
具体的に、最大ユーザのシングルユーザパスについて、第1リソースブロックを最大ユーザに割り当て、ステップ303で決定された第1リソースブロックを中心として、最大ユーザに対して隣接リソースブロック拡張を行う。ここの隣接拡張は従来方法を採用してもよい。該最大ユーザはある隣接リソースブロックにおいて最大優先度関数を有する場合、該隣接リソースブロックを該最大ユーザに割り当てる。そうでない場合、最大ユーザに対するリソース割り当てを終了する。
次大ユーザのシングルユーザパスについて、リソース割り当て方式は最大ユーザに類似するため、ここで説明を省略する。説明すべきところとして、最大ユーザと次大ユーザとのそれぞれのシングルユーザパスを決定する過程は、互いに独立している。
具体的に実現する際、電力や帯域幅などの制限を考えると、ユーザに対して最大許可リソースブロック数を設定することが必要になる。隣接リソースブロック拡張を行う際、さらに、該ユーザに割り当てられたRB数が最大許可RB数以上になるかどうかを判断してもよい。既に最大許可RB数に達した場合、該RBにおける該ユーザの優先度値が閾値要求を満たしても、リソースブロックを該ユーザに割り当てなくなる。
ステップ305で、異なるリソースブロックにより決定されたユーザ起点に対応するシングルユーザパスを結合して、複数の候補パスを得る。
ステップ306で、各候補パスに対して、割り当ての終了条件を満たすかどうかを検出する。該条件は、全てのリソースブロックが既に割り当てられたかどうか、あるいは、全てのユーザにリソースブロックが割り当てられたかどうかなどの判断であってよい。全てのリソースブロックが既に割り当てられた場合、該スケジューリング周期内の処理を終了し、ステップ308に進む。全てのリソースブロックが既に割り当てられたわけではない場合、ステップ307に進む。
割り当てが終了した候補パスについて、まだ割り当てられていない残りのリソースブロックがあることが可能である。このとき、該残りのリソースブロックをさらに、その隣接リソースブロックを使用したユーザに割り当てることができる。残りのリソースブロックの左隣接リソースブロックとその右隣接リソースブロックのユーザが異なると、1つの可能な処理方法として、該残りのリソースブロックにおけるこの2つのユーザの優先度値を比較して、残りのリソースブロックを優先度値のより大きいユーザに割り当てる。
ステップ307で、スケジューリングされたユーザと、割り当てられたリソースブロックとをソートリストから削除し、残りのユーザ及び残りのリソースブロックの優先度関数を再ソートし、ステップ303に戻って、次回のシングルユーザパスの割り当てを行う。
ステップ308で、該候補パスの優先度値の和を算出し、全ての候補パスの中から優先度値の和が最大となる1つのパスを選択し、該パスのリソース割り当て結果により、リソーススケジューリングを行って、プロセスを終了する。
さらに、ステップ307において、次回のシングルユーザパスの割り当てに進む前に、ユーザ起点数を調整してもよい。例えば、第1回のユーザ起点数は2とされ、第2回のユーザ起点数は3に変更される。
以下、具体的な例をあげて、上記図3のプロセスを具体的に説明する。ユーザ数は4であり、リソースブロックは6であり、行列Cは各リソースブロックにおける各ユーザの優先度値を含むと仮定する。図4は、図3のスケジューリングプロセスにより得られたツリー図を示す。
Figure 0005517701
図4において、同一のリソースブロックにより探し出された起点ペアは、点線で囲まれている。例えば、起点3と起点4とは、いずれもRB5により探し出されたものであるため、1つの起点ペアとなる。ここからわかるように、
1.起点1(UE4,RB1)に対応するのは最大優先度値1.72であり、起点1でユーザ4に対して設定されたシングルユーザパスは、リソースブロック1とリソースブロック2を使用するものであり、下記のように簡単に示される。
Figure 0005517701
2.起点1の下位ノードの1つは起点3(UE3,RB5)であり、起点3を決定する方法は下記の通りである。行列Cの第1、2列及び第4行を除去した後に、残りの優先度値の中から最大優先度値1.44を探し出し、該最大優先度値1.44に対応するのが起点3(UE3,RB5)である。起点3でユーザ3に対して設定されたシングルユーザパスは、リソースブロック4とリソースブロック5を使用するものである。ステップ305における異なるリソースブロックにより決定されたユーザ起点に対応するシングルユーザパスを結合することは、具体的に、起点3のシングルユーザパスと上位の起点1のシングルユーザパスとを結合することを含む。得られた候補パスは、下記の通りである。
Figure 0005517701
該候補パスには、まだ割り当てられていないリソースブロックが存在するので、さらに起点3の下位ノードを探すことが必要になる。図4からわかるように、起点3の下位ノードは起点7である。起点7のシングルユーザパスを結合して得られた候補パスは、下記の通りである。
Figure 0005517701
さらに、起点7の下位ノードは起点15である。起点15のシングルユーザパスを結合して得られた候補パスは、下記の通りである。
Figure 0005517701
ここまで、該候補パスにおける全てのリソースブロックが全部割り当てられたので、該候補パスに対する割り当てを終了する。
3.起点1と同じ階層のノードは起点2(UE1,RB1)である。起点1と同じように、起点2(UE1,RRB1)もリソースブロック1により探し出されたものである。起点2でユーザ1に対して設定されたシングルユーザパスは、リソースブロック1を使用したものであり、下記のように簡単に示される。
Figure 0005517701
起点2の下位ノードの1つは起点5であり、割り当てて得られた候補パスは下記の通りである。
Figure 0005517701
さらに、起点5の下位ノードは起点11であり、割り当てて得られた候補パスは下記の通りである。
Figure 0005517701
ここからわかるように、該候補パスにおける全てのリソースブロックが全部割り当てられたので、該候補パスに対する割り当てを終了する。
4.起点2のもう1つの下位ノードは起点6であり、割り当てて得られた候補パスは下記の通りである。
Figure 0005517701
さらに、起点6の下位ノードの1つは起点13であり、割り当てて得られた候補パスは下記の通りである。
Figure 0005517701
起点6のもう1つの下位ノードは起点14であり、割り当てて得られた候補パスは下記の通りである。
Figure 0005517701
上記は、最大ユーザと次大ユーザを2つの分岐として、複数の候補パスを決定するプロセスである。実際の応用において、ユーザ起点数を設定することにより分岐数を制御するようにしてもよい。例えば、ユーザ起点数を3に設定することにより、最大ユーザ、次大ユーザ、3番目に大きいユーザという3つの分岐から、候補パスを決定することができ、ここで説明を省略する。
図5は、本発明の他の実施例においてマルチユーザのスケジューリングを行うフローチャートである。該方法では、ユーザリソースブロック起点と、閾値を採用した隣接リソースブロック拡張とを結合することにより、さらに多くの候補パスを得ることができる。
ステップ501で、基地局は、各リソースブロックにおける全てのユーザの優先度値である優先度関数を測定する。
ステップ502で、全てのリソースブロックにおける全てのユーザの優先度関数を降順にソートする。
ステップ503で、ソート結果により、最大優先度関数に対応する第1リソースブロックを対応のユーザに割り当てる。該ユーザは、最大優先度関数を有するため、最大ユーザと呼ばれる。
ステップ504で、全てのユーザのうち、第1リソースブロックにおいて2番目に大きい優先度関数を有するユーザを探し出し、それを次大ユーザとして設定し、第1リソースブロックを次大ユーザに割り当てる。
ステップ505で、第1リソースブロックを中心として、最大ユーザと次大ユーザのそれぞれの第1シングルユーザパスに対して、閾値に基づく隣接リソースブロック拡張を行う。各第1シングルユーザパスに対して、隣接リソースブロックの割り当てでは、予め設定された拡張閾値によって、複数の第2シングルユーザパスが得られる。異なる第2シングルユーザパスは、異なるリソース割り当て方式に対応する。拡張閾値により隣接リソースブロックの割り当てを行う方法は、図2に示され、ここでは説明を省略する。
ここで、第1シングルユーザパスとは、あるユーザと該ユーザに割り当てられたリソースブロックとの対応関係を指し、第2シングルユーザパスとは、あるユーザと該ユーザに割り当てられた隣接リソースブロックとの対応関係を指す。
図5において、ステップ515は最大ユーザの第1シングルユーザパスに対応し、ステップ525は次大ユーザの第1シングルユーザパスに対応する。また、ステップ515における第1シングルユーザパスは、それぞれ異なる最低ソート要求を有する第2シングルユーザパスに対応するi種類がありうる。
ステップ506で、第2シングルユーザパスを含む第1シングルユーザパスを、対応する候補パスに記憶して、1つまたは複数の候補パスを形成する。上記複数の候補パスにおいて、割り当ての終了条件を満たすかどうか(例えば、全てのリソースブロックが既に割り当てられたかどうか)を検出する。割り当ての終了条件を満たす場合、該スケジューリング周期内の処理を終了し、割り当ての終了条件を満たさない場合、ステップ507に進む。
ステップ505に類似して、ステップ506は、具体的に、ステップ5161,…,ステップ5162と、ステップ5261,…,ステップ5262とを含む。ここで、ステップ5162は、最大ユーザを優先度値のソート順位がiとなる隣接リソースブロックに拡張することに対応し、つまり、該隣接リソースブロックにおいて、最大ユーザの優先度値が第i順位以上である。ステップ5161は、最大ユーザを優先度値のソート順位が最高となる隣接リソースブロックに拡張することに対応する。ステップ5261とステップ5262は、これに類似するので、説明を省略する。
ステップ507で、スケジューリングされたユーザと、割り当てられたリソースブロックとをソートリストから削除し、残りのユーザ及び残りのリソースブロックの優先度関数を再ソートし、ステップ503に戻る。ステップ506に類似して、ステップ507は、具体的に、ステップ5171,…,ステップ5172と、ステップ5271,…,ステップ5272とを含む。
以下、例をあげて図5を具体的に説明する。ユーザ数は4であり、RBは6であり、全てのリソースブロックにおける全てのユーザの優先度値は行列Cで表されると仮定する。
Figure 0005517701
1.最大優先度値1.72に対応するユーザとリソースブロック(本実施例で(UE4,RB1)である)を決定し、RB1において次大ユーザ(即ち、ユーザ1)を探し出す。本ステップにより得られた2つのパスは、それぞれパス1とパス2である。
パス1は、下記のように簡単に示される。
Figure 0005517701
パス2は、下記のように簡単に示される。
Figure 0005517701
2.上記パス1とパス2におけるユーザ4とユーザ1に対して、それぞれ隣接RBの拡張を行う。拡張閾値が2であることを仮定すると、パス1とパス2とのそれぞれに対して、2つの異なるパスが得られることになる。
例えば、パス1に対して、最大優先度値により拡張して、下記のようなパスaが得られる。
Figure 0005517701
パス1に対して、次大優先度値により拡張して、下記のようなパスbが得られる。
Figure 0005517701
同様に、パス2に対して、最大優先度値により拡張して、下記のようなパスcが得られる。
Figure 0005517701
パス2に対して、次大優先度値により拡張して、下記のようなパスdが得られる。
Figure 0005517701
3.上記の4つのパスa、b、c、dに対して、スケジューリングされたユーザと、割り当てられたRBとを削除した後に、残りのRB及びユーザの中から、最大優先度値を有するユーザ、及び、該最大優先度値に対応するRBにおける次大ユーザを探し出す。
パスaに対して、さらに2つのパスが得られる。即ち、パスR1とパスR2である。ここで、最大優先度値により、下記のようなパスR1が得られ、即ち、候補パスに(UE3,RB5)の対応関係が追加される。
Figure 0005517701
次大優先度値により、下記のようなパスR2が得られ、即ち、候補パスに(UE1,RB5)の対応関係が追加される。
Figure 0005517701
4.上記パスR1とパスR2におけるユーザ3とユーザ1に対して、それぞれ隣接RBの拡張を行う。拡張閾値が2であれば、上記パスR1に対して、最大優先度値により得られた拡張結果はパスa1であることがわかる。パスa1は下記の通りである。
Figure 0005517701
パスR1に対して、次大優先度値により得られた拡張結果はパスa2である。パスa2は下記の通りである。
Figure 0005517701
同様に、パスR2に対して、最大優先度値により得られた拡張結果はパスa3である。パスa3は下記の通りである。
Figure 0005517701
パスR2に対して、次大優先度値により得られた拡張結果はパスa4である。パスa4は下記の通りである。
Figure 0005517701
上記の結果からわかるように、パスa2とパスa4は割り当てが既に終了し、パスa1とパスa3は、続けて次の割り当てを行う必要がある。
5.パスa1とパスa3に対して、続けて割り当てを行って、残りのユーザ及びRBの中から、この2つのパスに対して、最大優先度値を有するユーザを探す。
パスa1に対して、次の最大ユーザはユーザ1である。
Figure 0005517701
パスa1の次大ユーザはユーザ2である。
Figure 0005517701
ここからわかるように、上記ユーザ1と2は隣接RBの拡張を行うことができないので、ユーザ1と2に対する割り当てを終了する。
6.上記の2つのパスの最後のRBに対して割り当てを行う。ここからわかるように、最後のRBは、対応してユーザ2とユーザ1に割り当てられるしかできない。得られたのは以下の通りである。
Figure 0005517701
及び
Figure 0005517701
上記の過程により、パスaに対する割り当て結果が得られる。
7.パスb、c、dに対しても、類似の方法を採用して、対応する割り当て結果を得ることができる。
パスbに対応する割り当て結果は、パスaと同じように、具体的に、以下の通りである。
Figure 0005517701
パスcに対応する割り当て結果は以下の通りである。
Figure 0005517701
パスdに対応する割り当て結果は以下の通りである。
Figure 0005517701
8.上記の全ての候補パスの中から、スループットが最大となる1つのパス、あるいは、スループットが平均スループットより大きい1つのパスを選択する。
上記の具体的な説明からわかるように、図5により提供された実施例は、図3におけるユーザリソースブロック起点に基づくスケジューリング方法に類似する。異なるところは、予め設定された閾値Nに対して、図4におけるノードでは、異なる最大、次大ユーザに対して、N個の第2シングルユーザパスが拡張されることにある。従って、最終的に得られた候補パスがもっと多くなるため、最適なパスを得る可能性が大きくなる。これにより、SC−FDMAシステムのスペクトル効率を向上させる。
さらに、本発明では、基地局に設けられるリソーススケジューリング装置を提供している。該装置は、全てのリソースブロックにおける全てのユーザの優先度値を算出して、優先度値の集合に記憶する優先度値算出ユニットと、現在の優先度値の集合から最大優先度値を探し出し、該最大優先度値に対応する第1リソースブロックと第1ユーザを決定し、予め設定された拡張閾値により、1つまたは複数のシングルユーザパスを決定するマルチパス設定ユニットと、各シングルユーザパスに対して、前記第1リソースブロックを前記第1ユーザに割り当て、前記第1リソースブロックの1つまたは複数の隣接リソースブロックにおいて、該シングルユーザパスを満たす優先度値を前記第1ユーザが有するかどうかを判断し、該シングルユーザパスを満たす優先度値に対応する隣接リソースブロックを前記第1ユーザに割り当て、前記第1ユーザに対応する全ての優先度値と、前記第1ユーザに割り当てられた全てのリソースブロックに対応する全ての優先度値とを、優先度値の集合から除去し、前記シングルユーザパスで表されるユーザとリソースブロックとの対応関係を対応の候補パスに記憶し、割り当ての終了条件を満たすかどうかを判断し、割り当ての終了条件を満たさない場合、前記マルチパス設定ユニットを起動し、割り当ての終了条件を満たす場合、スケジューリング実行ユニットを起動するリソース事前割り当てユニットと、前記1つまたは複数の候補パスから1つのパスを決定し、決定されたパスに従ってリソーススケジューリングを行うスケジューリング実行ユニットと、を含む。
さらに、リソース事前割り当てユニットが前記マルチパス設定ユニットを起動した後に、マルチパス設定ユニットは、更新後の優先度値の集合から最大優先度値を探し出し、次回の処理を行う。この時、優先度値の集合には、前記第1ユーザに対応する優先度値と、前記第1ユーザに割り当てられたリソースブロックに対応する優先度値とが除去されている。
さらに、本発明では、他の上り伝送のリソーススケジューリング装置を提供している。該装置は、全てのリソースブロックにおける全てのユーザの優先度値を算出して、優先度値の集合に記憶する優先度値算出ユニットと、現在の優先度値の集合から最大優先度値を探し出し、該最大優先度値に対応する第1リソースブロックを決定し、予め設定されたユーザ起点数により、1つまたは複数の第2ユーザを決定し、各第2ユーザが1つの第1シングルユーザパスに対応するマルチパス設定ユニットと、各第1シングルユーザパスに対して、前記第1リソースブロックを前記第2ユーザに割り当て、前記第1リソースブロックの1つまたは複数の隣接リソースブロックにおける前記第2ユーザの優先度値のソート順位により、前記第1リソースブロックの1つまたは複数の隣接リソースブロックを前記第2ユーザに割り当て、前記第2ユーザに対応する全ての優先度値と、前記第2ユーザに割り当てられた全てのリソースブロックに対応する全ての優先度値とを、優先度値の集合から除去し、前記第1シングルユーザパスで表されるユーザとリソースブロックとの対応関係を対応の候補パスに記憶し、割り当ての終了条件を満たすかどうかを判断し、割り当ての終了条件を満たさない場合、前記マルチパス設定ユニットを起動し、割り当ての終了条件を満たす場合、スケジューリング実行ユニットを起動するリソース事前割り当てユニットと、前記1つまたは複数の候補パスから1つのパスを決定し、決定されたパスに従ってリソーススケジューリングを行うスケジューリング実行ユニットと、を含む。
上記は、本発明の好ましい実施例にすぎず、本発明の保護範囲を限定するものではない。本発明の精神と原則内で行われる種々の修正、均等置換え、改善などは全て本発明の保護範囲内に含まれるべきである。

Claims (17)

  1. 上り伝送のリソーススケジューリング方法であって、
    全てのリソースブロックにおける全てのユーザの優先度値を算出して、優先度値の集合に記憶するステップA1と、
    現在の優先度値の集合から最大優先度値を探し出し、該最大優先度値に対応する第1リソースブロックと第1ユーザを決定し、予め設定された拡張閾値により、1つまたは複数のシングルユーザパスを決定するステップB1と、
    各シングルユーザパスに対して、前記第1リソースブロックを前記第1ユーザに割り当て、前記第1リソースブロックの1つまたは複数の隣接リソースブロックにおいて、該シングルユーザパスを満たす優先度値を前記第1ユーザが有するかどうかを判断し、該シングルユーザパスを満たす優先度値に対応する隣接リソースブロックを前記第1ユーザに割り当て、
    前記第1ユーザに対応する全ての優先度値と、前記第1ユーザに割り当てられた全てのリソースブロックに対応する全ての優先度値とを、優先度値の集合から除去し、
    前記シングルユーザパスで表されるユーザとリソースブロックとの対応関係を対応の候補パスに記憶し、割り当ての終了条件を満たすかどうかを判断し、割り当ての終了条件を満たさない場合、ステップB1に戻り、割り当ての終了条件を満たす場合、ステップD1に進むステップC1と、
    前記1つまたは複数の候補パスから1つのパスを決定し、決定されたパスに従ってリソーススケジューリングを行うステップD1と、
    を含み、
    前記拡張閾値により、1つまたは複数のシングルユーザパスを決定することは、各シングルユーザパスに対して、1から前記拡張閾値までのいずれかを選択して、最低ソート要求とすることを含み、
    ステップC1における前記第1リソースブロックの1つまたは複数の隣接リソースブロックにおいて、該シングルユーザパスを満たす優先度値を前記第1ユーザが有するかどうかを判断することは、各隣接リソースブロックに対して、該リソースブロックにおける全てのユーザの優先度値をソートし、該隣接リソースブロックにおける第1ユーザの優先度値のソート順位が、該シングルユーザパスに対して選択された最低ソート要求を満たす場合、該シングルユーザパスを満たす優先度値を該ユーザが有することを決定することを含む、
    ことを特徴とする方法。
  2. ステップB1を行う前に、前記拡張閾値を設定または更新することをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記拡張閾値を設定または更新することは、拡張閾値をユーザ数以下に設定し、または、設定された拡張閾値を修正することを含み、
    該拡張閾値は、前記隣接リソースブロックのうちいずれかにおける全ての優先度値のうち、第1ユーザの優先度値の最低ソート要求である、
    ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記拡張閾値は、左拡張閾値と右拡張閾値とを含み、
    前記拡張閾値により、1つまたは複数のシングルユーザパスを決定することは、第1リソースブロックを中心として左へ拡張する場合、各シングルユーザパスに対して、1から左拡張閾値までのいずれかを選択して、左最低ソート要求とし、第1リソースブロックを中心として右へ拡張する場合、各シングルユーザパスに対して、1から右拡張閾値までのいずれかを選択して、右最低ソート要求とすることを含み、
    ステップC1における前記第1リソースブロックの1つまたは複数の隣接リソースブロックにおいて、該シングルユーザパスを満たす優先度値を前記第1ユーザが有するかどうかを判断することは、
    各左隣接リソースブロックに対して、該左隣接リソースブロックにおける全てのユーザの優先度値をソートし、該左隣接リソースブロックにおける第1ユーザの優先度値のソート順位が、該シングルユーザパスに対して選択された左最低ソート要求を満たす場合、該シングルユーザパスを満たす優先度値を該ユーザが有することを決定し、
    各右隣接リソースブロックに対して、該右隣接リソースブロックにおける全てのユーザの優先度値をソートし、該右隣接リソースブロックにおける第1ユーザの優先度値のソート順位が、該シングルユーザパスに対して選択された右最低ソート要求を満たす場合、該シングルユーザパスを満たす優先度値を該ユーザが有することを決定する、ことを含む、
    ことを特徴とする請求項に記載の方法。
  5. ステップC1における該シングルユーザパスを満たす優先度値に対応する隣接リソースブロックを前記第1ユーザに割り当てる前に、既に該第1ユーザに割り当てられたリソースブロックが該ユーザの最大許可リソースブロック数を超えるかどうかを判断し、超える場合、該隣接リソースブロックを前記第1ユーザに割り当てないことをさらに含むことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記割り当ての終了条件は、全てのリソースブロックが割り当てられ、あるいは、全てのユーザにリソースブロックが割り当てられたことを含むことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の方法。
  7. ステップC1においてステップB1に戻る前に、各候補パスごとの現在の優先度値の和を算出し、全ての候補パスに対して優先度値の和を降順にソートし、優先度値の和のソート順位により、1つまたは複数の候補パスを残して、他の候補パスを削除することをさらに含み、
    ステップD1における前記1つまたは複数の候補パスから1つのパスを決定し、決定されたパスに従ってリソーススケジューリングを行うことは、各候補パスごとの優先度値の和を算出し、優先度値の和が最大となる候補パスに記憶されたユーザとリソースブロックとの対応関係により、リソーススケジューリングを行うことを含む、
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の方法。
  8. ステップC1においてステップB1に戻る前に、各候補パスごとの現在の平均優先度値を算出し、全ての候補パスに対して平均優先度値を降順にソートし、平均優先度値のソート順位により、1つまたは複数の候補パスを残して、他の候補パスを削除することをさらに含み、
    ステップD1における前記1つまたは複数の候補パスから1つのパスを決定し、決定されたパスに従ってリソーススケジューリングを行うことは、各候補パスごとの優先度値の和を算出し、優先度値の和が最大となる候補パスに記憶されたユーザとリソースブロックとの対応関係により、リソーススケジューリングを行うことを含む、
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の方法。
  9. ステップB1における前記現在の優先度値の集合から最大優先度値を探し出すことは、優先度値の集合に現在含まれている全ての優先度値をソートし、ソート結果により最大優先度値を得ることを含み、
    ここで、前記優先度値の集合は、ユーザとリソースブロックとの2つのパラメータのいずれか一方を行として、他方を列として、優先度値を要素とする行列である、
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の方法。
  10. 上り伝送のリソーススケジューリング方法であって、
    全てのリソースブロックにおける全てのユーザの優先度値を算出して、優先度値の集合に記憶するステップA2と、
    現在の優先度値の集合から最大優先度値を探し出し、該最大優先度値に対応する第1リソースブロックを決定し、予め設定されたユーザ起点数により、1つまたは複数の第2ユーザを決定し、各第2ユーザが1つの第1シングルユーザパスに対応するステップB2と、
    各第1シングルユーザパスに対して、前記第1リソースブロックを前記第2ユーザに割り当て、前記第1リソースブロックの1つまたは複数の隣接リソースブロックにおける前記第2ユーザの優先度値のソート順位により、前記第1リソースブロックの1つまたは複数の隣接リソースブロックを前記第2ユーザに割り当て、
    前記第2ユーザに対応する全ての優先度値と、前記第2ユーザに割り当てられた全てのリソースブロックに対応する全ての優先度値とを、優先度値の集合から除去し、
    前記第1シングルユーザパスで表されるユーザとリソースブロックとの対応関係を対応の候補パスに記憶し、割り当ての終了条件を満たすかどうかを判断し、割り当ての終了条件を満たさない場合、ステップB2に戻り、割り当ての終了条件を満たす場合、ステップD2に進むステップC2と、
    前記1つまたは複数の候補パスから1つのパスを決定し、決定されたパスに従ってリソーススケジューリングを行うステップD2と、
    を含み、
    前記ユーザ起点数により、1つまたは複数の第2ユーザを決定することは、
    前記第1リソースブロックにおける全ての優先度値の中で、優先度値のソート順位が第N(Nはユーザ起点数)順位以上であるユーザを前記第2ユーザとして決定することを含む、
    ことを特徴とする方法。
  11. ステップB2を行う前に、前記ユーザ起点数を設定または更新することをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  12. 前記第1リソースブロックの1つまたは複数の隣接ソースブロックにおける前記第2ユーザの優先度値のソート順位により、前記第1リソースブロックの1つまたは複数の隣接リソースブロックを前記第2ユーザに割り当てることは、
    各隣接リソースブロックに対して、該隣接リソースブロックにおける全てのユーザの優先度値をソートし、該隣接リソースブロックにおける第2ユーザの優先度値が最大となる場合、前記隣接リソースブロックを前記第2ユーザに割り当てることを含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  13. 前記第1リソースブロックの1つまたは複数の隣接ソースブロックにおける前記第2ユーザの優先度値のソート順位により、前記第1リソースブロックの1つまたは複数の隣接リソースブロックを前記第2ユーザに割り当てることは、
    各隣接リソースブロックに対して、予め設定された拡張閾値により、1つまたは複数の第2シングルユーザパスを決定し、
    各第2シングルユーザパスに対して、該隣接リソースブロックにおいて、該第2シングルユーザパスを満たす優先度値を前記第2ユーザが有するかどうかを判断し、有する場合、該隣接リソースブロックを前記第2ユーザに割り当てて、前記第2シングルユーザパスで表されるユーザとリソースブロックとの対応関係を対応の第1シングルユーザパスに記憶する、ことを含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  14. ステップC2においてステップB2に戻る前に、各候補パスごとの現在の優先度値の和を算出し、全ての候補パスに対して優先度値の和を降順にソートし、優先度値の和のソート順位により、1つまたは複数の候補パスを残して、他の候補パスを削除することをさらに含み、
    ステップD2における前記1つまたは複数の候補パスから1つのパスを決定し、決定されたパスに従ってリソーススケジューリングを行うことは、各候補パスごとの優先度値の和を算出し、優先度値の和が最大となる候補パスに記憶されたユーザとリソースブロックとの対応関係により、リソーススケジューリングを行うことを含む、
    ことを特徴とする請求項1〜1のいずれか1項に記載の方法。
  15. ステップC2においてステップB2に戻る前に、各候補パスごとの現在の平均優先度値を算出し、全ての候補パスに対して平均優先度値を降順にソートし、平均優先度値のソート順位により、1つまたは複数の候補パスを残して、他の候補パスを削除することをさらに含み、
    ステップD2における前記1つまたは複数の候補パスから1つのパスを決定し、決定されたパスに従ってリソーススケジューリングを行うことは、各候補パスごとの優先度値の和を算出し、優先度値の和が最大となる候補パスに記憶されたユーザとリソースブロックとの対応関係により、リソーススケジューリングを行うことを含む、
    ことを特徴とする請求項1〜1のいずれか1項に記載の方法。
  16. 上り伝送のリソーススケジューリング装置であって、
    全てのリソースブロックにおける全てのユーザの優先度値を算出して、優先度値の集合に記憶する優先度値算出ユニットと、
    現在の優先度値の集合から最大優先度値を探し出し、該最大優先度値に対応する第1リソースブロックと第1ユーザを決定し、予め設定された拡張閾値により、各シングルユーザパスに対して、1から前記拡張閾値までのいずれかを選択して、最低ソート要求とし、1つまたは複数のシングルユーザパスを決定するマルチパス設定ユニットと、
    各シングルユーザパスに対して、前記第1リソースブロックを前記第1ユーザに割り当て、各隣接リソースブロックに対して、該リソースブロックにおける全てのユーザの優先度値をソートし、該隣接リソースブロックにおける第1ユーザの優先度値のソート順位が、該シングルユーザパスに対して選択された最低ソート要求を満たす場合、該シングルユーザパスを満たす優先度値を該ユーザが有することを決定し、該シングルユーザパスを満たす優先度値に対応する隣接リソースブロックを前記第1ユーザに割り当て、前記第1ユーザに対応する全ての優先度値と、前記第1ユーザに割り当てられた全てのリソースブロックに対応する全ての優先度値とを、優先度値の集合から除去し、前記シングルユーザパスで表されるユーザとリソースブロックとの対応関係を対応の候補パスに記憶し、割り当ての終了条件を満たすかどうかを判断し、割り当ての終了条件を満たさない場合、前記マルチパス設定ユニットを起動し、割り当ての終了条件を満たす場合、スケジューリング実行ユニットを起動するリソース事前割り当てユニットと、
    前記1つまたは複数の候補パスから1つのパスを決定し、決定されたパスに従ってリソーススケジューリングを行うスケジューリング実行ユニットと、
    を含むことを特徴とする装置。
  17. 上り伝送のリソーススケジューリング装置であって、
    全てのリソースブロックにおける全てのユーザの優先度値を算出して、優先度値の集合に記憶する優先度値算出ユニットと、
    現在の優先度値の集合から最大優先度値を探し出し、該最大優先度値に対応する第1リソースブロックを決定し、予め設定されたユーザ起点数により、前記第1リソースブロックにおける全ての優先度値の中で、優先度値のソート順位が第N(Nはユーザ起点数)順位以上であるユーザを第2ユーザとして決定することで、1つまたは複数の第2ユーザを決定し、各第2ユーザが1つの第1シングルユーザパスに対応するマルチパス設定ユニットと、
    各第1シングルユーザパスに対して、前記第1リソースブロックを前記第2ユーザに割り当て、前記第1リソースブロックの1つまたは複数の隣接リソースブロックにおける前記第2ユーザの優先度値のソート順位により、前記第1リソースブロックの1つまたは複数の隣接リソースブロックを前記第2ユーザに割り当て、前記第2ユーザに対応する全ての優先度値と、前記第2ユーザに割り当てられた全てのリソースブロックに対応する全ての優先度値とを、優先度値の集合から除去し、前記第1シングルユーザパスで表されるユーザとリソースブロックとの対応関係を対応の候補パスに記憶し、割り当ての終了条件を満たすかどうかを判断し、割り当ての終了条件を満たさない場合、マルチパス設定ユニットを起動し、割り当ての終了条件を満たす場合、スケジューリング実行ユニットを起動するリソース事前割り当てユニットと、
    前記1つまたは複数の候補パスから1つのパスを決定し、決定されたパスに従ってリソーススケジューリングを行うスケジューリング実行ユニットと、
    を含むことを特徴とする装置。
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