JP5513999B2 - オーダ投入装置、オーダ投入方法およびそのプログラム - Google Patents

オーダ投入装置、オーダ投入方法およびそのプログラム Download PDF

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Description

本発明は、IP(Internet Protocol)網を構成する装置へのオーダ投入技術に関する。
通信インフラの拡大に伴って、ネットワークを構成する装置(例えば、ルータ等のネットワーク装置)の数が増加している。加入者に対する新規サービスの設定や解除は、ネットワーク装置にオーダを投入することによって実施されており、サービスの多様化や加入者の増大はオーダ投入の機会を増やす要因となっている。また、通信インフラの品質維持に関わる装置管理もオーダ投入により実施されており、円滑なネットワーク管理のためにオーダの投入の効率化の重要性が高まっている。ここで、サービスに関する内容を各ネットワーク装置に設定する技術としてサービスアクティベーションがある。近年、このサービスアクティベーションにおいて、設定内容のうち、サービスに依存する部分をモジュールごとに切り出し、モジュールの入れ替えにより各種サービスに柔軟に対応する技術が提案されている(非特許文献1参照)。
NTT技術ジャーナル、「ネットワークサービスを支えるサービスアクティベーション技術」、[online]、[平成20年6月24日検索]、インターネット、<URL:http://www.ntt.co.jp/journal/0508/files/jn200508018.pdf >
しかし、非特許文献1に記載の技術では、システムが、ネットワーク装置に1オーダずつTelnetセッションを確立して投入する方式がとられている。つまり、システムは、1オーダ投入するたびに、セッションの確立や切断を行わなくてはならないため、オーダの投入効率は必ずしもよくないという問題がある。特に、マルチベンダによるネットワークにおいて、システムは、1日数万オーダのコマンド投入処理を行わなければならないと言われており、この問題の解決は特に重要である。そこで、本発明は、前記した問題を解決し、ネットワーク装置へのオーダの投入効率を向上させることを目的とする。
前記した課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、通信網に設置される、1以上のネットワーク装置へのオーダを投入するオーダ投入装置であって、外部装置から、ネットワーク装置へ投入する一連のオーダをその投入順に受け付ける入力部と、受け付けたオーダを、そのオーダの投入先のネットワーク装置ごとのキューに分けて、キュー部へ出力するキューイング部とを備える。また、このオーダ投入装置は、ネットワーク装置との間に確立されたセッションごとに、当該セッションにより接続されるネットワーク装置の識別情報、当該セッションにより投入されたオーダのオーダID、当該セッションが確立中であるか否か、および、当該セッションによりネットワーク装置へオーダを処理中であるか否かを示したセッション管理情報とを記憶する記憶部を備える。さらに、このオーダ投入装置は、投入制御部により通知されたネットワーク装置とのセッションが確立中であるか切断中であるかを示すセッション状態情報に基づきセッション管理情報を更新するセッション管理部を備える。また、このオーダ投入装置は、ネットワーク装置との間でのセッションの確立および切断を行い、キュー部に蓄積されたオーダを、このオーダの投入先となるネットワーク装置との間で確立されたセッションを用いて投入し、セッション状態情報をセッション管理部へ通知する投入制御部と、セッション管理情報を参照して、キュー部のキューごとに、そのキューの先頭のオーダ以外に複数のオーダがあるとき、この複数のオーダを1つのオーダにまとめるオーダマージ部とを備える。そして、この投入制御部は、キュー部に蓄積されたオーダを取得し、セッション管理情報を参照して、キュー部から取得したオーダの投入先のネットワーク装置に処理中のオーダがないとき、ネットワーク装置との間に新たなセッションを確立し、その確立したセッションを用いてオーダを投入し、投入したオーダの投入完了後、セッションを切断し、オーダマージ部は、キュー部のキューごとに、そのキューの複数のオーダを1つのオーダにまとめる場合において、予め用意された、複数のオーダで共通する部分が含まれるテンプレートを用いて、複数のオーダそれぞれの特有の設定内容を組み合わせて当該テンプレート内に代入することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項4に記載の発明は、通信網に設置され、ネットワーク装置との間に確立されたセッションごとに、当該セッションにより接続されるネットワーク装置の識別情報、当該セッションにより投入されたオーダのオーダID、当該セッションが確立中であるか否か、および、当該セッションによりネットワーク装置へオーダを処理中であるか否かを示したセッション管理情報を記憶するとともに、セッションにより投入されうるオーダで共通する部分が含まれるテンプレートを予め記憶する記憶部を備え1以上のネットワーク装置へのオーダを投入するオーダ投入装置が、以下の処理を行うこととした。すなわち、このオーダ投入装置が外部装置から、ネットワーク装置へ投入する一連のオーダをその投入順に受け付けるステップと、受け付けたオーダを、そのオーダの投入先のネットワーク装置ごとのキューに分けて、キュー部へ出力するステップと、セッション管理情報を参照して、キュー部のキューごとに、そのキューの先頭のオーダ以外に複数のオーダがあるとき、この複数のオーダを1つのオーダにまとめるステップと、ネットワーク装置との間でのセッションの確立および切断を行い、キュー部に蓄積されたオーダを、このオーダの投入先となるネットワーク装置との間で確立されたセッションを用いて投入するステップと、ネットワーク装置とのセッションが確立中であるか切断中であるかを示すセッション状態情報に基づきセッション管理情報を更新するステップとを実行する。そして、このオーダ投入装置は、オーダを投入するステップにおいて、キュー部に蓄積されたオーダを取得し、セッション管理情報を参照して、キュー部から取得したオーダの投入先のネットワーク装置に処理中のオーダがないとき、ネットワーク装置との間に新たなセッションを確立し、その確立したセッションを用いてオーダを投入し、投入したオーダの投入完了後、セッションを切断し、複数のオーダを1つのオーダにまとめるステップにおいて、記憶部からテンプレートを取得し、テンプレート内に複数のオーダそれぞれに特有の設定内容を組み合わせて代入することで、複数のオーダを1つのオーダにまとめることを特徴とする。
このようにオーダ投入装置は、複数のオーダを1つのオーダにまとめてから、ネットワーク装置へ投入するので、オーダ投入に伴うセッションの確立および切断の回数を低減できる。これにより、ネットワーク装置へのオーダの投入効率を向上させることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のオーダ投入装置におけるオーダマージ部が、キュー部のキューのうち、当該ネットワーク装置との間にセッションを未確立のネットワーク装置へのキューについて、先頭のオーダを含む複数のオーダを1つのオーダにまとめることを特徴とする。
このようにオーダ投入装置は、セッション未確立のネットワーク装置へのキューについて、先頭のオーダを含めてオーダをまとめるので、ネットワーク装置へのオーダの投入効率をさらに向上させることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載のオーダ投入装置におけるオーダマージ部が、キュー部のキューごとに、そのキューの複数のオーダを1つのオーダにまとめる場合において、同じキューの中に同じVLAN IDに対するオーダが複数存在し、かつ、それらのオーダが設定、設定解除および再設定を同じ設定項目に対して行うとき、前記設定処理および設定解除処理を削除することを特徴とする。
このようにオーダ投入装置は、複数のオーダをまとめるとき、冗長な設定を削除するので、ネットワーク装置へのオーダの投入効率をさらに向上させることができる。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載のオーダ投入方法を、コンピュータであるオーダ投入装置に実行させるためのプログラムとした。このようなプログラムによれば、一般的なコンピュータに、本発明のオーダ投入方法を実行させることができる。
本発明によれば、ネットワーク装置へのオーダの投入効率を向上させることができる。
比較例となるオーダ投入装置の基本的処理手順を、概念的に示した図である。 本実施の形態のオーダ投入装置の基本的処理手順を、概念的に示した図である。 本実施の形態のオーダ投入システムの構成例を示した図である。 本実施の形態のオーダ投入システムで用いるオーダを例示した図である。 図3のオーダ投入装置におけるマージ処理を例示した図である。 図3のセッション管理情報を例示した図である。 図3のオーダ投入装置におけるマージ処理の処理手順を示した図である。 図3のオーダ投入装置におけるオーダ投入の処理手順を示した図である。 図3のオーダ投入装置におけるオーダの冗長設定の削除例を示した図である。
以下、本発明の実施の形態のオーダ投入装置を説明する。なお、ここでは、オーダの投入対象のネットワーク装置は、IP(Internet Protocol)網に用いられるルータである場合を例に説明する。まず、オーダ投入装置の扱うオーダについて説明する。オーダは、ルータへ投入する一連のコマンドであり、例えば、(1)ルータのConfiguration(コンフィグ)の書き換えのオーダ、(2)コンフィグのセーブ(保存)のオーダ、(3)コンフィグの読み出しのオーダ等である。ここで、オーダ投入装置は、オーダ投入のたびにtelnet等によるセッションの接続、切断(場合によっては、セーブ)を行うものとする。
図1に示すように、比較例となるオーダ投入装置は、(1)上位システムからのオーダを、順序制御して、投入先のルータ20ごとのキューに格納する。これにより、オーダ群を上位システムから入力された順にルータ20に投入されるようにする。ここで、(2)キューの前方にオーダが滞留している場合は、投入待ちの状態となり、(3)投入先のルータ20(20A)との間にセッションが確立されれば、オーダが投入可能となる。そして、(4)オーダ投入装置は、1オーダ投入するたびにセッション(例えば、telnetセッション)の接続、切断(場合によりセーブ)を行う。
ここで、図2に示すように、本実施の形態のオーダ投入装置10も、オーダを、順序制御して、投入先のルータ20ごとのキューに格納する。そして、1オーダ投入するたびにセッションの接続、切断(場合によりセーブ)を行うが、例えば、ルータ20Aへのオーダのキューにおいて、先頭以外の、必ず待ちの状態となるオーダをマージする。例えば、オーダ投入装置10は、キューにおいて、投入順が先頭から2番目のオーダと3番目のオーダとをマージして1つのオーダとする。そして、先頭のオーダを投入後、マージしたオーダの投入順が来たら、そのマージしたオーダをルータ20A(20)へ投入する。このようにオーダ投入装置10は、同じルータ20に投入するオーダごとにオーダのキューを形成し、そのキューにおける複数のオーダを1つのオーダにまとめてから投入する。これにより、1つ1つオーダを投入するよりも、セッションの接続および切断(場合によりセーブ)の回数を低減できるので、オーダの投入効率を向上させることができる。
なお、前記した例では、オーダの投入先のルータ20Aへの先頭のオーダについては、マージの対象としていないが、そのキューが、当該キュー内のオーダの投入先のルータ20との間でセッションが未確立の状態であれば、そのキューの先頭から複数のオーダをマージの対象としてもよい。また、このマージのタイミングは、様々なパターンが考えられるが、例えば、キューに新たなオーダが溜まったタイミングとする。
<構成>
次に、図3を用いて、オーダ投入装置10を含むオーダ投入システムの構成例を説明する。オーダ投入システムは、ルータ(装置)20へのオーダを出力する上位システム30(30A,30B,30C)と、この上位システム30からのオーダを受信し、ルータ20へ投入するオーダ投入装置10と、このオーダ群の投入先の装置であるルータ20(20A,20B,20C)とを含んで構成される。なお、この上位システム(外部装置)30は、例えば、オーダ投入装置10へオーダを出力するコンピュータにより実現される。また、ルータ20は、IP網等の通信網に設置されるルータである。図3におけるオーダ投入装置10は、既に投入制御部124により、ルータ20(20A〜20C)との間にセッションを確立しているものとする。そして、各セッションがどのルータ20と確立されているか、そのセッションが確立中か否か、セッション確立中のルータ20において、オーダを投入中であるか否か等をセッション管理情報131に記録しているものとする。
このようなオーダ投入装置10の構成を詳細に説明する。オーダ投入装置10の構成は、大きく、入力部11、処理部12、記憶部13および出力部14に分けられる。
入力部11は、上位システム30から、1以上のオーダを受け取る。処理部12は、このオーダ投入装置10全体の制御を司り、主に、キュー部122に蓄積されたオーダの投入制御を行う。記憶部13は、このセッションの選択時に参照されるセッション管理情報131を記憶する。出力部14は、ルータ20へオーダを出力する。
入力部11および出力部14は、外部装置(上位システム30やルータ20)との間でデータの入出力を行うための入出力インタフェースや通信インタフェースから構成される。また、処理部12は、このオーダ投入装置10が備えるCPU(Central Processing Unit)によるプログラム実行処理や、専用回路等により実現される。さらに、記憶部13は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリ等の記憶媒体から構成される。なお、オーダ投入装置10をプログラム実行処理により実現する場合、記憶部13には、このオーダ投入装置10の機能を実現するためのオーダ投入プログラムが記憶される。
ここで、オーダ投入装置10が、上位システム30から受け取るオーダを説明する。オーダは、オーダの投入先であるルータ20のルータID(例えば、IPアドレス)と、そのオーダにより行う処理内容(または、処理内容を判別するためのパラメータ)とが記述されたものである。例えば、図4は、アクセスライン開通に関するオーダであり、オーダの投入先のルータ20のルータIDは「装置A(ルータ20A)」であり、このアクセスラインのVLAN IDは「X」である。
図3の入力部11は、上位システム30からこのオーダの入力を受け付けると、処理部12へ出力する。
処理部12は、変換部120と、キューイング部121と、キュー部122と、セッション管理部123と、投入制御部124と、オーダマージ部125とを含んで構成される。
変換部120は、上位システム30から入力されたオーダを、ルータ20で処理可能な形式(シナリオ形式)に変換する。例えば、図5に示すように、アクセスライン開通に関するオーダ501を、シナリオ502に変換する。
キューイング部121は、変換部120で変換されたオーダを、このオーダの投入先のルータ20ごとに分ける。
キュー部122は、ルータ20ごとに、このルータ20へのオーダを蓄積する領域を備える。また、このキュー部122は、例えば、このオーダ投入装置10の備えるRAM等の半導体メモリ上に形成される。
セッション管理部123は、投入制御部124から、ルータ20との間に確立されたセッションの状態を示す情報を受信し、セッション管理情報131に記録する。
投入制御部124は、キュー部122からオーダを取得する。そして、このオーダの投入対象のルータ20との間でセッションの確立および切断や、確立されたセッションを用いたオーダ投入を行う。なお、この投入制御部124は、1オーダ投入するたびにセッション(例えば、telnetセッション)の接続、切断(場合によりセーブ)を行う。つまり、投入制御部124は、セッション管理情報131を参照して、キュー部122から取得したオーダの投入先のルータ20に処理中のオーダがないとき、このルータ20との間に新たなセッションを確立する。そして、その確立したセッションを用いてオーダを投入し、投入したオーダの投入完了後、セッションを切断する。
また、投入制御部124は、セッションの確立や切断、オーダ投入を行ったとき、または、そのオーダ投入後、投入先のルータ20においてオーダの処理が完了したとき、その状態をセッション状態としてセッション管理部123へ出力する。この投入制御部124の処理の詳細はフローチャートを用いて後記する。なお、この投入制御部124は、ルータ20との間に新たなセッションを確立する場合において、セッション管理情報131を参照して、新たなセッションを確立してしまうと、当該オーダ投入装置がルータ20それぞれとの間に確立中のセッション数の合計値が、当該オーダ投入装置10が確立可能なセッション数の最大値を超えるか否かを判断する。そして、投入制御部124は、当該オーダ投入装置10が確立可能なセッション数の最大値を超えると判断したとき、確立中のセッションのいずれかが切断されてから、新たなセッションを確立する。
オーダマージ部125は、キュー部122のキューごとに、未投入の複数のオーダを1つのオーダにまとめる(マージする)。ここで、各キューにおいて、マージの対象となるオーダは、当該キューがオーダ投入の対象となるルータ20とセッション確立中であれば、そのキューの先頭以外のオーダであり、セッション確立中でなければ、そのキューの先頭のオーダを含む複数のオーダとする。なお、当該キューのオーダの投入先のルータ20との間でセッションを確立中か否かは、セッション管理情報131を参照することで確認できる。
ここで、図5を用いて、マージの例を説明する。オーダマージ部125は、オーダ501(アクセスライン開通に関するオーダ)をシナリオ502に変換する。また、同じルータ20Aに関するオーダ503(付加サービスA)をシナリオ504に変換する。そして、シナリオ502,504をマージしたシナリオ505を作成する。つまり、このシナリオ502,504の共通部分506,509を備えるシナリオ505を作成する。なお、このオーダマージ部125が、オーダ(シナリオ)のマージを行う際、例えば、このオーダの共通部分のテンプレートを作成しておき、このテンプレート内に複数のオーダ特有の設定内容を組み合わせて代入するようにする。
記憶部13は、セッション管理情報131を記憶する。
このセッション管理情報131は、ルータ20との間に確立されたセッションの状態を示す情報である。図6に示すように、例えば、セッション管理情報131は、セッションIDごとに、そのセッションのセッション状態(例えば、セッション確立中か、オーダ投入中(オーダ処理中)か、セッション未確立か等)、投入したオーダの識別情報であるオーダID、当該セッションにより投入されたオーダ数である連続投入オーダ数等が記録された情報である。なお、このセッション管理情報131は、ルータ20との間に確立中の合計セッション数、このオーダ投入装置10が確立できる最大セッション数の情報もさらに含む。このセッション管理情報131は、投入制御部124がオーダ投入に用いるセッションを選択するときに参照される。
図3の出力部14は、投入制御部124から出力されたオーダをルータ20へ投入する。
<処理手順>
次に、図7、図8を用いて、図3のオーダ投入装置10のオーダマージ処理と、オーダ投入処理を説明する。まず、オーダ投入装置10の入力部11は、上位システム30からオーダの入力を受け付ける。そして、入力部11は、このオーダを、変換部120へ出力する。この変換部120は、このオーダを、ルータ20で利用可能な形式に変換し、キューイング部121へ出力する。キューイング部121は、変換部120で変換されたオーダを、投入先のルータ20ごとのキューに分け、キュー部122に出力する。
この後、オーダマージ部125は、各キューのオーダに対し、図7に示す処理を行う。すなわち、図3のオーダマージ部125は、処理対象として選択したキューについて、セッション管理情報131を参照して、このキューがセッション確立中のルータ20へのオーダのキューであるか否かを判断する(S601)。ここで、選択したキューがセッション確立中のルータ20へのオーダのキューであり(S601のYes)、かつ、このキューの先頭以外のオーダが複数あれば(S602のYes)、この複数のオーダをマージする(S603)。そして、そのキューに新たなオーダが溜まると(S604のYes)、S602の処理へ戻る。キューにまだ新たなオーダが溜まっていなければ(S604のNo)、新たなオーダが溜まるのを待つ。
一方、このキューの先頭以外のオーダが複数なければ(S602のNo)、S604へ進む。つまり、オーダマージ部125は、新たに溜まったオーダを含め、先頭以外のオーダ(マージされたオーダも含む)が複数あれば、これらのオーダをマージする(S602のYes→S603)。つまり、キューに新たなオーダが溜まるたびに、マージ処理を繰り返す。
なお、オーダマージ部125は、選択したキューが、セッション切断中のルータ20へのオーダのキューであり(S601のNo)、かつ、このキューに、先頭のオーダを含めオーダが複数あれば(S605のYes)、S603へ進み、キューの先頭から複数のオーダをマージする。一方、このキューに、まだ複数のオーダがないとき(S605のNo)、S604へ進む。
以上のような処理を行うことで、オーダ投入装置10のオーダマージ部125は、オーダのマージを行う。次に、図8を用いて、オーダ投入処理を説明する。
図3のオーダ投入装置10の投入制御部124は、キュー部122のキューからオーダ(シナリオ変換されたオーダ)を選択すると(図8のS1)、まず、このオーダの対象ルータとの間に新たなセッションを確立する(S2)。なお、新たなセッションの確立にあたり、投入制御部124は、セッション管理情報131に示される現在のセッション数の合計値を参照し、余分なセッションリソースがなければ、セッションの空きが出るまで待つ。そして、投入制御部124は、確立したセッションを用いて、出力部14経由で、オーダ投入を行う(S3)。そして、投入制御部124は、セッションを切断し(S4)、セッション状態をセッション管理部123へ送信し、セッション管理部123は、セッション管理情報131を更新する(S5)。このようにすることで、オーダ投入装置10の投入制御部124は、オーダを投入することができる。
なお、オーダマージ部125は、マージしたオーダ(シナリオ)について、そのオーダ内に記述される冗長な設定内容を削除してもよい。例えば、図9に示すように、オーダ501,503をマージしたオーダ(シナリオ)が、シナリオ507である場合を考える。このシナリオ507には、アクセスライン開通設定のための「PPPoE設定」および「IPv6アドレス設定」と、付加サービスAの「IPv6アドレス設定解除」、「IPv6アドレス再設定」および「オプションサービス設定」とが含まれる。ここで、シナリオ507内でIPv6アドレスについては、設定直後に解除しているため、最初の設定は必要ない。よって、オーダマージ部125は、シナリオ507内の冗長な処理(「IPv6アドレス設定」および「IPv6アドレス設定解除」)を削除し、シナリオ508に示すように、「PPPoE設定」、「IPv6アドレス再設定」および「オプションサービス設定」とする。このようにすることで、シナリオ内の冗長な設定を削減できるので、ルータ20におけるオーダの処理の時間を低減できる。これにより、オーダ投入装置10によるオーダ投入の効率をさらに向上させることができる。
10 オーダ投入装置
11 入力部
12 処理部
13 記憶部
14 出力部
20(20A,20B,20C) ルータ
30 上位システム
120 変換部
121 キューイング部
122 キュー部
123 セッション管理部
124 投入制御部
125 オーダマージ部
131 セッション管理情報

Claims (5)

  1. 通信網に設置される、1以上のネットワーク装置へのオーダを投入するオーダ投入装置であって、外部装置から、前記ネットワーク装置へ投入する一連のオーダをその投入順に受け付ける入力部と、前記受け付けたオーダを、そのオーダの投入先の前記ネットワーク装置ごとのキューに分けて、キュー部へ出力するキューイング部と、前記ネットワーク装置との間に確立されたセッションごとに、当該セッションにより接続されるネットワーク装置の識別情報、当該セッションにより投入されたオーダのオーダID、当該セッションが確立中であるか否か、および、当該セッションにより前記ネットワーク装置へオーダを処理中であるか否かを示したセッション管理情報とを記憶する記憶部と、投入制御部により通知された前記ネットワーク装置とのセッションが確立中であるか切断中であるかを示すセッション状態情報に基づき前記セッション管理情報を更新するセッション管理部と、前記ネットワーク装置との間でのセッションの確立および切断を行い、前記キュー部に蓄積されたオーダを、このオーダの投入先となるネットワーク装置との間で確立されたセッションを用いて投入し、前記セッション状態情報を前記セッション管理部へ通知する前記投入制御部と、前記セッション管理情報を参照して、前記キュー部のキューごとに、そのキューの先頭のオーダ以外に複数のオーダがあるとき、この複数のオーダを1つのオーダにまとめるオーダマージ部とを備え、
    前記投入制御部は、前記キュー部に蓄積されたオーダを取得し、前記セッション管理情報を参照して、前記キュー部から取得したオーダの投入先のネットワーク装置に処理中のオーダがないとき、前記ネットワーク装置との間に新たなセッションを確立し、その確立したセッションを用いてオーダを投入し、前記投入したオーダの投入完了後、前記セッションを切断し、
    前記オーダマージ部は、前記キュー部のキューごとに、そのキューの複数のオーダを1つのオーダにまとめる場合において、予め用意された、前記複数のオーダで共通する部分が含まれるテンプレートを用いて、前記複数のオーダそれぞれの特有の設定内容を組み合わせて当該テンプレート内に代入する
    とを特徴とするオーダ投入装置。
  2. 前記オーダマージ部が、前記キュー部のキューのうち、当該ネットワーク装置との間にセッションを未確立のネットワーク装置へのキューについて、前記先頭のオーダを含む複数のオーダを1つのオーダにまとめることを特徴とする請求項1に記載のオーダ投入装置。
  3. 前記オーダマージ部が、前記キュー部のキューごとに、そのキューの複数のオーダを1つのオーダにまとめる場合において、同じキューの中に同じVLAN IDに対するオーダが複数存在し、かつ、それらのオーダが設定、設定解除および再設定を同じ設定項目に対して行うとき、前記設定処理および設定解除処理を削除することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のオーダ投入装置。
  4. 通信網に設置され、ネットワーク装置との間に確立されたセッションごとに、当該セッションにより接続されるネットワーク装置の識別情報、当該セッションにより投入されたオーダのオーダID、当該セッションが確立中であるか否か、および、当該セッションにより前記ネットワーク装置へオーダを処理中であるか否かを示したセッション管理情報を記憶するとともに、前記セッションにより投入されうるオーダで共通する部分が含まれるテンプレートを予め記憶する記憶部を備え、1以上の前記ネットワーク装置へのオーダを投入するオーダ投入装置が、
    外部装置から、前記ネットワーク装置へ投入する一連のオーダをその投入順に受け付けるステップと、
    前記受け付けたオーダを、そのオーダの投入先の前記ネットワーク装置ごとのキューに分けて、キュー部へ出力するステップと、
    前記セッション管理情報を参照して、前記キュー部のキューごとに、そのキューの先頭のオーダ以外に複数のオーダがあるとき、この複数のオーダを1つのオーダにまとめるステップと、
    前記ネットワーク装置との間でのセッションの確立および切断を行い、前記キュー部に蓄積されたオーダを、このオーダの投入先となるネットワーク装置との間で確立されたセッションを用いて投入するステップと、
    前記ネットワーク装置とのセッションが確立中であるか切断中であるかを示すセッション状態情報に基づき前記セッション管理情報を更新するステップとを実行し、
    前記オーダを投入するステップにおいて、
    前記キュー部に蓄積されたオーダを取得し、前記セッション管理情報を参照して、前記キュー部から取得したオーダの投入先のネットワーク装置に処理中のオーダがないとき、前記ネットワーク装置との間に新たなセッションを確立し、その確立したセッションを用いてオーダを投入し、前記投入したオーダの投入完了後、前記セッションを切断し、
    前記複数のオーダを1つのオーダにまとめるステップにおいて、
    前記記憶部から前記テンプレートを取得し、前記テンプレート内に前記複数のオーダそれぞれに特有の設定内容を組み合わせて代入することで、前記複数のオーダを1つのオーダにまとめる
    とを特徴とするオーダ投入方法。
  5. 請求項4に記載のオーダ投入方法を、コンピュータである前記オーダ投入装置に実行させるためのプログラム。
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