JP5512433B2 - 蒸発燃料処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、燃料タンクで発生する蒸発燃料を吸着するキャニスタを備え、前記蒸発燃料を処理する蒸発燃料処理装置に関する。
従来の蒸発燃料処理装置では、給油時に、燃料タンクに発生している蒸発燃料が、大気に放出されるのを防止するために、蒸発燃料をキャニスタに吸着させて、燃料タンク内の圧力を低下させている(例えば、特許文献1参照)。
特開平4−41972号公報
従来の蒸発燃料処理装置では、蒸発燃料がリークしているか否かを判定することが行われている。ここで、蒸発燃料としてのガソリンは、季節によって使い分けられており、気温が低い冬に用いられる揮発性が高い冬ガスと、気温が高い夏に用いられる揮発性が低い夏ガスと、が存在する。
一般的な内燃機関のみで駆動する自動車では、ガソリンの使用量が多く、頻繁に給油が行われるため、冬には冬ガスが用いられ、夏には夏ガスが用いられるが、内燃機関と電動モータとを組み合わせて駆動するプラグインハイブリッドカー(PHEV)では、ガソリンの使用量が大幅に低減されるため、夏に給油された夏ガスが冬まで燃料タンク内に残っていたり、その逆に、冬に給油された冬ガスが夏まで燃料タンク内に残っていたりすることがあり、かかる燃料の性質の違いが、燃料タンク内のタンク内圧力に影響を及ぼし、リーク判定が好適に行われないおそれがある。
本発明は、前記した事情に鑑みて創案されたものであり、燃料の性質に応じてリーク判定を好適に行うことが可能な蒸発燃料処理装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は、内燃機関の燃料を貯留する燃料タンクと、前記燃料タンクで発生する蒸発燃料を吸着するキャニスタと、前記燃料タンクと前記キャニスタとを連通するベーパ通路に設けられ、当該ベーパ通路を開閉可能な制御バルブと、前記制御バルブを開閉制御するバルブ制御手段と、検出された前記タンク内圧の変化が所定の範囲内である場合に、リーク有りと判定するリーク判定手段と、前記燃料タンク内の前記燃料が揮発性の高い燃料であるか否かを判定する燃料性質判定手段と、前記燃料タンクのタンク内圧を検出するタンク内圧検出手段と、前記燃料タンクのタンク内温度を検出するタンク内温度検出手段と、を備え、前記燃料性質判定手段は、前記内燃機関が停止し、前記制御バルブが閉じられ、かつ、前記燃料タンクが密閉されている状態において検出された前記タンク内圧の前回値及び前記タンク内温度の前回値と、前記制御バルブが閉じられているとともに前記燃料タンクが密閉されている状態が維持されたままで前記タンク内圧の前回値及び前記タンク内温度の前回値の検出から所定時間よりも後に前記内燃機関が起動したときに検出された前記タンク内圧の今回値及び前記タンク内温度の今回値と、に基づいて、前記燃料タンク内の前記燃料が揮発性の高い燃料であるか否かを判定し、前記リーク判定手段は、前記燃料タンク内の前記燃料が揮発性の高い燃料であると判定された場合に、前記燃料タンク内の前記燃料が揮発性の高い燃料ではないと判定された場合よりも、前記所定の範囲を広く設定して判定を行うことを特徴とする。
前記燃料性質判定手段には、予め測定された前記タンク内温度の前回値と今回値との差分及び前記タンク内圧の前回値と今回値との差分と、前記燃料の蒸気圧と、の関係を示すマップが記憶されており、前記燃料性質判定手段は、検出された前記タンク内温度の前記前回値と前記今回値との差分及び前記タンク内圧の前記前回値と前記今回値との差分を用いて前記マップを参照することによって、前記燃料の蒸気圧を検索することが望ましい。
前記蒸発燃料処理装置は、前記燃料タンク内の燃料量を検出する燃料量検出手段をさらに備え、前記燃料性質判定手段は、検出された前記燃料量が所定量以上の場合において、前記タンク内圧及び前記タンク内温度の前記前回値と前記タンク内圧及び前記タンク内温度の前記今回値との検出期間が前記所定時間以下の場合には、判定を中止することが望ましい。
前記蒸発燃料処理装置は、車両に設けられており、車両速度を検出する車両速度検出手段をさらに備え、前記燃料性質判定手段は、検出された前記車両速度がゼロである状態が維持された間に検出された前記タンク内圧の前記前回値と前記今回値との差分及び前記タンク内温度の前記前回値と前記今回値との差分に基づいて、前記燃料タンク内の前記燃料が揮発性の高い燃料であるか否かを判定することが望ましい。
また、前記課題を解決するため、本発明は、燃料を貯留する燃料タンクと、前記燃料タンクで発生する蒸発燃料を吸着するキャニスタと、前記燃料タンクと前記キャニスタとを連通するベーパ通路に設けられ、当該ベーパ通路を開閉可能な制御バルブと、前記制御バルブを開閉制御するバルブ制御手段と、検出された前記タンク内圧の変化が所定の範囲内である場合に、リーク有りと判定するリーク判定手段と、前記燃料タンク内の前記燃料が揮発性の高い燃料であるか否かを判定する燃料性質判定手段と、前記燃料タンクのタンク内圧を検出するタンク内圧検出手段と、前記燃料タンクのタンク内温度を検出するタンク内温度検出手段と、前記燃料タンク内の燃料量を検出する燃料量検出手段と、を備え、前記リーク判定手段は、前記燃料タンク内の前記燃料が揮発性の高い燃料であると判定された場合に、前記燃料タンク内の前記燃料が揮発性の高い燃料ではないと判定された場合よりも、前記所定の範囲を広く設定して判定を行い、前記燃料性質判定手段は、検出された前記タンク内圧の前回値と今回値との差分及び前記タンク内温度の前回値と今回値との差分に基づいて、前記燃料タンク内の前記燃料が揮発性の高い燃料であるか否かを判定するとともに、検出された前記燃料量が所定量以上の場合において、前記タンク内圧及び前記タンク内温度の前回値と今回値との検出期間が所定時間以下の場合には、判定を中止することを特徴とする。
また、前記課題を解決するため、本発明は、車両に設けられた蒸発燃料処理装置であって、燃料を貯留する燃料タンクと、前記燃料タンクで発生する蒸発燃料を吸着するキャニスタと、前記燃料タンクと前記キャニスタとを連通するベーパ通路に設けられ、当該ベーパ通路を開閉可能な制御バルブと、前記制御バルブを開閉制御するバルブ制御手段と、検出された前記タンク内圧の変化が所定の範囲内である場合に、リーク有りと判定するリーク判定手段と、前記燃料タンク内の前記燃料が揮発性の高い燃料であるか否かを判定する燃料性質判定手段と、前記燃料タンクのタンク内圧を検出するタンク内圧検出手段と、前記燃料タンクのタンク内温度を検出するタンク内温度検出手段と、車両速度を検出する車両速度検出手段と、を備え、前記リーク判定手段は、前記燃料タンク内の前記燃料が揮発性の高い燃料であると判定された場合に、前記燃料タンク内の前記燃料が揮発性の高い燃料ではないと判定された場合よりも、前記所定の範囲を広く設定して判定を行い、前記燃料性質判定手段は、検出された前記車両速度がゼロである状態が維持された間に検出された前記タンク内圧の前回値と今回値との差分及び前記タンク内温度の前回値と今回値との差分に基づいて、前記燃料タンク内の前記燃料が揮発性の高い燃料であるか否かを判定することを特徴とする。
本発明によれば、燃料の性質に応じてリーク判定を好適に行うことができる。
本発明の実施形態に係る蒸発燃料処理装置(密閉保持時)の構成図である。 本発明の実施形態に係る蒸発燃料処理装置の構成図であり、CS MODE走行時(パージ時)の状態を示している。 本発明の実施形態に係るECUを示すブロック図である。 大気温度、吸気温度及びタンク内圧の経時変化を示すグラフであり、冬ガスの場合の所定範囲を説明するための図である。 大気温度、吸気温度及びタンク内圧の経時変化を示すグラフであり、夏ガスの場合の所定範囲を説明するための図である。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、各図において、共通する部分には同一の符号を付し重複した説明を省略する。
図1に、本発明の実施形態に係る蒸発燃料処理装置(密閉保持時)1の構成図を示す。蒸発燃料処理装置1は、ベーパ通路(配管)9と、ベーパ通路(配管)9上に接続される制御バルブ(ボールバルブ)11と、制御バルブ11と並列にベーパ通路(配管)9上に接続される高圧2ウェイバルブ10と、制御バルブ11の開度を検出する開度検出手段(エンコーダ)12と、ベーパ通路(配管)9の一端が接続されるキャニスタ13と、一端がキャニスタ13に接続されもう一つの一端が内燃機関の吸気通路(図示省略)に接続するパージ通路(配管)18と、パージ通路(配管)18上に接続されるパージコントロールバルブ14と、キャニスタ13内の圧力を検出する圧力センサ15と、三方弁17と、三方弁17で通気する方向を切り替えることでベーパ通路(配管)9内の制御バルブ11に対して燃料タンク3側の圧力とキャニスタ13側の圧力を検出する圧力センサ16と、ECU(Electronic Control Unit)2とを有している。
また、ベーパ通路(配管)9のもう一つの一端が、燃料タンク3に接続されている。燃料タンク3には、フィラーパイプ4とブリーザパイプ5が接続されている。ブリーザパイプ5のもう一つの一端は、フィラーパイプ4の上部に接続されている。フィラーパイプ4のもう一つの一端の開口部は、フィラーキャップ6で蓋がされている。
フューエルリッド7は、車体(図示省略)のフィラーパイプ4の開口部及びフィラーキャップ6が臨む位置に設けられており、フィラーキャップ6に更に蓋をしている。フューエルリッド7は、ロック機構(図示省略)を備えており、給油時以外では閉じられている。リッドスイッチ8が運転者等によって押され、その後、所定の条件が満たされたとECU2が判定した場合に、ECU2は、ロック機構によるロックを解除し、フューエルリッド7を自動的に開ける。フューエルリッド7が開けば、運転者等は、フィラーキャップ6を開けて、燃料タンク3に給油することが可能になる。また、フューエルリッド7は、運転者等による手動によって開けることもできるように構成されている。
燃料タンク3は、燃料を内燃機関(図示省略)に送るポンプ3aと、ベーパ通路(配管)9への開口に設けられたフロート弁3bとカット弁3cとを有している。フロート弁3bは、いわゆる満タンになったらベーパ通路(配管)9への開口を塞ぎ、燃料がベーパ通路(配管)9に入るのを防いでいる。カット弁3cは、いわゆる満タンになってもベーパ通路(配管)9への開口を塞がないが、例えば、燃料タンク3が傾いて燃料の液面が上昇し燃料がベーパ通路(配管)9に入るのを防いでいる。
キャニスタ13は、燃料を貯留する燃料タンク3で発生する蒸発燃料を吸着することができる。キャニスタ13は、活性炭等を内蔵し、この活性炭等によって蒸発燃料が吸着される。逆に、キャニスタ13は、大気から吸気して、その吸気した空気をパージ通路(配管)18に送ることにより、キャニスタ13内に吸着された蒸発燃料をキャニスタ13の外の内燃機関へパージすることができる。
制御バルブ11は、燃料タンク3とキャニスタ13とを連通するベーパ通路9に設けられている。制御バルブ11には、ボールバルブを用いることができる。詳細は後記するが、ボールバルブは、開度ゼロ度で全閉となり、開度90度で全開となる。制御バルブ(ボールバルブ)11の開度は、開度検出手段12によって検出でき、検出された開度は、ECU2に送信される。また、ECU2は、制御バルブ11を開ける開制御と、閉じる閉制御を行うことができる。
高圧2ウェイバルブ10は、ダイアフラム式の正圧弁と負圧弁を組み合わせた機械式弁を有している。正圧弁は、燃料タンク3側の圧力が、キャニスタ13側の圧力より所定圧力分高くなったときに開弁するように構成されている。この開弁により、燃料タンク3内で高圧になった蒸発燃料が、キャニスタ13に送られる。負圧弁は、燃料タンク3側の圧力が、キャニスタ13側の圧力より所定圧力分低くなったときに開弁するように構成されている。この開弁により、キャニスタ13に貯えられていた蒸発燃料が、燃料タンク3に戻される。
パージコントロールバルブ14は、パージ通路(配管)18に設けられている。パージコントロールバルブ14には、電磁弁を用いることができる。パージコントロールバルブ14は、ECU2によって、開制御と閉制御を行うことができる。
圧力センサ15、16には、圧電素子を用いることができる。圧力センサ15は、キャニスタ13に接続され、キャニスタ13内の圧力を検出することができる。また、キャニスタ13内の圧力は、パージ通路18内の圧力と、ベーパ通路9内の制御バルブ11よりキャニスタ13側の圧力とに等しくなるので、圧力センサ15は、実質的に、それらの圧力も検出できることになる。検出された圧力は、ECU2に送信される。
圧力センサ16は、三方弁17の一口に接続されている。三方弁17の残りの二口は、ベーパ通路9の制御バルブ11よりキャニスタ13側と、ベーパ通路9の制御バルブ11より燃料タンク3側とに接続されている。ECU2は、三方弁17を制御して、圧力センサ16とベーパ通路9の制御バルブ11よりキャニスタ13側を繋げたり、圧力センサ16とベーパ通路9の制御バルブ11より燃料タンク3側を繋げたりすることができる。圧力センサ16とベーパ通路9の制御バルブ11よりキャニスタ13側が繋がれば、圧力センサ16は、ベーパ通路9内の制御バルブ11よりキャニスタ13側の圧力、更には、キャニスタ13内の圧力を検出することができる。このとき検出される圧力は、圧力センサ15に検出される圧力と、同じ箇所を計測し一致するはずなので、圧力センサ15、16の較正や故障診断を行うことができる。三方弁17を制御して、圧力センサ16とベーパ通路9の制御バルブ11より燃料タンク3側が繋がれば、圧力センサ16は、ベーパ通路9内の制御バルブ11より燃料タンク3側の圧力、さらには、燃料タンク3内の圧力、すなわち、タンク内圧を検出することができる。圧力センサ16は、検出した圧力をECU2へ送信する。
図2に示すように、蒸発燃料処理装置1がプラグインハイブリッド車に搭載されている場合には、CS MODE走行時、すなわち、ハイブリッド(HEV)走行でエンジン(ENG:内燃機関)がオンしている時に、パージ通路18内の圧力が負圧になる。これは、エンジンのオンに伴ってパージコントロールバルブ14が開き、また、パージ通路18に連通するエンジンの吸気通路が負圧になるからである。キャニスタ13に吸着された蒸発燃料は、パージ通路18と吸気通路を経由して内燃機関内に引き込まれて燃焼され、いわゆるパージされる。
続いて、ECU2について、図3を参照して説明する。ECU2は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read-Only Memory)、入出力回路等から構成されており、図3に示すように、機能ブロックとして、バルブ制御手段2aと、燃料性質判定手段2bと、リーク判定手段2cと、燃料噴射制御手段2dと、を備える。
バルブ制御手段2aは、制御バルブ11の駆動を制御するものであって、蒸発燃料によるベーパ通路9の流通を許容する開状態と、蒸発燃料によるベーパ通路9の流通を遮断する閉状態と、を切換可能である。また、バルブ制御手段2aは、パージコントロールバルブ14の駆動を制御するものであって、蒸発燃料によるパージ通路18の流通を許容する開状態と、蒸発燃料によるパージ通路18の流通を遮断する閉状態と、を切換可能である。さらに、バルブ制御手段2aは、三方弁17の駆動を制御するものであって、圧力センサ16とベーパ通路9の制御バルブ11よりもキャニスタ13側を繋げたり、圧力センサ16とベーパ通路9の制御バルブ11よりも燃料タンク3側を繋げたりする。
燃料性質判定手段2bは、燃料タンク3内の燃料が揮発性の高い燃料であるか否かを判定するものであって、本実施形態では、圧力センサ16によって検出されたタンク内圧と、エンジン(内燃機関)のインテークマニホールドに設けられた吸気温度検出手段22によって検出された吸気温度と、に基づいて、燃料タンク3内の燃料が揮発性の高い燃料(冬ガス)であるか揮発性の低い燃料(夏ガス)であるかを判定し、判定結果をリーク判定手段2c及び燃料噴射制御手段2dへ出力する。
図4及び図5に示すように、タンク内圧は大気圧及び大気温度に連動する。燃料性質判定手段2bには、予め測定された、夏ガスについての温度(吸気温度又はタンク内の温度)とタンク内圧との対応関係のデータ(グラフ)と、冬ガスについての温度(吸気温度又はタンク内の温度)とタンク内圧との対応関係のデータと、が予め記憶されており、燃料性質判定手段2bは、吸気温度検出手段22によって検出された吸気温度を用いて記憶された対応関係を参照して夏ガスの場合のタンク内圧及び冬ガスの場合のタンク内圧を推測し、圧力センサ16によって検出されたタンク内圧の実測値と推測値とを比較して、実測値が近い方のガスが燃料タンク3内に存在すると判定することができる。
また、燃料性質判定手段2bには、予め測定された、吸気温度検出手段22によって検出された吸気温度の前回値と今回値の差分(今回値―前回値)ΔT(ここでは、絶対値)、及び、圧力センサ16によって検出されたタンク内圧の前回値と今回値の差分(今回値―前回値)ΔP(ここでは、絶対値)と、ΔT及びΔPに対応する燃料の蒸気圧と、の関係を示すデータ(マップ)が予め記憶されている。燃料の蒸気圧は、ΔTが小さいほど大きくなり、また、ΔPが大きいほど大きくなる。燃料性質判定手段2bは、かかるマップを参照することによって、燃料の蒸気圧を検索することができる。本実施形態において、燃料性質判定手段2bは、ΔTがある値のときにおいて、ΔPが所定値ΔPTHよりも小さい場合には、かかる場合の燃料は夏ガスであると判定し、ΔPが予め定められた所定値ΔPTH以上である場合には、かかる場合の燃料は冬ガスであると判定する。また、所定値ΔPTHは、ΔTが大きいほど当該所定値ΔPTHが大きくなるように設定されている値であり、燃料性質判定手段2bには、かかるΔTと所定値ΔPTHの関係が予め記憶されている。
なお、燃料性質判定手段2bは、制御バルブ11がバルブ制御手段2aによって閉じられた状態が維持された間に検出されたタンク内圧の前回値と今回値との差分及び吸気温度の前回値と今回値との差分に基づいて、燃料タンク3内の燃料が揮発性の高い燃料であるか否かを判定する。
これは、制御バルブ11が開けられると、燃料タンク3内のタンク内圧が低下し、好適な判定が行われなくなるためである。
また、燃料性質判定手段2bは、イグニッションスイッチ(IGSW)21から出力されたOFF信号を取得した後、所定時間が経過してからイグニッションスイッチ(IGSW)21から出力されたON信号を取得した場合に、判定を行う。
これは、制御バルブ11がバルブ制御手段2aによって閉じられた後、燃料タンク3内の燃料が十分に蒸発した状態で判定を行うようにするためである。
また、燃料性質判定手段2bは、車両速度検出手段24によって検出された車両速度がゼロである状態が維持された間に検出されたタンク内圧の前回値と今回値との差分及び吸気温度の前回値と今回値との差分に基づいて、燃料タンク3内の燃料が揮発性の高い燃料であるか否かを判定する。
これは、車両の走行に伴う燃料の揺れに起因した圧力変動によって、タンク内圧が正しく検出されないことを防ぐためである。
より詳細には、燃料性質判定手段2bは、吸気温度検出手段22によって検出された吸気温度の前回値、及び、圧力センサ16によって検出されたタンク内圧の前回値として、イグニッションスイッチ(ISGW)21から出力されたOFF信号を取得し、かつ、フィラーキャップ6及び制御バルブ11が閉じられているときに検出された値を採用する。
また、燃料性質判定手段2bは、吸気温度検出手段22によって検出された吸気温度の今回値、及び、圧力センサ16によって検出されたタンク内圧の今回値として、前回値を検出後、フィラーキャップ6及び制御バルブ11が閉じられている状態と、車両速度検出手段24によって検出された車両速度がゼロである状態と、が維持された場合において、イグニッションスイッチ(ISGW)21から出力されたON信号を取得したときに検出された値を採用する。
ここで、フィラーパイプ4のフィラーキャップ6近傍には、スイッチ回路等から構成されたフィラーキャップ開閉状態検出手段Sbが設けられており、燃料性質判定手段2bは、フィラーキャップ開閉状態検出手段Sbから出力された開信号を取得した場合には、フィラーキャップ6が開けられたと判定し、フィラーキャップ開閉状態検出手段Sbから出力された開信号を取得しない場合(開信号が出力されない場合)には、フィラーキャップ6が閉じられていると判定することができる。
また、燃料性質判定手段2bは、燃料タンク3に設けられた燃料量検出手段23によって検出された燃料タンク3内の蒸発していない液体の燃料量が所定量以上の場合において、前記タンク内圧及び前記タンク内温度の前回値と今回値との検出期間が所定時間以下の場合には、判定を中止することができる。
これは、燃料タンク3内の燃料量の違いによって蒸発燃料の容量(気層容量)が異なり、燃料量が多い場合には、タンク内圧がタンク内温度の変化に追従するのが遅くなり、タンク内圧が安定するまでに時間がかかってしまい、正確な判定を行うことができないおそれがあるためである。
また、燃料判定手段2bは、吸気温度検出手段22によって検出された吸気温度の前回値と今回値との差分が所定値以下である場合には、判定を中止することができる。
これは、タンク内圧の変化が十分でないことにより、後記するリーク判定手段2cが、リーク無しであるにも関わらずリーク有りと判定することを防ぐための措置である。
リーク判定手段2cは、圧力センサ16によって検出されたタンク内圧の変化が所定の範囲内である場合に、燃料タンク3内の蒸発燃料が燃料タンク3外へ漏れている、すなわち、リーク有りと判定し、圧力センサ16によって検出されたタンク内圧が所定の範囲内ではない場合に、リーク無しと判定する。リーク判定手段2cは、リーク有りと判定した場合に、判定結果を車室内に設けられたモニタ、スピーカ等からなるリーク通知手段25に出力し、判定結果を取得したリーク通知手段25は、画像表示、音声出力等によってリーク有りということを車室内の運転者等に通知する。
さらに、リーク判定手段2cは、燃料性質判定手段2bによって燃料タンク3内の燃料が揮発性の高い燃料である(冬ガスである)と判定された場合(図4参照)に、燃料タンク3内の燃料が揮発性の高い燃料ではない(夏ガスである)と判定された場合(図5参照)よりも、所定の範囲を広く設定する。なお、リーク判定手段2cは、燃料判定手段2bが判定を中止した場合には、冬ガスであるか夏ガスであるかが不明であるため、リーク判定を中止するものとする。
図4は、冬ガスが燃料タンク3内に入っている車両を、6月のある3日間(72時間)、イグニッションスイッチOFFの状態で放置した場合の、環境温度、吸気温度(=タンク内温度)、タンク内圧の変化をそれぞれ示した図である。
なお、タンク内圧(図の右側の目盛り)はゲージ圧で示されており、0mmHg(G)のところが760mmHg(1013hPa)である。
図4に示すように、大気温度に連動してタンク内温度も変化している。また、タンク内圧も、大気温度に連動して変化している。
この図4において、もしリークが生じていれば、タンク内圧は、大気圧に近づき、所定範囲内で変動するようになる。仮にリーク量が大きければ、タンク内圧は、略大気圧に一致して、略0mmHg(G)の値を示すことになる。
一方、図5は、夏ガスが燃料タンク3内に入っている車両を、6月の図4と同じ3日間(72時間)、イグニッションスイッチOFFの状態で放置した場合の、環境温度、吸気温度(=タンク内温度)、タンク内圧の変化をそれぞれ示した図である。なお、目盛りなどについては、図4と同じである。
この図5の場合も、図4と同様に、大気温度に連動してタンク内温度も変化している。また、タンク内圧も、大気温度に連動して変化している。
この図5においても、図4と同様に、もしリークが生じていれば、タンク内圧は、大気圧に近づき、所定範囲内で変動するようになる。
図4と図5とを比較した場合、リークを判定する閾値の所定範囲(圧力範囲)が、冬ガスである図4の方が、夏ガスである図5よりも、大きな範囲になっている。これは、冬ガスの方が揮発性が高いため、温度変化が同じとした場合、冬ガスの方が圧力変化が大きくなることに対応したものである。つまり、夏ガスの方が、閾値である所定範囲が狭く設定される。これにより、例えば、夏ガスの所定範囲を用いて冬ガスのリーク判定を行った場合に圧力変化が大きいためにリークしているにも関わらずリーク無しと判定してしまうことを防ぐことができ、正しくリークを判定することができる。
燃料噴射制御手段2dは、燃料性質判定手段2bによって、燃料タンク3内の燃料が揮発性の高い燃料ではないと判定された場合に、燃料タンク3内の燃料が揮発性の高い燃料であると判定された場合よりも、燃料の噴射量が多くなるように、内燃機関の燃料噴射手段26を制御する。
これは、揮発性の低い夏ガスの場合に燃料の噴射量を多くすることで、燃料の性質の違いに起因した、内燃機関へ供給される混合気の濃度のバラツキを防ぐためである。
本発明の実施形態に係る蒸発燃料処理装置1は、燃料の性質に応じて判定閾値(所定範囲)を切り替えるので、リーク判定を好適に行うことができる。
また、本発明の実施形態に係る蒸発燃料処理装置1は、吸気温度検出手段22によって検出された吸気温度をタンク内温度として用いるので、燃料タンク3内の温度を直接的に検出するセンサを別途設ける必要がなく、低コスト化を図ることができる。
また、本発明の実施形態に係る蒸発燃料処理装置1は、燃料の性質に応じて燃料噴射量を変更するので、低燃費を実現することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。例えば、タンク内温度検出手段として、吸気温度検出手段22に代えて、タンク内温度と連動するエンジンの水温を検出するエンジン水温検出手段(センサ)、エアコン等に使用される、タンク内温度と連動する外気温を検出する外気温検出手段(センサ)等を用いる構成であってもよい。
さらに、リーク判定手段2cは、タンク内圧の値に代えて、タンク内圧の変化幅に基づいてリーク判定を行う構成であってもよい。この場合において、リーク判定手段2cは、タンク内圧の変化幅が所定値よりも大きい場合には、リーク無しと判定し、タンク内圧の変化幅が所定値以下である場合には、リーク有りと判定することができる。
また、蒸発燃料処理装置1の燃料性質判定手段2bは、燃料量検出手段23の検出結果に基づいて給油時期を検知し、検知された給油時期に基づいて、予め記憶された給油時期と燃料性質との関係を参照することによって、燃料タンク内の燃料が揮発性の高い燃料であるか否かを判定する構成であってもよい。
1 蒸発燃料処理装置
2a バルブ制御手段
2b 燃料性質判定手段
2c リーク判定手段
2d 燃料噴射制御手段
3 燃料タンク
11 制御バルブ
16 圧力センサ(タンク内圧検出手段)
22 吸気温度検出手段(タンク内温度検出手段)
23 燃料量検出手段
24 車両速度検出手段
25 リーク通知手段
26 燃料噴射手段

Claims (6)

  1. 内燃機関の燃料を貯留する燃料タンクと、
    前記燃料タンクで発生する蒸発燃料を吸着するキャニスタと、
    前記燃料タンクと前記キャニスタとを連通するベーパ通路に設けられ、当該ベーパ通路を開閉可能な制御バルブと、
    前記制御バルブを開閉制御するバルブ制御手段と、
    検出された前記タンク内圧の変化が所定の範囲内である場合に、リーク有りと判定するリーク判定手段と、
    前記燃料タンク内の前記燃料が揮発性の高い燃料であるか否かを判定する燃料性質判定手段と、
    前記燃料タンクのタンク内圧を検出するタンク内圧検出手段と、
    前記燃料タンクのタンク内温度を検出するタンク内温度検出手段と、
    を備え、
    前記燃料性質判定手段は、前記内燃機関が停止し、前記制御バルブが閉じられ、かつ、前記燃料タンクが密閉されている状態において検出された前記タンク内圧の前回値及び前記タンク内温度の前回値と、前記制御バルブが閉じられているとともに前記燃料タンクが密閉されている状態が維持されたままで前記タンク内圧の前回値及び前記タンク内温度の前回値の検出から所定時間よりも後に前記内燃機関が起動したときに検出された前記タンク内圧の今回値及び前記タンク内温度の今回値と、に基づいて、前記燃料タンク内の前記燃料が揮発性の高い燃料であるか否かを判定し、
    前記リーク判定手段は、前記燃料タンク内の前記燃料が揮発性の高い燃料であると判定された場合に、前記燃料タンク内の前記燃料が揮発性の高い燃料ではないと判定された場合よりも、前記所定の範囲を広く設定して判定を行う
    ことを特徴とする蒸発燃料処理装置。
  2. 前記燃料性質判定手段には、予め測定された前記タンク内温度の前回値と今回値との差分及び前記タンク内圧の前回値と今回値との差分と、前記燃料の蒸気圧と、の関係を示すマップが記憶されており、
    前記燃料性質判定手段は、検出された前記タンク内温度の前記前回値と前記今回値との差分及び前記タンク内圧の前記前回値と前記今回値との差分を用いて前記マップを参照することによって、前記燃料の蒸気圧を検索する
    ことを特徴とする請求項1に記載の蒸発燃料処理装置。
  3. 前記燃料タンク内の燃料量を検出する燃料量検出手段をさらに備え、
    前記燃料性質判定手段は、検出された前記燃料量が所定量以上の場合において、前記タンク内圧及び前記タンク内温度の前記前回値と前記タンク内圧及び前記タンク内温度の前記今回値との検出期間が前記所定時間以下の場合には、判定を中止する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の蒸発燃料処理装置。
  4. 車両に設けられた請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の蒸発燃料処理装置であって、
    車両速度を検出する車両速度検出手段をさらに備え、
    前記燃料性質判定手段は、検出された前記車両速度がゼロである状態が維持された間に検出された前記タンク内圧の前記前回値と前記今回値との差分及び前記タンク内温度の前記前回値と前記今回値との差分に基づいて、前記燃料タンク内の前記燃料が揮発性の高い燃料であるか否かを判定する
    ことを特徴とする蒸発燃料処理装置。
  5. 燃料を貯留する燃料タンクと、
    前記燃料タンクで発生する蒸発燃料を吸着するキャニスタと、
    前記燃料タンクと前記キャニスタとを連通するベーパ通路に設けられ、当該ベーパ通路を開閉可能な制御バルブと、
    前記制御バルブを開閉制御するバルブ制御手段と、
    検出された前記タンク内圧の変化が所定の範囲内である場合に、リーク有りと判定するリーク判定手段と、
    前記燃料タンク内の前記燃料が揮発性の高い燃料であるか否かを判定する燃料性質判定手段と、
    前記燃料タンクのタンク内圧を検出するタンク内圧検出手段と、
    前記燃料タンクのタンク内温度を検出するタンク内温度検出手段と、
    前記燃料タンク内の燃料量を検出する燃料量検出手段と、
    を備え、
    前記リーク判定手段は、前記燃料タンク内の前記燃料が揮発性の高い燃料であると判定された場合に、前記燃料タンク内の前記燃料が揮発性の高い燃料ではないと判定された場合よりも、前記所定の範囲を広く設定して判定を行い、
    前記燃料性質判定手段は、検出された前記タンク内圧の前回値と今回値との差分及び前記タンク内温度の前回値と今回値との差分に基づいて、前記燃料タンク内の前記燃料が揮発性の高い燃料であるか否かを判定するとともに、検出された前記燃料量が所定量以上の場合において、前記タンク内圧及び前記タンク内温度の前回値と今回値との検出期間が所定時間以下の場合には、判定を中止する
    ことを特徴とする蒸発燃料処理装置。
  6. 車両に設けられた蒸発燃料処理装置であって、
    燃料を貯留する燃料タンクと、
    前記燃料タンクで発生する蒸発燃料を吸着するキャニスタと、
    前記燃料タンクと前記キャニスタとを連通するベーパ通路に設けられ、当該ベーパ通路を開閉可能な制御バルブと、
    前記制御バルブを開閉制御するバルブ制御手段と、
    検出された前記タンク内圧の変化が所定の範囲内である場合に、リーク有りと判定するリーク判定手段と、
    前記燃料タンク内の前記燃料が揮発性の高い燃料であるか否かを判定する燃料性質判定手段と、
    前記燃料タンクのタンク内圧を検出するタンク内圧検出手段と、
    前記燃料タンクのタンク内温度を検出するタンク内温度検出手段と、
    車両速度を検出する車両速度検出手段と、
    を備え、
    前記リーク判定手段は、前記燃料タンク内の前記燃料が揮発性の高い燃料であると判定された場合に、前記燃料タンク内の前記燃料が揮発性の高い燃料ではないと判定された場合よりも、前記所定の範囲を広く設定して判定を行い、
    前記燃料性質判定手段は、検出された前記車両速度がゼロである状態が維持された間に検出された前記タンク内圧の前回値と今回値との差分及び前記タンク内温度の前回値と今回値との差分に基づいて、前記燃料タンク内の前記燃料が揮発性の高い燃料であるか否かを判定する
    ことを特徴とする蒸発燃料処理装置。
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