JP5503218B2 - Backing prevention device when starting shield machine - Google Patents
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Description
本発明は、シールド機発進時のバッキング防止装置に関するものである。 The present invention relates to an apparatus for preventing backing when starting a shield machine.
シールド工事においては、発進立坑からシールド機を発進させる場合、小中口径のマシンの場合、シールド機を地山で組立て、そのまま立坑内へクレーン等で搬入設置する場合が多い。しかし、大深度や大断面(大口径)の場合には、立坑内へ分割搬入して立坑内で組立てることが多い。その場合、立坑が十分大きくマシン全体を立坑下で組み立てるスペースがある場合には、マシン全体を組立ててからマシンを発進する。 In shield construction, when a shield machine is started from a start shaft, in the case of a small / medium caliber machine, the shield machine is often assembled in a natural ground and carried directly into the shaft using a crane or the like. However, in the case of a large depth or a large cross section (large diameter), it is often divided into a shaft and assembled in the shaft. In that case, when the shaft is sufficiently large and there is a space for assembling the entire machine under the shaft, the machine is started after the entire machine is assembled.
ところが、発進基地のスペースの制限や既存の構造物との関係から発進立坑の大きさを十分確保出来ない場合、特に発進方向に対して、長い立坑を構築できない場合には、マシンの分割組み立て、分割発進が必要となる。但し、大断面や大深度の場合にはマシンが切羽前面で受ける土水圧が非常に大きくなる。そのため、先ず前胴部を組立て、前胴部のみで発進し、ある程度前胴が地山へ入ったら、前胴部を固定し、次に中胴部を組立て、次に中胴部を地山へ押し込む、更に中胴部を固定して、最後に後胴部を組立て、組立て完了後、シールド機のシールドジャッキにて、後方の反力受け、あるいは仮セグメントを押して、マシン全長を地山へ押し込む。後は通常のシールド機の推進と同じように、仮セグメントを立坑内に組んで掘進を進める。この一連の発進工程において、前胴部、中胴部、後胴部と組立毎に、地山へ押し込むことにより、立坑の長さを最少限にすることが可能である。 However, when the size of the start shaft cannot be sufficiently secured due to the limitation of the space at the start base and the existing structure, especially when a long shaft cannot be constructed with respect to the start direction, the machine is divided and assembled. Split start is required. However, in the case of large sections and depths, the soil water pressure that the machine receives on the front face of the face becomes very large. Therefore, first assemble the front torso, start with only the front torso, and when the front torso enters the ground, fix the front torso, then assemble the middle torso, and then attach the middle torso Then, fix the middle torso, and finally assemble the rear torso.After the assembly is completed, press the back reaction force or temporary segment with the shield jack of the shield machine to move the entire length of the machine to the ground. Push in. After that, the temporary segment is set up in the vertical shaft in the same way as a normal shield machine. In this series of starting steps, it is possible to minimize the length of the shaft by pushing it into the ground for every assembly with the front trunk, middle trunk, and rear trunk.
しかしながら、前記シールド機の発進工程においては、前方から大きな土水圧を受けるため、シールド機がバッキング(後戻り)する虞がある。そこで、従来では、シールド機のバッキングを防止するために、例えば特許文献1に記載されているようにシールド機の外殻外周に、地中に貫入する貫入ピン又は摩擦板を放射方向に突出可能に配置したもの(前者)や、立坑の壁とシールド機の後部とをワイヤーやターンバックル等の連結部材で連結するようにしたもの(後者)が提案されている。
However, in the starting process of the shield machine, there is a possibility that the shield machine will be backed (returned back) because it receives a large earth water pressure from the front. Therefore, conventionally, in order to prevent the shielding machine from backing, for example, as described in
しかしながら、前者にあっては、シールド機の構造の煩雑化を余儀なくされ、後者にあっては、連結部材の取付けや取外しに多くの労力を要するという問題がある。 However, in the former case, the structure of the shield machine has to be complicated, and in the latter case, there is a problem that much labor is required to attach and remove the connecting member.
本発明は、前記事情を考慮してなされたものであり、シールド機の構造の煩雑化や労力を要せずにシールド機のバッキングを防止することができるシールド機発進時のバッキング防止装置を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of the above circumstances, and provides a backing prevention device at the start of a shielding machine that can prevent the shielding machine from backing without complicating the structure of the shielding machine or requiring labor. The purpose is to do.
前記目的を達成するために、本発明は、シールド機を地山の立坑から発進させる際に地山の土水圧によるシールド機のバッキングを防止する装置であって、立坑の発進口に固定される固定部と、該固定部の近傍に配置されたフローティングプレートと、該フローティングプレートに設けられシールド機又は該シールド機に接続される鋼殻に形成されたピン孔にテーパピンを抜き差しするピン駆動ジャッキと、前記固定部と前記フローティングプレートを連結し、前記ピンが前記ピン孔に挿入される時には伸縮フリーとされ且つ前記テーパピンが前記ピン孔に挿入された後には伸縮固定とされ、前記フローティングプレートの位置調整が可能な位置調整ジャッキとを備え、前記フローティングプレートは、断面方形に形成された前記シールド機又は前記鋼殻の各面に対応して4枚形成され、前記各フローティングプレートには前記各面に横一列に形成された複数のピン孔に対して前記テーパピンを抜き差しすべく複数の前記ピン駆動ジャッキが設けられ、前記固定部と前記各フローティングプレートとの間には前記位置調整ジャッキが一対ずつ設けられ、前記テーパピンが、前記ピン駆動ジャッキに対して横方向に揺動可能に設けられていること特徴とする。
In order to achieve the above-mentioned object, the present invention is an apparatus for preventing a shield machine from backing due to earth and water pressure in a natural ground when starting the shield machine from a vertical shaft in a natural ground, and is fixed to the start port of the vertical shaft. A fixed portion, a floating plate disposed in the vicinity of the fixed portion, and a pin driving jack for inserting and removing a taper pin into a pin hole formed in the floating plate and formed in a shield machine or a steel shell connected to the shield machine , wherein the fixing unit floating plate connecting the, after the stretch-free and is and the taper pin is inserted into the pin hole when the pin is inserted into the pin holes is an elastic fixing the position of the floating plate and a position adjusting jack can be adjusted, the floating plate, said shield machine is formed in a
本発明によれば、シールド機の構造の煩雑化や労力を要せずにシールド機のバッキングを防止することができる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the backing of a shield machine can be prevented, without requiring the complexity of the structure of a shield machine and an effort.
以下に、本発明を実施するための形態を添付図面に基いて詳述する。 EMBODIMENT OF THE INVENTION Below, the form for implementing this invention is explained in full detail based on an accompanying drawing.
図1〜図3においては、1は地山に設けられた立坑(発進立坑ともいう。)で、この立坑1内の下部にシールド機2がクレーン等により上方から搬入されるようになっている。立坑1にはその内壁を形成する躯体1aが設けられている。立坑1内から地中にシールド機2を発進せる駆動手段として本実施形態ではセンターホールジャッキ3が用いられている。立坑1内には、発進方向に沿って計4本の反力支柱4がシールド機2を取り囲むようにして前後の躯体1aに支圧壁5a,5bを介して設置されていると共に、シールド機2を直接又は鋼殻6を介して間接的に押出すための移動式のバックアンカー桁7が反力支柱4に沿って移動可能に支持されている。
In FIG. 1 to FIG. 3,
各反力支柱4の先端側にはPC鋼線8の一端が固定され、前記バックアンカー桁7には伸縮運動と楔部材により各PC鋼線8を引張してバックアンカー桁7を前方に送り出すセンターホールジャッキ3が設けられている。なお、シールド機2の後端に鋼殻6を繋いで立坑1から発進させる推進工法の場合、発進用の駆動手段として、一般的には元押しジャッキ(図示省略)が用いられる。
One end of a
前記立坑1には、シールド機2を地山の立坑1から発進させる際に地山の土水圧によるシールド機2のバッキングを防止するバッキング防止装置10が設けられている。このバッキング防止装置10は、立坑1の発進口1hに固定される固定部11と、該固定部11の近傍に配置されたフローティングプレート12と、該フローティングプレート12に設けられシールド機2又は該シールド機2に接続される鋼殻6に形成されたピン孔13にテーパピン14を抜き差しするピン駆動ジャッキ15と、固定部11とフローティングプレート12を連結し、前記テーパピン14がピン孔13に挿入される時には伸縮フリーとされ且つ前記テーパピン14がピン孔13に挿入された後には伸縮固定とされ、フローティングプレート12の位置調整が可能な位置調整ジャッキ16とを備えている。
The
図6〜図8に示すように、前記フローティングプレート12は、断面方形に形成されたシールド機2又は鋼殻6の各面に対応して形成され、各フローティングプレート12には前記各面に横列に形成された複数のピン孔13に対してテーパピン14を抜き差しすべく複数のピン駆動ジャッキ15が設けられている。なお、図1〜図3には、上部のバックリング装置10のみが図示されている。
As shown in FIGS. 6 to 8, the
前記固定部11と各フローティングプレート12との間には前記位置調整ジャッキ16が一対ずつ設けられており、フローティングプレート12をシールド機2の軸方向に沿って移動調整可能になっている。固定部11は、躯体1aに直接又は支圧壁5aを介して間接的に設けられた複数(図示例では4つ)の固定ブラケット11aと、発進口1hにおいて躯体1aとシールド機2又は鋼殻6との間をシールするエントランスシール17とからなっている。このエントランスシール17はシールド機2又は鋼殻6の外周を囲繞するように形成されている。固定ブラケット11aの先端部11bはフローティングプレート12の上面を抑えるように延出されている。
A pair of the
前記位置調整ジャッキ16及びピン駆動ジャッキ15は、例えば油圧ジャッキ又は空圧ジャッキからなっている。位置調整ジャッキ16の一端は、前記エントランスシール17の表面にブラケット18aを介して取付けられており、位置調整ジャッキ16の他端は、フローティングプレート12の表面にブラケット18bを介して取付けられている。幅方向両端の固定ブラケット11aの先端部11bは、フローティングプレート12の横方向の移動を所定の遊びをもって規制すると共にフローティングプレート12の下面の一部をシールド機2の軸方向(X方向)に移動可能に支持する支持部11cを有している。
The
フローティングプレート12の表面にはブラケット19を介して前記ピン駆動ジャッキ15が垂直(Z方向)に取付けられている。前記テーパピン14は、ピン駆動ジャッキ15に対してピン継手20により横方向(Y方向)に所定の範囲で揺動可能に設けられている。なお、フローティングプレート12にはテーパピン14を横方向に所定の範囲で揺動可能に支持するガイド21が設けられている。シールド機2又は鋼殻6にはテーパピン14と対応する位置にピン孔13が設けられている。これらのピン孔13は、テーパピン14と対応するようにテーパ孔であってもよいが、通常の孔部であってもよく、或いはアイボルト等を螺着するボルト孔であってもよい。
The
一方、シールド機2は、断面矩形に形成される外筒23と、外筒23に着脱可能に収容される断面円形の内筒24と、内筒24の前端に設けられ内筒24を塞ぐ内側隔壁25と、内側隔壁25に設けられ前方の地山を掘削するカッタ装置26と、外筒23の前端に設けられ外筒23と内筒24との間を塞ぐ外側隔壁27と、内側隔壁25に取り外し可能に設けられる排土装置28とを備える。外筒23は、前胴部23aと、中胴部23bと、後胴部23cとからなる。
On the other hand, the
次に実施形態の作用を述べる。先ず、シールド機2を組立てながら発進する場合について説明する。前胴部23aと、中胴部23bと、後胴部23cとには、バッキング防止装置のテーパピンに対応するピン孔13を予め設けておく。前胴部23aのピン孔13がバッキング防止装置10のテーパピン14の可動範囲に来たら、位置調整ジャッキ16とピン駆動ジャッキ15により調整しながらテーパピン14をピン孔13に差し込む。
Next, the operation of the embodiment will be described. First, the case of starting while assembling the
これにより前胴部23aのバッキングの動きを抑えることができる。この状態で中胴部23bの組立てを行う。組立て完了後、中胴部23bの端部にバックアンカー桁7を当接させ、前記テーパピン14をピン孔13から引き抜いて、再び掘削しながらセンターホールジャッキ3により中胴部23bを地山へ押し込む。中胴部23bの押し込みを完了したら、再び中胴部23bのピン孔13にテーパピン14を差し込む。バックアンカー桁7を後退させて、後胴部23cを組立てる。
Thereby, the backing movement of the front body portion 23a can be suppressed. In this state, the middle body portion 23b is assembled. After the assembly is completed, the back anchor girder 7 is brought into contact with the end portion of the middle barrel portion 23b, the
以上によりシールド機全体が組み上がり、その時点で、中胴部23bまでが地山に入っているため、バックアンカー桁7とセンターホールジャッキ3による地山への押し込みも可能である。なお、シールド機がシールドジャッキを有する場合には、仮セグメントとシールドジャッキにより掘削推進を行ってもよい。その場合でも立坑1の前後方向の長さが短いため、少ない仮セグメントで済む。
The entire shield machine is assembled as described above, and at that time, the middle torso part 23b is already in the ground, so that the back anchor girder 7 and the
一方、鋼殻を用いた推進工法においては、シールド機の後胴部23cの後端に鋼殻6を接続し、鋼殻6の1リング分の推進が終了して、次の鋼殼6を立坑1内で繋ぐ場合、推進済の鋼殼6から元押しジャッキを引き戻して、新たな次の鋼殻を挿入する必要がある。この時、マシンの先端前面に加わる土水圧が大きい場合、マシンと組み立て済の鋼殼すべてを立坑1内に押し戻そうとする力が働く。もし、組立済の鋼殻の長さが十分長い場合には、それらの鋼殻が地山から受ける周面摩擦力と釣り合うか、押し戻そうとする力以上の場合は、鋼殻が立坑内に押し戻されることはない。しかし、まだ、掘進長が短くて、切羽土水圧に周面摩擦力が対抗できない場合、すなわちバッキング防止として働く力が無い場合や不足する場合には、発進口1hにバッキング防止装置10を施して、鋼殻6の立坑1内への押し戻しの動きを固定する。そして新たな鋼殻を元押しジャッキとの間に設置し、その鋼殻を元押しジャッキで前方に推進する。この一連の動作をくり返して実施し、推進作業を行っていく。
On the other hand, in the propulsion method using a steel shell, the
推進工法の場合、テーパピン14の挿入時と引き抜き時には、ピン駆動ジャッキ15と位置調整ジャッキ16を、伸縮フリー若しくは微小に調整しながら行う。
For jacking method, the during insertion and withdrawal of the
これらの2つのジャッキを併用することにより、テーパピン14の挿入位置に対して、X、Y、Z方向の3軸の調整ないしテーパを利用した自動調整が可能となる。X方向は、位置調整ジャッキ16、Y方向は、テーパピン14とピン駆動ジャッキ15のピン継手20、Z方向は、ピン駆動ジャッキ15により調整が可能である。なお、テーパピン14の材質は、例えばSCM435の調質で許容せん断応力が226N/mm2など、強度の高い材料を使用することにより、必要とするテーパピンの本数を減らすことができる。
By using these two jacks in combination, the insertion position of the
実際のバッキング防止のための操作は、先ず1リング分の推進が終了すると、元押しジャッキを引き戻す前に、鋼殻のピン孔に合わせて、テーパピンのX方向位置を、鋼殻に各面毎に一体で位置調整ジャッキ16にて位置合わせする。その後、複数(図面では3本)のテーパピン14を、ピン駆動ジャッキ15により、ピン孔13へ挿入する。もし、テーパピン14が斜めになっていても、ピン駆動ジャッキ15とテーパピン14は、ピン継手20により保持されているため、滑らかに、ピン孔13に挿入される。挿入が完了したら、元押しジャッキを引き戻し、新たな鋼殻6を挿入し、既設の鋼殼とボルト締結等を行い、再び元押しジャッキを新たな銅殻端面に押し付けて、次のリングの推進の準備が完了する。元押しジャッキで鋼殻をわずかに押した状態で止める。次に、バッキング防止装置10のピン駆動ジャッキ15と位置調整ジャッキ16をわずかに前後に動かしながら、ピン駆動ジャッキ15でテーパピン14を引き抜く。その後、次のリングの推進作業へと進む。
The actual operation for preventing backing is as follows. When the propulsion for one ring is completed, before the main jack is pulled back, the position of the taper pin in the X direction is set on each surface of the steel shell according to the pin hole of the steel shell. Align with the
以上の説明から明らかなように本実施形態のシールド機発進時のバッキング防止装置によれば、シールド機の構造の煩雑化や労力を要せずにシールド機のバッキングを防止することができる。 As is clear from the above description, according to the backing prevention apparatus at the start of the shield machine of the present embodiment, the shield machine can be prevented from backing without complicating the structure of the shield machine or requiring labor.
以上、本発明の実施の形態を図面により詳述してきたが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の設計変更が可能である。 The embodiments of the present invention have been described in detail with reference to the drawings. However, the present invention is not limited to the above-described embodiments, and various design changes can be made without departing from the gist of the present invention. .
1 立坑
2 シールド機
6 鋼殻
10 バッキング防止装置
11 固定部
12 フローティングプレート
13 ピン孔
15 ピン駆動ジャッキ
16 位置調整ジャッキ
DESCRIPTION OF
Claims (1)
前記フローティングプレートは、断面方形に形成された前記シールド機又は前記鋼殻の各面に対応して4枚形成され、前記各フローティングプレートには前記各面に横一列に形成された複数のピン孔に対して前記テーパピンを抜き差しすべく複数の前記ピン駆動ジャッキが設けられ、
前記固定部と前記各フローティングプレートとの間には前記位置調整ジャッキが一対ずつ設けられ、
前記テーパピンが、前記ピン駆動ジャッキに対して横方向に揺動可能に設けられていること特徴とするシールド機発進時のバッキング防止装置。 A device that prevents the shield machine from backing due to earth and soil pressure when starting the shield machine from the ground shaft, and is disposed in the vicinity of the fixed portion that is fixed to the start port of the shaft. and the floating plate, and connecting the pin power jack to connect or disconnect the taper pin into the pin hole formed in the steel shell is connected to the shield machine or the shield machine is provided in the floating plate, the floating plate and said fixed portion, It said pin after said when it is inserted into the pin holes is expansion and contraction free and the taper pin is inserted into the pin holes is an elastic fixing, and a position adjusting jack capable positional adjustment of said floating plate,
Four floating plates are formed corresponding to each surface of the shield machine or the steel shell having a square cross section, and each floating plate has a plurality of pin holes formed in a horizontal row on each surface. A plurality of the pin drive jacks are provided to insert and remove the taper pins with respect to
A pair of the position adjustment jacks are provided between the fixed portion and each of the floating plates,
A backing prevention device when starting a shield machine , wherein the taper pin is provided so as to be swingable in a lateral direction with respect to the pin drive jack .
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