JP5501635B2 - 流体供給体、バルーンカテーテル、および流体供給補助器具 - Google Patents
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Description
このようなバルーンカテーテルを用いて胆石を除去する場合、図16Aに示すようにバルーン100を胆管110の径よりやや大きく膨張させて、胆石111をバルーン100でかき出すようにして胆管の手口付近まで運ぶ。
逆にバルーン100の収縮が遅すぎると、胆管110の出口を圧迫したり、バルーン100が破裂したりすることがある。
さらに、バルーンの径が小さくなるほど、流体供給体の僅かな操作で大きく径が変化するようになり、バルーンを所望の径に調節することはより困難となる。
また、多くの場合、バルーンカテーテルを使用して胆石除去を行うには、バルーンカテーテルの進退操作、バルーン膨張・収縮操作、ガイドワイヤの操作、造影剤注入用のシリンジの操作などを平行して行う必要があり、術者の手元の操作が煩雑となる。そのため、すべての操作を術者本人のみで行うことが困難であり、また介助者による操作の補助があったとしても、介助者の負担(操作の煩雑さ)が大きい。さらに、介助者と術者とが協動する際には双方による操作のタイミングを同調させる必要がある。
さらに、従来のバルーン膨張・収縮操作は、一般的な医療用注射器とカテーテル手元側の口金との間にコックをつけ、コックの切替によって注射器管空とカテーテル管空とを切り離すことで、バルーン径を一定に維持していた。このとき、バルーンの径を一定の径に調整する際ためには医療用注射器のシリンジを操作している最中に同時にコックの操作を行う必要があり、両手での操作を要するためバルーン膨張・収縮操作が容易でなく、胆石除去操作全体が煩雑であった。
本発明の他の目的は、バルーンを所望の径に確実に調節できるバルーンカテーテルを提供することである。
本発明のさらに他の目的は、バルーン膨張・収縮操作に関して、バルーンの径が容易に調整できる流体供給体及び流体供給補助器具を提供することである。
図1は、本実施形態の流体供給体1を備えるバルーンカテーテル2を示す図である。バルーンカテーテル2は、可撓性を有する長尺のシース3と、シース3の先端付近に取り付けられたバルーン4と、シース3の基端に取り付けられた流体供給体1とを備えて構成されている。
また、シース3の基端には、バルーンカテーテル2を内視鏡装置等に対して固定するためのホルダ11が設けられている。
なお、「移動量」とは、バルーン4が収縮しきった状態でバルーンカテーテル2に接続された流体供給体1において、図5に示すように、プランジャ13の初期位置である基準位置P1とプランジャ13が移動した地点P2とにおける、プランジャ13の同一部位間の距離Dを意味する。
並行してバルーンカテーテル2を使用可能な状態に準備しておく。ユーザは、流体供給体1のプランジャ13を基端側に引いて上述の基準位置P1に移動させ、シリンダ12内に流体を充填する。そして、シリンダ12の第1端部12Aを第1ポート8に接続する(接続ステップ)。
次に、本発明の第2実施形態について、図13を参照して説明する。本実施形態の流体供給体31と、上述の第1実施形態の流体供給体1との異なる点は、調節部14の形状である。
なお、上述の第1実施形態と同様の構成要素には、同一の符号を付して重複する説明を省略する。
次に、本発明の第3実施形態について、図17(A)〜図28を参照して説明する。
図17(A)は、本実施形態の流体供給補助器具201を示す正面図である。流体供給補助器具201は、シリンダ12及びプランジャの本体16と着脱可能になっている。
凹部222にフランジ12Cが挿入された際には、凹部222の壁面にフランジ12Cが支持され、シリンダ12が中心軸線O2方向に位置決めされて支持されている。さらに、固定部215には、シリンダ12のフランジ12Cに接触可能な突起223が形成されている。突起223によって、貫通孔215Aの中で中心軸線O2回りに回転可能なフランジ12Cが凹部222に挿入された位置で位置決めされて支持されている。固定部215へのシリンダ12の取り付けの詳細については後述する。
本実施形態では、グリップ217は柱状あるいは筒状に延びる棒状に形成された棒状部217Cを有する。棒状部217Cの中心軸線O1はプランジャの本体16およびシリンダ12の中心軸線O2と平行にずれて構成されている。また、棒状部217Cは、外周面の一部が削剥されて平面状になっている。これは、使用者が棒状部217Cを把持した際に棒状部217Cが中心軸線O1周りに回転するのを抑制する滑り止めとして機能している。なお、本実施形態では棒状部217Cの外周面において径方向に対向する位置で外周面が削剥されて滑り止めになっている。
図17(B)に示すように、グリップ217には、平面視で中心軸線O2上に配置された第2指掛け部217Bが形成されている。第2指掛け部217Bは、使用者が指を掛けやすいように一部が開口されたU字状あるいはC字状の曲面形状を有している。
本実施形態では、第2指掛け部217Bは、プランジャの本体16の突出端16Aが接続された台座230に接する円弧の一部をなす円環状で、前記円弧が存する平面に直交する方向に厚みを有する。なお、第2指掛け部217Bにおける前述の厚みは棒状部217Cの直径よりも小さく形成されており、第2指掛け部217Bと棒状部217Cとの間でなだらかなテーパーを有して続いている。
また、第2指掛け部217Bの円環の中心軸線はプランジャの本体16の中心軸線O2と直交し、かつ調節部14の厚さ方向に向いている位置関係にある。
このように、グリップ217は、第2指掛け部217Bの部分においてプランジャの本体16に着脱自在に接続されたJ字状に形成されている。
指掛け部221と第2指掛け部217Bとは、固定部215と調節部14とが接続された際に指掛け部221と第2指掛け部217Bとが互いに同一平面上に存する一定の位置関係になるように構成されている。つまり、指掛け部221と第2指掛け部217Bとの位置関係は、指掛け部221のそれぞれが中心軸線O1に対して直交する平面内でシリンダ12の径方向外方に隆起しているとともに、第2指掛け部217Bにおける上記円弧が指掛け部221が存する前述の平面と同一平面上に位置するようになっている。
この位置関係では、指掛け部221のそれぞれに使用者の第1指、第2指が配置されて指掛け部221の表面に摩擦によって係合される。指掛け部221は、プランジャの本体16とシリンダ12との相対移動の向きによって、シリンダ12における第一端部12A側と第2端部12B側のいずれか適宜の面に使用者の指がかけられて使用されることができる。
逆に、プランジャの本体16をシリンダ12から引き出す方向へプランジャの本体16とシリンダ12とを相対移動させる場合には指掛け部221における第2端部12B側の面に使用者の指が接触する位置関係になる。
このとき、どちらの場合でもグリップ217においては第2指掛け部217Bから棒状部217Cへ向かう方向に順次使用者の第3指、第4指、第5指が配置されて棒状部217Cが握られる。
この位置関係では、指掛け部221のそれぞれに使用者の第2指〜第5指のうちのいずれか1以上が配置されて指掛け部221の表面に摩擦によって係合される。このとき、指掛け部221のうち、シリンダ12における第一端部12A側が使用される。
第2指掛け部217Bに第1指を掛ける位置関係は、専らシリンダ12に対してプランジャの本体16を押し込む方向への相対移動に用いられるものである。
本実施形態の液体供給補助器具201の使用時におけるグリップ217と指掛け部221との把持方法については後述する。
被係合部19は、一端が固定部215に固定され、他端がシリンダ12に対してプランジャの本体16が挿入される方向へ延びて形成されている。また、被係合部19の他端には調節部14の係合突起18に接触可能な突起19Aが形成されている。固定部215と被係合部19とは一体成形されており、被係合部19は係合突起18と突起19Aとの接触による曲げモーメントに応じて自身の弾性によって板バネ状に弾性変形できる。
上述のように被係合部19と調節部14との相対的な進退方向によって突起19Aと係合突起18とが互いに乗り越えるために要する力量が異なっていることが、バルーンカテーテル2におけるバルーン4の膨張および収縮操作を好適に行うために重要な点となっている。すなわち、本実施形態において突起19Aと係合突起18とが互いに乗り越えて固定部215と調節部14とが進退する際に、その力量が小さい方がバルーン4の膨張操作に適用され、逆に力量が大きい方がバルーン4の収縮操作に適用されていることでバルーンの伸縮動作のためにユーザーが必要とする力の最適なバランスが取られている。
摺動面19C及び19Dは、調節部14に対して接触しつつ摺動できるクリアランスを有し、図19(A)に示す左側面視における上下方向へのブレを抑制して案内することができる。また、線条部19Fは、摺動面、調節部14が固定部215に対して長手方向に進退動作する際に、図19(A)に示す左側面視における左右方向へのブレを抑制して進退動作が調節部14の長手方向に向かうように案内することができる。
図21(A)に示すように、爪のうちの一方、例えば爪230Bには、切欠が形成されている。これは、プランジャの本体16のシリンダ12からの突出端16Aが先に爪230Aに掛けられ、続いて突出端16Aを爪230Bに押し付け、弾性変形させて引っ掛けるために形成されている。爪230Bに切欠があるため、突出端16Aが爪230Bに押し付けられる力によって突出端16Aが台座230の径方向内方へと弾性変形されることで突出端16Aが爪230Bに容易にはめ込まれる。なお、突出端16Aと台座230との間には、上述した突起19Aと肉薄部14Dとの間の隙間と同様に滅菌を効果的に行うために設けられた隙間が存在している。
図23(A)及び図23(B)に示すように、固定部215には、可撓性を有するヒンジ部220Aを介して接続されたスイッチ220が設けられている。固定部215とヒンジ部220Aとスイッチ220とは同一の素材で一体成形されている。
なお、以下では、患者の胆管から結石や胆泥等を排出させる手技を例にして流体供給補助器具の適切な使用方法及び使用時の動作を示す。
なお、上述の挿入ステップS1と接続ステップS2とは順番を入れ替えて実施することができる。すなわち、まずバルーンカテーテル2のポート8に流体供給体1201が接続され、続いてバルーンカテーテル2が十二指腸乳頭から胆管内に挿入されてバルーン4が処置対象物を越えた肝内胆管内あるいは総胆管深部に位置されることも可能である。
バルーン径調整ステップS4では、グリップ217が使用者の第3、4、5指(中指、薬指、小指)のうち1つ以上で把持され、指掛け部221が使用者の第1、2指(親指、人差し指)のうち1つ以上で支持されていればよい。
このとき、バルーン4が膨張されているため、バルーン4が収縮状態に戻ろうとする復元力によってバルーン4の内部からシリンダ12側へ向かう圧力が生じている。上述のように被係合部19においてはシリンダ12からプランジャの本体16が抜ける方向への相対移動の際には突起19Aが係合突起18を乗り越えるために相対的に大きな力を要するようになっているので、バルーン4の復元力によって生じる前述の圧力によって突起19Aが係合突起18を使用者の意図に反して乗り越えてしまうことが抑制されている。
続いて、バルーンカテーテル2を鉗子口121から抜き取り、引き続き他の所定の処置を行うか、あるいは内視鏡120を体腔内から抜き取って一連の処置を完了する。
以下では、本発明の第4実施形態の流体供給補助器具および流体供給体について図30(A)および図30(B)を参照して説明する。
本実施形態の流体供給補助器具は、第3実施形態の流体供給補助器具201と同様にプランジャの本体16とシリンダ12とのそれぞれが着脱自在に構成されており、プランジャの本体16とシリンダ12とが装着されることで流体供給体として機能する。
例えば、上述の各実施形態においては、調節部の係合突起が、例えば図10や図13に示すように、先端側の斜面と基端側の斜面が同一の傾斜角度に形成されている例を説明したが、係合突起の形状はこれに限定されない。以下に変形例を示す。
2 バルーンカテーテル
3 シース
4 バルーン
11 ホルダ
12 シリンダ
12A 第1端部(第1の開口)
12B 第2端部(第2の開口)
13 プランジャ
14、32、34、36 調節部
15、215 固定部
16 本体
17、217 グリップ
18、33、35 係合突起(係合部)
19 被係合部
20、220 スイッチ
201流体供給補助器具
217B 第2指掛け部(指掛け部)
220A ヒンジ部
220B スイッチ基端部
220C フック部
220D スイッチ先端部
220E くさび部
L1、L2 距離
Claims (22)
- 伸縮性を有する材料で形成されたバルーンに流体を供給して膨張させるための流体供給体であって、
先端側の第1の開口及び基端側の第2の開口を有する筒状に形成され、前記流体を収容するシリンダと、
前記第2の開口から前記シリンダに軸線方向に進退可能に挿入され、前記シリンダ内の前記流体を前記第1の開口から前記シリンダの外部に押し出すためのプランジャと、
前記プランジャの移動量を所定の移動量に調節するために、前記プランジャに設けられた複数の係合部と、
前記シリンダに設けられ、前記係合部と係合する被係合部となり前記所定の移動量に対応する位置で前記プランジャを固定する突起と、
を有し、
前記複数の係合部は、
前記プランジャの進退方向に沿って直線状に配置された第1の係合部と、
前記第1の係合部よりも前記プランジャの基端側に位置する第2の係合部と、
前記第2の係合部よりも前記プランジャの基端側に位置する第3の係合部と、
を有し、
前記第2の係合部と前記第3の係合部との間の距離は、前記第1の係合部と前記第2の係合部との間の距離よりも大きく、
前記複数の係合部の少なくとも一部は、前記バルーンの膨張径が大きくなるにつれて、隣り合う前記係合部間の距離が大きくなるように形成されており、
前記プランジャが前記シリンダに対して前記第2の係合部から前記第3の係合部まで移動する際の前記バルーンの径の変化量は、前記プランジャが前記シリンダに対して前記第1の係合部から前記第2の係合部まで移動する際の前記バルーンの径の変化量と等しい
ことを特徴とする。 - 請求項1に記載の流体供給体であって、前記複数の係合部と前記被係合部とは前記シリンダの中心軸線に沿う方向への相対的な進退動作が可能であり、
前記被係合部は、一端が前記シリンダに固定され他端が前記進退動作の方向のうち前記シリンダに対して前記プランジャが挿入される方向へ延びた板バネ状に形成されており、前記他端には前記突起が形成されている。 - 請求項1に記載の流体供給体であって、前記複数の係合部の少なくとも一部は、前記バルーンの膨張径が所定量ずつ変化するように形成されている。
- 請求項1に記載の流体供給体であって、前記複数の係合部の少なくとも一部は、前記複数の係合部の各々と前記被係合部との間に発生する係合力が、前記バルーンの前記膨張径の増大に伴って大きくなるように形成されている。
- 請求項1に記載の流体供給体であって、前記複数の係合部は、前記プランジャの軸線方向において、前記シリンダに挿入される先端側の第1斜面と、基端側の第2斜面とを有し、前記第1斜面が前記プランジャの軸線となす角度は、前記第2斜面が前記プランジャの軸線となす角度より小さい。
- 伸縮性を有する材料で形成されたバルーンを有するバルーンカテーテルであって、請求項1又は2に記載の流体供給体を備える。
- 請求項1に記載の流体供給体であって、
前記複数の係合部が設けられ前記シリンダに対して進退する調節部をさらに備え、
前記調節部は、前記プランジャを前記シリンダに挿入する方向へ押圧移動するための指掛け部を有する。 - 請求項1に記載の流体供給体であって、
前記シリンダに可撓性を有するヒンジ部を介して接続されたスイッチをさらに備え、
前記スイッチは、
前記ヒンジ部に隣接するスイッチ基端部を前記シリンダに固定するフック部と、
前記スイッチ基端部に対して揺動可能に形成されたスイッチ先端部と、
を有し、
前記スイッチ先端部には、
前記係合部と前記被係合部との係合を解除するくさび部が形成され、
前記ヒンジ部と前記スイッチとが一体成形されている。 - 伸縮性を有する材料で形成されたバルーンに流体を供給して膨張させるための一対のシリンダ及びプランジャ本体に取り付けられる流体供給補助器具であって、
前記プランジャ本体に着脱可能に取り付けられ、前記バルーンが所定の膨張径に膨張するように前記プランジャ本体の移動量を調節する調節部と、
前記シリンダに着脱可能に取り付けられ、前記調節部によって調節された前記移動量に対応する前記シリンダ内の位置に前記プランジャ本体を固定する固定部と、
を備え、
前記調節部は、前記バルーンの複数の異なる膨張径に対応する移動量を規定する複数の係合部を有し、前記固定部は、前記係合部と係合して前記プランジャ本体を固定する被係合部となる突起を有し、
前記複数の係合部は、
前記プランジャ本体の進退方向に沿って直線状に配置された第1の係合部と、
前記第1の係合部よりも前記プランジャ本体の基端側に位置する第2の係合部と、
前記第2の係合部よりも前記プランジャ本体の基端側に位置する第3の係合部と、
を有し、
前記第2の係合部と前記第3の係合部との間の距離は、前記第1の係合部と前記第2の係合部との間の距離よりも大きく、
前記複数の係合部の少なくとも一部は、前記バルーンの膨張径が大きくなるにつれて、隣り合う前記係合部間の距離が大きくなるように形成され、
前記プランジャ本体が前記シリンダに対して前記第2の係合部から前記第3の係合部まで移動する際の前記バルーンの径の変化量は、前記プランジャ本体が前記シリンダに対して前記第1の係合部から前記第2の係合部まで移動する際の前記バルーンの径の変化量と等しい。 - 請求項9に記載の流体供給補助器具であって、前記係合部と前記被係合部とは前記シリンダの中心軸線に沿う方向への相対的な進退動作が可能であり、
前記被係合部は、一端が前記固定部に固定され他端が前記進退動作の方向のうち前記シリンダに対して前記プランジャ本体が挿入される方向へ延びた板バネ状に形成されており、前記他端には前記突起が形成されている。 - 請求項9に記載の流体供給補助器具であって、前記複数の係合部の少なくとも一部は、前記バルーンの膨張径が所定量ずつ変化するように形成されている。
- 請求項9に記載の流体供給補助器具であって、前記複数の係合部の少なくとも一部は、前記係合部と前記被係合部との間に発生する係合力が、前記バルーンの前記膨張径の増大に伴って大きくなるように形成されている。
- 請求項9に記載の流体供給補助器具であって、前記係合部は、前記プランジャ本体の軸線方向において、前記シリンダに挿入される先端側の第1斜面と、基端側の第2斜面とを有し、前記第1斜面が前記プランジャ本体の軸線となす角度は、前記第2斜面が前記プランジャ本体の軸線となす角度より小さい。
- 伸縮性を有する材料で形成されたバルーンを有するバルーンカテーテルであって、請求項9又は10に記載の流体供給補助器具を備える。
- 請求項9に記載の流体供給補助器具であって、
前記調節部は、前記プランジャ本体を前記シリンダに挿入する方向へ押圧移動するための指掛け部を有する。 - 請求項9に記載の流体供給補助器具であって、
前記固定部に可撓性を有するヒンジ部を介して接続されたスイッチをさらに備え、
前記スイッチは、
前記ヒンジ部に隣接するスイッチ基端部を前記固定部に固定するフック部と、
前記スイッチ基端部に対して揺動可能に形成されたスイッチ先端部と、
を有し、
前記スイッチ先端部には、
前記調節部と前記被係合部との間に挿入されて前記調節部と前記被係合部との隙間を押し広げて前記係合部と前記被係合部との係合を解除するくさび部が形成され、
前記固定部と前記ヒンジ部と前記スイッチとが一体成形されている。 - 請求項9に記載の流体供給補助器具であって、
前記調節部は、前記プランジャ本体を前記シリンダに対して進退動作させるために把持可能なグリップを有する。 - 請求項17に記載の流体供給体または流体供給補助器具であって、
前記グリップは前記プランジャ本体において前記シリンダから突出された端部に設けられている。 - 請求項17に記載の流体供給体または流体供給補助器具であって、
前記グリップと前記プランジャ本体とは着脱自在に設けられている。 - 請求項17に記載の流体供給体または流体供給補助器具であって、
前記グリップは前記プランジャ本体の軸線方向に延びて形成されている。 - 請求項17に記載の流体供給体または流体供給補助器具であって、
前記グリップは、棒状に形成されている。 - 請求項17に記載の流体供給体または流体供給補助器具であって、
前記グリップは、前記プランジャ本体の軸に対して前記プランジャ本体の径方向にオフセットされている。
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