JP5498540B2 - 異常検知方法及びシステム - Google Patents
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Description
常検知方法において、プラントまたは設備に設けられた複数のセンサからデータを取得し
、データの特徴空間の軌跡を時間に沿って複数のクラスタ群に分割し、分割した複数のクラスタ群により対象の運転状態を検知し、検知した運転状態に応じて分割した複数のクラスタを部分空間法または回帰分析法でモデル化し、モデル化したクラスタ群の中ではずれ値を異常候補として算出するようにした。
また、本発明は、プラントまたは設備の異常を早期に検知する異常検知方法において、プラントまたは設備に設けられた複数のセンサからデータを取得し、取得したデータの特徴空間の軌跡を時間に沿って複数のクラスタ群に分割し、分割した複数のクラスタ群に対して部分空間法または回帰分析法によりモデル化し、モデル化した複数のクラスタ群の間で比較できるように表示し、表示したモデル化したクラスタ群の中ではずれ値を異常候補として算出するようにした。
ントまたは設備に設けられた複数のセンサからデータを取得するデータ取得部と、取得し
たデータの時間的な変化を時間に沿ってデータ空間の軌跡を複数のクラスタ群に分割する軌跡分割部と、軌跡分割部で分割した複数のクラスタ群により対象の運転状態を検知する状態検知部と、状態検知部で検知した運転状態に応じて分割した複数のクラスタ群を部分空間法または回帰分析法でモデル化するモデル化部と、モデル化部でモデル化した複数のクラスタ群のはずれ値を異常候補として算出する異常検出部を有して構成した。
更に、本発明は、プラントまたは設備の異常を早期に検知する異常検知システムを、プラ
ントまたは設備に設けられた複数のセンサからデータを取得するデータ取得部と、データ
取得部で取得したデータの特徴空間の軌跡を時間に沿って複数のクラスタ群に分割する軌跡分割部と、軌跡分割部で分割した複数のクラスタ群に対して部分空間法または回帰分析法でモデル化するモデル化部と、モデル化部でモデル化したモデルを複数のクラスタ群の間で比較できるように表示する表示部と、表示したモデル化したクラスタの中ではずれ値を異常候補として算出する異常検出部とを有して構成した。
正常部の学習、複数の状態に応じた網羅的データ収集の必要性がない。
運転ONの状態、運転OFFの状態など、複数の状態に分類できる。
運転ONの状態に見られるように、これらのクラスタは、例えば線形など、低次元のモデルで表現できる。
これらのクラスタリングは、設備のアラーム信号や保全情報を加味して、これらのひも付きとして、実施してもよい。具体的には、各クラスタに、アラーム信号などの情報が属性として付加される。
y:目的変数(r列)
b:回帰係数(1+p列)
X:説明変数行列(r行、1+p列)
||y−Xb||⇒min
b=(X'X)−1X'y('は転置を表す)
y~=Xb=X(X'X) −1X'y(説明変数の影響を表す部分)
e=y−y~(y~で近似できない部分。説明変数の影響を取り除いた部分)
ただし、rank X=p+1
ここでは、各クラスタのr次元の多次元時系列信号に対し、データのN個抜き(N=0,1,2,・・・)の回帰分析を行う。例えばN=1の場合は、異常信号が1種混入していると考え、これを除いた信号を「X」としてモデル化する。N=0の場合は、全r次元多次元時系列信号を扱うことになる。
この方法によれば、別クラスタからの乖離度を評価できる。投影距離法も同様である。図29にそれらの例を示す。観測データが属しているクラスタ以外を学習データとした。この考えは、時系列データのように類似データが連続する場合に、最も類似したデータを「局所」領域から排除できるため、効果的である。なお、データのN個抜きは、特徴量(センサ信号)として説明したが、時間軸方向のデータであってもよい。
全ての信号を使う場合に見えなかった特性が現れる
有効ではない信号を除く
全ての組み合わせより、短時間で計算できる
という利点がある。
さらに、時間軸方向にr次元多次元時系列信号をランダムに定めた個数分選択するという選択も考えられる。ここでは、クラスタを単位とすることもあるが、クラスタ内を区分し、これらを定めた個数分、ランダムに選択する。
ることにする。
α×モデル(1)+(1−α)×モデル(2)
として定式化できる。
正常データから、異常を検知できる、
データ収集が不完全でも精度の高い異常検知が可能となる、
異常データが包含されていても、この影響を許容できる、
といった直接的効果に加え、
ユーザにとって、現象を理解しやすい、
エンジニアの知識を活用できる
物理モデルも併用できる、
と言った副次的な効果がある。
2・・・欠損値の修正・削除部、
3・・・状態データ・知識データベース、
4・・・相関解析による無効信号の削除部、
6・・・軌跡分割クラスタリング、
7・・・アラーム信号/保全情報、
8・・・各クラスタを対象にモデル化部、
9・・・モデルからの偏差算出部、
10・・・はずれ値検出部、
11・・・各クラスタを特徴選択でモデル化部、
12・・・アラーム信号などの一定区間累積ヒストグラム、
13・・・異常特定部、
14・・・Wavelet(変換)解析部、
15・・・各クラスタ軌跡散布図・相関解析部、
16・・・各クラスタ毎時間・周波数解析部、
17・・・学習データ、
18・・・モデル化(1)部、
19・・・プロセッサ、
20・・・表示器、
21・・・データベース
22・・・物理モデル。
Claims (10)
- プラントまたは設備の異常を早期に検知する異常検知方法であって、
前記プラントまたは設備に設けられた複数のセンサからデータを取得し、前記データの
特徴空間の軌跡を時間に沿って複数のクラスタ群に分割し、前記分割した複数のクラスタ群により対象の運転状態を検知し、前記検知した運転状態に応じて前記分割した複数のクラスタを部分空間法または回帰分析法でモデル化し、前記モデル化したクラスタ群の中ではずれ値を異常候補として算出することを特徴とする異常検知方法。 - 前記部分空間法は、投影距離法、CLAFIC法、または、観測データの近傍を対象と
する局所部分空間法のいずれかであることを特徴とする請求項1記載の異常検知方法。 - 前記部分空間法によりモデル化して算出したはずれ値と、アラーム信号を組み合わせて異
常の度合いまたは信頼度を付加することを特徴とする請求項2記載の異常検知方法。 - プラントまたは設備の異常を早期に検知する異常検知方法であって、
前記プラントまたは設備に設けられた複数のセンサからデータを取得し、前記取得した
データの特徴空間の軌跡を時間に沿って複数のクラスタ群に分割し、前記分割した複数のクラスタ群に対して部分空間法または回帰分析法によりモデル化し、前記モデル化した前記複数のクラスタ群の間で比較できるように表示し、前記表示したモデル化したクラスタ群の中ではずれ値を異常候補として算出することを特徴とする異常検知方法。 - 前記部分空間モデルを表示することにより、前記データの軌跡または前記データの変化
速度の状態変化を検知し、前記検知した状態の変化を前記プラント又は設備の部品交換な
どの保守作業と対応付けることを特徴とする請求項4記載の異常検知方法。 - プラントまたは設備の異常を早期に検知する異常検知システムであって
前記プラントまたは設備に設けられた複数のセンサからデータを取得するデータ取得部と
、
前記取得したデータの時間的な変化に基づいて、データ空間の軌跡を時間に沿って複数のクラスタ群に分割する軌跡分割部と、
前記軌跡分割部で分割した複数のクラスタ群により対象の運転状態を検知する状態検知部
と、
前記状態検知部で検知した運転状態に応じて、前記分割した複数のクラスタ群を部分空間
法または回帰分析法でモデル化するモデル化部と、
前記モデル化部でモデル化した前記複数のクラスタ群のはずれ値を異常候補として算出す
る異常検出部を有することを特徴とする異常検知システム。 - 前記部分空間法は、投影距離法、CLAFIC法、または、観測データの近傍を対象と
する局所部分空間法のいずれかであることを特徴とする請求項6記載の異常検知システム
。 - 前記部分空間法によりモデル化して算出したはずれ値と、アラーム信号を組み合わせて異
常の度合いまたは信頼度を付加することを特徴とする請求項7記載の異常検知システム。 - プラントまたは設備の異常を早期に検知する異常検知システムであって
前記プラントまたは設備に設けられた複数のセンサからデータを取得するデータ取得部と
、
前記データ取得部で取得したデータの特徴空間の軌跡を時間に沿って複数のクラスタ群に分割する軌跡分割部と、
前記軌跡分割部で分割した複数のクラスタ群に対して部分空間法または回帰分析法でモデル化するモデル化部と、
前記モデル化部でモデル化したモデルを前記複数のクラスタ群の間で比較できるように表
示する表示部と、
前記表示したモデル化したクラスタの中ではずれ値を異常候補として算出する異常検出部
とを有する
ことを特徴とする異常検知システム。 - 前記部分空間モデルを表示することにより、データの軌跡またはデータの変化速度の状態
変化を検知し、前記検知した状態の変化を前記プラント又は設備の部品交換などの保守作
業と対応付けることを特徴とする請求項9記載の異常検知システム。
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