JP5497135B1 - 鉄塔用雨水排水装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】雨水による鉄塔敷地の侵食などをより確実に防止する構造を提供する。
【解決手段】鉄塔100を構成する長尺の鉄塔部材101、102が交わる部材交点K1、K2に配設され、鉄塔部材101、102を伝わってきた雨水Wを受け容れる複数の雨水バケット2A〜2Cと、雨水バケット2A〜2C同士を連結し、一方の雨水バケット2A〜2C内の雨水Wを他方の雨水バケット2A〜2Cに流す連結どい3と、雨水バケット2A〜2C内の雨水Wを所定の場所に導いて排水する排水パイプ4と、を備える構成とした。
【選択図】図1
【解決手段】鉄塔100を構成する長尺の鉄塔部材101、102が交わる部材交点K1、K2に配設され、鉄塔部材101、102を伝わってきた雨水Wを受け容れる複数の雨水バケット2A〜2Cと、雨水バケット2A〜2C同士を連結し、一方の雨水バケット2A〜2C内の雨水Wを他方の雨水バケット2A〜2Cに流す連結どい3と、雨水バケット2A〜2C内の雨水Wを所定の場所に導いて排水する排水パイプ4と、を備える構成とした。
【選択図】図1
Description
この発明は、鉄塔を構成する長尺の鉄塔部材を伝わってきた雨水を、集水して所定の場所に排水する鉄塔用雨水排水装置に関する。
鉄塔は、上下方向に延びる主柱材や、斜めや水平方向などに配設された腹材などの、長尺のアングル材(鉄塔部材)によって構成されており、降雨時には、これらのアングル材に落下、付着した雨水がアングル材を伝わって下方に流れる。このため、鉄塔下部に位置するアングル材では、雨水が集水して水量が増し、アングル材同士が交わる(接続される)部材交点から、雨水が滝のようになって鉄塔敷地に落下する。また、主柱材を伝わってきた雨水が主柱材の基礎コンクリートに向って流れ、さらに、基礎コンクリートの天端(上面)から鉄塔敷地に流れ出る。
このようにして大量の雨水が鉄塔敷地に流れると、鉄塔敷地の土留め(敷地の崩壊を防止するための構造物)などが崩れ、排水溝が埋まって鉄塔敷地が侵食されてしまう。さらには、流出した土砂により、主柱材が埋没などして腐食するとともに、鉄塔敷地の崩れにより、鉄塔の基礎耐力が低下して鉄塔倒壊を招くおそれがある。
一方、鉄塔の下部の鉄塔部材に複数の受け皿を取り付け、鉄塔部材を伝わってきた雨水を受け皿で受け容れ、各受け皿内の雨水をそれぞれ導管で案内して処理槽に排水する、という技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
ところで、各アングル材に付着した雨水は、上記のように、アングル材同士が交わる部材交点から滝のようになって落下するが、特許文献1の技術では、鉄塔の下部の鉄塔部材まで伝わってきた雨水を受け皿で受けるだけである。このため、部材交点から集中落下する雨水を受け止めることができず、鉄塔敷地の侵食や主柱材の腐食、さらには鉄塔倒壊などを確実に防ぐことはできない。
そこでこの発明は、雨水による鉄塔敷地の侵食などをより確実に防止することが可能な鉄塔用雨水排水装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、鉄塔を構成する長尺の鉄塔部材が交わる部材交点に配設され、前記鉄塔部材を伝わってきた雨水を受け容れる複数の雨水バケットと、前記雨水バケット同士を連結し、一方の雨水バケット内の雨水を他方の雨水バケットに流す連結体と、前記他方の雨水バケット内の雨水を所定の場所に導いて排水する排水体と、を備えることを特徴とする鉄塔用雨水排水装置である。
この発明によれば、鉄塔部材を伝わって部材交点側に流れた雨水が、各雨水バケットに受け容れられ、一方の雨水バケット内の雨水が、連結体を介して他方の雨水バケットに流される。そして、他方の雨水バケット内の雨水が、排水体によって所定の場所に導かれて排水される。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の鉄塔用雨水排水装置において、前記連結体は、上方が開口した雨どい状で、前記一方の雨水バケット側から前記他方の雨水バケット側に延びる鉄塔部材に沿って、該鉄塔部材の下方に配設されている、ことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、各部材交点側に流れた雨水が各雨水バケットに受け容れられ、排水体によって所定の場所に導かれて排水されるため、雨水が部材交点から集中落下することがなく、鉄塔敷地の侵食や主柱材の腐食、さらには鉄塔倒壊などをより確実に防ぐことが可能となる。また、一方の雨水バケット内の雨水を、連結体を介して他方の雨水バケットに流し、他方の雨水バケットに集めた雨水を排水体によって排水するため、すべての雨水バケットに対して排水体を設ける必要がない。このため、装置の構成が簡易になるとともに、排水場(所定の場所)を雨水バケットごとに設ける必要などがなく、設置や保守などに要する費用を軽減することが可能になる。
さらに、雨水バケット同士が連結体で連結されているため、特定の雨水バケット内の雨水量が多くなっても、この雨水バケットから他の雨水バケットに雨水が流れ、すべての雨水バケット内の雨水量がほぼ均等になる。この結果、雨水バケットから雨水が溢れ出ることが防止・抑制され、鉄塔敷地の侵食などをより確実に防ぐことが可能となる。
請求項2の発明によれば、一方の雨水バケット側から他方の雨水バケット側に延びる鉄塔部材に沿って、この鉄塔部材の下方に雨どい状の連結体が配設されているため、この鉄塔部材から直接落下した雨水が連結体で受け止められる。このため、鉄塔敷地への雨水の落下がより軽減され、鉄塔敷地の侵食などをより確実に防ぐことが可能となる。
以下、この発明を図示の実施の形態に基づいて説明する。
図1は、この発明の実施の形態に係る鉄塔用雨水排水装置1の配設状態を示す正面図である。この鉄塔用雨水排水装置1は、鉄塔100を構成する長尺の主柱材(鉄塔部材)101や腹材(鉄塔部材)102を伝わってきた雨水Wを、集水して所定の場所に排水する装置であり、主として、
後述する部材交点K1、K2に配設された複数の雨水バケット2A〜2Hと、
雨水バケット2A〜2H内の雨水Wを隣接する雨水バケット2A〜2Hに流す連結どい(連結体)3と、
少なくとも1つの雨水バケット2A〜2Hに配設された排水パイプ(排水体)4と、
を備えている。
後述する部材交点K1、K2に配設された複数の雨水バケット2A〜2Hと、
雨水バケット2A〜2H内の雨水Wを隣接する雨水バケット2A〜2Hに流す連結どい(連結体)3と、
少なくとも1つの雨水バケット2A〜2Hに配設された排水パイプ(排水体)4と、
を備えている。
鉄塔100は、上下方向に延びる主柱材101や、水平方向や斜めに延びて主柱材101に接続された腹材102などから構成され、主柱材101と腹材102は、鋼製のアングル材で構成されている。また、この実施の形態では、鉄塔100は、略四角錐形で、その下部(鉄塔敷地Gに最も近い腹材102側)において、2つの主柱材101間をつなぐように腹材102がX字状に配設され、さらに、このX字の中心(後述する第2の部材交点K2)を通り2つの主柱材101間をつなぐように、腹材102が水平に配設されている。
ここで、主柱材101と水平な腹材102とが交わる(接続される)交点・角部を第1の部材交点K1とし、X字状に配設された腹材102の交点・中心を第2の部材交点K2とする。そして、鉄塔100が略四角錐形であるため、図1に示すような面状態が4面存在する。すなわち、図2に示すように、第1の部材交点K1および第2の部材交点K2がそれぞれ4つ存在し、これらの部材交点K1、K2に、後述するような雨水バケット2A〜2Hが配設される。また、第2の部材交点K2には、板面が垂直に延び、各腹材102を連結する連結板103が配設されている。
雨水バケット2A〜2Hは、各部材交点K1、K2に配設され、主柱材101や腹材102を伝わってきた雨水Wを受け容れる容器であり、部材交点K1、K2を囲むように形成、配設されている。ここで、図1中の第2の部材交点K2に配設される第2の雨水バケット2Bを例にして、主として以下に説明する。
この雨水バケット2Bは、図3に示すように、上面が開口した略立方体で、開口が連結板103の直下に位置するように配設されている。また、対向する両側面部21の中央部にL字状の挿入穴21aが形成され、この挿入穴21aに斜めに延びる腹材102が貫通されている。さらに、挿入穴21aの内周面には緩衝材(図示せず)が配設され、この緩衝材によって雨水バケット2Bの振動などが吸収・緩和されるとともに、緩衝材と腹材102との隙間を介して、雨水バケット2B内の雨水Wが少しずつ外部に漏れ出るようになっている。
一方、両側面部21の上端中央部には、U字状に切り欠いた装着溝21bが形成され、この装着溝21bに後述するような連結どい3が装着されている。この装着溝21bの深さ・位置は、雨水バケット2B内の雨水Wが連結どい3を介して、隣接する雨水バケット2Bに流れやすいように設定されている。
また、雨水バケット2Bの平面形状(図3(b)の形状)は、連結板103が中央に位置し、かつ連結板103の周囲を十分に囲って、連結板103(第2の部材交点K2)から落下する雨水Wを漏れなく受け容れられるように設定されている。さらに、雨水バケット2Bの深さ、つまり雨水バケット2Bの容量は、雨水バケット2B内の雨水Wが溢れ出ずに後述するような排水が円滑に行われるように設定されている。
このような雨水バケット2Bは、電気絶縁性を有する板、例えばFRP(繊維強化プラスチック)板で構成され、現物(現場)合わせで形成、配設されている。すなわち、FRP板を現物の連結板103や腹材102に合わせて加工し、これらのFRP板を接合することで、雨水バケット2Bが形成、配設されている。
第1の部材交点K1に配設される雨水バケット2A等も同等の構成であるが、図2に示すように鉄塔100の角部に配設されるため、挿入穴21aおよび装着溝21bが、直交する2つの側面部に形成されている点で、構成が異なる。
連結どい3は、隣接する雨水バケット2A〜2H同士を連結し、一方の雨水バケット2A〜2H内の雨水Wを他方の雨水バケット2A〜2Hに流すものである。具体的には、断面が半円状で、上方が開口した長尺の雨どいで構成され、開口が上を向くように配設されている。また、この実施の形態では、一方の雨水バケット2A〜2H側から他方の雨水バケット2A〜2H側に延びる腹材102に沿って、この腹材102の下方に配設されている。
すなわち、図1および上記のように、第2の部材交点K2(連結板103)を通り水平に延びる腹材102に沿って、この腹材102の下方に連結どい3が配設され、連結どい3の一端部が一方の雨水バケット2A〜2Hの装着溝21bに装着・嵌合され、他端部が他方の雨水バケット2A〜2Hの装着溝21bに装着・嵌合されている。そして、一方の雨水バケット2A〜2H内の雨水Wが、連結どい3を介して他方の雨水バケット2A〜2Hに流れるものである。
ここで、後述するように、この実施の形態では、排水パイプ4が取り付けられた第1の雨水バケット2Aのみから雨水Wが外部に排水されるため、この第1の雨水バケット2Aに対して他の雨水バケット2B〜2Hから雨水Wが流れる。具体的には、例えば、第3の雨水バケット2C(一方の雨水バケット2)内の雨水Wが、連結どい3を介して第2の雨水バケット2B(他方の雨水バケット2)に流れ、さらに、第2の雨水バケット2B(一方の雨水バケット2)内の雨水Wが、連結どい3を介して第1の雨水バケット2A(他方の雨水バケット2)に流れる。このように、第1の雨水バケット2Aは、「他方の雨水バケット2」としてのみ機能し、他の雨水バケット2B〜2Hは、適宜「一方の雨水バケット2」および「他方の雨水バケット2」として機能する。
また、連結どい3は、図4に示すような取付ユニット5によって、上記の水平に延びる腹材102に固定・配設されている。この取付ユニット5は、断面がコ字状で腹材102の水平部102aを挟持する挟持ブロック51を備え、挟持ブロック51の上部に螺合された固定ボルト52を締め付けることで、腹材102に着脱自在に取り付けられている。
また、挟持ブロック51の下部には、下方に延びる吊り棒53が配設され、この吊り棒53の下端部に、水平方向に延びる板状の吊りバー54が配設されている。一方、取付ユニット5は、丸棒をU字状に曲げて形成されたU字フック55を備え、このU字フック55の円弧内に連結どい3が嵌合されている。また、U字フック55の両端部には、ネジ目が形成され、この両端部を吊りバー54の挿入孔に挿入して、吊りバー54の上下方向から固定ナット56を締め付けることで、U字フック55が挟持ブロック51に連結されている。
このように、連結どい3は、U字フック55、吊りバー54、吊り棒53および挟持ブロック51を介して、吊り下げられた状態で腹材102に固定されている。このような固定状態では、取付ユニット5の中心(吊り棒53)が連結どい3の中心に一致し、取付ユニット5の挟持ブロック51や吊り棒53などに付着した雨水Wが、より確実に連結どい3内に落下するようになっている。また、各連結どい3は、複数の取付ユニット5によって安定的に腹材102に固定されている。
排水パイプ4は、雨水バケット2A〜2H内の雨水Wを所定の場所に導いて排水する管体であり、この実施の形態では、上記のように「他方の雨水バケット2」である第1の雨水バケット2Aに配設されている。すなわち、図1に示すように、上端部が第1の雨水バケット2Aの底部に接続され、鉄塔敷地Gに向かって下方に延び、下端部が排水槽(図示せず、所定の場所)に延びている。これにより、上記のようにして第1の雨水バケット2Aに集水した雨水Wが、排水パイプ4内を流れて排水槽側に導かれ、排水槽に排水されるものである。
次に、このような構成の鉄塔用雨水排水装置1の作用などについて説明する。
雨が降って、鉄塔100の上部の主柱材101や腹材102に落下、付着した雨水Wは、図1に示すように、主柱材101や腹材102を伝わって鉄塔100の下部に流れる。さらに、雨水Wは、各部材交点K1、K2側に流れて集まり、各部材交点K1、K2から落下して各雨水バケット2A〜2Hに受け容れられる。そして、第1の雨水バケット2A内の雨水Wが排水パイプ4内を流れて排水槽に排水されるとともに、他の雨水バケット2B〜2H内の水位が連結どい3の底面を超えると、これらの雨水バケット2B〜2H内の雨水Wが、上記のようにして連結体3を介して第1の雨水バケット2Aに流される。
例えば、第2の雨水バケット2B内の雨水Wが、連結どい3を介して第1の雨水バケット2Aに流れるとともに、第3の雨水バケット2C内の雨水Wが、連結どい3を介して第2の雨水バケット2Bに流れて、さらに、第2の雨水バケット2Bから第1の雨水バケット2Aに流れる。このようにして各雨水バケット2B〜2H内の雨水Wが第1の雨水バケット2Aに集まって、排水パイプ4を介して排水槽に排水される。
と同時に、上記のように、水平に延びる腹材102や取付ユニット5に付着した雨水Wが下方に直接落下すると、連結どい3で受け止められ、連結どい3から隣接する雨水バケット2A〜2Hに流れる。そして、上記と同様にして第1の雨水バケット2Aに集まって、排水パイプ4を介して排水槽に排水されるものである。
以上のように、この鉄塔用雨水排水装置1によれば、各部材交点K1、K2側に流れた雨水Wが各雨水バケット2A〜2Hに受け容れられ、排水パイプ4によって排水槽に導かれて排水される。このため、雨水Wが各部材交点K1、K2から集中落下することがなく、鉄塔敷地Gの侵食や主柱材101の腐食、さらには鉄塔倒壊などをより確実に防ぐことが可能となる。
また、雨水バケット2B〜2H内の雨水Wを連結どい3を介して第1の雨水バケット2Aに集め、第1の雨水バケット2Aから雨水Wを排水パイプ4で排水するため、すべての雨水バケット2A〜2Hに対して排水パイプ4を設ける必要がない。このため、本装置1の構成が簡易になるとともに、排水槽を雨水バケット2A〜2Hごとに設ける必要などがなく、設置や保守などに要する費用を軽減することが可能になる。
さらに、雨水バケット2A〜2H同士が連結どい3で連結されているため、特定の雨水バケット2A〜2H内の水量が多くなっても、この雨水バケット2A〜2Hから他の雨水バケット2A〜2Hに雨水が流れ、すべての雨水バケット2A〜2H内の雨水量がほぼ均等になる。この結果、雨水バケット2A〜2Hから雨水Wが溢れ出ることが防止・抑制され、鉄塔敷地Gの侵食などをより確実に防ぐことが可能となる。
また、水平に延びる腹材102や取付ユニット5に付着した雨水Wが下方に直接落下すると、連結どい3で受け止められるため、鉄塔敷地Gへの雨水Wの落下がより軽減され、鉄塔敷地Gの侵食などをより確実に防ぐことが可能となる。しかも、上記のように、取付ユニット5の中心が連結どい3の中心に一致しているため、取付ユニット5に付着した雨水Wがより確実に連結どい3内に落下し、鉄塔敷地Gへの雨水Wの落下がより軽減・抑制される。
以上、この発明の実施の形態について説明したが、具体的な構成は、上記の実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、この発明に含まれる。例えば、上記の実施の形態では、雨水バケット2A〜2Hを部材交点K1、K2の直下に配設しているが、部材交点K1、K2(連結板103)の周囲・側面を囲うように配設してもよい。また、連結体を雨どい状の連結どい3で構成しているが、パイプ・管材で構成してもよい。
さらに、排水パイプ4を第1の雨水バケット2Aのみに配設し、1箇所のみから排水しているが、主柱材100の構造、大きさや雨水バケット2A〜2Hの数などに応じて、複数の排水パイプ4を設けるようにしてもよい。また、排水槽の位置や主柱材100の構造などに応じて、排水パイプ4を他の雨水バケット2B〜2Hに配設してもよい。つまり、排水パイプ4の配設位置や配設数を柔軟かつ適正に設定することができる。
また、各連結どい3が水平に延びるように配設されているが、斜めに配設し、連結どい3内の雨水Wが、一方の雨水バケット2B〜2Hから他の雨水バケット2A〜2Hに流れやすいようにしてもよい。
1 鉄塔用雨水排水装置
2A〜2H 雨水バケット
21a 挿入穴
21b 装着溝
3 連結どい(連結体)
4 排水パイプ(排水体)
5 取付ユニット
100 鉄塔
101 主柱材(鉄塔部材)
102 腹材(鉄塔部材)
K1 第1の部材交点
K2 第2の部材交点
G 鉄塔敷地
W 雨水
2A〜2H 雨水バケット
21a 挿入穴
21b 装着溝
3 連結どい(連結体)
4 排水パイプ(排水体)
5 取付ユニット
100 鉄塔
101 主柱材(鉄塔部材)
102 腹材(鉄塔部材)
K1 第1の部材交点
K2 第2の部材交点
G 鉄塔敷地
W 雨水
Claims (2)
- 鉄塔を構成する長尺の鉄塔部材が交わる部材交点に配設され、前記鉄塔部材を伝わってきた雨水を受け容れる複数の雨水バケットと、
前記雨水バケット同士を連結し、一方の雨水バケット内の雨水を他方の雨水バケットに流す連結体と、
前記他方の雨水バケット内の雨水を所定の場所に導いて排水する排水体と、
を備えることを特徴とする鉄塔用雨水排水装置。 - 前記連結体は、上方が開口した雨どい状で、前記一方の雨水バケット側から前記他方の雨水バケット側に延びる鉄塔部材に沿って、該鉄塔部材の下方に配設されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の鉄塔用雨水排水装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012248068A JP5497135B1 (ja) | 2012-11-12 | 2012-11-12 | 鉄塔用雨水排水装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP5497135B1 true JP5497135B1 (ja) | 2014-05-21 |
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