JP5496113B2 - Omadmプロトコルを用いて目標を絞り込むクエリー - Google Patents

Omadmプロトコルを用いて目標を絞り込むクエリー Download PDF

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Description

[0001] 今日の技術界では、人々は種々の移動体デバイスをいつでも用いることができる。移動体デバイスの例には、パーソナル・ディジタル・アシスタント(PDA)、ワイヤレス・フォン、PDAフォン、ラップトップ、車両用デバイス、および埋め込みデバイスが含まれ、その他にも多くの例をあげることができる。一部の移動体デバイスは、電話をかけるため、個人情報にアクセスするため、テキスト・メッセージおよび電子メールを送るため、そしてときとして会社のネットワーク・アプリケーションに遠方から接続するためにも用いられる。組織が移動体デバイスを管理するために、デバイス管理に関する技術が開発され、カスタム化、サービス提供、および個人化の選択肢が設けられた。デバイス管理技法は、移動体デバイスをプロビジョニングするため、または必要な動作パラメーターを移動体デバイスに提供するために用いることができる。移動体デバイスによって提供される機能が増大するにつれて、移動体デバイス上において管理する必要があるパラメーターおよび設定値の数も増大する。
[0002] デバイス管理技術の中には、業界標準として採用されているものもある。例えば、オープン・モバイル・アライアンス(OMA)はデバイス管理(DM)規格をサポートする。DM規格は、ワイヤレス・アプリケーション・プロトコル(WAP)プロビジョニング・フレームワークを、それ自体のデバイス管理構造と並行して利用して、デバイスにアプリケーション・アクセス情報およびある種のデバイス情報を提供する。例えば、OMA DM規格は、デバイスの能力を、「.」と名付けたノードに起源を持つ名称付きノードのツリーとして表すことを指定する。OMA DM管理セッションでは、サーバーおよび移動体デバイスは、OMA DMプロトコルと呼ばれる標準的プロトコルによって通信する。このようなセッションの間、OMA DMサーバーが移動体デバイスに送るコマンドは、ノードに問い合わせをしたりあるいはノードの構造または値を変更するeXtensible Markup Language(XML)フォーマットになっていることがある。
[0003] OMA DMプロトコルによって、サーバーは、移動体デバイス上の目標ノードにデーターについて問い合わせることができる。しかしながら、目標ノードがそれ自体のサブツリーのルートである場合、戻されるデーターは、サブツリー全体のデーターだけでなく、目標ノードのデーターも全て含む可能性がある。情報の一部のみを望む場合、その所望のデーターにたどり着くのが非効率的になる可能性がある。例えば、所望のデーターにたどり着くために採用することができる1つの手法では、サーバーがクエリーをデバイスに送り、応答を得て、この応答を解析する等の繰り返しを多数回行う。これは、必要でない余分なデーターの処理のため、そしてデーターを読み出すための余分な往復のために広がる帯域幅および長引く時間のために、遅くしかも非効率的となる可能性がある。採用することができる別の手法では、サーバーが、所望のノードがあるサブツリー全体を照会する。これもまた、必要でないデーター処理が行われ、余分なシステム資源を浪費することになる可能性がある。何故なら、サーバーがこのサブツリーにおいて少量のデーターだけを必要とする場合でも、サブツリー全体が戻されるからである。
[0004] オープン・モバイル・アライアンス(OMA)デバイス管理(DM)プロトコルの機能を拡張するための種々の技術および技法を開示する。OMA DMプロトコルに追加を行い、サーバーが戻すべき目標ノードについてのデバイス管理データーの部分集合を示すために、移動体デバイス上における目標ノードに対するクエリーの一部として、ノード選別規準を指定することを可能にする。サーバーは、クエリーを移動体デバイスに送る。移動体デバイス上において要求を処理することに成功した場合、ノード選別規準を満たすデバイス管理データーの部分集合のみを含む応答が、移動体デバイスから受信される。
[0005] 別の実施態様では、OMS DMプロトコルに対して変更を行い、サーバーが、移動体デバイス上でどの属性を選択すべきか、Getコマンドの目標URIの1つのパラメーターにおいて指定し、更にどのフォーマットでデバイス管理データーを戻すべきか、Getコマンドの目標URIの別のパラメーターにおいて指定することを可能にする。
[0006] この摘要は、詳細な説明において以下で更に説明する概念から選択したものを、簡略化した形態で紹介するために設けられている。この摘要は、特許請求する主題の鍵となる特徴や必須の特徴を特定することを意図するのではなく、特許請求する主題の範囲を判断する際に補助として用いられることを意図するのでもない。
図1は、一実施態様のOMA DM構造の模式図である。 図2は、SQLシンタックスを用いて、Getコマンドの多数の位置においてノード選別規準を指定するためのソース・コードの一例(some exemplary)の模式図である。 図3は、SQLクエリー・シンタックスを用いて、OMA DMクエリーのノード・フィルタ・パラメーターにおいてノード選別規準を指定するためのソース・コードの一例の模式図である。 図4は、Xpathクエリー・シンタックスを用いて、ノード・フィルタ・パラメーターにおいて、そしてOMA DMクエリーの別のデーター・パラメーターにおいて、ノード選別規準を指定するためのソース・コードの一例の模式図である。 図5は、OMA DMプロトコルを用いて、ノード選別規準を有する要求を移動体デバイスに送る際に必要となる段階を示す、一実施態様のプロセス流れ図である。 図6は、どの属性を選択すべきかを示す1つのパラメーターと、どのフォーマットでデバイス管理データーを戻すべきかを示す別のパラメーターを指定するためのソース・コードの一例の模式図である。 図7は、一実施態様のコンピューター・システムの模式図である。
[0014] 本明細書では、前述の技術および技法について、オープン・モバイル・アライアンス(OMA)デバイス管理(DM)プロトコルに対する拡張および/また変更として一般的なコンテキストで説明するが、本技術および技法は、これらに加えて、別の目的にも供するものである。
[0015] 前述のように、OMA DM規格は、ワイヤレス・アプリケーション・プロトコル(WAP)プロビジョニング・フレームワークを、それ自体のデバイス管理構造と並行して利用して、デバイスにアプリケーション・アクセス情報およびある種のデバイス情報を提供する。これらのデバイス管理構造は、図1のOMA DM構造100において、OMA DM管理オブジェクト102として示されている。OMA DM規格は、デバイスの能力を、「.」と名付けたノードに起源を持つ名称付きノードのツリーとして表すことを指定する。この構造の一例について、端的に紹介する。OMA DM管理セッションでは、サーバーおよび移動体デバイスは、OMA DMプロトコルと呼ばれる標準的プロトコルによって通信する。このようなセッションの間、OMA DMサーバーが移動体デバイスに送るコマンドは、ノードに問い合わせをしたりあるいはノードの構造または値を変更するeXtensible Markup Language(XML)フォーマットになっている場合がある。OMA DMプロトコルによって、サーバーは、移動体デバイス上の目標ノードにデーターについて問い合わせることができる。「目標ノード」という用語は、本明細書において用いる場合、特定のOMA DMサーバー・コマンド(Getコマンドのような)のオブジェクトである、デバイスのOMA DM管理ツリーにおけるノードを指すことを意図している。目標ノードは、0個以上のチャイルド・ノードを含むことができる。
[0016] 図1に示すように、一実施態様では、OMA DMプロトコル104に拡張を行い、1つ又は複数のノード選別規準108を目標ノード・クエリー仕様(specification)106に追加する。ノード選別規準108は移動体デバイスから戻されるべきデバイス管理データーの部分集合を、サーバーに指定させる。「ノード選別規準」という用語は、本明細書において用いる場合、1つ又は複数のパラメーター、規準、またはデバイス管理データーをどのように選別(filter)すべきか指定するその他の値を含むことを意味する。図2から図5において更に詳しく説明するが、一実施態様では、ノード選別規準の少なくとも一部が、Getコマンドに含まれる目標URIに追加される新たなパラメーターに含まれる。他の実施態様についても、更に詳細に説明する。
[0017] ノード選別規準108の代わりにまたはこれに加えて、その他の規準110も変更することおよび/またはOMA DMプロトコル104に含ませることができる。非限定的な一例として、どの属性を移動体デバイス上で選択すべきかを示すために1つのパラメーターを用い、どのフォーマットでデバイス管理データーを戻すべきかを示すために別のパラメーターを用いるように、OMA DMプロトコルを変更することができる。この非限定的な例について、図6において更に詳細に説明する。これより、ノード選別規準およびその他の概念を更に例示するために、図2から図6においていくつかの例を示す。
[0018] これより図2から図6に移り、OMA DMプロトコル104の1つ又は複数の実施態様を実現するためのソース・コードおよびプロセス例をいくつか、詳細に説明する。実施態様によっては、図2から図6における論述において説明するプロセスは、(図7の)コンピューティング・デバイス300の動作ロジックにおいて少なくとも部分的に実現される場合もある。
[0019] 図2は、SQLシンタックスを用いて、Getコマンドの多数の位置においてノード選別規準を指定するためのソース・コードの一例の模式図である。図2に示すソース・コード例のシンタックスの詳細を論ずる前に、最初にノード選別の概念を更に例示するために、一例について説明する。
[0020] あるデバイス管理動作を行うために、サーバーにはデバイス管理データーの一部しか必要でないと仮定する。以下に、移動体デバイス上に存在する可能性があるデーターのツリーの仮説的例を示す。
Figure 0005496113
[0021] サーバーは、全てのノード{.x/y/b, .x/y/c}の値だけを読み出したいと仮定する。ここで、対応する./x/y/d/e.値==51とする。図2に示すようなクエリーをサーバーから移動体デバイスに発行することができる。これについては、この後更に詳細に説明する。移動体デバイス上において結果を処理した後、サーバーは次に以下と同様の結果を受信する。
Figure 0005496113
[0022] 尚、上の結果のリストは、サーバーが実際に受け取るものの簡略化した表であり、例示のために簡略化した形態で紹介したことを注記しておく。実際の結果は、サーバーまたはクライアントによって指定されたフォーマットのように、XMLまたはその他のフォーマットで戻すことができる。以下は、XMLフォーマットでは結果がどのように見えるかの一例である。
Figure 0005496113
[0023] 以上の例の双方では、戻されるノードは、指定されたノード選別規準を満たした、所望のフィールドだけを含む。この仮説的例では、選別規準は、値が51に等しい「e」ノードを有するノードについて、データーのある部分のみが戻されるという要件を含んでいる。その結果は、この指定された規準を満たしたノードのデーターから選択されたフィールドのみを含む。
[0024] ここで図2のソース・コード例に戻り、OMA DMプロトコルを用いてノード選別規準を実施する1つの方法は、ノード・フィルタ規準をGetコマンドに追加することである。Getコマンドは、OMA DMプロトコルにおいてサポートされており、サーバーがデバイス管理データーを移動体デバイスから取得することを可能にする。図2に示したソース・コード例では、GetコマンドのローカルURIパラメーター132が変更されて、ノード選別規準を表現するために用いられているクエリー言語136を指定するノード・フィルタ・パラメーター134を含むようになっている。この例では、実際のノード選別規準は、実際には、ノード・フィルタ・パラメーター134において指定されたクエリー言語シンタックスを用いて、データー・セクション138の中というように、Getコマンドのいずれかの位置において表現されている。この例では、ノード・フィルタ・パラメーター134は、用いられるクエリー言語シンタックス136がSQLであることを指定する。そして、SQLクエリー140がデーター・セクション138に含まれる。SQLクエリーは、51に等しい値を有するノードについて、レコードを「b」および「c」レコードに制限した先の例において用いられていた同じ規準を含む。
[0025] 図2に示した例は、OMA DMプロトコルを変更してノード選別規準を含むことができる多くの可能な方法の一例に過ぎない。例えば、他の実施態様では、具体的なノード選別規準は、直接LocURIパラメーター132に含ませること、Getコマンドの他の何らかのセクションに含ませること、またはGetコマンドにアクセス可能ないずれかの外部位置に含ませることができる。
[0026] 図3は、図2の変形であり、同じSQLノード選別規準156をどのようにすれば、代わりにLocURIパラメーター内に直接、ノード・フィルタ・パラメーター154の一部として、含ませることができるかを示す。言い換えると、デバイス管理データーの部分集合を選択するために用いるべき規準を示す実際のクエリー・ステートメントは、他の可能な変形のように、直接LocURIパラメーター152の中に埋め込むことができる。
[0027] 図4は、Xpathクエリー・シンタックスを用いて、ノード・フィルタ・パラメーターにおいて、そしてOMA DMクエリーの別のデーター・パラメーターにおいて、ノード選別規準を指定するためのソース・コードの一例の模式図である。図4のソース・コード例は、図2の変形を示し、SQLシンタックスの代わりに、Xpathクエリー・シンタックスが仮説的クエリーに用いられている。この例では、GetコマンドのLocURIパラメーター172は、クエリー言語シンタックス176のXpathの値を示すノード・フィルタ・パラメーター174を含む。そして、Getコマンドのデーター・セクション178は、Xpathクエリー言語シンタックスで実際のノード選別規準を有するクエリーを含む。Xpathシンタックスで指定された規準は、先に導入したのと同じ選別規準であるが、例示のためにXpathシンタックスを代わりに用いている。このクエリーは図2および図4の例ではデーター・セクションにおいて示されており、図3におけるLocURIパラメーターの中に直接示されているが、ノード選別規準を表現するクエリーは、コンピューター・ソフトウェア技術における当業者に想起される多数の様式のいずれの1つでも指定できることは認められよう。OMA DMプロトコルのGetコマンド内にノード選別規準を直接表す、またはGetコマンドにアクセス可能なノード選別規準を表すのに適したいずれの変形でも、他の実施態様では用いることができる。
[0028] これより図5に移ると、ノード選別規準を有する要求を移動体デバイスに、OMA DMプロトコルを用いて送る際に必要となる段階を示す、一実施形態のプロセス流れ図200が示されている。任意に、移動体デバイスから、デバイス管理セッションを開始することをサーバーに促す要求が受け取られる(段階202)。非限定的な一例として、移動体デバイスはサーバーとの接続を(HTTPまたは他のプロトコルによって)確立して、更新を要求することができる。いずれの場合でも、サーバーは、何らかの方法で、デバイス管理データーを読み出すおよび/または更新するために移動体デバイスと通信すべきときであると判断する。サーバーは、デバイス管理データーを読み出すために、ノード選別規準を有するGetコマンドを含む要求を移動体デバイスに送る(段階204)。
[0029] 移動体デバイス上で要求の処理に成功した場合(判断点206)、サーバーは移動体デバイスから応答を受け取る。この応答は、ノード選別規準を満たさない他のノードに対立するものとして、ノード選別規準を満たすデバイス管理データーの部分集合のみを含む(段階208)。実施態様によっては、サーバーは、具体的に要求しノード選別規準を満たすデーターと共に、ステータス・インディケータまたはその他の付帯情報を受け取ることができる。このような想定場面では、サーバーは、ノード選別規準において排除するように具体的に要請された、ツリー内にあるデーターのノードを受け取らない。移動体デバイス上において要求の処理に成功しなかった場合(判断点206)、該当するのであれば、サーバーは移動体デバイスからエラーを受け取る(段階210)。例えば、サーバーと移動体デバイスとの間における通信エラーによってエラーが発生した場合、通信接続が失われたため、エラー・コードを受け取ることができない場合もある。
[0030] これより図6に移り、どのようにしてGetコマンドのLocURIパラメーターにおけるデーター・フォーマット・セクションおよびノード設定セクションから別のパラメーターに、属性セクションを含ませることができるのかを示すために、OMA DMプロトコルに対する別の変更について説明する。ソース・コード例240は、リスト・パラメーター244を含むLocURIパラメーター242を有する。リスト・パラメーターは、デバイス管理データーを戻す際に用いるべきフォーマットを記載する。一実施態様では、リスト値が「StrucData」である場合、結果において、ノード毎の静止データー集合と共に、全てのノードが個々の項目において戻される。リスト・パラメーター244の値が「TDNS」である場合、XMLブロブを戻す。これは、全てのノードについて、ノード毎のデーター集合を記述する。この属性選択はカスタム化が可能であるが、カスタム化はTNDSリスト値自体に埋め込まれる。しかしながら、propsパラメーター246は属性セクションを、ノード設定セクションおよびデーター・フォーマット・セクションのような、クエリー・シンタックスの他の部分から解放するので、propsパラメーター246は、ノード集合選択またはデーター・フォーマット選択を指定する他のいずれの機能とでも一緒に指定することができる。このpropsパラメーター246自体は、どの属性を移動体デバイスの目標ノード集合から選択すべきかを示す。propsパラメーター246において指定される属性は、ノード値だけでなくノード・プロパティも含むことができ、多数の属性を一度に指定することができる。尚、これらのパラメーターは、図6において記述する名称とは異なることもあり得るが、これらは単なる一例であることを注記しておく。
[0031] 図7に示すように、本システムの1つ又は複数の部分を実現するために用いられるコンピューター・システム例は、コンピューティング・デバイス300のようなコンピューティング・デバイスを含む。その最も基本的な構成では、コンピューティング・デバイス300は、通例、少なくとも1つの演算装置302とメモリ304とを含む。コンピューティング・デバイスの正確な構成およびタイプに応じて、メモリ304は揮発性(RAMのような)、不揮発性(ROM、フラッシュ・メモリ等のような)、またはこれら2つの何らかの組み合わせとすることができる。この最も基本的な構成は、図7によって破線306で示されている。
[0032] 加えて、デバイス300は追加の機構/機能も有することができる。例えば、デバイス300は、磁気あるいは光ディスクまたはテープを含むがこれらに限定されない追加のストレージ(リムーバブルおよび/または非リムーバブル)を含むこともできる。このような追加のストレージは、図7では、リムーバブル・ストレージ308および非リムーバブル・ストレージ310によって例示されている。コンピューター記憶媒体は、揮発性および不揮発性、リムーバブルおよび非リムーバブル媒体を含み、コンピューター読み取り可能命令、データー構造、プログラム・モジュール、またはその他のデーターというような情報の格納のために任意の方法または技術で実現されている。メモリ304、リムーバブル・ストレージ308、および非リムーバブル・ストレージ310は、全てコンピューター記憶媒体の例である。コンピューター記憶媒体は、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュ・メモリまたはその他のメモリ技術、CD−ROM、ディジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)またはその他の光ストレージ、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスク・ストレージまたはその他の磁気記憶デバイス、あるいは所望の情報を格納するために用いることができ、しかもデバイス300によってアクセスすることができる他の任意の媒体を含むが、これらに限定されるのではない。このようなコンピューター記憶媒体の内任意のものをデバイス300の一部とすることもできる。
[0033] コンピューティング・デバイス300は、当該コンピューティング・デバイス300が他のコンピューター/アプリケーション315と通信することを可能にする1つ又は複数の通信接続314を含む。また、デバイス300は、キーボード、マウス、ペン、音声入力デバイス、接触入力デバイスなどのような、入力デバイス(1つまたは複数)312も有することができる。ディスプレイ、スピーカー、プリンターなどのような出力デバイス(1つまたは複数)311も含むことができる。これらのデバイスは、当技術分野では周知であり、ここでは長々と論ずる必要はない。一実施態様では、コンピューティング・デバイス300は移動体デバイス通信システム10のコンポーネントの一部または全部を含む。
[0034] 以上、構造的特徴および/または方法論的行為に特定的な文言で主題について説明したが、添付した特許請求の範囲において定められる主題は、必ずしも前述の特定的な特徴や行為には限定されないことは言うまでもない。むしろ、前述の特定的な特徴や行為は、特許請求の範囲を実現する形態例として開示したのである。本明細書に記載した、および/または以下の特許請求の範囲による実施態様の主旨に該当する全ての同等物、変更、および修正が保護されることが望まれる。
[0035] 例えば、コンピューター・ソフトウェア技術における当業者であれば、本明細書において論じた例は、前述の例において図示したものよりも少ないまたは多い選択肢または機構を含むように、1つ又は複数のコンピューターにおいて別々に編成できることが認められよう。

Claims (8)

  1. サーバーが、オープン・モバイル・アライアンス(OMA)デバイス管理(DM)プロトコルを用いて、移動体デバイスの目標ノードにGetコマンドを提出し、前記目標ノードと関連するデバイス管理データーを読み出すための方法であって、前記方法は、
    前記サーバーが、前記Getコマンドの目標URIの1つのパラメーターにおいて、前記移動体デバイス上でどの属性を選択すべきか指定し、前記Getコマンドの目標URIの他のパラメーターにおいて、前記デバイス管理データーを戻す際にどのフォーマットにすべきかを指定するステップと、
    前記サーバーが、前記移動体デバイスに前記Getコマンドを送るステップと、
    前記移動体デバイス上において前記Getコマンドの処理に成功した場合、前記サーバーが、前記デバイス管理データーを、前記移動体デバイスから受け取るステップと、
    を備えていることを特徴とする方法。
  2. 請求項1記載の方法であって、更に、
    前記移動体デバイス上において前記Getコマンドの処理に成功しなかった場合、前記サーバーが、前記移動体デバイス上で発生したエラーを記述するエラー・メッセージを前記移動体デバイスから受け取るステップを備えていることを特徴とする方法。
  3. 請求項1記載の方法であって、更に、
    前記サーバーが、前記Getコマンドを送るステップの前に、前記デバイス管理データーを前記移動体デバイスに送る要求を催促する通信要求を、前記移動体デバイスから受け取るステップを備えていることを特徴とする方法。
  4. オープン・モバイル・アライアンス(OMA)デバイス管理(DM)プロトコルを用いて、移動体デバイスの目標ノードにGetコマンドを提供し、前記目標ノードと関連するデバイス管理データーを読み出すためのシステムであって、
    サーバーを備え、
    前記サーバーが、前記Getコマンドの目標URIの1つのパラメーターにおいて、前記移動体デバイス上でどの属性を選択すべきか指定し、前記Getコマンドの目標URIの他のパラメーターにおいて、前記デバイス管理データーを戻す際にどのフォーマットにすべきかを指定し、前記移動体デバイスに前記Getコマンドを送り、前記移動体デバイス上において前記Getコマンドの処理に成功した場合、前記デバイス管理データーを、前記移動体デバイスから受け取るように構成される、
    ことを特徴とするシステム。
  5. 請求項4記載のシステムであって、更に、
    前記移動体デバイス上において前記Getコマンドの処理に成功しなかった場合、前記サーバーが、前記移動体デバイス上で発生したエラーを記述するエラー・メッセージを前記移動体デバイスから受け取るよう構成されることを特徴とするシステム。
  6. 請求項4記載のシステムであって、更に、
    前記サーバーが、前記Getコマンドを送るステップの前に、前記デバイス管理データーを前記移動体デバイスに送る要求を催促する通信要求を、前記移動体デバイスから受け取るよう構成されることを特徴とするシステム。
  7. コンピュータに請求項1〜3の何れか1項記載の全ステップを実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能記憶媒体。
  8. コンピュータに請求項1〜3の何れか1項記載の全ステップを実行させるためのプログラム。
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