JP5492261B2 - 融資取引実行可否判定システム - Google Patents

融資取引実行可否判定システム Download PDF

Info

Publication number
JP5492261B2
JP5492261B2 JP2012175134A JP2012175134A JP5492261B2 JP 5492261 B2 JP5492261 B2 JP 5492261B2 JP 2012175134 A JP2012175134 A JP 2012175134A JP 2012175134 A JP2012175134 A JP 2012175134A JP 5492261 B2 JP5492261 B2 JP 5492261B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
loan
amount
transaction
execution
customer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012175134A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014035583A (ja
Inventor
弘幸 我妻
明日香 松永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MUFG Bank Ltd
Original Assignee
Bank of Tokyo Mitsubishi UFJ Trust Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bank of Tokyo Mitsubishi UFJ Trust Co filed Critical Bank of Tokyo Mitsubishi UFJ Trust Co
Priority to JP2012175134A priority Critical patent/JP5492261B2/ja
Publication of JP2014035583A publication Critical patent/JP2014035583A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5492261B2 publication Critical patent/JP5492261B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Description

本発明は、金融システムに関し、より詳細には、融資取引の実行可否を判定するシステムに関する。
近年、インターネットを介し各種金融サービスが提供されている。例えば、顧客からインターネット経由で融資取引の申込を受け付け、審査結果に基づき受け付けた融資取引が実行可能である場合、申し込まれた融資取引が実行可能であることを顧客に通知する融資システムが知られている。さらに、申し込まれた融資取引が実行可能である場合には、その旨を通知すると共に、顧客の口座に融資額を振り込む融資システムも開発されている。
特開2009−25991 特開2002−175413
しかしながら、従来の融資システムでは、融資実行主体となる金融機関は、信用情報センタなどの外部の信用情報機関を利用し、受け付けた融資申込に係る顧客情報を外部の信用情報機関から取得し、融資の実行可否を判定している。このため、融資取引の信用情報機関への登録の遅延、融資申込受信時と信用情報機関への登録時とのタイムラグなどによって、融資判定に必要な情報がタイムリーに取得できず、適切な融資判定ができない可能性がある。
また、従来の融資システムでは、融資申込の受付や融資実行可否の通知などはインターネットを介し行われるものの、融資判定に係る審査は、金融機関の融資担当者によって人手により行われていた。このため、人手を介すことなく自動的に融資判定を実行する融資システムの構築が望まれていた。このような自動融資判定が可能な融資システムでは、個々の融資申込に対する融資実行可否を迅速に判定することが可能になるだけでなく、例えば、企業向けの融資など1日に何件もの異なる融資条件を有する融資取引が同一企業から申し込まれる状況に対しても、融資実行可否を迅速に判定することが可能になると考えられる。
従って、上記問題点を鑑み、本発明の一課題は、システム内部にある融資取引情報に基づき融資申込の可否を判定するシステムを提供することである。
上記課題を解決するため、本発明の一態様は、端末装置から融資申込顧客の識別子と、融資実行日と、融資申込額とを含む融資申込電文を受信する受信手段と、前記融資申込顧客に対する融資限度額と、融資残高合計額と、前記融資実行日までの期間中に融資実行予定の先日付融資実行予定額とを記憶する記憶手段と、前記融資申込額と、前記融資残高合計額と、前記先日付融資実行予定額との第1合計額が前記融資限度額以下である場合、前記融資申込電文に係る融資取引が実行可能であると判定する判定手段とを有する融資取引実行可否判定システムに関する。
本発明によると、システム内部にある融資取引情報に基づき融資申込の可否を判定するシステムを提供することができる。
図1は、本発明の一実施例によるシステムを概略的に示す図である。 図2は、本発明の一実施例によるサーバのハードウェア構成を示すブロック図である。 図3は、本発明の一実施例によるサーバの機能構成を示すブロック図である。 図4は、本発明の第1実施例による融資取引実行可否判定処理を示すフロー図である。 図5は、本発明の第2実施例による融資取引実行可否判定処理を示すフロー図である。 図6は、本発明の第3実施例による融資取引実行可否判定処理を示すフロー図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。後述されるシステムは、システム内部に格納されている各顧客の融資取引情報を参照して、融資申込顧客から申し込まれた融資取引の実行可否を、当該顧客に対して予め設定されている融資限度額と申し込まれた融資取引に係る融資申込額及び融資実行日とに基づき判定する。本開示によるシステムによると、システム内部に格納されている各顧客の融資取引情報が利用されるため、外部の信用情報機関などから提供される当該顧客の直近に実行済みの融資取引に関する情報だけでなく、現時点では実行されていないものの融資実行日までには実行予定の融資取引に関する情報、約定弁済付きの融資取引に関する返済予定額に関する情報、顧客から融資取引の申込は受け付けたが審査中の融資取引に関する情報などを利用することが可能となり、より適切な融資実行可否判定が可能となる。
図1〜3を参照して、本発明の一実施例によるシステムの構成を説明する。図1は、本発明の一実施例によるシステムを概略的に示す。図1に示されるように、システム10は、サーバ100と、1以上の端末装置200と、ネットワーク300とを有する。
サーバ100は、融資実行主体となる金融機関により管理及び運営され、当該金融機関の各顧客に対する融資取引履歴、当該顧客に対して与信可能な融資限度額や適用金利などの融資取引情報を格納している。端末装置200を介し顧客から融資取引の申込を受け付けると、サーバ100は、格納されている当該顧客の融資取引情報に基づき、申し込まれた融資取引が実行可能であるか判定する。図1の実施例では、1台のサーバ100しか示されていないが、システム10は、2以上のサーバを有し、後述された各機能を複数のサーバにより実現するようにしてもよい。
図2は、本発明の一実施例によるサーバのハードウェア構成を示す。図2に示されるように、サーバ100は、バスBを介し相互接続されるドライブ装置101、補助記憶装置102、メモリ装置103、CPU(Central Processing Unit)104、及びインタフェース装置105を有する。
サーバ100における後述される各種機能及び処理を実現するプログラムは、CD−ROM(Compact Disk−Read Only Memory)などの記録媒体106によって提供されてもよい。プログラムを記憶した記録媒体106がドライブ装置101にセットされると、プログラムが記録媒体106からドライブ装置101を介して補助記憶装置102にインストールされる。但し、プログラムのインストールは必ずしも記録媒体106により行う必要はなく、ネットワーク300を介し又は金融機関の他のサーバからダウンロードするようにしてもよい。補助記憶装置102は、インストールされたプログラムを格納すると共に、必要なファイルやデータなどを格納する。
メモリ装置103は、プログラムの起動指示があった場合に、補助記憶装置102からプログラムやデータを読み出して格納する。CPU104は、メモリ装置103に格納されたプログラムやプログラムを実行するのに必要なパラメータなどの各種データに従って、後述されるようなサーバの各種機能及び処理を実行する。インタフェース装置105は、ネットワーク300又は他のサーバに接続するための通信インタフェースとして用いられる。
端末装置200は、典型的には、パーソナルコンピュータなどの計算装置であり、ネットワーク300を介しサーバ100と通信し、サーバ100を管理及び運営する金融機関によって提供される各種金融サービスを利用する。例えば、当該金融機関の顧客は、ウェブブラウザなどを用いて金融機関のウェブサイトにアクセスし、ログインIDやパスワードなどの識別情報を入力することによって、顧客の口座残高の確認、振込の実行、融資申込などの各種金融サービスを利用する。例えば、融資取引の申込をする場合、顧客は、端末装置200を用いて、所望する融資取引の融資実行日と融資申込額とを入力し、サーバ100に送信する。
ネットワーク300は、典型的には、インターネットなどの公衆ネットワーク又は専用回線などであり、サーバ100と端末装置200とを通信接続する。
図3は、本発明の一実施例によるサーバの機能構成を示すブロック図である。図3に示されるように、サーバ100は、受信手段110と、記憶手段120と、判定手段130とを有する。
受信手段100は、ネットワーク300を介し端末装置200から融資申込メッセージを受信する。融資申込メッセージは、融資申込顧客のログインIDなどの顧客を特定するための識別子と、融資申込顧客が申し込んだ融資取引に係る融資実行日及び融資申込額とを含む。融資申込メッセージを受信すると、受信手段100は、受信した融資申込メッセージから融資申込顧客の識別子と、申し込まれた融資取引に係る融資実行日及び融資申込額とを抽出し、抽出した識別子、融資実行日及び融資申込額を記憶手段120及び判定手段130に提供する。
記憶手段120は、融資取引サービスを利用可能な各顧客に対して予め設定されている融資限度額を格納している。この融資限度額は、当該顧客に貸し出し可能な限度額であり、当該顧客の信用度などに基づき金融機関の融資部門などによって予め設定される。サーバ100は、申し込まれた融資取引が設定された融資限度額を超える場合、当該融資取引は実行不可であると判定し、当該融資取引の申込を拒絶する。
さらに、記憶手段120は、各顧客に対して実行済みの融資取引の融資取引情報を格納する。判定手段130からの取得要求に応答して、記憶手段120は、格納されている実行済みの融資取引の融資取引情報に基づき、融資実行日などの特定の時点において実行されている顧客の各融資取引の融資残高を抽出し、抽出した融資残高の合計額を判定手段130に提供する。
また、記憶手段120は、各顧客に対して実行予定の融資取引、すなわち、先日付融資取引の融資取引情報を格納する。判定手段130からの取得要求に応答して、記憶手段120は、格納されている先日付融資取引の融資取引情報に基づき、融資実行日などの特定の時点において実行されている顧客の各融資取引の融資実行予定額を抽出し、抽出した融資実行予定額の合計額を判定手段130に提供する。
さらに、典型的には、毎月など所定の期間毎に所定額を返済する約定弁済付き融資取引が利用可能である場合、判定手段130からの取得要求に応答して、記憶手段120は、各顧客に対する約定弁済付き融資取引の融資取引情報に基づき、融資実行日などの特定の時点までに返済予定の返済予定額を抽出し、抽出した返済予定額の合計額を判定手段130に提供してもよい。
さらに、記憶手段120は、各顧客に対して、既に申込を受け付けたが、金融機関がまだ承認していない審査中の融資取引の融資取引情報を格納する。判定手段130からの取得要求に応答して、記憶手段120は、当該顧客により既に申し込まれた未承認の融資取引の融資取引情報から、融資実行日以前に融資が実行され、融資実行日以後に最終返済日が到来する未承認の融資取引の融資申込額を抽出し、抽出した融資申込額の合計額を判定手段130に提供してもよい。
判定手段130は、受信手段110を介し融資申込顧客の融資申込メッセージに含まれる当該顧客の識別子、融資実行日及び融資申込額を受信すると、記憶手段120に格納されている当該顧客の融資限度額と融資取引情報とを参照して、申し込まれた融資取引が実行可能であるか判定する。判定手段130は、融資限度額取得手段131と、融資残高取得手段132、先日付融資実行予定額取得手段133、融資実行時融資合計額算出手段134及び融資可否判定手段135を有する。
融資限度額取得手段131は、受信手段110から受信した識別子に対応する融資申込顧客の融資限度額を記憶手段120に要求し、記憶手段120から当該融資申込顧客の融資限度額を取得する。
融資残高取得手段132は、受信手段110から受信した識別子に対応する融資申込顧客に対して実行済みの融資取引のうち、受信した融資実行日に融資継続中の融資取引の融資残高合計額を記憶手段120に要求し、記憶手段120から当該融資申込顧客の融資実行日における融資残高合計額を取得する。
先日付融資実行予定額取得手段133は、受信手段110から受信した識別子に対応する融資申込顧客の融資実行日までに実行予定の先日付融資取引の実行予定額の合計額を記憶手段120に要求し、記憶手段120から当該融資申込顧客の融資実行日までに実行予定の先日付融資取引の融資実行予定合計額を取得する。
融資実行時融資合計額算出手段134は、受信手段110から受信した融資申込額と、融資残高取得手段132により取得された融資残高合計額と、先日付融資実行予定額取得手段133により取得された先日付融資実行予定合計額との合計額を算出する。このように算出された合計額は、融資実行日において実行中の当該顧客に対する各融資取引の融資実行時の融資合計額に相当する。
融資可否判定手段135は、融資実行時融資合計額算出手段134により取得された融資実行時の融資合計額が融資限度額取得手段131により取得された融資申込顧客の融資限度額以下であるか判断する。融資実行時の融資合計額が融資限度額以下である場合、融資可否判定手段135は、申し込まれた融資取引を実行可能であると判定する。融資取引が実行可能であると判定すると、融資可否判定手段135は、申し込まれた融資取引を承認し、融資申込顧客に申し込まれた融資取引を承認する旨を通知し、記憶手段120に申し込まれた融資取引に係る融資取引情報を承認済みとして更新する。
他方、融資実行時の融資合計額が融資限度額より大きい場合、融資可否判定手段135は、申し込まれた融資取引を実行不可であると判定する。融資取引が実行不可であると判定すると、融資可否判定手段135は、申し込まれた融資取引を拒絶し、申し込まれた融資取引を承認できない旨を融資申込顧客に通知し、記憶手段120に申し込まれた融資取引に係る融資取引情報を拒絶として更新する。この場合、融資可否判定手段135は、承認できなかった理由を通知したり、指定された融資実行日の条件で実行可能な融資額を提示してもよい。また、融資可否判定手段135は、申し込まれた融資取引が拒絶されたことを当該顧客の金融機関の担当者に通知するようにしてもよい。この通知により、担当者が顧客に適切なアドバイスをするため連絡することが可能となる。
また、毎月など所定の期間毎に所定額を返済する約定弁済付き融資取引が利用可能である実施例では、判定手段130は、申し込まれた融資取引に係る融資実行日までに返済予定の返済予定額を考慮して、融資可否判定を行うようにしてもよい。すなわち、融資実行時融資合計額算出手段134は、受信手段110から受信した識別子に対応する融資申込顧客に対して融資実行日に実行中の融資取引から約定弁済付き融資取引を特定し、特定された約定弁済付き融資取引について融資実行日までに返済予定の返済予定額の合計額を記憶手段120から取得する。融資実行時融資合計額算出手段134は、受信手段110から受信した融資申込顧客の融資申込額と、融資残高取得手段132により取得された融資残高合計額と、先日付融資実行予定額取得手段133により取得された先日付融資実行予定額との合計額から、取得した返済予定額の合計額を差し引き、控除後の融資額を融資可否判定手段135に提供する。
融資可否判定手段135は、融資実行時融資合計額算出手段134により取得された控除後の融資額が融資限度額取得手段131により取得された融資申込顧客の融資限度額以下であるか判断する。控除後の融資額が融資限度額以下である場合、融資可否判定手段135は、申し込まれた融資取引を実行可能であると判定する。融資取引が実行可能であると判定すると、融資可否判定手段135は、申し込まれた融資取引を承認し、融資申込顧客に申し込まれた融資取引を承認する旨を通知し、記憶手段120に申し込まれた融資取引に係る取引データを承認済みとして更新する。他方、控除後の融資額が融資限度額より大きい場合、融資可否判定手段135は、申し込まれた融資取引を実行不可であると判定する。融資取引が実行不可であると判定すると、融資可否判定手段135は、申し込まれた融資取引を拒絶し、融資申込顧客に申し込まれた融資取引を承認できない旨を通知し、記憶手段120に申し込まれた融資取引に係る取引データを拒絶として更新する。このように返済予定額を考慮することによって、取引実行日におけるより正確な融資合計額に基づく融資可否判定をすることが可能となる。
また、さらなる他の実施例では、判定手段130は、融資申込顧客が既に申し込んだ未承認の融資取引を考慮して、融資可否判定を行うようにしてもよい。すなわち、本実施例では、融資実行時融資合計額算出手段134は、融資申込顧客が既に申し込んだ未承認の融資取引のうち、申し込まれた融資取引に係る融資実行日以前に融資が実行され、融資実行日以後に最終返済日が到来する未承認の各融資取引の融資申込額の合計額を記憶手段120から取得する。融資実行時融資合計額算出手段134は、受信手段110から受信した融資申込顧客の融資申込額と、融資残高取得手段132により取得された融資残高合計額と、先日付融資実行予定額取得手段133により取得された融資実行予定合計額との合計額を算出し、算出した合計額にさらに未承認の融資申込合計額を加算し、加算後の融資額を融資可否判定手段135に提供する。
融資可否判定手段135は、融資実行時融資合計額算出手段134により取得された加算後の融資額が融資限度額取得手段131により取得された融資申込顧客の融資限度額以下であるか判断する。加算後の融資額が融資限度額以下である場合、融資可否判定手段135は、申し込まれた融資取引を実行可能であると判定する。融資取引が実行可能であると判定すると、融資可否判定手段135は、申し込まれた融資取引を承認し、融資申込顧客に申し込まれた融資取引を承認する旨を通知し、記憶手段120に申し込まれた融資取引に係る取引データを承認済みとして更新する。他方、加算後の融資額が融資限度額より大きい場合、融資可否判定手段135は、申し込まれた融資取引を実行不可であると判定する。融資取引が実行不可であると判定すると、融資可否判定手段135は、申し込まれた融資取引を拒絶し、融資申込顧客に申し込まれた融資取引を承認できない旨を通知し、記憶手段120に申し込まれた融資取引に係る取引データを拒絶として更新する。このように未承認又は審査中の申込済み融資取引の融資申込合計額を考慮することによって、即時性の高い融資取引情報に基づく融資可否判定をすることが可能となる。
次に、図4を参照して、本発明の第1実施例によるサーバ100により実行される融資取引実行可否判定処理を説明する。図4は、本発明の第1実施例による融資取引実行可否判定処理を示すフロー図である。
図4に示されるように、ステップS101において、サーバ100の受信手段110は、融資申込顧客の端末装置200から、当該顧客の識別子と、申し込まれた融資取引に係る融資実行日及び融資申込額とを含む融資申込メッセージを受信する。受信手段110は、受信した融資申込メッセージから当該顧客の識別子と、融資実行日と、融資申込額とを抽出し、記憶手段120及び判定手段130に提供する。
ステップS102において、判定手段130の融資限度額取得手段131は、融資申込顧客に対して予め設定されている融資限度額を取得するため、受信した識別子に対応する融資申込顧客の融資限度額を記憶手段120から取得する。
ステップS103において、判定手段130の融資残高取得手段132は、融資申込顧客に対して実行済みの融資取引のうち、受信した融資実行日に融資継続中の融資取引の融資残高合計額を取得するため、受信した識別子に対応する融資申込顧客の融資実行日における実行済みの各融資取引の融資残高の合計額を記憶手段120から取得する。
ステップS104において、判定手段130の先日付融資実行予定額取得手段133は、融資申込顧客に対して実行予定の融資取引のうち、受信した融資実行日以前に融資が実行され、融資実行日に融資継続中の先日付融資取引の融資実行予定合計額を取得するため、受信した識別子に対応する融資申込顧客の融資実行日までに実行予定の各先日付融資取引の融資実行予定額の合計額を記憶手段120から取得する。
ステップS105において、判定手段130の融資実行時融資合計額算出手段134は、ステップS101において受信手段110から受信した融資申込額と、ステップS103において融資残高取得手段132により取得された融資残高合計額と、ステップS104により取得された融資実行予定合計額との合計額を算出する。
ステップS106において、判定手段130の融資可否判定手段135は、ステップS105において算出された合計額がステップS102において抽出された融資申込顧客の融資限度額以下であるか判断する。算出した合計額が融資限度額以下である場合(S106:Y)、融資可否判定手段135は、ステップS107において、当該申し込まれた融資取引が実行可能であると判定する。他方、算出した合計額が融資限度額より大きい場合(S106:N)、融資可否判定手段135は、ステップS108において、当該申し込まれた融資取引が実行不可であると判定する。
次に、図5を参照して、本発明の第2実施例によるサーバ100により実行される融資取引実行可否判定処理を説明する。第2実施例では、毎月など所定の期間毎に所定額を返済する約定弁済付き融資取引が利用可能である場合において、判定手段130が、申し込まれた融資取引に係る融資実行日までに返済予定の返済予定額を考慮して、融資可否判定を行う。図5は、本発明の第2実施例による融資取引実行可否判定処理を示すフロー図である。なお、図5のステップS201〜S205は、図4のステップS101〜S105と同様であり、重複した説明を避けるため、ステップS201〜S205の説明は省略する。
図5に示されるように、ステップS206において、融資実行時融資合計額算出手段134は、受信手段110から受信した識別子に対応する融資申込顧客の融資実行日に継続中の融資取引から約定弁済付き融資取引を特定し、特定された約定弁済付き融資取引について融資実行日までに返済予定の返済予定額の合計額を記憶手段120から取得する。
ステップS207において、融資実行時融資合計額算出手段134は、ステップS205において算出された融資申込額、融資残高合計額及び融資実行予定合計額の合計額から、ステップS206において算出された返済予定合計額を差し引き、申し込まれた融資実行日における融資申込顧客の返済予定額控除後の融資額を算出する。
ステップS208において、融資可否判定手段135は、ステップS207において算出された返済予定額控除後の融資額がステップS202において抽出された融資申込顧客の融資限度額以下であるか判断する。算出した返済予定額控除後の融資額が融資限度額以下である場合(S208:Y)、融資可否判定手段135は、ステップS209において、当該申し込まれた融資取引が実行可能であると判定する。他方、算出した返済予定額控除後の融資額が融資限度額より大きい場合(S208:N)、融資可否判定手段135は、ステップS210において、当該申し込まれた融資取引が実行不可であると判定する。
次に、図6を参照して、本発明の第3実施例によるサーバ100により実行される融資取引実行可否判定処理を説明する。第3実施例では、判定手段130が、融資申込顧客から既に申し込みされたが、金融機関がまだ承認していない融資取引を考慮して、融資可否判定を行う。図6は、本発明の第3実施例による融資取引実行可否判定処理を示すフロー図である。なお、図6のステップS301〜S305は、図4のステップS101〜S105と同様であり、重複した説明を避けるため、ステップS301〜S305の説明は省略する。
図6に示されるように、ステップS306において、融資実行時融資合計額算出手段134は、受信手段110から受信した識別子に対応する融資申込顧客が既に申し込んだ未承認又は審査中の融資取引を特定する。
ステップS307において、融資実行時融資合計額算出手段134は、特定した未承認の融資取引のうち、申し込まれた融資取引に係る融資実行日以前に融資が実行され、融資実行日以後に最終返済日が到来する未承認の融資取引、すなわち、承認された場合に融資実行日に継続中となる未承認の融資取引の合計額を算出する。
ステップS308において、融資実行時融資合計額算出手段134は、ステップS305において算出された融資申込額、融資残高合計額及び融資実行予定合計額の合計額に、ステップS307において算出された承認された場合に融資実行日に継続中となる未承認の融資取引の合計額を加算し、申し込まれた融資実行日における加算後の融資額を算出する。
ステップS309において、融資可否判定手段135は、ステップS308において算出された加算後の融資額がステップS302において抽出された融資申込顧客の融資限度額以下であるか判断する。算出した加算後の融資額が融資限度額以下である場合(S309:Y)、融資可否判定手段135は、ステップS310において、当該申し込まれた融資取引が実行可能であると判定する。他方、算出した加算後の融資額が融資限度額より大きい場合(S309:N)、融資可否判定手段135は、ステップS311において、当該申し込まれた融資取引が実行不可であると判定する。
なお、第3実施例において、約定弁済付き融資取引が利用可能である場合、判定手段130は、第2実施例と同様に、申し込まれた融資取引に係る融資実行日までに返済予定の返済予定額を考慮して、融資可否判定を行うようにしてもよい。この場合、ステップS308において算出された加算後の融資額から、図5のステップS206において算出された約定弁済付き融資取引の融資実行日までに返済予定の返済予定合計額を差し引き、ステップS309において控除後の融資額と融資限度額とを対比するようにしてもよい。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は上述した特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10 システム
100 サーバ
110 受信手段
120 記憶手段
130 判定手段
200 端末装置
300 ネットワーク

Claims (3)

  1. 端末装置から融資申込顧客の識別子と、融資実行日と、融資申込額とを含む融資申込電文を受信する受信手段と、
    前記融資申込顧客に対する融資限度額と、融資残高合計額と、前記融資実行日までの期間中に融資実行予定の先日付融資実行予定額とを記憶する記憶手段と、
    前記融資申込額と、前記融資残高合計額と、前記先日付融資実行予定額との第1合計額が前記融資限度額以下である場合、前記融資申込電文に係る融資取引が実行可能であると判定する判定手段と、
    を有する融資取引実行可否判定システム。
  2. 前記記憶手段は、前記融資申込顧客に対する前記融資実行日までに返済予定の返済予定額の第2合計額をさらに記憶し、
    前記判定手段は、前記第1合計額から前記第2合計額を控除し、前記控除後の融資額が前記融資限度額以下である場合、前記融資申込電文に係る融資取引が実行可能であると判定する、請求項1記載の融資取引実行可否判定システム。
  3. 前記記憶手段は、前記融資申込顧客が既に申し込んだ未承認の融資取引であって、前記融資実行日以前に融資が実行され、前記融資実行日以後に最終返済日が到来する前記未承認の融資取引の融資申込額の第3合計額をさらに記憶し、
    前記判定手段は、前記第1合計額に前記第3合計額を加算し、前記加算後の融資額が前記融資限度額以下である場合、前記融資申込電文に係る融資取引が実行可能であると判定する、請求項1又は2記載の融資取引実行可否判定システム。
JP2012175134A 2012-08-07 2012-08-07 融資取引実行可否判定システム Active JP5492261B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012175134A JP5492261B2 (ja) 2012-08-07 2012-08-07 融資取引実行可否判定システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012175134A JP5492261B2 (ja) 2012-08-07 2012-08-07 融資取引実行可否判定システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014035583A JP2014035583A (ja) 2014-02-24
JP5492261B2 true JP5492261B2 (ja) 2014-05-14

Family

ID=50284566

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012175134A Active JP5492261B2 (ja) 2012-08-07 2012-08-07 融資取引実行可否判定システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5492261B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5918346B1 (ja) * 2014-12-25 2016-05-18 株式会社三井住友銀行 貸付システム、貸付方法およびプログラム
JP6760874B2 (ja) * 2017-03-24 2020-09-23 アルトア株式会社 情報処理装置及びプログラム
JP6760875B2 (ja) * 2017-03-24 2020-09-23 アルトア株式会社 口座管理装置及びプログラム
JP6997629B2 (ja) * 2018-01-10 2022-01-17 株式会社オービック 与信可否判断装置、与信可否判断方法および与信可否判断プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014035583A (ja) 2014-02-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6096866B1 (ja) 実行装置、実行方法及び実行プログラム
US8731962B2 (en) Process for linked healthcare and financial transaction initiation
US20230325794A1 (en) Method, Apparatus And Computer Readable Storage To Effectuate An Instantaneous Monetary Transfer
JP2014089698A (ja) 給与前払管理装置、およびこれを用いた給与前払管理システム、給与前払管理方法、並びに、現金支払管理装置、およびこれを用いた現金支払管理システム、現金支払管理方法
US20120166339A1 (en) Payment system, purchasing system, and method for performing a plurality of payment processes
US20190096001A1 (en) Platform implementing retrospective loss pooling
JP5492261B2 (ja) 融資取引実行可否判定システム
JP5667325B1 (ja) Id管理装置、id管理方法、およびid管理プログラム
KR20170130024A (ko) 여신기관의 p2p 대출 관리 시스템
JP7159689B2 (ja) 決済装置、決済方法及びプログラム
RU2683619C1 (ru) Системы и способы генерации пожертвований из транзакций по платежному счету
JP7045259B2 (ja) 決済管理システムおよび決済管理方法
JP2017138921A (ja) 情報処理装置、方法及びプログラム
US8145564B1 (en) Systems and methods for supporting extended pay date options on an insurance policy
US20210082029A1 (en) Intermediary Method, Intermediary Device, and Recording Medium/Program
JP6337224B1 (ja) 情報処理装置
JP2022153618A (ja) 管理装置、管理システム、管理方法、およびプログラム
JP5254713B2 (ja) 給与支払システム
JP2021184298A (ja) 電子記録債権処理装置、電子記録債権処理方法およびプログラム
JP2005056095A (ja) ストックオプションの権利行使を処理するシステム及び方法
JP6280258B1 (ja) 情報処理装置、情報処理システム及び情報処理方法
KR20140020388A (ko) 차량대출을 위한 뱅킹관리시스템 및 그 제어방법
KR101482603B1 (ko) 금융 서비스 제공 시스템 및 방법
JP7461238B2 (ja) 保険運用支援装置及び保険運用支援方法
JP2005108005A (ja) 電子与信システム

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140225

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140228

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5492261

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250