JP5490819B2 - 多項式ベースのデータ変換および利用のための方法、装置、およびコンピュータプログラム製品 - Google Patents

多項式ベースのデータ変換および利用のための方法、装置、およびコンピュータプログラム製品 Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、概して、格納および読み出しのための情報変換に関し、より具体的には、多項式ベースのデータ変換および利用のための方法、装置、およびコンピュータプログラム製品に関する。
背景
近代の通信により、無線ネットワークの著しい拡大がもたらされている。種々のタイプのネットワーク技術が、これまで開発され、かつ現在開発中であり、結果として、コンピュータネットワーク、テレビジョンネットワーク、電話ネットワーク、および他の通信ネットワークのかつてない拡大がもたらされている。新しいネットワーク技術が進化するにつれて、消費者需要は、ネットワークの利用に関してさらなる革新を起こし続けている。無線およびモバイルネットワーク技術は、関連の消費者需要に対応し続けるとともに、情報転送のさらなる柔軟性および即時性を提供している。
通信および他の通信機器の利用が増加するにつれて、機器内および機器間の情報管理がますます重要になってきている。この点に関し、情報は、多種多様の位置に多種多様の形式で格納され得る。例えば、情報は、データサーバ上等、ネットワークを介してアクセス可能であるように格納されることができる。代替として、情報は、ハードドライブまたはフラッシュメモリ上等の、機器にローカルなメモリ上に格納されてもよい。さらに、データは、セキュリティ目的のために、暗号化形式等の異なる形式で格納されてもよい。
データが格納される位置または形式にかかわらず、データ損失のリスクが存在する。データ損失は、ユーザの過ちからや、メモリ機器に対する損傷等のハードウェア故障から、またはデータを維持する機器に対する接続性の損失によってもたらされる。機器および関連データが常に接続または切断されるスマートスペースまたは動的分散環境等のいくつかの事例では、データ損失は、頻繁かつ予測不可能な切断の可能性によって引き起こされ、ますます問題となっている。
したがって、多くの事例において、データ損失によって時間や努力が失われることから、データ損失を回避するための機構は、有用性がある。結果として、データ消費者は、バックアップ格納または他の冗長機構等を介して、データ格納の冗長性にしばしば依存する。残念ながら、冗長機構は、しばしば2倍の格納容量を必要とし、冗長格納位置にデータを移動させるために、かなりの通信リソースを必要とする。
摘要
いくつかの実施形態において、データ損失の防止を支援するために使用される、データシグニチャを生成することを提供する方法、装置、およびコンピュータプログラム製品について説明する。この点に関し、本発明の例示的実施形態は、例えば、円分多項式拡大(cyclotomic polynomial extensions)を介して、部分データ閉包を、既約多項式表現またはデータシグニチャに変換または合成する。部分データ閉包は、例えば、動的分散機器ネットワーク内における機器等にローカルであり、受信した1つ以上のクエリの集合に基づいて生成されてもよい。いくつかの例示的実施形態では、データシグニチャは、部分データ閉包に対して、より小さいサイズのデータパッケージを表し、組み合わせおよび変換のプロセスを通して、完全または演繹的データ閉包(deductive data closure)を再生するために使用されてもよい。種々の例示的実施形態によると、データシグニチャは、均一または傾斜/非均一分散技法等の分散技法を使用して、例えば、スマートスペース内において分散されてもよい。動的分散機器ネットワークにおける変更および/またはネットワーク内におけるデータに対する関連の変更に起因して、データシグニチャは、データシグニチャが基づくデータをデータシグニチャが正確に表すことを確実にするように、規則的または不規則的に再合成または更新されてもよい。データシグニチャは、その後、後のクエリに関するデータシグニチャの使用を容易にするように格納されてもよい。
具体的には、種々の例示的実施形態によると、1つ以上のクエリの集合に関連するデータが識別されてもよい。また、関連データの位置および/または関連データを、例えば、ネットワークもしくはメモリ機器内に格納する情報源(例えば、情報源格納部)の識別も判断されてもよい。関連情報またはデータを保持する情報源の識別に基づいて、情報源ベクトルを生成することができる。結果として、情報源ベクトルは、クエリの集合に対する関連データが発見され得る場所を標示してもよい。また、情報源ベクトルは、情報ベクトルの等価クラス(equivalence class)表現が生成されることができるか否かを判断することによって、検証されてもよい。次いで、情報源ベクトルは、円分多項式を生成するために使用されてもよい。次いで、円分多項式は、複数の直交データシグニチャを生成するために因数分解されてもよい。このようにデータシグニチャを生成することによって、複数のデータシグニチャのうちの2つ以上のデータシグニチャは、円分多項式を再構成するために組み合わされ、したがって、元々のデータが、円分多項式を生成するために使用される。いくつかの例示的実施形態では、動的分散機器環境の情報格納部へのデータシグニチャの分散は、データシグニチャに関連付けられた組み合わせ特性によってデータ損失が減少されるため、有利である。
また、本発明のいくつかの例示的実施形態の効果は、データの部分閉包に対して比較的小さいサイズのデータシグニチャを利用することに関し、動的分散機器ネットワークの通信基盤に対する負荷を低下させることにもある。また、エネルギー効率も、通信基盤およびデータの格納に対する負荷の低下に起因して、例示的実施形態によって実現される。また、例示的実施形態は、独立した機器プラットフォームであり、ソリューションの拘束内でインタラクトするように異なる機器プラットフォームを可能にする。さらに、本発明の例示的実施形態はまた、より小さいサイズのいくつかの情報を含むデータセットを再生成する能力によってデータ損失も制限する。
本発明の例示的実施形態は、多項式ベースのデータ変換および利用のための装置である。例示的装置は、プロセッサを含み、プロセッサは、1つ以上のクエリの集合に関連するデータを識別し、データに関連付けられた情報源を標示する情報ベクトルを生成するように構成されてもよい。また、プロセッサは、情報源ベクトルに基づいて円分多項式を生成し、複数の直交データシグニチャを生成するために円分多項式を因数分解するように構成されてもよい。
本発明の別の例示的実施形態では、多項式ベースのデータ変換および利用のためのコンピュータプログラム製品が提供される。例示的コンピュータプログラム製品は、実行可能なコンピュータ可読プログラムコード命令がその中に格納された少なくとも1つのコンピュータ可読ストレージ媒体を含む。コンピュータ可読プログラムコード命令は、1つ以上のクエリの集合に関連するデータを識別し、データに関連付けられた情報源を標示する情報源ベクトルを生成するように構成されてもよい。また、プログラムコード命令は、情報源ベクトルに基づいて円分多項式を生成し、複数の直交データシグニチャを生成するために円分多項式を因数分解するように構成されてもよい。
本発明のさらに別の例示的実施形態は、多項式ベースのデータ変換および利用のための方法である。例示的方法は、1つ以上のクエリの集合に関連するデータを識別することと、データに関連付けられた情報源を標示する情報源ベクトルを生成することとを含む。また、例示的方法は、情報源ベクトルに基づいて円分多項式を生成することと、複数の直交データシグニチャを生成するために円分多項式を因数分解することとを含む。
本発明の追加の例示的実施形態は、多項式ベースのデータ変換および利用のための装置である。例示的装置は、1つ以上のクエリの集合に関連するデータを識別するための手段と、データに関連付けられた情報源を標示する情報源ベクトルを生成するための手段とを含む。また、例示的装置は、情報源ベクトルに基づいて円分多項式を生成するための手段と、複数の直交データシグニチャを生成するために円分多項式を因数分解するための手段とを含む。
本発明について概括的に説明したところで、添付の図面を参照されたい。これらの図面は、必ずしも一定の縮尺で描かれているとは限らない。
本発明の種々の例示的実施形態に従う、多項式ベースのデータ変換および利用のための方法のフローチャートの図である。 本発明の種々の例示的実施形態に従う、多項式ベースのデータ変換および利用のための別の方法のフローチャートの図である。 本発明の種々の例示的実施形態に従う、多項式ベースのデータ変換および利用のための装置のブロック図である。 本発明の種々の例示的実施形態に従う、多項式ベースのデータ変換および利用のためのさらに別の方法のフローチャートの図である。
詳細な説明
次に、本発明の実施形態について、添付の図面を参照して以下により詳しく説明する。これらの図面において、本発明の実施形態のいくつかが示されるが、全てが示されるわけではない。当然ながら、本発明は、多数の異なる形式で具現化されてもよく、本明細書に記載の実施形態に限定するように解釈されるべきではない。むしろ、これらの実施形態は、本開示が適用可能な法的必要条件を満たすように提供される。同一の参照番号は、明細書において同一の要素を表す。本明細書で使用する際、用語の「データ」、「コンテンツ」、「情報」、および類似の用語は、本発明の実施形態に従って送信、受信、動作、および/または格納可能であるデータを表すように入れ替えて使用されてもよい。本明細書で使用する際、用語の「要求」、「メッセージ」、および類似の用語は、本発明の実施形態に従って、スマートスペース内の通信を表すように入れ替えて使用されてもよい。本明細書で使用する際、機器に関する用語「ローカル」は、その機器上または機器内にある側面を表し、機器に関する用語「遠隔」は、機器から離れた側面および恐らくはネットワークを介してアクセスされ得る別々の機器上にある側面を表す。さらに、本明細書で使用する際、用語の「メッセージ」および類似の用語は、本発明の実施形態に従うスマートスペース内の通信を表すように入れ替えて使用されてもよい。用語の「例示的」については、本明細書において使用する際、何ら定性的評価を伝えるものではなく、単に例として示すために使用される。
本発明の例示的実施形態は、データの格納を伴う多種多様の設定で使用されてもよい。いくつかの例示的実施形態は、スマートスペース等の動的分散機器ネットワークの背景内において使用されてもよい。後述の例示的実施形態のうちのいくつかは、動的分散機器環境内の適用に関連して説明されるが、例示的実施形態が、集中および/または静的ネットワーク環境、内部機器環境(例えば、電子機器のメモリ機器内)、またはその同等物に同等に適用可能であることが想定される。
スマートスペース等の動的分散機器環境に関し、アーキテクチャは、任意の機器がいつでもネットワークを出入りできるように、動的トポロジを有する動的、アドホック、分散機器ネットワークとして定義されてもよい。いくつかの例示的実施形態では、スマートスペースは、ノードおよび情報格納部を含んでもよい。
ノードは、例えば、クエリの使用により要求するか、あるいはデータとインタラクトするアプリケーションまたは他のエンティティ等の、スマートスペース内における動作主であってもよい。この点に関し、ノードは、スマートスペースに接続された機器により実行された任意のアプリケーションまたはアプリケーションの一部分であってもよい。ノードは、近隣ノード等の、スマートスペースの他のノードを認識してもよい。ノードのアプリケーションは、情報の格納、読み出し、計算、送信、および受信を実装できる任意のアプリケーションであってもよい。種々の実施形態では、ノードは、いくつかの例示的実施形態において、ノードが同一の機器により実行されるように、または1つの機器が複数のノードを実行し得るように、種々の機器により実行中のアプリケーションを表してもよい。さらに、いくつかの実施形態では、単一のノードは、機器がノードを共有するように、2つ以上の機器によって実装されてもよい。
ノードは、外部インターフェース、ノード情報格納インターフェース、およびタスクを含んでもよい。外部インターフェースは、外部世界(例えば、ユーザ)とのノードのインタラクションを考慮してもよい。ノード情報格納インターフェースは、スマートスペースを介して、情報格納部に情報を転送し、情報格納部から情報を読み出すために使用されてもよい。タスクは、外部インターフェースとノード情報格納インターフェースとの間の関係を定義してもよい。例えば、ユーザが、情報格納部からノードにいくつかの情報を読み出したい場合、読み出しのためのタスク(例えば、クエリメッセージ)が生成されてもよい。ノードは、種々の方式で情報格納部とインタラクトしてもよい。この点に関し、ノードは、情報を挿入し、情報を削除/取り消し、情報をクエリし、永続クエリ(例えば、購読)によって情報格納部を購読し、このような購読を解約(例えば、購読中止)してもよい。ノードと情報格納部との間の種々のタイプのインタラクションは、まとめて要求と呼ばれてもよい。ノードは、スマートスペースを介して要求を情報格納部に通信し、スマートスペースを介して情報を情報格納部から受信してもよい。ノードは、概して、スマートスペースを認識できるが、スマートスペース内の接続性を認識する必要はない。
スマートスペース、または任意の他のネットワーク構成(例えば、静的ネットワーク)の情報格納部は、データを格納する受動エンティティであってもよい。この点に関し、スマートスペース内の情報格納部は、実際は、意味的ウェブ型または空間ベースの情報リソース介する自由形式であると考えられてもよい。書き込み可能メモリを有し、かつスマートスペースに接続された任意の機器は、情報格納部を実装してもよい。この点に関し、情報格納部を実装する機器は、情報を格納、読み取り、計算、送信、および受信することが可能であってもよい。したがって、いくつかの実施形態では、情報格納部は、情報が格納される位置を記述する論理エンティティであってもよい。種々の実施形態によると、情報格納部は、複数の機器に及んでもよい。情報格納部は、スマートスペースに関連付けられた情報と、スマートスペースを介してアクセスされる情報とを格納してもよい。
情報格納部は、スマートスペースに接続される任意の機器によって実装され得るため、スマートスペースのデータは、情報格納部の間でスマートスペース内において分布または分散されてもよい。この点に関し、スマートスペース内のデータは、分散アルゴリズムによって、作用されてもよい。任意の既知の分散アルゴリズムは、スマートスペースの情報格納部の間で、データ(例えば、部分データ閉包、データシグニチャ等)を分散させるために利用されてもよい。
いくつかの例示的実施形態では、分散アルゴリズムは、データセットを部分閉包(部分データ閉包としても既知である)に分解するためにも使用され、部分閉包は、スマートスペース内で分散されてもよい。種々の例示的実施形態によると、元々のデータセットまたは元々のデータセットの確実な予測は、2つ以上の部分閉包から生成されてもよい。
本発明の例示的実施形態は、通信ネットワーク等のデータ格納環境内において、因数分解アルゴリズムまたは他の数学的技法(例えば、円分多項式表現)を使用して、部分閉包を所望の次数の既約多項式表現またはデータシグニチャに変換または合成することを提供してもよい。この点に関し、部分閉包を生成するためのデータ(例えば、ローカルデータ)を識別するクエリが受信されてもよい。これらのデータシグニチャは、データシグニチャがそれぞれの部分閉包よりもサイズが小さいことから、部分閉包の比較的軽いバージョンと考えられてもよい。いくつかの例示的実施形態では、データシグニチャは、冗長データが排除されるためサイズがより小さい。データシグニチャは、機能をクエリするためにデータシグニチャを使用可能にするのに十分な情報を保持する。データシグニチャは、後続のクエリに応じることを容易にするように、スマートスペースの情報格納部に格納されてもよい。種々の例示的実施形態に従って生成されたデータシグニチャは、効率的な情報変換、分散および部分情報の存在下での拡散および集約を容易にする。
例示的スマートスペース内において、種々のデータシグニチャは、クエリまたは他のトリガメッセージに応答して生成されてもよい。この点に関し、ローカル部分閉包が、生成されてもよい。また、遠隔データ閉包、ならびに他の機器上の遠隔データシグニチャが生成されてもよい。したがって、データシグニチャは、スマートスペース等のネットワーク内の複数の機器上に存在してもよい。種々の例示的実施形態によると、データシグニチャは、他の機器上の少なくともいくつかのデータシグニチャの間の直交性を確実にするように生成されてもよい。
この点に関し、クエリのコンテンツは、標的シグニチャを生成するように、同じ技法を使用して変換されてもよい。標的シグニチャは、要求されたクエリのコンテンツに一致するデータシグニチャの識別を容易にするように、スマートスペースにおいて分布されてもよい。適切なデータシグニチャを識別すると、データシグニチャは、演繹的シグニチャを生成するように直接組み合わされてもよい。いくつかの例示的実施形態では、合成動作に使用されるデータシグニチャは、相互に対して直交である。次いで、演繹的シグニチャは、例えば、アクセス機能またはキーを使用して、クエリにより要求されたデータの完全閉包に変換されてもよい。したがって、本発明の例示的実施形態によって、標的シグニチャおよびデータシグニチャが、部分的分散情報を介して、スマートスペース内においてデータのクエリの結果の確実かつ一貫性のある動的演繹を容易にすることが可能になる。
したがって、本発明の例示的実施形態は、クエリに先立って閉包を計算することと、アクセス機能を定義することとの間のバランスを提供する。ゆえに、例示的実施形態は、動的に、またはオンデマンド様式でクエリ結果を生成することができる。さらに、クエリ結果を判断する手順は、情報獲得の混合されたフィードバック/フィードフォワード計算に収束するとともに、種々の事実のバランスを取ってもよい。
この点に関し、単語(例えば、部分閉包またはデータシグニチャ)の現状を考慮するために、識別または消費される少なくとも3つの別々の情報項目が提示されてもよい。項目は、現状に関する観測、任意の類似の状況に関する一般知、および現状の非直接的観測可能な特徴に関する信念(belief)であってもよい。論理的手法の場合、観測および一般知は、ある論理ベースの言語で符号化されてもよい。確率論的手法では、一般知は、可能性のある状況の集合に関する確率分布によってモデル化され得る。観測は、いくつかの変数の部分インスタンス化をもたらす。スマートスペース内のデータに関する推論は、観測からの推測信念(belief)と、複数の状況において有効であると思われる一般知とから成立する。
論理的手法では、この推論は、論理的演繹を介して達成されてもよい。確率論では、推論は、関連の命題の条件付き確率を計算することから求められ、この場合、条件付けイベントは、利用可能な観測を収集してもよい。観測は、確実かつ矛盾しないものであり得ると解されるが、計算された信念(belief)は、反対に、当然のことと解される。結果として、強力な類似性が、推論に対する論理手法と確率論的手法との間に存在し得る。いくつかの事例では、演繹的閉包機構に適合する情報間の信頼性は、可能性の高い群によって置換されてもよい。可能性の高い群は、同一集合の認められた信念(belief)を特徴付けられる。ゆえに、確実な分散演繹閉包生成を生成することができる。演繹的閉包分解のタスクは、スマートスペース環境の性質により生成された、互いに素な推移閉包内において事実であるものの集合(例えば、データセット)を検索および割り当てるタスクに収束してもよい。したがって、本発明の例示的実施形態は、持続的かつ考慮および構成に有用である非分解性成分または最小成分を利用する。
分散演繹的閉包生成を考慮するために、以下の仮定を使用してもよい。初等理論における分解可能性基準、および一階命題理論における分割ベースの論理推論から求めることにより、事実の集合(例えば、データセット)は、対応するシグニチャの観点から、分解可能演繹的閉包として認識され得る。いくつかの事例では、演繹的閉包が、直交シグニチャを含むいくつかの部分閉包の事実の全集合の述語論理の形式である場合に、これが当てはまり得る。結合または合成されると、直交シグニチャは、完全なまたは演繹的なデータシグニチャをもたらしてもよい。
この点に関し、事実の集合(例えば、1つ以上の情報格納部内のデータセット)は、事実の3重形式、つまり、主語-述語-目的語表現によって表されてもよく、この場合、述語は、一貫性があり得ることから、任意の他の部分閉包シグニチャに直交である必須な部分閉包シグニチャ(例えば、データシグニチャ)の形成を容易にし得る。ゆえに、述語は、目的および定義によって、可能性のある情報の集合を形成できる。したがって、分散演繹的閉包生成の問題は、全てのアクセス可能な情報において、述語の完全なまたはクラスタ化された像を提供することに還元される。述語の一貫性からの独立を提供するために、シグニチャに関していくつかの適切な分解可能フラグメントが生成および識別される。
したがって、いくつかの例示的実施形態では、2つの閉包(例えば、データまたは演繹的)が存在し、それに関連付けられたシグニチャが合体して、特定の情報空間のための有限演繹的閉包のシグニチャを形成してもよい。この点に関し、有限演繹的閉包のシグニチャの部分である事実(例えば、事実の集合の部分集合)が存在する場合、種々の例示的実施形態によると、少なくとも2つの他の事実(例えば、事実の集合の部分集合)が存在し、その対応するデータシグニチャが、有限演繹的閉包シグニチャに対して直交であるようにする。
ゆえに、その閉包において分解不可能である有限演繹的閉包の各事実(例えば、事実の集合の部分集合)が、閉包の1つの分解成分のみからのいくつかの情報(例えば、主語-述語-目的語)を含むことになる。したがって、シグニチャの分割が使用されてもよく、また、閉包の成分も、閉包の公式(公理)の体系に少なくとも部分的に基づいて、使用されてもよい。
本発明の種々の実施形態の効率および適用性は、演繹的閉包合成のタスクによって示され、任意の情報処理および分析に適用可能である。したがって、事実および/またはクエリの集合、事実の集合へのアクセス経路、これらの事実表現の既定のフォーマット(例えば、主語-述語-目的語の3重)であって、フォーマットフィールド(例えば、述語フィールド)のうちの1つが、事実において一貫性があり、任意の他の部分閉包シグニチャに対して直交である必要な部分閉包を形成するフォーマットの場合、本発明のいくつかの実施形態は、分散演繹的閉包合成を実行するように実装されてもよい。
上述のシグニチャ構成を考慮すると、有効な既約多項式は、対応するキーとともに、シグニチャ作成および検証の役割を果たしてもよい。多項式特性の定義による直交性を有し、かつ全てのアクセス可能な情報内における部分閉包の一貫性のある表現として述語部分を見なすと、分散演繹的閉包合成の例示的機構を説明できる。
ネットワーク(例えば、スマートスペース)の動作に関し、事実またはデータは、挿入または削除されてもよく、クエリは、挿入および/または満たされてもよい。さらに、特定の種類のクエリであり、購読として既知である永続クエリも、挿入および/または満たされてもよい。事実およびクエリは、均一または傾斜/非均一様式で分布または分散されてもよい。さらに、いくつかの例示的実施形態では、事実およびクエリは、いくつかのベクトルによって符号化されてもよい。結果として、事実およびクエリは、いくつかの所定の多項式形式の入力パラメータとして見なされてもよく、既約多項式は、分散機構として使用されてもよい。
既約多項式は、因数分解アルゴリズムによって作成されることから、結果として生じる既約表現は、既定された次数の所望の数の個別の既約多項式の積として表すことができる。したがって、情報転送は、個別の既約多項式の累積集合によって表されてもよく、情報転送は、1つ以上の既約多項式に変換されることができる。したがって、冗長性を含む事実の集合である最適な一次論理閉包は、多項式表現の所定の形式として表すことができる。
この点に関し、1つ以上のクエリを含む集約クエリの集合Q = {q1, ..., qm}を考慮すると、kの個別の情報源(例えば、情報格納部)の集合について、情報源読み取りの集合は、ベクトルx = <x1, ..., xk> ∈ Rkとして定義することができる。1つまたは複数のクエリは、例えば、情報源内に格納されたデータのいくつかの部分集合の集約値を要求してもよい。また、1つまたは複数のクエリは、関連の負荷に比例する所定の頻度要求データにも関連付けられてもよい。情報源は、例えば、リソースディスクリプションフレームワーク(resource description framework; RDF)フォーマットで、バイナリマルチメディアストリームフォーマット、またはその同等物等の、構造化または非構造化情報エンティティによって定義されてもよい。ゆえに、各クエリは、情報源ベクトルと呼ばれるkビットベクトルとして表現されてもよい。
この点に関し、情報源ベクトルの要素は、情報源xが所定のクエリに寄与する場合、1に同等であってもよい。そうでない場合、ベクトルの要素は、ゼロに同等でもよい。例えば、情報源ベクトルの要素は、xjがqjの値に寄与する場合、1であってもよい。一方、xjがqjの値に寄与しない場合、要素jは、ゼロとなる。この点に関し、例示的クエリqjに関する要素と、情報源読み取りxとは、クエリと情報源読み取りとのドット積(qj ・ x)として表されてもよい。したがって、情報源ベクトルの要素は、所望の多項式形式の入力パラメータであってもよい。
情報源ベクトルを判断すると、等価クラス(equivalence class)が生成されるか否かを判断することによって、情報源ベクトルに関して検証または確認が実行されてもよい。この点に関し、クエリが情報源に対して定義されると、負荷において集約されたクエリの全集合が同一の頻度を有するという仮定が立てられてもよい。言い換えると、次式となり、式中、QWL1は、集約されたクエリの集合の負荷である。
Figure 0005490819
したがって、集約されたクエリは、同一の頻度を有するため、集約されたクエリの同一の集合が対象とする全ての領域(例えば、情報源)の合体は、情報集合を形成する等価クラス(equivalence class)として定義されてもよい。例えば、クエリの集合{q1, q2, q3}は、{EC1, EC2, EC3, EC4}として表されてもよく、これは、q2およびq3の対象となることができ、[0,0,1]Tとして表されることができる。
情報源ベクトルが、同類値の生成を介して生成および確認される場合、所定の次数の等価クラス(equivalence class)の集合について既約多項式を決定論的に生成することが可能であってもよい。この点に関し、等価クラス(equivalence class)の構成は、次数mの有限フィールドFについて既約多項式fが存在することを標示する。mが素因数分解である場合、多項式の構成は、i=1,...,rについて次数qi eiの有限フィールドについて生成されてもよく、多項式は、まとめて組み合わせて、次数mの既約多項式を形成してもよい。
結果として生じる既約多項式は、分散機構の1つの製品化として使用されてもよい。結果として生じる既約多項式は、因数分解アルゴリズムによっても生成されるため、結果として生じる既約多項式は、規定の次数の特定の数の個別の既約多項式の積として表されてもよい。
この点に関し、円分多項式Φq = X q-1+ ... + 1は、次数mの既約多項式を得るように、因数分解されてもよい。本手順は、有限フィールド(例えば、次数pm - 1の巡回群であり、式中、pは、所定の素数である)および有限フィールドにおける特定の単位元の原始q乗根をもたらしてもよい。ゆえに、多項式構成は、有限フィールドについて、形式Xq -cの多項式の根の発見に対して約分されてもよい。次いで、因数分解からの約分は、mから1の次数で実行されてもよい。結果として、既約多項式f(l) ,..., f(k)の集合は、根が単位元の原始qi乗根である次数mのFにおいて帰納的に定義されてもよい。いくつかの例示的実施形態によると、既約多項式の集合は、本明細書に説明するように使用するためのデータシグニチャであってもよい。
決定論的因数分解アルゴリズムを介して、上記に提供された例示的手法は、決定論的に構成された既約多項式であって、有限フィールドFにおいて次数lのkの既約多項式の積である既約多項式がもたらされ、この場合、lは、アルゴリズム実行時間に寄与する。したがって、特定の情報転送は、個別の既約多項式の累積集合によって表されてもよく、個々の既約多項式の累積集合は、集合または集合の成分から1つの既約多項式に変換されてもよい。結果として、種々の例示的実施形態によると、冗長性を含む情報(事実またはクエリ)の集合である最適な一次論理閉包は、多項式の形式で表されてもよい。
ゆえに、一般的な情報閉包計算のタスクは、既約多項式またはデータシグニチャの生成を繰り返すことによって、既約多項式更新のタスクに約分されてもよい。円分多項式Φq = Xq-1+ ... + 1を因数分解することによって判断された次数mの既約多項式fが構成された後、既約多項式は、基礎データもしくはクエリにおける変化および/または例えば、ネットワークトポロジにおける変化に基づいて更新されてもよい。さらに、アルゴリズムは、(n log p)O(1)ステップにおいてnのランダムフィールド要素または提供されたフィールド要素を使用して、円分多項式Φqを因数分解するために考慮されてもよい。
さらに、いくつかの例示的実施形態によると、合成された多項式の一貫性を確認し、それらを拡散方針および集約方針と整合することも、実行することができる。さらに、本明細書に説明する情報変換のプロセスは、双方向性であってもよく、これは、情報が、元々の基礎データと多項式形式との間で変換したり再び戻したりすることができることを意味する。
既約多項式または情報の分解不可能成分は、考慮およびさらなる情報構成ための関連の最低持続的成分であってもよい。情報ドメイン(例えば、データの元々の表現)から取られたデータを評価することと、データを既約多項式(例えば、データシグニチャ)に変換することとによって、効率的な情報処理を行うことができるドメインに関して情報閉包をレンダリングする能力が可能になりてもよい。
上記の結果として、Dカーネルとしても既知である最も一般的な演繹的閉包を識別するタスクは、Dカーネルを表す既約多項式表現を更新するタスクに約分されてもよい。ゆえに、演繹的閉包合成は、更新された既約多項式表現の結果であってもよい。
既約多項式更新のタスクを考慮すると、演繹的閉包合成(事実閉包生成)のプロセスは、既約多項式表現の更新公式の役割を果たしてもよい。更新は、集約様式で行われてもよく、各更新は、更新の有用性に関して監視および検証されてもよい。更新が、有用な情報に寄与し得ないことが判断される場合、それぞれの既約多項式表現は、無視され、また、関連の事実も無視されてもよい。
また、例示的実施形態は、演繹的閉包の像(例えば、カーネル像)の成形のため、ならびに容易に入手可能な最適事実の追跡および維持のための実行可能な機構も提供する。ゆえに、本機構は、最も一般的または有用な演繹的閉包を追跡し、スマートスペースおよびスマートスペースに接続された機器の制約に基づいて、適切な保守を実行することができる。ゆえに、演繹的閉包は、最も有用ないくつかの情報によって組み立てられてもよく、この場合、いくつかの情報は、構造化および非構造化されてもよい。結果として、演繹的閉包は、静的および動的の両方であると考えられてもよい。
図1は、本発明の例示的実施形態に従う、分散演繹的閉包合成ならびに多項式ベースのデータ変換および利用を容易にするための方法を図示する。この点に関し、100において、要求が、ネットワーク(例えば、動的分散機器ネットワーク)に入ってもよい。要求は、例えば、情報を格納するためのクエリまたは要求等の、任意の種類のメッセージであってもよい。105において、判断は、要求が成分部分に分解され得るかに関してもよい。分解される場合、120において、要求は、ネットワーク内において拡散されてもよい。要求が分解不可能である場合、要求は、更新可能な経路内において転送されてもよい110。次いで、115において、分解不可能要求は、ネットワーク内の経路を通過してもよく、部分閉包選択が、要求に関連して行われてもよい。次いで、要求は、リンクにより標示されるように、要求を単一機器透視フロー101に変換するために、ネットワークの1つ以上の個々の機器によって作用されてもよい。
分解可能な要求に関し、これらの要求は、120において拡散され、ネットワークの1つ以上の機器によって受信されてもよい。受信すると、要求は、単一機器透視フロー101に入ってもよい。125において、部分閉包選択および要求の符号化が発生してもよい。この点に関し、情報ドメイン130は、125において、部分閉包選択および情報符号化のための格納情報メタデータ分析プロセス135を通してデータを提供し得る情報ドメイン130は、実際のコンテンツおよびクエリ関連コンテンツを含むメタデータを提供するデータ特有のドメインの表現であってもよい。データ特有の情報は、分散オブジェクトファイルシステム基盤によって配信されてもよく、メタデータオブジェクト分散および階層を含んでもよい。
加えて、ローカル多項式キャッシュは、部分閉包選択および情報符号化のためのデータを提供してもよい。145において、情報ドメイン130を介して受信した要求および/またはデータは、例えば、円分多項式拡大を構成することによって約分されてもよい。150において、部分閉包毎の多項式が、構成され、多項式ローカルキャッシュ140に格納されてもよい。構成された多項式は、155において組み合わせられてもよい。次いで、この結果は、因数分解を介して、例えば、数学的因数分解アルゴリズムを介して約分されてもよい。145から160までの一連の動作は、部分閉包のデータに対して多項式表現の精度を維持するために、規則的または不規則的間隔で発生してもよい。
165において、拡大(例えば、円分多項式拡大)について、またはそれに関する多項式の構成が実行されてもよい。この結果は、ネットワークの多項式キャッシュ175に格納されてもよい。この点に関し、多項式キャッシュのコンテンツは、120において、例えば、分散アルゴリズムに基づいて、ネットワークにおいて拡散されてもよい。170において、演繹的閉包は、要求を受信したネットワークのポイントにおいて、または別の適切な位置において再び格納されてもよい。
図1bは、本発明の種々の例示的実施形態に従う、多項式ベースのデータ変換および利用のための別の方法のフローチャートの図である。180において、要求(例えば、クエリ)または情報ストリームが、本発明の例示的実施形態を用いるシステムに入ってもよい。この点に関し、いくつかの例示的実施形態では、情報ストリームは、基礎データの変更を標示してもよい。182において、階級選択および有限フィールド判断が実行されてもよい。184において、円分拡大を構成することに対する約分が実行されてもよい。この点に関し、いくつかの例示的実施形態によると、184において、情報源ベクトルが生成されてもよい。さらに、186において、原始多項式構成が実行されてもよい。194において、原始多項式が保持または格納されてもよく、階級選択および有限フィールド判断が、182において再開してもよい。
したがって、188において、多項式は、本発明の種々の例示的実施形態に従って帰納的に導出されてもよい。さらに、190において、因数分解に対する約分が実行されてもよい。因数分解に対する約分は、反復方式で実行されてもよく、したがって、円分拡大を構成することに対する約分は、184において再び実行されてもよい。さらに、190における因数分解に対する約分の後、拡大について多項式の構成が192において発生してもよい。結果として、既約多項式またはデータシグニチャの集合が生成されてもよい。196において多項式を更新するために(例えば、ランダムに)、例示的方法は、180において再開してもよく、この場合、要求および/または情報ストリームは、システムに導入されてもよい。
図2は、本発明の種々の実施形態に従う、多項式ベースのデータ変換および利用のために構成された例示的装置200を図示する。装置200、および具体的には、プロセッサ205は、既約多項式またはデータシグニチャの生成および分散ならびにデータの取り出しのためのクエリの取り扱いに関して等の、概して上記に説明した動作および機能を実装するように構成されてもよい。さらに、装置200、および具体的にはプロセッサ205は、図1a、図1b、および/または図3に関連して説明した動作の一部または全てを実行するように構成されてもよい。
いくつかの例示的実施形態では、装置200は、有線または無線通信能力を含むコンピューティング機器および/または通信機器の構成要素として具現化されてもよいか、または構成要素として含まれてもよい。装置200のいくつかの例として、コンピュータ、サーバ、携帯電話機、携帯情報端末(portable digital assistant; PDA)、ポケットベル、携帯型テレビ、ゲーム機器、モバイルコンピュータ、ラップトップ型コンピュータ、カメラ、ビデオレコーダ、音声/映像プレーヤ、ラジオ、および/または全地球測位システム(global positioning system; GPS)機器等のモバイル端末、基地局等のアクセスポイント等のネットワークエンティティ、または上述のものの任意の組み合わせ、あるいはその同等物が挙げられる。さらに、装置200は、例えば、本発明の種々の例示的方法を含む、本明細書に説明する本発明の種々の側面を実装するように構成されてもよく、方法は、ハードウェアおよび/またはソフトウェアにより構成されたプロセッサ(例えば、プロセッサ205)、コンピュータ可読媒体、またはその同等物により実装されてもよい。
装置200は、プロセッサ205、メモリ機器210、および通信インターフェース215を含んでもよく、あるいはそれらと通信してもよい。さらに、装置200がモバイル端末である実施形態等のいくつかの実施形態では、装置200は、ユーザインターフェース225も含む。プロセッサ205は、特定用途向け集積回路(application specific integrated circuit; ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(field programmable gate array; FPGA)、またはハードウェアアクセラレータ等の集積回路を含むマイクロプロセッサ、コプロセッサ、制御器、または種々の他の処理機器等の、種々の処理手段として具現化されてもよい。FPGA、ASIC、またはその同等物であるプロセッサに関し、プロセッサは、具体的には、本明細書に説明するプロセッサ205の動作を実行するようにハードウェアにより構成されてもよい。例示的実施形態では、プロセッサ205は、メモリ機器210に格納された命令あるいはプロセッサ205にアクセス可能な命令を実行するように構成される。プロセッサ205は、例えば、通信インターフェー215に含まれたハードウェアおよび/またはソフトウェアを制御することによって、通信インターフェース215を介して通信を容易にするように構成されてもよい。
メモリ機器210は、例えば、標的シグニチャおよびデータシグニチャ等の、本発明の実施形態の実装に関与する種々の情報を格納するように構成されてもよい。メモリ機器210は、揮発性および/または不揮発性メモリを含み得るコンピュータ可読ストレージ媒体であってもよい。例えば、メモリ機器210は、動的および/もしくは静的RAM、オンチップまたはオフチップキャッシュメモリ、および/またはその同等物を含むランダムアクセスメモリ(Random Access Memory; RAM)を含んでもよい。さらに、メモリ機器210は、埋め込み型および/または着脱式であり得る不揮発性メモリを含んでもよく、例えば、読み取り専用メモリ、フラッシュメモリ、磁気ストレージ機器(例えば、ハードディスク、フレキシブルディスクドライブ、磁気テープ等)、光ディスクドライブおよび/またはメディア、不揮発性ランダムアクセスメモリ(non-volatile random access memory; NVRAM)、および/またはその同等物を含んでもよい。メモリ機器210は、データの一時的な格納のためにキャッシュエリアを含んでもよい。この点に関し、メモリ機器210の一部または全部は、プロセッサ205内に含まれてもよい。
さらに、メモリ機器210は、プロセッサ205および装置200が本発明の例示的実施形態に従う種々の機能を実行することを可能にするための、情報、データ、アプリケーション、コンピュータ可読プログラムコード命令、またはその同等物を格納するように構成されてもよい。例えば、メモリ機器210は、プロセッサ205による処理のための入力データをバッファリングするように構成されてもよい。付加的または代替的に、メモリ機器210は、プロセッサ205による実行のための命令を格納するように構成されてもよい。
ユーザインターフェース225は、ユーザインターフェース225においてユーザ入力を受信するように、および/または可聴、視覚的、機械的、または他の出力をユーザに提供するように、プロセッサ205と通信してもよい。ユーザインターフェース225には、例えば、キーボード、マウス、ジョイスティック、ディスプレイ(例えば、タッチスクリーンディスプレイ)、マイクロホン、スピーカ、または他の入力/出力機構が含まれてもよい。いくつかの例示的実施形態では、ユーザインターフェース225のディスプレイは、本発明の実施形態に従って実行されたクエリの結果を提示するように構成されてもよい。
通信インターフェース215は、ネットワークおよび/または装置200と通信する任意の他の機器もしくはモジュールからデータを受信および/またはそこにデータを送信するように構成される、ハードウェア、コンピュータプログラム製品、またはハードウェアおよびソフトウェアの組み合わせのいずれかにおいて具現化された任意の機器または手段であってもよい。この点に関し、通信インターフェース215は、例えば、ネットワーク220との通信を可能にするプロセッサまたはコンピュータプログラム製品を含む、アンテナ、送信機、受信機、送受信機、支援ハードウェアを含んでもよい。この点に関し、ネットワーク220は、スマートスペースまたは他の動的分散機器ネットワークであってもよい。装置200は、機器がいつでもネットワークを出入りするネットワークとして定義される動的分散機器ネットワーク(例えば、ネットワーク220)の一部である多くの機器のうちの1つであってもよい。いくつかの例示的実施形態では、ネットワーク220は、ピアツーピア接続を例示する。通信インターフェース215を介して、装置200は、種々の他のネットワークエンティティと通信してもよい。
通信インターフェース215は、任意の有線または無線通信規格に準拠する通信を提供するように構成されてもよい。例えば、通信インターフェース215は、第2世代(2G)無線通信プロトコルIS-136(時分割多重アクセス(time division multiple access; TDMA))、モバイル通信のためのグローバルシステム(global system for mobile communication; GSM)、IS-95(符号分割多重アクセス(code division multiple access; CDMA)に準拠して、ユニバーサルモバイル電気通信システム(Universal Mobile Telecommunications System; UMTS)、CDMA2000、広帯域CDMA(wideband CDMA; WCDMA)、および時分割同時CDMA(time division-synchronous CDMA; TD-SCDMA)等の第3世代(3G)無線通信プロトコルに準拠して、進化型ユニバーサル地上波無線アクセスネットワーク(Evolved universal Terrestrial Radio Access Network; E-UTRAN)等の3.9世代(3.9G)無線通信プロトコルに準拠して、第4世代(4G)無線通信プロトコル、進化型国際モバイル電気通信(international mobile telecommunications advanced; IMT -Advanced)プロトコル、進化型LTEを含む長期的進化(Long Term Evolution; LTE)プロトコル、またはその同等物に準拠する通信を提供するように構成されてもよい。さらに、通信インターフェース215は、例えば、無線周波数(radio frequency; RF)、赤外線(infrared; IrDA)、またはIEEE 802.11(例えば、802.11a、802.11b、802.11g、802.11n等)等のWLAN技術、無線ローカルエリアネットワーク(wireless local area network; WLAN)プロトコル、IEEE 802.16等のマイクロ波アクセスのための世界相互運用(world interoperability for microwave access; WiMAX)技術、および/もしくはIEEE 802.15等の無線パーソナルエリアネットワーク(wireless Personal Area Network; WPAN)技術、BlueTooth(BT)(登録商標)、超広帯域(ultra wideband; UWB)、および/またはその同等物を含む、多数の異なる無線ネットワーク技術のうちのいずれかに準拠する通信を提供するように構成されてもよい。
装置200のクエリ/データ管理部240および多項式生成部245は、本明細書に説明するクエリ/データ管理部240および/または多項式生成部245の機能を実行するように構成される、ソフトウェア命令を実装するプロセッサ205またはハードウェアにより構成されたプロセッサ205等の、ハードウェア、コンピュータプログラム製品、またはハードウェアおよびソフトウェアの組み合わせにおいて具現化された任意の手段または機器であってもよい。例示的実施形態では、プロセッサ205は、クエリ/データ管理部240および/または多項式生成部245を含んでもよく、あるいはそれらを制御してもよい。種々の例示的実施形態では、クエリ/データ管理部240および/または多項式生成部245は、クエリ/データ管理部240および/または多項式生成部245の機能の一部または全部が第1の装置により実行され、クエリ/データ管理部240および/または多項式生成部245の残りの機能が、1つ以上の他の装置によって実行されてもよいように、異なる装置上に存在してもよい。
クエリ/データ管理部240は、1つ以上のクエリの集合に関連するデータを識別するように構成されてもよい。この点に関し、識別されたデータは、ネットワーク220を介してアクセス可能なメモリ機器において識別および位置を特定されてもよく、識別および位置を特定されたデータは、メモリ機器210に格納されてもよい。また、クエリ/データ管理部240は、情報源ベクトルを生成するようにも構成されてもよい。また、情報源ベクトルは、クエリの集合に関連するデータに関連付けられた情報源を標示するように定義されてもよい。いくつかの例示的実施形態では、クエリ/データ管理部240は、等価クラス(equivalence class)を生成することによって、情報源ベクトルの検証を実行するように構成されてもよい。
多項式生成部245は、情報源ベクトルに基づいて円分多項式を生成するように構成されてもよい。さらに、多項式生成部24は、複数の直交データシグニチャを生成するように、円分多項式を因数分解するように構成されてもよい。さらに、いくつかの例示的実施形態では、多項式生成部245はまた、複数の直交データシグニチャを生成するために、円分多項式を因数分解するようにも構成されてもよく、直交データシグニチャは、既約多項式である。いくつかの例示的実施形態では、多項式生成部245はまた、更新されたデータに基づいて生成された新しい円分多項式を因数分解することによって、直交データシグニチャを更新するようにも構成されてもよい。
いくつかの例示的実施形態によると、クエリ/データ管理部240は、動的分散機器ネットワーク内における情報格納部に直行データシグニチャを分散させるように命令するようにさらに構成されてもよい。付加的または代替的に、クエリ/データ管理部240は、新しいクエリを受信し、新しいクエリに基づいて直交データシグニチャのうちの2つ以上の位置を特定されるように構成されてもよい。2つ以上の直交データシグニチャは、ネットワーク220を介して、またはメモリ機器210上で位置を特定されてもよい。
この点に関し、多項式生成部245は、位置を特定された直交データシグニチャに基づいて、円分多項式を再構成するように構成されてもよい。さらに、円分多項式に基づいて、多項式生成部はまた、円分多項式から演繹的データ閉包(deductive data closure)を生成するようにも構成されてもよい。
上述の図3ならびに図1aおよび図1bは、本発明の例示的実施形態に従う、システム、方法、およびコンピュータプログラム製品を図示する。フローチャートの各ブロック、ステップ、もしくは動作、および/またはフローチャートにおけるブロック、ステップ、もしくは動作の組み合わせが、種々の手段によって実装されてもよいことを理解されたい。フローチャートのブロック、ステップ、または動作、および/またはフローチャートにおけるブロック、ステップ、もしくは動作の組み合わせを実装するための例示的手段は、1つ以上のコンピュータプログラムコード命令、プログラム命令、または実行可能なコンピュータ可読プログラムコード命令を格納するメモリ機器を含む、ハードウェア、ファームウェア、および/またはコンピュータプログラム製品を含む。また、フローチャートのブロック、ステップ、もしくは動作、および/またはフローチャートにおけるブロック、ステップ、もしくは動作を実装するための例示的手段は、プロセッサ205等のプロセッサも含む。プロセッサは、例えば、ハードウェアにより実装された論理機能を実行することによって、格納された命令を実行することによって、または動作のうちの各々を実行するためのアルゴリズムを実行することによって、図1a、図1b、および/または図3の動作を実行するように構成されてもよい。代替として、例示的装置は、フローチャートの動作の各々を実行するための手段を備えてもよい。この点に関し、例示的実施形態によると、図1a、図1b、および/または図3の動作または概して上述した他の動作を実行するための手段の例として、例えば、上述のように情報を処理するためのアルゴリズムを実行するプロセッサ等のプロセッサ205、クエリ/データ管理部240、および/または多項式生成部245が挙げられる。
一例示的実施形態では、本明細書に説明する手順のうちの1つ以上は、プログラムコード命令を含むコンピュータプログラム製品によって具現化される。この点に関し、本明細書に説明した手順を具現化するプログラムコード命令は、装置200等の装置のメモリ機器210等のメモリ機器によって、またはメモリ機器上に格納され、プロセッサ205等のプロセッサによって実行されてもよい。理解されるように、任意のこのようなプログラム命令を、コンピュータ、プロセッサ、または他のプログラム可能な装置(例えば、プロセッサ205、メモリ機器210)にロードして機械をもたらしてもよく、この機械は、フローチャートのブロック、ステップ、または動作において特定される機能、あるいは概して上記に説明した機能を実装するための手段を含む。いくつかの例示的実施形態では、これらのコンピュータプログラム命令はまた、コンピュータ、プロセッサ、または他のプログラム可能な装置を特定の方式で機能させるコンピュータ可読ストレージ媒体に格納され、その結果、コンピュータ可読媒体に格納される命令は、フローチャートのブロック、ステップ、または動作において特定される機能を実装する手段も含む製品をもたらす。また、コンピュータコード命令を、コンピュータ、プロセッサ、または他のプログラム可能な装置にロードすることによって、コンピュータ、プロセッサ、または他のプログラム可能な装置上で、またはそれらによって、コンピュータ実装によるプロセスをもたらすように一連の動作ステップを実行させ、その結果、コンピュータ、プロセッサ、または他のプログラム可能な装置上で実行する命令は、フローチャートのブロック、ステップ、または動作において特定される機能を実装するためのステップを提供する。
したがって、フローチャートのブロック、ステップ、または動作は、特定の機能を実行するための手段の組み合わせ、特定の機能を実行するためのステップの組み合わせ、および特定の機能を実行するためのプログラム命令に対応する。また、いくつかの例示的実施形態では、フローチャートの1つ以上のブロック、ステップ、または動作ならびにフローチャートのブロック、ステップ、または動作の組み合わせが、特定の機能またはステップあるいは特殊用途のハードウェアおよびプログラムコード命令の組み合わせを実行する特殊用途のハードウェアベースのコンピュータシステムまたはプロセッサによって実装されることを理解されたい。
図3は、多項式ベースのデータ変換および利用のための例示的方法を説明するフローチャートを示す。種々の例示的実施形態によると、図3の動作は、プロセッサ205によって実行され、プロセッサ205は、具体的には、図3の動作を実行するように構成されてもよい。
300において、例示的方法は、データを識別することを含んでもよい。この点に関し、1つ以上のクエリの集合に関連するデータが識別されてもよい。さらに、310において、情報源ベクトルが生成されてもよい。情報源ベクトルは、クエリの集合に関連するデータに関連付けられる情報源を標示してもよい。加えて、310において、いくつかの例示的実施形態では、情報源ベクトルを生成することは、同類値を生成することによって、情報源ベクトルの検証を実行することを含んでもよい。
320において、例示的方法は、円分多項式を生成することを含んでもよい。円分多項式は、情報源ベクトルに基づいてもよい。さらに、330において、円分多項式は、複数の直交データシグニチャを生成するために因数分解されてもよい。いくつかの例示的実施形態では、直交データシグニチャは、既約多項式であってもよい。
付加的または代替的に、340において、例示的方法は、動的分散機器ネットワーク内における情報格納部に、直交データシグニチャを分散させるように命令することを含んでもよい。付加的または代替的に、390において、例示的方法は、更新されたデータに基づいて生成された新しい円分多項式の因数分解によって、直交データシグニチャを更新することを含んでもよい。
付加的または代替的に、いくつかの例示的実施形態では、新しいクエリが、350において受信されてもよい。360において、2つ以上の直交データシグニチャが位置を特定されてもよい。2つ以上の直交データシグニチャは、370において、位置を特定された直交データシグニチャに基づいて、円分多項式を再構成するように利用されてもよい。さらに、この点に関し、380において、演繹的データ閉包(deductive data closure)が、円分多項式から生成されてもよい。
本明細書に記載の本発明に関する多くの修正および他の実施形態は、本発明に関連する当業者によって想定され、これらの想定により、前述の説明および関連の図面において提示された教示の便益がもたらされる。ゆえに、本発明が、開示される具体的な実施形態に限定されないこと、ならびに修正および他の実施形態が、添付の請求項の範囲内に含まれるように意図されることが理解されたい。さらに、前述の説明および関連の図面は、要素および/または機能の一定の例示的組み合わせに関連して例示的実施形態について説明するが、要素および/または機能の異なる組み合わせが、添付の請求項の範囲から逸脱することなく、代替実施形態によって提供されてもよいことを理解されたい。この点に関し、例えば、明示的に上述したもの以外の要素および/または機能の異なる組み合わせも、添付の請求項のいくつかに記載され得るように想定される。本明細書において特定の用語が用いられるが、これらの用語は、一般的および記述的な意味においてのみ使用され、限定する目的で使用されない。

Claims (22)

  1. プロセッサを備える装置であって、前記プロセッサは、
    1つ以上のクエリの集合に関連するデータの識別を判断し、
    クエリの前記集合に関連する前記データに関連付けられた情報源を標示する情報源ベクトルを生成し、
    前記情報源ベクトルに少なくとも部分的に基づいて多項式を生成し、ここで、前記情報源ベクトルの要素は前記多項式の入力パラメータに関連する、前記生成し、
    前記多項式の因数として複数の直交データシグニチャを生成するために、前記多項式の因数分解を判断する、
    ように構成される、装置。
  2. 前記プロセッサは、動的分散機器ネットワーク内の情報格納部に前記直交データシグニチャを分散させるように命令するようにさらに構成される、請求項1に記載の装置。
  3. 前記プロセッサは、
    新しいクエリを受信し、
    前記直交データシグニチャのうちの2つ以上の位置を特定し、
    前記位置を特定された直交データシグニチャに少なくとも部分的に基づいて、前記多項式を再構成し、
    前記多項式に少なくとも部分的に基づいて演繹的データ閉包を生成する、
    ようにさらに構成される、請求項1または2に記載の装置。
  4. 前記情報源ベクトルを生成するように構成された前記プロセッサは、等価クラスを生成することによって、前記情報源ベクトルの検証を実行するように構成されることを含む、請求項1ないし3の何れかに記載の装置。
  5. 前記プロセッサは、更新されたデータに少なくとも部分的に基づいて生成された新しい多項式の因数分解によって、前記直交データシグニチャを更新するようにさらに構成される、請求項1ないし4の何れかに記載の装置。
  6. 前記複数の直交データシグニチャを生成するために前記多項式の因数分解を判断するように構成された前記プロセッサは、前記直交データシグニチャが既約多項式である、前記複数の直交データシグニチャを生成するために前記多項式の因数分解を判断するように構成されることを含む、請求項1ないし5の何れかに記載の装置。
  7. 前記多項式を生成し、前記多項式の因数分解を判断するように構成された前記プロセッサは、前記多項式が円分多項式である、前記多項式を生成し、前記多項式の因数分解を判断するように構成されることを含む、請求項1ないし6の何れかに記載の装置。
  8. メモリ機器をさらに備え、前記メモリ機器は、前記プロセッサを設定するための前記プロセッサにアクセス可能なコンピュータ可読プログラムコード命令を格納する、請求項1ないし7の何れかに記載の装置。
  9. 前記装置は、モバイル端末を含む、請求項1ないし8の何れかに記載の装置。
  10. 1つ以上のクエリの集合に関連するデータの識別を判断することと、
    クエリの前記集合に関連する前記データに関連付けられた情報源を標示する情報源ベクトルを生成することと、
    前記情報源ベクトルに少なくとも部分的に基づいて、多項式を生成することであって、前記情報源ベクトルの要素は前記多項式の入力パラメータに関連する、前記生成することと、
    前記多項式の因数として複数の直交データシグニチャを生成するために、前記多項式の因数分解を判断することと、
    を含む、方法。
  11. 動的分散機器ネットワーク内の情報格納部に前記直交データシグニチャを分散させるように命令することをさらに含む、請求項10に記載の方法。
  12. 新しいクエリを受信することと、
    前記直交データシグニチャのうちの2つ以上の位置を特定することと、
    前記位置を特定された直交データシグニチャに基づいて、前記多項式を再構成することと、
    前記多項式に少なくとも部分的に基づいて演繹的データ閉包を生成することと、
    をさらに含む、請求項10または11に記載の方法。
  13. 更新されたデータに少なくとも部分的に基づいて生成された新しい多項式の因数分解によって、前記直交データシグニチャを更新することをさらに含む、請求項10ないし12の何れかに記載の方法。
  14. 前記直交データシグニチャは、既約多項式を含む、請求項10ないし13の何れかに記載の方法。
  15. 前記多項式は、円分多項式を含む、請求項10ないし14の何れかに記載の方法。
  16. 装置によって実行可能な命令を含むコンピュータプログラムであって、前記命令は前記装置に動作を実行させ、前記動作は、
    1つ以上のクエリの集合に関連するデータを識別し、
    クエリの前記集合に関連する前記データに関連付けられた情報源を標示する情報源ベクトルを生成し、
    前記情報源ベクトルに少なくとも部分的に基づいて多項式を生成し、ここで、前記情報源ベクトルの要素は前記多項式の入力パラメータに関連する、前記生成し、
    前記多項式の因数として複数の直交データシグニチャを生成するために、前記多項式を因数分解する、
    ことを含む、コンピュータプログラム。
  17. 前記動作は、動的分散機器ネットワーク内の情報格納部に、前記直交データシグニチャを分散させるように命令することをさらに含む、請求項16に記載のコンピュータプログラム。
  18. 前記動作は、
    新しいクエリを受信し、
    前記直交データシグニチャのうちの2つ以上の位置を特定し、
    前記位置を特定された直交データシグニチャに少なくとも部分的に基づいて、前記多項式を再構成し、
    前記多項式に少なくとも部分的に基づいて演繹的データ閉包を生成する、
    ことをさらに含む、請求項16または17に記載のコンピュータプログラム。
  19. 前記動作は、等価クラスを生成することによって、前記情報源ベクトルの検証を実行することをさらに含む、請求項16ないし18の何れかに記載のコンピュータプログラム。
  20. 前記動作は、更新されたデータに少なくとも部分的に基づいて生成された新しい多項式の因数分解によって、前記直交データシグニチャを更新することをさらに含む、請求項16ないし19の何れかに記載のコンピュータプログラム。
  21. 前記多項式は、円分多項式を含む、請求項16ないし20の何れかに記載のコンピュータプログラム。
  22. 請求項10ないし15の何れかに記載の方法を実行する手段を備える、装置。
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