JP5488104B2 - 電子機器及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は電子機器及びプログラムに関する。
関数計算などの多様多種な計算処理機能を搭載した電子機器は、情報を管理するファイルシステムが汎用のPC(Personal Computer)とは異なることが多い。これは、電子機器で扱う情報が独自のデータ構造を採ることが多いことに起因している。
このため、電子機器と外部機器(以下、PC)との間で情報の授受が可能な状態であっても、PCで扱う情報を電子機器では読み込むことができず、電子機器で扱う情報をPCで読み込むことができなかった。
この場合、電子機器専用のソフトウエア、すなわち、電子機器で扱う情報をPCで扱う情報に変換し、PCで扱う情報を電子機器で扱う情報に変換するソフトウエアや、通信ドライバ(以下、ソフトウエア及び通信ドライバを「ソフトウエア等」と記す)をPCにインストールし、情報の変換を行うことで、電子機器及びPCそれぞれにおいて情報の読み込みや書き込み等の処理を可能とする技術が知られている。
また、あるアプリケーションからアクセス可能なファイルを、別のアプリケーションからアクセスする際、ファイル内のデータが持つフォーマットの変換を行う必要が生じる場合が多い。この場合、フォーマット変換の入力となる変換元ファイルと、出力となる変換先ファイルと、フォーマット変換を行うプログラムとの対応関係に基づいてフォーマット変換を行うことにより、ユーザの関与なしでフォーマット変換が可能な技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−134227号公報
しかしながら、上述の特許文献1の技術は、同一の装置内で扱うファイルのフォーマットを変換する技術であって、当該ファイルを外部機器であるPCで処理することのできるファイルへ変換する技術ではない。
また、上述のソフトウエア等をインストールする技術の場合、ソフトウエア等をPCにインストールできない環境のユーザは、電子機器で扱う情報をPCで処理することはできなかった。
また、電子機器で扱う情報をユーザに配布する場合、配布された情報をPCで処理するためには、各ユーザのPCにおいて専用のソフトウエア等をインストールする作業を行う必要があり、手間を要していた。
本発明の課題は、電子機器で扱う情報を容易に外部機器で処理することのできる電子機器及びプログラムを提供することを目的とする。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明の電子機器は、
外部機器と通信接続するための通信手段と、
自装置で処理可能な第1の情報を記憶するための第1の記憶手段と、
前記外部機器との通信接続中に前記外部機器で処理可能な第2の情報を記憶するための第2の記憶手段と、
前記通信手段を介して前記外部機器と通信接続された際、前記第1の記憶手段に記憶された第1の情報を前記第2の情報に変換し、当該変換された第2の情報を前記第2の記憶手段に記憶させる第1の制御手段と、
前記通信手段を介した前記外部機器との通信接続が切断された際、前記第2の記憶手段に記憶された前記第2の情報を前記第1の情報に変換し、当該変換された前記第1の情報を前記第1の記憶手段に記憶させる第2の制御手段と、
を備える。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の電子機器において、
前記第1の制御手段は、
前記通信手段を介して前記外部機器と通信接続された際、前記第2の記憶手段に前記変換された少なくとも1つの第2の情報を記憶する記憶容量がない場合、前記変換された全ての第2の情報を前記第2の記憶手段に記憶させず、第1のフラグ情報を生成し、
前記第2の制御手段は、
前記通信手段を介した前記外部機器との通信接続が切断された際、前記第1のフラグ情報が生成されていた場合、前記変換された第1の情報を前記第1の記憶手段に記憶させない。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の電子機器において、
前記第1の制御手段は、
前記変換された第2の情報を前記第2の記憶手段の専用フォルダ内に記憶させ、
前記第2の制御手段は、
前記通信手段を介した前記外部機器との通信接続が切断された際、前記専用フォルダ内の前記第2の情報の属性を示す属性情報に基づいて、当該第2の情報が自装置での処理対象の情報であるか否かを判別する第1の判別手段と、
前記第1の判別手段により当該第2の情報が自装置での処理対象の情報ではないと判別された場合は、当該情報を前記第2の記憶手段の退避用フォルダに移動させる記憶制御手段と、を備える。
請求項4に記載の発明のプログラムは、
コンピュータを、
外部機器と通信接続するための通信手段、
自装置で処理可能な第1の情報を記憶するための第1の記憶手段、
前記外部機器との通信接続中に前記外部機器で処理可能な第2の情報を記憶するための第2の記憶手段、
前記通信手段を介して前記外部機器と通信接続された際、前記第1の記憶手段に記憶された第1の情報を前記第2の情報に変換し、当該変換された第2の情報を前記第2の記憶手段に記憶させる第1の制御手段、
前記通信手段を介した前記外部機器との通信接続が切断された際、前記第2の記憶手段に記憶された前記第2の情報を前記第1の情報に変換し、当該変換された前記第1の情報を前記第1の記憶手段に記憶させる第2の制御手段、
として機能させるためのプログラム。
本発明によれば、電子機器で扱う情報を容易に外部機器で処理することができる。
本発明に係る実施の形態の関数電卓の概略構成を示す図である。 関数電卓の内部構成を示す図である。 接続時処理の流れを示すフローチャートである。 データグループ→ファイル変換処理の流れを示すフローチャートである。 USB通信の接続前と接続後において、RAM14、ストレージ15に記憶される情報を示す図である。 接続中処理の流れを示すフローチャートである。 PC2上での画面表示例を示す図である。 切断時処理の流れを示すフローチャートである。 ファイル→データグループ変換処理の流れを示すフローチャートである。 USB通信の接続中と切断後において、RAM14、ストレージ15に記憶される情報を示す図である。
以下、添付図面を参照して本発明に係る実施の形態の一例を詳細に説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
図1〜図10を参照して、本発明に係る実施の形態を説明する。先ず、図1を参照して、本発明に係る電子機器として機能する関数電卓1の概略図を説明する。図1に示すように、関数電卓1は、各種キー群を有する入力キー群2と、ディスプレイ3と、を備えている。
入力キー群2は、ユーザから数値や演算記号等の数式構成要素の入力操作を受けたり、各種処理の指示操作を受けたりするためのキー群であり、それぞれ固有の機能を割り当てられた複数のキーを備えている。
ディスプレイ3は、LCD(Liquid Crystal Display)やELD(Electronic
Luminescent Display)等により構成される。具体的には、ディスプレイ3は、入力ペン(図示省略)や入力キー群2の操作に応じた文字や符号、数式、演算結果などの他、関数電卓1を使用するために必要な各種情報を表示する。また、ディスプレイ3には、タッチパネルが表示画面全面に亘って一体的に設けられている。
次に、図2(a)を参照して、関数電卓1の内部構成を説明する。関数電卓1は、制御部であるCPU(Central Processing Unit)11と、入力部12と、ROM(Read Only Memory)13と、主記憶部であるRAM:Random Access Memory14と、補助記憶部であるストレージ15と、表示部16と、通信部17と、を備えて構成されている。
関数電卓1は、通信部17を介して外部機器(以下、PC2)と通信接続される。また、関数電卓1は、USB(Universal Serial Bus)マスストレージ機能を有する。このため、関数電卓1とPC2との間でUSB通信の接続が確立されると、関数電卓1がPC2の記憶装置として認識され、PC2において、関数電卓1のストレージ15(図2参照)に記憶されている情報の処理が可能となる。
CPU11は、関数電卓1の各部を中央制御する。具体的には、CPU11は、記憶部13に記憶されているシステムプログラム及び各種アプリケーションプログラムの中から指定されたプログラムをRAM12に展開し、RAM12に展開されたプログラムとの協働で、各種処理を実行する。
具体的には、CPU11は、後述する接続時処理を行うためのプログラムとの協働により、通信部17を介してPC2と通信接続された際、RAM14に記憶されたデータグループをファイルに変換し、当該変換されたファイルをストレージ15に記憶させる。また、CPU11は、後述する切断時処理を行うためのプログラムとの協働により、通信部17を介したPC2との通信接続が切断された際、ストレージ15に記憶されたファイルをデータグループに変換し、当該変換されたデータグループをRAM14に記憶させる。
入力部12は、上述の入力キー群2を備えており、押下されたキーに対応する操作信
号をCPU11に出力するようになっている。
ROM13は、不揮発性のメモリである。ROM13は、関数電卓1で実行される各種処理プログラムや各種データを記憶する。具体的には、接続時処理を行うためのプログラム、切断時処理を行うためのプログラム等が含まれる。
RAM14は、情報を一時的に格納する揮発性のメモリであり、実行される各種プログラムやこれら各種プログラムに係るデータ等を格納する複数のワークエリアを有する。具体的には、RAM14には、関数電卓1で扱う情報であって、関数電卓1で処理可能な情報であるデータグループ(図5参照)が記憶される。本実施の形態では、RAM14の記憶容量は、64KBであるものとする。
ストレージ15は、PC2で扱う情報であって、通信接続中にPC2で処理可能な情報であるファイル(図5参照)を記憶するためのメモリである。本実施の形態では、ストレージ15の記憶容量は、16MBであるものとする。
表示部16は、上述のディスプレイ3を備えており、CPU11からの表示信号に従って画面表示を行う。また、表示部16は、タッチパネルと一体的に構成される。
通信部17は、USB通信機能を有し、PC2と情報を送受信する。
次に、図2(b)を参照して、ストレージ15内の情報について説明する。図2(b)に示すように、ストレージ15は、専用フォルダ15Aと、退避用フォルダ15Bとを含む。
専用フォルダ15Aは、ファイルを格納するためのフォルダである。この専用フォルダ15A内の情報は、関数電卓1のユーザからは参照することができないものとする。退避フォルダ15Bは、RAM読み込み対象外のファイルを格納するためのフォルダである。ここで、RAM読み込み対象外のファイルとは、ファイルをデータグループに変換してRAM14に記憶させる対象ではないファイルのことである。
次に、図3〜図5を参照して、関数電卓1で実行される接続時処理を説明する。接続時処理は、関数電卓1とPC2との間でUSB通信の接続が確立された時、すなわち通信接続された際に関数電卓1で実行される処理である。
予め、関数電卓1は、電源ONの状態であって、PC2とのUSB通信が可能な状態であるものとする。
また、予め、図5(a)に示すデータグループがRAM14、ファイルがストレージ15にそれぞれ記憶されているものとする。
ここで、説明の便宜上、図3を説明する前に図5に示すデータグループ及びファイルについて説明する。図5(a)は、関数電卓1とPC2とのUSB通信の接続が確立される前において、RAM14に記憶されているデータグループと、ストレージ15に記憶されているファイルとをそれぞれ示した図である。
データグループは、関数電卓1で読み込み、書き込み等の処理が可能なデータである。データグループは、関数電卓1において認識される情報を示すデータの集合であり、RAM14内の各記憶エリアに記憶される。データグループには、例えば、図5(a)に示すように、関数電卓1での計算に用いる変数で構成される変数メモリ、関数電卓1での計算に用いる数式で構成される数式メモリ、計算の設定パラメータで構成される計算設定パラメータ、関数電卓1で作成した数表のデータで構成される数表データ、関数電卓1で描画した図形データで構成される図形メモリA、関数電卓1内で実行されるプログラムで構成されるユーザ作成プログラムA、ユーザ作成プログラムB、ユーザ作成プログラムC等が該当する。
ファイルは、PC2で読み込み、書き込み等の処理が可能なファイルである。ファイルは、ユーザが個人的にバックアップするときや第三者へ配布する目的で使用される。また、ファイルのフォーマットは、バックアップや配布の目的に特化するためにバイナリ形式でもよく、さらに、PC2でファイルを編集できるようにTXT(テキスト)形式やCSV形式でもよい。
図5(b)は、関数電卓1とPC2とのUSB通信が接続された後において、RAM14に記憶されているデータグループと、ストレージ15に記憶されたファイルの一例を示した図である。
図5(b)に示すストレージ内のフォルダは、専用フォルダ15Aに該当する。例えば、図5(a)に示すように、USB通信の接続前ではストレージにフォルダが作成されていない場合、USB通信の接続後において専用フォルダ15Aが作成される。そして、作成された専用フォルダ15Aに、データグループから変換されたファイルが新規ファイルとして専用フォルダ15A内に追加される。
図3に戻り、接続時処理について説明する。先ず、外部機器(PC2)へ接続されたか否かが判別される(ステップS1)。具体的には、PC2とUSB通信の接続がされたことを示す信号がCPU11により検知されたか否かに基づいて、本ステップの判別が行われる。
ステップS1において、外部機器へ接続されていないと判別された場合(ステップS1;NO)、関数電卓1において、その他の処理(例えば、通常の計算処理)が実行される。その他の処理については、説明を省略する。
ステップS1において、外部機器へ接続されたと判別された場合(ステップS1;YES)、ストレージ15に空き容量があるか否かが判別される(ステップS2)。具体的には、先ず、RAM14内のデータグループ全てをファイル変換した場合のファイルの容量が演算される。そして、演算されたファイルの容量がストレージ15内に空き容量として確保されているか否かが判別される。例えば、図5(a)に示すRAMのデータグループの全てがファイルに変換された場合のファイルの容量が予め演算される。そして、演算されたファイルの容量がストレージ15内に空き容量として確保されているか否かが判別される。
仮にこの判別を行わないとすると、例えば、図5(a)のRAM内の一部のデータグループ(例えば、変数メモリ、式メモリ)のみを変換したファイルを記憶できる空き容量がストレージ15にあり、当該一部のデータグループのみを変換した一部のファイルが記憶されたとする。すると、後述する接続中処理において、一部のファイルのみがPCの表示部に表示される。この場合、表示されたファイルは一部のファイルであるにもかかわらず、ユーザは、表示されたファイルは関数電卓1内の全てのファイルであると誤認識する可能性がある。本ステップの判別を実行することにより、このようなユーザの誤認識を防ぐことができる。
ステップS2において、ストレージ15に空き容量がないと判別された場合(ステップS2;NO)、RAM14内のデータグループからファイルへの変換は実行されず、RAM14内のデータグループをファイルに変換できなかった旨のエラー情報がRAM14に記憶される(ステップS3)。
ステップS3の実行後、ストレージ15の専用フォルダ内のファイルが削除される(ステップS4)。具体的には、ストレージ15内に専用フォルダ15Aが作成されており、当該専用フォルダ15Aにファイルが記憶されていた場合は、専用フォルダ15A内に記憶されていたファイルが削除される。これにより、専用フォルダ15A内には何もファイルが記憶されていない状態となる。ステップS4の実行後、接続時処理は終了される。
ステップS2において、ストレージ15に空き容量があると判別された場合(ステップS2;YES)、ストレージ15内に記憶されている情報が参照され、ストレージ15に専用フォルダ15Aがあるか否かが判別される(ステップS5)。
ステップS5において、ストレージ15に専用フォルダ15Aがあると判別された場合(ステップS5;YES)、後述するステップS7に移行される。ステップS5において、ストレージ15に専用フォルダ15Aがないと判別された場合(ステップS5;NO)、ストレージ15に専用フォルダ15Aが作成される(ステップS6)。
ステップS6の実行後、RAM14内のメモリ内容がデータグループごとに取得される(ステップS7)。例えば、図5(a)のRAMに示すデータグループがデータグループごとに読み出され、当該読み出されたデータグループがCPU11により取得される。このとき、データグループのグループ名も併せて取得される。例えば、変数メモリのデータグループが取得される場合は、変数メモリのデータグループとともに、データグループ名「変数メモリ」も併せて取得される。
ステップS7の実行後、RAM14内の全データグループについて取得済みであるか否かが判別される(ステップS8)。すなわち、RAM14内の全てのデータグループについて取得済みであり、ステップS7によるデータグループの取得ができなかったか否かが判別される。例えば、図5(a)のRAMに示す全データグループが取得されたか否かが判別される。
ステップS8において、全データグループについて取得済みであると判別された場合(ステップS8;YES)、専用フォルダ15A内に非参照のファイルがあるか否かが判別される(ステップS9)。ここで、非参照のファイルとは、後述するステップS21において参照されなかったファイルのことをいう。
ステップS9において、専用フォルダ15A内に非参照のファイルがあると判別された場合(ステップS9;YES)、その非参照のファイルを全て削除する処理が実行される(ステップS10)。すなわち、現時点でRAM14に記憶されているデータグループと対応しないファイルは削除される。これにより、後述する接続時処理において、RAM14内に記憶されている最新のデータグループに一致するファイルがPC2に表示される。したがって、PC2のユーザは、RAM14内に記憶されている最新のデータグループに対応するファイルを参照することができる。また、専用フォルダ15A内の不要なファイルを削除することで、不要なファイルを参照することによるユーザの混乱を防ぐことができる。ステップS10の実行後、接続時処理は終了される。
ステップS9において、専用フォルダ15A内に非参照のファイルがないと判別された場合(ステップS9;NO)、接続時処理は終了される。
ステップS8において、全データグループについて取得済みではないと判別された場合(ステップS8;NO)、データグループ→ファイル変換処理が実行される(ステップS11)。
ここで、図4を参照して、データグループ→ファイル変換処理について説明する。
先ず、取得されたデータグループに対応するストレージ上のファイルが参照される(ステップS21)。具体的には、ストレージ15に記憶されているファイルの中から、取得されたデータグループのグループ名と対応するファイル名のファイルが参照される。例えば、取得されたデータグループのグループ名が「変数メモリ」であった場合、ストレージ15に記憶されているファイルの中から、データグループ名「変数メモリ」と一致するファイル名「変数メモリ.○○」(○○は拡張子)のファイルが参照される。
ステップS21の実行後、ステップS21の参照条件に該当するファイルがあるか否かが判別される(ステップS22)。
ステップS22において、該当するファイルが無いと判別された場合(ステップS22;NO)、データグループがファイルに変換される(ステップS23)。ステップS23の実行後、ファイルが専用フォルダ15A内に新規保存される(ステップS24)。例えば、図5(b)に示すように、ストレージ15内のフォルダ(専用フォルダ15A)にファイルが新規保存される。ステップS24の実行後、接続時処理のステップS7に戻る。
ステップS22において、該当するファイルが有ると判別された場合(ステップS22;YES)、内容が同じであるか否かが判別される(ステップS25)。具体的には、ステップS7において取得されたデータグループの内容と、ステップS21において参照されたファイルの内容とが一致するか否かが判別される。なお、この判別は、例えばステップS7において取得されたデータグループをファイルに変換し、その変換されたファイルとステップS21において参照されたファイルとが同一であるか否かを判別することで可能である。
ステップS25において、内容が同じと判別された場合(ステップS25;YES)、接続時処理のステップS7に戻る。ステップS25において、内容が同じでないと判別された場合(ステップS25;NO)、データグループがファイルに変換される(ステップS26)。そして、新たに変換されたファイルが、専用フォルダ15A内のステップS21で参照されたファイルに上書きして保存される(ステップS27)。ステップS27の実行後、接続時処理のステップS7に戻る。
次に、図6を参照して、接続中処理について説明する。接続中処理は、関数電卓1とPC2との間でUSB通信の接続が確立中の時(通信接続中)にPC2で実行される処理である。
予め、PC2は、電源ONの状態であって、関数電卓1とのUSB通信接続が可能な状態であるものとする。
先ず、関数電卓1とのUSB通信が確立される(ステップS31)。USB通信が確立されると、関数電卓1では接続時処理(図3参照)が実行される。以下、関数電卓1で接続時処理が実行された後におけるPC2での動作について説明する。
ステップS31の実行後、PC2では、関数電卓1のストレージ15が通常のUSBマスストレージとして認識される。すなわち、PC2ではストレージ15内のファイル内容が表示可能となり、ファイルやフォルダの変更・追加・削除等の操作が可能となる。
具体的には以下の通りである。
まず、ストレージ15内のファイル・フォルダ一覧表示状態で、専用フォルダ15Aを開く操作が受け付けられると、専用フォルダ15A内のファイルが関数電卓1の内容として一覧表示される(ステップS32)。例えば、図7に示すように、専用フォルダ15A内のファイルがPC2の表示部に一覧表示される。
ステップS32の実行後、ファイルの変更・追加・削除等の受付が実行される(ステップS33)。具体的には、PC2のユーザにより、PC2の入力部(図示省略)を介してファイルの変更・追加・削除等の操作が行われ、当該操作の受付が実行される。ステップS33の実行後、受付けられた操作に応じて、専用フォルダ15A内のファイルが更新される(ステップS34)。
ステップS34の実行後、PC2において、関数電卓1とのUSB通信が切断されたことを示す信号が検知されたか否かに基づいて、関数電卓と切断されたか否かが判別される(ステップS35)。ここで、関数電卓1とのUSB通信が切断されたことを示す信号は、USB接続の物理的な切断によって発生するほか、PC2の入力部を介した関数電卓1の取り出し操作によっても発生する。
ステップS35において、関数電卓と切断されていないと判別された場合(ステップS35;NO)、ステップS33に移行される。ステップS35において、関数電卓と切断されたと判別された場合(ステップS35;YES)、専用フォルダ15A内のファイル表示が終了される(ステップS36)。ステップS36の実行後、接続中処理は終了される。
次に、図8〜図10を参照して、切断時処理について説明する。切断時処理は、関数電卓1とPC2との間でUSB通信の接続が切断された時、すなわち、通信接続が切断された際に関数電卓1で実行される処理である。
予め、関数電卓1は、PC2とUSB通信の接続が確立された状態であるものとする。また、予め、図10(a)に示すデータグループがRAM14、ファイルがストレージ15にそれぞれ記憶されているものとする。
ここで、説明の便宜上、図8を説明する前に図10に示すデータグループ及びファイルについて説明する。図10(a)は、関数電卓1とPC2とのUSB通信の接続中において、RAM14に記憶されているデータグループと、ストレージ15に記憶されているファイルをそれぞれ示した図である。図10(b)は、関数電卓1とPC2とのUSB通信の接続が切断された後において、RAM14に記憶されたデータグループと、ストレージ15に記憶されたファイルの一例を示した図である。
以下、関数電卓1とPC2とのUSB通信接続中に、PC2において、図形メモリAファイル及びユーザ作成プログラムAファイルの更新がされ、ユーザ作成プログラムCファイルの削除がされ、且つ、ユーザ作成プログラムDファイルの追加が実行されたものとして説明する。
図8において、先ず、外部機器と切断されたか否かが判別される(ステップS41)。具体的には、PC2とUSB通信の接続が切断されたこと示す信号がCPU11により検知されたか否かに基づいて、本ステップの判別が行われる。
ステップS41において、外部機器と切断されていないと判別された場合(ステップS41;NO)、関数電卓1において、その他の処理が実行される。その他の処理についての説明は省略する。
ステップS41において、外部機器と切断されたと判別された場合(ステップS41;YES)、変換できなかった旨のエラー情報が記憶されているか否かが判別される(ステップS42)。すなわち、接続時処理のステップS3において記憶されたエラー情報がRAM14に記憶されているか否かが判別される。
このエラー情報は、通信接続時において、RAM14に空き容量がないためにRAM14内のデータグループはファイルに変換されず専用フォルダ15Aに記憶されなかったことを示す情報である。
ステップS42において、変換できなかった旨のエラー情報が記憶されていると判別された場合(ステップS42;YES)、切断時処理は終了される。
ステップS42において、変換できなかった旨のエラー情報が記憶されていないと判別された場合(ステップS42;NO)、ストレージ15の専用フォルダ15A内の1ファイルが取得される(ステップS43)。すなわち、ストレージ15の専用フォルダ15Aに記憶されている1つのファイルが読み出されて、当該読み出されたファイルがCPU11により取得される。
ステップS43の実行後、全ファイルについて取得済みであるか否かが判別される(ステップS44)。すなわち、専用フォルダ15A内の全てのファイルについて取得済みであり、ステップS43によるファイルの取得ができなかったか否かが判別される。例えば、図10(b)のストレージのフォルダ内の全ファイルが取得されたか否かが判別される。
ステップS44において、全ファイルについて取得済みであると判別された場合(ステップS44;YES)、RAM内の非参照データグループが削除される(ステップS45)。本ステップにおける非参照データグループとは、後述するステップS53において参照されなかったデータグループのことをいう。具体的には、RAM14に記憶されているデータグループの中から非参照データグループが検索される。そして、検索された非参照データグループが削除される。例えば、ステップS44において図10(b)に示すストレージのフォルダ内の全てのファイルが取得済みであると判別されると、RAM14に記憶されているデータグループの中から非参照データグループが検索され、「ユーザ作成プログラムC」が検出される。すると当該検索された「ユーザ作成プログラムC」が削除される。ステップS45の実行後、切断時処理は終了される。
ステップS44において、全ファイルについて取得済みではないと判別された場合(ステップS44;NO)、RAM14に空き容量があるか否かが判別される(ステップS46)。具体的には、先ず、ステップS43において取得された1ファイルをデータグループに変換した場合のデータグループの容量が演算される。そして、演算されたデータグループの容量がRAM14内に空き容量として確保されているか否かが判別される。
ステップS46において、RAM14に空き容量がないと判別された場合(ステップS46;NO)、取得されたファイルからデータグループへの変換は実行されず、コピーできなかったデータがある旨のエラー情報が表示部16に表示される(ステップS47)。ステップS47の実行後、切断時処理は終了される。
ステップS46において、RAM14に空き容量があると判別された場合(ステップS46;YES)、ファイル→データグループ変換処理が実行される(ステップS48)。
ここで、図9を参照して、ファイル→データグループ変換処理について説明する。
先ず、専用フォルダ15Aに記憶されたファイルは、RAM読み込み対象のファイルであるか否か、すなわちファイルをデータグループに変換してRAM14に記憶させる対象となるファイルであるか否か、が判別される(ステップS51)。具体的には、ファイルの属性情報に基づいて本ステップの判別が行われる。ここで、ファイルの属性情報は、例えばファイルの拡張子の種類、ファイル名に含まれる特定の文字列等によって識別される。ファイルの属性情報が、例えばROM13等に記憶された変換対象の属性情報テーブルと比較され、一致する属性情報があれば、当該ファイルがRAM読み込み対象のファイルであると判別され、一致する属性情報がなければ当該ファイルはRAM読み込み対象のファイルではないと判別される。
ステップS51において、RAM読み込み対象のファイルでないと判別された場合(ステップS51;NO)、RAM読み込み対象外のファイルとして、退避用フォルダへ移動される(ステップS52)。すなわち、RAM読み込み対象外のファイルは専用フォルダ15Aには記憶されない。これにより、専用フォルダ15A内に不要なファイルが残ることを防ぐことができ、また、次回の接続時においてRAM読み込み対象外のファイルがステップS4やステップS10において削除されることを防ぐことができる。
ステップS52の実行後、切断時処理のステップS43に戻る。
ステップS51において、RAM読み込み対象のファイルであると判別された場合(ステップS51;YES)、取得したファイルに対応するRAM上のデータグループが参照される(ステップS53)。具体的には、RAM14に記憶されているデータグループの中から、取得されたファイルのファイル名と一致するグループ名のデータグループが参照される。例えば、取得されたファイルのファイル名が「変数メモリ.○○」であった場合、RAM14に記憶されているデータグループの中から、ファイル名「変数メモリ.○○」と一致するデータグループ名「変数メモリ」のデータグループが参照される。
ステップS53の実行後、ステップS53におけるデータグループの参照条件に該当するデータグループがあるか否かが判別される(ステップS54)。
ステップS54において、該当するデータグループが無いと判別された場合(ステップS54;NO)、ファイルがデータグループに変換される(ステップS55)。例えば、図10(a)に示す「ユーザ作成プログラムDファイル」は、RAM14内に該当するデータグループが存在しない。この場合、「ユーザ作成プログラムDファイル」は、データグループ「ユーザ作成プログラムD」に変換される。
ステップS55の実行後、ステップS55において変換されたデータグループがRAM14内に新規保存される(ステップS56)。例えば、図10(b)に示すように、「ユーザ作成プログラムD」がRAM14内に新規保存される。ステップS56の実行後、切断時処理のステップS43に戻る。
ステップS54において、該当データグループが有ると判別された場合(ステップS54;YES)、内容が同じであるか否かが判別される(ステップS57)。具体的には、ステップS43において取得されたファイルの内容と、ステップS53において参照されたデータグループの内容とが一致するか否かが判別される。なお、この判別は、例えばステップS43において取得されたファイルをデータグループに変換し、その変換されたデータグループとステップS53において参照されたデータグループとが同一であるか否かを判別することで可能である。
ステップS57において、内容が同じでないと判別された場合(ステップS57;NO)、ファイルがデータグループに変換される(ステップS58)。例えば、図10(a)に示す「図形メモリAファイル」及び「ユーザ作成プログラムAファイル」は、RAM14内に該当データグループが存在する。しかし、「図形メモリAファイル」及び「ユーザ作成プログラムAファイル」は更新されており、ファイルの内容が変化している。この場合、「図形メモリファイル」及び「ユーザ作成Aファイル」がそれぞれデータグループ「図形メモリA」及び「ユーザ作成プログラムA」に変換される。
ステップS58の実行後、ステップS58において変換されたデータグループがRAM14内のステップS53において参照されたデータグループに上書き保存される(ステップS59)。例えば、図10(b)に示すように、「図形メモリA」及び「ユーザ作成プログラムA」がRAM14内の「図形メモリA」及び「ユーザ作成プログラムA」にそれぞれ上書き保存される。ステップS59の実行後、切断時処理のステップS43に戻る。
ステップS57において、内容が同じであると判別された場合(ステップS57;YES)、切断時処理のステップS43に戻る。
以上、本実施の形態によれば、関数電卓1とPC2とが通信接続された際、関数電卓1で処理可能な情報であるデータグループをPC2で処理可能な情報であるファイルに変換して、当該ファイルをストレージ15に記憶する。これにより、通信接続時において、PC2のユーザは、専用のソフトウエア等をPC2にインストールする必要なく、PC2からストレージ15にアクセスするという容易かつ自然な操作を行うだけでファイルの読み込みや書き込み等の処理を行うことができる。
また、関数電卓1とPC2との通信接続が切断された際、ファイルをデータグループに変換して、当該データグループをRAM14に記憶する。これにより、通信切断時において、関数電卓1のユーザは、ファイルから変換されたデータグループを容易に処理することができる。
また、ストレージ15にファイルを記憶する記憶容量(空き容量)がない場合、ファイル変換ができなかった旨のエラー情報をRAM14に記憶する。すなわち、データグループから変換された一部のファイルのみをストレージ15に記憶できる場合であっても、データグループから変換された全てのファイルがストレージ15に記憶できなければ、データグループからファイルへの変換は行われない。この場合、ファイル変換は行われないので、接続中処理において、ファイルはPC2の表示部に表示されない。したがって、一部のファイルのみがPC2の表示部に表示されることによって、当該一部のファイルが関数電卓1内の全てのファイルであるとユーザが誤認識することを防ぐことができる。
また、ストレージ15にファイルを記憶する空き容量がないためにデータグループからファイルへの変換ができなかった旨のエラー情報をRAM14に記憶することにより、切断時処理において、当該エラー情報を参照した場合にはファイルからデータグループへの変換を行わないことが可能となる。これにより、専用フォルダ15A内のファイルによってRAM14内のデータグループが変更されることを防ぐことができる。
また、切断時処理において、専用フォルダ15A内のファイルのうち一つでも変換されたデータグループがRAM14に記憶する空き容量がない場合、コピーできなかったデータがある旨のエラー情報を表示部16に表示する。このため、関数電卓1のユーザは、当該エラー情報を参照することで、関数電卓1に正しく記憶することができなかったファイルが存在することを知ることができる。
また、専用フォルダ15Aに記憶されたファイルのうち、RAM読み込み対象外のファイルは、退避フォルダ15Bに移動して記憶されるこれにより、専用フォルダ15A内に不要なファイルが残ることを防ぐことができ、また、次回の通信接続時に、RAM読み込み対象外のファイルが削除されることを防ぐことができる。
また、専用フォルダ15Aにファイルが記憶されるので、通信接続中において、PC2のユーザは、専用フォルダ15Aにアクセスするだけで、読み込みや書き込み等の処理を行うファイルを参照できる。したがって、PC2のユーザは、読み込みや書き込み等の処理を行うファイルを、読み込みや書き込み等の処理を行わないファイルと容易に識別することができる。
また、RAM14に記憶されたデータグループに対応するファイルが専用フォルダ15A内に記憶されていない場合は、当該ファイルをストレージ15に記憶させる。また、RAM14に記憶されたデータグループに対応するファイルが専用フォルダ15Aに記憶されており、かつ、当該ファイルの内容がデータグループの内容と同一でない場合、データグループをファイルに変換し、新たに変換されたファイルを専用フォルダ15A内の当該ファイルに上書き保存する。また、データグループの内容が専用フォルダ15A内に記憶されているファイルの内容と同一である場合、何も処理を行わないこれにより、ファイルの内容が変化しない場合にはストレージ15への書き込み処理を防ぐことができるので、書き込み回数を抑えることができ、ストレージ15の長寿命化を図ることができる。また、ストレージ15への書き込み回数を抑えることで、書き込み処理に費やしていた時間を短縮することができる。
また、専用フォルダ15A内の非参照のファイルを削除するので、PC2のユーザは、RAM14内に記憶されている最新のデータグループに一致するファイルを参照することができる。
また、上記の実施の形態における関数電卓1の各構成要素の細部構成及び細部動作に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能であることは勿論である。
例えば、上記実施の形態においては、関数電卓1は、USBマスストレージ機能を有し、関数電卓1とPC2との間で通信部17を介してUSB通信の接続を確立するとしたが、このような機能に限定されず、他の通信機能(例えば、有線/無線LAN(Local Area Network)等)で代用することも可能である。また、上記実施の形態においては、ファイルとデータグループが対応するか否かの判別を、ファイル名が一致するか否かの判別により行うとしたが、このような方法に限定されず、例えばファイル名の特定の一部を抽出して比較することで判別しても良いし、データの内部に所定のタグを設けてそのタグの情報を参照することで判別するとしても良い。
1 関数電卓
2 PC
11 CPU
12 入力部
13 記憶部
14 RAM
15 ストレージ
16 表示部
17 通信部

Claims (4)

  1. 外部機器と通信接続するための通信手段と、
    自装置で処理可能な第1の情報を記憶するための第1の記憶手段と、
    前記外部機器との通信接続中に前記外部機器で処理可能な第2の情報を記憶するための第2の記憶手段と、
    前記通信手段を介して前記外部機器と通信接続された際、前記第1の記憶手段に記憶された第1の情報を前記第2の情報に変換し、当該変換された第2の情報を前記第2の記憶手段に記憶させる第1の制御手段と、
    前記通信手段を介した前記外部機器との通信接続が切断された際、前記第2の記憶手段に記憶された前記第2の情報を前記第1の情報に変換し、当該変換された前記第1の情報を前記第1の記憶手段に記憶させる第2の制御手段と、
    を備える電子機器。
  2. 前記第1の制御手段は、
    前記通信手段を介して前記外部機器と通信接続された際、前記第2の記憶手段に前記変換された少なくとも1つの第2の情報を記憶する記憶容量がない場合、前記変換された全ての第2の情報を前記第2の記憶手段に記憶させず、第1のフラグ情報を生成し、
    前記第2の制御手段は、
    前記通信手段を介した前記外部機器との通信接続が切断された際、前記第1のフラグ情報が生成されていた場合、前記変換された第1の情報を前記第1の記憶手段に記憶させない請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記第1の制御手段は、
    前記変換された第2の情報を前記第2の記憶手段の専用フォルダ内に記憶させ、
    前記第2の制御手段は、
    前記通信手段を介した前記外部機器との通信接続が切断された際、前記専用フォルダ内の前記第2の情報の属性を示す属性情報に基づいて、当該第2の情報が自装置での処理対象の情報であるか否かを判別する第1の判別手段と、
    前記第1の判別手段により当該第2の情報が自装置での処理対象の情報ではないと判別された場合は、当該情報を前記第2の記憶手段の退避用フォルダに移動させる記憶制御手段と、を備える請求項1又は2に記載の電子機器。
  4. コンピュータを、
    外部機器と通信接続するための通信手段、
    自装置で処理可能な第1の情報を記憶するための第1の記憶手段、
    前記外部機器との通信接続中に前記外部機器で処理可能な第2の情報を記憶するための第2の記憶手段、
    前記通信手段を介して前記外部機器と通信接続された際、前記第1の記憶手段に記憶された第1の情報を前記第2の情報に変換し、当該変換された第2の情報を前記第2の記憶手段に記憶させる第1の制御手段、
    前記通信手段を介した前記外部機器との通信接続が切断された際、前記第2の記憶手段に記憶された前記第2の情報を前記第1の情報に変換し、当該変換された前記第1の情報を前記第1の記憶手段に記憶させる第2の制御手段、
    として機能させるためのプログラム。
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