JP5483694B2 - 患者の呼吸時にpeepを決定するための方法およびデバイス - Google Patents

患者の呼吸時にpeepを決定するための方法およびデバイス Download PDF

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Description

PEEP(呼気終末陽圧)とは、換気運動時に肺の中に人工的に発生する陽圧のことで、呼出(息を吐く)の完了後に存在する。この圧力は、気道内の平均圧力および機能的残気量を高める。PEEPは、肺胞のつぶれ防止に寄与しうる。多くの場合、血液の酸素飽和度は、PEEPを使って改善されうる。これらの理由から、多くの場合、少なくとも中程度のPEEPが機械的換気中に使用される。
しかし、PEEPを使用する換気(ベンチレーション)には、欠点もある。胸部空間内の圧力を高めることにより、PEEPは、心臓に戻る静脈血の流量を減らし、その結果心拍出量が低下しうる。逆に、上および下大静脈への滞留が生じ、それに応じて、それより先の臓器内の圧力が増大する。その結果、脳、肝臓、腎臓、および他の臓器に対する損傷および機能障害が、PEEPのレベルに応じて発生する可能性がある。
現代的な換気デバイスは、PEEP換気に対する詳細な調節および測定に関して有望である。圧力が適宜調節された場合、呼息期における陽圧の不利点(過剰に高いPEEPレベルでの気圧障害の危険性、健康な肺領域に対する損傷の危険性、右心室後負荷の増大、頭蓋内圧の増大)は、利点(機能的残気量の増大、その結果生じるガス交換表面、換気血流比の増大、肺内シャントの減少、酸化の増大、肺拡張不全の回避、コンプライアンスの改善、肺水腫の減少)により相殺される。
WO 03/037413 DE 10 2005 000 964 B3
本発明の課題は、適切なPEEPを自動的に決定できるデバイスを作ることである。
この課題を解決するデバイスは、請求項1の特徴により特徴付けられる。これは、請求項14に記載の本発明による方法に従ってなされる。
患者に合わせて調節されたPEEPを自動的に決定する、本発明によるデバイスは、センサおよび好適な電子回路を備える。これらのセンサ、およびセンサ測定値を処理する電子回路を使用して、P/V手技(マヌーバ)の最中に、言い換えると、換気圧力が増大し次いで再び減少するとき、または高圧レベルが減少し、次いで再び増大するときに、圧力/体積曲線を決定することができる。このような圧力/体積曲線は、好適な知られている方法を使用し、また知られているデバイスを使用して、決定されうる。この点に関して、WO03/037413において、またDE 10 2005 000 964 B3においても説明されているような最新技術を参照する。
これは、このことに関連して換気圧力に割り当てられた、患者の肺の中に流れ込む体積が、それぞれの場合において加算され、流れ出る体積が減算される場合に、実用的である。この差は、換気圧力によりリクルートされた体積を近似的に示す。電子回路は、換気圧力に特有の方法で肺容量の差を形成するように設計される。吸入時の肺容量(「吸気」:Vinf)は、換気圧力に特有の方法でそれぞれの場合において呼息時の肺容量(「脱気」:Vdef)から減算される。さらに、電子回路は、差の最大値を決定し、また最大値に関連して定義されている差曲線の位置で有効な換気圧力の値を決定するように設計される。その結果、PEEPに対する値は、決定された換気圧力の値に基づいて計算される。差曲線のこの関連する位置の実用的な決定は、差の最大値からある量が減算されるという形で実行され、この減らされた差を示す位置が求められる。一般に存在する2つのこのような位置のうち、最大のときと比べて低い換気圧力が有効である位置が使用される。
本発明による患者に適したPEEPの決定は、体積差Vdef−Vinfが最大値に近づく換気圧力に基づき、換気圧力のこの値が非常に簡単にまた自動的に計算可能であるという利点を有する。
これは、デバイスがPEEPについて決定された値を表示できるディスプレイを備えている場合に実用的である。換気デバイスとは独立しているデバイスは、それ専用のセンサを備える。これらは、例えば、人工呼吸器をつけている患者の換気ホース内に挿入されうる。次いで、例えば、換気デバイスでは0から40mbarの圧力勾配と逆圧力勾配の行き来が生じうる。このようなことが生じると、PEEPは自動的に決定され表示される。医師は、単に、これを引き継いで換気デバイスに入力するだけでよい。圧力勾配の代わりに、流量を制御することもできる。例えば、一定流量を発生させることができる。しかし、これに関連して、圧力に割り当てられた体積も記録されなければならない。
しかし、デバイスは、さらに、換気デバイスのセンサを利用して、PEEPを計算するのに必要な測定を実行することもできる。
もちろん、換気デバイスと連携するか、または換気デバイスに組み込まれたデバイスは、さらに、換気デバイスのセンサおよびさらに換気デバイスのディスプレイも利用する。この場合、センサを換気デバイスに組み込むか、または換気ホース内に組み込むことができる。このデバイスは、さらに決定された値が換気デバイスにより自動的に引き継がれるように換気デバイス内に組み込まれうる。
したがって、有利なデバイスでは、換気デバイスまたはその制御装置と電子的な接続が可能である。この接続は、PEEPについて決定された値をディスプレイに、および/または好ましくは換気デバイスの制御装置に伝送する働きをする。
本発明は、体積差が最大であるか、またはほとんど最大である換気圧力について決定された値が、患者に適しているPEEPにすでに非常によい対応性を示しているという仮定から始まる。したがって、設定されるべきPEEPとして直接的に引き継がれうる。しかし、少なくともいくつかの場合において計算を用いて測定済み圧力がまだ調節される場合に設定が改善される可能性は、除外されえない。この目的に関して、患者の疾病プロファイルおよび/または患者の身体指数に従って、表から数値を選択するか、またはそれらの数値を計算する手段がデバイス内に存在すると想定することが可能である。次いで、電子回路は、上述の手段を使用して選択または計算された数値を用いて換気圧力のこの値を処理し、PEEPを決定する、例えばその値を選択されたまたは計算された数値で累乗するか、乗算するか、または補正するように設計される。
これはPEEPまたは上げられたPEEPがあらゆる場合において計算されない場合に有利である。このような理由から、体積差に対する限界値が確定され、電子回路では、決定された体積差がこの限界値を超える場合にのみPEEPまたは上げられたPEEPを決定する。次いで、この限界値を下回る体積差は、PEEPが前の値のままであるか、または実際にそれより下がることがあることを示す。
この限界値の大きさが、患者の身体指数に応じて決められる場合に実用的である。例えば、身長または理想体重は、身体指数として使用されうる。考慮することができる、または有利である他の因子は、患者の疾病プロファイルおよび患者の年齢、つまり、患者が子供であるか大人であるかという因子である。
これは、デバイスが時間測定デバイスを備える場合に実用的である。これにより、時間系列の制御が可能になる。これは、換気圧力の増減を制御し、ある時間間隔で新しいPEEPの決定を繰り返しトリガーすることができるようなデバイスが装備される場合に有利である。この目的に関して、これは、換気デバイスに組み込まれうるか、または圧力増減を発生させるための専用の手段を備えることができる。
デバイスは、換気デバイスがすでに決定されているPEEPに対する値を自動的に引き継ぐように換気デバイスと組み合わされうる。これは、デバイスが換気デバイスの一部でない場合であっても可能である。しかし、これは、このようなデバイスが患者の要件に合わせて換気を自動的に調節できる換気デバイス内に組み込まれる場合に実用的である。
かかるデバイスは、以下の方法に従って機能する。
患者に合わせて調節されるPEEPの自動決定について、
1.圧力/体積曲線は、P/V手技の実施中に決定される。これは、例えば勾配が換気圧力とともに再び上昇、下降するという点で、または一定流量が発生するという点で決定され、それぞれの場合に、圧力に割り当てられる、これの関連において吸入される体積が加算され、それぞれの場合に、圧力に割り当てられる、吐出される体積が再び吸入される体積から減算される。
2.次いで、体積差の最大値(Vdef−Vinf)maxが、この方法で決定された圧力/体積曲線について決定される。
3.次いで、換気圧力に対する値が決定され、最大値に関して定義されている差の曲線の位置で適用される。
3.そして最後に、換気圧力のこの決定された値が、PEEPの決定に対する初期値として使用される。
実際、この差を表す曲線には、明確なピークがないことが判明している。したがって、最大値が求められるという形で適切なPEEPが決定されるべきであることが提案され、この場合、低い閾値が確定される(人工呼吸器をつけた人の年齢、身長、および/または疾病プロファイルに応じて選択または計算される、例えば最大値よりも5、10、20、または50ml低い値)ことから始めて、最後に、体積の差がこの低い閾値を有する位置で有効な2つの圧力のうちの低い方がPEEPのベースとして使用される。換気圧力の低い値は、PEEP計算の初期値として、またはPEEPとして使用される。
複数のこのような位置があることも可能である。次いで、最大値に隣接する2つの値のうちの低い方を使用するか、または最も低い値を使用することができる。
差の最大値が、P/V手技全体が行われた後にのみ決定される場合、体積差の最大値とPEEPが基づく換気圧力の最低値の両方を明確に決定することができる。
しかし、関連する換気圧力を決定するこのような方法では、求められる換気圧力に達した場合にP/V手技を停止することもできる。この目的に関して、これは、圧力が肺の中で最初に高まり、次いで再び減圧する場合に実用的である。減圧している間に、圧力に特有の方法で進行中にその差を計算することができる。この差が増える限り、新しい差値はそれぞれの場合において最大値とみなされる。値が減少すると、特にさらに高い値が決定されるまで、最高値が常に最大値とみなされる。次いで体積が最大値よりも低い定義された閾値まで下がると、そのときに有効であった圧力が、PEEP決定の初期値となるか、または直接的に、今後のPEEP設定の圧力となる。
理論的には、この値が高すぎる可能性もあるが、それは、後から、より低い換気圧力において、なおいっそう高い最大値が測定されているからである。しかし、最大値と低い閾値との間の量が、十分に大きな値となるように選択された場合、実際には体積差のそのような更新された増大を除外することができる。
この決定された値は、PEEPとして直接的に使用されうるか、またはさらに、必要ならば、コンピュータにより補正されうる。この計算で求められた補正値は、例えば、疾病プロファイルおよび/または身体指数に従って選択される。このようにして、患者およびその患者の要件を個別に考慮することができる。PEEPが計算される場合、体積差値が上述の範囲内にある圧力差を計算に取り込むことができる。
これは、体積差に対する限界値が確定される場合に有利である。決定された体積差がこの限界値よりも高い場合、新しいPEEPが決定されるか、または現在のPEEPが結果に従って増やされる。決定された体積差がこの限界値よりも低い場合、古いPEEPが維持されるか、またはPEEP引き下げが実行される。到達していないこの限界値に基づくPEEP引き下げは、例えば、圧力/体積曲線が使用されている場合に、圧力が0から40mbarの範囲で変動していれば不要になる。この場合、最大体積差が限界値よりも低い場合にPEEPを所定の最小値に設定することができる。しかし、限界値を超えた場合、最大体積差で新しく見つかった換気圧力の値がPEEPとして、またはPEEP決定の基準として適用される。
PEEPの増大またはPEEPの減少の幅は、最大値により制限されると想定できる。次いで、時間に関して互いに隔てられている2つまたはそれ以上のステップでより大きなPEEP変更が実行される。PEEP変更のこのような最大値は、例えば、5mbar(場合によってはさらに+8または+10mbar)のままであり、また−2または−3mbar(場合によってはさらに−5または−8mbar)のままである。
PEEP決定は、それぞれの場合において、医療関係者によってトリガーされうる。この方法は、さらに、いくつかの時間間隔で自動的に繰り返され、これにより、それぞれの場合において現在のPEEPを決定することができる。
この方法を自動的に繰り返す場合、2つの基本的に異なる手順の方法がある。第1の変更形態では、圧力勾配が設定されたPEEPよりも低い値、特に0から始まる。これには、現在の値よりも低いPEEPも決定できるという利点がある。初期値は、ゼロまたはゼロと設定されたPEEP値との間の中間値となるように選択されうる。
第2の変更形態では、圧力勾配は、すでに設定されているPEEP値から始まる。この変更形態には、肺胞のつぶれは許容されないという利点がある。これには、低いPEEPを決定できないという不利点がある。しかし、体積差の低い第2の閾値に達しない場合に、PEEPの低減が行われることを想定できる。
本発明によるこの方法が、機械的人工換気法と組み合わせて実行される場合、PEEPに対して決定された値が、換気デバイス上で自動的に設定されうる場合に有利である。このようにして、PEEPの自動調節が行われる。
PEEPが増やされる場合、これはリクルートメント手技(マヌーバ)が実行され、その後、決定されたより高いPEEPで換気が継続する場合に有利である。これは、換気圧力が新しいPEEP値の決定の際に前のPEEP値以下に下げられる場合に特に実用的である。
しかし、呼息時に圧力勾配が移動し、また体積差最大値が決定されるとすぐに換気圧力の減少が止まると想定することもできる。その後、換気は、新しく決定されたPEEPで継続する。
図1の(A)はVdefとVinfとの間の差が大きい第1のP/Vループの概略を示す図であり、(B)は当該第1のP/Vループに関するVdefとVinfとの間の差の形成の概略を示す図であり、そして、図1の(C)はVdefとVinfとの間の差が小さい第2のP/Vループの概略を示す図であり、(D)は当該第2のP/Vループに関するVdefとVinfとの間の差の形成の概略を示す図である。 患者について測定された値の第1の差の形成を示す図である。 別の患者について測定された値の第2の差の形成を示す図である。 P/Vループを使用するPEEPの決定を示す流れ図である。 デバイスが換気デバイスから独立している、本発明による方法でPEEPを決定するためのデバイスを示す図である。 中に組み込まれている本発明によるデバイスを有する換気デバイスを示す図である。
以下では、本発明は、図1の(A)〜(D)に示されている図を使用して詳細に説明される。図1(A)は、PEEPを使用することで肺の換気が改善される患者のP/Vループを示している。肺が膨張するという形で下側上行枝が形成され、吹き込まれた空気の体積が有効圧力に関してプロットされる。肺から空気が抜け、したがって圧力が減少している間に上側下行枝が記録される。この点に関して、肺の中に残っている空気体積が、有効圧力に関してプロットされる。下側上行枝と上側下行枝との間の差が大きいため、肺胞が低い換気圧力でつぶれたが、高い換気圧力では開いていると結論することができる。
医師にとっては、リクルートされた肺胞がどのような−可能な最低の−PEEPで開いたままになるかという疑問が生じる。図1(A)による図において、適切なPEEPをループに関して読み取ることができることが判明した。適切なPEEPは、VdefとVinfとの間の最大の体積差が測定される圧力である。
この位置は、VdefとVinfとの間の差を形成することにより決定されうる。リクルートされた体積(体積差)の場合、VdefとVinfの曲線の傾きが同一である圧力により、ただ1つのピークを持つ同じ位置が定義される。したがって、これらの曲線の接線も求めることができ、上行枝と下行枝に接する接線が平行である圧力が決定されうる。しかし、下行枝と上行枝の間の差を形成するほうが簡単であり、また安全である。2つのピークを持つ曲線の場合も、一般的に、差Vdef−Vinfが最大値に達する換気圧力について、この差の形成を使用して、単一の値が求められる。
この差の形成は、さらに、計算が非常に簡単であり、このような理由から、図1(B)による曲線のピーク−この場合、PEEPに対する所望の値−を非常に高速に決定できる。図1(B)内にピークがある圧力は、肺胞を開いたままにするのに好適な−PEEPとして使用される−圧力を定義する。
さらにテストを行うと、明確なピークを決定することができるように、測定された曲線を平滑化することが必要になることがわかる。さらに、適切なPEEPを得るために、例えば、2mbarの予備圧力をピークで有効なこの圧力に加えることにはプラスの効果があるか、または最適なPEEPを実際にはピークで有効な圧力と比較してわずかに減らすことができることがわかる。
図1(C)および(D)は、図1(A)および(B)と同じパラメータを示している。しかし、測定結果は、VdefとVinfとの間に比較的わずかな差のあることを示していた。ここで、付加的な肺胞のリクルートメントは可能でない。したがって、このような患者の場合、増大したPEEPを使用することは必要でなく、または指示されない。
このような理由から、このことは図1(B)および(D)から明白であり、Vdef−Vinfの差に対する限界値がある。この限界値は、量kを有する。それぞれの場合におけるkの値は、有利には、患者(身体指数)およびその患者の疾病プロファイルに応じて確定されうる。
決定された体積差が、kよりも小さい最大値を有する場合、PEEPの補正は行われない。
PEEPは、最大値がkよりも大きい差でしか確定されない。
この規則は、さらに、P/Vループが設定されたPEEPよりも高い圧力についてしか決定されないPEEP補正にも適用されうる。ここで、限界値kは、さらに、PEEP増大が実用的かどうかを明確にするために使用されうる。経験上、この限界値kは、大人の場合に、平均して500mlのところにあることがわかっている。
図2および図3は、実際の測定結果の体積差の図を示している。図2は、PEEPの増大が肺胞のリクルートメントにつながらない肺に対する結果を示している。図3は、肺胞の大半を開いたままにするために12mbarのPEEPが必要である肺に対する結果を示している。この図3から、曲線の平滑化は、明確なピークを決定できるようにするために役立ちうることは明らかである。
図3では、さらに、(Vdef−Vinf)のピークからの定義された距離において低い閾値(Q)がある。PEEPの決定が基づく換気圧力は、体積の差がこの閾値に達した後にのみ決定される。PEEPは、さらに、この換気圧力およびピークの換気圧力に基づいて計算できる(例えば、低い圧力+(1/3)×(高い圧力−低い圧力))。
図4に示されている流れ図は、適切なPEEPを決定するときの手順を示している。このプロセスは、任意のPEEPの換気から始まる(ブロック100)。このようなPEEP決定の前に、終末呼気圧もゼロとなりうる。次に、P/V手技を実行する(ブロック101)。この目的に関して、選択可能な多数の異なる方法のうちの1つに従って、肺の中の圧力および空気体積を増大し、その後、再び、減少させる。このプロセスでは、肺容量は、圧力に関して記録される。このことに関連して使用される圧力の上限値は、例えば、40mbarとなる。最低値は、0、0からPEEP(n)までの範囲、または前のPEEP(n)としてよい。
その後、または同時に、肺容量の差を計算し、最大の差を決定する(ブロック102)。差の最大値では、閾値Qも決定されている。最大体積差(または閾値Q)が決定された後、この最大体積差(または閾値Q)が限界値kを超えるかどうかに関して判定が行われる(菱形103)。決定された体積差がkよりも小さい場合、換気は前の終末呼気圧で継続するか(ブロック110)、またはPEEPが下げられる。PEEPの低減に対する手順の変更形態は図4に示されていない。
PEEPの低減は、すでに使用されているPEEPから始まる圧力でのみP/Vループが実行された場合に特に指示される。PEEP低減の基準は、設定されたPEEPの値、最後のPEEP増加以降に経過した時間、最後のPEEP増加の程度、疾病プロファイル、患者の年齢および身体指数、PEEPを上げることなく行ったPEEPの決定回数とすることができる。
自動PEEP低減は、PV手技が現在のPEEPよりも低い値で始まる換気圧力で(または実際には0で)実行される場合に回避されうる。この方法で得られる結果は、前に使用したPEEPと無関係である。
したがって、いくつかの時間間隔(例えば、1時間毎、3時間毎、6時間毎、2日に1回)でP/V手技を実行することが実用的である。このことに関連して、例えば、P/V手技を、それぞれの場合においてPEEPを上げる必要がある限り、前のPEEPから始めて、実行することができる。本発明による方法で決定された適切なPEEPが、数回(例えば、3回、5回、または8回)の決定の後、次いでそれ以降も、同じままであり続ける場合、P/V手技を、PEEPを決定するときに、現在のPEEP(n)よりも低い圧力(例えば、PEEP(n)の2/3または1/2)から始めて、実行することができる。この場合に、新しいPEEP(n+1)が前のPEEP(n)よりも低ければ、もちろん、この新しいPEEP(n+1)は、さらなる換気に使用される。このようにして、肺胞のつぶれおよび新たなリクルートメントの頻度を低減し、それでも必要ならばPEEPの値を下方に補正することができる。
図4に戻ると、ブロック104は、差曲線上の閾値Qの位置に基づき新しいPEEP(n+1)が決定されることを示している。最も単純な実施形態では、この新しいPEEPは、差の最大値または圧力Qが決定された圧力とすることができる。これは、さらにこれから逸脱する可能性があるが、これらの圧力のうちの1つから始めて確実に計算される。
次の判定は、決定された圧力が第1の限界値よりも高いか、または第2の限界値よりも低いかを決定することであり、したがって、それぞれの場合において、限界値に合わせて[いくつかの単語が欠落している]いなければならない(菱形105)。例えば、PEEPに対して決定された圧力が3mbarである場合、PEEP(n+1)は、例えば、下限値5mbarに設定される(ブロック106)。例えば、35mbarよりも高い場合、この値に設定される。
実際には、このような限界値がさらに必要なのかどうかが示される。例えば、片側でが下限値のみが必要になることがあるが、これは、上限にすでに到達しており、しかも圧力の上限値がP/Vループ内にあるからである。
しかし、新しいPEEP(n+1)が前のPEEP(n)よりも高いことがわかった場合(菱形107)、これは、リクルートメント手技(ブロック108)が実行されれば有利である。このことは、圧力が増大し、この高い圧力がPEEP(n+1)に到達していることを意味する。これは、このPEEP(n+1)の下で開いたままのすべての肺胞を開くために必要なことである。このようなリクルートメントは、さらに、P/V手技を用いて実行されうる。差の形成がP/V手技と同時に進行する場合に、特別なリクルートメント手技は不要であり、最大体積差(または最大値からのある距離)が有効である圧力が、PEEPとして使用され、それよりも下がることはない。
それ以降、換気は、新しいPEEP(n+1)で継続することができる(ブロック109)。
図5に示されているデバイス11は、本発明によりPEEPを決定できるような方法で装備される。これは、流量/圧力センサ13を備え、その圧力および体積を知られている方法で測定することができる。このセンサは、例えば患者側の換気ホース17上に配置されるか、またはデバイスに組み込まれる。患者19は、換気ホースを通じて換気デバイス15を使い換気される。
このデバイスは、PEEPについて決定された値が表示されるディスプレイ21を有する。適切なPEEPを決定するために、換気デバイス15を使用して、換気圧力の増減が繰り返される。圧力および体積がセンサ13で測定され、好適なPEEPが電子回路を使用してこの結果から計算される。
本発明によるデバイスと換気デバイスとの間のオプション接続が、破線23で示されている。PEEPに対する値は、この接続23を使って換気デバイスのシステム内に直接入力でき、および/またはP/V手技がトリガーできる。
図6では、本発明によるデバイス11が換気デバイス15内に組み込まれている。換気デバイス15の圧力源および換気デバイスの圧力/流量センサ13は、P/Vループを形成するために使用される。PEEPに対する値は、ディスプレイ21上に表示でき、および/または自動的に換気に使用できる。
11 デバイス; 13 流量/圧力センサ; 15 換気デバイス;
17 換気ホース; 21 ディスプレイ; 23 換気デバイスとの間のオプション接続。

Claims (12)

  1. 換気デバイスと組み合わせて使用する、患者に合わせて調節されたPEEPを自動的に決定するためのデバイスであって、
    前記デバイスは、センサ(13)と、P/V手技の実行中に圧力/体積曲線を決定することができる好適な電子回路とを備え、
    前記電子回路は、
    前記圧力/体積曲線から脱気と吸気の際の体積の差曲線(Vdef−Vinf)を形成し、
    前記差曲線の最大値を求め、
    前記最大値に関して定義されている前記差曲線の体積における換気圧力の値を決定し、
    決定された前記換気圧力の値に基づきPEEPの値を決定するように設計されていることを特徴とするデバイス。
  2. 前記PEEPの値を表示するためのディスプレイ(21)を備えたことを特徴とする請求項1に記載のデバイス。
  3. 換気デバイス(15)との電子的接続(23)を備え、前記電子的接続(23)は、前記PEEPの値を伝送し、および/またはP/V手技を実行させるために用いられることを特徴とする請求項1または2に記載のデバイス。
  4. 前記換気デバイス(15)は、前記PEEPの値を自動的に換気に使用するように、換気デバイス(15)を制御するための電子的接続(23)を備えていることを特徴とする請求項3に記載のデバイス。
  5. 決定された前記換気圧力の値が前記PEEPの値として使用されることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のデバイス。
  6. 前記体積差に対する限界値が確定され、前記電子回路は、前記体積差の最大値(Vdef−Vinf)maxがこの限界値よりも高い場合にのみ増大したPEEPの値を決定することを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載のデバイス。
  7. この限界値は、前記患者の身体指数および/または前記患者の疾病プロファイルに応じて確定されることを特徴とする請求項に記載のデバイス。
  8. 前記PEEPの値の基礎となる前記換気圧力は、圧力/体積曲線の有効な最大圧力よりも低い圧力であり、前記差曲線の前記最大値より定義された量だけ低い体積値を有する位置において有効な複数の圧力のうちの1つであることを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載のデバイス。
  9. 前記PEEPの値の基礎となる前記換気圧力は、圧力/体積曲線の有効な最大圧力よりも低い圧力であり、前記差曲線の前記最大値より定義された量だけ低い体積値を有する位置において有効な複数の圧力のうちの最低圧力であることを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載のデバイス。
  10. 時間測定結果が存在し、前記換気圧力の増減を制御し、および/またはいくつかの時間間隔で新しいPEEPの値の決定を繰り返し実行させるためのデバイスが装備されることを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載のデバイス。
  11. 前記デバイスは、前記換気デバイス(15)が前記PEEPの値を自動的に引き継ぐように、前記換気デバイス(15)と組み合わされることを特徴とする請求項1から10のいずれか一項に記載のデバイス。
  12. 請求項1から11のいずれか一項に記載のデバイスを備える患者の換気のための換気デバイス(15)。
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