JP5481276B2 - 車両における無線登録システム - Google Patents

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Description

本発明は、車両における無線登録システムに関する。
近年、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11無線LAN等の無線機能を有する機器が製品化されている。IEEE802.11無線LANの通信方法には、ネットワークに接続する各スレーブノードは、ネットワークを構築するマスターノード介して通信を行うインフラストラクチャー・モード(Infrastructure mode)がある。
インフラストラクチャー・モードでネットワークを構築する場合、例えば、図8のように、ネットワークAを構築するマスターa0が、自機の電波の届く範囲901内にあるスレーブa1〜a3を登録する。登録の手順は、例えば、ネットワークに新たに接続するスレーブノードa1を受信状態にし、次に、マスターノードa0は、ネットワーク構築に必要なネットワーク情報を送信する。ネットワーク情報は、マスターノードa0のMAC(Media Access Control Address)アドレス、使用するWPA(Wi−Fi Protected Access)等の暗号キー、および使用するチャネル、ネットワークのグループ名などである。次に、スレーブノードa1は、送信されたネットワーク情報を受信し、受信したネットワーク情報を自機に記憶し、さらに、スレーブノードa1は、受信したネットワーク情報を用いて、マスターa0にネットワークへの接続を要求する。また、これらの処理は、マスターノードa0が、ネットワークを構築している所定の時間内に行う(例えば、非特許文献1参照)。図8は、ネットワークの構成の一例を説明する図である。
また、IEEE802.15.4無線規格として、現在、ZigBee(登録商標)の仕様策定作業が行われている。このZigBee(登録商標)規格では、マスターノードおよびスレーブノードの電源を入れるだけでネットワーク構築できる。ZigBee(登録商標)規格による登録の手順は、例えば、マスターノードa0の電源がオンになると、マスターノードa0は、自機の電波が届く範囲901内にあるネットワークを検索し、使用されていないPAN ID(Personal Area Network conflict notification;パーソナルエリアネットワーク識別子)/CH(チャネル)を決定する。次に、マスターa0は、決定したPAN ID/CHをビーコン情報に含めて定期的に送信する。次に、スレーブノードa1は、電源オン後、マスターノードa0からのビーコン情報を受信し、受信したビーコン情報を用いてマスターノードa0にネットワークの接続を要求する(例えば、非特許文献2参照)。
また、家庭内のオーディオ装置やビデオ装置などをスレーブノードとし、これらの装置をホームサーバーであるマスターノードに登録する手法として、スレーブノードの各識別情報を予め登録し、マスターノードとスレーブノードとを同一のグループとして登録しておくことで、ネットワークを構築することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−278935号公報
守倉、久保田、「802.11高速無線LAN教科書」、インプレスR&D出版、2008年4月 ZigBee(登録商標)和訳仕様書、http://www.zbsigj.org/download/085224r00ZB_MG-ZigBee-Specification-053474r17_Japanese_081209.pdf
しかしながら、IEEE802.11無線LANでは、図8のように、マスターノードa0が構築するネットワーク周辺に他のマスターノードb0が存在する場合、所定の時間内にネットワーク構築処理を行わないと、マスターa0は、マスターノードb0がネットワーク902に接続したいスレーブb3をネットワーク901に接続してしまうという問題点があった。また、ZigBee(商標登録)規格では、図8のように、マスターノードa0とマスターノードb0の電波の両方が届く範囲にあるスレーブb3は、マスターb0が構築するネットワークBに接続させたいのに、マスターノードa0のビーコン情報を受信してネットワークAへ接続を要請し、接続させたいネットワークとは異なるネットワークAに接続してしまう場合もあるという問題点があった。さらに、特許文献1の従来技術においても、同じ識別情報を有する装置を、近接する家、隣接する部屋で使用している場合、接続させたいネットワークとは異なるネットワークAに接続してしまう場合もあるという問題点があった。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって、接続させたいネットワークとは異なるネットワークに接続してしまうことを防ぐ車両における無線登録システムを提供することを課題としている。
上記目的を達成するため、本発明に係る車両における無線登録システムは、起動指示が入力されてからの経過時間をカウントする第2の経過時間計測部と、第1の副無線通信装置の第1の識別情報と、主無線通信装置と共通の電源の供給を受けているか否かを示すノードタイプと、前記第2の経過時間計測部が計測した第2の計測値とを含む接続要求信号を送信する第1の送信部とを備える第1の副無線通信装置と、前記起動指示が入力されてからの経過時間をカウントする第1の経過時間計測部と、前記接続要求信号を受信する受信部と、前記接続要求信号に含まれる前記ノードタイプが、自主無線通信装置と共通の電源の供給を受けていることを示す場合に、前記第1の経過時間計測部が計測した第1の計測値と前記接続要求信号に含まれる第2の計測値との差または比が所定のしきい値以内か否かを判定し、所定のしきい値以内の場合、記憶部に前記接続要求信号に含まれる前記第1の識別情報を登録し、登録した前記第1の識別情報の前記第1の副無線通信装置との接続を行う制御部とを備える主無線通信装置と、を備えることを特徴としている。
また、本発明に係る車両における無線登録システムにおいて、第2の副無線通信装置の前記第1の識別情報と、主無線通信装置と共通の電源の供給を受けているか否かを示すノードタイプとを含む接続要求信号を送信する第2の送信部を備える第2の副無線通信装置をさらに備えるようにしてもよい。
また、本発明に係る車両における無線登録システムにおいて、前記主無線通信装置は、前記受信部が、前記第1の副無線通信装置または前記第2の副無線通信装置からの前記接続要求信号を受信し、前記受信された接続要求信号の受信信号強度を測定する受信信号強度測定部をさらに備え、前記制御部が、前記受信された接続要求信号に第2の計測値が含まれているか否かを判別し、前記接続要求信号に第2の計測値が含まれていない場合、前記計測された受信信号強度に基づき、前記記憶部に前記第1の識別情報を登録し、登録した前記第1の識別情報の前記第1の副無線通信装置または前記第2の副無線通信装置との接続を行うようにしてもよい。
また、本発明に係る車両における無線登録システムにおいて、前記主無線通信装置は、前記受信部が、前記第1の副無線通信装置または前記第2の副無線通信装置からの接続要求信号を受信し、前記受信された接続要求信号の受信信号強度を測定する受信信号強度測定部をさらに備え、前記制御部が、前記受信された接続要求信号に含まれる前記第1の識別情報に基づき前記受信信号強度による判別を行う必要があるか否かを判別し、前記受信信号強度による判別を行う必要がある場合、前記計測された受信信号強度に基づき前記記憶部に前記第1の識別情報を登録し、登録した前記第1の識別情報の前記第1の副無線通信装置または前記第2の副無線通信装置との接続を行うようにしてもよい。
また、本発明に係る車両における無線登録システムにおいて、前記第1の副無線通信装置は、前記第2の送信部が、当該第1の副無線通信装置の第2の識別情報を前記接続要求信号にさらに含めて送信し、前記主無線通信装置は、前記記憶部が、接続すべき副無線通信装置の第2の識別情報を記憶し、前記制御部が、前記受信された接続要求信号含まれる前記第1の副無線通信装置の前記第1の識別情報に対応する前記第2の識別情報が前記記憶部に登録されているか否かを判別するようにしてもよい。
また、本発明に係る車両における無線登録システムにおいて、前記第1の副無線通信装置は、前記第1の送信部または前記第2の送信部が、当該第1の副無線通信装置または当該第2の副無線通信装置の第2の識別情報を前記接続要求信号にさらに含めて送信し、前記主無線通信装置は、前記記憶部が、接続すべき副無線通信装置の第2の識別情報を記憶し、前記制御部が、前記受信された接続要求信号含まれる前記第1の副無線通信装置または第2の副無線通信装置の前記第1の識別情報に対応する前記第2の識別情報が前記記憶部に登録されているか否かを判別するようにしてもよい。
本発明によれば、主無線通信装置が、起動指示が入力されてからの経過時間を第1の計測値としてカウント開始し、第1の副無線通信装置が、起動指示が入力されてからの経過時間を第2の計測値としてカウント開始する。第1の副無線通信装置の第2の送信部は、第2のカウント値を含む接続要求を送信し、主無線通信装置の受信部は、第1の副無線通信装置からの接続要求を受信し、主無線通信装置の制御部は、第1の計測値と受信した制御信号に含まれる第2の計測値との差または比が所定のしきい値以内の場合、ネットワークに接続してもよい副無線通信装置からの接続要求であると判別し、接続処理を行うようにしたので、接続させたい副無線通信装置を自動的に接続することができる。また、第1の計測値と異なる計測値を有する副無線通信装置の誤接続を防止することができ、接続させたい副無線通信装置以外の接続を防ぐことが可能になる。
本発明によれば、主無線通信装置は、副無線通信装置からの接続情報を受信し、受信した接続要求信号に起動からの経過時間である第2の計測値が含まれているか否かを判別する。受信した接続要求信号に第2の計測値が含まれていない場合、受信した接続要求信号の受信信号強度を測定し、測定した受信信号強度に基づき、登録した識別情報を有する副無線通信装置からの接続要求信号であるか否かを判別して接続処理を行うようにしたので、接続させたい副無線通信装置を自動的に接続することができ、接続させたい副無線通信装置以外の接続を防ぐことが可能になる。
本発明によれば、主無線通信装置は、副無線通信装置からの接続情報を受信し、受信した接続要求信号の識別情報に基づき接続要求信号を送信した副無線通信装置の種別を判別する。そして、受信信号強度を測定する必要がある副無線通信装置と判別された場合、受信した接続要求信号の受信信号強度を測定し、測定した受信信号強度に基づき、登録した識別情報を有する副無線通信装置からの接続要求信号であるか否かを判別して接続処理を行うようにしたので、接続させたい副無線通信装置を自動的に接続することができ、接続させたい副無線通信装置以外の接続を防ぐことが可能になる。
本発明によれば、予め主無線通信装置の記憶部に副無線通信装置の第2の識別情報を記憶し、記憶後、主無線通信装置が、ネットワーク構築に必要な接続情報を送信する。そして、副無線通信装置は、接続情報を受信後、第1の識別情報と第2の識別情報と第2の計測値を含む接続要求信号を送信する。そして、主無線通信装置の制御部は、副無線通信装置からの接続情報を受信し、受信した接続要求信号に含まれる第1の識別情報と第2の識別情報が、関連づけられてすでに記憶されているか否かを判別する。そして、未記憶の場合、且つ第1の計測値と受信した制御信号に含まれる第2の計測値との差または比が所定のしきい値以内の場合、ネットワークに接続してもよい副無線通信装置からの接続要求であると判別し、接続処理を行うようにしたので、接続させたい副無線通信装置を自動的に接続することができ、第1の計測値と異なる計測値を有する副無線通信装置の誤接続を防止することができる。また、同じ第1の識別情報を有する副無線通信装置の誤接続を防止することができ、接続させたい副無線通信装置以外の接続を防ぐことが可能になる。
本発明によれば、予め主無線通信装置の記憶部に副無線通信装置の第2の識別情報を記憶し、記憶後、主無線通信装置が、ネットワーク構築に必要な接続情報を送信する。そして、副無線通信装置は、接続情報を受信後、第1の識別情報と第2の識別情報と第2の計測値を含む接続要求信号を送信する。そして、主無線通信装置の制御部は、副無線通信装置からの接続情報を受信し、受信した接続要求信号に含まれる第1の識別情報と第2の識別情報が、関連づけられてすでに記憶されているか否かを判別する。そして、未記憶の場合、且つ受信した接続要求信号に第2の計測値が含まれていない場合、受信した接続要求信号の受信信号強度を測定し、測定した受信信号強度に基づき、登録した識別情報を有する副無線通信装置からの接続要求信号であるか否かを判別して接続処理を行うようにしたので、接続させたい副無線通信装置を自動的に接続することができる。また、同じ第1の識別情報を有する副無線通信装置の誤接続を防止することができ、接続させたい副無線通信装置以外の接続を防ぐことが可能になる。
また、本発明によれば、予め主無線通信装置の記憶部に副無線通信装置の第2の識別情報を記憶し、記憶後、主無線通信装置が、ネットワーク構築に必要な接続情報を送信する。そして、副無線通信装置は、接続情報を受信後、第1の識別情報と第2の識別情報と第2の計測値を含む接続要求信号を送信する。そして、主無線通信装置の制御部は、副無線通信装置からの接続情報を受信し、受信した接続要求信号に含まれる第1の識別情報と第2の識別情報が、関連づけられてすでに記憶されているか否かを判別する。そして、未記憶の場合、且つ受信した接続要求信号の識別情報に基づき接続要求信号を送信した副無線通信装置の種別を判別する。そして、受信信号強度を測定する必要がある副無線通信装置と判別された場合、受信した接続要求信号の受信信号強度を測定し、測定した受信信号強度に基づき、登録した識別情報を有する副無線通信装置からの接続要求信号であるか否かを判別して接続処理を行うようにしたので、接続させたい副無線通信装置を自動的に接続することができ、接続させたい副無線通信装置以外の接続を防ぐことが可能になる。
第1実施形態に係る無線登録システムのブロック図である。 同実施形態に係る記憶部114が記憶するスレーブノードの情報の一例を示す図である。 同実施形態に係るマスターノードの処理手順のフローチャートである。 同実施形態に係るタイプAのスレーブノードの処理手順のフローチャートである。 同実施形態に係るタイプBのスレーブノードの処理手順のフローチャートである。 第2実施形態に係る無線登録システムのブロック図である。 同実施形態に係るマスターノードの処理手順のフローチャートである。 従来技術に係るネットワークの構成の一例を説明する図である。
以下、図1〜図7を用いて本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、本発明は斯かる実施形態に限定されず、その技術思想の範囲内で種々の変更が可能である。
[第1実施形態]
図1は、本実施形態における無線登録システムのブロック図である。図1のように、無線登録システムは、マスターノード11(主無線通信装置)と、スレーブノード12(第1の副無線通信装置)と、スレーブノード13(第2の副無線通信装置)とから構成されている。マスターノード11とスレーブノード12は、電源41に接続され、スレーブノード13は、電池51と登録開始ボタン61とに接続されている。また、電源41には起動出力部42が接続され、起動出力部42は、マスターノード11とスレーブノード12とに接続されている。マスターノード11は、制御部111と、マスターカウンタ112と、属性ID受取部113と、記憶部114と、送受信部115と、アンテナ116と、スレーブ情報抽出部117とを備えている。さらに、スレーブノード12は、制御部121と、スレーブカウンタ122と、送受信部124と、アンテナ125と、記憶部126と、受信信号強度測定部127とを備えている。同様に、スレーブノード13は、制御部131と、送受信部134と、アンテナ135と、記憶部136と、受信信号強度測定部137とを備えている。符号31は、マスターノード11の電波が届く範囲31である。なお、本実施形態では、スレーブノードが2つの例を説明するが、スレーブノードは1つでも、さらに3つ以上でも良い。また、本実施形態では、車両内のスイッチ毎に無線機能を有するスレーブノードを備えているとして説明を行う。
起動出力部42は、電源41の起動に応じて、電源が供給され、これによりIG信号(起動指示)を生成し、生成したIG信号をマスターノード11とスレーブノード12に出力する。
マスターノード11の制御部111(制御部)には、IG(イグニッション)がオンになった時、起動出力部42からIG信号が入力され、電源41から電源が供給され、マスターカウンタ112のカウントを開始する。また、制御部111は、属性ID受取部113が出力する属性ID(第1の識別情報)を受け取り、受け取った属性IDを記憶部114に書き込んで記憶させる。さらに、制御部111は、属性IDを受け取った後、マスターカウンタのカウント値C1を読み出し、記憶部114に予め記憶されている自機のアドレス情報、ネットワーク開設に使用するチャネル、スレーブノードが接続要求時に使用する暗号キーを読み出し、送受信部から自機のMACアドレスを読み出す。さらに、制御部111は、読み出したカウント値C11、MACアドレス、スレーブノードが接続要求時に使用する暗号キーおよびチャネルを含む情報を接続必要情報として生成し、生成した接続必要情報を送受信部115に出力する。さらに、制御部111は、スレーブ情報抽出部117が接続要求信号から抽出したMACアドレス(第2の識別情報)とカウンタ値と属性IDおよびノードタイプとを受け取る。さらに、制御部111は、マスターカウンタ112のカウント値C12を読み出す。さらに、制御部111は、抽出されたMACアドレスとカウンタ値と属性IDおよびノードタイプに基づき、すでに記憶部114に登録済みのスレーブノード12または13か否かを判別し、未登録の場合、読み出したマスターノード12のカウンタ値C12と取得したスレーブノード12のカウンタ値C22との差または比が所定のしきい値以内か否かを判定する。カウンタ値C12に対するカウンタ値C22との差または比が所定のしきい値以内の場合、制御部111は、車両内のスレーブノードからの接続要求信号であると判別し、記憶部114に抽出されたMACアドレスを属性IDに関連づけて記憶させ、接続要求してきたスレーブノード12または13との接続処理を行う。
なお、ノードタイプは、マスターノード11と共通の電源41からIGオン後に電源の供給を受けているスレーブノードをタイプAとし、電源41から電源の供給を受けずに、例えば、電池51から電源の供給を受けているスレーブノードをタイプBとする。このため、スレーブノード12の記憶部126には、ノードタイプが「タイプA」として予め記憶されている。タイプAは、例えば、運転席近辺に取り付けられているパワースライド・ドア・スイッチがスレーブノードである。タイプBは、例えば、パワー・スライド・ドアに取り付けられているスイッチに付けられているスレーブノードであり、ネットワーク構築後、各スレーブノードの制御部は、各スイッチのオン状態とオフ状態の情報をマスターノードに送信する。すなわち、自車両内の各スイッチの信号を、従来はマスターノードにケーブルで接続して配線していたが、本実施形態を用いることで、無線により構築できる。
マスターカウンタ112(第1の経過時間計測部)は、制御部111からの指示により、経過時間であるカウントの開始、停止を行う。
属性ID受取部113には、非図示のPC(コンピュータ)などから属性IDが入力される。また、属性ID受取部113は、入力された属性IDを制御部111に出力する。なお、非図示のPCには、予め、例えば車種ごとに通信機能を備える部品の属性IDが記憶されている。車両組み立て時、組み立てを行うオペレータが、このPCをマスターノード11に公知の手法で接続し、組み立てを行う車種の属性IDを非図示のPCからマスターノード11に公知の手法で出力する。属性IDを出力後、オペレータが、非図示のPCとマスターノード11の接続を解除する。また、非図示のPCとマスターノード11は、非図示の組み立てロボット等が自動的に行うようにしても良い。
記憶部114は、予め自機がネットワーク開設に用いる暗号キー、チャネルが記憶されている。また、記憶部114は、図2のように、例えば表形式で、スレーブノード毎の名称と属性IDとMACアドレスとを関連づけられて記憶される。図2は、記憶部114が記憶するスレーブノードの情報の一例を示す図である。図2のように、属性ID「0×10」が名称「パワー・スライド・ドア」に関連づけられ、この属性ID「0×10」に関連づけられてMACアドレス「00024CEEE539」が記憶され、属性ID「0×20」と関連づけられて記憶されている名称「パワー・ウィンド」に対するMACアドレスは、未登録の状態を表している。
送受信部115(受信部)は、制御部111から出力された接続必要情報を受け取り、受け取った接続必要情報を、アンテナ116を介して、自機の電波が届く範囲31内に送信(ブロードキャスト)する。また、送受信部115は、スレーブノードからの接続要求信号を受信し、受信した接続要求信号をスレーブ情報抽出部117に出力する。さらに、送受信部115には固有のMACアドレスが記憶されている。
スレーブ情報抽出部117には、送受信部115が受信した接続要求信号が入力される。また、スレーブ情報抽出部117は、受け取った接続要求信号からカウント値、MACアドレス、属性IDおよびノードタイプを抽出し、抽出したカウント値、MACアドレス、属性IDおよびノードタイプを制御部111に出力する。
スレーブノードの制御部121は、IGがオンになった時、起動出力部42からIG信号が入力され、電源41から電源が供給され、スレーブカウンタ122のカウントを開始する。また、制御部121は、送受信部124から接続必要情報を受け取り、接続必要情報を受け取り後、スレーブカウンタ122のカウント値C22を読み出す。さらに、制御部121は、受信信号強度測定部127から信号強度値を受け取り、受け取った信号強度値が所定のしきい値以上であるか否かを判別し、所定のしきい値以上の場合、接続必要情報を記憶部126に書き込んで記憶させる。さらに、制御部121は、送受信部124に記憶されている自機のMACアドレスを読み出し、記憶部126に予め記憶されている自機のノードタイプと属性IDとを読み出す。さらに、制御部121は、読み出したカウント値C22とMACアドレスとノードタイプおよび属性IDを含む接続要求信号を生成し、生成した接続要求信号を受け取った接続必要情報に基づき送受信部124に出力する。
スレーブカウンタ122(第2の経過時間計測部)は、制御部121の制御により経過時間であるカウントの開始、停止を行う。
送受信部124(第1の送信部)は、接続必要情報を受信し、受信した接続要求信号を制御部121に出力する。また、送受信部124は、制御部121が出力した接続要求信号を受け取り、受け取った接続要求信号を、アンテナ125を介してマスターノード11に送信する。さらに、送受信部124には固有のMACアドレスが記憶されている。
記憶部126は、予め自機の属性IDとノードタイプとが記憶されている。
受信信号強度測定部127は、送受信部124が受信した信号の強度を測定し、測定した信号強度値を制御部121に出力する。
スレーブノードの制御部131は、登録開始ボタン61が押された後、マスターノード11への登録処理を開始し、送受信部134から接続必要情報を受け取る。また、制御部131は、受信信号強度測定部137から信号強度値を受け取り、受け取った信号強度値が所定のしきい値以上であるか否かを判別し、所定のしきい値以上の場合、接続必要情報を記憶部136に書き込んで記憶させる。さらに、制御部131は、送受信部134に記憶されている自機のMACアドレスを読み出し、記憶部136に予め記憶されている自機のノードタイプと属性IDとを読み出す。さらに、制御部131は、読み出したMACアドレスとノードタイプおよび属性IDを含む接続要求信号を生成し、生成した接続要求信号を送受信部134に出力する。スレーブノード13の記憶部136には、ノードタイプが「タイプB」として予め記憶されている。
送受信部134(第2の送信部)は、接続必要情報を受信し、受信した接続要求信号を制御部131に出力する。また、送受信部134は、制御部131が出力した接続要求信号を受け取り、受け取った接続要求信号を、アンテナ135を介してマスターノード11に送信する。さらに、送受信部1134には固有のMACアドレスが記憶されている。
記憶部136は、予め自機の属性IDとノードタイプとが記憶されている。
受信信号強度測定部137は、送受信部134が受信した信号の強度を測定し、測定した信号強度値を制御部131に出力する。
次に、本実施形態における、車両組み立て時におけるネットワーク構築処理について説明を行う。車内には、マスターノード11と、スレーブノード12、13があるとして説明を行う。まず、マスターノード11の処理手順について、図3を用いて説明する。図3は、マスターノードの処理手順のフローチャートである。
まず、予め、スレーブノード12の記憶部126にノードタイプ「タイプA」が記憶され、スレーブノード13の記憶部136にノードタイプ「タイプB」が記憶されている。
そして、車両組み立てをおこなうヒトが、IG(イグニッション)をオンにする。IGオンにより、電源41からマスターノード11とスレーブノード12とに電源の供給が開始される。スレーブノード13は、電池から電源の供給を受けている。
マスターノード11の制御部111は、起動出力部42が出力するIG信号を受け取り、受け取ったIG信号に応じて記憶部114に記憶されている属性IDに関連づけられて記憶されているMACアドレスの情報を初期化し(ステップS1)、マスターカウンタ112のカウントを開始する(ステップS2)。なお、マスターカウンタ112にIGオンにより電源が供給され、マスターカウンタ112の動作が可能になった状態からカウントを開始するようにしてもよい。
次に、マスターノード11に予め組み立てを行う車種の属性IDが記憶されている非図示のPCを、車両組み立てを行うオペレータが、公知の手法で接続する。次に、マスターノード11の属性ID受取部113は、非図示のPCが出力した属性IDを受け取り、受け取った属性IDを制御部111に出力する。制御部111は、受け取ったスリープノード12の属性IDを、記憶部114に書き込んで記憶させる(ステップS3)。
記憶部114に記憶させた後、車両組み立てを行うヒトは、マスターノード11と非図示のPCとの接続を解除する。
次に、マスターノード11の制御部111は、記憶部114に予め記憶されている接続のための暗号キー、ネットワークで使用するアドレスを読み出し、送受信部115から自機のMACアドレスを読み出す。次に、制御部111は、IGオンからの経過時間であるカウント値C11をマスターカウンタ112から読み出す(ステップS4)。次に、制御部111は、読み出した暗号キー、ネットワークで使用するアドレス、自機のMACアドレスおよびカウント値C11を接続必要情報として、自機周辺の電波が届く範囲31内に送受信部115とアンテナ116とを介して送信する(ステップS5)。
接続必要情報を送信後、制御部111は、アンテナ116と送受信部115を介して、スレーブノードから接続要求が送信されているか否かを判別する(ステップS6)。スレーブノードからの接続要求がないと判別された場合(ステップS6;No)、ステップS4に戻り、制御部111は、記憶部114に記憶されている全てのスレーブノードから接続要求であると判別されるまで、送受信部115とアンテナ116とを介して接続必要情報を送信する。
スレーブノードからの接続要求である判別された場合(ステップS6;Yes)、送受信部115は、受信した信号を制御部111とスレーブ情報抽出部117とに出力する。次に、スレーブ情報抽出部117は、入力された受信信号から属性IDとMACアドレスとカウンタ値およびノードタイプとを抽出し、抽出した属性ID情報とMACアドレス情報とカウンタ値およびノードタイプとを制御部111に出力する(ステップS7)。
次に、制御部111には、抽出された属性ID情報とMACアドレス情報とカウンタ値およびノードタイプとが入力される。制御部111は、抽出された属性IDに関連づけられてMACアドレスが記憶部111にすでに登録されているか否かを判別する(ステップS8)。また、制御部111は、マスターカウンタ112のカウント値C12を読み出す。
記憶部114に属性IDに関連づけられてMACアドレスが記憶部114に登録されている場合(ステップS8;Yes)、抽出された属性IDのMACアドレスはすでに登録済みのため、ステップS4に戻る。
記憶部114に属性IDに関連づけられてMACアドレスが記憶部114に記憶されていない場合(ステップS8;No)、制御部111は、ノードタイプがタイプAかBかを判別する(ステップS9)。
ノードタイプがタイプAの場合(ステップS9;タイプA)、制御部111は、読み出したマスターノードのカウンタ値C12と、取得したスレーブノードのカウンタ値C22との差または比が所定のしきい値以内であるか否かを比較する(ステップS10)。なお、所定のしきい値範囲は、マスターノード11およびスレーブノード12がIGオン後、カウントを開始するまでの誤差範囲等であり、一例として10[msec]〜100[msec]である。さらに、ノードタイプがタイプBの場合(ステップS9;タイプB)、ステップS11に進む。
ステップS10の比較の結果、カウンタ値C12とカウンタ値C22との差または比が所定のしきい値以内でない場合(ステップS10;No)、自車両内のスレーブノードを有する部品からの接続要求でないため、ステップS4に戻る。
ステップS10の比較の結果、カウンタ値C12とカウンタ値C22との差または比が所定のしきい値以内の場合(ステップS10;Yes)、制御部111は、接続要求をしてきたスレーブノード12の属性IDとMACアドレスとを対応付けて記憶部114に記憶させることで、通信を確立する(ステップS11)。次に、制御部111は、記憶部114に記憶されている全ての属性IDについてのMACアドレスの登録が終了したか否かを判別する(ステップS12)。ステップS12の判別の結果、まだ登録されていないMACアドレスの属性IDがある場合(ステップS12;No)、ステップS4に戻り、未登録のMACアドレスがない場合(ステップS12;Yes)、登録処理を終了する。
次に、図4のスレーブノードの処理手順のフローチャートを用いて、スレーブノード12の処理手順を説明する。図4は、タイプAのスレーブノードの処理手順のフローチャートである。
スレーブノード12の制御部121は、起動出力部42からIG信号を受け取り、受け取ったIG信号に応じてスレーブカウンタ122のカウントを開始する(ステップS101)。
次に、スレーブノード12の制御部121は、記憶部126にマスターノード11のMACアドレス情報がすでに記憶されているか否か判別する(ステップS102)。記憶部126にマスターノード11のMACアドレス情報がすでに記憶されている場合(ステップS102;Yes)、ステップS111に進む。
記憶部126にマスターノード11のアドレス情報がまだに記憶されていない場合(ステップS102;No)、制御部121は、マスターノード11からの接続必要情報をアンテナ125と送受信部124を介して受信したか否かを判別する(ステップS103)。マスターノード11からの接続必要情報を受信していない場合(ステップS103;No)、受信できるまでステップS103を繰り返す。
マスターノード11からの接続必要情報を受信済みの場合(ステップS103;Yes)、制御部121は、IGオンからの経過時間であるカウント値C21をスレーブカウンタ122から読み出す。
次に、制御部121は、受信した接続情報からカウント値C11を抽出し、読み出したカウント値C21(スレーブノード12が、接続必要情報を受信した時点でのカウント値)と抽出したカウント値C11(マスターノード11が接続必要情報を送信した時点でのカウント値)との差または比が所定のしきい値以内か否かを判別する(ステップS104)。
カウント値C21と抽出したカウント値C11との差または比が所定のしきい値以内でない場合(ステップS104;No)、制御部121は、受信した接続必要情報が自車両内のスレーブノードからの接続」要求ではないと判別してステップS103に戻る。
カウント値C21と抽出したカウント値C11との差または比が所定のしきい値以内の場合(ステップS104;Yes)、受信信号強度測定部127は、受信した信号の強度であるRSSI値を測定し、測定したRSSI値を制御部121に出力する(ステップS105)。次に、制御部121は、受け取ったRSSI値が所定のしきい値以上であるか否かを判別する(ステップS106)。なお、所定のしきい値とは、例えば、スレーブノード12が、受信した信号をマスターノード11から受信した信号であると判別できる受信強度である。
RSSI値が所定のしきい値以上ではない場合(ステップS106;No)、ステップS104に戻る。RSSI値が所定のしきい値以上の場合(ステップS106;Yes)、制御部121は、受信した接続必要情報を記憶部126に書き込んで記憶させる(ステップS107)。
次に、制御部121は、スレーブカウンタ122からカウント値C22を読み出し、記憶部126から自機の属性IDとノードタイプとを読み出し、送受信部124から自機のMACアドレスを読み出す。
次に、制御部121は、受信した接続必要情報を用いて、読み出したカウント値C22と自機の属性IDとノードタイプ(タイプA)および自機のMACアドレスを含むネットワークへの接続要請である接続要求を、送受信部124とアンテナ125を介してマスターノード11に送信する(ステップS108)。
次に、制御部121は、マスターノード11との接続処理を行う(ステップS109)。接続処理は、例えば、マスターノード11の制御部111が、スレーブノードに対して、接続用の暗号キー等の情報を送信する。
そして、制御部121は、マスターノード11との接続処理が完了したか否かを判別し(ステップS110)、マスターノード11との接続処理が完了していない場合(ステップS110;No)、接続が完了するまでステップS109〜S110を繰り返す。マスターノード11との接続処理が完了している場合(ステップS110;Yes)、制御部121は、スレーブカウンタ122のカウント処理を停止する(ステップS111)。この処理以後、スレーブノード11との通常の通信状態である。
以上の処理により、スレーブノード12のネットワーク接続処理を終了する。
次に、図5のスレーブノード1の処理手順のフローチャートを用いて、スレーブノード13の処理手順を説明する。図5は、タイプBのスレーブノードの処理手順のフローチャートである。
スレーブノード13の制御部131は、記憶部136にマスターノード11のアドレス情報がすでに記憶されているか否か判別する(ステップS201)。記憶部136にマスターノード11のアドレス情報がすでに記憶されている場合(ステップS201;Yes)、登録処理を抜け、スレーブノード11との通常の通信状態にする。
記憶部136にマスターノード11のアドレス情報が未記憶の場合(ステップS201;No)、制御部131は、マスターノード11からの接続必要情報をアンテナ135と送受信部134を介して受信したか否かを判別する(ステップS202)。マスターノード11からの接続必要情報を受信していない場合(ステップS202;No)、受信できるまでステップS202を繰り返す。
マスターノード11からの接続必要情報を受信済みの場合(ステップS202;Yes)、受信信号強度測定部137は、受信した信号の強度であるRSSI値を測定し、測定したRSSI値を制御部131に出力する(ステップS203)。次に、制御部131は、受け取ったRSSI値が所定のしきい値以上であるか否かを判別する(ステップS204)。なお、所定のしきい値とは、例えば、スレーブノード13が、受信した信号をマスターノード11から受信した信号であると判別できる受信強度である。
RSSI値が所定のしきい値以上ではない場合(ステップS204;No)、ステップS202に戻る。RSSI値が所定のしきい値以上の場合(ステップS204;Yes)、制御部131は、受信した接続必要情報を記憶部136に書き込んで記憶させる(ステップS205)。
次に、制御部131は、記憶部136から自機の属性IDとノードタイプとを読み出し、送受信部124から自機のMACアドレスを読み出す。
次に、制御部131は、受信した接続必要情報を用いて、読み出した自機の属性IDとノードタイプ(タイプB)および自機のMACアドレスを含むネットワークへの接続要請である接続要求を、送受信部134とアンテナ135を介してマスターノード11に送信する(ステップS206)。
次に、制御部131は、マスターノード11との接続処理を行う(ステップS207)。接続処理は、例えば、送受信部134が、マスターノード11から送信された接続用の暗号キー等の情報を受信する。そして、制御部131は、マスターノード11との接続処理が完了したか否かを判別し(ステップS208)、マスターノード11との接続処理が完了していない場合(ステップS208;No)、接続が完了するまでステップS207〜S208を繰り返す。マスターノード11との接続処理が完了している場合(ステップS208;Yes)、スレーブノード12のネットワーク接続処理を終了する。
また、本実施形態では、各スレーブノード12、13から、接続要求にノードタイプ情報を含めて送信する例を説明したが、接続要求にノードタイプ情報を含めなくても良い。この場合、マスターノード11の制御部111は、受信した接続要求にカウンタ値が含まれているか否かを判別し、カウンタ値が含まれている接続要求を送信してきたスレーブノードをタイプAと判別し、カウンタ値が含まれていない接続要求を送信してきたスレーブノードをタイプBと判別するようにしても良い。また、制御部111は、予め記憶部114に属性IDに関連づけて、各属性IDがどのノードタイプであるかを記憶させておく。そして、制御部111は、スレーブノードから受信した接続要求に含まれる属性IDを抽出し、抽出した属性IDと記憶部114に記憶されている情報を参照して、ノードタイプを判別するようにしてもよい。
なお、マスターノード11に各スレーブノードを接続して属性IDを登録する処理は、車両の製造時の1回のみでよく、製造後は、マスターノード11の記憶部114にすでに各スレーブノードの属性IDが記憶されているため、図3のステップS3を省略して、ネットワーク構築を行う。
以上のように、本実施形態によれば、予めマスターノード11の記憶部114に自車両内のスレーブノードの属性IDを記憶し、記憶後、マスターノード11が、ネットワーク構築に必要な接続必要情報を送信する。そして、スレーブノードからの接続要求信号を受信する。そして、受信した接続要求信号から抽出したカウント値とマスターノード11のカウント値とを比較することで、自車両内のスレーブノードを有する部品からの接続要求信号か、他車両内のスレーブノードを有する部品からの接続要求信号かを判別し、自車両内のスレーブノードを有する部品のみネットワークに接続させるようにしたので、複数台の自動車を同時に生産する工場内等においても、IGオンにより自動的に自車内のスレーブノードを有する部品をネットワークに接続させることができる。さらに、他の自動車内のスレーブノードを誤ってネットワークに接続させることを防ぐことができる。また、予め属性IDをマスターノードの記憶部に登録するため、ネットワーク構築時に、別の車両の同じ属性IDからの接続要求信号が来ても、同じ属性IDの誤った二重登録をすることを防ぐことができる。さらに、本実施形態によれば、IGオンするだけで、タイプAの部品については、非常に短時間で(例えば1秒)ネットワークを構築できるため、自動車組み立てにおける従来のネットワーク構築時間を大幅に削減できる。また、タイプBの部品についても、登録ボタンを押すだけで、非常に短時間でネットワークを構築できるため、自動車組み立てにおける従来のネットワーク構築時間を大幅に削減できる。
また、車の各部の制御のため、CAN(Controller Area Network)が用いられている。CANにおいては、例えば、CANコントローラを内蔵したマイコンを車両内に搭載し、制御したい部品とケーブルで接続し、制御信号のやりとりを行っている。単純なオン、オフ信号のパワー・スライド・ドア、パワー・ウィンドなどのスイッチも、現在は、このCANネットワークに接続されているが、単純なオン、オフ信号のパワー・スライド・ドア、パワー・ウィンドなどのスイッチを本実施形態の方法を用いてネットワーク構築することで、CANネットワークへの接続を削減することもできる。これにより、接続ケーブルを削減できるため、コストおよび車両の重量も削減できる。また、ケーブルの配線、接続工数も削減できる。
また、本実施形態では、スレーブノード12は、マスターノード11が送信してきた接続必要情報の中からカウント値C11を抽出し、自機のカウント値C21と比較する例を説明したが、カウント値C11とカウント値C21との比較は行わなくても良い。この場合、スレーブノード12は、受信した接続必要情報を用いて接続要求を送信するが、接続したいネットワーク以外の接続必要情報を受信して接続要求を送信した場合、マスターノード11が送信したチャネル、暗号キーと一致しない。このため、スレーブノード12は、図5のステップS202の処理から繰り返して、改めてマスターノード11からの接続必要情報を受信し、受信した接続必要情報を用いて接続要求を行うようにしてもよい。
[第2実施形態]
図6は、本実施形態における無線登録システムのブロック図である。図6のように、マスターノード11aは、制御部111と、マスターカウンタ112と、属性ID受取部113と、記憶部114と、送受信部115aと、アンテナ116と、スレーブ情報抽出部117と、受信信号強度測定部201とを備えている。第1実施形態との差異は、マスターノード11aの制御部111aと、送受信部115aと、受信信号強度測定部201である。また、スレーブノード12は、制御部121と、スレーブカウンタ122と、送受信部124と、アンテナ125と、記憶部126とを備えている。同様に、スレーブノード13は、制御部131と、送受信部134と、アンテナ135と、記憶部136とを備えている。
マスターノード11aの制御部111aには、IGがオンになった時、起動出力部42からIG信号が入力され、電源41から電源が供給され、マスターカウンタ112のカウントを開始する。また、属性ID受取部113は、予め属性IDが記憶されている非図示のPCが出力する属性IDを受け取り、受け取った属性IDを制御部111aに出力する。制御部111aは、属性ID受取部113が出力する属性IDを受け取り、受け取った属性IDを記憶部114に書き込んで記憶させる。さらに、制御部111は、属性IDを受け取った後、マスターカウンタのカウント値C1を読み出し、記憶部114に予め記憶されている自機のアドレス情報、ネットワーク開設に使用するチャネル、使用する暗号キーを読み出し、送受信部から自機のMACアドレスを読み出す。さらに、制御部111aは、読み出したカウント値C1、MACアドレス、暗号キーおよびチャネルを含む情報を接続必要情報として生成し、生成した接続必要情報を送受信部115に出力する。さらに、制御部111aは、スレーブ情報抽出部117が抽出したMACアドレスとカウンタ値と属性IDおよびノードタイプとを受け取り、受信信号強度測定部201から測定された受信信号の強度を受け取る。さらに、制御部111aは、受け取った受信信号の強度が所定のしきい値以上か否かを判別し、所定のしきい値以上の場合、自車内のスレーブノードであると判別する。自車内のスレーブノードであった場合、制御部111aは、受け取ったMACアドレスとカウンタ値と属性IDおよびノードタイプに基づき、すでに記憶部114に登録済みのスレーブノードか否かを判別し、未登録の場合、記憶部114に抽出されたMACアドレスを属性IDに関連づけて記憶させ、接続要求してきたスレーブノードとの接続処理を行う。
送受信部115aは、制御部111aから出力された接続必要情報を受け取り、受け取った接続必要情報を、アンテナ116を介して、自機の電波が届く範囲31内に送信(ブロードキャスト)する。また、送受信部115aは、スレーブノードからの接続要求信号を受信し、受信した接続要求信号をスレーブ情報抽出部117と受信信号強度測定部201とに出力する。さらに、送受信部115aには固有のMACアドレスが記憶されている。
受信信号強度測定部201には、送受信部115aから受信された接続要求信号が入力される。また、受信信号強度測定部201は、入力された接続要求信号のRSSI(Received Signal Strength Indication;受信信号強度)を測定し、測定したRSSI値を制御部111aに出力する。
次に、本実施形態における、車両組み立て時におけるネットワーク構築処理について説明を行う。車内には、マスターノード11aと、スレーブノード12〜13があるとして説明を行う。まず、マスターノード11の処理手順について、図6〜図7を用いて説明する。図7は、マスターノードの処理手順のフローチャートである。なお、第1実施形態と同様に処理を行うステップは、同じステップ番号を用い、説明は省略する。
ステップS1〜S7は、第1実施形態と同様に行う。
次に、マスターノード11aの送受信部115aは、受信した接続要求信号をスレーブ情報抽出部117と受信信号強度測定部201とに出力する。次に、受信信号強度測定部201には、送受信部115aから出力された接続要求信号が入力される。次に、受信信号強度測定部201は、入力された接続要求信号のRSSI値を測定し、測定したRSSI値を制御部111aに出力する(ステップS301)。
次に、制御部111aには、受信信号強度測定部201からRSSI値が入力される。そして、制御部111aは、入力されたRSSI値と所定のしきい値とを比較し、RSSI値が所定のしきい値以上であるか否か判別する(ステップS302)。なお、所定のしきい値は、例えば、車両製造工場において、複数の車両を生産する場合、隣り合った車両からのスレーブノードの送信信号と、自車内のスレーブノードからの送信信号とを判別できるレベルである。
RSSI値が所定のしきい値未満の場合(ステップS302;No)、制御部111aは、受信した接続要求信号を自車内以外からの接続要求信号であると判別し、ステップS5に戻る。RSSI値が所定のしきい値以上の場合(ステップS302;Yes)、制御部111aは、受信した接続要求信号を自車内からの接続要求信号であると判別し、ステップS8に進む。
以上のように、本実施形態によれば、スレーブノードから受信した接続要求信号のRSSI値を測定し、測定されたRSSI値が所定のしきい値以上の場合のみ自車内のスレーブノードからの接続要求信号であると判別するようにしたので、複数台の自動車を同時に生産する工場内等においても、IGオンにより自動的に自車内のスレーブノードを有する部品をネットワークに接続させることができ、さらに他の自動車内のスレーブノードを誤ってネットワークに接続させることを防ぐことができる。また、予め属性IDをマスターノードの記憶部に登録するため、ネットワーク構築時に、別の車両の同じ属性IDからの接続要求信号が来ても、同じ属性IDの誤った二重登録をすることを防ぐことができる。さらに、本実施形態によれば、タイプAの部品については、非常に短時間で(例えば1秒)ネットワークを構築できるため、自動車組み立てにおける従来のネットワーク構築時間を大幅に削減できる。また、タイプBの部品についても、登録ボタンを押すだけで、非常に短時間でネットワークを構築できるため、自動車組み立てにおける従来のネットワーク構築時間を大幅に削減できる。
また、本実施形態では、複数の車両を生産する工場で使用する例を説明したが、例えば、車のディーラーや修理工場などでの修理時にも適用可能である。この場合、ディーラーは、まず、修理する車に非図示の診断装置を接続し、スレーブノードを有するどの部品が故障しているかを判別し、判別の結果、車両内のマスターノードの記憶部が記憶している故障しているスイッチの属性IDに基づく情報を消去する。その後、第1実施形態もしくは第2実施形態の方法で、再登録を行うようにしてもよい。
また、車両内の各部品だけではなく、所定の環境で、通信機能を有する装置のみネットワークに接続したい場合にも適用可能である。
なお、実施形態の図1または図6の各部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより各部の処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM(Read Only Memory)、CD−ROM等の可搬媒体、USB(Universal Serial Bus) I/F(インタフェース)を介して接続されるUSBメモリー、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリーのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
11・・・マスターノード
12、13・・・スレーブノード
41・・・電源
42・・・起動出力部
51・・・電池
61・・・登録開始ボタン
111、121、131・・・制御部
112・・・マスターカウンタ
113・・・属性ID受取部
114、126、136・・・記憶部
115、124、134・・・送受信部
116、125、135・・・アンテナ
117・・・スレーブ情報抽出部
122・・・スレーブカウンタ
127、137・・・受信信号強度測定部

Claims (6)

  1. 起動指示が入力されてからの経過時間をカウントする第2の経過時間計測部と、
    第1の副無線通信装置の第1の識別情報と、主無線通信装置と共通の電源の供給を受けているか否かを示すノードタイプと、前記第2の経過時間計測部が計測した第2の計測値とを含む接続要求信号を送信する第1の送信部と、
    を備える第1の副無線通信装置と、
    前記起動指示が入力されてからの経過時間をカウントする第1の経過時間計測部と、
    前記接続要求信号を受信する受信部と、
    前記接続要求信号に含まれる前記ノードタイプが、自主無線通信装置と共通の電源の供給を受けていることを示す場合に、前記第1の経過時間計測部が計測した第1の計測値と前記接続要求信号に含まれる第2の計測値との差または比が所定のしきい値以内か否かを判定し、所定のしきい値以内の場合、記憶部に前記接続要求信号に含まれる前記第1の識別情報を登録し、登録した前記第1の識別情報の前記第1の副無線通信装置との接続を行う制御部と、
    を備える主無線通信装置と、
    を備えることを特徴とする車両における無線登録システム。
  2. 第2の副無線通信装置の前記第1の識別情報と、主無線通信装置と共通の電源の供給を受けているか否かを示すノードタイプとを含む接続要求信号を送信する第2の送信部と、
    を備える第2の副無線通信装置
    をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両における無線登録システム。
  3. 前記主無線通信装置は、
    前記受信部が、前記第1の副無線通信装置または前記第2の副無線通信装置からの前記接続要求信号を受信し、前記受信された接続要求信号の受信信号強度を測定する受信信号強度測定部、
    をさらに備え、
    前記制御部が、前記受信された接続要求信号に第2の計測値が含まれているか否かを判別し、前記接続要求信号に第2の計測値が含まれていない場合、前記計測された受信信号強度に基づき、前記記憶部に前記第1の識別情報を登録し、登録した前記第1の識別情報の前記第1の副無線通信装置または前記第2の副無線通信装置との接続を行う
    ことを特徴とする請求項2に記載の車両における無線登録システム。
  4. 前記主無線通信装置は、
    前記受信部が、前記第1の副無線通信装置または前記第2の副無線通信装置からの接続要求信号を受信し、前記受信された接続要求信号の受信信号強度を測定する受信信号強度測定部、
    をさらに備え、
    前記制御部が、前記受信された接続要求信号に含まれる前記第1の識別情報に基づき前記受信信号強度による判別を行う必要があるか否かを判別し、前記受信信号強度による判別を行う必要がある場合、前記計測された受信信号強度に基づき前記記憶部に前記第1の識別情報を登録し、登録した前記第1の識別情報の前記第1の副無線通信装置または前記第2の副無線通信装置との接続を行う
    ことを特徴とする請求項2に記載の車両における無線登録システム
  5. 前記第1の副無線通信装置は、
    前記第1の送信部が、当該第1の副無線通信装置の第2の識別情報を前記接続要求信号にさらに含めて送信し、
    前記主無線通信装置は、
    前記記憶部が、接続すべき副無線通信装置の第2の識別情報を記憶し、
    前記制御部が、前記受信された接続要求信号含まれる前記第1の副無線通信装置の前記第1の識別情報に対応する前記第2の識別情報が前記記憶部に登録されているか否かを判別する
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両における無線登録システム。
  6. 前記第1の副無線通信装置は、
    前記第1の送信部または前記第2の送信部が、当該第1の副無線通信装置または当該第2の副無線通信装置の第2の識別情報を前記接続要求信号にさらに含めて送信し、
    前記主無線通信装置は、
    前記記憶部が、接続すべき副無線通信装置の第2の識別情報を記憶し、
    前記制御部が、前記受信された接続要求信号含まれる前記第1の副無線通信装置または第2の副無線通信装置の前記第1の識別情報に対応する前記第2の識別情報が前記記憶部に登録されているか否かを判別する
    ことを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の車両における無線登録システム。
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