JP5476393B2 - パイロット穴を形成するためのドリルアセンブリおよびドリルアセンブリシステムならびにその方法 - Google Patents

パイロット穴を形成するためのドリルアセンブリおよびドリルアセンブリシステムならびにその方法 Download PDF

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Description

本発明は、可撓性切断工具に関し、より具体的には、髄内ロッドまたは釘の内部チャネルからパイロット穴を穿孔するためのドリルアセンブリシステムおよび方法に関する。
髄内ロッドは、大腿骨および脛骨等の四肢の長骨の破壊のために整形外科手術において一般に使用される。これらのロッドは、骨の骨折または破壊を整合し、安定化するため、および治癒プロセス中に、骨断片を相互に対するそれらの適切な整合に維持するために使用される。加えて、髄内ロッドは、患者の回復中に、骨に強度を提供することができる。1つの一般の外科用ロッド埋込手術は、骨の近位端から遠位端まで、骨折した骨の骨髄導管を穿孔するステップ、およびこの真空空洞内に髄内ロッドを挿入するステップを伴う。骨断片に対して髄内ロッドを適切な関係に維持するために、しばしば、髄内ロッドの遠位部分および近位部分、および骨のうちの1つまたは両方の断片を通して骨ネジまたは他の締結具を挿入することが望ましい。そのようなロッドの固定は、コンストラクトをより安定させ、骨内のロッドの回転を防止し、髄内ロッドに対する骨の縦動作を防止することができる。
骨にロッドを固定するために、種々の構造のネジまたは締結具を受容するために、それらの近位端部分および遠位端部分のそれぞれを通る少なくとも1つの開口を有する髄内ロッドが一般に提供される。そのようなネジを挿入するために、髄内ロッド内の穴と適切な整合にある組織および骨を通る穴を穿孔すること、および髄内ロッドを定位置に係止するために、穴を通してネジを挿入することが目的である。その近位端の近傍(その挿入点の近傍)のロッドの係止は、通常、ロッド内で近位穴を位置決定することに役立つ、ジグの補助によって達成される。参考までに、この近位領域では、比較的短いアームの照準デバイスは、髄内ロッドに取付けることができる。次いで、ドリルは、骨および近位穴を通って通過することができる。この技術は、ロッドのアクセス可能な近位端と、ロッド内の近位穴との間の短距離のため、比較的理解しやすい。しかしながら、ロッドの近位端と、穴がロッドの遠位端において骨内に穿孔されなければならない地点との間の距離により、穿孔した穴を、ロッドの遠位端内の穴と一致させることが困難である可能性がある。これは、髄内空洞内へのロッドの挿入中にロッドの変形が生じた場合に特に当てはまる。したがって、骨壁を通る挿入のために、遠位穴と横ネジをうまく整合することが困難である可能性がある。
骨への髄内ロッドの遠位係合における2つの主な失敗理由には、骨上の不正確な進入点を使用すること、および誤った配向のドリルを有することが挙げられる。これらの2つの要因のうちのいずれかが存在する場合は、ドリルは、釘穴を通って通過することができない場合がある。不正確な進入点はまた、ドリルビットの円形端がわずかに位置から外れている場合に、問題を悪化させ、それによって、骨を弱化させ、しばしば、正確なドリル穴をその中に定置する骨内の強い地点を発見することを困難にさせる。不正確な遠位係止は、釘穴を通る釘の破損、ネジの破損、または骨内のドリルビットの破壊を伴う、早期故障につながる可能性がある。加えて、ロッドの遠位端が適切に固着されない場合は、骨の不整合および/または骨の不適切な治癒が生じる場合がある。
髄内ロッド内で遠位穴を位置決定するための1つの公知の技術は、フリーハンド穿孔技術と組み合わせて、放射線画像技術を用いるものである。この技術は、遠位標的を達成するために、蛍光透視画像増強管を観察するステップを伴う。しかしながら、この技術は、使用することが困難であり、患者および外科チームを過度の放射能に暴露させる付加的なリスクを追加する。保護グローブおよび衣服が使用されている場合でも、放射能暴露に伴うリスクが依然として存在する可能性がある。これは、特に、ロッド内の穴の位置決定に複数の試みが必要とされる場合に生じる可能性がある。加えて、構成要素の正確な整合が1回目の試みにおいて得られない場合に、骨の複数の穿孔が必要である可能性があり、それは、患者の回復およびこの領域内の骨の強度に支障を来す可能性がある。
埋込まれた髄内ロッド内で遠位穴を位置決定するための代替的技術が提案されている。しかしながら、そのような方法は、しばしば、比較的複雑であり、操作のための付加的な電子装置および視覚表示を必要とする可能性がある。そのような技術は、特別な訓練および/または機械オペレータを必要とする場合があり、比較的高価である可能性がある。したがって、これらの技術は、手術室の混雑した空間において、特に、手術に関与する装置および人員の数を最小限化することが望ましい場合に、望ましくない可能性がある。したがって、埋込まれた髄内ロッド内で遠位穴を位置決定するための付加的な外科的穿孔道具および方法に対する継続的な必要性が存在する。遠位ロッド端部において、骨およびロッドを通るネジの容易かつ正確な挿入を可能にする、そのような道具および方法を提供することに対するさらなる必要性が存在する。使い捨ておよび再利用可能な構成要素を含む、比較的経済的な方法でそのような工具および方法を提供することに対するさらなる必要性さえも存在する。
本発明は、骨へのデバイスの遠位部分の固定を促進するための整形外科デバイスを対象とする。一例示的実施形態では、整形外科デバイスは、遠位固定面積を位置決定することが困難である骨折または損傷した骨内の髄内ロッドの正確な遠位固定を促進することができる。本発明のデバイスおよび方法が、典型的には、放射線または他のスキャン技術の使用を必要としないため、遠位固定プロセス中に医師が暴露される放射線の量は、大幅に減少される、または排除される。加えて、骨を通して正確に穿孔し、髄内ロッド内の対応する穴を位置決定するプロセスは、主に、適切なネジ定置のために、放射線スクリーニングおよび試行錯誤法に頼る従来の方法よりもさらに早い。
本発明の整形外科デバイスは、骨ドリルまたはドリルと称される場合がある。このドリルは、ロッド内部から埋込まれた髄内ロッドの遠位穴を正確に位置決定するために使用される。具体的には、このデバイスは、骨の厚みを通って髄内ロッドの内側から、骨の外側まで外向きに穿孔することができる。穿孔部位を位置決定するために、ロッドの内側から穿孔し、遠位穴を使用することによって、骨を通って穿孔された穴は、ロッド内の遠位穴と正確に整合される。これは、髄内ロッドの遠位部分を骨折した骨に固定するために、オペレータがネジをその所望の位置に容易かつ正確に定置することを可能にする。デバイスの一実施形態は、細長い部材から延在し、穿孔プロセスにおいて、回転する「ドリルビット」として機能する、可撓性Nitinolケーブルを含む。デバイスは、埋込まれたロッドの遠位部分内の穴の位置を決定し、ネジ進入のための正確な地点を位置決定するために、遠位ロッドに隣接する骨を通してパイロット穴を穿孔するために使用することができる。代替的実施形態では、ドリルケーブルは、回転され得ず、代わりに、アブレーションを介してパイロット穴が骨内に形成され得るように、ケーブルの遠位端にエネルギーを送達するための手段を含み得る。
本発明の骨ドリルのさらなる利点は、再利用可能な構成要素および使い捨て式構成要素の両方を提供することである。具体的には、本発明は、再利用するために消毒することが困難、経済的に非実用的、または不可能である多くの部品を含む、使い捨て式穿孔アセンブリと称される構成要素を提供する。しかしながら、使い捨て式穿孔アセンブリと併せて使用されるシステムの他の構成要素は、適切な消毒後に再利用することが可能である。これは、機器を提供する費用をより手ごろに抑えることに役立つことができる。
添付の図面を参照して、本発明をさらに説明し、そこでは、同様の構造は、いくつかの図面にわたって同一の番号によって称される。
例えば、本発明は以下の項目を提供する。
(項目1)
モータガイド管と、
該モータガイド管の遠位端から延在するアダプタと、
該アダプタの遠位端から延在する細長いドリルガイド管と、
該ドリルガイド管のチャネル内に摺動可能に配置された弓状遠位端を含む格納式ガイド管と、
該格納式ガイド管に動作可能に連結され、該アダプタの外面から延在する、作動レバーと、
該格納式ガイド管内に摺動可能に配置される可撓性ドリルケーブルであって、該可撓性ドリルケーブルの遠位端は、該格納式ガイド管の該弓状遠位端を通って前進させられるように構築される、可撓性ドリルケーブルと、
該可撓性ドリルケーブルに動作可能に連結されるドリルモータと、
遠位端における該ドリルモータと、近位端における制御ボックスの内側のリニアステージモータとの間に延在するプッシュプルケーブルであって、該リニアステージモータは、該プッシュプルケーブルおよび該ドリルモータを前進させ、後退させるように動作可能である、プッシュプルケーブルと
を備える、ドリルアセンブリ。
(項目2)
上記作動レバーと摺動可能に係合可能なジグインターフェースをさらに備える、項目1に記載のドリルアセンブリ。
(項目3)
上記格納式ガイド管の上記弓状遠位端は、後退位置と拡張位置との間で摺動可能であり、該後退位置において、該弓状遠位端が上記ドリルガイド管の上記チャネル内に収容され、該拡張位置において、該弓状遠位端が該ドリルガイド管の遠位端内の開口部から延在する、項目2に記載のドリルアセンブリ。
(項目4)
上記弓状遠位端は、該弓状遠位端が拡張位置にあるときに、約80度から約90度の間で上記ドリルガイド管の長手方向軸との角度を形成する、項目3に記載のドリルアセンブリ。
(項目5)
上記作動レバーは、上記後退位置と上記拡張位置との間で上記格納式ガイド管の上記弓状遠位端の移動を制御するように、上記ジグインターフェースの作動レバーチャネル内で摺動可能である、項目3に記載のドリルアセンブリ。
(項目6)
上記アダプタの外面から延在する指標付け支柱をさらに含む、項目5に記載のドリルアセンブリ。
(項目7)
髄内ロッドをさらに備え、該髄内ロッドは、該髄内ロッド内に孔を有し、該孔は、上記ドリルガイド管を摺動可能に受容するように構築される、項目6に記載のドリルアセンブリ。
(項目8)
上記ジグインターフェースは、上記髄内ロッド内の第1の遠位開口に隣接して、上記ドリルガイド管の上記遠位端内の上記開口部を位置付けるように、上記指標付け支柱と係合可能な第1のスロットを含む、項目7に記載のドリルアセンブリ。
(項目9)
上記ジグインターフェースは、上記髄内ロッド内の第2の遠位開口に隣接して、上記ドリルガイド管の上記遠位端内の上記開口部を位置付けるように、上記指標付け支柱と係合可能な第2のスロットを含む、項目8に記載のドリルアセンブリ。
(項目10)
上記ドリルモータは、モータ筐体によって包囲され、該モータ筐体は、上記モータガイド管との係合のための少なくとも1つの係合部材を含む、項目1に記載のドリルアセンブリ。
(項目11)
上記モータガイド管は、上記ガイド管の近位端から該ガイド管の遠位端に向かって延在するスロットを含み、上記少なくとも1つの係合部材は、該モータガイド管のスロットとの係合のための上記モータ筐体の外面から延在するピンを備える、項目10に記載のドリルアセンブリ。
(項目12)
上記可撓性ドリルケーブルは、Nitinolから形成される、項目1に記載のドリルアセンブリ。
(項目13)
上記ドリルモータは、上記可撓性ドリルケーブルを回転させるように動作可能である、項目1に記載のドリルアセンブリ。
(項目14)
上記可撓性ドリルケーブルはさらに、該ドリルケーブルの上記遠位端にアブレーションエネルギーを送達するためのエネルギー送達手段を含む、項目1に記載のドリルアセンブリ。
(項目15)
上記ドリルケーブルの近位端は、少なくとも1つのドリルケーブルガイド管によって支持される、項目1に記載のドリルアセンブリ。
(項目16)
バネ部材をさらに備え、該バネ部材は、上記弓状遠位端と、該弓状遠位端が上記ドリルガイド管の上記チャネル内に後退することを可能にするように構築される上記格納式ガイド管の細長い本体との間に配置される、項目1に記載のドリルアセンブリ。
(項目17)
上記格納式ガイド管の近位端は、上記弓状遠位端の後退および拡張を可能にするように構築される、上記作動レバーに動作可能に連結される複数の実質的に同心円状の管を含む、項目16に記載のドリルアセンブリ。
(項目18)
骨内に位置付けられた髄内ロッドを通してパイロット穴を形成する方法であって、
骨の空洞内に髄内ロッドを挿入することと、
ドリルアセンブリを提供することと、
ドリルガイド管が該髄内ロッドの孔内に配置されるように、該ドリルアセンブリを該髄内ロッドに連結することと、
該髄内ロッドの遠位開口に隣接して、該ドリルガイド管の遠位端を位置付けることと、
該ドリルガイド管の該遠位端内の開口部を通して格納式ガイド管の弓状遠位端を前進させることと、
該格納式ガイド管の該弓状遠位端を通して該骨内にドリルケーブルを前進させることによって、パイロット穴を形成することであって、該ドリルケーブルは、遠位端における該ドリルケーブルと、近位端における制御ボックス内のリニアステージモータとの間に延在する、プッシュプルケーブルによって前進させられる、ことと
を含む、方法。
(項目19)
上記穿孔アセンブリは、ロッドインターフェースアセンブリで上記髄内ロッドに連結される、項目18に記載の方法。
(項目20)
上記弓状遠位端は、該弓状遠位端が上記ドリルガイド管の上記開口部を通って前進させられるときに、約80度から約90度の間で上記ドリルガイド管の長手方向軸との角度を形成する、項目18に記載の方法。
(項目21)
上記穿孔アセンブリは、上記ドリルケーブルに動作可能に連結されるドリルモータを含む、項目18に記載の方法。
(項目22)
上記ドリルモータは、上記ドリルケーブルを回転させるように動作可能である、項目21に記載の方法。
(項目23)
上記格納式ガイド管の上記弓状遠位端内に上記ドリルケーブルを後退させるステップと、上記パイロット穴内にチェースバックピンを挿入するステップとをさらに含む、項目18に記載の方法。
(項目24)
上記髄内ロッドの第2の遠位開口に隣接して、上記ドリルガイド管の上記遠位端内の上記開口部を位置付けるステップと、上記骨内に第2のパイロット穴を穿孔するステップとをさらに含む、項目18に記載の方法。
(項目25)
上記穿孔アセンブリはさらに、上記格納式ガイド管に動作可能に連結される作動レバーを備え、該作動レバーは、後退位置と拡張位置との間で該格納式ガイド管の上記弓状遠位端の移動を制御するように動作可能である、項目18に記載の方法。
(項目26)
骨の空洞内に位置付けられた髄内ロッドを通してパイロット穴を形成するためのシステムであって、
穿孔手段と、
該穿孔手段のドリルガイド管が該髄内ロッドの孔内に配置されるように、該髄内ロッドに該穿孔手段を連結するための手段と、
該髄内ロッドの遠位開口に隣接して、該ドリルガイド管の遠位端を位置付けるための手段と、
該ドリルガイド管の該遠位端内の開口部を通して格納式ガイド管の弓状遠位端を前進させるための手段と、
該格納式ガイド管の該弓状遠位端を通して該骨内にドリルケーブルを前進させることによって、パイロット穴を形成するための手段であって、該ドリルケーブルは、遠位端における該ドリルケーブルと、近位端における制御ボックス内のリニアステージモータとの間に延在する、プッシュプルケーブルによって前進させられる、手段と
を備える、システム。
(項目27)
上記格納式ガイド管の上記弓状遠位端は、該弓状遠位端が上記ドリルガイド管内の開口部を通って前進させられるときに、約80度から約90度の間で該ドリルガイド管の長手方向軸との角度を形成する、項目26に記載のシステム。
(項目28)
上記穿孔手段は、上記ドリルケーブルに動作可能に連結されるドリルモータを含む、項目26に記載のシステム。
(項目29)
上記ドリルモータは、上記ドリルケーブルを回転させるように動作可能である、項目26に記載のシステム。
(項目30)
上記弓状遠位端を前進させるための手段は、上記格納式ガイド管に動作可能に連結される作動レバーを備え、該作動レバーは、後退位置と拡張位置との間で上記格納式ガイド管の上記弓状遠位端の移動を制御するように動作可能である、項目26に記載のシステム。
図1は、その髄内空洞内に髄内ロッドが挿入されている、ヒトの骨折した大腿骨の断面正面図である。 図2は、髄内ロッドに接続された、本発明の完全な骨穿孔アセンブリの等角図である。 図3は、前面パネルを示す、本発明の穿孔デバイスとともに使用するためのドリル制御システムの斜視図である。 図4は、後面パネルを示す、図3と同一の制御システムの斜視図である。 図5は、図3および4の制御システムの内部構成要素の斜視図である。 図6は、図3〜5の制御ボックスに取付け可能である、ハンド制御の前面図である。 図7は、ドリルモータアセンブリの斜視図である。 図8は、ガイド管の内側のカット断面図を有する、本発明の使い捨て式穿孔アセンブリの斜視図である。 図9は、図8のアセンブリの断面図である。 図10は、ドリルガイドアセンブリの側面図である。 図11は、図8および9において特定されたドリルアセンブリの外観図である。 図12は、図11のアセンブリの図の断面図である。 図13は、取付けられた使い捨て式穿孔アセンブリおよび大腿骨内の髄内ロッドに接続された切開ガイドアセンブリを有する、髄内釘またはロッドの外観図である。 図14は、使い捨て式穿孔アセンブリおよび切開ガイドアセンブリが除去されている、図13のアセンブリの断面図である。 図15は、ハンド制御アセンブリおよび本発明の使い捨て式穿孔アセンブリ(両方とも示す)を保持するために使用されるホルスタを示す、斜視図である。 図16は、吸引ロッドアセンブリの外観図である。 図17は、使い捨て式穿孔アセンブリと結合したジグインターフェースの上面図である。 図18は、使い捨て式穿孔アセンブリによって作製されたパイロット穴内にチェースバックピンが挿入されている骨内の髄内ロッドの断面図である。
下記に説明する本発明の実施形態は、本発明を網羅的にする、または以下の詳細な説明に開示する正確な形態に制限することを意図しない。むしろ、実施形態は、当業者が本発明の原理および実践を認識し、理解し得るように、選択され、説明されている。
ここで、図を参照すると、構成要素は、いくつかの図面にわたって同一の番号で標識されており、初めに、図1を参照すると、破壊した大腿骨100−1および100−2の2つの部分の断面図を例証する。破壊は、一般に、2つの部分への骨のクリーン骨折123として例証される一方、代わりに、大腿骨100が、多くの小さい骨断片に破砕する、またはいくつかの他の方法で損傷する可能性があることが考えられる。したがって、2つの骨片のための本明細書に説明するデバイスおよび方法もまた、3つ以上の骨片もしくは断片、または、複数の骨片に分離していない、ひび割れた骨にさえ適用することができることを理解されたい。大腿骨100は、海綿状組織104と、組織104内の大腿骨100の長さの一部分に沿って延在する髄内空洞102とを含む。髄内空洞102は、一般に、骨髄で充填される、またはそれで部分的に充填される、大腿骨内の開口面積である。その中への髄内ロッド106の挿入のための大腿骨100等の骨を調製するために、髄内管102は、その中の髄質および/または遊離物質の一部またはすべてを除去するために、吸引および/または洗浄することができる。
図1はまた、整合され、互いに接触させられた、2つの骨折部分100−1および100−2を有する大腿骨100、および髄内空洞102内に挿入された例示的髄内ロッド106を例証する。この髄内ロッド106は、一般に、ロッド106の近位端120からその遠位端122まで走行する、カニューレまたは孔154を含む。髄内空洞102にアクセスするために、124で示すドリルを用いて、その近位端108における骨の皮層内に穴を穿孔または拡孔することができる。次いで、髄内ロッド106は、この穴を通って骨の中に挿入され、大腿骨100の海綿状組織104を通って下方に、かつ髄内チャネルを通って、大腿骨100の遠位端110に向かって押出するか、または打ち付けることができる。髄内ロッド106は、ロッド106の遠位端122が、大腿骨100の遠位端110に対してその所望の位置になり、ロッド106の近位端120が、大腿骨の近位端108に対してその所望の位置になるまで、下方に抑えつけるか、または圧縮し続けることができる。
大腿骨等の長骨内への髄内ロッドの挿入の上記の説明は、そのようなロッド埋込のための1つの例示的手術であることを意図する。多くの代替的髄内ロッド設計のほかに、多くの代替的手術もまた、使用することができる。しかしながら、本発明に従う髄内ロッドは、一般に、その近位端に中央開口部と、ロッドの長さの少なくとも一部分に沿って走行する、その中央を通る孔と、ロッドの遠位端近傍等の近位端から離間された少なくとも1つの遠位穴とを含む。多くの実施形態において、髄内ロッドがまた、その近位端において少なくとも1つの近位ネジ穴を有することが望ましい。そのような実施形態では、近位穴および遠位穴が、ロッド106が複数の骨断片に十分に固定されることを可能にする距離ほど互いから離間されることがさらに望ましい。
図2は、本発明に従い、髄内ロッド106に取付けられる、大腿部取付ジグアセンブリ202に取付けられた、使い捨て式ドリルアセンブリ201を例証する。この使い捨て式ドリルアセンブリ201は、下記に詳細に説明する多くの特徴を含む。下記にさらに詳細に説明するように、ドリルアセンブリ201はさらに、ドリルモータアセンブリ203、ドリル制御ボックスシステム204、ハンド制御アセンブリ205、および他の構成要素に取付け可能である。可撓性ケーブルドリルを使用して骨を穿孔するための穿孔デバイスおよび方法は、米国特許出願公開第2008/0114365号(Sasing,et al.)に説明されており、参照することによってその全体が本明細書に組み込まれる。
図3および4を参照すると、骨ドリルを制御する上で使用するためのドリル制御ボックスシステム204は、ハンド制御コネクタ1と、緊急停止スイッチ2と、オン/オフスイッチ3を組み込んだ電源エントリーモジュールと、プッシュ/プル内嵌合4−1と、プッシュプル外嵌合4−2と、ドリルモータコネクタ5と、リセットボタン6と、電源インジケータライト7と、エラーインジケータライト8とを含む。封入9は、これらの構成要素に実装表面を提供し、図5に示す内部構成要素を保護する。使用の際、制御システム204は、固定スタンドまたはテーブル等の無菌領域に隣接するが、その外側に定置することができる。次いで、電源コード(例証せず)は、ボックスの後方に位置する電源エントリーモジュール3に接続することができ、次いで、電源エントリーモジュール3の電源スイッチは、「オン」の位置に切り替えることができる。制御ボックスは、図3および4に関して説明し、示すものよりも多い、少ない、または異なる特徴を含み得る。加えて、システムは、個別の場所からある動作を制御することが望ましいときに、1つ以上の制御システムを含み得る。
図5は、1つの側面パネルを有し、上部カバーが除去された制御システムの内側の斜視図を示す。可視化の向上のために、異なる構成要素をともに接続するボックス内の内部ケーブル配線等の重要性の低い詳細は、例証されていない。制御システム204の内部の主要構成要素は、リニアステージ10が取付けられたドライブモータ11および関連するドライブコントローラ12と、ドリルモータコントローラ13と、主要制御盤14と、電源供給15とを含む。プッシュ/プル内嵌合4−1は、ブラケット16で、リニアステージ10に連結される。後に説明するように、リニアステージ10および接続されたプッシュ/プル内嵌合4−1は、それが、ドリルモータアセンブリ203を有する使い捨て式ドリルアセンブリ201に接続されるときに、ドリルモータ32(図7)を前進させ、後退させるために使用される。リニアステージモータ11は、ドライブコントローラ12によって制御され、順に、主要制御盤14に関連する事前にプログラムされた回路によって制御される。同一の方法で、ドリルモータコントローラ13は、主要制御盤14によって制御される。電力供給15は、制御ボックスシステム204の構成要素、および任意の関連構成要素および取付け構成要素に、すべての必要な電力を供給する。
ハンド制御アセンブリ205を図6に示し、コントロールシステム204への取付のために提供される。ハンド制御アセンブリ205は、穿孔手術の動作を管理するために使用されるデバイスの一部である。ハンド制御アセンブリ205は、必要に応じて、ホルスタまたは他のデバイスの上に定置することができ、ハンド制御21からのコード20は、コントロールシステム204の前面に、この場合では、図3および5に示すコネクタ1に差し込むことができる。この差し込み口の位置は、例えば、「ハンドル制御」として制御ボックスの上に標識することができる。ハンド制御は、ドリル開始/停止制御22、完全な後退制御23、ジョグ前方制御24、ジョグ後方制御25、およびハンド制御コネクタ26等の多くの異なるボタンまたは制御特性を含み得る。異なる手段は、ユーザへのボタンの機能を特定するために使用することができる。ハンド制御21は、各ボタンの機能を特定するために、各ボタンに隣接する、図6に例証する標識を有し得る、および/または各ボタンは、着色されるか、または特定の機能に対応する着色蛍光を有し得る。ハンド制御は、オペレータによって制御されるか、または管理されるドリル機能によって、より多くの、より少ない、または異なるボタンもしくは制御特徴を含み得る。このハンド制御は、使い捨て式ドレープで被覆することができ、その使用後に拭き取ることができる。
図7に例証する種類のドリルモータアセンブリ203は、図3および5に示す位置4−1、4−2、および5において、コントロールシステム204の前面に取付け可能である。この取付位置は、例えば、「ドリルモータ」として制御ボックス9の上に標識することができる。ドリルモータアセンブリ203は、内部プッシュ/プルケーブル30と、モータガイド管キャップ33に接続された外部プッシュ/プルガイド31と、ドリルモータ32と、内部コントロールシステム取付34−1と、外部制御ボックス取付34−2と、ドリルモータコネクタ35とを含み得る。ドリルモータは、外科手術に望ましいドリル制御により、より多くの、より少ない、または異なるケーブル、筐体、ガイド、および/または他の構成要素を含み得る。ドリルモータアセンブリ203は、無菌領域内の制御ボックスシステム204と、無菌領域内に存在する制御ボックスシステムに接続された部品との間の遷移構成要素である。それはまた、それが1回の外科手術に使用された後に破棄されるように設計することができる、単回使用タイプの構成要素であると見なし得る。しかしながら、ドリルモータアセンブリ203のすべてまたは一部はまた、再利用のために消毒されるように作製することができる。
図3および7を参照すると、ドリルモータアセンブリ203の一例示的実施形態では、ドリルモータアセンブリ203の内部ケーブル30は、制御ボックスシステム204の外嵌合4−2を通って螺合され、次いで、外部コネクタ34−2は、外嵌合4−2にスナップ嵌めされるか、またはそれに接続される。次いで、ドリルモータアセンブリ203の内部ケーブル30は、制御ボックスシステム204の内嵌合4−1にスナップ嵌めされるか、またはそれに接続される。ドリルモータコネクタ35は、関連する制御ボックスシステムコネクタ5に接続される。次いで、制御ボックスシステム204および構成要素は、一般に図2に示すように構築される。
図8〜12は、本発明に従う、使い捨て式穿孔アセンブリ201およびその構成要素を例証する。使い捨て式穿孔アセンブリ201は、一般に、クリアモータガイド管40と、展開/格納レバー41(本明細書において、作動レバーとも称される)と、指標付け支柱42と、ドリルケーブルアセンブリ207のモータ取付構成要素(連結器)60と、ガイド管43と、ドリルガイドアセンブリ206(フックアセンブリとも称される)のフック50と、ドリルガイドアセンブリ206を通って延在するドリルケーブルアセンブリ207の可撓性ドリルケーブル61とを含む。本発明の一態様では、ドリルケーブル61は、フック50に対して移動可能または摺動可能である。加えて、フック50は、弓状であり、管51−1、51−2、および51−3に接続されるハブ302に接続されるレバー41を用いて後退可能である。管51−3は、可撓性バネ52に接続し、次いで、フック50に接続する。バネを有するフック50に管51−3を接続することは、フックを使い捨て式ドリルアセンブリ201の先端53内のチャネル内に後退させる手段を提供する。フック50の完全に拡張した位置は、ガイド管43の軸に対して約80度から約90度の間等の、骨に対して最良の穿孔角度を提供するために最適化することができる。一例示的実施形態では、フック50とガイド管43の軸との間に形成された角度は、約86.5度である。
ガイド管43は、外科手術中に、ドリルケーブル61が髄内ロッド106の内部空洞107の制限された空間の内部で展開することを可能にする。フック50の曲げ半径によって画定される、ドリルケーブル61のための大きい曲げ半径は、ドリルケーブル上の圧力を最小限化することに役立つことができる。
ドリルケーブル61は、軸受66内に圧縮されるドリルモータ連結器60に接続され、次いで、順に、軸受ブロック63と64との間の定位置に保持される。軸受筐体63はさらに、モータガイド管40とインターフェースし、ガイド管内の軸受筐体アセンブリの回転を防止する、ピン62−1および62−2を有する。管67−1および67−2は、軸受ブロック64に接続され、ドリルケーブル61の安定化および誘導に役立つ。
使い捨て式穿孔アセンブリ201は、1回の外科手術に使用され、次いで、手術が完了した後に処分される、単回使用の構成要素であることを意図する。ドリルモータアセンブリ203のドリルモータ32は、ドリルモータ32のピン36をガイド管40のガイドチャネル44と整合することによって、使い捨て式穿孔アセンブリ201に取付け可能である。次いで、ドリルモータ32は、ピン36がそれらの縦部分46内にチャネル44に従うように、モータガイド管40内に摺動され、「捻合」される。例証した実施形態は、そのようなガイドチャネル44のうちの2つ、および互いに正反対の縦部分46を組み込む。ガイドチャネル44は、ピン36(図7を参照)、またはドリルモータ32の筐体の側面から延在する他のロケータデバイスを許容するように、デバイスの近位端45において開口する、モータガイド管40内のスロットである。例証したガイドチャネル44は、若干円周方向に、近位端45におけるそれらの開口端からの角度で延在し、次いで、モータガイド管40の長さの一部分に沿って、縦方向に方向転換し、延在する。ガイドチャネル44のそれぞれのこの縦部分46は、好ましくは、モータガイド管40の長手方向軸と平行である。このようにして、ドリルモータ32は、穿孔動作が生じているときに、モータガイド管40の内側の長さに沿って、直線的に前進させることができる。
モータガイド管40を2つのガイドチャネル44とともに示すが、2つ以上またはそれ以下のガイドチャネルが提供される、および/またはガイドチャネルは、異なって構築されることが考えられる。いずれかの場合では、ガイドチャネル44は、好ましくは、ガイド管に対するドリルモータの円滑な移動を可能にしながら、ガイド管44へのドリルモータ32の確実な取付を可能にするように寸法決定され、構築される。したがって、ガイドチャネル44は、ピン36の寸法および形状、またはドリルモータ32の側面から延在する他の特徴に適応するために、示すものよりも大きい、小さい、または異なる可能性がある。
ドリルモータ32の筐体は、モータガイド管40のガイドチャネル44と同様である、ガイドチャネル230を有する。使い捨て式ドリルアセンブリ201へのドリルモータアセンブリ203の接続中に、ドリルケーブル61は、軸受ブロック63および64が、ガイド管44の近位端45に向かうように、完全に後退させられる。次に、ドリルモータ32およびそのピン36が、モータガイド管40およびチャネル44を係合するのと同時に、かつ、ドリルモータ32のドリルシャフト70が、ドリルケーブルアセンブリ207のドリルケーブル連結器60を係合するのと同時に、ドリルモータガイドチャネル230は、ドリルケーブルアセンブリ207のピン62−1および62−2を係合する。ピン62−1および62−2はまた、別個のスロット236−1および236−2内のガイドチャネル44を通って通過し、軸受筐体63および64がガイド管40内で回転することを防止する。
ガイドチャネル44の縦部分46内に係合され、ドリルケーブルアセンブリ207に接続されたドリルモータ32を用いて、ドリルモータアセンブリ203を使い捨て式穿孔アセンブリ201に取付ける次のステップは、モータガイド管キャップ33を取付けることである。このステップは、モータガイド管キャップ33の2つの正反対のピン37をガイドチャネル44と整合することによって達成される。次いで、キャップ33は、ピン37がガイドチャネルに従うように、「捻合」運動で、ガイド管40の近位端45上に押出される。近位端45が、モータガイド管キャップ33の内面38に対して、最低位置にあるときに、キャップは、完全に係合されている。ここで、エンドキャップ33に締結される外部プッシュ/プルガイド31は、導管を提供し、そこを通してリニアステージ10は、ガイド管40の内部にあり、かつドリルモータ連結具60を介してドリルケーブル61で係合されている、ドリルモータ32に連結される内部ケーブル30を前進させ、後退させることができる。
図8および9に示すように、使い捨て式ドリルアセンブリ201は、そこからレバー41および指標付け支柱42が延在する、距離制限器231を含む。この距離制限器231は、内側に円筒状空洞155を有する円筒状部分であり、モータガイド管40に隣接する。展開/後退レバー41は、使い捨て式穿孔アセンブリ201の遠位端にあり、かつ管51−1、51−2、および51−3を介して、距離制限器231の内側にあるハブ302に接続される、フック50の展開および後退のために使用される。
図8および9を参照すると、レバー41は、距離制限器231の外側を超えて延在する、より小さい直径を有する部分と、制限器の壁または外側を通って延在しない、より大きい直径を有する部分とを有する、プランジャ232内に螺入される。プランジャ232は、制限器231の空洞155の壁の内側に沿って、嵌合し、摺動する、ハブ302内で移動する。プランジャ232のより小さい直径部分は、レバー41のシャフト234の直径よりも大きい。ハブ302内のバネ233は、制限器231の外面に向かい、かつそこから離れる、プランジャ232に接続されたレバー41の移動を目的とする。この動作は、レバー41が開放されたときに、プランジャ232のより小さい直径部分を制限器の外壁を通って延在させ、レバー41が凹設されたときに、制限器の外壁を通って延在する、レバーシャフト234(さらに小さい直径を有する)のみを有することを可能にする。
ここで説明のみしたこれらの特徴は、フックが異なる構成要素を介して、レバー41に接続されているため、制限器231およびフック50に沿った特定の位置において、レバー41を定位置に係止するための手段を提供する。フック50のこの制御された展開および後退は、距離制限器231内の拡大端300−1および300−2を有するスロット301により達成される。スロット301ならびに拡大端300−1および300−2の寸法は、レバー41が、それらのすべてを通って自由に延在することができるような寸法である。しかしながら、プランジャ232のより小さい直径端は、拡大開口部300−1および300−2のみを通って延在することができる、すなわち、その直径は、スロット301の幅よりも大きい。この設計で、レバー41は、フック50を自由に展開させ、後退させるように凹設されなければならず、レバーは、末端位置300−1および300−2にあるときに、外向きに完全に拡張することだけができる。さらに、レバー41が完全に拡張させられたときに、この状態で、プランジャ232が、拡大開口部300−1および300−2のうちの1つを通って通過し、スロット301に沿ったさらなる移動を不可能するため、それは、定位置に係止される。
ここで、図13および関連する断面図の図14を参照すると、使い捨て式穿孔アセンブリ201は、ボルト81を有する釘取付ジグに取付けられる、ジグインターフェース90を通って、釘インターフェースアセンブリ202とインターフェースする。釘インターフェースアセンブリ202は、釘取付ジグ80から成り、その有穴シャフト部分は、ジグ80の有穴シャフトの内側に嵌合する、有穴保持ボルト82を使用して、髄内釘106に接続される。外科手術では、髄内釘106は、釘取付ジグ80に接続されたまま、髄内管102内に送達される。この髄内管102内への釘の送達を達成するために、釘取付ジグ80とインターフェースするであろう、他の機器および工具は、一般的であり、当業者に公知であり、ここでは例証しない。髄内ロッド106は、ロッド152および153の近位端における穴のほかに、遠位/遠位穴150および近位/遠位穴151を含む。釘インターフェースアセンブリ202は、その初回使用後の殺菌目的および再利用目的のために保存され得る。
切開標的アセンブリをまた、図2および13に例証し、釘取付ジグ80の拡張アームに接続される。それは、標的ピン83および距離インジケータ84から成る。切開標的アセンブリ208は、外科医に、ドリルケーブル61が出ることが予想される骨を暴露するために、切開を行う場所を示す。切開標的アセンブリ208は、再利用することができ、したがって、手術の他の構成要素が殺菌されているのと恐らく同時に、その使用後に、オートクレーブドレープに包み、殺菌することができる。
図15は、無菌領域内に使い捨て式穿孔アセンブリ201およびハンド制御アセンブリ205を保管するための手段を提供するホルスタ90を示し、これは、これらのデバイスが、さもなければ床に落下する可能性があり、無菌性の損失のために再利用不可能になることを防止するのに役立つ。図15はまた、ドリルモータアセンブリ203に接続された使い捨て式穿孔アセンブリ201を示す。
図16は、ロッドが髄内管102内に送達された後に、髄内ロッド106の内側を空にするために使用される、吸引管アセンブリ209を例証する。アセンブリ209の細長管95は、それが髄内釘106の内側(カニューレ)154の下方に通過することができるために十分に小さい外径を有する。嵌合96は、管の近位端に取付けられ、使用可能な真空システムから適切に寸法決定された可撓性管に取付けることができる、バルブインターフェース97とともに示す。嵌合を通る開口部98は、空気が進入し、細長管95を迂回することを可能にし、それによって、細長管95に提供される吸引量を低減するための手段を提供する。外科医は、管95のみを通る吸引を提供するように、この開口部98を指で覆うことができる。それによって、このポート98は、管95を通る吸引を増大または減少させるための簡単な方法を外科医に提供する。髄内釘が、一般に遠位端上で開口しているため、吸引管アセンブリ209が必要である。髄内釘106が髄内管102内に挿入されると、髄内管102内の物質は、釘106の内側に進入することができ、使い捨て式穿孔アセンブリ201が髄内釘106内に適切に位置付けられることを防止する。吸引管アセンブリ209もまた、髄内固定または釘固定手術からの他の計装とともに殺菌することができる。吸引管アセンブリ209は、釘105の内側を空にするための手段を提供する、ほんの一例である。アセンブリ209はまた、吸引を使用せずに、髄内釘106の内外にプランジすることができる。この動作は、任意の閉塞を管95内に押出する傾向があり、次いで、それを空にすることができる。
穿孔手術において使用するための上述の種々の構成要素を調製するために、多くの例示的ステップを実施することができ、そこでは、ステップまたはプロセスの追加または削除のほかに、これらのステップのさまざまな順序が考えられることを理解されたい。ここで、すべての図面を参照すると、この例示的プロセスでは、制御ボックスシステム204は、外科用場所の近傍の無菌領域のすぐ外側にある、固定テーブルまたはMayoスタンドの上に定置される。好ましくは、この制御ボックス204の位置付けは、ドリルモータアセンブリ203が、水平方向および垂直方向に4フィートの範囲内で、髄内釘106に到達することを可能にする。ドリルモータアセンブリ203内に提供される曲げ総数は、曲げ総数が360度よりも大きい可能性があることが考えられるが、好ましくは、360度を超えない。次いで、電源コードは、1つの端部において、120V専用差込口等の標準差込口に差し込み、反対の端部において、制御ボックスアセンブリ204の後方の電源エントリーモジュール3内に差し込むことができる。電源コードが取付けられた後に、電源エントリーモジュール3の一部である、オン/オフスイッチは、動作のために制御ボックスアセンブリ204を調製するために、「オン」位置に切り替えることができる。
多くのドレープを手術に使用し得るが、そのようなドレープの正確な使用は、大幅に異なる可能性がある。1つのプロセスでは、ハンド制御コネクタ26は、制御ボックス204の前面上のハンド制御ポート1に取付られ、ドレープは、ハンド制御筐体21の上、およびハンドコントローラアセンブリ205の長さを下方に摺動させることができる。接着テープまたは別の材料またはデバイスは、この位置にドレープを固着するために使用することができる。ここで、ドレープで覆われたハンド制御は、テーブルの上か、または図15に例証する無菌領域内のテーブルの上である可能性があるホルスタ90内に定置することができる。
ここで、ドリルモータアセンブリ203は、制御ボックスシステム204に接続することができる。これは、以下の例示的方法で行われる。外部プッシュ/プル制御ボックス接続34−2は、制御ボックスシステム204のプッシュ/プル外嵌合4−2に接続することができ、内部プッシュ/プルケーブルコネクタ34−1は、制御ボックスシステム204上のプッシュ/プル内嵌合4−1に接続することができる。
次いで、ドリルモータアセンブリ203は、ドリルモータ32のピン36を、モータガイド管40のガイド管スロット44と整合することによって、使い捨て式穿孔アセンブリ201に接続することができる。次いで、例えば、図15に示すように、ピンがスロットの縦部分46内に位置付けられるまで、ドリルモータ32は、モータガイド管40内に摺動され、チャネル44に沿って捻合される。次いで、図15に例証するように、モータガイド管キャップ33は、キャップが完全に定座されるまで、正反対のピン37を同一のスロット44と整合することによって(ピンがスロット44の縦部分46と整合されているとき)、モータガイド管40に接続することができる。次いで、組立てられたドリルシステムは、図15に示す無菌領域内で、ホルスタ90の上に定置することができる。
外科手術用に調製するための次のステップは、図14の断面図で示す、有穴ボルト82を用いて、釘インターフェースアセンブリ202を髄内釘またはロッド106に取付けることである。髄内ロッド106が患者の大腿骨内に挿入された後に、次いで、切開標的アセンブリ206のアーム86は、ボルト85を用いて釘インターフェースアセンブリ202に取付けることができる。ボルトは、アセンブリに安定性を提供するために、必要に応じて堅く締めることができる。次いで、距離インジケータ84は、髄内ロッド106の長さによって左右される適切な長さまで、アーム86に対して調整される。次いで、標的ピン83は、距離インジケータ84の端部を通って挿入することができ、そこで、それは、例えば、髄内ロッド106の遠位/遠位穴150を指し示す。次いで、穿孔ケーブル61が遠位/遠位穴150および近位/骨遠位穴151のために、骨から出る面積を暴露するために、切開を患者に行うことができる。例えば、切除は、4cmの長さである可能性があり、穿孔ケーブルが出る面積が暴露されるように、標的ピンから1cm遠位の距離で開始することができる。切開が行われた後に、切開標的アセンブリ206を除去することができる。切開面積の組織は、穿孔出口骨表面を暴露するために、Hohmann開創器等の標準的開創器を使用して分離することができる。
次に、ジグインターフェース90は、ボルト81を使用して、釘インターフェースアセンブリ202に取付けることができる。ボルト81は、所望の締め付けが達成されるまで、標準的ボルト締め付け技術を使用して、堅く締めることができる。
次いで、吸引管アセンブリ209または真空管は、髄内チャネルまたは空洞から外来流体および残屑を抽出するために、髄内ロッド106の内部チャネル154内に挿入され、真空源に取付けることができる。次いで、吸引管アセンブリ209は、髄内釘106から除去することができる。
次いで、使い捨て式ドリルアセンブリ201は、フックが有穴接続ボルト82内に存在する使い捨て式ドリルアセンブリの先端を誘導し、先端を髄内釘106の孔154内にさらに誘導する、ジグインターフェース90内に挿入することができる。
図13に示すように、使い捨て式ドリルアセンブリ201が完全に挿入されたときに、指標付け支柱42および展開/後退レバー41は、指標付け支柱が、例えば、ジグインターフェース90上に「遠位/遠位」と標識することができる、横スロット160を係合するように、回転させることができる。このスロット160は、図18において確認することができる。ここで、デバイスは、髄内ロッド106の穴および隣接する骨を通して穿孔するために位置付けられる。具体的には、デバイスは、フックをロッド106の遠位/遠位穴150を通して通過させ、隣接する骨構造内に穿孔する準備が整っている。
具体的に図9を参照すると、フック50を展開するために、展開/後退レバー41に接続されたプランジャ232は、レバー41を押圧することによって、距離制限器231から係脱される。これは、ハブ302に接続されるフックアセンブリが遠位に摺動することを可能にする。レバー41のシャフト234が、開口面積300−2によって画定される、制限器231に沿ったその最大移動距離に到達したときに、レバー41は、プランジャ232を距離制限器231の穴300−2に再係合する、その本来の高さに跳ね返り、それによってフックアセンブリ206を位置に係止する。
フック50が完全に展開されたときに、穿孔手術を開始することができる。この穿孔を開始するために、ハンド制御アセンブリのハンドコントローラ21上の開始/停止ボタン22を押下または起動することができる。次いで、暴露されている骨面積は、ドリルケーブル61が穿孔表面(すなわち、骨の外面)から出ることを観察するために、綿密に観察される。ドリルケーブル61が確認できるときに、穿孔動作を停止するために、開始/停止ボタン22を再度、押下または起動することができる。ドリルビット61を骨の外面を1cm以上超えて拡張させないことが好ましい。必要に応じて、それが確認できるまで、ドリルケーブルを骨の外にさらに拡張させるために、回転させることなく、ドリルケーブル61を前進させるジョグ前方ボタン24を押下することができる。
図18を参照すると、次いで、チェースバックピン400は、ハンドコントローラ21上のジョグバックボタン25を使用しながら、ドリルケーブル61によって骨の中に作製された穴の中に挿入することができる。チェースバックピン400が、骨内の出口穴(パイロット穴とも称される)内に係合されると、使い捨て式穿孔アセンブリ201の除去の準備のために、ハンドコントローラアセンブリ205の完全後退ボタン23を押下または起動することができる。チェースバックピン400は、多くの形態を成すことができ、好ましくは、実質的に円滑表面を有し得るが、ネジ山または他の表面特徴、ならびに鈍利型、円形型、またはトロカール型等の異なる先端設計を有することもできる。
フック50を後退させるために、プランジャ232は、フックが完全に後退するまで、レバー41の展開/後退を押圧し、それを、スロット301(図8に見られる)に沿って近位に摺動させることによって(レバー41およびプランジャ232が拡大スロット300−1に到達するとき)、距離制限器231から係脱される。レバー41は、解除され、プランジャ232は、距離制限器231を再係合する。フック22の後退後、使い捨て式穿孔アセンブリ201は、ジグインターフェース90内で回転させられ、遠位/遠位係止穴150が空になるように、十分な距離ほど引き戻すことができる。
次いで、有穴ドリルビット401は、ドリルケーブル61によって作製された第1の皮質壁を通るパイロット穴を拡大するために、チェースバックピン400の上を摺動させ、標準外科ドリルとともに使用することができる。これが達成されると、有穴ドリルビット401は、釘の穴を通って前進させることができる。有穴ドリルビット401での適切な穿孔を確認するために、ユーザが、それが有穴ドリルビット401に接触したことを感じることができるまで、使い捨て式穿孔アセンブリ201を下方に摺動させることができる。次いで、使い捨て式穿孔アセンブリ201は、その前回の位置まで再度後退させることができる。ここで、穿孔を開始することができ、有穴ドリルビット401を、骨の第2の向こう側の皮質壁を通して、貫通し、穿孔するために使用する。次いで、有穴ドリルビット401およびチェースバックピン400は、除去される。ここで、骨ネジは、一般的に行われ、外科医になじみのある方法で髄内釘106を通して埋め込むことができる。骨ネジは、この穴の中に、釘を通して駆動され、それによって、釘を骨に係止し、釘が骨に対して移動する、または回転することを防止するのに役立つ。代替的アプローチの一例は、近傍の皮質壁を通して穿孔した後に、有穴ドリルビット401およびチェースバックピン400を除去することである。次いで、同一寸法の、標準的有穴外科ドリルビットは、作製されたばかりの穴および釘穴を通って滑動する。次いで、ドリルビットは、標準的外科ドリルを使用して、遠い皮質壁を通って穿孔するために使用される。
プロセスにおける次のステップは、近位/遠位位置における、骨への髄内ロッド106のさらなる固定のために、近位/遠位穴151を穿孔し、この穴の中にネジを挿入することである。具体的には、図9および17を参照すると、この手術では、使い捨て式穿孔アセンブリ201は、レバー41のシャフト234および指標付け支柱42が、ジグインターフェース90の長いスロット内に移動するように、回転させられる。ここで、使い捨て式穿孔アセンブリ201は、近位に摺動し、指標付け支柱がスロット161内にある位置に回転して戻ることができ、例えば、ジグインターフェース90上に「近位/遠位」と標識することができる。図17は、ジグインターフェース90に対する使い捨て式穿孔アセンブリ201のこの構造を示す。穿孔手術のために以前に概説された穿孔手術は、近位/遠位穴151で反復することができる。近位/遠位係止ネジがその所望の位置に挿入されているときに、使い捨て式穿孔アセンブリ201を、除去し、遮断し、破棄することができる。
手術が完了した後に、残りの構成要素は、それらの除去され、かつ破棄されたドレープを有し得、次いで、構成要素自体は、適切な殺菌方法のために洗浄され、調製されなければならない。次いで、ドリルモータアセンブリ203は、制御ボックスシステム204から遮断することができ、そのワイヤは、適切な方法で管理することができる。1つの例示的手術では、ドリルモータアセンブリ203は、終端が互いと正反対になるように、3つのループにコイル巻きすることができる。次いで、オートクレーブ定格ストラップは、2つの端部において3つのループをともに締結するために使用することができる。ドリルモータがオートクレーブ内に定置されるものである場合は、ケーブルの曲げ半径が小さすぎないことを確認しなければならない。次いで、制御ボックス9および関連する電源コードの表面は、適切な洗浄製品で洗浄することができる。
ここで、本発明は、その種々の実施形態を参照して説明した。詳細に説明した一例示的実施形態は、骨を通る小さいパイロット穴を作製するように構築され、次いで、外科医に係止ネジを埋め込む場所を特定する、ドリルケーブル61を含んだ。髄内釘106のカニューレ154の内側から開始して、骨を通してパイロット穴を作製する発明は、他の手段で達成することができ、本発明の精神に含まれる。また、本発明は、大腿骨内に髄内釘を係止するステップに照らして説明したが、当業者に理解されるように、任意の骨内に任意の有穴インプラントを係止するステップに適用される。
本明細書に特定した任意の特許または特許出願のすべての開示は、参照することによって本明細書に組み込まれる。先述の詳細な説明および例は、理解を深める目的であげたものにすぎない。そこから不必要な限定が何らなされることはない。本発明の範囲から逸脱することなく、説明した実施形態に多くの変更を行うことができることは、当業者には明らかであろう。したがって、本発明の範囲は、本明細書に説明した構造に制限されてはならない。

Claims (20)

  1. モータガイド管と、
    該モータガイド管の遠位端から延在するアダプタと、
    該アダプタの遠位端から延在する細長いドリルガイド管と、
    該ドリルガイド管のチャネル内に摺動可能に配置された弓状遠位端を含む格納式ガイド管と、
    該格納式ガイド管に動作可能に連結され、該アダプタの外面から延在する作動レバーと、
    該格納式ガイド管内に摺動可能に配置される部分を有する可撓性ドリルケーブルであって、該可撓性ドリルケーブルの遠位端は、該格納式ガイド管の該弓状遠位端を通って前進させられるように構築される、可撓性ドリルケーブルと、
    該可撓性ドリルケーブルに動作可能に連結されるドリルモータと、
    該作動レバーと摺動可能に係合可能なジグインターフェースと
    を備える、ドリルアセンブリ。
  2. 前記格納式ガイド管の前記弓状遠位端は、後退位置と拡張位置との間で摺動可能であり、該後退位置において、該弓状遠位端が前記ドリルガイド管の前記チャネル内に収容され、該拡張位置において、該弓状遠位端が該ドリルガイド管の遠位端内の開口部から延在する、請求項1に記載のドリルアセンブリ。
  3. 前記弓状遠位端は、該弓状遠位端が拡張位置にあるときに、約80度から約90度の間で前記ドリルガイド管の長手方向軸との角度を形成する、請求項2に記載のドリルアセンブリ。
  4. 前記作動レバーは、前記後退位置と前記拡張位置との間で前記格納式ガイド管の前記弓状遠位端の移動を制御するように、前記ジグインターフェースの作動レバーチャネル内で摺動可能である、請求項2に記載のドリルアセンブリ。
  5. 前記アダプタの外面から延在する指標付け支柱をさらに含む、請求項4に記載のドリルアセンブリ。
  6. 髄内ロッドをさらに備え、該髄内ロッドは、該髄内ロッド内に孔を有し、該孔は、前記ドリルガイド管を摺動可能に受容するように構築される、請求項5に記載のドリルアセンブリ。
  7. 前記ジグインターフェースは、前記髄内ロッド内の第1の遠位開口に隣接して、前記ドリルガイド管の前記遠位端内の前記開口部を位置付けるように、前記指標付け支柱と係合可能な第1のスロットを含む、請求項6に記載のドリルアセンブリ。
  8. 前記ジグインターフェースは、前記髄内ロッド内の第2の遠位開口に隣接して、前記ドリルガイド管の前記遠位端内の前記開口部を位置付けるように、前記指標付け支柱と係合可能な第2のスロットを含む、請求項7に記載のドリルアセンブリ。
  9. 前記ドリルモータは、モータ筐体によって包囲され、該モータ筐体は、前記モータガイド管との係合のための少なくとも1つの係合部材を含む、請求項1に記載のドリルアセンブリ。
  10. 前記モータガイド管は、前記ガイド管の近位端から該ガイド管の遠位端に向かって延在するスロットを含み、前記少なくとも1つの係合部材は、該モータガイド管のスロットとの係合のための前記モータ筐体の外面から延在するピンを備える、請求項9に記載のドリルアセンブリ。
  11. 前記可撓性ドリルケーブルは、Nitinolから形成される、請求項1に記載のドリルアセンブリ。
  12. 前記ドリルモータは、前記可撓性ドリルケーブルを回転させるように動作可能である、請求項1に記載のドリルアセンブリ。
  13. 前記可撓性ドリルケーブルはさらに、該ドリルケーブルの前記遠位端にアブレーションエネルギーを送達するためのエネルギー送達手段を含む、請求項1に記載のドリルアセンブリ。
  14. 前記ドリルケーブルの近位端は、少なくとも1つのドリルケーブルガイド管によって支持される、請求項1に記載のドリルアセンブリ。
  15. バネ部材をさらに備え、該バネ部材は、前記弓状遠位端と、該弓状遠位端が前記ドリルガイド管の前記チャネル内に後退することを可能にするように構築される前記格納式ガイド管の細長い本体との間に配置される、請求項1に記載のドリルアセンブリ。
  16. 前記格納式ガイド管の近位端は、前記弓状遠位端の後退および拡張を可能にするように構築される、前記作動レバーに動作可能に連結される複数の実質的に同心円状の管を含む、請求項15に記載のドリルアセンブリ。
  17. 骨の空洞内に位置付けられた髄内ロッドを通してパイロット穴を形成するためのシステムであって、
    請求項1に記載のドリルアセンブリと、
    前記ドリルガイド管が該髄内ロッドの孔内に配置されるように、該髄内ロッドに該ドリルアセンブリを連結するための手段と、
    該髄内ロッドの遠位開口に隣接して、該ドリルガイド管の遠位端を位置付けるための手段と
    前記格納式ガイド管の前記弓状遠位端を通して該骨内に前記ドリルケーブルを前進させることによって、パイロット穴を形成するための手段と
    を備える、システム。
  18. 前記格納式ガイド管の前記弓状遠位端は、該弓状遠位端が前記ドリルガイド管内の開口部を通って前進させられるときに、約80度から約90度の間で該ドリルガイド管の長手方向軸との角度を形成する、請求項17に記載のシステム。
  19. 前記ドリルモータは、前記ドリルケーブルを回転させるように動作可能である、請求項17に記載のシステム。
  20. 前記作動レバーは、後退位置と拡張位置との間で前記格納式ガイド管の前記弓状遠位端の移動を制御するように動作可能である、請求項17に記載のシステム。
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