JP5475189B2 - 発信メッセージの失敗を管理するためのフレームワーク - Google Patents

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Description

本明細書で開示される様々な例示的実施形態は、一般に、通信ネットワークにおけるポリシーおよび課金に関する。
移動通信ネットワークにおける様々なタイプのアプリケーションに対する要望が増すのに従い、サービスプロバイダは、拡張機能性を確実に提供するために、プロバイダ自身のシステムを絶えずアップグレードしている。かつては音声通信のためだけに設計されたシステムだったものは、多目的ネットワークアクセスポイントになり、テキストメッセージ通信、マルチメディアストリーミング、および一般インターネットアクセスを含む、無数のアプリケーションへのアクセスを提供するようになった。このようなアプリケーションをサポートするために、プロバイダは、自社の既存音声ネットワークの上に、新たなネットワークを構築した。第2および第3世代ネットワークに見られるように、音声サービスは、専用の音声チャネルを介して搬送され、回路交換コアに向けられなければならないが、他のサービス通信は、インターネットプロトコル(IP)に従って送信され、異なるパケット交換コアに向けられる。このことが、アプリケーションプロビジョニング、測定および課金、ならびに体感品質(QoE)保証に関する特有の問題につながった。
第2および第3世代のデュアルコア手法を簡単にすることを目指して、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)は、3GPPが「ロングタームエボリューション」(LTE)と呼ぶ新たなネットワーク方式を推奨している。LTEネットワークでは、すべての通信が、ユーザ機器(UE)から、進化型パケットコア(EPC)と呼ばれる全IPコアに、IPチャネルを介して搬送される。EPCは次いで、他のネットワークへのゲートウェイアクセスを提供するとともに、受容可能QoEを確保し、加入者の特定のネットワーク活動の料金を加入者に課す。
3GPPは概して、いくつかの技術仕様において、EPCの構成要素および構成要素相互の対話について記載している。具体的には、3GPP TS 29.212、3GPP TS 29.213、および3GPP TS 29.214は、EPCのポリシーおよび課金規則機能(PCRF)、ポリシーおよび課金施行機能(PCEF)、ならびにベアラバインディングおよびイベント報告機能(BBERF)について記載している。こうした仕様は、こうした要素が、信頼できるデータサービスを提供し、加入者にサービス使用料金を課すためにどのように対話するかに関して、何らかの指針をさらに提供する。
たとえば、3GPP TS 29.212および3GPP TS 29.214は、EPCに関連づけられた様々な要素におけるPCRFによって、規則のインストールに関する何らかの指針を提供する。こうした標準は、ある要素が、ある規則のインストールのエラーに遭遇したとき、このエラーをPCRFに報告するべきであると規定している。その後、PCRFは、その規則が運用可能でない可能性があるので、他のすべての関連要素に、規則をアンインストールするよう命令するべきである。このプロセスは、しかしながら、失敗した規則が他の要素においてインストールされたままでないようにするプロセスに対して、かなりの量のオーバーヘッドを引き起こす。
3GPP TS 29.212 3GPP TS 29.213 3GPP TS 29.214
上記に鑑みて、規則をインストールする、堅牢で効率的なシステムを提供することが望ましいであろう。特に、失敗した規則インストールなどの失敗の扱いに関連した処理オーバーヘッドを最小限にするシステムを提供することが望ましいであろう。
規則をインストールする、堅牢で効率的なシステムの本必要性に鑑み、様々な例示的実施形態の手短な概要が提示される。以下の概要では、いくつかの簡略化および省略が行われる場合があるが、これは、様々な例示的実施形態のいくつかの態様を強調し紹介することを意図しているのであって、本発明の範囲を限定することは意図していない。当業者が本発明の概念を組み立て、用いることを可能にするのに適した好ましい例示的実施形態の詳細な説明が、以降のセクションにおいて続く。
様々な例示的実施形態は、ポリシーおよび課金規則ノード(PCRN)において、第1のサービスデータフロー(SDF)の確立を求める要求を要求側ノードから受信すること、要求に応答して第1のSDFを実行するための第1の規則セットを生成すること、規則セットのうち第1の規則を、第1の規則のインストールのために第1のノードに送信すること、一定の期間、第1のノードからの応答を待つこと、第1のノードにおける第1の規則のインストールが失敗したか、それとも成功したかを応答から判断すること、および第1の規則のインストールが成功した場合、第1の規則セットのうち第2の規則を、第2の規則のインストールのために第2のノードに送信することのうちの1つまたは複数を含む方法および関連ネットワークノードに関する。
上記によれば、システムが、失敗した規則インストールなどの失敗の扱いに関連した処理オーバーヘッドを最小限にする。特に、少なくともいくつかの送信メッセージへの応答を待つことによって、PCRNは、失敗の知らせにインテリジェントに応答し、失敗によって不必要または無益にされる命令または他のアクションを排除することができる。
様々な例示的実施形態をより良く理解するために、添付の図面に対して参照が行われる。
様々なデータサービスを提供する例示的な加入者ネットワークを示す図である。 様々なノードにおいて、規則をインストールし、次いで、失敗した規則をアンインストールするための例示的なメッセージ交換を示す図である。 発信メッセージの失敗を管理する例示的なポリシーおよび課金規則ノード(PCRN)を示す図である。 発信メッセージの失敗を管理するための例示的なメッセージ交換を示す図である。 様々なノードにメッセージを送信するための例示的な汎用メッセージツリーを示す図である。 様々なノードにおいて規則をインストールするための例示的なメッセージツリーを示す図である。 様々なノードにおいて規則をアンインストールするための例示的なメッセージツリーを示す図である。 規則インストールの失敗を管理するための例示的なメッセージツリーを示す図である。 メッセージツリーをマージするための例示的なデータ配置を示す図である。 発信メッセージの失敗を管理する例示的な方法を示す図である。 メッセージグループをマージする例示的な方法を示す図である。
類似の番号が類似の構成要素またはステップを指す図面をここで参照して、様々な例示的実施形態の広範な態様が開示される。
図1は、様々なデータサービスを提供する例示的な加入者ネットワーク100を示す。例示的な加入者ネットワーク100は、様々なサービスへのアクセスを提供する、LTEまたは4G移動通信ネットワークなどの通信ネットワークであり得る。ネットワーク100は、ユーザ機器110、基地局120、進化型パケットコア(EPC)130、パケットデータネットワーク140、およびアプリケーション機能(AF)150を含み得る。
ユーザ機器110は、エンドユーザにデータサービスを提供するためのパケットデータネットワーク140と通信する装置であり得る。このようなデータサービスは、たとえば、音声通信、テキストメッセージング、マルチメディアストリーミング、およびインターネットアクセスを含み得る。より具体的には、様々な例示的実施形態において、ユーザ機器110は、パーソナルコンピュータもしくはラップトップコンピュータ、ワイヤレスeメール装置、セル電話、テレビセットトップボックス、またはEPC130を介して他の装置と通信することが可能な他の任意の装置である。
基地局120は、ユーザ機器110とEPC130との間の通信を可能にする装置であり得る。たとえば、基地局120は、3GPP標準で定義される進化型ノードB(eノードB)などの送受信基地局でもよい。したがって、基地局120は、無線波など、第1の媒体を介してユーザ機器110と通信するとともに、イーサネット(登録商標)ケーブルなど、第2の媒体を介してEPC130と通信する装置であり得る。基地局120は、EPC130と直接通信することもでき、いくつかの中間ノード(図示せず)を介して通信することもできる。様々な実施形態において、複数の基地局(図示せず)が、ユーザ機器110に移動性を提供するために存在してもよい。様々な代替実施形態において、ユーザ機器110は、EPC130と直接通信し得ることに留意されたい。このような実施形態では、基地局120は存在しなくてもよい。
進化型パケットコア(EPC)130は、パケットデータネットワーク140へのゲートウェイアクセスをユーザ機器110に提供する装置でも、装置の集合体でもよい。EPC130はさらに、提供されたデータサービスの使用料金を加入者に課し、特定の体感品質(QoE)標準が確実に満たされるようにすることができる。したがって、EPC130は、少なくとも部分的には、3GPP TS 29.212、29.213、および29.214標準に従って実装すればよい。したがって、EPC130は、サービングゲートウェイ(SGW)132、パケットデータネットワークゲートウェイ(PGW)134、ポリシーおよび課金規則ノード(PCRN)136、ならびに加入プロファイルリポジトリ(SPR)138を含み得る。あるいは、EPC130は、当業者に知られている他の任意のパケットコアでもよい。
一次サービングゲートウェイ(P−SGW)132は、EPC130へのゲートウェイアクセスをネットワーク100のエンドユーザに提供する装置であり得る。P−SGW132は、ユーザ機器110によって送られたパケットを受信する、EPC130内の最初の装置とすることができる。P−SGW132は、このようなパケットをPGW134にフォワードすることができる。P−SGW132は、たとえば、複数の基地局(図示せず)の間でのユーザ機器110の移動性の管理、およびサービングされる各フローに対する特定のサービス品質(QoS)特性の施行など、いくつかの機能を実施することができる。プロキシモバイルIP(PMIP)標準を実装するものなど、様々な実装形態において、P−SGW132は、ベアラバインディングおよびイベント報告機能(BBERF)を含み得る。様々な例示的実施形態において、EPC130は、複数のサービングゲートウェイ(SGW)(図示せず)を含むことができ、各SGWは、複数の基地局(図示せず)と通信することができる。このような実施形態では、追加SGW(図示せず)が、ユーザ機器110用の非一次SGW(NP−SGW)(図示せず)として指定され得る。
パケットデータネットワークゲートウェイ(PGW)134は、パケットデータネットワーク140へのゲートウェイアクセスをネットワーク100のエンドユーザに提供する装置であり得る。PGW134は、P−SGW132を介してユーザ機器110によってパケットデータネットワーク140に送られたパケットを受信する、EPC130内の最後の装置とすることができる。PGW134は、各サービスデータフロー(SDF)に対してポリシーおよび課金制御(PCC)規則を施行するポリシーおよび課金施行機能(PCEF)を含み得る。したがって、PGW134は、ポリシーおよび課金施行ノード(PCEN)であり得る。PGW134は、たとえばパケットフィルタリング、精密パケット検査、および加入者課金サポートなど、いくつかの追加特徴を含み得る。PGW134は、未知のアプリケーションサービスのための資源割振りの要求も担い得る。未知のアプリケーションサービスを求める要求をUE110から受信すると、PGW134は、資源の適切な割振りを要求するクレジット制御要求(CCR)を組み立て、その要求をPCRN136にフォワードし得る。
例示的なネットワーク100は、ロングタームエボリューション(LTE)の特定の一実装形態に対応するが、多くの変形形態が存在し得ることに留意されたい。たとえば、SGW132が存在しなくてもよく、PGW134が存在しなくてもよく、かつ/またはSGW132およびPGW134の機能は、単一の装置に統合されても、複数の追加装置に拡散されてもよい。あるいは、たとえばGPRSや4Gなどの非LTEネットワークが使われる場合もあり得る。
ポリシーおよび課金規則ノード(PCRN)136は、サービスデータフロー(SDF)およびIP−CANセッションに関連した要求を受信し、PCC規則を生成し、PGW134および/または他のPCEN(図示せず)にPCC規則を提供する装置であり得る。PCRN136は、Rxインタフェースを介してAF150と通信することができる。PCRN136は、AA−要求(AAR)160の形のアプリケーション要求をAF150から受信し得る。AAR160を受信すると、PCRN136は、アプリケーション要求160を満たす少なくとも1つの新規PCC規則を生成することができる。
PCRN136は、P−SGW132、およびPGW134などのSGWとも、それぞれGxxおよびGxインタフェースを介して通信することができる。PCRN136は、クレジット制御要求(CCR)170の形の要求をSGW132またはPGW134から受信し得る。AAR160と同様に、CCR170を受信すると、PCRNは、それに応答して、たとえば、CCR170を満たし、かつ/またはCCR170に応答する少なくとも1つの新規PCC規則を生成するなど、適切なアクションをとることができる。様々な実施形態において、AAR160およびCCR170は、別々に処理されるべき2つの独自要求を表し得るが、他の実施形態では、AAR160およびCCR170は、単一の要求に関する情報を搬送することができ、PCRN136は、AAR160とCCR170の組合せに基づいてアクションをとることができる。様々な実施形態において、PCRN136は、単一メッセージ要求およびペアになったメッセージ要求の両方を扱うことが可能であり得る。
新規PCC規則を作成すると、またはPGW134によって要求されると、PCRN136は、Gxインタフェースを介してPGW134にPCC規則を提供することができる。たとえばPMIP標準を実装するものなど、様々な実施形態において、PCRN136は、サービス品質(QoS)規則を生成することもできる。新規QoS規則を作成すると、またはSGW132によって要求されると、PCRN136は、Gxxインタフェースを介してSGW132にQoS規則を提供することができる。
図2−11を参照して後でさらに詳しく説明されるように、規則のインストールが、たとえばP−SGW132など、いずれかの要素において失敗した場合、その要素は、規則がインストールされ得なかったことをPCRN136に知らせることができる。続いて、PCRN136は、その規則が他のいずれの要素においてもインストールされたままでないようにするためのアクションをとることができる。たとえば、PCRN136は、規則が既にインストール済みである場合、規則をアンインストールするよう、PGW134に命令することができる。あるいは、PCRN136は、規則をすべてインストールするよう、PGW134に命令するのを控えて、アンインストール命令を送る必要をなくすことができる。
パケットデータネットワーク140は、ユーザ機器110と、AF150など、パケットデータネットワーク140に接続された他の装置との間のデータ通信を提供するネットワーク(たとえば、インターネットや、別の通信装置ネットワーク)であり得る。パケットデータネットワーク140は、たとえば、パケットデータネットワーク140と通信する様々なユーザ装置に電話および/またはインターネットサービスをさらに提供することができる。
アプリケーション機能(AF)150は、知られているアプリケーションサービスをユーザ機器110に提供する装置であり得る。したがって、AF150は、たとえば、ビデオストリーミングや音声通信サービスをユーザ機器110に提供するサーバまたは他の装置でもよい。AF150はさらに、Rxインタフェースを介してEPC130のPCRN136と通信することができる。AF150が、ユーザ機器110への、知られているアプリケーションサービスの提供を始めるべきとき、AF150は、Diameterプロトコルによって定義されるAA−要求(AAR)160などのアプリケーション要求メッセージを生成して、アプリケーションサービスに資源が割り振られるべきであることをPCRN136に通知することができる。このアプリケーション要求メッセージは、アプリケーションサービスを使う加入者の識別、および要求されたサービスを提供するために確立されることが所望される特定のサービスデータフローの識別などの情報を含み得る。AF150は、このようなアプリケーション要求を、Rxインタフェースを介してPCRN136に伝達することができる。
加入者ネットワーク100の構成要素を記載してきたので、加入者ネットワーク100の動作の手短な概要が与えられる。以下の説明は、加入者ネットワーク100の動作の概略を提供することを意図されており、したがっていくつかの点では簡略版であることが明らかなはずである。加入者ネットワーク100の詳細な動作は、図2−11に関連して後でさらに詳しく説明される。
PCRN136は、たとえばAAR160など、2つのサービスデータフロー(SDF)の確立を求める要求を受信することができる。PCRN136は、2つのSDFを実行するための2つの規則セット、すなわち規則セットAおよび規則セットBを作成することができる。PCRN132は次いで、各規則セットA、Bから、QoS規則など、適切な規則をインストールするための再認可要求(RAR)の形の命令をP−SGW132に送ることができる。その後、PCRN136は、2つの規則のいずれかに関してインストールが成功したか、それとも失敗したかを示す再認可回答(RAA)で、P−SGWがRARに応答するのを待つことができる。たとえば、P−SGW132が、QoS規則Bのインストールには成功したが、QoS規則Aはインストールすることができなかった場合、P−SGW132は、この状態を示すRAAをPCRN136に送ることができる。PCRN136は次いで、それ以上のいずれのノードにも、規則セットAから規則をインストールするよう命令するのを控えることができる。たとえば、PCRN136は、規則セットBからのPCC規則など、ただ1つの適切な規則をインストールするようPGW134に命令する第2のRARのPGW134への送付を進めることができる。
図2は、様々なノードにおいて、規則をインストールし、次いで、失敗した規則をアンインストールするための例示的なメッセージ交換200を示す。メッセージ交換200は、AF150、PCRN136、P−SGW132、PGW134、およびNP−SGW210の間で起こり得る。
メッセージ交換220は、2つのSDF、すなわちSDF AおよびSDF Bの確立を要求するAAR220をAF150がPCRN136に送ったときに始まり得る。PCRN136は、要求の受信に成功し、かつ/または対応する規則の生成が成功したことを示すAA−回答(AAA)222を、AF150に最初に返送することによって応答することができる。PCRN136は、RAR224をP−SGW132に、RAR228をPGW134に、およびRAR232をNP−SGW210に送ることにより、関連ノードそれぞれにおける規則のインストールを進めることができる。各RAR224、228、232は、受信側ノードが、それぞれSDF AおよびSDF Bを実行するための規則Aおよび規則Bをインストールするべきであることを示し得る。異なるRAR224、228、232中の対応する規則は、同一でなくてもよいことに留意されたい。たとえば、RAR224および232はQoS規則を含み得るが、RAR228はPCC規則を含み得る。「規則A」および「規則B」という用語は概して、対応するSDFを実行するための、いずれの適用可能規則を指すのにも使われる。
PCRN136は、次のRAR228または232の送出に進む前に、ノードからの応答を待たなくてもよい。したがって、各RAA225、230、234は、対応するRAR224、228、232が送られた後、他のいずれのメッセージにも関係なく、いつでも到着する可能性がある。たとえば、RAA226は、RAR224の直後にも、RAA234が到着した後にも到着する場合がある。
例示的なメッセージ転送200において、RAA230、234は、適用可能ノードにおける規則のインストールの完全な成功を示すが、P−SGW132は、規則Aをインストールすることができない場合がある。これは、不十分な資源やできの悪い規則など、様々な要因により起こり得る。原因に関わらず、PCRN136は、RAA226を受信し、規則Aが他のすべてのノードからアンインストールされるべきであると判断することができる。したがって、PCRNは、規則Aがアンインストールされるべきであることを示すRAR236をPGW132に、およびRAR240をNP−SGW210に送信することができる。PGW132およびNP−SGW210は、それぞれ、規則Aのアンインストール成功を示すRAA238、242で応答し得る。最終的に、例示的なメッセージ交換200は、P−SGW132での失敗の結果として、SDF Aが確立され得なかったことを示すRAR244をPCRN136がAF150に送信したときに終わり得る。
図3は、発信メッセージの失敗を管理する例示的なポリシーおよび課金規則ノード(PCRN)300を示す。PCRN300は、PCRN136に対応することができ、Rxインタフェース305、規則ジェネレータ310、メッセージストレージ315、メッセージ送信機320、Gxインタフェース325、Gxxインタフェース330、応答ハンドラ335、およびエラーハンドラ340を含み得る。
Rxインタフェース305は、AF150などのAFと通信するように構成された、ハードウェアおよび/または機械可読記憶媒体にエンコードされた実行可能命令を含むインタフェースであり得る。このような通信は、3GPP TS 29.214に従って実行され得る。たとえば、Rxインタフェース215は、アプリケーション要求、セッション要求、およびイベント通知を、AARの形で受信し、回答および他の状況通知を、AAAまたはRARの形で送信することができる。
規則ジェネレータ310は、Rxインタフェース305、Gxインタフェース325、および/またはGxxインタフェース330を介して、少なくとも1つのSDFの確立を求める要求を受信し、要求されたSDFを確立するための1つまたは複数の規則セットを生成するように構成された、ハードウェアおよび/または機械可読記憶媒体上の実行可能命令を含み得る。規則ジェネレータ310は、要求に含まれる情報、加入者プロファイルリポジトリ(SPR)(図示せず)からの情報、ポリシー決定(図示せず)の結果、およびまたは各SDF用の適切な規則を生成する際に有用であると当業者に認識される他の任意の情報もしくは方法も使うことができる。
要求されたSDFを確立するための規則セットを生成した後、規則ジェネレータ310は、該当ネットワーク要素に規則をインストールするための順序つきメッセージセットをさらに作成することができる。規則ジェネレータ310は、順序つきメッセージセットをメッセージストレージ315に記憶することができる。たとえば、規則ジェネレータは、QoS規則をインストールするようP−SGW132に命令するRARと、PCC規則をインストールするようPGW134に命令するRARと、QoS規則をインストールするようNP−SGW210に命令するRARとを含むメッセージセットを作成することができる。メッセージセットは、順序つきおよび/または階層状でよく、そうすることによって、含まれるメッセージが送信されるべき順序を示す。
様々な実施形態において、メッセージは、重要または非重要のどちらかとして分類され得る。重要メッセージは、SDFが確立されるために、含まれる規則をインストールしなければならない要素に向けられたメッセージに対応し得る。たとえば、P−SGW132またはPGW134が規則をインストールするのに失敗した場合、SDFは、正しく確立することができない。このようなケースでは、P−SGW132またはPGW134に向けられたメッセージは、重要メッセージと考えられ得る。非重要メッセージは、一方、SDFの実行に必須ではない要素に向けられたメッセージに対応し得る。たとえば、NP−SGW210が規則をインストールするのに失敗した場合、対応するSDFは依然として、対応する規則のインストールが他のネットワーク要素において成功していた場合は機能し得る。このようなケースでは、NP−SGW210に向けられたメッセージは、非重要メッセージと考えられ得る。様々な実施形態において、規則ジェネレータ310は、たとえば、メッセージに関連づけられた重要/非重要フラグをセットし、またはメッセージセットの階層中の適切なポイントにメッセージを置くことによって、メッセージが重要か、それとも非重要かを示すことができる。
メッセージストレージ315は、少なくとも1つのSDFの確立に関連して他のノードに送信するためのメッセージセットを記憶することが可能な任意の機械可読媒体でもよい。したがって、メッセージストレージ315は、読出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、磁気ディスク記憶媒体、光学記憶媒体、フラッシュメモリデバイス、および/または同様の記憶媒体などの機械可読記憶媒体を含み得る。図5−8を参照して後でさらに詳しく説明されるように、規則ストレージ235は、多くの可能データ構造の1つ、たとえば順序つきリストまたはツリーなどでメッセージを記憶することができる。
メッセージ送信機320は、メッセージストレージ315からのメッセージを該当受信側に送信するように構成された、ハードウェアおよび/または機械可読記憶媒体上の実行可能命令を含み得る。たとえば、メッセージ送信機320は、メッセージセットが送られる準備ができたという指示を、規則ジェネレータ310から受信することができる。メッセージ送信機320は次いで、メッセージセットから最初のメッセージを取り出し、該当受信側に向けて送信することができる。たとえば、メッセージセット中の最初のメッセージが、P−SGW132に送信するためのRARである場合、メッセージ送信機315は、RARを、Gxxインタフェース330を介してP−SGW132に送信することができる。メッセージを送信すると、メッセージ送信機は、メッセージストレージ315内でメッセージに送付済みと印をつけても、またはメッセージセットからメッセージを削除してもよい。
メッセージを送信した後、メッセージ送信機320は、メッセージセット中の次のメッセージを送るべきであるという指示を待ってもよい。このような指示は、たとえば、規則ジェネレータ310、応答ハンドラ335、および/またはエラーハンドラ340から来る場合がある。メッセージセット中のメッセージが重要または非重要として分類される様々な実施形態において、規則ジェネレータ310は、重要メッセージを送信した後、このように待つだけでよい。このような実施形態において、規則ジェネレータ320は、非重要メッセージを送信した後、次のメッセージの転送に直ちに移ることができる。メッセージ送信機320は、たとえば、メッセージに関連づけられたフラグを読み、階層中のメッセージの位置を観察し、またはメッセージタイプおよび/または受信側に基づく判断そのものを行うことによって、メッセージが重要か、それとも非重要かを判断するように構成され得る。メッセージの重要性を判断する他の方法が、当業者には明らかであろう。
Gxインタフェース325は、PGW134などのPGWと通信するように構成された、ハードウェアおよび/または機械可読記憶媒体上でエンコードされた実行可能命令を含むインタフェースであり得る。このような通信は、3GPP TS 29.212に従って実行され得る。したがって、Gxインタフェース325は、インストール用のPCC規則を受信し送信し、規則のインストールが成功したかどうかを示す回答を受信することができる。Gxインタフェース325は、CCRの形の、UE発生アプリケーション要求、セッション要求、およびイベント通知をさらに受信することができる。
Gxxインタフェース330は、P−SGW132および/またはNP−SGW210などのSGWと通信するように構成された、ハードウェアおよび/または機械可読記憶媒体上にエンコードされた実行可能命令を含むインタフェースであり得る。このような通信は、3GPP TS 29.212に従って実行され得る。したがって、Gxxインタフェース330は、インストール用のQoS規則を送信し、規則インストールが成功したかどうかを示す回答を受信することができる。Gxxインタフェース330は、CCRの形の、UE発生アプリケーション要求、セッション要求、およびイベント通知をさらに受信することができる。
応答ハンドラ335は、Rxインタフェース305、Gxインタフェース325、および/またはGxxインタフェース330を介して応答を受信し、扱うように構成された、ハードウェアおよび/または機械可読記憶媒体上の実行可能命令を含み得る。たとえば、P−SGW132、PGW134、および/またはNP−SGW210は、1つまたは複数の規則のインストールが成功したかどうかを示すRAAの形で、返信を送るように構成され得る。このようなメッセージを受信すると、応答ハンドラ335は、メッセージが規則インストールの完全な成功を示すかどうかを判断することができる。成功の場合、応答ハンドラ335は、関連メッセージセットからの次のメッセージが送出されるべきであるという指示をメッセージ送信機320に送ることができる。一方、メッセージが規則インストールの何らかの失敗を示す場合、応答ハンドラ335は、受信した応答メッセージをエラーハンドラ340に渡すことができる。
エラーハンドラ340は、1つまたは複数の規則のインストールの失敗を示すメッセージを受信し、処理するように構成された、ハードウェアおよび/または機械可読記憶媒体上の実行可能命令を含み得る。メッセージを重要または非重要として分類する様々な実施形態において、エラーハンドラ340は最初に、応答が重要それとも非重要メッセージに応答して送られたかを判断することができる。応答メッセージが非重要メッセージに応答して送られた場合、エラーハンドラ340は単に、アクションをとらなくてもよく、該当メッセージセットからの次のメッセージが送られるべきであることをメッセージ送信機320に指示してもよい。
一方、応答が、重要メッセージに応答している場合、エラーハンドラ340は、メッセージストレージ315内の該当メッセージセットを修正するためのステップをとることができる。同様のアクションは、メッセージを重要または非重要と分類しない実施形態において、すべての応答メッセージに対してとることができる。図5−11を参照して以下で詳細に説明されるように、エラーハンドラ340は、メッセージを削除し、修正し、かつ/または関連づけられたメッセージセットに追加することができる。たとえば、エラーハンドラ340は、失敗した規則をインストールするさらなる命令が送信されないようにすることができる。さらに、エラーハンドラ340は、SDF確立の失敗を要求側装置に折り返し報告するメッセージを追加することができる。最終的に、メッセージストレージ315内のメッセージセットへの適切ないずれの修正も完了した後、エラーハンドラ340は、メッセージセット中の次のメッセージを送信するべきであるという指示をメッセージ送信機320に送ることができる。
図4は、発信メッセージの失敗を管理するための例示的なメッセージ交換400を示す。メッセージ交換400は、AF150、PCRN300、P−SGW132、PGW134、およびNP−SGW210の間で起こり得る。
メッセージ交換220は、2つのSDF、すなわちSDF AおよびSDF Bの確立を要求するAAR220をAF150がPCRN300に送ったときに始まり得る。PCRN300は、要求の受信が成功し、かつ/または対応する規則の生成が成功したことを示すAA−回答(AAA)222をAF150に最初に返送することによって応答することができる。様々な代替実施形態において、PCRN300は、AAR420を受信した後、AAA422を直ちに送るのではなく、PCRN300が該当ノード132、134、210それぞれにおける規則のインストールを試みるまで待ってもよい。PCRN300は、RAR424を送信することによって、P−SGW132における規則A、Bのインストール試行に進んでよい。その後、PCRN300は、SDF A、Bの確立に関してそれ以上のアクションをとる前に、P−SGW132からのRAA426を待ってもよい。
RAA426を受信した後、PCRN300は、P−SGW132における規則Aのインストールが失敗したと判断し得る。したがって、PCRN300によって送られる次のメッセージ、たとえばRAR428は、規則BをインストールするようPGW134に命令するだけでよい。再度、PCRN300は、先に進む前に応答を待つことができる。RAA430を受信した後、PCRN300は、規則Bのインストールが成功したと判断し、RAR432の送信に進むことができる。規則Bのインストールが成功したというRAA434でNP−SGW210が応答した後、PCRN300は、SDF Aの確立が失敗したことを示すRAR444をAF150に送信することができる。PCRN300がすべての適切な規則を関連装置132、134、210にインストールするのを試みるまで、PCRN300がAAR220に回答するのを待つ様々な代替実施形態において、PCRN300は、AAA422およびRAR444の両方の代わりにSDF Aに関して失敗を示すためのAAA(図示せず)を送信することができる。様々な実施形態において、RAR444、またはその代替AAA(図示せず)は、代替SDFが要求され得るように、SDF確立失敗の理由を判断する際にAF150または他のいずれの要求側ノードにとっても有益な、および/または要求を修正する際に有用な情報を含み得る。
図5は、様々なノードにメッセージを送信するための例示的な汎用メッセージツリー500を示す。メッセージツリー500は、PCRN300によって、特定のメッセージを配置するべき、順序つきメッセージセット中の適切な位置を判断するために、たとえば、図6−8を参照して詳しく記載されたツリーなど、様々なメッセージツリーを組み立てる際に使われ得る。したがって、メッセージツリー500は、たとえば、テンプレートまたは基準データ構造でよい。様々な代替実施形態において、メッセージツリーを組み立てる際のPCRN300の挙動は、たとえば、規則エンジンによる使用のために定義されたハードコーディングまたは規則など、他のやり方で定義され得る。このような実施形態において、汎用メッセージツリー500は単に、例示目的のための抽象化した例であり得る。
汎用メッセージツリー500は、複数のメッセージ510、520、530、535、540、545、550、555を含み得る。汎用メッセージツリー500の階層中でのメッセージの位置は、メッセージの送信のための順序つき位置および/またはメッセージが重要かどうかを示し得る。一例として、様々な実施形態において、メッセージ510は、ツリーの最上位にあるので、適用可能なP−SGW向けのRARが、最初に送信されるべきメッセージであることを示し得る。さらに、メッセージ510には兄弟メッセージがないので、PCRN300は、他のいずれのメッセージを送信する前に、P−SGWから応答が到着するのを待つことができる。
次に、メッセージ520は、P−SGWから応答を受信した後、該当PGWにRARが送信されるべきであることを示し得る。やはり、メッセージツリー500は、メッセージ520に兄弟メッセージがないことにより、PCRN300が、先に進む前にPGWからの応答を待つべきであることを示し得る。
メッセージ530、535は、任意の数のメッセージを表し得る。メッセージ530、535は、NP−SGWに向けられたいずれのRARも、PGWから応答が受信された後に送信されるべきであることをさらに示し得る。様々な実施形態において、メッセージ530、535は兄弟ノードなので、PCRN300は、メッセージ530、535に対応するすべてのメッセージを直ちに送信することができる。同様に、PCRNは、適切なAFに向けられたいずれのRARでもよい、メッセージ540、545に対応するメッセージ、および/または適切なAFに向けられたどのASRでもよい、メッセージ550、555に対応するメッセージを直ちに送信してよい。
汎用メッセージツリー500は、必ずしも、送信用の実際のメッセージを含む実際のメッセージツリーでなくてもよいことに留意されたい。したがって、実際のメッセージツリーは、汎用メッセージツリー500に含まれるすべてのメッセージを含まない場合がある。たとえば、メッセージツリーは、すべてのSDF確立が失敗したので、AFへの送信用のASRは含み得るが、同じAFへの送信用のRARは含まなくてもよい。というのは、このようなメッセージは、冗長または他の意味で不適切な場合があるからである。
さらに、様々な実施形態は、汎用メッセージツリー500に対する変形体を含み得る。たとえば、メッセージ520はツリーのルートであってもよく、メッセージ510はメッセージ520のチルドであってもよい。このようなツリーは、RARが、最初にPGWに、次いでP−SGWに送られるべきであることを示し得る。別の例として、ベアラバインディングおよび報告機能(BBERF)を使用しない実施形態など、様々な実施形態において、汎用メッセージツリー500は、メッセージ510、530、535を全く含まなくてもよい。汎用メッセージツリー500に対するさらなる変形体が、当業者には明らかであろう。
図6は、様々なノードにおいて規則をインストールするための例示的なメッセージツリー600を示す。メッセージツリー600は、たとえば図4のAAR420など、2つのSDF、すなわちA、Bの確立を求める要求に応答して生成され得る。メッセージツリー600は、様々な適切なネットワーク装置の間で、2つの規則、すなわちA、Bをインストールするための3つのメッセージ610、620、630を含み得る。メッセージツリー600中でのメッセージの配置は、PCRN300などのPCRNによってメッセージがどの順序で送信されるように意図されるかを示し得る。様々な実施形態が、メッセージを様々に順序づけることができる。たとえば、メッセージ620が最初のメッセージであり、その後にメッセージ610、およびメッセージ630が続いてもよい。当業者にとって有用と認識される任意の順序づけ方式も使われ得る。
たとえば、メッセージ610は、PCRN300によって送信されるように意図された最初のメッセージであってもよく、規則A、BをインストールするようP−SGW132に命令するRARであってもよい。メッセージ610は、SDF A、Bを確立するためのQoS規則定義を含み得る。メッセージ620は、メッセージ610の送信の後でPGW134への送信を意図されたRARであってもよい。メッセージ620は、SDF A、Bを確立するためのPCC規則定義を含み得る。最後に、メッセージ630は、メッセージ620の送信後にNP−SGW210への送信を意図されたRARであってもよい。メッセージ630は、SDF A、Bを確立するためのQoS規則定義も含み得る。
メッセージツリー600、ならびに以降で記載するいずれのメッセージツリーも、メッセージツリーの一例として意図されていることが明らかなはずである。たとえば、ユーザ機器110に関連づけられたネットワーク要素の数およびタイプ、ならびにPCRN300がAARに直ちに応答するかどうかなど、様々な要因により、メッセージツリー600は、追加メッセージを含むことができる。たとえば、PCRNは、他のNP−SGW(図示せず)への送信用の、メッセージ630と同様の追加メッセージを含んでもよい。さらなる例として、メッセージツリーは、たとえばAF150など、いずれの適切なAFにも、SDF確立の成功または失敗を報告するAAAを含んでいることができる。さらに、特定のノード上で規則を含まない、またはインストールしない様々なネットワークにおいて、それらのノードにアドレス指定されたメッセージは、省かれてもよい。たとえば、SGW上でQoS規則をインストールしない実施形態において、メッセージツリー600は、メッセージ610、630を含んでいなくてもよい。
図7は、様々なノードにおいて規則をアンインストールするための例示的なメッセージツリー700を示す。メッセージツリー700は、たとえば図4のRAA426など、規則のインストールが別のノードにおいて失敗したという指示に応答して生成され得る。メッセージツリー700は、SDF確立失敗に関して、規則Aをアンインストールし、AFを通知するための3つのメッセージ720、730、750を含み得る。
たとえば、メッセージ720は、PCRN300によって送信され、かつ/または検討されることになる最初のメッセージであり得る。メッセージ720は、PGW134への送信用のRARであってもよく、規則AをアンインストールするようPGW134に命令することができる。メッセージ730は、メッセージ720の送信後の、NP−SGW210への送信用のRARであり得る。メッセージ730も、規則AをアンインストールするようNP−SGW210に命令することができる。最後に、メッセージ750は、メッセージ720の送信後の、AF150への送信用のRARであってもよく、SDF Aの確立の失敗に関してAF150に知らせることができる。メッセージ750は、AF150によって、SDFが何に失敗したか、および/またはどのようにして代替SDFの要求に成功したかを判断する際に使用するための情報をさらに含み得る。
メッセージツリー700のツリー構造は、メッセージ730、750の非重要性を含意し得ることに留意されたい。メッセージ730およびメッセージ750は両方とも、メッセージ720に依存する。メッセージツリー700がそのまま送信されることになる実施形態において、PCRNは、別のメッセージを送信する前に、別のネットワークノードからのメッセージ720への応答を待つことができる。このような応答を受信した後、PCRNは、最初に他のいずれの応答も待たずに、メッセージ730、750を送信することができる。
メッセージツリー600と同様に、メッセージツリー700は、実施形態および/または状況に依存して、追加および/または代替メッセージを含み得る。たとえば、様々な実施形態において、PCRN300は、規則をインストールするのに失敗したノードに、同じ規則をアンインストールするよう命令する必要があり得る。このようなケースでは、メッセージツリー700は、規則AをアンインストールするようP−SGW132に命令する追加メッセージ(図示せず)を含み得る。
図8は、規則インストールの失敗を管理するための例示的なメッセージツリー800を示す。メッセージツリー800は、メッセージツリー600と700を組み合わせた結果であり得る。メッセージツリーの組合せは、メッセージの組合せを含み得る。PCRN300は、たとえば、メッセージツリー600に含まれるメッセージが、メッセージツリー700中の異なるメッセージに対応するかどうかを判断することができる。PCRN300は、この判断を、たとえば、メッセージのタイプおよび/またはメッセージの受信側に基づいて行うことができる。PCRN300は次いで、2つの対応するメッセージを組み合わせて、両方のメッセージの目標を達成する新規メッセージを生成することができる。たとえばメッセージ810など、いくつかのメッセージは、影つきボックスで示されるように、既に送信済みであり、またはそれ以外では実行済みである場合がある。様々な代替実施形態において、送信済みメッセージは、メッセージツリー800から単に削除することができる。
メッセージツリーは、4つのメッセージ810、820、830、750を含み得る。メッセージ810は、メッセージツリー600のメッセージ610と同様であり得る。メッセージ810は、メッセージツリー600と700の組合せによって変えられなくてよい。というのは、メッセージ810の影によって示されるように、メッセージツリー700中には対応するメッセージが存在しなかったからであり、かつ/またはメッセージ810がP−SGW132に既に送信されていたからである。
メッセージ820は、メッセージ810の送信後の送信を意図され得る。メッセージ810は既に送信済みである場合があるので、メッセージ820は事実上、新規メッセージツリー800からの最初の送信メッセージであり得る。メッセージ820は、メッセージ620とメッセージ720を組み合わせた結果であり得る。たとえば、メッセージ620が、規則A、BをインストールするようPGW134に命令し、メッセージ720が、規則Aをアンインストールするよう同じ装置に命令したので、メッセージ820は、規則BをインストールするようPGW820に命令するだけでよい。同様の理由により、メッセージ820は、メッセージ630と730のマージに基づいてよく、規則BのみをインストールするようNP−SGW210に命令することができる。メッセージ750は、対応するメッセージをメッセージツリー600が含んでいなかったので、メッセージツリー700から直接、メッセージツリー800に追加され得る。
図9は、メッセージツリーをマージするための例示的なデータ配置900を示す。データ配置は、エラーハンドラ340によって、たとえばメッセージツリー600、700など、2つのメッセージツリーをどのようにして組み合わせるか判断するのに使われ得る。データ配置900は、たとえば、エラーハンドラ340、メッセージストレージ315、またはPCRN300の内部もしくは外部にあるとともにエラーハンドラ340によってアクセス可能である他のどの要素に格納されたデータベース中のテーブルでもよい。あるいは、データ配置900は、一連のリンクリスト、アレイ、同様のデータ構造でもよく、またはPCRN300の動作にハードコードされてもよい。したがって、データ配置900は基底データの抽象化であり、基底データの記憶に適した任意のデータ構造も使ってよいことが明らかなはずである。
データ配置900は、4つのフィールド、すなわち、古いツリーにあるメッセージのフィールド910と、古いツリー中の送信済みメッセージのフィールド920と、新しいツリーにあるメッセージのフィールド930と、アクションフィールド940とを含み得る。「古いツリー」という用語は、エラーメッセージの受信の前に存在するツリー、たとえばメッセージツリー600などを指し得る。「新しいツリー」という用語は、エラーメッセージに応答して生成されたツリー、たとえばメッセージツリー700などを指し得る。古いツリーにあるメッセージのフィールド910は、所与のタイプのメッセージが古いツリーに存在するかどうかに関する論理値を示すフィールドであり得る。古いツリー中の送信済みメッセージのフィールド920は、所与のタイプのメッセージが古いツリー中で送信済みであるかどうかに関する論理値を示すフィールドであり得る。新しいツリーにあるメッセージのフィールド930は、所与のタイプのメッセージが新しいツリーに存在するかどうかに関する論理値を示すフィールドであり得る。最後に、アクションフィールド940は、特定のメッセージまたはメッセージセットにレコードが適用可能なときにとられるべきアクションを示し得る。
一例として、レコード950は、対応するメッセージが古いツリーおよび新しいツリーの両方に存在するが、古いツリー中のメッセージが既に送信されているとき、新しいツリー中のメッセージは現状のまま使われるべきであることを示し得る。レコード955は、古いツリー中で送信済みのメッセージが新しいツリー中のいずれのメッセージにも対応しないとき、そのメッセージに関して何も行われるべきでないことを示し得る。レコード960は、対応するメッセージが古いツリーおよび新しいツリーの両方に存在し、古いツリー中のメッセージがまだ送信されていないとき、2つのメッセージがマージされて、単一のメッセージを生じるべきであることを示し得る。レコード965は、古いツリー中の未送信メッセージが、新しいツリー中に対応するメッセージをもたないとき、古いメッセージは現状のまま使われるべきであることを示し得る。レコード970は、新しいツリー中のメッセージが古いツリー中のいずれのメッセージにも対応しないとき、新規メッセージは現状のまま使われるべきであることを示し得る。最後に、レコード975は、どのメッセージも検討されていないときは何もアクションがとられないことを示し得る。
図10は、発信メッセージの失敗を管理する例示的な方法1000を示す。方法1000は、PCRN300の構成要素、たとえば、規則ジェネレータ310、メッセージ送信機320、応答ハンドラ335、および/またはエラーハンドラ340などによって実施され得る。
方法1000は、ステップ61005で始まり、ステップ1010に進むことができ、ここでPCRN300は、たとえば、1つまたは複数のSDFの確立を要求するメッセージを受信し得る。PCRN300は次いで、ステップ61015で、要求されたSDFを確立するための少なくとも1つの規則セットを生成することができる。方法900は次いで、ステップ1020に進むことができ、ここでPCRN300は、様々な適切なネットワークノードに規則をインストールするためのいくつかのメッセージを生成し、順序づけることができる。ステップ1025で、PCRN300は、順序つきメッセージセット中の最初のメッセージを取り出し、続いて、そのメッセージをステップ1030で、メッセージの指定受信側に送信することができる。
ステップ61035で、PCRN300は、たとえば、送信されたばかりのメッセージが重要と印づけられていたかどうかを判断し、かつ/またはメッセージ受信側を検討することによって、メッセージが重要メッセージだったかどうかを判断することができる。メッセージが重要だった場合、方法1000はステップ1040に進み得る。重要でない場合、方法1000は直接ステップ1050に進み得る。様々な実施形態において、PCRN300は、重要メッセージと非重要メッセージとを区別しなくてもよく、すべてのメッセージが重要であるかのように、ステップ1040に進むだけでよい。ステップ1040で、PCRN300は、送信メッセージへの応答を受信するのを待つことができる。応答を受信した後、PCRN300は、ステップ61045で、応答がインストール成功を示すかどうかを判断することができる。インストールが成功した場合、方法1000はステップ1050に進み得る。応答が規則インストールの何らかの失敗を示す場合、方法1000はステップ61055に進んでもよく、ここでPCRN300は、メッセージを、応答に従って送信されるように修正することができる。この修正は、当業者に知られているいずれの方法に従っても、本明細書に提示されるとともに図11に関して後でさらに詳しく説明される方法に従っても実施され得る。
PCRN300は、ステップ1050で、たとえば、順序つきメッセージセット中にいずれかの未送信メッセージが存在するかどうかを判断することによって、最終メッセージが送信済みであるかどうかを判断することができる。送信されるべきメッセージが残っていない場合、方法1000は、ステップ61065で終わり得る。まだ送信するべきメッセージがある場合、PCRN300は、ステップ1060で次のメッセージを取り出すことが可能であり、方法1000はステップ1030にループバックし得る。
図11は、メッセージグループをマージする例示的な方法1100を示す。方法1100は、方法1000のステップ61055に対応することができ、PCRN300の構成要素、たとえば、エラーハンドラ340などによって実施され得る。
方法1100は、ステップ1105で始まり、ステップ1110に進むことができ、ここで、規則失敗の指示に応答して、PCRN300は、新規メッセージセットを生成し、順序づけることができる。次いで、ステップ1115で、PCRN300は、新規メッセージセットから新規メッセージを取り出すことができる。ステップ1120で、PCRN300は、新規メッセージが、予め生成された主要メッセージセット中のいずれかの古いメッセージと一致するかどうかを、たとえば、方法1000や方法1100の事前実行に従って判断することができる。PCRN300は、この比較を、たとえば、メッセージタイプおよび/または受信側に従って行うことができる。一致する場合、方法1100はステップ1125に進み得る。一致しない場合、方法1100はステップ1135に進み得る。
ステップ1125で、PCRN300は、たとえば、メッセージに関連づけられたフラグがセットされているかどうかを判断することによって、一致する古いメッセージがまだ送信されていないかどうかを判断することができる。メッセージが、送信後に単にメッセージセットから削除される様々な実施形態において、方法1100は、ステップ1125をスキップしてもよい。古いメッセージが送信されていない場合、方法1100はステップ1130に進み得る。送信済みの場合、方法1100はステップ1135に進み得る。
PCRN300は、ステップ1130で、一致するメッセージをマージして、2つのメッセージの組み合わされた目標を達成する単一のメッセージを生じることができる。このような、メッセージのマージは、当業者に知られているいずれの方法に従っても遂行され得る。メッセージの様々な組合せは、無効になる場合もある。たとえば、1つのメッセージが、ある規則をインストールすることを意図され、対応するメッセージが、同じ規則をアンインストールすることを意図されている場合、その結果生じるメッセージは単に、どちらの命令も含まない場合がある。
ステップ1120によって判断されるように、新規メッセージには、一致する古いメッセージがない場合、またはステップ1125によって判断されるように、対応する古いメッセージが存在するが既に送信されている場合、方法1100は、ステップ1135を実行することができる。ステップ1135で、PCRN300は、新規メッセージを主要メッセージセットに現状のまま追加するだけでよい。方法1100は次いで、ステップ1140に進むことができ、ここでPCRN1140は、処理するべき追加メッセージが新規メッセージセット中にあるかどうかを判断することができる。すべてのメッセージが処理されている場合、方法1100は単に、ステップ1145で終わってもよい。一方、新規メッセージセットがまだ未処理メッセージを含んでいる場合、方法1100はステップ1115にループバックし得る。
上記によれば、様々な例示的実施形態が、失敗した規則インストールなどの失敗の扱いに関連した処理オーバーヘッドを最小限にするシステムを提供する。特に、少なくともいくつかの送信メッセージへの応答を待つことによって、PCRNは、失敗の知らせに知的に応答し、失敗によって不必要または無益にされる命令または他のアクションを排除することができる。
上記記述から、本発明の様々な例示的実施形態は、ハードウェアおよび/またはファームウェアで実施され得ることが明らかであろう。さらに、様々な例示的実施形態は、少なくとも1つのプロセッサによって、本明細書に詳しく記載した動作を実施するように読み取られ実行され得る機械可読記憶媒体に記憶される命令として実施され得る。機械可読記憶媒体は、パーソナルもしくはラップトップコンピュータ、サーバ、または他の計算装置などの機械によって可読な形で情報を記憶するどの機構も含み得る。したがって、機械可読記憶媒体は、読出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、磁気ディスク記憶媒体、光学記憶媒体、フラッシュメモリデバイス、および同様の記憶媒体を含み得る。
本明細書におけるいずれのブロック図も、本発明の主要事項を実施する例示的回路構成の概念図を表すことを当業者は諒解されたい。同様に、いずれのフローチャート、流れ図、状態遷移図、擬似コードなども、機械可読媒体で実質的に表され、コンピュータまたはプロセッサによって、このようなコンピュータまたはプロセッサが明示的に示されているかどうかに関わらず、そのように実行され得る様々な処理を表すことが諒解されよう。
様々な例示的実施形態について、そのいくつかの例示的態様を具体的に参照して詳しく記載したが、本発明は、他の実施形態も可能であり、その細部は、様々な自明の点において修正可能であることを理解されたい。当業者には容易に明らかであるように、本発明の精神および範囲内のまま、変形形態および変更形態を取りうる。したがって、上記開示、記述、および図面は、例示目的のために過ぎず、本発明を限定するものでは全くなく、本発明は、特許請求の範囲によってのみ定義される。

Claims (13)

  1. ポリシーおよび課金規則ノード(PCRN)において実施される、失敗を管理する方法であって、
    PCRNにおいて、第1のサービスデータフロー(SDF)の確立を求める要求を要求側ノードから受信すること(1010)、
    受信した要求に応答して、第1のSDFを実行するための第1の規則セットを生成すること(1015)、
    生成された第1の規則セットのうち第1の規則を、第1の規則のインストールのために第1のノードに送信すること(1030)、
    一定の期間、第1のノードからの応答を待つこと(1040)、
    第1のノードにおける第1の規則のインストールが失敗したか、それとも成功したかを第1のノードからの応答から判断すること(1045)、および
    第1の規則のインストールが成功した場合、生成された第1の規則セットのうち第2の規則を、第2の規則のインストールのために第2のノードに送信すること(1030)
    を含む、方法。
  2. 第1の規則のインストールが失敗した場合、
    第2の規則を第2のノードに送信するのを控えること、および
    第1のSDFの確立が失敗したことを示すメッセージを要求側ノードに送信すること
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 要求側ノードからの要求が、第2のSDFの確立を要求し、
    要求側ノードからの要求に応答して、第2のSDFを実行するための第2の規則セットを生成すること(1015)、
    生成された第2の規則セットのうち第3の規則を、生成された第1の規則セットのうち第1の規則とともに、第1の規則および第3の規則のインストールのために第1のノードに送信すること(1030)、
    第1のノードからの応答から、第1のノードにおける第3の規則のインストールが失敗したか、それとも成功したかを判断すること(1045)、ならびに
    第3の規則のインストールが成功した場合、生成された第2の規則セットのうち第4の規則を、第4の規則のインストールのために第2のノードに送信すること(1030)であって、第4の規則が、第1のノードにおける第1の規則のインストールが成功したかどうかに関わらず送信される、こと
    をさらに含む、請求項2に記載の方法。
  4. 判断するステップが、
    第1のノードからの応答が、期間が経過する前に到着したかどうかを判断すること、および
    第1のノードからの応答が到着しなかった場合、第1の規則のインストールが失敗したと判断すること
    を含む、請求項1に記載の方法。
  5. 第1の規則のインストールが成功した場合、
    第2のノードへの第2の規則の送信が重要か、それとも非重要かを判断すること(1035)、
    第2のノードへの第2の規則の送信が重要である場合、
    第2の規則を第2のノードに送信した後、一定の期間、第2のノードからの応答を待つこと(1040)、
    第1のノードにおける第2の規則のインストールが失敗したか、それとも成功したかを第2のノードからの応答から判断すること(1045)、
    第2の規則のインストールが成功した場合、第1の規則セットのうち第3の規則を、第3の規則のインストールのために第3のノードに送信すること(1030)、および
    第2の規則のインストールが失敗した場合、第3の規則を第3のノードに送信するのを控えること、ならびに
    第2のノードへの第2の規則の送信が非重要である場合、第3の規則を、インストールのために第3のノードに直ちに送信すること(1030)
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  6. 第2の規則が第1の規則である、請求項1に記載の方法。
  7. 要求側ノードが、第1のノードまたは第2のノードのいずれかである、請求項1に記載の方法。
  8. 要求側ノードからの要求メッセージを受信する(1010)第1のインタフェースを含む複数のインタフェース(305、325、330)であって、受信された要求メッセージが、サービスデータフロー(SDF)の確立を求める要求を含む、インタフェースと、
    SDFを実行するための規則セットを生成し(1015)、生成された規則セット中の規則を他のノードにおいてインストールするための順序つきメッセージセットを生成する(1020)規則ジェネレータ(310)と、
    順序つきメッセージセットからの第1のメッセージを、複数のインタフェースのうちの1つのインタフェースを介して第1のノードに送信し(1030)、順序つきメッセージセットからのあるメッセージが送信されるべきであるという指示を待ち(1040)、順序つきメッセージセットからの第2のメッセージを、複数のインタフェースのうちの1つのインタフェースを介して第2のノードに送信する(1030)メッセージ送信機(320)と、
    複数のインタフェースのうちの1つのインタフェースを介して第1のノードからの応答を受信し(1040)、第1のメッセージ中で指示されたすべての規則のインストールが成功したかどうかを第1のノードからの応答から判断し(1045)、第1のメッセージ中で指示されたすべての規則のインストールが成功した場合、順序つきメッセージセットからのあるメッセージが送信されるべきであるという指示をメッセージ送信機に送る応答ハンドラ(335)とを備える、
    ハードウェアポリシーおよび課金規則ノード(PCRN)。
  9. メッセージ送信機(320)がさらに、
    第2のメッセージが重要か、それとも非重要かを判断し、
    第2のメッセージが重要である場合、
    順序つきメッセージセットからのあるメッセージが送信されるべきであるという指示を待ち、
    順序つきメッセージセットからの第3のメッセージを、複数のインタフェースのうちの1つのインタフェースを介して第3のノードに送信し(1030)、
    第2のメッセージが非重要である場合、第3のメッセージを第3のノードに直ちに送信する(1030)、
    請求項8に記載のハードウェアPCRN。
  10. 第1のメッセージ中で指示された少なくとも1つの規則のインストールが成功しなかったとき、応答ハンドラから応答を受信し(1040)、
    第1のノードからの応答に基づいて、順序つきメッセージセットを修正し(1055)、
    順序つきメッセージセットからのあるメッセージが送信されるべきであるという指示をメッセージ送信機に送るエラーハンドラ(340)
    をさらに備える、請求項8に記載のハードウェアPCRN。
  11. エラーハンドラ(340)が、メッセージ送信機が第1のメッセージを送信した後、一定の期間が経過したかどうかをさらに判断し、一定の期間が経過しており、第1のノードからの応答が到着していない場合、第1のメッセージ中で指示されたすべての規則のインストールが成功しなかったと判断する、請求項10に記載のハードウェアPCRN。
  12. 順序つきメッセージセットを修正する際、エラーハンドラ(340)が、
    第1のノードからの応答に基づいて新規メッセージセットを生成し、
    新規メッセージセット中の各新規メッセージに対して、
    順序つきメッセージのセットが、新規メッセージに対応する古い未送信メッセージを含むかどうかを判断し、
    順序つきメッセージのセットが、新規メッセージに対応する古い未送信メッセージを含む場合、
    新規メッセージを古い未送信メッセージとマージして、マージされたメッセージを作成し、
    マージされたメッセージを、順序つきメッセージのセットに追加し、
    順序つきメッセージのセットが、新規メッセージに対応する古い未送信メッセージを含まない場合、新規メッセージを順序つきメッセージのセットに追加する、
    請求項11に記載のハードウェアPCRN。
  13. 順序つきメッセージセットがツリーである、請求項8に記載のハードウェアPCRN。
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