JP5471322B2 - アンテナ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、アンテナ装置に関する。
無線通信用デバイスの設計は年々複雑さを増している。無線通信用デバイスは、例えば、無線通信機能を有する電子機器である。具体的には、携帯電話, スマートフォン,PDA(Personal Digital Assistant),PC(Personal Computer),GPS(Global Positioning System)端末のような無線端末や、無線通信用カード(例えばPCMCIAカード)のような無線通信アプリケーション機器を含むことができる。
無線通信用デバイスの内部には、無線電波を受信するための内部アンテナが配置される。内部アンテナのアンテナエレメントは可能な限り小さく且つ軽量にすることが好ましい。また、内部アンテナは、アンテナゲイン及びアンテナ効率のための設計要求を満足し、広帯域(ワイドバンド)をサポートしたり、複数帯域(マルチバンド)をサポートすべく、異なる周波数帯域を扱うことが可能なものもある。
特開2007−89109号公報 特開2002−190703号公報 特開2004−194089号公報
従来における、無線通信用デバイスの内部アンテナ、たとえば、逆Fアンテナや平面モノポールアンテナは、ワイドバンド特性を提供するために、無線端末内部の容積を大きく占有していた。このため、内部アンテナの小型化が望まれている。また、無線通信用デバイス内部の限られた空間内では、地板に実装された高周波回路(RF回路)と内部アンテナとが接近した状態で配置される。このため、RF回路と内部アンテナとの効率的なインピーダンスマッチングが行われるように、内部アンテナの励起ポートに対してLC回路が設置されていた。このようなLC回路の設置は、内部アンテナの小型化の妨げになるとともに、帯域の減少やアンテナ効率の低下を招来するおそれがあった。
本発明の態様の目的は、小型化を図ることができるアンテナ装置を提供することである。
本発明の態様は、アンテナ装置であり、高比誘電率を有する素材を用いて形成された基材と、前記基材内に収容されるアンテナ導体とを備える。
前記アンテナ導体は、
平面形状が対向する二辺を有する平板状の第1の金属片と、
前記第1の金属片の前記対向する二辺のそれぞれから、前記第1の金属片の平面と直交するように前記第1の金属片の一方の平面側へ延出する複数の第2の金属片とを含む。
本発明の態様によれば、アンテナ装置において小型化を図ることができる。
図1Aは、実施形態に係るアンテナ装置の構成例を示す。 図1Bは、図1に示したアンテナ装置を側方から見た説明図である。 図2は、図1A及び1Bに示したアンテナ装置の電圧定在波比(VSWR: Voltage Standing Wave Ratio)を示すグラフである。 図3Aは、比較例としてのLC回路を用いたアンテナ回路図である。 図3Bは、図1A及び1Bに示したアンテナ装置を用いたアンテナ回路図である。 図4は、図1A及び1Bに示したアンテナ装置のゲイン放射パターンを示す。 図5は、他の実施形態に係るアンテナ装置の構成例を示す。 図6は、図5に示したアンテナ装置の電圧定在波比を示すグラフである。 図7は、図5に示したアンテナ装置のゲイン放射パターンを示す。 図8は、アンテナ装置が適用された無線通信機能を有する電子機器の一例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。下記の実施形態の構成は例示であり、本発明は、実施形態の構成に限定されない。
図1は、実施形態に係るアンテナ装置の構成例を示し、図1Bは、図1に示したアンテナ装置を側面からみた状態を示す説明図である。図1A及び1Bには、無線通信用デバイス用のアンテナ装置が示されている。無線通信用デバイスは、例えば、無線通信機能を有する電子機器である。具体的には、携帯電話, スマートフォン,PDA,PC,GPS端末のような無線端末や、無線通信用カード(例えばPCMCIAカード)のような無線通信アプリケーション機器を含むことができる。
アンテナ装置10は、2GHz帯を利用するハンドセット用のセラミックチップアンテナ(セラミックチップモノポール)である。ハンドセットは、携帯電話、スマートフォンのような無線通話端末を少なくとも含む。
図1A及び1Bにおいて、アンテナ装置10は、基材11と、基材11内に収容され
たアンテナ導体12とを備えている。
ここに、基材11は、高比誘電率を有する素材の一例としてのセラミック素材を用いて形成された直方体の形状を有している。実施形態では、比誘電率が約10のセラミック素材を用いられている。具体的には、基材11は、比誘電率εr=10.2、誘電正接tanδ=0.0023のセラミック材料を用いて構成されている。基材の比誘電率は、εr=10±1
が好ましい。
アンテナ導体(アンテナエレメント)12は、平面形状が矩形(図1A及び1Bでは
長方形)の平板状の第1の金属片13と、矩形平板状の複数の第2の金属片14とを備
えている。第1の金属片13は、基材11の内部において、基材11の高さ方向(図1
A及び1Bのz方向)に立てられ、幅方向(図1A及び1Bのx方向)に配置されてい
る。
第2の金属片14のそれぞれは、第1の金属片13の幅方向の対向する2辺をなす外縁のそれぞれから、第1の金属片13の一方の平面である平面13a側へ第1の金属片13と垂直になるように延出している。実施形態では、複数の第2の金属片14は、基材11の長さ方向(図1A及び1Bのy方向)に延びる同一形状の帯状の平板であり、各第2の金属片14は、隣接する第2の金属片14と間隔を開けて設けられている。
アンテナ導体12は、例えば、長方形の対向する2辺から第2の金属片を構成する複数の延出部を備えた平板の各延出部をコの字状に折り曲げることにより形成することができる。
アンテナ装置10は、さらに、導体としての導体板15と、インダクタ素子16と、金属片17とを備える。導体板15は、アンテナ導体12と接続されている。導体板15は、第2の金属片14と同方向に延びる、第2の金属片14より長い金属板である。導体板15は、第1の金属片13から延びる帯状部分を垂直に折り曲げることで形成することができる。このように、アンテナ導体12が3次元形状を有している。
導体板15の第1の金属13との接続部分を基端部(一方の端部)としたときにお
ける導体板15の末端部(他方の端部)には、インダクタ素子16が接続されており、
インダクタ素子16には、平板状の金属片17の一端部が接続されている。金属片17
は、給電線として機能する給電板である。
導体板15,インダクタ素子16,及び金属片17は、基材11の正面11aから正面11aと直交する方向に延びる平板状の支持部材上に配置され、支持部材18によって直線状に支持されている。
上述したような構成を有するアンテナ装置10(アンテナチップモノポール)は、図示しない高周波回路(RF回路)を備える地板19に対し、距離を置いた状態で取り付けられる。地板19は、例えばプリント配線板(PWB)である。地板19は、直線状の外縁19aを有している。外縁19aと基材11の正面11aとの間に間隙が形成されるように、支持部材18の一部が地板19上で固定されることによって、アンテナ装置10は、地板19に取り付けられている。
このとき、第1の金属片13が地板19に対して垂直となり、複数の第2の金属片14がそれぞれ地板19に対して水平となるように、アンテナ装置10が地板19に取り付けられる。このようにすることで、ハンドセット内部をアンテナ装置10が占める容積を小さくすることができる。
アンテナ装置10が地板19に取り付けられた状態において、金属片13の末端部は、地板19に設けられた給電ポート(図示せず)と電気的に接続される。図1では、金属片13の末端部が半田20によって給電ポートと接続されている。
以上説明したアンテナ装置10によれば、アンテナ導体12をコの字形状の3次元形状としたことで、アンテナ導体12の容積を小さくすることができ、結果として、基材11の体積を小さくすることができる。すなわち、アンテナ装置10の小型化が図られる。
また、アンテナ導体12によれば、各第2の金属片14の末端と金属片17の末端部との間に、第1の金属片13を経由する多数の直線(コの字状の直線)を引くことができる。このことは、アンテナ導体12が、多数の波長を受信することができることを意味する。すなわち、第1の金属片13の幅長さと第2の金属片14の数とによって、アンテナで受信できる共振周波数帯域幅を調整することができることを意味する。
図2は、図1A及び1Bに示したアンテナ装置10の電圧定在波比(VSWR)特性を示すグラフである。図2によれば、VSWR=2で、2GHzを共振周波数とした約1.9GHzから約2.1GHzの広帯域をカバーすることができる。よって、アンテナ装置10は広帯域(ワイドバンド)に適合することができる。
さらに、給電線としての金属片17及びインダクタ素子16は、アンテナのインピーダンスマッチングを行うためのインピーダンス整合回路として機能する。図3Aは、比較例としてのLC回路を用いたアンテナ回路図であり、図3Bは、図1に示したアンテナ装置10を用いたアンテナ回路図である。
図3Aに示す比較例では、アンテナとRF回路(抵抗Rで図示)とのインピーダンスマッチングを行うべく、アンテナとRF回路との間にLC回路が挿入されていた。LC回路を構成するキャパシタとして、大容量のコンデンサが要求されていたため、コンデンサがアンテナ装置の体積を大きくする要因となっていた。
これに対し、実施形態では、図3Bに示すように、RF回路(抵抗Rで図示)とアンテナ(アンテナ導体12)とが、インダクタ素子16及び金属板17(給電線)で直列接続された状態となっている。実施形態では、給電線(金属片17)が図3Aのキャパシタの代替物として機能し、アンテナ導体12と金属板17とのインピーダンスマッチングを適正に行うことができる。金属片17は、コンデンサに比べて占有体積を小さくすることができるので、アンテナ装置10の小型化が図られる。
図4は、図1A及び1Bに示した実施形態のアンテナ装置のゲイン放射パターンをシミュレートした結果を示す。条件として、図1A及び1Bに示すアンテナ装置10における基材11の長さL1,幅W1,高さH1をそれぞれ、L1=5mm,W1=10mm,H1=6mmとされている。また、第1の金属片13の寸法は、幅W2=9.25mm、長さL2=4.2mmである。また、各第2の金属片14の寸法は、長さL3=2.6mm、幅1mmである。第2の金属片14間の間隙は0.5mmとした。さらに、RF回路のインピーダンスは50Ωであり、インダクタ素子16のインダクタンスは6nHとした。このような条件下において、アンテナ装置10は、96%のアンテナ効率を得ることができた。
このように、アンテナ装置10によれば、アンテナ装置10の小型化を図った上で、好適なインピーダンスマッチングを行うことができ、広帯域幅で高効率のセラミックチップアンテナ(セラミックチップモノポール)を得ることができる。
図5は、他の実施形態に係るアンテナ装置10Aが地板19に取り付けられた状態を示す。アンテナ装置10Aは、GPSアプリケーション用のセラミックチップアンテナ(セラミックチップモノポール)であり、1.5GHz帯のGPS周波数帯をカバーする。
アンテナ装置10Aは、基材11Aと、アンテナ導体12Aとを有している。アンテナ導体12Aは、アンテナ導体12と同様に、コの字状に形成された第1の金属片13Aと複数の金属片14Aとを備えている。また、アンテナ導体12Aは、アンテナ装置10と同様に、直列に接続された導体板15A,インダクタ素子16A,給電線としての金属片17Aとを有している。導体板15A,インダクタ素子16A,及び金属片17Aは、基材11の正面から延びる支持板18A上に配置されている。
そして、支持板18Aの一部が地板19上に固定されることで、アンテナ導体12Aを収容(埋設)した基材11Aが地板19と距離をおいて配置された状態となっている。金属片17Aの末端は、地板19に設けられた図示しないGPS用のRF回路に給電ポートを介して半田20Aで電気的に接続されている。
なお、実施形態2では、1.5GHzの使用帯域幅が2GHzよりも狭いことに鑑み、第1の金属片13Aの幅長さが短く、及び第2の金属片14Aの枚数が少なくなっている。
図6は、アンテナ装置10AのVSWR特性を示すグラフであり、図7は、アンテナ装置10Aのゲイン放射パターンのシミュレーション結果を示す。図6に示すように、アンテナ装置10Aは、VSWR=1で、1.5GHzをカバーすることができる。また、図7に示すように、アンテナ効率96%を得ることができる。
なお、シミュレーションの条件は、基材11Aの長さL1=3.5mm、幅W1=4.75mm、高さH1=4mmであり、基材11Aの比誘電率を10とし、インダクタ素子16Aのインダクタンスを20nHとした。また、金属片13Aは、4.75mm(x方向)×4.2mm(y方向)の長方形平板とした。また、各金属片14Aは、1mm(x方向)×2.5mm(y方向)の長方形平板であり、金属片14A間の間隙はそれぞれ0.5mmとした。
上述したようなアンテナ装置10及びアンテナ装置10Aが同一の無線通信デバイス内に設けられれば、その無線通信デバイスは、2GHz帯と1.5GHz帯との双方、すなわちマルチバンドをサポートすることができる。なお、アンテナ装置10及びアンテナ装置10Aは、別の図面に図示したが、同一の地板19に設けることができる。
図8は、アンテナ装置10及びアンテナ装置10Aを備えた無線通信機能を有する電子機器(無線通信用デバイス)の一例を模式的に示す図である。図8において、電子機器30は、GPS機能を有する携帯電話機である。
電子機器30は、アンテナ装置10と、アンテナ装置10Aとを有している。また、電子機器30は、アンテナ装置10と接続されたRF部31と、アンテナ装置10Aと接続されたGPSモジュール32と、RF部31及びGPSモジュール32と接続された制御装置33を有している。制御装置33には、キーやボタンを含む入力装置34,液晶ディスプレイのような表示装置35,マイクロフォン36,及びスピーカ37が接続されている。RF部31及びGPSモジュール32のそれぞれが無線通信部として機能する。
RF部31は、RF回路を含むRF部及びベースバンド処理部を含んでいる。アンテナ装置10で受信された2GHz帯の無線信号は、RF回路でダウンコンバート及びA/D変換され、ベースバンド処理部でベースバンド信号に復調される。ベースバンド信号は制御装置33に入力される。
制御装置33は、通信プロセッサ,アプリケーションプロセッサ,各種の記憶装置,入力装置34及び表示装置35用のデバイスドライバ,マイク36及びスピーカ37用のアナログフロントエンド(アナログ音声信号の処理回路)などを備えている。
制御装置33は、例えば、RF部31からベースバンド信号が入力された場合には、例えば、通信プロセッサが、ベースバンド信号から符号化データを取り出して復号する処理、データに対する誤り訂正処理を行う。データが音声データであれば、例えば、通信プロセッサは、アナログフロントエンドに音声データを接続し、アナログフロントエンドで音声データに対応する音声が再生され、スピーカ27から出力される。
一方、マイクロフォン36からアナログ音声信号が入力されると、アナログフロントエンド及び通信プロセッサでディジタル音声信号の符号化信号が生成され、RF部31のベースバンド処理部でベースバンド信号に変調され、RF回路でD/A変換及び無線信号へのアップコンバートが施された後、アンテナ10から放射される。
なお、通信プロセッサで得られたデータが非音声データであれば、例えば、アプリケーションプロセッサが、その非音声データに対する所定の処理を行う。例えば、アプリケー
ションプロセッサは、表示装置35を制御し、非音声データに基づく文字や図形を表示装置35に表示する。
また、アンテナ装置10Aで受信される1.5GHz帯の無線信号は、GPSモジュール32に入力される。GPSモジュール32は、RF回路及びGPSベースバンド処理部を有している。RF回路は、無線信号のダウンコンバート及びA/D変換を行う。ベースバンド部は、RF回路からのディジタル信号に対する復調処理、復調信号に含まれるGPSデータ(例えばGPS衛星のC/Aコード,航法データ)の復号処理を行う。復号されたGPSデータは、制御装置33に入力され、所定の処理、例えば、表示装置35に対する電子機器30の現在位置表示の制御が行われる。電子機器30の操作は、入力装置34を用いたボタンやキー操作によって行われる。
以上説明した実施形態によれば、無線通信用デバイスの小型化を図るとともに、好適なインピーダンスマッチングを行うことができる。また、ワイドバンドやマルチバンドをサポートすることができる。
なお、実施形態では、金属片17,17Aとして、厚さ0.25mmの帯状の金属板を用いた。金属片17,17Aの厚さ、幅、及び長さは適宜変更可能である。また、上記した他のアンテナ装置の10,10Aの寸法、基材の比誘電率は例示であり、適宜変更可能である。
10,10A・・・アンテナ装置
11,11A・・・基材
11a・・・基材の正面
12,12A・・・アンテナ導体
13,13A・・・第1の金属片
13a・・・一方の平面
14,14A・・・第2の金属片
15,15A・・・導体板
16,16A・・・インダクタ素子
17,17A・・・金属片(給電板)
18,18A・・・支持板(支持部材)
19・・・地板
20,20A・・・半田

Claims (5)

  1. 高比誘電率を有する素材を用いて形成された基材と、
    前記基材内に収容されるアンテナ導体と
    前記アンテナ導体に導体を介して直列接続されたインダクタ素子及び容量素子を代替する金属片と、を備え、
    前記アンテナ導体は、
    平面形状が対向する二辺を有する平板状の第1の金属片と、
    前記第1の金属片の前記対向する二辺のそれぞれから、前記第1の金属片の平面と直交するように前記第1の金属片の一方の平面側へ延出する複数の第2の金属片とを含む
    アンテナ装置。
  2. 前記金属片の前記インダクタ素子と接続される端部と逆側の端部は、地板に設けられた高周波回路と接続され、
    前記インダクタ素子及び前記金属片が前記アンテナ導体と前記高周波回路とのインピーダンス整合回路として機能する
    請求項に記載のアンテナ装置。
  3. 前記導体,前記インダクタ素子,前記金属片は、直線上に配列され、
    前記導体の前記インダクタ素子と接続される端部と逆側の端部が前記第1の金属片の前記対向する二辺の一方に、前記第1の金属片の平面と直交するように接続されており、
    前記金属片の前記インダクタ素子と接続される端部と逆側の端部は、前記地板上に取り付けられ、
    前記アンテナ導体を収容する基材は、前記金属片,前記インダクタ素子,前記導体を支持する支持部材によって、前記地板の外縁から離れた位置で支持される
    請求項に記載のアンテナ装置。
  4. 前記第1の金属片は、前記地板に対して垂直に配置され、
    前記複数の第2の金属片は、前記地板に対して水平に配置される
    請求項に記載のアンテナ装置。
  5. アンテナ装置と、
    前記アンテナ装置を介して無線通信を行う無線通信部とを備え、
    前記アンテナ装置は、
    高比誘電率を有する素材を用いて形成された基材と、
    前記基材内に収容されるアンテナ導体と
    前記アンテナ導体に導体を介して直列接続されたインダクタ素子及び容量素子を代替する金属片と、を含み、
    前記アンテナ導体は、
    平面形状が対向する二辺を有する平板状の第1の金属片と、
    前記第1の金属片の前記対向する二辺のそれぞれから、前記第1の金属片の平面と直交するように前記第1の金属片の一方の平面側へ延出する複数の第2の金属片とを含む、無線通信機能を有する電子機器。
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