JP5465235B2 - 透明基板上の隆起特徴構造および関連方法 - Google Patents

透明基板上の隆起特徴構造および関連方法 Download PDF

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Description

優先権
本出願は、「透明基板上の隆起特徴構造および関連方法」と題する、2008年5月1日に出願された米国仮特許出願第61/126094号に優先権を主張するものである。
本発明は、広く、ガラス材料の表面テキスチャー加工(surface texturing)に関し、より詳しくは、局部的に印加されたエネルギーによって誘起された透明ガラス材料の表面テキスチャー加工に関する。そのようなテキスチャー加工は、隆起部(bumps)、うね(ridges)、およびこれらの組合せから生じた様々なより複雑な表面特徴構造の全ての作製を含む。
レーザを局部的に照射したときのガラスの膨張効果が知られている。この効果は、ガラスが溶融し流動して、ガラス表面上に隆起部を形成するような高出力レーザ照射の吸収に基づく。利用できる高出力レーザの波長で十分な吸収率を有するガラスは、一般に、色が濃いか、そうでなければ可視スペクトル(すなわち、約380nmから約750nmまでの範囲)において不透明である。色の濃いまたは不透明のガラスを使用すると、良好な可視性および透明性のために透き通ったガラスを必要とする用途にとって重大な障害がもたらされる。しかしながら、入手できる透明なガラスの吸収は、高出力レーザが利用できる波長では、非常にわずかしかない。これらの波長としては、様々なピッグテール式ダイオードレーザおよびファイバレーザが利用できる800μmと1600μmの間の近赤外(NIR)帯域、またはUV帯域が挙げられる。10.6μmの照射線を放出するCO2レーザは、一般に、この波長での酸化物ガラスの吸収深さがその波長程度であるので、適用できない。
しかしながら、透明ガラス上に隆起特徴構造を形成できることが望ましいであろう。
本発明のある態様は、透明基板上に隆起特徴構造を形成する方法である。ある実施の形態において、この方法は、表面を有する透明基板であって、加工波長範囲内の吸収率が約20%未満である基板を提供する工程;この透明基板の一部分に、その加工波長範囲内の加工光ビームを照射して、基板の照射された部分の、加工波長範囲における吸収率を増加させる工程;透明基板の前記一部分を加工波長範囲内の光ビームで照射し続けて、基板表面上に隆起特徴構造を形成するように、基板の局部加熱および膨張を生じさせる工程;および照射を止めて、隆起特徴構造を固定するように基板の加熱を停止する工程を有してなる。
別の実施の形態において、前記方法は、表面を有する透明基板であって、第1の波長範囲内の吸収率が約20%未満である基板を提供する工程;この透明基板の一部分に、第1の波長範囲内の光を照射して、基板の照射された部分の、第2の波長範囲における吸収率を約40%より大きく増加させる工程;透明基板の前記一部分を第2の波長範囲内の光で照射して、基板表面上に隆起特徴構造を形成するように、基板の局部加熱および膨張を生じさせる工程;および照射を止めて、隆起特徴構造を固定するように基板の加熱を停止する工程を有してなる。
本発明の別の態様は、対応する1つ以上の位置における透明ガラス物品の局部的照射による物品のガラスの膨張によって、その上に形成された1つ以上の隆起特徴構造を有する表面を備えた物品である。
追加の特徴は、以下の説明に述べられており、一部は、その説明から当業者にとって容易に明らかであるか、または以下の詳細な説明、特許請求の範囲、並びに添付の図面を含む、ここに記載された実施の形態を実施することによって、認識されるであろう。
先の一般的な説明および以下の詳細な説明の両方とも、本発明による実施の形態を提示しており、特許請求の範囲に記載された本発明の性質および特徴を理解するための概要または構成を提供することが意図されているのが理解されよう。添付の図面は、本発明をさらに理解するために含まれており、本明細書に包含され、その一部を構成する。これらの図面は、本発明による様々な実施の形態を例示しており、前記説明と共に、本発明の原理と動作を説明するように働く。
透明なアルカリ土類金属アルミノケイ酸塩ガラスのUVおよび可視波長スペクトルにおける典型的な透過曲線を示すグラフ 透明なソーダ石灰ガラスのUVおよび可視波長スペクトルにおける典型的な透過曲線を示すグラフ 本発明による、透明基板上に隆起特徴構造を形成するための例示のシステムの1つの実施の形態を示す概略図 本発明により形成された透明基板上の1つの隆起特徴構造を示す断面図 アルカリ土類金属アルミノケイ酸塩ガラスにおける355nmの照射線の動的透過変化を示すグラフ ソーダ石灰ガラスにおける355nmの照射線の動的透過変化を示すグラフ 透明基板における光誘起吸収の形成と減少を示すグラフ 本発明による、透明基板上に隆起特徴構造を形成するための第2の熱源を有する例示のシステムの1つの実施の形態を示す概略図 本発明による、透明基板上に隆起特徴構造を形成する方法の1つの実施の形態を示すブロック図 2枚の基板の間に間隔を維持するために使用される隆起特徴構造を示す断面図 透明基板の表面トポグラフィーを変更する複数の隆起特徴構造の写真 透明基板の表面上に文字を形成する隆起特徴構造の写真
ここで、本発明の実施の形態をより詳しく参照する。その実施例が添付の図面に示されている。できる限り、同じまたは同様の部品を称するために、図面に渡り同じ参照番号が使用される。
ここでの説明目的で、「上方」、「下方」、「右」、「左」、「後方」、「前方」、「垂直」、「水平」という用語、およびその派生語は、図面において方向付けられた図示された実施の形態に関するものとする。しかしながら、明白にそうでないと特定されている場合を除いて、様々な代わりの方向および工程順序も考えられることを理解すべきである。添付の図面に示され、以下の明細書に記載された特定の装置およびプロセスは、添付の特許請求の範囲に定義された本発明の概念の実施の形態であることも理解すべきである。それゆえ、ここに開示された実施の形態に関連する特定の寸法および他の物理的特徴は、請求項が明白にそうではないと記載していない限り、制限と考えるべきではない。
「光」という用語は、以下に限られないが、紫外、近紫外、可視、近赤外および赤外波長を含む、どのようなタイプの電磁照射線も意味することと広く理解される。
「光吸収基板」という用語は、以下に限られないが、紫外、近紫外、可視、近赤外および/または赤外波長を含む、吸収波長または波長範囲で光を吸収する基板または基板の部分を意味すると理解され、ここで、吸収波長の1つ以上での基板による光の局部的吸収により基板が局部的に加熱される。光吸収基板は、波長スペクトルに渡り高吸収と低吸収の帯域を有してもよい。
「透明基板」および「透き通った基板」という用語は、可視スペクトル(すなわち、約380nmから約750nmの範囲)の全てまたは少なくとも一部分を含む波長の範囲にある光を透過させる基板を意味するものと理解される。
「隆起特徴構造」という用語は、広く、隆起部、うね、および隆起部とうねの組合せから生じる様々なより複雑な表面特徴構造の全てを含む、基板の局部加熱と膨張によって生じる、基板の表面上のどのような隆起特徴構造も含むことが理解されよう。
「光誘起吸収」という用語は、広く、基板の照射により生じた基板の吸収スペクトルの変化を意味するものと理解される。光誘起吸収としては、以下に限られないが、紫外、近紫外、可視、近赤外および/または赤外波長を含む、波長または波長範囲での吸収の変化が挙げられる。透明ガラス基板における光誘起吸収としては、制限するものではなく、例えば、色中心の形成、一時的なガラス欠陥の形成、および永久的なガラス欠陥の形成が挙げられる。
基板が照射波長で吸収性である、高出力レーザを使用したガラス基板の微小隆起部の形成が、例えば、ここに引用する、「GLASS-BASED MICROPOSITION SYSTEMS AND METHODS」と題する、2007年8月30日に発行された米国特許出願公開第2007/0201797号明細書に述べられている。しかしながら、上述したように、利用できる高出力レーザの波長で十分な吸収を有するガラス基板は、典型的に、色が濃いか、そうでなければ可視スペクトル(すなわち、約380nmから約750nmの範囲)において不透明である。
利用できる透明ガラスは、約800μmおよび1600μmの間の近赤外(NIR)帯域、または約340nmおよび約380nmの間で動作するUV帯域などの、高出力レーザが利用できる波長での吸収が非常にわずかしかない。例えば、アルカリ土類金属アルミノケイ酸塩ガラスおよびアルミノケイ酸ナトリウムガラス(例えば、コーニング社(Corining Incorporated)から得られる、Eagle2000(登録商標)ガラス、EagleXG(商標)ガラス、1317ガラスおよびGorilla(商標)ガラスなどのガラス)は、典型的に、図1Aに示されるような透過スペクトルを有し、ソーダ石灰ガラス(例えば、窓ガラス)は、典型的に、図1Bに示されるような透過スペクトルを有する。図1Aおよび1Bから明らかなように、アルカリ土類金属アルミノケイ酸塩ガラスおよびソーダ石灰ガラスの透過率は、355nmで約85%より大きく(例えば、355nmで動作する第3高調波Nd系レーザにより提供されるような)、これは、利用できる出力電力が数百ワットのレーザを使用しない限り、小容積のガラスでさえ、動作点(約105ポアズ)に近い温度まで加熱するのには不十分である。
予期せぬことに、アルカリ土類金属アルミノケイ酸塩ガラスおよびアルミノケイ酸ナトリウムガラス(例えば、コーニング社から得られる、「Eagle2000」ガラスおよび「EagleXG」ガラスなどのLCD用ガラス)、ソーダ石灰ガラス(例えば、窓ガラス)、およびアルミノケイ酸ナトリウムガラス(例えば、コーニング社から得られる、1317ガラスおよび「Gorilla」ガラス)を含む透明基板に関して、関心のある波長(すなわち、高出力レーザが利用できる波長)での吸収が、透明基板に、高繰返し率、ナノ秒のUVレーザの出力の焦点を合わせることによって、十分なレベルまで上昇させられることが分かった。特に、数秒の曝露により、透明ガラス基板の光誘起吸収が生じることが分かった。それゆえ、UV波長でガラス基板の吸収が著しく上昇し、それによって、ガラス基板をその作業温度まで加熱し、基板の表面に隆起特徴構造を形成することができる。
ここで図2を参照すると、本発明による、隆起特徴構造を形成するための例示の製造システム10が図示されている。製造システム10は、加工光ビーム14を生成するための加工光源12を備えている。加工光ビーム14は、光源12から、表面16を有する基板18に向けられる。表面16は、少なくとも1つの隆起特徴構造30を形成すべき表面である(図3)。基板18は透明基板からなる。ある実施の形態において、加工光ビーム14は光学系20によって基板18に向けられる。ある実施の形態において、光源12によって生成される加工光ビーム14はUVレーザである。
ある実施の形態において、光学系20は、ビーム14を基板18の選択された区域に向けるためのスキャナ21を含む。スキャナ21により、例えば、基板表面上に様々なパターンを書き込むことができる。同様の結果が、図2に示されるように、ビームの位置を固定し、モータ駆動ステージを使用して基板18を操作することによって、達成されるであろう。例えば、X−Yステージなどの位置決め機構40を使用して、加工光ビーム14に対して所望の位置に基板18を配置しても差し支えない。所望であれば、位置決め機構40は、ビームスポット22のサイズ、それゆえ、隆起特徴構造30の直径を制御するためのZ軸ステージを備えてもよい。位置決め機構40、および必要に応じて、加工光源12を操作するための適切なコントローラ44が設けられている。
図2のシステム10を使用した、レーザ照射に曝露された透明ガラス基板における光誘起吸収およびその結果生じた透過変化のプロセスを観察することができる。355nmで動作し、150mmの焦点距離を有するレンズを用いて、約50kHzの繰返し率を有する第3高調波Nd系UVレーザの焦点を基板18に合わせた。パワー・メータを基板の後ろに配置して、基板の透過変化をモニタした。「EagleXG」ガラスおよびソーダ石灰ガラスに関する透過結果が、それぞれ、図4Aおよび4Bに示されている。これらのグラフでは、355nmの照射線の透過が曝露時間の関数として減少する(すなわち、吸収が時間の関数として増加する)ことが明らかに分かる。図4Aはさらに、レーザ出力を増大させると、透過の減少が早まることを示している。透過率が約50%まで低下すると、隆起部の形成が始まり、次いで、測定した透過率が、結果として形成された隆起部における光の反射のために、急激に低下する。光誘起吸収による透過率低下速度は、照射レーザの出力レベルに依存し、より高出力のレーザは、基板において光誘起吸収を生じるのにより短い時間しか必要ない。ある実施の形態において、光誘起吸収は不安定であり、時間と共に減少する。図5に示されるように、レーザをオフにしたときに、参照番号50で表されるように、透過率のレベルが上昇する。
光誘起吸収は、適切な波長のレーザによる照射の際に、ガラスに欠陥を生じるかまたはその酸化状態を変化させる、ガラスの元素により生じる。例えば、透明基板中のイオンがその酸化状態を変化させ、それによって、照射された位置での基板の吸収スペクトルを変化させるであろう。先に記載され、図4A、4Bおよび5のグラフに示されたプロセスの実施の形態において、UV照射により生じた光誘起吸収により、同じUVスペクトルの吸収が増加する(すなわち、透明基板がUVスペクトルにおいて「色」を呈する)。それゆえ、ある実施の形態において、隆起特徴構造の形成が、光誘起吸収を生成し、隆起特徴構造の成長のためにガラスを局部的に加熱するために1種類のレーザが使用される、一段階プロセスとして実施される。別の実施の形態において、このプロセスは、光誘起吸収が、第1の波長範囲を有する第1のレーザ源による照射によって生成し、第2の波長範囲における吸収が増加する、多段階プロセスとして実施される。次いで、第2の波長範囲で動作する第2のレーザ源を用いて、基板を加熱し、隆起特徴構造を形成する。ある実施の形態において、第1と第2の波長範囲は、別々で区別可能な波長範囲である。別の実施の形態において、第1と第2の波長範囲は、完全にまたは部分的に重複する。多段階プロセスにおける各段階は、光誘起吸収の一時的性質に応じて、時間が隔てられていてもよい。ある実施の形態において、UVランプとマスクを用いて、光誘起吸収を生じさせる。吸収の増加した波長での照射(例えば、ある実施の形態においてはUV)を続けると、光エネルギーが照射位置(ビームスポット22により画成される)で基板18により吸収され、基板18が局部的に加熱される。
ある実施の形態において、光誘起吸収は、可視波長スペクトルの全てまたは一部において吸収を増加させない。ある実施の形態において、光誘起吸収は、照射と、それによって、可視波長スペクトルの全てまたは一部を吸収しないイオンの酸化状態を変化させることによって生じる。透明基板は、レーザ照射に曝露されたときに、光誘起吸収を生じることのできる少なくとも1種類の成分を含む。ある実施の形態において、アンチモン(Sb)、ヒ素(As)、スズ(Sn)、鉄(Fe)、セリウム(Ce)、鉛(Pb)、遷移金属(例えば、チタン(Ti)、銅(Cu)など)および/またはそれらの酸化物の内の少なくとも1種類が、透明基板中に存在し、この透明基板の光誘起吸収に関係する。
加工光ビーム14からの光の基板18による局部的な吸収によって、基板18が局部的に加熱され、加工光ビーム14の強度に応じて、基板18の照射部分の温度が上昇する。加工光ビーム14が基板18によって局部的に吸収されるので、制限された膨張区域24(図3)が生成され、その中では、温度上昇により基板18が溶融し、その密度が減少する。膨張区域24は、膨張区域24を取り囲む基板18の固体領域により拘束されているので、膨張区域24内の溶融材料は、表面16に向かって押し流され、それによって、表面16上に隆起特徴構造30(例えば、隆起部)が形成される。隆起特徴構造30は急激な冷却によって固定される。ある例示の実施の形態において、このことは、加工光ビーム14による基板18の照射を停止することによって行われる。
線、うね、または他の複雑な隆起構造などのより複雑な隆起特徴構造は、適切な速度で基板18上にビーム14を移動させることによって形成することができる。ある実施の形態において、出発地点での最初の隆起部の形成に続いて、ビーム14を約0.5mm/秒から約2mm/秒の範囲の速度で移動させて、任意の所望の経路にしたがって隆起したうねを形成する。
図6を参照すると、ある実施の形態において、基板18をさらに加熱して、隆起特徴構造30の成長を加速させる。ある実施の形態において、基板18の追加の加熱は、第2の熱源60により行われる。ある実施の形態において、第2の熱源60はレーザ照射である。ある実施において、レーザ照射は、中程度の出力(例えば、約10W)および大きなスポット(例えば、約3mmから約5mmの範囲)を有するCO2レーザにより行われる。
隆起特徴構造の形成に影響を与えるパラメータおよびその結果形成された隆起特徴構造の特徴(物理的と光学的の両方)は、主に、基板18の組成(例えば、熱加工特性、関心のある波長での光誘起吸収の形成に適した元素の存在など)、表面16上のビームスポット22のサイズ、加工光ビーム14の波長と出力密度、および照射への曝露時間による。これらの要因の内の1つ以上を単独または組合せで変えることによって、様々なサイズ、形状および光学的特徴を有する隆起特徴構造30を形成することができる。例えば、隆起部の広い範囲の直径、曲率、および高さを達成できる。隆起部の曲率はその高さと直径に関係する。それゆえ、曝露時間、加工光源12の出力、および/または加工光ビーム14の直径を変えることによって、広範囲の隆起特徴構造30が得られる。本発明による実施の形態において、隆起部の直径は、約10μmから約1000μm(1mm)まで様々であり、曲率は約10μmから約1mmまで様々であり、高さは約10μmから約150μm以上と様々である。
ある実施の形態において、基板18は、約30から約120の範囲にある熱膨張係数(CTE)を有する。ある実施の形態において、基板18は約900℃未満のアニール点を有する。ある実施の形態において、基板18は約500℃から約800℃の範囲にあるアニール点を有する。ある実施の形態において、加工光ビーム14に最初に曝露した際の加工光ビームの波長での基板18による吸収は、約20%未満である。ある実施の形態において、加工光ビーム14に曝露した後の加工光ビームの波長での基板18による吸収は、約40%より大きく、ある実施の形態において、約50%より大きい。
ある実施の形態において、隆起特徴構造30の特徴は、例えば、加工光ビーム14の強度、ビームスポット22のサイズ、位置および/または形状、および/または隆起特徴構造30が形成される照射期間を調節することによって、1つの隆起特徴構造30についての成形プロセス中に制御されるかまたは変えられる。その上、ある実施の形態において、隆起特徴構造30のパラメータは、基板を加工光ビーム14に追加にまたは補助的に曝露することによって、変えられる。例えば、隆起特徴構造30の複雑なプロファイルは、最初に比較的大きな直径の隆起部を製造し、その後、先に形成された大きい隆起部上に1つ以上の小さな直径の隆起部を形成することによって形成することができる。
本発明による隆起特徴構造を形成する方法のある実施の形態が、図7に示されており、参照番号70により一般に示されている。この方法は、加工光ビームの加工波長範囲内の吸収が約20%未満のガラス製の透明基板を提供することにより定義される第1の工程72を含む。第2の工程74は、透明基板の一部分を加工光ビームで照射して、光誘起吸収による加工波長範囲内の基板の照射された部分の吸収を増加させることにより定義される。第3の工程76は、基板のその一部分を照射して、基板の表面上に隆起特徴構造を形成するように基板を局部的に加熱し膨張させることにより定義される。第4の工程78は、照射を止めて、隆起特徴構造を固定するように基板の加熱を停止することにより定義される。
ここに開示された方法にしたがって製造された透明ガラス基板上の隆起特徴構造30には、多数の有益な用途がある。最初に形成した際に、隆起特徴構造30の形状は、形成プロセスが液滴形成に関連しているので、一般に、球面に近い。それゆえ、ある実施の形態において、隆起特徴構造30は、光学系において光の屈折マイクロレンズとして機能する微小隆起部である。ビーム14が、隆起特徴構造30の形成中に基板18に渡って適切な速度で動かされれば、最初の隆起部が長くなり、うねを形成するであろう。ある実施の形態において、そのような形成されたうねは、柱面に近い。そのように形成された隆起部とうねの様々な組合せを様々な用途に使用してよい。例えば、ある実施の形態において、隆起特徴構造30(うね、隆起部、またはそれらの組合せの形態にある)はスペーサとして働く(図8)。他の実施の形態において、隆起特徴構造は、表面に触知できる特徴構造を提供する(例えば、目の不自由な人のためのタッチスクリーン装置)、隆起特徴構造により生じる光散乱および/または捕捉による太陽電池またはOLEDディスプレイの効率を増加させる、または任意の所望の目的のための透明基板に印をつけること、などの目的のために基板の表面トポグラフィーを変える(図9)。ここに形成されたような隆起特徴構造を用いて、透明基板上に、以下に限られないが、デザイン、ロゴ、シンボル、サイン、エンブレム、記章、テキストなどを含む、装飾または飾りの特徴構造を形成してよい(図10)。
ここに提供した記載から、記載された方法およびプロセスを使用して、任意の所望のマイクロレンズの配置を行えることが明らかである。例えば、ある実施の形態において、マイクロレンズは、両面マイクロレンズを形成するように、基板18の両側に形成してもよい。さらに、この記載から、そのように形成されたマイクロレンズは、同じまたは異なる加工光源パラメータを使用した追加の加工、非球面形状を製造するためのマイクロレンズの微小成形などによりさらに加工してもよいことが明らかである。さらに、この開示を読んだ際に、マイクロレンズの形成は、溶融した基板材料の冷却速度および/または他のパラメータに影響を与えるために選択された雰囲気中または真空中で行っても差し支えない。
本発明の態様は、以下の実施例によって、さらに理解され、明らかにされるであろう。
実施例1
図2の構成を使用して、355nmで動作するAVIA(商標)355−20レーザ(米国、カリフォルニア州、サンタクララ所在のコヒーレント社(Coherent, Inc.)から得られる)を、0.67mmの厚さを有するアルカリ土類金属アルミノケイ酸塩ガラス(すなわち、コーニング社から得られる「EagleXG」)の透明基板に向けた。レーザの355nmの波長で、基板は最初に約15%の吸収率を有した。10ナノ秒の長さのパルスの約30kHzから約50kHzに及ぶ繰返し率、約1秒の曝露時間で、レーザ源の出力を約3Wから約7Wまで変えた。ビームの供給は、150mmの焦点長さを有するテレセントリックレンズを有するレーザスキャナにより行った。スキャナの入力時のビームの直径は約1mmであった。隆起特徴構造を基板の全面に形成した。隆起特徴構造(すなわち、隆起部)の高さは、ビームの焦点と基板の背面との間の距離、および曝露期間の関数として制御可能であった。これらの条件を変えることによって得られた最も高い隆起部は53.3μmであった。
実施例2
約3mmの厚さを有するソーダ石灰ガラス上に隆起特徴構造を形成するために、「AVIA」355−20レーザからの355nmの出力ビームの焦点を、F=20mmのレンズにより、透明基板上に合わせた。影響を及ぼすパラメータは、レーザの平均出力および曝露時間であった。曝露時間が長く、レーザ出力が大きくなると、隆起部が高くなった。達成された隆起部の最大高さは167μmであった。曝露時間は2秒と2.5秒の間で変えた。隆起特徴構造を形成するために使用した照射パラメータが表1に要約されている。
Figure 0005465235
実施例3
アルミノケイ酸ナトリウムガラス(コーニング社から1317ガラスという商標名で入手できる)上の隆起特徴構造の形成も例証した。アルミノケイ酸ナトリウムガラスのサンプルは、厚さが1.3mmであり、イオン交換表面処理がまだ施されていなかった。照射構成が図6に示されている。355nmのレーザからの150kHz、7Wの出力の光線の焦点が基板に合わせられた。2秒間の曝露後、略球状の167μmの隆起部が形成された。特に、隆起特徴構造の大きさは、基板の厚さの約13%である。
上述したプロセスにより、様々なガラス組成物におけるレーザ誘起膨張が可能になり、特に、透明ガラス基板に吸収性欠陥をレーザにより生成することによる、この基板上の隆起特徴構造の形成が可能になる。本発明の精神および範囲から逸脱せずに、様々な改変および変更を行えることが当業者には明らかであろう。例えば、ガラスの特有の特徴に応じて、照射処理スケジュールおよび構成を、先に記載されたことにしたがって、またはそれを超えて、変更しても差し支えない。それゆえ、本発明は、本発明の改変および変更を、それらが添付の特許請求の範囲およびその同等物の範囲内に入るという条件で、包含することが意図されている。
10 製造システム
12 加工光光源
14 加工光ビーム
16 表面
18 基板
20 光学系
22 ビームスポット
30 隆起特徴構造
40 位置決め機構
44 コントローラ
60 補助熱源

Claims (5)

  1. 透明基板上に隆起特徴構造を形成する方法において、
    表面を有する透明基板であって、加工波長範囲内の吸収率が約20%未満である基板を提供する工程;
    前記透明基板の一部分に、前記加工波長範囲内の加工光ビームを照射して、該基板の照射された部分の、該加工波長範囲における吸収率を増加させる工程;
    前記透明基板の前記一部分を前記加工波長範囲内の加工光ビームで照射し続けて、該基板の表面上に隆起特徴構造を形成するように、該基板の局部加熱および膨張を生じさせる工程;および
    照射を止めて、前記隆起特徴構造を固定するように前記基板の加熱を停止する工程、
    を有してなる方法。
  2. 前記透明基板の一部分に、前記加工波長範囲内の加工光ビームを照射して、該基板の照射された部分の、該加工波長範囲における吸収率を増加させる工程が、該基板の照射された部分に、該加工波長範囲内での光誘起吸収を生じさせる工程を含むことを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 前記光誘起吸収を生じさせる工程が、前記照射された部分における前記基板内のイオンの酸化状態を変化させる工程を含むことを特徴とする請求項2記載の方法。
  4. 前記光誘起吸収を生じさせる工程が、前記照射された部分における前記基板内に光吸収欠陥を生じさせる工程を含むことを特徴とする請求項2記載の方法。
  5. 透明基板上に隆起特徴構造を形成する方法において、
    表面を有する透明基板であって、第1の波長範囲内の吸収率が約20%未満である基板を提供する工程;
    前記透明基板の一部分に、前記第1の波長範囲内の光を照射して、該基板の照射された部分の、第2の波長範囲における吸収率を約40%より大きく増加させる工程;
    前記透明基板の前記一部分を前記第2の波長範囲内の光で照射して、該基板表面上に隆起特徴構造を形成するように、該基板の局部加熱および膨張を生じさせる工程;および
    照射を止めて、前記隆起特徴構造を固定するように前記基板の加熱を停止する工程、
    を有してなる方法。
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