JP5463359B2 - 処方箋を順守する患者の傾向を決定するための装置及び方法 - Google Patents
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Description
本発明は、患者が薬の処方箋に対して順守する傾向に従って患者をグループ分けするための装置及び方法を提供することにより、上述した問題及び必要性に対処する。本発明の一態様は、患者に対するリスクグループを決定するための簡便な装置であり、以下「アドヒアランスエスティメータ(The Adherence Estimator)(登録商標)」と呼び、この装置は、潜在的な合計スコアの増加尺度、処方箋調査、回答記録ツール、採点マトリックス、及び解釈ツールを含む。好適な実施形態では、患者は高リスクグループ、中リスクグループ及び低リスクグループを含む3個のグループ(又は「カテゴリ」)を含む患者分類システムに従ってグループ分けされる。高リスクグループは、低リスクグループ及び中リスクグループの患者に対して不順守へのより大きいリスクを有する患者を表す。低リスクグループは、中リスクグループ及び高リスクグループの患者に対して不順守へのより小さいリスクを有する患者を表す。中リスクグループはより大きいリスクと小さいリスクとの間に該当する不順守に対するリスクを有する患者を表す。リスクグループに対する異なる名前又は異なる数のリスクグループを使用する異なる患者分類システムも本発明の範囲を逸脱することなく使用することができることは当業者により理解されるであろう。
a)データ記憶領域において、高リスクグループに相当する潜在的な合計スコアの第1範囲、中リスクグループに相当する潜在的な合計スコアの第2範囲、及び低リスクグループに相当する潜在的な合計スコアの第3範囲を有する潜在的な合計スコアの増分尺度を記憶するステップと、
b)データ記憶領域において、多くとも3個の領域に関する患者の考えを評価するための複数の質問を含む処方箋調査を記憶することであって、3個の領域は(i)処方箋薬に対する患者の認知された必要性、(ii)処方箋薬についての患者の認知された安全上の懸念、及び(iii)処方箋薬に対する患者の認知された価格妥当性である、処方箋調査を記憶するステップと、
c)ルールエンジンを各質問に対する複数の潜在的な患者の回答を複数の部分スコアにそれぞれ相関させる採点マトリックスを規定するように予め構成することであって、複数の潜在的なスコアは、合計された場合に増分尺度上の所定の潜在的な合計スコアと等しい実際の合計スコアを生成する相関された部分スコアを有する一組の実際の患者の回答のみが存在できるように、採点マトリックス内で選択及び配置される、予め構成するステップと、
d)クライアント装置上に複数の質問及び複数の潜在的な患者の回答を与えるステップと、
e)データ記憶領域において、前記複数の質問に応じて患者によりクライアント装置に入力された一組の実際の患者の回答を記録するステップと、
f)予めプログラムされた結果処理装置に患者により与えられた一組の実際の患者の回答に相関した前記部分スコアを合計することにより、ルールエンジン及び採点マトリックスに従って患者に対する実際の合計スコアを自動的に生成させるステップと、
g)患者をリスクグループに割り当てるように予めログラムされた結果処理装置を使用することであって、予めプログラムされた結果処理装置は、(i)実際の合計スコアが前記増分尺度上の前記第1範囲内の潜在的な合計スコアと等価である場合、患者を高リスクグループに自動的に割り当て、(ii)実際の合計スコアが増分尺度上の第2範囲内の潜在的な合計スコアと等価である場合、患者を中リスクグループに自動的に割り当て、そして(iii)実際の合計スコアが増分尺度上の第3範囲内の潜在的な合計スコアと等価である場合、患者を低リスクグループに自動的に割り当てる、予めプログラムされた結果処理装置を使用するステップと、を含む。
順守を測定する方法には、(1)自己報告、(2)薬局への調剤要求、(3)錠剤数のカウント、(4)電子的薬物モニタリング、(5)生化学的マーカ、及び(6)直接監視治療を含む多数の方法がある。順守を評価する各方法は特有の利点及び欠点を有し、どれも完全ではない。本発明の発明者は、順守の指標として自己報告による順守を使用することを選択する。順守の指標として、これは従属変数であり、つまりこれが、発明者が予測しようとした結果であることを意味する。
Rx 価格妥当性: x1=完全に賛成、x2=ほぼ賛成、x3=やや賛成、x4=やや反対、x5=ほぼ反対。リファレンス又は隠しグループは、完全に反対。
Rx 懸念: x6=完全に賛成、x7=ほぼ賛成、x8=やや賛成、x9=やや反対、x10=ほぼ反対。リファレンス又は隠しグループは、完全に反対。
Rx 確信: x11=完全に反対、x12=ほぼ反対、x13=やや反対、x14=やや賛成、x15=ほぼ賛成。リファレンス又は隠しグループは、完全に賛成。
自己報告による順守(いいえ/はい)=P 又は順守の確率
Logit P/1−P=β0+β1x1+β2x2−β3x3+β4x4+β5x5+β6x6−β7x7+β8x8+β9x9+β10x10+β11x11−β12x12+β13x13+β14x14+β15x15
添付の図面において例が示される本発明の実施形態が詳細に参照されよう。とりわけ、本発明の非電子的な実施のバージョンは紙、紙ベースの材料、プラスチック、金属、又は木材を使用して実施され得る一方で、電子的な実施のバージョンは、当業者にとって明らかであるように、ソフトウェア、ハードウェア、又はこれらのあらゆる組み合わせを使用して実施され、下記の図及び例は本発明の範囲又は実施形態もしくは等価物を制限することなく明確にすることを意味している。
調査の対象である3個の領域、処方箋調査の対象である2個の特定の項目(質問)、及び本発明の採点マトリックスを作成するために使用される処理を決定するために使用される方法の詳細な説明が提供される。これらの方法から開発されたアドヒアランスエスティメータ(登録商標)装置及びシステムは、これらに限定されないが、詳細に上述した紙及び電子的な実施を含むいくつもの物理的な形式で実施され得る。
21世紀、順守及び不順守の理由を理解するために、13個のフォーカスグループがイリノイ州シカゴ及びジョージア州アトランタの140人の成人消費者で行われた。慢性疾患に対する薬に順守する成人(5グループ)に加えて、医師の診察なしに最近薬を止めた成人(8グループ)が募集された。グループは男女間で生じることの多い相互作用ダイナミックスを無くすために、性別で分けられた。参加者は順守及び不順守の理由を、声を出さずに書くことが求められ、理由について順位付け及び評価作業に参加した。順守値比率について公開討論が行われ、そこでは参加者は自らの薬についての決定に影響を与えた様々な要因を共有した。これらのフォーカスグループは概念的枠組み及び計測器開発のための発見方法として使用された。
アドヒアランスエスティメータ(登録商標)のための潜在的な項目の2回測定の心理検査(フェーズI及びフェーズII)行われた。フェーズI予備調査の目的は、どの領域が消費者を処方箋薬に順守する傾向に関して分けるための最も大きな予測能力を保持するかを把握することである。フェーズII妥当性領域の目的は、慢性疾患を有する成人の大規模な独立したサンプルにおける予備調査の結果を交差検証し、特定の項目をアドヒアランスエスティメータ(登録商標)内に含まれるべき優先される領域と結び付けることよりアドヒアランスエスティメータの内容を最終決定することである。
フェーズI予備調査及びフェーズII妥当性サンプルメンバは、国を代表するインターネットベースの慢性疾患を有する成人のパネルである、ハリスインタラクティブ社の慢性疾患パネル(CIP)の一部である。ハリス社のCIPは、オンラインリサーチに登録し参加することに同意した成人の数百万人のパネルであるハリス社のオンラインアンケート調査パネル(HPOL)のサブセクションである。1997年に設置されてから、HPOLパネリストは電話及びメールによる募集、広告、ならびに標的型電子メールを含む様々なソースにより募集されている。HPOLは途中で辞めたパネルの代わりを見つけ、社会人口統計学的サブグループ間の国の代表を維持するために継続的にメンバを募集する。登録時に回答者は人口統計学的特性を提供し、慢性疾患についてスクリーニングされる。ハリス社のCIPは慢性疾患を有する数万人ものメンバにより構成される。フェーズI予備調査及びフェーズII妥当性調査の両方とも、質問のローテーション及び他の高度な設計上の特徴を使用して高いデータ品質を保証するハリス社のウェブによる調査ソフトウェアを使用して行われる。
[フェーズI予備調査]
概念的枠組み、順守における理論的及び経験的研究の包括的検討、並びに我々の13個のフォーカスグループに基づいて、120個のアンケート項目を創り出し、3個の仮定された近位順守要因及び選択された中位決定因子が打ち出された。少数の項目が、既存の、版権で保護されておらず、かつ商標登録されていない調査から導出され又は編集された。大多数の項目は、多くの例ではフォーカスグループのトランスクリプトからそのままの言語を使用して新たに書かれた。項目は以下の基準、すなわち(1)項目毎に1個の属性(概念)、(2)多くとも12ワードの長さ、(3)年齢、性別、及び社会的階級の偏見がない、及び(4)二重又は暗示的否定がないこと、を達成するために書かれ及び/又は編集された。
我々は予備調査から120個の項目の中から58個を保持し、12個の新たな項目を創り出した。我々は予備調査で認知された医療上の価格妥当性を評価する3個の項目しか処理せず、またその観測された予測能力のために、フェーズII調査内に含むために5個の追加の価格妥当性の項目を書いた。また、処方箋薬対ビタミン、ミネラル、及びサプリメントについての消費者の認知された価値を評価する5個の項目を新たに書いた。我々は、順守価値の割合が、薬の価格妥当性自体又は処方箋薬の認知された価値を含むかどうかを検査するためにこの新たな項目を追加した。
我々はロジスティック回帰を使用して調査への案内に回答した及び回答しなかった有効な電子メールアドレスを有する選択されたCIPパネルメンバ間の差異を評価した。独立変数は、年齢、性別、人種、教育、及び収入である。
[一次元性評価、複数項目尺度、及び内的整合性の信頼性]
項目の内部構造(すなわち、一次元性、又は項目が共通して1個の事柄を測定する程度)を理解するために、我々は主成分分析を使用して第1固有値と第2固有値の比を比較した。2:1又はより良い比が尺度の一次元性を支えている。各複数項目尺度は、各項目が等しく重み付けされ、項目素点が尺度スコアに合計されるリッカートの合計評価方法を使用して算出された(Likert R. “A technique For The Measurement Of Attirudes,” Arch Psychol 1932; 140:5-55参照)。全ての尺度スコアは0〜100メトリックに線形変換され、100は最も好ましい状態(又は態度)、0は最も好ましくない状態を表し、その間のスコアは全ての潜在的なスコアの割合を表す。我々は内的整合性の信頼性を評価するためにCronbachの係数を算出した。
フェーズI予備調査の主要目的は、複数項目尺度水準(multi-item scale level)で既知グループ区分妥当性を評価することであり、これは尺度が、構成概念に関して実験前に異なると知られる互いに排反するグループ間を区別する程度である。我々の既知グループは、自己報告による順守の状態、つまり自己報告による順守する人、自己報告による順守しない人、及び自己報告による調剤を受けない人により規定された。我々は区分妥当性を評価するために一般線形モデル及びT調査を使用した。我々は、順守する人が、順守しない人及び調剤を受けない人と比較して、薬に対する認知された必要性、処方箋薬についての認知された懸念、薬の認知された価格妥当性に関して最も好ましい考えを示すであろうと仮定した。また、我々は順守する人が、最も少ない認知された副作用の傾向、自らの疾病及び治療についての最も豊富な知識、ならびに健康情報検索、自らの医療提供者への信頼、及び治療への参加について最も好ましい見解を表し得るであろうとも仮定した。我々は、順守しない人と調剤を受けない人との間の考えにおけるあらゆる差異について先験的な仮説を持たなかった。
我々は、既知グループの区分妥当性の検査を、自己報告された順守対不順守及び調剤を受けないことを予測するロジスティック回帰モードに適用した。独立変数は近位及び中位の複数項目尺度であった。我々は各尺度を性質により分類し、各性質を、尺度単調性を評価するためにダミー変数として表した。(スコア分布の最も好ましい25%を表す)各尺度上の最も高い性質をレファレンスグループとした。我々は0.01確率水準に設定された入力及び保持基準を用いて段階的ロジスティック回帰を使用した。我々は独立変数として人口統計学的変数を追加してモデルを繰り返した。
我々はフェーズI予備調査項目内の項目削減を達成し、アドヒアランスエスティメータ(登録商標)自体のための最終的な項目を選択するために様々な技術を使用した。項目度数分布を床及び天井効果、ならびに回答の範囲及び妥当性関して調べた。我々はどの項目が各尺度に最も貢献するかを評価するために項目の全相関関係を計算した。我々はMULTILOGから2母数の段階応答項目IRTモデルを実行した。我々は区分する力がありであり、その境界位置推定値が等間隔に置かれた(各評点が能力に等しく貢献することを示す)項目を優先させた。我々は項目の既知グループ区分妥当性を調べ、既知順守グループ内で最も区分された項目を優先させた。
アドヒアランスエスティメータ(登録商標)のための最終的なスコアの重みを導き出すために、我々は独立変数として3個の選択された独立項目を使用してロジスティック回帰を繰り返した。各項目は、ダミー変数として表され、各項目が6個のカテゴリの回答を有すると仮定して項目毎に5個のダミー変数が置かれた。
我々は人口統計学的特徴及びアドヒアランスエスティメータ(登録商標)に含まれていない中位順守決定因子の点で採点マトリックスから導き出された順守リスクグループを特徴付けた。カテゴリ変数はカイ2乗分析を使用して調査された一方で、インターバルレベルの変数は一般線形モデルを使用して調査された。
[調査内容]
我々はフェーズI調査に対して33.2%の接触率及びフェーズI調査に対して26.5%の接触率を達成した。予備調査を案内されたが回答しなかった人と比較して、接触に成功した人は男性、65歳以上、白人、そして大学教育を受けた人(データは図示せず)である傾向があった。フェーズII調査を案内されたが回答しなかった人と比較して、接触に成功した人は55歳以上、白人、そして大学教育を受けた人(データは図示せず)である傾向があった。
表1に示すように、回答者の年齢は40〜93歳に及び、平均年齢は59歳であった。サンプルの約3分の1は65歳以上であった。サンプルの60〜65%は女性であり、89%は自らを白人と認識していた。両方のサンプルの約40%は少なくとも大学教育を受けたと報告し、半数を少し上回る人が、収入が50000ドル未満であると報告した。サンプルメンバが大多数は自己報告による順守する人の適格基準を満たす一方で、5分の1未満の人は自己報告による調剤を受けない人であった。我々は予備検査のために6個の疾病間の均整のとれた割り当て量を得た。フェーズII研究に対して、我々は他の状態よりも高血圧及び高脂血症を有する回答者をわずかに多く達成した。
付表Aは予備調査項目の一次元性及び内的整合性の信頼性に関するデータを与える。2個の領域(情報検索及び参加)が第1主成分にあまり荷重しない(0.30未満)1個の各項目を有する。分析はこれら2個の項目を除いた結果である。全ての領域は高度に一次元的である。第1固有値と第2固有値の比は、最低値5.2から最高値15.8に及ぶ。CRONBACHのアルファ係数は最低値0.88から最高値0.98に及ぶ。13個の医療上の懸念項目が一次元性の基準を満たす一方で、回転因子分析は2個の尺度、つまり処方箋薬の認知された安全性を評価する8個の項目尺度及び副作用に対する認知された懸念を評価する5個の項目尺度が高い信頼性を持って導き出すことができることを示唆した。
3個のグループを最も有力に区別する尺度は、(1)副作用の懸念、(2)認知された薬の支払い可能性、及び(3)薬に対する認知された必要性であった。グループ手段における差異は我々の仮説、つまり全ての尺度に対して自己報告した順守する人が最も好ましい態度をとることと一致した。一対手段の調査により、順守しない人と調剤を受けない人との間の差異に統計学的に重大なものがないことがわかった。従って、分析はt調査を使用して再実行され、一般線形に対する結果を反映した結果を観測した。
我々はロジスティック回帰を使用して既知グループ区分妥当性の2変量尺度水準調査を交差検証した(表3)。我々の仮定した3個の近位尺度のみが自己報告された順守を予測した。中位順守要因のいずれもモデルの中に導入されなかった。副作用の懸念は順守に関する言動を高度に予測し、増加する副作用の懸念と増加する順守しない可能性との間には単調関係が存在した。最も支払い可能性の懸念を有する回答者(Q1)及び多少の支払い可能性の懸念を有する回答者(Q2)は、それぞれ順守しない可能性が3.6倍及び2.3倍であった。最も少ない認知された必要性を有する回答者(Q4)は最も認知された必要性を最も有する回答者に比べて順守しない可能性が1.7倍であった。
付表Bは調査された既知グループ区分妥当性の項目水準調査のゲシュタルトの要約を与える。尺度水準の結果と一致して、近位項目は最も区別する項目であった。しかし殆どの領域内で、項目区別能力における高い妥当性があり、いくつかの項目は不常に区別する(F及び固有値の大きな値)一方で他の項目は全く弁別的ではなかった。
我々は認知された必要性の項目数を28個から14個へ、また薬に対する懸念の項目数を13個から10個へと削減した。我々は1個の薬の価格妥当性の項目を削除した。我々は患者の信頼の項目数を14個から7個へ、参加の項目数を26個から7個へ、知識の項目数を16個から9個へ、副作用免疫の項目数を4個から3個へ、そして情報検索の項目数を16個から5個へと削減した。我々は次の優先順位で項目を保持した。つまり、(1)項目水準の既知グループ区分妥当性における機能(2)(リクエスト上で利用可能な)2母数のIRTモデルからの最も高い項目及びカテゴリ情報、及び(3)最も歪みの少ない項目スコア分布、である。
付表Cに示すように、全てのフェーズIIの領域は高度に一次元である。第1固有値と第2固有値の比は最低値4.3から最高値21.7に及ぶ。Cronbachのアルファ係数は最低値0.87から最高値の0.97に及ぶ。
フェーズIの結果と一致して、3個のグループを最も有力に区別する尺度は、副作用の懸念及び認知された薬の必要性であった(表4)。両方の尺度に対して、自己報告した順守者は最も少ない副作用の懸念及び最も認知された必要性を有した。いくつかの追加の尺度もまた非常に弁別的であり、認知された薬の支払い可能性、患者の信頼、認知されたサプリメントの価値、患者の参加、及び認知された副作用の傾向を含む。いずれの尺度上でも自己報告による順守しない人と自己報告による調剤を受けない人との間に観測された差異は存在しなかった。2グループ判別手段(t調査)に対する観測された結果(t調査)は一般線形モデルに対する結果を反映した。
我々はロジスティック回帰を使用して既知グループ区分妥当性の2変量調査を交差検証した(表5)。再び我々の仮定した3個の近位尺度のみが再び自己報告された順守を予測した。中位順守要因のいずれもモデルの中に導入されなかった。副作用の懸念は順守を高度に予測し、増加する副作用の懸念と増加する順守しない可能性との間には単調関係が存在した。認知された必要性の最も低い2個の性質の人は、Q4のよりもそれぞれ順守しない可能性が6.3倍及び1.9倍であった。最も認知された支払い可能性の懸念を有する人(Q1)は最も少ない経済上の懸念を有する人(Q4)よりも順守しない可能性が2.3倍であった。
データ分析の2回測定の間に、我々の3個の仮定された近位要因が順守において異なると知られるグループ間を区別することにおいて最も有効かつ有力であることが証明された。予測領域が識別され交差検証されると、アドヒアランスエスティメータ(登録商標)に含むために各領域から単一の最良な項目が選択された。我々は項目水準の既知グループ区分妥当性の調査を繰り返した。付表Dはデータを要約する。
表6はアドヒアランスエスティメータ(登録商標)のための自己採点マトリックスを与えする。項目カテゴリの重みは、ダミー変数として表された項目を使用してロジスティック回帰等式から導き出された。等式から得られたc統計は0.834であり、ホスマー・レメショウ適合度検定は9.22(p=0.33)であった。我々は、各最終スコアをただ1個の方法で導き出すためにわずかに比を修正しなければならない場合を除いて、得られたオッズ比に忠実であった。表に示すように、アドヒアランスエスティメータ(登録商標)のスコアを得るために3個の数を合計する。各スコアはただ1個の方法によって得ることができるので、容易に解釈することができる。例えば、スコア7を得るためにはただ1個の方法しか存在しない。つまり、スコア7の患者は薬に対する適度な認知された必要性を有するが、副作用の懸念又は薬の価格妥当性には問題がない。スコア22の患者は非常に低い認知された薬に対する必要性と同様に薬の価格妥当性の問題を有する。
Claims (25)
- 処方箋薬を順守する患者の傾向に基づいて当該患者に対するリスクグループを決定するための装置であって、
(a)高リスクグループに相当する潜在的な合計スコアの第1範囲、中リスクグループに相当する潜在的な合計スコアの第2範囲、及び低リスクグループに相当する潜在的な合計スコアの第3範囲を有する潜在的な合計スコアの増分尺度と、
(b)多くとも3個の領域に関する前記患者の考えを評価するための複数の質問を含む処方箋調査であって、前記3個の領域は(i)前記処方箋薬に対する前記患者の認知された必要性、(ii)前記処方箋薬についての前記患者の認知された安全上の懸念、及び(iii)前記処方箋薬に対する前記患者の認知された価格妥当性である、処方箋調査と、
(c)前記複数の質問中の各質問に対する複数の潜在的な患者の回答を与え、前記複数の質問に対して前記患者により与えられた一組の実際の患者の回答を記録するように構成された回答記録ツールと、
(d)前記各質問に対する前記複数の潜在的な患者の回答を複数の部分スコアにそれぞれ相関させるように構成された採点マトリックスであって、前記複数の部分スコアは、合計された場合に前記増分尺度上の所定の潜在的な合計スコアと等しい実際の合計スコアを生成する一組の部分スコア値のみが存在するように、前記採点マトリックス内で選択及び配置され、それぞれの質問に割り当てられた前記複数の部分スコアはそれぞれ異なる、採点マトリックスと、
(e)前記実際の合計スコアが前記増分尺度上の前記第1範囲に該当する潜在的な合計スコアと等価である場合に前記高リスクグループを示し、前記実際の合計スコアが前記増分尺度上の前記第2範囲に該当する潜在的な合計スコアと等価である場合に前記中リスクグループを示し、前記実際の合計スコアが前記増分尺度上の前記第3範囲に該当する潜在的な合計スコアと等価である場合に前記低リスクグループを示す、解釈ツールと、
を備える、装置。 - 前記多くとも3個の領域に関する前記患者の考えを評価するための前記複数の質問は、前記3個の領域の各々に対する単一の質問を含む、請求項1に記載の装置。
- 前記処方箋薬に対する前記患者の認知された必要性の前記領域に関する前記患者の考えを評価するための前記単一の質問は、前記患者が前記処方箋薬の前記重要性を確信する程度を前記患者が明らかにすることを求める、請求項2に記載の装置。
- 前記処方箋薬についての前記患者の認知された安全上の懸念の前記領域に関する前記患者の考えを評価するための前記単一の質問は、前記患者が前記処方箋薬が効能よりも悪影響を与えると心配する程度を前記患者が明らかにすることを求める、請求項2に記載の装置。
- 前記処方箋薬に対する前記患者の認知された価格妥当性の前記領域に関する前記患者の考えを評価するための前記単一の質問は、前記患者が前記処方箋薬を飲むことに関連する費用により経済的に負担を負うと感じる程度を前記患者が明らかにすることを求める、請求項2に記載の装置。
- 前記多くとも3個の領域に関する前記患者の考えを評価するための前記複数の質問は、前記多くとも3個の領域の各々に対する複数の質問を含む、請求項1に記載の装置。
- 前記処方箋調査は多くとも2個の領域に関する前記患者の考えを評価するための複数の質問を含み、前記2個の領域は(i)前記処方箋薬に対する前記患者の認知された必要性、及び(ii)前記処方箋薬についての前記患者の認知された安全上の懸念である、請求項1に記載の装置。
- 処方箋薬を順守する患者の傾向に基づいて当該患者に対するリスクグループを決定するための装置であって、
(a)高リスクグループに相当する潜在的な合計スコアの第1範囲、中リスクグループに相当する潜在的な合計スコアの第2範囲、及び低リスクグループに相当する潜在的な合計スコアの第3範囲を有する潜在的な合計スコアの増分尺度と、
(b)多くとも3個の領域に関する前記患者の考えを評価するための複数の質問を含む処方箋調査であって、前記3個の領域は(i)前記処方箋薬に対する前記患者の認知された必要性、(ii)前記処方箋薬についての前記患者の認知された安全上の懸念、及び(iii)前記処方箋薬に対する前記患者の認知された価格妥当性である、処方箋調査と、
(c)前記複数の質問中の各質問に対する複数の潜在的な患者の回答を与え、前記複数の質問に対して前記患者により与えられた一組の実際の患者の回答を記録するように構成された回答記録ツールと、
(d)前記各質問に対する前記複数の潜在的な患者の回答を複数の部分スコアにそれぞれ相関させるように構成された採点マトリックスであって、前記複数の部分スコアは、合計された場合に前記増分尺度上の所定の潜在的な合計スコアと等しい実際の合計スコアを生成する一組の部分スコア値のみが存在するように、前記採点マトリックス内で選択及び配置され、それぞれの質問に割り当てられた前記複数の部分スコアはそれぞれ異なる、採点マトリックスと、
(e)前記実際の合計スコアが前記増分尺度上の前記第1範囲に該当する潜在的な合計スコアと等価である場合に前記高リスクグループを示し、前記実際の合計スコアが前記増分尺度上の前記第2範囲に該当する潜在的な合計スコアと等価である場合に前記中リスクグループを示し、前記実際の合計スコアが前記増分尺度上の前記第3範囲に該当する潜在的な合計スコアと等価である場合に前記低リスクグループを示す、解釈ツールと、
を備え、前記装置は、
(f)クライアント装置と、
(g)サーバと、
(h)前記サーバ内に存在するルールエンジンであって、前記ルールエンジンは前記増分尺度及び前記採点マトリックスを規定する1個以上のデータ構造を有するルールエンジンと、
(i)前記クライアント装置上で動作し、(i)前記クライアント装置に関連するコンピュータ制御表示装置を介して、前記複数の質問及び前記複数の潜在的な患者の回答をエンドユーザに表示し、(ii)前記患者から前記一組の実際の患者の回答を受信するクライアントアプリケーションと、
(j)前記一組の実際の患者の回答を前記サーバに送信するように構成されたクライアント通信インターフェースと、
(k)前記サーバ上に存在し、前記ルールエンジンにより規定された前記増分尺度及び前記採点マトリックスに基づいて前記患者を前記高リスクグループ、前記中リスクグループ、又は前記低リスクグループに自動的に割り当てる、プログラムされた結果処理装置と、
を更に備える装置。 - 処方箋薬を順守する患者の傾向に基づいて当該患者に対するリスクグループを決定するためのコンピュータシステムであって、
(a)多くとも3個の領域に関する前記患者の考えを評価するための複数の質問を有する処方箋調査を含むデータベースであって、前記3個の領域が(i)前記処方箋薬に対する前記患者の認知された必要性、(ii)前記処方箋薬についての前記患者の認知された安全上の懸念、及び(iii)前記処方箋薬に対する前記患者の価格妥当性である、データベースと、
(b)複数の質問及び前記複数質問の各々に対するそれぞれの複数の潜在的な患者の回答を与え、一組の実際の患者の回答を受信するように構成されたクライアントアプリケーションと、
(c)(i)高リスクグループに相当する潜在的な合計スコアの第1範囲、中リスクグループに相当する潜在的な合計スコアの第2範囲、及び低リスクグループに相当する潜在的な合計スコアの第3範囲を有する潜在的な合計スコアの増分尺度と、
(ii)前記各質問に対する前記複数の潜在的な患者の回答を複数の部分スコアにそれぞれ相関連させるように構成された採点マトリックスであって、前記複数の部分スコアは、合計された場合に前記増分尺度上の所定の潜在的な合計スコアと等価である実際の合計スコアを生成する一組の部分スコア値のみが存在できるように、前記採点マトリックス内で選択及び配置され、それぞれの質問に割り当てられた前記複数の部分スコアはそれぞれ異なる、採点マトリックスと、
を規定する1個以上のデータ構造を含むルールエンジンと、
(d)前記実際の合計スコアが前記増分尺度上の第1範囲に該当する潜在的な合計スコアと等価である場合、前記患者を前記高リスクグループに自動的に割り当て、前記実際の合計スコアが前記増分尺度上の第2範囲に該当する潜在的な合計スコアと等価である場合、前記患者を前記中リスクグループに自動的に割り当て、前記実際の合計スコアが前記増分尺度上の前記第3範囲に該当する潜在的な合計スコアと等価である場合、前記患者を前記低リスクグループに自動的に割り当てる、予めプログラムされた結果処理装置と、
を備える、コンピュータシステム。 - 前記多くとも3個の領域に関する前記患者の考えを評価するための前記複数の質問は、前記3個の領域の各々に対する単一の質問を含む、請求項9に記載のコンピュータシステム。
- 前記処方箋薬に対する前記患者の認知された必要性の前記領域に関する前記患者の考えを評価するための前記単一の質問は、前記患者が前記処方箋薬の重要性を確信する程度を前記患者が明らかにすることを求める、請求項10に記載のコンピュータシステム。
- 前記処方箋薬についての前記患者の認知された安全上の懸念に関する前記領域に関する前記患者の考えを評価するための前記単一の質問は、前記患者が前記処方箋薬が効能よりも悪影響を与えると心配する程度を前記患者が明らかにすることを求める、請求項10に記載のコンピュータシステム。
- 前記処方箋薬に対する前記患者の認知された価格妥当性の前記領域に関する前記患者の考えを評価するための前記単一の質問は、前記患者が処方箋薬を受けることに関連する費用により経済的に負担を負うと感じる程度を前記患者が明らかにすることを求める、請求項10に記載のコンピュータシステム。
- 前記多くとも3個の領域に関する前記患者の考えを評価するための前記複数の質問は、前記多くとも3個の領域の各々に対する複数の質問を含む、請求項9に記載のコンピュータシステム。
- 前記処方箋調査は多くとも2個の領域に関する前記患者の考えを評価するための複数の質問を含み、前記2個の領域は(i)前記処方箋薬に対する前記患者の認知された必要性、及び(ii)前記処方箋薬についての前記患者の認知された安全上の懸念である、請求項9に記載のコンピュータシステム。
- 前記クライアントアプリケーションはウェブブラウザを含む、請求項9に記載のコンピュータシステム。
- 請求項9に記載のコンピュータシステムであって、
(e)クライアント装置と、
(f)サーバコンピュータと、
(g)クライアント通信インターフェースと、更に備え、
(h)前記クライアントアプリケーションが前記クライアント装置上に存在し、前記ルールエンジン及び前記予めプログラムされた結果処理装置が前記サーバコンピュータ上に存在し、そして前記クライアント通信インターフェースが前記実際の患者の応答を前記クライアント装置上の前記クライアントアプリケーションから前記サーバコンピュータ上の前記予めプログラムされた結果処理装置へと送信する、
請求項9に記載のコンピュータシステム。 - クライアント装置、サーバ、前予めプログラムされた結果処理装置、ルールエンジン、及び少なくとも1個のデータ記憶領域を含む相互接続したコンピュータネットワークにおいて、処方箋薬を順守する患者の傾向に従って当該患者をリスクグループに割り当てるための方法であって、前記方法は、
(a)前記少なくとも1個のデータ記憶領域において、高リスクグループに相当する潜在的な合計スコアの第1範囲、中リスクグループに相当する潜在的な合計スコアの第2範囲、及び低リスクグループに相当する潜在的な合計スコアの第3範囲を有する潜在的な合計スコアの増分尺度を記憶することと、
(b)前記少なくとも1個のデータ記憶領域において、多くとも3個の領域に関する前記患者の考えを評価するための複数の質問を含む処方箋調査を記憶することであって、前記多くとも3個の領域が(i)前記処方箋薬に対する前記患者の認知された必要性、(ii)前記処方箋薬についての前記患者の認知された安全上の懸念、及び(iii)前記処方箋薬に対する前記患者の価格妥当性である、処方箋調査を記憶することと、
(c)前記ルールエンジンを前記各質問に対する複数の潜在的な患者の回答を複数の部分スコアにそれぞれ相関させる採点マトリックスを規定するように予め構成することであって、前記複数の部分スコアは、合計された場合に前記増分尺度上の所定の潜在的な合計スコアと等価である実際の合計スコアを生成する一組の部分スコア値のみが存在できるように、前記採点マトリックス内で選択及び配置され、それぞれの質問に割り当てられた前記複数の部分スコアはそれぞれ異なる、予め構成することと、
(d)前記クライアント装置上に前記複数の質問及び前記複数の潜在的な患者の回答を与えることと、
(e)前記少なくとも1個のデータ記憶領域において、前記複数の質問に応じて前記患者により前記クライアント装置に入力された一組の実際の患者の回答を記録することと、
(f)前記予めプログラムされた結果処理装置に前記患者により与えられた前記一組の実際の患者の回答に相関した前記部分スコアを合計することにより、前記ルールエンジン及び前記採点マトリックスに従って前記患者に対する実際の合計スコアを自動的に生成させることと、
(g)前記患者を前記リスクグループに割り当てるために前記予めプログラムされた結果処理装置を使用することであって、前記予めプログラムされた結果処理装置は、(i)前記実際の合計スコアが前記増分尺度上の前記第1範囲内の潜在的な合計スコアと等価である場合、前記患者を高リスクグループに自動的に割り当て、(ii)前記実際の合計スコアが前記増分尺度上の前記第2範囲内の潜在的な合計スコアと等価である場合、前記患者を中リスクグループに自動的に割り当て、(iii)前記実際の合計スコアが前記増分尺度上の前記第3範囲内の潜在的な合計スコアと等価である場合、前記患者を低リスクグループに自動的に割り当てる、前記予めプログラムされた結果処理装置を使用することと、
を含む、方法。 - 前記予めプログラムされた結果処理装置により割り当てられた前記リスクグループを前記クライアント装置上に表示することを更に含む、請求項18に記載の方法。
- 前記多くとも3個の領域の各々に対して多くとも1個の質問を前記患者に表示することを更に含む、請求項18に記載の方法。
- 前記処方箋薬に対する前記患者の認知された必要性の前記領域に関する前記患者の考えを評価するための前記単一の質問は、前記患者が前記処方箋薬の重要性を確信する前記程度を前記患者が明らかにすることを求める、請求項20に記載の方法。
- 前記処方箋薬についての前記患者の認知された安全上の懸念に関する前記領域に関する前記患者の考えを評価するための前記単一の質問は、前記患者が前記処方箋薬が効能よりも悪影響を与えると心配する程度を前記患者が明らかにすることを求める、請求項20に記載の方法。
- 前記処方箋薬に対する前記患者の認知された価格妥当性の前記領域に関する前記患者の考えを評価するための単一の質問は、前記患者が処方箋薬のための自己負担費用により経済的に負担を負うと感じる程度を前記患者が明らかにすることを求める、請求項20に記載の方法。
- 前記クライアント装置上に前記多くとも3個の領域の各々に対して複数の質問を表示することを更に含む、請求項18に記載の方法。
- 前記処方箋調査は多くとも2個の領域に関する前記患者の考えを評価するための複数の質問を含み、前記2個の領域が(i)前記処方箋薬に対する前記患者の認知された必要性、及び(ii)前記処方箋薬についての前記患者の認知された安全上の懸念である、請求項18に記載の方法。
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